以下、本発明の第一実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1及び図2に示す如く、遊技場用呼出システムSは、遊技場H内の遊技機Pの上方位置に配置される主呼出装置1であって、呼出し状態である旨を表示可能な表示部10を含む主呼出装置1と、呼出スイッチ20を含む遠隔呼出装置2とを備える。本実施形態において、遊技場用呼出システムSは、ホールスタッフが保有するリモートコントローラ3を更に備える。
主呼出装置1及び遠隔呼出装置2は、一対一の関係にある。すなわち、一つの主呼出装置1と一つの遠隔呼出装置2とが一組とされる。これに伴い、一般的な遊技場H(複数台の遊技機Pが設置された遊技場H)を対象とする場合、遊技機P毎に主呼出装置1及び遠隔呼出装置2が一つずつ設置される。
主呼出装置1は、無線通信用の送受信部11を含む。より具体的には、主呼出装置1は、図3に示す如く、送受信部11と、当該主呼出装置1自身の固有識別情報を記憶した記憶部12と、制御部13とを含む。本実施形態において、主呼出装置1は、ホールスタッフを呼ぶための呼出スイッチ14を含む。また、主呼出装置1は、表示部10に対して遊技機Pの遊技情報を表示させることを要求するためのデータスイッチ15を含む。さらに、主呼出装置1は、演出や案内を行うための音声出力部16を含む。
主呼出装置1の表示部10は、呼出し状態であることを点灯表示するLED表示器10a(図1及び図2参照)を含む。本実施形態の主呼出装置1において、表示部10は、対応する遊技機Pの遊技情報(現状のモードや大当たり回数等)を表示可能である。これに伴い、表示部10は、LED表示器10aに加え、遊技情報を表示するディスプレイ表示器10bを含む(図1及び図2参照)。ディスプレイ表示器10bには、液晶ディスプレイや、有機ELディスプレイ、セグメント式ディスプレイ等を採用し得る。本実施形態において、ディスプレイ表示器10bには、タッチパネル化された液晶ディスプレイが採用されている。
主呼出装置1において、送受信部11は、赤外線通信によって情報の送受信を行う。すなわち、送受信部11で送受信される情報は、ビット情報である。このように、送受信部11に指向性の強い赤外線通信方式が採用されるため、送受信部11の配置の自由度を高めるべく、主呼出装置1の送受信部11は、制御部13に対して有線接続されている。すなわち、主呼出装置1の送受信部11は、遊技機Pの装飾体P2等を躱した位置に配置可能である(図1及び図2参照)。
主呼出装置1において、記憶部12は、当該主呼出装置1自身の固有識別情報の他、該主呼出装置1自身の固有識別情報と関連付けられた遠隔呼出装置2の固有識別情報を記憶する。本実施形態において、主呼出装置1の記憶部12は、リモートコントローラ3に対して付与される固有識別情報と関連付けられた共通の解除用識別情報をさらに記憶する。
主呼出装置1及び遠隔呼出装置2は、一対一の関係にあるため、主呼出装置1の記憶部12に記憶された当該主呼出装置1自身の固有識別情報と該主呼出装置1の固有識別情報と関連付けられた遠隔呼出装置2の固有識別情報とも一対一の関係にある。本実施形態において、主呼出装置1自身の固有識別情報と、これに関連付けられた遠隔呼出装置2の固有識別情報とは、同一の内容とされる。
これに対し、リモートコントローラ3に対して付与される固有識別情報と主呼出装置1の記憶部12に記憶された解除用識別情報とは一対多、或いは多対多の関係にある。すなわち、複数の遊技機Pのそれぞれに対応して設置される主呼出装置1の記憶部12に記憶される解除用識別情報は、共通であり、単一のリモートコントローラ3に付与される固有識別情報、或いは複数のリモートコントローラ3に付与される共通の固有識別情報と対応関係にある。
本実施形態において、主呼出装置1の記憶部12は、送受信部11から送信する情報或いは受信した情報との比較の対象となる情報をビット情報として記憶する。主呼出装置1の記憶部12は、例えば、図4(a)に示す如く、複数ビット(複数バイト)を所定ビット(或いは所定バイト)毎に区切り、区切られた所定ビット(例えば、8ビットや16ビット)毎に情報の意味を待たせて記憶している。本実施形態においては、主呼出装置1の記憶部12には、主呼出装置1の機器情報等を意味する固定コードを割り当てた単位ビットCa1、主呼出装置1の表示部10に表示させる情報等を意味するデータコードを割り当てた単位ビットCa2、当該主呼出装置1及び対応関係にある遠隔呼出装置2の固有識別情報を意味する第一通信IDコードを割り当てた単位ビットCa3、解除用識別情報を意味する第二通信IDコードを割り当てた単位ビットCa4が記憶されている。
図3に戻り、主呼出装置1の制御部13は、CPUである。本実施形態において、主呼出装置1の制御部13は、遊技機P或いはホールコンピュータ(図示しない)に対して通信可能に直接的又は間接的に接続され、対応する遊技機Pの遊技情報を取得する。本実施形態において、主呼出装置1の制御部13には、表示部10、送受信部11、記憶部12、呼出スイッチ14、データスイッチ15、及び音声出力部16が電気的に接続されている。これにより、主呼出装置1において、制御部13は、記憶部12、呼出スイッチ14、及びデータスイッチ15から情報を受け、表示部10、送受信部11、及び音声出力部16に対して作動するように指示する。
主呼出装置1において、呼出スイッチ14及びデータスイッチ15のそれぞれは、機械式のスイッチであり、操作された旨の情報を制御部13に入力するようになっている。主呼出装置1において、制御部13は、呼出スイッチ14に対する押し操作が行われる度に、表示部10(LED表示器10a)の表示状態を呼出し状態と呼出し解除状態とに切り替える。主呼出装置1において、制御部13は、データスイッチ15に対する押し操作が行われる度に、表示部10の表示内容を切り替える。
主呼出装置1において、音声出力部16は、制御部13の指示に基づき、呼出スイッチ14及びデータスイッチ15等の操作音や、演出用の効果音を発する。なお、主呼出装置1において、音声出力部16が音声を出力するのに併せ、表示部10が主呼出装置1の制御部13の指示に基づき演出用の映像(静止画或いは動画)を表示する。
遠隔呼出装置2は、主呼出装置1よりも小型の装置である。すなわち、遠隔呼出装置2は、隣り合う遊技機P,P間に設置可能なサイズに設定される(図1参照)。遠隔呼出装置2は、呼出スイッチ20の他、無線通信用の送受信部21を含む。本実施形態において、遠隔呼出装置2は、当該遠隔呼出装置2自身の固有識別情報を記憶した記憶部22と、呼出スイッチ20が操作されたときに、記憶部22に記憶された当該遠隔呼出装置2自身の固有識別情報とともに呼出スイッチ20が操作された旨の情報を送受信部21から送信させる制御部23とを含む。本実施形態において、遠隔呼出装置2は、呼出し状態である旨を表示する表示部24を含む。また、遠隔呼出装置2は、主呼出装置1に対して遊技機Pの遊技情報を要求するためのデータスイッチ25を含む。
遠隔呼出装置2において、呼出スイッチ20及びデータスイッチ25のそれぞれは、機械式のスイッチであり、操作された旨の情報(信号)を制御部23に入力する。
遠隔呼出装置2の送受信部21の送受信方式は、主呼出装置1の送受信部11の送受信方式に合わせて設定される。本実施形態において、主呼出装置1の送受信部11が赤外線通信によって情報を送受信するため、遠隔呼出装置2の送受信部21は、赤外線通信によって情報を送受信する。
このように、遠隔呼出装置2の送受信部21が赤外線通信するに伴い、遠隔呼出装置2は、送受信部21を主呼出装置1の送受信部11と対向させるように配置される。例えば、主呼出装置1の送受信部11が遊技機Pを躱して隣り合う遊技機P,P間の上方に配置される場合、遠隔呼出装置2は、自己の送受信部21を主呼出装置1の送受信部11と対向させるように、隣り合う遊技機P,P間における遊技中の遊技者の手の届く場所に配置される(図1参照)。
遠隔呼出装置2の記憶部22は、送受信部21から送信する情報或いは受信した情報との比較の対象となる情報をビット情報として記憶する。遠隔呼出装置2の記憶部22は、例えば、図4(b)に示す如く、複数ビット(複数バイト)を所定ビット(或いは所定バイト)毎に区切って記憶し、区切られた所定ビット(例えば、8ビットや16ビット)毎に情報の意味を待たせて記憶する。本実施形態においては、遠隔呼出装置2の記憶部22には、遠隔呼出装置2の機器情報等を意味する固定コードを割り当てた単位ビットCb1、遠隔呼出装置2の表示部24に表示させる情報等を意味するデータコードを割り当てた単位ビットCb2、当該遠隔呼出装置2及び該遠隔呼出装置2と対応関係にある主呼出装置1の固有識別情報を意味する第一通信IDコードを割り当てた単位ビットCb3、解除用識別情報を意味する第二通信IDコードを割り当てた単位ビットCb4が記憶される。
図3に戻り、遠隔呼出装置2の制御部23は、CPUである。遠隔呼出装置2の制御部23には、送受信部21、記憶部22、表示部24、呼出スイッチ20、及びデータスイッチ25が電気的に接続される。これにより、遠隔呼出装置2において、制御部23は、呼出スイッチ20、記憶部22、及びデータスイッチ25から情報を受け、送受信部21、及び表示部24(後述するLED表示器24a、後述するディスプレイ表示器24b)に対して必要な動作を指示する。
遠隔呼出装置2において、制御部23は、呼出スイッチ20に対する押し操作が行われる度に、表示部24(LED表示器24a)の表示状態を呼出し状態と呼出し解除状態とに切り替える。遠隔呼出装置2において、制御部23は、データスイッチ25に対する押し操作が行われる度に、表示部24(ディスプレイ表示器24b)の表示内容を切り替える。
遠隔呼出装置2の表示部24は、例えば、呼出し状態であることを点灯表示するLED表示器24aを含む。本実施形態において、表示部24は、対応する遊技機Pの遊技情報を表示可能である。すなわち、表示部24は、呼出し状態である旨を表示するLED表示器24aの他、遊技機Pの遊技情報を表示するディスプレイ表示器24bを含む。ディスプレイ表示器24bは、液晶ディスプレイやセグメント式ディスプレイ等、表示態様に応じて選択され得る。
リモートコントローラ3は、解除スイッチ30と、当該リモートコントローラ3自身の固有識別情報を記憶した記憶部31と、情報を無線送信可能な送信部32と、解除スイッチ30が操作されたときに、リモートコントローラ3の記憶部31に記憶された当該リモートコントローラ3自身の固有識別情報とともに解除スイッチ30が操作された旨の情報を送信部32から送信させる制御部33とを含む。
リモートコントローラ3において、解除スイッチ30、記憶部31、送信部32、制御部33は、単一の基板上に搭載される。
リモートコントローラ3の記憶部31は、送信部32から送信する情報をビット情報として記憶する。リモートコントローラ3の記憶部31は、例えば、図4(c)に示す如く、複数ビット(複数バイト)を所定ビット(或いは所定バイト)毎に区切り、区切られた所定ビット(例えば、8ビットや16ビット)毎に情報の意味を待たせて記憶する。本実施形態においては、リモートコントローラ3の記憶部31には、少なくとも、当該リモートコントローラ3の機器情報等を意味する固定コードを割り当てた単位ビットCc1、当該リモートコントローラ3に付与された解除用識別情報を意味する解除IDコードを割り当てた単位ビットCc4が記憶される。
リモートコントローラ3の送信部32の送信方式は、主呼出装置1の送受信部11及び遠隔呼出装置2の送受信部21の送受信方式に合わせて設定される。本実施形態において、主呼出装置1及び遠隔呼出装置2のそれぞれの送受信部が赤外線通信を行うため、リモートコントローラ3の送信部32は、赤外線通信によって情報の送信を行う。すなわち、リモートコントローラ3の送信部32は、リモートコントローラ3の記憶部31に記憶したビット情報を送信する。
本実施形態の遊技場用呼出システムSは、以上の通りであり、遊技中の遊技者がホールスタッフを呼ぶ場合、主呼出装置1の呼出スイッチ14又は遠隔呼出装置2の呼出スイッチ20を操作する。
図1及び図2に示す如く、主呼出装置1は、遊技機Pの上方位置に配置されるため、遊技機Pの外装P1が遊技者側に張り出していたり、遊技機Pの装飾体P2が移動したりすると、主呼出装置1の呼出スイッチ14に対する操作がし難くなる。
これに伴い、遊技中の遊技者が手の届く位置にある遠隔呼出装置2の呼出スイッチ20を操作すると、遠隔呼出装置2において、制御部23は、呼出スイッチ20の操作に基づき、記憶部22に記憶された情報(ビット情報)を送受信部21から送信させる。また、本実施形態の遠隔呼出装置2は、表示部24を含むため、遠隔呼出装置2の制御部23は、呼出スイッチ20の操作に基づき、表示部24に呼出し状態である旨を表示させる。
そして、主呼出装置1の送受信部11は、常時受信を許可しているため、遠隔呼出装置2の送受信部21からの情報を受信する。そうすると、主呼出装置1において、制御部13は、送受信部11で受信した情報に、記憶部12に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ20が操作された旨の情報が含まれるか否かを判断する。
すなわち、主呼出装置1の制御部13は、受信した情報が、遊技機Pに対応して設置された主呼出装置1以外の主呼出装置1(例えば、両隣にある遊技機Pや背面側にある遊技機P等に対応して設置された主呼出装置1)の送受信部11や、遊技機Pに対応して設置された遠隔呼出装置2以外の遠隔呼出装置2(例えば、両隣にある遊技機Pや背面側にある遊技機P等に対応して設置された遠隔呼出装置2)の送受信部21から送信された情報であるか否かを判断する。
そして、主呼出装置1において、制御部13は、受信した情報に、記憶部12に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ20が操作された旨の情報が含まれると判断すると、表示部10に呼出し状態である旨を表示させる。すなわち、主呼出装置1において、制御部13は、当該主呼出装置1と対応関係にある遠隔呼出装置2の送受信部21からの情報であると判断すると、表示部10に呼出し状態である旨を表示させる。
これに対し、遊技者が主呼出装置1の呼出スイッチ14を操作した場合、主呼出装置1において、制御部13は、主呼出装置1の表示部10に呼出し状態である旨を表示させるとともに、記憶部12に記憶された当該主呼出装置1自身の固有識別情報及び呼出スイッチ14が操作された旨の情報を送受信部11から送信させる。
遠隔呼出装置2の送受信部21においても、常時受信を許可しているため、主呼出装置1の送受信部11からの情報を受信する。そうすると、遠隔呼出装置2において、制御部23は、当該遠隔呼出装置2の送受信部21で受信した情報に、記憶部22に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ14が操作された旨の情報が含まれるか否かを判断する。
すなわち、遠隔呼出装置2の制御部23は、受信した情報が遊技機Pに対応して設置された主呼出装置1以外の主呼出装置1(例えば、両隣にある遊技機Pや背面側にある遊技機P等に対応して設置された主呼出装置1)の送受信部11や、遊技機Pに対応して設置された遠隔呼出装置2以外の遠隔呼出装置2(例えば、両隣にある遊技機Pや背面側にある遊技機P等に対応して設置された遠隔呼出装置2)の送受信部21から送信された情報であるか否かを判断する。
遠隔呼出装置2において、制御部23は、受信した情報に、記憶部22に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ14が操作された旨の情報が含まれると判断すると、表示部24に呼出し状態である旨を表示させる。すなわち、遠隔呼出装置2の制御部23は、当該遠隔呼出装置2と対応関係にある主呼出装置1の送受信部11からの情報であると判断すると、遠隔呼出装置2の表示部24に呼出し状態である旨を表示させる。
従って、本実施形態の呼出システムSは、主呼出装置1及び遠隔呼出装置2の何れの呼出スイッチ14,20が操作されても、主呼出装置1の表示部10及び遠隔呼出装置2の表示部24が呼出し状態である旨を表示する。これにより、ホールスタッフが主呼出装置1の表示部10又は遠隔呼出装置2の表示部24の何れか一方の表示が確認できない位置で待機していたとしても、ホールスタッフが主呼出装置1の表示部10又は遠隔呼出装置2の表示部24の何れか他方の表示を確認することができ、迅速な呼出しが可能となる。
そして、ホールスタッフは、呼出しを要望する遊技者の元に到着すると、主呼出装置1の表示部10又は遠隔呼出装置2の表示部24における呼出し状態である旨をリモートコントローラ3で解除する。
すなわち、ホールスタッフがリモートコントローラ3の解除スイッチ30を操作する。そうすると、リモートコントローラ3において、制御部33は、記憶部31に記憶された固有識別情報とともに解除スイッチ30が操作された旨の情報を送信部32から送信させる。このとき、ホールスタッフは、立ち位置によって、主呼出装置1の送受信部11又は遠隔呼出装置2の送受信部21の何れをリモートコントローラ3から情報を送信する対象として選択する。
そして、主呼出装置1の送受信部11がリモートコントローラ3から情報を受信した場合、主呼出装置1において、制御部13は、送受信部11で受信した情報に、記憶部12に記憶された解除用識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ30が操作された旨の情報が含まれると判断すると、表示部10における呼出し状態の表示を解除させる。本実施形態では、主呼出装置1において、制御部13は、表示部10における呼出し状態の表示を解除させるのに併せ、記憶部12に記憶された当該主呼出装置1自身の固有識別情報及び解除スイッチ30が操作された旨の情報を送受信部11から送信させる。
そして、遠隔呼出装置2の送受信部21が主呼出装置1から情報を受信すると、遠隔呼出装置2において、制御部23は、送受信部21で受信した情報に、記憶部22に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ30が操作された旨の情報が含まれると判断すると、表示部24における呼出し状態の表示を解除させる。
これに対し、遠隔呼出装置2の送受信部21がリモートコントローラ3から情報を受信した場合、遠隔呼出装置2において、制御部23は、送受信部21で受信した情報に、記憶部22に記憶された解除用識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ30が操作された旨の情報が含まれると判断すると、遠隔呼出装置2の表示部24における呼出し状態の表示を解除させる。本実施形態では、遠隔呼出装置2において、制御部23は、表示部24における呼出し状態の表示を解除させるのに併せ、記憶部22に記憶された当該遠隔呼出装置2自身の固有識別情報及び解除スイッチ30が操作された旨の情報を送受信部から送信させる。
そして、主呼出装置1の送受信部11が遠隔呼出装置2から情報を受信すると、主呼出装置1において、制御部13は、送受信部11で受信した情報に、記憶部12に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ30が操作された旨の情報が含まれると判断すると、表示部10における呼出し状態の表示を解除させる。
このように、本実施形態の呼出システムSは、ホールスタッフのリモートコントローラ3によって呼出し状態が解除された際にも、主呼出装置1の表示部10及び遠隔呼出装置2の表示部24のそれぞれの呼出し状態を適切に解除できる。
そして、遊技者が遠隔呼出装置2のデータスイッチ25を操作した場合、遠隔呼出装置2において、制御部23は、記憶部22に記憶された当該遠隔呼出装置2自身の固有識別情報とともにデータスイッチ25が操作された旨の情報を送受信部21から送信させる。そして、主呼出装置1の送受信部11が情報を受信すると、主呼出装置1において、制御部13は、送受信部11で受信した情報に、記憶部12に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つデータスイッチ25が操作された旨の情報が含まれると判断すると、記憶部12に記憶された当該主呼出装置1自身の固有識別情報とともに遊技機Pの遊技情報を送受信部11から送信させる。
そして、遠隔呼出装置2の送受信部21が情報を受信すると、遠隔呼出装置2において、制御部23は、送受信部21で受信した情報に、記憶部22に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ遊技機Pの遊技情報が含まれると判断すると、表示部24に遊技機Pの遊技情報を表示させる。
以上のように、本実施形態に係る遊技場用呼出システムSは、遊技機Pの上方位置に配置される主呼出装置1であって、呼出し状態である旨を表示可能な表示部10を含む主呼出装置1と、呼出スイッチ20を含む遠隔呼出装置2とを備え、主呼出装置1及び遠隔呼出装置2のそれぞれは、無線通信用の送受信部11,21を含み、主呼出装置1は、当該主呼出装置1自身の固有識別情報を記憶した記憶部12と、制御部13とを含み、遠隔呼出装置2は、当該遠隔呼出装置2自身の固有識別情報を記憶した記憶部22と、呼出スイッチ20が操作されたときに、当該遠隔呼出装置2の記憶部22に記憶された当該遠隔呼出装置2自身の固有識別情報とともに呼出スイッチ20が操作された旨の情報を送受信部21から送信させる制御部23とを含み、主呼出装置1の制御部13は、当該主呼出装置1の送受信部11で受信した情報に、当該主呼出装置1の記憶部12に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ20が操作された旨の情報が含まれると判断すると、主呼出装置1の表示部10に呼出し状態である旨を表示させる。
上記構成によれば、主呼出装置1及び遠隔呼出装置2が別個の位置に配置することができる。すなわち、主呼出装置1が従来通り遊技機Pの上方位置に配置された上で、遠隔呼出装置2を遊技者の操作のし易い場所に配置することができる。また、主呼出装置1及び遠隔呼出装置2のそれぞれは、無線通信用の送受信部11,21を含むため、遠隔呼出装置2が遊技者にとって操作のし易い場所に配置したとしても、主呼出装置1(遊技機Pの上方位置)から遠隔呼出装置2にまで配線を敷設する作業が不要である。さらに、主呼出装置1の制御部13が、当該主呼出装置1の送受信部11で受信した情報に、該主呼出装置1の記憶部12に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ20が操作された旨の情報が含まれると判断すると、主呼出装置1の表示部10に呼出し状態である旨を表示させるため、遊技場Hにある複数の遊技機P…のそれぞれに対応して遠隔呼出装置2が設置されたとしても、誤動作なく対応する主呼出装置1の表示部10によって呼出し状態である旨を表示させることができる。
本実施形態において、主呼出装置1は、呼出スイッチ14を含み、遠隔呼出装置2は、呼出し状態である旨を表示する表示部24を含み、主呼出装置1の制御部13は、主呼出装置1の呼出スイッチ14が操作されたときに、主呼出装置1の表示部10に呼出し状態である旨を表示させるとともに、主呼出装置1の記憶部12に記憶された当該主呼出装置1自身の固有識別情報及び呼出スイッチ14が操作された旨の情報を送受信部11から送信させ、遠隔呼出装置2の制御部23は、当該遠隔呼出装置2の送受信部21で受信した情報に、該遠隔呼出装置2の記憶部22に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ14が操作された旨の情報が含まれると判断すると、遠隔呼出装置2の表示部24に呼出し状態である旨を表示させる。
上記構成によれば、主呼出装置1の呼出スイッチ14が操作されたときに、主呼出装置1と異なる位置にある遠隔呼出装置2の表示部24が呼出し状態である旨を表示するため、単一の遊技機Pに対して呼出し状態である旨を複数個所で表示される。これにより、ホールスタッフが呼出し状態であることをより確実に認識することができる。さらに、遠隔呼出装置2の制御部23は、当該遠隔呼出装置2の送受信部21で受信した情報に、遠隔呼出装置2の記憶部22に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ14が操作された旨の情報が含まれると判断すると、遠隔呼出装置2の表示部24に呼出し状態である旨を表示させるため、遊技場Hにある複数の遊技機P…のそれぞれに対応して遠隔呼出装置2が設置されたとしても、誤動作なく対応する遠隔呼出装置2の表示部24によって呼出し状態である旨を表示させることができる。
本実施形態において、遊技場用呼出システムSは、ホールスタッフが保有するリモートコントローラ3を更に備え、リモートコントローラ3は、解除スイッチ30と、当該リモートコントローラ3自身の固有識別情報を記憶した記憶部31と、情報を無線送信可能な送信部32と、解除スイッチ30が操作されたときに、リモートコントローラ3の記憶部31に記憶された当該リモートコントローラ3自身の固有識別情報とともに解除スイッチ30が操作された旨の情報を送信部32から送信させる制御部33とを含み、主呼出装置1の記憶部12及び遠隔呼出装置2の記憶部22は、リモートコントローラ3の記憶部31に記憶された固有識別情報と関連付けられた共通の解除用識別情報を記憶し、主呼出装置1の送受信部11が情報を受信した場合、主呼出装置1の制御部13は、当該主呼出装置1の送受信部11で受信した情報に、主呼出装置1の記憶部12に記憶された解除用識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ30が操作された旨の情報が含まれると判断すると、主呼出装置1の表示部10における呼出し状態の表示を解除させ、遠隔呼出装置2の送受信部21が情報を受信した場合、遠隔呼出装置2の制御部23は、遠隔呼出装置2の送受信部21で受信した情報に、遠隔呼出装置2の記憶部22に記憶された解除用識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ30が操作された旨の情報が含まれると判断すると、遠隔呼出装置2の記憶部22に記憶された当該遠隔呼出装置2自身の固有識別情報及び解除スイッチ30が操作された旨の情報を送受信部21から送信させ、主呼出装置1の制御部13は、当該主呼出装置1の送受信部11で受信した情報に、主呼出装置1の記憶部12に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ30が操作された旨の情報が含まれると判断すると、主呼出装置1の表示部10における呼出し状態の表示を解除させる。
上記構成によれば、ホールスタッフの保有する単一(共通)のリモートコントローラ3によって、遊技場Hにある複数の遊技機Pのそれぞれに対応して設置される主呼出装置1の表示部10の呼出し状態を解除することができる。また、対応する遊技機P(遊技者)の呼出し状態を解除するに当たり、誤作動なく対応する主呼出装置1の表示部10の呼出し状態を解除することができる。
本実施形態において、遠隔呼出装置2は、呼出し状態である旨を表示する表示部24を含み、主呼出装置1の送受信部11が情報を受信した場合、主呼出装置1の制御部13は、当該主呼出装置1の送受信部11で受信した情報に、主呼出装置1の記憶部12に記憶された解除用識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ30が操作された旨の情報が含まれると判断すると、主呼出装置1の記憶部12に記憶された当該主呼出装置1自身の固有識別情報及び解除スイッチ30が操作された旨の情報を送受信部11から送信させ、遠隔呼出装置2の制御部23は、遠隔呼出装置2の送受信部21で受信した情報に、遠隔呼出装置2の記憶部22に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ30が操作された旨の情報が含まれると判断すると、遠隔呼出装置2の表示部24における呼出し状態の表示を解除させ、遠隔呼出装置2の送受信部21が情報を受信した場合、遠隔呼出装置2の制御部23は、遠隔呼出装置2の送受信部21で受信した情報に、遠隔呼出装置2の記憶部22に記憶された解除用識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ30が操作された旨の情報が含まれると判断すると、遠隔呼出装置2の表示部24における呼出し状態の表示を解除させる。
上記構成によれば、ホールスタッフの保有する単一(共通)のリモートコントローラ3によって、遊技場Hにある複数の遊技機Pのそれぞれに対応して設置される主呼出装置1の表示部10及び遠隔呼出装置2の表示部24の呼出し状態を解除することができる。また、対応する遊技機P(遊技者)の呼出し状態を解除するに当たり、誤作動なく対応する主呼出装置1の表示部10及び遠隔呼出装置2の表示部24の呼出し状態を解除することができる。
本実施形態において、主呼出装置1の制御部13は、対応する遊技機Pと情報通信可能であり、遠隔呼出装置2は、呼出し状態である旨を表示する表示部24であって、対応する遊技機Pの遊技情報を表示可能な表示部24と、主呼出装置1に対して遊技機Pの遊技情報を要求するためのデータスイッチ25を含み、遠隔呼出装置2の制御部23は、データスイッチ25が操作されたときに、遠隔呼出装置2の記憶部22に記憶された当該遠隔呼出装置2自身の固有識別情報とともにデータスイッチ25が操作された旨の情報を送受信部21から送信させ、主呼出装置1の制御部13は、当該主呼出装置1の送受信部11で受信した情報に、主呼出装置1の記憶部12に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つデータスイッチ25が操作された旨の情報が含まれると判断すると、主呼出装置1の記憶部12に記憶された当該主呼出装置1自身の固有識別情報とともに遊技機Pの遊技情報を送受信部11から送信させ、遠隔呼出装置2の制御部23は、当該遠隔呼出装置2の送受信部21で受信した情報に、遠隔呼出装置2の記憶部22に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ遊技機Pの遊技情報が含まれると判断すると、遠隔呼出装置2の表示部24に遊技機Pの遊技情報を表示させる。
上記構成によれば、主呼出装置1の表示部10だけでなく、遊技者の手の届く位置、すなわち、遊技者の視認可能な位置にある遠隔呼出装置2の表示部24にも遊技機Pの遊技情報が表示されるため、主呼出装置1の表示部10の表示が遊技機Pの外装P1や装飾体P2によって視認し難い場合でも、遊技者が遠隔呼出装置2の表示部24の表示によって遊技機Pの遊技情報を視認することができる。また、遊技場Hにある複数の遊技機Pのそれぞれに対応して遠隔呼出装置2が設置されたとしても、対応する遊技機Pの遊技情報を適切に該遠隔呼出装置2の表示部24に表示させることができる。すなわち、遠隔呼出装置2の表示部24が、対応しない遊技機Pの遊技情報を誤って表示してしまうことを防止することができる。
次に、本発明の第二実施形態について、添付図面を参照して説明する。
本実施形態に係る呼出装置遠隔操作ユニット(以下、単に遠隔操作ユニットという)は、遊技場に設置された既設の呼出装置又は遊技場に設置される既存製品である呼出装置を遠隔操作可能にする。ここで、遠隔操作ユニットの説明に先立ち、前提となる呼出装置及びホールスタッフの保有するリモートコントローラについて説明する。
図5及び図6に示す如く、呼出装置4は、従来通り、対応する遊技機Pの上方位置に配置される。
呼出装置4は、図7に示す如く、ホールスタッフを呼ぶための呼出スイッチ40と、呼出スイッチ40が操作されたときに、呼出し状態である旨を表示する表示部41と、演出や案内を行うための音声出力部42と、呼出スイッチ40の操作に基づき表示部41に呼出し状態である旨を表示させる制御部43と、ホールスタッフの保有するリモートコントローラ5に対して付与される固有識別情報と関連付けられた共通の解除用識別情報を記憶した記憶部44と、ホールスタッフの保有するリモートコントローラ5からの情報を受信する受信部45とを備える。
さらに、呼出装置4は、表示部41に対して遊技機Pの遊技情報を表示させることを要求するためのデータスイッチ46を含む。また、呼出装置4は、外部機器と通信可能な通信ポート47を備える。
呼出装置4において、呼出スイッチ40及びデータスイッチ46のそれぞれは、制御部43に接続される。これらは、機械式のスイッチであり、操作されたときに、制御部43にその旨の情報(信号)を入力する。
表示部41は、図5に示す如く、例えば、呼出し状態であることを点灯表示するLED表示器41aを含む。本実施形態において、表示部41は、対応する遊技機Pの遊技情報を表示可能である。これに伴い、表示部41には、呼出し状態である旨を表示するLED表示器41aの他、遊技情報を表示するディスプレイ表示器41bを含む。ディスプレイ表示器41bには、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、セグメント式ディスプレイ等が採用される。
図7に戻り、呼出装置4の音声出力部42は、呼出装置4の制御部43の指示に基づき、呼出スイッチ40及びデータスイッチ46等の操作音や演出用の効果音を発する。なお、音声出力部42が音声を出力するのに併せ、呼出装置4の表示部41は、通信モジュール6の制御部63の指示に基づき演出用の画像を表示する。
呼出装置4の制御部43は、CPUである。呼出装置4の制御部43には、呼出スイッチ40、表示部41、音声出力部42、記憶部44、受信部45及び通信ポート47が接続されている。かかる制御部43は、表示部41が呼出し状態である旨を表示している状態において、受信部45で受信した情報に、呼出装置4の記憶部44に記憶された解除用識別情報が含まれ且つ呼出し状態であることを解除するための情報が含まれていると、表示部41による呼出し状態である旨の表示を解除させる。
呼出装置4の記憶部44は、通信ポート47から送信する情報や受信部45で受信した情報との比較の対象となる情報等をビット情報として記憶する。例えば、図8(a)に示す如く、複数ビット(複数バイト)を所定ビット(或いは所定バイト)毎に区切り、区切られた所定ビット(例えば、8ビットや16ビット)毎に情報の意味を待たせて記憶している。本実施形態においては、呼出装置4の記憶部44には、呼出装置4の機器情報等を意味する固定コードを割り当てた単位ビットCd1、呼出装置4の表示部41に表示させる情報等を意味するデータコードを割り当てた単位ビットCd2、解除用識別情報を意味する第二通信IDコードを割り当てた単位ビットCd4が記憶されている。
図7に戻り、呼出装置4の受信部45の通信方式には、赤外線通信方式が採用される。呼出装置4の通信ポート47には、外部から情報が入力される複数の入力ポート47a,47bと、外部に情報を出力する複数の出力ポート47c,47dとが含まれる。本実施形態において、通信ポート47には、二つの入力ポート47a,47bと二つの出力ポート47c,47dとが含まれる。なお、以下の説明において、一方の入力ポート47aを第一入力ポートといい、他方の入力ポート47bを第二入力ポートという。また、一方の出力ポート47cを第一出力ポートといい、他方の出力ポート47dを第二出力ポートという。
リモートコントローラ5は、解除スイッチ50と、当該リモートコントローラ5自身の固有識別情報を記憶した記憶部51と、情報を無線送信可能な送信部52と、解除スイッチ50が操作されたときに、リモートコントローラ5の記憶部51に記憶された当該リモートコントローラ5自身の固有識別情報とともに解除スイッチ50が操作された旨の情報を送信部52から送信させる制御部53とを含む。
リモートコントローラ5において、解除スイッチ50、記憶部51、送信部52、制御部53は、単一の基板上に搭載される。
リモートコントローラ5の記憶部51は、送信部52から送信する情報をビット情報として記憶する。リモートコントローラ5の記憶部51は、図8(b)に示す如く、例えば、複数ビット(複数バイト)を所定ビット(或いは所定バイト)毎に区切って記憶し、区切られた所定ビット(例えば、8ビットや15ビット)毎に情報の意味を待たせて記憶する。本実施形態においては、リモートコントローラ5の記憶部51には、当該リモートコントローラ5の機器情報等を意味する固定コードを割り当てた単位ビットCe1、当該リモートコントローラ5に付与された解除用識別情報を意味する解除IDコードを割り当てた単位ビットCe4が記憶される。
リモートコントローラ5の送信部52の送信方式は、呼出装置4の受信部45の受信方式に合わせて設定される。本実施形態において、呼出装置4の受信部45の通信方式に赤外線通信方式が採用されるため、リモートコントローラ5の送信部52の送信方式も赤外線通信方式が採用される。すなわち、リモートコントローラ5の送信部52は、リモートコントローラ5の記憶部51に記憶したビット情報を赤外線信号として送信する。
これを前提に、本実施形態に係る呼出装置遠隔操作ユニットUは、図5及び図6に示す如く、対応する呼出装置4に設けられた通信ポート47(図7参照)に対して情報通信可能に有線接続される通信モジュール6と、呼出スイッチ70を含む遠隔呼出装置7とを備える。
通信モジュール6及び遠隔呼出装置7は、一対一の関係にある。一つの通信モジュール6と一つの遠隔呼出装置7とが一組とされる。これに伴い、一般的な遊技場H(複数台の遊技機Pが設置された遊技場H)を対象とする場合、呼出装置遠隔操作ユニットU(一つの通信モジュール6及び一つの遠隔呼出装置7)は、遊技機P(呼出装置4)毎に設置される。
通信モジュール6は、既設或いは既存の呼出装置4に対して無線通信機能を付加するものである。具体的に説明すると、通信モジュール6は、図7に示す如く、呼出装置4と通信可能に接続するための通信ポート60を備える。本実施形態において、通信モジュール6の通信ポート60には、呼出し状態である旨の情報が入力される呼出情報入力ポート60aと、呼出装置4の表示部41に表示される内容或いはそれに関連する情報が入力されるデータ入力ポート60bと、呼出し状態である旨の情報を出力する呼出情報出力ポート60cと、呼出装置4の表示部41に表示される内容或いはそれに関連する情報を要求するための情報が出力されるデータ出力ポート60dとが含まれる。
通信モジュール6は、無線通信用の送受信部61を含む。より具体的には、通信モジュール6は、送受信部61と、当該通信モジュール6自身の固有識別情報を記憶した記憶部62と、制御部63とを含む。
通信モジュール6において、送受信部61は、赤外線通信によって情報の送受信を行う。すなわち、送受信部61で送受信される情報は、ビット情報である。このように、送受信部61に指向性の強い赤外線通信方式が採用されるため、送受信部61の配置の自由度を高めるべく、通信モジュール6の送受信部61は、制御部63に対して有線接続されている。すなわち、通信モジュール6の送受信部61は、遊技機Pの装飾体P2等を躱した位置に配置可能である(図5及び図6参照)。
通信モジュール6の記憶部62は、当該通信モジュール6自身の固有識別情報の他、該通信モジュール6自身の固有識別情報と関連付けられた遠隔呼出装置7の固有識別情報が記憶される。本実施形態において、通信モジュール6の記憶部62は、既存のリモートコントローラ5に対して付与される固有識別情報と関連付けられた共通の解除用識別情報をさらに記憶する。
通信モジュール6及び遠隔呼出装置7は、一対一の関係にあるため、通信モジュール6の記憶部62に記憶された通信モジュール6自身の固有識別情報と該通信モジュール6自身の固有識別情報と関連付けられた遠隔呼出装置7の固有識別情報とも一対一の関係にある。本実施形態において、通信モジュール6自身の固有識別情報と、これに関連付けられた遠隔呼出装置7の固有識別情報とは、同一情報とされる。
これに対し、既存のリモートコントローラ5に対して付与される固有識別情報と通信モジュール6の記憶部62に記憶された解除用識別情報とは一対多、或いは多対多の関係にある。すなわち、複数の遊技機Pのそれぞれに対応して設置される通信モジュール6の記憶部62に記憶される解除用識別情報は、共通であり、単一のリモートコントローラ5に付与される固有識別情報、或いは複数のリモートコントローラ5に付与される共通の固有識別情報と対応関係にある。
通信モジュール6の記憶部62は、送受信部61から送信する情報或いは受信した情報との比較の対象となる情報をビット情報として記憶する。通信モジュール6の記憶部62は、図8(c)に示す如く、例えば、複数ビット(複数バイト)を所定ビット(或いは所定バイト)毎に区切って記憶し、区切られた所定ビット(例えば、8ビットや16ビット)毎に情報の意味を待たせて記憶している。本実施形態においては、通信モジュール6の記憶部62には、通信モジュール6の機器情報等を意味する固定コードを割り当てた単位ビットCf1、当該通信モジュール6及び対応関係にある遠隔呼出装置7の固有識別情報を意味する第一通信IDコードを割り当てた単位ビットCf3、解除用識別情報を意味する第二通信IDコードを割り当てた単位ビットCf4が記憶されている。
図7に戻り、通信モジュール6の制御部63は、CPUである。本実施形態において、通信モジュール6の制御部63は、遊技機P或いはホールコンピュータに対して通信可能に直接的又は間接的に接続され、対応する遊技機Pの遊技情報を取得する。本実施形態において、通信モジュール6の制御部63には、当該通信モジュール6の通信ポート60(呼出情報入力ポート60a、データ入力ポート60b、呼出情報出力ポート60c、データ出力ポート60d)が接続されている。また、通信モジュール6の制御部63には、送受信部61、記憶部62が電気的に接続されている。これにより、通信モジュール6の制御部63は、記憶部62や通信ポート60を介して呼出装置4の制御部43から情報を受け、送受信部61や通信ポート60に対して必要な情報を送受信させる。
遠隔呼出装置7は、呼出装置4よりも小型の装置である。すなわち、遠隔呼出装置7は、隣り合う遊技機P,P間に設置可能なサイズに設定される。遠隔呼出装置7は、無線通信用の送受信部71を含む。本実施形態において、遠隔呼出装置7は、当該遠隔呼出装置7自身の固有識別情報を記憶した記憶部72と、呼出スイッチ70が操作されたときに、記憶部に記憶された当該遠隔呼出装置7自身の固有識別情報とともに呼出スイッチ70が操作された旨の情報を送受信部71から送信させる制御部73とを含む。本実施形態において、遠隔呼出装置7は、呼出し状態である旨を表示する表示部74を含む。また、遠隔呼出装置7は、通信モジュール6に対して遊技機Pの遊技情報を要求するためのデータスイッチ75を含む。
遠隔呼出装置7において、呼出スイッチ70及びデータスイッチ75のそれぞれは、機械式のスイッチであり、操作された旨の情報を制御部73に入力するようになっている。
遠隔呼出装置7の送受信部71の送受信方式は、通信モジュール6の送受信部61の送受信方式に合わせて設定される。本実施形態において、通信モジュール6の送受信部61が赤外線通信によって情報を送受信するため、遠隔呼出装置7の送受信部71は、赤外線通信によって情報を送受信する。具体的には、遠隔呼出装置7の送受信部71は、送受信する情報を赤外線信号として送受信する。
このように、遠隔呼出装置7の送受信部71が赤外線通信するに伴い、遠隔呼出装置7は、送受信部を通信モジュール6の送受信部61と対向させるように配置される。例えば、通信モジュール6の送受信部61が遊技機Pを躱して隣り合う遊技機P,P間の上方に配置される場合、遠隔呼出装置7は、自己の送受信部71を通信モジュール6の送受信部61と対向させるように、隣り合う遊技機P,P間における遊技中の遊技者の手の届く場所に配置される(図5参照)。
遠隔呼出装置7の記憶部72は、送受信部71から送信する情報或いは受信した情報との比較の対象となる情報をビット情報として記憶する。遠隔呼出装置7の記憶部72は、図8(d)に示す如く、例えば、複数ビット(複数バイト)を所定ビット(或いは所定バイト)毎に区切って記憶し、区切られた所定ビット(例えば、8ビットや16ビット)毎に情報の意味を待たせて記憶する。本実施形態においては、遠隔呼出装置7の記憶部72には、遠隔呼出装置7の機器情報等を意味する固定コードを割り当てた単位ビットCg1、遠隔呼出装置7の表示部74に表示させる情報等を意味するデータコードを割り当てた単位ビットCg2、当該遠隔呼出装置7及び対応関係にある通信モジュール6の固有識別情報を意味する第一通信IDコードを割り当てた単位ビットCg3、解除用識別情報を意味する第二通信IDコードを割り当てた単位ビットCg4が記憶されている。
図7に戻り、遠隔呼出装置7の制御部73は、CPUである。遠隔呼出装置7の制御部73には、呼出スイッチ70、送受信部71、記憶部72、表示部74、及びデータスイッチ75が電気的に接続されている。これにより、遠隔呼出装置7の制御部73は、呼出スイッチ70、記憶部72、及びデータスイッチ75から情報を受け、遠隔呼出装置7の送受信部71、及び表示部74に対して必要な動作を指示する。
遠隔呼出装置7において、制御部73は、呼出スイッチ70に対する押し操作が行われる度に、表示部74(後述するLED表示器74a)の表示状態を呼出し状態と呼出し解除状態とに切り替える。遠隔呼出装置7において、制御部73は、データスイッチ75に対する押し操作が行われる度に、表示部74(後述するディスプレイ表示器74b)の表示内容を切り替える。
遠隔呼出装置7の表示部74は、例えば、呼出し状態であることを点灯表示するLED表示器74aを含む。本実施形態において、遠隔呼出装置7の表示部74は、対応する遊技機Pの遊技情報を表示可能である。これに伴い、本実施形態に係る遠隔呼出装置7の表示部74には、遊技情報である旨を表示するLED表示器74aの他、遊技情報を表示するディスプレイ表示器74bが含まれる。ディスプレイ表示器74bには、表示態様に応じて、液晶ディスプレイや、有機ELディスプレイ、セグメント式ディスプレイ等が採用される。
本実施形態の遠隔操作ユニットUは、以上の通りであり、遊技中の遊技者がホールスタッフを呼ぶ場合、呼出装置4の呼出スイッチ40又は遠隔呼出装置7の呼出スイッチ70を操作する。
呼出装置4は、従来通り、遊技機Pの上方位置に配置されるため、遊技機Pの外装P1が遊技者側に張り出していたり、遊技機Pの装飾体P2が移動したりすると、通信モジュール6の呼出スイッチ40に対する操作がし難くなる。
これに伴い、遊技中の遊技者が手の届く位置にある遠隔呼出装置7の呼出スイッチ70を操作すると、遠隔呼出装置7において、遠隔呼出装置7の制御部73は、呼出スイッチ70の操作に基づき、送受信部71から遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された情報(ビット情報)を送信させる。また、本実施形態の遠隔呼出装置7は、表示部74を含むため、遠隔呼出装置7の制御部73は、呼出スイッチ70の操作に基づき、遠隔呼出装置7の表示部74に呼出し状態である旨を表示させる。
そして、通信モジュール6の送受信部61は、常時受信を許可しているため、遠隔呼出装置7の送受信部71からの情報を受信する。そうすると、通信モジュール6の制御部63は、当該通信モジュール6の送受信部61で受信した情報に、通信モジュール6の記憶部62に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ70が操作された旨の情報が含まれるか否かを判断する。
すなわち、通信モジュール6の制御部63は、受信した情報が、遊技機Pに対応して設置された通信モジュール6以外の通信モジュール6(例えば、両隣にある遊技機Pや背面側にある遊技機P等に対応して設置された通信モジュール6)の送受信部61や、遊技機Pに対応して設置された遠隔呼出装置7以外の遠隔呼出装置7(例えば、両隣にある遊技機Pや背面側にある遊技機P等に対応して設置された遠隔呼出装置7)の送受信部71から送信された情報であるか否かを判断する。
そして、通信モジュール6の制御部63は、受信した情報に、通信モジュール6の記憶部62に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ40が操作された旨の情報が含まれると判断すると、呼出装置4の制御部43に対して呼出装置4の表示部41に呼出し状態である旨を表示するよう指示する。すなわち、通信モジュール6の制御部63は、当該通信モジュール6と対応関係にある遠隔呼出装置7の送受信部71からの情報であると判断すると、呼出装置4の制御部43に対し、呼出情報出力ポート60c及び第一入力ポート47aを介して呼出装置4の表示部41に呼出し状態である旨を表示するよう指示する。
呼出装置4と通信モジュール6とは、有線接続されるため一対一の関係が明らかであることから、呼出装置4の制御部43は、通信モジュール6の制御部63の指示に従い、呼出装置4の表示部41に対して呼出し状態である旨を表示させる。
これに対し、遊技者が呼出装置4の呼出スイッチ40を操作した場合、呼出装置4の制御部43は、呼出装置4の表示部41に呼出し状態である旨を表示させるとともに、呼出スイッチ40が操作された旨の情報を第一出力ポート47cから出力する。すなわち、通信モジュール6の呼出情報入力ポート60aを介して通信モジュール6の制御部63に呼出スイッチ40が操作された旨の情報が入力される。そうすると、通信モジュール6の制御部63は、呼出装置4の呼出スイッチ40が操作されたと判断し、通信モジュール6の記憶部62に記憶された当該通信モジュール6自身の固有識別情報及び呼出スイッチ40が操作された旨の情報を送受信部61から送信させる。
遠隔呼出装置7の送受信部71においても、常時受信を許可しているため、通信モジュール6の送受信部61からの情報を受信する。そうすると、遠隔呼出装置7の制御部73は、当該遠隔呼出装置7の送受信部71で受信した情報に、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ40が操作された旨の情報が含まれるか否かを判断する。
すなわち、遠隔呼出装置7の制御部73は、受信した情報が、遊技機Pに対応して設置された通信モジュール6以外の通信モジュール6(例えば、両隣にある遊技機Pや背面側にある遊技機P等に対応して設置された通信モジュール6)の送受信部61や、遊技機Pに対応して設置された遠隔呼出装置7以外の遠隔呼出装置7(例えば、両隣にある遊技機Pや背面側にある遊技機P等に対応して設置された遠隔呼出装置7)の送受信部71から送信された情報であるか否かを判断する。
そして、遠隔呼出装置7の制御部73は、受信した情報に、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ40が操作された旨の情報が含まれると判断すると、遠隔呼出装置7の表示部74に呼出し状態である旨を表示させる。すなわち、遠隔呼出装置7の制御部73は、当該遠隔呼出装置7と対応関係にある通信モジュール6の送受信部61からの情報であると判断すると、遠隔呼出装置7の表示部74に呼出し状態である旨を表示させる。
従って、本実施形態の遠隔操作ユニットUは、呼出装置4及び遠隔呼出装置7の何れの呼出スイッチ40,70が操作されても、呼出装置4の表示部41及び遠隔呼出装置7の表示部74が呼出し状態である旨を表示する。これにより、ホールスタッフが呼出装置4の表示部41又は遠隔呼出装置7の表示部74の何れか一方の表示が確認できない位置で待機していたとしても、ホールスタッフが呼出装置4の表示部41又は遠隔呼出装置7の表示部74の何れか他方の表示を確認することができ、迅速な呼出しが可能となる。
そして、ホールスタッフは、呼出しを要望する遊技者の元に到着すると、呼出装置4の表示部41又は遠隔呼出装置7の表示部74における呼出し状態である旨をリモートコントローラ5で解除する。
すなわち、ホールスタッフがリモートコントローラ5の解除スイッチ50を操作する。そうすると、リモートコントローラ5の送信部52から解除スイッチ50が操作された旨の情報が送信される。このとき、ホールスタッフは、立ち位置によって、呼出装置4の受信部45、通信モジュール6の送受信部61又は遠隔呼出装置7の送受信部71の何れかをリモートコントローラ5から情報を送信する対象として選択する。
呼出装置4の受信部45がリモートコントローラ5から情報を受信した場合、呼出装置4の制御部43は、受信部45で受信した情報に、該呼出装置4の記憶部44に記憶された解除用識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ50が操作された旨の情報が含まれると判断すると、当該呼出装置4の表示部41(LED表示器41a)における呼出し状態の表示を解除させるとともに、通信ポート47(第一出力ポート47c)を介して通信モジュール6の制御部63に、リモートコントローラ5から受信した情報を送信する。
そして、通信モジュール6の制御部63は、呼出装置4からの情報(リモートコントローラ5からの情報)に通信モジュール6の記憶部62に記憶された解除用識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ50が操作された旨の情報が含まれると判断すると、通信モジュール6の記憶部62に記憶された当該通信モジュール6自身の固有識別情報及び解除スイッチ50が操作された旨の情報を送受信部61から送信させる。
そして、遠隔呼出装置7の送受信部71が通信モジュール6から情報を受信し、遠隔呼出装置7の制御部73が、遠隔呼出装置7の送受信部71で受信した情報に、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ50が操作された旨の情報が含まれると判断すると、遠隔呼出装置7の表示部74における呼出し状態の表示を解除させる。
また、通信モジュール6の送受信部61がリモートコントローラ5から情報を受信した場合、通信モジュール6の制御部63は、当該通信モジュール6の送受信部61で受信した情報に、通信モジュール6の記憶部62に記憶された解除用識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ50が操作された旨の情報が含まれると判断すると、呼出装置4の制御部43に対して呼出情報出力ポート60c及び第一入力ポート47aを介して呼出装置4の表示部41における呼出し状態の表示を解除させる旨を指示する。これを受け、呼出装置4の制御部43は、呼出装置4の表示部41における呼出し状態である旨の表示を解除する。また、通信モジュール6の制御部63は、呼出装置4の制御部43に対して呼出装置4の表示部41における呼出し状態の表示を解除させる旨の指示を行うのに併せ、通信モジュール6の記憶部62に記憶された当該通信モジュール6自身の固有識別情報及び解除スイッチ50が操作された旨の情報を送受信部61から送信させる。
そして、遠隔呼出装置7の送受信部71が通信モジュール6から情報を受信し、遠隔呼出装置7の制御部73が、遠隔呼出装置7の送受信部71で受信した情報に、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ50が操作された旨の情報が含まれると判断すると、遠隔呼出装置7の表示部74における呼出し状態の表示を解除させる。
また、遠隔呼出装置7の送受信部71がリモートコントローラ5から情報を受信した場合、遠隔呼出装置7の制御部73は、遠隔呼出装置7の送受信部71で受信した情報に、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された解除用識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ50が操作された旨の情報が含まれると判断すると、遠隔呼出装置7の表示部74における呼出し状態の表示を解除させる。本実施形態において、遠隔呼出装置7の制御部73は、遠隔呼出装置7の表示部74における呼出し状態の表示を解除させるのに併せ、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された当該遠隔呼出装置7自身の固有識別情報及び解除スイッチ50が操作された旨の情報を送受信部71から送信させる。
そして、通信モジュール6の送受信部61が遠隔呼出装置7から情報を受信し、通信モジュール6の制御部63が、通信モジュール6の送受信部61で受信した情報に、通信モジュール6の記憶部62に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ解除スイッチ50が操作された旨の情報が含まれると判断すると、呼出装置4の制御部43に対し、呼出情報出力ポート60c及び第一入力ポート47aを介して呼出装置4の表示部41における呼出し状態の表示を解除させるように指示する。これを受け、呼出装置4の制御部43は、呼出装置4の表示部41における呼出し状態である旨の表示を解除する。
このように、本実施形態の呼出装置遠隔操作ユニットUは、ホールスタッフのリモートコントローラ5によって呼出し状態を解除した際にも、通信モジュール6の呼出装置4の表示部41及び遠隔呼出装置7の表示部74のそれぞれの呼出し状態を適切に解除できる。
そして、遊技者が遠隔呼出装置7のデータスイッチ75を操作した場合、遠隔呼出装置7の制御部73は、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された当該遠隔呼出装置7自身の固有識別情報とともにデータスイッチ46が操作された旨の情報を送受信部71から送信させる。そして、通信モジュール6の送受信部61が情報を受信し、通信モジュール6の制御部63が、当該通信モジュール6の送受信部61で受信した情報に、通信モジュール6の記憶部62に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つデータスイッチ46が操作された旨の情報が含まれると判断すると、データ出力ポート60d及び第二入力ポート47bを介し、呼出装置4の制御部43に対して呼出装置4の表示部41に表示させる遊技機Pの遊技情報を出力する旨を指示する。これを受け、呼出装置4の制御部43は、第二出力ポート47dから対応する遊技機Pの遊技情報を出力する。すなわち、呼出装置4の制御部43は、第二出力ポート47d及びデータ入力ポート60bを介して通信モジュール6の制御部63に対して遊技機Pの遊技情報を入力する。これに伴い、通信モジュール6の制御部63は、記憶部62に記憶された当該通信モジュール6自身の固有識別情報とともに遊技機Pの遊技情報を送受信部61から送信させる。
そして、遠隔呼出装置7の送受信部71が情報を受信し、遠隔呼出装置7の制御部73は、当該遠隔呼出装置7の送受信部71で受信した情報に、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ遊技機Pの遊技情報が含まれると判断すると、遠隔呼出装置7の表示部74に遊技機Pの遊技情報を表示させる。
以上のように、本実施形態に係る呼出装置遠隔操作ユニットUは、呼出し状態である旨を表示可能な表示部41を有し且つ遊技機Pの上方位置に配置される呼出装置4に設けられた通信ポート47に対して情報通信可能に有線接続される通信モジュール6と、呼出スイッチ70を含む遠隔呼出装置7とを備え、通信モジュール6及び遠隔呼出装置7のそれぞれは、無線通信用の送受信部61,71を含み、通信モジュール6は、当該通信モジュール6自身の固有識別情報を記憶した記憶部62と、制御部63とを含み、遠隔呼出装置7は、当該遠隔呼出装置7自身の固有識別情報を記憶した記憶部72と、呼出スイッチ70が操作されたときに、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された当該遠隔呼出装置7自身の固有識別情報とともに呼出スイッチ70が操作された旨の情報を送受信部71から送信させる制御部73とを含み、通信モジュール6の制御部63は、当該通信モジュール6の送受信部61で受信した情報に、通信モジュール6の記憶部62に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ70が操作された旨の情報が含まれると判断すると、呼出装置4と通信し、呼出装置4に対して表示部41に呼出し状態である旨を表示するよう指示する。
上記構成によれば、呼出装置4及び遠隔呼出装置7が別個の位置に配置することができる。すなわち、呼出装置4が従来通り遊技機Pの上方位置に配置した上で、遠隔呼出装置7を遊技者の操作のし易い位置に配置することができる。また、通信モジュール6及び遠隔呼出装置7のそれぞれは、無線通信用の送受信部61,71を含むため、遠隔呼出装置7が遊技者にとって操作のし易い場所に配置されたとしても、呼出装置4(遊技機Pの上方位置)から遠隔呼出装置7にまで配線を敷設する作業が不要である。さらに、通信モジュール6の制御部63が、当該通信モジュール6の送受信部61で受信した情報に、通信モジュール6の記憶部62に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ40が操作された旨の情報が含まれると判断すると、呼出装置4の表示部41に呼出し状態である旨を表示するように指示するため、遊技場Hにある複数の遊技機Pのそれぞれに対応して遠隔呼出装置7が設置されたとしても、誤動作なく対応する呼出装置4の表示部41によって呼出し状態である旨を表示させることができる。
本実施形態において、呼出装置4は、当該呼出装置4の表示部41に呼出し状態である旨を表示させる呼出スイッチ40を含み、遠隔呼出装置7は、呼出し状態である旨を表示する表示部74を含み、通信モジュール6の制御部63は、呼出装置4の呼出スイッチ40が操作された旨の情報を呼出装置4から受けたときに、通信モジュール6の記憶部62に記憶された当該通信モジュール6自身の固有識別情報及び呼出スイッチ40が操作された旨の情報を送受信部61から送信させ、遠隔呼出装置7の制御部73は、当該遠隔呼出装置7の送受信部71で受信した情報に、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ40が操作された旨の情報が含まれると判断すると、当該遠隔呼出装置7の表示部74に呼出し状態である旨を表示させる。
上記構成によれば、呼出装置4の呼出スイッチ40が操作されたときに、呼出装置4と異なる位置にある遠隔呼出装置7の表示部74が呼出し状態である旨を表示するため、単一の遊技機Pに対して呼出し状態である旨を複数個所で表示される。これにより、ホールスタッフが呼出し状態であることをより確実に認識することができる。さらに、遠隔呼出装置7の制御部73は、当該遠隔呼出装置7の送受信部71で受信した情報に、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出スイッチ40が操作された旨の情報が含まれると判断すると、遠隔呼出装置7の表示部74に呼出し状態である旨を表示させるため、遊技場Hにある複数の遊技機Pのそれぞれに対応して遠隔呼出装置7が設置されたとしても、誤動作なく対応する遠隔呼出装置7の表示部74によって呼出し状態である旨を表示させることができる。
本実施形態において、通信モジュール6の記憶部62及び遠隔呼出装置7の記憶部72は、ホールスタッフが保有するリモートコントローラ5に設定された当該リモートコントローラ5自身の固有識別情報と関連付けられた共通の解除用識別情報を記憶し、通信モジュール6の送受信部61が情報を受信した場合、通信モジュール6の制御部63は、当該通信モジュール6の送受信部61で受信した情報に、通信モジュール6の記憶部62に記憶された解除用識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出し状態を解除する旨の情報が含まれると判断すると、呼出装置4を通信し、呼出装置4に対して表示部41における呼出し状態の表示を解除する旨を指示し、遠隔呼出装置7の送受信部71が情報を受信した場合、遠隔呼出装置7の制御部73は、遠隔呼出装置7の送受信部71で受信した情報に、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された解除用識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出し状態を解除する旨の情報が含まれると判断すると、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された当該遠隔呼出装置7自身の固有識別情報及び呼出し状態を解除する旨の情報を送受信部71から送信させ、通信モジュール6の制御部63は、当該通信モジュール6の送受信部61で受信した情報に、通信モジュール6の記憶部62に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出し状態を解除する旨の情報が含まれると判断すると、呼出装置4と通信し、呼出装置4に対して表示部41における呼出し状態の表示を解除する旨を指示する。
上記構成によれば、ホールスタッフの保有する単一(共通)のリモートコントローラ5によって、遊技場Hにある複数の遊技機Pのそれぞれに対応して設置される呼出装置4の表示部41の呼出し状態を解除することができる。また、対応する遊技機P(遊技者)の呼出し状態を解除するに当たり、誤作動なく対応する呼出装置4の表示部41の呼出し状態を解除することができる。
本実施形態において、遠隔呼出装置7は、呼出し状態である旨を表示する表示部74(74a,74b)を含み、通信モジュール6の送受信部61が情報を受信した場合、通信モジュール6の制御部63は、当該通信モジュール6の送受信部61で受信した情報に、通信モジュール6の記憶部62に記憶された解除用識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出し状態を解除する旨の情報が含まれると判断すると、通信モジュール6の記憶部62に記憶された当該通信モジュール6自身の固有識別情報及び呼出し状態を解除する旨の情報を送受信部61から送信させ、遠隔呼出装置7の制御部73は、遠隔呼出装置7の送受信部71で受信した情報に、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出し状態を解除する旨の情報が含まれると判断すると、当該遠隔呼出装置7の表示部74における呼出し状態の表示を解除させ、遠隔呼出装置7の送受信部71が情報を受信した場合、遠隔呼出装置7の制御部73は、遠隔呼出装置7の送受信部71で受信した情報に、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された解除用識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ呼出し状態を解除する旨の情報が含まれると判断すると、当該遠隔呼出装置7の表示部74における呼出し状態の表示を解除させる。
上記構成によれば、ホールスタッフの保有する単一(共通)のリモートコントローラ5によって、遊技場Hにある複数の遊技機Pのそれぞれに対応して設置される呼出装置4の表示部41及び遠隔呼出装置7の表示部74の呼出し状態を解除することができる。また、対応する遊技機P(遊技者)の呼出し状態を解除するに当たり、誤作動なく対応する呼出装置4の表示部41及び遠隔呼出装置7の表示部74の呼出し状態を解除することができる。
本実施形態において、呼出装置4は、対応する遊技機Pと情報通信可能であり、遠隔呼出装置7は、呼出し状態である旨を表示する表示部41であって、対応する遊技機Pの遊技情報を表示可能な表示部41と、通信モジュール6に対して遊技機Pの遊技情報を要求するためのデータスイッチ46を含み、遠隔呼出装置7の制御部73は、データスイッチ46が操作されたときに、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された当該遠隔呼出装置7自身の固有識別情報とともにデータスイッチ46が操作された旨の情報を送受信部71から送信させ、通信モジュール6の制御部63は、当該通信モジュール6の送受信部61で受信した情報に、通信モジュール6の記憶部62に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つデータスイッチ46が操作された旨の情報が含まれると判断すると、通信モジュール6の記憶部62に記憶された当該通信モジュール6自身の固有識別情報とともに呼出装置4の保有する遊技機Pの遊技情報を送受信部61から送信させ、遠隔呼出装置7の制御部73は、当該遠隔呼出装置7の送受信部71で受信した情報に、遠隔呼出装置7の記憶部72に記憶された固有識別情報と関連付けられた固有識別情報が含まれ、且つ遊技機Pの遊技情報が含まれると判断すると、当該遠隔呼出装置7の表示部74に遊技機Pの遊技情報を表示させる。
上記構成によれば、呼出装置4の表示部41だけでなく、遊技者の手の届く位置、すなわち、遊技者の視認可能な位置にある遠隔呼出装置7の表示部74にも遊技機Pの遊技情報が表示されるため、呼出装置4の表示部41の表示が遊技機Pの外装P1や装飾体P2によって視認し難い場合でも、遊技者が遠隔呼出装置7の表示部74の表示によって遊技機Pの遊技情報を視認することができる。また、遊技場Hにある複数の遊技機Pのそれぞれに対応して遠隔呼出装置7が設置されたとしても、対応する遊技機Pの遊技情報を適切に遠隔呼出装置7の表示部74に表示させることができる。すなわち、遠隔呼出装置7の表示部74が、対応しない遊技機Pの遊技情報を誤って表示してしまうことを確実に防止することができる。
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更を加え得ることは勿論である。
上記第一実施形態において、主呼出装置1の送受信部11と遠隔呼出装置2の送受信部21とが赤外線通信を行い、上記第二実施形態において、通信モジュール6の送受信部61と遠隔呼出装置7の送受信部71とが赤外線通信を行うようにしたが、これに限定されない。例えば、第一実施形態及び第二実施形態のそれぞれの態様において、送受信部11,21,61,71同士が電波で通信を行うようにしてもよい。この場合、通信チャンネル(通信周波数の割り当てられたチャンネル)を主呼出装置1、遠隔呼出装置2、通信モジュール6の固有識別情報としてしてもよい。また、普及しつつあるブルートゥース(登録商標)方式等の通信方式を採用してもよい。
一般的に、ホールスタッフの保有するリモートコントローラ5の送信部52の通信方式には、赤外線通信方式が採用されることが多いため、例えば、主呼出装置1と遠隔呼出装置7との通信、或いは通信モジュール6と遠隔呼出装置7との通信を電波で行う場合、これらの送受信部11,21,61,71は、電波用の送受信部と赤外通信用の送受信部(或いは受信部)とを含むようにしてもよい。勿論、リモートコントローラ5の送信部52による通信が電波で行われる場合、上記実施形態と同様に、各送受信部61,71、或いは受信部45の通信方式には、共通の通信方式が採用されればよい。
上記第一実施形態において、一対一の関係にある主呼出装置1及び遠隔呼出装置2の固有識別情報が同一に設定され、第二実施形態において、一対一の関係にある通信モジュール6及び遠隔呼出装置7の固有識別情報が同一に設定されたが、これに限定されない。例えば、一対一の関係にある機器の固有識別情報は、対応関係を持っていれば(一対一の関係に紐付けされていれば)異なる情報であってもよい。
上記各実施形態において、遠隔呼出装置2,7が表示部24,74を含んだが、これに限定されない。例えば、遠隔呼出装置7は、少なくとも呼出スイッチ70と、制御部73と、送受信部71とを備えていてもよい。
上記各実施形態において、遠隔呼出装置2,7の表示部24,74が、呼出し状態である旨を表示するLED表示器24a,74aと、遊技機Pの遊技情報を表示するディスプレイ表示器24b,74bとを別個に含んだが、これに限定されない。例えば、遠隔呼出装置2,7の表示部24,74は、呼出し状態である旨を表示する構成と、遊技情報を表示する構成とを兼用させてもよい。この点、第一実施形態における主呼出装置1の表示部10、及び第二実施形態における呼出装置4の表示部41も同様である。
上記各実施形態において、ホールスタッフの保有するリモートコントローラ3,5によって呼出し状態の表示を解除するようにしたが、これに限定されない。呼出し状態の解除は、例えば、主呼出装置1の呼出スイッチ14や呼出装置4の呼出スイッチ40、遠隔呼出装置2,7の呼出スイッチ20,70の操作によって行うようにしてもよい。
この場合、表示部10,24,41,74が呼出し状態である旨を表示している状態を条件として、呼出装置4の呼出スイッチ40又は遠隔呼出装置7の呼出スイッチ70に対する操作にが行われたときに、送信側の装置1,2,6,7の送受信部11,21,61,71から記憶部12,22,62,72に記憶された固有識別情報とともに、呼出スイッチ14,20,40,70が操作された旨の情報を送信し、受信側の装置1,2,6,7の制御部13,23,63,73が「記憶部12,22,62,72に記憶された固有識別番号と関連付けられた固有識別番号を含み、且つ呼出スイッチ14,20,40,70が操作された旨の情報が含まれていると判断すると、表示部10,24,41,74の呼出し状態の表示を解除させるようにすればよい。但し、ホールスタッフの利便性を考慮すれば、上記各実施形態と同様に、リモートコントローラ3,5によって表示部10,24,41,74の呼出し状態の表示を解除させるようにすることが好ましいことは言うまでもない。
上記各実施形態において、遠隔呼出装置2,7の表示部24,74が遊技情報を表示するようにしたが、これに限定されない。例えば、遠隔呼出装置2,7の表示部24,74は、呼出し状態である旨のみを表示するようにされてもよい。