本発明は、p38αMAPK酵素の抑制を通じて炎症治療に有利な効能を示す特定の置換チオフェン化合物の知見に少なくとも部分的に基づく。
定義
本明細書では、用語「備える」、「備えている」、「含む」、「含んでいる」又は類似の用語は、非排他的包含を意味し、構成要素の一覧を備える方法又は組成物は、前記構成要素を単独では含まないが、列挙しない他の構成要素を含むことができる。
別途定義しない限り、本明細書に使用する全専門用語及び科学用語は、本発明に属する当業者が共通に理解する意味と同義である。
本明細書に使用する「有効量」は、治療状態の病徴の発生を防止し、症状の悪化を停止し又は症状の苦痛を治療、緩和若しくは少なくとも軽減する十分な関連する活性薬剤の投与量を表す。有効量は、被験者の年齢、性別、体重等により当業者が理解する方法で異なるであろう。適切な投薬量又は投薬養生法は、慣例試験を通じて確認できる。
本明細書に使用する用語「薬学上許容可能な塩」は、全身又は局所投与に対し毒性上安全な塩、例えば、無機又は有機塩基及び無機又は有機酸を含む薬学上許容可能な非毒性塩基又は酸から得られる塩である。薬学上許容可能な塩は、アルカリ及びアルカリ土類、アンモニウム、アルミニウム、鉄、アミン、グルコサミン、塩化物、硫酸エステル、スルホン酸塩、重硫酸塩、硝酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、酒石酸水素塩、リン酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、リンゴ酸、マレイン酸エステル、ナプシレート、フマル酸塩、スクシナート、酢酸塩、安息香酸エステル、テレフタル酸塩、パモエート、ピペラジン、ペクチネート及びS−メチルメチオニン塩類等を含む群から選択できる。
用語「アルキル」は、例えば1から約12、好適には1から約9、より好適には1から約6、更に好適には1から約4の炭素原子を含む直鎖又は分枝アルキル置換基を指称する。前記アルキル置換基の例は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソアミル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、ヘキシル、ヘプチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、2−エチルブチル、3−エチルブチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル等を含む。炭素数は、炭素主鎖及び炭素分枝に関連するが、あらゆる置換基に属する炭素原子、例えば、炭素主鎖から離間して分枝するアルコキシ置換基の炭素原子を含まない。
用語「アルケニル」は、1から12、好適には2から9、より好適には2から6の炭素原子を含みかつ少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を有する選択置換型不飽和線形又は分枝炭化水素基を指称する。アルケニル基は、必要に応じて、特定数の炭素原子、例えば、線形又は分枝配列の2、3、4、5又は6の炭素原子を有するアルケニル基を含むC2−C6アルケニルを備えてもよい。アルケニル基の非限定例は、エテニル、プロペニル、イソプロペニル、ブテニル、s−及びt−ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、ヘプト−1,3−ジエン、ヘキサ−1,3−ジエン、ノナン−1,3,5−トリエン等を含む。
本明細書に使用する用語「アルキニル」は、少なくとも1つの飽和C−C結合を三重結合で置換したアルキル部分を意味する。特定の実施の形態では、アルキニルは、2から12の炭素原子(C2−C12アルキニル)を備える群を指称する。他の実施の形態では、アルキニルは、2から6の炭素原子(C2−C6アルキニル)を備える群を指称する。特定の実施の形態では、アルキニルは、エチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−ペンチニル、2−ペンチニル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−ヘキシニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニル、4−ヘキシニル又は5−ヘキシニルである。
用語「カルボアルコキシ」は、前記と同一の定義を有するアルキルのカルボン酸のアルキルエステルを指称する。カルボアルコキシの例は、カルボメトキシ、カルボエトキシ、カルボイソプロポキシ等を含む。
用語「シクロアルキル」は、選択置換性飽和型の一環式、二環式又は三環式の炭素基を指称する。シクロアルキル基は、必要に応じて、特定数の炭素原子を有し、例えば、C3−C6シクロアルキルは、3、4、5又は6の炭素原子を有する炭素環基である。非限定例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロペンテニル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロヘキサジエニル等を含む。
用語「アリール」は、技術上共通に理解される非置換型又は置換型の芳香族炭素環置換基を指称する。用語「アリール」は、ヒュッケル則により、平面状分子でありかつ電子数4n+2を含む環状置換基に該当するであろう。
用語「ヘテロアリール」は、1又は2以上(特に1から4)の非炭素原子(特にN、O又はS)を含み、ヘテロアリール基は、1又は2以上の炭素又は窒素原子の位置で選択的に置換されたアリール基又はそれらの組合せ基を指称する。1又は2以上の環状炭化水素、複素環、アリール環又はヘテロアリール環と融合するヘテロアリール環でもよい。ヘテロアリールは、限定されないが、単一の複素原子を有する五員環ヘテロアリール(例えばチオフェン、ピロール、フラン);1,2又は1,3の位置に2個の複素原子を有する五員環ヘテロアリール(例えば、オキサゾール、ピラゾール、イミダゾール、チアゾール、プリン);3個の複素原子を有する五員環ヘテロアリール(例えばトリアゾール、チアジアゾール);単一の複素原子を有する六員環ヘテロアリール(例えばピリジン、キノリン、イソキノリン、ベンゾ・キノリン、アクリジン);2個の複素原子を有する六員環ヘテロアリール(例えばピリダジン、シンノリン、フタラジン、ピラジン、ピリミジン、キナゾリン);3個の複素原子を有する六員環ヘテロアリール(例えば1,3,5−トリアジン化合物);及び4個の複素原子を有する六員環ヘテロアリールを含む。「置換ヘテロアリール」は、置換基として1又は2以上の非干渉基を有するヘテロアリールを意味する。
本明細書で特定の「R」基に特に使用する「ヘテロシクリル」は、5から7の原子を非芳香環内に有し、その中、1から4の原子がヘテロ原子であり、O、N及びSから独立に選択される複素原子の第2の非芳香環に融合し又は分離する非芳香環を指称する。複素環(ヘテロ環)は、一部飽和型及び全部飽和型の複素環基を含む。あらゆる数の炭素原子又は複素原子を介して他の部分に複数の複素環系を結合してもよく、飽和型又は不飽和型でよい。複素環の非限定例は、ピロリジニル、ピロロニリ、ピラニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロ・チオフェニル、ピラゾリニル、ジチオリル、オキサチオリル、ジオキサニリ、ジオキシニル、オキサジニル、アゼピニル、ジアゼピニル、チアゼピニル、オキセピニル及びチアピニル、イミダゾリニル、チオモルホリニル等を含む。
本明細書に使用する「アロイル」、「ヘテロアロイル」及び「ヘテロシクロイル」は、チオフェン環に結合されるカルボニル基に結合すれば、前記の通り、アリール基、ヘテロアリール基及びヘテロシクリル基に関連する。
本明細書に使用する用語「ハロ」又は「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素を意味する。
本明細書に使用する用語「アリールアルキル」は、チオフェン環又は前記アルキル基を介して他の部位に連結される前記のアリール基を指称する。
本明細書に使用する用語「アミノ」は、構造NR10で表示される部分を意味し、アルキルで置換される一級、二級及び三級アミン(即ちアルキルアミノ)を含む。このように、R10は、例えば、2個の水素原子、2個のアルキル部分又は1個の水素原子と1個のアルキル部分を示す。
本明細書に使用する用語「アルカノイル」又は「アシル」は、カルボン酸から水酸基を除去して生成される基を意味し、該基の非カルボニル部分は、直鎖状、分枝状、環状のアルキル又は低級アルキル、アルコキシアルキルを含むメトキシメチル、アラルキルを含むベンジル、フェノキシメチル等のアリールオキシアルキル、選択置換フェニル、C1−6アルキル又はアルコキシC1−6を含むアリール、置換ベンジルから選択される。
置換基について本明細書に使用する「置換」は、例えば、選択置換C1−8アルキル(例えば選択置換C1−6アルキル)、選択置換C1−8アルコキシ(例えば選択置換C1−8アルコキシアルコキシC1−6)、選択置換C2−8アルケニル、選択置換C2−8アルキニル、選択置換C5−6アリール、アリールオキシ、選択置換ヘテロアリール、選択置換ヘテロ環、ハロゲン(例えば、Cl、F、Br及びI)、ヒドロキシル、ハロゲン化アルキル(例えばCF3、2−ブロモエチル、CH2F、CH2CF3及びCF2CF3)、アミノ(例えばNH2、NR10H及びNR10R10)、アルキルアミノ、アリルアミノ、アシル、アミド、CN、NO2、N3、CH2OH、CONH2、CONR10R10、CO2R10、CH2OR10、NHCOR10、NHCO2R10、CF3S、及びCF3SO2群から選択される1又は2以上の部分により置換可能な置換基を指称し、各R10は、H又は選択置換C1−6アルキルから独立して選択される。
本明細書では、化学構造中に原子数の範囲を示すときは常に(例えば、C1−C12、C1−C10、C1−C9、C1−C6、C1−C4又はC2−C20、C2−C12、C2−C10、C2−C9、C2−C8、C2−C6、C2−C4アルキル、アルケニル他)、前記範囲内に該当する全ての下位範囲又は各炭素原子数も使用できることを具体的に企図する。本明細書で化学基(例えば、アルキル等)について、例えば、炭素原子数1−12の範囲(例えば、C1−C12)、炭素原子数1−9の範囲(例えば、C1−C9)、炭素原子数1−6の範囲(例えば、C1−C6)、炭素原子数1−4の範囲(例えば、C1−C4)、炭素原子数1−3の範囲(例えば、C1−C3)又は炭素原子数2−8の範囲(例えば、C2−C8)を記載するが、前記範囲は、適切ならば、炭素原子数1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11及び/又は12のみならず、下位範囲(例えば炭素原子数1−2、1−3、1−4、1−5、1−6、1−7、1−8、1−9、1−10、1−11、1−12、2−3、2−4、2−5、2−6、2−7、2−8、2−9、2−10、2−11、2−12、3−4、3−5、3−6、3−7、3−8、3−9、3−10、3−11、3−12、4−5、4−6、4−7、4−8、4−9、4−10、4−11及び/又は4−12子、その他必要に応じて)とを適宜含みかつ具体的に説明する。
本明細書に使用する用語「被験者(主体)」、「個人」又は「患者」は、あらゆる被験体、特に脊椎動物被験体、より詳細には治療が必要な哺乳類被験体を指称する。適切な脊椎動物は、限定列挙ではないが、霊長類、鳥、家畜動物(例えば、ヒツジ、ウシ、ウマ、ロバ、ブタ)、試験動物(例えば、ウサギ、マウス、ラット、モルモット、ハムスタ)、伴侶動物(例えば、ネコ、イヌ)及び捕獲した野生動物(例えば、キツネ、シカ、ディンゴ)を含む。好適な被験者は、炎症による又は関する病気又は症状の治療を必要とする人間である。しかしながら、前記用語は、必ずしも症状の存在を意味しないと考えられる。
本発明の第1の態様は、化学式(I)の化合物又は薬学上許容可能なその塩の化合物を提供し、化学式(I)において、
R
1は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、カルボアルコキシ、アシロキシ、アリール、アロイル、ヘテロアリール、ヘテロアロイル、ヘテロシクリル、ヘテロシクロイル、シクロアルキル、o−アルキル及びo−アリール、o−ヘテロアリール、アミノ及びアミドからなる第1の群から選択され、前記第1の群の全物質は、置換性又は非置換性を有し、
R
2は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルキルアリール、ヘテロクロシル及びヘテロアリールからなる第2の群から選択され、第2の群の全物質は、置換性又は非置換性を有し、
R
3及びR
4は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル及びシクロアルキルからなる第3の群から選択され、第3の群の全物質は、置換性又は非置換性を有する。
一実施の形態では、R1は、水素、C1−C12アルキル、C2−C12アルケニル、C2−C12アルキニル、C2−C12アルカノイル、C5−C7アリール、C5−C7アロイル、C5−C7ヘテロアリール、C5−C7ヘテロアロイル、C5−C7ヘテロシクリル、C5−C7ヘテロシクロイル及びC5−C7シクロアルキルからなる第4の群から選択され、前記第4の群の全物質は、置換性又は非置換性を有し、
R2は、水素、C1−C12アルキル、C2−C12アルケニル、C2−C12アルキニル、C5−C7アリール及びアルキルC5−C7アリールからなる第6の群から選択され、前記第6の群の全物質は、置換性又は非置換性を有し、
R3は、C5−C7ヘテロアリール及びC5−C7ヘテロシクリルからなる第7の群から選択され、前記第7の群の各物質は、置換性又は非置換性を有し、
R4は、置換又は非置換C5−C7アリール又はC5−C7ヘテロアリールである。
一実施の形態では、R1は、C2−C6アルキニル、C2−C6アルカノイル、C5−C6アリール、C5−C6アロイル、C5−C6ヘテロアリール、C5−C6ヘテロアロイル、C5−C6ヘテロシクリル及びC5−C6ヘテロシクロイルからなる群から選択され、前記群の全物質は、置換性又は非置換性を有し、
R2は、水素であり、
R3は、ヘキサメソニウム窒素ヘテロアリール及びヘキサメソニウム窒素ヘテロシクリルからなる群から選択され、前記群の各物質は、置換性又は非置換性を有し、
R4は、置換又は非置換フェニルである。
一実施の形態では、R1は、C2−C6アルキニル、C2−C6アルカノイル、C5−C6アリール、C5−C6アロイル、C5−C6ヘテロアリール、C5−C6ヘテロアロイル、C5−C6ヘテロシクリル及びC5−C6ヘテロシクロイルからなる群から選択され、前記群の全物質は、置換性又は非置換性を有し、
R2は、水素であり、
R3は、ピリジル、ピペリジル、ピラジル、ピリミジル及びピリダジルからなる群から選択され、前記群の各物質は、置換性又は非置換性を有し、
R4は、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ及びニトロからなる群から選択される置換基で置換されるフェニルである。
一実施の形態は、化学式(II)の化合物又は薬学上許容可能なその塩の化合物を提供し、化学式(II)において、
R
1及びR
2は、1又は2以上の前記実施の形態に記載したものであり、
Hetは、C
5−C
7ヘテロアリール及びC
5−C
7ヘテロシクリルからなる群から選択され、前記群の各物質は、置換性又は非置換性を有し、
R
5、R
5’、R
6、R
6’及びR
7は、水素、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ及びニトロからなる群から独立して選択される。
好適には、R1は、C1−C12アルキル、C2−C12アルケニル、C2−C12アルキニル、C2−C12アルカノイル、C5−C7アリール、C5−C7アロイル、C5−C7ヘテロアリール、C5−C7ヘテロアロイル、C5−C7ヘテロシクリル、C5−C7ヘテロシクロイル及びC5−C7シクロアルキルからなる第4の群から選択され、前記第4群の全物質は、置換性又は非置換性を有し、
R2は、水素であり、
Hetは、ピリジル、ピペリジル、ピラジル、ピリミジル及びピリダジルからなる群から選択され、前記群の各物質は、置換性又は非置換性を有し、
R5、R5’、R6、R6’及びR7は、水素、ハロゲン及びハロアルキルからなる群から独立して選択される。
好適には、R1は、C2−C6アルキニル、C2−C6アルカノイル、C5−C6アリール、C5−C6アロイル、C5−C6ヘテロアリール、C5−C6ヘテロアロイル、C5−C6ヘテロシクリル及びC5−C6ヘテロシクロイルからなる第5の群から選択され、前記第5の群の全物質は、置換性又は非置換性を有し、
R2は、水素であり、
Hetは、ピリジル、ピペリジル及びピリミジルからなる群から選択され、前記群の各物質は、置換性又は非置換性を有し、
R5、R5’、R6、R6’は、水素であり、
R7は、ハロゲン及びハロアルキルからなる群から選択される。
一実施の形態は、化学式(III)の化合物又は薬学上許容可能なその塩の化合物を提供し、化学式(III)において、
R
1、R
2、R
6、R
6’及びR
7は、化学式(I)又は化学式(II)を示す1又は2以上の前記実施の形態に記載するものである。
最適には、化学式(III)の化合物の一実施の形態では、R1は、C1−C12アルキル、C2−C12アルケニル、C2−C12アルキニル、C2−C12アルカノイル、C5−C7アリール、C5−C7アロイル、C5−C7ヘテロアリール、C5−C7ヘテロアロイル、C5−C7ヘテロシクリル、C5−C7ヘテロシクロイル及びC5−C7シクロアルキルからなる群から選択され、前記群の全物質は、置換性又は非置換性を有し、
R2は、水素であり、
R6、R6’及びR7は、水素、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ及びニトロからなる群から独立して選択される。
一実施の形態では、R1は、C2−C6アルキニル、C2−C6アルカノイル、C5−C6アリール、C5−C6アロイル、C5−C6ヘテロアリール、C5−C6ヘテロアロイル、C5−C6ヘテロシクリル及びC5−C6ヘテロシクロイルからなる第5の群から選択され、前記第5の群の全物質は、置換性又は非置換性を有し、
R2は、水素であり、
R6及びR6’は、水素であり、
R7は、ハロゲン及びハロアルキルからなる群から選択される。
R2が水素である化学式(III)の化合物は、p38αMAPK酵素の抑制剤として特に有効性が立証され、被検者(被検主体)の炎症抑制に有効である。
化学式(III)の一実施の形態では、化合物は、下化学式の化合物又は薬学上許容可能なその塩の化合物であり、
Rは、下表に示す群から選択される。
* 破線は、形成される結合を表す。
一好適な実施の形態は、下記構造式から成る群から選択される。化学式(I)〜(III)の化合物又は薬学上許容可能なその塩の化合物を提供する。
Ar
1及びAr
2は、独立して置換され又は非置換型のアリール又はヘテロアリールであり、Aは、酸素、硫黄又は窒素から選択され、nは、1又は2であり、mは、0から6であり、R
1は、化学式(I)〜(III)を示す実施の形態の何れか1に記載され、
R
11は、ヒドロキシ、アミノ、C
1−C
6アルキル、フェニル、フラン、モルホリン、ピペラジン及びN−フタルイミドからなる群から選択され、
R
12は、フェニル環をR13で置換できる水素、アルキルフェニル及びヒドロキシアルキルフェニルからなる群から選択され、
R
13は、存在すれば、ハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、ハロアルキル、C
1−C
6アルキル及びC
1−C
6アルカノイルからなる群から選択され、
R
14の各範囲は、水素、フルオロ、クロル、ブロモ、ヨウ化、アミノ及びアミノアルキルからなる群から独立して選択される。
一実施の形態では、Ar1は、置換型又は非置換型のフェニルである。
前記複数の実施の形態の何れか1つでは、Ar2は、置換型又は非置換のピリジルである。
前記複数の実施の形態の何れか1つのでは、Aは、好適には酸素である。
前記複数の実施の形態の何れか1つでは、R12は、好適には水素である。
前記複数の実施の形態の何れか1つでは、好適にはR13が存在しない。
前記複数の実施の形態の何れか1つでは、R14の各範囲は、フルオロ又はアミノから独立して選択される。
前記複数の実施の形態の何れか1つでは、Ar1は、4−フルオロフェニルである。
前記複数の実施の形態の何れか1つでは、Ar2は、4−ピリジルである。
前記複数の実施の形態の何れか1つでは、第1の態様の化合物は、下記構造式からなる群から選択され又は薬学上許容可能なその塩の化合物である。
前記化合物は、本明細書の実験で概説する多数の化学反応で合成できる。
本発明では、非対称中心を備えて、1つ以上の立体異性型で存在できる特定の化合物もあることが認められる。本発明は、1又は2以上の非対称中心で実質的に純粋な異性体型化合物にも関連し、この化合物は、そのラセミ体を含む混合物のみならず、例えば、鏡像体過剰率約90%ee以上、約95%又は97%ee又は99%ee以上の異性体型化合物でもよい。例えば、キラル中間体を使用する不斉合成又はキラル分解により、前記異性体が生成される。本発明の化合物は、幾何異性体として存在する実施例もある。本発明は、実質的に純粋なシス型(Z)又はトランス型(E)又はそれらの混合物にも関連する。
本発明の第2の態様は、第1の態様の化合物又は薬学上許容可能なその塩の有効量と、薬学上許容可能な医薬用担体、希釈剤及び/又は添加剤とを含む医薬組成物を提供する。
医薬組成物は、MAPK抑制、好適にはp38MAPK抑制、より好適にはp38αMAPK抑制に対応する病気、障害又は症状を治療又は予防することが適切である。
医薬組成物は、第1の態様の複数の化合物を含む。複数の化合物を含む医薬組成物の化合物をあらゆる組成比で配合し包含できる。また、周知の同時活性剤、送達担体又は補助剤を医薬組成物に配合し包含させることができる。
第1の態様の化合物は、治療対象の病気、障害又は症状を抑制又は改善する十分な量の医薬組成物である。当業者は、前記薬剤を含有する化合物と医薬組成物の適切な投薬形態と割合を容易に決定できよう。
投薬形態は、錠剤、分散剤、懸濁剤、注入、溶液、シロップ、口内錠、カプセル、座薬、噴霧、経皮パッチ等を含む。また、前記投薬形態は、医薬組成物の調整された投与に対し特に企図又は改善された注入装置、埋設装置又は移植装置を含む。例えば、アクリル樹脂、ワックス、高級脂肪族アルコール、ポリ乳酸、ポリグリコール酸及びヒドロキシプロピルメチルセルロース等の特定のセルロース誘導体を含む疎水性重合体で医薬組成物を被覆して、治療薬の調整された投与が実施される。他の高分子母体、リポソーム及び/又はミクロスフィアを使用しても、調整された投与が行われる。薬学上許容可能な医薬用担体を本発明の組成物に利用して、全身投与を行うことができる。
医薬上許容可能な添加剤を医薬組成物に適切に配合することができる。「薬学上許容可能な添加剤」は、安全に使用して全身投与を行う固体又は液体の充填剤、希釈剤又は封入物質を意味する。特定の投与法に依存して、周知の種々の医薬用担体を使用できる。糖、澱粉、セルロース及びその誘導体、モルト、ゼラチン、タルク、硫酸カルシウム、植物油、合成石油、多価アルコール、アルギン酸、リン酸塩緩衝溶液、乳化剤、等張食塩水並びに無パイロジェン水を含む群から医薬用担体又は添加剤を選択できる。
適切な投与経路を使用して、本発明の医薬組成物を被験者に投与できる。例えば、経口、直腸、非経口、舌下、口内、静脈内、関節内、筋肉内、皮内、皮下、吸入、眼内、腹腔内、脳室内、経皮等が投与経路である。
1又は2以上の薬学的に活性な本発明の化合物の所定量を含む容器、カプセル、小袋又は錠剤等の分離単位で、粉末若しくは顆粒として又は水溶液若しくは水性懸濁剤、非水溶液体、水中油型乳剤若しくは油中水型乳剤として投与に適する本発明の医薬組成物を生成できる。1又は2以上の必須成分を構成する担体と共に、1又は2以上の本発明の薬学的活性化合物の関連物を生産する工程を含む薬学上のあらゆる全ての方法で前記医薬組成物を製造できる。約言すると、液状担体又は微粉砕した固体の担体又は両者に本発明の薬剤を均一かつ十分混合し、その後、必要に応じて所望の体裁に製品を成形して、医薬組成物が生成される。
本発明の第3の態様は、第1の態様の化合物、薬学上有効なその塩の化合物又は第2の態様の医薬組成物を被験者に有効量投与する過程を含み、MAPK抑制に対応する病気、障害又は症状の被験者を治療する方法にある。
本発明の第4の態様は、MAPK抑制に対応する病気、障害又は症状を治療する第1の態様の化合物、薬学上有効なその塩の化合物又は第2の態様の医薬組成物に備える。
本発明の第5の態様は、MAPK抑制に対応する病気、障害又は症状を治療する医薬の製造に対し、第1の態様の化合物又は薬学上有効なその塩の化合物の使用法に備える。
第3、第4及び第5の態様の病気、障害又は症状は、p38MAPK抑制に適切に対応するものである。
第3、第4及び第5の態様の病気、障害又は症状は、p38αMAPK抑制に好適に対応することが好ましい。
第3の態様の方法並びに第4及び第5の態様の使用法は、MAPK抑制、特にp38MAPK抑制、より詳細にはp38αMAPK抑制による被験者の炎症の低減法又は炎症治療での使用法である。
第3、第4及び第5の態様の病気、障害又は症状は、関節炎、炎症性腸疾患、喘息、乾癬、心筋の傷害、心臓再構築、腎臓線維症、脳卒中、癌、アルツハイマー病、ヒト免疫不全ウイルス、慢性閉塞性肺疾患、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、急性呼吸不全症候群、虚血性心疾患、急性冠動脈症候群、大きなうつ病性障害、歯痛、アテローム性動脈硬化、神経障害痛みの1又は2以上並びに前記病気、障害又は症状1又は2以上に関連する炎症である。
飼育動物、家畜動物又は人間を被検主体とすることが望ましい。炎症を低減する治療を必要とする人間を患者又は被験者とすることが最好適である。
本発明の第6の態様は、p38MAPK酵素に関連する第1の態様の化合物又は薬学上有効なその塩の錯体に備えるものである。
一実施の形態では、p38MAPK酵素は、p38αMAPK酵素である。
本発明の特定化合物の特徴とp38αMAPKとの関連性を下記実験段落に詳細に記載する。本発明の化合物とその有効性の具体的な実施の形態を例示する意図で下記に関連性を説明するが、本発明を限定する如何なる目的も存在しない。
合成法及び結果
金属ハロゲン交換反応の出発原料求核剤として合成利用可能な3−イオドチオフェン3.6を使用した。−78°Cテトラヒドロフラン中でイソプロピルマグネシウム塩化物及び塩化リチウムの錯体により3−イオドチオフェン3.6を処理した。チオフェン3.6の有機マグネシエートは、種々の有機金属反応に使用される重要な中間体となる。
チオフェン化合物4.3及び4.6の合成:
有機マグネシウム化合物とヒドロシンナムアルデヒドとの反応により、収率64%のドロキシル化類似化合物4.4と共に、還元された副生成物4.3とを生成した。フッ化アンモニウムを用いる化合物4.3及び4.4の下化学式に示すTBS脱保護反応により、化合物4.5及び4.6を生成した。
ヒドロキシル化類似化合物4.6の合成(Ar
1=4−F−Ph、Ar
2=Pyr)。試薬及び状態:(a)iPrMgCl.LiCl、THF、78°C、30分、ヒドロシンナムアルデヒド、0°C、1時間、4.3:36%、4.4:64%、(b)NH
4F、MeOH、還流、16時間、4.5:95%,4.6:99%。
二ヨウ化チオフェン3.3から2段階で化合物4.17を合成した。第1の段階では、チオフェンのα−位置での置換を回避して、脱ハロゲン化反応を行った。イソプロピルマグネシウム塩化物及び塩化リチウム錯体により化合物3.3を−78°Cで処理し、次にメタノールで急冷して収率95%の一ヨウ化化合物4.16を生成した。4.16化合物を再金属化し、ヒドロシンナムアルデヒドと反応させて、収率63%のヒドロキシル化類似化合物4.17を生成した。
類似化合物4.17の合成(Ar
1=4−F−Ph、Ar
2=Pyr)。試薬及び状態:(a)iPrMgCl.LiCl、THF、−78°C、30分、95%、(b)iPrMgCl.LiCl、テトラヒドロフラン、−78°C、30分、ヒドロシンナムアルデヒド、0°C、1時間、63%。
3−イオドチオフェン中間体4.16との薗頭結合に続き水素化し、3−フェニルプロピルチオフェン4.18を合成した。3−イオドチオフェン4.16、3−フェニル−1−プロピン及びビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)二塩化触媒の基本条件下の反応により、収率28%のアルキン4.19を生成した(下式に示す)。標準水素化状態を使用して三重結合を減少し、定量的に3−フェニルプロピルチオフェン4.18を得た。硝酸銀及びヨウ化カリウムを使用するα−位置でのチオフェンのヨウ素化により、定量的に2−ヨードチオフェン4.20を生成した。2−ヨードチオフェン4.20の合成により、TBS保護3ブチン−1−オールとの薗頭反応を行い、収率58%の保護チオフェン4.2を得た。メタノール還流下、化合物4.2とフッ化アンモニウムとの反応により、収率96%の最終生成物4.1を得た。
4.1の合成(Ar
1=4−F−Ph、Ar
2=Pyr)。試薬及び状態:(a)3−フェニル−1−プロピン、CuI、PPh
3、PdCl
2(PPh
3)
2、Et
3N、THF、120°C、2時間、28%、(b)H
2、Pd/C、EtOH、反応、3日、定量、(c)AgNO
3、I
2、MeCN、反応、1.5時間、定量、(d)(ブタ−3−イン−1−イルオキシ)(tert−ブチル)ジメチルシラン 3.5、CuI、PPh
3、PdCl
2(PPh
3)
2、Et
3N、THF、120°C、2時間、58%、(e)NH
4F、MeOH、還流、16h、96%。
化合物4.1及び関連するチオフェン類似化合物の生物学的評価
化合物4.1チオフェン及び類似化合物の生物学的検査の目的は、不活性型及び活性型p38αMAPKの両方に対する結合能とその抑制活性とを決定することにある。試験管活性化分析の調査に対し特定化合物を選択し、それらがp38αMAPKのリン酸化を抑制するか否かも決定した。更に、細胞分析の評価を実施し、化合物が炎症誘発性サイトカインTNF−α及びIL−6生成を抑制するか否かを確認した。炎症性媒介物質は、心臓改善と心不全進行との役割が知られているため、心臓筋細胞及び繊維芽細胞の細胞分析を実施し、心肥大及び線維症に関する化合物の効能を調査した。重要な要因は、合成化合物の代謝及び毒性を決定することである。
不活性非リン酸化型及び活性リン酸化型p38αMAPKの両型を用い、蛍光偏光(FP)結合分析を使用し、化合物4.1及び中間生成物及び関連化合物の結合能を決定した。また、放射性(33P標識ATP)濾過結合分析を使用してリン酸塩結合を直接測定し、p38αMAPK活性の抑制について多数の化合物を評価した(www.kinase-screen.mrc.ac.uk)。酵素の両型に対する合成化合物の結合能と共に、p38αMAPKに対する抑制活性を表1に要約する。非チオフェン化合物と比較するため、表1に示す周知の抑制剤RWJ67657に対し生物学的試験を実施した。
n.d.:不確定。3μM未満のKi値を有する化合物に対し、不活性p38αMAPKを使用してn=3を実験3回及び活性p38αMAPKを使用してn=2−3を実験2回の結合分析を実施した。実験2回の平均から50%抑制値(IC
50)を決定した。
多くの場合、チオフェン化合物の結合能は、非リン酸化型に比べリン酸化型の酵素が2倍から4倍強いことが判明した。データから構造的な活性相関を推論できる。ベンジル水酸基を添加すると、4.72μMのIC50値を有する化合物4.6の活性が幾分低下した。化合物4.17のアルキン置換基を除去すると、四置換化合物4.6に比べて、0.26μMのIC50の活性を大幅に改善できる点に注意すべきである。化合物4.18のIC50は、0.27μMであり同等であった。化合物4.19のチオフェンの3−位置に配置されるアルキンは、結合能が完全に低下し、3−位置のアルキンの硬直により活性に不利な可能性を示す。しかしながら、ブチノール部分を保持して3−位置の置換基を除去すると、活性p38αMAPKに対するKi値0.56μMを有する化合物4.5により良好な結合となり、IC50が0.16μMを有し抑制活性を緩和する。要約すると、最高抑制活性値を示す2つの化合物4.1及び4.5の類似性は、チオフェン核への4置換基の付加が活性に不要なことを示す。また、中程度のIC50値を有する化合物4.17及び4.18は、チオフェン核の周囲の三置換基が結合と抑制に好ましいことを示す。
生体外活性化分析
公知の方法を使用して生体外活性化分析法により最も有効な化合物を評価した。パンp38MAPK及び活性(リン酸化)p38αMAPKに対する抗体を使用し、免疫ブロット法の分析を行った。本分析では、化合物が不活性非リン酸化p38α酵素に結合し、上流MKK6により活性化を妨げるか否かを評価した。評価手順は、10μM及び1μM濃度の検査化合物と共に不活性非リン酸化p38αMAPKを30分間予備培養する過程を含む。ATP及びMKK6を添加して反応を開始し、15分間続行した。エチレンジアミン四酢酸(EDTA)を使用して反応を停止し、次にウエスタンブロット分析を実施し、p38αMAPK活性化(リン酸化)の抑制範囲を定性的に決定した。ウエスタンブロット分析法による活性化分析結果を図1に示す。濃度10μMでのp38αMAPKのリン酸化抑制作用が全化合物で認められた。最初の配位子結合試験結果では、前記化合物は、不活性非リン酸化型p38αMAPKに対する弱い結合性を示した(表1)。これは、化合物が非リン酸化酵素の活性部位をある程度占有し、その活性化を妨げる配座変化の発生を示す。
細胞分析
サイトカイン遺伝子形質発現の抑制により、合成チオフェン4.1及びその類似化合物の抗炎症効果を決定する分析を行った。また下流の影響も調査した。炎症誘発性サイトカインは、肥大及びコラーゲン合成(線維症)を含む心臓改善の刺激により心機能に悪影響を与えることが知られている。心臓改善に対する合成化合物の効果も決定した。
化合物4.1及び類似化合物の抗炎症効果
単核球性(THP−1)細胞でのTNF−α及びのIL−6遺伝子発現の抑制に対し、細胞分析法で特定の化合物の試験を行った分析結果を図2及び図3に示す。公知の方法を使用して、THP−1細胞をLPSで処理して、TNF−α及びIL−6遺伝子を発現した。図2及び図3は、最も有効な2つの合成化合物:化合物4.1と三置換型チオフェン4.5によるサイトカイン抑制を示す。三置換型チオフェン4.5は、濃度1μM及びそれ以上でTNF−α遺伝子発現の抑制を示した(図2)。試験した全類似化合物は、図3に示す化合物4.1及び4.5を含むLPS誘導IL−6遺伝子発現の強い抑制を示した。
心臓改善に関する細胞機能に対する影響
新生ラット心臓筋細胞肥大の測定
アンギオテンシンII(AngII、100nM)又はTNF−α(10ng/mL)で刺激して、前記合成化合物の公表手順に従い、3Hロイシン取込みにより新生ラット心臓筋細胞(NCM)肥大を決定した。ベータ計測器のシンチレーション流により3H水準を計数して、3Hロイシン取込みレベルを決定した。AngII及びTNF−αは、p38αMAPKの周知の活性化物質であり、予想通り、AngII及びTNF−αは、NCM肥大を大幅に刺激した。試験した全類似化合物は、用量依存的にAngII−及びTNF−α−誘発NCM肥大を抑制した。図4及び図5は、化合物4.1及び4.5を含む本発明の多数の化合物によるNCM肥大の抑制を示す。
新生ラットの心臓繊維芽細胞コラーゲン合成の測定
AngII(100nM)により刺激して、公表手順により、3Hプロリン取込みレベルを計測して、新生ラットの心臓繊維芽細胞(NCF)コラーゲン合成に関する化合物の影響を決定した。心臓筋細胞肥大分析と同様の方法で、3Hプロリン取込みレベルを決定した。AngIIは、好中球走化性因子コラーゲン合成を大幅に刺激した。化合物4.5は、AngII擬似NCFコラーゲン合成の用量依存的抑制を示した(図6)。しかし、化合物4.1は、1μMの濃度ではAngII誘導NCFコラーゲン合成を抑制しなかった。
新生ラットの心臓繊維芽細胞の細胞生存性測定
3−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−2,5−ジフェニルテトラゾリウム臭化物(MTT)分析による公表された方法を使用してNCF細胞生存性を測定した。両化合物4.1及び4.5の各々は、10μM及び25μMの濃度ではNCF細胞生存性に影響しない良好な毒性を示した(図9)。
腎臓線維症に関する細胞機能の影響
ラット糸球体間質細胞コラーゲン合成の測定
AngII(100nM)、尿毒症毒素:インドキシル硫酸エステル(IS、10M)、p−クレゾール硫酸塩(PCS、100M)及びm−クレゾール硫酸塩(MCS、100M)により刺激して、公表手順に従い3Hプロリン取込みレベルを計測して、ラット糸球体間質細胞(RMC)コラーゲン合成に関する化合物の影響を決定した。NCFコラーゲン合成分析と同様の方法で、3Hプロリン取込みレベルを決定した。AngII、IS、PCS及びMCSは、RMCコラーゲン合成を大幅に刺激した。化合物4.5は、AngII−、IS、PCS及びMCS刺激によるRMCコラーゲン合成の用量依存的抑制を示した(図8)。
化合物4.1及び4.5の生体外代謝
肝ミクロソーム(顆粒体)を使用する生体外分析法で化合物4.1及び4.5の代謝安定性を検定した。多数の薬物代謝酵素、例えばCYP450酵素を含む肝ミクロソームは、肝クリアランス決定に有益なモデルである。生体内での代謝クリアランス(喪失量)の予測として、人間、ラット及びマウスの肝ミクロソームを使用して、生体外代謝安定性を検討した。2つの化合物の代謝安定性指標を表2に示す。表2の結果から、人間、ラット及びマウスの肝ミクロソームの化合物の見かけ分解割合は、両化合物4.1及び4.5では、高ミクロソーム予測抽出率(EH)に対し中程度であった。化合物4.5は、肝ミクロソームの全3種でより良好な代謝安定性を示した。化合物4.5は、半減期が比較的短いが、人間のミクロソームでは許容可能な固有クリアランス及びE
H値を示した。
表2:人間、ラット及びマウスの肝ミクロソームでは、化合物4.1及び4.5の代謝安定性指標は、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADPH)−依存分解特性に基づく。*値は、濃度が5分までに定量分析下限(LLQ)のみを超えたときの近似値であり、最初の2時点(即ち2分及び5分)のみを用いて分解指標を評価した。
急性毒性調査
化合物4.5の急性毒性を検討した。毒性調査では、2週間にわたり経口強制飼養により、1日2回、150mg/kgの化合物4.5を4匹の雄スピローグ−ドーリー(SD)ラットに投与した。水中1%カルボキシメチルセルロース(CMC)を4匹の雄SDラット対照群に投与した。最初の服用後、1時間後及び12時間後、7日及び14日に血液試料を収集し分析した。その後、ラットを犠牲にして器官を収集し分析した。1日、2日、4日、7日、10日及び14日に各体重を測定した。化合物4.5の急性毒性調査から得られる血液のMTTアッセイ試験結果を図7に示す。2週間の各ラットの個体重の増加量を図10aに示す。溶媒投与群(図10b)と比較して平均体重に相違が無かった。腎臓、心臓及び肝臓の重量は、溶媒投与群と同様であるが、脾臓の質量低下を観察した(図11)。
全血液、ヘモグロビン、ヘマトクリット、赤血球数、平均赤血球ヘモグロビン、平均赤血球量、赤血球分布幅、平均赤血球ヘモグロビン濃度及び肝機能の全てを評価した。処置群と溶媒投与群との間で相違が認められなかった。肝臓毒性が多数のp38αMAPK抑制剤破壊を発生すれば、肝機能に対する無変化を確認できる可能性がある。高速液体クロマトグラフィ−質量分析(HPLC−MS)を使用して、薬対象最適化センター(CDCO)で血液試料を分析し、異なる3時点でのラット血漿中の化合物4.5の濃度を決定した(表3)。化合物4.5の300mg/kg/日の摂取は、酵素IC50値より2倍から9倍高いピーク血漿レベルの結果を示した。これは、十分な化合物量の循環を示す。急性毒性調査の全体的な結果は、化合物4.5に対するラットの十分な耐久性を示す。
表3:ラット血漿中の化合物4.5濃度(nM)。*動物から得た第2(2回)の試料組の分析により、不規則に表れるラット2の濃度特性をデータから確認した。ラット2のデータを分析から除外した。
化合物4.1及び関連化合物の概要
試験を行った大部分の合成類似化合物は、p38αMAPKに対して有効な抑制力を示し、抗炎症特性を示すものと予測した。生体外の合成チオフェン類似化合物は、全て用量依存のLPS刺激THP−1細胞によるIL−6生成の抑制を示した。TNF−α生成の一部の抑制も存在した。化合物が心臓改善に影響を及ぼすか否かを決定する追加の分析を行った。心臓改善、心臓筋細胞肥大及び心臓繊維芽細胞コラーゲン合成の2つの主要機構の調査では、所与の肯定的結果が得られた。全合成類似化合物により、AngII及びTNF−α誘導性心臓筋細胞肥大を用量依存的に抑制した。高濃度の前記化合物は、心臓繊維芽細胞コラーゲン合成も抑制する。心臓改善に悪影響を与える炎症性サイトカインが公知であれば、p38αMAPK系路の抑制は、心臓病に関連する心臓改善を減少する潜在的な手段である。一例として、化合物4.5は、アンギオテンシンII及び尿毒症毒素(IS、PCS及びMCS)刺激性ラット糸球体間質細胞コラーゲン合成を用量依存的に抑制した。腎臓線維症に悪影響を与えるレニンアンギオテンシンアルドステロン系、炎症性サイトカイン及び尿毒症毒素が公知であれば、p38αMAPK系路の抑制は、腎臓疾患に関連する腎臓線維症を減少する潜在的手段である。
更に、高分解率と高ミクロゾーム抽出率の中程度である両最良化合物4.1及び4.5の代謝安定性が判明した。ヒト、ラット及びマウスの肝ミクロソームでは、化合物4.5は、化合物4.1より代謝安定特性が良好であり、次に急性毒性を検査した。ラットモデルは、この化合物への十分な耐久性があった。投与量300mg/kg/日は、p38αMAPK抑制に必要な濃度を十分に超える325nMと1357nMとの間のピーク循環濃度となり、十分な化合物量の循環を示した。
改良型チオフェンp38αMAPK抑制剤の調査
分子量及び親油性を低減してチオフェン化合物の生理化学的特性の潜在的な改善に集中して、更に試験を行った。下記チオフェン核を基調として分子モデルを実施して、この研究を更に遂行した。
1BL7及び2EWA結晶構造内に潜在的置換基の範囲を組み込んで、p38αMAPK活性部位内の結合構造を予測した。
結果を下記表4に示す。
表4:1BL7−2EWA結晶構造に立案した化合物の集合評価値を組み込んだ。*破線は、生成された結合を表す。
表4に示す化学的結合構造の集合得点から、最良得点の化合物は、水酸基に代わる末端アミンを含む。本類似化合物は、周囲のアスパラギン酸(Asp)168及びアスパラギン(Asn)155側鎖と共に水素結合相互作用を形成できる。通常、異なる鎖長を有するアルキニルアミン類似化合物は、十分に集合結合(ドッキング)を行った。水酸基をピペラジン又はモルホリン部分で置換した類似化合物も、高く評価された。集合結合研究による評価を使用して、異なる鎖長、末端水素結合供与体、α位置の水素結合受容体及び高可撓性を有する種々の化合物を合成し、親油性等の生理化学的特性を監視しながら効能を改善した。
三置換型チオフェン類似化合物の合成
鎖長の変更及び水酸基の置換
化合物4.5の合成を簡略化して、異なる鎖長を有する類似化合物を調査した(下式)。最初に、硝酸銀及び分子ヨウ素を使用するα−位置の化合物3.2のヨウ素化により、収率74%の白色粉末2−ヨードチオフェン5.1を生成した。2−ヨードチオフェン5.1の適当なアルキニルアルコールとの薗頭結合反応により、ヨウ化銅、トリフェニルホスフィン、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)二塩及びトリエチルアミンを使用し、高収率の相互結合生成物を生成した。プロパルギルアルコール5.2、ブチニルアルコール4.5及びペンチニルアルコール5.3を各々76%、87%及び85%の収率で合成した。結合計算の結果から、低エネルギ形態でp38αMAPK構造にアルキニルアミンを結合できることが判明した。従って、合成したアルキニルアルコール類似化合物を対応するアルキニルアミン(下記反応式)に変換した。アルキニルアルコール、フタルイミド及びトリフェニルホスフィンの混合物にN,Nジイソプロピルアゾジカルボン酸を添加して、光延反応を行い、前記類似化合物を合成した。光延反応により、フタルイミド基をアルコール部分で置換して、各々収率51%及び93%でプロパルギルフタルイミド5.4及びブチニルフタルイミド5.5を製造した。ヒドラジン水和物を含有するフタリル基を開裂して、各収率78%及び75%のアミン5.6及び5.7を生成した。
アルキニルアルコール4.5、5.2及び5.3並びにアルキニルアミン5.6及び5.7の合成。試薬及び状態:(a)AgNO
3、I
2、MeCN、反応、16時間、74%、(b)PdCl
2(PPh
3)
2、アルキニルアルコール、PPh
3、CuI、Et
3N、テトラヒドロフラン(THF)、還流、2時間、5.2:76%、4.5:87%、5.3:85%、(c)フタルイミド、ジイソプロピルアゾジカルボン酸(DIAD)、PPh3、THF、反応、20時間、5.4:51%、5.5:93%、(d)NH
2NH
2、H
2O、MeOH/EtOH、5.6:65%、5.7:69%。
また、化合物4.5のアルコール基をモルホリンで置換した(下記反応式)。化合物4.5をメシル塩化物で処理した後、100°Cのモルホリン中で加熱し、収率32%のモルホリン類似化合物5.8を製造した。
類似化合物5.8の合成。試薬及び状態:(a)MsCl、CHCl
3、0°C、1時間、モルホリン、100°C、1時間、32%。
アルキン官能基への変更
ブチニル置換基を減少し可撓性を増加して、p38αMAPK結合にアルキン機能が必要か否かを決定した。水素雰囲気下、炭素上でパラジウムを用いてブチニル置換基を減少し、収率40%でブタノール類似化合物5.9を生成した(下記反応式)。硫酸を使用して化合物4.5のアルキンをケトンに水和し、好収率(90%)で類似化合物5.10を生成した。
類似化合物5.9及び5.10の合成。試薬及び状態:(a)Pd/C、H
2、EtOH、反応、3日、40%、(b)H
2SO
4、(CH
3)
2CO、0°C−反応、1.5時間、71%。
カルボニル誘導体
結合計算では、カルボキシピペラジン類似化合物5.14を21位に分類した。化合物3.2をnブチルリチウムと反応(下記反応式)させて、チオフェンα−位置のカルボニル部分を結合した。リチウム化チオフェンをクロロ蟻酸エチルと反応させて、収率55%でエチルエステル5.11を生成した。エチルアルコールの水酸化ナトリウム水溶液でエチルエステル5.11を加水分解して、収率85%で酸5.12を生成した。塩化オキサリル及びN,N−ジメチルホルムアミドの触媒量を使用し、酸5.12を酸塩化物に変換した後、1−boc−ピペラジンと直ちに反応させ、収率61%の保護カルボキシピペラジン類似化合物5.13を生成した。ジクロロメタンのトリフルオロ酢酸を使用して、ターシャリーブトキシカルボニル基(Boc)脱保護により、収率72%で所望のカルボキシピペラジン5.14を生成した。
カルボキシピペラジン5.14の合成。試薬及び状態:(a)nBuLi、THF、−78°C、30分、ClCO
2Et、反応、3時間、55%;(b)NaOH、EtOH、H
2O、50°C、2時間、85%;(c)(COCl)
2、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、ジクロロメタン(DCM)、反応、2時間、1−ターシャリーブトキシカルボニル−ピペラジン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA)、ジクロロメタン(DCM)、反応、4時間、61%;(d)トリフルオロ酢酸(TFA)、ジクロロメタン(DCM)、反応、2時間、72%。
フリーデル−クラフツアシル化反応により他のカルボニル誘導体を合成した(下記反応式)。ジクロロメタンの塩化アルミニウムで酸塩化物を処置した後、化合物3.2で還流した。前記反応条件では、塩化アセチル、塩化ベンゾイル及びフロイルクロリドは全て、好収率で所望の類似化合物5.15、5.16及び5.17を生成した。
アシル類似化合物5.15−5.17の合成。試薬及び状態:(a)酸塩化物、AlCl
3、DCM、還流、16時間、5.15:67%、5.16:86%、5.17:85%。
芳香族置換基
実験段落に記載した鈴木結合反応を使用して、フラン類似化合物5.18を高収率(91%)で合成した(下記反応式)。
類似化合物5.18の合成。試薬及び状態:(a)フラン−2−ボロン酸、Pd(PPh
3)2Cl
2、Na
2CO
3、THF、μW、100°C、90分、91%。
nブチルリチウム、続いてペンタフルオロピリジンと化合物3.2を反応させて、好収率(65%)で類似化合物5.19を生成した。封止管内で120°C、1時間、補助溶媒としてNメチル−2‐ピロリドンを使用し、アンモニア水中で容易にモノアミノ化を行った。これにより、定量的に類似化合物5.20を生成した。テトラフルオロピリジン5.19のジアミノ化は、非常に遅く進行し、厳しい反応条件が必要で、3日間150°Cの反応加熱後、70%だけ変換した。ジアミノ類似化合物5.21を収率36%で分離した。
ピリジン類似化合物5.19−5.21の合成。試薬及び状態:(a)nBuLi、THF、78°C、30分、ペンタフルオロピリジン、反応、2時間、65%;(b)NH3(水)、N−メチルピロリドン(NMP)、5.20:120°C、1時間、定量、5.21:150°C、3日、50%
三置換型チオフェン化合物の生物学的評価
p38αMAPKに対する結合能
表5に示す結合能により、前記蛍光偏光結合分析と同様に合成した三置換型類似化合物を評価した。前記説明に整合して、化合物は、活性型酵素とより強固な結合を示した。通常、不活性タンパク質に対する類似化合物の結合が強い程、活性リン酸化p38αMAPKに対する結合は、より強固になる。合成した類似化合物のSARを図12に示す。3、4及び5の炭素スペーサに対し0.63、0.56及び0.80μMのKi値を有するアルキニルアルコール置換基の鎖長を変更するとき、僅かな親和性相違が認められる。二置換型チオフェン3.2と比較すると、結合能は、大幅に改善されず、余分のアルキニルアルコール官能基は、結合ポケット内に重要な相互作用がないことを示す。しかし、ブチニルアルコール4.5をブチニルアミン5.7に変換すると、Ki値は0.19μMに達し、3倍の親和性改善が認められた。モルホリン類似化合物5.8(Ki2.5μM)は、末端の水素結合供与体の損失により、結合能の減少を実証した。
完全飽和型ブチル基5.9に対するアルキン官能基の減少により、2倍以上結合能が改善した(Ki0.25μM)。また、ケトン5.10に対するアルキンの水和により、0.67μMのKi値で親和性が維持された。これは、p38α結合にアルキンが必須ではなく、可撓性の増加による親和性の改善を示す。水素結合に寄与する官能基を含む芳香族の置換基だけ、親和性が改善されることが判明した。テトラフルオロピリジン類似化合物5.19は、0.80μMのKi値を有し、フルオロ基をアミンで置換すると、更に親和性が改善された。このモノアミノピリジン類似化合物5.20は、Ki値0.20μMであった。ジアミノピリジン類似化合物5.21は、Ki値0.16μMを有し、最も有効な合成類似化合物であった。
表5:不活性及び活性p38αMAPKに対する結合能。n.d.不確定。不活性p38αMAPKに対しKi<10μMの化合物では、試験n=3を3回結合分析した。活性p38αMAPKに対しKi<1μMの化合物では、試験n = 2−3を2回結合分析した。
多数の化合物を選択して、競合試験により、アロステリック部位ではなく、SB203580−フルオレセイン配位子に対し、化合物が競って結合することが立証された。用量対応曲線を図14に示す。不活性非リン酸化p38αMAPKの種々の濃度(0.03〜1000nM)を用い、蛍光標識配位子のKd値の変化を決定できた。p38α酵素不活性型に対するSB203580−フルオレセインの親和性は、試験した類似化合物の濃度増加と共に減少することを観察し、合成された類似化合物は、フルオロプローブと同一結合部位で競合することを示した。試験した全化合物は、p38αMAPKのATPポケットに対する競合結合を示した。
生体外活性化分析
公表方法に従い生体外活性化分析法により多数の選択化合物の試験を行い、本発明の化合物がp38αMAPKの活性化を抑制できたか否かを判断した。前記の通り、ATP及びMKK6の添加前に10μM及び1μMの濃度で30分間、不活性非リン酸化p38αMAPKを検査化合物と共に予備培養した。ウエスタンブロット分析は、化合物がp38α活性化を抑制可能か否か示す。化合物4.5、5.9、5.10、5.16、5.20、5.21及びRWJ67657(1.49)のウエスタンブロット分析結果を図13に示す。パンp38MAPK及びリン酸化p38αMAPKに対する抗体を用い免疫ブロット法で分析を行った。試験した全化合物は、10μM濃度でp38αMAPK活性化の抑制を示した。化合物5.21は、1μM濃度でp38αMAPKのMKK6活性化を妨げる大幅な抑制を示す。これは、不活性非リン酸化p38αMAPKに対し0.47μMのKiを有する一連の類似化合物中最も強固な結合である化合物5.21を示す結合分析データに一致する。
第1の態様の化合物及び特に2−位置(R1位置)での置換体と3−位置(R2位置)での水素を有する化合物は、特にp38αMAPK酵素への結合に有効性を示し、実験段落で説明する物理化学的特徴について良好な「薬同様の」特徴を示す。
実験
一般実験
シグマ・オールドリッチ社、フルカ社、メルク社、ボロン・モレキュラー社及びマトリックス・サイエンティフィック社から全化学試薬を入手し、更に精製せずに使用した。シャーラウ・シリカゲル60、0.06−0.20mm(70−230メッシュASTM)を使用してフラッシュクロマトグラフィを実施した。メットレールトレドMP50融点装置を使用して融点を決定した。300MHzのブルッカー・アヴァンスDPX300、又は400MHzブルッカー・アヴァンス・ウルトラシールド・プラスDPX300、又は600MHzバリアン・ユニティ・イノヴァ核磁気共鳴分光計に核磁気共鳴スペクトルを記録した。残留プロテオ溶媒の内部標準に関する100万分の部分(ppm)で化学シフト(δ)を報告した(1H NMR,13C NMR):CDCl
3(7.26、77.16)、CD
3OD(3.31、49.00)又はd
6−DMSO(2.50、39.52)。app.(明白)、br.(広い)、s(単一)、d(二重)、t(三重)、q(四重)、p(五重)及びm(多重線)として、多重性を引用する。結合定数(J)は、ヘルツ(Hz)で与えられる。13C−1H異核種単一量子コヒーレンス(HSQC)及び異核種多量子コヒーレンス(HMBC)核磁気共鳴により重畳した複数の不等13Cピークを特定し、重畳信号特定後、(2C)で指示される。大気圧(ESI/APCI)イオン源を備えるマイクロマスプラットフォームIIシングル四重極質量分析計を使用して、低解像度質量分析(LRMS)法を実施した。マスリンクス・バージョン3.5ソフトウェアを使用し、アジレント1100シリーズ高性能液体クロマトグラフィ(高速液体クロマトグラフィ)システムより、試料管理を容易化した。マスリンクス・バージョン4.1ソフトウェアを使用するアライアンス2795独立モジュールに連結し、ウォーターズ・マイクロマスLCTプレミアXE垂直加速飛行時間計測式(TOF)質量分析計により、高分解能質量分析(HRMS)法を実施した。6120の四重極検出装置及びフェノメネックス(R)ルナC8(2)100オングストローム(50×4.6mm内径)5μmカラムに取り付けたアジレント1200シリーズ独立モジュールにより、液体クロマトグラフィ質量分析(LCMS)を実施した。緩衝物質A中の緩衝物質Bの濃度勾配5〜100%により4分間、複数試料の分析を実施し(緩衝物質A:0.1%蟻酸水溶液、緩衝剤B:80%アセトニトリル、19.9%水、0.1%蟻酸)、次にアイソクラチック100%緩衝物質Bにより3分間、その後、濃度勾配100〜0%で緩衝物質Bにより流速0.5mL/分で3分間分析を実施した。アジレント・ケムステーション・ソフトウェア(バージョンB.04.01)は、試料の運転及び処理を管理した。254nmで紫外検出するフェノメネックス(R)ルナC8(2)100オングストローム(50×4.6mm内径)5μmカラムに取り付け、ウォーターズミレニアム2690システムにより逆相高速液体クロマトグラフィの分析結果を得た。緩衝物質A中の緩衝物質Bの濃度勾配20〜100%により10分間複数試料の分析を実施し(緩衝物質A:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液、緩衝B:80%アセトニトリル、19.9%水、0.1%トリフルオロ酢酸)、次にアイソクラチック100%緩衝物質Bにより1分間実施し、その後、濃度勾配100〜20%で緩衝物質Bにより流速1.0mL/分で10分間分析を実施した。エムパワープロは、複数試料の運転及び処理を管理した。エムパワープロは、複数試料の運転及び処理を管理した。製造者の指示に従い、バイオタージ・イニシエータ・マイクロ波反応器を使用してマイクロ波化学を実施した。
4(2−(4−フルオフェニル)チオフェン−3−イル)ピリジン(3.2)
2,3−ジブロモチオフェン(2.38mL、20.7mmol)のジメチルホルムアミド(160mL)溶液に対し、4−フルオロ・フェニルホウ酸酸(2.89g、20.7mmol)、炭酸ナトリウム一水和物(12.3g(99.2mmol))及び水(40mL)を添加した。反応混合物を窒素により15分間曝気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(0.725g、1.03mmol)を添加し、反応混合物を70°Cで3時間加熱した。ピリジン−4−ボロン酸(3.81g、31.0mmol)及びビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(0.725g、1.03mmol)を添加し、反応混合物を12の°Cで16時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、二酸化ケイ素のプラグを通し、酢酸エチル(160mL)により洗浄した。有機層を水洗(5×100mL)後、塩水(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムにより乾燥し濾過した。有機層を蒸発し、トルエンと共に共沸物によりジメチルホルムアミドを除去し黄色油を供給した。勾配溶出(0−50%の酢酸エチル/石油スピリット)を用い、カラムクロマトグラフィにより製品を精製し、淡黄色固体を得た。ジエチルエーテルの再結晶化により、白色粉体チオフェン3.2(3.81g、71%)を得た。3.2:C
15H
10FNS(分子量(Mr)=255.31);融点(mp)95.8−97.6°C;1HNMR(400MHz,CDCl
3)δ(ppm)8.51(br.app.d,J=5.6Hz,2H),7.37(d,J=5.2Hz,1H),7.28−7.23(m,2H),7.18(d,J=5.3Hz,1H),7.16−7.15(m,2H),7.04−6.98(m,2H);13CNMR(101MHz,CDCl
3)δ(ppm)162.3(d,
1J
CF=248.5Hz),149.8,143.6,139.7,135.1,130.9(d,
3J
CF=8.1Hz),129.33(d,
4J
CF=3.4Hz),129.27,125.0,123.4,115.6(d,
2J
CF=21.7Hz);ESI−HRMS−TOF calcd for C
15H
11FNS+(M+H)+256.0591,found 256.0589;ESI−LCMS Rt=4.9min,256.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.5min,99%。4(2(4−フルオフェニル)−4,5−ジイオドチオフェン−3−イル)ピリジン(3.3)
化合物3.2(0.861g、3.37mmol)の酢酸(18mL)溶液に酢酸水銀(3.23g、10.1mmol)を添加した。溶液を70°Cで16時間加熱した。同時に、ヨウ素(5.14g、20.2mmol)及びヨウ化カリウム(3.36g、20.2mmol)を分離した丸底フラスコで水(38mL)に16時間溶解した。16時間後、酢酸混合物を真空濃縮し氷/水(100mL)に注入した。得られた白降汞を濾過し、水洗した後、ジエチルエーテルで洗浄し、白色粉体酢酸水銀中間生成物を生成した。中間生成物をカリウム三ヨウ化溶液に添加した。テトラヒドロフラン(1mL)を添加し表面張力を破壊し、混合物を16時間の室温で撹拌した。飽和チオ硫酸ナトリウム(100mL)を添加し、得られた黄色固体を濾過し水洗した(50mL)。固体をテトラヒドロフラン/酢酸エチル(100mL)に溶解し、飽和チオ硫酸ナトリウム(3×50mL)により更に洗浄した。硫酸マグネシウムにより有機抽出物を乾燥し、濾過し及び真空濃縮して、チオフェン3.3を生成した。テトラヒドロフラン/エチルアルコール(1:1)による再結晶は、黄色の結晶化合物3.3(1.39g、81%)を生成した。3.3:C
15H
8FI
2NS(Mr=507.10);融点212.8°C(分解);1HNMR(400MHz(d6−DMSO))δ(ppm)8.59−8.58(m、2H)(7.20)−7.12(m、6H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)162.0(d,
1J
CF=247.0Hz),149.7,145.1,145.0,140.1,130.9(d,
3J
CF=8.5Hz),128.4(d,
4J
CF=3.2Hz),125.5,115.8(d,
2J
CF=21.9Hz),101.8,87.6;ESI−HRMS−TOF calcd for C15H9FI2NS+(M+H)+507.8524,found 507.8521;ESI−LCMS Rt=6.4min,507.9(M+H)+;RP−HPLC Rt=8.4min,>99%。(ブチ−3−イン−1−イルオキシ)(ターシャリ−ブチル)ジメチルシラン(3.5)
ナドーらの類似手順を使用して、化合物3.5を合成した。3−ブチン−1−オール(3.00g、42.8mmol)のジクロロメタン(60mL)溶液にイミダゾール(7.28g,107mmol)を添加し5°Cに冷却した。ターシャリ−ブチルジメチルシリルクロリド(6.45g、42.8mmol)を添加し、反応混合物を25°Cで16時間撹拌した。ジクロロメタン(100mL)を添加し、混合物を水(2×50mL)及び塩水(50mL)により洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムにより乾燥し、濾過し及び真空濃縮して、無色油化合物3.5(7.73g、98%)を生成した。3.5:C10H20OSi(Mr=184.35);1HNMR(400MHz,CDCl
3)δ(ppm)3.74(t,J=7.1Hz,2H),2.40(td,J=7.1,2.7Hz,2H),1.95(t,J=2.7Hz,1H),0.90(s,9H),0.07(s,6H);13CNMR(101MHz,CDCl
3)δ(ppm)81.6,69.4,61.9,26.0,23.0,18.4,−5.2.エレクトロスプレーイオン化質量分析(ESI−MS)ではイオン化しない。注意。プロトン核磁気共鳴は、文献データと整合した。4−(5−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−2(4−フルオロフェニル)−4−イオドチオフェン−3−イル)ピリジン(3.6)
根岸結合反応:アルキン3.5(2.06mL、9.97mmol)のテトラヒドロフラン(15mL)溶液に0°Cの滴状n−ブチルリチウム(1.2M、8.3mL、10mmol)を添加した。反応混合物を15分間撹拌した。塩化亜鉛(1.63g、12.0mmol)を添加し、反応混合物を0°Cで15分間撹拌した後、室温まで15分間加熱し、亜鉛を溶解した。同時に、化合物3.3(1.23g、2.43mmol)をテトラヒドロフラン(18mL)中で溶解し、30分間、溶液を通じて窒素を曝気した。金属化アルキン溶液をチオフェン溶液に滴下し、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.283g、0.245mmol)を添加した。混合物を25の°Cで70時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム(7.5mL)を添加し、混合物を15分間撹拌した。酢酸エチル(150mL)を添加し、飽和炭酸ナトリウム(3×40mL)及び塩水(3×40mL)により混合物を洗浄した。硫酸マグネシウムにより有機層を乾燥し、濾過し、真空濃縮した。カラムクロマトグラフィにより製品を精製し、勾配溶出(0−50%の酢酸エチル/石油スピリット)を使用して、淡黄色固体(1.27g、94%)チオフェン3.6を生成した。
薗頭結合反応:化合物3.3(1.30g、2.56mmol)のテトラヒドロフラン(13mL)溶液に対し、アルキン3.5(800μL、3.88mmol)、トリフェニルホスフィン(0.010g、0.038mmol)、ヨウ化銅(I)(0.027g、0.142mmol)及びビス(トリフェニルホスフィン)二塩化(0.093g、0.132mmol)パラジウム(II)を添加した。反応混合物を15分間、窒素曝気し、120°Cで2時間加熱した。酢酸エチル(100mL)により反応混合物を希釈し、水(3×50mL)及び塩水(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムにより乾燥し濾過し、真空濃縮した。カラムクロマトグラフィにより得られた油を浄化し、勾配溶出(0−50%の酢酸エチル/石油スピリット)を使用して、白色固体化合物3.6を生成した。石油スピリットの粉砕により、白色粉体化合物3.6(1.19g、82%)を得た。3.6:C25H27FINOSSi(Mr=563.54);融点96.6 97.7°C;1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.60(br.app.d,J=4.8Hz,2H,H2,H6),7.13−7.11(m,2H),7.10−7.05(m,2H),6.94−6.89(m,2H),3.87(t,J=6.9Hz,2H),2.73(t,J=6.9Hz,2H),0.92(s,9H,,0.11(s,6H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.8(d,1JCF=249.8Hz),150.1,144.9,140.1,138.3,130.9(d,3JCF=8.3Hz),128.6(d,4JCF=3.4Hz),125.7,115.9(d,2JCF=21.9Hz),96.9,91.8,75.7,61.6,26.1,24.5,18.5,−5.1;ESI−HRMS−TOF calcd for C25H28FINOSSi+(M+H)+564.0684,found 564.0701;ESI−LCMS Rt=7.8min,564.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=10.9min,97%。
鈴木結合反応の一般法
2〜5mLマイクロ波容器中のボロン酸/ピナコールエステル(3.0当量)及び炭酸ナトリウム(1M、1mL)を、チオフェン3.6(100mg,1.0当量)のテトラヒドロフラン(3mL)溶液に添加した。反応混合物を15分間、窒素曝気した。二塩化(0.10当量)ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)を添加し、容器に蓋をして、混合物をマイクロ波中、100°Cで90分間加熱した。ジエチルエーテル及び真空濃縮により混合物を抽出した。カラムクロマトグラフィにより製品を精製した。メチル2−(2−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)安息香酸エステル(3.7)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(67mg、0.12mmol)及び2−(カルボメトキシル)フェニルホウ酸(65mg、0.36mmol)から化合物3.7を合成した。反応時間及び温度を変更し、マイクロ波中、100°Cで1時間加熱し、110°Cで更に続けた。勾配カラムクロマトグラフィ(0−50%の酢酸エチル/石油スピリット)を使用する精製により、黄色油化合物3.7(14mg、21%)を得た。
3.7:C
33H
34FNO
3SSi(Mr=571.78);1HNMR(400MHz,CDCl
3)δ(ppm)8.31(br.app.d,J=4.7Hz,2H),7.84−7.82(m,1H),7.39(app.td,J=7.5,1.6Hz,1H),7.34(app.td,J=7.6,1.5Hz,1H),7.19−7.14(m,2H),7.10−7.08(m,1H),6.97−6.91(m,2H),6.83−6.81(m,2H),3.69(s,3H),3.62(app.td,J=7.3,3.9Hz,2H),2.49(t,J=7.2Hz,2H),0.87(s,9H),0.03(s,6H);13CNMR(101MHz,CDCl
3)δ(ppm)167.4,162.6(d,
1J
CF=248.9Hz),149.6,145.5,143.9,139.1,136.3,134.9,132.0,131.6,131.4,131.3(d,
3J
CF=8.2Hz),130.2,129.3(d,
4J
CF=3.4Hz),127.9,125.5,120.1,115.8(d,
2J
CF=21.7Hz),94.7,73.8,61.6,52.3,26.0,24.2,18.4,−5.2;ESI−HRMS−TOF calcd for C
33H
35FNO
3SSi+(M+H)+572.2086,found 572.2111;ESI−LCMS Rt=7.4min,572.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=11.1min,95%。
メチル3−(2−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)安息香酸エステル(3.8)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(250mg、0.444mmol)及び3−(カルボメトキシル)フェニルホウ酸(240mg、1.33mmol)から化合物3.8を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(20−50%の酢酸エチル/石油スピリット)を使用する精製により、黄色固体化合物3.8(226mg、89%)を得た。3.8:C
33H
34FNO
3SSi(Mr=571.78);1HNMR(400MHz,CDCl
3)δ(ppm)8.38−8.36(m,2H),7.96−7.95(m,1H),7.94−7.91(m,1H),7.29(app.td,J=7.7,0.5Hz,1H),7.23−7.21(m,1H),7.15−7.10(m,2H),6.98−6.92(m,2H),6.83−6.82(m,2H),3.87(s,3H),3.70(t,J=7.1Hz,2H),2.56(t,J=7.1Hz,2H),0.87(s,9H),0.04(s,6H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)166.7,162.7(d,
1J
CF=249.3Hz),149.7,144.1,143.8,139.9,135.1,134.7,134.3,131.4,131.2(d,
3J
CF=8.2Hz),130.1,129.0(d,
4J
CF=3.4Hz),128.7,128.1,125.7,121.1,115.9(d,
2J
CF=21.8Hz),94.9,74.0,61.6,52.2,25.9,24.3,18.3,−5.2;ESI−HRMS−TOF calcd for C
33H
35FNO
3SSi+(M+H)+572.2086,found 572.2103;ESI−LCMS Rt=7.6min,572.3(M+H)+;RPHPLC Rt=10.9min、95%。
メチル4−(2−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)安息香酸エステル(3.9)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(295mg、0.523mmol)及び4−(カルボメトキシル)フェニルホウ酸(290mg、1.61mmol)から化合物3.9を合成した。勾配カラム・クロマトグラフィ(0−50%の酢酸エチル/石油スピリット)を使用する精製により、黄色固体化合物3.9(299mg、定量)を得た。3.9:C
33H
34FNO
3SSi(Mr=571.78);1HNMR(400Hz,CDCl
3)δ(ppm)8.38(br.app.d,J=4.8Hz,2H),7.94−7.91(m,2H),7.23−7.20(m,2H),7.15−7.10(m,2H),7.00−6.93(m,2H),6.85−6.83(m,2H),3.91(s,3H),3.71(t,J=6.9Hz,2H),2.57(t,J=6.9Hz,2H),0.88(s,9H),0.05(s,6H);13CNMR(101MHz,CDCl
3)δ(ppm)166.9,162.8(d,
1J
CF=249.4Hz),149.8,144.1,143.7,140.2,139.6,134.7,131.3(d,
3J
CF=8.2Hz),130.1,129.4,129.2,129.0(d,
4J
CF=3.5Hz),125.7,121.4,116.0(d,
2J
CF=21.8Hz),95.2,73.9,61.6,52.2,26.0,24.4,18.4,−5.2;ESI−LRMS 572.5(M+H)+;RP HPLC Rt=10.1min,95%。
(3−(2−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)フェニル)メタノール(3.10)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(200mg、0.355mmol)及び3−(ヒドロキシメチル)フェニルホウ酸(162mg、1.06mmol)から化合物3.10を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(10−50%の酢酸エチル/石油スピリット)使用する精製により、黄色固体化合物3.10(160mg、83%)を得た。3.10:C
32H
34FNO
2SSi(Mr=543.77);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.36−8.35(m,2H),7.26−7.19(m,3H),7.15−7.10(m,2H),7.02(app.dt,J=7.0,1.8Hz,1H),6.98−6.92(m,2H),6.84−6.82(m,2H),4.58(s,2H),3.73(t,J=6.9Hz,2H),2.57(t,J=6.9Hz,2H),0.88(s,9H),0.06(s,6H);13CNMR(101MHz,CDCl
3)δ(ppm)162.6(d,1J
CF=248.6Hz),149.4,145.1,144.3,141.3,139.8,134.9,134.7,131.3(d,3J
CF=7.8Hz),129.1,128.7,128.1,126.1,125.8,120.6,115.8(d,2J
CF=21.8Hz),94.4,74.3,64.8,61.6,26.0,24.3,18.4,−5.2;ESI−HRMS−TOF calcd for C
32H
35FNO
2SSi+(M+H)+544.2136,found 544.2153;ESI−LCMS Rt=6.9min,544.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=10.6min,98%。
4−(5−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−4−(4−(((ターシャリ−ブチルジメチル−シリル)オキシ)メチル)フェニル)−2−(4−フルオロフェニル)チオフェン−3−イル)ピリジン(3.11)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(110mg、0.195mmol)及び(4−(メチル)(オキシ)(ターシャリ−ブチルジメチルシリル)フェニル)ボロン酸(160mg(0.601mmol))から化合物3.11を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(0−40%の酢酸エチル/石油スピリット)を使用する精製により、黄色固体チオフェン3.11(113mg、88%)を得た。
3.11:C
38H
48FNO
2SSi
2(Mr=658.04);1HNMR(400MHz,CDCl
3)δ(ppm)8.36−8.35(m,2H),7.19(br.app.d,J=8.5Hz,2H),7.15−7.08(m,4H),6.97−6.91(m,2H),6.82−6.81(m,2H),4.72(s,2H),3.72(t,J=7.0Hz,2H),2.57(t,J=7.0Hz,2H),0.94(s,9H),0.90(s,9H),0.09(s,6H),0.06(s,6H);13CNMR(101MHz,CDCl
3)δ(ppm)162.7(d,
1J
CF=249.0Hz),149.8,145.2,144.1,140.8,139.7,135.0,133.4,131.3(d,
3J
CF=8.2Hz),130.0,129.3(d,
4J
CF=3.4Hz),125.8,125.7,120.5,115.8(d,
2J
CF=21.7Hz),94.3,74.4,64.9,61.7,26.1,26.0,24.4,18.6,18.5,−5.08,−5.13;ESI−LRMS 658.5(M+H)+;ESI−LCMS Rt=10.2min,658.3(M+H)+;RP−HPLC Rt=14.1min,99%。
4−(2−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)ベンズアミド(3.12)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(87mg、0.15mmol)及び4アミノカルボニルフェニルホウ酸(76mg、0.46mmol)から化合物3.12を合成した。勾配カラム・クロマトグラフィ(50−100%の酢酸エチル/石油スピリット)を使用する精製により、黄色固体チオフェン3.12(69mg、80%)を得た。3.12:C
32H
33FN
2O
2SSi(Mr=556.77);1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ(ppm)8.39−8.37(br.app.d,J=4.2Hz,2H),7.69(app.d,J=7.7Hz,2H),7.23(app.d,J=7.7Hz,2H),7.14−7.10(m,2H),6.98−6.93(m,2H),6.81(br.app.d,J=4.4Hz,2H),6.04(br.s,1H),5.70(br.s,1H),3.72(t,J=6.7Hz,2H),2.57(t,J=6.7Hz,2H),0.89(s,9H),0.06(s,6H);13CNMR(76MHz,CDCl
3)δ(ppm)169.1,162.7(d,
1J
CF=249.5Hz),149.9,143.9,143.7,140.2,138.7,134.7,132.3,131.3(d,
3J
CF=8.1Hz),130.4,128.9(d,
4J
CF=3.2Hz),127.2,125.7,121.4,116.0(d,
2J
CF=21.8Hz),95.2,73.9,61.6,26.0,24.4,18.5,−5.1;ESI−LRMS 557.1(M+H)+;ESI−LCMS Rt=9.2min,557.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=10.8min,83%。
3−(2−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)アニリン(3.13)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(598mg、1.06mmol)及び3−アミノフェニルホウ酸酸(430mg、3.14mmol)から化合物3.13を合成した。酢酸エチル内のカラムクロマトグラフィを使用する精製により、黄色固体化合物3.13(403mg、72%)を得た。3.13:C
31H
33FN
2OSSi (Mr = 528.76);1HNMR(400MHz,CDCl
3)δ(ppm)8.37−8.36(m,2H),7.14−7.09(m,2H),7.00(app.t,J=7.8Hz,1H),6.97−6.91(m,2H),6.85−6.83(m,2H),6.56(ddd,J=8.0,2.4,1.0Hz,1H),6.50 6.49(m,1H),6.48−6.45(m,1H),3.74(t,J=7.0Hz,2H),3.56(br.s,2H),2.58(t,J=7.0Hz,2H),0.90(s,9H),0.07(s,6H);13CNMR(101MHz,CDCl
3)δ(ppm)162.6(d,
1J
CF=248.9Hz),149.6,146.1,145.5,144.0,139.6,135.8,134.9,131.3(d,
3J
CF=8.2Hz),129.3(d,
4J
CF=3.4Hz),128.9,125.7,120.6,120.3,116.8,115.8(d,
2J
CF=21.7Hz),114.4,94.3,74.4,61.7,26.0,24.4,18.4,−5.1;ESI−LRMS 529.3(M+H)+;ESI−LCMS Rt=9.1min,529.3(M+H)+。
4−(2−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)アニリン(3.14)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(335mg、0.594mmol)及び4−アミノフェニルホウ酸ピナコールエステル(392mg、1.79mmol)から化合物3.14を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(50−100%の酢酸エチル/石油スピリット)を使用する精製により、淡褐色固体チオフェン3.14(124mg、39%)を得た。3.14:C
31H
33FN
2OSSi(Mr=528.76);1HNMR(400MHz,CDCl
3)δ(ppm)8.37−8.36(m,2H),7.13−7.08(m,2H),6.95−6.89(m,4H),6.85−6.83(m,2H),6.54−6.51(m,2H),3.74(t,J=7.0Hz,2H),3.70(br.s,2H),2.58(t,J=7.0Hz,2H),0.90(s,9H),0.07(s,6H);13CNMR(101MHz,CDCl
3)δ(ppm)162.6(d,
1J
CF=248.7Hz),149.6,145.8,145.5,144.4,139.5,134.9,131.3(d,
3J
CF=8.2Hz),131.1,129.4(d,
4J
CF=3.4Hz),125.9,124.8,119.4,115.8(d,
2J
CF=21.7Hz),114.6,93.9,74.7,61.8,26.0,24.4,18.4,5.1;ESI−LRMS 529.4(M+H)+;ESI−LCMS Rt=6.4min,529.2(M+H)+。
N−(3−(2−(4−(オキシ)(ターシャリ−ブチルジメチルシリル)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)フェニル)アセトアミド(3.15)
チオフェン3.13(82mg、0.16mmol)のピリジン(2mL)溶液に無水酢酸(0.41mL、4.3mmol)を添加した。反応混合物を3時間室温で撹拌した。水を添加し沈殿物を濾過して水洗した。粗生成物を減圧乾燥し、淡黄色粉末化合物3.15(73mg、82%)を得た。3.15:C
33H
35FN
2O
2SSi(Mr=570.80);11HNMR(300MHz,CDCl
3)δ(ppm)8.38−8.36(m,2H),7.51−7.49(m,1H),7.26−7.05(m,5H),6.98−6.90(m,2H),6.87−6.81(m,3H),3.73(t,J=6.8Hz,2H),2.58(t,J=6.6Hz,2H),2.13(s,3H),0.89(s,9H),0.07(s,6H);13CNMR(76MHz,CDCl
3)δ(ppm)168.5,162.6(d,
1J
CF=249.6Hz),149.5,144.7,144.0,139.8,138.0,135.5,134.6,131.3(d,
3J
CF=7.9Hz),129.1,128.6,125.9,125.8,121.2,120.8,119.0,115.8(d,
2J
CF=21.8Hz),94.6,74.2,61.6,26.0,24.6,24.3,18.4,−5.1;ESI−LRMS 572.0(M+H)+;ESI−LCMS Rt=7.0min,571.3(M+H)+;RP−HPLC Rt=9.5min,93%。
N−(4−(2−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)フェニル)アセトアミド(3.16)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(100mg、0.177mmol)及び4−アセト・アミド・フェニルホウ酸ピナコールエステル(140mg、0.536mmol)から化合物3.16を合成した。5%メタノール/ジクロロメタン中カラムクロマトグラフィを使用する精製により、黄色固体化合物3.16(90mg、89%)を得た。3.16:C
33H
35FN
2O
2SSi(Mr=570.79);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.35(app.d,J=5.7Hz,2H),8.06(br.s,1H),7.40(app.d,J=8.5Hz,2H),7.14−7.09(m,2H),7.06(app.d,J=8.5Hz,2H),6.96−6.91(m,2H),6.83−6.82(m,2H),3.72(t,J=6.9Hz,2H),2.57(t,J=6.9Hz,2H),2.15(s,3H),0.89(s,9H),0.06(s,6H);13CNMR(101MHz,CDCl
3)δ(ppm)168.6,162.6(d,
1J
CF=249.1Hz),149.6,144.6,144.5,139.8,137.7,134.7,131.3(d,
3J
CF=8.2Hz),130.7,130.4,129.2(d,
4J
CF=3.4 Hz),125.9,120.4,119.0,115.9(d,
2J
CF=21.8Hz),94.6,74.2,61.7,26.0,24.7,24.4,18.4,5.1;ESI−LRMS 571.5(M+H)+;ESI−LCMS Rt=7.1min,571.3(M+H)+;RP−HPLC 9.4min,95%。
N−(3−(2−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)フェニル)ベンズアミド(3.17)
チオフェン3.13(100mg、0.189mmol)の酢酸エチル(3mL)溶液にトリエチルアミン(28μL、0.20mmol)を添加した。塩化ベンゾイル(23μL、0.20mmol)を0°Cで反応混合物に添加した。反応混合物を4時間室温で撹拌した。酢酸エチル(20mL)を添加し、有機抽出物を水(3×10mL)、塩水(10mL)により洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し濾過し真空濃縮した。メタノールによる再結晶は、薄桃色結晶化合物3.17(105mg、88%)を得た。3.17:C
38H
37FN
2O
2SSi(Mr=632.87);mp195.3−196.8°C;1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.39−8.37(m,2H),7.84−7.81(m,2H),7.67(br.s,1H),7.61−7.44(m,5H),7.26−7.22(m,1H),7.16−7.11(m,2H),7.00−6.93(m,2H),6.89−6.86(m,3H),3.73(t,J=7.0Hz,2H),2.59(t,J=7.0Hz,2H),0.87(s,9H),0.04(s,6H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)165.8,162.6(d,
1J
CF=249.0Hz),149.7,144.7,143.9,139.7,138.0,135.8,135.1,134.8,131.9,131.3(d,
3J
CF=8.2Hz),129.2(d,
4J
CF=3.4Hz),128.8,128.7,127.2,126.3,125.7,121.7,120.9,119.4,115.8(d,
2J
CF=21.8Hz),94.7,74.2,61.7,26.0,24.4,18.4,5.2;ESI HRMS−TOF calcd for C
38H
38FN
2O
2SSi+(M+H)+633.2402,found 633.2404;ESI LCMS Rt=7.2min,633.3(M+H)+;RP−HPLC Rt=10.8min,98%。
N−(4−(2−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)フェニル)ベンズアミド(3.18)
チオフェン3.14(150mg、0.284mmol)の酢酸エチル(6mL)溶液にトリエチルアミン(42μL、0.30mmol)を添加した。塩化ベンゾイル(35μL、0.30mmol)を0°Cで反応混合物に添加した。反応混合物を4時間室温で撹拌した。酢酸エチル(30mL)を添加し、有機抽出物は水(3×15mL)、塩水(15mL)により洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し濾過し真空濃縮した。メタノール/水(9:1)からの再結晶は、黄色結晶化合物3.18(162mg、90%)を得た。3.18:C
38H
37FN
2O
2SSi(Mr=632.87);mp168.9−169.6°C;1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.40−8.38(m,2H),7.87−7.84(m,2H),7.76(br.s,1H),7.59−7.48(m,5H),7.17−7.10(m,4H),6.98−6.92(m,2H),6.86−6.85(m,2H),3.74(t,J=7.0Hz,2H),2.59(t,J=7.0Hz,2H),0.90(s,9H),0.07(s,6H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)166.0,162.6(d,
1J
CF=249.1Hz),149.7,144.6,144.1,139.8,137.6,135.1,134.8,131.9,131.3(d,
3J
CF=8.2Hz),130.8,129.2(d,
4J
CF=3.3Hz),128.8,127.2,125.8,120.5,119.5,115.8(d,
2J
CF=21.8Hz),94.6,74.3,61.7,26.0,24.4,18.4,5.1;ESI−HRMS−TOF calcd for C
38H
38FN
2O
2SSi+(M+H)+633.2402,found 633.2409;ESI−LCMS Rt=7.2min,633.3 (M+H)+;RP−HPLC Rt=12.1min,97%。
N−(4−(2−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)フェニル)−4−メチル・ベンゼンスルホンアミド(3.19)
チオフェン3.14(100mg、0.189mmol)のジクロロメタン(5mL)溶液に対し、ピリジン(137μL、1.70mmol)及びパラトルエンスルホニルクロリド(59mg、0.31mmol)を添加した。反応混合物を20時間室温で撹拌した。塩酸(2.7M、20mL)水溶液を添加した。ジクロロメタン(3×20mL)により化合物を抽出した。有機部分を硫酸マグネシウムにより乾燥し濾過し真空濃縮した。勾配カラムクロマトグラフィ(0−50%酢酸エチル/石油スピリット)による精製は、淡褐色固体チオフェン3.19(119mg、92%)を得た。3.19:C38H39FN2O3S2Si(Mr=682.94);1HNMR(300MHz,CDCl3)δ(ppm)8.33(app.d,J=4.0Hz,2H),7.64(app.d,J=7.5Hz,2H),7.59(br.s,1H),7.24(app.d,J=7.8Hz,2H),7.12−7.08(m,2H),7.00−6.92(m,6H),6.76(app.d,J=4.4Hz,2H),3.72(t,J=6.7Hz,2H),2.56(t,J=6.6Hz,2H),2.41(s,3H),0.90(s,9H),0.07(s,6H);13CNMR(76MHz,CDCl3)δ(ppm)162.7(d,1JCF=249.2Hz),149.5,144.2,144.1,144.0,140.0,136.4,136.2,134.6,131.5,131.3(d,3JCF=8.1Hz),131.1,129.7,129.0(d,4JCF=2.8Hz),127.4,125.8,120.7,120.6,115.9(d,2JCF=21.7Hz),94.6,74.1,61.6,26.0,24.4,21.7,18.4,−5.1;ESI LCMS Rt=7.3min,683.3(M+H)+;RP−HPLC Rt=9.9min,95%。
3−(2−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)ベンゾニトリル(3.20)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(154mg、0.273mmol)及び3−シアノ・フェニルホウ酸(119mg、0.810mmol)から化合物3.20を合成した。勾配カラム・クロマトグラフィ(10−50%の酢酸エチル/石油スピリット)を使用する精製により、黄色固体チオフェン3.20(130mg、88%)を得た。3.20:C
32H
31FN
2OSSi(Mr=538.76);1HNMR(300MHz,CDCl3)δ(ppm)8.42−8.40(m,2H),7.60(br.s,1H),7.58−7.52(m,1H),7.32(app.t,J=7.7Hz,1H),7.26−7.21(m,1H),7.15−7.10(m,2H),6.99−6.94(m,2H),6.82−6.80(m,2H),3.73(t,J=6.7Hz,2H),2.59(t,J=6.8Hz,2H),0.88(s,9H),0.06(s,6H);13CNMR(76MHz,CDCl3)δ(ppm)162.8(d,
1J
CF=249.6Hz),150.0,143.3,142.5,140.4,136.2,134.4,133.6,131.3(d,
3J
CF=8.4Hz),131.2,129.0,128.7(d,
4J
CF=3.1Hz),125.6,121.8,118.6,116.0(d,
2J
CF=21.8Hz),112.4,95.7,73.6,61.5,26.0,24.3,18.4,−5.2;ESI−LRMS 538.9(M+H)+;ESI−LCMS Rt=7.7min,539.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=9.9min,95%。
4−(5−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−4−(m−トリル)チオフェン−3−イル)ピリジン(3.21)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(158mg、0.280mmol)及び3−トリルホウ酸(114mg、0.838mmol)から化合物3.21を合成した。勾配カラムカロマトグラフィ(0−40%酢酸エチル/石油スピリット)を使用する精製により、黄色固体化合物3.21(144mg、97%)を得た。3.21:C
32H
34FNOSSi(Mr=527.77);1HNMR(300MHz,CDCl3)δ(ppm)8.38−8.36(m,2H),7.17−7.02(m,4H),6.99−6.87(m,4H),6.84−6.82(m,2H),3.73(t,J=7.1Hz,2H),2.58(t,J=7.1Hz,2H),2.24(s,3H),0.90(s,9H),0.07(s,6H);13CNMR(76MHz,CDCl3)δ(ppm)162.6(d,1J
CF=248.9Hz),149.7,145.4,144.1,139.6,137.4,134.9,134.6,131.3(d,3J
CF=8.1Hz),130.8,129.3(d,4J
CF=3.1Hz),128.3,127.9,127.1,125.7,120.3,115.8(d,2J
CF=21.7Hz),94.1,74.4,61.7,26.0,24.4,21.4,18.4,−5.2;ESI LCMS Rt=7.6min,528.3(M+H)+;RP−HPLC Rt=10.4min,90%。
4−(2−(4−(ターシャリ−ブチルジメチルシリルオキシ)ブタ−1−イニル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)−N,N−ジメチルアニリン(3.22)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(158mg、0.280mmol)及び4−(ジメチルアミノ)フェニルホウ酸(139mg、0.841mmol)から化合物3.22を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(20−50%EtOAc/ヘキサン)を使用する精製により、黄色固体化合物3.22(130mg、83%)を得た。3.22:C
33H
37FN
2OSSi(Mr=556.81);1HNMR(300MHz,d6−DMSO)δ(ppm)8.40−8.38(m,2H),7.22−7.12(m,4H),6.95−6.93(m,4H),6.57(d,J=8.9Hz,2H),3.70(t,J=6.4Hz,2H),2.87(s,6H),2.58(t,J=6.4Hz,2H),0.87(s,9H),0.05(s,6H);ESI LRMS 557.7(M+H)+。
4−(5−(4−(ターシャリ−ブチルジメチルシリルオキシ)ブタ−1−イニル)−2,4−ビス(4−フルオロフェニル)チオフェン−3−イル)ピリジン(3.23)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(151mg、0.268mmol)及び4−フルオロ・フェニルホウ酸(112mg、0.804mmol)から化合物3.23を合成した。勾配カラム・クロマトグラフィ(20−50%のEtOAc/ヘキサン)を使用する精製により、黄色固体化合物3.23(123mg、86%)を得た。3.23:C
31H
31F
2NOSSi(Mr=531.73);1HNMR(300MHz,d6−DMSO)δ(ppm)8.40−8.38(m,2H),7.25−7.07(m, 8H),6.96−6.94(m,2H),3.67(t,J=6.3Hz,2H),2.58(t,J=6.3Hz,2H),0.85(s,9H),0.02(s,6H);ESI LRMS 532.1 (M+H)+。
4−(5−(4−(ターシャリ−ブチルジメチルシリルオキシ)ブタ−1−イニル)−4−(4−クロロフェニル)−2−(4−フルオロフェニル)チオフェン−3−イル)ピリジン(3.24)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(135mg、0.240mmol)及び4−クロロフェニルホウ酸(112mg、0.719mmol)から化合物3.24を合成した。密度勾配管クロマトグラフィ(20−50%EtOAc/ヘキサン)を使用する精製により、黄色固体化合物3.24(80mg、61%)を得た。3.24:C
31H
31ClFNOSSi(Mr=548.19);1HNMR(300MHz,d6−DMSO)δ(ppm)8.41−8.39(m,2H),7.34(d,J=8.5Hz,2H),7.25−7.14(m,6H),6.97−6.95(m,2H),3.67(t,J=6.2Hz,2H),2.59(t,J=6.2Hz,2H),0.84(s,9H),0.02(s,6H);ESI LRMS 548.0(M+H)+。
4−(5−(4−(ターシャリ−ブチルジメチルシリルオキシ)ブタ−1−イニル)−2−(4−フルオロフェニル)−4−(4−(トリフロロメチル)フェニル)チオフェン−3−イル)ピリジン(3.25)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(125mg、0.222mmol)及び4−(トリフロロメチル)フェニルホウ酸(126mg、0.665mmol)から化合物3.25を合成した。密度勾配管クロマトグラフィ(20−50%EtOAc/ヘキサン)を使用する精製により、黄色固体化合物3.25(90mg、70%)を得た。3.25:C
32H
31F
4NOSSi(Mr=581.74);1HNMR(300MHz,d6−DMSO)δ(ppm)8.41−8.39(m,2H),7.65(d,J=8.2Hz,2H),7.35(d,J=8.0Hz,2H),7.26−7.15(m,4H),6.99−6.97(m,2H),3.65(t,J=6.2Hz,2H),2.59(t,J=6.2Hz,2H),0.82(s,9H),−0.01(s,6H);ESI LRMS 582.0(M+H)+。
1−(4−(2−(4−(ターシャリ−ブチルジメチルシリルオキシ)ブタ−1−イニル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)フェニル)エタノン(3.26)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(142mg、0.252mmol)及び4−アセチルフェニルホウ酸(124mg、0.756mmol)から化合物3.26を合成した。密度勾配管クロマトグラフィ(20−50%EtOAc/ヘキサン)を使用する精製により、黄色固体化合物3.26(63mg、45%)を得た。3.26:C
33H
34FNO
2SSi(Mr=555.78);1HNMR(300MHz,d6−DMSO)δ(ppm)8.39(br.app.d,J=4.6Hz,2H),7.85(app.d,J=7.8Hz,2H),7.29−7.15(m,6H),6.98−6.96(m,2H),3.66(t,J=6.1Hz,2H),2.58(t,J=6.3Hz,2H),2.54(s,3H),0.83(s,9H),0.01(s,6H);ESI LRMS 556.3 (M+H)+。
4−(2−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)石炭酸(3.27)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.6(101mg、0.179mmol)及び4−ヒドロキシ・フェニルホウ酸(76mg、0.55mmol)から化合物3.27を合成した。密度勾配管クロマトグラフィ(20−50%酢酸エチル/石油スピリット)を使用する精製により、白色固体チオフェン3.27(67mg、71%)を得た。3.27:C
31H
32FNO
2SSi(Mr=529.75);1HNMR(300MHz,CDCl3)δ(ppm)9.90(br.s,1H),8.36−8.34(m,2H),7.16−7.10(m,2H),6.99−6.89(m,6H),6.65−6.61(m,2H),3.75(t,J=7.0Hz,2H),2.60(t,J=7.0Hz,2H),0.90(s,9H),0.08(s,6H);13CNMR(76MHz,d6−DMSO)δ(ppm)161.9(d,
1J
CF=246.1Hz),156.9,149.5,145.2,143.3,138.5,135.4,131.3(d,
3J
CF=8.3Hz),130.8,128.9(d,
4J
CF=2.7Hz),125.5,124.7,118.3,115.8(d,
2J
CF=21.8Hz),114.8,94.9,74.0,61.1,25.8,23.6,18.0,−5.3;ESI−LRMS 530.0(M+H)+;ESI−LCMS Rt=7.1min,30.3 (M+H)+;RP−HPLC Rt=9.5min,95%。
メチル2−(5−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ヒドロキシブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)安息香酸エステル(3.28)
鈴木結合反応一般法を使用して、チオフェン3.55(50mg、0.11mmol)及び2−(カルボメトキシル)フェニルホウ酸(65mg、0.36mmol)から化合物3.28を合成した。マイクロ波中90分間100°Cで加熱後、反応は完了しなかった。従って、更にマイクロ波中120°Cで反応を加熱した。勾配カラムクロマトグラフィ(0−6%メタノール/クロロホルム)、続いて分離用高速液体クロマトグラフィを使用する精製により、黄色油化合物3.28(13mg、26%)を得た。3.28:C27H20FNO3S(Mr=457.52);1HNMR(400MHz,CD3OD)δ(ppm)8.24(br.app.d,J=4.7Hz,2H),7.84−7.81(m,1H),7.47(app.td,J=7.5,1.5Hz,1H),7.41(app.td,J=7.6,1.4Hz,1H),7.27−7.22(m,2H),7.17−7.14(m,1H),7.08−7.02(m,2H),6.97−6.95(m,2H),3.70(s,3H),3.55(td,J=6.9,1.6Hz,2H),2.49(t,J=6.9Hz,2H);13CNMR(101MHz,CD3OD)δ169.1,164.1(d,1JCF=247.8Hz),149.7,146.7,146.2,140.6,137.2,136.1,133.2,132.9,132.8,132.6(d,3JCF=8.4Hz),131.1,130.5(d,4JCF=3.5Hz),129.2,127.3,121.4,116.7(d,2JCF=22.1Hz),95.7,74.3,61.3,52.8,24.4;ESI−HRMS−TOF calcd for C27H21FNO3S+(M+H)+458.1221,found 458.1222;ESI−LCMS Rt=5.3min,458.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=7.0min,97%。
TBS脱保護の一般手順
メタノール(10mL)中のTBS保護開始材料(100mg、1.0当量)に対し、フッ化アンモニウム(3.0−4.0当量)を添加した。反応混合物を16時間還流した。
粗生成物を濃縮し酢酸エチルに抽出し水洗した。硫酸マグネシウムにより有機部分を乾燥し、濾過し真空濃縮した。カラムクロマトグラフィにより粗生成物を精製した。
メチル3−(5−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)安息香酸エステル(3.29)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.8(462mg、0.808mmol)から化合物3.29を合成した。10%メタノール/クロロホルムによるカラムクロマトグラフィでの精製により、白色粉体チオフェン3.29(361mg、98%)を生成した。3.29:C
27H
20FNO
3S(Mr=457.52);mp148.6−150.1°C;1HNMR(400MHz,d6−DMSO)δ(ppm)8.39−8.37(m,2H),7.86−7.82(m,2H),7.41(app.t,J=7.7Hz,1H),7.32(app.dt,J=7.7,1.6Hz,1H),7.26−7.21(m,2H),7.19−7.14(m,2H),6.97−6.96(m,2H),4.87(t,J=5.6Hz,1H),3.81(s,3H),3.47(td,J=6.9,5.7Hz,2H),2.52−2.48(m,2H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)165.8,162.0(d,1J
CF=247.0Hz),149.6,143.8,142.9,139.0,135.1,134.6,134.3,131.3(d,3J
CF=8.5Hz),130.5,129.4,128.6,128.6(d,4J
CF=5.4Hz),128.3,125.5,119.9,115.9(d,2J
CF=21.9Hz),96.2,73.3,59.4,52.2,23.6;ESI−HRMS−TOF calcd for C27H21FNO3S+ (M+H)+ 458.1221, found 458.1236;ESI−LCMS Rt=5.4min,458.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=7.3min,>99%。
メチル4−(5−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)安息香酸エステル(3.30)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.9(593mg、1.04mmol)から化合物3.30を合成した。10%メタノール/クロロホルム中のカラムクロマトグラフィを使用する精製により、白色粉体化合物3.30(478mg、99%)を生成した。3.30:C27H20FNO3S(Mr=457.52);mp218.3−219.2°C;1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.38−8.37(m,2H),7.957.92(m,2H),7.24−7.21(m,2H),7.15−7.10(m,2H),6.99−6.93(m,2H),6.81−6.80(m,2H),3.90(s,3H),3.71(app.q,J=6.2Hz,2H),2.64(t,J=6.3Hz,2H),1.64(t,J=6.4Hz,1H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)166.9,162.8(d,1J
CF=249.3Hz),149.8,144.5,143.6,140.4,139.5,134.7,131.3(d,3J
CF=8.2Hz),130.1,129.4,129.3,128.8(d,4J
CF=3.6Hz),125.6,121.0,116.0(d,2J
CF=21.8Hz),94.4,74.7,60.9,52.3,24.3;ESI HRMS TOF calcd for C27H21FNO3S+(M+H)+458.1221, found 458.1212;ESI LCMS Rt=5.4min,458.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=7.4min,99%。
3−(5−(4−フルオフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)安息香酸(3.31)
開始剤チオフェン3.29(200mg、0.47mmol)をエチルアルコール(10mL)中に溶解した。水(10mL)、次に水酸化ナトリウム(70mg、1.75mmol)を添加した。反応混合物を2時間50°Cで加熱した。反応混合物を真空濃縮し、エチルアルコールを除去した。塩酸(1M)により混合物をpH2に酸化した。得られた沈殿物を濾過し、減圧乾燥し白色粉体化合物3.31(155mg、80%)を生成した。3.31:C
26H
18FNO
3S(Mr=443.49);mp257.4−259.2°C;1HNMR(400MHz,d6−DMSO)δ(ppm)8.43−8.42(m,2H),7.84(app.dt,J=7.7,1.4Hz,1H),7.78−7.76(m,1H),7.40(app.t,J=7.7Hz,1H),7.34(app.dt,J=7.8,1.4Hz,1H),7.26−7.23(m,2H),7.20−7.16(m,2H),7.04−7.03(m,2H),3.47(t,J=6.9Hz,2H),2.52−2.49(m,2H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)166.8,162.1(d,1J
CF=246.8Hz),148.9,144.0,143.7,139.1,135.0,134.3,133.9,131.4(d,3J
CF=8.5Hz),130.6,130.6,128.6(d,4J
CF=3.3Hz),128.5,128.4,125.8,119.9,115.9(d,2J
CF=21.8Hz),96.1,73.3,59.4,23.6;ESI−HRMS−TOF calcd for C
26H
19FNO
3S+ (M+H)+ 444.1064, found 444.1075;SI−LCMS Rt=5.1min,444.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.7min,>99%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)安息香酸(3.32)
出発物質のチオフェン3.30(100mg、0.219mmol)をエチルアルコール(5mL)中で溶解した。水(5mL)を水酸化ナトリウム(35mg、0.87mmol)と共に添加した。反応混合物を2時間50°Cで加熱した。反応混合物を真空濃縮しエチルアルコールを除去した。塩酸(1M)で混合物をpH2に酸化した。得られた沈殿物を濾過し、減圧乾燥し白色粉体化合物3.32(89mg、92%)を生成した。
3.32:C
26H
18FNO
3S(Mr=443.49);1HNMR(400MHz,d6DMSO)δ(ppm)8.71(br.app.d,J=5.3Hz,2H),7.87(app.d,J=8.2Hz,2H),7.48(br.app.d,J=5.9Hz,2H),7.30−7.26(m,4H),7.23−7.18(m,2H),3.50(t,J=6.7Hz,2H),2.53(t,J=6.7Hz,2H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)166.9,162.4(d,1J
CF=247.7Hz),150.3,143.6,143.2,141.1,137.8,133.2,131.8(d,3J
CF=8.7Hz),130.11,130.07,129.2,128.1,127.8(d,4J
CF=3.0Hz),120.8,116.2(d,2J
CF=21.9Hz),97.1,72.8,59.3,23.6;ESI−HRMS−TOF calcd for C26H19FNO3S+(M+H)+444.1064,found 444.1071;ESI LCMS Rt=5.1min,444.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.7min,98%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−3−(3−(ヒドロキシメチル)フェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−オール(3.33)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.10(119mg、0.219mmol)から化合物3.33を合成した。5%のメタノール/クロロホルム中のカラムクロマトグラフィの精製により、白色粉体化合物3.33(78mg、83%)を生成した。3.33:C
26H
20FNO
2S(Mr=429.51);mp189.0−190.6°C;1HNMR(400MHz,CD3OD)δ(ppm)8.29−8.28(m,2H),7.27−7.20(m,5H),7.07−7.01(m,2H),6.99−6.96(m,3H),4.53(s,2H),3.63(t,J=6.7Hz,2H),2.57(t,J=6.7Hz,2H);13CNMR(101MHz,CD3OD)δ(ppm)164.1(d,1J
CF=247.9Hz),149.8,146.7,146.5,142.7,141.1,136.2,136.1,132.7(d,3J
CF=8.4Hz),130.5(d,4J
CF=3.5Hz),130.0,129.8,129.0,127.6,127.2,121.8,116.7(d,2J
CF=22.1Hz),95.5,74.9,64.9,61.4,24.5;ESI−HRMS TOF calcd for C
26H
21FNO
2S+(M+H)+430.1272,found 430.1259;ESI−LCMS Rt=5.0min,430.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.7min,>99%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−3−(4−(ヒドロキシメチル)フェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−オール(3.34)
TBS脱保護の一般手順に従い、化合物3.11(98mg、0.15mmol)から化合物3.34を合成した。メタノールによる再結晶化により、白色結晶チオフェン3.34(37mg、58%)を生成した。3.34:C
26H
20FNO
2S(Mr=429.51);mp235−236.7°C;1HNMR(400MHz,d6−DMSO)δ(ppm)8.398.38(m,2H),7.24−7.14(m,6H),7.09(app.d,J=8.2Hz,2H),6.96−6.95(m,2H),5.18(br.s,1H),4.88(br.s,1H),4.46(s,2H),3.50(t,J=6.8Hz,2H),2.53−2.49(m,2H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)162.0(d,1J
CF=246.6Hz),149.3,144.8,143.5,141.9,138.8,135.3,132.4,131.3(d,3J
CF=8.5Hz),129.4,128.8(d,4J
CF=3.0Hz),126.0,125.6,119.3,115.8(d,2J
CF=21.9Hz),95.5,73.6,62.6,59.5,23.6;ESI−HRMS TOF calcd for C
26H
21FNO
2S+(M+H)+430.1272, found 430.1285;ESI−LCMS Rt=5.0min,430.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.2min,>99%。
3−(5−(4−フルオフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)ベンズアミド(3.35)
ベンゾ・トリアゾル−1−イルオキシ)トリス(ジメチルアミノ)、ホスホニウムヘキサフルオロホスフェイト(119mg、0.269mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(46μL、0.27mmol)及び炭酸アンモニウム(90mg、0.93mmol)を、酸3.31(80mg、0.18mmol)のジメチルホルムアミド(2mL)懸濁液に添加した。反応混合物を16時間室温で撹拌した。溶媒を真空中で蒸発した。5%メタノール/クロロホルム中のカラムクロマトグラフィによる精製及び、続くメタノールによる再結晶化により、白色結晶化合物3.35(44mg(55%))を生成した。3.35:C
26H
19FN
2O
2S(Mr=442.51);mp239.4−240.8°C;1HNMR(400MHz,d6−DMSO)δ(ppm)8.388.37(m,2H),7.88(br.s,1H),7.78−7.75(m,2H),7.35−7.31(m,2H),7.26−7.15(m,5H),6.95−6.94(m,2H),4.88(br.s,1H),3.47(t,J=6.8Hz,2H),2.51−2.48(m,2H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)167.4,162.0(d,1J
CF=247.2Hz),149.6,144.6,142.9,138.8,135.3,134.2,134.0,132.3,131.3(d,3J
CF=8.5Hz),129.1,128.7(d,4J
CF=3.3Hz),127.9,126.7,125.5,119.7,115.9(d,2J
CF=21.9Hz),95.9,73.4,59.4,23.6;ESI−HRMS−TOF calcd for C26H20FN2O2S+ (M+H)+ 443.1224, found 443.1244;ESI−LCMS Rt=4.9min,443.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.4min,99%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)ベンズアミド(3.36)
化合物3.36は、TBS脱保護の一般手順に従い化合物3.12(49mg、0.09mmol)から合成した。5%メタノール/クロロホルム中でのカラムクロマトグラフィによる精製により、白色粉体チオフェン3.36(27mg、70%)を得た。3.36:C
26H
19FN
2O
2S(Mr=442.51);mp251.3−254.2°C;1HNMR(400MHz,d6−DMSO)δ(ppm)8.40−8.39(m,2H),7.95(br.s,1H),7.777.74(m,2H),7.37(br.s,1H),7.25−7.15(m,6H),6.97−6.95(m,2H),4.89(t,J=5.6Hz,1H),3.49(td,J=6.9,5.6Hz,2H),2.54−2.49(m,2H);13CNMR(101MHz,d6DMSO)δ(ppm)167.5,162.0(d,1J
CF=246.6Hz),149.6,144.2,143.0,138.9,137.0,135.2,133.2,131.4(d,3J
CF=8.4Hz),129.6,128.6(d,4J
CF=3.2Hz),127.2,125.5,119.9,115.9(d,2J
CF=21.9Hz),96.1,73.4,59.4,23.6;ESI−HRMS−TOF calcd for C26H20FN2O2S+ (M+H)+ 443.1224, found 443.1242;ESI−LCMS Rt=4.9min,443.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.4min,97%。
3−(5−(4−フルオフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)−N−(2−ヒドロキシエチル)ベンズアミド(3.37)
(ベンゾ・トリアゾル−1−イルオキシ)トリス(ジメチルアミノ)、ホスホニウムヘキサフルオロホスフェイト(120mg、0.271mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(47μL、0.27mmol)及びエタノールアミン(50μL、0.90mmol)を、化合物3.31(80mg、0.18mmol)のアセトニトリル(2mL)懸濁液に添加した。反応混合物を16時間室温で撹拌した。酢酸エチル(10mL)を添加し、混合物を水洗し(3×10mL)、水溶性部分を酢酸エチルにより抽出した(3×10mL)。組合せ有機部分を硫酸マグネシウムで乾燥し濾過し真空濃縮した。勾配カラムクロマトグラフィ(0−10%メタノール/クロロホルム)による精製により、白色粉体化合物3.37(50mg、57%)を生成した。3.37:C28H23FN2O3S(Mr=486.56);mp140.0−142.5°C;1HNMR(400MHz,d6DMSO)δ(ppm)8.38−8.34(m,3H),7.80(s,1H),7.75(d,J=7.8Hz,1H),7.33(app.t,J=7.7Hz,1H),7.25−7.14(m,5H),6.96−6.94(m,2H),4.88(t,J=5.6Hz,1H),4.71(t,J=5.6Hz,1H),3.51−3.44(m,4H),3.343.28(m,2H),2.51−2.48(m,2H);13CNMR(101MHz,d6DMSO)δ(ppm)165.8,162.0(d,1J
CF=246.7Hz),149.6,144.5,142.9,138.8,135.3,134.3,134.2,132.1,131.3(d,3J
CF=8.5Hz),128.8,128.7(d,4J
CF=3.1Hz),127.9,126.4,125.5,119.8,115.9(d,2J
CF=21.8Hz),96.0,73.4,59.7,59.4,42.2,23.6;ESI HRMS TOF calcd for C28H24FN2O3S+ (M+H)+ 487.1486, found 487.1508;ESI−LCMS Rt=4.9min,487.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.2min,>99%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)−N−(2−ヒドロキシエチル)ベンズアミド(3.38)
(ベンゾ・トリアゾル1イルオキシ)トリス(ジメチルアミノ)、ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェイト(90mg、0.20mmol)、N,Nジイソプロピルエチルアミン(35μL、0.20mmol)及びエタノールアミン(38μL、0.68mmol)を、化合物3.32(60mg、0.14mmol)のアセトニトロール(1.5mL)懸濁液に添加した。反応混合物を16時間室温で撹拌した。酢酸エチル(10mL)を添加し、混合物を水洗し(3×10mL)、水溶性部分を酢酸エチル(3×10mL)により抽出した。混合有機部分を硫酸マグネシウムで乾燥し濾過し真空濃縮した。勾配カラムクロマトグラフィ(0−10%メタノール/クロロホルム)による精製により、白色粉体化合物3.38(30mg、45%)を生成した。3.38:C
28H
23FN
2O
3S(Mr=486.56);mp218.7−220.9°C;1HNMR(400MHz,d6DMSO)δ(ppm)8.43−8.39(m,3H),7.74(app.d,J=8.5Hz,2H),7.25−7.15(m,6H),6.96−6.95(m,2H),4.88(t,J=5.6Hz,1H),4.70(t,J=5.7Hz,1H),3.52−3.46(m,4H),3.353.28(m,2H),2.53−2.49(m,2H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)165.8,162.0(d,1J
CF=247.0Hz),149.6,144.1,142.9,138.9,136.8,135.2,133.5,131.3(d,3J
CF=8.5Hz),129.5,128.6(d,4J
CF=3.2Hz),126.9,125.5,119.8,115.9(d,2J
CF=21.8Hz),96.1,73.3,59.7,59.4,42.2,23.6;ESI−HRMS−TOFcalcd for C28H24FN2O3S+ (M+H)+ 487.1486, found 487.1483;ESI−LCMS Rt=4.9min,487.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.1min,97%。
4−(3−(3−アミノフェニル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−オール(3.39)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.13(100mg、0.189mmol)から化合物3.39を合成した。密度勾配管クロマトグラフィ(0−5%メタノール/酢酸エチル)使用する精製により、黄色粉末化合物3.39(48mg、62%)を得た。3.39:C
25H
19FN
2OS(Mr=414.50);mp142.5143.8°C;1HNMR(300MHz,CD3OD)δ(ppm)8.29−8.27(m,2H),7.22−7.16(m,2H),7.05−6.93(m,5H),6.64−6.61(m,2H),6.37(d,J=7.5Hz,2H),3.64(t,J=6.8Hz,2H),2.58(t,J=6.8Hz,2H);13CNMR(76MHz,CD3OD)δ(ppm)164.1(d,1J
CF=247.8Hz),149.7,148.5,147.3,146.6,140.9,136.9,136.2,132.6(d,3J
CF=8.3Hz),130.6(d,4J
CF=3.1Hz),129.6,127.5,121.5,121.0,118.2,116.7(d,2J
CF=22.1Hz),115.8,95.2,75.0,61.4,24.6;ESI HRMS TOF calcd for C25H20FN2OS+ (M+H)+ 415.1275, found 415.1293;ESI−LCMS Rt=4.9min,415.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=5.5min,96%。
4−(3−(4−アミノフェニル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−オール(3.40)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.14(83mg、0.16mmol)から化合物3.40を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(20−50%EtOAc/ヘキサン)による精製により、黄色粉末化合物3.40(56mg、86%)を生成した。3.40:C
25H
19FN
2OS(Mr=414.49);1HNMR(300MHz,CD3OD)δ(ppm)8.30−8.28(m,2H),7.23−7.16(m,2H),7.06−6.96(m,4H),6.90−6.86(m,2H),6.61−6.56(m,2H),3.65(t,J=6.9Hz,2H),2.58(t,J=6.9Hz,2H);13CNMR(76MHz,d6−DMSO)δ(ppm)161.9(d,1J
CF=246.3Hz),149.4,148.1,145.8,143.6,138.2,135.3,131.3(d,3J
CF=8.4Hz),130.4,129.1(d,4J
CF=2.6Hz),125.6,121.2,117.5,115.8(d,2J
CF=21.8Hz),113.1,94.7,74.2,59.6,23.7;ESI−HRMS−TOF calcd for C25H20FN2OS+ (M+H)+ 415.1275, found 415.1273;RP−HPLC Rt=5.3min,90%。
N−(3−(5−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)フェニル)アセトアミド(3.41)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.15(65mg、0.11mmol)から化合物3.41を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(0−10%メタノール/クロロホルム)を使用する精製により、白色粉体化合物3.41(47mg、90%)を生成した。3.41:C
27H
21FN
2O
2S(Mr=456.54);mp139.4143.2°C;1HNMR(400MHz,d6−DMSO)δ(ppm)9.89(s,1H),8.38−8.36(m,2H),7.53(s,1H),7.46(d,J=8.1Hz,1H),7.24−7.13(m,5H),6.93−6.91(m,2H),6.69(d,J=7.7Hz,1H),4.87(t,J=5.6Hz,1H),3.48(app.q,J=6.5Hz,2H),2.51(t,J=6.9Hz,2H),2.00(s,3H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)168.3,162.0(d,1J
CF=246.8Hz),149.5,145.0,143.0,139.1,138.7,135.3,134.6,131.4(d,3J
CF=8.4Hz),128.8(d,4J
CF=3.2Hz),128.2,125.4,124.3,120.2,119.4,118.1,115.8(d,2J
CF=21.9Hz),95.7,73.5,59.5,24.0,23.6;ESI−HRMS−TOF calcd for C27H22FN2O2S+ (M+H)+ 457.1381, found 457.1394;ESI−LCMS Rt=5.0min,457.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.5min,>99%。
N−(4−(5−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)フェニル)アセトアミド(3.42)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.16(84mg、0.15mmol)から化合物3.42を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(0−10%メタノール/クロロホルム)による精製により、白色粉体チオフェン3.42(52mg、77%)を生成した。3.42:C
27H
21FN
2O
2S(Mr=456.53);mp251.4253.3°C;1HNMR(400MHz,d6−DMSO)δ(ppm)9.96(s,1H),8.39−8.38(m,2H),7.46(app.d,J=8.7Hz,2H),7.23−7.14(m,4H),7.04(app.d,J=8.7Hz,2H),6.94−6.92(m,2H),4.88(t,J=5.6Hz,1H),3.50(app.q,J=6.3Hz,2H),2.53−2.49(m,2H),2.02(s,3H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)168.4,162.0(d,1J
CF=246.7Hz),149.5,144.8,143.2,138.7,138.6,135.3,131.3(d,3J
CF=8.4Hz),130.1,128.8(d,4J
CF=3.2Hz),128.7,125.5,118.9,118.2,115.8(d,2J
CF=21.9Hz),95.5,73.7,59.5,24.0,23.6;ESIHRMS TOF calcd for C27H22FN2O2S+ (M+H)+ 457.1381, found 457.1390;ESI−LCMS Rt=5.1min,457.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.6min,>99%。
N−(3−(5−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)フェニル)ベンズアミド(3.43)
TBS脱保護の一般手順によるり、化合物3.17(100mg、0.158mmol)から化合物3.43を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(0−5%メタノール/クロロホルム)を使用する精製により、白色粉体チオフェン3.43(78mg、95%)を生成した。3.43:C
32H
23FN
2O
2S(Mr=518.61);mp204.4−206.3°C;1HNMR(400MHz,d6−DMSO)δ(ppm)10.23(s,1H),8.40−8.38(m,2H),7.92−7.90(m,2H),7.82(br.s,1H),7.67(br.d,J=8.1Hz,1H),7.61−7.51(m,3H),7.26−7.15(m,5H),6.97−6.96(m,2H),6.75(d,J=7.7Hz,1H),4.86(t,J=5.6Hz,1H),3.50(app.q,J=6.4Hz,2H),2.53(t,J=7.0Hz,2H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)165.6,162.0(d,1J
CF=246.5Hz),149.5,145.0,143.0,139.0,138.7,135.3,135.0,134.6,131.6,131.4(d,3J
CF=8.4Hz),128.8(d,4J
CF=3.2Hz),128.4,128.1,127.7,125.4,124.9,121.5,119.5,119.4,115.8(d,2J
CF=21.9Hz),95.8,73.5,59.5,23.7;ESI−HRMS−TOFcalcd for C
32H24FN2O2S+ (M+H)+ 519.1537, found 519.1525;ESI−LCMS Rt=5.4min,519.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=8.1min,99%。
N−(4−(5−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)フェニル)ベンズアミド(3.44)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.18(150mg、0.237mmol)から化合物3.44を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(0−5%メタノール/クロロホルム)による精製により、白色粉体化合物3.44(110mg、89%)を生成した。3.44:C
32H
23FN
2O
2S(Mr=518.61);融点248.6−250.5°C;1HNMR(400MHz,d6−DMSO)δ(ppm)10.28(s,1H),8.42−8.40(m,2H),7.93−7.91(m,2H),7.68(app.d,J=8.6Hz,2H),7.61−7.50(m,3H),7.27−7.15(m,4H),7.12(app.d,J=8.6Hz,2H),6.98−6.96(m,2H),4.90(t,J=5.5Hz,1H),3.52(app.q,J=6.4Hz,2H),2.54(t,J=6.8Hz,2H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)165.7,162.0(d,1J
CF=246.8Hz),149.6,144.7,143.2,138.6,138.5,135.3,134.9,131.6,131.3(d,3J
CF,J=8.5Hz),130.0,129.4,128.8(d,4J
CF=3.3Hz),128.4,127.6,125.6,119.6,119.1,115.8(d,2J
CF=21.9Hz),95.6,73.7,59.5,23.7;ESI−HRMS−TOF calcd for C
32H24FN2O2S+ (M+H)+ 519.1537, found 519.1559;SI LCMS Rt=5.4min,519.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=7.1min,98%。
N−(3−(5−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)フェニル)−4−メチル・ベンゼン・スルホンアミド(3.45)
ピリジン(91μL、1.1mmol)及びパラトルエンスルホニルクロリド(45mg、0.23mmol)を、チオフェン3.13(98mg、0.19mmol)のジクロロメタン(5mL)溶液に添加した。反応混合物を24時間室温で撹拌した。塩酸水溶液(2.7M、20mL)を添加した。化合物をジクロロメタン(3×20mL)により抽出した。有機部分を混合し、硫酸マグネシウムで乾燥し濾過し真空濃縮した。勾配カラム・クロマトグラフィ(0−50%の酢酸エチル/石油スピリット)による精製は、淡褐色粉末化合物3.45(62mg、59%)を得た。3.45:C
32H
25FN
2O
3S2(Mr=568.68);融点212.7−214.6°C;1HNMR(400MHz,d6−DMSO)δ(ppm)10.18(s,1H),8.34−8.33(m,2H),7.51(app.d,J=8.3Hz,2H),7.34(app.d,J=8.0Hz,2H),7.23−7.14(m,4H),7.08(app.t,J=7.9Hz,1H),7.00(br.app.t,J=1.8Hz,1H),6.95(ddd,J=8.1,2.1,0.9Hz,1H),6.83−6.82(m,2H),6.71(app.dt,J=7.7,1.2Hz,1H),4.88(br.s,1H),3.47(t,J=6.9Hz,2H),2.50−2.46(m,2H),2.36(s,3H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)162.0(d,1J
CF=246.6Hz),149.3,144.4,143.2,142.9,138.8,137.6,136.6,135.2,135.1,131.3(d,3J
CF=8.5Hz),129.6,128.7,128.7(d,4J
CF=3.4Hz),126.6,125.4,125.3,121.4,119.6,119.0,115.8(d,2J
CF=21.8Hz),95.8,73.2,59.5,23.6,21.0;ESI−HRMS−TOF calcd for C
32H26FN2O3S2+ (M+H)+ 569.1363, found 569.1370;ESI−LCMS Rt=5.6min,569.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=7.6min,>99%。
N−(4−(5−(4−フルオロフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)フェニル)−4−メチル・ベンゼン・スルホンアミド(3.46)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.19(119mg、0.174mmol)から化合物3.46を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(20―100%の酢酸エチル/石油スピリット)を使用する精製と、続くメタノールによる再結晶化により、白色結晶化合物3.46(68mg(69%))を生成した。3.46:C
32H
25FN
2O
3S
2(Mr=568.68);融点244.3−246.4°C;1HNMR(400MHz,d6−DMSO)δ(ppm)10.24(s,1H),8.34(br.app.d,J=3.9Hz,2H),7.59(app.d,J=8.3Hz,2H),7.33(app.d,J=8.1Hz,2H),7.21−7.13(m,4H),6.99−6.94(m,4H),6.87(br.app.d,J=5.6Hz,2H),4.90(br.s,1H),3.45(t,J=6.9Hz,2H),2.51−2.46(m,2H),2.36(s,3H);13CNMR(101MHz,d6DMSO)δ(ppm)162.0(d,1J
CF=246.7Hz),149.4,144.5,143.3,143.0,138.6,137.2,136.5,135.2,131.3(d,3J
CF=8.4Hz),130.5,129.7,129.6,128.7(d,4J
CF=3.2Hz),126.7,125.4,119.2,119.1,115.8(d,2J
CF=21.8Hz),95.6,73.5,59.4,23.6,21.0;
ESI−HRMS−TOF calcd for C
32H26FN2O3S2+ (M+H)+ 569.1363, found 569.1382;ESI−LCMS Rt=5.7min,569.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=7.3min,95%。
3−(5−(4−フルオフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)ベンゾニトリル(3.47)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.20(53mg、0.10mmol)から化合物3.47を合成した。3%メタノール/ジクロロメタン中のカラムクロマトグラフィによる精製は、黄色固体化合物3.47(40mg、96%)を生成した。3.47:C
26H
17FN
2OS(Mr=424.49);融点184.0−185.9°C;1HNMR(300MHz,CD3OD)δ(ppm)8.34(app.d,J=3.5Hz,2H),7.65−7.61(m,2H),7.46−7.39(m,2H),7.25−7.21(m,2H),7.07−7.01(m,4H),3.65(t,J=6.5Hz,2H),2.59(t,J=6.5Hz,2H);13CNMR(76MHz,CD3OD)δ(ppm)164.2(d,1J
CF=248.2Hz),150.1,145.9,144.1,141.7,137.5,135.9,135.8,134.7,132.7(d,3J
CF=8.4Hz),132.3,130.3,130.1(d,4J
CF=2.5Hz),127.5,122.9,119.3,116.8(d,2J
CF=22.2Hz),113.3,96.6,74.2,61.3,24.5;ESI−HRMS−TOF calcd for C26H18FN2OS+ (M+H)+ 425.1118, found 425.1118;ESI−LCMS Rt=5.5min,425.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=7.2min,99%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)−3−(m−トリル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−オール(3.48)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.21(50mg、0.10mmol)から化合物3.48を合成した。3%メタノール/ジクロロメタン中のカラムクロマトグラフィを使用する精製により、黄色粉末チオフェン3.48(37mg、94%)を生成した。3.48:C
26H
20FNOS(Mr=413.51);融点177.1−179.0°C;1HNMR(400MHz,CD3OD)δ(ppm)8.30−8.28(m,2H),7.247.19(m,2H),7.14−7.00(m,5H),6.98−6.96(m,2H),6.89(d,J=7.4Hz,1H),3.63(t,J=6.8Hz,2H),2.57(t,J=6.8Hz,2H),2.24(s,3H);13CNMR(101MHz,CD3OD)δ(ppm)164.1(d,1J
CF=247.7Hz),149.8,146.9,146.6,141.1,138.8,136.2,136.0,132.6(d,3J
CF=8.4Hz),131.8,130.5(d,4J
CF=3.4Hz),129.3,128.9,128.2,127.6,121.6,116.7(d,2J
CF=22.1Hz),95.2,75.0,61.4,24.5,21.3;ESI−HRMS−TOF calcd for C26H21FNOS+ (M+H)+ 414.1322, found 414.1317;ESI−LCMS Rt=5.5min,414.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=7.0min,98%。
4−(3−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−オール(3.49)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.22(63mg、0.11mmol)から化合物3.49を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(20−50%EtOAc/ヘキサン)による精製は、黄色粉末化合物3.49(31mg、62%)を生成した。3.49:C
27H
23FN
2OS(Mr=442.55);1HNMR(300MHz,d6−DMSO)δ(ppm)8.40−8.38(m,2H),7.22−7.12(m,4H),6.96−6.93(m,4H),6.57(d,J=8.9Hz,2H),4.88(t,J=5.5Hz,1H),3.52(app.q,J=6.4Hz,2H),2.87(s,6H),2.55−2.49(m,2H);ESI−HRMS−TOFcalcdforC
27H
24FN
2OS+(M+H)+443.1588,found443.1566。
4−(3,5−ビス(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−オール(3.50)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.23(110mg、0.207mmol)から化合物3.50を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(20−50%EtOAc/ヘキサン)による精製は、黄色粉末化合物3.50(81mg、94%)を生成した。3.50:C25H17F2NOS(mr=417.47);1HNMR(300MHz,CD3OD)δ(ppm)8.33−8.31(m,2H),7.25−7.15(m,4H),7.08−6.97(m,6H),3.66(t,J=6.8Hz,2H),2.60(t,J=6.8Hz,2H);13CNMR(151MHz,CD3OD)δ(ppm)164.1(d,1J
CF=247.8Hz),163.6(d,1J
CF=246.3Hz),149.9,146.4,145.6,141.2,136.1,133.1(d,3J
CF=8.2Hz),132.6(d,3J
CF=8.5Hz),132.3(d,4J
CF=3.3Hz),130.4(d,4J
CF=3.4Hz),127.6,122.0,116.7(d,2J
CF=22.0Hz),115.9(d,2J
CF=21.8Hz),95.7,74.7,61.3,24.5;ESI−HRMS−TOF calcd for C25H18F2NOS+ (M+H)+ 418.1072, found 418.1063;RP−HPLC Rt=6.9min,95%。
4−(3−(4−クロロフェニル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−オール(3.51)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.24(81mg、0.15mmol)から化合物3.51を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(20−50%EtOAc/ヘキサン)による精製は、黄色粉末化合物3.51(60mg、94%)を生成した。3.51:C
25H
17ClFNOS(Mr=433.93);1HNMR(400MHz,DMSO)δ8.42−8.40(m,2H),7.37−7.33(m,2H),7.24−7.13(m,6H),6.96(dd,J=4.4,1.6Hz,2H),4.89(br.s,1H),3.50(dd,J=10.2,6.4Hz,2H),2.54−2.49(m,2H);13CNMR(101MHz,DMSO)δ162.0(d,1J
CF=246.8Hz),149.6,143.6,142.9,138.9,135.1,133.0,132.4,131.5,131.3(d,3J
CF=8.5Hz),128.6(d,4J
CF=3.1Hz),128.1,125.5,119.7,115.9(d,2J
CF=21.9Hz),96.2,73.2,59.4,23.6;
ESI−HRMS−TOF calcd for C25H18ClFNOS+ (M+H)+ 434.0776, found 434.0784;RP−HPLC Rt=7.2min,95%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)−3−(4−(トリフロロメチル)フェニル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−オール(3.52)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.25(91mg、0.16mmol)から化合物3.52を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(20−50%EtOAc/ヘキサン)による精製は、黄色粉末化合物3.52(58mg、79%)を生成した。3.52:C
26H
17F
4NOS(Mr=467.48);1HNMR(300MHz,CD3OD)δ(ppm)8.33(br.app.d,J=5.1Hz,2H),7.58(app.d,J=8.3Hz,2H),7.37(app.d,J=8.1Hz,2H),7.25−7.21(m,2H),7.08−6.99(m,4H),3.64(t,J=6.7Hz,2H),2.59(t,J=6.7Hz,2H);13CNMR(76MHz,MeOH)δ164.2(d,1J
CF=248.0Hz),150.1,146.1,144.9,141.6,140.1,136.0,132.7(d,3J
CF=8.5Hz),131.8,130.6(d,2J
CF=32.3Hz),130.1(d,4J
CF=3.5Hz),127.5,126.0(q,3J
CF=3.8Hz),125.6(d,1J
CF=271.2Hz),122.8,116.8(d,2J
CF=22.1Hz),96.3,74.3,61.3,24.5;ESI−HRMS−TOF calcd for C
26H
18F
4NOS+ (M+H)+ 468.1040, found 468.1051;RP−HPLC Rt=7.4min,>99%。
1−(4−(5−(4−フルオフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)フェニル)エタノン(3.53)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.26(60mg、0.11mmol)から化合物3.53を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(20−50%EtOAc/ヘキサン)による精製は、黄色粉末化合物3.53(31mg、65%)を生成した。3.53:C
27H
20FNO
2S(Mr=441.52);1HNMR(300MHz,CD3OD)δ(ppm)8.31(br.app.d,J=5.3Hz,2H),7.92−7.88(m,2H),7.34−7.30(m,2H),7.26−7.20(m,2H),7.09−6.99(m,4H),3.64(t,J=6.7Hz,2H),2.60−2.56(m,2H);13CNMR(151MHz,CD3OD)δ(ppm)199.9,164.2(d,1J
CF=248.0Hz),150.0,146.1,145.3,141.7,141.1,137.3,135.9,132.7(d,3J
CF=8.3Hz),131.5,130.2(d,4J
CF=3.3Hz),129.2,127.5,122.6,116.8(d,2J
CF=22.1Hz),96.3,74.5,61.3,26.7,24.5;ESI−HRMS−TOF calcd for C27H21FNO2S+ (M+H)+ 442.1272, found 442.1288;RP−HPLC Rt=6.6min,95%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−2−(4−ヒドロキシ・ブタ−1−イン−イル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)石炭酸(3.54)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.27(53mg、0.10mmol)から化合物3.54を合成した。3%メタノール/ジクロロメタン中のカラムクロマトグラフィを使用する精製により、白色粉体化合物3.54(40mg、96%)を生成した。3.54:C
25H
28FNO
2S(Mr=415.48);融点248.1−251.0°C;1HNMR(300MHz,d6−DMSO)δ(ppm)9.53(s,1H),8.37(app.d,J=4.3Hz,2H),7.21−7.11(m,4H),6.98−6.87(m,4H),6.62(app.d,J=8.5Hz,2H),4.87(t,J=5.5Hz,1H),3.48(app.q,J=6.7Hz,2H),2.52−2.48(m,2H);13CNMR(76MHz,CD3OD)δ(ppm)162.0(d,1J
CF=246.8Hz),156.9,149.5,145.2,143.4,138.5,135.4,131.4(d,3J
CF=8.4Hz),130.9,129.0(d,4J
CF=2.4Hz),125.6,124.8,118.4,115.9(d,2J
CF=21.8Hz),114.9,95.2,73.9,59.6,23.7;ESI−HRMS−TOF calcd for C
25H
19FNO
2S+ (M+H)+ 416.1115, found 416.1120;ESI LCMS Rt=5.1min,416.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.6min,99%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−3−ヨウ化−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−オール(3.55)
TBS脱保護の一般手順により、化合物3.6(155mg、0.275mmol)から化合物3.55を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(0−10%メタノール/クロロホルム)を使用する精製と、それに続くメタノールによる再結晶化により、黄色結晶化合物3.55(117mg、95%)を生成した。3.55:C
19H
13FINOS(Mr=449.28);融点187.2−189.3°C;1HNMR(400MHz,d6−DMSO)δ(ppm)8.61−8.59(m,2H),7.22−7.12(m,6H),4.98(t,J=5.6Hz,1H),3.63(td,J=6.8,5.7Hz,2H),2.67(t,J=6.8Hz,2H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)162.1(d,1J
CF=247.2Hz),149.8,144.3,139.2,138.9,131.0(d,3J
CF=8.6Hz),128.2(d,4J
CF=3.3Hz),125.5,124.2,115.9(d,2J
CF=21.9Hz),97.6,94.8,75.1,59.5,23.8;ESI HRMS TOF calcd for C19H14FINOS+ (M+H)+ 449.9819, found 449.9833;ESI−LCMS Rt=5.4min,450.0(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.5min,99%。
4−(5−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−2−(4−フルオロフェニル)チオフェン−3−イル)ピリジン(4.3)
イソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体溶液(テトラヒドロフラン、0.12mL、0.10mmol中の0.83M)を、チオフェン3.6(50mg、0.089mmol)の無水テトラヒドロフラン(1mL)溶液に−78°Cで添加した。
反応混合物を−78°Cで1時間撹拌した。メタノール(1mL)を添加し、混合物をジエチルエーテル(10mL)により希釈し、水洗し(3×10mL)、水溶性層をジエチルエーテル(3×10mL)により更に抽出した。有機層を硫酸マグネシウムにより乾燥し、濾過し真空濃縮した。勾配カラム・クロマトグラフィ(0−50%酢酸エチル/石油スピリット)により粗生成物を精製し、黄色油(30mg、77%)化合物4.3を得た。4.3:C
25H
28FNOSSi(Mr=437.65);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.51(app.d,J=5.8Hz,2H),7.25−7.19(m,2H),7.17(s,1H),7.12−7.10(m,2H),7.03−6.97(m,2H),3.83(t,J=6.9Hz,2H),2.68(t,J=6.9Hz,2H),0.93(s,9H),0.11(s,6H);113CNMR(100MHz,CDCl3)δ(ppm)162.9(d,1J
CF=247.9Hz),150.2,143.5,140.1,135.0,133.3,131.3(d,3J
CF=8.2Hz),129.1(d,4J
CF=3.4Hz),123.8,123.7,116.1(d,2J
CF=21.7Hz),93.4,74.1,61.6,26.1,24.3,18.5,−5.1;ESI−HRMS−TOF calcd for C25H29FNOSSi+ (M+H)+ 438.1718, found 438.1724。
1−(2−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)−3−フェニルプロパン−1−オール(4.4)
−78°Cでイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体溶液(テトラヒドロフラン中の0.83M、0.53mL)を、チオフェン3.6(0.22g、0.39mmol)のテトラヒドロフラン(0.4mL)溶液に添加した。反応混合物を−78°Cで30分間撹拌した。ヒドロシンナムアルデヒド(55μL、0.42mmol)を添加し、反応混合物を0°Cで1時間撹拌した。飽和塩化アンモニウムを添加し、混合物をジエチルエーテルにより抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥し濾過し真空濃縮した。フラッシュクロマトグラフィを使用し、得られた油を勾配溶出(0−70%酢酸エチル/ヘキサン)により精製し、黄色油(0.14g、64%)化合物4.4を生成した。4.4:C
34H
38FNO
2SSi(Mr=571.83);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.46−8.45(m,2H),7.24−7.14(m,3H),7.06−7.01(m,4H),6.99−6.97(m,2H),6.93−6.82(m,2H),4.54(td,J=8.8,5.2Hz,1H),3.83(t,J=6.6Hz,2H),2.70(t,J=6.6Hz,2H),2.69−2.52(m,2H),2.29−2.18(m,1H),2.04−1.95(m,1H),0.93(s,9H),0.11(s,6H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.5(d,1J
CF=247.7Hz),149.8,147.6,144.1,141.4,140.0,135.0,131.0(d,3J
CF=8.1Hz),128.9(d,4J
CF=3.3Hz),128.4(s,2C),126.0,125.7,119.5,115.7(d,2J
CF=21.6Hz),97.9,73.6,68.8,61.6,38.6,32.2,26.0,24.5,18.4,−5.1;ESI HRMS TOF calcd for C
34H
39FNO
2SSi+ (M+H)+ 572.2449, found 572.2462;ESI−LCMS Rt=7.2min,572.3(M+H)+;RP−HPLC Rt=11.9min,96%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−オール(4.5)
3−ブチン−1−オール(0.77mL、10mmol)、トリフェニルホスフィン(18mg、0.07mmol)、ヨウ化銅(I)(64mg、0.34mmol)及びトリエチルアミン(9.4mL、67mmol)を、アリールヨウ化物5.1(2.57g、6.74mmol)のテトラヒドロフラン(26mL)溶液に添加した。反応混合物を15分間窒素で曝気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(237mg、0.338mmol)を添加し、反応混合物を2時間還流した。反応混合物を酢酸エチル(10mL)により希釈し、水(3×10mL)及び塩水(10mL)により洗浄し、硫酸マグネシウム乾燥し、濾過し真空濃縮した。得られた粗生成物を勾配カラムクロマトグラフィ(50−100%酢酸エチル/石油スピリット)により精製し、黄色固体化合物4.5(1.90g、87%)を生成した。メタノールによる再結晶化により、白色結晶を得た。4.5:C
19H
14FNOS(Mr=323.39);融点153.2−155.7°C;1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.52−8.50(m,2H),7.25−7.20(m,3H),7.12−7.10(m,2H),7.03−6.97(m,2H),3.84(app.q,J=5.5Hz,2H),2.75(t,J=6.3Hz,2H),1.82(br.s,1H);
13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.8(d,1J
CF=249.4Hz),149.9,143.6,140.3,134.8,133.4,131.1(d,3J
CF=8.2Hz),128.8(d,4J
CF=3.5Hz),123.6,123.4,116.0(d,2J
CF=21.8Hz),93.1,74.4,60.8,24.3;ESI−HRMS−TOF calcd for C19H15FNOS+ (M+H)+ 324.0853, found 324.0862;ESI−LCMS Rt=4.9min,324.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.3min,96%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−3−(1−ヒドロキシ−3−フェニルプロピル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−オール(4.6)
TBS脱保護の一般手順により、化合物4.4(44mg、0.08mmol)から化合物4.6を合成した。勾配カラムクロマトグラフィ(0−5%メタノール/ジクロロメタン)を使用する精製により、黄色油(35mg、99%)化合物4.6を生成した。4.6:C
28H
24FNO
2S(Mr=457.56);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.46−8.45(m,2H),7.26−7.15(m,3H),7.08−7.01(m,4H),6.96−6.94(m,2H),6.92−6.86(m,2H),4.53(dd,J=9.1,4.6Hz,1H),3.85(t,J=5.9Hz,2H),2.74(t,J=5.6Hz,2H,2.73−2.67(m,1H),2.62−2.55(m,1H),2.40−2.30(m,1H),2.04−1.95(m,1H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.6(d,1J
CF=249.2Hz),150.0,148.1,143.9,141.3,139.8,134.9,131.0(d,3J
CF=8.2Hz),128.9(d,4J
CF=3.4Hz),128.533,128.526,126.1,125.6,119.3,115.9(d,2J
CF=21.8Hz),97.6,75.0,68.8,61.1,38.5,32.2,24.5;ESI HRMS TOF calcd for C28H25FNO2S+ (M+H)+ 458.1585, found 458.1599;ESI LCMS Rt=5.5min,458.2(M+H)+;
RP−HPLC Rt=7.2min,>99%。
4−(2−(4−フルオフェニル)−4−イオドチオフェン−3−イル)ピリジン(4.16)
78°Cでイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体溶液(テトラヒドロフラン、0.45mL、0.43mmol中の0.95M)を、チオフェン3.3(0.20g、0.39mmol)の無水テトラヒドロフラン(5mL)溶液に添加した。反応混合物を78°Cで1時間撹拌した。メタノール(5mL)を添加した混合物を真空中で濃縮した。ジエチルエーテル(10mL)により粗生成物を希釈し、水洗浄し(10mL)、ジエチルエーテル(3×10mL)により抽出した。有機層を硫酸マグネシウム乾燥し濾過し真空濃縮した。勾配溶出(0−50%酢酸エチル/石油スピリット)を使用するフラッシュカラムクロマトグラフィによる精製により、黄色粉末化合物4.16(0.14g、95%)を得た。4.16:C
15H
9FINS(Mr=381.21);融点129.3−131.9°C;1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.60−8.58(app.d,J=4.5Hz,2H),7.53(s,1H),7.13−7.07(m,4H),6.94−6.89(m,2H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.7(d,1J
CF=249.3Hz),149.9,144.6,140.3,138.2,130.9(d,3J
CF=8.3Hz),128.8(d,4J
CF=3.4Hz),128.6,125.8,115.8(d,2J
CF=21.8Hz),83.2;ESI−HRMS−TOF calcd for C15H10FINS+ (M+H)+ 381.9557, found 381.9559;ESI−LCMS Rt=5.9min,382.0(M+H)+;RP−HPLCRt=7.2min,95%。
4−(2−(4−フルオフェニル)−4−(3−フェニルプロプ−1−イン−1−イル)チオフェン−3−イル)ピリジン(4.19)
化合物4.16(0.55g、1.4mmol)をテトラヒドロフラン(5.5mL)中で溶解した。ヨウ化銅(I)(15mg、0.079mmol)、トリフェニルホスフィン(8mg、0.001mmol)、3−フェニル−1−プロピン(0.27mL、2.2mmol)及びトリエチルアミン(5.5mL)を添加した。反応混合物を30分間窒素曝気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(60mg、0.085mmol)を添加し、反応混合物を還流中で4時間加熱した。水(20mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(3×20mL)により抽出した。有機層を真空濃縮し、製品を勾配溶出(0−40%酢酸エチル/石油スピリット)を使用するフラッシュカラムクロマトグラフィにより精製し、黄色油(0.15g、28%)化合物4.19を得た。4.19:C
24H
16FNS(Mr=369.46);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.49−8.48(m,2H),7.49(s,1H),7.29−7.13(m,9H),6.99−6.93(m,2H),3.71(s,2H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.7(d,1J
CF=248.9Hz),149.6,143.4,140.1,136.4,136.3,131.2(d,3J
CF=8.2Hz),129.3(d,4J
CF=3.4Hz),128.7,128.1,128.0,126.9,125.3,124.0,116.0(d,2J
CF=21.8Hz),89.8,77.4,25.9;ESI−HRMS−TOF calcd for C24H17FNS+ (M+H)+ 370.1060, found 370.1068;ESI−LCMS Rt=5.9min,370.2(M+H)+;RP−HPLCRt=8.4min,95%。4−(2−(4−フルオフェニル)−4−(3−フェニルプロピル)チオフェン−3−イル)ピリジン(4.18)
エチルアルコール(20mL)中のチオフェン4.19(105mg、0.284mmol)溶液を乾燥した三口丸底フラスコに添加した。丸底フラスコを空にして窒素洗浄した。炭素(10重量%、約10mg)上にパラジウムを添加し、丸底フラスコを空にして3回窒素洗浄し、その後、空にして3回水素洗浄した。3日間室温の水素下で反応混合物を撹拌した。製品をセライトを通じて濾過し、溶媒を真空蒸発して、黄色油チオフェン4.18(106mg、定量)を生成した。4.18:C
24H
20FNS(Mr=373.49);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.54−8.53(m,2H),7.27−7.23(m,2H),7.19−7.16(m,1H),7.13−7.05(m,7H),6.93−6.88(m,2H),2.57(t,J=7.6Hz,2H),2.50(t,J=7.8Hz,2H),1.79(app.p,J=7.7Hz,2H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.2(d,1J
CF=248.1Hz),149.9,145.1,142.2,141.8,140.3,135.8,130.9(d,3J
CF=8.1Hz),129.9(d,4J
CF=3.4Hz),128.39,128.35,125.9,125.3,120.4,115.6(d,2J
CF=21.6Hz),35.4,31.4,29.1;ESI−HRMS−TOF calcd for C
24H
21FNS+ (M+H)+ 374.1373, found 374.1380;ESI−LCMS Rt=6.1min,374.2(M+H)+;RP−HPLCRt=8.7min,97%。
4−(2−(4−フルオフェニル)−5−ヨウ化−4−(3−フェニルプロピル)チオフェン−3−イル)ピリジン(4.20)
化合物4.18(81mg、0.22mmol)のアセトニトリル(3mL)溶液に、ヨウ素(65mg、0.26mmol)を添加した。ヨウ素が溶解するまで反応混合物を撹拌した。硝酸銀(48mg、0.28mmol)を溶液に添加し、黄色沈殿物を形成した。反応混合物を室温で1時間撹拌して、沈殿物を濾過した。得られた濾液を真空蒸発し、粗生成物を酢酸エチル(20mL)により希釈し、飽和チオ硫酸ナトリウム(20mL)で洗浄し、酢酸エチル(3×20mL)により抽出した。複合有機層は、硫酸マグネシウム乾燥し濾過し、真空濃縮して化合物4.20(108mg、定量)を得た。
メタノール中での再結晶は、所望の黄色結晶化合物4.20を生成した。4.20:C
24H
19FINS(Mr=499.39);融点140.1−141.9;1HNMR(400MHz,d6−DMSO+NaOH)δ(ppm)8.51−8.50(m,2H),7.21−7.08(m,9H),6.99−6.97(m,2H),2.46−2.37(m,4H),1.56−1.49(m,2H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)161.8(d,1J
CF=246.1Hz),149.9,145.7,143.7(2C),141.1,136.1,130.8(d,3J
CF=8.4Hz),129.1(d,4J
CF=3.2Hz),128.3,128.1,125.8,125.1,115.8(d,2J
CF=21.8Hz),77.6,34.8,30.4,30.3;ESI−HRMS−TOF calcd for C
24H
20FINS+ (M+H)+ 500.0340, found 500.0360;ESI−LCMS Rt=6.8min,500.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=10.1min,99%。注意。d6DMSO試料にNaOHを添加し、ピリジルプロトンシグナルの広幅化を排除した。
4−(5−(4−((ターシャリ−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブタ−1−イン−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−4−(3−フェニルプロピル)チオフェン−3−イル)ピリジン(4.2)
化合物4.20(80mg、0.16mmol)をテトラヒドロフラン(1mL)中に溶解した。ヨウ化銅(I)(3mg、0.02mmol)、トリフェニルホスフィン(1mg、0.004mmol)、アルキン3.5(19μL、0.24mmol)及びトリエチルアミン(1mL)を添加した。反応混合物を15分間窒素曝気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(8mg、0.01mmol)を添加し、反応混合物を2時間、加熱還流した。水(10mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(3×10mL)により抽出した。有機層を真空濃縮し、勾配溶出(0−40%酢酸エチル/石油スピリット)を使用して、製品をカラムクロマトグラフィにより精製し、黄色固体(52mg(58%))化合物4.2を得た。4.2:C
34H
38FNOSSi(Mr=555.83);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.52(br.s,2H),7.24−7.20(m,2H),7.17−7.13(m,1H),7.08−7.00(m,6H),6.926.86(m,2H),3.82(t,J=7.0Hz,2H),2.68(t,J=7.0Hz,2H),2.602.56(m,2H),2.51(t,J=7.4Hz,2H),1.71−1.62(m,2H),0.93(s,9H),0.11(s,6H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.4(d,1J
CF=248.6Hz),150.1,146.0,144.8,141.8,139.2,135.6,130.9(d,3J
CF=8.1Hz),129.4(d,4J
CF=3.5Hz),128.4(2C),125.9,125.2,119.5,115.7(d,2J
CF=21.7Hz),95.2,74.0,61.9,35.6,31.2,28.2,26.0,24.4,18.5,−5.1;ESI−HRMS−TOF calcd for C34H39FNOSSi+ (M+H)+ 556.2500, found 556.2508;ESI−LCMS Rt=8.5min,556.3(M+H)+;RP−HPLC Rt=12.8min,99%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−3−(3−フェニルプロピル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−オール(4.1)
TBS脱保護の一般手順により、化合物4.2(46mg、0.083mmol)から化合物4.1を合成した。50%酢酸エチル/石油スピリット中のカラムクロマトグラフィを使用する精製により、黄色固体化合物4.1(35mg、96%)を生成した。4.1:C
28H
24FNOS(Mr=441.56);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.54(br.s,2H),7.25−7.21(m,2H),7.18−7.14(m,1H),7.08−7.00(m,6H),6.92−6.86(m,2H),3.80(br.s,2H),2.74(t,J=6.3Hz,2H),2.60−2.56(m,2H),2.52(t,J=7.4Hz,1H),1.85(br.s,1H),1.72−1.63(m,2H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.5(d,1J
CF=248.9Hz),150.0,146.3,144.8,141.7,139.5,135.5,130.9(d,3J
CF=8.2Hz),129.2(d,4J
CF=3.4Hz),128.4(2C),125.9,125.3,119.1,115.7(d,2J
CF=21.7Hz),94.5,74.6,61.1,35.6,31.2,28.2,24.4;ESI−HRMS−TOF calcd for C
28H
25FNOS+ (M+H)+ 442.1635, found 442.1625;ESI LCMS Rt=5.8min,442.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=8.5min,99%。
1−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−3−イル)−3−フェニルプロパン−1−オール(4.17)
−78°Cでイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体溶液(テトラヒドロフラン中1.2M、0.24mL、0.29mmol)を、添チオフェン4.16(97mg、0.25mmol)の無水テトラヒドロフラン(1mL)溶液に加した。反応混合物を−78°Cで30分間撹拌した。ヒドロシンナムアルデヒド(36μL、0.28mmol)を添加し、混合物を0°Cで1時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム(5mL)を添加し、酢酸エチルにより混合物を抽出した(3×5mL)。硫酸マグネシウムで有機層を乾燥し、濾過し真空濃縮した。勾配カラム・クロマトグラフィ(20−60%酢酸エチル/石油スピリット)により粗生成物を精製し、黄色油化合物4.17(62mg、63%)を得た。4.17:C
24H
20FNOS(Mr=389.49);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ8.49−8.47(m,2H),7.41(d,J=0.6Hz,1H),7.25−7.13(m,3H),7.12−7.06(m,2H),7.06−7.00(m,4H),6.94−6.87(m,2H),4.56(app.dd,J=8.4,4.4Hz,1H),2.78−2.54(m,2H),2.06−1.85(m,2H),1.66(br.s,1H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.4(d,1J
CF=248.5Hz),149.7,145.8,144.7,141.4,141.1,134.5,131.0(d,3J
CF=8.1Hz),129.6(d,4J
CF=3.5Hz),128.5,128.4,126.0,125.5,121.1,115.7(d,2J
CF=21.7Hz),67.7,39.5,32.1;ESI−HRMS−TOF calcd for C24H21FNOS+ (M+H)+ 390.1322, found 390.1342;ESI LRMS 390.4 (M+H)+;ESI−LCMS Rt=5.3min,390.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=7.9min,93%。
4−(2−(4−フルオフェニル)−5−イオドチオフェン−3−イル)ピリジン(5.1)
化合物3.2(2.88g、11.3mmol)のアセトニトリル(87mL)溶液に、ヨウ素(3.15g、12.4mmol)を添加した。硝酸銀(2.30g、13.6mmol)を懸濁液に添加し、黄色沈殿物を形成した。反応混合物を16時間室温で撹拌した。反応混合物を濾過し、得られた濾液を真空蒸発した。クロロホルム(100mL)を添加し、チオ硫酸ナトリウム水溶液(100mL)により混合物を洗浄した。有機層を真空蒸発し、粗化合物をジエチルエーテル中のカラムクロマトグラフィにより浄化し、化合物5.1を生成した。メタノール中の再結晶化により、所望の白色結晶化合物5.1(3.20g、74%)を生成した。5.1:C
15H
9FINS(Mr=381.21);融点147.6−149.4°C;1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.52−8.50(m,2H),7.32(s,1H),7.22−7.17(m,2H),7.11−7.09(m,2H),7.03−6.98(m,2H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)163.0(d,1J
CF=249.4Hz),150.2,145.8,142.6,139.0,137.2,131.1(d,3J
CF=8.2Hz),128.6(d,4J
CF=3.5Hz),123.5,116.1(d,2J
CF=21.8Hz),73.2;ESI−HRMS−TOF calcd for C15H10FINS+ (M+H)+ 381.9557, found 381.9568;ESI LCMS Rt=5.6min,381.9(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.8min,99%。
3−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)プロプ−2−イン−オール(5.2)
アリールヨウ化物5.1(500mg、1.31mmol)のテトラヒドロフラン(5mL)溶液に、プロパルギルアルコール(116μL、1.97mmol)、トリフェニルホスフィン(3mg、0.01mmol)、ヨウ化銅(I)(13mg、0.068mmol)及びトリエチルアミン(5.0mL、36mmol)を添加した。反応混合物を15分間窒素曝気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(46mg、0.066mmol)を添加し、反応混合物を2時間還流した。反応混合物を酢酸エチル(10mL)で希釈し、水(3×10mL)及び塩水(10mL)により洗浄し、硫酸マグネシウム乾燥し濾過し真空濃縮した。50%酢酸エチル/石油スピリット中のカラムクロマトグラフィにより得られた粗生成物を精製し、黄色気泡化合物5.2(308mg、76%)を生成した。5.2:C
18H
12FNOS(Mr=309.36);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.53−8.51(m,2H),7.24(s,1H),7.24−7.20(m,2H),7.12−7.11(m,2H),7.03−6.98(m,2H),4.54(s,2H),2.17(br.s,1H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.9(d,1J
CF=249.7Hz),149.9,143.6,141.3,134.9,134.1,131.2(d,3J
CF=8.3Hz),128.7(d,4J
CF=3.5Hz),123.7,122.6,116.1(d,2J
CF=21.8Hz),93.7,77.6,51.3;ESI−HRMS−TOF calcd for C18H13FNOS+ (M+H)+ 310.0696, found 310.0710;
ESI−LCMS Rt=4.9min,310.0(M+H)+;RP−HPLC Rt=5.5min,99%。
5−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ペント−4−イン−1−オール(5.3)
アリールヨウ化物5.1(200mg、0.525mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)溶液に、4−ペンチン−1−オール(73μL、0.79mmol)、トリフェニルホスフィン(1.4mg、5.0μmol)、ヨウ化銅(I)(5.0mg、0.026mmol)及びトリエチルアミン(2.0mL、14mmol)を添加した。反応混合物を15分間窒素曝気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリドを添加し、反応混合物を2時間還流した。酢酸エチル(10mL)により反応混合物を希釈し、水(3×10mL)及び塩水(10mL)により洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過及び真空濃縮した。得られた粗生成物をクロロホルム中のカラムクロマトグラフィにより精製し、黄色気泡化合物5.3(151mg、85%)を生成した。5.3:C
20H
16FNOS(Mr=337.41);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.50(app.d,J=5.6Hz,2H),7.24−7.18(m,2H),7.18(s,1H),7.12−7.10(m,2H),7.03−6.97(m,2H),3.82(br.t,J=5.9Hz,2H),2.60(t,J=7.0Hz,2H),1.92−1.85(m,2H),1.55(br.s,1H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.8(d,1J
CF=249.3Hz),150.0,143.6,140.0,134.9,133.2,131.2(d,3J
CF=8.2Hz),128.9(d,4J
CF=3.5Hz),123.8,123.7,116.0(d,2J
CF=21.8Hz),95.6,73.4,61.4,31.4, 16.4;ESI HRMS TOF (M+H)+ calcd for C20H17FNOS+ (M+H)+ 338.1009, found 338.1026;ESI LCMS Rt=5.1min,338.0(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.2min,>99%。
2−(3−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)プロプ−2−イン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(5.4)
化合物5.2(188mg、0.608mmol)をテトラヒドロフラン(6.1mL)中に溶解した。溶液を0°Cに冷却した。フタルイミド(179mg、1.22mmol)及びトリフェニルホスフィン(239mg、0.911mmol)を添加した。ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(179μL、0.909mmol)を15分間添加した。20時間室温で反応混合物を撹拌した。水(100のμL)を添加し、溶媒を真空蒸発させた。酢酸エチル中のカラムクロマトグラフィにより粗化合物を精製し、黄色気泡化合物5.4(136mg、51%)を生成した。5.4:C
26H
15FN
2O2S(Mr=438.48);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.50−8.49(m,2H),7.91(app.dd,J=5.5,3.0Hz,2H),7.76(app.dd,J=5.5,3.1Hz,2H),7.26(s,1H),7.22−7.17(m,2H),7.09−7.07(m,2H),7.02−6.96(m,2H),4.72(s,2H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)167.1,162.8(d,1J
CF=249.5Hz),150.1,143.1,141.3,135.0,134.8,134.3,132.1,131.2(d,3J
CF=8.3Hz),128.7(d,4J
CF=3.5Hz),123.7,123.5,121.8,116.0(d,2J
CF=21.8Hz),88.3,75.7,28.0;ESI HRMS−TOF calcd for C
26H
16FN
2O2S+ (M+H)+ 439.0911, found 439.0910;ESI−LCMS Rt=5.7min,439.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=7.3min,95%。
2−(4−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(5.5)
化合物4.5(200mg、0.618mmol)をテトラヒドロフラン(6.2mL)中に溶解した。溶液を0°Cに冷却した。フタルイミド(182mg、1.24mmol)及びトリフェニルホスフィン(243g、0.926mmol)を添加した。ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(183μL、0.929mmol)を15分間添加した。20時間室温で反応混合物を撹拌した。水(100のμL)を添加し、溶媒を真空蒸発させた。酢酸エチル中のカラムクロマトグラフィにより粗化合物を精製し、黄色気泡化合物5.5(261mg、93%)を生成した。5.5:C
27H
17FN
2O2S(Mr=452.50);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.51−8.49(m,2H),7.88(app.dd,J=5.5,3.0Hz,2H),7.73(app.dd,J=5.5,3.1Hz,2H),7.22−7.17(m,2H),7.13(s,1H),7.10−7.08(m,2H),7.02−6.96(m,2H),3.98(t,J=7.1Hz,2H),2.88(t,J=7.0Hz,2H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)168.0,162.7(d,1J
CF=249.3Hz),149.7,143.5,140.4,134.8,134.1,133.5,132.0,131.1(d,3J
CF=8.2Hz),128.8(d,4J
CF=3.5Hz),123.6,123.4,123.0,115.9(d,2J
CF=21.8Hz),91.7,74.8,36.5,19.7;ESI HRMS TOF calcd for C27H18FN2O2S+ (M+H)+ 453.1068, found 453.1066;ESI LCMS Rt=5.7min,453.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=7.3min,95%。
3−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)プロプ−2−イン−1−アミン(5.6)
化合物5.4(136mg、0.310mmol)をメタノール(6.1mL)中に溶解した。ヒドラジン一水和物(151μL、3.10mmol)を添加し、反応混合物を20時間室温で撹拌した。溶媒を真空蒸発させ、酢酸エチル/メタノール/トリエチルアミン(15:4:1)中のカラムクロマトグラフィにより粗生成物を精製し、茶色気泡化合物5.6(62mg、65%)を生成した。5.6:C
18H
13FN
2S(Mr=308.37);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.52−8.51(m,2H),7.257.20(m,3H),7.12−7.11(m,2H),7.03−6.97(m,2H),3.70(s,2H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.9(d,1J
CF=249.4Hz),150.2,143.4,140.7,135.1,133.7,131.2(d,3J
CF=8.2Hz),128.9(d,4J
CF=3.5Hz),123.7,123.0,116.1(d,2J
CF=21.8Hz),95.8,75.1,32.5;ESI−HRMS−TOF calcd for C18H14FN2S+ (M+H)+ 309.0856, found 309.0855;ESI−LCMS Rt=4.1min,309.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=4.7min,82%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−アミン(5.7)
化合物5.5(149mg、0.329mmol)をメタノール(6.6mL)中に溶解した。ヒドラジン一水和物(160mL、3.29mmol)を添加し、反応混合物を20時間室温で撹拌した。溶媒を真空蒸発させ、酢酸エチル/メタノール/トリエチルアミン(15:4:1)中のカラムクロマトグラフィにより粗生成物を精製し、黄色気泡化合物5.7(70mg、69%)を生成した。5.7:C
19H
15FN
2S(Mr=322.40);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.51(app.d,J=5.6Hz,2H),7.24−7.20(m,3H),7.12−7.10(m,2H),7.02−6.97(m,2H),2.95(br.s,2H),2.61(t,J=6.4Hz,2H)1.59(br.s,2H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.8(d,1J
CF=249.2Hz),150.1,143.4,140.1,135.0,133.5,131.2(d,3J
CF=8.2Hz),128.9(d,4J
CF=3.5Hz),123.6,123.4,116.0(d,2J
CF=21.8Hz),93.8,74.4,41.0,24.8;ESI HRMS TOF calcd for C19H16FN2S+ (M+H)+ 323.1013, found 323.1013;ESI LCMS Rt=4.2min,323.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=4.1min,98%。
4−(4−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタ−3−イン−1−イル)モルホリン(5.8)
チオフェン4.5(195mg、0.603mmol)のクロロホルム(5mL)溶液にトリエチルアミン(112μL、0.804mmol)を添加した。反応混合物を0°Cに冷却し、メタンスルホニルクロリド(57μL、0.74mmol)を添加した。反応混合物を1時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム(20mL)を添加し、クロロホルム(3×20mL)により混合物を抽出した。硫酸マグネシウムで有機層を乾燥し、濾過及び真空濃縮した。モルホリン(2.0mL、23mmol)を添加し、反応混合物を100°Cで1時間撹拌した。ジエチルエーテル(20mL)で混合物を希釈し、濾過した。
塩酸(3M、20mL)により濾液を抽出した。水溶性層は、水酸化ナトリウムにより基層を形成し、酢酸エチル(3×20mL)により抽出した。硫酸マグネシウムで有機層を乾燥し、濾過及び真空濃縮した。製品を5%メタノール/クロロホルムを使用してカラムクロマトグラフィにより精製し、黄色油(75mg、32%)チオフェン5.8を得た。5.8:C
23H
21FN
2OS(Mr=392.49);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.50(app.d,J=5.8Hz,2H),7.247.17(m,2H),7.17(s,1H),7.11−7.10(m,2H),7.026.96(m,2H),3.74−3.72(m,4H),2.71−2.62(m,4H),2.54−2.52(m,4H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.8(d,1J
CF=249.2Hz),150.1,143.4,140.1,135.0,133.3,131.2(d,3J
CF=8.2Hz),128.9(d,4J
CF=3.5Hz),123.6,123.6,116.0(d,2J
CF=21.8Hz),94.1,73.9,67.0,57.3,53.5,18.1;ESI−HRMS−TOF calcd for C23H22FN2OS+ (M+H)+ 393.1431, found 393.1430;ESI−LCMS Rt=4.3min,393.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=5.0min,99%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ブタン−1−オール(5.9)
チオフェン4.5(200mg、0.618mmol)のエチルアルコール(20mL)溶液を乾燥した三口丸底フラスコに添加した。丸底フラスコを吸引し、窒素洗浄した。炭素(10重量%、約10mg)上のパラジウムを添加し、丸底フラスコを吸引し3時間窒素洗浄し、その後、吸引し、3時間水素洗浄した。反応混合物を3日間室温で撹拌した。製品セライトにより濾過し、溶媒を真空蒸発させた。10%カラムクロマトグラフィメタノール/クロロホルムにより得られた粗生成物を精製し、白色固体(82mg、40%)チオフェン5.9を生成した。5.9:C
19H
18FNOS(Mr=327.42);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.47(app.d,J=5.9Hz,2H),7.24−7.19(m,2H),7.14−7.12(m,2H),7.01−6.95(m,2H),6.87(br.s,1H),3.71(t,J=6.4Hz,2H),2.88(t,J=7.4Hz,2H),1.86−1.67(m,4H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.6(d,1J
CF=248.2Hz),150.0,145.2,144.3,137.6,134.9,131.1(d,3J
CF=8.1Hz),129.9(d,4J
CF=3.5Hz),126.8,123.7,115.9(d,2J
CF=21.7Hz),62.6,32.2,29.9,27.9;ESI HRMS TOF calcd for C19H19FNOS+ (M+H)+ 328.1166, found 328.1165;ESI LCMS Rt=4.8min,328.0(M+H)+;RP−HPLC Rt=5.8min,98%。
1−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)−4−ヒドロキシブタン−1−オン(5.10)
化合物4.5(100mg、0.309mmol)のアセトン(10mL)溶液を0°C氷浴中で硫酸(10M、0.77mL)に滴下した。反応混合物を室温に加温し1.5時間撹拌した。反応混合物を真空濃縮した後、酢酸エチル(20mL)で希釈した。水洗し(20mL)、酢酸エチルにより混合物を抽出した(3×20mL)。硫酸マグネシウムで複合有機抽出液を乾燥し、濾過及び真空濃縮した。カラムクロマトグラフィ10%メタノール/クロロホルムにより粗生成物を精製し、淡黄色固体(75mg、71%)チオフェン5.10を生成した。5.10:C
19H
16FNO
2S(Mr=341.40);融点126.2−128.1°C;1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.56−8.54(m,2H),7.78(s,1H),7.29−7.24(m,2H),7.157.14(m,2H),7.06−7.01(m,2H),3.77(br.t,J=5.7Hz,2H),3.10(t,J=7.0Hz,2H),2.08−2.02(m,2H),1.84(br.s,1H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)193.2,163.1(d,1J
CF=250.5Hz),150.0,147.7,143.1,142.7,136.1,133.7,131.1(d,3J
CF=8.4Hz),128.5(d,4J
CF=3.5Hz),123.6,116.2(d,2J
CF=21.9Hz),61.6,35.6,27.3;ESI HRMS TOF calcd for C19H17FNO2S+ (M+H)+ 342.0959, found 342.0960;ESI LCMS Rt=4.5min,342.2(M+H)+;RP−HPLC Rt=5.0min,95%。
エチル5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−カルボン酸エステル(5.11)
n−ブチルリチウムのヘキサン(1.1M、4.0mL、4.4mmol)溶液を−78°Cでチオフェン3.2(1.0g、3.9mmol)のテトラヒドロフラン(50mL)溶液に添加した。反応混合物を30分間撹拌した。クロロ蟻酸エチル(0.42mL、4.4mmol)を添加し、反応混合物を3時間撹拌した。水(50mL)を添加しテトラヒドロフランを真空蒸発させた。酢酸エチル(3×50mL)により混合物を抽出し、複合有機抽出液を塩水(50mL)洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過及び真空濃縮した。50%酢酸エチル/石油スピリット中のカラムクロマトグラフィにより粗生成物を精製し、黄色油化合物5.11(0.71g、55%)を生成した。5.11:C
18H
14FNO
2S(Mr=327.37);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.54−8.52(m,2H),7.84(s,1H),7.29−7.24(m,2H),7.15−7.14(m,2H),7.067.00(m,2H),4.39(q,J=7.1Hz,2H),1.40(t,J=7.1Hz,3H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)163.1(d,1J
CF=250.1Hz),161.8,150.2,146.2,143.0,135.9,135.0,132.9,131.2(d,3J
CF=8.3Hz),128.7(d,4J
CF=3.5Hz),123.5,116.2(d,2J
CF=21.9Hz),61.6,14.4;ESI−HRMS−TOF calcd for C
18H
15FNO
2S+ (M+H)+ 328.0802, found 328.0800;ESI−LCMS Rt=5.4min,328.0(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.3min,99%。
5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−カルボン酸(5.12)
エチルアルコール/水(1:1、60mL)中のエステル5.11(600mg、1.83mmol)及び水酸化ナトリウム(290mg、7.25mmol)混合物を50°Cで2時間加熱した。反応混合物を真空濃縮し、エチルアルコールを除去した。1M塩酸により混合物を酸性化した。得られた沈殿物を濾過し、真空乾燥して、白色粉体(468mg、85%)化合物5.12を生成した。5.12:C
16H
10FNO
2S(Mr=299.32);融点294.0−296.2°C;1HNMR(400MHz,d6−DMSO)δ(ppm)8.52−8.51(m,2H),7.89(s,1H),7.40−7.35(m,2H),7.297.23(m,4H);13CNMR(101MHz,d6−DMSO)δ(ppm)162.5,162.5(d,1J
CF=247.3Hz),150.0,145.1,142.2,136.0,134.8,133.8,131.4(d,3J
CF=8.6Hz),128.7(d,4J
CF=3.2Hz),123.5,116.2(d,2J
CF=21.9Hz);ESI HRM TOF calcd for C16H11FNO2S+ (M+H)+ 300.0489, found 300.0498;ESI LCMS Rt=4.7min,300.0(M+H)+;
RP−HPLC Rt=4.9min,99%。
ターシャリ−ブチル4−(5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−カルボニル)ピペラジン−1−カルボン酸エステル(5.13)
ジメチルホルムアミド(20のμL)をジクロロメタン(10mL)中で化合物5.12(170mg、0.570mmol)に添加した。塩化オキサリル(195μL、2.27mmol)を窒素下で滴下した。反応混合物を2時間室温で撹拌し、橙色溶液を生成した。溶媒を真空蒸発し、酸塩化物中間生成物を得た。酸塩化物中間生成物にジクロロメタン(5mL)を添加し、その後N,N−ジイソプロピルエチルアミン(129μL、0.739mmol)及び1−ブトキシカルボニル−ピペラジン(116mg、0.623mmol)を添加した。反応混合物を4時間室温で撹拌し、水(15mL)に注入し、pH1まで1M塩酸で酸性化した。ジクロロメタンにより混合物を抽出し(3×20mL)、複合有機層を真空濃縮した。勾配溶出(0−10%メタノール/クロロホルム)を用いフラッシュカラムクロマトグラフィにより粗生成物を精製し、白色固体(160mg、61%)化合物5.13を生成した。5.13:C
25H
26FN
3O
3S(Mr=467.56);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.54−8.53(m,2H),7.36(s,1H),7.28−7.23(m,2H),7.14−7.12(m,2H),7.06−7.00(m,2H),3.80−3.77(m,4H),3.55−3.52(m,4H),1.48(s,9H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)163.1,163.0(d,1J
CF=249.9Hz),154.6,150.2,143.2,143.1,135.9,135.1,131.2(d,3J
CF=8.3Hz),131.0,128.5(d,4J
CF=3.4Hz),123.6,116.2(d,2J
CF=21.9Hz),80.6,43.6,43.4,28.4;ESI−LCMS Rt=5.3min,468.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.6min,98%。注意。43.6及び43.4の13CNMRシグナルのppmを異核多結合相関(HSQC)試験により特定した。
(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)(ピペラジン−1−イル)メタノン(5.14)
化合物5.13(93mg、0.20mmol)をジクロロメタン(5mL)中に溶解した。トリフルオロ酢酸(1mL)を添加し反応混合物を2時間室温で撹拌した。混合物を水酸化ナトリウム水溶液(1M、30mL)に注入し、ジクロロメタン(3×20mL)により抽出した。複合有機抽出液を硫酸マグネシウム乾燥し、濾過及び真空濃縮した。勾配溶出(10−20%メタノール/クロロホルム)を用い、フラッシュカラムクロマトグラフィにより粗生成物を精製し、黄色油化合物5.14(53mg、72%)を生成した。5.14:C
20H
18FN
3OS(Mr=367.44);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.54−8.52(m,2H),7.36(s,1H),7.28−7.22(m,2H),7.14−7.12(m,2H),7.06−7.00(m,2H),3.97−3.95(m,4H),3.14−3.10(m,4H)。13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)163.1(d,1J
CF=250.0Hz),163.1,150.2,143.4,143.2,135.6,135.1,131.3(d,3J
CF=8.3Hz),131.2,128.5(d,4J
CF=3.5Hz),123.6,116.3(d,2J
CF=21.9Hz),45.3(2C);ESI−HRMS−TOFcalcdforC20H19FN3OS+(M+H)+368.1227,found368.1228;ESI−LCMSRt=3.8min,368.1(M+H)+;RP−HPLC5.7min,97%。
1−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)エタノン(5.15)
ジクロロメタン(10mL)中で塩化アセチル(84μL、1.2mmol)及び塩化アルミニウム(329mg、2.46mmol)混合物を30分間室温で撹拌した。ジクロロメタン(5mL)中にチオフェン3.2(201mg、0.787mmol)を添加し、反応混合物を16時間還流した。反応混合物を氷水(100mL)に注入し、ジクロロメタン(3×50mL)により抽出した。複合有機抽出液を塩水(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウム乾燥し、濾過及び真空濃縮した。勾配カラムクロマトグラフィ(50−70%ジエチルエーテル/石油スピリット)により得られた製品を精製し、化合物5.15(155mg、66%)を生成した。5.15:C
17H
12FNOS(Mr=297.35);融点167.7−168.9°C;1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.56(app.d,J=5.4Hz,2H),7.72(s,1H),7.30−7.25(m,2H),7.16−7.14(m,2H),7.06−7.00(m,2H),2.60(s,3H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)190.4,163.3(d,1J
CF=250.5Hz),150.4,147.9,143.14,143.06,136.4,134.2,131.2(d,3J
CF=8.4Hz),128.7(d,4J
CF=3.6Hz),123.6,116.3(d,2J
CF=21.9Hz),26.8;ESI−HRMS−TOF(M+H)+calcd for C17H13FNOS+ (M+H)+ 298.0696, found 298.0699;ESI−LCMS Rt=5.0min,298.0(M+H)+;RP−HPLC Rt=5.4min,>99%。
(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)(フェニル)メタノン(5.16)
ジクロロメタン(10mL)中で塩化ベンゾイル(136μL、1.17mmol)及び塩化アルミニウム(320mg、2.40mmol)の混合物を30分間室温で撹拌した。ジクロロメタン(5mL)中にチオフェン3.2(195mg、0.764mmol)を添加し、反応混合物を16時間還流し、反応混合物を氷水(100mL)に注入し、ジクロロメタンにより抽出した(3×50mL)。複合有機抽出液を塩水(50mL)により洗浄し、硫酸マグネシウム乾燥し、濾過及び真空濃縮した。得られた製品をカラムクロマトグラフィ(50%ジエチルエーテル/石油スピリット)により精製し、化合物5.16(243mg、89%)を生成した。5.16:C
22H
14FNOS(Mr=359.42);融点151.4−153.2°C;1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.55(app.d,J=5.2Hz,2H),7.93−7.90(m,2H),7.68(s,1H),7.65−7.61(m,1H),7.56−7.51(m,2H),7.347.29(m,2H),7.16−7.14(m,2H),7.08−7.02(m,2H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)187.8,163.4(d,1J
CF=250.6Hz),150.4,148.3,143.1,142.3,137.7,136.4,136.3,132.7,131.3(d,3J
CF=8.4Hz),129.3,128.8,128.7(d,4J
CF=3.5Hz),123.7,116.4(d,2J
CF=21.9Hz);ESI HRMS TOF calcd for C22H14FNOS+ (M+H)+ 360.0853, found 360.0860;ESI LCMS Rt=5.6min,360.0(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.8min,99%。
(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)(フラン−2−イル)メタノン(5.17)
フロイルクロリド(116μL、1.18mmol)及び塩化アルミニウム(313mg、2.35mmol)の混合物をジクロロメタン(10mL)中30分間室温で撹拌した。ジクロロメタン(5mL)中にチオフェン3.2(200mg、0.783mmol)を添加し、反応混合物を16時間還流した。反応混合物を氷水(100mL)に注入し、ジクロロメタン(3×50mL)により抽出した。複合有機抽出液を塩水(50mL)により洗浄し、硫酸マグネシウム乾燥し、濾過及び真空濃縮した。50%ジエチルエーテル/石油スピリット中で得られた製品を精製し、化合物5.17(233mg、85%)を生成した。5.17:C
20H
12FNO
2S(Mr=349.38);融点157.6−158.9°C;1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.58−8.56(m,2H),8.23(s,1H),7.71(dd,J=1.7,0.8Hz,1H),7.47(dd,J=3.6,0.8Hz,1H),7.34−7.29(m,2H),7.21−7.20(m,2H),7.08−7.02(m,2H),6.65(dd,J=3.6,1.7Hz,1H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)172.9,163.3(d,1J
CF=250.5Hz),152.5,150.3,148.2,146.8,143.3,140.8,136.5,135.7,131.3(d,3J
CF=8.3Hz),128.7(d,4J
CF=3.5Hz),123.7,119.3,116.3(d,2J
CF=21.9Hz),112.9;ESI HRMS TOF (M+H)+ calcd for C20H13FNO2S+ (M+H)+ 350.0646, found 350.0660;ESI LCMS Rt=5.3min,350.0(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.2min,99%。
4−(2−(4−フルオフェニル)−5−(フラン−2−イル)チオフェン−3−イル)ピリジン(5.18)
フラン−2−ボロン酸(178mg、1.59mmol)及び炭酸ナトリウム(1M、2mL)を、チオフェン5.1(200mg、0.525mmol)のテトラヒドロフラン(6mL)溶液に添加した。混合物を5分間窒素曝気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(39mg、0.056mmol)を添加した。反応混合物をマイクロ波中100°Cで1.5時間加熱した。ジエチルエーテル(20mL)を添加し、反応混合物を水洗した(2×20mL)。更に水溶性層をジエチルエーテルにより抽出し(2×20mL)、複合有機層を真空蒸発した。勾配カラムクロマトグラフィ(50−80%ジエチルエーテル/石油スピリット)により粗生成物を精製し、黄色気泡化合物5.18(154mg、91%)を生成した。5.18:C
19H
12FNOS(Mr=321.37);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.53(br.s,2H),7.45(dd,J=1.8,0.7Hz,1H),7.31(s,1H),7.31−7.23(m,2H),7.20−7.18(m,2H),7.04−6.99(m,2H),6.57(dd,J=3.4,0.6Hz,1H),6.48(dd,J=3.4,1.8Hz,1H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)162.8(d,1J
CF=249.0Hz),150.1,148.6,143.9,142.3,138.3,135.8,133.2,131.1(d,3J
CF=8.2Hz),129.3(d,4J
CF=3.5Hz),124.6,123.7,116.1(d,2J
CF=21.8Hz),112.0,105.9;
ESI HRMS TOF calcd for C19H13FNOS+ (M+H)+ 322.0696, found 322.0712;ESI LCMS Rt=5.5min,322.0(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.9min,95%。
2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ピリジン(5.19)
チオフェン3.2(350g、1.37mmol)のテトラヒドロフラン(13.7mL)溶液に、ヘキサン中のn−ブチルリチウム(1.06M、1.42mL、1.51mmol)を−78°Cで滴下した。反応混合物を30分間撹拌し、ペンタフルオロピリジン(180μL、1.65mmol)を添加した。更に、反応混合物を2時間撹拌した。溶媒を蒸発し、その得られた製品を水(40mL)中に導入し、酢酸エチル(3×40mL)により抽出した。複合有機抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過及び真空濃縮した。50%酢酸エチル/石油スピリット中のカラムクロマトグラフィにより粗生成物を精製し、黄色固体化合物5.19を生成した(365mg、65%)。5.19:C
20H
9F
5N
2S(Mr=404.36);融点137.5−139.4°C;1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.61−8.59(m,2H),7.94(s,1H),7.35−7.30(m,4H),7.12−7.06(m,2H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)163.4(d,1J
CF=250.7Hz),150.2,145.8−143.0(m,2C),143.0,138.5(app.dd,1J
CF=261.1Hz,2J
CF=35.1Hz),136.2,134.7(t,4J
CF=7.2Hz),131.3(d,3J
CF=8.4Hz),128.0(d,4J
CF=3.6Hz),126.0,123.7,116.4(d,2J
CF=21.9Hz);ESI HRMS TOF calcd for C
20H
10F
5N
2S+ (M+H)+ 405.0479, found 405.0478;ESI LCMS Rt=6.3min,405.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=7.3min,>99%。
3,5,6−トリフルオロ−4−(5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ピリジン−2−アミン(5.20)
化合物5.19(100mg、0.247mmol)のN−メチル−2−ピロリドン(3mL)溶液に、マイクロ波容器中でアンモニア水(25%、9mL)を添加した。反応混合物を密封し、加熱板上で120°C、1時間加熱した。得られた沈殿物を濾過し、乾燥し、黄色固体化合物5.20(99mg、定量)を得た。5.20:C
20H
11F
4N
3S(Mr=401.38);融点209.7−211.1°C;1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.57−8.55(m,2H),7.84(s,1H),7.36−7.28(m,4H),7.11−7.04(m,2H),4.61(br.s,2H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ163.2(d,1J
CF=250.0Hz),150.0,147.8−145.2(m),143.9−143.8(m),143.6,143.9−141.2(m),140.0−137.4(m),135.7,133.6(t,4J
CF=6.8Hz),131.3(d,3J
CF=8.3Hz),128.4(d,4J
CF=3.5Hz),127.41−127.37(m),123.8,121.9,116.3(d,2J
CF=21.9Hz);ESI HRMS TOF calcd for C
20H
12F
4N
3S+ (M+H)+ 402.0683, found 402.0682;ESI LCMS Rt=5.4min,402.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=6.8min,96%。
3,5−ジフルオロ−4−(5−(4−フルオロフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)ピリジン−2,6−ジアミン(5.21)
化合物5.19(100mg、0.247mmol)のN−メチル−2−ピロリドン(3mL)溶液に、マイクロ波容器中でアンモニア水(25%、9mL)を添加した。反応混合物を密封し、加熱板上で150°C、3日間加熱した。酢酸エチル(20mL)を添加し、混合物を水(3×20mL)により洗浄した。水溶性部分を酢酸エチル(20mL)により抽出した。複合有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過及び真空濃縮した。10%メタノール/クロロホルム中カラムクロマトグラフィにより粗生成物を精製し、化合物5.21(35mg、36%)を生成した。5.21:C
20H
13F
3N
4S(Mr=398.41);融点228.2−230.1°C;1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.55−8.54(m,2H),7.75(s,1H),7.33−7.28(m,2H),7.217.19(m,2H),7.07−7.01(m,2H),4.31(br.s,4H);13CNMR(101MHz,CDCl3)δ(ppm)163.0(d,1J
CF=249.4Hz),150.2,143.6,142.6−142.2(m),135.5,135.3(d,1J
CF=245.2Hz),132.9(t,4J
CF=6.6Hz),131.3(d,3J
CF=8.3Hz),128.9(d,4J
CF=3.5Hz),128.6,123.8,118.6,116.2(d,2J
CF=21.8Hz);ESI HRMS−TOF calcd for C20H14F3N2S+ (M+H)+ 399.0886, found 399.0883;ESI LCMS Rt=5.0min,399.1(M+H)+;RP−HPLC Rt=5.8min,99%。
4−(5−(4−フルオフェニル)−4−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−イル)モルホリン(5.23)
化合物5.1(150mg、0.393mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(7.2mg、7.9μmol、2mol%)、キサントホス(4.6mg、7.9μmol、2mol%)、ナトリウムターシャリ−ブトキシド(53mg、0.55mmol)、トルエン(1.2mL)及びモルホリン(41μL、0.47mmol)の混合物を封止管中60°Cで32時間撹拌した。酢酸エチル(10mL)を添加し、混合物を水洗した(3×10mL)。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過及び真空濃縮した。勾配カラムクロマトグラフィ(50−100%酢酸エチル/石油スピリット、その後1%メタノール/酢酸エチル)により粗生成物を精製し、化合物5.23(7.5mg、6%)を生成した。5.23:C19H17FN2OS(Mr=340.41);1HNMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm)8.50−8.48(m,2H),7.21−7.12(m,4H),7.00−6.91(m,2H),6.19(s,1H),3.90−3.83(m,4H),3.20−3.15(m,4H).
生化学
蛍光偏光(FP)分析法
黒色、低結合性、半分領域96穴板(コーニング社製)を使用して、FP信号をPHERAstarマイクロプレートリーダ(BMG Labtech社製)により測定した。各結合データポイントを2回又は3回実施した。データをミリ分極(mP)単位で記録し、励起波長485nm及び放出波長520nmにより測定した。全結合試験に使用されるトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(トリス)試験緩衝液は、pH8.0により、10mMトリスと、50nM塩化カリウムと、3.5mM3−((3−コラミドプロピル)ジメチルアンモニウム)−1−プロパンスルホン酸塩(Chaps)とから成る。配位子結合分析に使用する組換型不活性及び活性His−タグp38αMAPKをブクチヤロヴァ他の文献通りに準備した。
蛍光性標識配位子のKdの決定
蛍光性標識配位子のKd決定に使用する方法は、ムノスらの方法と同様である。5nMフルオロプローブを室温で1時間保温し、10%ジメチルスルホキシドの存在下、不活性非リン酸化p38αMAPK(0 1000nM)の濃度が増加した。3つの独立試験により不活性p38αMAPKにするKd値を計算し、13±1nMを決定した。5nMフルオロプローブを2時間の室温で保温し、10%ジメチルスルホキシドの存在下、活性リン酸化p38αMAPK(0−500nM)の濃度を増加して、活性リン酸化p38αMAPKに対するフルオロプローブの親和性を決定した。3つの独立試験から活性p38αMAPKに対するKd値を計算し、36±2nMと決定した。
配位子結合試験
ジメチルスルホキシド株(10mM)から試験化合物を準備した。試験化合物(最終濃度範囲10nM−500μM)、5nMフルオロプローブ及び50nM不活性p38αMAPKを互いに十分混合して、Ki値を決定した。プレートを室温で1時間保温し、FPシグナルを記録した。活性p38αMAPKに対する結合試験に対し、室温による2時間保温後、FPシグナルを記録した。2〜3の独立試験の平均標準誤差としてデータを表す。合成類似化合物のKi値リストを下表6に示す。
表6:完了した合成類似化合物の競合試験の結合能及び酵素抑制データ
競合試験を実施し、合成類似化合物がp38αMAPKのATP結合ポケットのフルオロプローブと競争するか否か決定した。前記試験では、フルオロプローブの一定濃度と不活性p38αMAPKの増加濃度との2種の濃度により、試験化合物を分析した。試験化合物をジメチルスルホキシド株(10mM)から準備した。テスト化合物(最終濃度が配位子間で異なる)及びSB203580−フルオレセイン(5nM)を互いに十分に混合した。競合結合分析を不活性p38αMAPK(最終濃度0.03−1000nM)の添加により開始し、室温で1時間の培養後FPシグナルを測定し、各結合データ点で2回実施した。競合試験の図14のグラフは、全化合物がSB203580−フルオレセイン配位子と共に不活性p38αMAPKに競争結合することを示す。
生体外活性化分析法(p38αMAPKリン酸化)
不活性p38 MAPK(500ng)をトリス緩衝液中で30分間、試験抑制剤(1μM及び10μM)により予備培養した。活性MKK6(5ng)及びATP(100μM)の添加により反応を開始した。室温で30分間培養後、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)(10mM)により反応を停止した。p38MAPKのリン酸化をウェスタンブロッティング法により分析した。
ウェスタンブロッティング法
複数の反応試料と、β−メルカプトエタノール(バイオラド社製)を含むレムリ添加液とを1:1により混合した。複数の試料を95°Cで5分間加熱し、ドデシル硫酸ナトリウム・ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)ゲル(バイオラド社製)を使用して、200Vで90分間、タンパク質80ngを溶解した。タンパク質を重合ビニリデン二フッ化物(PVDF)膜(メルク社製)に移動した(100V、1時間)。膜をブロッキングバッファ中で培養し(トリス緩衝生理食塩水ツイーン20(TBST)中5%脱脂乳、1時間、室温)、TBST中で洗浄した。全ての及びリン酸化されたp38MAPKに対する一次抗体(1:1,000、セル・シグナリング・テクノロジー社製)と共に終夜4°Cで膜を培養した。TBST中で膜を4回×15分洗浄し、室温で1時間、希釈度1:2,000の第2の抗マウス抗体により検査した後、TBST(4回×15分)により洗浄した。ウェスタンリトニングプラスECL強化化学発光基体(パーキン・エルマー社製)を使用し、ケミドクイメージングシステム(バイオラド社製)により、シグナル検出を実施した。
本発明の種々の実施の形態の前記詳細な説明は、関連技術の当業者に対し説明のために提供する。網羅的であることを意図せず、又は単一の開示の実施の形態に本発明を限定することを意図しない。前記の通り、本発明に対する多数の代替及び変形例は、前記当業者に明白であろう。従って、幾つかの代替実施の形態を具体的に検討したが、その他の実施の形態は、当業者に明白であり比較的容易に想到できよう。本明細書は、本明細書に記載した本発明の全代替技術、修正技術及び変形技術並びに本発明の前記精神及び範囲内の他の実施の形態を包含することを意図する。
本発明の以下の特許請求の範囲及び前記詳細な説明では、明確な言語又は必要な意味に対し明らかに別途要求する場合を除き、単語「備える(comprise)」又は「comprises」を含むその変形又は「comprising」を包括的意味に使用し、即ち、本発明の1又は2以上の実施の形態では、明示した要素の存在を特定するが、更なる要素の存在又は追加を排除するものではない。
項別に列挙した複数の実施態様
1. 化学式(I)において、
R
1は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルカノイル、カルボアルコキシ、アシロキシ、アリール、アロイル、ヘテロアリール、ヘテロ・アロイル、ヘテロシクリル、ヘテロシクロイル、シクロアルキル、o−アルキル及びo−アリール、o−ヘテロアリール、アミノ及びアミドからなる第1の群から選択され、全て前記第1の群は、置換性又は非置換性を有し、
R
2は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルキルアリール、ヘテロクロシル及びヘテロアリールからなる第2の群から選択され、全ての前記第2の群は、置換性又は非置換性を有し、
R
3及びR
4は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル及びシクロアルキルからなる第3の群から選択され、全ての前記第3の群は、置換性又は非置換性を有する化学式(I)の化合物又は薬学上許容可能なその化合物の塩。
2. 化合物は、化学式(II)又は薬学上許容可能なその塩の化合物であり、
R
1及びR
2は、項目1に記載され、
Hetは、C
5−C
7ヘテロアリール及びC
5−C
7ヘテロシクリルからなる群から選択され、前記群の各々は、置換性又は非置換性を有し、
R
5、R
5’、R
6、R
6’及びR
7は、水素、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ及びニトロからなる群から独立して選択される前記項目1に記載の化合物。
3. 化合物は、化学式(III)又は薬学上許容可能なその塩であり、
R
1、R
2、R
6、R
6’及びR7は、化学式(I)又は化学式(II)の項目1又は項目2に記載される前記項目1又は2に記載の化合物。
4. R
1は、水素、C
1−C
12アルキル、C
2−C
12アルケニル、C
2−C
12アルキニル、C
2−C
12アルカノイル、C
5−C
7アリール、C
5−C
7アロイル、C
5−C
7ヘテロアリール、C
5−C
7ヘテロアロイル、C
5−C
7ヘテロシクリル、C
5−C
7ヘテロシクロイル及びC
5−C
7シクロアルキルからなる群から選択され、群の全ては、置換性又は非置換性を有する前記項目1〜3の何れか1に記載の化合物。
5. R
1は、C
2−C
6アルキニル、C
2−C
6アルカノイル、C
5−C
6アリール、C
5−C
6アロイル、C
5−C
6ヘテロアリール、C
5−C
6ヘテロアロイル、C
5−C
6ヘテロシクリル及びC
5−C
6ヘテロシクロイルからなる群から選択され、群の全ては、置換性又は非置換性を有する前記項目1〜4の何れか1に記載の化合物。
6. R
2は、水素、C
1−C
12アルキル、C
2−C
12アルケニル、C
2−C
12アルキニル、C
5−C
7アリール及びアルキルC
5−C
7アリールからなる群から選択され、これらの全ては、置換性又は非置換性を有する前記項目1〜5の何れか1に記載の化合物。
7. R
2は水素である前記項目1〜6の何れか1に記載の化合物。
8. R
3は、C
5−C
7ヘテロアリール及びC
5−C
7ヘテロシクリルからなる群から選択され、前記群の全ては、置換性又は非置換性を有する前記項目1〜7の何れか1に記載の化合物。
9. R
3は、ヘキサメソニウム窒素ヘテロアリール及びヘキサメソニウム窒素ヘテロシクリルからなる群から選択され、前記群の各々は、置換性又は非置換性を有する前記項目1〜8の何れか1に記載の化合物。
10. R
3は、ピリジル、ピペリジル、ピラジル、ピリミジル及びピリダジルからなる群から選択され、前記群の各々は、置換性又は非置換性を有する前記項目1〜9の何れか1に記載の化合物。
11. R
4は、置換又は非置換性のC
5−C
7アリール又はC
5−C
7ヘテロアリールである前記項目1〜10の何れか1に記載の化合物。
12. R
4は、置換性又は非置換フェニルである前記項目1〜11の何れか1に記載の化合物。
13. R
4は、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ及びニトロからなる群から選択される置換基により置換されたフェニルである前記項目1〜12の何れか1に記載の化合物。
14. Hetは、ピリジル、ピペリジル、ピラジル、ピリミジル及びピリダジルからなる群から選択され、前記群の各々は、置換性又は非置換性を有する前記項目1〜13の何れか1に記載の化合物。
15. Hetは、ピリジル、ピペリジル及びピリミジルからなる群から選択され、前記群の各々は、置換性又は非置換性を有する前記項目1〜14の何れか1に記載の化合物。
16. R
5、R
5’、R
6、R
6’及びR
7は、水素、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ及びニトロからなる群から独立して選択される前記項目1〜15の何れか1に記載の化合物。
17. R
5、R
5’、R
6、R
6’及びR
7は、水素、ハロゲン及びハロアルキルからなる群から独立して選択される前記項目1〜16の何れか1に記載の化合物。
18. R
5、R
5’、R
6及びR
6’は、水素である前記項目1〜17の何れか1に記載の化合物。
19. R
7は、ハロゲン及びハロアルキルからなる群から選択される前記項目1〜18の何れか1に記載の化合物。
20. 化合物は、下式又は薬学上許容可能なその塩の化合であり、
Rは、下表に示す群から選択される前記項目1〜19の何れか1に記載の化合物。
21. 化合物又は薬学上許容可能なその塩は、下記化学式から選択され、
Ar
1及びAr
2は、独立して置換性又は非置換性のアリール又はヘテロアリールであり、Aは、酸素、硫黄又は窒素から選択され、nは、1又は2であり、mは、0から6であり、R1は、化学式(I)から(III)の実施の形態の何れか1に記載され、
R
11は、ヒドロキシ、アミノ、C
1−C
6アルキル、フェニル、フラン、モルホリン、ピペラジン及びN−フタルイミドからなる群から選択され、
R
12は、水素、アルキルフェニル及びヒドロキシアルキルフェニルからなる群から選択され、フェニル環はR
13により置換でき、
R
13は、存在すれば、ハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、ハロアルキル、C
1−C
6アルキル及びC
1−C
6アルカノイルからなる群から選択され、R
14の各発生は、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨウ化、アミノ及びアミノアルキルからなる群から独立して選択される前記項目1〜20の何れか1に記載の化合物。
22. Ar
2は、置換性又は非置換性ピリジルである前記項目1〜21の何れか1に記載の化合物。
23. Aは、酸素が好ましい前記項目1〜22の何れか1に記載の化合物。
24. R
12は、水素が好ましい前記項目1〜23の何れか1に記載の化合物。
25. R
13は、存在せず、即ち、複数の水素のみ環状炭素に結合する前記項目1〜24の何れか1に記載の化合物。
26. R
14の各発生は、フルオロ又はアミノから独立して選択される前記項目1〜25の何れか1に記載の化合物。
27. Ar
1は、4−フルオロフェニルである前記項目1〜26の何れか1に記載の化合物。
28. Ar
2は、4−ピリジルである前記項目1〜27の何れか1に記載の化合物。
29. 化合物は、下式からなる群から選択され、又は薬学上許容可能なその塩である前記項目1〜28の何れか1に記載の化合物。
30. 第1の態様の化合物は、非天然化合物である前記項目1〜29の何れか1に記載の化合物。
31. 前記項目1〜30の何れか1の化合物又は薬学上許容可能なその塩の有効量と、薬学的に許容可能な担体、希釈剤及び/又は添加剤とを含む医薬組成物。
32. 医薬組成物は、MAPK抑制、好適にはp38MAPK抑制、より好適にはp38αMAPK抑制に対応する、病気、障害又は症状を治療又は予防する前記項目1〜30の何れか1に記載の化合物。
33. MAPK抑制に対応する、病気、障害又は症状の被験者の治療法であり、
前記項目1〜30の何れか1の化合物、又は薬学上有効なその塩、又は前記項目31又は32の医薬組成物を被験者に有効量投与する過程を含む治療法。
34. 前記項目1〜30の何れか1の化合物、又は薬学上有効なその塩、又は前記項目31又は32の医薬組成物により、MAPK抑制に対応する病気、障害又は症状を治療する化合物。
35. 前記項目1〜30の何れか1の化合物、又は薬学上有効なその塩は、MAPK抑制に対応する、病気、障害又は症状を治療する医薬の製造の用途。
36. 病気、障害又は症状は、p38MAPK抑制に対応する前記項目33〜35の何れか1に記載の治療法。
37. 病気、障害又は症状は、p38αMAPK抑制に対応する前記項目33〜36の何れか1に記載の治療法。
38. MAPK抑制、特にp38MAPK抑制、更にp38αMAPK抑制により被験者に対し、治療法は、炎症を低減する方法、又は用途は、炎症を治療する用途である前記項目33〜37の何れか1に記載の治療法。
39. 病気、障害又は症状は、関節炎、炎症性腸疾患、喘息、乾癬、心筋の傷害、心臓再構築、腎臓線維症、脳卒中、癌、アルツハイマー病、ヒト免疫不全ウイルス、慢性閉塞性肺疾患、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、急性呼吸不全症候群、虚血性心疾患、急性冠動脈症候群、大きなうつ病性障害、歯痛、アテローム性動脈硬化、神経障害痛み並びに前記病気、障害又は症状の1又は2以上に関連する炎症からなる群から選択される前記項目33〜38の何れか1に記載の治療法、化合物又は用途。
40. 被験者は、飼育動物又は家畜動物又は人間である前記項目33〜39の何れか1に記載の治療法、化合物又は用途。
41. 前記項目1〜30の何れか1の化合物又は薬学上有効なその塩のp38MAPK酵素を有する錯体。
42. p38MAPK酵素は、p38αMAPK酵素である実施の形態40に記載の錯体。