JP2018024180A - 圧縮成形機、圧縮成形機の制御方法および圧縮成形機の成形方法 - Google Patents

圧縮成形機、圧縮成形機の制御方法および圧縮成形機の成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高精度な平行制御を行うことの可能な圧縮成形機、圧縮成形機の制御方法および圧縮成形機の成形方法を提供する。【解決手段】固定盤15または可動盤16のいずれかの3箇所以上に設けられ圧縮成形時に可動盤16を移動させる圧縮用シリンダ14と、圧縮用シリンダ14に対応して同数が設けられサーボ機構29により可動盤16を移動させる型開閉装置28と、圧縮用シリンダ14の力を伝達するロック装置34とが設けられ、ロック装置34係合後の圧縮成形時に前記圧縮用シリンダ14により可動盤16の少なくとも閉め方向の制御を行うとともに前記型開閉装置28により可動盤16の開き方向の制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、固定盤に取付けられた固定金型と可動盤に取付けられた可動金型の間に形成されたキャビティ内で成形材料の圧縮成形を行う圧縮成形機、圧縮成形機の制御方法および圧縮成形機の成形方法に関するものである。
固定盤に取付けられた固定金型と可動盤に取付けられた可動金型の間に形成されたキャビティ内で成形材料の圧縮成形を行う圧縮成形機としては、型開きされた金型に成形材をセットして型閉を行った後に圧縮を行う圧縮成形機と、型閉された金型のキャビティ内に成形材を射出する射出圧縮成形機が知られている。これらの圧縮成形機や射出圧縮成形機においては、特に板厚が薄い成形品や高精度が要求される成形品を成形する際に各圧縮用シリンダを個別に制御して圧縮成形を行う平行制御が行われる。圧縮成形機において平行制御(平衡制御)を行うものとしては、特許文献1に記載された油圧プレスが知られている。特許文献1では前進方向に加圧を行う1個の加圧シリンダと後退方向に加圧を行う4個の制御シリンダがそれぞれ設けられ、前記制御シリンダをサーボ弁により制御することが記載されている。
また射出圧縮成形において平行制御を行うものとしては特許文献2、特許文献3に記載された射出圧縮成形機の型締装置が知られている。特許文献2では、4個の型締シリンダと2組以上のサーボモータにより射出開始前と射出開始時の可動ダイプレートの位置保持を行うことが記載されている。更に特許文献3では、タイバーにそれぞれ油圧型締シリンダを設けるとともに、タイバーを介して移動盤を移動させる射出プレス用サーボモータをそれぞれ設けることが記載されている。そして射出プレス工程の低圧時には前記の射出プレス用サーボモータにより制御を行い、高圧時には油圧型締シリンダを用いて制御を行うことが記載されている。
特開平2−133200号公報(請求項1、第5頁右上欄、第1図) 特開2003−181895号公報(請求項1、0037ないし0039) 特開2004−314491号公報(請求項1、0024、図1)
上記特許文献1ないし特許文献3のような油圧プレスや射出圧縮成形機の型締装置を用いて固定金型に対して可動金型を平行な状態を保ちながら圧縮する平行制御(位置制御または速度制御)を行う場合、固定盤に対して可動盤を各位置において型閉方向および型開方向に高精度に制御することが必要となる。それに対して特許文献1に記載されたものは、可動金型の前進方向、後退方向の制御をいずれも油圧シリンダにより行うものであり、特に前進方向は中央の加圧シリンダ1個により行っているため型閉方向および型開方向の双方向に高精度な制御が困難なものであった。また特許文献2についてはサーボモータは位置保持制御に用いられるものであり、型締シリンダを制御して行う圧縮成形時のサーボモータの制御については特に記載がされていない。更に特許文献3では低圧成形時にはサーボモータのみによる高精度な制御が可能であるが、高圧時には油圧シリンダのみによる制御に切り替わるものである。
また特許文献2および特許文献3では複数の型締シリンダのうちいずれかの型締シリンダが種々の要因により指令値よりも前進しすぎた場合に補正をすることについてまったく記載がされていない。しかし前進しすぎた型締シリンダが存在する場合にその型締シリンダを後退方向に制御せずに他の型締シリンダの前進を待つ方式の平行制御方式は、平行度を取り戻すのに時間がかかることがあり、その間に樹脂の固化が進展してしまうような場合には高精度な成形品を成形するのに支障がある場合があった。
更に特許文献2および特許文献3は型締シリンダの力がタイバおよびハーフナットを介して可動盤に伝達されるタイプの型締装置であるが、これらの型締装置においては、通常タイバの係合溝とハーフナットの係合歯の間には、係合時に係合歯を係合溝に接触することなく係合させるための間隙が存在する。そして前記ハーフナットは、圧縮成形機には係合溝に対して一方の間隙を残した状態で係合歯が当接して圧縮用シリンダの力を伝達することになる。ところがこれらの装置を用いて前進しすぎた型締シリンダを補正して早期に平行度を復元するために型締シリンダにより型閉方向および型開方向の双方の制御を行う場合、型開方向へ移動させるための制御量が一定以上であると、係合歯と係合溝の当接が外れて型締シリンダの力が伝達されなくなり、高精度な制御ができなくなることがあった。そして前記問題は、竪型の圧縮成形機の場合は、可動盤および可動金型の自重が影響するので特に問題となる場合がある。本発明は上記の問題を鑑みて、高精度な平行制御を行うことの可能な圧縮成形機、圧縮成形機の制御方法および圧縮成形機の成形方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の圧縮成形機の制御方法は、固定盤に取付けられた固定金型と可動盤に取付けられた可動金型の間に形成されたキャビティ内で成形材料の圧縮成形を行う圧縮成形機の制御方法において、固定盤または可動盤のいずれかの3箇所以上に設けられ圧縮成形時に可動盤を移動させる圧縮用シリンダと、前記圧縮用シリンダに対応して同数が設けられサーボ機構により可動盤を移動させる型開閉装置と、圧縮用シリンダの力を伝達するロック装置とが設けられ、前記ロック装置係合後の圧縮成形時に前記圧縮用シリンダにより可動盤の少なくとも閉め方向の制御を行うとともに前記型開閉装置により可動盤の開き方向の制御を行うことを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の圧縮成形機の制御方法は、固定盤に取付けられた固定金型と可動盤に取付けられた可動金型の間に形成されたキャビティ内で成形材料の圧縮成形を行う圧縮成形機の制御方法において、固定盤または可動盤のいずれかの3箇所以上に設けられ圧縮成形時に可動盤を移動させる圧縮用シリンダと、前記圧縮用シリンダに対応して同数が設けられサーボ機構により可動盤を移動させる型開閉装置と、係合溝に対して係合歯が当接して圧縮用シリンダの力を伝達するロック装置とが設けられ、前記ロック装置係合後の圧縮成形時に前記圧縮用シリンダにより可動盤の少なくとも閉め方向の制御を行うとともに前記型開閉装置により係合溝に対する係合歯の当接状態が継続されるように制御を行うことを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の圧縮成形機の制御方法は、請求項1または請求項2において、圧縮成形時には圧縮用シリンダを閉め方向および開き方向に速度制御または位置制御するともに、前記サーボ機構により可動盤の開き方向に負荷を加える制御を行うことを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の圧縮成形機は、固定盤に取付けられた固定金型と可動盤に取付けられた可動金型の間に形成されたキャビティ内で成形材料の圧縮成形を行う圧縮成形機において、固定盤または可動盤のいずれか一方の3箇所以上に設けられ圧縮成形時に可動盤を少なくとも型閉方向に移動させる圧縮用シリンダと、圧縮用シリンダを制御するサーボバルブと、前記圧縮用シリンダに対応して同数が設けられ型開閉時に可動盤を型開閉移動させるとともに圧縮成形時に可動盤の開き方向に負荷を加えるサーボモータを用いた型開閉装置と、圧縮用シリンダの力を伝達するロック装置とが備えられたことを特徴とする。
本発明の請求項5に記載の圧縮成形機は、請求項4において、前記可動盤は固定盤に対して昇降移動される可動盤であり、下型と上型の間にキャビティが形成されることを特徴とする。
本発明の請求項6に記載の圧縮成形機の成形方法は、請求項5に記載の圧縮成形機を用い、
型開きされた下型の上に成形材の一部または全部をセットした後、下型と上型の型閉めを行ってキャビティを形成し、そのまま圧縮成形を行うか、または前記キャビティ内に成形材を射出して射出圧縮成形を行うことを特徴とする。
本発明の圧縮成形機の制御方法は、固定盤に取付けられた固定金型と可動盤に取付けられた可動金型の間に形成されたキャビティ内で成形材料の圧縮成形を行う圧縮成形機の制御方法において、固定盤または可動盤のいずれかの3箇所以上に設けられ圧縮成形時に可動盤を移動させる圧縮用シリンダと、前記圧縮用シリンダに対応して同数が設けられサーボ機構により可動盤を移動させる型開閉装置と、圧縮用シリンダの力を伝達するロック装置とが設けられ、前記ロック装置係合後の圧縮成形時に前記圧縮用シリンダにより可動盤の少なくとも閉め方向の制御を行うとともに前記型開閉装置により可動盤の開き方向の制御を行うので、高精度な平行制御を行うことの可能である。
本実施形態の圧縮成形機の型開状態の概略説明図である。 本実施形態の圧縮成形機のロック装置の拡大図である。 本実施形態の圧縮成形機の各工程を示す図である。 本実施形態の射出圧縮機の圧縮用シリンダとサーボモータの制御を示すブロック図である。 本実施形態の圧縮成形時の圧縮用シリンダの状態を示す図である。 別の実施形態の圧縮成形機の概略説明図である。 更に実施形態の圧縮成形機の概略説明図である。 更に別の実施形態の射出圧縮成形機の概略説明図である。
図1により本発明の本実施形態の圧縮成形機11について説明する。圧縮成形機置11は、強化繊維と熱可塑性樹脂を含む成形材を上型である可動金型12と下型である固定金型13の間で平行制御しつつ圧縮する縦型の圧縮成形機である。圧縮成形機11は、下盤であって固定金型13が取付けられる固定盤15に対して、上盤であって可動金型16が取付けられる可動盤16が昇降自在に設けられている。可動盤16の四隅近傍には圧縮用シリンダ14が設けられている。また固定盤15の四隅近傍にはタイバ17が縦方向に向けて固定され、タイバ17は圧縮用シリンダ14のピストン18aとロッド18bの中心孔に挿通されている。タイバ17の周囲にはハーフナット27が係合される係合溝31が形成されている。
圧縮用シリンダ14は復動型の油圧シリンダでありピストン18aを挟んで圧縮用油室19と型開用油室20が形成されている。圧縮用油室19と型開用油室20に接続される管路21,22は作動油の圧力を測定する圧力センサ23,24が取付けられるとともに管路21,22はサーボ機構のサーボバルブ25が備えられている。そしてサーボバルブ25は油圧装置26を構成する他のバルブ、ポンプおよびタンクに接続されている。従って圧縮用シリンダ14はサーボ機構であるサーボバルブ25により制御され、圧縮成形時にタイバ17を介して可動盤16を型閉方向および型開方向に移動可能である。なお圧縮用シリンダ14は4箇所に設けられるのが一般的であるが、固定盤15または可動盤16のいずれかの盤の3箇所以上に設けられていればよく上限としては8箇所に設けることが考えられる。また図示はしないが、圧縮用シリンダ14とは別にハーフナット27の係合歯32とタイバ17の係合溝31を係合可能な位置に調整するための係合位置調整装置を設けてもよい。
可動盤16の上面のタイバ17が挿通される部分の周囲にはロック装置34であるハーフナット27がそれぞれ取付けられている。図2に示されるようにハーフナット27にはタイバ17の係合溝31に係合される係合歯32が設けられている。ハーフナット27の係合歯32は、型開閉時にはタイバ17の係合溝32と係合されておらず、型閉後に図示しない油圧シリンダ等のアクチュエータにより前進され係合溝32と係合される。図2の右側半分は係合時のハーフナット27の状態を示しているが、係合時の係合溝31と係合歯32の関係は係合歯32の型締方向および型開方向の双方に僅かな間隙33a,33bを有している。図2の左側半分は圧縮成形時のハーフナット27の状態を示しているが、圧縮成形時には前記間隙33a,33bは、ハーフナット27および係合歯32が圧縮用シリンダ14の作動により図2において上方向に移動することにより、係合溝32に対して係合歯32が一方の間隙33bのみを残した状態で、係合歯32の当接面32aと係合溝31の当接面31aが当接されて間隙33aが解消される。図2では、ロック装置34のハーフナット27の係合歯32は模式的に1個が記載されているが実際には複数の係合歯が設けられる場合が殆どである。ハーフナット27の下面は、圧縮用シリンダ14のロッド18bの上面に固定または押し引き可能に係合されている。なおロック装置34の係合部分の構造は上記に限定されない。ロック装置34は、油圧等でスリーブ体をタイバ17に押付けてロックするタイプのものでもよいが、ハーフナット27のタイプのほうが多用されている。
なおスリーブ体をタイバ17に押付けてロックするタイプでは、圧縮用シリンダ14の空走の問題は発生しない。またロック装置34は圧縮用シリンダ14とは別の盤に設けられてもよい。
また固定盤15と可動盤16には、可動盤16を昇降させる型開閉装置28が取付けられている。型開閉装置28は、圧縮用シリンダ14に対応して同数(ここでは4基)が設けられている。本実施形態では型開閉装置28は、サーボ機構の一種であるサーボモータ29と、該サーボモータ29により作動されるボールねじ機構30から構成される。サーボモータ29は、固定盤15または可動盤16のいずれかに、ボールねじを直接またはベルト等を介して間接的に回転駆動可能に設けられている。本実施形態では固定盤15の四隅近傍にサーボモータ29が固定的に設けられ、可動盤16にボールねじ機構のボールねじナット37が固定的に設けられるが、逆に可動盤16にサーボモータ29が設けられたものでもよい。型開閉装置28のサーボモータ29のエンコーダ35により固定盤15に対する可動盤16のそれぞれの圧縮用シリンダ14に隣接する場所(対応する場所)の距離が測定可能となっている。なお型開閉装置28は、サーボ機構であるサーボバルブにより制御される型開閉シリンダを用いたものでもよい。
本実施形態では型開閉装置28の4基のサーボモータ29のエンコーダ35により固定盤15と可動盤16の間の距離を検出するが、固定盤15と可動盤16の間、または固定金型13と可動金型12の間を圧縮用シリンダ14の位置に対応した4基のリニアセンサ等の位置センサによっても検出するようにしてもよい。特に型開閉装置28にサーボ機構を用いた型開閉シリンダを用いる場合、位置センサは必須である。また固定金型13は下盤である固定盤15に固定されており移動可能に記載されていないが、圧縮成形機11の外部に向けて下型のみかまたは下型とその保持板であるボルスタが共に水平移動されるものや、下型と上型からなる金型が圧縮成形機11の外部に向けて水平移動されるものでもよい。更に圧縮成形機11は成形材Mを載置する上では、可動盤16および可動金型12が昇降して竪方向に圧縮がなされる竪型のものが好適であるが、可動盤および可動金型が水平方向に移動する横型のものであってもよい。
次に圧縮成形機11の一部を構成する制御装置37について説明する。制御装置37は、型開閉用のサーボモータ29を制御するサーボアンプ53等も含む概念であり、サーボモータ29(エンコーダ35を含む)にも接続されている。また制御装置37は、圧縮成形機11を駆動する油圧装置26のサーボバルブ25を始めとした各バルブや油圧センサ23,24等にも接続されている。また制御装置37は、加熱媒体供給装置38や冷却媒体供給装置39や取出機等の周辺機器にも接続されている。
次に本実施形態の圧縮成形機11の制御方法について、強化繊維と熱可塑性樹脂を含む成形材を圧縮成形する例を用いて説明する。本実施形態で使用される成形材は、強化繊維としては炭素繊維を使用し、マトリクス樹脂である熱可塑性樹脂マトリクス樹脂としてはポリアミド(PA6)を使用したプリプレグMである。なお成形材は、プリプレグM、強化繊維のみのシート、樹脂のみのシートの少なくとも二つからなる組合せであってもよい。
図3に示されるように最初の載置工程では固定金型13のキャビティ面36にプリプレグMを載置する。この際に図2に示されるように固定金型13と可動金型12は、プリプレグMに含まれるマトリクス樹脂(熱可塑性樹脂)の熱変形温度以上の温度まで昇温させておくことが望ましい。
次の型閉工程では制御装置37からの指令により、型開閉装置28のサーボモータ29を作動させて可動盤16と可動金型12を固定盤15と固定金型13に向けて下降させ、固定金型13と可動金型12の間にプリプレグMの内包されたキャビティが形成される。なおこの状態でのキャビティは圧縮代が残された状態である。型閉工程の可動盤16の作動制御は、速度制御(または位置制御)によりフィードバック制御され、所定位置になると可動盤16はサーボモータ29により停止制御される。またこの際に可動盤16は原点から等しい距離移動されて固定金型13に対して可動金型12の平行度が保った状態で当接される。
可動盤16が前記の所定位置に停止されて型閉工程が終了すると、次にロック装置34であるハーフナット27の図示しないアクチュエータが作動され、ハーフナット27の係合歯32がタイバ17の係合溝31に係合される。なおこの際ハーフナット27の係合歯32がタイバ17の係合溝31に対して両側に間隙33a,33bを有して係合できるよう成形前に図示しない係合位置調整装置によりタイバ17に対する圧縮用シリンダ14のロッド18bの位置が調整されている。そして圧縮前工程では金型12,13を融点以上に昇温する。この際型開閉装置28のサーボモータ29により可動盤16および可動金型12が位置保持されている。なお成形材の種類によって圧縮前工程は省略してすぐに次の圧縮工程に移行してもよい。またハーフナット27の係合は次の圧縮工程の開始直前でもよい。
本発明の圧縮成形時に相当する圧縮工程では、圧縮用シリンダ14が作動されると、圧縮シリンダ14のピストン18aとロッド18bが上向きに移動され、ハーフナット27を押し上げて、ハーフナット27の係合歯32の当接面32aがタイバ17の係合溝31の当接面31aに当接される。その際に係合溝31に対して係合歯32は、一方の間隙33bのみを残した状態で当接面31a,32a同士が当接される。そして圧縮用シリンダ14の作動によりハーフナット27を介してタイバ17に力が伝達され、可動盤16が型閉方向に移動される。圧縮工程開始時点では金型またはプリプレグMの温度は融点以上であることが望ましい。
この際の圧縮用シリンダ14は、速度制御(または位置制御)がなされる。そして圧縮用シリンダ14によりタイバ17をおよびハーフナット27介して可動盤16が閉め方向および開き方向のフィードバック制御が行われる。この際の制御は、図4のブロック図に示されるように制御装置37の指令信号生成部51から速度制御部52に向けて指令信号が送られる。そして前記指令信号は、サーボモータ29のエンコーダ35からの検出信号が加算されて制御信号として速度制御部52に送られる。そして速度制御部52からサーボバブル25に向けて速度制御信号が送られる。そしてサーボバルブ25の制御により圧縮用シリンダ14の速度制御(または位置制御)がなされて可動盤16が移動されるとその検出結果は、前記のようにエンコーダ35により検出されフィードバック制御(PID制御)がなされる。なお図4では1本の圧縮用シリンダ14の制御ブロックを示しており、他の3本の圧縮用シリンダ14も同様の制御ブロックを備える。
また制御装置37の指令信号生成部51からサーボアンプのトルク制御部53に向けてサーボモータ29のトルク制御のための指令信号が送られる。一方サーボアンプのトルク制御部53では負荷電流値に基づいてサーボモータ29のトルクが検出されて、サーボモータ29のトルクのフィードバック制御がなされる。そして型開閉装置28のサーボモータ29により可動盤16の開き方向に負荷をかける制御(トルク制御)が行なわれる。この際にサーボモータ29による位置保持制御は行われず、圧縮用シリンダ14の速度制御(位置制御)に追従する。なお本実施形態ではサーボモータ29から可動盤16に開き方向に常時同じ負荷をかけるトルク制御が行われる。しかしサーボモータ29には、圧縮用シリンダ14を開き方向に制御する際のみ、可動盤16および可動金型12の自重を保持し上方に向けて移動させるトルク制御を行うものでもよい。
またこれらの圧縮工程の制御は、4本の圧縮用シリンダ14に対して同様にフィードバック制御が行われるが、4本の圧縮用シリンダ14間では一時的に図5に示されるような前進制御位置が検出される場合がある。即ち制御装置37からは同じ指令信号が送られたとしても、成形品の形状や金型の問題、圧縮成形機11の問題等により、各圧縮用シリンダ14が常に同じ位置へ前進されるとは限らない(なおここにおいて圧縮方向を前進方向とする)。従って各圧縮用シリンダ14はそれぞれ単独で制御され、対応するエンコーダ35(位置センサ)の値が加算されてサーボバルブ25の制御信号が生成される。例えば図5に示される第1の圧縮用シリンダ14のように指令信号による指令位置Bよりも位置センサの検出位置が遅れているシリンダでは、速度制御部52からサーボバルブ25に向けて型閉方向に大きく移動させる制御信号が送信され、遅れている距離C分を解消しようと速度制御(または位置制御)がなされる。しかし図5に示される第4の圧縮用シリンダ14のように指令信号による指令位置Bよりも位置センサの検出位置が進みすぎているシリンダでは、速度制御部52からサーボバルブ25に向けて型開方向の制御信号が送信され、進みすぎている距離D分を解消しようとする。そして圧縮用シリンダ14が後退方向(なおここにおいて型開方向を後退方向とする)に速度制御(または位置制御)がなされる。
なおこの際に圧縮用シリンダ14が後退方向に速度制御されても、圧縮成形時に発生していたタイバ17の伸び量度が減少されることやキャビティ内の成形材Mの反力、サーボモータ29により可動盤16に対して開き方向の負荷がかけられていることにより、ハーフナット27の係合歯32の当接面32aとタイバ17の係合溝31の当接面31aは当接した状態を保つことができる。特に竪型の圧縮成形機11の場合、仮にサーボモータ29により可動盤16に対して開き方向の負荷がかけられていない状態で、圧縮用シリンダ14が後退方向に作動されると、タイバ17の伸び量が解消された時点から、ハーフナット27の係合歯32の当接面32aとタイバ17の係合溝31の当接面31aは当接状態が解消されてしまう。そして可動盤16および可動金型12はその自重のみにより下方へ移動される力が働くが、圧縮用シリンダ14により可動盤16および可動金型12を型開方向に移動させることはできず、その進みすぎていた圧縮用シリンダ14に対応する可動盤16の位置制御(後退制御)はその間不可能となる。即ち圧縮用シリンダ14はハーフナット27の係合歯32と係合溝31の間隙33bが解消されている間は空走状態となり圧縮用シリンダ14の制御が及ばなくなる。またこの当接面31a,32a同士が当接していない空走状態が発生してから次に圧縮用シリンダ14に型閉方向に制御信号が与えられた場合に、前記当接面31a,32a同士は衝突することになり問題が発生する場合もある。それに対して本発明では、型開閉装置28のサーボモータ29を型開方向に制御することによってタイバ17の係合溝31に対するハーフナット27の係合歯32の当接状態を継続することができる。そして可動盤16および可動金型12の自重のみによる圧縮状態を防止して可動盤16および可動金型12を後退方向に制御することができる。また前記により圧縮用シリンダ14の空走状態が発生しないので、可動盤16は常時高精度に位置制御されることになる。
そしていずれか圧縮用シリンダ14の圧力センサ23または全ての圧縮用シリンダ14の圧力センサ23の検出値が設定値を超えたら加圧工程に切り替える。加圧工程では、圧縮用シリンダ14の圧縮用油室19の作動油の圧力を圧力センサ23により検出し、その平均値を算出して制御に用いる。そして目標圧力との差分を取って圧力ループの制御信号を生成する。また各位置センサであるエンコーダ35による値も検出され、圧縮工程と同様に速度制御(または位置制御)がなされる。従って本実施形態の加圧工程では、速度制御(または位置制御)により固定盤15に対する可動盤16の平行度を確保しながら、各圧縮用シリンダ14の圧力制御を行うことができる。なお加圧工程への切換えや加圧工程の制御はこれに限定されない。
そして加圧工程の間、金型温度は熱変形温度以下の設定された目標冷却温度に維持され、プリプレグMの冷却固化が行われる。そして冷却が完了すると、圧縮用シリンダ14の型開用油室20に作動油が供給されて離型が行われる。この際に4基の型開閉装置28のサーボモータ29のみにより離型を行うか、圧縮用シリンダ14とサーボモータ29を併用して離型を行うようにしてもよい。そして離型工程の後にはハーフナット27の離脱が行われた後に、型開閉装置28のサーボモータ29を作動させて型開工程が行われ、型開完了位置まで移動後に突出工程が行われる。
なお上記の圧縮工程(圧縮成形時)において、圧縮用シリンダ14が復動型のものであっても型閉側のみの制御を行うものでもよい。また圧縮用シリンダ14は型閉側のみに圧縮可能な単動シリンダであってもよい。それらの際は成形材の反力等により想定外に圧縮用シリンダ14が型開側に移動した際にも圧縮用シリンダ14が空走状態とならないように型開閉装置28のサーボ機構により制御を行う。また圧縮用シリンダ14の制御は流量制御弁等、サーボバルブ25以外のバルブにより制御されるものでもよい。更にサーボモータ29やサーボバルブ25を用いた油圧シリンダ等のサーボ機構を用いた開き方向の制御については常時一定の負荷を加えるもの以外に負荷の値を変更するものでもよい。更にサーボモータ29を用いて開き方向の制御を行う場合については、可動盤16の落下を防止したり圧縮用シリンダ14の空走状態が発生しないように開き方向への位置制御または速度制御や、サーボロック制御またはブレーキ制御を行うものでもよい。
更に圧縮成形時の平行制御の方式も上記に限定されない。例えば4つ圧縮用シリンダ14に対応する各位置センサ(エンコーダ35)の値の平均値を算出し、指令値に加算して別途にフィードフォーワード制御の制御信号を生成するようにしてもよい。そして前記フィードフォーワード制御の制御信号を、各位置センサ(エンコーダ35)と指令信号を加算した各圧縮用シリンダ14のフィードバック制御の制御信号に加算してサーボバルブ25を制御するようにしてもよい。このような制御方式を採用することにより圧縮用シリンダ14は安定して前進方向の制御信号が得られやすくなることも想定される。
また更に別の平行制御の方式としては、いずれか1つの圧縮用シリンダ14をマスターシリンダとして前記マスターシリンダに対応する位置を検出してマスターシリンダは単独でフィードバック制御を行い、他の3本の圧縮用シリンダ14はマスターシリンダに追従するように制御を行ってもよい。ただしこの制御方式においても金型の状態または圧縮用シリンダ14のオーバーシュート等により前進し過ぎたシリンダがある場合は、圧縮用シリンダを開き方向に制御することもあり得る。そしてこれらの2つの平行制御方式においてもハーフナット27の係合歯32の当接面32aとタイバ17の係合溝31の当接面31aの当接を確実にして高精度な制御を行うためにサーボモータ29による開き方向の制御は並行して行われる。
本発明は、上記したように可動盤16は固定盤15に対して昇降移動される可動盤16をであり、下型と上型の間にキャビティが形成される竪型の圧縮成形機11に好適に用いられる。竪型の圧縮成形機11では、型開きされた下型の上に成形材の一部または全部をセットした後、下型と上型の型閉めを行ってキャビティを形成し、そのまま圧縮成形を行うことができるので有利である。一方、横型の圧縮成形機では成形材のセットに工夫を要する点が不利であるが、本発明は横型の圧縮成形機を除外するものではない。
竪型の圧縮成形機の例としては上記図1の実施形態の他、図6に示されるような固定盤62の上に可動盤63が配置される竪型の圧縮成形機61であってもよい。図1および図6の圧縮成形機11,61により圧縮用シリンダ14、64のみを用いて圧縮成形(平行制御)を行う際、圧縮用シリンダ14,64が型開方向に移動して型閉方向(圧縮方向)の圧縮力を全く失うと、係合歯32等が間隙33bを移動することになる。そしてこの間隙33bを移動する空走区間の間は、圧縮用シリンダ14,64による可動盤16,63の位置制御(速度制御)は不可能となる。その結果、可動盤16,63等の自重のみが型閉方向に負荷として加えられることになる。しかし型開閉装置28,71により可動盤16,63に開き方向の制御を行うことにより、係合歯32等と係合溝31等の当接面32a,31a同士が当接した状態が継続され、常時圧縮用シリンダ14,64による位置制御が可能となる。
一方図7に示されるような固定盤82の下に可動盤83が配置される竪型の圧縮成形機81の場合は、型閉時に可動盤83と可動金型88の自重が働くので、上記の実施形態とは別の制御が必要となる。即ち圧縮成形機81では、圧縮成形時(平行制御時)に圧縮用シリンダ83が型閉方向の圧縮力を全く失って型開方向に移動される場合、タイバ86の係合溝87の面にはハーフナット84の係合歯85の面を介して可動盤83等の自重が働くので、当接面はすぐに離脱されない。そして圧縮用シリンダ83により可動盤83等を型開方向に移動制御することが可能である。ただし圧縮用シリンダ83による型開方向の制御と可動盤83等の自重落下が加わると可動盤83等を開きすぎる可能性がある場合は、サーボモータ90を図1等の圧縮成形機11の制御とは別の制御を行う必要がある。また圧縮用シリンダ83が単動シリンダか型締方向のみしか制御を行わない場合、型開閉装置89のサーボ機構により型開方向の制御を行う。
また本発明は圧縮成形の一種である射出圧縮成形を行うものでもよく、図1、図6、図7等の圧縮成形機と同様の配置の型締装置に射出圧縮成形用の金型を取付けるともに、射出装置を並設して射出圧縮成形機としてもよい。射出圧縮成形機の制御方法について図6に示される実施形態を用いて次に説明する。
射出圧縮成形における型閉工程では、固定盤62の四隅近傍に設けられた型開閉装置71の4個のサーボモータ72により可動盤63が型閉され、固定金型70と可動金型69の間にキャビティが形成される。この際に可動盤63が型閉された型閉完了位置がハーフナット65の係合位置となっている。ハーフナット係合位置において、タイバ67の係合溝68に対してハーフナット65の係合歯66が両側にそれぞれ間隙を有して挿入可能なように調整がされている。そしてハーフナット係合位置でハーフナット65が係合されると、次に各サーボモータ72により型開方向に平行制御移動を行ってハーフナット65の係合歯66の当接面とタイバ67の係合溝68の当接面を当接させ、更に最適な射出開始位置に可動盤63および可動金型69を移動させる。またはハーフナット65を係合後に圧縮用シリンダ64を作動させてハーフナット65とタイバ67の当接面同士を当接させるものでもよい。この状態で各タイバ67と可動盤63は、図示しないサーボバルブを制御することにより各圧縮用シリンダ64の型締側油室と型開側油室に作動油を封入して位置保持されている。またサーボモータ72には可動盤63の開き方向に向けて負荷をかける低トルクが付与され、ハーフナット65とタイバ67の当接面同士の当接が確実なものとされている。
そして次に図示しない射出装置から溶融樹脂が固定金型70と可動金型69の間のキャビティに射出充填がなされ、射出充填と同時または射出後のスクリュ位置等の検出値から圧縮制御を開始する。圧縮制御の方式は上記の図1等の圧縮成形時の制御と基本的には同じである。ただし射出圧縮成形の場合、金型形状や射出圧にもよるが、圧縮成形よりも射出時の反力により可動金型69が開き方向に受ける力は大きくなる傾向にある。従って上記の図4に記載されるようなフィードバック制御を用いた平行制御により圧縮成形を行ったとしても、図5に示されるように4本の圧縮用シリンダ64の前進位置が揃わない場合がより一層あり得る。そして早期に前進しすぎた圧縮用シリンダ64については型開方向に移動させる制御が行われる。
この圧縮制御の際には型開閉装置71のサーボモータ72は、可動盤63の開き方向に向けて制御する。具体的にはサーボモータ72を可動盤63の開き方向に負荷を加えるトルク制御か、圧縮用シリンダ64を型開方向に移動させる際にサーボモータ72も可動盤63を型開方向に速度制御や位置制御を行う。このようにすることにより、ハーフナット65の係合歯66の当接面とタイバ67の係合溝68の当接面の間の当接が良好に維持され、常に可動盤63の位置を検出して正確な圧縮用シリンダ64により速度制御または位置制御が行える。なお射出圧縮制御についても、竪型の型締装置(圧縮成形機61)を用いた場合は、型開きされた下型である固定金型70の上に成形材の一部であるインサート物をセットした後、下型である固定金型70と上型である可動金型69の型閉めを行ってキャビティを形成し、前記キャビティ内に成形材を射出して射出圧縮成形を行うことができるので、インサート物のセットの点で望ましい。しかし横型の射出圧縮成形機を除外するものではない。
更に射出圧縮成形機または圧縮成形機は次のようなものでもよい。射出圧縮成形機101は、固定金型102が取付けられる固定盤103に対して可動金型104が取付けられる可動盤105が設けられている。可動盤105は、前部可動盤106と後部可動盤107からなり、前部可動盤106と後部可動盤107の間には3基〜8基、望ましくは4基の圧縮用シリンダ108が設けられている。そして固定盤103または可動盤105の一方の盤の四隅近傍に圧縮用シリンダ108と対応して同数の型開閉装置109のサーボ機構のサーボモータ110がそれぞれ取付けられて、ボールねじ機構111を介して可動盤105を移動可能となっている。ボールねじ機構111のボールねじナット112は、前可動盤106また後可動盤107のいずれかに固定されている。ここではボールねじナット112は後可動盤107に固定され、後可動盤107と前可動盤106の間には図示しない位置センサが圧縮用シリンダ108に対応して設けられている。
また固定盤103と後部可動盤107の間には4本の係合溝113を備えたタイバ114が設けられ、後部可動盤107の外側の前記タイバ114に対応する位置には係合歯を備えたロック装置のハーフナット115が設けられている。また固定盤103の金型取付面の反対側には射出装置116が設けられている。ハーフナット115の係合歯と係合溝113の関係や係合時に両者の間に間隙ができる点は、図1等の実施形態と同じである。この射出圧縮成形機101については、圧縮用シリンダ108は直接にタイバ114を牽引するものではないが、圧縮成形時にハーフナット115およびタイバ114を介して金型102,104に圧縮力を及ぼすものであり、上記の図1や図6の例と同様の平行制御が行われるものである。
本発明については、一々列挙はしないが、上記した本実施形態のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもないことである。本実施形態では強化繊維と熱可塑性樹脂を含む成形材を圧縮成形する例について記載したが、成形材については限定されず、樹脂等の成形材のみでもよい。
11 圧縮成形機
12 可動金型
13 固定金型
14 圧縮用シリンダ
15 固定盤
16 可動盤
17 タイバ
25 サーボバルブ
27 ハーフナット
28 型開閉装置
29 サーボモータ
31 係合溝
31a,32a 当接面
32 係合歯
33a,33b 間隙
34 ロック装置
35 エンコーダ(位置センサ)

Claims (6)

  1. 固定盤に取付けられた固定金型と可動盤に取付けられた可動金型の間に形成されたキャビティ内で成形材料の圧縮成形を行う圧縮成形機の制御方法において、
    固定盤または可動盤のいずれかの3箇所以上に設けられ圧縮成形時に可動盤を移動させる圧縮用シリンダと、
    前記圧縮用シリンダに対応して同数が設けられサーボ機構により可動盤を移動させる型開閉装置と、
    圧縮用シリンダの力を伝達するロック装置とが設けられ、
    前記ロック装置係合後の圧縮成形時に前記圧縮用シリンダにより可動盤の少なくとも閉め方向の制御を行うとともに前記型開閉装置により可動盤の開き方向の制御を行うことを特徴とする圧縮成形機の制御方法。
  2. 固定盤に取付けられた固定金型と可動盤に取付けられた可動金型の間に形成されたキャビティ内で成形材料の圧縮成形を行う圧縮成形機の制御方法において、
    固定盤または可動盤のいずれかの3箇所以上に設けられ圧縮成形時に可動盤を移動させる圧縮用シリンダと、
    前記圧縮用シリンダに対応して同数が設けられサーボ機構により可動盤を移動させる型開閉装置と、
    係合溝に対して係合歯が当接して圧縮用シリンダの力を伝達するロック装置とが設けられ、
    前記ロック装置係合後の圧縮成形時に前記圧縮用シリンダにより可動盤の少なくとも閉め方向の制御を行うとともに前記型開閉装置により係合溝に対する係合歯の当接状態が継続されるように制御を行うことを特徴とする圧縮成形機の制御方法。
  3. 圧縮成形時には圧縮用シリンダを閉め方向および開き方向に速度制御または位置制御するともに、
    前記サーボ機構により可動盤の開き方向に負荷を加える制御を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧縮成形機の制御方法。
  4. 固定盤に取付けられた固定金型と可動盤に取付けられた可動金型の間に形成されたキャビティ内で成形材料の圧縮成形を行う圧縮成形機において、
    固定盤または可動盤のいずれか一方の3箇所以上に設けられ圧縮成形時に可動盤を少なくとも型閉方向に移動させる圧縮用シリンダと、
    圧縮用シリンダを制御するサーボバルブと、
    前記圧縮用シリンダに対応して同数が設けられ型開閉時に可動盤を型開閉移動させるとともに圧縮成形時に可動盤の開き方向に負荷を加えるサーボモータを用いた型開閉装置と、
    圧縮用シリンダの力を伝達するロック装置とが備えられたことを特徴とする圧縮成形機。
  5. 前記可動盤は固定盤に対して昇降移動される可動盤であり、
    下型と上型の間にキャビティが形成されることを特徴とする請求項4に記載の圧縮成形機。
  6. 請求項5に記載の圧縮成形機を用い、
    型開きされた下型の上に成形材の一部または全部をセットした後、
    下型と上型の型閉めを行ってキャビティを形成し、
    そのまま圧縮成形を行うか、または前記キャビティ内に成形材を射出して射出圧縮成形を行うことを特徴とする圧縮成形機の成形方法。
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