JP2018203733A - 光学活性化合物の製造法 - Google Patents
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Abstract
Description
後述の式(V)で表されるピリミジンアミド誘導体は、Rafプロテインキナーゼ阻害剤および癌等の治療薬として有用であることが知られている。
特許文献1には、後述の式(III)で表されるアミン化合物の光学活性体を、対応するケトン化合物をオキシム化し、還元し、次いで、ジp−トルオイル(D)−酒石酸を用いて光学分割することにより製造し、これを用いて目的とする後述の式(V)で表されるピリミジンアミド誘導体の光学活性体を製造することが開示されている。
光学活性なアミン化合物の製造方法として、非特許文献1には、イリジウム錯体を触媒として用いた、アリールアセトンのベンズヒドリルアミンとの還元的不斉アミノ化反応が開示され、非特許文献2には、ジフェニルメチルイミノ基を有する化合物の不斉還元反応が開示されている。
後述の(V)で表されるピリミジンアミド誘導体の光学活性体の製造に必要とされる、後述の式(III)で表されるアミン化合物の光学活性体を、対応するイミノ化合物の不斉還元によって製造するには、イミノ化合物に適切な保護基を導入することとその不斉還元反応を開発することが重要である。
保護基としてのジフェニルメチル基は、これまでほとんど知られておらず、非特許文献1では、還元的不斉アミノ化反応の生成物としてジフェニルメチルアミノ基を有する光学活性な化合物が得られるが、後述の式(II)で表されるアミン化合物の光学活性体とは大きく構造が異なる。非特許文献2には、ジフェニルメチルイミノ基を有する化合物の不斉還元反応が開示されているが、非常に低収率でエナンチオ選択性も低い。
[1] 下式(I):
R1は、C1−6アルキル基を;
R2は、水素原子またはハロゲン原子を;
R3は、水素原子またはハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基を;
PGは、保護基を示す。]
で表される化合物(以下、化合物(I)ともいう)またはその塩を不斉還元反応に付すことを特徴とする、下式(II):
で表される化合物の光学活性体(以下、化合物(II)ともいう)またはその塩の製造法。
[2] 下式(I);
R1は、C1−6アルキル基を;
R2は、水素原子またはハロゲン原子を;
R3は、水素原子またはハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基を;
PGは、保護基を示す。]
で表される化合物またはその塩を不斉還元反応に付して、下式(II);
で表される化合物の光学活性体またはその塩を得る工程を含む、下式(V):
で表される化合物の光学活性体(以下、化合物(V)ともいう)またはその塩の製造法。
[3] 請求項2に記載の製造法であって、さらに、下式(II);
R1は、C1−6アルキル基を;
R2は、水素原子またはハロゲン原子を;
R3は、水素原子またはハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基を;
PGは、保護基を示し、
*が付された炭素原子は不斉炭素原子を示す。]
で表される化合物の光学活性体またはその塩を脱保護反応に付する工程、および、得られる下式(III);
で表される化合物の光学活性体(以下、化合物(III)ともいう)またはその塩を、下式(IV);
Xは脱離基を;
R4およびR5は、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよい複素環基、アシル基、置換されていてもよいアミノ基、置換されていてもよいカルバモイル基、置換されていてもよいチオカルバモイル基、置換されていてもよいスルファモイル基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいスルファニル(SH)基、または置換されていてもよいシリル基を示す。]
で表される化合物(以下、化合物(IV)ともいう)またはその塩と反応させる工程を含む、上記[2]に記載の製造法。
[4] 式(III)で表される化合物の光学活性体またはその塩が、式(III)で表される化合物の光学活性体とマンデル酸との塩である、上記[3]に記載の製造法。
[5] Xがヒドロキシ基である、上記[3]または[4]記載の製造法。
[6] 不斉還元反応が、遷移金属錯体の存在下の不斉水素化反応である、上記[1]から[5]のいずれか一項に記載の製造法。
[7] 遷移金属錯体がイリジウム錯体である、上記[6]に記載の製造法。
[8] PGが、下式(VI):
Ar1は、水素原子または置換されていてもよいC6−14アリール基を;
Ar2は、置換されていてもよいC6−14アリール基を示す。]
で表される、上記[1]から[7]のいずれか一項に記載の製造法。
[9] Ar1およびAr2が、各々独立して置換されていてもよいフェニル基である、上記[8]に記載の製造法。
[10] 下式(VII):
で表される化合物(以下、化合物(VII)ともいう)またはその塩。
[11] 下式(VIII):
Ar5およびAr6は、各々独立して置換されていてもよいC6−14アリール基を示し、
*が付された炭素原子は不斉炭素原子を示す。]
で表される化合物の光学活性体(以下、化合物(VIII)ともいう)またはその塩。
R1は、C1−6アルキル基を;
R2は、水素原子またはハロゲン原子を;
R3は、水素原子またはハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基を示す。]
で表される化合物(以下、化合物(A−c)ともいう)またはその塩を不斉還元的アミノ化反応に付することを特徴とする、式(III)で表される化合物の光学活性体またはその塩の製造法。
以下に、本発明を詳細に説明する。
本明細書中、「ハロゲン原子」としては、例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。
本明細書中、「C1−6アルキル基」としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、1−エチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、1,1−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、2−エチルブチルが挙げられる。
本明細書中、「ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基」としては、例えば、1ないし7個、好ましくは1ないし5個のハロゲン原子を有していてもよいC1−6アルキル基が挙げられる。具体例としては、メチル、クロロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、エチル、2−ブロモエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、テトラフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、プロピル、2,2−ジフルオロプロピル、3,3,3−トリフルオロプロピル、イソプロピル、ブチル、4,4,4−トリフルオロブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、5,5,5−トリフルオロペンチル、ヘキシル、6,6,6−トリフルオロヘキシルが挙げられる。
本明細書中、「C2−6アルケニル基」としては、例えば、エテニル、1−プロペニル、2−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、1−ペンテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、4−メチル−3−ペンテニル、1−ヘキセニル、3−ヘキセニル、5−ヘキセニルが挙げられる。
本明細書中、「C2−6アルキニル基」としては、例えば、エチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−ペンチニル、2−ペンチニル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−ヘキシニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニル、4−ヘキシニル、5−ヘキシニル、4−メチル−2−ペンチニルが挙げられる。
本明細書中、「C3−10シクロアルキル基」としては、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、ビシクロ[2.2.2]オクチル、ビシクロ[3.2.1]オクチル、アダマンチルが挙げられる。
本明細書中、「ハロゲン化されていてもよいC3−10シクロアルキル基」としては、例えば、1ないし7個、好ましくは1ないし5個のハロゲン原子を有していてもよいC3−10シクロアルキル基が挙げられる。具体例としては、シクロプロピル、2,2−ジフルオロシクロプロピル、2,3−ジフルオロシクロプロピル、シクロブチル、ジフルオロシクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチルが挙げられる。
本明細書中、「C3−10シクロアルケニル基」としては、例えば、シクロプロペニル、シクロブテニル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘプテニル、シクロオクテニルが挙げられる。
本明細書中、「C6−14アリール基」としては、例えば、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、1−アントリル、2−アントリル、9−アントリルが挙げられる。
本明細書中、「C7−16アラルキル基」としては、例えば、ベンジル、フェネチル、ナフチルメチル、フェニルプロピルが挙げられる。
本明細書中、「ハロゲン化されていてもよいC1−6アルコキシ基」としては、例えば、1ないし7個、好ましくは1ないし5個のハロゲン原子を有していてもよいC1−6アルコキシ基が挙げられる。具体例としては、メトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、エトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、4,4,4−トリフルオロブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシが挙げられる。
本明細書中、「C3−10シクロアルキルオキシ基」としては、例えば、シクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシ、シクロヘプチルオキシ、シクロオクチルオキシが挙げられる。
本明細書中、「C1−6アルキルチオ基」としては、例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、sec−ブチルチオ、tert−ブチルチオ、ペンチルチオ、ヘキシルチオが挙げられる。
本明細書中、「ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキルチオ基」としては、例えば、1ないし7個、好ましくは1ないし5個のハロゲン原子を有していてもよいC1−6アルキルチオ基が挙げられる。具体例としては、メチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、4,4,4−トリフルオロブチルチオ、ペンチルチオ、ヘキシルチオが挙げられる。
本明細書中、「C1−6アルキル−カルボニル基」としては、例えば、アセチル、プロパノイル、ブタノイル、2−メチルプロパノイル、ペンタノイル、3−メチルブタノイル、2−メチルブタノイル、2,2−ジメチルプロパノイル、ヘキサノイル、ヘプタノイルが挙げられる。
本明細書中、「ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル−カルボニル基」としては、例えば、1ないし7個、好ましくは1ないし5個のハロゲン原子を有していてもよいC1−6アルキル−カルボニル基が挙げられる。具体例としては、アセチル、クロロアセチル、トリフルオロアセチル、トリクロロアセチル、プロパノイル、ブタノイル、ペンタノイル、ヘキサノイルが挙げられる。
本明細書中、「C1−6アルコキシ−カルボニル基」としては、例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニル、sec−ブトキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、ペンチルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニルが挙げられる。
本明細書中、「C6−14アリール−カルボニル基」としては、例えば、ベンゾイル、1−ナフトイル、2−ナフトイルが挙げられる。
本明細書中、「C7−16アラルキル−カルボニル基」としては、例えば、フェニルアセチル、フェニルプロピオニルが挙げられる。
本明細書中、「5ないし14員芳香族複素環カルボニル基」としては、例えば、ニコチノイル、イソニコチノイル、テノイル、フロイルが挙げられる。
本明細書中、「3ないし14員非芳香族複素環カルボニル基」としては、例えば、モルホリニルカルボニル、ピペリジニルカルボニル、ピロリジニルカルボニルが挙げられる。
本明細書中、「モノ−またはジ−C7−16アラルキル−カルバモイル基」としては、例えば、ベンジルカルバモイル、フェネチルカルバモイルが挙げられる。
本明細書中、「C1−6アルキルスルホニル基」としては、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、ブチルスルホニル、sec−ブチルスルホニル、tert−ブチルスルホニルが挙げられる。
本明細書中、「ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキルスルホニル基」としては、例えば、1ないし7個、好ましくは1ないし5個のハロゲン原子を有していてもよいC1−6アルキルスルホニル基が挙げられる。具体例としては、メチルスルホニル、ジフルオロメチルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、ブチルスルホニル、4,4,4−トリフルオロブチルスルホニル、ペンチルスルホニル、ヘキシルスルホニルが挙げられる。
本明細書中、「C6−14アリールスルホニル基」としては、例えば、フェニルスルホニル、1−ナフチルスルホニル、2−ナフチルスルホニルが挙げられる。
本明細書中、「炭化水素基」(「置換されていてもよい炭化水素基」における「炭化水素基」を含む)としては、例えば、C1−6アルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C3−10シクロアルキル基、C3−10シクロアルケニル基、C6−14アリール基、C7−16アラルキル基が挙げられる。
[置換基群A]
(1)ハロゲン原子、
(2)ニトロ基、
(3)シアノ基、
(4)オキソ基、
(5)ヒドロキシ基、
(6)ハロゲン化されていてもよいC1−6アルコキシ基、
(7)C6−14アリールオキシ基(例、フェノキシ、ナフトキシ)、
(8)C7−16アラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ)、
(9)5ないし14員芳香族複素環オキシ基(例、ピリジルオキシ)、
(10)3ないし14員非芳香族複素環オキシ基(例、モルホリニルオキシ、ピペリジニルオキシ)、
(11)C1−6アルキル−カルボニルオキシ基(例、アセトキシ、プロパノイルオキシ)、
(12)C6−14アリール−カルボニルオキシ基(例、ベンゾイルオキシ、1−ナフトイルオキシ、2−ナフトイルオキシ)、
(13)C1−6アルコキシ−カルボニルオキシ基(例、メトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、プロポキシカルボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシ)、
(14)モノ−またはジ−C1−6アルキル−カルバモイルオキシ基(例、メチルカルバモイルオキシ、エチルカルバモイルオキシ、ジメチルカルバモイルオキシ、ジエチルカルバモイルオキシ)、
(15)C6−14アリール−カルバモイルオキシ基(例、フェニルカルバモイルオキシ、ナフチルカルバモイルオキシ)、
(16)5ないし14員芳香族複素環カルボニルオキシ基(例、ニコチノイルオキシ)、
(17)3ないし14員非芳香族複素環カルボニルオキシ基(例、モルホリニルカルボニルオキシ、ピペリジニルカルボニルオキシ)、
(18)ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキルスルホニルオキシ基(例、メチルスルホニルオキシ、トリフルオロメチルスルホニルオキシ)、
(19)C1−6アルキル基で置換されていてもよいC6−14アリールスルホニルオキシ基(例、フェニルスルホニルオキシ、トルエンスルホニルオキシ)、
(20)ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキルチオ基、
(21)5ないし14員芳香族複素環基、
(22)3ないし14員非芳香族複素環基、
(23)ホルミル基、
(24)カルボキシ基、
(25)ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル−カルボニル基、
(26)C6−14アリール−カルボニル基、
(27)5ないし14員芳香族複素環カルボニル基、
(28)3ないし14員非芳香族複素環カルボニル基、
(29)C1−6アルコキシ−カルボニル基、
(30)C6−14アリールオキシ−カルボニル基(例、フェニルオキシカルボニル、1−ナフチルオキシカルボニル、2−ナフチルオキシカルボニル)、
(31)C7−16アラルキルオキシ−カルボニル基(例、ベンジルオキシカルボニル、フェネチルオキシカルボニル)、
(32)カルバモイル基、
(33)チオカルバモイル基、
(34)モノ−またはジ−C1−6アルキル−カルバモイル基、
(35)C6−14アリール−カルバモイル基(例、フェニルカルバモイル)、
(36)5ないし14員芳香族複素環カルバモイル基(例、ピリジルカルバモイル、チエニルカルバモイル)、
(37)3ないし14員非芳香族複素環カルバモイル基(例、モルホリニルカルバモイル、ピペリジニルカルバモイル)、
(38)ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキルスルホニル基、
(39)C6−14アリールスルホニル基、
(40)5ないし14員芳香族複素環スルホニル基(例、ピリジルスルホニル、チエニルスルホニル)、
(41)ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキルスルフィニル基、
(42)C6−14アリールスルフィニル基(例、フェニルスルフィニル、1−ナフチルスルフィニル、2−ナフチルスルフィニル)、
(43)5ないし14員芳香族複素環スルフィニル基(例、ピリジルスルフィニル、チエニルスルフィニル)、
(44)アミノ基、
(45)モノ−またはジ−C1−6アルキルアミノ基(例、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、N−エチル−N−メチルアミノ)、
(46)モノ−またはジ−C6−14アリールアミノ基(例、フェニルアミノ)、
(47)5ないし14員芳香族複素環アミノ基(例、ピリジルアミノ)、
(48)C7−16アラルキルアミノ基(例、ベンジルアミノ)、
(49)ホルミルアミノ基、
(50)C1−6アルキル−カルボニルアミノ基(例、アセチルアミノ、プロパノイルアミノ、ブタノイルアミノ)、
(51)(C1−6アルキル)(C1−6アルキル−カルボニル)アミノ基(例、N−アセチル−N−メチルアミノ)、
(52)C6−14アリール−カルボニルアミノ基(例、フェニルカルボニルアミノ、ナフチルカルボニルアミノ)、
(53)C1−6アルコキシ−カルボニルアミノ基(例、メトキシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、プロポキシカルボニルアミノ、ブトキシカルボニルアミノ、tert−ブトキシカルボニルアミノ)、
(54)C7−16アラルキルオキシ−カルボニルアミノ基(例、ベンジルオキシカルボニルアミノ)、
(55)C1−6アルキルスルホニルアミノ基(例、メチルスルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノ)、
(56)C1−6アルキル基で置換されていてもよいC6−14アリールスルホニルアミノ基(例、フェニルスルホニルアミノ、トルエンスルホニルアミノ)、
(57)ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基、
(58)C2−6アルケニル基、
(59)C2−6アルキニル基、
(60)C3−10シクロアルキル基、
(61)C3−10シクロアルケニル基、及び
(62)C6−14アリール基。
本明細書中、「複素環基」(「置換されていてもよい複素環基」における「複素環基」を含む)としては、例えば、環構成原子として炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子をそれぞれ含有する、(i)芳香族複素環基、(ii)非芳香族複素環基および(iii)7ないし10員複素架橋環基が挙げられる。
該「芳香族複素環基」の好適な例としては、チエニル、フリル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、トリアジニルなどの5ないし6員単環式芳香族複素環基;
ベンゾチオフェニル、ベンゾフラニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、イミダゾピリジニル、チエノピリジニル、フロピリジニル、ピロロピリジニル、ピラゾロピリジニル、オキサゾロピリジニル、チアゾロピリジニル、イミダゾピラジニル、イミダゾピリミジニル、チエノピリミジニル、フロピリミジニル、ピロロピリミジニル、ピラゾロピリミジニル、オキサゾロピリミジニル、チアゾロピリミジニル、ピラゾロトリアジニル、ナフト[2,3−b]チエニル、フェノキサチイニル、インドリル、イソインドリル、1H−インダゾリル、プリニル、イソキノリル、キノリル、フタラジニル、ナフチリジニル、キノキサリニル、キナゾリニル、シンノリニル、カルバゾリル、β−カルボリニル、フェナントリジニル、アクリジニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニルなどの8ないし14員縮合多環式(好ましくは2または3環式)芳香族複素環基が挙げられる。
該「非芳香族複素環基」の好適な例としては、アジリジニル、オキシラニル、チイラニル、アゼチジニル、オキセタニル、チエタニル、テトラヒドロチエニル、テトラヒドロフラニル、ピロリニル、ピロリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、オキサゾリニル、オキサゾリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、チアゾリニル、チアゾリジニル、テトラヒドロイソチアゾリル、テトラヒドロオキサゾリル、テトラヒドロイソオキサゾリル、ピペリジニル、ピペラジニル、テトラヒドロピリジニル、ジヒドロピリジニル、ジヒドロチオピラニル、テトラヒドロピリミジニル、テトラヒドロピリダジニル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、モルホリニル、チオモルホリニル、アゼパニル、ジアゼパニル、アゼピニル、オキセパニル、アゾカニル、ジアゾカニルなどの3ないし8員単環式非芳香族複素環基;
ジヒドロベンゾフラニル、ジヒドロベンゾイミダゾリル、ジヒドロベンゾオキサゾリル、ジヒドロベンゾチアゾリル、ジヒドロベンゾイソチアゾリル、ジヒドロナフト[2,3−b]チエニル、テトラヒドロイソキノリル、テトラヒドロキノリル、4H−キノリジニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジニル、テトラヒドロベンゾアゼピニル、テトラヒドロキノキサリニル、テトラヒドロフェナントリジニル、ヘキサヒドロフェノチアジニル、ヘキサヒドロフェノキサジニル、テトラヒドロフタラジニル、テトラヒドロナフチリジニル、テトラヒドロキナゾリニル、テトラヒドロシンノリニル、テトラヒドロカルバゾリル、テトラヒドロ−β−カルボリニル、テトラヒドロアクリジニル、テトラヒドロフェナジニル、テトラヒドロチオキサンテニル、オクタヒドロイソキノリルなどの9ないし14員縮合多環式(好ましくは2または3環式)非芳香族複素環基が挙げられる。
本明細書中、「含窒素複素環基」としては、「複素環基」のうち、環構成原子として少なくとも1個以上の窒素原子を含有するものが挙げられる。
本明細書中、「置換されていてもよい複素環基」としては、例えば、前記した置換基群Aから選ばれる置換基を有していてもよい複素環基が挙げられる。
「置換されていてもよい複素環基」における置換基の数は、例えば、1ないし3個である。置換基数が2個以上の場合、各置換基は同一であっても異なっていてもよい。
また、「アシル基」としては、炭化水素−スルホニル基、複素環−スルホニル基、炭化水素−スルフィニル基、複素環−スルフィニル基も挙げられる。
ここで、炭化水素−スルホニル基とは、炭化水素基が結合したスルホニル基を、複素環−スルホニル基とは、複素環基が結合したスルホニル基を、炭化水素−スルフィニル基とは、炭化水素基が結合したスルフィニル基を、複素環−スルフィニル基とは、複素環基が結合したスルフィニル基を、それぞれ意味する。
「アシル基」の好適な例としては、ホルミル基、カルボキシ基、C1−6アルキル−カルボニル基、C2−6アルケニル−カルボニル基(例、クロトノイル)、C3−10シクロアルキル−カルボニル基(例、シクロブタンカルボニル、シクロペンタンカルボニル、シクロヘキサンカルボニル、シクロヘプタンカルボニル)、C3−10シクロアルケニル−カルボニル基(例、2−シクロヘキセンカルボニル)、C6−14アリール−カルボニル基、C7−16アラルキル−カルボニル基、5ないし14員芳香族複素環カルボニル基、3ないし14員非芳香族複素環カルボニル基、C1−6アルコキシ−カルボニル基、C6−14アリールオキシ−カルボニル基(例、フェニルオキシカルボニル、ナフチルオキシカルボニル)、C7−16アラルキルオキシ−カルボニル基(例、ベンジルオキシカルボニル、フェネチルオキシカルボニル)、カルバモイル基、モノ−またはジ−C1−6アルキル−カルバモイル基、モノ−またはジ−C2−6アルケニル−カルバモイル基(例、ジアリルカルバモイル)、モノ−またはジ−C3−10シクロアルキル−カルバモイル基(例、シクロプロピルカルバモイル)、モノ−またはジ−C6−14アリール−カルバモイル基(例、フェニルカルバモイル)、モノ−またはジ−C7−16アラルキル−カルバモイル基、5ないし14員芳香族複素環カルバモイル基(例、ピリジルカルバモイル)、チオカルバモイル基、モノ−またはジ−C1−6アルキル−チオカルバモイル基(例、メチルチオカルバモイル、N−エチル−N−メチルチオカルバモイル)、モノ−またはジ−C2−6アルケニル−チオカルバモイル基(例、ジアリルチオカルバモイル)、モノ−またはジ−C3−10シクロアルキル−チオカルバモイル基(例、シクロプロピルチオカルバモイル、シクロヘキシルチオカルバモイル)、モノ−またはジ−C6−14アリール−チオカルバモイル基(例、フェニルチオカルバモイル)、モノ−またはジ−C7−16アラルキル−チオカルバモイル基(例、ベンジルチオカルバモイル、フェネチルチオカルバモイル)、5ないし14員芳香族複素環チオカルバモイル基(例、ピリジルチオカルバモイル)、スルフィノ基、C1−6アルキルスルフィニル基(例、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル)、スルホ基、C1−6アルキルスルホニル基、C6−14アリールスルホニル基、ホスホノ基、モノ−またはジ−C1−6アルキルホスホノ基(例、ジメチルホスホノ、ジエチルホスホノ、ジイソプロピルホスホノ、ジブチルホスホノ)が挙げられる。
置換されていてもよいアミノ基の好適な例としては、アミノ基、モノ−またはジ−(ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル)アミノ基(例、メチルアミノ、トリフルオロメチルアミノ、ジメチルアミノ、エチルアミノ、ジエチルアミノ、プロピルアミノ、ジブチルアミノ)、モノ−またはジ−C2−6アルケニルアミノ基(例、ジアリルアミノ)、モノ−またはジ−C3−10シクロアルキルアミノ基(例、シクロプロピルアミノ、シクロヘキシルアミノ)、モノ−またはジ−C6−14アリールアミノ基(例、フェニルアミノ)、モノ−またはジ−C7−16アラルキルアミノ基(例、ベンジルアミノ、ジベンジルアミノ)、モノ−またはジ−(ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル)−カルボニルアミノ基(例、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ)、モノ−またはジ−C6−14アリール−カルボニルアミノ基(例、ベンゾイルアミノ)、モノ−またはジ−C7−16アラルキル−カルボニルアミノ基(例、ベンジルカルボニルアミノ)、モノ−またはジ−5ないし14員芳香族複素環カルボニルアミノ基(例、ニコチノイルアミノ、イソニコチノイルアミノ)、モノ−またはジ−3ないし14員非芳香族複素環カルボニルアミノ基(例、ピペリジニルカルボニルアミノ)、モノ−またはジ−C1−6アルコキシ−カルボニルアミノ基(例、tert−ブトキシカルボニルアミノ)、5ないし14員芳香族複素環アミノ基(例、ピリジルアミノ)、カルバモイルアミノ基、(モノ−またはジ−C1−6アルキル−カルバモイル)アミノ基(例、メチルカルバモイルアミノ)、(モノ−またはジ−C7−16アラルキル−カルバモイル)アミノ基(例、ベンジルカルバモイルアミノ)、C1−6アルキルスルホニルアミノ基(例、メチルスルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノ)、C6−14アリールスルホニルアミノ基(例、フェニルスルホニルアミノ)、(C1−6アルキル)(C1−6アルキル−カルボニル)アミノ基(例、N−アセチル−N−メチルアミノ)、(C1−6アルキル)(C6−14アリール−カルボニル)アミノ基(例、N−ベンゾイル−N−メチルアミノ)が挙げられる。
置換されていてもよいカルバモイル基の好適な例としては、カルバモイル基、モノ−またはジ−C1−6アルキル−カルバモイル基、モノ−またはジ−C2−6アルケニル−カルバモイル基(例、ジアリルカルバモイル)、モノ−またはジ−C3−10シクロアルキル−カルバモイル基(例、シクロプロピルカルバモイル、シクロヘキシルカルバモイル)、モノ−またはジ−C6−14アリール−カルバモイル基(例、フェニルカルバモイル)、モノ−またはジ−C7−16アラルキル−カルバモイル基、モノ−またはジ−C1−6アルキル−カルボニル−カルバモイル基(例、アセチルカルバモイル、プロピオニルカルバモイル)、モノ−またはジ−C6−14アリール−カルボニル−カルバモイル基(例、ベンゾイルカルバモイル)、5ないし14員芳香族複素環カルバモイル基(例、ピリジルカルバモイル)が挙げられる。
置換されていてもよいチオカルバモイル基の好適な例としては、チオカルバモイル基、モノ−またはジ−C1−6アルキル−チオカルバモイル基(例、メチルチオカルバモイル、エチルチオカルバモイル、ジメチルチオカルバモイル、ジエチルチオカルバモイル、N−エチル−N−メチルチオカルバモイル)、モノ−またはジ−C2−6アルケニル−チオカルバモイル基(例、ジアリルチオカルバモイル)、モノ−またはジ−C3−10シクロアルキル−チオカルバモイル基(例、シクロプロピルチオカルバモイル、シクロヘキシルチオカルバモイル)、モノ−またはジ−C6−14アリール−チオカルバモイル基(例、フェニルチオカルバモイル)、モノ−またはジ−C7−16アラルキル−チオカルバモイル基(例、ベンジルチオカルバモイル、フェネチルチオカルバモイル)、モノ−またはジ−C1−6アルキル−カルボニル−チオカルバモイル基(例、アセチルチオカルバモイル、プロピオニルチオカルバモイル)、モノ−またはジ−C6−14アリール−カルボニル−チオカルバモイル基(例、ベンゾイルチオカルバモイル)、5ないし14員芳香族複素環チオカルバモイル基(例、ピリジルチオカルバモイル)が挙げられる。
置換されていてもよいスルファモイル基の好適な例としては、スルファモイル基、モノ−またはジ−C1−6アルキル−スルファモイル基(例、メチルスルファモイル、エチルスルファモイル、ジメチルスルファモイル、ジエチルスルファモイル、N−エチル−N−メチルスルファモイル)、モノ−またはジ−C2−6アルケニル−スルファモイル基(例、ジアリルスルファモイル)、モノ−またはジ−C3−10シクロアルキル−スルファモイル基(例、シクロプロピルスルファモイル、シクロヘキシルスルファモイル)、モノ−またはジ−C6−14アリール−スルファモイル基(例、フェニルスルファモイル)、モノ−またはジ−C7−16アラルキル−スルファモイル基(例、ベンジルスルファモイル、フェネチルスルファモイル)、モノ−またはジ−C1−6アルキル−カルボニル−スルファモイル基(例、アセチルスルファモイル、プロピオニルスルファモイル)、モノ−またはジ−C6−14アリール−カルボニル−スルファモイル基(例、ベンゾイルスルファモイル)、5ないし14員芳香族複素環スルファモイル基(例、ピリジルスルファモイル)が挙げられる。
置換されていてもよいヒドロキシ基の好適な例としては、ヒドロキシ基、C1−6アルコキシ基、C2−6アルケニルオキシ基(例、アリルオキシ、2−ブテニルオキシ、2−ペンテニルオキシ、3−ヘキセニルオキシ)、C3−10シクロアルキルオキシ基(例、シクロヘキシルオキシ)、C6−14アリールオキシ基(例、フェノキシ、ナフチルオキシ)、C7−16アラルキルオキシ基(例、ベンジルオキシ、フェネチルオキシ)、C1−6アルキル−カルボニルオキシ基(例、アセチルオキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、イソブチリルオキシ、ピバロイルオキシ)、C6−14アリール−カルボニルオキシ基(例、ベンゾイルオキシ)、C7−16アラルキル−カルボニルオキシ基(例、ベンジルカルボニルオキシ)、5ないし14員芳香族複素環カルボニルオキシ基(例、ニコチノイルオキシ)、3ないし14員非芳香族複素環カルボニルオキシ基(例、ピペリジニルカルボニルオキシ)、C1−6アルコキシ−カルボニルオキシ基(例、tert−ブトキシカルボニルオキシ)、5ないし14員芳香族複素環オキシ基(例、ピリジルオキシ)、カルバモイルオキシ基、C1−6アルキル−カルバモイルオキシ基(例、メチルカルバモイルオキシ)、C7−16アラルキル−カルバモイルオキシ基(例、ベンジルカルバモイルオキシ)、C1−6アルキルスルホニルオキシ基(例、メチルスルホニルオキシ、エチルスルホニルオキシ)、C6−14アリールスルホニルオキシ基(例、フェニルスルホニルオキシ)が挙げられる。
置換されていてもよいスルファニル基の好適な例としては、スルファニル(−SH)基、C1−6アルキルチオ基、C2−6アルケニルチオ基(例、アリルチオ、2−ブテニルチオ、2−ペンテニルチオ、3−ヘキセニルチオ)、C3−10シクロアルキルチオ基(例、シクロヘキシルチオ)、C6−14アリールチオ基(例、フェニルチオ、ナフチルチオ)、C7−16アラルキルチオ基(例、ベンジルチオ、フェネチルチオ)、C1−6アルキル−カルボニルチオ基(例、アセチルチオ、プロピオニルチオ、ブチリルチオ、イソブチリルチオ、ピバロイルチオ)、C6−14アリール−カルボニルチオ基(例、ベンゾイルチオ)、5ないし14員芳香族複素環チオ基(例、ピリジルチオ)、ハロゲン化チオ基(例、ペンタフルオロチオ)が挙げられる。
置換されていてもよいシリル基の好適な例としては、トリ−C1−6アルキルシリル基(例、トリメチルシリル、tert-ブチル(ジメチル)シリル)が挙げられる。
R1は、C1−6アルキル基を示し、好ましくはメチルである。
R2は、水素原子またはハロゲン原子を示し、好ましくは塩素原子である。
R3は、水素原子またはハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基を示し、好ましくはフッ素化されたC1−6アルキル基であり、特に好ましくはトリフルオロメチルである。
で表される基、および式(VI):
Ar1は、水素原子または置換されていてもよいC6−14アリール基を;
Ar2は、置換されていてもよいC6−14アリール基を示す。]
で表される基が挙げられる。
R7で表される「置換されていてもよいC1−6アルコキシ基」の該「置換基」としては、例えば、前記した「置換基」が挙げられる。R7で表される「置換されていてもよいC1−6アルコキシ基」における置換基の数は、例えば、置換可能な位置に1ないし5個、好ましくは1ないし3個である。置換基数が2個以上の場合、各置換基は同一であっても異なっていてもよい。
R7は、好ましくは、置換基を有さないC6−14アリール基または置換基を有さないC1−6アルコキシ基であり、より好ましくは、フェニルまたはtert-ブトキシであり、特に好ましくはフェニルである。
式(I)で表される化合物が、式(VII):
で表される化合物であり、かつ
式(II)で表される化合物の光学活性体が、式(VIII):
で表される化合物の光学活性体である。
Ar3、Ar4、Ar5またはAr6で表される「置換されていてもよいC6−14アリール基」の置換基および置換基数としては、前記R7で表される「置換されていてもよいC6−14アリール基」と同様の「置換基」と「置換基数」が挙げられ、好適なものはC1−6アルコキシ基であり、特に好適なものはメトキシである。
Ar3およびAr4は、好ましくは各々独立して置換されていてもよいフェニルであり、より好ましくは各々独立してC1−6アルコキシ基で置換されていてもよいフェニルであり、特に好ましくはともにフェニルである。
最も好ましい実施態様では、
式(I)で表される化合物が、(E)-2-(1-(ベンズヒドリルイミノ)エチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドであり;かつ
式(II)で表される化合物の光学活性体が、2-((1R)-1-(ベンズヒドリルアミノ)エチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドである。
R4またはR5で表される「置換されていてもよい炭化水素基」としては例えば、前記した「置換されていてもよい炭化水素基」として例示したものが挙げられる。
R4またはR5で表される「置換されていてもよい複素環基」としては例えば、前記した「置換されていてもよい複素環基」として例示したものが挙げられる。
R4またはR5で表される「アシル基」としては例えば、前記した「アシル基」として例示したものが挙げられる。
R4またはR5で表される「置換されていてもよいアミノ基」としては例えば、前記した「置換されていてもよいアミノ基」として例示したものが挙げられる。
R4またはR5で表される「置換されていてもよいカルバモイル基」としては例えば、前記した「置換されていてもよいカルバモイル基」として例示したものが挙げられる。
R4またはR5で表される「置換されていてもよいチオカルバモイル基」としては例えば、前記した「置換されていてもよいチオカルバモイル基」として例示したものが挙げられる。
R4またはR5で表される「置換されていてもよいスルファモイル基」としては例えば、前記した「置換されていてもよいスルファモイル基」として例示したものが挙げられる。
R4またはR5で表される「置換されていてもよいヒドロキシ基」としては例えば、前記した「置換されていてもよいヒドロキシ基」として例示したものが挙げられる。
R4またはR5で表される「置換されていてもよいスルファニル(SH)基」としては例えば、前記した「置換されていてもよいスルファニル(SH)基」として例示したものが挙げられる。
R4またはR5で表される「置換されていてもよいシリル基」としては例えば、前記した「置換されていてもよいシリル基」として例示したものが挙げられる。
Xで表される「置換されていてもよいヒドロキシ基」としては例えば、前記した「置換されていてもよいヒドロキシ基」として例示したものが挙げられる。
Xで表される「置換されていてもよいイミダゾリル基」の置換基としては例えば、C1−6アルキル基が挙げられ、中でもメチルが好適である。
Xは、好ましくは、ヒドロキシ基である。
式(IV)で表される化合物が、6-アミノ-5-クロロピリミジン-4-カルボン酸であり;かつ
式(V)で表される化合物の光学活性体が、6-アミノ-5-クロロ-N-((1R)-1-(5-((5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)-1,3-チアゾール-2-イル)エチル)ピリミジン-4-カルボキサミドである。
式(I)、(II)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)で表される化合物の塩としては、例えば、金属塩、アンモニウム塩、有機塩基との塩、無機酸との塩、有機酸との塩、塩基性又は酸性アミノ酸との塩などが挙げられる。
金属塩の好適な例としては、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩、バリウム塩などのアルカリ土類金属塩;アルミニウム塩などが挙げられる。
有機塩基との塩の好適な例としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、シクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、N,N’−ジベンジルエチレンジアミンなどとの塩が挙げられる。
無機酸との塩の好適な例としては、フッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、硫酸、亜硫酸、リン酸、亜リン酸、炭酸、重炭酸などとの塩が挙げられる。
有機酸との塩の好適な例としては、カルボン酸(即ち、1個以上のカルボキシ基を有する有機化合物;具体例としては、ギ酸、酢酸、安息香酸、トリフルオロ酢酸、フタル酸、フマル酸、シュウ酸、酒石酸、酒石酸誘導体、マンデル酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、前記の塩基性又は酸性アミノ酸のアミノ基が保護された化合物など);スルホン酸(即ち、1個以上のスルホ基を有する有機化合物;具体例としては、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸など)との塩が挙げられる。
酒石酸誘導体との塩の好適な例としては、ジp−トルオイル酒石酸、ジベンゾイル酒石酸、ジp−アニソイル酒石酸などとの塩が挙げられる。
塩基性アミノ酸との塩の好適な例としては、アルギニン、リジン、オルニチンなどとの塩が挙げられ、酸性アミノ酸との塩の好適な例としては、アスパラギン酸、グルタミン酸などとの塩が挙げられる。
塩基性又は酸性アミノ酸のアミノ基が保護された化合物の保護基としては、ter−ブトキシカルボニル、アセチルなどが挙げられる。
式(III)で表される化合物の光学活性体の塩としては、例えば、無機酸との塩、有機酸との塩、塩基性又は酸性アミノ酸との塩などが挙げられる。
式(III)で表される化合物の光学活性体の無機酸との塩の好適な例としては式(I)、(II)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)で表される化合物の無機酸との塩の好適な例と同様のものが挙げられる。
式(III)で表される化合物の光学活性体の有機酸との塩の好適な例としては、式(I)、(II)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)で表される化合物の有機酸との塩の好適な例と同様のものが挙げられる。
式(III)で表される化合物の光学活性体の塩基性又は酸性アミノ酸との塩の好適な例としては、式(I)、(II)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)で表される化合物の塩基性又は酸性アミノ酸との塩の好適な例と同様のものが挙げられる。
式(III)で表される化合物の光学活性体は、好ましくは、塩であり、より好ましくは、光学活性な有機酸との塩あるいは光学活性な塩基性又は酸性アミノ酸との塩であり、さらに好ましくは、光学活性なジp−トルオイル酒石酸(式(III)で表される化合物の光学活性体が(R)体の場合は、好ましくは、ジp−トルオイル(D)−酒石酸)との塩または光学活性なマンデル酸(式(III)で表される化合物の光学活性体が(R)体の場合は、好ましくは、(S)−マンデル酸)その塩であり、特に好ましくは、光学活性なマンデル酸(式(III)で表される化合物の光学活性体が(R)体の場合は、好ましくは、(S)−マンデル酸)との塩である。
式(III)で表される化合物の光学活性体が、2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドであり;かつ
式(V)で表される化合物の光学活性体が、6-アミノ-5-クロロ-N-((1R)-1-(5-((5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)-1,3-チアゾール-2-イル)エチル)ピリミジン-4-カルボキサミドである。
最も好ましい実施態様における式(III)で表される化合物の光学活性体の塩は、(S)−マンデル酸との塩である。
同位元素等で標識された化合物またはその塩も、式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)で表される化合物またはその塩に包含される。
1Hを2H(D)に変換した重水素変換体も、式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)で表される化合物またはその塩に包含される。
化合物(III)またはその塩は、下記の反応式に示す製造法(A)によって製造することができる。
該XAで表される脱離基としては、例えば、前記したXで表される脱離基が挙げられる。
XAは、好ましくは、ヒドロキシ基または塩素原子である。
以下に製造法(A)に用いる試薬や条件について工程ごとに詳述する。
工程A−1は、式(A−a)で表される化合物(以下、化合物(A−a)ともいう)またはその塩と、式(A−b)で表される化合物(以下、化合物(A−b)ともいう)またはその塩から、アミド結合を形成する方法により、式(A−c)で表される化合物(以下、化合物(A−c)ともいう)またはその塩を製造する工程である。
化合物(A−a)またはその塩は、市販品を用いることができる。
化合物(A−a)の塩としては、例えば、金属塩、アンモニウム塩、有機塩基との塩、塩基性アミノ酸との塩などが挙げられる。
化合物(A−a)の金属塩の好適な例としては、化合物(I)、(II)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)の金属塩の好適な例と同様のものが挙げられる。
化合物(A−a)の有機塩基との塩の好適な例としては、化合物(I)、(II)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)の有機塩基との塩の好適な例と同様のものが挙げられる。
化合物(A−a)の塩基性アミノ酸との塩の好適な例としては、化合物(I)、(II)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)の塩基性アミノ酸との塩の好適な例と同様のものが挙げられる。
化合物(A−b)は、例えば国際公開WO2009−006389号パンフレットに記載の方法で製造することができる。
化合物(A−b)の塩としては、例えば、無機酸との塩、有機酸との塩、酸性アミノ酸との塩などが挙げられる。
化合物(A−b)の無機酸との塩の好適な例としては、化合物(I)、(II)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)の無機酸との塩の好適な例と同様のものが挙げられる。
化合物(A−b)の有機酸との塩の好適な例としては、化合物(I)、(II)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)の有機酸との塩の好適な例と同様のものが挙げられる。
化合物(A−b)の酸性アミノ酸との塩の好適な例としては、化合物(I)、(II)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)の酸性アミノ酸との塩の好適な例と同様のものが挙げられる。
化合物(A−b)の塩として特に好適なものは、塩酸塩である。
該「アミド結合を形成する」方法として好適なものは、XAがハロゲン原子である化合物(A−a)(酸ハライド)と化合物(A−b)またはその塩を縮合させて化合物(A−c)またはその塩を製造する方法である。中でも、XAが塩素原子である化合物(A−a)(酸クロライド)を用いる方法が特に好適である。
該酸クロライドを調製するためには、XAをヒドロキシ基から塩素原子に変換するが、その方法としては、チオニルクロライド、オキサリルクロライド、オキシ塩化リン、三塩化リン、五塩化リンなどの塩化剤を作用させる方法が挙げられる。
該「塩化剤」としては、チオニルクロライド、オキサリルクロライドまたはオキシ塩化リンが好適であり、オキサリルクロライドが特に好適である。
該「塩化剤」としてオキサリルクロライドを用いる場合は、N,N−ジメチルホルムアミドを共存させることが望ましい。N,N−ジメチルホルムアミドの添加量は触媒量で十分であり、好適な添加量としては、オキサリルクロライド1モルに対して0.0001〜0.1モルであり、さらに好適には0.001〜0.01モルである。
オキサリルクロライドの使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、基質である化合物(A−a)またはその塩1モルに対して、通常、0.1〜10モルであり、0.8〜1.2モルが好適である。
該「塩化剤」としてオキサリルクロライドを用いて酸クロライドを調製する反応は、無溶媒で行うこともできるが、通常、溶媒中で行われる。このような溶媒は、反応を阻害することなく、原料化合物及び添加物を可溶化するものであれば特に制限されないが、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、メチルテトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,1−ジエトキシプロパン、1,1−ジメトキシメタン、2,2−ジメトキシプロパン、アニソールなどのエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン、クメン、クロロベンゼンなどの芳香族炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン、ペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、イソオクタン、石油エーテルなどの飽和炭化水素類;クロロホルム、ジクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類;アセトニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル類;ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類;ジメチルスルホン、スルホランなどのスルホン類;アセトン、エチルメチルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチルブチルケトンなどのケトン類;ニトロメタンなどが用いられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。上記した「塩化剤」としてオキサリルクロライドを用いて酸クロライドを調製する反応で使用する溶媒として好適なものは、エーテル類であり、1,2−ジメトキシエタンが特に好適である。
該溶媒の使用量は、基質である化合物(A−a)またはその塩の溶解度などにより適宜決定される。例えば、溶媒としてエーテル類(好ましくは,1,2−ジメトキシエタン)を用いる場合、無溶媒に近い状態から、基質である化合物(A−a)またはその塩の100重量倍以下の溶媒中で反応を行うことができるが、基質である化合物(A−a)またはその塩に対して1〜10重量倍の溶媒を用いることが好ましい。
「塩化剤」としてオキサリルクロライドを用いて酸クロライドを調製する反応の温度は、通常は−10〜80℃であり、0〜40℃が好適である。反応時間は、通常は0.1〜12時間であり、0.5〜4時間が好適である。
得られた化合物(A−a)の酸クロライドは、自体公知の手段(濃縮による溶媒等の低沸分の除去、蒸留等)により精製してもよいが、反応液をそのまま化合物(A−b)またはその塩との縮合反応に用いることが好ましい。
化合物(A−b)の塩を用いる場合は、化合物(A−a)の酸クロライドとの縮合反応に用いる前に予め、塩基を作用させてフリー体として用いるのが望ましい。該塩基としては、無機塩基および有機塩基が挙げられる。
無機塩基としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化セシウムなどの水酸化アルカリ金属;リチウムメトキシド、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、リチウムエトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、リチウムプロポキシド、ナトリウムプロポキシド、カリウムプロポキシド、リチウムイソプロポキシド、ナトリウムイソプロポキシド、カリウムイソプロポキシド、カリウムtert−ブトキシドなどの炭素数1ないし6のアルカリ金属アルコキシド;ナトリウムチオメトキシドなどの炭素数1ないし6のアルカリ金属チオアルコキシド;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の炭酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素塩;酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の酢酸塩;リン酸三カリウム、リン酸ナトリウム等のリン酸塩;およびリン酸一水素カリウム、リン酸一水素ナトリウム等のリン酸一水素塩が挙げられる。
有機塩基としては、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、シクロヘキシルアミン、エチレンジアミン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン等の脂肪族アミン;ピリジン、ピコリン、N,N−ジメチルアニリン等の芳香族アミン類;およびアルギニン、リジン、オルニチン等の塩基性アミノ酸が挙げられる。これらの塩基は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
化合物(A−b)の塩をフリー体にするのに特に好適な塩基は、ピリジンである。
塩基の使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、基質である化合物(A−b)の塩1モルに対して、通常、0.1〜100モルであり、0.5〜20モルが好適であり、0.8〜5モルがより好適である。塩基が液体の場合は溶媒として用いることもできる。
該溶媒の使用量は、基質である化合物(A−b)の塩の溶解度などにより適宜決定される。例えば、溶媒としてニトリル類(好ましくはアセトニトリル)を用いる場合、無溶媒に近い状態から、基質である化合物(A−b)の塩の100重量倍以下の溶媒中で反応を行うことができるが、基質である化合物(A−b)の塩に対して1〜10重量倍の溶媒を用いることが好ましい。
フリー体にする反応の温度は、通常は−20〜40℃であり、−10〜20℃が好適である。反応時間は、通常は0.01〜2時間であり、0.1〜1時間が好適である。
フリー体にする反応で得られた化合物(A−b)は、自体公知の手段(濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶析、再結晶、転溶、クロマトグラフィー等)により単離精製することもできるが、フリー体にする反応液をそのまま、化合物(A−a)の酸クロライドとの縮合反応に用いてもよい。
該溶媒の使用量は、基質である化合物(A−a)の酸クロライドおよび化合物(A−b)またはその塩の溶解度などにより適宜決定される。例えば、溶媒としてエーテル類(好ましくは,2−ジメトキシエタン)を用いる場合、無溶媒に近い状態から、基質である化合物(A−a)の酸クロライドの100重量倍以下の溶媒中で反応を行うことができるが、基質である化合物(A−a)の酸クロライドに対して1〜10重量倍の溶媒を用いることが好ましい。
縮合反応の温度は、通常は0〜120℃であり、10〜70℃が好適である。反応時間は、通常は、0.1〜12時間であり、0.5〜6時間が好適である。
縮合反応で得られる化合物(A−c)またはその塩は、自体公知の手段(濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶析、再結晶、転溶、クロマトグラフィー等)により単離精製してもよい。化合物(A−c)またはその塩を晶析により単離精製するのが好適であり、水を添加することによって晶析することが特に好適である。
工程A−2は、化合物(A−c)またはその塩をイミノ化して、不斉還元基質である化合物(I)またはその塩を製造する工程である。
PGが式(VI−1)で表される基の場合は、化合物(A−c)またはその塩と式(VI−1’):
で表される化合物(以下、化合物(VI−1’)ともいう)またはその塩を反応させる。
PGが式(VI)で表される基の場合は、化合物(A−c)またはその塩と式(VI’):
で表される化合物(以下、化合物(VI’)ともいう)またはその塩を反応させる。
化合物(VI−1’)または化合物(VI’)の塩としては、例えば、無機酸との塩、有機酸との塩、酸性アミノ酸との塩などが挙げられる。
化合物(VI−1’)または化合物(VI’)の無機酸との塩の好適な例としては、化合物(I)、(II)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)の無機酸との塩の好適な例と同様のものが挙げられる。
化合物(VI−1’)または化合物(VI’)の有機酸との塩の好適な例としては、化合物(I)、(II)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)の有機酸との塩の好適な例と同様のものが挙げられる。
化合物(VI−1’)または化合物(VI’)の酸性アミノ酸との塩の好適な例としては、化合物(I)、(II)、(IV)、(V)、(VII)または(VIII)の酸性アミノ酸との塩の好適な例と同様のものが挙げられる。
化合物(VI−1’)またはその塩、あるいは化合物(VI’)またはその塩の使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、化合物(A−c)またはその塩1モルに対して、通常、0.1〜100モルであり、0.5〜20モルが好適であり、0.8〜5モルがより好適である。化合物(VI−1’)または化合物(VI’)が液体の場合は溶媒として用いることもできる。
化合物(VI−1’)または化合物(VI’)の塩を用いる場合は、予め、塩基または酸を作用させフリー体としてから用いるのが望ましい。
無機塩基としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化セシウムなどの水酸化アルカリ金属;リチウムメトキシド、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、リチウムエトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、リチウムプロポキシド、ナトリウムプロポキシド、カリウムプロポキシド、リチウムイソプロポキシド、ナトリウムイソプロポキシド、カリウムイソプロポキシド、カリウムtert−ブトキシドなどの炭素数1ないし6のアルカリ金属アルコキシド;ナトリウムチオメトキシドなどの炭素数1ないし6のアルカリ金属チオアルコキシド;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の炭酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素塩;酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の酢酸塩;リン酸三カリウム、リン酸ナトリウム等のリン酸塩;およびリン酸一水素カリウム、リン酸一水素ナトリウム等のリン酸一水素塩が挙げられる。
有機塩基としては、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、シクロヘキシルアミン、エチレンジアミン等の脂肪族アミン;ピリジン、ピコリン、N,N−ジメチルアニリン等の芳香族アミン類;およびアルギニン、リジン、オルニチン等の塩基性アミノ酸が挙げられる。
塩基の使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、通常、基質である化合物(A−c)またはその塩1モルに対して、約0.01モル以上であり、溶媒として用いることもできる。
酸の使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、通常、基質である化合物(A−c)またはその塩1モルに対して、約0.01モル以上であり、溶媒として用いることもできる。
塩の使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、通常、基質である化合物(A−c)またはその塩1モルに対して、約0.01〜100モルである。
工程A−2の反応で使用する溶媒として好適なものは、エーテル類、アルコール類、芳香族炭化水素類であり、中でもテトラヒドロフラン、メタノール、エタノール、トルエンが好適であり、エタノールが特に好適である。
該溶媒の使用量は、化合物(A−c)またはその塩、化合物(VI−1’)またはその塩、または化合物(VI’)またはその塩の溶解度などにより適宜決定される。例えば、溶媒としてエーテル類(好ましくは、テトラヒドロフラン)、アルコール類(好ましくは,メタノール、エタノール)、芳香族炭化水素類(好ましくはトルエン)を用いる場合、無溶媒に近い状態から、基質である化合物(A−c)またはその塩の100重量倍以下の溶媒中で反応を行うことができるが、基質である化合物(A−c)またはその塩に対して1〜10重量倍の溶媒を用いることが好ましい。
工程A−2の反応の温度は、通常は0〜180℃であり、20〜120℃が好適である。反応時間は、通常は、0.1〜24時間であり、0.5〜12時間が好適である。
工程A−2の反応の進行に伴って水が生成するが、反応液へのモレキュラーシーブスの添加またはディーンスタークトラップを用いるなどして反応中に脱水操作を行ってもよい。
工程A−2の反応で得られる化合物(I)またはその塩は、自体公知の手段(濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶析、再結晶、転溶、クロマトグラフィー等)により単離精製してもよい。
工程A−3は、化合物(I)またはその塩を不斉還元反応に付することにより、化合物(II)またはその塩を製造する工程である。
該「不斉還元反応」としては、化合物(I)またはその塩を有機金属錯体の存在下で水素化反応に付すことが好適である。
「有機金属錯体」としては、「遷移金属錯体(有機遷移金属錯体)」に加えて、ホウ素錯体、アルミニウム錯体、ガリウム錯体などの典型金属錯体が挙げられる。
「有機金属錯体」として好適なものは、「遷移金属錯体(有機遷移金属錯体)」である。
「遷移金属錯体」としては、「遷移金属」に「配位子」(好ましくは光学活性な「配位子」)を配位させた、不斉水素化反応の触媒能を有する化合物が挙げられる。「配位子」としては、モノホスフィン配位子、ジホスフィン配位子、アミン配位子、ジアミン配位子、ホスフィンアミン配位子等が挙げられ、本明細書中に示される具体例およびその光学異性体を含む。「遷移金属」は、例えば、0〜6価、好ましくは、0〜4価であり、特に好ましくは、0〜3価である。
「遷移金属錯体」のうち、ロジウム錯体、ルテニウム錯体、イリジウム錯体、パラジウム錯体、ニッケル錯体及び銅錯体の具体例を以下に示す(以下の遷移金属錯体の式中、Lはジホスフィン配位子、PN配位子、または2個のホスフィン配位子(2個のモノホスフィン配位子、各モノホスフィン配位子は同一であっても異なっていてもよい)、Arは置換基を有していてもよいベンゼン(置換基としてはC1−6アルキル基が好ましい)、Cp*はペンタメチルシクロペンタジエニル、Cpはシクロペンタジエニル、codは1,5−シクロオクタジエン、Tfはトリフルオロメタンスルホニル、nbdはノルボルナジエン、Phはフェニル、Acはアセチル、Etはエチル、dmfはN,N−ジメチルホルムアミド、2−methylallylはη3−2−メチルアリル、enはエチレンジアミン、dpenは1,2−ジフェニルエチレンジアミン、daipenは1,1−ジ(4−アニシル)−2−イソプロピル−1,2−エチレンジアミン、nは1以上の整数を示す。1,2−ジフェニルエチレンジアミンおよび1,1−ジ(4−アニシル)−2−イソプロピル−1,2−エチレンジアミンは、(R)体、(S)体および(R)体と(S)体の混合物(両者の比率は限定しない)が含まれるが、光学活性体であるものが好ましい。)。
(前記の[RuCl2(L)(en)]、[RuCl2(L)(dpen)]および[RuCl2(L)(daipen)]中のジアミン配位子であるen、dpenおよびdaipenに相当するジアミン配位子の例として、これらの他にも、1,2−シクロヘキサンジアミン、1,2−シクロヘプタンジアミン、2,3−ジメチルブタンジアミン、1−メチル−2,2−ジフェニル−1,2−エチレンジアミン、1−イソブチル−2,2−ジフェニル−1,2−エチレンジアミン、1−イソプロピル−2,2−ジフェニル−1,2−エチレンジアミン、1,1−ジ(4−アニシル)−2−メチル−1,2−エチレンジアミン、1,1−ジ(4−アニシル)−2−イソブチル−1,2−エチレンジアミン、1,1−ジ(4−アニシル)−2−ベンジル−1,2−エチレンジアミン、1−メチル−2,2−ジナフチル−1,2−エチレンジアミン、1−イソブチル−2,2−ジナフチル−1,2−エチレンジアミン、1−イソプロピル−2,2−ジナフチル−1,2−エチレンジアミン、プロパンジアミン、ブタンジアミン、フェニレンジアミンなどが挙げられる。);
銅錯体:[CuCl(L)]、[CuBr(L)]、[CuI(L)]、[CuH(L)]、[Cu(η1−BH4)(L)]、[Cu(Cp)(L)]、[Cu(Cp*)(L)]、[Cu(L)(CH3CN)2]OTf、[Cu(L)(CH3CN)2]BF4、[Cu(L)(CH3CN)2]ClO4、[Cu(L)(CH3CN)2]PF6、[Cu(L)(CH3CN)2]BPh4
2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(以下、BINAPと略記することがある);
BINAPのナフチル環にC1−6アルキル基やC6−14アリール基等の置換基をもつBINAP誘導体、例えば、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−6,6’−ジメチル−1,1’−ビナフチル;
BINAPのナフチル環が部分的に水素化されたBINAP誘導体、例えば、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−5,6,7,8,5’,6’,7’,8’−オクタヒドロ−1,1’−ビナフチル(H8BINAP);
BINAPのリン原子上のベンゼン環にC1−6アルキル基、ハロゲン原子、モノ又はジ−C1−6アルキルアミノ基、C1−6アルコキシ基、ピロリジニル基などの置換基を1ないし5個有するBINAP誘導体、例えば、2,2’−ビス[ビス(4−クロロフェニル)ホスフィノ)−1,1’−ビナフチル、2,2’−ビス(ジ−p−トリルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(tol−BINAP)、2,2’−ビス[ビス(3,5−ジメチルフェニル)ホスフィノ]−1,1’−ビナフチル(xyl−BINAP)、2,2’−ビス[ビス(3,5−ジエチルフェニル)ホスフィノ]−1,1’−ビナフチル、2,2’−ビス[ビス(3,5−ジイソプロピルフェニル)ホスフィノ]−1,1’−ビナフチル、2,2’−ビス[ビス(3,5−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスフィノ]−1,1’−ビナフチル、2,2’−ビス[ビス(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィノ]−1,1’−ビナフチル、2,2’−ビス[ビス(4−ジメチルアミノ−3,5−ジメチルフェニル)ホスフィノ]−1,1’−ビナフチル、2,2’−ビス[ビス(4−ジメチルアミノ−3,5−ジエチルフェニル)ホスフィノ]−1,1’−ビナフチル、2,2’−ビス[ビス(4−ジメチルアミノ−3,5−ジイソプロピルフェニル)ホスフィノ]−1,1’−ビナフチル、2,2’−ビス[ビス(4−ジエチルアミノフェニル)ホスフィノ]−1,1’−ビナフチル、2,2’−ビス[ビス[4−(ピロリジン−1−イル)フェニル]ホスフィノ]−1,1’−ビナフチル、2,2’−ビス(ジ−p−メトキシフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル、2,2’−ビス[ビス(3,5−ジメチル−4−メトキシフェニル)ホスフィノ]−1,1’−ビナフチル、2,2’−ビス[ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−メトキシフェニル)ホスフィノ]−1,1’−ビナフチル(DTBM−BINAP);
2,2’−ビス(ジシクロヘキシルホスフィノ)−6,6’−ジメチル−1,1’−ビフェニル(BICHEP)、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−6,6’−ジメトキシビフェニル(MeO−BIPHEP)、2,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン(CHIRAPHOS)、1−シクロヘキシル−1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン(CYCPHOS)、1,2−ビス[(2−メトキシフェニル)フェニルホスフィノ]エタン(DIPAMP)、1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン(PROPHOS)、2,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ペンタン(SKEWPHOS)、SKEWPHOSのリン原子上のベンゼン環にC1−6アルキル基などの置換基を1ないし5個有するSKEWPHOS誘導体、1−[1’,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセニル]エチレンジアミン(BPPFA)、1−置換−3,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ピロリジン(DEGPHOS)、2,3−O−イソプロピリデン−2,3−ジヒドロキシ−1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン(DIOP)、置換−1,2−ビスホスホラノベンゼン(DuPHOS)、置換−1,2−ビスホスホラノエタン(BPE)、5,6−ビス(ジフェニルホスフィノ)−2−ノルボルネン(NORPHOS)、N,N’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−N,N’−ビス(1−フェニルエチル)エチレンジアミン(PNNP)、2,2’−ジフェニルホスフィノ−1,1’−ビシクロペンチル(BICP)、4,12−ビス(ジフェニルホスフィノ)−[2,2]−パラシクロファン(PhanePHOS)、N−置換−N−ジフェニルホスフィノ−1−[2−(ジフェニルホスフィノ)フェロセニル]エチルアミン(BoPhoz)、1−[2−(ジ置換ホスフィノ)フェロセニル]エチル−ジ置換ホスフィン(Josiphos)、1−[2−(2’−ジ置換ホスフィノフェニル)フェロセニル]エチル−ジ置換ホスフィン(Walphos)、2,2’−ビス(α−N,N−ジメチルアミノフェニルメチル)−1,1’−ビス(ジ置換ホスフィノ)フェロセン(Mandyphos)、ジ置換ホスフィノ−2−[α−(N,N−ジメチルアミノ)−o−ジ置換ホスフィノフェニル−メチル]フェロセン(Taniaphos)、1,1−ビス(ジ置換−ホスホタノ)フェロセン(FerroTANE)、7,7’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−3,3’,4,4’−テトラヒドロ−4,4’−ジメチル−8,8’−ビ(2H−1,4−ベンゾオキサジン)(Solphos)、置換−1,1’−ビスホスホラノフェロセン(Ferrocelane)などが挙げられる。
上記のジホスフィン配位子は光学活性体であることが好ましい。
式(IX):
Aは光学活性な骨格を;
R8aおよびR8bは各々独立して、置換されていてもよいC1−6アルキル基、または置換されていてもよいC6−14アリール基を示す。]
で表される化合物;
式(X):
A1およびA2は各々独立して、光学活性な炭素骨格を;
R9は、水素原子、置換されていてもよいC1−6アルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基、置換されていてもよいアミノ基、置換されていてもよいヒドロキシ基、フェロセニル、またはフェロセニルメチルを示し;
A1およびA2は一緒になって隣接する原子とともに4ないし8員環を形成してもよい。]
で表される化合物;
式(XI):
R10およびR11は各々独立して、置換されていてもよいC1−6アルキル基、または置換されていてもよいC6−14アリール基を;
R12は、水素原子、置換されていてもよいC1−6アルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基、置換されていてもよいヒドロキシ基、または置換されていてもよいフェロセニルを示し;
R10およびR11は一緒になって隣接する原子とともに4ないし8員環を形成してもよい。]
で表される化合物;および
式(XII):
R13およびR14は各々独立して、水素原子、置換されていてもよいC1−6アルキル基、または置換されていてもよいC6−14アリール基を;
R15およびR16は各々独立して、置換されていてもよいC1−6アルキル基、または置換されていてもよいC6−14アリール基を示し;
R13およびR14は一緒になって隣接する原子とともに4ないし8員環を形成してもよく;
R15およびR16は一緒になって隣接する原子とともに4ないし8員環を形成してもよい。]
で表される化合物が挙げられる。
*が付された炭素原子は不斉炭素原子を;
*が付された結合軸は不斉軸を示す。]
R8aまたはR8bで表される「置換されていてもよいC6−14アリール基」の置換基および置換基数としては、前記R7で表される「置換されていてもよいC6−14アリール基」と同様の「置換基」と「置換基数」が挙げられる。
前記したA1およびA2が一緒になって隣接する原子とともに4ないし8員環を形成するとき、化合物(X)としては、例えば、
式(X−a):
RXaおよびRXbは各々独立して、C1−6アルキル基、C3−10シクロアルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基、C7−16アラルキル基、置換されていてもよいフェロセニル、またはフェロセニルメチルを示し、
その他の記号は前記と同義を示す。]
で表される化合物;
式(X−b):
RXcおよびRXdは各々独立して水素原子、C1−6アルキル基、C3−10シクロアルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基、またはC7−16アラルキル基を;
RXeおよびRXfは各々独立して水素原子、または置換されていてもよいヒドロキシ基を示し、
その他の記号は前記と同義を示す。]
で表される化合物;
式(X−c):
で表される化合物;
式(X−d):
RXgおよびRXhは各々独立して、水素原子、C1−6アルキル基、C3−10シクロアルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基、またはC7−16アラルキル基を示し、
その他の記号は前記と同義を示す。]
で表される化合物;および
式(X−e):
RXiおよびRXjは各々独立して水素原子、C1−6アルキル基、C3−10シクロアルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基、またはC7−16アラルキル基を示し、
その他の記号は前記と同義を示す。]
で表される化合物が挙げられる。
RXaまたはRXbで表される「置換されていてもよいフェロセニル」の好適な置換基としては、C1−6アルキル基が挙げられる。
RXeまたはRXfで表される「置換されていてもよいヒドロキシ基」の好適な置換基としては、C1−6アルキル基およびC7−16アラルキル基が挙げられる。
該「置換されていてもよいC1−6アルキル基」の好適な置換基としては、C6−14アリール基が挙げられる。
該「置換されていてもよいC6−14アリール基」の好適な置換基としては、ハロゲン原子、C1−6アルキル基およびC1−6アルコキシ基が挙げられる。
該「置換されていてもよいアミノ基」の好適な置換基としては、
(1)1ないし3個のC1−6アルコキシ基またはC1−6アルキル基を有していてもよいC6−14アリール基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、および
(2)1ないし3個のC1−6アルコキシ基またはC1−6アルキル基を有していてもよいC6−14アリール基
が挙げられる。
該「置換されていてもよいヒドロキシ基」の好適な置換基としては、
(1)1ないし3個のC1−6アルコキシ基またはC1−6アルキル基を有していてもよいC6−14アリール基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、および
(2)1ないし3個のC1−6アルコキシ基またはC1−6アルキル基を有していてもよいC6−14アリール基
が挙げられる。
式(XI−1)、(XI−2)または(XI−3):
で表される環状構造部位;
式(XI−a):
RXIa1、RXIa2、RXIa3およびRXIa4は各々独立して、置換されていてもよいC6−14アリール基を示し、
その他の記号は前記と同義を示す。]
で表される環状構造部位;
式(XI−b):
RXIb1、RXIb2、RXIb3、RXIb4、RXIb5、RXIb6、RXIb7、RXIb8、RXIb9およびRXIb10は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基、またはC1−6アルコキシ基を示し;
RXIb1およびRXIb3は一緒になって隣接する原子とともに4ないし8員環を形成してもよく;
RXIb2およびRXIb4は一緒になって隣接する原子とともに4ないし8員環を形成してもよく;
RXIb5およびRXIb7は一緒になって隣接する原子とともに4ないし8員環を形成してもよく;
RXIb6およびRXIb8は一緒になって隣接する原子とともに4ないし8員環を形成してもよく;
その他の記号は前記と同義を示す。]
で表される環状構造部位;
式(XI−c):
RXIc1およびRXIc2は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基、またはC1−6アルコキシ基を示し;
その他の記号は前記と同義を示す。]
で表される環状構造部位;
式(XI−d):
その他の記号は前記と同義を示す。]
で表される環状構造部位;
式(XI−e):
RXIe1、RXIe2、RXIe3およびRXIe4は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基、またはC1−6アルコキシ基を;
RXIe5およびRXIe6は各々独立して、水素原子、C1−6アルキル基、または置換されていてもよいC6−14アリール基を示し;
その他の記号は前記と同義を示す。]
で表される環状構造部位;および
式(XI−f):
RXIf1、およびRXIf2は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、またはC1−6アルキル基を示し;
その他の記号は前記と同義を示す。]
で表される環状構造部位が挙げられる。
R10およびR11は一緒になって隣接する原子とともに4ないし8員環を形成することが好ましく、環状構造部位として好ましくは、式(XI−1)で表される構造である。
R13およびR14は一緒になって隣接する原子とともに4ないし8員環を形成することが好ましく、環状構造部位として好ましくは、式(XI−1)で表される構造である。
該「置換されていてもよいC1−6アルキル基」の好適な置換基としては、C6−14アリール基が挙げられる。
該「置換されていてもよいC6−14アリール基」の好適な置換基としては、ハロゲン原子、C1−6アルキル基およびC1−6アルコキシ基が挙げられる。
該「置換されていてもよいヒドロキシ基」の好適な置換基としては、
(1)(a)1ないし3個のC1−6アルコキシ基またはC1−6アルキル基を有していてもよいC6−14アリール基、または、
(b)1ないし2個のC1−6アルキル基を有していてもよいアミノ基
で置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(2)1ないし3個のC1−6アルコキシ基またはC1−6アルキル基を有していてもよいC3−10シクロアルキル基、および、
(3)1ないし3個のC1−6アルコキシ基またはC1−6アルキル基を有していてもよいC6−14アリール基
が挙げられる。
該「置換されていてもよいC1−6アルキル基」の置換基における置換基の数は、例えば、置換可能な位置に1ないし5個、好ましくは1ないし3個である。置換基数が2個以上の場合、各置換基は同一であっても異なっていてもよい。
該「置換されていてもよいC1−6アルキル基」の好適な置換基としては、1ないし3個のC1−6アルコキシ基またはC1−6アルキル基を有していてもよいC6−14アリール基が挙げられる。
式(XI−g):
RXIg1およびRXIg2は各々独立して、水素原子、置換されていてもよいC1−6アルキル基、置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基、または置換されていてもよいC6−14アリール基を;
Yは、−(CH2)2−、−(CH2)3−または−CH2−O−CH2−を示し;
その他の記号は前記と同義を示す。]
で表される環状構造部位;および
式(XI−h):
RXIh1は、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、置換されていてもよいC6−14アリール基、またはC1−6アルコキシ基を;
RXIh2は、水素原子、C1−6アルキル基、または置換されていてもよいC6−14アリール基を示し;
その他の記号は前記と同義を示す。]
で表される環状構造部位が挙げられる。
RXIg1またはRXIg2で表される「置換されていてもよいC1−6アルキル基」の好適な「置換基」としては、C1−6アルキル基、C3−10シクロアルキル基およびC6−14アリール基が挙げられる。
RXIg1またはRXIg2で表される「置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基」の「置換基」と「置換基数」としては、RXIg1またはRXIg2で表される「置換されていてもよいC1−6アルキル基」の置換基と同様の「置換基」と「置換基数」が挙げられ、「置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基」の好適な「置換基」としては、C1−6アルキル基、C3−10シクロアルキル基およびC6−14アリール基が挙げられる。
RXIg1またはRXIg2で表される「置換されていてもよいC6−14アリール基」の「置換基」と「置換基数」としては、RXIg1またはRXIg2で表される「置換されていてもよいC1−6アルキル基」の置換基と同様の「置換基」と「置換基数」が挙げられ、好適な「置換基」としては、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、C3−10シクロアルキル基およびC6−14アリール基が挙げられる。
RXIh1は、好ましくは、水素原子またはハロゲン原子である。
RXIh2で表される「置換されていてもよいC6−14アリール基」の好適な「置換基」としては、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、C3−10シクロアルキル基およびC6−14アリール基が挙げられる。
RXIh2は、好ましくは、水素原子またはC1−6アルキル基である。
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)ジメチルアミン(MonoPhos)、
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)ベンジル(メチル)アミン、
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)−(1−フェニルエチル)アミン、
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)ビス(1−フェニルエチル)アミン、
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)−2,5−ジフェニルピロリジン、
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)モルホリン(Morfphos)、
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)ピペリジン(PipPhos)、
2−(ジフェニルホスフィノ)−2’−メトキシ−1,1’−ビナフトイル(MOP)、
1−(2−ジフェニルホスフィノ−1−ナフチル)イソキノリン(QUINAP)、
N−ジメチル−[1,1−スピロビインダン−7,7’−ジイル]ホスホラミダイト(SIPHOS)、
N−ジ[(1−フェニルエチル]−[1,1−スピロビインダン−7,7−ジイル]ホスホラミダイト(SIPHOS−PE)、
(3aR,8aR)−(−)−(2,2−ジメチル−4,4,8,8−テトラフェニル−テトラヒドロ−[1,3]ジオキソロ[4,5−e][1,3,2]ジオキサホスフェピン−6−イル)ジメチルアミン、
(3aS,8aS)−(−)−(2,2−ジメチル−4,4,8,8−テトラフェニル−テトラヒドロ−[1,3]ジオキソロ[4,5−e][1,3,2]ジオキサホスフェピン−6−イル)ジメチルアミン、
5−[(3aR,8aR)−テトラヒドロ−2,2−ジメチル−4,4,8,8−テトラフェニル−1,3−ジオキソロ[4,5−e][1,3,2]ジオキサホスフェピン−6−イル]−5H−ジベンゾ[b,f]アゼピン、
5−[(3aS,8aS)−テトラヒドロ−2,2−ジメチル−4,4,8,8−テトラフェニル−1,3−ジオキソロ[4,5−e][1,3,2]ジオキサホスフェピン−6−イル]−5H−ジベンゾ[b,f]アゼピン、
N−[(2S,5S)−4,4−ジフェニル−3−オキサ−1−アザ−2−ホスファビシクロ[3.3.0]オクタン−2−イル]ジベンゾ[b,f]アゼピン
等が挙げられる。
Lで表される2個のホスフィン配位子(2個のモノホスフィン配位子、各モノホスフィン配位子は同一であっても異なっていてもよい)は光学活性体であることが好ましい。
2−[(6−(ジフェニルホスフィノ)スピロ[4.4]ノナ−1,6−ジエン−1−イル]−4,5−ジヒドロ−4−ベンジルオキサゾール (Bn−SpinPHOX)、
2−(2−(ジフェニルホスフィノ)フェニル)−4−イソプロピル−4,5−ジヒドロオキサゾール (iPr−Phox)
等が挙げられる。
Lで表されるPN配位子は光学活性体であることが好ましい。
工程A−3における「水素化反応」には、水素ガス、金属水素化物、イソプロピルアルコール、ギ酸、ベンゾチアゾリン、ハンチュ(Hantzsch)エステルなどを水素供与体として用いることができ、中でも、水素ガスを用いることが好ましい。
水素ガスを用いる場合は、バッチ式又は連続式のいずれの反応によっても実施することができる。また、該水素化を水素ガスの存在下で行う場合には、水素圧は、例えば、0.001〜200気圧、好ましくは0.1〜15気圧である。
工程A−3における「水素化反応」に添加してもよい塩基としては、無機塩基または有機塩基を使用することができる。
無機塩基としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化セシウムなどの水酸化アルカリ金属;リチウムメトキシド、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、リチウムエトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、リチウムプロポキシド、ナトリウムプロポキシド、カリウムプロポキシド、リチウムイソプロポキシド、ナトリウムイソプロポキシド、カリウムイソプロポキシド、カリウムtert−ブトキシドなどの炭素数1ないし6のアルカリ金属アルコキシド;ナトリウムチオメトキシドなどの炭素数1ないし6のアルカリ金属チオアルコキシド;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の炭酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素塩;酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の酢酸塩;リン酸三カリウム、リン酸ナトリウム等のリン酸塩;およびリン酸一水素カリウム、リン酸一水素ナトリウム等のリン酸一水素塩が挙げられる。
有機塩基としては、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、シクロヘキシルアミン、エチレンジアミン等の脂肪族アミン;ピリジン、ピコリン、N,N−ジメチルアニリン等の芳香族アミン類;およびアルギニン、リジン、オルニチン等の塩基性アミノ酸が挙げられる。
塩基の使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、通常、基質である化合物(I)またはその塩1モルに対して、約0.01モル以上であり、溶媒として用いることもできる。
酸の使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、通常、基質である化合物(I)またはその塩1モルに対して、約0.01モル以上であり、溶媒として用いることもできる。
塩の使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、通常、基質である化合物(I)またはその塩1モルに対して、約0.01〜100モルである。
該溶媒の使用量は、基質である化合物(I)またはその塩の溶解度などにより適宜決定される。無溶媒に近い状態から、基質である化合物(I)またはその塩の100重量倍以下の溶媒中で反応を行うことができるが、基質である化合物(I)またはその塩に対して約2〜約100重量倍の溶媒を用いることが好ましい。
「水素化反応」によって得られる化合物(II)またはその塩は、公知の手段(例、分別再結晶法、キラルカラム法、ジアステレオマー塩法)により、精製してもよい。
もしくは、「水素化反応」によって得られる化合物(II)またはその塩を単離することなく、必要に応じて公知の手段(例、濃縮、溶媒抽出、クロマトグラフィー)による処理を行って、溶液のまま次の工程A−4で用いてもよい。
工程A−4は、化合物(II)またはその塩を脱保護反応に付することにより、化合物(III)またはその塩を製造する工程である。
PGが式(VI−1)で表される基の場合は、公知の方法(例えば、シンセティック・コミュニケーションズ(Synthetic Communications)、第10巻、253頁、1980年; テトラヘドロン(Tetrahedron)、第50巻、4399頁、1994年に記載の方法)で脱保護反応に付することができる。
PGが式(VI)で表される基の場合は、公知の方法(例えば、プロテクティブ・グループ・イン・オーガニック・シンセシス(Protective Group in Organic Synthesis)、第3版、579頁−583頁、1999年に記載の方法)で脱保護反応に付することができる。
該「イリジウム錯体」の配位子としては、モノホスフィン配位子が好適であり、式(XI)で表される化合物または式(XII)で表される化合物がより好適であり、式(XII)で表される化合物がさらに好適であり、中でも式(XI−b)で表される環状構造部位を有する化合物が特に好適である。具体例としては、
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)ジメチルアミン(MonoPhos);
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)ベンジル(メチル)アミン;
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)−(1−フェニルエチル)アミン;
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)ビス(1−フェニルエチル)アミン;
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)−2,5−ジフェニルピロリジン;
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)モルホリン(Morfphos);
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)ピペリジン(PipPhos)が挙げられる。
中でも、
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)ジメチルアミン(MonoPhos);
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)モルホリン(Morfphos);
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)ピペリジン(PipPhos)が好適であり、
特に好適なものは、
(3,5−ジオキサ−4−ホスファシクロヘプタ[2,1−a;3,4−a’]ジナフタレン−4−イル)ジメチルアミン(MonoPhos)である。
該「イリジウム金属源となる他のイリジウム錯体」としては、ビス(シクロオクタジエン)イリジウム(I)テトラキス(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)ボレートが特に好適である。
該「水素化反応」に用いる溶媒として好適なものは、トルエンおよびジクロロメタンであり、特に好適なものはジクロロメタンである。
該「酸」としては、例えば、鉱酸(具体的には、フッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、硫酸、亜硫酸、リン酸、亜リン酸、炭酸、重炭酸など);カルボン酸(即ち、1個以上のカルボキシ基を有する化合物;具体的には、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、安息香酸、フタル酸、フマル酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸など);酸性アミノ酸(具体的には、アスパラギン酸、グルタミン酸など);スルホン酸(即ち、1個以上のスルホ基を有する化合物;具体的には、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸など);およびルイス酸類(具体的には、塩化アルミニウム、塩化スズ、塩化亜鉛、臭化亜鉛、四塩化チタン、ボロントリフルオリド・エチルエーテル コンプレックスなど)が挙げられ、必要に応じて2種以上を混合して用いても良い。トリフルオロ酢酸およびルイス酸が好適であり、中でもルイス酸がより好適であり、塩化アルミニウムが特に好適である。
該「トリエチルシランを作用させる方法」に用いるトリエチルシランの使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、基質である化合物(VIII)またはその塩1モルに対して、通常、0.1〜30モルであり、1.5〜10モルが好適である。
該「トリエチルシランを作用させる方法」に用いる酸の使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、基質である化合物(VIII)またはその塩1モルに対して、通常、0.1〜30モルであり、1.5〜10モルが好適である。
該溶媒の使用量は、基質である化合物(VIII)またはその塩の溶解度などにより適宜決定される。例えば、溶媒としてハロゲン化炭化水素類(好ましくは,1,2−ジクロロエタン)を用いる場合、無溶媒に近い状態から、基質である化合物(VIII)またはその塩の100重量倍以下の溶媒中で反応を行うことができるが、基質である化合物(VIII)またはその塩に対して1〜30重量倍の溶媒を用いることが好ましい。
上記した「トリエチルシランを作用させる方法」によって得られる、R2が塩素原子であり、R3がトリフルオロメチルである化合物(III)またはその塩は、公知の手段(例、分別再結晶法、キラルカラム法、ジアステレオマー塩法)により、精製してもよい。
光学純度の高い上記化合物(III)またはその塩を得るために、分別再結晶法またはジアステレオマー塩法で精製することが好ましく、中でも光学活性なジp−トルオイル酒石酸(上記化合物(III)が(R)体の場合は、好ましくは、ジp−トルオイル(D)−酒石酸)または光学活性なマンデル酸(上記化合物(III)が(R)体の場合は、好ましくは、(S)−マンデル酸)とのジアステレオマー塩の晶析が好適であり、光学活性なマンデル酸(上記化合物(III)が(R)体の場合は、好ましくは、(S)−マンデル酸)が特に好適である。
該「酸化剤」として好適なものに、N−ブロモスクシンイミド、N−クロロスクシンイミドが挙げられ、N−ブロモスクシンイミドが特に好適である。
該「酸化剤」の使用量は、酸化剤の種類、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、基質である化合物(VIII)またはその塩1モルに対して、通常、0.8〜30モルであり、0.9〜2モルが好適である。
前記の「酸化剤を作用させる方法」の反応には添加剤を用いることが好適である。該「添加剤」としては、水または酸が好適である。
該「酸」としては、例えば、鉱酸(具体的には、フッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、硫酸、亜硫酸、リン酸、亜リン酸、炭酸、重炭酸など);カルボン酸(即ち、1個以上のカルボキシ基を有する化合物;具体的には、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、安息香酸、フタル酸、フマル酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸など);酸性アミノ酸(具体的には、アスパラギン酸、グルタミン酸など);およびスルホン酸(即ち、1個以上のスルホ基を有する化合物;具体的には、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸など)が挙げられ、必要に応じて2種以上を混合して用いても良い。
前記の「酸化剤を作用させる方法」の反応には添加剤として好適なものは、水、酢酸、クエン酸、塩酸が好適であり、水が特に好適である。
該「添加剤」の使用量は、添加剤の種類、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、基質である化合物(VIII)またはその塩1モルに対して、通常、0.8〜100モルであり、5〜50モルが好適である。
該溶媒の使用量は、基質である化合物(VIII)またはその塩の溶解度などにより適宜決定される。例えば、添加剤として水を溶媒としてアセトニトリルを用いる場合、無溶媒に近い状態から、基質である化合物(VIII)またはその塩の100重量倍以下の溶媒中で反応を行うことができるが、基質である化合物(VIII)またはその塩に対して1〜20重量倍の溶媒を用いることが好ましい。
上記した「酸化剤を作用させる方法」によって得られる、R2が塩素原子であり、R3がトリフルオロメチルである化合物(III)またはその塩は、公知の手段(例、分別再結晶法、キラルカラム法、ジアステレオマー塩法)により、精製してもよい。
光学純度の高い上記化合物(III)またはその塩を得るために、分別再結晶法またはジアステレオマー塩法で精製することが好ましい。
分別再結晶法により、不要のエナンチオマーを結晶として除去することもできるが、光学活性なジp−トルオイル酒石酸(上記化合物(III)が(R)体の場合は、好ましくは、ジp−トルオイル(D)−酒石酸)および光学活性なマンデル酸(上記化合物(III)が(R)体の場合は、好ましくは、(S)−マンデル酸)とのジアステレオマー塩の晶析による精製が好適であり、光学活性なマンデル酸(上記化合物(III)が(R)体の場合は、好ましくは、(S)−マンデル酸)とのジアステレオマー塩の晶析による精製が特に好適である。
化合物(III)またはその塩は、下記の反応式に示す製造法(AX)のように、化合物(A−c)またはその塩を不斉還元的アミノ化反応に付することによって直接合成することもできる。
以下に工程A−Xに用いる試薬や条件について詳述する。
[工程(A−X)]
工程A−Xは、化合物(A−c)またはその塩を不斉還元的アミノ化反応に付することにより、化合物(III)またはその塩を製造する工程である。
該「不斉還元的アミノ化反応」としては、化合物(A−c)またはその塩を有機金属錯体の存在下で、アミン源および還元剤と反応させることが好適である。
該「還元剤」としては、水素供与体を用いる。水素供与体としては、水素ガス、金属水素化物、イソプロピルアルコール、ギ酸、ベンゾチアゾリン、ハンチュ(Hantzsch)エステルなどを用いることができ、中でも、水素ガスを用いることが好ましい。
水素ガスを用いる場合は、バッチ式又は連続式のいずれの反応によっても実施することができる。また、該「不斉還元的アミノ化反応」を水素ガスの存在下で行う場合には、水素圧は、例えば、0.001〜200気圧、好ましくは0.1〜80気圧である。
該「アミン源」としては、アンモニウム塩が好適である。アンモニウム塩を形成する酸として好適な例としては、置換されていてもよいサリチル酸、置換されていてもよいニコチン酸、炭酸、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、安息香酸が挙げられる。
置換されていてもよいサリチル酸の置換基としては、前記した「置換基」が挙げられ、置換基の数は、例えば、置換可能な位置に1ないし4個、好ましくは1個である。
置換されていてもよいサリチル酸の好ましい例としては、下記に示すものが挙げられる。
「有機金属錯体」として好適なものは、「遷移金属錯体(有機遷移金属錯体)」である。
「遷移金属錯体」としては、「遷移金属」に「配位子」(好ましくは光学活性な「配位子」)を配位させた、不斉水素化反応の触媒能を有する化合物が挙げられる。「配位子」としては、モノホスフィン配位子、ジホスフィン配位子、アミン配位子、ジアミン配位子、ホスフィンアミン配位子等が挙げられ、本明細書中に示される具体例およびその光学異性体を含む。「遷移金属」は、例えば、0〜6価、好ましくは、0〜4価であり、特に好ましくは、0〜3価である。
「遷移金属錯体」として好ましくは、ロジウム錯体、ルテニウム錯体、イリジウム錯体、パラジウム錯体、ニッケル錯体、銅錯体、オスミウム錯体、白金錯体、鉄錯体、金錯体、銀錯体、亜鉛錯体、チタン錯体、コバルト錯体、ジルコニウム錯体、サマリウム錯体などであり;より好ましくは、ロジウム錯体、ルテニウム錯体、イリジウム錯体、パラジウム錯体、ニッケル錯体および銅錯体であり;さらに好ましくは、ロジウム錯体、ルテニウム錯体、パラジウム錯体およびイリジウム錯体であり;さらにより好ましくはロジウム錯体およびイリジウム錯体であり;特に好ましくはイリジウム錯体である。
「遷移金属錯体」のうち、ロジウム錯体、ルテニウム錯体、イリジウム錯体、パラジウム錯体、ニッケル錯体及び銅錯体の具体例としては、前記「工程(A−3)」で用いる「有機金属錯体」の具体例と同様のものが挙げられる。
「遷移金属錯体」の使用量は、反応容器、反応の形式などによっても異なるが、基質である化合物(I)またはその塩1モルに対して、例えば、約1.0〜約0.00001モルである。
無機塩基としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化セシウムなどの水酸化アルカリ金属;リチウムメトキシド、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、リチウムエトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、リチウムプロポキシド、ナトリウムプロポキシド、カリウムプロポキシド、リチウムイソプロポキシド、ナトリウムイソプロポキシド、カリウムイソプロポキシド、カリウムtert−ブトキシドなどの炭素数1ないし6のアルカリ金属アルコキシド;ナトリウムチオメトキシドなどの炭素数1ないし6のアルカリ金属チオアルコキシド;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の炭酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素塩;酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の酢酸塩;リン酸三カリウム、リン酸ナトリウム等のリン酸塩;およびリン酸一水素カリウム、リン酸一水素ナトリウム等のリン酸一水素塩が挙げられる。
有機塩基としては、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、シクロヘキシルアミン、エチレンジアミン等の脂肪族アミン;ピリジン、ピコリン、N,N−ジメチルアニリン等の芳香族アミン類;およびアルギニン、リジン、オルニチン等の塩基性アミノ酸が挙げられる。
塩基の使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、通常、基質である化合物(A−c)またはその塩1モルに対して、約0.01モル以上であり、溶媒として用いることもできる。
酸の使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、通常、基質である化合物(A−c)またはその塩1モルに対して、約0.01モル以上であり、溶媒として用いることもできる。
塩の使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、通常、基質である化合物(A−c)またはその塩1モルに対して、約0.01〜100モルである。
該溶媒の使用量は、基質である化合物(A−c)またはその塩の溶解度などにより適宜決定される。無溶媒に近い状態から、基質である化合物(A−c)またはその塩の100重量倍以下の溶媒中で反応を行うことができるが、基質である化合物(A−c)またはその塩に対して約2〜約100重量倍の溶媒を用いることが好ましい。
「不斉還元的アミノ化反応」によって得られる化合物(III)またはその塩は、公知の手段(例、分別再結晶法、キラルカラム法、ジアステレオマー塩法)により、精製してもよい。
式(A−c)で表される化合物が、2−アセチル−N−(5−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−1,3−チアゾール−5−カルボキサミドであり;かつ
式(III)で表される化合物の光学活性体が、2−((1R)−1−アミノエチル)−N−(5−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−1,3−チアゾール−5−カルボキサミドである。
最も好ましい実施態様における工程A−Xの「不斉還元的アミノ化反応」に触媒として用いる「遷移金属錯体」としては、イリジウム錯体が特に好適である。
該「イリジウム錯体」の配位子としては、ジホスフィン配位子が好適であり;より好ましくは2,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ペンタン(SKEWPHOS)、SKEWPHOSのリン原子上のベンゼン環にC1−6アルキル基などの置換基を1ないし5個有するSKEWPHOS誘導体、4,12−ビス(ジフェニルホスフィノ)−[2,2]−パラシクロファン(PhanePHOS)、置換−1,1’−ビスホスホラノフェロセン(Ferrocelane)、1−[2−(ジ置換ホスフィノ)フェロセニル]エチル−ジ置換ホスフィン(Josiphos)であり;さらにより好ましくは2,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ペンタン(SKEWPHOS)、SKEWPHOSのリン原子上のベンゼン環にC1−6アルキル基などの置換基を1ないし5個有するSKEWPHOS誘導体であり;特に好ましくペンタン−2,4−ジイルビス(ビス(4−(tert−ブチル)フェニル)ホスフィン)であり、その光学活性体である(R,R)−ペンタン−2,4−ジイルビス(ビス(4−(tert−ブチル)フェニル)ホスフィン)が、最も好ましい実施態様の光学活性体(化合物(III)が(R)体)を与える。
該「イリジウム金属源となる他のイリジウム錯体」としては、ビス(1,5−シクロオクタジエン)イリジウム(I)テトラフルオロボレート、クロロ(1,5−シクロオクタジエン)イリジウム(I)(ダイマー)、ビス(1,5−シクロオクタジエン)イリジウム(I)テトラキス(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)ボレート、ヨード(1,5−シクロオクタジエン)イリジウム(I)(ダイマー)、(1,5−シクロオクタジエン)(メトキシ)イリジウム(I)(ダイマー)、(アセチルアセトナト)(1,5−シクロオクタジエン)イリジウム(I)が好ましく;特に好ましくはクロロ(1,5−シクロオクタジエン)イリジウム(I)(ダイマー)である。
該「不斉還元的アミノ化反応」に用いる溶媒として好適なものは、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、メタノール、イソプロピルアルコール、2−メチル−2−ブタノール、トルエンが好適であり、特にテトラヒドロフランが好適である。
該「不斉還元的アミノ化反応」に水を添加する場合は少量に留めて、反応液中の水分濃度を4000ppm以下にする必要があり、1000〜3000ppmが好適であり;1500〜2500ppmが最も好適である。
該「不斉還元的アミノ化反応」において、好適な反応温度は、好ましくは30〜60℃、より好ましくは35〜55℃である。
該「不斉還元的アミノ化反応」において、反応時間は、好ましくは12〜50時間であり;より好ましくは20〜30時間である。
光学純度の高い上記化合物(III)またはその塩を得るために、分別再結晶法またはジアステレオマー塩法で精製することが好ましく、中でも光学活性なジp−トルオイル酒石酸(上記化合物(III)が(R)体の場合は、好ましくは、ジp−トルオイル(D)−酒石酸)または光学活性なマンデル酸(上記化合物(III)が(R)体の場合は、好ましくは、(S)−マンデル酸)とのジアステレオマー塩の晶析が好適であり、光学活性なマンデル酸(上記化合物(III)が(R)体の場合は、好ましくは、(S)−マンデル酸)が特に好適である。
化合物(V)またはその塩は、下記の反応式に示す製造法(B)のように、製造法(A)で得られた化合物(III)またはその塩と化合物(IV)またはその塩と反応させ、アミド結合を形成させることによって製造できる。
化合物(IV)またはその塩は、例えば国際公開WO2009−006389号パンフレットに記載の方法で製造することができる。
上記製造法(B)における「アミド結合を形成する」方法における化合物(IV)またはその塩の使用量は、反応条件により異なるが、化合物(III)またはその塩1モルに対して、通常、0.5〜30モルであり、0.9〜2モルが好適である。
無機塩基としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化セシウムなどの水酸化アルカリ金属;リチウムメトキシド、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、リチウムエトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、リチウムプロポキシド、ナトリウムプロポキシド、カリウムプロポキシド、リチウムイソプロポキシド、ナトリウムイソプロポキシド、カリウムイソプロポキシド、カリウムtert−ブトキシドなどの炭素数1ないし6のアルカリ金属アルコキシド;ナトリウムチオメトキシドなどの炭素数1ないし6のアルカリ金属チオアルコキシド;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の炭酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素塩;酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の酢酸塩;リン酸三カリウム、リン酸ナトリウム等のリン酸塩;およびリン酸一水素カリウム、リン酸一水素ナトリウム等のリン酸一水素塩が挙げられる。
有機塩基としては、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、シクロヘキシルアミン、エチレンジアミン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン等の脂肪族アミン;ピリジン、ピコリン、N,N−ジメチルアニリン等の芳香族アミン類;およびアルギニン、リジン、オルニチン等の塩基性アミノ酸が挙げられる。これらの塩基は、適宜の割合で混合して用いてもよい。
化合物(III)の塩をフリー体にする反応に特に好適な塩基は、炭酸水素ナトリウムである。
塩基の使用量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、基質である化合物(III)の塩1モルに対して、通常、0.5〜100モルであり、1.0〜10モルが好適であり、1.5〜4モルが特に好適である。塩基が液体の場合は溶媒として用いることもできる。
該溶媒は、混合溶媒として用いるのが好適である。該溶媒としてニトリル類(好ましくはアセトニトリル)を用いる場合は、水との混合溶媒が特に好適である。
該溶媒の使用量は、基質である化合物(III)の塩の溶解度などにより適宜決定される。例えば、化合物(III)がマンデル酸との塩であり、溶媒としてニトリル類(好ましくはアセトニトリル)を用いる場合、無溶媒に近い状態から、基質である化合物(III)の塩の100重量倍以下の溶媒中で反応を行うことができるが、基質である化合物(III)の塩に対して5〜30重量倍の溶媒を用いることが好ましい。
フリー体にする反応の温度は、通常は−10〜80℃であり、0〜40℃が好適である。反応時間は、通常は0.01〜2時間であり、0.1〜1時間が好適である。
フリー体にする反応で得られた化合物(III)は、自体公知の手段(濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶析、再結晶、転溶、クロマトグラフィー等)により単離精製することもできるが、フリー体にする反応液をそのまま、化合物(IV)またはその塩との縮合反応に用いてもよい。
該「アミド結合を形成する」方法として好適なものは、Xがヒドロキシ基である化合物(IV)と縮合剤を使用する方法である。
該「縮合剤」としては、
カルボジイミド系縮合剤(1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド;
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩
N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド;
N,N’−ジイソプロピルカルボジイミド);
イミダゾール系縮合剤(N,N’−カルボニルジイミダゾール;
1,1’−カルボニルジ(1,2,4−トリアゾール));
トリアジン系縮合剤(4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリドn水和物;
トリフルオロメタンスルホン酸(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−(2−オクトキシ−2−オキソエチル)ジメチルアンモニウム);
ホスホニウム系縮合剤(1H−ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロりん酸塩;
1H−ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロりん酸塩;
(7−アザベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロりん酸塩;
クロロトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロりん酸塩;
ブロモトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロりん酸塩;
3−(ジエトキシホスホリルオキシ)−1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン);
ウロニウム系縮合剤(O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロりん酸塩;
O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロりん酸塩;
O−(N−スクシンイミジル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロほう酸塩;
O−(N−スクシンイミジル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロりん酸塩;
O−(3,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,2,3−ベンゾトリアジン−3−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロほう酸塩;
S−(1−オキシド−2−ピリジル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロほう酸塩;
O−[2−オキソ−1(2H)−ピリジル]−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロほう酸塩;
{{[(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデン)アミノ]オキシ}−4−モルホリノメチレン}ジメチルアンモニウムヘキサフルオロりん酸塩);および
ハロウロニウム系縮合剤(2−クロロ−1,3−ジメチルイミダゾリニウムヘキサフルオロりん酸塩;
1−(クロロ−1−ピロリジニルメチレン)ピロリジニウムヘキサフルオロりん酸塩;
2−フルオロ−1,3−ジメチルイミダゾリニウムヘキサフルオロりん酸塩;
フルオロ−N,N,N’,N’−テトラメチルホルムアミジニウムヘキサフルオロりん酸)が挙げられる。
該「縮合剤」として好適なものは、カルボジイミド系縮合剤であり、中でも1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩;
およびN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドが好適であり、
N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドが特に好適である。
該「縮合剤」の使用量は、縮合剤の種類、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、化合物(IV)またはその塩1モルに対して、通常、0.8〜10モルであり、0.9〜2モルが好適である。
該「添加剤」としては、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール、N−ヒドロキシこはく酸イミドおよび炭酸N,N’−ジスクシンイミジルが挙げられ、中でも1−ヒドロキシベンゾトリアゾールが好適である。
該「添加剤」の使用量は、添加剤の種類、縮合剤の種類、溶媒の種類、その他の反応条件により異なるが、化合物(IV)またはその塩1モルに対して、通常、0.01〜1.0モルであり、0.05〜0.5モルが好適である。
製造法(B)における「アミド結合を形成する」方法の反応は、無溶媒に近い状態で行うこともできるが、通常、溶媒中で行われる。このような溶媒は、反応を阻害することなく、原料化合物及び添加物を可溶化するものであれば特に制限されないが、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、メチルテトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,1−ジエトキシプロパン、1,1−ジメトキシメタン、2,2−ジメトキシプロパン、アニソールなどのエーテル類;メタノール、エタノール、n−プロパノール、2−プロパノール、n−ブタノール、2−ブタノール、t−ブチルアルコール、3−メチル−1−ブタノール、2−メチル−1−プロパノール、1−ペンタノール、ベンジルアルコール、2−メトキシエタノール、2−エトキシエタノール、エチレングリコールなどのアルコール類;ベンゼン、トルエン、キシレン、クメン、クロロベンゼンなどの芳香族炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン、ペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、イソオクタン、石油エーテルなどの飽和炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ホルムアミド、ヘキサメチルホスホルアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンなどのアミド類;クロロホルム、ジクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類;アセトニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル類;ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類;ジメチルスルホン、スルホランなどのスルホン類;アセトン、エチルメチルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチルブチルケトンなどのケトン類;酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸n−プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸メチル、ギ酸エチルなどのエステル類;ニトロメタン;水などが用いられる。これらの溶媒は、適宜の割合で混合して用いてもよい。製造法(B)における「アミド結合を形成する」方法の反応で使用する溶媒として好適なものはアミド類であり、中でもN,N−ジメチルアセトアミドがさらに好適である。
該溶媒の使用量は、化合物(III)またはその塩、および化合物(IV)またはその塩の溶解度などにより適宜決定される。例えば、溶媒としてN,N−ジメチルアセトアミドを用いる場合、無溶媒に近い状態から、化合物(III)またはその塩の100重量倍以下の溶媒中で反応を行うことができるが、基質である化合物(III)またはその塩に対して1〜20重量倍の溶媒を用いることが好ましい。
上記した「アミド結合を形成する」方法における反応の温度は、通常は−10〜120℃であり、0〜60℃が好適である。反応時間は、通常は0.1〜48時間であり、0.5〜16時間が好適である。
上記した製造法(B)における「アミド結合を形成する」方法の反応で得られる化合物(V)またはその塩は、自体公知の手段(濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶析、再結晶、転溶、クロマトグラフィー等)により単離精製してもよい。
該「単離精製」の手段としては、晶析による方法が好適であり、n−ブタノールおよび水の混合溶媒からの晶析が特に好適である。
単離精製された化合物(V)またはその塩は、さらに再結晶することによって、さらに高純度に精製するのが好ましい。該「再結晶」の溶媒としては、ジメチルスルホキシド、2−プロパノール、またはそれらの水の混合溶媒が特に好適である。
本発明における遷移金属錯体の存在下の不斉水素化反応は、化合物(II)またはその塩の製造以外にも、光学活性アミン化合物の製造にも適用することが可能である。
以下に、光学活性アミン化合物の好適な製造例を示す。
式(A):
ArZは、置換されていてもよいC6−14アリール基、または置換されていてもよい複素環基を;
Rxは、置換されていてもよいC1−6アルキル基を示し;
RxとArZは一緒になって隣接する原子とともに置換されていてもよい8−14員の縮合多環を形成してもよい。]
で表される化合物またはその塩を、3価のホスフィン配位子を有する遷移金属錯体の存在下で、不斉水素化反応に付することにより、式(B):
で表される化合物またはその塩を得ることができる。
以下の参考例、実施例中の「室温」は通常約10 ℃ないし約35 ℃を示す。
反応式中、s/cとは基質触媒比 (substrate(mol)/catalyst(mol))を意味し、s/sとは基質溶媒比 (solvent (ml)/substrate(g))を意味する。
化学収率は、単離収率(mol/mol%)または高速液体クロマトグラフィーで得られた収率である。光学活性体の光学純度(不斉収率)は、鏡像体過剰率(% e.e.)で評価した。該鏡像体過剰率は、次式により求めた。
鏡像体過剰率(% e.e.)=100 X [(R)-(S)]/[(R)+(S)] または100 X [(S)-(R)]/[(R)+(S)](式中、(R)および(S)は各鏡像体の高速液体クロマトグラフィーにおける面積を示す。)
また、クロマトグラフィーで用いられる溶媒は体積%を、その他は重量%を示す。
鏡像体の絶対配置がわかっているものについてはRとSの表記を記載したが、絶対配置がわかっていないものについては、高速液体クロマトグラフィー(光学純度)の測定結果から鏡像体過剰率(% e.e.)=100 X [(front peak)-(back peak)]/[(front peak)+(back peak)]で算出した。
プロトンNMRスペクトルで、OHやNHプロトンなどブロードで確認できないものについては、データに記載していない。
その他の本文中で用いられている略号は、下記の意味または下記に示される構造を示す。
s: シングレット(singlet)
d: ダブレット(doublet)
t: トリプレット(triplet)
q: クァルテット(quartet)
m: マルチプレット(multiplet)
br: ブロード(broad)
J: カップリング定数(coupling constant)
Hz: ヘルツ(Hertz)
CDCl3: 重クロロホルム
DMSO-d6: 重ジメチルスルホキシド
CD3OD: 重メタノール
1H NMR: プロトン核磁気共鳴
13C NMR: 13C核磁気共鳴
19F NMR: 19F核磁気共鳴
31P NMR: 31P核磁気共鳴
[RhCl(cod)]2: クロロ(1,5-シクロオクタジエン)ロジウム(I)ダイマー
[Rh(cod)2]OTf: ビス(1,5-シクロオクタジエン)ロジウム(I)トリフルオロメタンスルホネート
[Rh(cod)(R)-(S)-josiphos]OTf: (1,5-シクロオクタジエン){(R)-(-)-1-[(S)-2-(ジフェニルホスフィノ)フェロセニル]エチルジシクロヘキシルホスフィン}ロジウム(I)トリフルオロメタンスルホネート
[Rh(nbd)(R)-(S)-josiphos]BF4: {(R)-(-)-1-[(S)-2-(ジフェニルホスフィノ)フェロセニル]エチルジシクロヘキシルホスフィン}(ノルボルナジエン)ロジウム(I)テトラフルオロボレート
[Rh(cod)(S,S)-skewphos]OTf: {(2S,4S)-(-)-2,4-ビス(ジフェニルホスフィノ)ペンタン}(1,5-シクロオクタジエン)ロジウム(I)トリフルオロメタンスルホネート
[Rh(nbd)(S,S)-bisP*]BF4: {(S,S)-1,2-ビス-(t-ブチル(メチル)ホスフィノ)エタン}(ノルボルナジエン)ロジウム(I)テトラフルオロボレート
[Rh(cod)(R,R)-dipamp]BF4: (R,R)-1,2-ビス[(2-メトキシフェニル)フェニルホスフィノ]エタン(1,5-シクロオクタジエン)ロジウム(I)テトラフルオロボレート
[Rh(cod)(S)-xyl-binap]OTf: {(S)-(-)-2,2'-ビス[ジ(3,5-キシリル)ホスフィノ]-1,1'-ビナフチル}(1,5-シクロオクタジエン)ロジウム(I)トリフルオロメタンスルホネート
RuCl2{(R)-binap}: ジクロロ[(R)-2,2'-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1'-ビナフチル]ルテニウム(II)
RuCl2{(R)-binap}{R,R-dpen}: ジクロロ[(R)-2,2'-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1'-ビナフチル]{(1R,2R)-(+)-1,2-ジフェニルメタンジアミン}ルテニウム(II)
RuCl2{(R)-binap}{R,R-dach}: ジクロロ[(R)-2,2'-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1'-ビナフチル]{(1R,2R)-(+)-1,2-ジアミノシクロヘキサン}ルテニウム(II)
RuCl2{(R)-binap}{R-daipen}: ジクロロ{(R)-2,2'-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1'-ビナフチル}[(2R)-(-)-1,1-ビス(4-メトキシフェニル)-3-メチル-1,2-ブタンジアミン]ルテニウム(II)
RuCl2{(R)-xyl-binap}{R,R-dpen}: ジクロロ{(R)-(+)-2,2'-ビス[ジ(3,5-キシリル)ホスフィノ]-1,1'-ビナフチル}{(1R,2R)-(+)-1,2-ジフェニルメタンジアミン}ルテニウム(II)
RuCl2{(R)-xyl-binap}{R,R-dach}:ジクロロ{(R)-(+)-2,2'-ビス[ジ(3,5-キシリル)ホスフィノ]-1,1'-ビナフチル}{(1R,2R)-(+)-1,2-ジアミノシクロヘキサン}ルテニウム(II)
RuCl2{(R)-xyl-binap}{R-daipen}: ジクロロ{(R)-(+)-2,2'-ビス[ジ(3,5-キシリル)ホスフィノ]-1,1'-ビナフチル}[(2R)-(-)-1,1-ビス(4-メトキシフェニル)-3-メチル-1,2-ブタンジアミン]ルテニウム(II)
[Ir(cod)2]BARF: ビス(1,5-シクロオクタジエン)イリジウム(I)テトラキス[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ボレート
[Ir(cod)2]BF4: ビス(1,5-シクロオクタジエン)イリジウム(I)テトラフルオロボレート
[IrCl(cod)]2: クロロ(1,5-シクロオクタジエン)イリジウム(I)ダイマー
[IrOMe(cod)]2: (1,5-シクロオクタンジエン)メトキシイリジウム(I)のダイマー
Ir(acac)(cod): (アセチルアセトナト)(1,5シクロオクタンジエン)イリジウム(I)
Pd(OCOCF3)2: ジ(トリフルオロ酢酸)パラジウム
Pd(OAC)2: 酢酸パラジウム(II)
(R)-(S)-Josiphos(SL-J001-1): (R)-(-)-1-[(S)-2-(ジフェニルホスフィノ)フェロセニル]エチルジシクロヘキシルホスフィン
SL-M001-1: (αR,αR)-2,2’-ビス(α-N,N-ジメチルアミノフェニルメチル)-(S,S)-1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン
SL-W001-1: (R)-1-[(R)-2-(2’-ジフェニルホスフィノフェニル)フェロセニル]エチルジ(ビス-3,5-トリフルオロメチルフェニル)ホスフィン
SL-W002-1: (R)-1-[(R)-2-(2’-ジフェニルホスフィノフェニル)フェロセニル]エチルジフェニルホスフィン
SL-W003-1: (R)-1-[(R)-2-(2’-ジフェニルホスフィノフェニル)フェロセニル]エチルジシクロヘキシルホスフィン
SL-T001-1: (S)-1-ジフェニルホスフィノ-2-[(R)-α-(N,N-ジメチルアミノ)-o-ジフェニルホスフィノフェニル-メチル]フェロセン
SL-T002-1: (S)-1-ジシクロヘキシルホスフィノ-2-[(R)-α-(N,N-ジメチルアミノ)-o-ジシクロヘキシルホスフィノフェニル-メチル]フェロセン
SL-J004-1: (R)-1-[(1S)-2-(ジシクロヘキシルホスフィノ)フェロセニル]エチルジフェニルホスフィン
(S)(R)-SL-J002-02: (S)-1-[(R)-2-(ジフェニルホスフィノ)フェロセニル]エチルジt-ブチルホスフィン
(R)(S)-SL-J502-1: (R)-1-[(S)-2-(ジ-t-ブチルホスフィノ)フェロセニル]エチルジフェニルホスフィン
(R)(S)-SL-J009-1: (R)-1-[(S)-2-(ジシクロヘキシルホスフィノ)フェロセニル]エチルジ-t-ブチルホスフィン
(R)(S)-SL-J005-1: (R)-1-[(S)-2-(ジフェニルホスフィノ)フェロセニル]エチルジ3,5-キシリルホスフィン
(R)(S)-SL-J011-1: (R)-1-[(S)-2-[ジ-(4-トリフルオロメチルフェニル)ホスフィノ]フェロセニル]エチルジ-t-ブチルホスフィン
(R)(S)-SL-J013-1: (R)-1-[(S)-2-[ジ-(3,5−ジメチル-4-メトキシフェニル)ホスフィノ]フェロセニル]エチルジ-t-ブチルホスフィン
(R)(S)-SL-J014-1: (R)-1-[(S)-2-[ジ-(4-フルオロフェニル)ホスフィノ]フェロセニル]エチルジ-t-ブチルホスフィン
(R)(S)-SL-J212-1: (R)-1-[(S)-2-(ジ-2-フリルホスフィノ)フェロセニル]エチルジ-t-ブチルホスフィン
(R)(S)-SL-J216-1: (R)-1-[(S)-2-(ジ-1-ナフチルホスフィノ)フェロセニル]エチルジ-t-ブチルホスフィン
(R)(S)-SL-J202-1: (R)-1-[(S)-2-[ジ-(4-メトキシフェニル)ホスフィノ]フェロセニル]エチルジ-t-ブチルホスフィン
(R)(S)-SL-J203-1: (R)-1-[(S)-2-[ジ-(3,5−ジ-t-ブチル-4-メトキシフェニル)ホスフィノ]フェロセニル]エチルジ-t-ブチルホスフィン
(R)(S)-SL-J210-1: (R)-1-[(S)-2-[ジ-(3,5−ジ-トリフルオロメチルフェニル)ホスフィノ]フェロセニル]エチルジ-t-ブチルホスフィン
(S)(R)-SL-J210-2: (S)-1-[(R)-2-[ジ-(3,5−ジ-トリフルオロメチルフェニル)ホスフィノ]フェロセニル]エチルジ-t-ブチルホスフィン
(R,R)-Skewphos: (2R,4R)-(+)-2,4-ビス(ジフェニルホスフィノ)ペンタン
(R)-BINAP: (R)-2,2'-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1'-ビナフチル
(R)-xylyl-BINAP: (R)-(+)-2,2'-ビス[ジ(3,5-キシリル)ホスフィノ]-1,1'-ビナフチル
(S)-H8-BINAP: (S)-(-)-2,2'-ビス(ジフェニルホスフィノ)-5,5',6,6',7,7',8,8'-オクタヒドロ-1,1'-ビナフチル
(R,R)-Me-Duphos: (-)-1,2-ビス[(2R,5R)-2,5-ジメチルホスホラノ]ベンゼン
(R,R)-Et-Duphos: (-)-1,2-ビス[(2R,5R)-2,5-ジエチルホスホラノ]ベンゼン
(R,R)-iPr-Duphos: (-)-1,2-ビス[(2R,5R)-2,5-ジイソプロピルホスホラノ]ベンゼン
(R,R)-Ph-BPE: (-)-1,2-ビス((2R,5R)-2,5-ジフェニルホスホラノ)エタン
(R)-Phanephos: (R)-(-)-4,12-ビス(ジフェニルホスフィノ)-[2.2]-パラシクロファン
(S)-xyl-Phanephos: (S)-(+)-4,12-ビス(ジ(3,5-キシリル)ホスフィノ)-[2.2]-パラシクロファン
(S,S)-Et-Ferrotane: (-)-1,1'-ビス[(2S,4S)-2,4-ジエチルホスホタノ]フェロセン
(R,R)-DIPAMP: (R,R)-1,2-ビス[(2-メトキシフェニル)フェニルホスフィノ]エタン
(R,R)-Quinox-P*: (R,R)-(-)-2,3-ビス(t-ブチルメチルホスフィノ)キノキサリン
(S)-DTBM-Segphos: (S)-(+)-5,5'-ビス[ジ(3,5-ジ-t-ブチル-4-メトキシフェニル)ホスフィノ]-4,4'-ビ-1,3-ベンゾジオキソール
(R)-C3-Tunephos: (R)-(-)-1,13-ビス(ジフェニルホスフィノ)-7,8-ジヒドロ-6H-ジベンゾ[f,h][1,5]ジオキソニン
(S)-MeO-BIPHEP: (S)-(-)-2,2'-ビス(ジフェニルホスフィノ)-6,6'-ジメトキシ-1,1'-ビフェニル
(S)-ShiP: フェニル-[(S)-1,1-スピロビインダン-7,7-ジイル]ホスファイト
(S)-MOP: (S)-(-)-2-ジフェニルホスフィノ-2'-メトキシ-1,1'-ビナフチル
(R)-QuINAP: (R)-1-[2-(ジフェニルホスフィノ)-1-ナフチル]イソキノリン
(S)-Monophos: (S)-(+)-(3,5-ジオキサ-4-ホスファ-シクロヘプタ[2,1-a;3,4-a']ジナフタレン-4-イル)ジメチルアミン
(S)-Me-Monophos: (S)-(+)-(2,6-ジメチル-3,5-ジオキサ-4-ホスファ-シクロヘプタ[2,1-a;3,4-a']ジナフタレン-4-イル)ジメチルアミン
(R,R)-Taddol-type: (3aR,8aR)-(-)-(2,2-ジメチル-4,4,8,8-テトラフェニル-テトラヒドロ-[1,3]ジオキソロ[4,5-e][1,3,2]ジオキサホスフェピン-6-イル)ジメチルアミン
(S)-BnMe: (S)-(+)-(3,5-ジオキサ-4-ホスファ-シクロヘプタ[2,1-a;3,4-a']ジナフタレン-4-イル)ベンジル(メチル)アミン
(S,R,R)-alpha-phenethyl: (S)-(+)-(3,5-ジオキサ-4-ホスファ-シクロヘプタ[2,1-a;3,4-a']ジナフタレン-4-イル)ビス[(1R)-1-フェニルエチル]アミン
(S)-Et-Monophos: (S)-(+)-(2,6-ジメチル-3,5-ジオキサ-4-ホスファ-シクロヘプタ[2,1-a;3,4-a']ジナフタレン-4-イル)ジエチルアミン
(S)-Morphos: (S)-(+)-(3,5-ジオキサ-4-ホスファシクロヘプタ[2,1-a;3,4-a']ジナフタレン-4-イル)モルホリン
(S)-alpha-phenethylH: (S)-(+)-(3,5-ジオキサ-4-ホスファ-シクロヘプタ[2,1-a;3,4-a']ジナフタレン-4-イル)[(1R)-1-フェニルエチル]アミン
(S)-Pipphos: (S)-(+)-(3,5-ジオキサ-4-ホスファシクロヘプタ[2,1-a;3,4-a']ジナフタレン-4-イル)ピペリジン
(S)-H8-Monophos: (S)-(+)-(8,9,10,11,12,13,14,15-オクタヒドロ-3,5-ジオキサ-4-ホスファ-シクロヘプタ[2,1-a;3,4-a']ジナフタレン-4-イル)ジメチルアミン
(R,R)-cataciumM(R): (-)-2,3-ビス[(2R,5R)-2,5-ジメチルホスホラノ]マレイン酸無水物
cataASium T3: (+)-{4-[(1R,4S)-3-(ジフェニルホスフィノ)-1,7,7-トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプテンhept-2-en-2-イル]-2,5-ジメチル-3-チエニル}ビス(3,5-ジメチルフェニル)ホスフィン
(R,R)-Norphos: (2R,3R)-(-)-2,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ-5-エン
(R)-iPr-PHOX: (R)-(+)-2-[2-(ジフェニルホスフィノ)フェニル]-4-イソプロピル-2-オキサゾリン
DMF: N,N-ジメチルホルムアミド
CPME: シクロペンチルメチルエーテル
DME: ジメチルエーテル
MeCN: アセトニトリル
AcOH: 酢酸
EtOH: エタノール
NBS: N-ブロモスクシンイミド
Et3N: トリエチルアミン
EDC: 1−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−3−エチルカルボジイミド塩酸塩
HOBT: 1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
DMAc: N,N-ジメチルアセトアミド
1-BuOH: n-ブタノール
IPA: 2−プロパノール
DMSO: ジメチルスルホオキシド
THF: テトラヒドロフラン
DCM: ジクロロメタン
MeOH: メタノール
p-TsOH: p−トルエンスルホン酸
TMSCl: クロロトリメチルシラン
DCE: 1,2−ジクロロエタン
Et3SiH: トリエチルシラン
(S)-MA: (S)-マンデル酸
MS4A: モレキュラーシーブス4A
TMEDA: テトラメチルエチレンジアミン
AHN: アンモニウム2−ヒドロキシニコチネート
APC: アンモニウムピコリネート
ATFA: アンモニウムトリフルオロアセテート
(-)-CSA: (-)-10-カンファースルホン酸
1H核磁気共鳴スペクトル(1H NMR):ブルカー社製BRUKER AVANCE 500(500MHz)、内部標準物質:テトラメチルシラン
13C核磁気共鳴スペクトル(13C NMR):ブルカー社製BRUKER AVANCE 500(125MHz)、内部標準物質:CDCl3
19F核磁気共鳴スペクトル(19F NMR):ブルカー社製BRUKER AVANCE 500(202MHz)、外部標準物質:トリフルオロ酢酸
31P核磁気共鳴スペクトル(31P NMR):ブルカー社製BRUKER AVANCE 500(471MHz)、外部標準物質:85%-H3PO4水溶液
2-アセチル-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:Inertsil ODS-3 5μm、4.6 mm i.d.×150 mm
UV検出波長:254 nm
カラム温度:25℃
移動相:
保持時間:8.9 min (標題化合物)
1H NMR (DMSO-d6) δ 2.67(s, 3H), 8.58(s, 1H), 8.80(s, 1H), 9.00(s, 1H), 12.00(s, 1H). HRMS (ESI) calcd for C12H8ClF3N3O2S [(M+H)+] 349.9972, found 349.9977. m.p. 165℃.
(E)-2-(1-(ベンズヒドリルイミノ)エチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:Inertsil C8-4、HP 3μm、4.6 mm i.d.×150 mm
UV検出波長:254 nm
カラム温度:25℃
移動相:
保持時間:20.8 min (標題化合物)
1H NMR (CDCl3) δ 2.46(s, 3H), 5.90(s, 1H), 7.24(m, 2H), 7.33(m, 4H), 7.45(m, 4H), 8.36(s, 1H), 8.43(brs, 1H), 8.44(s, 1H), 8.69(s, 1H). HRMS (ESI) calcd for C25H19ClF3N4OS [(M+H)+] 515.0915, found 515.0914. m.p. 175℃.
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミド (S)-マンデル酸塩の合成
カラム: L-column2 ODS、S-5μm、4.6 mm i.d.×250 mm
UV検出波長:220 nm
カラム温度:25℃
移動相:
保持時間:14.9 min (標題化合物)
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム: CROWNPAK CR-I(+)、S-5 μm、3.0 mm i.d..×150 mm
UV検出波長:305 nm
カラム温度:25℃
移動相:
保持時間:5.2 min (R), 8.1 min (S)
1H NMR (DMSO-d6) δ 1.43(d, J = 6.5 Hz, 3H), 4.33(m, 1H), 4.91(s, 1H), 7.25(m, 1H), 7.32(m, 1H), 7.40(m, 1H), 8.59(s, 1H), 8.73(s, 1H), 8.77(s, 1H), 11.66(brs, 1H). m.p. 152℃.
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム: L-column2 ODS、S-5μm、4.6 mm i.d.×250 mm
UV検出波長:220 nm
カラム温度:25℃
移動相:
保持時間:14.9 min (標題化合物)
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム: CROWNPAK CR-I(+)、S-5 μm、3.0 mm i.d..×150 mm
UV検出波長:305 nm
カラム温度:25℃
移動相:
保持時間:5.2 min (R), 8.1 min (S)
1H NMR (DMSO-d6) δ 1.39(d, J = 7.0 Hz, 3H), 4.21(q, J = 7.0 Hz, 1H), 8.59(s, 1H), 8.70(s, 1H), 8.76(s, 1H), 11.59(brs, 1H). HRMS (ESI) calcd for C12H11ClF3N4OS [(M+H)+] 351.0289, found 351.0290. m.p. 154℃.
6-アミノ-5-クロロ-N-((1R)-1-(5-((5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)-1,3-チアゾール-2-イル)エチル)ピリミジン-4-カルボキサミドの合成
カラム: Waters XTerra RP18、5 μm、3.9×150 mm
UV検出波長:254 nm
カラム温度:30℃
移動相:
保持時間:16.0 min (標題化合物)
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム: CHIRALPAK IC-3、3 μm、4.6×150 mm
UV検出波長:277 nm
カラム温度:40℃
移動相:ギ酸水溶液(pH 2.0)/アセトニトリル=6/4
流速:1.0 mL/min
保持時間:14.1 min (R), 16.7 min (S)
1H NMR (DMSO-d6) δ 1.59(d, J = 7.0 Hz, 3H), 5.35(m, 1H), 7.41(brs, 1H), 7.81(brs, 1H), 8.37(s, 1H), 8.58(s, 1H), 8.76(s, 1H), 8.78(s, 1H), 9.51(d, J = 8.0 Hz, 3H), 11.76(s, 1H). HRMS (ESI) calcd for C17H13Cl2F3N7O2S [(M+H)+] 506.0175, found 506.0175. m.p. 206℃.
6-アミノ-5-クロロ-N-((1R)-1-(5-((5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)-1,3-チアゾール-2-イル)エチル)ピリミジン-4-カルボキサミドの精製
カラム: Waters XTerra RP18、5 μm、3.9×150 mm
UV検出波長:254 nm
カラム温度:30℃
移動相:
保持時間:16.0 min (標題化合物)
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム: CHIRALPAK IC-3、3 μm、4.6×150 mm
UV検出波長:277 nm
カラム温度:40℃
移動相:ギ酸水溶液(pH 2.0)/アセトニトリル=6/4
流速:1.0 mL/min
保持時間:14.1 min (R), 16.7 min (S)
1H NMR (DMSO-d6) δ 1.59(d, J = 7.0 Hz, 3H), 5.35(m, 1H), 7.41(brs, 1H), 7.81(brs, 1H), 8.37(s, 1H), 8.58(s, 1H), 8.76(s, 1H), 8.78(s, 1H), 9.51(d, J = 8.0 Hz, 3H), 11.76(s, 1H). HRMS (ESI) calcd for C17H13Cl2F3N7O2S [(M+H)+] 506.0175, found 506.0175. m.p. 206℃.
2-((1R)-1-(ベンズヒドリルアミノ)エチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
保持時間:6.9 min (標題化合物), 9.3 min (基質)
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム:CHIRALCEL OJ-RH(ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
保持時間:8.8 min (S), 14.3 min (R)
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミド 臭化水素酸塩の合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
保持時間:2.6 min (標題化合物), 9.3 min (原料)
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム:CHIRALPAK IA(ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*250 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/高速液体クロマトグラフィー用メタノール/高速液体クロマトグラフィー用蒸留水=80/15/5
流速:2.0 mL/min
保持時間:10.2 min (R), 14.4 min (S)
1H NMR (DMSO-d6) δ 1.67 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 5.01 (brs, 1H), 8.58 (s, 1H), 8.75 (brs, 3H), 8.80 (s, 1H), 8.90 (s, 1H), 11.88 (s, 1H).
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミド (S)-マンデル酸塩の合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.4 mL/min
保持時間: 1.6 min. (標題化合物); 5.5 min. (原料)
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム:IA (ダイセル化学工業株式会社製)、4.6*250 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/メタノール/水=80/15/5
流速:2.0 mL/min
カラム内温度: 40℃
保持時間: 11.4 min. (R体); 16.4 min. (S体)
1H NMR (DMSO-d6) δ 1.40 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 4.26 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.72 (s, 1H), 7.18-7.22 (m, 1H), 7.25-7.29 (m, 2H), 7.36-7.40 (m, 2H), 8.59 (s, 1H), 8.72 (s, 1H), 8.77 (s, 1H).
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミド 塩酸塩の合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.4 mL/min
保持時間: 1.6 min. (標題化合物); 2.3 min.(ベンゾフェノン); 5.5 min. (原料)
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム:IA (ダイセル化学工業株式会社製)、4.6*250 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/メタノール/水=80/15/5
流速:2.0 mL/min
カラム内温度: 40℃
保持時間: 11.4 min. (R体); 16.4 min. (S体)
1H NMR (DMSO-d6) δ 1.65 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 4.92 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 8.58 (s, 1H), 8.80 (s, 1H), 8.88 (s, 1H), 8.91 (br, 3H), 11.89 (s, 1H).
2-((1R)-1-((ベンズヒドリルアミノ)エチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
なお、転換率(本明細書の表中では変換率ともいう)は以下の式にて算出できる。
転換率=100×目的化合物/(目的化合物+原料)
(式中、目的化合物および原料は、それぞれの高速液体クロマトグラフィーにおける面積を示す。
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.4 mL/min
保持時間: 5.5 min. (標題化合物), 7.2 min. (原料).
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム:OJ-RH (ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.2 mL/min
保持時間: 8.3 min. (S体), 13.6 min. (R体).
1H NMR (CDCl3) δ 1.56 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 2.19 (s, 1H), 4.05 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.98 (s, 1H), 7.19-7.24 (m, 1H), 7.27-7.32 (m, 3H), 7.33-7.44 (m, 6H), 8.26 (s, 1H), 8.41 (s, 1H), 8.44 (s, 1H), 8.69 (s, 1H).
(E)-2-(1-(ビス(4-メトキシフェニル)メチル)エチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
1H NMR (CDCl3) δ 2.45 (s, 3H), 3.78 (s, 6H), 5.82 (s, 1H), 6.86 (d, J = 9.0 Hz, 4H), 7.33 (d, J = 9.0 Hz, 4H), 8.36 (s, 1H), 8.44 (s, 1H), 8.57 (bs, 1H), 8.69 (s, 1H); 13C NMR (CDCl3) δ 14.62, 55.26, 67.42, 111. 89 (q, J = 5.4 Hz), 114.01, 121.45 (q, J = 275.2 Hz), 124.06, 128.30, 135.16, 135.91, 137.81 (q, J = 32.7 Hz), 145.41, 149.48, 149.92, 158.68, 158.81, 159.67, 176.60.
(E)-2-(1-(2-ベンゾイルヒドラゾノ)エチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
保持時間:1.47 min. (ベンゾイルヒドラジン), 4.36 min. (標題化合物), 4.48 min. (原料)
1H NMR (DMSO-d6) δ 2.48 (s, 3H), 7.50-7.57 (m, 2H), 7.58-7.65 (m, 1H), 7.81-7.94 (m, 2H), 8.59 (s, 1H), 8.78 (s, 1H), 8.86 (s, 1H), 11.22 (bs, 1H), 11.81 (bs, 1H).
(E)-(S)-tert-ブチル 2-(1-(5-((5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)-1,3-チアゾール-2-イル)エチリデン)ヒドラジンカルボキシレートの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=7/3
流速:1.0 mL/min
保持時間:4.48 min. (原料); 5.66 min. (標題化合物)
1H NMR (DMSO-d6) δ 1.51 (s, 9H), 2.31 (s, 3H), 8.58 (s, 1H), 8.75 (s, 1H), 8.80 (s, 1H), 10.46 (s, 1H), 11.74 (s, 1H); 13C NMR (DMSO-d6) δ 12.59, 27.95, 80.33, 111.81 (q, J = 5.4 Hz), 121.58 (q, J = 274.3 Hz), 121.62, 134.85, 135.32 (q, J = 31.8 Hz), 145.51, 149.70, 151.33, 152.23, 159.69, 172.44; 19F NMR (DMSO-d6) δ -63.81.
(E)-2-(1-(ベンジルイミノ)エチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
保持時間: 4.48 min. (原料)、16.4 min.(標題化合物)
(E)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-2-(1-((4-メトキシベンジル)イミノ)エチル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=7/3
流速:1.0 mL/min
保持時間: 4.7 min (原料); 11.2 min. (標題化合物).
1H NMR (CDCl3) δ 2.47 (s. 3H), 3.82 (s, 3H), 4.74 (s, 2H), 6.92 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.33 (d, J -= 8.5 Hz, 2H), 8.37 (s, 1H), 8.40 (s, 1H), 8.44 (s, 1H), 8.67 (s, 1H).
(E)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-2-(1-((2,4-ジメトキシベンジル)イミノ)エチル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=7/3
流速:1.0 mL/min
保持時間: 4.7 min (原料); 12.1 min. (標題化合物).
1H NMR (CDCl3) δ 2.47 (s. 3H), 3.82 (s, 3H), 3.84 (s, 3H), 4.70 (s, 2H), 6.49 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 6.52 (dd, J = 8.5, 2.5 Hz, 1H), 7.36 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.37 (s, 1H), 8.41 (s, 1H), 8.43 (s, 1H), 8.68 (s, 1H).
(E)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-2-(1-((4-メトキシフェニル)イミノ)エチル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=7/3
流速:1.0 mL/min
保持時間: 4.7 min. (原料); 28.0 min. (標題化合物).
1H NMR (DMSO-d6) δ 2.37 (s. 3H), 3.78 (s, 3H), 6.86-7.05 (m, 4H), 8.59 (s, 1H), 8.78 (s, 1H), 8.93 (s, 1H), 11.85 (s, 1H); 13C NMR δ 16.18, 55.22, 111.89, 114.19, 122.08 (q, J = 274.28 Hz), 121.79, 122.00, 135.36 (q, J = 32.7 Hz), 136.93, 141.46, 146.01, 149.74, 151.27, 156.78, 159.61, 160.61, 174.22; 19F NMR δ -63.81.
2-((1R)-1-((ビス(4-メトキシフェニル)メチル)アミノ)エチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
保持時間:2.4 min (標題化合物)
1H NMR (CDCl3) δ 1.54 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 4.42 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 7.23 (d, J = 3.2 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 3.2 Hz, 1H).
13C NMR (CDCl3) δ 24.66, 49.65, 118.36, 142.38, 178.38.
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミド 塩酸塩の合成
2-((1R)-1-(2-ベンゾイルヒドラジニル)エチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:OJ-RH (ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=1/1
流速:1.0 mL/min
保持時間: 5.4 min. (S体); 6.1 min. (R体); 7.6 min. (原料)
2-((1S)-1-(2-ベンゾイルヒドラジニル)エチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:OJ-RH (ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=1/1
流速:1.0 mL/min
保持時間: 5.4 min. (S体); 6.1 min. (R体); 7.6 min. (原料)
1H NMR (CDCl3) δ 1.62 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 4.64 (qd, J --= 6.5, 2.0 Hz, 1H), 5.31 (dd, 1H), 7.43 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.53 (tt, J = 8.0, 1.5 Hz, 1H), 7.71 (dd, J = 8.0, 1.5 Hz, 2H), 7.84 (d, J = 5.5 Hz,1H), 8.29 (s, 1H), 8.43 (s, 1H), 8.67 (s, 2H); 19F NMR (CDCl3) δ -64.77; 13C NMR (CDCl3) δ 20.43, 59.12, 111.96 (q, J = 5.4 Hz), 121.4 (q, J = 275.2 Hz), 123.97, 126.96, 128.78, 132.16, 132.37, 133.55, 137.79 (q, J = 33.6 Hz), 144.67, 149.42, 150.04, 158.94, 168.02, 180.68.
2-((1S)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミド 塩酸塩の合成
カラム:OJ-H (ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:270 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用ヘキサン/イソプロピルアルコール/メタノール/ジエチルアミン=80/15/5/0.1
流速:1.0 mL/min
保持時間: 5.7 min.(S体); 8.6 min. (R体)
tert-ブチル 2-((1S)-1-(5-((5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)-1,3-チアゾール-2-イル)エチル)ヒドラジンカルボキシレートの合成
カラム:OJ-RH (ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=1/1
流速:0.5 mL/min
保持時間: 12.8 min. (enantiomer-A); 14.6 min. (原料); 16.1 min. (enantiomer-B)
2-(1-(ベンジルアミノ)エチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=7/3
流速:1.4 mL/min
保持時間: 7.2 min. (標題化合物); 12.0 min. (原料).
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム:OJ-RH (ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=7/3
流速:1.0 mL/min
保持時間: 4.8 min. (標題化合物); 7.2 min. (原料); 11.9 min. (標題化合物)
N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-2-(1-((4-メトキシベンジル)アミノ)エチル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=7/3
流速:1.0 mL/min
保持時間: 6.9 min. (標題化合物); 11.2 min. (原料).
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム:OJ-RH (ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=7/3
流速:1.0 mL/min
保持時間: 5.0 min. (標題化合物); 6.0 min. (標題化合物); 7.4 min. (原料)
N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-2-(1-((2,4-ジメトキシベンジル)アミノ)エチル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=7/3
流速:1.0 mL/min
保持時間: 6.3 min. (標題化合物); 12.1 min. (原料).
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム:OJ-RH (ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
保持時間: 6.0 min. (標題化合物); 6.5 min. (標題化合物); 10.8 min. (原料)
(E)-1,1-ジフェニル-N-(1-フェニルエチリデン)メタンアミンの合成
1H NMR (CDCl3) δ 2.26 (s, 3H), 5.84 (s, 1H), 7.12-7.21 (m, 2H), 7.24-7.30 (m, 4H), 7.33-7.39 (m, 3H), 7.42-7.50 (m, 4H), 7.88-7.96 (m, 2H); 13C NMR (CDCl3) δ 16.03, 68.52, 126.81, 127.08, 127.70, 128.25, 128.52, 129.73, 141.33, 144.97, 164.51.
(E)-N-(1-(4-メトキシフェニル)エチリデン)-1,1-ジフェニルメタンアミンの合成
1H NMR (CDCl3) δ 2.27 (s, 3H), 3.82 (s, 3H), 5.83 (s, 1H), 6.90 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 7.19 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.29 (t, J = 7.5 Hz, 4H), 7.46 (d, J = 7.5 Hz, 4H), 7.92 (d, J = 9.0 Hz, 2H); 13C NMR (CDCl3)δ 15.60, 55.31, 68.23, 113.40, 126.60, 127.56, 128.35, 128.44, 133.98, 145.08, 160.92, 163.47.
(E)-N-(1-(4-クロロフェニル)エチリデン)-1,1-ジフェニルメタンアミンの合成
1H NMR (CDCl3) δ 2.29 (s, 3H), 5.85 (s, 1H), 7.20 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.30 (t, J = 7.5 Hz, 4H), 7.35 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.44 (d, J = 7.5 Hz, 4H), 7.88 (d, J = 8.5 Hz); 13C NMR (CDCl3) δ15.75, 68.50, 126.79, 127.51, 128.31, 128.45, 135.75, 139.52, 144.64, 163.16 (下線部のピークのうち一つは二つのピークが重なっている。).
(E)-1,1-ジフェニル-N-(1-(4-トリフルオロメチルフェニル)エチリデン)メタンアミンの合成
1H NMR (CDCl3) δ 2.33 (s, 3H), 5.88 (s, 1H), 7.21 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.31 (d, J = 7.5 Hz, 4H), 7.45 (d, J = 7.5 Hz, 4H), 7.64 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.03 (d, J = 8.5 Hz, 2H); 19F NMR (CDCl3) δ -62.65; 13C NMR (CDCl3) δ 15.99, 68.67, 124.13 (q, J = 272.4 Hz), 125.13 (q, J = 4.5 Hz), 126.89, 127.28, 127.49, 128.51, 131.41 (q, J = 31.8 Hz), 144.30, 144.43, 163.23.
(E)-N-(1-(ナフタレン-1-イル)エチリデン)-1,1-ジフェニルメタンアミンの合成
1H NMR (CDCl3) δ 2.50 (s, 3H), 5.22 (s, 1H), 7.02-7.05 (m, 1H), 7.06-7.11 (m, 2H), 7.13-7.21 (m, 6H), 7.22-7.27 (m, 2H), 7.30-7.36 (m, 1H), 7.40-7.44 (m, 1H), 7.46-7.51 (m, 2H), 7.82-7.86 (m, 1H), 7.87-7.90 (m, 1H); 13C NMR (CDCl3) δ 29.61, 70.19, 123.13, 125.12, 125.20, 126.31, 126.47, 126.56, 126.59, 127.52, 127.74, 128.00, 128.09, 128.22, 128.45, 129.09, 133.43, 137.91, 144.04, 144.48, 168.46.
(E)-N-(1-(フラン-2-イル)エチリデン)-1,1-ジフェニルメタンアミンの合成
1H NMR (CDCl3) δ 2.24 (s, 3H), 5.83 (s, 1H), 6.45 (dd, J = 3.5, 2.0 Hz, 1H), 6.89 (d, J = 3.5 Hz, 1H), 7.20 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 7.29 (t, J = 7.0 Hz, 4H), 7.41 (d, J = 7.0 Hz, 4H), 7.50 (d, J = 2.0 Hz, 1H); 13C NMR (CDCl3) δ 15.22, 67.91, 111.13, 111.45, 126.75, 127.68, 128.42, 143.90, 144.43, 156.22 (下線部のピークのうち一つは二つのピークが重なっている。).
(E)-1,1-ジフェニル-N-(1-(ピリジン-2-イル)エチリデン)メタンアミンの合成
1H NMR (CDCl3) δ 2.46 (s, 3H), 5.93 (s, 1H), 7.21 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.26-7.33 (m, 5H), 7.46 (d, J = 7.5 Hz, 4H), 7.73 (td, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 8.37 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 8.56-8.60 (m, 1H); 13C NMR (CDCl3) δ 14.38, 68.72, 121.39, 124.19, 126.80, 127.57, 128.43, 136.17, 144.46, 148.14, 157.83, 166.06.
(E)-1,1-ジフェニル-N-(1-(ピリジン-3-イル)エチリデン)メタンアミンの合成
1H NMR (CDCl3) δ 2.33 (s, 3H), 5.88 (s, 1H), 7.21 (tt, J = 7.5, 1.5 Hz, 2H), 7.28-7.33 (m, 5H), 7.46 (dd, J = 8.0, 1.5 Hz, 4H), 8.26 (dt, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 8.62 (dd, J = 4.5, 2.0 Hz, 1H), 9.11 (d, J = 2.0 Hz, 1H); 13C NMR (CDCl3) δ5.72, 68.49, 123.07, 126.87, 127.46, 128.49, 134.27, 136.26, 144.39, 148.56, 150.58, 162.23.
(E)-1,1-ジフェニル-N-(1-(チアゾール-2-イル)エチリデン)メタンアミンの合成
1H NMR (CDCl3) δ 2.46 (s, 3H), 5.89 (s, 1H), 7.22 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 7.31 (t, J = 7.0 Hz, 4H), 7.38 (d, J = 3.0 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 7.0 Hz, 4H), 7.84 (d, J = 3.0 Hz, 1H); 13C NMR (CDCl3) δ 15.08, 68.29, 122.39, 126.97, 127.43, 128.52, 143.29, 143.95, 160.62, 172.10.
(E)-メチル 2-((1-ベンズヒドリルイミノ)エチル)-1,3-チアゾール-5-カルボキシレートの合成
1H NMR (CDCl3) δ 2.44 (s, 3H), 3.92 (s, 3H), 5.88 (s, 1H), 7.23 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.32 (t, J = 7.5 Hz, 4H), 7.44 (d, J = 7.5 Hz, 4H), 8.39 (s, 1H); 13C NMR (CDCl3) δ 14.73, 52.49, 68.59, 127.14, 127.35, 128.60, 131.41, 143.55, 148.62, 160.55, 161.94, 176.52.
(E)-N-(3,4-ジヒドロナフタレン-1(2H)-イリデン)-1,1-ジフェニルメタンアミンの合成
1H NMR (CDCl3) δ 1.90 (quint, J = 6.5 Hz, 2H), 2.64 (t, J = 6.5 Hz, 2H), 2.78 (t, J = 6.5 Hz, 2H), 5.88 (s, 1H), 7.12 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.18 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.25-7.32 (m, 6H), 7.47 (d, J = 7.5 Hz, 4H), 8.50 (d, J = 8.0 Hz, 1H); 13C NMR (CDCl3) δ 22.65, 28.28, 29.77, 67.05, 126.27, 126.34, 126.61, 127.56, 128.27, 128.35, 129.72, 135.10, 140.59, 145.11, 163.73.
(E)-N-(クロマン-4-イリデン)-1,1-ジフェニルメタンアミンの合成
1H NMR (CDCl3) δ 2.79 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 4.26 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 5.81 (s, 1H), 6.85-6.90 (m, 1H), 6.97-7.03 (m, 1H), 7.17-7.22 (m, 2H), 7.26-7.32 (m, 5H), 7.42-7.48 (m, 4H), 8.34-8.79 (m, 1H); 13C NMR (CDCl3) δ 27.75, 65.68, 67.09, 117.27, 121.22, 122.92, 126.36, 126.78, 127.47, 128.44, 131.85, 144.66, 158.09, 158.13.
N-ベンズヒドリル-(1R)-1-フェニルエタンアミンの合成
カラム:CHIRALCEL OJ-RH(ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
保持時間:5.1 min (enantiomer-A), 5.9 min (enantiomer-B)
1H NMR (CDCl3) δ 1.36 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 3.67 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 4.63 (s, 1H), 7.15-7.19 (m, 1H), 7.22-7.29 (m, 8H), 7.31-7.36 (m, 6H) (NH由来のプロトン未検出).
N-ベンズヒドリル-(1R)-1-(4-メトキシフェニル)エタンアミンの合成
カラム:CHIRALCEL OJ-RH(ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.2 mL/min
保持時間:4.7 min (enantiomer-A), 5.5 min (enantiomer-B)
1H NMR (CDCl3) δ1.34 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 3.63 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.82 (s, 3H), 4.62 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.14-7.19 (m, 3H), 7.21-7.29 (m, 5H), 7.30-7.34 (m, 4H) (NH由来のプロトン未検出).
N-ベンズヒドリル-(1R)-1-(4-クロロフェニル)エタンアミンの合成
カラム:CHIRALCEL OJ-RH(ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.2 mL/min
保持時間:7.6 min. (enantiomer-A), 8.8 min. (enantiomer-B)
1H NMR (CDCl3) δ1.34 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 3.66 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 4.58 (s, 1H), 7.16-7.21 (m, 3H), 7.22-7.35 (m, 11H) (NH由来のプロトン未検出).
N-ベンズヒドリル-(1R)-1-(4-トリフルオロメチルフェニル)エタンアミンの合成
カラム:CHIRALCEL OJ-RH(ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.2 mL/min
保持時間:4.0 min (enantiomer-A), 5.4 min (enantiomer-B)
1H NMR (CDCl3) δ1.36 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 3.75 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 4.58 (s, 1H), 7.18 (tt, J = 7.0, 1.5 Hz, 1H), 7.22-7.35 (m, 9H), 7.38 (d, J =8.5 Hz, 2H), 7.58 (d, J = 8.5 Hz, 2H) (NH由来のプロトン未検出).
N-ベンズヒドリル-(1R)-1-(ナフタレン-1-イル)エタンアミンの合成
カラム:CHIRALCEL OJ-RH(ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
保持時間:7.4 min (enantiomer-A), 9.0 min (enantiomer-B)
1H NMR (CDCl3) δ1.49 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 4.56 (q, J =7.0 Hz, 1H), 4.74 (s, 1H), 7.16-7.35 (m, 10H), 7.36-7.41 (m, 1H), 7.42-7.47 (m, 1H), 7.47-7.52 (m, 1H), 7.66-7.70 (m, 1H), 7.74-7.78 (m, 1H), 7.84-7.91 (m, 2H) (NH由来のプロトン未検出).
N-ベンズヒドリル-(1R)-1-(フラン-2-イル)エタンアミンの合成
カラム:CHIRALCEL OJ-RH(ダイセル化学工業株式会社製)、4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=7/3
流速:1.0 mL/min
保持時間:5.6 min (enantiomer-A), 6.5 min (enantiomer-B)
1H NMR (CDCl3) δ1.42 (d, J =7.0 Hz, 3H), 3.73 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 4.75 (s, 1H), 6.06 (d, J = 3.5 Hz, 1H), 6.31 (dd, J = 3.5, 1.5 Hz, 1H), 7.15-7.19 (m, 1H), 7.20-7.27 (m, 3H), 7.29-7.33 (m, 4H), 7.36 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 7.40-7.44 (m, 2H) (NH由来のプロトン未検出).
N-ベンズヒドリル-(1R)-1-(ピリジン-2-イル)エタンアミンの合成
カラム:CHIRALCEL OJ-RH(ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=1/1
流速:1.0 mL/min
保持時間:6.5 min (enantiomer-A), 8.0 min (enantiomer-B)
1H NMR (CDCl3) δ1.39 (d, J =6.5 Hz, 3H), 3.78 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.60 (s, 1H), 7.13-7.18 (m, 3H), 7.20-7.33 (m, 7H), 7.38 (d, J =7.5 Hz, 2H), 7.61 (td, J = 7.5, 2.0 Hz, 1H), 8.57-8.60 (m, 1H) (NH由来のプロトン未検出).
N-ベンズヒドリル-(1R)-1-(ピリジン-3-イル)エタンアミンの合成
カラム:CHIRALCEL OD-RH(ダイセル化学工業株式会社製)、4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=3/7, 35 min→高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2, 10 min
流速:1.2 mL/min
保持時間:25.1 min (enantiomer-A), 27.6 min (enantiomer-B)
N-ベンズヒドリル-(1R)-1-(チアゾール-2-イル)エタンアミンの合成
カラム:CHIRALCEL OD-RH(ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=4/6, 35 min→高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2, 10 min
流速:1.2 mL/min
保持時間:31.3 min (enantiomer-A), 33.2 min (enantiomer-B)
1H NMR (CDCl3) δ1.53 (d, J -= 6.5 Hz, 3H), 4.07 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.92 (s, 1H), 7.17-7.21 (m, 1H), 7.23-7.29 (m, 4H), 7.33 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.36-7.40 (m, 4H), 7.73 (d, J = 2.5 Hz, 1H) (NH由来のプロトン未検出).
メチル 2-((1R)-1-(ベンズヒドリルアミノ)エチル)-1,3-チアゾール-5-カルボキシレートの合成
カラム:CHIRALCEL OJ-RH(ダイセル化学工業株式会社製)、4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
保持時間:4.4 min (enantiomer-A), 5.1 min (enantiomer-B)
1H NMR (CDCl3) δ1.53 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 3.91 (s, 3H), 4.01 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.95 (s, 1H), 7.18-7.23 (m, 1H), 7.23-7.30 (m, 3H), 7.32-7.36 (m, 2H), 7.36-7.42 (m, 4H), 8.31 (s, 1H) (NH由来のプロトン未検出).
N-ベンズヒドリル-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-(1R)-1-アミンの合成
カラム:CHIRALCEL OJ-RH(ダイセル化学工業株式会社製)、4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.2 mL/min
保持時間:5.5 min (enantiomer-A), 8.1 min (enantiomer-B)
1H NMR (CDCl3) δ1.66-1.75 (m, 1H), 1.81-2.01 (m, 3H), 2.66-2.74 (m, 1H), 2.77-2.84 (m, 1H), 3.67-3.72 (m, 1H), 5.11 (s, 1H), 7.03-7.08 (m, 1H), 7.11-7.24 (m, 4H), 7.25-7.30 (m, 2H), 7.30-7.36 (m, 2H), 7.43-7.49 (m, 3H), 7.49-7.53 (m, 2H) (NH由来のプロトン未検出).
N-ベンズヒドリルクロマン-(4R)-4-アミンの合成
カラム:CHIRALCEL OJ-RH(ダイセル化学工業株式会社製)、4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.2 mL/min
保持時間:4.0 min (enantiomer-A), 4.8 min (enantiomer-B)
1H NMR (CDCl3) δ1.90-1.98 (m, 1H), 2.00-2.09 (m ,1H), 3.76 (t, J = 5.0 Hz, 1H), 4.15-4.21 (m, 1H), 4.36 (td, J = 10.5, 3.0 Hz, 1H), 5.09 (s, 1H), 6.79 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.87 (td, J = 7.5, 1.5 Hz, 1H), 7.13 (td, J = 7.5, 1.0 Hz, 1H), 7.18-7.32 (m, 5H), 7.35 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.42-7.50 (m, 4H) (NH由来のプロトン未検出).
(1R)-1-(チアゾール-2-イル)エタンアミンの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
保持時間:2.4 min (標題化合物)
1H NMR (CDCl3) δ 1.54 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 4.42 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 7.23 (d, J = 3.2 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 3.2 Hz, 1H).
13C NMR (CDCl3) δ 24.66, 49.65, 118.36, 142.38, 178.38.
(R)-メチル-2-(1-アミノエチル)-1,3-チアゾール-5-カルボキシレート p-トルエンスルホン酸塩の合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
保持時間:2.2 min (標題化合物)
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム:CHIRALPAK IA(ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*250 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/高速液体クロマトグラフィー用メタノール/高速液体クロマトグラフィー用蒸留水=80/15/5
流速:1.0 mL/min
保持時間:4.5 min (enantiomer-A), 5.7 min (enantiomer-B)
1H NMR (DMSO-d6) δ 1.61 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 2.29 (s, 3H), 3.87 (s, 3H), 4.95 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 7.12 (d, J = 7.9 Hz, 2H), 7.48 (d, J = 7.9 Hz, 2H), 8.51 (s, 1H), 8.64 (brs, 3H).
13C NMR (DMSO-d6) δ 19.76, 20.74, 47.62, 52.79, 125.45, 128.04, 130.01, 137.73, 145.44, 147.56, 160.80, 172.89.
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
保持時間:2.3 min. (標題化合物(R体とS体を含む)), 2.9 min. (アルコール体), 4.8 min. (基質)
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム:IA (ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*250 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/メタノール/水=80/15/5
流速:1.0 mL/min
カラム温度:40 ℃
保持時間:4.6 min. (基質), 5.8 min. (アルコール体), 11.6 min. (アルコール体), 16.2 min. (標題化合物(R体)), 24.2 min. (標題化合物のエナンチオマー(S体)).
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミド (S)-マンデル酸塩の合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミド(S)-マンデル酸塩の合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミド(S)-マンデル酸塩の合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミド(S)-マンデル酸塩の合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミド(S)-マンデル酸塩の合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.025 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
保持時間:2.3 min. (標題化合物(R体とS体を含む)), 2.9 min. (アルコール体), 4.8 min. (基質)
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム:IA (ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*250 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/メタノール/水=80/15/5
流速:1.0 mL/min
カラム温度:40 ℃
保持時間:4.6 min. (基質), 5.8 min. (アルコール体), 11.6 min. (アルコール体), 16.2 min. (標題化合物(R体)), 24.2 min. (標題化合物のエナンチオマー(S体)).
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相A:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.010 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=6/4
移動相B:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.010 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
グラジエントプログラム:
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム:IA (ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*250 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/メタノール/水=80/15/5
流速:1.0 mL/min
カラム温度:40 ℃
保持時間:4.6 min. (基質), 5.8 min. (アルコール体), 11.6 min. (アルコール体), 16.2 min. (標題化合物(R体)), 24.2 min. (標題化合物のエナンチオマー(S体)).
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
イリジウム触媒の合成
31P NMR (202 MHz, CDCl3) δ: -15.58 (d, J = 32.3 Hz, 1P), -14.80 (d, J = 29.9 Hz, 1P), -9.75 (d, J = 32.3 Hz, two peaks merge)
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-アセチル-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミド (0.400 g)、サリチル酸アンモニウム (0.532 g)、 触媒として[IrCl(cod){(R,R)-ptbp-Skewphos}] (0.0057 g)、ならびに添加剤(基質に対して0.2当量)をエンデバー(登録商標)用試験管に量りとった。試験管を装置にセットし、装置内を減圧し、アルゴン雰囲気下複圧する操作を5回行った。アルゴン雰囲気下、溶媒として超脱水THF(8.0 mL)をシリンジにて加えたのち、50 ℃で、2時間撹拌した。撹拌終了後、装置内を水素でパージした。水素ガスを3.0MPaまで加圧し、水素加圧下、50 ℃で、20時間撹拌した。反応液を室温まで冷却し、水素ガスを解圧した実施例421-428と同様のHPLC条件で、各生成物の収率と標題化合物のエナンチオマー過剰率を算出した。結果を表36に示す。
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
カラム:YMC-Pack ODS-A (株式会社ワイエムシィ社製)、 4.6*150 mm
UV検出波長:254 nm
移動相A:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.010 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=6/4
移動相B:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/0.010 mol/L リン酸二水素カリウム水溶液=8/2
流速:1.0 mL/min
グラジエントプログラム:
高速液体クロマトグラフィー分析条件(光学純度)
カラム:IA (ダイセル化学工業株式会社製)、 4.6*250 mm
UV検出波長:254 nm
移動相:高速液体クロマトグラフィー用アセトニトリル/メタノール/水=80/15/5
流速:1.0 mL/min
カラム温度:40 ℃
保持時間:4.6 min. (基質), 5.8 min. (アルコール体), 11.6 min. (アルコール体), 16.2 min. (標題化合物(R体)), 24.2 min. (標題化合物のエナンチオマー(S体)).
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
HPLC条件は、実施例588と同様である。
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
HPLC条件は、実施例588と同様である。
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
HPLC条件は、実施例588と同様である。
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
HPLC条件は、実施例588と同様である。
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
HPLC条件は、実施例588と同様である。
2-((1R)-1-アミノエチル)-N-(5-クロロ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,3-チアゾール-5-カルボキサミドの合成
HPLC条件は、実施例588と同様である。
Claims (11)
- 下式(I);
[式中、
R1は、C1−6アルキル基を;
R2は、水素原子またはハロゲン原子を;
R3は、水素原子またはハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基を;
PGは、保護基を示す。]
で表される化合物またはその塩を不斉還元反応に付して、下式(II);
[式中、*が付された炭素原子は不斉炭素原子を示し、その他の記号は前記と同義を示す。]
で表される化合物の光学活性体またはその塩を得る工程を含む、下式(V):
[式中、R4およびR5は、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよい複素環基、アシル基、置換されていてもよいアミノ基、置換されていてもよいカルバモイル基、置換されていてもよいチオカルバモイル基、置換されていてもよいスルファモイル基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいスルファニル(SH)基、または置換されていてもよいシリル基を示し、その他の記号は前記と同義を示す。]
で表される化合物の光学活性体またはその塩の製造法。 - 請求項2に記載の製造法であって、さらに、
下式(II);
[式中、
R1は、C1−6アルキル基を;
R2は、水素原子またはハロゲン原子を;
R3は、水素原子またはハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基を;
PGは、保護基を示し、
*が付された炭素原子は不斉炭素原子を示す。]
で表される化合物の光学活性体またはその塩を脱保護反応に付する工程、および、得られる下式(III);
[式中の各記号は前記と同義を示す。]
で表される化合物の光学活性体またはその塩を、下式(IV);
[式中、
Xは脱離基を;
R4およびR5は、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよい複素環基、アシル基、置換されていてもよいアミノ基、置換されていてもよいカルバモイル基、置換されていてもよいチオカルバモイル基、置換されていてもよいスルファモイル基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいスルファニル(SH)基、または置換されていてもよいシリル基を示す。]
で表される化合物またはその塩と反応させる工程を含む、請求項2に記載の製造法。 - 式(III)で表される化合物の光学活性体またはその塩が、式(III)で表される化合物の光学活性体とマンデル酸との塩である、請求項3に記載の製造法。
- Xがヒドロキシ基である、請求項3または4記載の製造法。
- 不斉還元反応が、遷移金属錯体の存在下の不斉水素化反応である、請求項1から5のいずれか一項に記載の製造法。
- 遷移金属錯体がイリジウム錯体である、請求項6に記載の製造法。
- Ar1およびAr2が、各々独立して置換されていてもよいフェニル基である、請求項8に記載の製造法。
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