JP2018190825A - 電気機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は外部からの遮蔽の精度を高め、発熱源の熱を適切に放熱することが可能な電気機器を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明に係る電気機器は、第一の電気的な接続部を有する電気部品と、第二の電気的な接続部と発熱する発熱部とが配置されている電気基板と、を有し、前記電気基板は、配線によって前記第二の電気的な接続部で前記第一の電気的な接続部と接続され、前記電気部品は前記電気基板により外部から遮蔽され、前記発熱部は外部に露出していることを特徴とする。【選択図】 図3
Description
本発明は、内部に電気部品を有する電気機器に関するものである。
近年、スマートフォンやヘッドマウントディスプレイなどの電気機器の開発が進んでいる。電気機器は、電気部品を空間的に仕切られた空間内に配し、外部から異物が侵入しないような構成をとることが一般的である。また、電気部品には自身が発熱したり、熱によって性能が変化する部品を備えることが多いため、仕切られた空間内の温度を一定に保つ必要がある。そのため、電気機器は電気部品などから発する熱を冷却する手段も備えることがある。
電気機器を小型化するにあたり構成する部品や筺体が小さくなり、電気部品を仕切る空間も狭くなる。そのため、仕切られた空間内に配されている電気部品などから発せられる熱の逃げ場が限定され、仕切られた空間内の温度を一定に保ちづらくなる。また、仕切られた空間を密閉空間に近づけるに連れ、仕切られた空間内の温度を一定に保つことがより一層困難になる。
特許文献1では、光学部と制御部をわけ、光学部は略密閉空間に配し、光学部の配線を集約した基板と制御部の基板を束線で繋ぎ、束線のみ光学部と制御部を貫通することで光学部と制御部の仕切り精度を高めているプロジェクターが開示されている。
また、特許文献2では、電気回路およびランプを含む発熱ブロックと、液晶パネルおよび光学ユニットを含む光学ブロックを空間的に分離し、光学ブロックを密閉空間にしている液晶プロジェクションテレビが開示されている。
特許文献1で開示されている技術は、配線が通る仕切りの開口部の数と大きさを必要最低限にすることで仕切りの精度を高めるものである。しかし、開口部を防塵しつつ配線を通すことになるため組立作業が複雑になることと、配線を開口部に通すことから開口部と配線の間には隙間が発生しやすく、開口部の防塵が困難な場合がある。特許文献2で開示されている技術は、電気回路およびランプを含む発熱ブロックと、液晶パネルおよび光学ユニットを含む光学ブロックを空間的に分離し、光学ブロックを密閉空間にすることで、防塵と熱対策を行うものである。特許文献2の開示によれば、密閉空間にも発熱源が存在し、それを冷却するためのファンも密閉空間内に配置しているため、ファンの配線は密閉空間から電気回路がある発熱ブロックへ通っている。そのため、配線の間に隙間が空きやすいことからファンの配線での防塵が期待しづらい。さらに、開口部を防塵しつつ配線を通すことになるため、組立が複雑になる。また、密閉空間を構築する具体的な構成については述べられていない。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、外部からの遮蔽の精度を高め、発熱源の熱を適切に放熱することが可能な電気機器を提供することを目的とする。
本発明に係る電気機器は、第一の電気的な接続部を有する電気部品と、第二の電気的な接続部と発熱する発熱部とが配置されている電気基板と、を有し、前記電気基板は、配線によって前記第二の電気的な接続部で前記第一の電気的な接続部と接続され、前記電気部品は前記電気基盤により外部から遮蔽され、前記発熱部は外部に露出していることを特徴とする。
本発明によれば、外部からの遮蔽の精度を高め、発熱源の熱を適切に放熱することが可能な電気機器を提供することが出来る。
(第一の実施形態)
図1は、第一の実施形態における電気機器を示した図である。本実施形態の電気機器は、本体100と人の頭部に装着するための機構を有した装着部2で構成されたヘッドマウントディスプレイの形態をとる。以下に具体的な構成について述べる。
図1は、第一の実施形態における電気機器を示した図である。本実施形態の電気機器は、本体100と人の頭部に装着するための機構を有した装着部2で構成されたヘッドマウントディスプレイの形態をとる。以下に具体的な構成について述べる。
図2は本体100を構成している部品を示す。本体110の外装筺体は前外装110a、後外装120、上部外装130で構成される。また、前外装110aには撮像窓140、後外装120には表示窓150がそれぞれ取り付けられている。光学ユニット300は、支持部材310、撮像センサ320、表示パネル330、撮像プリズム340、表示プリズム350で構成されている。支持部材310は撮像センサ320、表示パネル330、撮像プリズム340、表示プリズム350を把持しており、後外装120に取り付けられる。撮像センサ320は撮像窓140と撮像プリズム340を介して受光し、また、表示パネル330から発する光は表示プリズム350と表示窓150を介してヘッドマウントディスプレイを装着している使用者の目に導光される。電気基板40aには演算処理装置41a、撮像センサ320と接続するためのセンサ接続端子42a、表示パネル330と接続するためのパネル接続端子43aが実装されている。演算処理装置41aは動作すると、発熱する発熱部となる。基板保持部材50は電気基板40aを保持しており、また、後外装120に取り付けられる。防塵部材60は前外装110aと電気基板40aの間に配置されるゴム部材で、前外装110aと電気基板40aとの間の隙間を埋めている。本実施形態では、ゴム部材を用いているが弾性部材であれば、他の部材に代替することは可能である。放熱部材70はヒートシンク71、シリコンゴム72で構成されており、演算処理装置41aとシリコンゴム72とを接触させることで演算処理装置41aとヒートシンク71とを熱的に結合させている。エアフィルター80aおよび80bは、前外装110aに設けられている吸気口111aと基板保持部材50に設けられている排気口51に、隙間なくそれぞれ配置されている。
図3は本体100の断面図である。空間Aは前外装110aと後外装120と撮像窓140と表示窓150と電気基板40aと基板保持部材50で構成される。また、前外装110aと電気基板40aとの間に防塵部材60を、エアフィルター80aおよび80bを吸気口111aと排気口51にそれぞれ配置する。そして、前外装110aと後外装120と撮像窓140と表示窓150と電気基板40aと基板保持部材50の部品同士の合わせによって、空間Aに異物が侵入しない構成となっている。この構成により、空間Aに光学ユニット300を配することによって、撮像センサ320、表示パネル330、撮像プリズム340、表示プリズム350は塵埃が侵入しない空間に配されることになる。よって、塵埃が付着することによって発生する性能劣化を防ぐことが可能である。また、空間Aは吸気口111aと排気口51からエアフィルター80aおよび80bを介して空気および水蒸気が流入流出できる構造となっているため、空間A内での結露の発生を防ぐことが可能である。
空間Bは前外装110aと上部外装130で構成される。空間B内には放熱部材70が配されている。一方の開口Cは前外装110aと上部外装130で構成されており、開口Cから排気口131を通って空気が流れることが可能である。つまり、放熱部材70は外部に露出していることになる。これによって、開口Cから排気口131への空気の自然対流でヒートシンク71を冷却することが可能である。
図4は放熱部材70周りの構成を示した概略図である。他方の開口部Dは前外装110aと後外装120を合わせることで開口が形成されている。開口部Dからは電気基板40aの一部が露出しており、また、演算処理装置41aも露出している。これにより、熱源となる演算処理装置41aは空間B側へ配され、ヒートシンク71とシリコンゴム72を介して熱的に繋がり、図3で説明した通りの方法で冷却される。また、演算処理装置41aが空間Aの外に配されるため、空間A内の内部温度の上昇を抑えやすくなり、撮像センサ320と表示パネル330を熱による性能劣化から防ぐことが可能となる。
図5、図6、図7に空間Aを構成する上での電気基板40a周りの仕切り構成について示す。本実施形態では、電気基板40a上で仕切りを構成している。電気基板40aは剛性がありかつ板状の形状をしているため、仕切り部品同士を隙間なく合わせやすくなり、仕切りの精度を高めることが可能である。
図5は前外装110aに設けられた仕切り部の構成に関する概略図である。前外装110aの裏面には、方向Wに延びるリブ112aが設けられている。方向Wは前外装110aの前面から裏面に向かう方向である。リブ112aは電気基板40aと突き当たりかつ基板保持部材50の一部と合わせが一致するような形状となっている。
図6は基板保持部材50に設けられた仕切り部の構成に関する概略図を示す。基板保持部材50の下面に下面リブ52が、両側面に側面リブ53がそれぞれ設けられている。下面リブ52と側面リブ53は前外装110aの一部および電気基板40aの側面の一部と合わせが一致するような形状となっている。基板保持部材50には背面54があり、背面54は後外装120の裏面と合わせが一致するような形状になっている。また、背面54から下面および両側面から伸びる壁面55が設けられており、壁面55の端部は電気基板40aの裏面と合わせが一致するような形状になっている。
図7には本体100を正面から見た際の仕切り領域を示す正面図と、各区画での断面図X−X、Y−Y、Z−Zが示されている。図5の正面図における二点鎖線は電気基板40aが前外装110aで隠れている部分、破線が仕切りを構成している部位および部品が前外装110aで隠れている部分で隠れている部分を示している。
正面側の電気基板40a周りの仕切りは、前外装110aに設けられたリブ112a、基板保持部材50に設けられた下面リブ52と側面リブ53、防塵部材60で構成される。断面図X−Xに示す通り、リブ112aは電気基板40aに突き当たっており、形状的に合わせが一致している。断面図Y−Yに示す通り、電気基板40aと下面リブ52と形状的に合わせが一致しており、また、下面リブ52とリブ112aは形状的に合わせが一致している。断面図Z−Zに示す通り、側面リブ53は前外装110aの裏面と突き当たっており、電気基板40aと前外装110aと形状的に合わせが一致している。防塵部材60は前外装110aと電気基板40aとで挟まれており、断面図Y−Yおよび断面図Z−Zに示す通り、下面リブ52と側面リブ53と形状的に合わせが一致している。
背面側の電気基板40a周りの仕切りは、基板保持部材50の背面54と壁面55で構成される。断面図X−Xに示す通り、背面54は後外装120の裏面と合わせの形状が一致している。壁面55は電気基板40両側面側と下面側に配されており、断面図Y−Yおよび断面図Z−Zに示す通り、壁面55の端部が電気基板40aと合わせの形状が一致している。
以上のように、形状が安定している部品同士を合わせて仕切りを構成し仕切りの精度を高めている。これによって空間Aへは外部から遮蔽され異物が侵入することを防いでおり、また、空間B内の熱を空間A内へ伝わりづらくしている。
図8は光学ユニット300と電気基板40aとの電気的な接続について示す。撮像センサ320にはセンサ接続部321、表示パネル330にはパネル接続部331がそれぞれある。センサ接続部321はセンサ接続端子42aと、パネル接続部331はパネル接続端子43aと配線によって繋がっており、演算処理装置41aによって制御される。電気基板40a周りの仕切りの構成は図5で説明した通り、電気基板40a上で構成されているため、光学ユニット300へと繋がる電気基板40aの接続端子の全てが空間A内に配されることになる。よって、空間A内に配されている部品に対する配線が空間A内で完結しているため、配線が仕切り部を貫通する必要性がなくなり、仕切りの精度を損なわない。
また、本体100の組立時において、配線の防塵が問われないため配線の位置を気を付けながら組み立てる必要がなくなり、組立が煩雑にならない。また、後外装120の上に光学ユニット300、基板保持部材50、電気基板40aの順に部品を積み上げて組立を行った場合を考える。その場合、センサ接続端子42aとパネル接続端子43aが作業者と対向する側にくるため、各接続部への配線作業がしやすくなり、組立性を損なわない。
(第二の実施形態)
図9は、第二の実施形態における電気機器の展開図である。前外装110bと中継基板40bと制御基板90は第一の実施形態と同様の電気機器に適用され、基本構成についても第一の実施形態と同様である。前外装110bは第一の実施形態における前外装110aに基板取付部112bを設けた構成である。中継基板40bは第一の実施形態の電気基板40aと基本構成は同じであり、演算処理装置41aの替わりに中継接続端子41bが実装されている。開口部Dは前外装110bと後外装120を合わせることで構成される。
図9は、第二の実施形態における電気機器の展開図である。前外装110bと中継基板40bと制御基板90は第一の実施形態と同様の電気機器に適用され、基本構成についても第一の実施形態と同様である。前外装110bは第一の実施形態における前外装110aに基板取付部112bを設けた構成である。中継基板40bは第一の実施形態の電気基板40aと基本構成は同じであり、演算処理装置41aの替わりに中継接続端子41bが実装されている。開口部Dは前外装110bと後外装120を合わせることで構成される。
図10は制御基板90周りの構成を示した概略図である。開口部Dからは中継基板40bの一部が露出しており、また、中継接続端子41bも露出している。基板取付部112bに制御基板90が取り付けられており、それぞれが空間Bに配されている。制御基板90には演算処理装置91と接続端子92が実装されており、中継接続端子41bと接続端子92が配線で接続されることによって、撮像センサ320と表示パネル330を制御している。この構成によって、第一の実施形態と同様、中継基板40b上で仕切りを構成することで防塵性能を維持しつつ、熱源となりうる演算処理装置91を空間Aから遠ざけることが可能となり、空間A内の温度を一定に保ちやすくなる。
Claims (11)
- 第一の電気的な接続部を有する電気部品と、
第二の電気的な接続部と発熱する発熱部とが配置されている電気基板と、を有し、
前記電気基板は、配線によって前記第二の電気的な接続部で前記第一の電気的な接続部と接続され、
前記電気部品は前記電気基板により外部から遮蔽され、前記発熱部は外部に露出していることを特徴とする電気機器。 - 外部に開口している開口部を更に有し、
前記電気基板は前記開口部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。 - 前記電気基板を前記開口部で保持する保持部を更に有することを特徴とする請求項2に記載の電気機器。
- 前記開口部と前記電気基板との間には、弾性部材が配置されていることを特徴とする請求項3に記載の電気機器
- 前記開口部は少なくとも二つあり、一方の開口部に前記電気基板が配置され、他方の開口部にはエアフィルターが配置されていることを特徴とする請求項3もしくは4のいずれか1項に記載の電気機器。
- 前記電気基板は開口部を有し、当該開口部にはエアフィルターが配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電気機器。
- 前記電気基板と熱的に結合された放熱部を更に有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電気機器。
- 前記電気部品もしくは前記電気基板を制御する制御を更に有し、前記制御部は前記第二の電気的な接続部と接続されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電気機器
- 撮像装置および表示装置から構成される光学ユニットを更に有し、
前記光学ユニットは前記電気部品と前記第一の電気的な接続部で接続されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電気機器。 - 前記開口部は、前記電気機器の外装筺体に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電気機器。
- ヘッドマウントディスプレイの構成を更に有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の電気機器。
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| JP2017091815A JP2018190825A (ja) | 2017-05-02 | 2017-05-02 | 電気機器 |
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-
2017
- 2017-05-02 JP JP2017091815A patent/JP2018190825A/ja active Pending
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