JP2018188043A - 操船支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】同乗者が操縦案内をしなくとも、操船者が離着岸を容易に行うことができる操船支援装置を提供する。【解決手段】画像を用いて離着岸時の操縦を支援する操船支援装置1であって、船舶10に複数台設置され、複数の撮影画像が互いに重畳するように船舶の周囲を撮影する撮像部(カメラ)2と、撮像部によって撮影された画像を所定の仮想視点Vを基準として合成する画像合成部4cと、船舶から岸壁11までの距離を測定する測定部(ミリ波レーダー)3cと、測定部によって測定された船舶から岸壁までの距離を、仮想視点から見た船舶から岸壁までの距離に補正する補正部(制御部)4gと、画像合成部によって合成された画像に、補正部によって補正された船舶から岸壁までの距離を重畳した画像を出力する画像出力部4eと、画像出力部から出力された画像を表示する表示部5とを備える操船支援装置。【選択図】図1
Description
本発明は、操船支援装置であって、特に離着岸の際に船舶の操縦を支援する技術に関する。
船舶には死角が多く存在し、離着岸や離着桟等の際に操縦者が岸壁を視認することができない場合がほとんどであるため、従来同乗者が操縦案内をしていたが、近年、操縦者のみで離着岸時の操縦を容易に行うために種々の技術が開発されている。
例えば、船舶に複数台のカメラを設置して複数の画像が重畳するように船舶の周囲を撮影し、これらの画像を合成することで、仮想視点からの合成画像を生成する技術が存在する。この技術により、所望の視点からの合成画像を生成し、操縦者が合成画像を見ながら単独で離着岸を行うことができる。
また、特許文献1は、監視カメラとミリ波レーダー装置からなる測位センサを船舶に取り付け、監視カメラの撮影画像に岸壁までの距離を重畳して表示する技術を開示している。この技術により、操縦者は、撮影画像を見ると共に、撮影画像上に表示された岸壁までの距離を確認しながら単独で離着岸を行うことができる。
船舶の周囲の合成画像を表示することで、船舶から岸壁までの距離をある程度把握することができるが、操縦者のみで離着岸時の操縦を容易に行うことはできず、改善の余地があった。一方、特許文献1に記載の発明は、監視カメラの撮影画像に岸壁までの距離を重畳して表示するが、監視カメラの位置が固定されているため、船舶と岸壁との位置関係によっては離着岸時の操縦に利用できないこともあり、利用できたとしても所望の視点からの画像でなければ利用価値が低いという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来技術における問題点に鑑みてなされたものであって、同乗者が操縦案内をしなくとも、操船者が離着岸を容易に行うことが可能な操船支援装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、画像を用いて離着岸時の操縦を支援する操船支援装置であって、船舶に複数台設置され、複数の撮影画像が互いに重畳するように該船舶の周囲を撮影する撮像部と、該撮像部によって撮影された画像を所定の仮想視点を基準として合成する画像合成部と、前記船舶から岸壁までの距離を測定する測定部と、該測定部によって測定された前記船舶から岸壁までの距離を、前記仮想視点から見た船舶から岸壁までの距離に補正する補正部と、前記画像合成部によって合成された画像に、前記補正部によって補正された船舶から岸壁までの距離を重畳した画像を出力する画像出力部と、該画像出力部から出力された画像を表示する表示部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、岸壁までの距離を合成画像に重畳して表示することができるため、船舶の離着岸をより容易に行えるようになる。
上記操船支援装置において、前記補正部によって補正された、前記仮想視点から見た船舶から岸壁までの距離を、該船舶から岸壁までの最短距離とすることができる。これによって、操船者が離着岸をより容易に行うことができる。
また、前記所定の仮想視点の位置を変更可能とすることで、種々の岸壁や係留環境に対応することができる。
以上のように、本発明によれば、同乗者が操縦案内をしなくとも、操船者が離着岸を容易に行うことができる。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る操船支援装置の一実施の形態を示し、この操船支援装置1は、船舶に複数台設置されるカメラ2と、各種測定器3と、カメラ2によって撮影された画像を処理する画像処理装置4と、画像処理装置4によって画像処理がなされた画像を表示する表示部5等で構成される。
図2に示すように、カメラ2(2A〜2F)は、船舶の周囲360°を見渡せるように、例えば、前後に2台、左右に2台ずつの計6台設置される。ここで、隣接するカメラは、互いに撮影画像が重畳するように配置される。
図1に戻り、操船支援装置1は、各種測定器3として、GPS受信機3a、速度センサ3b及びミリ波レーダー3cを備え、船舶10に関する情報を取得して画像処理装置4に送信する。
ミリ波レーダー3cは、図2に示すように、カメラ2と同様に船舶10の前後左右に合計6台設置され、測定方向を変更可能とするために水平方向において回転可能に支持される。
画像処理装置4は、複数台のカメラ2の各々から撮影画像を取得する撮影画像取得部4aと、各種測定器3から船舶10に関する情報を取得する情報取得部4bと、撮影画像を合成する画像合成部4cと、画像合成部4cによって生成された合成画像に船舶10に関する情報を重畳させる情報重畳部4dと、画像処理がなされた合成画像を表示部5へ出力する画像出力部4eと、記憶部4f、画像処理装置4全体を制御する制御部4gとで構成される。
表示部5は、操船支援装置1に用いるために新たに用意しなくても、船舶10に元々設置された表示装置を流用してもよい。
次に、上記構成を有する操船支援装置1の動作について図面を参照しながら説明する。
図3に示すように、船舶10を左側の岸壁11に着岸させる場合を例にとって説明する。船舶10の左側は操縦者にとって死角となっており、船舶10の左側の見易い画像を得るため、カメラ2C、2Dの画像を生成する。
カメラ2C、2Dによって撮影する際に、ミリ波レーダー3cによって被写体までの距離を測定する。これらの撮影画像と、被写体までの距離は、図1に示すように、撮影画像取得部4a及び情報取得部4bを介して画像合成部4cに転送され、被写体までの距離、船舶10の設計情報、海図情報、GPS受信機3aが受信した船舶10の位置情報に基づいて、2つの撮影画像の重畳部分に画像処理が施され、図3に示す仮想視点Vから撮影された画像であるかのような合成画像が生成される。
また、GPS受信機3aが受信する船舶10の位置情報に加え、速度センサ3bが算出する船舶10の速度、及びミリ波レーダー3cが測定する船舶10から岸壁11までの距離を画像処理装置4へ送信する。これらの測定値は、情報取得部4bを介して制御部4gへ転送され、制御部4gによって、合成画像に重畳させるために船舶10から岸壁11までの距離に関する測定値の補正を行う。
具体的には、ミリ波レーダー3cの測定値は、ミリ波レーダー3cの設置位置から岸壁11までの距離を示すものであり、仮想視点Vからの合成画像における船舶10の任意の部分から岸壁11までの距離を示すものではないため、制御部4gは、このミリ波レーダー3cの測定値と、船舶10の設計情報や、海図情報、GPS受信機3aが受信した船舶10の位置情報等を統合し、仮想視点Vからの合成画像に表示された船舶10の一部から岸壁11までの距離を算出し、算出した距離を合成画像上に重畳した画像を画像出力部4eを介して、図4に示すように表示部5に表示させる。
図4に表示した例は、船舶10の2箇所から岸壁11までの距離を表示した場合を示しているが、船舶10から岸壁11までの最短距離を表示することもできる。
以上のようにして生成された合成画像を見ることで、操縦者は岸壁11までの距離を確認しながら容易に着岸を行うことができる。尚、仮想視点Vの位置は種々変更可能であり、例えば、恰も船外に出ているような状態を再現させ、船舶10と岸壁11との間の上方から覗いているような画像を表示させることで、着岸をより容易に行うこともできる。また、操作部6を操作することで仮想視点Vの位置を変更して表示画像をスクロールさせることもできる。
尚、上記実施の形態において、カメラ2の配置は一例であって、離着岸時に確認したい方向にのみ、例えば左側のカメラ2C、2Dだけを設けるようにしてもよい。
また、上記合成画像に加え、船舶10の速度を合成画像に重畳して表示してもよく、その他の船舶10の航行に関する情報を重畳して表示してもよい。
さらに、ミリ波レーダー3cに代えてビーコン等を用いることもでき、測位センサの種類は問わない。
1 操船支援装置
2 (2A〜2F) カメラ
3 各種測定器
3a GPS受信機
3b 速度センサ
3c ミリ波レーダー
4 画像処理装置
4a 撮影画像取得部
4b 情報取得部
4c 画像合成部
4d 情報重畳部
4e 画像出力部
4f 記憶部
4g 制御部
5 表示部
6 操作部
10 船舶
11 岸壁
V 仮想視点
2 (2A〜2F) カメラ
3 各種測定器
3a GPS受信機
3b 速度センサ
3c ミリ波レーダー
4 画像処理装置
4a 撮影画像取得部
4b 情報取得部
4c 画像合成部
4d 情報重畳部
4e 画像出力部
4f 記憶部
4g 制御部
5 表示部
6 操作部
10 船舶
11 岸壁
V 仮想視点
Claims (3)
- 画像を用いて離着岸時の操縦を支援する操船支援装置であって、
船舶に複数台設置され、複数の撮影画像が互いに重畳するように該船舶の周囲を撮影する撮像部と、
該撮像部によって撮影された画像を所定の仮想視点を基準として合成する画像合成部と、
前記船舶から岸壁までの距離を測定する測定部と、
該測定部によって測定された前記船舶から岸壁までの距離を、前記仮想視点から見た船舶から岸壁までの距離に補正する補正部と、
前記画像合成部によって合成された画像に、前記補正部によって補正された船舶から岸壁までの距離を重畳した画像を出力する画像出力部と、
該画像出力部から出力された画像を表示する表示部とを備えることを特徴とする操船支援装置。 - 前記補正部によって補正された、前記仮想視点から見た船舶から岸壁までの距離は、該船舶から岸壁までの最短距離であることを特徴とする請求項1に記載の操船支援装置。
- 前記所定の仮想視点の位置を変更可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の操船支援装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017093588A JP2018188043A (ja) | 2017-05-10 | 2017-05-10 | 操船支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017093588A JP2018188043A (ja) | 2017-05-10 | 2017-05-10 | 操船支援装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018188043A true JP2018188043A (ja) | 2018-11-29 |
Family
ID=64478048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017093588A Pending JP2018188043A (ja) | 2017-05-10 | 2017-05-10 | 操船支援装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018188043A (ja) |
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-
2017
- 2017-05-10 JP JP2017093588A patent/JP2018188043A/ja active Pending
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181219 |
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| A02 | Decision of refusal |
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