JP2019016554A - 端子金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子金具と回路基板との接続信頼性の低下を抑制することができる端子金具を提供すること。【解決手段】導電部5bと半田6を介して導通可能に電気的に接続される接続部32と、接続部32より延在方向における後端36側に設けられるダボ33と、半田6の主成分でする金属よりも濡れ性の低い第1の金属を主成分とする内層3bと、第1の金属よりも濡れ性の高い第2の金属を主成分とする外層3cとを含む複数のめっき層とを有する端子金具3であって、ダボ33は、幅方向において突出する一対の変形部33bと、対向方向における両端のうち一端が表面部33aに連結され、他端が変形部33bに連結される内部露出面33cと、を有し、一対の変形部33bは、幅方向における一対の変形部33bを合わせた長さがスルーホール5aの径よりも大きくなるよう形成され、一対の内部露出面33cは、第1の金属が露出している。【選択図】図8

Description

本発明は、端子金具に関する。
従来、プリント回路基板に半田接続される端子金具は、回路基板に形成されたスルーホールに挿入される端子本体を備えている(特許文献1参照)。回路基板の表面には、錫を主成分とする半田がスルーホールの開口を覆うように印刷されており、半田を貫通させながら端子本体がスルーホールに挿入される。その後、回路基板がリフロー炉に通されて、半田が溶融固化されることにより、端子本体と回路基板との間に、半田のフィレット部が形成され、端子本体に導電可能に接続される。
特開2011−151247号公報
ところで、端子金具は、回路基板への搭載前において、端子金具の先端に錫よりも濡れ性の低い金属によるメッキ層を形成することで、リフロー処理によって溶けた半田が、端子金具の先端より後端側へと吸い上げられる。つまり、端子金具に錫よりも濡れ性の低い金属によるメッキ層を形成することで半田の移動を抑制することが可能となっている。一方で、多極コネクタを回路基板に搭載する際には、多極コネクタが有する複数の端子金具を同時に回路基板と電気的に接続することとなるが、それぞれ端子金具の端子出代が異なってくる為、半田の吸い上がりにばらつきが生じてしまう。従って、端子金具と、スルーホールの内周面やスルーホールの表裏両面の開口縁部に形成された導電部との導通接続性が低下する可能性があり、接続信頼性の低下を招くおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、端子金具と回路基板との接続信頼性の低下を抑制することができる端子金具を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、先端が回路基板に向けて延在方向に延在する端子金具であって、先端側に設けられ、かつ前記回路基板のスルーホールの内周面および開口縁部に形成された導電部と半田を介して導通可能に電気的に接続される接続部と、前記接続部より延在方向における先端側と反対側である後端側に設けられるダボと、前記半田の主成分である金属よりも濡れ性の低い第1の金属を主成分とする内層と、前記第1の金属よりも濡れ性の高い第2の金属を主成分とする最外層とを含むめっき層と、を有し、前記ダボは、延在方向と直交する対向方向において対向する表面部と、延在方向および対向方向と直交する幅方向において前記表面部を間に挟み、かつ幅方向において突出する一対の変形部と、対向方向における両端のうち一端が前記表面部に連結され、他端が前記変形部に連結される内部露出面と、を有し、前記一対の変形部は、幅方向における前記一対の変形部を合わせた長さが前記スルーホールの径よりも大きく形成され、前記一対の内部露出面は、少なくとも前記第1の金属が露出している、ことを特徴とする。
本発明にかかる端子金具は、端子金具と回路基板との接続信頼性の低下を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態のコネクタを示す斜視図である。 図2は、図1に示すコネクタを別方向から見たときの斜視図である。 図3は、実施形態のコネクタを示す分解斜視図である。 図4は、実施形態の端子金具を示す斜視図である。 図5は、図4の拡大図であり、ダボを示す斜視図である。 図6は、端子金具を回路基板に搭載する前の背面から見た拡大模式図である。 図7は、図6における端子金具を回路基板に搭載した後の拡大模式図である。 図8は、図2のX−X線断面から見た拡大模式図である。
以下に、本発明にかかる端子金具の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
〔実施形態〕
図1〜図8のX方向は、本実施形態における、端子金具3が回路基板5に向かい延在する延在方向であり、コネクタ1の上下方向である。Y方向は、延在方向と直交する幅方向であり、本実施形態におけるコネクタ1の配列方向である。Z方向は、延在方向および幅方向と直交する対向方向であり、本実施形態におけるコネクタ1における前後方向である。X1方向は端子金具3の先端35が回路基板5に向かう方向(以下、延在方向の先端35側と称する)で、X2方向は端子金具3の先端35から後端36に向かう方向で、端子金具3が一直線状のときに回路基板5から離れる方向である。
本実施形態に係るコネクタ1は、図1に示すように、筐体の内部に端子金具3を収容して構成され、この端子金具3を相手側端子と導電接続させるものであり、いわゆる電線対電線接続用の接続機構や電線対基板用の接続機構を構成するものである。本実施形態では、このコネクタの一例として、電線対基板用の接続機構の1つであるコネクタ1を挙げて説明する。コネクタ1は、図2に示すように、ハウジング2(筐体)に支持される複数の端子金具3を回路基板(Printed Circuit Board:PCB)5に半田6を介して導通可能に電気的に接続して構成される。コネクタ1は、嵌合相手の相手側コネクタ(図示せず)と嵌合して内部の端子金具3を相手側コネクタに収容される端子金具(図示せず)と導通可能に電気的に接続させる。この導通接続により、端子金具3に接続される回路基板5は、相手側コネクタの端子金具に接続される電線等と電気的に接続することができる。コネクタ1は、ハウジング2と、端子金具3と、アライニングプレート4と、を有する。
ハウジング2は、図3に示すように、絶縁性の合成樹脂からなる略直方体のブロック状をなしており、嵌合口21と、収容空間22と、端子保持壁23と、を有している。嵌合口21は、相手側コネクタとの嵌合側となる面に形成されており、収容空間22は、この嵌合口21から内方に向けて複数の端子金具3の一部を収容するとともに、相手側コネクタを嵌入するよう形成されている。端子保持壁23は、このハウジング2の収容空間22を形成する壁のうち、前後方向において嵌合口21に対向するよう形成されており、複数の端子金具3を圧入して保持するための複数の端子圧入孔23aが形成されている。
端子金具3は、先端35が回路基板5に向けて延在方向に延在するものである。端子金具3は、全体が導電性の金属材等で構成されており、図4に示すように、棒状に形成された角形線材からなる線材端子である。端子金具3は、各端子圧入孔23aにそれぞれ対応して、ハウジング2に対して設けられており、各端子圧入孔23aおよび回路基板5のスルーホール5aに対応した矩形柱状に形成されており、延在方向と直交する平面における断面形状が矩形状に形成される。各端子金具3は、相手側コネクタの各端子金具にそれぞれ対応し、端子どうしが接続するように一部を端子保持壁23から収容空間部22に向けて突出した状態で保持するようになっている。各端子金具3は、母材3aに、内層3bと、外層3cと、からなる2層のめっき層が形成されており、図8に示すように、本体部31と、接続部32と、ダボ33と、圧入部34と、を有している。
内層3bは、図8に示すように、母材3aの表面に形成されており、半田6の主成分である金属よりも濡れ性の低い第1の金属を主成分としている。また、外層3cは、図8に示すように、内層3bの表面に形成されており、第1の金属よりも濡れ性の高い第2の金属を主成分としている。母材3aおよび外層3cは、内層3bによって離間されている。本実施形態における半田6は、主成分が例えば錫(Sn)であり、母材3aは主成分が例えば銅(Cu)である。また、内層3bは、主成分である第1の金属が例えばニッケル(Ni)であり、母材3aの表面に対してめっき処理により形成されている。また、外層3cは、主成分である第2の金属が例えば錫(Sn)であり、内層3bの表面に対してめっき処理により形成されている。なお、本発明における外層3cとは、最外層に設けられためっき層のことである。
本体部31は、端子金具3における延在方向の後端36側に設けられている。本実施形態における本体部31は、ダボ33よりも後端36側である。接続部32は、図4に示すように、端子金具3における延在方向の先端35側に設けられ、回路基板5に対して半田6を介して導通可能に電気的に接続するように形成されている。本実施形態における接続部32は、ダボ33よりも先端35側である。ダボ33は、図4に示すように、接続部32より延在方向における後端36側に設けられる。ダボ33は、例えば図5に示すように、比較的単純な構造の突起や段差から成る。ダボ33は、表面部33aと、変形部33bと、内部露出面33cと、を有している。なお、本実施形態におけるダボ33は、延在方向の後端36側が本体部31と連続しており、延在方向の先端35側が接続部32に連続している。
表面部33aは、ダボ33におけるプレス成型時に加工されない部分であり、図5に示すように、対向方向に対向して形成されている。表面部33aは、外層3cが露出しており、延在方向の後端36側が本体部31と連続しており、延在方向の先端35側が接続部32に連続している。変形部33bは、ダボ33におけるプレス成形時に加工される部分であり、図5に示すように、ダボ33におけるプレス面および突出部分である。変形部33bは、幅方向において表面部33aを間に挟み、かつ幅方向において突出して形成されている。一対の変形部33bは、幅方向における一対の変形部33bを合わせた長さがスルーホール5aの径よりも大きく形成されている。つまり、変形部33bは、延在方向の先端35側の一部が回路基板5の上方向の面に当接するよう形成されている。本実施形態における変形部33bは、幅方向における一対の変形部33bを合わせた長さが延在方向における先端35側から後端36側に向かって小さくなるように、傾斜形状に形成されている。
内部露出面33cは、ダボ33におけるプレス成型時に内層3bが露出される部分であり、図5に示すように、対向方向における両端のうち一端が表面部33aに連結され、他端が変形部33bに連結されて形成されている。つまり、内部露出面33cにおいては、第1の金属が露出していることとなる。なお、内部露出面33cは、阻害面33c1を有しており、図5に示すように、一対の内部露出面33cにおける延在方向の後端36側に設けられている。一対の阻害面33c1は、幅方向における外側に向かって形成されている。本実施形態における一対の阻害面33c1は、延在方向の後端36側に進むにつれて先細りとなっていき、互いが離れる方向に向かうように湾曲することで、延在方向の後端36側の端部が、端子金具3における幅方向に対向する面に繋がるよう形成されている。
圧入部34は、ダボ33より延在方向の後端36側に設けられており、ハウジング2の端子圧入孔23aに圧入されるものである。本実施形態における圧入部34は、ダボ33と同形状であり、幅方向における一対の変形部を合わせた長さが端子圧入孔23aの径よりも大きく形成されている。また、幅方向における一対の変形部を合わせた長さが延在方向における先端35側から後端36側に向かって小さくなるように、傾斜形状に形成されている。本実施形態におけるダボ33および圧入部34は、1つのプレス成型機で成型することができる。
アライニングプレート4は、図3に示すように、樹脂から形成され、細長の平板状に形成されている。アライニングプレート4は、ハウジング2に圧入もしくは係止させる構造を設けることで、ハウジング2に固定することが可能となっており、ハウジング2に取り付けられた状態でハウジング2の底面に沿って配置される。なお、アライニングプレート4は、表裏に貫通する複数の位置決め孔41が形成されており、各位置決め孔41に各端子金具3を挿通可能となっている。
回路基板5は、種々の電子部品(図示せず)が実装され、電気的に接続する電子回路を構成するものである。回路基板5は、例えば、エポキシ樹脂、ガラスエポキシ樹脂、紙エポキシ樹脂やセラミック等の絶縁性の材料からなり、銅等の導電性の材料によって配線パターン(図示せず)が印刷されている。回路基板5は、スルーホール5aと、導電部5bと、を有している。
スルーホール5aは、図6に示すように、各端子金具3にそれぞれ対応して設けられており、回路基板5において、所定の箇所に端子金具3が挿入されるよう形成されている。各スルーホール5aの径は、幅方向における一対の変形部33bを合わせた長さよりも小さくなるよう設定されている。導電部5bは、図6に示すように、銅等の導電性の材料によってスルーホール5aの内周面および開口縁部に形成されたものであり、回路基板5に形成された回路パターンに導通接続される。
次に、本実施形態の端子金具3の製造方法について説明する。まず、銅板からプレス成型により端子金具3を成型する。この成型の際に、端子金具3は、直線状に形成するが、ダボ33は形成しない。次に、端子金具3の全体にニッケル下地めっきを施し、端子金具3の全体に錫めっきを施すようにする。これにより、母材3aに内層3aと外層3bとからなる2層のめっき層を形成する。次に、端子金具3の延在方向の先端35側における対向方向において向かい合う表面部分に対して、対向方向にプレスすることで、幅方向における外側に向かって突出する変形部33bを成型するとともに、内部露出面33cを形成する。これにより、端子金具3に対してダボ33が形成される。次に、端子金具3の延在方向の後端36側における対向方向において向かい合う表面部分を、対向方向にプレスすることで、圧入部34を形成する。
次に、本実施形態のコネクタ1の組み立て方法について説明する。まず、直線状に形成された各端子金具3の後端36側に設けられた圧入部34をハウジング2の各端子圧入孔23aにそれぞれ圧入する。次に、各端子金具3の先端35側を90度曲げて、下方向と平行にすることで、ハウジング2の底面から突出させる。次に、各端子金具3の先端35側をアライニングプレート4の各位置決め孔41に挿入し、各位置決め孔41に対して各端子金具3の接続部32およびダボ33を挿通させることで、アライニングプレート4がハウジング2に固定され、コネクタ1の組み立てが完了する。
次に、コネクタ1の回路基板5に対する実装方法について説明する。まず、図6に示すように、回路基板5の上面に、スクリーン印刷機でクリーム状の半田6をスルーホール5aの開口に印刷することにより、クリーム状の半田6を回路基板5に対して塗布する。次に、各スルーホール5aに対して各端子金具3をそれぞれ挿入する。ここで、図7に示すように、各端子金属3のダボ33は、回路基板5の上面にそれぞれ当接する。次に、回路基板5をリフロー炉(図示せず)に通してリフロー半田付けを行う。ここで、クリーム状の半田6は、リフロー炉の熱によって溶融し、半田6に包含されるフラックスが各端子金具3の外層3cに濡れ広がる。このとき、各ダボ33の内部露出面33cには、半田6の主成分である錫よりも濡れ性の低いニッケルを露出しているので、各ダボ33においては、半田6の吸い上がりを抑制することができる。また、各端子金具3の接続部32には、ニッケルよりも濡れ性の高い錫を主成分とする外層3cが露出していることとなるので、各接続部32においてニッケルが露出していないので、半田6が溜まり易くなる。
以上で説明したコネクタ1によれば、ダボ33が、表面部33aを間に挟み、延在方向と対向方向と直交する幅方向に延びる一対の変形部33bを有しており、幅方向における一対の変形部33bを合わせた長さがスルーホール5aの径よりも大きくなるよう形成されている。この形状により、ダボ33の一対の変形部33bが回路基板5にそれぞれ当接するため、回路基板5から端子金具3の先端35までの端子出代を一定に保つことが可能となる。また、ダボ33の内部露出面33cに半田6の主成分である金属よりも濡れ性の低い第1の金属を露出させ、端子金具3の表面に第1の金属よりも濡れ性の高い第2の金属を主成分とする最外層からなる複数のめっき層が形成されている。これにより、ダボ33における半田6の吸い上がりを抑制することができる。以上のことから、接続部32における半田6の濡れ性のばらつきを抑制し、また、複数の端子金具3を同時に回路基板5に搭載する場合であっても、回路基板5とダボ33の内部露出面33cとの相対位置を一定に保つことが可能となる。また、端子金具3が回路基板5の導電部5bと確実に導通接続させることができ、複数の端子金具3を同時に回路基板5に搭載する場合であっても、端子金具3において、半田6の吸い上がりが均一となり、端子金具3回路基板10との接続信頼性の低下を抑制することができる。
また、内部露出面33cはプレスにより形成されるが、プレス工程により、内部露出面33cに濡れ性の低い第1の金属を露出させつつ、端子金具3に濡れ性の高い第2の金属を形成することが可能となるため、従来通りのめっき工程、プレス工程で接続部32および内部露出面33cを製造することができる。
また、半田6は錫を主成分とする金属とし、第1の金属はニッケルとし、第2の金属は錫をすることで、接続部32においてめっき層の最外層である外層3cが錫を主成分とする金属を形成させ、内部露出面33cにニッケルを露出させる。従って、従来通りの電気的性能を維持し、かつ従来通りの材料で内部露出面33cおよび接続部32が形成された端子金具3を製造することができる。
また、一対の内部露出面33cに設けた阻害面33c1が、幅方向における外側に向かうよう形成されていることで、半田6が延在方向の後端36側に吸い上がるのを阻害面33c1が阻むこととなる。従って、ダボ33における半田6の吸い上がりをさらに抑制することができる。
また、上記実施形態においては、各端子金具3の母材3aは銅からなるが、この形状に限定されるものではなく、例えば銅合金や鉄からなる金属材料であっても良い。
また、上記実施形態においては、各端子金具3の内層3bはニッケルからなるが、この形状に限定されるものではなく、半田6の主成分である金属よりも濡れ性の低い金属であれば、ニッケル以外の金属材料であってもよく、例えばニッケル合金からなる金属材料であってもよい。
また、上記実施形態においては、各端子金具3の外層3cは錫からなるが、この形態に限定されるものではなく、内層3bの主成分である第1の金属よりも濡れ性の高い金属であれば、錫以外の金属材料であっても良く、例えば錫合金や金からなる金属材料であっても良い。
また、上記実施形態においては、一対の内部露出面33cは内層3bが露出されているが、この形態に限定されるものではなく、例えば内層3bおよび母材3aが露出されていてもよい。
また、上記実施形態においては、一対の内部露出面33cは、延在方向の後端36側に阻害面33c1を設けているが、この形状に限定されるものではなく、阻害面33c1を設けなくとも良い。
また、上記実施形態においては、一対の阻害面33c1は、互いが離れる方向に向かうよう湾曲しているが、この形状に限定されるものではなく、例えば、延在方向の後端36側の端部が、端子金具3における幅方向に対向する面に繋がるよう屈曲し、延在することで、一対の阻害面33c1が延在方向の後端36側に向かう方向と対向するよう形成されていても良い。
また、上記実施形態においては、各端子金具3は、母材3aに、内層3b、外層3cからなる2層のめっき層が形成されている。しかし、この形態に限定されるものではなく、例えば、3層やそれ以上の層からなるめっき層であっても良い。この形態の場合、いずれかの内層3bに半田6の主成分である金属よりも濡れ性の低い第1の金属を主成分とする層が含まれており、最外層である外層3cに第1の金属よりも濡れ性の高い第2の金属を主成分とする層であれば良い。
また、上記実施形態においては、一対の変形部33bは、幅方向における外側に向かって突出するが、この形状に限定されるものではなく、例えば、対向方向に延びていても良い。
また、上記実施形態においては、圧入部34は、ダボ33と同形状であるが、この形状に限定されるものではなく、圧入部34とダボ33が異なる形状であっても良い。
1 コネクタ
2 ハウジング
3 端子金具
3b 内層
3c 外層
32 接続部
33 ダボ
33a 表面部
33b 変形部
33c 内部露出面
33c1 阻害面
35 先端
36 後端
4 アライニングプレート
5 回路基板
5a スルーホール
5b 導電部
6 半田

Claims (3)

  1. 先端が回路基板に向けて延在方向に延在する端子金具であって、
    先端側に設けられ、かつ前記回路基板のスルーホールの内周面および開口縁部に形成された導電部と半田を介して導通可能に電気的に接続される接続部と、
    前記接続部より延在方向における先端側と反対側である後端側に設けられるダボと、
    前記半田の主成分である金属よりも濡れ性の低い第1の金属を主成分とする内層と、前記第1の金属よりも濡れ性の高い第2の金属を主成分とする最外層とを含むめっき層と、
    を有し、
    前記ダボは、
    延在方向と直交する対向方向において対向する表面部と、
    延在方向および対向方向と直交する幅方向において前記表面部を間に挟み、かつ幅方向において突出する一対の変形部と、
    対向方向における両端のうち一端が前記表面部に連結され、他端が前記変形部に連結される内部露出面と、
    を有し、
    前記一対の変形部は、幅方向における前記一対の変形部を合わせた長さが前記スルーホールの径よりも大きく形成され、
    前記一対の内部露出面は、少なくとも前記第1の金属が露出している、
    ことを特徴とする端子金具。
  2. 請求項1に記載の端子金具において、
    前記半田は、錫を主成分とするものであり、
    前記第1の金属は、ニッケルであり、
    前記第2の金属は、錫である、
    端子金具。
  3. 請求項1または2に記載の端子金具において、
    前記一対の内部露出面は、延在方向の後端側に阻害面がそれぞれ形成され、
    前記阻害面は、幅方向において外側に向かって形成される、
    端子金具。
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