JP2018002009A - 鉄道車両の手歯止め - Google Patents
鉄道車両の手歯止め Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018002009A JP2018002009A JP2016132966A JP2016132966A JP2018002009A JP 2018002009 A JP2018002009 A JP 2018002009A JP 2016132966 A JP2016132966 A JP 2016132966A JP 2016132966 A JP2016132966 A JP 2016132966A JP 2018002009 A JP2018002009 A JP 2018002009A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- main body
- body block
- hand pawl
- inclined surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
Description
また、クサビを使用しないタイプの手歯止めとして特許文献2や3に記載されているものがあるが、いずれの手歯止めも、レール頭部の両側面に接触可能なサイドプレートを設けて倒れにくくしているものの、単に台形状あるいは三角形状の本体をレール上に載置する構造であるため、倒れによるはずれを確実に防止することができない。
一方、特許文献3に記載されている発明は、特許文献2の発明の有する課題を解決することはできるものの、手歯止めの取り外しを忘れて車両が発車し、車輪が手歯止め上に乗り上げたとき、手歯止めを素早くレールの外側方に傾倒させて、レールから離脱させることによって脱輪を防止するものであり、そもそも手歯止めのはずれを確実に防止するという発想がない。
本発明の他の目的は、車輪から手歯止め本体にかかるモーメントを小さくして脱落のおそれを減少させ、急こう配の軌道上に比較的長期にわたって車両を留置できる鉄道車両の手歯止めを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、作業性が良好で、安全性の高い取付け作業が可能な鉄道車両の手歯止めを提供することにある。
レール上面に接触可能な平坦な載置面および鉄道車両の車輪の踏面に対向する傾斜面を有する本体ブロックを備え、車輪の踏面とレール上面との間に介挿されて車輪の転動を防止するための鉄道車両の手歯止めにおいて、
前記傾斜面に接合された緩衝材と、
前記本体ブロックの側面に結合され、レール上に載置された際にレールの外側と内側にそれぞれ位置するように下方へ延設された外側固定ブラケットおよび内側固定プレートと、を備え、
前記内側固定プレートの下部にはレールの内側面に当接可能なクランプ用パッドが固着され、前記外側固定ブラケットの下部にはレールの外側面に対して接近離反可能なクランプ部材が装着されており、前記クランプ部材をレール側面に押圧させて前記クランプ用パッドとでレールを挟持することで固定されるように構成したものである。
上記のような構成によれば、クランプ部材のレール側端部が、レール側面の湾曲もしくは傾斜した部位に接触する場合にも、接触面積が低下するのを防止して、手歯止めをレールに対して強固に固定することができる。また、単にボルトを回すだけで容易に固定を行なうことができる。
かかる構成によれば、レールに対向する傾斜面の角度が従来の一般的な手歯止めに比べて小さいため、車輪から本体ブロックにかかるモーメントを小さくして脱落のおそれを減少させることができる。また、従来の一般的な手歯止めに比べて傾斜面に接合される緩衝材の厚みが大きいので、車輪踏面との接触面積が大きくなり、始動力(車両の動き出しの力)を吸収することができ、急こう配の軌道上に比較的長期にわたって車両を留置することができる。
上記のような構成によれば、緩衝材を本体ブロックの傾斜面に確実かつ容易に固定することができるとともに、ボルト挿通孔を1列に並べて配置する場合に比べて、緩衝材が車輪から作用する荷重で変形した際に、亀裂が入りにくくすることができる。
上記のような構成によれば、緩衝材が車輪からの荷重が作用して変形した際に、車輪踏面が固定ブラケットに接触するのを回避することができるとともに、ブラケットの上部の前端部および後端部にテーパ状切欠きを設けているため、左右のレールのいずれの側に対しても使用可能であり、部品の共通化を図ることができる。
また、本体ブロック11は、レールの長手方向の長さLが、車輪の径Dに対し約0.3Dとなる(例えばRが820〜860mmのときLは250mm)ように決定されているとともに、重量低減用の打抜き穴11bが大小2個形成されている。また、本体ブロック11の下端部には、外側固定ブラケット13Aおよび内側固定プレート13Bを固着するための3個のボルト17A,17Bが螺着される。なお、長さLが250mmのときの本体ブロック11の頂点の高さはおよそ130mmである。
そして、この緩衝用パッド12は、4個のボルト16によって本体ブロック11の傾斜面11aに固定される。ボルト16の頭部が緩衝用パッド12の表面から突出しないように、緩衝用パッド12には小径部と大径部とからなるボルト挿通孔12aが4個形成されているとともに、これらのボルト挿通孔12aの大径部は、車輪から作用する荷重で緩衝用パッド12が変形してもボルト16の頭部が露出しないように十分な深さに形成されている。
特に限定されるものではないが、本実施形態では、外側固定ブラケット13Aを本体ブロック11の側面に固定するボルト17Aの頭部が外側固定ブラケット13Aの表面から突出しないように、外側固定ブラケット13Aには小径部と大径部とからなるボルト挿通孔13aが形成されている(図1参照)。
なお、この切欠き部は、基本的には、本体ブロック11の傾斜面11aの低い側に対応する角部だけ設ければよいが、本体ブロック11の傾斜面11aの高い側に対応する角部にも、破線Fで示すように切欠き部を形成することで、手歯止めを左右のレールのどちらに用いる場合にも同一の部品を使用することができる。つまり、部品の共通化が可能となる。
手歯止め10は、すべての部品を分離した状態で収納箱等に収納しておくことも可能であるが、作業時間の短縮化のためには、図4に示すように、下端部にクランプ用パッド15と補助プレート19が固着されている内側固定プレート13Bを、本体ブロック11の一方の側面に固着した状態で収納しておくと良い。なお、その場合、本体ブロック11の一方の側面に内側固定プレート13Bを固着したものと、本体ブロック11の他方の側面に内側固定プレート13Bを固着したものとを用意しておくのが望ましい。また、外側固定ブラケット13Aの下端部のねじ穴には、クランプピン14を螺合させておく。
続いて、ラチェットレンチ等の工具でクランプピン14を回転させる。すると、クランプピン14が徐々に内側へ移動して先端の自在ヘッド14aがレールの腹部に当接し押圧することで、内側固定プレート13Bの下端のクランプ用パッド15とによってレールを挟み込む。これによって、手歯止め10がレールにしっかりと固定される。
さらに、本実施形態の手歯止め10は、外側固定ブラケット13Aの取付けおよびクランプピン14による固定作業(ボルトの締め付け作業)を、レールに対して外側から行う構成であり、レールの内側へ手を入れる必要がないため、安全性の面でも優れている。
さらに、上記実施形態では、本体ブロック11の側面に、外側固定ブラケット13Aと内側固定プレート13Bを固定するボルト17A,17Bのネジ穴を13a,13bを設けているが、本体ブロック11の側面に植込みボルトを設けてこのボルトにナットを螺合させ締め付けることで外側固定ブラケット13Aと内側固定プレート13Bを本体ブロック11に固定するように構成しても良い。
11 本体ブロック
11a 傾斜面
12 緩衝材(緩衝用パッド)
13A 外側固定ブラケット
13B 内側固定プレート
14 クランプ部材(クランプピン)
15 クランプ用パッド
R レール
Claims (5)
- レール上面に接触可能な平坦な載置面および鉄道車両の車輪の踏面に対向する傾斜面を有する本体ブロックを備え、車輪の踏面とレール上面との間に介挿されて車輪の転動を防止するための鉄道車両の手歯止めであって、
前記傾斜面に接合された緩衝材と、
前記本体ブロックの側面に結合され、レール上に載置された際にレールの外側と内側にそれぞれ位置するように下方へ延設された外側固定ブラケットおよび内側固定プレートと、を備え、
前記内側固定プレートの下部にはレールの内側面に当接可能なクランプ用パッドが固着され、前記外側固定ブラケットの下部にはレールの外側面に対して接近離反可能なクランプ部材が装着されており、前記クランプ部材をレール側面に押圧させて前記クランプ用パッドとでレールを挟持することで固定されるように構成されていることを特徴とする鉄道車両の手歯止め。 - 前記クランプ部材は、外側端部に工具との係合部が形成され、内側端部に任意の方向に傾動可能なヘッド部が設けられたボルトで構成されていることを特徴とする請求項1記載の鉄道車両の手歯止め。
- 前記本体ブロックの前記傾斜面は、前記載置面に対して25〜35度の角度を有するように形成され、前記緩衝材は厚さが20mm以上のウレタンゴムで形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の鉄道車両の手歯止め。
- 前記緩衝材には、当該緩衝材を前記本体ブロックの前記傾斜面に固定するためのボルトが挿通される複数のボルト挿通孔が、長手方向にジグザグの並びで形成されていることを特徴とする請求項3に記載の鉄道車両の手歯止め。
- 前記外側固定ブラケットの上部の前端部および後端部には、当該外側固定ブラケットが前記本体ブロックの側面に結合された際に、上端の角部が前記傾斜面から突出しないようにするためのテーパ状切欠きがそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の鉄道車両の手歯止め。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016132966A JP6725342B2 (ja) | 2016-07-05 | 2016-07-05 | 鉄道車両の手歯止め |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016132966A JP6725342B2 (ja) | 2016-07-05 | 2016-07-05 | 鉄道車両の手歯止め |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018002009A true JP2018002009A (ja) | 2018-01-11 |
| JP6725342B2 JP6725342B2 (ja) | 2020-07-15 |
Family
ID=60947447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016132966A Expired - Fee Related JP6725342B2 (ja) | 2016-07-05 | 2016-07-05 | 鉄道車両の手歯止め |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6725342B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108500866A (zh) * | 2018-04-03 | 2018-09-07 | 南通振华重型装备制造有限公司 | 一种车轮限位工装 |
| CN108944994A (zh) * | 2018-09-26 | 2018-12-07 | 河北能源职业技术学院 | 矿车阻车器 |
| CN109050571A (zh) * | 2018-07-19 | 2018-12-21 | 中建八局轨道交通建设有限公司 | 盾构隧道电机车防溜车装置 |
| CN113401163A (zh) * | 2021-07-09 | 2021-09-17 | 上海大屯能源股份有限公司江苏分公司 | 一种卡轨头压摩挡阻车器 |
-
2016
- 2016-07-05 JP JP2016132966A patent/JP6725342B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108500866A (zh) * | 2018-04-03 | 2018-09-07 | 南通振华重型装备制造有限公司 | 一种车轮限位工装 |
| CN109050571A (zh) * | 2018-07-19 | 2018-12-21 | 中建八局轨道交通建设有限公司 | 盾构隧道电机车防溜车装置 |
| CN108944994A (zh) * | 2018-09-26 | 2018-12-07 | 河北能源职业技术学院 | 矿车阻车器 |
| CN108944994B (zh) * | 2018-09-26 | 2023-11-17 | 河北能源职业技术学院 | 矿车阻车器 |
| CN113401163A (zh) * | 2021-07-09 | 2021-09-17 | 上海大屯能源股份有限公司江苏分公司 | 一种卡轨头压摩挡阻车器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP6725342B2 (ja) | 2020-07-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6725342B2 (ja) | 鉄道車両の手歯止め | |
| US9079523B2 (en) | Low profile wheel chocking system and chock construction | |
| JP2680554B2 (ja) | 車両座席用ロック装置 | |
| US8371781B2 (en) | Seat track fitting | |
| JP6422497B2 (ja) | 工具係合部を有するねじ要素 | |
| US8602702B2 (en) | Seat track fitting | |
| KR20120004737A (ko) | 철도차량용 완충기 | |
| US20120124784A1 (en) | Hose clamp | |
| US20080152455A1 (en) | Method, assembly and device for restraining cargo | |
| CN101102919B (zh) | 卡车对接式橡胶保护装置 | |
| EP3678917B1 (en) | Holder for mounting a second part on a main structure between car body ends of a rail vehicle | |
| US9963062B1 (en) | Removable anchor | |
| CA2326593C (en) | Coupling shock resistant (csr) coupler | |
| US11072352B2 (en) | Railcar truck bolster | |
| JP2006069401A (ja) | フレーム補強部材 | |
| JP2017014709A (ja) | フックボルト及びフックボルトユニット | |
| US20160214626A1 (en) | Bolster for a freight wagon truck | |
| CN108290586A (zh) | 能量吸收紧固件和枢轴锚和车厢 | |
| JP2017172779A (ja) | ナット保持具及びそれを用いた結合方法 | |
| US10293839B2 (en) | Railway car truck with friction damping | |
| CN215800699U (zh) | 一种抗横向力扣件 | |
| JP4509738B2 (ja) | トラック荷台下部構造 | |
| CA2306603C (en) | Trailer tongue jackknife blocking device | |
| KR20200112291A (ko) | 고정핀을 가진 너트잠금 기구 | |
| JP4590913B2 (ja) | 仮固定具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190605 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200608 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200623 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200625 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6725342 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |