JP2019011162A - シート搬送装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 反転部において反転されたシートを搬送するための反転路と、積載部に向かってシートを搬送するための搬送路が交差している構成において、シートの搬送性が低下するおそれがあった。
【解決手段】 搬送路Cと反転路Bが交差する構成において、第2の排紙反転部110によってシートSの反転を行う。第2の排紙反転部110は、排紙トレイ114に向かって搬送されるシートSの搬送方向に関して、搬送路Cと反転路Bが交差する交差点BCよりも下流側に設けられている。第2の排紙反転部110は、搬送路Cに搬送されたシートSを反転させつつ、排紙トレイ114に向かってシートSを搬送する。
【選択図】 図1
【解決手段】 搬送路Cと反転路Bが交差する構成において、第2の排紙反転部110によってシートSの反転を行う。第2の排紙反転部110は、排紙トレイ114に向かって搬送されるシートSの搬送方向に関して、搬送路Cと反転路Bが交差する交差点BCよりも下流側に設けられている。第2の排紙反転部110は、搬送路Cに搬送されたシートSを反転させつつ、排紙トレイ114に向かってシートSを搬送する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シートを連続的に搬送するシート搬送装置、及びこのシート搬送装置を備える複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置における両面印刷の活用が多用化している。また、シートを搬送する搬送路、及び、画像形成装置から排出されたシートを積載する積載部を複数設けることで、シートの搬送性を向上させる画像形成装置の構成が知られている。特許文献1には、両面印刷を行うために設けられたスイッチバック方式の反転部と、積載部としての複数の排出トレイと、を有する画像形成装置の構成が開示されている。特許文献1の構成においては、反転部から1つ目の排出トレイにシートを排出することができ、また、搬送されるシートを反転部において反転させて再度画像形成部に搬送することで両面印刷を行うことができる。
しかしながら、特許文献1の構成においては、反転部において反転されたシートを搬送するための反転路と、画像形成部から2つ目の排出トレイに向かってシートを搬送するための搬送路とが交差していることで、以下の課題が発生するおそれがある。即ち、反転部においてシートの反転を行っている間は、2つ目の排出トレイに向かってシートを排出することが困難であることから、シートの搬送性が低下する場合があった。
そこで、本発明は、反転部において反転されたシートを搬送するための反転路と、積載部に向かってシートを搬送するための搬送路が交差している構成において、シートの搬送性の低下を抑制可能なシート搬送装置又は画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、シートを収容する収容部と、シートを積載する第1積載部と、前記収容部から前記第1積載部に向かってシートを搬送するための第1搬送路と、前記収容部から前記第1積載部に向かって搬送されるシートの搬送方向に関して前記第1搬送路の下流側に設けられ、前記第1搬送路に搬送されたシートを反転させて搬送する第1搬送手段と、前記第1搬送手段によって反転されたシートを再び前記第1搬送路に搬送するための反転路と、前記第1積載部とは異なる位置に設けられシートを積載する第2積載部と、前記第1搬送路から分岐し、前記第2積載部に向かってシートを搬送するための第2搬送路と、を備え、前記第2搬送路と前記反転路が交差するシート搬送装置において、前記収容部から前記第2積載部に向かって搬送されるシートの搬送方向に関して、前記第2搬送路において、前記第2搬送路と前記反転路が交差する交差点より下流側に、前記第2搬送路に搬送されたシートを前記反転路に向かって搬送して反転させつつ、前記第2積載部に向かってシートを搬送することが可能な第2搬送手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、反転部において反転されたシートを搬送するための反転路と、積載部に向かってシートを搬送するための搬送路が交差している構成において、シートの搬送性の低下を抑制可能なシート搬送装置又は画像形成装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。なお、以下の実施例においては、本発明のシート搬送装置を備えるレーザービームプリンタを用いた例について説明する。ただし、以下の実施例に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
<画像形成装置の構成>
図1は、本実施例のシート搬送装置を備える画像形成装置1の構成を示す概略断面図である。図1に示すように、画像形成装置1は、画像形成部20、給送部30、レーザスキャナユニット40、定着部50、第1の排紙反転部100(第1搬送手段)、第2の排紙反転部110(第2搬送手段)、フラッパ121、(第1案内部材)を備える。
<画像形成装置の構成>
図1は、本実施例のシート搬送装置を備える画像形成装置1の構成を示す概略断面図である。図1に示すように、画像形成装置1は、画像形成部20、給送部30、レーザスキャナユニット40、定着部50、第1の排紙反転部100(第1搬送手段)、第2の排紙反転部110(第2搬送手段)、フラッパ121、(第1案内部材)を備える。
収容部としての給紙カセット31は、シート搬送方向に関して画像形成部20の上流側に着脱自在に設けられており、積層した状態で収容されたシートSを、給送ローラ32と分離ローラ33とによって画像形成部20に向けて給送する。画像形成が終了した後に画像形成装置1から排出されたシートSを積載する第1積載部としての排紙トレイ104は、シート搬送方向に関して第1の排紙反転部100の下流側に設けられる。
画像形成部20は、画像形成装置1の装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジ21と転写ローラ22とによって構成されており、プロセスカートリッジ21は、像担持体としての感光体ドラム23と、帯電ローラ24と、現像ローラ25と、を有する。帯電ローラ24により一様に帯電された感光体ドラム23に、画像情報に基づいてレーザスキャナユニット40から光を照射することにより、感光体ドラム23の表面上に静電潜像が形成される。この静電潜像を現像ローラ25に担持されたトナーによって現像することにより、感光体ドラム23の表面にトナー像が形成される。現像されたトナー像は、転写ローラ22によって、給紙カセット31から給送され、搬送路A(第1搬送路)に向かって搬送されたシートSに転写され、定着部50において加熱及び加圧されることでシートS上に定着される。その後、シートSは搬送路Aから第1の排紙反転部100に向かって搬送され、排紙トレイ104へと排出される。
なお、本実施例の画像形成装置1は、上部に画像読取部80と、シートSを整列させる整列機構やステイプル機構を有するシート処理部116と、シートSを積載する第2積載部としての排紙トレイ114と、が設けられている。搬送路Aから第2の排紙反転部110に向かってシートSを搬送することにより、搬送路C(第2搬送路)にシートSを搬送し、排紙ローラ123からシート処理部116にシートSを排出することや、排紙トレイ114にシートSを排出することが可能である。搬送路Cは搬送路Aから分岐されており、搬送路Aと搬送路Cとの分岐点ACにはフラッパ121が設けられている。
第1の排紙反転部100は、駆動ローラ101(第1の回転体)と、排紙コロ102(第2の回転体)と、反転コロ103(第3の回転体)と、フラッパ105(第2案内部材)と、を有する。駆動ローラ101は不図示の駆動源からの駆動力を受けて回転し、排紙コロ102と反転コロ103は駆動ローラ101の回転に従動して回転する。また、排紙コロ102は駆動ローラ101と接触しており、反転コロ103は、駆動ローラ101の円周方向に関して排紙コロ102と異なる位置で駆動ローラ101と接触している。
第2の排紙反転部110は、駆動ローラ111(第4の回転体)と、排紙コロ112(第5の回転体)と、反転コロ113(第6の回転体)と、フラッパ115(第3案内部材)と、を有する。駆動ローラ111は不図示の駆動源からの駆動力を受けて回転し、排紙コロ112と反転コロ113は駆動ローラ111の回転に従動して回転する。また、排紙コロ112は駆動ローラ111と接触しており、反転コロ113は、駆動ローラ111の円周方向に関して排紙コロ112と異なる位置で駆動ローラ111と接触している。
次に、本実施例におけるシートSの搬送について、図2(a)〜(d)、図3(a)〜(d)を用いて説明する。図2(a)〜(d)は、第1の排紙反転部100におけるシートSの搬送を説明する模式図であり、図3(a)〜(d)は、第2の排紙反転部110におけるシートSの搬送を説明する模式図である。
<第1の排紙反転部100におけるシートSの搬送>
図2(a)、図2(b)に示すように、フラッパ105は、駆動ローラ101の回転方向に同期して待機位置が切り替わる。通常時において、駆動ローラ101は、駆動ローラ101と排紙コロ102とが当接する位置から排紙トレイ104にシートSを排出することが可能な方向(反時計回り)に回転する。この時、フラッパ105は図2(a)に示す第1の位置で保持されている。
図2(a)、図2(b)に示すように、フラッパ105は、駆動ローラ101の回転方向に同期して待機位置が切り替わる。通常時において、駆動ローラ101は、駆動ローラ101と排紙コロ102とが当接する位置から排紙トレイ104にシートSを排出することが可能な方向(反時計回り)に回転する。この時、フラッパ105は図2(a)に示す第1の位置で保持されている。
図2(a)に示すように、シートSを排紙トレイ104へ排出する場合、シートSは、フラッパ121の案内面121a(第1案内面)によって、フラッパ121の下流側に設けられるフラッパ105に向かって案内される。その後、シートSはフラッパ105の案内面105a(第3案内面)に案内され、駆動ローラ101と排紙コロ102とが当接する位置から排紙トレイ104に排出される。
図2(b)に示すように、シートSの両面に画像形成を行い、排紙トレイ104へ排出する場合、シートSの先端がフラッパ121の案内面121aに沿って搬送される間に、駆動ローラ101の回転方向を反時計回りから、時計回りに切り替える。この時、駆動ローラ101の回転方向が切り替わるとともに、フラッパ105は、図2(b)に示される第2の位置に移動する。そして、シートSは、フラッパ105の案内面105b(第4案内面)に案内され、駆動ローラ101と反転コロ103が当接する位置から図示実線矢印方向に搬送される。
その後、搬送路AにおけるシートSの搬送方向に関して、シートSの後端がフラッパ121の下流端を通過するタイミングで、駆動ローラ101の回転方向を再度反時計回りに戻し、フラッパ105を第1の位置へと移動させる。これにより、図2(c)に示すように、シートSは、フラッパ105の案内面105bに案内され、駆動ローラ101と反転コロ103が当接する位置から反転路Bに向かって搬送される。また、このとき、反転路Bに向かって搬送されるシートSは、フラッパ121の案内面121aとは反対の面である案内面121b(第2案内面)に案内される。そしてその後、反転路Bから再度画像形成部20に搬送された後に、図2(a)に示すように、駆動ローラ101と排紙コロ102が当接する位置から排紙トレイ104に排出される。
なお、本実施例の第1の排紙反転部100の構成によれば、図2(d)に示すように、先行シートである第1シートS1を反転路Bに向けて搬送して反転させつつ、第1シートS1の後続シートである第2シートS2を排紙トレイ104に向けて排出できる。このように、連続した2枚のシートSをすれ違わせながら搬送させることにより、シートSの搬送性を向上させることが可能である。
本実施例においては、第1の排紙反転部100として、反転コロ103、駆動ローラ101、排紙コロ102の3つの連なったローラを例に説明したが、これに限らない。駆動ローラと従動ローラとで構成される1対のローラを用いて、駆動ローラの回転方向を切り替えることによってシートSの反転と排出を行うような構成を用いても良い。また、駆動ローラと従動ローラとで構成される2対のローラによって、シートSの反転とシートSの排出をそれぞれ行い、2対のローラの間に第2案内部材としてのフラッパを設けてシートSの搬送を案内する構成であっても良い。1対のローラを用いてシートSの反転と排出を行う場合、本実施例の第1の排紙反転部100のように、連続した2枚のシートSをすれ違わせながら搬送させることは困難となる。しかし、2対のローラによってシートSの反転とシートSの排出をそれぞれ行う構成においては、本実施例の第1の排紙反転部100と同様の効果を得ることが可能である。
<第2の排紙反転部110におけるシートSの搬送>
図3(a)、図3(b)に示すように、フラッパ115は、駆動ローラ111の回転方向に同期して待機位置が切り替わる。通常時において、駆動ローラ111は、駆動ローラ111と排紙コロ112とが当接する位置から排紙トレイ114にシートSを排出することが可能な方向(反時計回り)に回転する。この時、フラッパ115は図3(a)に示す第3の位置で保持されている。
図3(a)、図3(b)に示すように、フラッパ115は、駆動ローラ111の回転方向に同期して待機位置が切り替わる。通常時において、駆動ローラ111は、駆動ローラ111と排紙コロ112とが当接する位置から排紙トレイ114にシートSを排出することが可能な方向(反時計回り)に回転する。この時、フラッパ115は図3(a)に示す第3の位置で保持されている。
第2の排紙反転部110に向かってシートSを搬送する場合、まず、フラッパ121を、図2(a)に示される第1の状態から図3(a)に示される第2の状態に回動させる。これにより、定着部50から搬送されてきたシートSは、フラッパ121の案内面121bに案内されることによって第2の排紙反転部110に向かって搬送される。フラッパ121を回動させる構成については後に詳しく説明する。
シートSを排紙トレイ114へ排出する場合、図3(a)に示すように、第2の排紙反転部110に向かって搬送されるシートSは、フラッパ115の案内面115a(第5案内面)に案内される。そしてその後、駆動ローラ111と排紙コロ112とが当接する位置から図示実線矢印方向に向かって搬送された後に排紙トレイ114に排出される。
本実施例においては、第1の排紙反転部100だけでなく、第2の排紙反転部110によってもシートSの反転を行うことが可能である。図3(b)に示すように、第2の排紙反転部110によってシートSの反転を行う場合、シートSの先端がフラッパ121の案内面121aに沿って搬送される間に、駆動ローラ111の回転方向を反時計回りから、時計回りに切り替える。この時、駆動ローラ111の回転方向が切り替わるとともに、フラッパ115は、図3(b)に示される第4の位置に移動する。そして、シートSは、フラッパ115の案内面115b(第6案内面)に案内され、駆動ローラ111と反転コロ113が当接する位置から図示実線矢印方向に搬送される。
その後、搬送路CにおけるシートSの搬送方向に関して、シートSの後端がフラッパ121の下流端を通過するタイミングで、駆動ローラ111の回転方向を再度反時計回りに戻し、フラッパ115を第3の位置へと移動させる。これにより、図3(c)に示すように、シートSは、フラッパ115の案内面115bに案内され、駆動ローラ111と反転コロ113が当接する位置から反転路Bに向かって搬送される。そしてその後、反転路Bから再度画像形成部20に搬送された後に、図3(a)に示すように、駆動ローラ111と排紙コロ112が当接する位置から排紙トレイ114に排出される。
なお、本実施例の第2の排紙反転部110の構成によれば、図3(d)に示すように、第1シートS1を反転路Dから反転路Bに向けて搬送して反転させつつ、第2シートS2を排紙トレイ114に向けて搬送できる。このように、連続した2枚のシートSをすれ違わせながら搬送させることにより、シートSの搬送性を向上させることが可能である。
ここで、図11に示すように、第2の排紙反転部110を有さない比較例において、第1の排紙反転部100によって第1シートS1を反転させ、第2シートS2を排紙トレイ114に向けて搬送する場合について考える。比較例においては、一方向に回転する駆動ローラ511と、駆動ローラ511に従動して回転する従動コロ521とによって、シートSを図示実線矢印方向に搬送して排紙トレイ114に排出することが可能である。以下、図11の比較例の構成にて本実施例と共通する部分は同一の符号を付し、説明を省略する。
図11に示すように、搬送路Cと反転路Bとが交差することによって、反転路Bに向かって搬送される第1シートS1の搬送軌跡と、搬送Cにおいて搬送される第2シートS2の搬送軌跡とが交差する場合、以下の課題が発生する。即ち、反転路BにおけるシートSの搬送方向に関して、第1シートS1の後端がフラッパ121を通過し終わるまでは、第2シートS2を搬送路Cに向けて搬送することができず、シートSの搬送性が低下してしまうおそれがある。
これに対し、本実施例の構成によれば、図1に示すように、搬送路Cと反転路Bとが交差する交差点BCよりも下流側に第2の排紙反転部110を設けている。そして、図3(d)に示すように、第2排紙反転部によって、第1シートS1を反転しつつ、第2シートS2を排紙トレイ114に向けて搬送することができることから、比較例の構成に対してシートSの搬送性の低下を抑制することが可能である。
更に、本実施例の構成によれば、排紙トレイ104に第2シートS2を排出する場合には第1の排紙反転部100で第1シートS1を反転し、排紙トレイ114に第2シートS2を排出する場合には第2の排紙反転部110で第1シートSを反転できる。連続したシートSを搬送する際にこのように搬送を行うことにより、第1の排紙反転部100又は第2の排紙反転部110のそれぞれにおいて複数のシートSをすれ違わせながら反転させることができ、効率よくシートSの搬送を行うことが可能である。しかし、これに限らず、第2シートS2を排紙トレイ104に排出する場合に、第2の排紙反転部110によって第1シートSの反転を行い、第1の排紙反転部100によって第3シートS2を排紙トレイ104に排出してもよい。
本実施例においては、第2の排紙反転部110として、反転コロ113、駆動ローラ111、排紙コロ112の3つの連なったローラを例に説明したが、これに限らない。例えば、駆動ローラと従動ローラとで構成される2対のローラによって、シートSの反転とシートSの搬送をそれぞれ行い、2対のローラの間に第3案内部材としてのフラッパを設けてシートSの搬送を案内する構成であっても良い。
<フラッパ121の回動構成>
続いて、図4(a)〜(b)を用いてフラッパ121を第1の状態から第2の状態に回動させる機構を説明する。図4(a)は、第1の状態におけるフラッパ121と、フラッパ回動機構400を説明する模式図であり、図4(b)は、第2の状態におけるフラッパ121と、フラッパ回動機構400を説明する模式図である。
続いて、図4(a)〜(b)を用いてフラッパ121を第1の状態から第2の状態に回動させる機構を説明する。図4(a)は、第1の状態におけるフラッパ121と、フラッパ回動機構400を説明する模式図であり、図4(b)は、第2の状態におけるフラッパ121と、フラッパ回動機構400を説明する模式図である。
図4(a)〜(b)に示すように、フラッパ121は、第1の状態から第2の状態に回動する回動軸121c(第1回動軸)と、回動軸121cの両端を支持する支持部としてのガイドアーム121dと、を有する。回動軸121cの軸線方向と交差する方向に関して、フラッパ121の案内面121aと案内面121bの両端は自由端である。また、フラッパ121に案内されるシートSの搬送方向に関して、回動軸121cの上流側又は下流側の両方に案内面121aと案内面121bが形成されている。この構成により、フラッパ121は、案内面121aによって第1の排紙反転部100にシートSを案内し、案内面121bによって第2の排紙反転部110にシートSを案内することが可能である。
シートを排紙トレイ104に排出する際、フラッパ121と当接する切替部材としての切替リンク405は、図4(a)に示す第1の位置に保持されている。この時、フラッパ121は、バネ406によって図示矢印方向に付勢されている。また、切替リンク405は、第1の位置において切替カム407に隣接している。切替カム407は、同軸上に、欠歯ギア408と、係合部(不図示)を有しており、係合部がソレノイド409のアーム部409aと係合することにより、位置が保持されている。なお、本実施例において、フラッパ121を第1の状態から第2の状態に回動させるフラッパ回動機構400は、切替リンク405、バネ406、切替カム407、欠歯ギア408、ソレノイド409を有する。
フラッパ121を第1の状態から第2の状態に回動させる場合、フラッパ121と当接する切替部材としての切替リンク405は、図4(b)に示す第2の位置に移動する。より詳しくは、ソレノイド409に通電を行うことで、アーム部409aと係合部(不図示)の係合を解除し、欠歯ギア408に駆動を伝達して切替カム407を回転させることで切替カム407を回転させる。この時、ソレノイド409のアーム部409aが図4(a)の状態で係合していた係合部とは異なる係合部(不図示)と係合することで、切替カム407は図4(b)に示す位置に到達した状態で回転が停止される。切替カム407が切替リンク405を付勢し、さらに、切替リンク405が、フラッパ121を付勢することにより、フラッパ121は第1の状態から第2の状態となる。
(実施例2)
図5〜図8に示すように、実施例2においては、各案内部材としてのフラッパ205、フラッパ215、フラッパ221の構成が、実施例1の各案内部材としてのフラッパ105、フラッパ115、フラッパ121の構成と異なる。なお、以下の説明においては、実施例1と共通する構成及び動作に関しては同一の符号を付して説明を省略し、主に、実施例1と構成及び動作が異なる部分について説明する。
図5〜図8に示すように、実施例2においては、各案内部材としてのフラッパ205、フラッパ215、フラッパ221の構成が、実施例1の各案内部材としてのフラッパ105、フラッパ115、フラッパ121の構成と異なる。なお、以下の説明においては、実施例1と共通する構成及び動作に関しては同一の符号を付して説明を省略し、主に、実施例1と構成及び動作が異なる部分について説明する。
図8は、本実施例における、第1の排紙反転部200(第1搬送手段)と、第2の排紙反転部210(第2搬送手段)と、フラッパ221(第1案内部材)の構成を説明する模式図である。図8に示すように、フラッパ205とフラッパ215は、それぞれ、一部がフラッパ221に対して重なる構成を有する。
図8に示すように、第1の排紙反転部200は、駆動ローラ201(第1の回転体)と、排紙コロ202(第2の回転体)と、反転コロ203(第3の回転体)と、フラッパ205(第2案内部材)と、を有する。また、第2の排紙反転部210は、駆動ローラ211(第4の回転体)と、排紙コロ212(第5の回転体)と、反転コロ213(第6の回転体)と、フラッパ215(第3案内部材)と、を有する。なお、第1の排紙反転部200及び第2の排紙反転部210におけるシートSの搬送は実施例1と同様である。
図6(a)は、フラッパ205とフラッパ221が串歯構成であることを説明する模式図であり、図6(b)は、フラッパ215とフラッパ221が串歯構成であることを説明する模式図である。図7(a)〜(b)は、シートSを第1の排紙反転部200に搬送する場合の、フラッパ205の動作を説明する模式図であり、図8(a)〜(b)は、シートSを第2の排紙反転部に搬送する場合の、フラッパ205の動作を説明する模式図である。
図6(a)に示すように、搬送路Aから第1の排紙反転部200(図5中に図示)にシートSを搬送する際のシート搬送方向に関して、フラッパ205の上流側とフラッパ221の下流側は互いに交差する串歯の構成を有する。これにより、図7(a)に示すように、フラッパ205とフラッパ221との串歯部分をオーバーラップさせることが可能である。その結果、フラッパ205の動作時にフラッパ205とフラッパ221が接触することを抑制して、異音の発生や部品の消耗を抑制できる。また、串歯の構成によって、図7(a)の状態においてシートSの搬送路上に空隙が生じないため、シートSの誤搬送やジャムを抑制することが可能である。
さらに、図6(b)に示すように、搬送路Aから第2の排紙反転部210(図5中に図示)にシートSを搬送する際のシート搬送方向に関して、フラッパ215の上流側とフラッパ221の下流側は互いに交差する串歯の構成を有する。これにより、図8(a)に示すように、フラッパ215とフラッパ221との串歯部分をオーバーラップさせることができ、フラッパ215の動作時に異音の発生や部品の消耗を抑制し、安定してシートSを搬送することができる。
以上説明したように、本実施例の構成によれば、実施例1と同様の効果を得ることができ、また、各案内部材としてのフラッパ205、フラッパ215、フラッパ221の動作時に異音の発生や部品の消耗を抑制し、安定してシートSを搬送することができる。
本実施例においては、第1の排紙反転部と、第2の排紙反転部として3つの連なったローラの構成について説明したが、これに限らない。例えば、図9の変形例に示すように、第1の排紙反転部300、又は第2の排紙反転部310として、2つのローラ対によってシートSの搬送を行う構成でも良い。
(実施例3)
実施例1、実施例2においては、上部に画像読取部80と、シートSを整列させる整列機構やステイプル機構を有するシート処理部116と、シートSを積載する第2積載部としての排紙トレイ114と、を有する画像形成装置1を用いて説明を行った。しかし、これに限らず、画像読取部80やシート処理部116や排紙トレイ114をオプションとして設けられた画像形成装置においても、本発明を適用できる。
実施例1、実施例2においては、上部に画像読取部80と、シートSを整列させる整列機構やステイプル機構を有するシート処理部116と、シートSを積載する第2積載部としての排紙トレイ114と、を有する画像形成装置1を用いて説明を行った。しかし、これに限らず、画像読取部80やシート処理部116や排紙トレイ114をオプションとして設けられた画像形成装置においても、本発明を適用できる。
以下、図10(a)〜(b)を用いて、画像形成装置4にオプション450を設ける本実施例の構成について説明する。ここで、本実施例においては、第2積載部としての排紙トレイ414とシート処理部416を有するオプション450について説明するが、オプションの構成はこれに限らず、シート処理部416を有さないものや画像読取部80を有するものであってもよい。
図10(a)は、オプション450を画像形成装置4に装着する前の、オプション450と画像形成装置4の構成を説明する概略断面図であり、図10(b)は、オプション450を装着した後の画像形成装置4の構成を説明する概略断面図である。なお、以下の説明において、実施例1、実施例2の画像形成装置1と共通する部分は同一の符号を付し、説明を省略する。
図10(a)に示すように、第1搬送手段としての第1の排紙反転部100は画像形成装置4に設けられており、第2搬送手段としての第2の排紙反転部410はオプション450に設けられている。また、画像形成装置4は、開閉することによって反転路Bを開放することが可能なリアドア125を有している。リアドア125を取り外してオプション450を装着することにより、図10(b)に示すように、第1の排紙反転部100と第2の排紙反転部410を有する画像形成装置4を得ることができる。
31 給紙カセット(収容部)
104 排紙トレイ(第1積載部)
114 排紙トレイ(第2積載部)
100 第1の排紙反転部(第1搬送手段)
110 第2の排紙反転部(第2搬送手段)
A 搬送路(第1搬送路)
B 反転路
C 搬送路(第2搬送路)
S シート
104 排紙トレイ(第1積載部)
114 排紙トレイ(第2積載部)
100 第1の排紙反転部(第1搬送手段)
110 第2の排紙反転部(第2搬送手段)
A 搬送路(第1搬送路)
B 反転路
C 搬送路(第2搬送路)
S シート
Claims (13)
- シートを収容する収容部と、シートを積載する第1積載部と、前記収容部から前記第1積載部に向かってシートを搬送するための第1搬送路と、前記収容部から前記第1積載部に向かって搬送されるシートの搬送方向に関して前記第1搬送路の下流側に設けられ、前記第1搬送路に搬送されたシートを反転させて搬送する第1搬送手段と、前記第1搬送手段によって反転されたシートを再び前記第1搬送路に搬送するための反転路と、前記第1積載部とは異なる位置に設けられシートを積載する第2積載部と、前記第1搬送路から分岐し、前記第2積載部に向かってシートを搬送するための第2搬送路と、を備え、前記第2搬送路と前記反転路が交差するシート搬送装置において、
前記収容部から前記第2積載部に向かって搬送されるシートの搬送方向に関して、前記第2搬送路において、前記第2搬送路と前記反転路が交差する交差点より下流側に、前記第2搬送路に搬送されたシートを前記反転路に向かって搬送して反転させつつ、前記第2積載部に向かってシートを搬送することが可能な第2搬送手段を備えることを特徴とするシート搬送装置。 - 前記第1搬送手段は、駆動力を受けて回転する第1の回転体と、前記第1の回転体に従動して回転する第2の回転体と、前記第1の回転体の円周方向に関して前記第2の回転体と異なる位置で前記第1の回転体と接触する第3の回転体と、を有し、前記第1の回転体と前記第2の回転体とによって前記第1積載部にシートを排出し、前記第1の回転体と前記第3の回転体によってシートを前記反転路に搬送することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
- 前記第1搬送路と前記第2搬送路との分岐点に設けられ、第1の状態において第1案内面によってシートを前記第1搬送手段に向かって案内し、前記第1の状態から回動した第2の状態において前記第1案内面と反対の第2案内面によってシートを前記第2搬送手段に向かって案内する第1案内部材と、前記第1の回転体と前記第2の回転体とが当接する位置、又は、前記第1の回転体と前記第3の回転体とが当接する位置のいずれかにシートを案内する第2案内部材と、を備え、
前記第2案内部材は、シートを前記第1の回転体と前記第2の回転体とが当接する位置に案内する第3案内面と、シートを前記第1の回転体と前記第3の回転体とが当接する位置に案内する第4案内面とを有することを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。 - 前記収容部から前記第1搬送手段に向かってシートを搬送する搬送方向に関する前記第1案内部材の下流側と前記第2案内部材の上流側は、前記搬送方向と交差する方向に関して互いに接触することなくオーバーラップしていることを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。
- 前記第2搬送手段は、駆動力を受けて回転する第4の回転体と、前記第4の回転体に従動して回転する第5の回転体と、前記第4の回転体の円周方向に関して前記第5の回転体と異なる位置で前記第4の回転体と接触する第6の回転体と、を有し、
前記第4の回転体と前記第6の回転体とによってシートを前記反転路に向かって搬送して反転させつつ、前記第4の回転体と前記第5の回転体にとによってシートを前記第2積載部に向かって搬送することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記第1搬送路と前記第2搬送路との分岐点に設けられ、第1の状態において第1案内面によってシートを前記第1搬送手段に向かって案内し、前記第1の状態から回動した第2の状態において前記第1案内面と反対の第2案内面によってシートを前記第2搬送手段に向かって案内する第1案内部材と、前記第4の回転体と前記第5の回転体とが当接する位置、又は、前記第4の回転体と前記第6の回転体とが当接する位置のいずれかにシートを案内する第3案内部材と、を備え、
前記第3案内部材は、シートを前記第4の回転体と前記第5の回転体とが当接する位置に案内する第5案内面と、シートを前記第4の回転体と前記第6の回転体とが当接する位置に案内する第6案内面とを有することを特徴とする請求項5に記載のシート搬送装置。 - 前記収容部から前記第2搬送手段に向かってシートを搬送する搬送方向に関する前記第1案内部材の下流側と前記第3案内部材の上流側は、前記搬送方向と交差する方向に関して互いに接触することなくオーバーラップしていることを特徴とする請求項6に記載のシート搬送装置。
- 第1シートと前記第1シートに後続する第2シートを連続して搬送する場合であって、前記第2シートを前記第2積載部に向かって搬送し排出する場合において、
前記第2搬送手段によって、前記第1シートを前記反転路に向かって搬送して反転させつつ前記第2シートを前記第2積載部に向かって搬送することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 第1シートと前記第1シートに後続する第2シートを連続して搬送する場合であって、前記第2シートを前記第1積載部に向かって搬送し排出する場合において、
前記第1搬送手段によって、前記第1シートを前記反転路に向かって搬送して反転させつつ前記第2シートを前記第1積載部に向かって搬送することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記第1搬送路と前記第2搬送路との分岐点に設けられ、第1の状態において第1案内面によってシートを前記第1搬送手段に向かって案内し、前記第1の状態から回動した第2の状態において前記第1案内面と反対の第2案内面によってシートを前記第2搬送手段に向かって案内する第1案内部材を備え、
前記第1案内部材は、前記第1の状態において前記第2案内面によってシートを前記第1搬送手段から前記反転路に向かう方向に案内することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記第1案内部材は、前記第1の状態から前記第2の状態に回動する回動軸を有し、前記回動軸の軸線方向と交差する方向に関して、前記第1案内部材の両端は自由端であることを特徴とする請求項10に記載のシート搬送装置。
- 前記第1案内部材は、前記第1搬送路におけるシートの搬送方向に関して、前記回動軸よりも上流側と下流側に前記第1案内面が形成されており、前記回動軸よりも上流側と下流側に前記第2案内面が形成されていることを特徴とする請求項11に記載のシート搬送装置。
- シートに画像を形成する画像形成部と、請求項1乃至12のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備え、前記第1搬送路は前記画像形成部において画像が形成されたシートを搬送することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
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| JP2017127998A JP2019011162A (ja) | 2017-06-29 | 2017-06-29 | シート搬送装置、及び画像形成装置 |
| US16/006,672 US10604370B2 (en) | 2017-06-19 | 2018-06-12 | Sheet conveying apparatus and image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2017127998A JP2019011162A (ja) | 2017-06-29 | 2017-06-29 | シート搬送装置、及び画像形成装置 |
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Citations (4)
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|---|---|---|---|---|
| JP2001316018A (ja) * | 2000-05-10 | 2001-11-13 | Canon Inc | シート搬送装置及び画像形成装置 |
| US20120086165A1 (en) * | 2010-10-07 | 2012-04-12 | Robert Julian Rosacker | Exit Path Assembly for an Imaging Device |
| JP2014227293A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2018150152A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
-
2017
- 2017-06-29 JP JP2017127998A patent/JP2019011162A/ja active Pending
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