JP2018178902A - 垂直軸風車および風力発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の垂直軸風車よりも製造コストが低い垂直軸風車およびそれを備える風力発電装置を提供する。【解決手段】回転自在に設けられる垂直主軸5と、垂直主軸5に接続された支持体8と、垂直主軸5に支持体8を介して連結された翼9とを備える。翼9は風を受けて垂直主軸5の軸心回りに回転可能である。翼9は、垂直主軸5の延在方向に沿って延び、かつ支持体8に連結されている主翼部10と、上記延在方向における主翼部10の両端部に接続されており、垂直主軸5の側に斜めに折れ曲がって延びる第1および第2の翼端傾斜部11と、第1および第2の翼端傾斜部11を主翼部10に対して固定している固定部材とを含む。固定部材は、第1および第2の翼端傾斜部11が主翼部10に固定されている状態と、第1および第2の翼端傾斜部11が主翼部10から分離された状態とを切替可能に設けられている。【選択図】図3
Description
この発明は、垂直主軸を持つ垂直軸風車、およびこの垂直軸風車を備えた風力発電装置に関する。
風力発電装置に用いられる風車は、水平軸式と垂直軸式とに大別される。垂直軸式は、風向を問わずに回転力が得られて、風向に対する制御が不要なことから、比較的小型の風車に用いられることが多い。垂直軸式の風車において、翼の形状によって発電量が左右することが知られており、効率の良い発電が可能な翼の開発が進められている。その一つとして、垂直軸の延在方向に沿って延びる主翼部の両端部に翼端傾斜部を設けた翼がある(例えば特許文献1)。翼端傾斜部は、先端側を垂直主軸に近づけるよう傾斜させた翼端板のことである。翼端傾斜部を設けることで、翼端での渦の発生が抑制される。これにより、風から受けるエネルギーを回転エネルギーに変換する回転エネルギー変換効率を向上させることができると共に、風切り音による騒音を低減することができる。
しかしながら、従来の垂直軸風車では、翼端傾斜部が主翼部と一体として設けられている。垂直軸の延在方向に沿って延びる主翼部と、先端側を垂直主軸に近づけるように傾斜した構造を有している翼端傾斜部とを一体として製造することは、容易ではない。そのため、従来の垂直軸風車の製造コストは高い。
本発明の主たる目的は、従来の垂直軸風車よりも製造コストが低い垂直軸風車およびそれを備える風力発電装置を提供することにある。
本発明に係る垂直軸風車は、回転自在に設けられる垂直主軸と、垂直主軸に接続された支持体と、垂直主軸に支持体を介して連結された翼とを備える。翼は風を受けて垂直主軸の軸心回りに回転可能である。翼は、垂直主軸の延在方向に沿って延び、かつ支持体に連結されている主翼部と、延在方向における主翼部の両端部に接続されており、垂直主軸の側に斜めに折れ曲がって延びる第1および第2の翼端傾斜部と、第1および第2の翼端傾斜部を主翼部に対して固定している固定部材とを含む。固定部材は、第1および第2の翼端傾斜部が主翼部に固定されている状態と、第1および第2の翼端傾斜部が主翼部から分離された状態とを切替可能に設けられている。
本発明によれば、従来の垂直軸風車よりも製造コストが低い垂直軸風車およびそれを備える風力発電装置を提供することができる。
図1はこの発明の一実施形態に係る垂直軸風車を備えた風力発電装置の正面図、図2はその平面図である。
図1に示すように、風力発電装置3は、地面に築かれた基礎1上に構築された鉄塔2の上に設置されている。風力発電装置3は、垂直軸風車4と、発電機6と、制御部とを主に備える。制御部には、たとえば配電用または制御用の機器が含まれる。垂直軸風車4は、垂直主軸5と支持体8と翼9とを主に含む。発電機6は、垂直軸風車4の垂直主軸5に接続されている。発電機6は垂直主軸5の回転により発電する。
垂直軸風車4において、垂直主軸5は上下方向に沿って延びる軸である。垂直主軸5は軸受によって回転自在に支持される。垂直主軸5の上部は支持体8と接続されている。垂直主軸5の下部は発電機6に連結されている。垂直主軸5、発電機6、および制御部の少なくとも一部の機器は、カバー7によって覆われている。
垂直軸風車4は、風を受けると、垂直主軸5の軸心Oの回りに図2の矢印方向に回転する。この場合、翼9は回転軌跡Cに沿って移動する。なお、翼9の回転軌跡Cは、翼9の前端および後端が通る軌跡である。
なお、説明の便宜上、垂直主軸5の軸心の延在方向を「上下方向」とする。また、垂直主軸5の軸心Oを中心として径方向の外径側を「外側」、内径側を「内側」とする。また、垂直軸風車4が図2の矢印方向に回転するときに翼9が進行する側を「前側」、その反対側を「後側」とする。
図3は、垂直軸風車4の斜視図である。垂直軸風車4は、回転自在に設けられる垂直主軸5と、この垂直主軸5に設けられた支持体8と、垂直主軸5に支持体8を介して連結され、風を受けて垂直主軸5の軸心回りに回転する翼9とを備える。垂直主軸5に支持体8を介して複数の翼9が取り付けられている。図1および図2に示した例では、翼9の数は2つである。それぞれの翼9は垂直主軸5を中心として180°位相の異なる位置に配置されている。なお、翼9の数は3つ以上であってもよい。
図3に示されるように、支持体8は、例えば垂直主軸5の上端に固定された1つの中央部8aと、該中央部8aと各翼9との間を接続する計2本の水平アーム8bとを含む。
中央部8aは、例えば円柱形状である。中央部8aの上面および下面には、後述する斜めアーム12の一端が接続されている。中央部8aの側面には、各水平アーム8bの一端が嵌め合い等の着脱可能な手段で接続されている。例えば中央部8aの側面に配置された端子8eは、各水平アーム8bの一端と嵌合可能である。
各水平アーム8bは、上記径方向に延びている。各水平アーム8bの一端は中央部8aに接続されている。各水平アーム8bの他端は後述する翼9の主翼部10に接続されている。各水平アーム8bの当該他端は、主翼部10の内部に配置されている拡径部8cと接続されている。拡径部8cは、主翼部10の内部に配置されており、かつ外側部10aに固定されている対向部8dと接続されている。水平アーム8bは拡径部8cと一体として設けられている。拡径部8cは、対向部8dと例えばネジなどの着脱可能な手段により接続されている。拡径部8cの上記径方向に垂直な断面寸法は、上記水平アーム8bの上記径方向に垂直な断面寸法、および後述する内側部10bの貫通孔10fの平面寸法よりも大きい。つまり、拡径部8cは、後述する内側部10bの貫通孔10fに挿通され得ない。水平アーム8bの上記径方向に垂直な断面形状は、例えば流線形状である。拡径部8cの上記径方向に垂直な断面形状は、例えば矩形状である。なお、支持体8と翼9との接続関係については、後述する。
図3に示されるように、1つの翼9は、主翼部10と、第1および第2の翼端傾斜部11と、斜交部としての第1および第2の斜めアーム12とを含む。
主翼部10は、垂直主軸5の延在方向に沿って延びている。主翼部10の上記延在方向に垂直な断面形状は翼形状である。主翼部10は、一部または全てが中空状に設けられている。主翼部10は、主翼部10の前側に位置する前側端部および後側に位置する後側端部よりも外側に位置する外側面15と、該前側端部および後側端部よりも内側に位置する内側面17とを有している。主翼部10は、該前側端部および後側端部よりも外側に位置する外側部10aと、外側部10aとは別体として設けられておりかつ内側に位置する内側部10bとを有している。外側部10aは主翼部10の外側面15を有している。内側部10bは主翼部10の内側面17を有している。外側部10aおよび内側部10bは、例えば板状部材である。外側部10aは、内側部10bと着脱可能に接続されている。
内側部10bの上記延在方向の中央部には、貫通孔10fが配置されている。貫通孔10fには、水平アーム8bが挿通されている。貫通孔10fの平面形状は、水平アーム8bが挿通できる形状である。内側部10bの上記延在方向の上端部に近い部分および下端部に近い部分には、それぞれ貫通孔10eが配置されている。各貫通孔10eには、第1または第2の斜めアーム12が挿通されている。貫通孔10eの平面形状は、例えば第1または第2の斜めアーム12が挿通できる形状である。
外側部10aの前側端部は内側部10bの前側端部と接続されており、外側部10aの後側端部は内側部10bの後側端部と接続されている。外側部10aの前側端部と後側端部との間に位置する部分は、内側部10bの前側端部と後側端部との間に位置する部分と上記径方向において間隔を隔てて配置されている。外側部10aの上記延在方向の上端部10c、および内側部10bの上記延在方向の上端部10dは、第1の翼端傾斜部11と接続されている。外側部10aの上記延在方向の下端部、および内側部10bの上記延在方向の下端部は、第2の翼端傾斜部11と接続されている。
第1および第2の翼端傾斜部11は、主翼部10の上記延在方向の両端部に接続されている。第1および第2の翼端傾斜部11は、翼9において表出しており、主翼部10よりも上方または下方に配置されている第1部11aと、第1部11aと一体に設けられておりかつ主翼部10内に配置されている第2部11bとを有している。
第1部11aは、主翼部10の上記延在方向の両端部から垂直主軸5の側に斜めに折れ曲がって延びている。第1部11aは直線状に延びていてもよく、曲線状に延びていてもよい。曲線状である場合、その曲線は、円弧状であっても、曲率が異なる複数の円弧が組み合わされたものであってもよい。第1および第2の翼端傾斜部11の各第1部11aは、主翼部10の長手方向中間部の中心線CLに対し、線対称となる略同一形状に形成されている。
第1部11aの前側端部は主翼部10の前側端部と滑らかに接続されている。第1部11aの後側端部は主翼部10の後側端部と滑らかに接続されている。第1部11aの前側端部および後側端部よりも外側に位置する外側面16は、主翼部10の外側面15と滑らかに接続されている。図4(a)に示されるように、外側面16は正面視において例えば略円弧状に設けられている。第1部11aの該前側端部および後側端部よりも内側に位置する内側面18は、主翼部10の内側面17と滑らかに接続されている。
第2部11bは、主翼部10の上記延在方向の両端部を含む部分内に配置されている。好ましくは、第2部11bの内側に位置する面は、内側部10bの内側面17と反対側に位置する面と接触している。好ましくは、第2部11bの外側に位置する面は、外側部10aの外側面15と反対側に位置する面と接触している。第2部11bは、主翼部10の上端部10c、10dの空間と「すきま」を設けず「締まりばめ」で接続することによって、強固に取付けることが可能となる。
第2部11bの主翼部10側に位置する部分に、後述する第1および第2の斜めアーム12の他端と接続される接続部11cを有している。翼9において、接続部11cは貫通孔10eよりも上方に配置されている。
第1および第2の翼端傾斜部11を構成する材料は、主翼部10を構成する材料と同一であってもよいが、異なっていてもよい。第1および第2の翼端傾斜部11を構成する材料は、例えば主翼部10を構成する材料よりも低比重であってもよい。
第1および第2の斜めアーム12は、上記延在方向に交差する方向に延びている。中央部8aと1つの翼9との間を接続している第1および第2の斜めアーム12は、中央部8aおよび水平アーム8bを挟んで線対称に配置されている。
第1および第2の斜めアーム12の各一端は中央部8aに接続されている。第1および第2の斜めアーム12の各一端は、例えば中央部8aにネジ等の手段により接続されている。
第1および第2の斜めアーム12の各他端12bを含む部分12aは、主翼部10の内側部10bに配置された貫通孔10eに挿通されて主翼部10の内部に配置されている。第1および第2の斜めアーム12の各他端12bは主翼部10の内部において第1または第2の翼端傾斜部11の接続部11cと、ネジなどの着脱可能な手段により接続されている。
図4(a)に示すように、主翼部10の断面形状および断面寸法は上下全域にわたって一定であり、第1または第2の翼端傾斜部11は先端側に行くに従って厚みが薄くなっている。但し、主翼部10および第1または第2の翼端傾斜部11のいずれについても、後で説明するように回転進行方向の位置によって厚みが異なっている。先に述べた第1または第2の翼端傾斜部11の厚みは、回転進行方向の最大厚み部の厚みについてである。
図4(b)に、主翼部10の最大厚み部の位置が線A1で示されている。主翼部10の最大厚み部を示す線A1は直線である。頂点位置Pは例えば線A1上に位置する。
上記垂直軸風車4では、支持体8の中央部8aと、第1および第2の斜めアーム12とが、第1および第2の翼端傾斜部11を主翼部10に対して固定している。すなわち、上記垂直軸風車4では、支持体8の中央部8aと、第1および第2の斜めアーム12とが、翼端傾斜部11の固定部材を構成している。
該固定部材は、第1および第2の翼端傾斜部11が主翼部10に固定されている状態(以下、固定状態という)と、第1および第2の翼端傾斜部11が主翼部10から分離された状態(以下、分離状態という)とを切替可能に設けられている。
以下に、図4〜図6を参照して、分離状態を実現するための方法について説明する。
まず、図6に示されるように、主翼部10の外側部10aと内側部10bとが分離される。外側部10aと内側部10bとの分離は、例えば中央部8aと水平アーム8bとが分離されることにより、実現される。
まず、図6に示されるように、主翼部10の外側部10aと内側部10bとが分離される。外側部10aと内側部10bとの分離は、例えば中央部8aと水平アーム8bとが分離されることにより、実現される。
次に、図5に示されるように、第1および第2の翼端傾斜部11の接続部11cと斜めアーム12とが分離される。このようにして、上記分離状態が容易に実現され得る。
<作用効果>
上記垂直軸風車4は、回転自在に設けられる垂直主軸5と、垂直主軸5に接続された支持体8と、垂直主軸5に支持体8を介して連結された翼9とを備える。翼9は風を受けて垂直主軸5の軸心回りに回転可能である。翼9は、垂直主軸5の延在方向に沿って延び、かつ支持体8に連結されている主翼部10と、上記延在方向における主翼部10の両端部に接続されており、垂直主軸5の側に斜めに折れ曲がって延びる第1および第2の翼端傾斜部11と、第1および第2の翼端傾斜部11を主翼部10に対して固定している固定部材とを含む。固定部材は、第1および第2の翼端傾斜部11が主翼部10に固定されている状態と、第1および第2の翼端傾斜部11が主翼部10から分離された状態とを切替可能に設けられている。
上記垂直軸風車4は、回転自在に設けられる垂直主軸5と、垂直主軸5に接続された支持体8と、垂直主軸5に支持体8を介して連結された翼9とを備える。翼9は風を受けて垂直主軸5の軸心回りに回転可能である。翼9は、垂直主軸5の延在方向に沿って延び、かつ支持体8に連結されている主翼部10と、上記延在方向における主翼部10の両端部に接続されており、垂直主軸5の側に斜めに折れ曲がって延びる第1および第2の翼端傾斜部11と、第1および第2の翼端傾斜部11を主翼部10に対して固定している固定部材とを含む。固定部材は、第1および第2の翼端傾斜部11が主翼部10に固定されている状態と、第1および第2の翼端傾斜部11が主翼部10から分離された状態とを切替可能に設けられている。
このような垂直軸風車4では、第1および第2の翼端傾斜部11が主翼部10から分離され得るため、第1および第2の翼端傾斜部11が主翼部10と別体として製造され得る。そのため、垂直軸風車4の翼9は、主翼部と翼端傾斜部とが一体として構成されている従来の垂直軸風車の翼と比べて、容易に製造され得る。その結果、垂直軸風車4は、従来の垂直軸風車と比べて、製造コストが低い。また、上記垂直軸風車4では、主翼部10の上記延在方向に垂直な断面形状は上記延在方向において同一形状とされているため、主翼部10の上記延在方向における長さは容易に変更可能である。
上記垂直軸風車4では、固定部材は上記延在方向に交差する方向に延びている斜交部としての第1および第2の斜めアーム12を有している。第1および第2の斜めアーム12の一端は、支持体8の中央部8aを介して垂直主軸5と接続されている。主翼部10の垂直主軸5側に位置する内側面17には、第1および第2の斜めアーム12の他端を含む部分が挿通されている貫通孔10eが配置されている。第1および第2の斜めアーム12の他端は、主翼部10の内部に配置されており、かつ第1の翼端傾斜部11または第2の翼端傾斜部11と着脱可能に設けられている。
このような垂直軸風車4では、中央部8aと、第1および第2の斜めアーム12とが、第1および第2の翼端傾斜部11を主翼部10に対して固定している。すなわち、上記垂直軸風車4では、支持体8の中央部8aと、第1および第2の斜めアーム12とが、翼端傾斜部11の固定部材を構成している。
このようにしても、上記垂直軸風車4は、第1および第2の翼端傾斜部11が主翼部10から分離され得るため、第1および第2の翼端傾斜部11は主翼部10と別体として製造され得る。また、上記固定状態において、第1および第2の斜めアーム12は、主翼部10に形成されている貫通孔10eの内周面と接触するように構成され得る。
上記風力発電装置3は、上記垂直軸風車4と、垂直軸風車4の垂直主軸5の回転で発電する発電機6とを備える。このような風力発電装置3は、上記垂直軸風車4を備えているため、従来の垂直軸風車を備える風力発電装置と比べて、製造コストが低い。
また、上記風力発電装置3は、翼9と支持体8とを接続する部材である拡径部8c及び接続部11cが翼9内部に収納されるため、翼9の表面を平滑にすることができるので気流を阻害することがなく、効率が向上する。
(実施の形態2)
図7および図8に示されるように、実施の形態2に係る垂直軸風車は、基本的に実施の形態1に係る垂直軸風車4と同様の構成を備えるが、第1の翼端傾斜部11が棒状部材19を介して第2の翼端傾斜部11と接続されており、かつ棒状部材19が上記固定状態と上記分離状態とを切替可能に設けられている点で異なる。異なる観点から言えば、棒状部材19が上記固定部材として構成されている点で異なる。さらに異なる観点から言えば、上記固定部材が主翼部10の内部に配置されている点で異なる。
図7および図8に示されるように、実施の形態2に係る垂直軸風車は、基本的に実施の形態1に係る垂直軸風車4と同様の構成を備えるが、第1の翼端傾斜部11が棒状部材19を介して第2の翼端傾斜部11と接続されており、かつ棒状部材19が上記固定状態と上記分離状態とを切替可能に設けられている点で異なる。異なる観点から言えば、棒状部材19が上記固定部材として構成されている点で異なる。さらに異なる観点から言えば、上記固定部材が主翼部10の内部に配置されている点で異なる。
棒状部材19は、上記延在方向に沿って延びている。棒状部材19の上記延在方向の一端19aは第1の翼端傾斜部11と接続されており、棒状部材19の上記延在方向の他端は第2の翼端傾斜部11と接続されている。棒状部材19の上記一端19aは、第1の翼端傾斜部11と着脱可能に設けられている。上記一端19aは、例えばネジ部として設けられている。第1の翼端傾斜部11には、上記一端19aと緊締可能なネジ部が設けられている。
棒状部材19の上記他端は、例えば第2の翼端傾斜部11と着脱可能に設けられている。上記他端は、例えばネジ部として設けられている。第2の翼端傾斜部11には、上記他端と緊締可能なネジ部が設けられている。棒状部材19は、上記延在方向を中心とする周方向の1方向に回転されたときに、第1および第2の翼端傾斜部11と固定されるように設けられている。
図8に示されるように、主翼部10の内側に位置する面には、開口部10hが配置されている。図7に示されるように、翼9が水平アーム8bと接続されている状態において、開口部10hは水平アーム8bにより塞がれている。水平アーム8bは、主翼部10の内側部10bの内側面17にネジなどの着脱可能な手段により接続されている。水平アーム8bが主翼部10から取り外され、かつ上記固定状態にある翼9の開口部10hを平面視したときに、棒状部材19の一部が開口部10h内に配置されている。異なる観点から言えば、水平アーム8bが主翼部10から取り外され、かつ上記固定状態にある翼9において、棒状部材19は、開口部10hによって翼9の外部からアクセス可能に設けられており、翼端傾斜部11を着脱可能としている。棒状部材19によって翼端傾斜部11を接続する場合は、翼端傾斜部11を挿入する主翼部10の上端部及び下端部とに「すきま」を設けて、翼端傾斜部11を着脱容易に取付けることが可能となる。
このようにしても、棒状部材19が上記固定部材として作用し得るため、実施の形態2に係る垂直軸風車は、実施の形態1に係る垂直軸風車4と同様の効果を奏することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正と変形を含むものであることが意図される。
1 基礎、2 鉄塔、3 風力発電装置、4 垂直軸風車、5 垂直主軸、6 発電機、7 カバー、8 支持体、8a 中央部、8b 水平アーム、8c 拡径部、8d 対向部、8e 端子、9 翼、10 主翼部、10a 外側部、10b 内側部、10c,10d 上端部、10e,10f 貫通孔、10h 開口部、11 第1の翼端傾斜部、第2の翼端傾斜部、11a 第1部、11b 第2部、11c 接続部、12 第1の斜めアーム、第2の斜めアーム、19 棒状部材、19a 一端。
Claims (7)
- 回転自在に設けられる垂直主軸と、
前記垂直主軸に接続された支持体と、
前記垂直主軸に前記支持体を介して連結された翼とを備え、
前記翼は風を受けて前記垂直主軸の軸心回りに回転可能であり、
前記翼は、
前記垂直主軸の延在方向に沿って延び、かつ前記支持体に連結されている主翼部と、
前記延在方向における前記主翼部の両端部に接続されており、前記垂直主軸の側に斜めに折れ曲がって延びる第1および第2の翼端傾斜部と、
前記第1および第2の翼端傾斜部を前記主翼部に対して固定している固定部材とを含み、
前記固定部材は、前記第1および第2の翼端傾斜部が前記主翼部に固定されている状態と、前記第1および第2の翼端傾斜部が前記主翼部から分離された状態とを切替可能に設けられている、垂直軸風車。 - 前記固定部材は、前記延在方向に交差する方向に延びている斜交部を有し、
前記斜交部の一端は前記垂直主軸と接続されており、
前記主翼部の前記垂直主軸側に位置する内側面には、前記斜交部の他端を含む部分が挿通されている貫通孔が配置されており、
前記斜交部の前記他端は、前記主翼部の内部に配置されており、かつ前記第1の翼端傾斜部または前記第2の翼端傾斜部と着脱可能に設けられている、請求項1に記載の垂直軸風車。 - 前記固定部材は、前記主翼部の内部に配置されており、
前記固定部材の一端は前記第1の翼端傾斜部と接続されており、前記固定部材の他端は前記第2の翼端傾斜部と接続されている、請求項1に記載の垂直軸風車。 - 前記主翼部の内側に位置する面には、開口部が配置されており、
前記開口部を平面視したときに、前記固定部材の一部が前記開口部内に配置されている、請求項3に記載の垂直軸風車。 - 前記固定部材は、前記延在方向に沿って延びている棒状部材である、請求項3または4に記載の垂直軸風車。
- 前記第1および第2の翼端傾斜部を構成する材料は、前記主翼部を構成する材料と異なる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の垂直軸風車。
- 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の垂直軸風車と、
前記垂直軸風車の前記垂直主軸の回転で発電する発電機とを備える風力発電装置。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017081837A JP2018178902A (ja) | 2017-04-18 | 2017-04-18 | 垂直軸風車および風力発電装置 |
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