JP2018095829A - 粘着剤組成物、及びこれを用いた積層体 - Google Patents
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Abstract
Description
(式中のaは1〜15の整数である。R1は炭素数1〜14の炭化水素基であり、R2は炭素数1〜14の炭化水素基、下記式2で表されるポリエーテル基、又は下記式3で表されるポリエステル基であり、R3は水素原子又はメチル基であり、R4は炭素数1〜14の炭化水素基である。)
(式中のbは1〜20の整数である。R5はそれぞれ独立した炭素数2〜14の炭化水素基)
(式中のcは1〜20の整数である。R6及びR7は炭素数1〜14の炭化水素基であり、それぞれ同一であっても異なっていても良い。)
(式中のdは2又は3であり、eは0又は1であり、fは1又は2であり、dとeとfの和は4である。R8は、メチレン基、エチレン基又はイソプロピレン基であり、R9は、下記式5又は式6で表される2価の官能基であり、R10は、メチル基又はエチル基であり、R11は、炭素数が1〜12の炭化水素基である。)
(式中のR12は水素原子又はメチル基である。)
(式中のR13は水素原子又はメチル基である。)
(式中のgは2〜5の整数であり、hは0〜2の整数であり、iは1〜4の整数であり、gとhとiの和は6である。R14は下記式8で表される6価の官能基であり、R15は、メチレン基、エチレン基又はイソプロピレン基であり、R16は、下記式5又は式6で表される2価の官能基であり、R17は、メチル基又はエチル基であり、R18は、炭素数が1〜12の炭化水素基である。)
(式中のR12は水素原子又はメチル基である。)
(式中のR13は水素原子又はメチル基である。)
(式中のR19は下記式10で表される3価の官能基であり、R20は下記式5又は式6で表される2価の官能基であり、R21は炭素数が1〜12の炭化水素基である。)
(式中のR22はメチレン基、エチレン基又はイソプロピレン基である。)
(式中のR12は水素原子又はメチル基である。)
(式中のR13は水素原子又はメチル基である。)
(A)チオール基を2〜6個有する多官能チオール化合物は、末端に2〜6個のチオール基を有する化合物であればよく、中でも、上記式4、式7、又は式9で表されるチオエーテル含有(メタ)アクリレート誘導体が好ましい。多官能チオール化合物は、1種のみを単独で使用することもできるし、2種以上を併用することもできる。
(B)(メタ)アクリル基を2〜6個有する多官能(メタ)アクリレートの好ましい例として下記式11で表される化合物が挙げられる。粘着剤組成物が(B)多官能(メタ)アクリレートを含有することによって、粘着剤組成物の耐湿熱性を向上することができる。一方、(B)多官能(メタ)アクリレートの有する(メタ)アクリル基が7個以上の場合、硬化物の密着性が低下するため好ましくない。なお、(B)成分である多官能(メタ)アクリレートは、1種のみを単独で使用することもできるし、2種以上を併用することもできる。
(式中のjは2〜6の整数である。R23は水素原子又はメチル基であり、R24は炭素数2〜14の炭化水素基、炭素数2〜14のエーテル酸素(−O−)と炭化水素基のみからなる基、又はイソシアヌレート環と炭化水素基のみからなる基である。)
上記式11中のR23が水素原子の場合、チオールとの反応性に優れるため、粘着剤組成物は硬化性に優れる。一方、R23がメチル基の場合、チオールとの反応性が劣るため、粘着剤組成物は貯蔵安定性の観点で優れる。また、(B)成分として式11で表される化合物を用いる場合、R24の官能基の種類によって粘着剤組成物の硬化物の性質を更に向上できる。具体的には、R24が炭素数2〜12の炭化水素基の場合には密着性が向上し、炭素数が4〜9であると向上効果がより高いため更に好ましい。R24が炭素数2〜12のエーテル酸素と炭化水素基のみからなる基の場合には柔軟性が向上し、炭素数が4〜9であると向上効果がより高いため更に好ましい。R24がイソシアヌレート環と炭素数1〜3の炭化水素基のみからなる基の場合には耐久性が向上し、炭素数が2又は3であると向上効果がより高いため更に好ましい。
(C)成分であるウレタン(メタ)アクリレートは上記式1で表される化合物であり、下記式12で表されるジイソシアネート化合物と、下記式13で表されるジオール化合物と、下記式14で表されるヒドロキシル基を有する(メタ)アクリレート化合物との反応によって得ることができる。粘着剤組成物が(C)ウレタン(メタ)アクリレートを含有することにより、粘着剤組成物の基材への塗工性を向上し、且つ粘着剤組成物の硬化物の凝集力、べたつき感を高め、密着性を高めることができる。なお、(C)成分であるウレタン(メタ)アクリレートは、1種のみを単独で使用することもできるし、2種以上を併用することもできる。
(R1は炭素数1〜14の炭化水素基である。)
式12中のR1は炭素数4〜13が好ましい。
(R2は炭素数1〜14の炭化水素基、上記式2で表されるポリエーテル基、又は上記式3で表されるポリエステル基である。)
式13中のR2が炭化水素基の場合、炭素数は2〜12が好ましく、更に好ましくは、4〜9である。
(R3は水素原子又はメチル基であり、R4は炭素数1〜14の炭化水素基である。)
式14中のR4の炭素数は2〜12が好ましく、更に好ましくは4〜9である。
(D)(メタ)アクリル基を1つだけ有する単官能(メタ)アクリレートは、分子中に(メタ)アクリル基を1つだけ有する化合物であり、その好ましい例として下記式15で表される化合物が挙げられる。粘着剤組成物は(D)(メタ)アクリル基を1つだけ有する単官能(メタ)アクリレートを含有することにより、耐熱衝撃性を向上することができる。なお、(D)成分である(メタ)アクリル基を1つだけ有する単官能(メタ)アクリレートは、1種のみを単独で使用することもできるし、2種以上を併用することもできる。
(式中のR25は水素原子又はメチル基であり、R26は炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜14のエーテル酸素(−O−)と炭化水素基のみからなる基、1つ若しくは複数のヒドロキシル基が置換した炭素数1〜14の炭化水素基、又は置換若しくは非置換のフェニル基である。)
式15中のR26が炭化水素基の場合、炭素数は2〜12が好ましく、4〜12が更に好ましい。R26がエーテル酸素と炭化水素基のみからなる基の場合、炭素数は2〜12が好ましく、4〜9が更に好ましい。R26が1つ若しくは複数のヒドロキシル基が置換した炭化水素基の場合、炭素数は2〜12が好ましく、4〜12が更に好ましい。
(E)ヒドロキシル基含有(メタ)アクリルアミドは、分子中にヒドロキシル基を含有し、アクリルアミド基を1つだけ有する化合物であり、その好ましい例として下記式16で表される化合物が挙げられる。粘着剤組成物は(E)ヒドロキシル基含有(メタ)アクリルアミドを含有することにより、粘着剤組成物の硬化物の耐湿熱性を高めることが出来る。なぜなら、高温高湿下で硬化物中に水分が入ってきても、当該水分はヒドロキシル基付近に集まり、ヒドロキシル基含有(メタ)アクリルアミドの水素結合によって捕らえられる。(メタ)アクリルアミド基は加水分解されにくいため、捕らえた水分によって加水分解されることなく水分を保持することができ、結果的に水分の分散を抑え、他成分の加水分解による劣化が抑制されるため、耐湿熱性が向上する。一方、ヒドロキシル基を含有しない(メタ)アクリルアミドを用いると、(メタ)アクリルアミド基が水分を捕らえることが困難になるため、他成分の加水分解が生じ、耐湿熱性が低下する。なお、(E)成分であるヒドロキシル基含有(メタ)アクリルアミドは、1種のみを単独で使用することもできるし、2種以上を混合使用することもできる。
(R27は水素原子又はメチル基であり、R28は炭素数1〜4の炭化水素基である。)
式16中のR28が炭素数1〜3の炭化水素基の場合、硬化物のバリア性が高く、より優れた耐久性が実現できるため更に好ましい。
粘着剤組成物中には、適宜、紫外線(UV)等の活性エネルギー線により粘着剤組成物の硬化性を向上させる光重合開始剤、紫外線(UV)を吸収し、粘着剤組成物を硬化させた硬化物の耐光性を向上させる紫外線吸収剤、粘着剤組成物を硬化させた硬化物中に発生してしまうラジカルを捕捉し、硬化物の耐光性を向上させる光安定化剤、粘着剤組成物の保存安定性を向上させる重合禁止剤、粘着剤組成物を硬化させた硬化物の密着性を向上させる粘着付与剤等の添加剤を加えることができる。
本発明の粘着剤組成物は、(A)チオール基を2〜6個有する多官能チオール化合物100質量部に対し、(B)多官能(メタ)アクリレートが5〜25質量部、(C)ウレタン(メタ)アクリレートが80〜200質量部、(D)(メタ)アクリル基を1つだけ有する単官能(メタ)アクリレートが30〜150質量部、(E)ヒドロキシル基含有(メタ)アクリルアミドが5〜25質量部の割合となるように配合されている。(B)多官能(メタ)アクリレートの配合量が5質量部未満の場合、硬化物の強靭性が低下し、耐湿熱性が低下する傾向にある。(B)多官能(メタ)アクリレートの配合量が25質量部を超える場合、硬化物の柔軟性が不足し、耐熱衝撃性が劣り、更に、耐湿熱性や密着性が低下する傾向にある。(C)ウレタン(メタ)アクリレートの配合量が80質量部未満の場合、粘着剤組成物を硬化させた硬化物の凝集力が低下し、耐湿熱性や密着性が劣る傾向にある。(C)ウレタン(メタ)アクリレートの配合量が200質量部を超える場合、硬化物の柔軟性が不足し、耐熱衝撃性が劣る傾向にある。(D)(メタ)アクリル基を1つだけ有する単官能(メタ)アクリレートの配合量が30質量部未満の場合、粘着剤組成物が硬くなりすぎて耐熱衝撃性が劣る傾向にある。(D)単官能(メタ)アクリレートの配合量が150質量部を超える場合、架橋密度が低下してしまい、密着性、耐湿熱性、耐熱衝撃性に劣る傾向にある。(E)ヒドロキシル基含有(メタ)アクリルアミドの配合量が5質量部未満の場合、硬化物の耐湿熱性が劣る傾向にある。(E)ヒドロキシル基含有(メタ)アクリルアミドの配合量が25質量部を超える場合、組成物のTgが高くなり耐熱衝撃性に劣る傾向にある。
本発明の積層体は、透明基材の一方の面に、上記粘着剤組成物からなる未硬化の粘着層が積層されており、当該粘着層上に更に基材を積層することもできる。また、透明基材上に粘着層と基材とが積層されている積層体は、粘着層が硬化されていてもよい。
粘着剤組成物を塗布する透明基材には、全光線透過率が70%以上である基材を使用することが出来る。透明基材としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステルフィルム、トリアセチルセルロースなどのセルロースフィルム、ポリウレタンフィルム、ポリウレタンアクリレートフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、アクリル樹脂フィルム、ノルボルネン系樹脂フィルム、シクロオレフィン樹脂フィルム、液晶ポリマーフィルム等のプラスチックフィルム等を使用できる。
積層体は、(1)透明基材の一方の面に粘着剤組成物を塗布して粘着層を形成する工程、(2)粘着層の上に基材を積層する工程、及び(3)粘着層を硬化する工程のうち、(1)のみ、(1)及び(2)、又は(1)から(3)を行うことにより作製される。なお、(1)から(3)の工程を行う場合は、(2)と(3)の工程は順序が逆になってもよい。つまり、未硬化の粘着層の上に基材を積層してから粘着層を硬化してもよいし、粘着層を硬化した後に基材を積層してもよい。
A−1:トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)
A−2:ジペンタエリスリトールヘキサキス(3−メルカプトプロピオネート)
A−3:トリス−[(3−メルカプトプロピオニルオキシ)−エチル]−イソシアヌレート
A−4:下記式17の多官能チオール化合物
A−5:下記式18の多官能チオール化合物
A−6:下記式19の多官能チオール化合物
A−7:下記式20の多官能チオール化合物
A−8:下記式21の多官能チオール化合物
A−9:下記式22の多官能チオール化合物
A’−1:1−オクタンチオール
<(B)成分>
B−1:ジメチロール−トリシクロデカンジアクリレート
B−2:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート
B−3:エトキシ化イソシアヌル酸トリアクリレート
B−4:ビスフェノールAのEO付加物ジメタクリレート
B−5:トリメチロールプロパントリメタクリレート
B−6:1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート
<(D)成分>
D−1:2−エチルヘキシルアクリレート
D−2:イソボニルアクリレート
D−3:2−ヒドロキシエチルアクリレート
D−4:4−ヒドロキシブチルアクリレート
D−5:テトラヒドロフルフリルアクリレート
<(E)成分>
E−1:N−(2−ヒドロキシメチル)アクリルアミド
E−2:N−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミド
E−3:N−(2−ヒドロキシプロピル)アクリルアミド
E’−1:ジメチルアクリルアミド
E’−2:アクリルロイルアクリルアミド
(ジオール化合物(c−1)の製造)
攪拌機、精留塔、窒素導入管、温度計を備えた反応容器に、アジピン酸150.2質量部、3−メチル−1,5−ペンタンジオール161.3質量部を仕込み、窒素雰囲気下で140℃まで加熱、攪拌した。これに、テトラブチルチタネート0.01質量部を仕込み、220℃まで昇温、脱水反応を行った。その後、引き続き220℃でホールドし、脱水反応を行った。脱水反応開始から18時間後、内容物を冷却し、ジオール化合物(c−1)を得た(重量平均分子量:1600)。
攪拌機、精留塔、窒素導入管、温度計を備えた反応容器に、ピメリン酸158.5質量部、3−メチル−1,5−ペンタンジオール202.1質量部を仕込み、窒素雰囲気下で140℃まで加熱、攪拌した。これに、テトラブチルチタネート0.01質量部を仕込み、220℃まで昇温、脱水反応を行った。その後、引き続き220℃でホールドし、脱水反応を行った。脱水反応開始から18時間後、内容物を冷却し、ジオール化合物(c−2)を得た(重量平均分子量:1750)。
攪拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計を備えた反応容器に、ジオール化合物(c−1)160.3質量部を仕込み、攪拌を開始した。次いで、ジブチルチンラウレート0.1質量部と、ジイソシアネートとして1,6−ジイソシアネート−2,2,4−トリメチルヘキサン77.4質量部とを加え、発熱に注意しながら内温を80℃に上昇させた後、温度を保ちながら3時間攪拌した。更に、重合禁止剤としてメトキノンを0.1質量部と、アクリレートとしてプロピレングリコールモノアクリレート31.2質量部を加えて、85℃で2時間攪拌して、ウレタン(メタ)アクリレート(C−1)を得た(重量平均分子量:9500)。
攪拌釜に下記表2から表5のとおりに各成分を加え、2時間混合、攪拌し、実施例1−1〜1−22、2−1〜2−43、及び比較例1−1〜1−11の粘着剤組成物を得た。
<積層体1の製造>
透明基材(PET、厚み:100μm、全光線透過率:91%、東洋紡製(品番:A4100))上に、各実施例及び比較例の粘着剤組成物をダイコーターにより膜厚が500μmとなるように塗工し、形成された粘着層上へ基材(PC、厚み:125μm、全光線透過率:90%、エスカーボシート製(品番C000))を載せ、ラミネートを行った。そして、メタルハライドランプを用いて紫外線照射(700mJ/cm2)を行い、粘着層を硬化させて実施例1−1〜1−22、2−1〜2−43及び比較例1−1〜1−11の積層体1を得た。
透明基材(PC、厚み:125μm、全光線透過率:90%、エスカーボシート製(品番C000))上に、各実施例及び比較例の粘着剤組成物をダイコーターにより膜厚が500μmとなるように塗工し、形成された粘着層上へ基材(ガラス、厚み:0.7mm、全光線透過率:91%、コーニング社製(品番:EAGLE XG))を載せ、ラミネートを行った。そして、メタルハライドランプを用いて紫外線照射(700mJ/cm2)を行い、粘着層を硬化させて実施例1−1〜1−22、2−1〜2−43及び比較例1−1〜1−11の積層体2を得た。
各実施例及び比較例において得られた粘着剤組成物及び積層体を下記記載の方法によってその性質を評価した。評価結果は上記表2から表5に示す。
卓上型材料試験機((株)オリエンテック製STA−1150)を用いて各実施例及び比較例の積層体1の密着性をJISZ0237:2009に倣い測定した(剥離速度:300mm/min、180度ピール力試験)。
○:15N/20mm以上
×:15N/20mm未満
各実施例及び比較例の積層体1を縦50mm、横50mmの大きさに裁断し、得られたサンプルのヘイズ値をヘイズメーター(日本電色工業製NDH2000)にて測定した。測定後、サンプルを60℃、95%RHの恒温恒湿試験機内にて1000時間静置した。その後、サンプルを恒温恒湿試験機から取り出し、23℃、50%RHにて30分静置した後に、サンプルの外観を目視にて観察し、ヘイズ値をヘイズメーター(日本電色工業製NDH2000)にて測定した。
○:サンプルの外観に剥れや、粘着剤組成物の液ダレ等の異常が無く、恒温恒湿試験機での処理前後でのヘイズ値の変化値(処理前のヘイズ値−処理後のヘイズ値)が±3%未満である。
×:サンプルの外観に剥れ、発泡や、粘着剤組成物の液ダレ等の異常がある。もしくは、恒温恒湿試験機での処理前後でのヘイズ値の変化値(処理前のヘイズ値−処理後のヘイズ値)が±3%以上である。
各実施例及び比較例の積層体1を縦50mm、横50mmの大きさに裁断し、得られたサンプルのヘイズ値をヘイズメーター(日本電色工業製NDH2000)にて測定した。測定後、サンプルを85℃、85%RHの恒温恒湿試験機内にて2000時間静置した。その後、サンプルを恒温恒湿試験機から取り出し、23℃、50%RHにて30分静置した後に、サンプルの外観を目視にて観察し、ヘイズ値をヘイズメーター(日本電色工業製NDH2000)にて測定した。
○:サンプルの外観に剥れや、粘着剤組成物の液ダレ等の異常が無く、恒温恒湿試験機での処理前後でのヘイズ値の変化値(処理前のヘイズ値−処理後のヘイズ値)が±3%未満である。
×:サンプルの外観に剥れ、発泡や、粘着剤組成物の液ダレ等の異常がある。もしくは、恒温恒湿試験機での処理前後でのヘイズ値の変化値(処理前のヘイズ値−処理後のヘイズ値)が±3%以上である。
各実施例及び比較例の積層体1及び積層体2を縦150mm、横200mmの大きさに裁断し、得られたサンプルのヘイズ値をヘイズメーター(日本電色工業製NDH2000)にて測定した。測定後、サンプルを以下の試験条件で熱衝撃試験機にて300サイクル処理した。
・高温側試験条件: 95℃、30分間
・低温側試験条件:−40℃、30分間
その後、サンプルを熱衝撃試験機から取り出し、23℃、50%RHにて30分静置した後に、サンプルの外観を目視にて観察し、ヘイズ値をヘイズメーター(日本電色工業製NDH2000)にて測定した。
◎:積層体1及び積層体2において、サンプルの外観に剥れや、粘着剤組成物の液ダレ等の異常が無く、恒温恒湿試験機での処理前後でのヘイズ値の変化値(処理前のヘイズ値−処理後のヘイズ値)が±3%未満である。
○:積層体2においてサンプルの外観に剥れ、発泡や、粘着剤組成物の液ダレ等の異常がある。尚且つ、積層体1においてサンプルの外観に剥れや、粘着剤組成物の液ダレ等の異常が無く、恒温恒湿試験機での処理前後でのヘイズ値の変化値(処理前のヘイズ値−処理後のヘイズ値)が±3%未満である。
×:積層体1及び積層体2において、サンプルの外観に剥れ、発泡や、粘着剤組成物の液ダレ等の異常がある。もしくは、恒温恒湿試験機での処理前後でのヘイズ値の変化値(処理前のヘイズ値−処理後のヘイズ値)が±3%以上である。
各実施例及び比較例の粘着剤組成物を混合した直後に25℃における粘度(混合直後の粘度)を測定するとともに、50℃で60日間加熱した後再度粘度(加熱後の粘度)を測定し、加熱後の粘度を混合直後の粘度で除して増粘率を算出し、以下の通り評価した。なお、粘度は東機産業株式会社製のR型粘度計RE−85Uを用い、下記条件にて測定した。
使用ロータ:1°34′×R24
測定範囲:0.5183〜103.7Pa・s
◎:増粘率が1.02未満
○:増粘率が1.02以上、1.50未満
×:増粘率が1.50以上
Claims (7)
- (A)チオール基を2〜6個有する多官能チオール化合物と、
(B)(メタ)アクリル基を2〜6個有する多官能(メタ)アクリレートと、
(C)下記式1で表される重量平均分子量が1000〜15000のウレタン(メタ)アクリレートと、
(D)(メタ)アクリル基を1つだけ有する単官能(メタ)アクリレートと、
(E)ヒドロキシル基含有(メタ)アクリルアミドと
を含有する粘着剤組成物であって、
(A)チオール基を2〜6個有する多官能チオール化合物を100質量部としたとき、
(B)多官能(メタ)アクリレート:5〜25質量部
(C)ウレタン(メタ)アクリレート:80〜200質量部
(D)単官能(メタ)アクリレート:30〜150質量部
(E)ヒドロキシル基含有(メタ)アクリルアミド:5〜25質量部
の割合で含有する粘着剤組成物。
(式中のaは1〜15の整数である。R1は炭素数1〜14の炭化水素基であり、R2は炭素数1〜14の炭化水素基、下記式2で表されるポリエーテル基、又は下記式3で表されるポリエステル基であり、R3は水素原子又はメチル基であり、R4は炭素数1〜14の炭化水素基である。)
(式中のbは1〜20の整数である。R5はそれぞれ独立した炭素数2〜14の炭化水素基である。)
(式中のcは1〜20の整数である。R6及びR7は炭素数1〜14の炭化水素基であり、それぞれ同一であっても異なっていても良い。) - 透明基材の一方の面に、請求項1ないし4のいずれかに記載の粘着剤組成物からなる未硬化の粘着層が積層されている積層体。
- 透明基材の一方の面に、請求項1ないし4のいずれかに記載の粘着剤組成物からなる未硬化の粘着層と基材とがこの順に積層されている積層体。
- 透明基材の一方の面に、請求項1ないし4のいずれかに記載の粘着剤組成物が硬化した粘着層と基材とがこの順に積層されている積層体。
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