JP2018024280A - 洗車機 - Google Patents
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Abstract
【課題】故障の低減を図ることのできる洗車機を提供する。【解決手段】被洗浄車両CAに対して前後に相対移動する洗車機本体1と、洗車機本体1に設けられて被洗浄車両CAの洗浄または乾燥を行う洗車具4と、洗車具4を昇降させる昇降部25とを備え、昇降部25が上下に配される一対のスプロケット26、27と、スプロケット26、27に巻き掛けられるチェーン29と、下方のスプロケット26に取り付けられるとともに自重によりチェーン29に所望の張力を付与する錘部34とを有した。【選択図】図4
Description
本発明は、回転ブラシまたは送風ノズルをチェーンにより昇降させる洗車機に関する。
従来の洗車機は特許文献1に開示されている。この洗車機は被洗浄車両に対して前後方向に移動させる洗車機本体を備えている。洗車機本体は左右の対向する2つのスタンド部と、スタンド部の上端を連結する天井部とを有して被洗浄車両を跨いで門型に形成される。
洗車機本体には昇降部により昇降されるトップブラシが設けられる。昇降部は左右のスタンド部にそれぞれ設けられる上下一対のスプロケットと、スプロケットに巻き掛けられたチェーンとを有している。上方の各スプロケットは左右に延びるシャフトにより連結され、シャフトには昇降モータが接続される。左右のチェーンにはそれぞれ保持部材が設けられる。
トップブラシは軸方向を水平方向に配され、一方の保持部材にトップブラシの一端が軸支されるとともに他方の保持部材に設けた回転モータに他端を接続される。
上記構成の洗車機において、洗車機本体が前後方向に移動し、昇降モータの駆動によってチェーンが周回して保持部材とともにトップブラシが被洗浄車両の上面に沿って昇降する。また、回転モータの駆動によってトップブラシが回転して被洗浄車両の上面が洗浄される。
昇降部のチェーンは張力が低いと歯飛びやスプロケットからの脱落が生じる。このため、下方の各スプロケットはバネにより下方に付勢され、チェーンに所定の張力が付与される。しかしながら、チェーンが経年劣化により伸びるとバネの付勢力が小さくなり、歯飛びや脱落が発生して洗車機の信頼性が低い問題があった。
本発明は、洗車機の信頼性を向上できる洗車機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、被洗浄車両に対して前後に相対移動する洗車機本体と、前記洗車機本体に設けられて被洗浄車両の洗浄または乾燥を行う洗車具と、前記洗車具を昇降させる昇降部とを備え、前記昇降部が上下に配される一対のスプロケットと、前記スプロケットに巻き掛けられるチェーンと、下方の前記スプロケットに取り付けられるとともに自重により前記チェーンに所望の張力を付与する錘部とを有したことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記錘部の重心の鉛直上方に前記スプロケットが配されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記スプロケットと前記錘部とを連結するロッドと、前記洗車機本体に設けられて前記ロッドを上下に案内する案内部とを有したことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記案内部が前記ロッドを嵌挿する複数の孔部を有することを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記スプロケットの軸方向が前記洗車機本体の移動方向に直交し、前記錘部が前記スプロケットの直径よりも前記洗車機本体の移動方向に長いことを特徴とする。
本発明によると、下方のスプロケットに取り付けられるとともに自重によりチェーンに所望の張力を付与する錘部が設けられる。これにより、チェーンが伸びた際にチェーンの張力が減少しないため、歯飛びや脱落を防止できる。したがって、洗車機の信頼性を向上することができる。
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1、図2は本発明の一実施形態の洗車機WAを示す側面図及び正面図である。洗車機WAはリモートパネル7及び洗車機本体1を備えている。
リモートパネル7は被洗浄車両CAの走行路Rに沿って配される。被洗浄車両CAはリモートパネル7の面前で停車し、ユーザは被洗浄車両CA内からリモートパネル7の操作によって洗車条件の設定を行う。
リモートパネル7に設けたボタンにより、シャンプー、ワックス掛け、撥水コート等の液剤を用いた洗車条件を設定することができる。また、リモートパネル7によってフロントガード有り、フェンダーポール有り、サイドミラー有り、リヤワイパ有り、ルーフキャリア有り等の装備品の設定もすることができる。
洗車機本体1は左右の対向する2つのスタンド部90と、スタンド部90の上端を連結する天井部91とを有した門型に形成される。
地面G上には左右一対のレール2が敷設され、スタンド部90の底面に設けた車輪3がレール2上に配される。これにより、洗車機本体1はレール2上に立設し、走行モータ(不図示)の駆動によりレール2上を走行して被洗浄車両CAに対して前後に移動する。
スタンド部90には洗剤やワックス等の各種液剤を貯液した複数の貯液タンク(不図示)を収納するタンク収納部17が配される。タンク収納部17の上方には各貯液タンクからの液剤を分配する分配配管部18が設けられる。分配配管部18には噴射ノズルからなる第1、第2浄水ノズル11、13、第1、第2洗剤ノズル12、15、撥水コートノズル14、ワックスノズル16がそれぞれ電磁弁(不図示)を介して導出される。
第1、第2浄水ノズル11、13は洗車機本体1の入口面1a側及び出口面1b側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対して洗浄水を噴射する。第1、第2洗剤ノズル12、15は洗車機本体1の入口面1a側及び出口面1b側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対して洗剤を噴射する。撥水コートノズル14及びワックスノズル16は洗車機本体1の出口面1b側に配される。撥水コートノズル14は被洗浄車両CAに対して撥水コート剤の液体を噴射する。ワックスノズル16は被洗浄車両CAに対して液体のワックスを噴射する。
洗車機本体1の一方のスタンド部90の前面には操作パネル8が配される。操作パネル8は洗車条件を設定するリモートパネル7と同様の操作ボタン(不図示)を備えている。また、スタンド部90の前面には車両形状センサ9が設けられている。車両形状センサ9は光電センサや超音波センサ等から成り、洗車機本体1に進入する被洗浄車両CAの車長及び外面形状を検知する。
洗車機本体1には気流を発生して被洗浄車両CAを乾燥させるブロア20が設けられる。ブロア20にはサイド送風ノズル22及びトップ送風ノズル21が接続される。サイド送風ノズル22は両スタンド部90にそれぞれ設けられ、被洗浄車両CAの側面に向けて送風する。トップ送風ノズル21は天井部91に設けられ、被洗浄車両CAの上面に向けて送風する。トップ送風ノズル21(洗車具)は後述する昇降部25(図3参照)により、昇降可能に形成される。
洗車機本体1には被洗浄車両CA上に摺動してブラッシングするサイドブラシ5及びロッカーブラシ6及びトップブラシ4から成る複数の回転ブラシが設けられる。サイドブラシ5は被洗浄車両CAの側面及び後面を洗浄する。ロッカーブラシ6は被洗浄車両CAの両側面の下部を洗浄する。トップブラシ4は被洗浄車両CAの上面を洗浄する。
図3はトップブラシ4の右側方の概略正面図を示している。昇降部25は左右のスタンド部90(図2参照)にそれぞれ設けられる上下一対のスプロケット26、27を有している。スプロケット26、27は軸方向を洗車機本体1の移動方向に直交する左右方向に配され、スプロケット26、27に無端のチェーン29が巻き掛けられる。上方の各スプロケット27は左右に延びるシャフト28aにより連結され、シャフト28aには昇降モータ28が接続される。左右のチェーン29にはそれぞれ保持部30が設けられる。昇降モータ28の駆動によってチェーン29が周回して保持部30が昇降する。
保持部30には揺動部40を介してトップブラシ4が保持される。一方の揺動部40には回転モータ41が配される。トップブラシ4は左右方向に延びる水平な回転軸を有し、軸方向の一端の軸部4aが回転モータ41に連結され、他端の軸部4aが揺動部40に軸支される。揺動部40は軸方向の両端に配した軸部40aがそれぞれ左右の保持部30に軸支される。
これにより、トップブラシ4(洗車具)は昇降部25により昇降し、被洗浄車両CAと接触して前後方向に揺動するとともに回転モータ41の駆動により回転して洗浄を行う。
図4、図5は昇降部25の下部の詳細を示す正面図及び側面図である。下方のスプロケット26は断面L字状の基台35の側面部35aに設けた軸部35cに回転可能に取り付けられる。基台35の下面部35bには前後に並設される2本のロッド31が取り付けられる。
スタンド部90には各ロッド31が嵌挿される孔部32a及び孔部32bを有した案内部32が取り付けられる。案内部32は正面視がコ字状に形成され、上壁及び下壁に孔部32a、32bが形成される。これにより、スプロケット26の前後方向及び左右方向の揺動を防止することができる。また、チェーン29が伸びた際に案内部32によりロッド31が上下方向に案内される。
前後のロッド31の下端は平板状の連結部33により連結される。連結部33の前後の両端部にはロッド36が設けられる。連結部33の下方にはロッド36の一部を螺着して形成されるストッパ36aが設けられる。
ロッド36には錘部34が取り付けられる。錘部34は一または複数の金属板34bにより形成される。図6は金属板34bの上面図を示す。金属板34bの両端部には長孔からなる挿通孔34aが設けられる。挿通孔34aは短手方向に延びて形成される。挿通孔34aにロッド36を水平方向から挿通してストッパ36aを螺着することにより、金属板34bから成る錘部34が取り付けられる。また、ストッパ36aを外すことによって錘部34が着脱可能に設けられる。
錘部34の自重によってチェーン29には最大許容張力よりも小さく、歯飛びまたは脱落が発生しない張力が付与される。錘部34が複数の金属板により着脱可能に設けられるため、所望の張力をチェーン29に付与することができる。
これにより、チェーン29が経年劣化により伸びても、錘部34によりチェーン29に付与される張力を一定にすることができる。このため、チェーンが伸びた際にチェーンの張力が減少しないため、歯飛びや脱落を防止できる。
この時、錘部34の重心の鉛直上方にスプロケット26が配される。これにより、スプロケット26の傾斜を防止することができる。これによりチェーン29を安定して周回させることができる。
また、錘部34がスプロケット26の直径よりも前後方向(洗車機本体1の移動方向)に長く形成される。これにより、所定の自重を有する錘部34の左右方向の幅を小さくすることができ、洗車機本体1を左右方向に小型化することができる。
なお、トップ送風ノズル21(図2参照)もトップブラシ4と同様の昇降部25によって昇降される。
上記構成の洗車機WAにおいて、リモートパネル7から所定の洗車設定を行い、所定の位置に被洗浄車両CAを停止させる。その後、洗車機本体1が被洗浄車両CAの後方に向かって移動し、サイドブラシ5、ロッカーブラシ6、トップブラシ4によって被洗浄車両CAの洗浄が行われる。トップブラシ4は車両形状センサ9の検知結果に基づいて昇降部25により昇降し、被洗浄車両CAの上面を洗浄する。
回転ブラシによる洗浄に続いて、洗車機本体1が前後方向に移動しながらトップ送風ノズル21、サイド送風ノズル22によって被洗浄車両CAの乾燥が開始される。この時、トップ送風ノズル21は車両形状センサ9の検知結果に基づいて昇降部25により昇降し、被洗浄車両CAの上面を乾燥する。
本実施形態によると、トップブラシ4(洗車具)及びトップ送風ノズル21(洗車具)が昇降部25のチェーン29により昇降する。また、昇降部25は下方のスプロケット26に取り付けられるとともに自重によりチェーン29に所望の張力を付与する錘部34を有する。これにより、チェーン29が伸びた際にチェーン29の張力が減少しないため、歯飛びや脱落を防止できる。したがって、洗車機WAの信頼性を向上することができる。
また、錘部34の重心の鉛直上方にスプロケット26が配されるため、チェーン29を安定して周回させることができる。
また、スプロケット26と錘部34とを連結する複数のロッド31と、洗車機本体1に設けられてロッド31を上下に案内する案内部32とを設けた。これにより、スプロケット26の揺動を防止するとともに、チェーン29が伸びた際に錘部34とともにロッド31を容易に降下させることができる。
また、案内部32がロッド31を嵌挿する複数の孔部32a、32bを有するので、ロッド31を案内する案内部32を容易に実現することができる。
また、スプロケット26の軸方向が洗車機本体1の移動方向に直交し、錘部34がスプロケット26の直径よりも洗車機本体1の移動方向に長い。これにより、洗車機本体1を左右方向に小型化することができる。
本実施形態において、昇降部25によってトップ送風ノズル21及びトップブラシ4を昇降させる構成としたが、一方を昇降部25により昇降して他方をワイヤー等により昇降してもよい。また、回転ブラシ及び送風ノズルの一方のみを備えた洗車機WAであってもよい。
本発明によると、回転ブラシまたは送風ノズルを無端のチェーンにより昇降させる洗車機に利用することができる。
1 洗車機本体
2 レール
3 車輪
4 トップブラシ(洗車具)
4a 軸部
5 サイドブラシ
6 ロッカーブラシ
7 リモートパネル
8 操作パネル
9 車両形状センサ
11 第2浄水ノズル
12 第2洗剤ノズル
14 撥水コートノズル
16 ワックスノズル
17 タンク収納部
18 分配配管部
20 ブロア
21 トップ送風ノズル(洗車具)
22 サイド送風ノズル
25 昇降部
26、27 スプロケット
28 昇降モータ
28a シャフト
29 チェーン
30 保持部
31 ロッド
32 案内部
32a、32b 孔部
33 連結部
34 錘部
34a 挿通孔
34b 金属板
35 基台
35a 側面部
35b 下面部
35c 軸部
36 ロッド
36a ストッパ
40 揺動部
40a 軸部
41 回転モータ
90 スタンド部
91 天井部
CA 被洗浄車両
WA 洗車機
2 レール
3 車輪
4 トップブラシ(洗車具)
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5 サイドブラシ
6 ロッカーブラシ
7 リモートパネル
8 操作パネル
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11 第2浄水ノズル
12 第2洗剤ノズル
14 撥水コートノズル
16 ワックスノズル
17 タンク収納部
18 分配配管部
20 ブロア
21 トップ送風ノズル(洗車具)
22 サイド送風ノズル
25 昇降部
26、27 スプロケット
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CA 被洗浄車両
WA 洗車機
Claims (5)
- 被洗浄車両に対して前後に相対移動する洗車機本体と、前記洗車機本体に設けられて被洗浄車両の洗浄または乾燥を行う洗車具と、前記洗車具を昇降させる昇降部とを備え、
前記昇降部が上下に配される一対のスプロケットと、前記スプロケットに巻き掛けられるチェーンと、下方の前記スプロケットに取り付けられるとともに自重により前記チェーンに所望の張力を付与する錘部とを有したことを特徴とする洗車機。 - 前記錘部の重心の鉛直上方に前記スプロケットが配されることを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
- 前記スプロケットと前記錘部とを連結する複数のロッドと、前記洗車機本体に設けられて前記ロッドを上下に案内する案内部とを有したことを特徴とする請求項1又は2に記載の洗車機。
- 前記案内部が前記ロッドを嵌挿する複数の孔部を有することを特徴とする請求項3に記載の洗車機。
- 前記スプロケットの軸方向が前記洗車機本体の移動方向に直交し、前記錘部が前記スプロケットの直径よりも前記洗車機本体の移動方向に長いことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の洗車機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016155629A JP2018024280A (ja) | 2016-08-08 | 2016-08-08 | 洗車機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2016155629A JP2018024280A (ja) | 2016-08-08 | 2016-08-08 | 洗車機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018024280A true JP2018024280A (ja) | 2018-02-15 |
Family
ID=61194801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016155629A Pending JP2018024280A (ja) | 2016-08-08 | 2016-08-08 | 洗車機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018024280A (ja) |
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- 2016-08-08 JP JP2016155629A patent/JP2018024280A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190820 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200310 |