JP2018094052A - 血液浄化装置の気密試験方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】血液処理器内の充填液の量に影響を受けず、正確な気密試験の実施方法の提供【解決手段】第1回路L1、第2回路L2及び第3回路L3は全て気密に保たれていることを確認するステップと、エアポンプを回転させて、第1圧力センサの接続口PS1及び/又は第3圧力センサの接続口PS3から第1圧力を与え、同時に第2圧力センサの接続口PS2に接続したエアー加圧・吸引手段により第2圧力を与え、このとき第1圧力と第2圧力P2が同じになるように調節するステップと、第1圧力と第2圧力が実質的に同じ圧力に到達したらエアポンプとエアー加圧・吸引手段による加圧・吸引を止めて到達圧力を保持するステップと、所定時間放置した後、到達圧力が第3圧力(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップとを含む方法とする。【選択図】図1
Description
本発明は、血液浄化装置に装着した血液回路(血液処理器含む)の気密試験を実施する際に、正確な合否判定を行うことができる方法に関するものである。
本発明は、例えば緩徐式血液ろ過透析法、持続的血液浄化法(CHDF)、腹水濾過濃縮再静注法(CART/ASCT)、二重ろ過型血漿交換法(DF)、単純血漿交換法(PE)、血漿吸着法(PP)、DFサーモ法(DFT)、限外濾過法(ECUM)、直接血液吸着法(DHP)等に使用される血液浄化装置の気密試験方法に使用することができる。
以下血液浄化装置の包括的な気密試験方法、緩徐式血液ろ過透析法、持続的血液浄化法(CHDF)に使用される血液浄化装置の気密試験方法の例を挙げて説明する。
本発明は、例えば緩徐式血液ろ過透析法、持続的血液浄化法(CHDF)、腹水濾過濃縮再静注法(CART/ASCT)、二重ろ過型血漿交換法(DF)、単純血漿交換法(PE)、血漿吸着法(PP)、DFサーモ法(DFT)、限外濾過法(ECUM)、直接血液吸着法(DHP)等に使用される血液浄化装置の気密試験方法に使用することができる。
以下血液浄化装置の包括的な気密試験方法、緩徐式血液ろ過透析法、持続的血液浄化法(CHDF)に使用される血液浄化装置の気密試験方法の例を挙げて説明する。
特許文献1は、血液浄化装置およびその回路接続不良の確認方法の発明を開示している。
特許文献1に記載の発明は、(中空糸膜を装填した)血液処理器を含む血液回路において、中空糸膜の内側から空気圧を与え、気密性を確認する試験が可能である。
特許文献1に記載の発明は、(中空糸膜を装填した)血液処理器を含む血液回路において、中空糸膜の内側から空気圧を与え、気密性を確認する試験が可能である。
特許文献1に記載の発明は、例えば手技のミス等により、血液処理器内から一定以上の充填液が漏出した場合、中空糸膜の内側から空気圧を与えると、充填液のない中空糸膜の外側へ空気が逃げてしまい、圧力が保持できない。
例えば図20に示すように、血液処理器[川澄化学社製、レナサポート(登録商標)中空糸hfの膜面積1.3m2]を、液体を充填せずに(後述する)血液浄化装置101の血液回路に装着して、陰圧保持中の圧力変化を測定すると、血液入口圧Pfoと返血圧Pbiが時間の経過とともに、しきい値(−70mmHg)を超えてしまう。
このため実際に気密は保持されているのにもかかわらず、エラー(異常、エアー漏れ有り)と誤判定し、試験に不合格になってしまう課題があった。
さらにこれらの誤判定により、正常な血液回路破棄されてしまい、医療経済的に不経済である。
例えば図20に示すように、血液処理器[川澄化学社製、レナサポート(登録商標)中空糸hfの膜面積1.3m2]を、液体を充填せずに(後述する)血液浄化装置101の血液回路に装着して、陰圧保持中の圧力変化を測定すると、血液入口圧Pfoと返血圧Pbiが時間の経過とともに、しきい値(−70mmHg)を超えてしまう。
このため実際に気密は保持されているのにもかかわらず、エラー(異常、エアー漏れ有り)と誤判定し、試験に不合格になってしまう課題があった。
さらにこれらの誤判定により、正常な血液回路破棄されてしまい、医療経済的に不経済である。
そこで本発明者は、以上の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、以下の発明に到達した。
[1]本発明は、ハウジング(2)は外側(2OUT)の血液回路内に血液処理器(btr)を配置し、
当該血液回路は少なくとも第1回路(L1)、第2回路(L2)及び第3回路(L3)を有し、
当該第1回路(L1)は途中に第1送液ポンプ(PM1)を設け、当該第1回路(L1)の下流は血液処理器(btr)に接続し、
当該第1回路(L1)は第1送液ポンプ(PM1)と血液処理器(btr)との間に第1ドリップチャンバ(C1)を設け、
前記第2回路(L2)は途中に第2送液ポンプ(PM2)を設け、当該第2回路(L2)の上流は血液処理器(btr)に接続し、
当該第2回路(L2)は前記第2送液ポンプ(PM2)と前記血液処理器(btr)との間に、第2圧力センサ(PS2)の接続口(PS2◎)を設けるか、または
当該第2回路(L2)の途中に第2ドリップチャンバ(C2)を設けて、当該第2ドリップチャンバ(C2)に第2圧力センサ(PS2)の接続口(PS2◎)を設け、
前記第3回路(L3)の上流は前記血液処理器(btr)に接続し、当該第3回路(LS3)の途中に第3ドリップチャンバ(C3)を設け、
前記第1ドリップチャンバ(C1)に第1圧力センサ(PS1)の接続口(PS1◎)を設け、及び/又は前記第3ドリップチャンバ(C3)に第3圧力センサ(PS3)の接続口(PS3◎)を設け、
前記ハウジング(2)は第2圧力センサ(PS2)の接続口(PS2◎)を設け、さらに前記第1圧力センサ(PS1)の接続口(PS1◎)または第3圧力センサ(PS3)の接続口(PS3◎)のうち少なくとも1つを設け、
前記ハウジング(2)は内側(2IN)に第2エアライン(AL2)を配置し、さらに第1エアライン(AL1)または第3エアライン(AL3)のうち少なくとも1つを配置し、
前記必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)の途中にはそれぞれ必要なエアバルブ(AV1、AV2、AV3)を配置し、
前記必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)の一端部は前記必要な各圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の接続口(PS1◎、PS2◎、PS3◎)に接続し、
当該必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)の下流は途中にエアポンプ(PMA)を設けたエアライン(AL)に接続し、
前記必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)は圧力測定ライン(PL)を介して前記必要な圧力センサ(PS1、PS2、PS3)を接続し、
前記必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)は、前記必要な各圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の接続口(PS1◎、PS2◎、PS3◎)を介して前記各3回路(L1、L2、L3)と連通し、
以上の各部材を有する血液浄化装置(1、101、201、301)において、気密試験を行うに際して、
〈1〉前記各回路(L1、L2、L3)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて、前記必要な第1圧力センサの接続口(PS1◎)及び/又は第3圧力センサの接続口(PS3◎)から第1圧力P1を与え、同時に第2圧力センサの接続口(PS2◎)に接続したエアー加圧・吸引手段により第2圧力P2を与え、このとき第1圧力P1=第2圧力P2となるように調節するステップ、
〈3〉前記第1圧力P1と前記第2圧力P2が実質的に同じ圧力に到達したら前記エアポンプPMAと前記エアー加圧・吸引手段による加圧・吸引を止めて前記到達圧力を保持するステップ、
〈4〉所定時間放置した後、前記到達圧力が第3圧力P3(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含む血液浄化装置(1、101、201、301)の気密試験方法を提供する。
[1]本発明は、ハウジング(2)は外側(2OUT)の血液回路内に血液処理器(btr)を配置し、
当該血液回路は少なくとも第1回路(L1)、第2回路(L2)及び第3回路(L3)を有し、
当該第1回路(L1)は途中に第1送液ポンプ(PM1)を設け、当該第1回路(L1)の下流は血液処理器(btr)に接続し、
当該第1回路(L1)は第1送液ポンプ(PM1)と血液処理器(btr)との間に第1ドリップチャンバ(C1)を設け、
前記第2回路(L2)は途中に第2送液ポンプ(PM2)を設け、当該第2回路(L2)の上流は血液処理器(btr)に接続し、
当該第2回路(L2)は前記第2送液ポンプ(PM2)と前記血液処理器(btr)との間に、第2圧力センサ(PS2)の接続口(PS2◎)を設けるか、または
当該第2回路(L2)の途中に第2ドリップチャンバ(C2)を設けて、当該第2ドリップチャンバ(C2)に第2圧力センサ(PS2)の接続口(PS2◎)を設け、
前記第3回路(L3)の上流は前記血液処理器(btr)に接続し、当該第3回路(LS3)の途中に第3ドリップチャンバ(C3)を設け、
前記第1ドリップチャンバ(C1)に第1圧力センサ(PS1)の接続口(PS1◎)を設け、及び/又は前記第3ドリップチャンバ(C3)に第3圧力センサ(PS3)の接続口(PS3◎)を設け、
前記ハウジング(2)は第2圧力センサ(PS2)の接続口(PS2◎)を設け、さらに前記第1圧力センサ(PS1)の接続口(PS1◎)または第3圧力センサ(PS3)の接続口(PS3◎)のうち少なくとも1つを設け、
前記ハウジング(2)は内側(2IN)に第2エアライン(AL2)を配置し、さらに第1エアライン(AL1)または第3エアライン(AL3)のうち少なくとも1つを配置し、
前記必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)の途中にはそれぞれ必要なエアバルブ(AV1、AV2、AV3)を配置し、
前記必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)の一端部は前記必要な各圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の接続口(PS1◎、PS2◎、PS3◎)に接続し、
当該必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)の下流は途中にエアポンプ(PMA)を設けたエアライン(AL)に接続し、
前記必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)は圧力測定ライン(PL)を介して前記必要な圧力センサ(PS1、PS2、PS3)を接続し、
前記必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)は、前記必要な各圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の接続口(PS1◎、PS2◎、PS3◎)を介して前記各3回路(L1、L2、L3)と連通し、
以上の各部材を有する血液浄化装置(1、101、201、301)において、気密試験を行うに際して、
〈1〉前記各回路(L1、L2、L3)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて、前記必要な第1圧力センサの接続口(PS1◎)及び/又は第3圧力センサの接続口(PS3◎)から第1圧力P1を与え、同時に第2圧力センサの接続口(PS2◎)に接続したエアー加圧・吸引手段により第2圧力P2を与え、このとき第1圧力P1=第2圧力P2となるように調節するステップ、
〈3〉前記第1圧力P1と前記第2圧力P2が実質的に同じ圧力に到達したら前記エアポンプPMAと前記エアー加圧・吸引手段による加圧・吸引を止めて前記到達圧力を保持するステップ、
〈4〉所定時間放置した後、前記到達圧力が第3圧力P3(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含む血液浄化装置(1、101、201、301)の気密試験方法を提供する。
[2]本発明は、[1]に記載の血液浄化装置(201)において、
〈1〉前記各回路(L1、L2、L3)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて、前記第1圧力センサ(PS1)の接続口(PS1◎)、第2圧力センサ(PS2)の接続口(PS2◎)及び第3圧力センサ(PS3)の接続口(PS3◎)から第1圧力P1を与え、前記第1から第3の圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の圧力がすべて第1制限時間以内に前記第1圧力P1以下となるよう調整するステップ、
〈3〉前記第1から第3エアバルブ(AV1からAV3)を閉塞して前記〈2〉の第1圧力P1以下の圧力を保持するステップ、
〈4〉第2制限時間以内に、前記第1から第3の圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の圧力がすべて第2圧力P2(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含むことを血液浄化装置(201)の気密試験方法を提供する。
〈1〉前記各回路(L1、L2、L3)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて、前記第1圧力センサ(PS1)の接続口(PS1◎)、第2圧力センサ(PS2)の接続口(PS2◎)及び第3圧力センサ(PS3)の接続口(PS3◎)から第1圧力P1を与え、前記第1から第3の圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の圧力がすべて第1制限時間以内に前記第1圧力P1以下となるよう調整するステップ、
〈3〉前記第1から第3エアバルブ(AV1からAV3)を閉塞して前記〈2〉の第1圧力P1以下の圧力を保持するステップ、
〈4〉第2制限時間以内に、前記第1から第3の圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の圧力がすべて第2圧力P2(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含むことを血液浄化装置(201)の気密試験方法を提供する。
[3]本発明は、[1]または[2]に記載の血液浄化装置(1、101、201、301)において、前記第1、第2及び第3回路(L1、L2、L3)は、血液導入回路(Lbi)、ろ液送出回路(Lfo)、返血回路(Lbtr)であり、
前記第1及び第2送液ポンプ(PM1、PM2)は、血液導入ポンプ(PMbi)、ろ液送出ポンプPMfoであり、
前記第1、第2及び第3圧力センサ(PS1、PS2、PS3)は、血液入口圧力センサ(PSbi)、ろ液圧力センサ(PSfo)及び返血圧力センサ(PSbtr)である、[1]から[2]に記載の血液浄化装置(1、101、201、301)の気密試験方法を提供する。
[4]本発明は、[3]に記載の血液浄化装置(1、101)において、
〈1〉前記血液導入回路(Lbi)、ろ液送出回路(Lfo)及び返血回路(Lbtr)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて、前記血液入口圧力センサ(PSbi)の接続口(PSbi◎)と返血圧力センサ(PSbtr)の接続口(PSbtr◎)から第1圧力P1を与え、同時に前記ろ液圧力センサ(PSfo)の接続口(PSfo◎)に接続したエアー加圧・吸引手段により第2圧力P2を与え、このとき血液入口圧(Pbi)=ろ過圧圧力(Pfo)となるように調節するステップ、
〈3〉前記血液入口圧(Pbi)と返血圧(Pbrt)が実質的に同じ圧力に到達したらエアポンプPMAとエアー加圧・吸引手段による加圧・吸引を止めて前記〈2〉の到達圧力を保持するステップ、
〈4〉所定時間放置した後、前記血液入口圧(Pbi)と返血圧(Pbrt)の圧力が第3圧力P3(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含む血液浄化装置(1、101)の気密試験方法を提供する。
前記第1及び第2送液ポンプ(PM1、PM2)は、血液導入ポンプ(PMbi)、ろ液送出ポンプPMfoであり、
前記第1、第2及び第3圧力センサ(PS1、PS2、PS3)は、血液入口圧力センサ(PSbi)、ろ液圧力センサ(PSfo)及び返血圧力センサ(PSbtr)である、[1]から[2]に記載の血液浄化装置(1、101、201、301)の気密試験方法を提供する。
[4]本発明は、[3]に記載の血液浄化装置(1、101)において、
〈1〉前記血液導入回路(Lbi)、ろ液送出回路(Lfo)及び返血回路(Lbtr)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて、前記血液入口圧力センサ(PSbi)の接続口(PSbi◎)と返血圧力センサ(PSbtr)の接続口(PSbtr◎)から第1圧力P1を与え、同時に前記ろ液圧力センサ(PSfo)の接続口(PSfo◎)に接続したエアー加圧・吸引手段により第2圧力P2を与え、このとき血液入口圧(Pbi)=ろ過圧圧力(Pfo)となるように調節するステップ、
〈3〉前記血液入口圧(Pbi)と返血圧(Pbrt)が実質的に同じ圧力に到達したらエアポンプPMAとエアー加圧・吸引手段による加圧・吸引を止めて前記〈2〉の到達圧力を保持するステップ、
〈4〉所定時間放置した後、前記血液入口圧(Pbi)と返血圧(Pbrt)の圧力が第3圧力P3(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含む血液浄化装置(1、101)の気密試験方法を提供する。
[5]本発明は[3]に記載の血液浄化装置(201)において、
〈1〉前記血液導入回路(Lbi)、ろ液送出回路(Lfo)及び返血回路(Lbtr)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて、前記血液入口圧力センサ(PSbi)の接続口(PSbi◎)、ろ液圧力センサ(PSfo)の接続口(PSfo◎)及び返血圧力センサ(PSbtr)の接続口(PSbtr◎)から第1圧力P1を与え、前記血液入口圧(Pbi)、ろ液圧力(PSfo)及び返血圧(Pbrt)がすべて第1制限時間以内に前記第1圧力P1以下となるよう調整するステップ、
〈3〉各エアバルブ(AVbi、AVfo、AVbrt)を閉塞して前記〈2〉の第1圧力P1以下圧力の圧力を保持するステップ、
〈4〉第2制限時間以内に、前記血液液入口圧(Pbi)、ろ液圧力(PSfo)及び返血圧(Pbrt)がすべて第2圧力P2(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含む血液浄化装置(201)の気密試験方法を提供する。
〈1〉前記血液導入回路(Lbi)、ろ液送出回路(Lfo)及び返血回路(Lbtr)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて、前記血液入口圧力センサ(PSbi)の接続口(PSbi◎)、ろ液圧力センサ(PSfo)の接続口(PSfo◎)及び返血圧力センサ(PSbtr)の接続口(PSbtr◎)から第1圧力P1を与え、前記血液入口圧(Pbi)、ろ液圧力(PSfo)及び返血圧(Pbrt)がすべて第1制限時間以内に前記第1圧力P1以下となるよう調整するステップ、
〈3〉各エアバルブ(AVbi、AVfo、AVbrt)を閉塞して前記〈2〉の第1圧力P1以下圧力の圧力を保持するステップ、
〈4〉第2制限時間以内に、前記血液液入口圧(Pbi)、ろ液圧力(PSfo)及び返血圧(Pbrt)がすべて第2圧力P2(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含む血液浄化装置(201)の気密試験方法を提供する。
[6]本発明は[3]に記載の血液浄化装置(301)において、
〈1〉前記血液導入回路(Lbi)、ろ液送出回路(Lfo)及び返血回路(Lbtr)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて血液入口圧力センサ(PSbi)の接続口PSbi◎と返血圧力センサ(PSbtr)の接続口(PSbtr◎)から第1圧力P1を与え、同時に前記ろ液送出ポンプ(PMfo)の回転数をフィードバック制御して吸引し、前記血液入口圧(Pbi)、ろ液圧力(PSfo)及びと返血圧(Pbrt)がすべて第1制限時間以内に前記第1圧力P1以下となるよう調整するステップ、
〈3〉各エアバルブ(AVbi、AVfo、AVbrt)を閉塞して前記〈2〉の第1圧力P1以下圧力の圧力を保持するステップ、
〈4〉第2制限時間以内に、前記血液入口圧(Pbi)、ろ液圧力(PSfo)及び返血圧(Pbrt)がすべて第2圧力P2(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含む血液浄化装置(301)の気密試験方法を提供する。
〈1〉前記血液導入回路(Lbi)、ろ液送出回路(Lfo)及び返血回路(Lbtr)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて血液入口圧力センサ(PSbi)の接続口PSbi◎と返血圧力センサ(PSbtr)の接続口(PSbtr◎)から第1圧力P1を与え、同時に前記ろ液送出ポンプ(PMfo)の回転数をフィードバック制御して吸引し、前記血液入口圧(Pbi)、ろ液圧力(PSfo)及びと返血圧(Pbrt)がすべて第1制限時間以内に前記第1圧力P1以下となるよう調整するステップ、
〈3〉各エアバルブ(AVbi、AVfo、AVbrt)を閉塞して前記〈2〉の第1圧力P1以下圧力の圧力を保持するステップ、
〈4〉第2制限時間以内に、前記血液入口圧(Pbi)、ろ液圧力(PSfo)及び返血圧(Pbrt)がすべて第2圧力P2(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含む血液浄化装置(301)の気密試験方法を提供する。
[7]本発明は、[1]、[3]、[4]に記載の血液浄化装置(1、101)の気密試験方法において、
(第1圧力P1=第2圧力P2)<第3圧力P3(しきい値)で、
第1圧力P1と第2圧力P2は陰圧の場合は−40から−120mmHg、陽圧の場合は+40から120mmHg、
第3圧力P3(しきい値)は陰圧の場合は−30から−110mmHg、陽圧の場合は+30から110mmHg、
所定時間は5から30秒である液浄化装置(1、101)の気密試験方法を提供する。
[8]本発明は、[2]、[3]、[5]、[6]に記載の血液浄化装置(201、301)の気密試験方法において、
第1圧力P1<第2圧力P2(しきい値)で、
第1圧力P1は陰圧の場合は−40から−120mmHg、陽圧の場合は+40から120mmHg、
第2圧力P2(しきい値)は陰圧の場合は−30から−110mmHg、陽圧の場合は+30から110mmHg、
第1制限時間は5から30秒、第2制限時間10から300秒である血液浄化装置(201、301)の気密試験方法を提供する。
(第1圧力P1=第2圧力P2)<第3圧力P3(しきい値)で、
第1圧力P1と第2圧力P2は陰圧の場合は−40から−120mmHg、陽圧の場合は+40から120mmHg、
第3圧力P3(しきい値)は陰圧の場合は−30から−110mmHg、陽圧の場合は+30から110mmHg、
所定時間は5から30秒である液浄化装置(1、101)の気密試験方法を提供する。
[8]本発明は、[2]、[3]、[5]、[6]に記載の血液浄化装置(201、301)の気密試験方法において、
第1圧力P1<第2圧力P2(しきい値)で、
第1圧力P1は陰圧の場合は−40から−120mmHg、陽圧の場合は+40から120mmHg、
第2圧力P2(しきい値)は陰圧の場合は−30から−110mmHg、陽圧の場合は+30から110mmHg、
第1制限時間は5から30秒、第2制限時間10から300秒である血液浄化装置(201、301)の気密試験方法を提供する。
気密試験を実施する際に、中空糸膜hfの内側と外側の圧力が実質的に同じとなるようにすることにより、血液処理器btr内の充填液の量に影響を受けず、正確な気密試験を実施することができる。
以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。以下、本発明を実施する血液浄化装置を明確に説明するため、次の定義をおく。
Lは回路、Cはドリップチャンバ、MCは計量チャンバ、PVは送液バルブ、PMは送液ポンプ、PSは圧力センサ、Pは圧力、AVはエアバルブ、ALはエアライン、B(またはb)は血液、D(またはd)は透析液、fはろ液、FR(またはfr)は補液、wは洗浄液、I(またはi)は入口、導入、O(またはo)は出口、送出、導出を意味する。例えば血液導入回路はLbiのように符号を付けた。
例えばエアラインALfoに配置したエアバルブはAVfoの符号を付けた。
例えば血液導入回路はLbiに配置した送液ポンプPMは、血液導入ポンプPMdiの名称と符号を付けた。血液導入回路はLbiに連通するエアラインALは、ALbiの符号を付けた。
Lは回路、Cはドリップチャンバ、MCは計量チャンバ、PVは送液バルブ、PMは送液ポンプ、PSは圧力センサ、Pは圧力、AVはエアバルブ、ALはエアライン、B(またはb)は血液、D(またはd)は透析液、fはろ液、FR(またはfr)は補液、wは洗浄液、I(またはi)は入口、導入、O(またはo)は出口、送出、導出を意味する。例えば血液導入回路はLbiのように符号を付けた。
例えばエアラインALfoに配置したエアバルブはAVfoの符号を付けた。
例えば血液導入回路はLbiに配置した送液ポンプPMは、血液導入ポンプPMdiの名称と符号を付けた。血液導入回路はLbiに連通するエアラインALは、ALbiの符号を付けた。
回路Lとは第1、第2及び第3回路(L1、L2、L3)、血液導入回路Lbi、返血回路Lbtr、ろ液送出回路Lfo、透析液導入回路Ldi、透析液導出回路、補液導入回路Lfriを含む。
血液導入回路Lbi、返血液回路Lbtr、ろ液送出回路Lfoは、血液回路と略記する場合がある。
送液バルブPVとは、第1、第2及び第3送液バルブ(PV1、PV2、PV3)
血液導入バルブPVbi、返血液バルブPVbtr、ろ液送出バルブPVfo、透析液導入バルブPVdi、透析液導出バルブ、補液導入バルブPVfri、洗浄液排出バルブPVwoの各バルブを含む。
血液導入回路Lbi、返血液回路Lbtr、ろ液送出回路Lfoは、血液回路と略記する場合がある。
送液バルブPVとは、第1、第2及び第3送液バルブ(PV1、PV2、PV3)
血液導入バルブPVbi、返血液バルブPVbtr、ろ液送出バルブPVfo、透析液導入バルブPVdi、透析液導出バルブ、補液導入バルブPVfri、洗浄液排出バルブPVwoの各バルブを含む。
送液ポンプPMとは、第1、第2及び第3送液ポンプ(PM1、PM2、PM3)、血液導入ポンプPMbi、ろ液送出ポンプPMfo、透析液導入ポンプPMdi、透析液導出ポンプ、補液導入ポンプPMfriの各ポンプを含む。
圧力センサPSとは、第1、第2及び第3圧力センサ(PS1、PS2、PS3)、
ろ過圧Pfoの圧力センサPSfo、血液入口圧Pbiの圧力センサPSbi、返血圧Pbtrの圧力センサPSbtr、血漿入口圧Ppiの圧力センサPSpi、透析液計量チャンバの圧力Pdiの圧力センサPSdi、補液計量チャンバの圧力Pfriの圧力センサPSfri、ろ液計量チャンバの圧力Pfoの圧力センサPSfoの各圧力センサを含む。
計量チャンバMCとは、第1、第2及び第3計量チャンバ(MC1、MC2、MC3)、補液計量チャンバMCfri、透析液計量チャンバMCdi、ろ液の計量チャンバMCfoを含む。
チャンバCとは、第1から第3のドリップチャンバ(C1、C2、C3)、血液ドリップチャンバCbi、返血ドリップチャンバCbtr、ろ液ドリップチャンバCfoを含む。
圧力センサPSとは、第1、第2及び第3圧力センサ(PS1、PS2、PS3)、
ろ過圧Pfoの圧力センサPSfo、血液入口圧Pbiの圧力センサPSbi、返血圧Pbtrの圧力センサPSbtr、血漿入口圧Ppiの圧力センサPSpi、透析液計量チャンバの圧力Pdiの圧力センサPSdi、補液計量チャンバの圧力Pfriの圧力センサPSfri、ろ液計量チャンバの圧力Pfoの圧力センサPSfoの各圧力センサを含む。
計量チャンバMCとは、第1、第2及び第3計量チャンバ(MC1、MC2、MC3)、補液計量チャンバMCfri、透析液計量チャンバMCdi、ろ液の計量チャンバMCfoを含む。
チャンバCとは、第1から第3のドリップチャンバ(C1、C2、C3)、血液ドリップチャンバCbi、返血ドリップチャンバCbtr、ろ液ドリップチャンバCfoを含む。
各符号の記載と各名称の記載の煩雑化を回避するため、 第1から第3の送液ポンプ PM1からPM3、血液導入ポンプPMbi、ろ液送出ポンプPMfo、補液導入ポンプPMfri、透析液導入ポンプPMdiは、単にポンプ(PM1、PM2、PM3、PMbi、PMfo、PMfri、PMdi)と略記する場合がある。
同様に第1から第3の送液バルブ PV1からPV3、血液導入バルブPVdi、補液導入バルブPVfri、洗浄液排出バルブPVwo、ろ液送出バルブPVfo、返血液バルブPVbtrは、単にバルブ(PV1、PV2、PV3、PVdi、PVfri、PVwo、PVfo、PVbtr)と略記する場合がある。
同様に第1から第3の送液バルブ PV1からPV3、血液導入バルブPVdi、補液導入バルブPVfri、洗浄液排出バルブPVwo、ろ液送出バルブPVfo、返血液バルブPVbtrは、単にバルブ(PV1、PV2、PV3、PVdi、PVfri、PVwo、PVfo、PVbtr)と略記する場合がある。
同様に第1から第3のエアバルブAV1からAV3、エアバルブAVf、エアバルブAVbi、エアバルブAVbtr、エアバルブAVdi、エアバルブAVfri、エアバルブAVfo2は、単にバルブ(AV1、AV2、AV3、AVbtr、AVbi、AVbtr、AVdi、AVfri、AVfo2)と略記する場合がある。
同様にエアラインAL、第1から第3のエアラインAL1からAL3、エアラインALf、エアラインALbi、エアラインALbtr、エアラインALdi、エアラインALfri、エアラインALo2は、単にエアライン(AL、AL1、AL2、AL3、ALf、ALbi、ALbtr、ALdi、ALfri、ALfo2)と略記する場合がある。
同様にエアラインAL、第1から第3のエアラインAL1からAL3、エアラインALf、エアラインALbi、エアラインALbtr、エアラインALdi、エアラインALfri、エアラインALo2は、単にエアライン(AL、AL1、AL2、AL3、ALf、ALbi、ALbtr、ALdi、ALfri、ALfo2)と略記する場合がある。
同様に第1圧力P1から第3圧力P3を測定する第1から第3圧力センサPS1からPS3、血液のろ過圧Pfを測定するろ過圧センサPSf、血液入口圧Pbiを測定する血液入口圧センサPSbi、返血圧Pbtr を測定する返血圧センサPSbtr、血漿入口圧Ppiを測定する血漿入口圧センサPSpiは、単にセンサ(PS1、PS2、PS3、PSf、PSbi、PSbtr、PSpi)と記載する場合がある。
各圧力センサ(PS1、PS2、PS3、PSf、PSbi、PSbtr、PSpi)の接続口は、第1から第3の圧力センサPS1からPS3、ろ過圧センサPSfo、血液入口圧センサPSbi、返血圧センサPSbtr 、血漿入口圧センサPSpiと同じ符号を使用し、その後ろに◎を付けた。
また本発明では、エアポンプPMAを逆回転(例えば図7の例では、左回転)させる場合は陰圧付与、(図示しないが)正回転(右回転)させる場合は陽圧付与を意味する。
また本発明のエアー加圧・吸引手段とは、例えばシリンジ、エアーポンプ、チューブポンプ等である。
各圧力センサ(PS1、PS2、PS3、PSf、PSbi、PSbtr、PSpi)の接続口は、第1から第3の圧力センサPS1からPS3、ろ過圧センサPSfo、血液入口圧センサPSbi、返血圧センサPSbtr 、血漿入口圧センサPSpiと同じ符号を使用し、その後ろに◎を付けた。
また本発明では、エアポンプPMAを逆回転(例えば図7の例では、左回転)させる場合は陰圧付与、(図示しないが)正回転(右回転)させる場合は陽圧付与を意味する。
また本発明のエアー加圧・吸引手段とは、例えばシリンジ、エアーポンプ、チューブポンプ等である。
図1[本発明を実施する血液浄化装置を外側から見た配線図(概念図)]と図2[
図2は図1の血液浄化装置の内部配管図(概念図)]の血液浄化装置1と血液浄化装置1を用いた気密試験方法について説明する。
血液浄化装置1は、ハウジング2(あえて図示せず)の外側2OUTの血液回路内に血液処理器btrを配置している。当該血液回路は少なくとも第1回路L1、第2回路L2及び第3回路L3を有している。
第1回路L1は途中に第1送液ポンプPM1を設け、当該第1回路L1の下流は血液処理器btrに接続している。第1回路L1は第1送液ポンプPM1と血液処理器btrとの間に第1ドリップチャンバC1を設け、当該第1ドリップチャンバC1に第1圧力センサPS1の接続口PS1◎を設けている。
図2は図1の血液浄化装置の内部配管図(概念図)]の血液浄化装置1と血液浄化装置1を用いた気密試験方法について説明する。
血液浄化装置1は、ハウジング2(あえて図示せず)の外側2OUTの血液回路内に血液処理器btrを配置している。当該血液回路は少なくとも第1回路L1、第2回路L2及び第3回路L3を有している。
第1回路L1は途中に第1送液ポンプPM1を設け、当該第1回路L1の下流は血液処理器btrに接続している。第1回路L1は第1送液ポンプPM1と血液処理器btrとの間に第1ドリップチャンバC1を設け、当該第1ドリップチャンバC1に第1圧力センサPS1の接続口PS1◎を設けている。
第2回路L2は途中に第2送液ポンプPM2を設け、当該第2回路L2の上流は血液処理器btrに接続している。第2回路L2は第2送液ポンプPM2と血液処理器btrとの間に、第2ドリップチャンバC2を設けて、当該第2ドリップチャンバC2に第2圧力センサPS2の接続口PS2◎を設けている。
または第2ドリップチャンバC2は省略して、第2回路L2は第2送液ポンプPM2と血液処理器btrとの間に直接、第2圧力センサPS2の接続口PS2◎を設けてもよい。
第3回路L3の上流は血液処理器btrに接続し、第3回路LS3の途中に第3ドリップチャンバC3を設け、当該第3ドリップチャンバC3に第3圧力センサPS3の接続口PS3◎を設けている。
第2圧力センサPS2の接続口PS2◎からの加圧・吸引は必須であるが、第1圧力センサPS1の接続口PS1◎と第3圧力センサPS3の接続口PS3◎からの加圧・吸引は、少なくともどちらか一つから加圧・吸引すればよい。少なくとも2つの圧力センサの接続口から加圧・吸引すればよい。
以下のハウジング2の場合も同様である。
または第2ドリップチャンバC2は省略して、第2回路L2は第2送液ポンプPM2と血液処理器btrとの間に直接、第2圧力センサPS2の接続口PS2◎を設けてもよい。
第3回路L3の上流は血液処理器btrに接続し、第3回路LS3の途中に第3ドリップチャンバC3を設け、当該第3ドリップチャンバC3に第3圧力センサPS3の接続口PS3◎を設けている。
第2圧力センサPS2の接続口PS2◎からの加圧・吸引は必須であるが、第1圧力センサPS1の接続口PS1◎と第3圧力センサPS3の接続口PS3◎からの加圧・吸引は、少なくともどちらか一つから加圧・吸引すればよい。少なくとも2つの圧力センサの接続口から加圧・吸引すればよい。
以下のハウジング2の場合も同様である。
ハウジング2(あえて図示しない)も同様に、第2圧力センサPS2の接続口PS2◎から加圧・吸引は必須で、第1圧力センサPS1の接続口PS1◎と第3圧力センサPS3の接続口PS3◎からの加圧・吸引は、少なくともどちらか一つ加圧・吸引すればよい。少なくとも2つの圧力センサの接続口から加圧・吸引すればよい。
ハウジング2の内側2INに、少なくとも2つ以上のエアライン(AL1、AL2、AL3)を配置し、当該各エアライン(AL1、AL2、AL3)の途中にはエアバルブ(AV1、AV2、AV3)を配置している。
前記第1から第3の圧力センサPS1、PS2、PS3の接続口と同様に、第2エアラインAL2からの加圧・吸引は必須であるが、第1エアラインAL1または第3エアラインAL3からの加圧・吸引は、少なくともどちらか一つ加圧・吸引すればよい。同様に、第2エアバルブAV2は必須であるが、第1エアバルブAV1または第3エアバルブAV3は少なくとも1つを配置すればよい。
各エアライン(AL1、AL2、AL3)の一端部は前記第1から第3圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の接続口(PS1◎、PS2◎、PS3◎)に接続し、
当該各エアライン(AL1、AL2、AL3)の下流は途中にエアポンプPMAを設けたエアラインALに接続している。エアラインALの一端部はドレインポートDPに接続している。
ハウジング2の内側2INに、少なくとも2つ以上のエアライン(AL1、AL2、AL3)を配置し、当該各エアライン(AL1、AL2、AL3)の途中にはエアバルブ(AV1、AV2、AV3)を配置している。
前記第1から第3の圧力センサPS1、PS2、PS3の接続口と同様に、第2エアラインAL2からの加圧・吸引は必須であるが、第1エアラインAL1または第3エアラインAL3からの加圧・吸引は、少なくともどちらか一つ加圧・吸引すればよい。同様に、第2エアバルブAV2は必須であるが、第1エアバルブAV1または第3エアバルブAV3は少なくとも1つを配置すればよい。
各エアライン(AL1、AL2、AL3)の一端部は前記第1から第3圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の接続口(PS1◎、PS2◎、PS3◎)に接続し、
当該各エアライン(AL1、AL2、AL3)の下流は途中にエアポンプPMAを設けたエアラインALに接続している。エアラインALの一端部はドレインポートDPに接続している。
各エアライン(AL1、AL2、AL3)は圧力測定ラインPLを介して第1から第3圧力センサ(PS1、PS2、PS3)を接続し、前記各エアライン(AL1、AL2、AL3)は、前記圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の接続口(PS1◎、PS2◎、PS3◎)を介して前記第1から第3回路(L1、L2、L3)と連通している。
ところで血液回路の陰圧確認・気密試験において、例えば手技等のミスで、血液処理器btr内の充填液が外に漏出すると、異常(エラー)が発生し、気密試験が実施できなくなる。この原因は、中空糸膜hf内外の圧力差で空気(エア)が移動して、空気(エア)が移動しているためと想定される。
本発明は血液回路内の確認工程を行う際に、中空糸膜hfの内側と外側から同時に圧力を加え、中空糸膜hf内側の圧力と中空糸膜hf外側の圧力が、実質的に同じ(平衡)にする方法を実施することにより、血液処理器btr内の充填液の量に影響を受けず、正確な気密試験を実施することができる。
図19(一本の中空糸膜hfのみ拡大誇張して記載している)に示すように、中空糸膜hfの内側とは、中空糸膜の内側の内部空間(内側の圧力、すなわち血液導入圧Pbi、返血圧Pbtrの測定空間)を意味する。中空糸膜の外側とは、中空糸膜の外側表面と中空糸膜を充填したハウジング(容器)内面との間の外部空間(外側の圧力、すなわちろ過圧力Pfoの測定空間)を意味する。
図19(一本の中空糸膜hfのみ拡大誇張して記載している)に示すように、中空糸膜hfの内側とは、中空糸膜の内側の内部空間(内側の圧力、すなわち血液導入圧Pbi、返血圧Pbtrの測定空間)を意味する。中空糸膜の外側とは、中空糸膜の外側表面と中空糸膜を充填したハウジング(容器)内面との間の外部空間(外側の圧力、すなわちろ過圧力Pfoの測定空間)を意味する。
図1(図2)の血液浄化装置1を用いて気密試験を行うに際しては、
〈1〉前記各回路(L1、L2、L3)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉エアポンプPMAを回転させて、第1圧力センサPS1の接続口PS1◎と第3圧力センサPS3の接続口PS3◎から第1圧力P1を与え、同時に第2圧力センサPS2の接続口PS2◎に接続したエアー加圧・吸引手段により第2圧力P2を与え、このとき第1圧力P1=第2圧力P2となるように調節するステップ、
〈3〉第1圧力P1と第2圧力P2が実質的に同じ圧力に到達したらエアポンプPMAとエアー加圧・吸引手段による加圧・吸引を止めて前記到達圧力を保持するステップ、
〈4〉所定時間放置した後、前記到達圧力が第3圧力P3(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
以上の〈1〉から〈4〉のステップを含む方法により行うことができる。
〈1〉前記各回路(L1、L2、L3)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉エアポンプPMAを回転させて、第1圧力センサPS1の接続口PS1◎と第3圧力センサPS3の接続口PS3◎から第1圧力P1を与え、同時に第2圧力センサPS2の接続口PS2◎に接続したエアー加圧・吸引手段により第2圧力P2を与え、このとき第1圧力P1=第2圧力P2となるように調節するステップ、
〈3〉第1圧力P1と第2圧力P2が実質的に同じ圧力に到達したらエアポンプPMAとエアー加圧・吸引手段による加圧・吸引を止めて前記到達圧力を保持するステップ、
〈4〉所定時間放置した後、前記到達圧力が第3圧力P3(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
以上の〈1〉から〈4〉のステップを含む方法により行うことができる。
図3は図2のその他の実施例を示す内部配管図である。
図2では、第1圧力センサPS1と第3圧力センサPS3のみがエアポンプPMAに繋がり、第2圧力センサPS2は大気開放に繋がっているのに対して、図3では第2圧力センサPS2もエアポンプPMAに繋がっているので、第2圧力センサPS2の接続口PS2◎からもエアポンプPMAで吸引することができる。
図3の内部配管を備えた血液浄化装置1を用いて、気密試験を行うに際しては、
〈1〉前記各回路(L1からL3)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉エアポンプPMAを回転させて、第1圧力センサPS1の接続口PS1◎、第2圧力センサPS2の接続口PS2◎及び第3圧力センサPS3の接続口PS3◎から第1圧力P1を与え、第1から第3の圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の圧力がすべて第1制限時間以内に前記第1圧力P1以下となるよう調整するステップ、
〈3〉第1から第3エアバルブAV1からAV3を閉塞して前記〈2〉の第1圧力P1以下の圧力を保持するステップ、
〈4〉第2制限時間以内に、第1から第3の圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の圧力がすべて第2圧力P2(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
以上の〈1〉から〈4〉のステップを含む方法により行うことができる。
図2では、第1圧力センサPS1と第3圧力センサPS3のみがエアポンプPMAに繋がり、第2圧力センサPS2は大気開放に繋がっているのに対して、図3では第2圧力センサPS2もエアポンプPMAに繋がっているので、第2圧力センサPS2の接続口PS2◎からもエアポンプPMAで吸引することができる。
図3の内部配管を備えた血液浄化装置1を用いて、気密試験を行うに際しては、
〈1〉前記各回路(L1からL3)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉エアポンプPMAを回転させて、第1圧力センサPS1の接続口PS1◎、第2圧力センサPS2の接続口PS2◎及び第3圧力センサPS3の接続口PS3◎から第1圧力P1を与え、第1から第3の圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の圧力がすべて第1制限時間以内に前記第1圧力P1以下となるよう調整するステップ、
〈3〉第1から第3エアバルブAV1からAV3を閉塞して前記〈2〉の第1圧力P1以下の圧力を保持するステップ、
〈4〉第2制限時間以内に、第1から第3の圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の圧力がすべて第2圧力P2(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
以上の〈1〉から〈4〉のステップを含む方法により行うことができる。
血液浄化装置1において、第1、第2及び第3回路(L1、L2、L3)とは、血液導入回路Lbi、ろ液送出回路Lfo、返血回路Lbtrである。
第1及び第2送液ポンプ(PM1、PM2)とは、血液導入ポンプPMbi、ろ液送出ポンプPMfoである。
第1、第2及び第3圧力センサ(PS1、PS2、PS3)とは、血液入口圧力センサPSbi、ろ液圧力センサPSfo及び返血圧力センサPSbtrである、
第1及び第2送液ポンプ(PM1、PM2)とは、血液導入ポンプPMbi、ろ液送出ポンプPMfoである。
第1、第2及び第3圧力センサ(PS1、PS2、PS3)とは、血液入口圧力センサPSbi、ろ液圧力センサPSfo及び返血圧力センサPSbtrである、
次に図4(本発明を実施する血液浄化装置である緩徐式血液ろ過透析装置を外側から見た配線図)と図5(図4の緩徐式血液ろ過透析装置の内部配管図)の血液浄化装置101の例について詳述する。
血液処理器btrは、例えば円筒形のハウジングに、中空糸状または平膜状の分離膜(ろ過膜)hfを収容したものである。
血液処理器btrの分離膜hfは、孔径が約0.002〜0.01μmの膜であり、例えば、均質微孔膜、ミクロフィルトレーション膜、多孔質支持層と微孔構造層とからなる非対称膜である。
血液処理器btrの分離膜hfとして、各種の分離膜が知られているが、エチレンビニルアルコール(EVA)系共重合体、セルロース誘導体、PMMA膜、ポリスルホン等からなる、生体親和性に優れる分離膜が好ましい。
血液処理器btrは、例えば円筒形のハウジングに、中空糸状または平膜状の分離膜(ろ過膜)hfを収容したものである。
血液処理器btrの分離膜hfは、孔径が約0.002〜0.01μmの膜であり、例えば、均質微孔膜、ミクロフィルトレーション膜、多孔質支持層と微孔構造層とからなる非対称膜である。
血液処理器btrの分離膜hfとして、各種の分離膜が知られているが、エチレンビニルアルコール(EVA)系共重合体、セルロース誘導体、PMMA膜、ポリスルホン等からなる、生体親和性に優れる分離膜が好ましい。
血液処理器btrに、血液導入部BI(シャント、注射針等の通常の採血器や貯血器等と連絡できる部分)から取り出された血液を血液処理器btrに導入する血液導入回路Lbiが接続されており、この血液導入回路Lbiには、上流側から、血液導入ポンプPMbiおよび血液ドリップチャンバCbiが設けられている。血液導入部BIと血液導入ポンプPMbiとの間に、血液導入バルブPVbiと陰圧ピローセンサSplが設けられている。
血液は、血液導入部BIから血液導入回路Lbiに導入された後、血液導入ポンプPMbiにより昇圧されて血液ドリップチャンバCbiに入る。ついで、血液ドリップチャンバCbiから滴下された血液は、血液処理器btrの上端部(上流部)に設けられた血液入口biから導入される。導入された血液は、血液処理器btrの中空糸膜hfにより水分、老廃物、電解質等が分離されて清浄化される。
血液は、血液導入部BIから血液導入回路Lbiに導入された後、血液導入ポンプPMbiにより昇圧されて血液ドリップチャンバCbiに入る。ついで、血液ドリップチャンバCbiから滴下された血液は、血液処理器btrの上端部(上流部)に設けられた血液入口biから導入される。導入された血液は、血液処理器btrの中空糸膜hfにより水分、老廃物、電解質等が分離されて清浄化される。
また、血液処理器btrに、第1血液成分である清浄化血液を患者の体内に戻す返血液回路Lbtrが接続されており、この返血液回路Lbtrには、上流側から、返血液ドリップチャンバCbtr、気泡センサSA、返血液バルブPVbtrとが設けられている。
清浄化された血液は、血液処理器btrの下端部(下流部)に設けられた血液出口boから出て、返血液ドリップチャンバCbtrに入る。
ついで、返血液ドリップチャンバCbtrから滴下された清浄化血液は、開状態にされた返血液バルブPVbtrを経て血液導出部BO(シャントや点滴セット等に連結できる部分)へ導入された後、患者の体内に戻される。
清浄化された血液は、血液処理器btrの下端部(下流部)に設けられた血液出口boから出て、返血液ドリップチャンバCbtrに入る。
ついで、返血液ドリップチャンバCbtrから滴下された清浄化血液は、開状態にされた返血液バルブPVbtrを経て血液導出部BO(シャントや点滴セット等に連結できる部分)へ導入された後、患者の体内に戻される。
血液処理器btrにおける血液入口bi近傍の側面には、水分、老廃物、電解質等を含む、第2血液成分であるろ液を血液処理器btrから排出するろ液排出口foが設けられており、このろ液排出口foに、ろ液送出回路Lfoが接続されている。このろ液送出回路Lfoには、ろ液送出用ポンプPMfoが設けられている。ろ液送出用ポンプPMfoの下流にろ液送出バルブPVfoと漏血センサSBを設けている。
一方、血液処理器btrにおける血液出口bo近傍の側面には、透析液が流入する透析液入口diが設けられており、この透析液入口diに、透析液を血液処理器btrに導入する透析液導入回路Ldiが接続されている。この透析液導入回路Ldiには、上流側から、透析液供給源DLS、透析液導入用のポンプPMdiおよび加温器WMが設けられている。
透析液供給源DLSから出た透析液は、透析液導入用のポンプPMdiにより昇圧されて、加温器WMを経て血液処理器btrの透析液入口diから血液処理器btrに流入する。流入した透析液は、中空糸膜hfに沿って流れ、つまり中空糸膜hfの外側を流れ、透析液との濃度差および膜間圧力差に基づき中空糸膜hfによりろ過されて膜外に出た水分、老廃物、電解質等を運び、ろ液としてろ液排出口foからろ液送出回路Lfoに流入する。この流入したろ液は、ろ液送出用のポンプPMfoにより昇圧されて系外に排出される。血液導入回路Lbiと返血液回路Lbtrとろ液送出回路Lfoとで、血液回路が構成される。
一方、血液処理器btrにおける血液出口bo近傍の側面には、透析液が流入する透析液入口diが設けられており、この透析液入口diに、透析液を血液処理器btrに導入する透析液導入回路Ldiが接続されている。この透析液導入回路Ldiには、上流側から、透析液供給源DLS、透析液導入用のポンプPMdiおよび加温器WMが設けられている。
透析液供給源DLSから出た透析液は、透析液導入用のポンプPMdiにより昇圧されて、加温器WMを経て血液処理器btrの透析液入口diから血液処理器btrに流入する。流入した透析液は、中空糸膜hfに沿って流れ、つまり中空糸膜hfの外側を流れ、透析液との濃度差および膜間圧力差に基づき中空糸膜hfによりろ過されて膜外に出た水分、老廃物、電解質等を運び、ろ液としてろ液排出口foからろ液送出回路Lfoに流入する。この流入したろ液は、ろ液送出用のポンプPMfoにより昇圧されて系外に排出される。血液導入回路Lbiと返血液回路Lbtrとろ液送出回路Lfoとで、血液回路が構成される。
さらに、血液処理器btrのろ液排出口foおよび返血液ドリップチャンバCbtr間で、補液を、血液出口boから出た清浄化血液に供給する補液導入回路Lfriが返血液回路Lbtrに接続されている。この補液導入回路Lfriには、上流側から、補液導入用のポンプPMfri、加温器WMおよび補液導入バルブPVfriが設けられている。
補液供給源FRSから出た補液は、補液導入用のポンプPMfriにより昇圧されて、加温器WMおよび補液導入バルブPVfriを経て返血液回路Lbtrに流入し、清浄化された血液と合流する。合流した清浄化血液と補液は、返血液ドリップチャンバCbtrに入り、返血液バルブPVbtrを経て血液導出部BOから患者の体内に供給される。
加温器WMおよび補液導入バルブPVfriの間で補液導入回路Lfrに、プライミング時に使用される洗浄液を系外に排出する洗浄液排出回路Lwoが接続されており、この洗浄液排出回路Lwoには、洗浄液排出バルブPVwoが設けられている。プライミング時には、使用された洗浄液は、開状態にされた洗浄液排出バルブPVwoを経て洗浄液排出口woから系外に排出される。
補液供給源FRSから出た補液は、補液導入用のポンプPMfriにより昇圧されて、加温器WMおよび補液導入バルブPVfriを経て返血液回路Lbtrに流入し、清浄化された血液と合流する。合流した清浄化血液と補液は、返血液ドリップチャンバCbtrに入り、返血液バルブPVbtrを経て血液導出部BOから患者の体内に供給される。
加温器WMおよび補液導入バルブPVfriの間で補液導入回路Lfrに、プライミング時に使用される洗浄液を系外に排出する洗浄液排出回路Lwoが接続されており、この洗浄液排出回路Lwoには、洗浄液排出バルブPVwoが設けられている。プライミング時には、使用された洗浄液は、開状態にされた洗浄液排出バルブPVwoを経て洗浄液排出口woから系外に排出される。
血液処理器btrのろ液排出口foとろ液送出用のポンプPMfoの間で、エアラインALfoがろ液送出回路Lfoに接続されており、このエアラインALfoには、メンブレンフィルタ(図示せず)と、ろ液送出回路Lfoの圧力およびメンブレンフィルタにかかる圧力を検知する圧力センサPSfoとの接続口PSf◎(ろ過圧Pfo)と、空気の系外との連通および遮断を行うエアバルブAVfoとが設けられている。
エアラインALfoの下流にはドレンポートDPが設けられている。
エアラインALfoの下流にはドレンポートDPが設けられている。
血液ドリップチャンバCbiに、エアラインALbiが接続されており、このエアラインALbiには、メンブレンフィルタ(図示せず)と、血液ドリップチャンバCbi内に溜まった空気を介して血液導入回路Lbi内の圧力およびメンブレンフィルタにかかる圧力を検知する圧力センサPSbiとの接続口PSbi◎(血液の入口圧Pbi)と、空気の系外との連通および遮断を行うエアバルブAVbiとが設けられている。一方、返血液ドリップチャンバCbtrに、エアラインALbtrが接続されており、このエアラインALbtrには、メンブレンフィルタ(図示せず)と、返血液ドリップチャンバCbtr内に溜まった空気を介して返血液回路内Lbtrの圧力を検出すると共に、メンブレンフィルタにかかる圧力を検知する圧力センサPSbtrとの接続口PSbtr◎(返血圧Pbtr)と、空気の系外との連通および遮断を行うエアバルブAVbtrとが設けられている。
エアバルブAVbiは、エアラインALbi、排出エアラインALを介してエアポンプPMAに接続されていると共に、エアバルブAVbtrもエアラインALbtr、排出エアラインALを介してエアポンプPMAに接続されている。このエアポンプPMAは、エアバルブAVbiおよびエアバルブAVbtr、ドレンポートDPを介して回路内への空気の導入および回路からの空気の排出を行うことができるものである。
エアバルブAVbiは、エアラインALbi、排出エアラインALを介してエアポンプPMAに接続されていると共に、エアバルブAVbtrもエアラインALbtr、排出エアラインALを介してエアポンプPMAに接続されている。このエアポンプPMAは、エアバルブAVbiおよびエアバルブAVbtr、ドレンポートDPを介して回路内への空気の導入および回路からの空気の排出を行うことができるものである。
上述した構成の緩徐式血液ろ過透析装置には、コントローラCNTが設けられている。このコントローラCNTには、血液導入ポンプPMbi、ろ液送出用のポンプPMfo、補液導入用のポンプPMfri、透析液導入用のポンプPMdiおよびエアポンプPMAのそれぞれを駆動するポンプ駆動部Dpmと、返血液バルブPVbtr、血液導入バルブPVbi、補液導入バルブPVfri、洗浄液排出バルブPVwo及びろ液送出バルブPVfoのそれぞれを開閉させる回路バルブ駆動部Dpvと、エアバルブAVf、エアバルブAVbiおよびエアバルブAVbtrのそれぞれを開閉させるエアバルブ駆動部Davとが内蔵されている。
コントローラCNTは、圧力センサPSf(ろ過圧Pf)、圧力センサPSbi(血液入口圧Pbi)および圧力センサPSbtr(返血圧Pbtr)からの各圧力検知信号に基づき、ポンプ駆動部Dpmおよびバルブ駆動部Dpvを制御する。
コントローラCNTは、圧力センサPSf(ろ過圧Pf)、圧力センサPSbi(血液入口圧Pbi)および圧力センサPSbtr(返血圧Pbtr)からの各圧力検知信号に基づき、ポンプ駆動部Dpmおよびバルブ駆動部Dpvを制御する。
コントローラCNTは、さらに、血液側接続確認モード設定手段BSCD、血液側接続確認手段BSC、導入側接続確認モード設定手段ISCDおよび導入側接続確認手段ISCを有している。
この緩徐式血液ろ過透析装置における回路の接続不良の確認が行われるとき、血液側接続確認モード設定手段BSCDは、返血液バルブPVbtrの開閉を制御すると共に、ろ液送出用ポンプPMfoおよびエアポンプPMAの回転を制御して、前記血液回路Lbi、Lbtr、Lfo、エアラインALf、ALbiおよび血液処理器btr内において陰圧を発生させる手段である。
一方、血液側接続確認手段BSCは、ろ過圧力センサPSfoからの信号を受けて前記陰圧が所定時間内に第1の所定圧力値に達した時点で前記血液回路と血液処理器btrとが接続されていることを確認する手段であり、例えば、アラームや表示ランプ等から構成される。回路の接続不良が確認された場合、アラームの鳴動や表示ランプの点灯により、接続不良を操作者に知らせる。
この緩徐式血液ろ過透析装置における回路の接続不良の確認が行われるとき、血液側接続確認モード設定手段BSCDは、返血液バルブPVbtrの開閉を制御すると共に、ろ液送出用ポンプPMfoおよびエアポンプPMAの回転を制御して、前記血液回路Lbi、Lbtr、Lfo、エアラインALf、ALbiおよび血液処理器btr内において陰圧を発生させる手段である。
一方、血液側接続確認手段BSCは、ろ過圧力センサPSfoからの信号を受けて前記陰圧が所定時間内に第1の所定圧力値に達した時点で前記血液回路と血液処理器btrとが接続されていることを確認する手段であり、例えば、アラームや表示ランプ等から構成される。回路の接続不良が確認された場合、アラームの鳴動や表示ランプの点灯により、接続不良を操作者に知らせる。
また、導入側接続確認モード設定手段ISCDは、補液導入バルブPVfriおよび洗浄液排出バルブPVwoの開閉を制御すると共に、透析液導入ポンプPMdiおよび補液導入ポンプPMfriの回転を制御して、補液導入回路Lfri、透析液導入回路Ldiおよび血液処理器btr内において陽圧を発生させる手段である。
一方、導入側接続確認手段ISCは、ろ過圧力センサPSfoからの信号を受けて前記陽圧が所定時間内に第2の所定圧力値に達した時点で透析液導入回路Ldiと血液処理器btrとが接続されていることを確認する手段であり、例えば、アラームや表示ランプ等から構成される。
血液側接続確認手段BSCと同様に、回路の接続不良が確認された場合、アラームの鳴動や表示ランプの点灯により、接続不良を操作者に知らせる。
一方、導入側接続確認手段ISCは、ろ過圧力センサPSfoからの信号を受けて前記陽圧が所定時間内に第2の所定圧力値に達した時点で透析液導入回路Ldiと血液処理器btrとが接続されていることを確認する手段であり、例えば、アラームや表示ランプ等から構成される。
血液側接続確認手段BSCと同様に、回路の接続不良が確認された場合、アラームの鳴動や表示ランプの点灯により、接続不良を操作者に知らせる。
図12(その他の実施例を示す血液浄化装置の外側から見た配線図)と図13(その他の実施例を示す血液浄化装置の内部配管図)は、持続的血液浄化法(CHDF)に使用される血液浄化装置201の実施例を示している。
血液浄化装置201が図4(図5)の血液浄化装置101と異なる点は、
(a)ろ液送出回路Lfoの途中にろ液ドリップチャンバCfoを配置した点、
(b)ろ液送出回路Lfoに連通するエアラインALfoをエアポンプPMAと繋げた点、
(c)ろ液送出回路Lfoの途中にろ液計量チャンバMCfoを配置し、ろ液計量チャンバMCfoの圧力センサPSfo2を接続した点、
(d)透析液導入回路Ldiの途中に透析液計量チャンバMCdiを配置し、透析液計量チャンバMCdiの圧力センサPSdiを接続した点、
(e)補液補液導入回路Lfriの途中に補液計量チャンバMCfriを配置し、補液計量チャンバMCfriの圧力センサPSfriを配置した点、
(f)その他前記(a)から(e)に関連する部材(エアラインALfo2、エアバルブAVfo2等)を設けた点等である。
血液浄化装置201が図4(図5)の血液浄化装置101と異なる点は、
(a)ろ液送出回路Lfoの途中にろ液ドリップチャンバCfoを配置した点、
(b)ろ液送出回路Lfoに連通するエアラインALfoをエアポンプPMAと繋げた点、
(c)ろ液送出回路Lfoの途中にろ液計量チャンバMCfoを配置し、ろ液計量チャンバMCfoの圧力センサPSfo2を接続した点、
(d)透析液導入回路Ldiの途中に透析液計量チャンバMCdiを配置し、透析液計量チャンバMCdiの圧力センサPSdiを接続した点、
(e)補液補液導入回路Lfriの途中に補液計量チャンバMCfriを配置し、補液計量チャンバMCfriの圧力センサPSfriを配置した点、
(f)その他前記(a)から(e)に関連する部材(エアラインALfo2、エアバルブAVfo2等)を設けた点等である。
以下図7から図11を参照して図4(図5)の血液浄化装置101を用いた気密試験
方法の実施例を詳述する。血液処理器btr内の充填液はすべて排出した。
〈1〉血液導入回路Lbi、ろ液送出回路Lfo及び返血回路Lbtrは全て気密に保たれていることを確認した。
〈2〉図7(図8)のようにエアポンプPMAを(200mL/分)で逆回転させて、血液入口圧力センサPSbiの接続口PSbi◎と返血圧力センサの接続口PSbtr◎から−80mmHgの陰圧を与え、同時にろ液圧力センサPSfoの接続口PSfo◎に接続したシリンジSYによりエアーを引いて陰圧を与えた。
このとき目分量で血液入口圧Pbi=ろ過圧圧力PfoとなるようにシリンジSYの引き具合調節した。
〈3〉図9(図10)のように、血液入口圧Pbiと返血圧Pbrtが実質的に同じ陰圧−80mmHgに達したらエアポンプPMAとシリンジSYによる吸引を止めシリンジラインを鉗子で閉じた。
〈4〉その後20秒放置した後、血液入口圧Pbiと返血圧Pbrtの陰圧が−70mmHg(しきい値)を上回る(=大気圧に近づく)ことはなく、−75mmHgを維持していた。
この時点をもって気密が保持できていると判断した。
方法の実施例を詳述する。血液処理器btr内の充填液はすべて排出した。
〈1〉血液導入回路Lbi、ろ液送出回路Lfo及び返血回路Lbtrは全て気密に保たれていることを確認した。
〈2〉図7(図8)のようにエアポンプPMAを(200mL/分)で逆回転させて、血液入口圧力センサPSbiの接続口PSbi◎と返血圧力センサの接続口PSbtr◎から−80mmHgの陰圧を与え、同時にろ液圧力センサPSfoの接続口PSfo◎に接続したシリンジSYによりエアーを引いて陰圧を与えた。
このとき目分量で血液入口圧Pbi=ろ過圧圧力PfoとなるようにシリンジSYの引き具合調節した。
〈3〉図9(図10)のように、血液入口圧Pbiと返血圧Pbrtが実質的に同じ陰圧−80mmHgに達したらエアポンプPMAとシリンジSYによる吸引を止めシリンジラインを鉗子で閉じた。
〈4〉その後20秒放置した後、血液入口圧Pbiと返血圧Pbrtの陰圧が−70mmHg(しきい値)を上回る(=大気圧に近づく)ことはなく、−75mmHgを維持していた。
この時点をもって気密が保持できていると判断した。
(気密が確保されていない条件の確認)
図11において、透析液入口diを少しゆるく止め、前記(2)と同様に、−80mmHgまで陰圧を与えた。
その後前記〈3〉と同様に陰圧を保持したところ、液入口圧Pbiと返血圧Pbrtは、10秒で大気圧に戻った。これにより気密が確保されていない条件を見分けられると判断した。
図11において、透析液入口diを少しゆるく止め、前記(2)と同様に、−80mmHgまで陰圧を与えた。
その後前記〈3〉と同様に陰圧を保持したところ、液入口圧Pbiと返血圧Pbrtは、10秒で大気圧に戻った。これにより気密が確保されていない条件を見分けられると判断した。
以下図14から図17を参照して、図12(図13)の血液浄化装置201(前記[0038])で説明)の実施例を詳述する。
血液処理器btr内の充填液はすべて排出した。
〈1〉血液導入回路Lbi、ろ液送出回路Lfo及び返血回路Lbtrは全て気密に保たれていることを確認した。
〈2〉図14(図15)のようにエアポンプPMAを(200mL/分)で逆回転させて、血液入口圧力センサの接続口PSbi◎、ろ液圧力センサの接続口PSfo及び返血圧力センサの接続口PSbtr◎から−80mmHgまで陰圧を与えた。
血液入口圧Pbi、ろ液圧力PSfo及び返血圧Pbrtがすべて制限時間(15秒)以内に−80mmHg以下となるように調整した。
〈3〉図16(図17)のようにエアバルブAVbi、AVfo、AVbrtを閉塞して陰圧を保持した。
〈4〉制限時間(20秒)以内に、血液入口圧Pbi、返血圧Pbrt及びろ過圧力Pfoがすべて−70mmHg(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断した。
血液入口圧Pbi、返血圧Pbrt及びろ過圧力Pfoのうちひとつでも−70mmHgを上回った(=大気圧に近づいた)場合は気密を維持していないと判断した。
血液処理器btr内の充填液はすべて排出した。
〈1〉血液導入回路Lbi、ろ液送出回路Lfo及び返血回路Lbtrは全て気密に保たれていることを確認した。
〈2〉図14(図15)のようにエアポンプPMAを(200mL/分)で逆回転させて、血液入口圧力センサの接続口PSbi◎、ろ液圧力センサの接続口PSfo及び返血圧力センサの接続口PSbtr◎から−80mmHgまで陰圧を与えた。
血液入口圧Pbi、ろ液圧力PSfo及び返血圧Pbrtがすべて制限時間(15秒)以内に−80mmHg以下となるように調整した。
〈3〉図16(図17)のようにエアバルブAVbi、AVfo、AVbrtを閉塞して陰圧を保持した。
〈4〉制限時間(20秒)以内に、血液入口圧Pbi、返血圧Pbrt及びろ過圧力Pfoがすべて−70mmHg(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断した。
血液入口圧Pbi、返血圧Pbrt及びろ過圧力Pfoのうちひとつでも−70mmHgを上回った(=大気圧に近づいた)場合は気密を維持していないと判断した。
実施例1、実施例2には、血液処理器btr内に充填液がない状態で試験したので、血液処理器btr内の充填液が一部流出している場合(血液処理器btr内に充填液が残っている場合も)同様の試験結果が得られる。
実施例1に記載の血液浄化装置の気密試験方法において、第1圧力P1(陰圧)=第2圧力P2(陰圧)<第3圧力P3(しきい値)で、第1圧力PS1(陰圧)と第2圧力PS2(陰圧)は−80mmHg、第3圧力P3(陰圧)(しきい値)は−70mmHg、所定時間は20秒としたが、本発明はこれらに限定されない。
第1圧力P1と第2圧力P2は陰圧の場合は−40から−120mmHg、陽圧の場合は+40から120mmHgの間で調節することができる。
第3圧力P3(しきい値)は陰圧の場合は−30から−110mmHg、陽圧の場合は+30から110mmHgの間で調節することができる。
第1圧力P1と第2圧力P2が前記の範囲が好ましいのは、気密が保たれていても多少の圧力移動は存在するため、第1圧力P1と第2圧力P2は徐々に大気圧に近づく傾向がある。よって、第1圧力P1と第2圧力P2は第3圧力P3(しきい値)より、少なくとも10mmHg程大気圧から離れた値に設定する必要がある。
第3圧力P3(しきい値)が前記の範囲が好ましいのは、血液処理器には内部充填液がある。この内部充填液の落差圧などが圧力センサに表示され、圧力を与えない状態でも±25mmHg程度の数値が表示されることがあるので、少なくとも±30mmHg未満程度の圧力は検査に使用できない。
また例えばエチレンビニルアルコール膜等のように圧力(加圧・陰圧)の負荷の影響を受けて延びやすい膜はあまり高い圧力をかけられないそのため±110mmHgを上限として設定する。
所定時間は前記の範囲が好ましいのは、膜面積の小さいフィルタの場合、少なくとも5秒ほどで第1圧力(第2圧力)に達する。また、30秒以上加圧・吸引する場合、気密が確保されていなくても吸引の影響により第1圧力(第2圧力)に達してしまう場合があり実用的ではない。
第1圧力P1と第2圧力P2は陰圧の場合は−40から−120mmHg、陽圧の場合は+40から120mmHgの間で調節することができる。
第3圧力P3(しきい値)は陰圧の場合は−30から−110mmHg、陽圧の場合は+30から110mmHgの間で調節することができる。
第1圧力P1と第2圧力P2が前記の範囲が好ましいのは、気密が保たれていても多少の圧力移動は存在するため、第1圧力P1と第2圧力P2は徐々に大気圧に近づく傾向がある。よって、第1圧力P1と第2圧力P2は第3圧力P3(しきい値)より、少なくとも10mmHg程大気圧から離れた値に設定する必要がある。
第3圧力P3(しきい値)が前記の範囲が好ましいのは、血液処理器には内部充填液がある。この内部充填液の落差圧などが圧力センサに表示され、圧力を与えない状態でも±25mmHg程度の数値が表示されることがあるので、少なくとも±30mmHg未満程度の圧力は検査に使用できない。
また例えばエチレンビニルアルコール膜等のように圧力(加圧・陰圧)の負荷の影響を受けて延びやすい膜はあまり高い圧力をかけられないそのため±110mmHgを上限として設定する。
所定時間は前記の範囲が好ましいのは、膜面積の小さいフィルタの場合、少なくとも5秒ほどで第1圧力(第2圧力)に達する。また、30秒以上加圧・吸引する場合、気密が確保されていなくても吸引の影響により第1圧力(第2圧力)に達してしまう場合があり実用的ではない。
実施例2の血液浄化装置の気密試験方法において、第1圧力P1(陰圧)<第2圧力P2(しきい値)で、第1圧力P1(陰圧)は−80mmHg、第2圧力P2(陰圧)(しきい値)は−70mmHg、第1制限時間は15秒、第2制限時間20秒としたが、本発明はこれらに限定されない。
第1圧力P1は陰圧の場合は−40から−120mmHg、陽圧の場合は+40から120mmHg、
第2圧力P2(しきい値)は陰圧の場合は−30から−110mmHg、陽圧の場合は+30から110mmHg、第1制限時間は5から30秒、第2制限時間10から300秒の間で調節することができる。
第1圧力P1、第2圧力P2(しきい値)、第1制限時間は、前記の範囲が好ましいのは、
前記実施例1の説明と同じである。
また第2制限時間は前記の範囲が好ましいのは、気密を確認するには最低10秒程の圧力保持は必要と考える。上限300秒としたのは、機密テストに5分以上費やすことは臨床現場において非実用的である。
第1圧力P1は陰圧の場合は−40から−120mmHg、陽圧の場合は+40から120mmHg、
第2圧力P2(しきい値)は陰圧の場合は−30から−110mmHg、陽圧の場合は+30から110mmHg、第1制限時間は5から30秒、第2制限時間10から300秒の間で調節することができる。
第1圧力P1、第2圧力P2(しきい値)、第1制限時間は、前記の範囲が好ましいのは、
前記実施例1の説明と同じである。
また第2制限時間は前記の範囲が好ましいのは、気密を確認するには最低10秒程の圧力保持は必要と考える。上限300秒としたのは、機密テストに5分以上費やすことは臨床現場において非実用的である。
(圧力付加のその他)
図18の血液浄化装置301のように、ろ液ドリップチャンバーCfoを配置しない場合は、ろ過圧圧力センサPSfoの接続口PSfo◎から吸引すると血液処理器btr内の充填液を吸い込んでしまうので、ろ過液ドリップチャンバーCfoがない場合は、ろ液送出ポンプPMfoの回転数をフィードバック制御して吸引して、血液入口圧Pbi=返血圧Pbrt=ろ過圧力Pfoとなるようにしてもよい。
また吸引(陰圧付与)に代えて加圧(陽圧)にすることもできる。
すなわち、
〈1〉血液導入回路Lbi、ろ液送出回路Lfo及び返血回路Lbtrは全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉エアポンプPMAを回転させて血液入口圧力センサPSbiの接続口PSbi◎と返血圧力センサPSbtrの接続口PSbtr◎から第1圧力P1を与え、同時にろ液送出ポンプPMfoの回転数をフィードバック制御して加圧・吸引し、血液入口圧Pbi、ろ液圧力PSfo及び返血圧Pbrtがすべて第1制限時間以内に前記第1圧力P1以下となるよう調整するステップ、
〈3〉エアバルブAVbi、AVfo、AVbrtを閉塞して前記〈2〉の第1圧力P1以下の圧力を保持するステップ、
〈4〉第2制限時間以内に、液入口圧Pbi、ろ液圧力PSfo及び返血圧Pbrtがすべて第2圧力P2(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
以上の〈1〉から〈4〉のステップを含む方法により行うことができる。
図18の血液浄化装置301のように、ろ液ドリップチャンバーCfoを配置しない場合は、ろ過圧圧力センサPSfoの接続口PSfo◎から吸引すると血液処理器btr内の充填液を吸い込んでしまうので、ろ過液ドリップチャンバーCfoがない場合は、ろ液送出ポンプPMfoの回転数をフィードバック制御して吸引して、血液入口圧Pbi=返血圧Pbrt=ろ過圧力Pfoとなるようにしてもよい。
また吸引(陰圧付与)に代えて加圧(陽圧)にすることもできる。
すなわち、
〈1〉血液導入回路Lbi、ろ液送出回路Lfo及び返血回路Lbtrは全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉エアポンプPMAを回転させて血液入口圧力センサPSbiの接続口PSbi◎と返血圧力センサPSbtrの接続口PSbtr◎から第1圧力P1を与え、同時にろ液送出ポンプPMfoの回転数をフィードバック制御して加圧・吸引し、血液入口圧Pbi、ろ液圧力PSfo及び返血圧Pbrtがすべて第1制限時間以内に前記第1圧力P1以下となるよう調整するステップ、
〈3〉エアバルブAVbi、AVfo、AVbrtを閉塞して前記〈2〉の第1圧力P1以下の圧力を保持するステップ、
〈4〉第2制限時間以内に、液入口圧Pbi、ろ液圧力PSfo及び返血圧Pbrtがすべて第2圧力P2(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
以上の〈1〉から〈4〉のステップを含む方法により行うことができる。
1、101、201、301 血液浄化装置
2 ハウジング
2OUT 外側
2IN 内側
L 回路
L1 第1回路
L2 第2回路
L3 第2回路
C ドリップチャンバ
C1 第1ドリップチャンバ
C2 第2ドリップチャンバ
C3 第3ドリップチャンバ
PV 送液バルブ
PV1 第1送液バルブ
PV2 第2送液バルブ
PV3 第3送液バルブ
PM 送液ポンプ
PM1 第1送液ポンプ
PM2 第2送液ポンプ
PM3 第3送液ポンプ
PS 圧力センサ
PS1 第1圧力センサ
PS2 第2圧力センサ
PS3 第3圧力センサ
PS1◎ 第1圧力センサの接続口
PS2◎ 第2圧力センサの接続口
PS3◎ 第3圧力センサの接続口
btr 血液処理器
hf 中空糸膜
bi 血液入口
bo 血液出口
di 透析液入口
fo ろ液排出口
PM 送液ポンプ
PMbi 血液導入ポンプ
PMfo ろ液送出ポンプ
PMfri 補液導入ポンプ
PMdi (透析液導入ポンプ
PMA エアポンプ
Lbi 血液導入回路
Lbtr 返血液回路
Lfo ろ液送出回路
Ldi 透析液導入回路
Lfri 補液導入回路
Lwo 洗浄液排出回路
Cbtr 返血液ドリップチャンバ
Cbi 血液ドリップチャンバ
MC 計量チャンバ
MCfo ろ液計量チャンバ
MCdi 透析液計量チャンバ
MCfri 補液計量チャンバ
AV エアバルブ
AVfo エアバルブ(エアラインALfoに配置)
AVbi エアバルブ(エアラインALbiに配置)
AVbtr エアバルブ(エアラインALbtrに配置)
AVdi エアバルブ(エアラインALdiに配置)
AVfri エアバルブ(エアラインALfriに配置)
AVfo2 エアバルブ(エアラインALfo2に配置)
PV 送液バルブ(ピンチバルブ)
PVbi 血液導入バルブ(血液導入回路に配置)
PVfri 補液導入バルブ(補液導入回路に配置)
PVwo 洗浄液排出バルブ(洗浄液排出回路に配置)
PVfo ろ液送出バルブ(ろ液送出回路に配置)
PVdi 透析液導入バルブ(透析液導入回路に配置)
PVbtr 返血液バルブ(返血液回路に配置)
PS 圧力センサ
PSfo ろ過圧圧力センサ(ろ過圧(Pfo))
PSbi 血液入口圧力センサ(血液入口圧(Pbi) )
PSbtr 返血圧力センサ(返血圧(Pbrt))
PSpi 血漿入口圧力センサ(血漿入口圧(Ppi))
PSfo2 ろ液計量チャンバの圧力センサ(ろ液圧力(Pfo2))
PSdi 透析液計量チャンバの圧力センサ(透析液圧力(Pdi))
PSfri補液計量チャンバの圧力センサ(補液圧力(Pfri))
DP ドレインポート
BI 血液導入部
BO 血液導出部
DLS 透析液供給源
FRS 補液供給源
WM 加温器
ALエアライン
ALfo エアライン(ろ液送出回路と連通)
ALbi エアライン(血液導入回路と連通)
ALbtr エアライン(返血液回路と連通)
ALdi エアライン(透析液導入回路と連通)
ALfri エアライン(補液導入回路と連通)
ALfo2 エアライン(補液導入回路と連通)
ALA 排出エアライン(ALfo、ALbi、ALbtrの下流に配置)
Lab 抗凝固剤注入ライン
Fcp 鉗子
PSfo◎ ろ過圧力センサ(PSfo)の接続口
PSbi◎ 血液入口圧力センサ(PSbi)の接続口
PSbtr◎ 返血圧力センサ(返血圧PSbrt)の接続口
PSpi◎ 血漿入口圧力センサ(血漿入口圧PSpi)の接続口
PSdi◎ 透析液導入圧力センサ(PSdi)の接続口
PSfri◎ 補液導入圧力センサ(PSfri)の接続口
PSfo2◎ ろ液圧力センサ(PSfo2)の接続口
CNT コントローラ
Dpm ポンプ駆動部
Dpv バルブ駆動部
Dav エアバルブ駆動部
SA 気泡センサ
SB 漏血センサ
Spl 陰圧ピローセンサ
BSCD 血液側接続確認モード設定手段
BSC 血液側接続確認手段
ISCD 導入側接続確認モード設定手段
ISC 導入側接続確認手段
2 ハウジング
2OUT 外側
2IN 内側
L 回路
L1 第1回路
L2 第2回路
L3 第2回路
C ドリップチャンバ
C1 第1ドリップチャンバ
C2 第2ドリップチャンバ
C3 第3ドリップチャンバ
PV 送液バルブ
PV1 第1送液バルブ
PV2 第2送液バルブ
PV3 第3送液バルブ
PM 送液ポンプ
PM1 第1送液ポンプ
PM2 第2送液ポンプ
PM3 第3送液ポンプ
PS 圧力センサ
PS1 第1圧力センサ
PS2 第2圧力センサ
PS3 第3圧力センサ
PS1◎ 第1圧力センサの接続口
PS2◎ 第2圧力センサの接続口
PS3◎ 第3圧力センサの接続口
btr 血液処理器
hf 中空糸膜
bi 血液入口
bo 血液出口
di 透析液入口
fo ろ液排出口
PM 送液ポンプ
PMbi 血液導入ポンプ
PMfo ろ液送出ポンプ
PMfri 補液導入ポンプ
PMdi (透析液導入ポンプ
PMA エアポンプ
Lbi 血液導入回路
Lbtr 返血液回路
Lfo ろ液送出回路
Ldi 透析液導入回路
Lfri 補液導入回路
Lwo 洗浄液排出回路
Cbtr 返血液ドリップチャンバ
Cbi 血液ドリップチャンバ
MC 計量チャンバ
MCfo ろ液計量チャンバ
MCdi 透析液計量チャンバ
MCfri 補液計量チャンバ
AV エアバルブ
AVfo エアバルブ(エアラインALfoに配置)
AVbi エアバルブ(エアラインALbiに配置)
AVbtr エアバルブ(エアラインALbtrに配置)
AVdi エアバルブ(エアラインALdiに配置)
AVfri エアバルブ(エアラインALfriに配置)
AVfo2 エアバルブ(エアラインALfo2に配置)
PV 送液バルブ(ピンチバルブ)
PVbi 血液導入バルブ(血液導入回路に配置)
PVfri 補液導入バルブ(補液導入回路に配置)
PVwo 洗浄液排出バルブ(洗浄液排出回路に配置)
PVfo ろ液送出バルブ(ろ液送出回路に配置)
PVdi 透析液導入バルブ(透析液導入回路に配置)
PVbtr 返血液バルブ(返血液回路に配置)
PS 圧力センサ
PSfo ろ過圧圧力センサ(ろ過圧(Pfo))
PSbi 血液入口圧力センサ(血液入口圧(Pbi) )
PSbtr 返血圧力センサ(返血圧(Pbrt))
PSpi 血漿入口圧力センサ(血漿入口圧(Ppi))
PSfo2 ろ液計量チャンバの圧力センサ(ろ液圧力(Pfo2))
PSdi 透析液計量チャンバの圧力センサ(透析液圧力(Pdi))
PSfri補液計量チャンバの圧力センサ(補液圧力(Pfri))
DP ドレインポート
BI 血液導入部
BO 血液導出部
DLS 透析液供給源
FRS 補液供給源
WM 加温器
ALエアライン
ALfo エアライン(ろ液送出回路と連通)
ALbi エアライン(血液導入回路と連通)
ALbtr エアライン(返血液回路と連通)
ALdi エアライン(透析液導入回路と連通)
ALfri エアライン(補液導入回路と連通)
ALfo2 エアライン(補液導入回路と連通)
ALA 排出エアライン(ALfo、ALbi、ALbtrの下流に配置)
Lab 抗凝固剤注入ライン
Fcp 鉗子
PSfo◎ ろ過圧力センサ(PSfo)の接続口
PSbi◎ 血液入口圧力センサ(PSbi)の接続口
PSbtr◎ 返血圧力センサ(返血圧PSbrt)の接続口
PSpi◎ 血漿入口圧力センサ(血漿入口圧PSpi)の接続口
PSdi◎ 透析液導入圧力センサ(PSdi)の接続口
PSfri◎ 補液導入圧力センサ(PSfri)の接続口
PSfo2◎ ろ液圧力センサ(PSfo2)の接続口
CNT コントローラ
Dpm ポンプ駆動部
Dpv バルブ駆動部
Dav エアバルブ駆動部
SA 気泡センサ
SB 漏血センサ
Spl 陰圧ピローセンサ
BSCD 血液側接続確認モード設定手段
BSC 血液側接続確認手段
ISCD 導入側接続確認モード設定手段
ISC 導入側接続確認手段
Claims (8)
- ハウジング(2)は外側(2OUT)の血液回路内に血液処理器(btr)を配置し、
当該血液回路は少なくとも第1回路(L1)、第2回路(L2)及び第3回路(L3)を有し、
当該第1回路(L1)は途中に第1送液ポンプ(PM1)を設け、当該第1回路(L1)の下流は血液処理器(btr)に接続し、
当該第1回路(L1)は第1送液ポンプ(PM1)と血液処理器(btr)との間に第1ドリップチャンバ(C1)を設け、
前記第2回路(L2)は途中に第2送液ポンプ(PM2)を設け、当該第2回路(L2)の上流は血液処理器(btr)に接続し、
当該第2回路(L2)は前記第2送液ポンプ(PM2)と前記血液処理器(btr)との間に、第2圧力センサ(PS2)の接続口(PS2◎)を設けるか、または
当該第2回路(L2)の途中に第2ドリップチャンバ(C2)を設けて、当該第2ドリップチャンバ(C2)に第2圧力センサ(PS2)の接続口(PS2◎)を設け、
前記第3回路(L3)の上流は前記血液処理器(btr)に接続し、当該第3回路(LS3)の途中に第3ドリップチャンバ(C3)を設け、
前記第1ドリップチャンバ(C1)に第1圧力センサ(PS1)の接続口(PS1◎)を設け、及び/又は前記第3ドリップチャンバ(C3)に第3圧力センサ(PS3)の接続口(PS3◎)を設け、
前記ハウジング(2)は第2圧力センサ(PS2)の接続口(PS2◎)を設け、さらに前記第1圧力センサ(PS1)の接続口(PS1◎)または第3圧力センサ(PS3)の接続口(PS3◎)のうち少なくとも1つを設け、
前記ハウジング(2)は内側(2IN)に第2エアライン(AL2)を配置し、さらに第1エアライン(AL1)または第3エアライン(AL3)のうち少なくとも1つを配置し、
前記必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)の途中にはそれぞれ必要なエアバルブ(AV1、AV2、AV3)を配置し、
前記必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)の一端部は前記必要な各圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の接続口(PS1◎、PS2◎、PS3◎)に接続し、
当該必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)の下流は途中にエアポンプ(PMA)を設けたエアライン(AL)に接続し、
前記必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)は圧力測定ライン(PL)を介して前記必要な圧力センサ(PS1、PS2、PS3)を接続し、
前記必要な各エアライン(AL1、AL2、AL3)は、前記必要な各圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の接続口(PS1◎、PS2◎、PS3◎)を介して前記各3回路(L1、L2、L3)と連通し、
以上の各部材を有する血液浄化装置(1、101、201、301)において、気密試験を行うに際して、
〈1〉前記各回路(L1、L2、L3)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて、前記必要な第1圧力センサの接続口(PS1◎)及び/又は第3圧力センサの接続口(PS3◎)から第1圧力P1を与え、同時に第2圧力センサの接続口(PS2◎)に接続したエアー加圧・吸引手段により第2圧力P2を与え、このとき第1圧力P1=第2圧力P2となるように調節するステップ、
〈3〉前記第1圧力P1と前記第2圧力P2が実質的に同じ圧力に到達したら前記エアポンプPMAと前記エアー加圧・吸引手段による加圧・吸引を止めて前記到達圧力を保持するステップ、
〈4〉所定時間放置した後、前記到達圧力が第3圧力P3(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含むことを特徴とする血液浄化装置(1、101、201、301)の気密試験方法。 - 請求項1に記載の血液浄化装置(201)において、
〈1〉前記各回路(L1、L2、L3)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて、前記第1圧力センサ(PS1)の接続口(PS1◎)、第2圧力センサ(PS2)の接続口(PS2◎)及び第3圧力センサ(PS3)の接続口(PS3◎)から第1圧力P1を与え、前記第1から第3の圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の圧力がすべて第1制限時間以内に前記第1圧力P1以下となるよう調整するステップ、
〈3〉前記第1から第3エアバルブ(AV1からAV3)を閉塞して前記〈2〉の第1圧力P1以下の圧力を保持するステップ、
〈4〉第2制限時間以内に、前記第1から第3の圧力センサ(PS1、PS2、PS3)の圧力がすべて第2圧力P2(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含むことを特徴とする血液浄化装置(201)の気密試験方法。 - 請求項1または請求項2に記載の血液浄化装置(1、101、201、301)において、前記第1、第2及び第3回路(L1、L2、L3)は、血液導入回路(Lbi)、ろ液送出回路(Lfo)、返血回路(Lbtr)であり、
前記第1及び第2送液ポンプ(PM1、PM2)は、血液導入ポンプ(PMbi)、ろ液送出ポンプPMfoであり、
前記第1、第2及び第3圧力センサ(PS1、PS2、PS3)は、血液入口圧力センサ(PSbi)、ろ液圧力センサ(PSfo)及び返血圧力センサ(PSbtr)である、
ことを特徴とする請求項1から請求項2に記載の血液浄化装置(1、101、201、301)の気密試験方法。 - 請求項3に記載の血液浄化装置(1、101)において、
〈1〉前記血液導入回路(Lbi)、ろ液送出回路(Lfo)及び返血回路(Lbtr)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて、前記血液入口圧力センサ(PSbi)の接続口(PSbi◎)と返血圧力センサ(PSbtr)の接続口(PSbtr◎)から第1圧力P1を与え、同時に前記ろ液圧力センサ(PSfo)の接続口(PSfo◎)に接続したエアー加圧・吸引手段により第2圧力P2を与え、このとき血液入口圧(Pbi)=ろ過圧圧力(Pfo)となるように調節するステップ、
〈3〉前記血液入口圧(Pbi)と返血圧(Pbrt)が実質的に同じ圧力に到達したらエアポンプPMAとエアー加圧・吸引手段による加圧・吸引を止めて前記〈2〉の到達圧力を保持するステップ、
〈4〉所定時間放置した後、前記血液入口圧(Pbi)と返血圧(Pbrt)の圧力が第3圧力P3(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含むことを特徴とする血液浄化装置(1、101)の気密試験方法。 - 請求項3に記載の血液浄化装置(201)において、
〈1〉前記血液導入回路(Lbi)、ろ液送出回路(Lfo)及び返血回路(Lbtr)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて、前記血液入口圧力センサ(PSbi)の接続口(PSbi◎)、ろ液圧力センサ(PSfo)の接続口(PSfo◎)及び返血圧力センサ(PSbtr)の接続口(PSbtr◎)から第1圧力P1を与え、前記血液入口圧(Pbi)、ろ液圧力(PSfo)及び返血圧(Pbrt)がすべて第1制限時間以内に前記第1圧力P1以下となるよう調整するステップ、
〈3〉各エアバルブ(AVbi、AVfo、AVbrt)を閉塞して前記〈2〉の第1圧力P1以下圧力の圧力を保持するステップ、
〈4〉第2制限時間以内に、前記血液液入口圧(Pbi)、ろ液圧力(PSfo)及び返血圧(Pbrt)がすべて第2圧力P2(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含むことを特徴とする血液浄化装置(201)の気密試験方法。 - 請求項3に記載の血液浄化装置(301)において、
〈1〉前記血液導入回路(Lbi)、ろ液送出回路(Lfo)及び返血回路(Lbtr)は全て気密に保たれていることを確認するステップ、
〈2〉前記エアポンプ(PMA)を回転させて血液入口圧力センサ(PSbi)の接続口PSbi◎と返血圧力センサ(PSbtr)の接続口(PSbtr◎)から第1圧力P1を与え、同時に前記ろ液送出ポンプ(PMfo)の回転数をフィードバック制御して吸引し、前記血液入口圧(Pbi)、ろ液圧力(PSfo)及びと返血圧(Pbrt)がすべて第1制限時間以内に前記第1圧力P1以下となるよう調整するステップ、
〈3〉各エアバルブ(AVbi、AVfo、AVbrt)を閉塞して前記〈2〉の第1圧力P1以下圧力の圧力を保持するステップ、
〈4〉第2制限時間以内に、前記血液入口圧(Pbi)、ろ液圧力(PSfo)及び返血圧(Pbrt)がすべて第2圧力P2(しきい値)を上回ることがなければ気密を維持していると判断するステップ、
を含むことを特徴とする血液浄化装置(301)の気密試験方法。 - 請求項1、請求項3、請求項4に記載の血液浄化装置(1、101)の気密試験方法において、
(第1圧力P1=第2圧力P2)<第3圧力P3(しきい値)で、
第1圧力P1と第2圧力P2は陰圧の場合は−40から−120mmHg、陽圧の場合は+40から120mmHg、
第3圧力P3(しきい値)は陰圧の場合は−30から−110mmHg、陽圧の場合は+30から110mmHg、
所定時間は5から30秒である、ことを特徴とする血液浄化装置(1、101)の気密試験方法。 - 請求項2、請求項3、請求項5、請求項6に記載の血液浄化装置(201、301)の気密試験方法において、
第1圧力P1<第2圧力P2(しきい値)で、
第1圧力P1は陰圧の場合は−40から−120mmHg、陽圧の場合は+40から120mmHg、
第2圧力P2(しきい値)は陰圧の場合は−30から−110mmHg、陽圧の場合は+30から110mmHg、
第1制限時間は5から30秒、第2制限時間10から300秒である、ことを特徴とする血液浄化装置(201、301)の気密試験方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016240945A JP2018094052A (ja) | 2016-12-13 | 2016-12-13 | 血液浄化装置の気密試験方法 |
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| JP2016240945A JP2018094052A (ja) | 2016-12-13 | 2016-12-13 | 血液浄化装置の気密試験方法 |
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|---|---|
| JP2018094052A true JP2018094052A (ja) | 2018-06-21 |
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| JP2016240945A Pending JP2018094052A (ja) | 2016-12-13 | 2016-12-13 | 血液浄化装置の気密試験方法 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2018094052A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110208097A (zh) * | 2019-04-26 | 2019-09-06 | 煤炭科学技术研究院有限公司 | 比压试验设备、比压和外加载试验方法 |
| CN115776901A (zh) * | 2020-07-09 | 2023-03-10 | 日机装株式会社 | 血液净化装置 |
| CN118641120A (zh) * | 2024-08-13 | 2024-09-13 | 邹平天晟金属科技有限公司 | 一种汽车零部件的气密性检测设备 |
-
2016
- 2016-12-13 JP JP2016240945A patent/JP2018094052A/ja active Pending
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| CN118641120A (zh) * | 2024-08-13 | 2024-09-13 | 邹平天晟金属科技有限公司 | 一种汽车零部件的气密性检测设备 |
| CN118641120B (zh) * | 2024-08-13 | 2024-11-05 | 邹平天晟金属科技有限公司 | 一种汽车零部件的气密性检测设备 |
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