JP2019011870A - ファンユニットおよび室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】室外機を薄型化しつつ、パネルの変形を抑制する技術を有するファンユニットおよび室外機を提供する。【解決手段】エアコンディショナーの室外機1Aに用いられるファンユニット12Aであって、モータ2Aと、インペラ3Aと、パネル4Aとを有する。インペラ3Aは、モータ2Aの動力によって、前後に延びる中心軸周りに回転する。パネル4Aは、インペラ3Aの前方に配置され、インペラ3Aの回転により生じる気流を通過させる複数の貫通孔44Aを有する。また、パネル4Aは、モータ2Aの静止部を21A支持する中央部41Aと、少なくとも1つのリブ60Aとを有する。リブ60Aは、中央部41Aから径方向外側へ向けて延びる第1リブ61Aを含む。パネル4Aが第1リブ61Aを有することにより、パネル4Aの剛性が向上する。これにより、パネル4Aの変形を抑制できる。【選択図】図1

Description

本発明は、エアコンディショナーの室外機に用いられるファンユニット、および、エアコンディショナーの室外機に関する。
従来、エアコンディショナーの室外機は、吸気口および排気口を有する筐体と、吸気口と排気口との間に配置されたファンモータと、吸気口に取り付けられた熱交換器と、排気口に取り付けられたパネルとを有する。従来の室外機の構造は、例えば、特開平09−159216号公報に記載されている。
一般的な室外機では、ファンモータを筐体に固定するために、モータブラケット、モータステー等と呼ばれるファンモータ支持具を用いる。特開平09−159216号公報には、このようなファンモータ支持具がファンモータのインペラの下流側または上流側に配置された室外機が開示されている(図1(A)、図2)。
特開平09−159216号公報
一方、近年、室外機の薄型化が求められている。ファンモータ支持具を用いてファンモータを筐体に固定すると、ファンモータのインペラと、排気口または吸気口との間にファンモータ支持具を配置するための空間が必要となる。したがって、室外機のさらなる薄型化が困難である。
室外機をさらに薄型化するための方法として、ファンモータ支持具を省略して、ファンモータをパネルに固定する方法が考えられる。しかしながら、単にファンモータをパネルに固定すると、ファンモータの駆動時にパネルが大きく振動し、変形する虞がある。
本発明の目的は、室外機を薄型化しつつ、パネルの変形を抑制する技術を提供することである。
本願の例示的な第1発明は、エアコンディショナーの室外機に用いられるファンユニットであって、モータと、前記モータの動力によって、前後に延びる中心軸周りに回転するインペラと、前記インペラの前方に配置され、前記インペラの回転により生じる気流を通過させる複数の貫通孔を有するパネルと、を有し、前記モータは、ステータを有する静止部と、前記ステータよりも径方向外側に位置するマグネットを有する回転部と、を有し、前記パネルは、前記静止部を支持する中央部と、少なくとも1つのリブと、を有し、前記リブは、前記中央部から径方向外側へ向けて延びる第1リブを含む。
本願の例示的な第1発明によれば、パネルが第1リブを有することにより、パネルの剛性が向上する。これにより、パネルの変形を抑制できる。
図1は、第1実施形態に係る室外機の縦断面図である。 図2は、第1実施形態に係るパネルの背面図である。 図3は、第2実施形態に係る室外機の斜視図である。 図4は、第2実施形態に係る室外機の縦断面図である。 図5は、第2実施形態に係るパネルの正面図である。 図6は、第2実施形態に係るパネルの背面図である。 図7は、第2実施形態に係るパネルの部分断面図である。 図8は、一変形例に係るパネルの正面図である。 図9は、他の変形例に係るパネルの正面図である。 図10は、他の変形例に係るパネルの正面図である。 図11は、他の変形例に係るパネルの正面図である。 図12は、他の変形例に係るパネルの背面図である。 図13は、他の変形例に係るパネルの正面図である。 図14は、他の変形例に係る室外機の縦断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、室外機の吸気口側を「後」、排気口側を「前」として、前後方向を定義する。図1、図3、図4、図7、および図14では、前方を「F」、後方を「B」として、前後方向が矢印で示されている。
<1.第1実施形態>
まず、第1実施形態に係る室外機1Aについて、図1および図2を参照しつつ説明する。図1は、室外機1Aの縦断面図である。図2は、室外機1Aに用いられるファンユニット12Aのパネル4Aの背面図である。
室外機1Aは、筐体11Aと、ファンユニット12Aと、熱交換器13Aと、図示を省略した電源および圧縮機とを有する。筐体11Aは、前面に排気口111Aを有し、後面に吸気口112Aを有する略直方体状の筐体である。
ファンユニット12Aは、モータ2Aと、インペラ3Aと、パネル4Aとを有する。
モータ2Aは、静止部21Aと回転部22Aとを有する。静止部21Aは、ステータ212Aを有する。回転部22Aは、静止部21Aに対して前後に延びる中心軸9A周りに回転可能に支持される。回転部22Aは、ステータ212Aよりも径方向外側に位置するマグネット223Aを有する。
インペラ3Aは、モータ2Aの回転部22Aとともに、中心軸9A周りに回転する。モータ2Aの駆動時には、インペラ3Aは、回転により前方へ向かう気流を生じさせる。
パネル4Aは、インペラ3Aの前方に配置される。パネル4Aは、インペラ3Aの回転により生じる気流を通過させる複数の貫通孔44Aを有する。パネル4Aは、中央部41Aと、通気部43Aと、1つのリブ60Aとを有する。
中央部41Aは、モータ2Aの静止部21Aを支持する部位である。通気部43Aは、中央部41Aの径方向外側に配置され、複数の貫通孔44Aを有する。本実施形態のリブ60Aは、中央部41Aから径方向外側へ向けて延びる第1リブ61Aである。
パネル4Aがモータ2Aを支持することにより、モータ2Aからパネル4Aに、駆動時の振動が伝播しやすくなる。しかしながら、このファンユニット12Aでは、パネル4Aが第1リブ61Aを有することにより、パネル4Aの剛性が向上する。これにより、モータ2Aの駆動時におけるパネル4Aの振動を抑制できる。その結果、パネル4Aの変形を抑制できる。
本実施形態のファンユニット12Aでは、パネル4Aが、水平面に対して垂直に設置される。また、この第1リブ61Aは、水平面に対して垂直に延びる。これにより、重力によるパネル4Aの変形を抑制できる。なお、本願において「垂直」とは、略垂直を含む。水平面とは、重力方向に対して垂直に交わる面である。
<2.第2実施形態>
<2−1.室外機の構成>
次に、第2実施形態に係る室外機1の構成について、図3および図4を参照しつつ説明する。図3は、室外機1の斜視図である。図4は、室外機1の縦断面図である。この室外機1は、エアコンディショナーの室外機であり、エアコンディショナーの室内機とともに用いられ、室内機を介して室内の熱を室外へと放出するために用いられる。
室外機1は、筐体11と、ファンユニット12と、熱交換器13と、電源14と、図示を省略した圧縮機とを有する。筐体11は、熱交換器13および後述するインペラ3を内部に収容する略直方体状の筐体である。筐体11は、前面すなわち正面に排気口111を有し、後面すなわち背面に吸気口112を有する。
ファンユニット12は、モータ2と、インペラ3と、パネル4とを有する。インペラ3は、モータ2の動力によって、前後に延びる中心軸9周りに回転する。パネル4は、排気口111を覆う。パネル4は、インペラ3の回転により生じる気流を通過させる複数の貫通孔44を有する。熱交換器13は、吸気口112を覆うように配置される。電源14は、モータ2へ駆動電流を供給する装置である。電源14とモータ2とは、後述するリード線15を介して電気的に接続される。なお、図3中、電源14およびリード線15は破線で示されている。
モータ2が駆動されると、インペラ3が回転し、後方から前方へ向かう気流が発生する。これにより、外気が吸気口112を通って筐体11内に吸入され、熱交換器13を通過する。当該外気は、熱交換器13の伝熱管内を循環する冷媒と熱交換して加熱または冷却された後、排気口111から外部に排出される。
<2−2.ファンユニットの構成>
続いて、ファンユニット12の構成について、図4〜図7を参照しつつ説明する。図5は、室外機1に用いられるファンユニット12のパネル4の正面図である。図6は、パネル4の背面図である。図7は、図5および図6のA−A’線に沿ったパネル4の部分断面図である。上記の通り、ファンユニット12は、モータ2と、インペラ3と、パネル4とを有する。
モータ2は、静止部21と、回転部22とを有する。静止部21は、ベース部211と、ステータ212とを有する。回転部22は、静止部21に対して、前後に延びる中心軸9周りに回転可能に支持される。回転部22は、シャフト221と、ロータカップ222と、マグネット223とを有する。
ベース部211は、パネル4の後述する中央部41に固定される第1固定部51と、第1固定部51から後方へ延びる略円筒状の第2固定部52とを有する。第2固定部52の内周部には、2つの軸受機構521が備えられている。シャフト221は、その一部が第2固定部52の径方向内側に収容され、軸受機構521を介して第2固定部52に対して回転可能に支持される。本実施形態の軸受機構521は、第2固定部52の内周面に固定される外輪と、シャフト221の外周面に固定される内輪とを有するボールベアリングである。ただし、ボールベアリングに代えて、スリーブ軸受等の他方式の軸受が用いられてもよい。
ステータ212は、ステータコア53と、コイル54とを有する。ステータコア53は、例えば、珪素鋼板等の電磁鋼板が軸方向に積層された積層鋼板からなる。ステータコア53は、第2固定部52の外周面に固定される。また、ステータコア53は、径方向外側へ向けて突出した複数のティース531を有する。複数のティース531は、周方向に略等間隔に配列される。コイル54は、各ティース531の周囲に巻かれた導線により構成される。
シャフト221は、軸方向に延びる略円柱状の部材である。シャフト221の前端を含む一部は、ベース部211の第2固定部52の径方向内側に配置される。シャフト221の後端は、第2固定部52の後端よりも後側へ突出している。
ロータカップ222は、円板部55と円筒部56とを有する。円板部55は、シャフト221の外周部から径方向に拡がる板状の部位である。シャフト221の後端付近は、円板部55の径方向内側の端部に固定される。円筒部56は、円板部55の外周部から軸方向に延びる略円筒状の部位である。
マグネット223は、ステータ212よりも径方向外側に位置する略円環状のマグネットである。マグネット223の内周面は、複数のティース531の径方向外側の端面と、径方向に対向する。また、マグネット223の内周面には、N極とS極とが、周方向に交互に着磁されている。
なお、円環状のマグネット223に代えて、複数のマグネットが使用されていてもよい。複数のマグネットを使用する場合には、N極とS極とが交互に並ぶように、複数のマグネットを周方向に配列すればよい。また、ロータカップ222とマグネット223とが、一繋がりのプラスチックマグネットにより形成されていてもよい。
インペラ3は、ロータカップ222の円筒部56の外周面から径方向外側へ延びる複数の羽根31を有する。インペラ3は、熱交換器13よりも前方、かつ、パネル4よりも後方に配置される。モータ2の駆動時には、インペラ3は、回転により前方へ向かう気流を生じさせる。
パネル4は、筐体11の排気口111に配置される。すなわち、パネル4は、インペラ3の前方において、水平面に対して垂直に配置される。パネル4は、インペラ3の回転により生じる気流を通過させる複数の貫通孔44を有する。パネル4は、フィンガーガードとして使用者等の指がインペラと接触するのを防止するとともに、外部から排気口111を介して筐体11内に異物が侵入するのを防止する。パネル4は、中央部41と、枠部42と、通気部43と、1つのリブ60とを有する。
中央部41は、モータ2の静止部21を支持する部位である。具体的には、ベース部211の第1固定部51が中央部41の背面に設けられた凹部に嵌まることにより、ベース部211が中央部41に固定される。
枠部42は、中央部41の径方向外側において、排気口111の縁部に沿って配置される略円環状の部位である。
通気部43は、中央部41の径方向外側かつ枠部42の径方向内側に拡がる略円環状の部位である。通気部43には、複数の貫通孔44が設けられる。
図5および図6に示すように、本実施形態では、中央部41および枠部42と隣接する貫通孔44を除いて、貫通孔44の軸方向に見た形状が、正六角形である。このように、貫通孔44の形状が多角形であることにより、パネル4の剛性を向上できる。さらに、貫通孔44の形状が正六角形であることにより、パネル4の剛性をより向上できる。
本実施形態では、通気部43は、軸方向に対して垂直に延び、かつ、軸方向に厚みを有する仕切部431により形成されている。このため、仕切部431がハニカム形状に連なることにより、正六角形の貫通孔44が形成される。
リブ60は、中央部41の外周部から径方向外側へ向けて延びる第1リブ61である。第1リブ61の周方向の幅は、通気部43の他の部分の軸方向に見た幅よりも大きい。すなわち、第1リブ61の周方向の幅は、仕切部431の幅よりも大きい。なお、ここでいう仕切部431の幅とは、軸方向に対して垂直、かつ、仕切部431の延びる方向に対して垂直な方向の幅を指すものとする。
本実施形態では、第1リブ61の前端部は、通気部43の他の部分の前端部と軸方向の位置が略同一である。また、第1リブ61の後端部は、通気部43の他の部分の後端部と軸方向の位置が略同一である。すなわち、第1リブ61は、通気部43の他の部分よりも軸方向に突出していない。
パネル4がモータ2を支持することにより、モータ2からパネル4に、駆動時の振動が伝播しやすくなる。しかしながら、このファンユニット12では、パネル4が第1リブ61を有することにより、パネル4の剛性が向上する。これにより、モータ2の駆動時におけるパネル4の振動を抑制できる。その結果、パネル4の変形を抑制できる。
本実施形態では、貫通孔44は、通気部43のみに設けられる。すなわち、貫通孔44は、パネル4のうち中央部41を除く領域に設けられている。このようにすれば、モータ2を取り付ける中央部41において、貫通孔44による剛性の低下が抑制される。また、モータ2と中央部41との接触面積が増えるため、モータ2をパネル4に対して強固に固定できる。なお、モータ2のベース部211と、パネル4の中央部41との間に、緩衝材を配置してもよい。そうすれば、モータ2の振動がパネル4により伝達しにくくなる。
本実施形態のパネル4は、プラスチックにより一体に成形される。したがって、中央部41、枠部42、通気部43およびリブ60は、一体に成形される。しかしながら、本発明はこれに限られない。例えば、通気部は、針金状の金属により形成された金網であってもよい。また、リブ60は、中央部41、枠部42および通気部43とは別体の部材であってもよい。
本実施形態では、室外機1は、モータ2から延び、電源14と接続されるリード線15を有する。モータ2の静止部21は、リード線15を保持するリード線保持部213を有する。リード線保持部213は、ベース部211と一体に形成される。図6中には、モータ2のロータカップ222の外周面と、リード線保持部213と、リード線15の一部とが破線で示されている。
図6に示すように、第1リブ61は、後端面から前方へ向かって凹む保持溝600を有する。保持溝600は、第1リブ61の延びる方向に沿って延びる。また、保持溝600は、その内部にリード線15を保持する。これにより、リード線保持部213を介してモータ2から径方向外側に延びるリード線15の一部は、第1リブ61に沿って配置される。
リード線15がリブ60に沿って配置されることにより、リード線15が貫通孔44と軸方向に重なるのが抑制される。したがって、リード線15が気流の妨げとなることが抑制される。これにより、室外機1の外部へ排出される風量が、リード線15によって低下することを抑制できる。また、リード線15が保持溝600内に保持されることにより、リード線15の位置ずれを抑制できる。さらに、リード線15がインペラ3に接触することも抑制できる。
なお、リブ60は、保持溝600を有していなくてもよい。例えば、リブ60の背面側にスナップフィット式の固定用突起を設け、当該固定用突起によりリード線15を固定してもよい。また、その他の方法によりリブ60の背面側にリード線15を固定してもよい。
図7に示すように、通気部43において、貫通孔44を形成する仕切部431は、背面側にテーパ面432を有する。これにより、仕切部431の後端部付近は、後方に向かうにつれて厚みが小さくなる。したがって、インペラ3により発生した風が、通気部43の仕切部431の後端に達した際に、テーパ面432にガイドされて貫通孔44へと向かう。換言すると、インペラ3により発生した風が、テーパ面432に沿って流れる。その結果、風がスムーズに流れ、インペラ3により発生した風が仕切部431に衝突することで騒音が発生するのが抑制される。
<3.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。なお、以下の変形例において、パネルの形状以外は第2実施形態に係るファンユニットと同様である。このため、以下の変形例では、第2実施形態と異なる部分のみについて説明を行う。
図8は、一変形例に係るパネル4Bの正面図である。このパネル4Bは、4つのリブ60Bを有する。4つのリブ60Bはいずれも、中央部41Bから径方向外側へ向けて延びる第1リブ61Bである。
パネル4Bを有するファンユニットでは、パネル4Bが第1リブ61Bを有することにより、パネル4Bの剛性が向上する。また、パネル4Bが複数の第1リブ61Bを有することにより、パネル4Bの剛性がより向上する。これにより、モータの駆動時におけるパネル4Bの振動をより抑制できる。その結果、パネル4Bの変形をより抑制できる。
また、このパネル4Bでは、4つの第1リブ61Bは、周方向に等間隔に配置される。これにより、パネル4Bの剛性がさらに向上する。すなわち、パネル4Bの変形をさらに抑制できる。なお、本願において「等間隔」とは、略等間隔を含む。
図9は、他の変形例に係るパネル4Cの正面図である。このパネル4Cは、2つのリブ60Cを有する。2つのリブ60Cは、1つの第1リブ61Cと、1つの第2リブ62Cとを含む。第1リブ61Cは、中央部41Cから径方向外側へ向けて延びる。第2リブ62Cは、中央部41Cよりも径方向外側において周方向に延びる。
パネル4Cを有するファンユニットでは、パネル4Cが第1リブ61Cに加えて第2リブ62Cを有することにより、パネル4Cの剛性がより向上する。これにより、モータの駆動時におけるパネル4Cの振動をより抑制できる。また、このパネル4Cでは、第2リブ62Cが環状である。これにより、パネル4Cの剛性を、全周に亘って向上できる。
このパネル4Cは、一体に成形される。したがって、中央部41C、枠部42C、通気部43Cおよびリブ60Cが一体に成形される。このため、貫通孔44Cのうちの一部の貫通孔441Cの縁が、第1リブ61Cの一部分と第2リブ62Cの一部分とにより構成される。
なお、図9の例では、パネル4Cは1つの第2リブ62Cを有するが、本発明はこれに限られない。パネルは、複数の第2リブを有してもよい。その場合、パネルの剛性をさらに向上できる。
また、図9の例では、第2リブ62Cの形状が、軸方向に見て略円環状であったが、本発明はこれに限られない。第2リブ62Cの形状は、軸方向に見て略六角形、略八角形または略十二角形等の多角形であってもよいし、その他の形状であってもよい。
図10は、他の変形例に係るパネル4Dの正面図である。このパネル4Dは、8つのリブ60Dを有する。8つのリブ60Dは、4つの第1リブ61Dと、4つの第3リブ63Dとを含む。第1リブ61Dおよび第3リブ63Dは、中央部41Dから径方向外側へ向けて延びる。第3リブ63Dは、第1リブ61Dよりも、周方向または軸方向に太い。
パネル4Dを有するファンユニットでは、パネル4Dが第1リブ61Dに加えて第3リブ63Dを有することにより、パネル4Dの剛性がより向上する。したがって、モータの駆動時におけるパネル4Dの振動をより抑制できる。図10の例の第3リブ63Dは、第1リブ61Dよりも、周方向に太い。これにより、パネル4Dの軸方向の厚みを抑えつつ、第3リブ63Dを設けることができる。
また、パネル4Dが複数の第3リブ63Dを有することにより、パネル4Dの剛性がさらに向上する。これにより、モータの駆動時におけるパネル4Dの振動をより抑制できる。その結果、パネル4Dの変形をより抑制できる。
このパネル4Dでは、4つの第1リブ61Dが周方向に等間隔に配置されることにより、パネル4Dの剛性がより向上する。また、4つの第3リブ63Dが周方向に等間隔に配置されることにより、パネル4Dの剛性がさらに向上する。したがって、パネル4Dの変形をさらに抑制できる。
なお、図10の例では、第3リブ63Dは第1リブ61Dよりも周方向に太いが、本発明はこれに限られない。第3リブは、第1リブよりも軸方向に太くてもよい。その場合、軸方向から見たパネルの開口面積、すなわち、軸方向から見た貫通孔の総面積が小さくなることを抑制できる。すなわち、室外機の外部へ排出される風量を低減させることなく、パネル4Dの剛性を向上できる。
また、図10の例では、複数のリブ60Dのうち、2つの第1リブ61Dが水平面に対して垂直に延びる。このように、少なくとも1つのリブ60が水平面に対して垂直に延びることにより、重力によるパネル4Dの変形を抑制できる。また、第1リブ61Dおよび第3リブ63Dの数は、それぞれ、1〜3本であってもよく、5本以上であってもよい。
図11は、他の変形例に係るパネル4Eの正面図である。図12は、図11の例のパネル4Eの背面図である。このパネル4Eは、9つのリブ60Eを有する。9つのリブ60Eは、4つの第1リブ61Eと、1つの第2リブ62Eと、4つの第3リブ63Eとを含む。第1リブ61Eは、中央部41Eから径方向外側へ向けて延びる。第2リブ62Eは、中央部41Eよりも径方向外側において周方向に延びる。第3リブ63Eは、中央部41Eから径方向外側へ向けて延びる。また、第3リブ63Eは、周方向において第1リブ61Eよりも太い。
パネル4Eを有するファンユニットでは、パネル4Eが第1リブ61Eに加えて第2リブ62Eおよび第3リブ63Eを有することにより、パネル4Eの剛性がより向上する。これにより、モータの駆動時におけるパネル4Eの振動をより抑制できる。その結果、パネル4Eの変形をより抑制できる。
図12に示すように、第2リブ62Eの一部と、2つの第3リブ63Eの一部とには、後端面から前方へ向かって凹む保持溝600Eが設けられている。ここで、保持溝600Eが設けられた2つの第3リブ63Eのうち、中央部41Eから斜め下方へ向かって延びるものを下側リブ631E、中央部41Eから斜め上方へ向かって延びるものを上側リブ632Eと称する。下側リブ631Eおよび上側リブ632Eは、4つの第3リブ63Eのうち、周方向に隣り合う2つの第3リブ63Eである。
保持溝600Eは、中央部41Eから下側リブ631Eの略中央まで延びる第1溝601Eと、下側リブ631Eと上側リブ632Eとの間において第2リブ62Eに沿って延びる第2溝602Eと、上側リブ632Eの略中央から径方向外側へ延びる第3溝603Eとを含む。第1溝601Eと第2溝602Eとは、下側リブ631Eと第2リブ62Eとの接続箇所において、繋がっている。また、第2溝602Eと第3溝603Eとは、第2リブ62Eと上側リブ632Eとの接続箇所において、繋がっている。
パネル4Eを有するファンユニットでは、パネル4Eに固定されるモータ2Eのリード線保持部213Eが第1溝601Eに沿って配置される。なお、図12中に、モータ2Eの外周面、リード線保持部213Eおよびステータ212Eの位置が破線で示されている。リード線保持部213Eを介してモータ2Eから径方向外側へ延びるリード線は、第1溝601Eに沿って斜め下方へ向かう。その後、当該リード線は上方へと方向を転換し、第2溝602Eおよび第3溝603Eに沿って進み、パネル4Eの斜め上方へと向かう。そして、その後、第3溝603Eの上端よりも上方に配置された電源の端子と接続される。
このように、図11および図12の例のパネル4Eを有するファンユニットでは、リード線保持部213Eがステータ212Eよりも下方に配置される。また、リード線がリード線保持部213Eから下方へ向けて延びる。このため、降雨などにより、室外機の筐体内に水滴が浸入し、当該水滴がリード線に付着した場合には、上述した下側リブ631Eと第2リブ62Eとの接続箇所付近に水滴が溜まり、溜まった水滴が下方へ落下する。したがって、リード線を伝ってモータ2Eの内部に水滴が直接浸入することを抑制できる。
また、このパネル4Eを有する室外機では、モータ2Eから延びるリード線が、リード線保持部213Eよりも上方に配置された電源へ向けて延びる。このため、上述した下側リブ631Eと第2リブ62Eとの接続箇所付近に溜まった水滴が、リード線を伝って電源の内部に水滴が浸入することも、抑制される。なお、電源全体がリード線保持部213Eよりも上方の場合に限らず、リード線と電源との接続箇所がリード線保持部213Eよりも上方であればよい。
また、図11および図12のように、モータ2Eから下方へリード線を延ばせば、モータ2Eの上方から降下する水滴が、モータ2Eに遮られて、リード線保持部213Eへ到達しにくくなる。したがって、リード線保持部213Eへの水滴の付着を、より抑制できる。
なお、リード線を保持するための溝は、図12の例とは異なるリブに設けられてもよい。例えば、第1溝601Eおよび第3溝603Eは、第1リブに設けられていてもよい。ただし、モータ2E周辺に溜まった水滴を鉛直下方に排水したい場合には、パネル4Eの中央部41Eから鉛直下方に延びるリブには、リード線を配置しないことが好ましい。
図13は、他の変形例に係るパネル4Fの正面図である。このパネル4Fは、10個のリブ60Fを有する。10個のリブ60Fは、4つの第1リブ61Fと、2つの第2リブ62Fと、4つの第3リブ63Fとを含む。第1リブ61Fは、中央部41Fから径方向外側へ向けて延びる。第2リブ62Fは、中央部41Fよりも径方向外側において周方向に延びる。第3リブ63Fは、中央部41Fから径方向外側へ向けて延びる。また、第3リブ63Fは、周方向において第1リブ61Fよりも太い。
このパネル4Fでは、第2リブ62Fが周方向に環状に繋がっていない。第2リブ62Fはそれぞれ、上側の第3リブ63Fと下側の第3リブ63Fとの間を周方向に繋ぐ。このように、第2リブ62Fは、環状でなくてもよい。
図14は、他の変形例に係る室外機1Gの縦断面図である。この室外機1Gの筐体11Gは、平板状の前壁部113Gと、前壁部113Gに対して略垂直に拡がる底板部とを有する。ファンユニット12Gのパネル4Gは、前壁部113Gに設けられた排気口111Gに取り付けられる。また、この室外機1Gの筐体11Gは、前壁部113Gと底板部114Gとの間に設けられた第4リブ64Gを有する。第4リブ64Gの一方の端部は、前壁部113Gの後面に固定される。また、第4リブ64Gの他方の端部は、底板部114Gの上面に固定される。このようにすれば、第4リブ64Gによって、前壁部113Gの剛性が向上する。したがって、前壁部113Gおよびパネル4Gの全体が振動することを抑制できる。なお、第4リブ64Gは、柱状の部材であってもよいが、前壁部113Gおよび底板部114Gの双方に対して平行に拡がる板状にすれば、前壁部113Gの剛性を、より高めることができる。
上記の実施形態および変形例では、貫通孔の基本的な形状が四角形や正六角形等の多角形であったが、本発明はこれに限られない。貫通孔の形状は、円形や楕円形であってもよいし、その他の形状であってもよい。
また、上記の実施形態および変形例では、パネルの枠部の径方向内縁の形状が軸方向から見て略円形であったが、本発明はこの限りではない。枠部の径方向内縁の形状は、軸方向から見て正六角形、正八角形または正十二角形等の多角形であってもよいし、その他の形状であってもよい。
同様に、上記の実施形態および変形例では、パネルの中央部の径方向外縁の形状が軸方向から見て略円形であったが、本発明はこの限りではない。中央部の径方向外縁の形状は、軸方向から見て正六角形、正八角形または正十二角形等の多角形であってもよいし、その他の形状であってもよい。
また、リブは、単なる四角柱状であってもよく、他の形状であってもよい。リブは、軸方向の両端部へ向かうにつれて厚みを収束させた、静翼形状であってもよい。リブを静翼形状にすれば、リブの付近における気流の乱れを抑制できる。その結果、パネルの振動や騒音を、より抑制できる。
また、上記の実施形態のモータでは、静止部のステータが露出していたが、ステータは、モールド樹脂で覆われていてもよい。換言すれば、静止部は、ステータの少なくとも一部を覆うモールド樹脂を有していてもよい。ステータをモールド樹脂で覆えば、ステータへの水滴の付着を、より抑制できる。また、モータの駆動時に、ステータが磁気的作用で微振動することを抑制できる。したがって、モータの駆動時に発生する振動や騒音を、さらに抑制できる。
室外機およびファンユニットの各部を実現するための具体的な構成については、上記の実施形態に示された構成と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、ファンユニットおよび室外機に利用できる。
1,1A 室外機
2,2A,2E モータ
3,3A インペラ
4,4A,4B,4C,4D,4E,4F パネル
11,11A 筐体
12,12A ファンユニット
13,13A 熱交換器
14 電源
15 リード線
21,21A 静止部
22,22A 回転部
41,41A,41B,41C,41D,41E,41F 中央部
43,43A,43C 通気部
44,44A,44C 貫通孔
60,60A,60B,60C,60D,60E,60F リブ
61,61A,61B,61C,61D,61E,61F 第1リブ
62C,62E,62F 第2リブ
63D,63E,63F 第3リブ
212,212A,212E ステータ
213,213E リード線保持部
223,223A マグネット
441C 隣接貫通孔
600,600E 保持溝

Claims (24)

  1. エアコンディショナーの室外機に用いられるファンユニットであって、
    モータと、
    前記モータの動力によって、前後に延びる中心軸周りに回転するインペラと、
    前記インペラの前方に配置され、前記インペラの回転により生じる気流を通過させる複数の貫通孔を有するパネルと、
    を有し、
    前記モータは、
    ステータを有する静止部と、
    前記ステータよりも径方向外側に位置するマグネットを有する回転部と、
    を有し、
    前記パネルは、
    前記静止部を支持する中央部と、
    少なくとも1つのリブと、
    を有し、
    前記リブは、
    前記中央部から径方向外側へ向けて延びる第1リブ
    を含むファンユニット。
  2. 請求項1に記載のファンユニットであって、
    前記パネルは、複数の前記第1リブを有するファンユニット。
  3. 請求項2に記載のファンユニットであって、
    複数の前記第1リブは、周方向に等間隔に配置されるファンユニット。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のファンユニットであって、
    前記パネルは、水平面に対して垂直に設置され、
    前記リブは、
    前記水平面に対して垂直に延びる前記第1リブ
    を含むファンユニット。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のファンユニットであって、
    前記貫通孔は、前記パネルのうち、前記中央部を除く領域に設けられるファンユニット。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のファンユニットであって、
    前記第1リブは、前記中央部の外周部から径方向外側へ向けて延びるファンユニット。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のファンユニットであって、
    前記リブは、
    前記中央部よりも径方向外側において周方向に延びる第2リブ
    をさらに含むファンユニット。
  8. 請求項7に記載のファンユニットであって、
    前記第2リブは環状であるファンユニット。
  9. 請求項7または請求項8に記載のファンユニットであって、
    前記パネルは、複数の前記第2リブを有するファンユニット。
  10. 請求項7から請求項9までのいずれか1項に記載のファンユニットであって、
    前記第1リブの少なくとも一部分および前記第2リブの少なくとも一部分が、一部の前記貫通孔の縁を構成するファンユニット。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のファンユニットであって、
    前記貫通孔の軸方向に見た形状が、多角形であるファンユニット。
  12. 請求項11に記載のファンユニットであって、
    前記貫通孔の軸方向に見た形状が、正六角形であるファンユニット。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載のファンユニットであって、
    前記リブは、
    前記中央部から径方向外側へ向けて延び、前記第1リブよりも、周方向または軸方向に太い第3リブ
    をさらに含むファンユニット。
  14. 請求項13に記載のファンユニットであって、
    前記第3リブは、前記第1リブよりも、周方向に太いファンユニット。
  15. 請求項13に記載のファンユニットであって、
    前記第3リブは、前記第1リブよりも、軸方向に太いファンユニット。
  16. 請求項13から請求項15までのいずれか1項に記載のファンユニットであって、
    前記パネルは、複数の前記第3リブを有するファンユニット。
  17. 請求項16に記載のファンユニットであって、
    複数の前記第3リブは、周方向に等間隔に配置されるファンユニット。
  18. 請求項1から請求項17までのいずれか1項に記載のファンユニットであって、
    前記モータから延びるリード線
    をさらに有し、
    前記リード線の少なくとも一部は、前記リブに沿って配置されるファンユニット。
  19. 請求項18に記載のファンユニットであって、
    前記リブは、前記リード線を保持する保持溝を有するファンユニット。
  20. 請求項18または請求項19に記載のファンユニットであって、
    前記モータは、
    前記リード線を保持するリード線保持部
    をさらに有し、
    前記リード線保持部は、前記ステータよりも下方に配置され、
    前記リード線は、前記リード線保持部から下方へ向けて延びるファンユニット。
  21. 請求項20に記載のファンユニットであって、
    前記リード線は、前記リード線保持部よりも上方に配置された電源へ向けて延びるファンユニット。
  22. 請求項1から請求項21までのいずれか1項に記載のファンユニットであって、
    前記静止部は、前記ステータの少なくとも一部を覆うモールド樹脂を有するファンユニット。
  23. エアコンディショナーの室外機であって、
    請求項1から請求項22までのいずれか1項に記載のファンユニットと、
    熱交換器と、
    を有し、
    前記熱交換器と前記パネルとの間に、前記インペラが配置され、
    前記気流は、前記熱交換器側から前記パネル側へ向かって発生する室外機。
  24. 請求項23に記載の室外機であって、
    前記熱交換器および前記インペラを内部に収容する筐体
    を有し、
    前記筐体は、
    前記パネルが取り付けられる前壁部と、
    前記前壁部に対して垂直に拡がる底板部と、
    前記前壁部と前記底板部とに両端部が固定された第4リブと、
    を有する室外機。
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