本開示は、ビニール袋及び同類のもの用のスライダを伴うクロージャ機構と関連付けられる従来技術の問題の多くを解決する。本明細書で開示される技術の利点及び他の特徴は、本発明の代表的な実施形態を記載し同じ参照番号が同じ構造要素を識別する図面と関連してなされる、ある特定の実施形態の以下の詳細な説明から、当業者により容易に明らかになるであろう。
別途指定されない限り、例示される実施形態は、ある特定の実施形態の様々な詳細の例示的な特徴を提供するものとして理解することができ、したがって、別途指定されない限り、具体例の特徴、構成要素、モジュール、要素、及び/又は態様は、開示されるシステム又は方法から物質的に逸脱することなく、別途、修正する、組み合わせる、相互接続する、配列する、分離する、交換する、位置付ける、及び/又は再配設することができる。
また、添付図面は、例えば、限定されることなく、実践したときに特徴が実質的に滑らかで、均一であるように示されることが幾らか理想化されていること、及び当業者に知られているように、製造のばらつき及び異常が起こることにも留意されたい。上、下、左、右などの相対的な用語の使用は、図面に関するものであり、限定的な様式であることを意味しない。
図1及び図2を参照すると、再閉鎖可能なバッグ100の部分斜視図及び平面図が示される。再閉鎖可能なバッグ100は、開口部106を形成するためにともに封止される、対向壁102、104を有する。ジッパー108は、スライダ110によってバッグ100を選択的に封止する。概要において、スライダ110が図1及び図2の左に移動するにつれて、ジッパー108は、水密封止のために閉鎖される。スライダ110が右に移動すると、壁102、104が分離されて、開口部106を作り出す(すなわち、バッグ100を開放する)。
以下、図3A及び3Bを参照すると、ジッパー108の雌型溝プロファイルアセンブリ130の斜視断片図及び断面図が示される。雌型溝プロファイルアセンブリ130は、裏打ち152とともに別途押し出し加工され、次いで、壁102に貼り付けられる。雌型溝プロファイルアセンブリ130は、壁102から立ち上がる内側140上に溝138を形成する対向脚部132a、132bを伴う、雌型プロファイル131を含む。各脚部132a、132bは、それぞれ、遠位フック134a、134bにおいて終端する。
雌型溝プロファイルアセンブリ130はまた、脚部132aに隣接する台形形状のブランチ136も含む。外側部142上で、雌型溝プロファイルアセンブリ130は、従属するガイドフィンガー144を有する。全般的に、雌型溝プロファイルアセンブリ130は、遠位の外方へ曲がった、又はカールした端部146において終端する。
以下、図4A及び4Bを参照すると、ジッパー108の雄型リブプロファイル160の斜視断片図及び断面図が示される。示される実施形態において、雄型リブプロファイル160も同様に、裏打ち176とともに別途押し出し加工され、次いで、壁104に貼り付けられる。内側部168上で、雄型リブプロファイル160は、遠位ヘッド164において終端する、立ち上がりステム162を含む。ステム162及びヘッド164は、対向する脚部132a、132bに水密様式で選択的に係合するようにサイズ決定される。
雄型リブプロファイル160はまた、ステム162に隣接する台形形状のブランチ166も含む。外側部170上で、雄型リブプロファイル160はまた、従属するガイドフィンガー172も有する。全般的に、雄型リブプロファイル160は、遠位の外方へカールした端部174において終端する。動作のいかなる特定の理論にも束縛されるものではないが、ブランチ136、166、ガイドフィンガー144、172、及びカールした端部146、174の機能は、以下に詳細に説明される。ブランチ136、166、ガイド144、172、及び端部146、174は、様々な形状及び組み合わせのいずれかとすることができることが想定される。例えば、ガイドは、任意の角度の直線状、カール状、Y字形状、L字形状、U字形状、及び同類の形状とすることができる。端部は、直線状、波形状、S字形状、そして、及び同類の形状とすることができる。
以下、図3A〜4Bを参照すると、一実施形態において、脚部132bの下側の雌型溝プロファイル130の下部分148は、約7.156mmであり、対向する脚部132a、132b間の分離は、約1.2mmであり、雌型溝プロファイルアセンブリ130の底縁部150からブランチ136の最頂部までの距離は、約10.056であり、ガイドフィンガー144は、厚さが約0.3mmである裏打ち152に対して約22度である。
一実施形態において、ステム162の下側の雄型リブプロファイル160の下部分178は、約7.456mmであり、ステム162は、約0.6mmであり、雄型リブプロファイル160の底縁部186からブランチ166の最頂部までの距離は、約10.395であり、ガイドフィンガー172は、厚さが約0.3mmである裏打ち176に対して約22度である。別の実施形態において、溝プロファイル130、160は、それぞれの壁102、104とともに共押し出加工される。
以下、図5A〜Dを参照すると、スライダ110の斜視図、端面図、及び切断図が示される。スライダ110は、ジッパー108を受容するための中央チャネル118を画定するために、対向した従属する側部114a、114bを伴う中央上部本体112を含む。中央チャネル118は、底部で開放している。中央チャネル118の頂部は、外方へカールした端部146、174を収容するための相補的な形状を形成するために、湾曲され、球根状である。各側部114a、114bは、従属するガイドフィンガー144、172を捕捉する、スロット120a、120bを画定する。
図2で最も良く分かるように、スライダ110は、封止端部116a、及びより幅の広い分離端部116bを有する。封止端部116aが追従端部であるようにスライダ110が移動すると、ジッパー108が閉鎖される。逆に、分離端部116bが追従端部であるようにスライダ110が移動すると、ジッパー108が開放される。
図5A〜Dを更に参照すると、側部114a、114bは、封止端部116aに向かってともにテーパー状になり、よって、I字形状の構造122a、122bは、それぞれ、閉鎖圧力を印加してジッパー108を封止し、保持特徴が、ジッパー108をスライダ110内に整列させることを支援する。I字形状の構造122a、122bの変形例を利用することができることが想定される。例えば、スライダ110は、単に、側部114a、114bが封止力を提供するようにサイズ決定することができる。I字形状の構造の頂部及び底部は、ジッパー108の追加的な保持をそれらの間で提供するために、かなり突出させることができる。構造122a、122bは、当業者によって認識されるようなT字形状及び同類の形状などの、様々な形状のいずれかとすることができる。
分離端部116bに向かって、分割部材124は、ジッパー108のプロファイル130、160をこじ開けるために、中央上部本体112から従属する。分割部材124は、勾配付き遠位端部126において終端する。一実施形態において、分割部材124は、変化する長さを有する(すなわち、中央上部本体122から下方にテーパー状になる)。部材124を分割するための現在知られている、及び後に発明される複数の形状は、ジッパープロファイル130、160を分離する機能を達成することを理解されたい。
図1を再度参照すると、バッグ100に取り付けられたときに、スライダ112は、プロファイル130、160の端部146、174を更にカールさせる。端部146、174は、カールを伸ばし、スライダ112を上方に移動させようとする。しかしながら、ガイドフィンガー144、172は、上方への移動を妨げる。
スライダ110がバッグ100に沿って閉鎖方向に進むにつれて、スライダ110は、バック100の縁部において上方へ移動する。スライダ110の上方への移動を収容するために、ガイドフィンガー144、172のセグメント182は、サイズが低減される。好ましくは、セグメント182の上側の端部146、174のセグメント180は、不変である。短縮されたセグメント182は、スライダ110がバッグ100の上方へ上昇することを妨げない。スライダ110のこの立ち上がりは、ジッパー108をそれ以上分離させなくなるまで、分割部材124を上方へ上昇させる。短縮されたセグメント182は、異なる形状を有するが、短縮されたセグメント182は、それでも、バッグ100上でスライダ112を保持するように機能する。加えて、バッグ100は、端部熱封止部184を有し、よって、スライダ110がバッグ100の縁部まで移動するにつれて、分割部材124が邪魔にならないように上昇し、よって、封止端部116aが端部熱封止部184に至るまでジッパー108を完全に閉鎖する。
別の実施形態において、カールした端部146、174は、バッグ100の長さ全体にわたって一様でない。一方の端部で、カールした端部146、174は、幾らか真っ直ぐになり、上方へ広がり、平坦になり、及び/又は伸長する。実際には、真っ直ぐになった端部は、スライダ110を上方に押し、フィンガー144、172は、移動を可能にするために単に撓むようにサイズ決定され、構成される。更に別の実施形態において、ガイドフィンガーは、スライダが静置位置において単に上昇するように、長さ全体に沿って短くなる。更に別の実施形態において、カールした端部146、174は、静置領域において真っ直ぐになった部分を有する。これらの直線状端部は、1つ以上の変形リングによって、冷却前の押し出し過程中に、又はその直後に作り出すことができる。変形リング(複数可)の円周は、バッグの長さにほぼ等しく、よって、単一の歯だけが押し出し加工されたプロファイルに影響を及ぼして、端部を平坦にし、これは、バッグ1つあたり一度生じる。
図6〜図8を参照すると、バッグ100上にスライダ110を組み立てるために、側部114a、114bは、I字形状の構造122a、122bの下部分がガイドフィンガー144、172、ブランチ136、166、及びプロファイル130、160の上を通るように、必要に応じて、離れるように付勢される。スライダ110がバッグ100の上へ載置されると、ガイドフィンガー144、172がスロット120a、120bの中に捕捉された状態になり、よって、スライダ110のその後の取り外しが困難になる。加えて、スライダ110がジッパー108の開放及び閉鎖のために、バッグ100の全体にわたって移動するときに、ガイドフィンガー144、172は、スライダ110を適切な指向で保持する。
更に、カールした端部146、174は、スロット120a、120bからのガイドフィンガー144、172の取り外しを妨げるために、中央チャネル118の頂部に対して上方への付勢を提供することができる。スライダ110によって端部146、174をカールさせることはまた、スライダ110を上方に(すなわち、バッグ100から遠位方向に)付勢する。代替的には、スライダ110が、一方の端部又はもう一方からバッグ100上へスライドされる。いずれの事例においても、スライダ110は、短縮されたセグメント182に指向した分離端部116bが載置される。
バッグ100上に載置されると、スライダ110が短縮されたセグメント182に向かって移動するにつれて、封止端部116aがプロファイル130、160をともに押圧する。上で述べたように、スライダ110が短縮されたセグメント182に接近するにつれて、分割部材124がプロファイル130、160をそれ以上分離させないように、スライダ110が上昇する。進行の終了時には、スライダ110の分割部材124が熱封止部184の上に上昇し、よって、封止端部116a及び、具体的には、内部構造122a、122bが、ジッパー108を熱封止部184まで完全に閉鎖することができる。
いくつかのアクションの中でも、スライダ110がバッグ100に沿って移動するにつれて、ガイドフィンガー144、172が、分割部材124の端部126をブランチ136、166の中へ引き込み、ジッパー108を広げるように開放する(例えば、分離端部116bがジッパー108を開放する)。ブランチ136、166は、分割部材124と相互作用して、バッグ100の開放を支援する。いかなる特定の理論にも束縛されるものではないが、分割部材124は、ブランチ136、166を下方へ押し付け、これがプロファイル130、160への分離引張り力を作り出して、ヘッド164を脚部132a、132bから分離する。ブランチ136、166はまた、分割部材124によって外方へ押し付けて、プロファイル130、160への分離引張り力を作り出すこともできる。1つの実施形態において、雌型ブランチ166は、雄型ブランチ136の相対的に上側にある。ブランチ136、166は、互いに対向させるか、又は対向様式でオフセットすることができる。ブランチ136、166は、長方形、楕円形、矩形、円形、先割れ形、三角形、及び同類の形状などの、他の形状を有することができる。1つの実施形態において、分離端部116bにおいて分離するスロット120a、120bの中のガイドフィンガー144、172は、プロファイル131、161の分離を支援する。スライダは、プロファイルを分離させるために、分割部材を伴わずに、単にスロット配設においてガイドフィンガーを使用することが想定される。
以下、図11を参照すると、変形リング70の平面図が示される。好ましくは、プロファイルアセンブリ130、160は、押し出し加工される。1つの実施形態では、1つ以上の構成要素が別途作製され、次いで、ともに熱封止される。例えば、ガイドフィンガー144、172は、別途形成し、次いで、適所で熱封止することができる。変形リング70は、1回転あたり1回作業材料に衝突する、単一の波形の歯72を有する。この実施例において、加工材料は、ガイドフィンガー144、166である。変形リング70は、変形装置の中実のリングに近接して対向し、よって、歯72がガイドフィンガー144、166に衝突する度に、ガイドフィンガー144、166が切断されて、短縮したセグメント182を作り出す。
以下、図12A〜Cを参照すると、別のスライダ210の斜視図、端面図、及び切断図が示される。当業者によって認識されるように、スライダ210は、上で説明したスライダ110に類似する原理を利用する。故に、同じ要素を示すために、数字の「1」の代わりに数字の「2」が前に付く参照番号が使用される。スライダ210の主な違いは、スライダ210が、ジッパーを閉鎖するだけのために設計されていることである。
ジッパー上に載置されたときに、スライダ210は、いずれかの方向に移動して、ジッパーを閉鎖することができる。1つの実施形態では、スライダ210がバッグ200から外れることを防止するために、端部熱封止部又は他の機構が提供される。典型的に、バッグを開放するには、ジッパーを単に人手によって引き離す。
スライダ210は、対向した従属する側部214a、214bとともに中央上部本体212を含む。各側部214a、214bは、従属するガイドフィンガーを捕捉してバッグ上にスライダ210を保持するための、スロット220a、220bを画定する。側部214a、214bは、それぞれ、閉鎖圧力を印加してジッパーを封止するように離間される、I字形状の構造222a、222bを有する。I字形状の構造222a、222bの頂部及び底部は、ジッパーをスライダ210内に整列させることを支援するための保持特徴として作用する。スライダ210は、分割部材を有しない。
以下、図13を参照すると、ジッパー208上のスライダ210の部分斜視図が示される。ジッパー208の主な違いは、短縮されたセグメントがないことである。したがって、いずれの方向においても、スライダ210は、ジッパー208を完全に封止する。好ましくは、スライダ210がバッグ200から外れることを防止するために、保持機構が存在する。
以下、図14及び図15を参照すると、ダブルジッパーの雌型プロファイルアセンブリ230及び雄型プロファイルアセンブリ260の断面図が示される。当業者によって認識されるように、プロファイル230、260は、上で説明したプロファイル130、160に類似する原理を利用する。故に、同じ要素を示すために、数字の「1」の代わりに数字の「2」が前に付く参照番号が使用される。プロファイル230、260の主な違いは、ダブルジッパー特徴である。
ダブルジッパーは、雌型プロファイルアセンブリ230に2つの雌型溝プロファイル231a、231bを有させ、各雌型溝プロファイル231a、231bが2組の対向する脚部232a〜dを有することによって達成される。雄型プロファイルアセンブリ260は、対向する脚部232a〜dと選択的に相互係止するためのステム262a、262bを伴う2つの雄型リブプロファイル261a、261bを有する。このようなダブルジッパーを有することによって、バッグの封止が改善され得る。更に、端部において、プロファイル230、260は、ユーザによるバッグの握持を容易にするための一連のリッジ245を有する。1つの実施形態において、雌型プロファイルアセンブリ230は、長さ3.5cmであり、ガイドフィンガー244の基部は、遠位端部から0.7cmであり、溝238aは、近位端部から0.9cmであり、溝238bは、ガイドフィンガー244の遠位端部から0.8cmであり、雄型プロファイルアセンブリ260は、長さ4cmであり、ガイドフィンガー272の基部は、遠位端部から1.1cmであり、ステム264aは、近位端部から0.9cmであり、ステム264bは、ガイドフィンガー272の遠位端部から0.8cmである。
主題の技術は、現在知られている、又は後に開発される任意のジッパーと同様にうまく機能することを認識されたい。本明細書で開示される様々な特徴は、別々に利用すること、又は任意の組み合わせで、並びに追加的な又は異なる特徴とともに利用することができることが本明細書で想定される。例えば、バックはまた、バッグの内容物の真空封止を作り出すことを支援するために、一方弁及び/又は二方弁(図示せず)も含むことができる。この弁は、典型的には、再閉鎖可能なバッグの表面に位置するが、バッグの縁部又はバッグの任意の表面若しくは縁部とすることができる。この弁はまた、例えばボール弁又は他の特徴とともに、スライダの中へ直接組み込むこともできる。この弁の一実施例は、特許文献7に示されている。
当業者には、いくつかの要素の機能を、代替の実施形態において、より少ない数の要素、又は単一の要素によって実行することができることが認識されるであろう。同様に、いくつかの実施形態では、任意の機能的要素が、例示される実施形態に関して説明されるものよりも少ない、又は該実施形態と異なる動作を行うことができる。また、例示の目的で別個であるものとして示される機能的要素(例えば、プロファイル、ブランチ、構造、部材、フィンガー、及び同類のもの)は、特定の実現形態において、他の機能的要素内に組み込むこともできる。本明細書で開示される全ての特許、特許出願、及び他の参考文献は、参照によりそれらの全体が明示的に本明細書に組み込まれる。加えて、以下の請求項の各々は、全体的又は部分的に、複数の従属物を使用する、組み合わせる、再番号付けを行う、再配設する、及び同類のことを行うかどうかにかかわらず、任意の組み合わせで任意の他の請求項と組み合わせることができる。
主題の技術は、好適な実施形態に関して説明されているが、当業者は、添付の特許請求の範囲によって定義されるように、本発明の趣旨又は範囲から逸脱することなく、様々な変更及び/又は修正を主題の技術に行うことができることを容易に認識するであろう。