JP2018041850A - ソレノイド - Google Patents

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高徳 大川
Takanori Okawa
高徳 大川
修 小平
Osamu Kodaira
修 小平
靖高 山之井
Yasutaka Yamanoi
靖高 山之井
克英 矢島
Katsuhide Yajima
克英 矢島
將広 久保田
Masahiro Kubota
將広 久保田
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Abstract

【課題】インサート成形によらずに、端子を高い保持力で端子装着部に固定することができるソレノイドを提供する。【解決手段】コア2の外周に巻回された励磁コイル4と、コアと一体化された固定ヨーク5と、固定ヨークとコアとの間に変位自在に設けられた可動ヨーク6と、励磁コイルの端部が接続される端子12が固定された端子装着部7とを備え、端子装着部7は、端子固定面10aに形成された溝部13に端子が嵌合された端子固定部10と、端子固定部の一端面に底板11aが一体成形され、底板に形成された挿通孔15に端子12の先端部12aが挿入された有底筒状のコネクタ部11とを有し、端子12は、断面多角形の金属線からなり、基端部と先端部との間にL字状の屈曲部12cと局部的に潰し加工されることにより他の部分よりも外形が大きい潰し部14が形成され、挿通孔15は、端子12が回転可能な断面円形に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタ部を備えた端子装着部が一体的に形成されたソレノイドに関するものである。
従来から、電気機器類や弁等の開閉装置には、駆動源やメカニズム制御用として、通電により作動する各種のソレノイドが組み込まれている。
このようなソレノイドとしては、固定ヨークに対して可動ヨークが直線状に往復移動する直動タイプと、固定ヨークに対して可動ヨークが回動する開閉タイプのものが広く用いられている。
これらのソレノイドにおいては、一般的に、可動ヨークを作動させるための励磁コイルに通電するためのコネクタ部を備えた端子装着部が設けられている。このような端子装着部に端子を内包させる方法として、例えば、下記特許文献1には、樹脂製の端子装着部を射出成形する際に、インサート成形によって上記端子を埋め込む構成が開示されている。
ところが、このようなインサート成形によって端子を埋め込んだ端子装着部を形成するためには、射出成形用の金型が複雑になり、製造コストが嵩むという問題点がある。
そこで、下記特許文献2においては、射出成形した端子装着部に、後から端子を圧入する構成が提案されている。
しかしながら、予め成形した端子装着部に端子を後から圧入した場合には、コネクタ部に電源装置側のコネクタを挿抜する際に、端子に圧入方向と逆方向へ圧力が作用するために、抜けが生じ安く、保持安定性に欠けるという問題点がある。
特開2007−208177号公報 特開2012−039804号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、インサート成形によらずに、端子を高い保持力で端子装着部に固定することができるソレノイドを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、柱状のコアと、このコアの外周に巻回された励磁コイルと、上記コアと一体化されて閉磁路を形成する固定ヨークと、この固定ヨークと上記コアとの間に変位自在に設けられて上記励磁コイルへの通電により上記固定ヨークおよびコア側へ磁気的吸着される可動ヨークと、基端部に上記励磁コイルの端部が接続される端子が固定された端子装着部とを備えたソレノイドにおいて、上記端子装着部は、平面状の端子固定面に形成された溝部に上記端子が嵌合された端子固定部と、この端子固定部の一端面に底板が一体成形されるとともに、上記底板に形成された挿通孔に上記端子の先端部が挿入された有底筒状のコネクタ部とを有し、上記端子は、断面多角形の金属線からなり、上記基端部と先端部との間に、1以上のL字状の屈曲部と、局部的に潰し加工されることにより他の部分よりも外形が大きい潰し部が形成されているとともに、上記挿通孔は、上記端子が回転可能な断面円形に形成されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、1以上のL字状の屈曲部と外形が他の部分よりも局部的に大きい潰し部を形成した端子を、端子固定部に形成された溝部内に嵌合しているために、コネクタの挿抜時に端子に軸線方向の押圧力が作用した場合にも、端子に抜けを生じるおそれがなく、よって高い保持力で当該端子を端子装着部に固定することができる。
また、コネクタ部の底板に穿設されて端子の先端部が挿入される挿通孔を、上記端子が回転可能な断面円形に形成しているために、組み立て時に、先ず端子の先端部から最初の屈曲部までの部分を溝部に挿入するとともに当該屈曲部を溝部から直立させ、次いで上記先端部を挿通孔からコネクタ部内に挿入した後に、端子を軸線回りに回転させて屈曲部を対応する形状に形成された溝部に嵌合させることにより、上記端子を溝部に固定することができる。
本発明の第1の実施形態を示す全体の斜視図である。 (a)は図1の通電時の状態を示す縦断面図であり、(b)は無通電時の状態を示す縦断面図である。 図1(a)の平面図である。 図3の右側面図である。 図3のコネクタ部のV矢視図である。 (a)は図1の端子を示す正面図、(b)は(a)のVI−VI線視断面図である。 図1の端子を端子固定部の溝部に嵌合する状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す平面図である。 図8の右側面図である。 (a)は図8の端子を示す正面図、(b)は(a)のX−X線視断面図である。 図8の端子を端子固定部の溝部に嵌合する状態を示す図である。 本発明の第3の実施形態を示す正面図である。 (a)は図12の端子を示す正面図、(b)は(a)のXIII−XIII線視断面図である。 図12の端子を端子固定部の溝部に嵌合する状態を示す図である。
(第1の実施形態)
図1〜図7は、本発明に係るソレノイドの第1の実施形態を示すものである。
図1および図2に示すように、このソレノイド1は、一端部に円板状の鍔部2aが形成された円柱状のコア2と、このコア2が挿通された円筒状のボビン3の外周に巻回された励磁コイル4と、コア2の他端部に一体的に設けられて励磁コイル4の外周に沿って軸線方向に延在する平板状の固定ヨーク5と、平板部材がL字状に屈曲されることにより各々鍔部2および固定ヨーク5に対向する平板部が形成され可動ヨーク6とから概略構成されたものである。
ここで、固定ヨーク5の先端部には、平面視コ字状の端子装着部7が固定されており、可動ヨーク6は、端子装着部7からコア2の鍔部2a側に延出する一対の支持板7a間に支承された合成樹脂製の回転軸8を中心として回動自在に設けられている。また、この回転軸8の外周には、可動コイル6の平板部を鍔部2および固定ヨーク5から離間する方向に付勢するスプリング9が設けられている。
他方、この端子装着部7の支持板7a間に位置する本体部分は、平面状の外面に端子固定面10aが形成された厚肉板状の端子固定部10と角筒状のコネクタ部11とから構成されている。そして、端子固定部10の端子固定面10aに、2本の端子12が嵌合される溝部13が平行に形成されるとともに、溝部13の端部に位置するコネクタ部11の底板11aには、溝部13に連通する挿通孔15が穿設されている。
この端子12は、断面方形の線材からなるもので、図6(a)に示すように、コネクタ部11内に挿入される先端部12aと励磁コイル4の端部が接続される基端部12bとの間に、90°に屈曲されることによってL字状の屈曲部12cが形成されている。また、これら屈曲部12cの基端部12b側には、図6(b)に示すように、局部的に断面方形の4辺の中央部が中心側に潰されることにより、十字形の外形寸法が他の部分よりも大きい潰し部14が形成されている。
また、端子固定面10aに形成された溝部13は、底板11aの挿通孔15から端子固定面10aの他端部に向けて直線状に延びる直線部13aと、この直線部13aの所定箇所、具体的には端子12の先端部12aをコネクタ部11内に挿入した状態において、上記屈曲部12cが位置する箇所から直角方向に端子装着面10aの外周側へ延びる直縁部13bとから形成されている。
さらに、上記挿通孔15は、端子12の断面の外接円と略等しく、よって端子12が回転自在となる断面円形状に形成されている。
これにより、組み立て時に、先ず図7(a)に示すように、端子12の先端部12aから屈曲部12cまでの部分を溝部13の直線部13aに挿入するとともに屈曲部12cから基端部12bまでの部分を溝部13から直立させ、次いで図7(b)に示すように先端部12aを挿通孔15からコネクタ部11内に挿入した後に、図7(c)に示すように、端子12を軸線回りに回転させて屈曲部12cから基端部12bまでの部分を溝部13の直線部13bに嵌合させることにより、図7(d)に示すように、端子12を溝部13に固定することができる。
さらに、このソレノイド1においては、図4に示すように、端子装着部10の下面側にダイオード16が配置され、その端子16aが屈曲されて各々端子装着面10a上に引き出され、溝部13の直線部13bに平行して形成された溝部内に嵌合されることにより端子12の基端部12bに接続されるとともに、端子12の基端部12bおよび端子16aの外周に励磁コイル4の巻線の端部が絡げられて接続されている。
これにより、上記ソレノイド1においては、コネクタ部11に挿入された電源側のコネクタ(図示を略す。)から端子12を通じて励磁コイル4に通電されることにより、図2(a)に示すように、磁力によって可動ヨーク5の平板部が各々鍔部2および固定ヨーク5に吸引されて作動し、また通電が解除されることにより、図2(b)に示すように、スプリング9の付勢力によって、鍔部2および固定ヨーク5から離間する方向に回動するようになっている。
以上の構成からなるソレノイド1においては、端子12の先端部12aと基端部12bとの間に、L字状の屈曲部12cと、外形が他の部分よりも局部的に大きい潰し部14を形成して、端子固定部10aに形成された溝部13内に嵌合しているために、コネクタ部11に電源側のコネクタを挿抜する際に端子12に軸線方向の押圧力が作用しても、端子12に抜けを生じるおそれがなく、高い保持力で端子12を端子装着部10に固定することができる。
また、コネクタ部11の底板11aに穿設されて端子12の先端部12aが挿入される挿通孔15を、断面方形の端子12が回転可能な断面円形に形成しているために、組み立て時に、先ず端子12の先端部12aから屈曲部12cまでの部分を溝部13の直線部13aに挿入するとともに当該屈曲部12cから基端部12b側の部分を溝部13から直立させ、次いで先端部12aを挿通孔15からコネクタ部11内に挿入した後に、端子12を軸線回りに回転させて屈曲部12cから基端部12bまでの部分を上記直線部13aと直交する直線部13bに嵌合させることにより、端子12を溝部13に固定することができる。
(第2の実施形態)
図8〜図11は、本発明の第2の実施形態を示すもので、このソレノイド20が第1の実施形態のソレノイド1と相違する点は、端子22の形状および当該端子22が嵌合される溝部23の形状にある。なお、その他の構成については、第1の実施形態に示したものと同一であるために、以下同一符号を用いてその説明および図示を簡略化する。
すなわち、このソレノイド20においては、図10(a)に示すように、端子22がコネクタ部11に挿入される先端部22aと励磁コイル4の端部が接続される基端部22bとの間にX−Y方向に90°屈曲された屈曲部22cが形成されるとともに、この屈曲部22と基端部22bとの間にZ方向に90°屈曲された屈曲部22cが形成されている。また、両屈曲部22c間に、図10(b)に示すように、同様の潰し部14が形成されている。
これに伴い、端子固定面10aには、上記溝部13と同様の2本の直交する直線部23a、23bを有し、さらに直線部23bの先端から端子装着部10の外周面に連続する直線部を有する溝部23が形成されている。
そして、このソレノイド20においても、組み立て時に、先ず図11(a)に示すように、端子22の先端部22aから屈曲部22cまでの部分を溝部23の直線部23aに挿入するとともに屈曲部22cから基端部22bまでの部分を溝部23上に位置させ、次いで図11(b)に示すように先端部22aを挿通孔15からコネクタ部11内に挿入する。
次いで、図11(c)に示すように、端子22を軸線回りに回転させて2つの屈曲部22c間を直線部23bに嵌合させるとともに、先端側の基端部22bまでの部分を外周側の直線部に嵌合させることにより、図11(d)に示すように、基端部22bを端子装着部10の外周側に配置した状態で端子22を溝部23に固定することができる。
(第3の実施形態)
図12〜図14は、本発明の第3の実施形態のソレノイド30を示すもので、同様に、第1および第2の実施形態に示したものと同一構成部分については、同一符号を付してその説明を簡略化する。
このソレノイド30においては、図13(a)に示すように、端子32が、先端部32aと基端部32bとの間に4つのL字状の屈曲部32cが形成されることにより、先端部32aと基端部32bとの直線部分の中間にU字状部が形成されている。そして、このU字状部の中央に、図13(b)に示すように、同様の潰し部14が形成されている。
これに対応して、端子固定面10aには、底板11aの挿通孔15から端子固定面10aの他端部に向けて直線状に延びる直線部33aと、この直線部33aの所定箇所、具体的には端子32の先端部32aをコネクタ部11内に挿入した状態において、上記U字状部が嵌合可能なU字状部33bとからなる溝部33が形成されている。
これにより、組み立て時に、先ず図14(a)に示すように、端子32の先端部32aおよび基端部32b側の直線部を溝部33の直線部33aに挿入するとともに屈曲部32c間のU字状部を溝部33から直立させ、次いで図14(b)に示すように先端部32aを挿通孔15からコネクタ部11内に挿入した後に、図14(c)に示すように、端子32を軸線回りに回転させてU字状部を溝部33のU字状部33bに嵌合させることにより、端子32を溝部33に固定することができる。
そして、これら第2および第3の実施形態に示したソレノイド20、30によっても、第1の実施形態に示したものと同様の作用効果を得ることができる。
1、20、30 ソレノイド
2 コア
4 励磁コイル
5 固定ヨーク
6 可動ヨーク
7 端子装着部
10 端子固定部
10a 端子固定面
11 コネクタ部
11a 底板
12、22、32 端子
12a、22a、32a 先端部
12b、22b、32b 基端部
12c、22c、32c 屈曲部
13、23、33 溝部
14 潰し部
15 挿通孔

Claims (1)

  1. 柱状のコアと、このコアの外周に巻回された励磁コイルと、上記コアと一体化されて閉磁路を形成する固定ヨークと、この固定ヨークと上記コアとの間に変位自在に設けられて上記励磁コイルへの通電により上記固定ヨークおよびコア側へ磁気的吸着される可動ヨークと、基端部に上記励磁コイルの端部が接続される端子が固定された端子装着部とを備えたソレノイドにおいて、
    上記端子装着部は、平面状の端子固定面に形成された溝部に上記端子が嵌合された端子固定部と、この端子固定部の一端面に底板が一体成形されるとともに、上記底板に形成された挿通孔に上記端子の先端部が挿入された有底筒状のコネクタ部とを有し、
    上記端子は、断面多角形の金属線からなり、上記基端部と先端部との間に、1以上のL字状の屈曲部と、局部的に潰し加工されることにより他の部分よりも外形が大きい潰し部が形成されているとともに、
    上記挿通孔は、上記端子が回転可能な断面円形に形成されていることを特徴とするソレノイド。
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