JP2019019155A - ナノカーボン分散液 - Google Patents
ナノカーボン分散液 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019019155A JP2019019155A JP2017135695A JP2017135695A JP2019019155A JP 2019019155 A JP2019019155 A JP 2019019155A JP 2017135695 A JP2017135695 A JP 2017135695A JP 2017135695 A JP2017135695 A JP 2017135695A JP 2019019155 A JP2019019155 A JP 2019019155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nanocarbon
- polymer
- dispersion
- molecular weight
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Abstract
Description
[1]ナノカーボン物質、有機溶媒、及び高分子分散剤を含有するとともに、前記有機溶媒中に前記ナノカーボン物質が分散しており、前記高分子分散剤が、下記(1)〜(3)の要件を満たすポリマーであるナノカーボン分散液。
(1)ゲルパーミエーションクロマトグラフィにより測定されるポリスチレン換算の数平均分子量Mn1が2,000〜6,000であるとともに、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)が1.5以下である、ポリアルキレングリコール(C2〜C4)鎖、ポリアルキレングリコール(C2〜C4)モノアルキル(C1〜C22)エーテル鎖、ポリ(ヒドロキシアルキル(C2〜C18)カルボン酸)鎖、及びポリシロキサン鎖のいずれかのポリマー鎖の片末端にα,β−不飽和結合を有するマクロモノマー(A)と、芳香環を有するα,β−不飽和結合含有モノマー(B)と、塩基性基を有するα,β−不飽和結合含有モノマー(C)と、を構成成分として90質量%以上含み、かつ、構成成分に占める前記マクロモノマー(A)の割合が50〜95質量%である。
(2)ゲルパーミエーションクロマトグラフィにより測定されるポリスチレン換算の数平均分子量が、Mn1×a(但し、1<a<2)、かつ、10,000以下である。
(3)アミン価が、30〜150mgKOH/gである。
[2]前記ナノカーボン物質が、カーボンナノチューブ類及びナノグラフェン類の少なくともいずれかである前記[1]に記載のナノカーボン分散液。
[3]前記ナノカーボン物質100質量部に対する、前記高分子分散剤の含有量が10〜200質量部であり、前記ナノカーボン物質の含有量が、15質量%以下である前記[1]又は[2]に記載のナノカーボン分散液。
[4]前記α,β−不飽和結合含有モノマー(B)が、スチレン及びα−メチルスチレンの少なくともいずれかである前記[1]〜[3]のいずれかに記載のナノカーボン分散液。
[5]前記α,β−不飽和結合含有モノマー(C)が、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、及びビニルイミダゾールからなる群より選択される少なくとも一種である前記[1]〜[4]のいずれかに記載のナノカーボン分散液。
以下、本発明の実施の形態について説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。本発明のナノカーボン分散液は、ナノカーボン物質、有機溶媒、及び高分子分散剤を含有するとともに、有機溶媒中にナノカーボン物質が分散した、いわゆる有機溶媒系の分散液である。以下、本発明のナノカーボン分散液の詳細について説明する。
ナノカーボン物質は、炭素原子の共有結合により形成されたナノサイズの六員環グラファイト構造を有するグラフェンシートからなる物質である。ナノカーボン物質は、従来の炭素化合物にはない特性や機能を発現する次世代材料として注目されている。ナノカーボン物質としては、カーボンナノチューブ類、ナノグラフェン類を挙げることができる。これらのナノカーボン物質は、1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
ナノカーボン物質を分散させる分散媒体となる有機溶媒としては、従来公知の有機溶媒を用いることができる。有機溶媒としては、水を実質的に含有しない非含水有機溶媒の他、少量の水を含有する含水有機溶媒を用いることができる。
本発明のナノカーボン分散液は、有機溶媒中にナノカーボン物質を分散させる高分子分散剤を含有する。この高分子分散剤は、以下に示す(1)〜(3)の要件を満たすポリマーである。
(1)ゲルパーミエーションクロマトグラフィにより測定されるポリスチレン換算の数平均分子量Mn1が2,000〜6,000であるとともに、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)が1.5以下である、ポリアルキレングリコール(C2〜C4)鎖、ポリアルキレングリコール(C2〜C4)モノアルキル(C1〜C22)エーテル鎖、ポリ(ヒドロキシアルキル(C2〜C18)カルボン酸)鎖、及びポリシロキサン鎖のいずれかのポリマー鎖の片末端にα,β−不飽和結合を有するマクロモノマー(A)と、芳香環を有するα,β−不飽和結合含有モノマー(B)と、塩基性基を有するα,β−不飽和結合含有モノマー(C)と、を構成成分として90質量%以上含み、かつ、構成成分に占める前記マクロモノマー(A)の割合が50〜95質量%である。
(2)ゲルパーミエーションクロマトグラフィにより測定されるポリスチレン換算の数平均分子量が、Mn1×a(但し、1<a<2)、かつ、10,000以下である。
(3)アミン価が、30〜150mgKOH/gである。
その他のモノマーとしては、(メタ)アクリル酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリレート系モノマー;(メタ)アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミドなどの(メタ)アクリルアミド系モノマー;(メタ)アクリロニトリル;酢酸ビニル、酪酸ビニルなどのアルカン酸ビニル系モノマー;N−ビニルピロリドン、N−ビニルカルバゾールなどのアミドビニル系モノマー;マレイン酸、イタコン酸、これらのモノ、ジエステル、モノ、ジアミドなどの二塩基酸不飽和モノマーなどを挙げることができる。
本発明のナノカーボン分散液は、ナノカーボン物質、有機溶媒、及び高分子分散剤以外のその他の成分を含有してもよい。その他の成分としては、各種の添加剤や樹脂などを挙げることができる。添加剤としては、油溶性染料、顔料、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、レベリング剤、消泡剤、防腐剤、防カビ剤、光重合開始剤、高分子分散剤以外の顔料分散剤などを挙げることができる。樹脂としては、ポリオレフィン樹脂、ポリハロゲン化オレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリメタクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエポキシ樹脂、ポリフェノール樹脂、ポリウレア樹脂、ポリエーテルスルフォン樹脂などを挙げることができる。
本発明のナノカーボン分散液は、ナノカーボン物質、有機溶媒、及び高分子分散剤を混合し、分散処理することで容易に調製することができる。分散処理の方法は特に限定されず、従来公知の方法を採用することができる。例えば、ディスパー撹拌、三本ロールを用いる混練、超音波分散、ビーズミル分散、乳化装置、高圧ホモジナイザーなどを用いた分散などの分散方法を採用することができる。なかでも、ビーズミル分散、超音波分散、高圧ホモジナイザーを用いる方法が、分散効果が高いために好ましい。
ナノカーボン分散液中のナノカーボン物質の分散性は、例えば、分光光度計を使用して分散液の吸光度を測定する方法等で評価することができる。
具体的には、分光光度計を使用してナノカーボン物質の濃度が既知の標準試料の吸光度を測定し、検量線を作成する。一方、ナノカーボン分散液を遠心分離処理し、分散しきれなかったナノカーボン物質を沈降分離して除去する。除去後のナノカーボン分散液の吸光度を必要に応じて希釈して測定し、作成した検量線からナノカーボン物質の濃度を算出する。算出したナノカーボン物質の濃度と、設計したナノカーボン物質の濃度を比較することで、ナノカーボン分散液の分散性を評価することができる。また、ナノカーボン分散液を長期間静置した後、凝集物の有無を確認することによって分散性を評価することもできる。さらに、ガラスプレートなどに滴下したナノカーボン分散液の状態を電子顕微鏡などで確認する方法や、ナノカーボン分散液を用いて形成した塗膜の電気導電率を測定する方法などによっても、分散性を評価することができる。
本発明のナノカーボン分散液は、ナノカーボン物質が良好な状態で分散しているため、例えば、塗料、インキ、樹脂成形品等の材料として有用である。さらに、導電性材料や熱導電剤としての利用や、帯電防止材料としての応用も期待できる。ナノカーボン物質が分散した塗料やインキは、従来公知の方法により調製することができる。例えば、本発明のナノカーボン分散液に、塗料又はインキの組成となるように、溶剤、樹脂、及び添加物などを添加する方法;或いは、市販の塗料やインキにナノカーボン分散液を添加する方法等によって、塗料やインキを調製することができる。また、ナノカーボン物質が分散した樹脂成形品は、溶融状態の樹脂材料にナノカーボン分散液を添加して混合した後、有機溶媒を除去する方法;微粉末状態の樹脂材料にナノカーボン分散液を添加した後、有機溶媒を除去する、又はナノカーボン物質を析出させる方法;等によって製造することができる。
(合成例1)
(a)マクロモノマーの合成
撹拌機、還流コンデンサー、温度計、及び滴下ロートを取り付けた反応装置に、片末端アミノ化ポリプロピレングリコールポリエチレングリコールモノメチルエーテル共重合体(商品名「ジェファーミンM2005」、ハンツマン社製、アミン価(実測):28.05mgKOH/g)(M2005)400部(0.2mol)、及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMAc)256.32部を入れ、室温で10分間撹拌して均一化した。メタクリル酸2−イソシアナトエチル(商品名「カレンズMOI」、昭和電工社製)(MOI)31.04部(0.2mol)、及びPGMAc31.04部を別容器に入れて混合液を調製した。滴下ロートを用いて調製した混合液を反応装置内へ30分間かけて滴下した。滴下開始直後から緩やかな発熱が観測された。サンプリングしてIR測定し、MOI由来のイソシアネート基の吸収の消失及び尿素結合の生成を確認し、α,β−不飽和結合を有するマクロモノマー(A)が生成したことを確認した。乾燥機を用いて恒量に達するまで140℃で加熱して測定及び算出した固形分は、60.0%であった。以下、この方法で固形分を測定及び算出した。得られたマクロモノマー(A)を「MAC−1」とする。GPC(展開溶媒:テトラヒドロフラン)により測定したポリスチレン換算のMAC−1の数平均分子量(Mn1)は、3,500であった。以下、この条件で各種ポリマーの分子量を測定した。
撹拌機、還流コンデンサー、温度計、及び窒素導入管を取り付けた反応装置に、PGMAc30.8部、MAC−1 179.6部、α−メチルスチレン(αMS)3.0部、スチレン(St)25.2部、及びメタクリル酸2−(N,N−ジメチルアミノ)エチル(DMAEMA)18.0部を入れ、窒素をバブリングさせながら70℃まで加温した。2,2’−アゾビス(イソ酪酸)ジメチル(商品名「V−601」、和光純薬社製)(V−601)3.0部を添加し、70℃で4時間重合した。V−601 0.5部をさらに添加し、70℃で4時間重合してポリマー溶液を得た。サンプリングして測定したポリマーの数平均分子量(Mn)は6,400であり、分子量分布(分散度(PDI))は2.2であり、原料として用いたMAC−1に由来するピークはほとんど認められなかった。また、ポリマー溶液の固形分は60.8%であった。さらに、電位差自動滴定装置を使用し、0.1N塩酸/イソプロパノール溶液を滴定液として測定したポリマーのアミン価は41.9mgKOH/gであった。以下、この条件で各種ポリマーのアミン価を測定した。得られたポリマーを「GP−1」とする。
撹拌機、還流コンデンサー、温度計、及び窒素導入管を取り付けた反応装置に、PGMAc17.9部、MAC−1 179.6部、αMS2.0部、メタクリル酸メチル(MMA)12.9部、及び4−ビニルピリジン(4VP)12.0部を入れ、窒素をバブリングさせながら70℃まで加温した。V−601 3.0部を添加し、70℃で4時間重合した。V−601 0.5部をさらに添加し、70℃で4時間重合してポリマー溶液を得た。サンプリングして測定したポリマーのMnは5,900であり、PDIは2.31であり、原料として用いたMAC−1に由来するピークはほとんど認められなかった。また、ポリマー溶液の固形分は61.0%であり、ポリマーのアミン価は47.8mgKOH/gであった。得られたポリマーを「GP−2」とする。
合成例2で用いたものと同様の反応装置に、PGMAc111.1部、片末端メタクリロイロ化ポリエチレングリコールモノメチルエーテル(商品名「PME−4000」、日油社製、Mn(GPC)5,500)(PME−4000)100.0部、αMS2.0部、St33.5部、及び1−ビニルイミダゾール(VI)31.1部を入れ、窒素をバブリングさせながら70℃まで加温した。V−601 3.0部を添加し、70℃で4時間重合した。V−601 0.5部をさらに添加し、70℃で4時間重合してポリマー溶液を得た。サンプリングして測定したポリマーのMnは8,500であり、PDIは2.11であり、原料として用いたPME−4000に由来するピークはほとんど認められなかった。また、ポリマー溶液の固形分は61.5%であり、ポリマーのアミン価は112.5mgKOH/gであった。得られたポリマーを「GP−3」とする。
合成例2で用いたものと同様の反応装置に、PGMAc111.1部、ポリε−カプロラクトンモノメタクリレート(CLMA)100.0部、αMS3.0部、メタクリル酸ベンジル(BzMA)27.6部、及びDMAEMA36.0部を入れ、窒素をバブリングさせながら70℃まで加温した。なお、CLMAは、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルを開始剤としてε−カプロラクトンを開環重合して得られる、ポリε−カプロラクトン末端メタクリレートであり、平均重合度は38.3、Mn(GPC)は4,500である。V−601 3.0部を添加し、70℃で4時間重合した。V−601 0.5部をさらに添加し、70℃で4時間重合してポリマー溶液を得た。サンプリングして測定したポリマーのMnは7,800であり、PDIは2.06であり、原料として用いたCLMAに由来するピークはほとんど認められなかった。また、ポリマー溶液の固形分は61.1%であり、ポリマーのアミン価は77.2mgKOH/gであった。得られたポリマーを「GP−4」とする。
合成例2で用いたものと同様の反応装置に、PGMAc95.2部、片末端メタクリロイロキシプロピルジメチルシロキサン(商品名「X−22−174BX」、信越化学工業社製、Mn(GPC)2,600)(174BX)100部、αMS3.0部、St8.0部、及び2−ビニルピリジン(2VP)31.8部を入れ、窒素をバブリングさせながら70℃まで加温した。V−601 6.0部を添加し、70℃で4時間重合した。V−601 0.5部をさらに添加し、70℃で4時間重合してポリマー溶液を得た。サンプリングして測定したポリマーのMnは4,500であり、PDIは2.02であり、原料として用いた174BXに由来するピークはほとんど認められなかった。また、ポリマー溶液の固形分は61.7%であり、ポリマーのアミン価は120.1mgKOH/gであった。得られたポリマーを「GP−5」とする。
合成例2で用いたものと同様の反応装置に、PGMAc95.3部、片末端メタクリロイロ化ポリエチレングリコールモノメチルエーテル(商品名「PME−1000」、日油社製、Mn(GPC)1,200)(PME−1000)100.0部、St24.9部、及びDMAEMA18.0部を入れ、窒素をバブリングさせながら70℃まで加温した。V−601 3.0部を添加し、70℃で4時間重合した。V−601 0.5部をさらに添加し、70℃で4時間重合してポリマー溶液を得た。サンプリングして測定したポリマーのMnは8,300であり、PDIは2.15であり、原料として用いたPME−1000に由来するピークはほとんど認められなかった。また、ポリマー溶液の固形分は60.7%であり、ポリマーのアミン価は45.1mgKOH/gであった。得られたポリマーを「GH−1」とする。
合成例2で用いたものと同様の反応装置に、PGMAc18.0部、MAC−1 179.6部、αMS2.0部、MMA22.0部、及び4VP3.0部を入れ、窒素をバブリングさせながら70℃まで加温した。V−601 3.0部を添加し、70℃で4時間重合した。V−601 0.5部をさらに添加し、70℃で4時間重合してポリマー溶液を得た。サンプリングして測定したポリマーのMnは6,700であり、PDIは2.07であり、原料として用いたMAC−1に由来するピークはほとんど認められなかった。また、ポリマー溶液の固形分は60.5%であり、ポリマーのアミン価は12.1mgKOH/gであった。得られたポリマーを「GH−2」とする。
合成例2で用いたものと同様の反応装置に、PGMAc47.8部、MAC−1 179.6部、St 28.0部、MMA 23.8部、2VP 20.0部を入れ、窒素をバブリングさせながら70℃まで加温した。V−601 3.0部を添加し、70℃で4時間重合した。V−601 0.5部をさらに添加し、70℃で4時間重合してポリマー溶液を得た。サンプリングして測定したポリマーのMnは12,200であり、PDIは2.26であり、原料として用いたMAC−1に由来するピークはほとんど認められなかった。また、ポリマー溶液の固形分は60.8%であり、ポリマーのアミン価は59.2mgKOH/gであった。得られたポリマーを「GH−3」とする。
(実施例1:CNT分散液−1)
200mLのポリカップに、カーボンナノチューブ(MWNT、平均径:15nm、平均長:3.0μm)(CNT)2.0部、PGMAc94.71部、及びGP−1(固形分:60.8%)3.29部を入れた。なお、CNT100部に対する、GP−1の量は100部である。この段階で、CNTは湿潤していたが底に沈んでおり、液体の上部は透明であった。ポリカップに撹拌子を入れてマグネチックスターラーで撹拌し、出力300Wの超音波分散機で60分間超音波を照射した。超音波を照射することで液体は均一に黒くなり、CNTの凝集状態が解れて分散液となった。得られた分散液を遠心分離処理し、十分に分散しきれなかったCNTを沈降分離して除去し、CNT分散液−1を得た。得られたCNT分散液−1の顕微鏡写真を図1に示す。図1中、1目盛は20μmである。
200mLのポリカップに、CNT2.0部、N−メチルピロリドン94.72部、及びGP−2(固形分:61.0%)3.28部を入れた。なお、CNT100部に対する、GP−2の量は100部である。この段階で、CNTは湿潤していたが底に沈んでおり、液体の上部は透明であった。ホモジナイザーを使用し、8000rpmで60分間撹拌した。ホモジナイザーを用いて処理することで、液体は均一に黒くなり、CNTの凝集状態が解れて分散液となった。得られた分散液を遠心分離処理し、十分に分散しきれなかったCNTを沈降分離して除去し、CNT分散液−2を得た。
250mLのポリビンに、CNT2.0部、PGMAc94.75部、GP−3(固形分:61.5%)3.25部、及びジルコニアビーズ(直径0.5mm)150部を入れた。なお、CNT100部に対する、GP−3の量は100部である。この段階で、CNTは湿潤していたが底に沈んでおり、液体の上部は透明であった。ペイントコンディショナーを使用して60分間分散処理した。ペイントコンディショナーを用いて処理することで、液体は均一に黒くなり、CNTの凝集状態が解れて分散液となった。得られた分散液を遠心分離処理し、十分に分散しきれなかったCNTを沈降分離して除去し、CNT分散液−3を得た。
PGMAc及びGP−1に代えて、トリメチロールプロパントリオレエート及びGP−4を用いたこと以外は、前述の実施例1と同様にしてCNT分散液−4を得た。
PGMAc及びGP−3に代えて、分岐型炭化水素溶媒(商品名「アイソパーM」、東燃ゼネラル社製)及びGP−5を用いたこと以外は、前述の実施例3と同様にしてCNT分散液−5を得た。
GP−1に代えてGH−1を用いたこと以外は、前述の実施例1と同様にしてCNT分散液−6を得た。得られたCNT分散液−6の顕微鏡写真を図2に示す。図2中、1目盛は20μmである。
GP−3に代えてGH−2を用いたこと以外は、前述の実施例3と同様にしてCNT分散液−7を得た。得られたCNT分散液−7の顕微鏡写真を図3に示す。図3中、1目盛は20μmである。
GP−3に代えてGH−3を用いたこと以外は、前述の実施例3と同様にしてCNT分散液−8を得た。
200mLのポリカップに、ナノグラフェン(平均径:5μm、平均厚:6〜8nm)5.0部、PGMAc78.56部、及びGP−1(固形分:60.8%)16.44部を入れた。なお、ナノグラフェン100部に対する、GP−1の量は200部である。ポリカップに撹拌子を入れてマグネチックスターラーで撹拌し、出力300Wの超音波分散機で60分間超音波を照射して、低粘性液体であるナノグラフェン分散液−1を得た。
GP−1に代えてGH−1を用いたこと以外は、前述の実施例6と同様にして、高粘性のペースト状態のナノグラフェン分散液−2を得た。
(CNT分散液の評価)
分光光度計を使用してCNT濃度既知の標準試料の吸光度を測定し、検量線を作成した。そして、CNT分散液を希釈して調製した測定用試料の吸光度を測定し、作成した検量線からCNT分散液のCNT濃度(%)(遠心分離後)を算出した。結果を表3に示す。さらに、遠心分離後のCNT濃度を設計したCNT濃度で除して、分散安定性(%)を算出した。結果を表3に示す。分散安定性(%)の値が100に近いほど、分散性が良好であることを意味する。また、7日間静置後のCNT分散液の状態(凝集物の有無)を確認した。結果を表3に示す。
ナノグラフェン分散液−2は高粘性のペースト状態であるのに対し、ナノグラフェン分散液−1は低粘性液体であった。また、ナノグラフェン分散液−2中の分散粒子の平均粒子径は6.5μmであるとともに、分散液中に粗大粒子が確認された。これに対し、ナノグラフェン分散液−1中の分散粒子の平均粒子径が3.5μmであるとともに、分散液中に粗大粒子は確認されなかった。
(CNT分散インキを用いて形成した導電性塗膜)
実施例1で調製したCNT分散液−1とアクリル樹脂溶液を混合し、固形分濃度が14〜16%の間になるようにPGMAcで希釈してCNT分散インキを調製した。アクリル樹脂溶液としては、メタクリル酸ベンジル/メタクリル酸共重合体(Mn7,500、酸価100mgKOH/g)のPGMAc溶液(固形分40%)を用いた。バーコーターを使用して厚さ100μmのPETフィルムの表面に、バーコーターを用いて調製したインキを塗工した後、130℃で30分間乾燥させて、厚さ5μmの塗膜を形成した。CNT含有量を変えて形成した塗膜の表面抵抗値を抵抗率計(商品名「ハイレスタ」、三菱ケミカルアナリテック社製)を使用して測定した。結果を表4に示す。
Claims (5)
- ナノカーボン物質、有機溶媒、及び高分子分散剤を含有するとともに、前記有機溶媒中に前記ナノカーボン物質が分散しており、
前記高分子分散剤が、下記(1)〜(3)の要件を満たすポリマーであるナノカーボン分散液。
(1)ゲルパーミエーションクロマトグラフィにより測定されるポリスチレン換算の数平均分子量Mn1が2,000〜6,000であるとともに、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)が1.5以下である、ポリアルキレングリコール(C2〜C4)鎖、ポリアルキレングリコール(C2〜C4)モノアルキル(C1〜C22)エーテル鎖、ポリ(ヒドロキシアルキル(C2〜C18)カルボン酸)鎖、及びポリシロキサン鎖のいずれかのポリマー鎖の片末端にα,β−不飽和結合を有するマクロモノマー(A)と、芳香環を有するα,β−不飽和結合含有モノマー(B)と、塩基性基を有するα,β−不飽和結合含有モノマー(C)と、を構成成分として90質量%以上含み、かつ、構成成分に占める前記マクロモノマー(A)の割合が50〜95質量%である。
(2)ゲルパーミエーションクロマトグラフィにより測定されるポリスチレン換算の数平均分子量が、Mn1×a(但し、1<a<2)、かつ、10,000以下である。
(3)アミン価が、30〜150mgKOH/gである。 - 前記ナノカーボン物質が、カーボンナノチューブ類及びナノグラフェン類の少なくともいずれかである請求項1に記載のナノカーボン分散液。
- 前記ナノカーボン物質100質量部に対する、前記高分子分散剤の含有量が10〜200質量部であり、
前記ナノカーボン物質の含有量が、15質量%以下である請求項1又は2に記載のナノカーボン分散液。 - 前記α,β−不飽和結合含有モノマー(B)が、スチレン及びα−メチルスチレンの少なくともいずれかである請求項1〜3のいずれか1項に記載のナノカーボン分散液。
- 前記α,β−不飽和結合含有モノマー(C)が、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、及びビニルイミダゾールからなる群より選択される少なくとも一種である請求項1〜4のいずれか1項に記載のナノカーボン分散液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017135695A JP6755218B2 (ja) | 2017-07-11 | 2017-07-11 | ナノカーボン分散液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017135695A JP6755218B2 (ja) | 2017-07-11 | 2017-07-11 | ナノカーボン分散液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019019155A true JP2019019155A (ja) | 2019-02-07 |
| JP6755218B2 JP6755218B2 (ja) | 2020-09-16 |
Family
ID=65352798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017135695A Active JP6755218B2 (ja) | 2017-07-11 | 2017-07-11 | ナノカーボン分散液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6755218B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2021172306A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | ||
| KR20220101621A (ko) | 2019-11-15 | 2022-07-19 | 도레이 카부시키가이샤 | 그래핀 분산액 및 정극 페이스트 |
| WO2022215291A1 (ja) * | 2021-04-06 | 2022-10-13 | 大日精化工業株式会社 | カーボン材料分散液 |
| CN115916695A (zh) * | 2020-07-09 | 2023-04-04 | 大日精化工业株式会社 | 碳材料分散液 |
| CN116209579A (zh) * | 2020-09-03 | 2023-06-02 | 大日精化工业株式会社 | 颜料分散剂组合物及其制造方法、颜料分散液、以及活性能量射线固化型喷墨墨 |
| KR20240080216A (ko) * | 2022-11-28 | 2024-06-07 | (주)카본티앤씨 | 이차전지용 도전재 분산액 및 이를 포함하는 이차전지 전극용 슬러리 조성물 |
| JP7612084B1 (ja) * | 2024-03-07 | 2025-01-10 | 大日精化工業株式会社 | 高分子分散剤、高分子分散剤組成物、及びカーボン材料分散液 |
| KR102954716B1 (ko) | 2020-02-27 | 2026-04-22 | 닛산 가가쿠 가부시키가이샤 | 카본 나노 튜브 분산액 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011252052A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 加工顔料の製造方法、加工顔料、および顔料分散体 |
| JP2013075795A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | ナノカーボン水系分散液及びナノカーボン分散樹脂組成物 |
| WO2014091923A1 (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-19 | 大日精化工業株式会社 | 顔料分散剤、顔料分散剤の製造方法および顔料分散液 |
| JP2017188283A (ja) * | 2016-04-05 | 2017-10-12 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 蓄電デバイス電極形成用組成物、蓄電デバイス電極、及び蓄電デバイス |
| JP2018001099A (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-11 | 日油株式会社 | カーボン用分散剤およびカーボン分散物 |
| JP6638846B1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-01-29 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 分散剤、分散体、電極、および樹脂組成物 |
-
2017
- 2017-07-11 JP JP2017135695A patent/JP6755218B2/ja active Active
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011252052A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 加工顔料の製造方法、加工顔料、および顔料分散体 |
| JP2013075795A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | ナノカーボン水系分散液及びナノカーボン分散樹脂組成物 |
| WO2014091923A1 (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-19 | 大日精化工業株式会社 | 顔料分散剤、顔料分散剤の製造方法および顔料分散液 |
| US20150291718A1 (en) * | 2012-12-11 | 2015-10-15 | Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co. Ltd. | Pigment dispersant, production method for pigment dispersant, and pigment dispersion liquid |
| JP2017188283A (ja) * | 2016-04-05 | 2017-10-12 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 蓄電デバイス電極形成用組成物、蓄電デバイス電極、及び蓄電デバイス |
| JP2018001099A (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-11 | 日油株式会社 | カーボン用分散剤およびカーボン分散物 |
| JP6638846B1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-01-29 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 分散剤、分散体、電極、および樹脂組成物 |
Cited By (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220101621A (ko) | 2019-11-15 | 2022-07-19 | 도레이 카부시키가이샤 | 그래핀 분산액 및 정극 페이스트 |
| JPWO2021172306A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | ||
| WO2021172306A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | 日産化学株式会社 | カーボンナノチューブ分散液 |
| KR102954716B1 (ko) | 2020-02-27 | 2026-04-22 | 닛산 가가쿠 가부시키가이샤 | 카본 나노 튜브 분산액 |
| US20230100064A1 (en) * | 2020-02-27 | 2023-03-30 | Nissan Chemical Corporation | Carbon nanotube dispersion |
| JP7690947B2 (ja) | 2020-02-27 | 2025-06-11 | 日産化学株式会社 | カーボンナノチューブ分散液 |
| CN115916695A (zh) * | 2020-07-09 | 2023-04-04 | 大日精化工业株式会社 | 碳材料分散液 |
| TWI893193B (zh) * | 2020-09-03 | 2025-08-11 | 日商大日精化工業股份有限公司 | 顏料分散劑組成物及其製造方法、顏料分散液暨活性能量射線硬化型噴墨油墨 |
| CN116209579A (zh) * | 2020-09-03 | 2023-06-02 | 大日精化工业株式会社 | 颜料分散剂组合物及其制造方法、颜料分散液、以及活性能量射线固化型喷墨墨 |
| KR102632651B1 (ko) | 2021-04-06 | 2024-02-02 | 다이니치 세이카 고교 가부시키가이샤 | 카본 재료 분산액 |
| CN117157358A (zh) * | 2021-04-06 | 2023-12-01 | 大日精化工业株式会社 | 碳材料分散液 |
| CN117157358B (zh) * | 2021-04-06 | 2024-02-13 | 大日精化工业株式会社 | 碳材料分散液 |
| US12146045B2 (en) | 2021-04-06 | 2024-11-19 | Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd. | Carbon material dispersion |
| KR20230151073A (ko) * | 2021-04-06 | 2023-10-31 | 다이니치 세이카 고교 가부시키가이샤 | 카본 재료 분산액 |
| TWI889936B (zh) * | 2021-04-06 | 2025-07-11 | 日商大日精化工業股份有限公司 | 碳材料分散液 |
| JP2022160216A (ja) * | 2021-04-06 | 2022-10-19 | 大日精化工業株式会社 | カーボン材料分散液 |
| WO2022215291A1 (ja) * | 2021-04-06 | 2022-10-13 | 大日精化工業株式会社 | カーボン材料分散液 |
| KR20240080216A (ko) * | 2022-11-28 | 2024-06-07 | (주)카본티앤씨 | 이차전지용 도전재 분산액 및 이를 포함하는 이차전지 전극용 슬러리 조성물 |
| KR102675976B1 (ko) * | 2022-11-28 | 2024-06-19 | (주)카본티앤씨 | 이차전지용 도전재 분산액 및 이를 포함하는 이차전지 전극용 슬러리 조성물 |
| JP7612084B1 (ja) * | 2024-03-07 | 2025-01-10 | 大日精化工業株式会社 | 高分子分散剤、高分子分散剤組成物、及びカーボン材料分散液 |
| JP2025136574A (ja) * | 2024-03-07 | 2025-09-19 | 大日精化工業株式会社 | 高分子分散剤、高分子分散剤組成物、及びカーボン材料分散液 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP6755218B2 (ja) | 2020-09-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6755218B2 (ja) | ナノカーボン分散液 | |
| TWI879989B (zh) | 碳材料分散液 | |
| JP6952919B1 (ja) | カーボン材料分散液 | |
| KR102728085B1 (ko) | 카본 재료 분산액 및 그의 사용 | |
| JP2013075795A (ja) | ナノカーボン水系分散液及びナノカーボン分散樹脂組成物 | |
| US20120095111A1 (en) | Branched polymer dispersants | |
| US20120095110A1 (en) | Branched polymer dispersants | |
| KR102718047B1 (ko) | 카본 재료 분산액의 제조 방법 | |
| JP7311945B2 (ja) | 導電顔料ペースト | |
| JP7212605B2 (ja) | 導電性ポリマー及び導電性ポリマー組成物 | |
| JP7612084B1 (ja) | 高分子分散剤、高分子分散剤組成物、及びカーボン材料分散液 | |
| JP7550016B2 (ja) | 樹脂処理カーボン材料及びその製造方法、並びにカーボン材料複合組成物 | |
| JP2026052894A (ja) | 高分子分散剤、高分子分散剤組成物、及びカーボン材料分散液 | |
| JP2026072162A (ja) | カーボン分散液 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190514 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200422 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200728 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200825 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6755218 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |