JP2018181756A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】端子同士の締結作業を簡素化し、さらに部品点数の削減を図る。【解決手段】第一締結孔51を有する第一端子50と、第二締結孔61を有する第二端子60と、上下方向に延び、上下方向に重ねられた第一端子50及び第二端子60に対し、第二締結孔61に配される本体突起部11を備えるコネクタハウジング10と、コネクタハウジング10に上方から装着されるカバー30であって、板状をなすカバー本体部31と、カバー本体部31より下方に向けて垂直に延びて第二締結孔61の内周面と本体突起部11の外周面との間に配される一対の弾性片32と、一対の弾性片32より径方向外側に向けて突出するカバー突起部33とを備えるカバー30と、を備えるコネクタ1であって、本体突起部11が一対の弾性片32の間に挿通されて一対の弾性片32が開くことによって、第一端子50及び第二端子60が上方に押圧された状態でカバー突起部33により上方への変位が阻止される。【選択図】図2
Description
本明細書によって開示される技術は、コネクタに関する。
従来、特開2014−22266号(下記特許文献1)に記載のコネクタが知られている。このコネクタは、ハウジングと、ハウジング内において互いに接続されたL字端子及び中継端子とを備えている。
L字端子は、固定ねじが挿通される丸端子部と、伸縮性導体に圧着接続されるバレル部とを備え、丸端子部とバレル部との間を略直角に折り曲げたL字状をなしている。
中継端子は、固定ねじが挿通される丸端子部と、電線の芯線に圧着接続されるバレル部とを備え、丸端子部とバレル部とは上下方向に並べて配置されている。
L字端子と中継端子は、ハウジング内に固定された固定ナットに、L字端子の丸端子部と中継端子の丸端子部とが重ねて配置されている。L字端子と中継端子の各円孔には固定ねじが挿通されており、固定ねじは固定ナットに締め込まれている。このようにして、L字端子と中継端子とは固定ねじと固定ナットによりハウジングに固定されている。
L字端子と中継端子を締結する際には、ハウジングの背面に設けられた作業孔からL字端子および中継端子の各丸端子部に固定ねじを通し、次いで工具を挿入し、固定ねじを固定ナットに締結するものとされている。
しかしながら、固定ねじを固定ナットに締結する際、例えば固定ねじの締結位置が作業孔から深い場合には、固定ねじを途中で落としてしまうといった問題があった。また、固定ねじを固定ナットに締結した後は、作業孔を閉じる必要があるため、ハウジングの作業孔にカバーを取り付ける必要があり、部品点数が増加するといった問題があった。
本明細書で開示されるコネクタは、第一締結孔を有する第一端子と、第二締結孔を有する第二端子と、上下方向に延び、上下方向に重ねられた前記第一端子及び前記第二端子に対し、前記第二締結孔に配される本体突起部を備えるコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに上方から装着されるカバーであって、板状をなすカバー本体部と、前記カバー本体部より下方に向けて垂直に延びて前記第二締結孔の内周面と前記本体突起部の外周面との間に配される一対の弾性片と、前記一対の弾性片より径方向外側に向けて突出するカバー突起部とを備えるカバーと、を備えるコネクタであって、前記本体突起部が前記一対の弾性片の間に挿通されて前記一対の弾性片が開くことによって、前記第一端子及び前記第二端子が上方に押圧された状態で前記カバー突起部により上方への変位が阻止される。
このような構成にすることによって、上方への変位が阻止された第一端子に対して、第二端子が第一端子を上方へ押圧することとなるため、第一端子と第二端子とは電気的に導通することとなる。従って、従来は、固定ねじと固定ナットで2つの端子を締結し、さらに締結作業をする作業孔をカバーで塞ぐ必要があったが、上記の構成では、コネクタハウジングに設けられた本体突起部と、カバーに設けられた一対の弾性片によって、第一端子と第二端子とを接続することができる。従って、固定ねじと固定ナットの締結作業が不要となり、第一端子及び第二端子の接続作業を簡素化することができる。さらに、固定ねじと固定ナットが不要となることにより、部品点数の削減をすることができる。
このような構成にすることによって、上方への変位が阻止された第一端子に対して、第二端子が第一端子を上方へ押圧することとなるため、第一端子と第二端子とは電気的に導通することとなる。従って、従来は、固定ねじと固定ナットで2つの端子を締結し、さらに締結作業をする作業孔をカバーで塞ぐ必要があったが、上記の構成では、コネクタハウジングに設けられた本体突起部と、カバーに設けられた一対の弾性片によって、第一端子と第二端子とを接続することができる。従って、固定ねじと固定ナットの締結作業が不要となり、第一端子及び第二端子の接続作業を簡素化することができる。さらに、固定ねじと固定ナットが不要となることにより、部品点数の削減をすることができる。
また、前記本体突起部は、上方に向けて先細りのテーパー状をなしていることとしても良い。
このように構成することによって、本体突起部が一対の弾性片の間に挿通される際、本体突起部のテーパー状の部位が一対の弾性片の挿通のガイドの役割を果たすこととなる。
このように構成することによって、本体突起部が一対の弾性片の間に挿通される際、本体突起部のテーパー状の部位が一対の弾性片の挿通のガイドの役割を果たすこととなる。
また、前記一対の弾性片の内周面は、下方に向けて先細りのテーパー状をなしていることとしても良い。
このように構成することによって、一対の弾性片のテーパー状の部位が、一対の弾性片を第二締結孔の内周面と本体突起部の外周面との間へ挿通する際のガイドの役割を果たすこととなる。
このように構成することによって、一対の弾性片のテーパー状の部位が、一対の弾性片を第二締結孔の内周面と本体突起部の外周面との間へ挿通する際のガイドの役割を果たすこととなる。
本明細書に開示されるコネクタによれば、端子同士の接続作業を簡素化し、さらに部品点数の削減を図ることができる。
<実施形態>
図1から図4を参照して本実施形態を説明する。
本実施形態のコネクタ1は、図1に示すように、コネクタハウジング10と、コネクタハウジング10の内部に配される第一端子50及び第二端子60と、コネクタハウジング10に取り付けられるカバー30とを備えている。以降の説明では、図1におけるZ方向を上方、X方向を前方とする。
図1から図4を参照して本実施形態を説明する。
本実施形態のコネクタ1は、図1に示すように、コネクタハウジング10と、コネクタハウジング10の内部に配される第一端子50及び第二端子60と、コネクタハウジング10に取り付けられるカバー30とを備えている。以降の説明では、図1におけるZ方向を上方、X方向を前方とする。
コネクタハウジング10は、樹脂により形成されており、図1に示すように、上下方向に開口している。コネクタハウジング10は、上方に開口する孔15と、下方に開口する穴16とを備えている。穴16の穴径は、孔15の孔径よりも小さくなっている。穴16の底壁17からは、本体突起部11が上方に延びて形成されている。本体突起部11は、穴16の開口縁18から上方にやや突出している。本体突起部11は上方に向けて先細りのテーパー状をなしている。このようにすることで、後述するカバー30の一対の弾性片32が本体突起部11に挿通される際、テーパー部が一対の弾性片32の挿通のガイドの役割を果たすこととなる。穴16の開口縁18から後方に向かって、板状をなす端子支持台13が形成されている。
第一端子50及び第二端子60は所謂LA端子であって、端子同士を締結する第一締結孔51、第二締結孔61をそれぞれ備えている。第二端子60の第二締結孔61の孔径は、第一端子50の第一締結孔51の孔径と同じとなっている。第一端子50及び第二端子60はコネクタハウジング10の内部で重ねて配されており、第一端子50の第一締結孔51及びは本体突起部11に挿通されている。第二端子60は、第一端子50の下側に配されており、第二端子60は、穴16の開口縁18及び端子支持台13に当接している。第一端子50は、第二端子60とは反対方向を向いてコネクタハウジング10の内部に配されている。図示しないものの、第一端子50には、コネクタハウジング10の前方から配された電線が接続されている。また、図示しないものの、第二端子60には、コネクタハウジング10の後方から配された電線が接続されている。第一端子50の第一締結孔51及び第二端子60の第二締結孔61の内周面と、本体突起部11の外周面との間には空間S1があり、空間S1に後述するカバー30の一対の弾性片32が挿通される。
カバー30は、樹脂により形成されており、図1に示すように、板状をなすカバー本体部31と、カバー本体部31より下方に向けて垂直に延びる一対の弾性片32とを備えている。一対の弾性片32の上下方向の中央付近には、径方向外側に向けて突出するカバー突起部33が設けられている。一対の弾性片32の内周面は、一対の弾性片32の上下方向の中央付近から下方に向けて先細りのテーパー状となっている。このようにすることで、一対の弾性片32のテーパー状の部位が、一対の弾性片32を空間S1へ挿通する際のガイドの役割を果たすこととなる。図1に示すように、一対の弾性片32の外径R1は、第一端子50の第一締結孔51及び第二端子60の第二締結孔61の内径よりもやや小さくなっている。また、本体突起部11の上面の内径は、一対の弾性片32の先端部の内径R2よりも大きくなっているが、一対の弾性片32の上下方向の中央付近の内径R3よりも小さくなっている。従って、一対の弾性片32が空間S1(本体突起部11の外周面側)に挿通されると、本体突起部11に係合することによって、一対の弾性片32は径方向外側に向けて弾性的に変位することとなる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
カバー30の一対の弾性片32を空間S1に挿通し、さらに一対の弾性片32を本体突起部11の外周面に沿って下方に挿通していくと、一対の弾性片32の内周面と、本体突起部11の外周面は接触し、摺動する。一対の弾性片32の内周面と本体突起部11の外周面とが摺動しながら、一対の弾性片32を本体突起部11に挿通していくと、図3に示すように、一対の弾性片32は本体突起部11によって周方向外側(図3における方向A)に向かって弾性的に変位する。
カバー30の一対の弾性片32を空間S1に挿通し、さらに一対の弾性片32を本体突起部11の外周面に沿って下方に挿通していくと、一対の弾性片32の内周面と、本体突起部11の外周面は接触し、摺動する。一対の弾性片32の内周面と本体突起部11の外周面とが摺動しながら、一対の弾性片32を本体突起部11に挿通していくと、図3に示すように、一対の弾性片32は本体突起部11によって周方向外側(図3における方向A)に向かって弾性的に変位する。
図3に示すように、一対の弾性片32が周方向外側に向かって弾性的に変位すると、一対の弾性片32は、第一端子50の第一締結孔51の内周面及び第二端子60の第二締結孔61の内周面と摺動する。それによって、第一端子50及び第二端子60は、一対の弾性片32によって上方(図3における方向B)に押されて変位する。
第一端子50及び第二端子60が上方に向かって変位すると、第一端子50の第一締結孔51の上端面がカバー突起部33の下端に当たり、第一端子50及び第二端子60の上方への変位はカバー突起部33により阻止される。
一対の弾性片32を本体突起部11の外周面に沿ってさらに挿通していくと、図2に示すようにカバー本体部31が、コネクタハウジング10の上方に開口する孔15の上端の開口縁に当接する。また、図4に示すように、カバー30はコネクタハウジング10に装着される。
第一端子50及び第二端子60は、一対の弾性片32によって上方に押圧され、さらにカバー突起部33によって上方への変位が阻止されるので、第一端子50と第二端子60とは上下方向から挟持された状態となって電気的に接続される。従って、従来の端子同士の締結で必要であった固定ねじと固定ナットによる接続作業が不要となるので、端子同士の接続作業を簡素化することができる。さらに、従来必要であった固定ねじと固定ナットが不要となるため、部品点数の削減を図ることができる。
以上のように本実施形態によれば、上方への変位が阻止された第一端子50に対して、第二端子60が第一端子50を上方へ押圧することとなるため、第一端子50と第二端子60とは電気的に導通することとなる。従って、従来は、固定ねじと固定ナットで2つの端子を締結し、さらに締結作業をする作業孔をカバーで塞ぐ必要があったが、上記の構成では、コネクタハウジング10に設けられた本体突起部11と、カバー30に設けられた一対の弾性片32によって、第一端子50と第二端子60とを接続することができる。従って、固定ねじと固定ナットの締結作業が不要となり、第一端子50及び第二端子60の接続作業を簡素化することができる。さらに、固定ねじと固定ナットが不要となることにより、部品点数の削減をすることができる。
また、本体突起部11が一対の弾性片32の間に挿通される際、本体突起部11のテーパー状の部位が一対の弾性片32の挿通のガイドの役割を果たすこととなる。
また、一対の弾性片32のテーパー状の部位が、一対の弾性片32を第二締結孔61の内周面と本体突起部11の外周面との間へ挿通する際のガイドの役割を果たすこととなる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)本実施形態では、本体突起部11は、上方に向けて先細りのテーパー状をなしていることとしたが、テーパーを設けなくても良く、例えば同一径で上下方向に延びる棒状に設けても良い。
(2)本実施形態では、一対の弾性片32の内周面は、下方に向けて先細りのテーパー状をなしていることとしたが、テーパーを設けなくても良く、例えばカバー本体部31より下方に向けて同一内径で垂直に延びる形状としても良い。
(3)本実施形態では、上側に配された第一端子50の第一締結孔51の孔径と下側に配された第二端子60の第二締結孔61の孔径は同じとしたが、第一締結孔51の孔径は第二締結孔61の孔径より大きくても良い。
(4)本実施形態では、第一端子50の第一締結孔51及び第二端子60の第二締結孔61は本体突起部11に挿通されていることとしたが、第二端子60の第二締結孔61のみ本体突起部11に挿通されていることとしても良い。
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)本実施形態では、本体突起部11は、上方に向けて先細りのテーパー状をなしていることとしたが、テーパーを設けなくても良く、例えば同一径で上下方向に延びる棒状に設けても良い。
(2)本実施形態では、一対の弾性片32の内周面は、下方に向けて先細りのテーパー状をなしていることとしたが、テーパーを設けなくても良く、例えばカバー本体部31より下方に向けて同一内径で垂直に延びる形状としても良い。
(3)本実施形態では、上側に配された第一端子50の第一締結孔51の孔径と下側に配された第二端子60の第二締結孔61の孔径は同じとしたが、第一締結孔51の孔径は第二締結孔61の孔径より大きくても良い。
(4)本実施形態では、第一端子50の第一締結孔51及び第二端子60の第二締結孔61は本体突起部11に挿通されていることとしたが、第二端子60の第二締結孔61のみ本体突起部11に挿通されていることとしても良い。
1…コネクタ
10…コネクタハウジング
11…本体突起部
30…カバー
31…カバー本体部
32…一対の弾性片
33…カバー突起部
50…第一端子
51…第一締結孔
60…第二端子
61…第二締結孔
10…コネクタハウジング
11…本体突起部
30…カバー
31…カバー本体部
32…一対の弾性片
33…カバー突起部
50…第一端子
51…第一締結孔
60…第二端子
61…第二締結孔
Claims (3)
- 第一締結孔を有する第一端子と、
第二締結孔を有する第二端子と、
上下方向に延び、上下方向に重ねられた前記第一端子及び前記第二端子に対し、前記第二締結孔に配される本体突起部を備えるコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングに上方から装着されるカバーであって、板状をなすカバー本体部と、前記カバー本体部より下方に向けて垂直に延びて前記第二締結孔の内周面と前記本体突起部の外周面との間に配される一対の弾性片と、前記一対の弾性片より径方向外側に向けて突出するカバー突起部とを備えるカバーと、を備えるコネクタであって、
前記本体突起部が前記一対の弾性片の間に挿通されて前記一対の弾性片が開くことによって、前記第一端子及び前記第二端子が上方に押圧された状態で前記カバー突起部により上方への変位が阻止されるコネクタ。 - 前記本体突起部は、上方に向けて先細りのテーパー状をなしている請求項1に記載のコネクタ。
- 前記一対の弾性片の内周面は、下方に向けて先細りのテーパー状をなしている請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017083545A JP2018181756A (ja) | 2017-04-20 | 2017-04-20 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017083545A JP2018181756A (ja) | 2017-04-20 | 2017-04-20 | コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018181756A true JP2018181756A (ja) | 2018-11-15 |
Family
ID=64276934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017083545A Pending JP2018181756A (ja) | 2017-04-20 | 2017-04-20 | コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018181756A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH11250950A (ja) * | 1998-02-27 | 1999-09-17 | Harness Syst Tech Res Ltd | バッテリーの接続構造 |
| US20130084727A1 (en) * | 2011-09-29 | 2013-04-04 | Tyco Electronics Brasil Ltda. | Lamp socket assembly and method |
| JP2017010723A (ja) * | 2015-06-19 | 2017-01-12 | 矢崎総業株式会社 | 端子重ね合わせ治具及び端子重ね合わせ方法 |
-
2017
- 2017-04-20 JP JP2017083545A patent/JP2018181756A/ja active Pending
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