JP2017521093A - 肉食動物用の主に肉をベースとする飼料製品を製造するための方法および対応する飼料 - Google Patents
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Abstract
本発明は、主に肉をベースとする飼料製品を製造するための方法に関する。本発明はまた、本発明方法により得られる主に肉をベースとする飼料製品、および肉食動物用飼料としての本発明による主に肉をベースとする飼料製品の使用に関する。【選択図】図1
Description
本発明は、主に肉をベースとする飼料製品を製造するための方法に関する。本発明はさらに、本発明方法により得られる主に肉をベースとする飼料製品、および肉食動物用飼料としての本発明による主に肉をベースとする飼料製品の使用に関する。
ペットとして飼育されている肉食動物、たとえばイヌおよびネコは、種に適した食事を与えられていないことがしばしばある。
自然界では、これらの動物種は主に獲物を食べ、すなわち動物タンパク質を肉の形で摂取する。
自然界では、これらの動物種は主に獲物を食べ、すなわち動物タンパク質を肉の形で摂取する。
肉食動物用の飼料製品を製造する際には、高いタンパク質含量と同時に低い炭水化物含量を備えていることが栄養生理学的に適切である。
主食としてドライフード(乾燥飼料)、セミモイストフード(半生飼料)またはモイストフード(生飼料)の形で与える主飼料のほかに、特別な機能、たとえばデンタルケアまたはしつけおよび訓練の目的で使うスナック −たとえばドロップ− に対する消費者の需要も増加している。
主食としてドライフード(乾燥飼料)、セミモイストフード(半生飼料)またはモイストフード(生飼料)の形で与える主飼料のほかに、特別な機能、たとえばデンタルケアまたはしつけおよび訓練の目的で使うスナック −たとえばドロップ− に対する消費者の需要も増加している。
先行技術においてドロップとして知られているイヌまたはげっ歯類用の一口サイズの飼料は、ほとんどすべてが穀類、野菜、油および脂肪からなり −たとえば、“チーズフレーバードロップ”−、イヌ用として販売されている品種“レバーソーセージフレーバードロップ”の場合のみ、小部分が肉および動物副産物からなる。
種に適した食事を与えられていない肉食動物には、特に代謝性疾患に対する高い罹患率の問題がある。したがって、肉食動物が受け入れやすい栄養生理学的に適切な飼料を種々の給餌形態で提供することが望まれている。
この目的は、主に肉をベースとする飼料製品を製造するための、下記の方法により達成される:
a.飼料原料を製造するためのカッターに、少なくとも、+25℃以下の温度を有する下記の成分、すなわち肉類のうち少なくとも1種類の構成要素を装填する、
b.それらの成分を切断して含水率30重量%〜60重量%の飼料原料にする、
c.場合により、飼料原料を場合により押出により成形する、
d.場合により、場合により成形した飼料原料を含水率5重量%〜40重量%になるまで乾燥させる、
e.場合により乾燥させた飼料原料を0.5mm〜8mmのサイズの粒子に破砕する、
f.場合により乾燥させた飼料原料の粒子を、場合によりチーズ、ホエー粉、クリーム粉、レバーソーセージ、および/または脂肪の群のうち1種類以上の構成要素と共にコンチングして飼料素材にする、
g.飼料素材を主に肉をベースとする飼料製品に成形し、場合により1℃〜25℃の温度に冷却する。
a.飼料原料を製造するためのカッターに、少なくとも、+25℃以下の温度を有する下記の成分、すなわち肉類のうち少なくとも1種類の構成要素を装填する、
b.それらの成分を切断して含水率30重量%〜60重量%の飼料原料にする、
c.場合により、飼料原料を場合により押出により成形する、
d.場合により、場合により成形した飼料原料を含水率5重量%〜40重量%になるまで乾燥させる、
e.場合により乾燥させた飼料原料を0.5mm〜8mmのサイズの粒子に破砕する、
f.場合により乾燥させた飼料原料の粒子を、場合によりチーズ、ホエー粉、クリーム粉、レバーソーセージ、および/または脂肪の群のうち1種類以上の構成要素と共にコンチングして飼料素材にする、
g.飼料素材を主に肉をベースとする飼料製品に成形し、場合により1℃〜25℃の温度に冷却する。
本発明方法によれば、肉食ペットによる特に高い受入れを特徴とする飼料製品が得られる。意外にも、本発明方法によれば特にソフトなテクスチャーの主に肉をベースとする飼料製品が得られることが見出された。
主に肉をベースとする飼料製品は、飼料原料または飼料製品の総重量に対して少なくとも20重量%の含量の肉を含有する飼料製品を表わすと解釈される。
“肉”は、新鮮であるかまたは適切な方法で保存された屠殺した陸上温血動物のあらゆる肉部分、および陸上動物体の飼料加工可能なあらゆる加工産物を表わすと解釈される。
“肉”は、新鮮であるかまたは適切な方法で保存された屠殺した陸上温血動物のあらゆる肉部分、および陸上動物体の飼料加工可能なあらゆる加工産物を表わすと解釈される。
有利な態様において、飼料原料または飼料製品の肉含量は、30重量%〜95重量%、好ましくは40重量%〜80重量%、より好ましくは60重量%〜70重量%である。この態様は主に肉をベースとする飼料製品を動物が特に好んで摂取するという点で有利であり、その際、肉含量の増加に伴なって受入れはさらに増す。
有利な態様において、飼料原料を製造するための成分は−18℃〜+7℃の温度をもつ。この態様は、飼料原料に含まれるタンパク質が分解して(すなわち、細胞膜の破壊によりタンパク質が変性して)、結合した飼料原料が得られるまでに必要な切断時間がわずか約5〜15分、たとえば約5〜10分であるという点で有利である。したがって、この方法は、消費する必要がある時間およびエネルギーに関して特に経済的である。この切断により、この態様ではその温度が約15℃に達した飼料原料が得られる。肉を破砕するカッターの使用により、細胞構造、たとえば細胞膜が破壊されてタンパク質が変性する。タンパク質の分解に類似する分解が起きる。
有利な態様において、たとえば氷の添加または冷却素子によるカッターの冷却により追加冷却を行なって、到達する最高温度が約5℃になるようにする。生成する飼料原料の最高温度が約5℃では、それのテクスチャーが特に均質である。
“カッター”および“切断する”は、本発明において、カッターに入れた構成要素が微細化および超微細化されることを意味すると解釈される。すなわち、粒度分布は10mm〜0.1mmの範囲またはそれより小さい。切断は、可能な限り多数の細胞の細胞膜が損傷を受けて微細な均質素材が得られるプロセスを特徴とする。対応する“カッター”は当業者に既知である。このプロセスでは、少なくとも60rpm、たとえば少なくとも200rpm、たとえば少なくとも2860rpmの速度で刃を使用する。これにより、切断中に少なくとも部分的なタンパク質変性が起きる。
コンチングは、本発明において素材の混合、乾燥、混練、および剪断、ならびに液化を表わすと解釈される。コンチングは、製品の特定の溶融および均質性を達成するためにチョコレート産業によって特別に開発された混合プロセスである。すなわち、単純な撹拌ではない。コンチングに際しては、容器内にさらに回転式円錐形ろうとを備えた円形コンチング機を用いる。対応する混合翼により、3〜30分の混合期間および15℃〜50℃の温度で、目的とする最終製品品質を達成できる。
飼料原料の含水率は、有利には40重量%〜50重量%であってよい。この40重量%〜50重量%の含水率の飼料原料を使用する利点は、 −乾燥させなければならない場合− 乾燥工程を短く維持でき、それにより主に肉をベースとする飼料製品中の栄養素を可能な限り最大限に保持できることである。
さらなる有利な態様において、場合により成形した飼料原料を、5重量%〜40重量%の含水率になるまで乾燥させるのは、特に50℃〜200℃の温度で実施される。50℃〜200℃の温度範囲では、5重量%〜40重量%の含水率になるのに必要な時間と乾燥に必要なエネルギーとの間に好ましい関係がある。
場合により成形した飼料原料を5重量%〜40重量%の含水率になるまで乾燥させるのは、有利には80℃〜90℃の温度範囲でも実施できる。意外にも、この温度範囲では経済的に有利な乾燥と本発明による主に肉をベースとする飼料製品の栄養素含量との関係が最も好ましいことが見出された。
場合により成形した飼料原料を、たとえば場合により成形した飼料原料が約10重量%〜25重量%、特に約12重量%の含水率を示すまで乾燥させることができる。場合により成形した飼料原料の含水率が約12重量%で、本発明方法の後続の粉砕プロセスによって特に均質な粉砕結果が得られる。
成形を行なう場合、これは押出により実施できる −すなわち生成物に含有される水分の急速蒸発により生成物の構成要素を破断する熱処理、および同時にノズルを通した圧出により特定の形状を得ることによる。
原則として、飼料原料の成形は熱を用いない手段によっても実施でき、その場合、飼料原料または飼料素材を次いでスチームトンネルに通さなければならない。
さらなる有利な態様において、チーズ、ホエー粉、クリーム粉、レバーソーセージ、および/または脂肪の群のうち1種類以上の構成要素と共にコンチングを行なう。有利には、動物種特有のものを含めて、主に肉をベースとする飼料製品の種々のフレーバー趨勢、たとえばレバーソーセージ、鶏肉、チーズのフレーバーなどを生じさせることができる。
さらなる有利な態様において、チーズ、ホエー粉、クリーム粉、レバーソーセージ、および/または脂肪の群のうち1種類以上の構成要素と共にコンチングを行なう。有利には、動物種特有のものを含めて、主に肉をベースとする飼料製品の種々のフレーバー趨勢、たとえばレバーソーセージ、鶏肉、チーズのフレーバーなどを生じさせることができる。
ある態様において、場合により乾燥させた飼料原料を粒子の形状で、脂肪以外のさらなる構成要素と一緒にコンチング機に添加する。この混合物を、温度が20℃〜60℃の範囲、たとえば25℃〜40℃の範囲、たとえば約30℃になるまでブレンドする。この後、脂肪、たとえば液体パーム脂肪などの液体脂肪を添加する。コンチングを、たとえば少なくとも10分間継続する。たとえば、素材が30℃〜60℃、たとえば38℃〜42℃の範囲の温度に達するまでコンチングを継続する。
さらなる有利な態様において、コンチングに続いて、主に肉をベースとする飼料製品をローラー成形機により成形する。意外にも、このタイプの成形によれば飼料製品の受入れ度のさらなる改善がみられる。
さらなる有利な態様において、飼料原料を製造するための成分を完全または部分的に凍結した状態で使用する。意外にも、その際、そのような飼料原料は、この方法のさらなる行程で特に短いコンチング時間を必要とするにすぎず、したがって経済性が高いことが見出された。
さらなる有利な態様において、飼料原料を製造するための成分をカッターに装填する前に、それらを1以上の有孔ディスクに導通することにより破砕する。その際、切断プロセス前に破砕することによってより均質な飼料予備混合物が得られ、その結果、切断プロセスを過度に延長する必要がなく、したがって動物タンパク質が可能な限り好ましい状態で保持されることが見出された。
さらなる有利な態様において、飼料原料を製造するための成分に切断前に、野菜および/または穀類および/またはバレイショおよび/またはグリセロールを添加する。これらのさらなる飼料構成要素は、飼料原料の粘着性が少ないのでより加工しやすいという意味で、より良好な飼料加工技術を提供する。意外にも、飼料原料を製造するための成分に切断プロセス前に上記のさらなる飼料構成要素を添加することにより、飼料原料の粘着性を低減できることが見出された。
さらなる有利な態様において、飼料産業で慣用される添加剤をコンチングに際して添加する。特に、それらは矯味矯臭剤、天然または合成の色素、不活化酵母または酵母エキス、植物のエキスおよび/または濃縮物、保存剤、糖類、および/または機能性成分である。機能性成分は、たとえばプロバイオティックであるが、ビタミン、無機質、オメガ−3脂肪酸、プロバイオティック食物繊維、およびプロバイオティック微生物でもあると解釈される。コンチングに際して脂肪を添加する場合、上記の添加剤を −それらを添加する場合− 脂肪の前に添加する。
本方法には保存剤、たとえばソルビン酸カリウムを使用できる。たとえば、ソルビン酸カリウムを飼料原料の総重量に対して0.1重量%〜1重量%の濃度で使用できる。ソルビン酸カリウムを飼料原料の総重量に対して約0.5重量%の量で添加すると、約15〜18か月の、本発明による主に肉をベースとする飼料製品の最小保存寿命が得られる。
有利には、結合剤、たとえばカラゲナン、ゼラチン、寒天またはペクチンを用いる必要がない。乳製品またはそれらのタンパク質を用いる必要もない。これは、乳製品または乳タンパク質に対する不耐性の可能性に関して有利である。
本発明による主に肉をベースとする飼料製品は、本発明に従った方法により得られる。
有利な態様において、本発明による主に肉をベースとする飼料製品は235kPa〜309kPa、特に約271kPaの圧縮強度をもつ。この圧縮強度は特にソフトなテクスチャーを表わし、それは対応する触覚につながる。
有利な態様において、本発明による主に肉をベースとする飼料製品は235kPa〜309kPa、特に約271kPaの圧縮強度をもつ。この圧縮強度は特にソフトなテクスチャーを表わし、それは対応する触覚につながる。
圧縮強度を検査するために、直径20mmの円筒をプレスして、試験する検体の変形が検体高さの50%である検体にするのに必要な力を測定した。測定した最大力および影響を受ける円筒面積から検体の圧縮強度を決定した;その際、15mmより大きい直径をもつ検体のみを測定した。20℃および相対湿度55%で測定を実施した。その際、試験片は約20mmの直径および10〜14mmの高さをもつ成形ドロップであった。
本発明による肉をベースとする飼料製品は、有利には、脂肪含量5重量%〜70重量%、タンパク質含量10重量%〜50重量%、灰分2重量%〜20重量%、およびpH値5〜6.5をもつ。この組成の効果は、そのような主に肉をベースとする飼料製品が肉食動物にとって栄養生理学的に特に好ましいことである。
有利な態様において、本発明による主に肉をベースとする飼料製品は、含水率2重量%〜35重量%、好ましくは4重量%〜10重量%(ドライフード製品)、または15重量%〜30重量%(セミモイストフード製品)をもつ。そのようなドライフードまたはセミモイストフード製品の利点は、主に肉をベースとする飼料製品が意図する動物によって受け入れられやすく、動物に給餌する者にとっても取扱いが特に便利なことである。特に、約12重量%の含水率をもつ本発明による主に肉をベースとする飼料製品は、特に良好に受け入れられるテクスチャーをもつ。
本発明による主に肉をベースとする飼料製品は、小片状であってもよく、または小片状に製造することができる。
さらなる有利な態様において、本発明による主に肉をベースとする飼料製品は一口サイズの形状に成形される。意外にも、本発明による主に肉をベースとする飼料製品の格別な“柔らかさ”は特に一口サイズの給餌形状にしやすいことが見出された。特に、一口サイズの給餌形状は先行技術において既知のドロップの形状、たとえば場合によっては1面が平坦であるドロップに似たものであってもよい。他の形状、たとえば星形、ハート形なども、年間のうち特定の時期に動物の飼い主によって特に受け入れられるので有利である。
さらなる有利な態様において、本発明による主に肉をベースとする飼料製品は一口サイズの形状に成形される。意外にも、本発明による主に肉をベースとする飼料製品の格別な“柔らかさ”は特に一口サイズの給餌形状にしやすいことが見出された。特に、一口サイズの給餌形状は先行技術において既知のドロップの形状、たとえば場合によっては1面が平坦であるドロップに似たものであってもよい。他の形状、たとえば星形、ハート形なども、年間のうち特定の時期に動物の飼い主によって特に受け入れられるので有利である。
さらなる有利な態様において、主に肉をベースとする飼料製品は、ホイルパッケージ、特にチューブ状バッグパッケージ、自立パウチ、トレー形シェルパッケージ、または缶に密封されている。この態様は、主に肉をベースとする飼料製品の加工技術的に必要でありかつそのテクスチャーを決定する含水率が、意図する製品の最小保存寿命より長期間得られるという点で有利である。
前記の方法により、飼料原料または肉をベースとする飼料製品の総重量に対して少なくとも20重量%、好ましくは30重量%〜95重量%、より好ましくは40重量%〜80重量%、たとえば60重量%〜70重量%がもっぱら肉、たとえば干し肉 −場合により粉砕して粉末にした肉− からなる、新規な主に肉をベースとする飼料製品が得られる。
本発明による主に肉をベースとする飼料製品を天然色素で1色または多色に着色することができる。この処置は動物の飼い主による製品の受入れをさらに高めることが示された。
本発明による主に肉をベースとする飼料製品は、そのほか販売単位の他の飼料製品と組み合わせるか、あるいは混合飼料として提供することもできる。それは完全飼料またはスナックの形でキャットフード、ドッグフード、または他の肉食動物系のペットのための飼料として有利に使用および提供できる。
以下に、本発明を実施例によってさらに詳細に記載する;それは可能な態様を説明するためのものにすぎず、決して本発明を限定することはない。
1つの図である図1は、本発明による主に肉をベースとする飼料製品を製造するための模式図を示す。まず、“肉”類成分をカッター5に入れる。これらの成分は容器2および場合により3(たとえば異なる動物種の肉について別個の容器を用意する場合)に入れてあり、そこからカッター5へ運ばれる。そのほか、肉成分に添加することができる野菜6または穀類7またはバレイショ8またはグリセロール9のためのさらなる容器もある。4はカッター5の上流にある有孔ディスクを表わし、少なくとも飼料原料を製造するための肉成分を破砕するために用いられる。カッター5の後、飼料原料は押出のために押出機10へ送られる。押出機10から、成形された飼料原料は11で示した乾燥機内へ供給される。それにミル12が接続しており、それはたとえば押し出された飼料原料の乾燥ストランドを粉砕して0.5mm〜8mmの平均サイズをもつ粒子にする。たとえば、粒状の乾燥した飼料原料をチューブによりコンチング機13に導入する;そこには、たとえばチーズおよびレバーソーセージのためのさらなる容器が備えられており、それらの内容物は供給ラインによりコンチング機13へ入ることができる(これらのさらなる容器およびそれらの供給ラインは図1に示されていない)。脂肪の供給のためにはさらなる供給ライン(同様に図1には示されていない)を設ける。コンチング機13に接続して第2押出機14を備えることもできる。対応するノズルにより、本発明による成形された主に肉をベースとする飼料製品1 −たとえばドロップ形、星形またはハート形として− を製造することができる。主に肉をベースとする飼料製品1のサイズは、それぞれの肉食動物種が摂取するのに最適であるように選択することができる;たとえば、ネコ用ドロップの直径は約1cmであり、一方、イヌ用にはそれは約2〜4cmであってもよい。押出機を出た後、最終製品、すなわち主に肉をベースとする飼料製品1は、さらに仕上げユニットおよび/または包装ユニット(ここではまとめて15により示す)へ運ばれる。
1つの図である図1は、本発明による主に肉をベースとする飼料製品を製造するための模式図を示す。まず、“肉”類成分をカッター5に入れる。これらの成分は容器2および場合により3(たとえば異なる動物種の肉について別個の容器を用意する場合)に入れてあり、そこからカッター5へ運ばれる。そのほか、肉成分に添加することができる野菜6または穀類7またはバレイショ8またはグリセロール9のためのさらなる容器もある。4はカッター5の上流にある有孔ディスクを表わし、少なくとも飼料原料を製造するための肉成分を破砕するために用いられる。カッター5の後、飼料原料は押出のために押出機10へ送られる。押出機10から、成形された飼料原料は11で示した乾燥機内へ供給される。それにミル12が接続しており、それはたとえば押し出された飼料原料の乾燥ストランドを粉砕して0.5mm〜8mmの平均サイズをもつ粒子にする。たとえば、粒状の乾燥した飼料原料をチューブによりコンチング機13に導入する;そこには、たとえばチーズおよびレバーソーセージのためのさらなる容器が備えられており、それらの内容物は供給ラインによりコンチング機13へ入ることができる(これらのさらなる容器およびそれらの供給ラインは図1に示されていない)。脂肪の供給のためにはさらなる供給ライン(同様に図1には示されていない)を設ける。コンチング機13に接続して第2押出機14を備えることもできる。対応するノズルにより、本発明による成形された主に肉をベースとする飼料製品1 −たとえばドロップ形、星形またはハート形として− を製造することができる。主に肉をベースとする飼料製品1のサイズは、それぞれの肉食動物種が摂取するのに最適であるように選択することができる;たとえば、ネコ用ドロップの直径は約1cmであり、一方、イヌ用にはそれは約2〜4cmであってもよい。押出機を出た後、最終製品、すなわち主に肉をベースとする飼料製品1は、さらに仕上げユニットおよび/または包装ユニット(ここではまとめて15により示す)へ運ばれる。
Claims (16)
- 例えば、飼料製品の総重量に対して少なくとも20重量%の肉を含む、主に肉をベースとする飼料製品(1)を製造するための、下記を特徴とする方法:
a.飼料原料を製造するためのカッター(5)に、少なくとも、+25℃以下の温度を有する下記の成分、すなわち肉類のうち少なくとも1種類の構成要素を装填する、
b.それらの成分を切断して含水率30重量%〜60重量%の飼料原料にする、
c.場合により、飼料原料を含水率5重量%〜40重量%になるまで乾燥させる、
d.場合により乾燥させた飼料原料を0.5mm〜8mmのサイズの粒子にする、
e.場合により乾燥させた飼料原料の粒子を、場合によりチーズ、ホエー粉、クリーム粉、レバーソーセージ、および/または脂肪の群のうち1種類以上の構成要素と共にコンチングして飼料素材にする、そして
f.飼料素材を主に肉をベースとする飼料製品(1)に成形し、場合により1℃〜25℃の温度に冷却する。 - 工程b)の後、飼料原料を特に押出により成形する、請求項1に記載の方法。
- 工程d)の粒子が飼料原料の破砕により得られる、請求項1または2に記載の方法。
- コンチングに続いて、肉をベースとする飼料製品(1)をローラー成形機により成形することを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
- 飼料原料を製造するための成分を完全または部分的に凍結した状態で使用することを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
- 飼料原料を製造するための成分に切断前に、野菜および/または穀類および/またはバレイショおよび/またはグリセロールを添加することを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
- コンチングに際して脂肪を添加する場合、脂肪を添加する前に、飼料産業で慣用される添加剤、特に矯味矯臭剤、天然または合成の色素、不活化酵母または酵母エキス、植物のエキスおよび/または濃縮物、保存剤、糖類、および/または機能性成分を添加することを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法により得られる、主に肉をベースとする飼料製品(1)。
- 235kPa〜309kPaの圧縮強度を有する、請求項8に記載の主に肉をベースとする飼料製品(1)。
- 製品が、脂肪含量5重量%〜70重量%、タンパク質含量10重量%〜50重量%、灰分2重量%〜20重量%、およびpH値5〜6.5を有することを特徴とする、請求項8または9に記載の主に肉をベースとする飼料製品(1)。
- 製品が含水率2重量%〜35重量%を有することを特徴とする、請求項8〜10のいずれか1項に記載の主に肉をベースとする飼料製品(1)。
- 製品が小片状に成形されていることを特徴とする、請求項8〜11のいずれか1項に記載の主に肉をベースとする飼料製品(1)。
- 製品が一口サイズの小片状に成形されていることを特徴とする、請求項8〜12のいずれか1項に記載の主に肉をベースとする飼料製品(1)。
- 製品がドロップ形、星形またはハート形に成形されていることを特徴とする、請求項8〜13のいずれか1項に記載の主に肉をベースとする飼料製品(1)。
- 製品がホイルパッケージ内に密封されていることを特徴とする、請求項8〜14のいずれか1項に記載の主に肉をベースとする飼料製品(1)。
- 製品がチューブ状バッグパッケージ、自立パウチ、トレー形シェルパッケージ、または缶に密封されていることを特徴とする、請求項8〜15のいずれか1項に記載の主に肉をベースとする飼料製品(1)。
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