JP2018100603A - 遠心ポンプ - Google Patents

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翔太 酒井
Shota Sakai
翔太 酒井
文彦 曽根
Fumihiko Sone
文彦 曽根
庸充 松原
Tsunemitsu Matsubara
庸充 松原
一輝 岡本
Kazuteru Okamoto
一輝 岡本
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】ショートサーキットの発生を抑制するとともに、電動機への不純物の付着を抑えた遠心ポンプを提供すること。【解決手段】遠心ポンプ10は、円盤3bの周縁部に複数の翼3aが配置された羽根3と、シャフト4aを有し、シャフト4aに取り付けられた羽根3を回転させる電動機4と、流体Aを吸い込む吸い込み口1及び流体Aを吹き出す吹き出し口2を備え、背面5aが円盤3bと対向した状態で羽根3を囲い、羽根3の回転によって吸い込み口1から吸い込まれた流体Aを吹き出し口2に導くケーシング5とを備え、ケーシング5の背面5aは、円盤3bと重ならない部分5cの縁5dのシャフト4aの軸方向に沿った位置が、円盤3bの周縁と同じであるか、又は円盤3bの周縁よりもシャフト4aの先端寄りである。【選択図】図2

Description

本発明は、羽根車の回転による遠心力で流体を送り出す遠心ポンプに関する。
特許文献1に開示されるように、遠心ポンプには、円盤の周縁部に複数の翼が配置された羽根をスクロールケーシング内で回転させる多翼ファン型のものがある。多翼ファン型の遠心ポンプにおいては、流体の吸い込みから吹き出しを効率的に行わないと、消費電力及び騒音が大きくなる。そのため、円盤に通風又は通水用の開口を設け、円盤の背面に回った流体を再度吹き出す円盤開口型のものがあった。
実公昭60−22258号公報
しかしながら、従来の円盤開口型の遠心ポンプでは、吹き出した流体の一部が背面に回る、いわゆるショートサーキットの状態が発生し、効率は低下してしまう。また背面側には羽根を回転させるための電動機があり、流体に含まれる不純物、例えば空気中に含まれる油煙及び埃が電動機表面へ付着し、電動機の放熱を妨げることによる結果、特に電動機の軸受けの寿命が早まり、遠心ポンプが短寿命化するという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ショートサーキットの発生を抑制するとともに、背面の電動機への不純物の付着を抑えた遠心ポンプを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、円盤の周縁部に複数の翼が配置された羽根と、シャフトを有し、シャフトに取り付けられた羽根を回転させる電動機と、流体を吸い込む吸い込み口及び流体を吹き出す吹き出し口を備え、背面が円盤と対向した状態で羽根を囲い、羽根の回転によって吸い込み口から吸い込まれた流体を吹き出し口に導くケーシングとを備える。ケーシングの背面は、円盤と重ならない部分の縁でのシャフトの軸方向に沿った位置が、円盤の周縁と同じであるか、又は円盤の周縁よりもシャフトの先端寄りである。
本発明によれば、ショートサーキットの発生を抑制するとともに、背面の電動機への不純物の付着を抑えた遠心ポンプを提供できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る遠心ポンプの平面図 実施の形態1に係る遠心ポンプの断面図 本発明の実施の形態2に係る遠心ポンプの断面図 本発明の実施の形態3に係る遠心ポンプの断面図
以下に、本発明の実施の形態に係る遠心ポンプを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る遠心ポンプの平面図である。図2は、実施の形態1に係る遠心ポンプの断面図であり、図1中のII-II線に沿った断面を示している。実施の形態1に係る遠心ポンプ10は、円盤3bの周縁部に複数の翼3aが配置された羽根3と、シャフト4aを有し、シャフト4aに取り付けられた羽根3を回転させる電動機4と、流体Aを吸い込む吸い込み口1及び流体Aを吹き出す吹き出し口2を有し、羽根3が回転することよって吸い込み口1から吸い込まれた流体Aを吹き出し口2に導くケーシング5とを備えている。流体Aは吸い込み口1から羽根3を経由して羽根3の円周方向に吹き出され、ケーシング5の一部に設けられた吹き出し口2から吹き出される。
ケーシング5の背面5aは、円盤3bと重ならない部分5cの縁5dでのシャフト4aの軸方向に沿った位置が、円盤3bの周縁と同じである。羽根3から径方向に出た流体Aは、ケーシング5の背面5aに沿って吹き出されるため羽根3の背面に回る流体Aの流れが無くなる。又は、ケーシング5の中で羽根3の背面に回る流体Aの流れが発生しても羽根3から吹き出される流体Aの流れによって押し戻される。
ケーシング5の背面5aの円盤3bと重なる部分5bと円盤3bとの間に隙間を設けているのは、羽根3とケーシング5との接触を回避するためである。
実施の形態1に係る遠心ポンプ10によれば、羽根3の背面に回る流体Aの流れが無くなるため、吸い込みから吹き出しが効率的に行われ、電動機4に不純物が付着しにくい。したがって、実施の形態1に係る遠心ポンプ10は、運転電力量及び騒音の増大を抑え、長寿命化を図ることができる。このように、実施の形態1に係る遠心ポンプ10は、ショートサーキットの発生を抑制するとともに、背面の電動機への不純物の付着を抑えることができる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2に係る遠心ポンプの断面図であり、図1のII-II線に沿った断面に相当する断面を図示している。実施の形態2に係る遠心ポンプ11は、ケーシング5の背面側に突起6を配置したものである。
図3において、ケーシング5の背面5aの円盤3bと重ならない部分5cには、突起6が配置されている。突起6の先端部6aは、ケーシング5の背面5aの円盤3bと重ならない部分5cの縁5dをなしている。突起6の先端部6aのシャフト4aの軸方向に沿った位置が、円盤3bの周縁と同じ位置であり、また突起6は羽根3の周囲を囲むためリング形状となっている。実施の形態2に係る遠心ポンプ11においても、実施の形態1と同様に、羽根3から径方向に出た流体Aは、突起6の上面に沿って吹き出され、羽根3の背面に回る流体Aの流れが無くなる。もしくはケーシング5の中で羽根3の背面に回る流体Aの流れが発生しても突起6で上方へ方向が変わった後、羽根3から吹き出す流体Aの流れによって押し戻される。このとき、ケーシング5の背面5aは単純な平面形状であり、ケーシング5は単純な構造で形成されるため製造コストを抑えることができる。また、既成のケーシング5に突起6を追加配置すれば良いため、新たにケーシング5を作成せず既成製品に適用が可能である。
以上のように、突起6を追加する実施の形態2に係る遠心ポンプ11によれば、実施の形態1に係る遠心ポンプ10と同様の効果を、既成製品を流用して低コスト及び短期間で実現可能である。
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3に係る遠心ポンプ12の断面図であり、図3中の破線枠で囲んだIV部に相当する部分を図示している。実施の形態3に係る遠心ポンプ12は、羽根3の背面側の流体Aの吹き出し方向を反背面方向に傾斜させている。
実施の形態3では、羽根3の円盤3bが周縁部で背面5aから離れる方向に傾斜しており、流体Aの羽根3からの吹き出し方向は、円盤3bの周縁部の傾斜に沿って背面5aから離れる方向となる。したがって、図4に示すように、突起6の先端部6aのシャフト4aの軸方向に沿った位置を、円盤3bの周縁部よりもシャフト4aの先端側とし、かつ流体Aの流れに衝突しない位置にすることができる。このため、突起6の高さ寸法又は羽根3の取付位置寸法がばらついても確実に流体Aを、突起6の上面に沿って吹き出し、かつ突起6によって羽根3の背面に回る流体Aの流れを無くすことができる。
以上のように、実施の形態3に係る遠心ポンプ12は、羽根3の背面側の流体Aの吹き出し方向が反背面方向に傾斜するため、実施の形態1に係る遠心ポンプ10又は実施の形態2に係る遠心ポンプ11と同様の効果が得られる遠心ポンプ12を高い信頼度で得ることが可能である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 吸い込み口、2 吹き出し口、3 羽根、3a 翼、3b 円盤、4 電動機、4a シャフト、5 ケーシング、5a 背面、5b 円盤と重なる部分、5c 円盤と重ならない部分、5d 縁、6 突起、6a 先端部、10,11,12 遠心ポンプ。

Claims (3)

  1. 円盤の周縁部に複数の翼が配置された羽根と、
    シャフトを有し、該シャフトに取り付けられた前記羽根を回転させる電動機と、
    流体を吸い込む吸い込み口及び前記流体を吹き出す吹き出し口を備え、背面が前記円盤と対向した状態で前記羽根を囲い、該羽根の回転によって前記吸い込み口から吸い込まれた前記流体を前記吹き出し口に導くケーシングとを備え、
    前記ケーシングの背面は、前記円盤と重ならない部分の縁での前記シャフトの軸方向に沿った位置が、前記円盤の周縁と同じであるか、又は前記円盤の周縁よりも前記シャフトの先端寄りであることを特徴とする遠心ポンプ。
  2. 前記ケーシングは、前記背面の前記円盤と重ならない部分に突起を備え、
    前記突起の先端部が、前記ケーシングの背面の前記円盤と重ならない部分の縁をなすことを特徴とする請求項1に記載の遠心ポンプ。
  3. 前記円盤は、前記周縁部が前記ケーシングの前記背面から離れる方向に傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠心ポンプ。
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