JP2017526538A - 弾性部を有するテレスコープ式取り出し装置 - Google Patents

弾性部を有するテレスコープ式取り出し装置 Download PDF

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Abstract

本技術は、物体を取り出すための装置を提供する。当該装置は、取っ手(110)から伸長する近位細長部材(120)と、近位細長部材に連結され、かつ、格納構成と伸長構成との間で摺動可能である弾性細長部材(130)とを有する。該装置は、弾性細長部材に動作可能に連結される保持部材(140)を有する。いくつかの実施形態は、保持部材が物体を保持/解除できるようにするために、作動部材(113)と共にある特定のタイプの保持部材を動作させるように構成される作動システムを有する。いくつかの実施形態は、弾性細長部材を近位細長部材にロックするように構成されるロッキングシステムを有する。【選択図】図1A

Description

本技術は、人が把持し、かつ、その届く範囲を拡大するための手工具に関する。本技術は、より詳細には、湾曲箇所に届かせかつ物体を把持するために弾性細長部を有する伸縮具に関する。
物体を把持するおよび/または拾い上げるための手持ち式取り出し装置が既知である。これら装置は、典型的には、中央部を介して取っ手と連結される顎または磁性部を採用する。このような「グリッパー」は、典型的には、小型化可能となるように中央部の接合またはテレスコープ式を可能にする固定長中央部または二部式構成を有する。テレスコープ式取り出し装置の中には、人間工学的理由のために長さが調節可能になっているものがある。さまざまなタイプの取り出し装置を記載する参考文献の例は、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8、および特許文献9を含む。しかしながら、他の従来の取り出し装置では手が届かない湾曲箇所または隅に容易に届かせるようにする伸縮式取り出し装置を長年にわたって切実に必要としているが解決されていない。
中国実用新案第201889794号明細書 独国特許出願公告第1171354号明細書 米国特許第4483562号明細書 米国特許第5620447号明細書 米国特許第8042848号明細書 米国特許第8585114号明細書 米国特許出願公開第2005/200143号明細書 米国特許出願公開第2014/054912号明細書 国際公開第2009/126334号
本技術は、弾性部を有するテレスコープ式取り出し装置を提供する。本技術の一実施形態によると、物体を取り出すための装置であって、取っ手と;取っ手から伸長する近位細長部材と;近位細長部材と摺動可能に連結される弾性細長部材であって、格納構成と伸長構成との間で摺動可能である、弾性細長部材と;弾性細長部材の遠位端に動作可能に連結される保持部材であって、該遠位端は近位細長部材から遠位である、保持部材と;作動部材を有する作動システムであって、弾性細長部材の少なくとも伸長構成において作動部材および保持部材を動作可能に係合することで、作動部材を作動させることによって物体を保持するように保持部材を作動させることができるように構成される、作動システムと、を備える装置が提供される。
本技術の一実施形態によると、物体を取り出すための装置であって、取っ手と;取っ手から伸長する近位細長部材と;近位細長部材と摺動可能に連結される弾性細長部材であって、格納構成と伸長構成との間で摺動可能である、弾性細長部材と;弾性細長部材の遠位端に動作可能に連結される保持部材であって、該遠位端は近位細長部材から遠位である、保持部材と;弾性細長部材を近位細長部材に解除可能にロックするように構成されるロッキングシステムと、を備える装置が提供される。
前述の事項は、要約のみが意図されたもので、本発明の態様のいくつかに過ぎず、本発明の限界または要件を画定することが意図されたものではない。本発明の他の態様は、好ましい実施形態の詳細な説明を参照することによって理解されるであろう。さらに、この要約は、特許請求の範囲が完全性をもって本明細書に組み込まれたものとして読まれるべきである。
本発明の実施形態は、以下のその図面を参照することによって説明されるであろう。
伸長構成における取り出し装置の一実施形態の斜視図である。 格納構成における図1Aの取り出し装置の斜視図である。 取り出し装置の一実施形態の分解図である。 取り出し装置の別の実施形態の分解図である。
本技術は、湾曲箇所または隅に容易に届くようにする伸縮可能な中央部を有する取り出し装置を提供し、また、精確なおよび/または確実な物体の取り出しのために該中央部にある程度の剛性/剛度を提供する。取り出し装置は、中央部を介して動作可能に連結される取っ手および保持部材を提供する。中央部は、互いに摺動可能に連結され、かつ、格納構成と伸長構成との間で伸縮可能である、弾性細長部材および近位細長部材を備える。取り出し装置は、例えば、積み込みおよび移送を容易に行うために格納構成では長さが短い。
いくつかの実施形態では、弾性細長部材は、連続的にまたは不連続的にさまざまな異なる形状に手で曲げて入れることができるように構成される。弾性細長部材は、湾曲した際のさらなる変形に対して弾力がもたらされるように構成されてよい。いくつかの実施形態では、弾性細長部材は、該部材を1つまたは複数の湾曲形状においてロックすることができるように構成される。弾性細長部材の実現可能な曲率は、種々の実施形態において異なっていてよい。
いくつかの実施形態では、保持部材は作動させることが可能であり、取り出し装置は、保持部材を動作させ、かつ、作動部材を動作させることによって物体を保持できるように構成される作動システムをさらに備える。いくつかの実施形態では、作動部材は、取っ手の一部であり、取っ手を保持するために使用できる同じ手で動作可能であるように構成される。いくつかの実施形態では、作動システムは、少なくとも一部が中央部の内部を通って伸長するように構成されてよい。
該実施形態によると、取っ手は、種々の場所に、例えば、近位細長部材の長さに沿って、または、保持部材には遠位である近位細長部材の端部において、近位細長部材に対して配設されてよい。いくつかの実施形態では、取っ手は、近位細長部材と一体的に形成されてよい。いくつかの実施形態では、取っ手は、作動部材の近位にまたは遠位に配設できる。このため、種々の取っ手構成が採用可能である。該実施形態によって、取り出し装置の取っ手および/または他の部分は、存在する場合、片手または両手で、支点に対してまたは並進方向に沿って、取っ手に対して作動部材を引くもしくは押すことによって、または、作動部材を対応する軸に対して回転させる(ねじるまたは転回させる)ことによって、取り出し装置のみならず作動システムを動作させることができるように構成されてよい。
該実施形態によって、保持部材は、種々の構成を有することができる。例えば、保持部材は、機械的保持部材、磁性保持部材、もしくは、他の保持部材および/またはそれらの組み合わせを含むことができる。機械的保持部材は、物体を、把持する、把握する、つかむ、つまむ、突く、刺す、またはその他の場合かみ合わせるように構成可能である。機械的保持部材の例は、つめ、握り、グリッパー、フック、やっとこ、針もしくは尖端、または、他の機械的保持部材および/もしくはそれらの組み合わせを含むことができる。磁性保持部材は、永久磁石もしくは電磁石、および/またはそれらの組み合わせを含むことができる。機械的保持部材は、適切な剛度を有する複数のつめ、もしくは、複数の指幅を有することができる複数の指を有する顎、または他の構成、あるいは、それらの組み合わせを含むことができる。保持部材の種々の構成要素は、異なる巧みさをもたらすために異なる剛性もしくは剛度、粘着性、または他の性質を有することができる。種々のタイプの保持部材は、種々の応用に適している場合がある。例えば、格納可能なつめは、可視性を維持し、かつ、操作する余裕を与えるといった空間の制約があるために、狭い空間で使用するために顎を有するつめ全面にわたるのが好ましい場合がある。
いくつかの実施形態では、取り出し装置は、中央部の長さを確保するために1つまたは複数の解除可能なロックを有する1つまたは複数のロッキングシステムをさらに備える。解除可能なロックは、ロック構成において弾性細長部材に対して近位細長部材が摺動しないように構成される。いくつかの解除可能なロックの例については、本明細書により詳細に記載される。該実施形態によって、テレスコープ式管状ロックのこのようなタイプおよび他のタイプは採用可能である。さらにまた、いくつかの実施形態では、近位細長部材および弾性細長部材は、適所でロックされ、かつ、摩擦嵌合連結または他の連結機構によって摺動しないようにされる。取り出し装置が負荷条件下のさらなる摺動を抑えるように支えることが意図されるこのような摩擦嵌合連結は、物体の重量に基づいて構成可能である。いくつかの実施形態では、ロッキングシステムは、伸長構成においてのみ中央部を確保するように構成される。いくつかの実施形態では、ロッキングシステムは、中央部の複数の長さを確保するように構成されてよい。
弾性細長部材は、取り出し装置が支える/保持することができるようにされる物体の重量、および、遠い所の内部に届く前またはその間に湾曲させることができる容易さによって、いくらかの可撓性をもたらすように構成できる。いくつかの実施形態では、近位細長部材も、取り出し装置が負荷条件下での湾曲を限定するように支える/保持することができるようにされる物体の重量に左右される場合もあるいくらかの可撓性をもたらすことができる。いくつかの実施形態では、近位細長部材および/または弾性細長部材は、1つまたは複数の対応する連動部材を備えることができる。複数の連動部材は、例えば、テレスコープ式にまたは他のやり方で伸縮可能に連結されてよい。該実施形態によって、連動部材は管状構成を有することができる。
図1A、図1Bおよび図2は、本技術の一実施形態による取り出し装置100の例のさまざまな図を示す。図1Aは、伸長構成における取り出し装置100を示す。図1Bは、格納構成における取り出し装置100を示す。図2は、取り出し装置100の分解図を示す。図3は、取り出し装置100’の別の実施形態の分解図を示す。
取り出し装置100は、取っ手110と、管状構成を有する近位細長部材120と、管状構成を有する弾性細長部材130と、つめ部材140とを備える。管状構成を有する近位細長部材120は簡潔に言えば、近位管状部材120と称される。管状構成を有する弾性細長部材130は簡潔に言えば、近位管状部材130と称される。図1Aはまた、破線で示される代替的な構成130’および140’におけるつめ部材140および弾性管状部材130を示す。
弾性管状部材130は、(図に具体的には示されていない)弾性接合パイプを備える。さまざまな形態の弾性接合パイプはグースネックと称される時もある。いくつかの実施形態では、弾性管状部材130は弾性接合パイプのみを備える。いくつかの実施形態では、弾性管状部材130は、弾性接合パイプに加えて1つまたは複数の剛性部を含むことができる。近位管状部材120は剛性プラスチック管を含む。取り出し装置100は、作動システムおよび解除可能ロックをさらに備え、それぞれは、本明細書に記載されかつ図2により詳細に示されるように、複数の構成要素を含む。
この例では、本明細書により詳細に説明されるように、取り出し装置100の例の作動システムは、弾性管状部材130が完全に伸長される時に、作動部材113およびつめ部材140を動作可能に連結するように構成される。他の実施形態は、弾性管状部材が部分的にのみ伸長される時にも作動部材をつめ部材に動作可能に連結できるようにするように構成されてよい。
図1Aおよび図1Bに示されるように、取り出し装置100は、オプションのテレスコープ式棒180、および、対応するクランプを有するオプションの電池式ライト190をオプションで含む。オプションのテレスコープ式棒180は、要望通りに取り外されかつ伸長される時、物体の把握を助けるために取り出し装置100と組み合わせて使用されてよい。ライト190は、暗部で物体を把持しようとする時の照明をもたらすために使用できる。クランプは、テレスコープ式棒180および/またはライト190を解除可能に取り付けできるように構成される。クランプは、示されるように、または近位管状部材120に沿った他の場所で近位管状部材に解除可能に取り付けするようにさらに構成される。
図2に移ると、取り出し装置100は、取り出し装置100の作動システム、解除可能ロック、および/または他のサブシステムの一部分を形成することができる複数の構成要素を含む。
取っ手110は、閉ループ取っ手フレーム111の内部に摺動可能に連結される作動部材113を含む。フレーム111は、例えば、ユーザが作動部材113を指で把持して掌に置くことができるように形成される。作動部材113を引き寄せることで、取っ手フレーム111内の作動部材113を掌の方へかつ軸1111に沿って摺動させる。
作動部材113は、例えば、ねじ切り、接着剤、または他の接続によって棒131に取り付けられる。棒131は、取っ手110の取っ手フレーム111における開口部1113を通って軸1111に沿って摺動できる。棒131は、ねじ1393を受けるように構成される端部1311に配置される雌ねじを有する。ねじ1393は、円筒状滑動部139を受け、かつ、同滑動部139を棒131に締結するのに十分な長さを有する。円筒状滑動部139は、軸1111に沿って作動管123内で摺動するように構成される。作動管123は、その長手方向両側に配置された2つの溝穴1231(1つのみ示される)を有する。溝穴1231は、作動管123の長さの一部に沿って作動管123の近位端12311から遠位端12312まで伸長する。溝穴の長さは部分的に、弾性管状部材130が近位管状部材120からどれくらい伸長できるかによって決まる。2つのねじ1391は、円筒状滑動部139の両側に締結され、かつ、円筒状滑動部139から溝穴1231内へ放射状に突出する。ねじ1391の突出部は、平滑であってよい、ねじ切りされてよい、またはその他の形状であってよい。ねじ1391の突出部は、溝穴1231と摺動して係合するように構成される。弾性管状部材130が伸長構成と称されるように伸長される時、2つのねじ1391は、取っ手110近くで2つの溝穴1231の近位端部12311を係合する。
近位管状部材120は、開口部1113内で雌ねじに締結するように構成される取っ手フレーム111近くで近位端121において雄ねじを有する。近位管状部材120は、遠位端122近くで2つの止めねじ1211を受けるように構成される。2つの止めねじ1211は、ロッキング部材133を近位管状部材120に締結するように構成される。ロッキング部材133は、ロッキング対向部材135によってもたらされる雄ねじに適合するように構成される雌ねじを有することで、2つの部品を共に締結する。雌ねじおよび雄ねじは他の実施形態では反転させてよい。ロッキング部材133およびロッキング対向部材135によってもたらされるねじ連結は、いくらかのまたはわずかな転回で2つの部品を解除可能に接続し、その結果生じる相互接続において適切な強度をもたらすように構成できる。応用によって、少ないまたはわずかな転回によって、取り出し装置を容易にロッキングできる。
ロッキング対向部材135は、ロッキング対向部材135を弾性管状部材130に締結するように構成される1つまたは複数の止めねじ1351を受け入れるように構成される。いくつかの実装形態では、ロッキング対向部材135は、例えば、圧縮嵌合によって、押圧する、押し込む、はんだ付けすることによって、溶接するもしくは接着することによって、または他のやり方で、弾性管状部材と連結可能である。
ロッキングシステムの例の構成は、ロッキングシステムによってもたらされるねじ連結の左右像によって判断されるような適正な方向で近位管状部材120に対して弾性管状部材130を転回させることによって、ロッキング部材133とロッキング対向部材135との間の接触を確立することによって弾性管状部材130の近位管状部材120に対する締結および解除を可能にする。ねじ連結は、対応する逆転回によって解除でき、弾性管状部材130は作動管123内に挿入し戻すことが可能である。これは、格納構成と称される。格納構成では、弾性管状部材130は、近位管状部材120および作動管123内に、摩擦によって適所に保持される、またはその他によって適所において保持されるように緩く置かれてよい。
つめ部材140は、複数のつめ143が例えば物体を把持するために中に格納されることで閉鎖できるスリーブ141を備える。つめ部材140は、弾性棒145を介して止め具147に連結される。弾性棒145は、例えば、鋼線または他の適した弾性部品を含むことができる。止め具147は、フェルールまたはその他適した部品とすることができる。この例では、つめ部材140および止め具147は、圧縮による塑性変形で留めることによって弾性棒145に取り付けられる。他の実装形態では、つめ部材140および止め具147は、止めねじによって弾性棒145に、例えば、押圧する、押し込む、はんだ付けすることによって、溶接するもしくは接着することによって取り付け可能である、または、他のやり方で連結可能である。
弾性棒145は、スリーブ141、ばね132、弾性管状部材130、ロッキング部材133、ロッキング対向部材135、および円筒状滑動部137を摺動可能に通り抜けてから、止め具147が取り付けられる。スリーブ141、ばね132、弾性管状部材130、ロッキング部材133、ロッキング対向部材135、および円筒状滑動部137の長さ、ならびに、つめ部材140と止め具147との間の距離は、つめ143をスリーブ141から確実に伸長させるのに十分なようにばね132を付勢するように、および、ユーザが少なくとも伸長構成において作動部材113を解除する時に近位管状部材120に接近させて作動部材113を付勢するように構成される。ばね132は、弾性管状部材130とつめ部材142との間でスリーブ141内に配設される。
いくつかの実施形態では、弾性管状部材は、スリーブを使用する必要なく、つめ部材を直接受ける(図示されない)のに十分な大きさの直径を有することができる。かかる実施形態では、ばねは、弾性管状部材の一部または全体を通って、かつそれを超えて達することができ、ロッキングシステムの一部、円筒状滑動部の1つ、または、取り出し装置の別の部品から離れるように付勢されてよい。
円筒状滑動部139と同様に、円筒状滑動部137は、作動部材123内で摺動するように構成される。2つのねじ1371は、円筒状滑動部139の両側に締結され、かつ、放射状に溝穴1231内へ突出する。ねじ1371は、摺動して溝穴1231に係合するように構成される。ねじ1371の突出部は、平滑であってよい、ねじ切りされてよい、またはその他の形状であってよい。弾性管状部材130が伸長される時、2つのねじ1371は、弾性管状部材130近くで2つの溝穴1231の遠位端12312を係合する。このため、つめ部材140は、伸長構成において、作動管123、ねじ1391、円筒状滑動部139、および棒131を介して作動部材113に、さらに上で記されるように動作可能に連結でき、かつ、弾力的に付勢できる。いくつかの実装形態では、円筒状滑動部137および止め具147は、一体的に形成される。
図3は、取り出し装置100’の別の実施形態の分解図を示す。取り出し装置100’は、さまざまな態様を除いて、図2に示される取り出し装置100と同様である。例えば、取り出し装置100’の作動システムは、種々のやり方で係合するより少ない構成要素を備える。特に、作動管123’は、作動管123と比較すると、もはや溝穴を必要としない。また、作動管123’の近位端12311’および端部1311’は、例えば、押圧する、押し込む、はんだ付けする、溶接するもしくは接着することによって圧縮嵌合による1つまたは複数の固定様式で連結される、止めねじを介して連結される、または、他の固定様式で連結されるように構成される。さらに、作動管123’の遠位端12312’は、格納構成と伸長構成との間で作動管123’内ではあるが、伸長構成の範囲を超えないように円筒状滑動部137’を摺動させることができるように構成される。格納構成では、円筒状滑動部137’は、近位端12311’に接近して位置し、伸長構成では、遠位端12312’に接近して位置する。遠位端12312’は、フランジ、テーパ状もしくは幅狭の遠位端12312’を含む適した保留機構、または、円筒状滑動部137’が組み立てられると必要以上の力をかけずに作動管123’から引き出し不可能であるような他の保留機構を採用する作動管123’内で円筒状滑動部137’を保留するように構成される。
さらに図3を参照すると、近位管状部材120’およびロッキング部材133’は第1のねじ連結によって連結するように構成される。この目的のために、遠位端122’は雌ねじを有し、ロッキング部材133’は適合する外ねじを有する。ねじ連結はまた、(図示されない)各部品に対して雌ねじおよび外ねじを反転することによって実装可能である。近位管状部材120’およびロッキング部材133’はまた、はんだ付け、溶接、接着、押圧嵌合、または、その他永続的にまたは解除可能に共に連結することが可能である。
図2に示される取り出し装置100について説明されるように、ロッキング部材133’およびロッキング対向部材135’は、第2のねじタイプの締結によって連結するように構成される。この目的のために、ロッキング部材133’は(図3では不可視の)雌ねじを有し、ロッキング対向部材135’は適合する外ねじを有する。さらにまた、雌ねじおよび外ねじは、各部品に対して反転させることができる。該実施形態によって、第1のねじ連結および第2のねじ連結は、同じまたは異なる左右像を有することができる。異なる左右像は、作動システムが使用可能な間に、安定した第1のねじ連結を維持するのに有用である場合がある。取り出し装置が組み立てられる時、作動システムは本明細書に記載されるように使用可能とすることができる。
いくつかの実施形態では、取り出し装置は、(図示されない)格納構成において、保持部材を保護用空洞内に格納するように構成される。このような空洞はさまざまなやり方で提供可能である。例えば、ロッキング部材は、保持部材に対応するのに十分長い貫通孔をもたらすように形成可能である、または、スリーブを取り囲む外装は保持部材上で摺動できるように提供可能である。このような場合、取り出し装置の他のサブシステムは、保護用空洞に対応するための適切な構成を必要とする場合がある。
いくつかの実施形態では、ロッキング部材およびロッキング対向部材は、伸長構成において、弾性管状部材および近位管状部材を連動させるためのねじ切りされたねじ連結の代わりに、(図示されない)差し込み連結をもたらすように構成可能である。該実施形態によって、このような差し込み連結は、述べられた構成要素を引くおよびねじることで、ロックを開閉する必要があるように構成可能である。代替的には、差し込み連結は、伸長構成の範囲を超えて弾力的な付勢に対していくらかの遊びをもたらすように構成されてよく、単に、伸長構成の範囲をわずかに超えて引くことで、ロックを開閉することを必要としてよい。それぞれの機構は、例えば、格納可能なボールペンから既知である。
また、ロッキングシステムは、管状部材のための解除可能な摩擦嵌合連結をもたらすように構成可能である。このような摩擦嵌合連結は、調節可能なテレスコープ式ウォーキング用ポールまたは工具延長ポールから既知であり、ロッキング部材およびロッキング対向部材の軸に対して同心配置または偏心配置のロッキング要素を採用できる。それぞれのロッキング要素は、摩擦嵌合連結が軸を中心にねじられる時に対応するロッキング部材またはロッキング対向部材の外壁に押し付けることによってテレスコープ状態に対して摩擦を与えるように構成できる。
いくつかの実施形態では、ロッキングシステムは、近位管状部材の内部に対して弾力的に付勢され、かつ、弾性管状部材に連結される球体を含むことができる。球体は、球体が穴内に押下し戻されるまで弾性管状部材の並進運動を停止することによって、中央部の長さを確保するように近位管状部材において1つまたは複数の対応する穴に係合するように構成される。
本技術の他の実施形態が、他の構成の異なるように構成された作動システム、ロッキングシステム、つめ部材、取っ手、または他のサブシステムを採用してよいことは留意されたい。
一般に、把持装置の構成要素は、例えば、ナイロン(登録商標)、PVC、アクリル系、ポリカーボネート、ABS、もしくは他のプラスチック、鋼鉄、真鍮、もしくは他の金属などの金属、あるいは、ガラスもしくは炭素繊維強化複合プラスチック、金属、および/または他の材料などの複合材料から形成されてよい。
好ましい実施形態が詳しく説明されているが、本発明の原理を逸脱することなくある特定の修正を行ってよいことは、当業者によって理解されるであろう。

Claims (15)

  1. 物体を取り出すための装置であって、
    取っ手と、
    前記取っ手から伸長する近位細長部材(120)と、
    前記近位細長部材と摺動可能に連結される弾性細長部材(130)であって、格納構成と伸長構成との間で摺動可能である、弾性細長部材と、
    前記弾性細長部材の遠位端に動作可能に連結される保持部材(140)であって、前記遠位端は前記近位細長部材から遠位である、保持部材と、
    作動部材(113)を有する作動システムであって、前記弾性細長部材の少なくとも前記伸長構成において前記作動部材および前記保持部材を動作可能に係合することで、前記作動部材を作動させることによって前記物体を保持するように前記保持部材を作動させることができるように構成される、作動システムと、を備える装置。
  2. 前記作動部材は前記取っ手に動作可能に連結される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記保持部材は、複数のつめを有するつめ部材、握り、グリッパー、フック、やっとこ、針もしくは尖端、または、磁石のうちの1つまたは複数を備える、請求項1に記載の装置。
  4. 前記近位細長部材および前記弾性細長部材の少なくとも一部は管状構成を有し、前記作動システムの少なくとも一部は前記近位細長部材および前記弾性細長部材の管状部内に配置される、請求項1に記載の装置。
  5. 前記近位細長部材の少なくとも一部は管状構成を有し、前記弾性細長部材はテレスコープ式に前記近位細長部材の前記管状部に摺動可能に連結される、請求項1に記載の装置。
  6. 前記近位細長部材は剛性を有する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記弾性細長部材は弾性接合パイプを備える、請求項1に記載の装置。
  8. 前記つめ部材はスリーブを備え、前記複数のつめは前記作動部材を作動させる時、前記スリーブの中へ格納される、請求項3に記載の装置。
  9. 前記作動システムは、前記作動部材を前記近位細長部材から引き離すことによって前記つめを格納するように構成される、請求項8に記載の装置。
  10. 少なくとも前記伸長構成において、前記作動システムでは、開位置において前記つめが、および、前記近位細長部材に接近する位置において前記作動部材が弾力的に付勢される、請求項1に記載の装置。
  11. 前記作動システムを弾力的に付勢するように構成されるばねをさらに備える、請求項10に記載の装置。
  12. 前記弾性細長部材を前記近位細長部材に対して解除可能にロックするように構成されるロッキングシステムをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  13. 前記ロッキングシステムは、前記伸長構成において前記弾性細長部材を前記近位細長部材に対してロックするように構成される、請求項12に記載の装置。
  14. 前記ロッキングシステムは、ねじ連結、差し込み連結、または摩擦嵌合連結を含む、請求項12に記載の装置。
  15. 物体を取り出すための装置であって、
    取っ手と、
    前記取っ手から伸長する近位細長部材と、
    前記近位細長部材と摺動可能に連結される弾性細長部材であって、格納構成と伸長構成との間で摺動可能である、弾性細長部材と、
    前記弾性細長部材の遠位端に動作可能に連結される保持部材であって、前記遠位端は前記近位細長部材から遠位である、保持部材と、
    前記弾性細長部材を前記近位細長部材に解除可能にロックするように構成されるロッキングシステムと、を備える装置。
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