JP2019026070A - 空気入りタイヤおよびタイヤ成形金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアが溜まることによって発生する欠けを抑制できる空気入りタイヤおよびタイヤ成形金型を提供する。【解決手段】空気入りタイヤは、リムに嵌合するビード部のビードトゥ部50とリムと離反する部分であるリム離反部60Hとの間のリム嵌合面の領域に設けられた凸部54を有する。凸部54は、タイヤ周方向に連続して延在し、かつ、タイヤ周方向の位置の変化にしたがってタイヤ径方向の位置が変化する形状である。また、凸部54は、リム嵌合面からの高さが、リム嵌合面の領域の、タイヤ径方向の端部に向かうにしたがって高くなるように変化する形状である。【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りタイヤおよびタイヤ成形金型に関する。
従来、タイヤの加硫成形時において、グリーンタイヤと金型との間にエアが溜まり、加硫故障が発生することがある。例えば、グリーンタイヤのビード部と金型との間にエアが溜まると、完成タイヤではそのエアの部分に欠けが発生する。
特許文献1には、径方向凸条や内周凸条および外周凸条を設けてエアを押し出し、エアが溜まることを防止する技術が開示されている。
特開平8−216633号公報
特許文献1に記載の技術によると、凸条部分にエアが溜まり、そのエアの部分に欠けが発生することがあり、改善の余地がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的はエアが溜まることによって発生する欠けを抑制できる空気入りタイヤおよびタイヤ成形金型を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のある態様による空気入りタイヤは、リムに嵌合するビード部と、前記ビード部のビードトゥと前記リムと離反する部分であるリム離反部との間のリム嵌合面の領域に設けられた凸部とを有し、前記凸部は、タイヤ周方向に連続して延在し、かつ、タイヤ周方向の位置の変化にしたがってタイヤ径方向の位置が変化する形状であり、前記凸部は、前記リム嵌合面からの高さが、前記リム嵌合面の領域の、タイヤ径方向の端部に向かうにしたがって高くなるように変化する形状である。
前記凸部は、前記リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端と前記リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端との間の領域を往復するようにタイヤ径方向の位置が変化しつつ、タイヤ周方向に延在することが好ましい。
前記凸部の延在方向に直交する方向の幅は、0.5mm以上2.0mm以下であることが好ましい。
前記凸部の前記リム嵌合面からの高さは、0.3mm以上1.0mm以下であることが好ましい。
前記凸部は、タイヤ径方向の位置がタイヤ周方向に沿って周期的に変化し、その変化の1周期に対応するタイヤ周方向に沿った長さが、10mm以上30mm以下であることが好ましい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のある態様によるタイヤ成形金型は、上記の空気入りタイヤを成形するためのタイヤ成形金型であって、前記凸部に対応する凹部と、前記凹部に接続し金型内の空気を排出するためのベントとを有する。
本発明によれば、エアが溜まることによって発生する欠けを抑制できる。
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤの子午断面図である。 図2は、図1中のサイドウォール部を示す図である。 図3は、図2中の矩形枠の部分を拡大して示す図である。 図4Aは、図3中の凸部の部分断面図である。 図4Bは、図3中の凸部の部分断面図である。 図5は、図1中のビードヒール部を拡大して示す図である。 図6Aは、凸部の他の例を示す図である。 図6Bは、凸部の他の例を示す図である。 図6Cは、凸部の他の例を示す図である。 図6Dは、凸部の他の例を示す図である。 図6Eは、凸部の他の例を示す図である。 図6Fは、図6Eに示す凸部の部分断面図である。 図6Gは、図6Eに示す凸部の部分断面図である。 図7は、本実施形態に係る空気入りタイヤを成形するための成形金型の側面図である。 図8は、本実施形態に係る空気入りタイヤに対応するタイヤ成形金型の部分断面図である。 図9は、従来例の空気入りタイヤの凸部の付近を拡大して示す図である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、以下の各図の説明において、他の図と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。また、この実施形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
[空気入りタイヤの子午断面]
本発明の形態に係る空気入りタイヤについて説明する。図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤの子午断面図である。
以下の説明において、タイヤ径方向とは、空気入りタイヤ1の回転軸(図示せず)と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、上記回転軸を中心軸とする周り方向をいう。また、タイヤ幅方向とは、上記回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面(タイヤ赤道線)CLに向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから離れる側をいう。タイヤ赤道面CLとは、空気入りタイヤ1の回転軸に直交するとともに、空気入りタイヤ1のタイヤ幅の中心を通る平面である。タイヤ幅は、タイヤ幅方向の外側に位置する部分同士のタイヤ幅方向における幅、つまり、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから最も離れている部分間の距離である。タイヤ赤道線とは、タイヤ赤道面CL上にあって空気入りタイヤ1のタイヤ周方向に沿う線をいう。本実施形態では、タイヤ赤道線にタイヤ赤道面と同じ符号「CL」を付す。
本実施形態の空気入りタイヤ1は、図1に示すようにトレッド部2と、その両側のショルダー部3と、各ショルダー部3から順次連続するサイドウォール部4およびビード部5とを有している。また、この空気入りタイヤ1は、カーカス層6と、ベルト層7と、ベルト補強層8とを備えている。
トレッド部2は、ゴム材(トレッドゴム)からなり、空気入りタイヤ1のタイヤ径方向の最も外側で露出し、その表面が空気入りタイヤ1の輪郭となる。トレッド部2の外周表面、つまり、走行時に路面と接触する踏面には、トレッド面21が形成されている。トレッド面21は、タイヤ周方向に沿って延在し、タイヤ幅方向に複数(本実施形態では4本)並ぶ主溝22が設けられている。そして、トレッド面21は、これら複数の主溝22により、タイヤ周方向に沿って延び、タイヤ赤道線CLと平行なリブ状の陸部23が複数形成されている。また、トレッド面21は、各陸部23において、タイヤ周方向(主溝22)に交差して延在する副溝24が設けられている。副溝24は、溝幅が1mm以上のものである。陸部23は、副溝24によってタイヤ周方向で複数に分けられている。副溝24は、トレッド部2のタイヤ幅方向最外側でタイヤ幅方向外側に開口して形成されている。また、副溝24は、主溝22に連通している形態、または主溝22に連通していない形態がある。
ショルダー部3は、トレッド部2のタイヤ幅方向両外側の部位である。また、サイドウォール部4は、空気入りタイヤ1におけるタイヤ幅方向の最も外側に露出したものである。また、ビード部5は、ビードコア51とビードフィラー52とを有する。ビードコア51は、スチールワイヤであるビードワイヤをリング状に巻くことにより形成されている。ビードフィラー52は、カーカス層6のタイヤ幅方向端部がビードコア51の位置で折り返されることにより形成された空間に配置されるゴム材である。
ビード部5は、ビードヒール部53に、凸部54を有する。ビードヒール部53は、ビードトゥ部50とリムチェックラインRとの間に位置する。凸部54は、ビードトゥ部50とリムと離反する部分であるリム離反部との間のリム嵌合面の領域に設けられる。なお、リムチェックラインRは、空気入りタイヤ1のリム組みが正常に行われているか否かを確認するためのラインである。一般に、リムチェックラインRは、リムフランジよりもタイヤ径方向外側のビード部5の表面において、リムフランジに沿ってタイヤ周方向に連続する環状の凸線として示される。
カーカス層6は、各タイヤ幅方向端部が、一対のビードコア51でタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側に折り返され、かつタイヤ周方向にトロイド状に掛け回されてタイヤの骨格を構成するものである。このカーカス層6は、タイヤ周方向に対する角度がタイヤ子午線方向に沿いつつタイヤ周方向にある角度を持って複数並設されたカーカスコード(図示せず)が、コートゴムで被覆されたものである。カーカスコードは、有機繊維材(例えば、アラミド、ナイロン、ポリエステル、レーヨンなど)からなる。このカーカス層6は、少なくとも1層で設けられている。
ベルト層7は、少なくとも2層のベルト71、72を積層した多層構造をなし、トレッド部2においてカーカス層6の外周であるタイヤ径方向外側に配置され、カーカス層6をタイヤ周方向に覆うものである。ベルト71、72は、タイヤ周方向に対して所定の角度(例えば、20度〜30度)で複数並設されたコード(図示せず)が、コートゴムで被覆されたものである。コードは、スチールまたは有機繊維(ポリエステルやレーヨンやナイロンなど)からなる。また、重なり合うベルト71、72は、互いのコードが交差するように配置されている。
ベルト補強層8は、ベルト層7の外周であるタイヤ径方向外側に配置されてベルト層7をタイヤ周方向に覆うものである。ベルト補強層8は、タイヤ周方向に略平行(±5度)でタイヤ幅方向に複数並設されたコード(図示せず)がコートゴムで被覆されたものである。コードは、スチールまたは有機繊維(ポリエステルやレーヨンやナイロンなど)からなる。図1で示すベルト補強層8は、ベルト層7のタイヤ幅方向端部を覆うように配置されている。ベルト補強層8の構成は、上記に限らず、図には明示しないが、ベルト層7全体を覆うように配置された構成、または、例えば2層の補強層を有し、タイヤ径方向内側の補強層がベルト層7よりもタイヤ幅方向で大きく形成されてベルト層7全体を覆うように配置され、タイヤ径方向外側の補強層がベルト層7のタイヤ幅方向端部のみを覆うように配置されている構成、あるいは、例えば2層の補強層を有し、各補強層がベルト層7のタイヤ幅方向端部のみを覆うように配置されている構成であってもよい。すなわち、ベルト補強層8は、ベルト層7の少なくともタイヤ幅方向端部に重なるものである。また、ベルト補強層8は、帯状(例えば幅10[mm])のストリップ材をタイヤ周方向に巻き付けて設けられている。
[凸部]
図2は、図1中のサイドウォール部4を示す図である。図2に示すように、空気入りタイヤ1は、サイドウォール部4のタイヤ径方向内側のビードトゥ部50に近い位置に凸部54を有する。図2に示すように、凸部54は、ビードトゥ部50とリムと離反する部分であるリム離反部60Hとの間のリム嵌合面の領域に設けられる。リム離反部60Hは、図2中の破線部分である。本例の凸部54は、タイヤ周方向に沿って延在するジグザグ形状を有する。本例の凸部54は、タイヤ周方向に連続して延在し、かつ、タイヤ周方向の位置の変化にしたがってタイヤ径方向の位置が変化する形状である。
図3は、図2中の矩形枠40の部分を拡大して示す図である。図3に示すように、ビードヒール部53は、凸部54を有する。図3において、本例の凸部54の幅、すなわち凸部54の延在方向に直交する長さは一定である。
図3に示すように、凸部54は、タイヤ周方向に連続して延在しており、エアシール性を確保できる。このため、空気入りタイヤ1がリムに嵌合された状態では、矢印YAで示すように、タイヤ内の空気は凸部54によってタイヤ外に漏れ出すことがない。
凸部54Aは、タイヤ径方向の位置がタイヤ周方向に沿って周期的に変化し、その変化の1周期Aに対応するタイヤ周方向に沿った長さが、10mm以上30mm以下であることが望ましい。凸部54Aは残留エアの誘導を行う特性上、タイヤ周方向の間隔が狭いことが望ましい。ただし、凸部54Aの本数が多くなると、加硫成型時にゴムの流れが悪化し、加硫故障が発生するため、一定の間隔以上でなければならない。
図4Aおよび図4Bは、図3中の凸部54の部分断面図である。図4Aは、図3中の凸部54のA−A部の断面を示す図である。図4Aは、リムとの接触領域の、タイヤ径方向中央付近における、凸部54の断面を示す。図4Bは、図3中の凸部54のB−B部の断面を示す図である。図4Bは、リムとの接触領域のうち、A−A部よりもタイヤ径方向外側の位置における、凸部54の断面を示す。
図4Aおよび図4Bに示すように、凸部54はビード部5の表面からの高さが変化する。凸部54は、その延在方向の中央部分の高さH1が最も低く、延在方向の中央部分から遠い位置において高さH2が高くなる。このため、凸部54は、延在方向の中央部分の断面積よりも、延在方向の端部の断面積が大きい。
凸部54のリム嵌合面からの高さは、0.3mm以上1.0mm以下であることが望ましい。凸部54は残留エアの誘導とシール性の保持とを行う特性上、一定以上の高さを有している必要がある。ただし、高さが高すぎると、加硫成型時にゴムの流れが悪化し加硫故障が発生するため、一定の高さ以下でなければならない。
本例では、図4Aおよび図4Bに示すように、凸部54は、延在方向に直交する方向の幅Wが一定である。凸部54の延在方向に直交する方向の幅は、0.5mm以上2.0mm以下であることが望ましい。凸部54は残留エアの誘導とシール性の保持とを行う特性上、一定以上の幅を有している必要がある。ただし、幅が広すぎると、加硫成型時にゴムの流れが悪化し加硫故障が発生するため、一定の幅以下でなければならない。
図5は、図1中のビードヒール部53を拡大して示す図である。図5において、ビード部5は、ビードトゥ部50からリムチェックラインRまでの間に、リムクッション部59と、リム嵌合面上端部60とを有する。リム嵌合面上端部60は、空気入りタイヤ1が図示しないリムに組み込まれた状態において、空気入りタイヤ1とリムとが接触する部分のうち、タイヤ径方向の最も外側の領域である。図5に示すように、凸部54は、本例では、高さすなわちビードベース部58やリムクッション部59から凸部54の上面までの距離が変化する。凸部54の高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端部であるリム離反部60Hに向かうにしたがって、徐々に高くなっている。また、凸部54の高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端部であるビードトゥ部50に向かうにしたがって、徐々に高くなっている。なお、凸部54は、ビードトゥ部50に近づくにしたがって高さを徐々に低くしてもよい。また、凸部54は、リム離反部60Hに近づくにしたがって高さを徐々に低くしてもよい。
凸部54は、ビードトゥ部50からリムチェックラインRまでの間の0%から60%までの範囲に設けることが好ましい。この範囲は、空気入りタイヤ1とリムとが接触する部分である。この範囲に凸部54を設けることにより、加硫成型時にエアが溜まることによって発生する欠けを抑制できる。
ところで、図3に示す凸部54は、第1の凸部541と第2の凸部542とが交互に接続された構成になっているとみることもできる。第1の凸部541は、タイヤ径方向に対して時計回りの角度θ1に傾斜している。第2の凸部542は、タイヤ径方向に対して反時計回りの角度θ2に傾斜している。そして、リム嵌合面の領域の、タイヤ径方向の端部の位置で、第1の凸部541と第2の凸部542とが接続される。つまり、凸部54は、タイヤ径方向に対して相互に異符号の傾斜角度を持って交互に接続される第1の凸部541および第2の凸部542によって構成されているとみることもできる。そして、第1の凸部541の高さは、第2の凸部542との接続点Sに向かうにしたがって、徐々に高くなっている。第1の凸部541の高さは、接続点Sにおいて、最も高い。また、第2の凸部542の高さは、第1の凸部541との接続点Sに向かうにしたがって、徐々に高くなっている。第2の凸部542の高さは、接続点Sにおいて、最も高い。つまり、第1の凸部541、第2の凸部542の高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端部であるリム離反部60Hに向かうにしたがって、徐々に高くなっている。また、第1の凸部541、第2の凸部542の高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端部であるビードトゥ部50に向かうにしたがって、徐々に高くなっている。
図3に示す凸部54は、第1の凸部541の傾斜角度θ1の絶対値と、第2の凸部542の傾斜角度θ2の絶対値とが同じである。もっとも傾斜角度θ1の絶対値と傾斜角度θ2の絶対値とが異なっていてもよい。
[凸部の他の例]
図6Aから図6Eは、凸部の他の例を示す図である。図6Aから図6Eは、空気入りタイヤ1のサイドウォール部を拡大して示す。
図6Aを参照すると、凸部54Aは、タイヤ周方向に連続して延在し、かつ、タイヤ周方向の位置の変化にしたがってタイヤ径方向の位置が変化する形状である。また、凸部54Aは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hとリム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端であるビードトゥ部50との間の領域を往復するようにタイヤ径方向の位置が変化しつつ、タイヤ周方向に延在している。
図6Aに示すように、凸部54Aは、タイヤ周方向に連続して延在しており、エアシール性を確保できる。このため、空気入りタイヤ1がリムに嵌合された状態では、タイヤ内の空気は凸部54Aによってタイヤ外に漏れ出すことがない。
凸部54Aは、タイヤ周方向に延在するジグザグ形状を有する。すなわち、凸部54Aは、タイヤ径方向の位置がタイヤ周方向に沿って周期的に変化する。凸部54Aの周期的な変化の1周期に対応するタイヤ周方向に沿った長さP1は、図3に示す凸部54の1周期に対応するタイヤ周方向に沿った長さPよりも短い。
凸部54Aは、タイヤ径方向の位置がタイヤ周方向に沿って周期的に変化し、その変化の1周期に対応するタイヤ周方向に沿った長さP1が、10mm以上30mm以下であることが望ましい。凸部54Aは残留エアの誘導を行う特性上、タイヤ周方向の間隔が狭いことが望ましい。ただし、凸部54Aの本数が多くなると、加硫成型時にゴムの流れが悪化し、加硫故障が発生するため、一定の間隔以上でなければならない。
凸部54Aは、第1の凸部54A1と第2の凸部54A2とが交互に接続された構成になっている。凸部54Aは、第1の凸部54A1の傾斜角度θ1と、第2の凸部54A2の傾斜角度θ2とが異なる。凸部54Aは、第2の凸部54A2の傾斜角度θ2よりも、第1の凸部54A1の傾斜角度θ1のほうが大きい。
第1の凸部54A1の高さは、第2の凸部54A2との接続点Sに向かうにしたがって、徐々に高くなっている。また、第2の凸部54A2の高さは、第1の凸部54A1との接続点Sに向かうにしたがって、徐々に高くなっている。つまり、第1の凸部54A1、第2の凸部54A2の高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hに向かうにしたがって、徐々に高くなっている。また、第1の凸部54A1、第2の凸部54A2の高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端であるビードトゥ部50に向かうにしたがって、徐々に高くなっている。このような形状の凸部54Aをビード部5に設けることにより、加硫成型時にエアが溜まることによって発生する欠けを抑制できる。
図6Bを参照すると、凸部54Bは、タイヤ周方向に連続して延在し、かつ、タイヤ周方向の位置の変化にしたがってタイヤ径方向の位置が変化する形状である。また、凸部54Bは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hとリム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端であるビードトゥ部50との間の領域を往復するようにタイヤ径方向の位置が変化しつつ、タイヤ周方向に延在している。
図6Bに示すように、凸部54Bは、タイヤ周方向に連続して延在しており、エアシール性を確保できる。このため、空気入りタイヤ1がリムに嵌合された状態では、タイヤ内の空気は凸部54Bによってタイヤ外に漏れ出すことがない。
凸部54Bは、タイヤ周方向に延在するジグザグ形状を有する。すなわち、凸部54Bは、タイヤ径方向の位置がタイヤ周方向に沿って周期的に変化する。凸部54Bの周期的な変化の1周期に対応するタイヤ周方向に沿った長さP2は、図6Aに示す凸部54Aの1周期に対応するタイヤ周方向に沿った長さP1と同じである。
凸部54Bは、第1の凸部54B1と第2の凸部54B2とが交互に接続された構成になっている。本例では、タイヤ径方向に沿って第2の凸部54B2が設けられている。このため、第2の凸部54B2の傾斜角度θ2=0度である。
第1の凸部54B1の高さは、第2の凸部54B2との接続点Sに向かうにしたがって、徐々に高くなっている。また、第2の凸部54B2の高さは、第1の凸部54B1との接続点Sに向かうにしたがって、徐々に高くなっている。つまり、第1の凸部54B1、第2の凸部54B2の高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hに向かうにしたがって、徐々に高くなっている。また、第1の凸部54B1、第2の凸部54B2の高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端であるビードトゥ部50に向かうにしたがって、徐々に高くなっている。このような形状の凸部54Bをビード部5に設けることにより、加硫成型時にエアが溜まることによって発生する欠けを抑制できる。
図6Cを参照すると、凸部54Cは、タイヤ周方向に連続して延在し、かつ、タイヤ周方向の位置の変化にしたがってタイヤ径方向の位置が変化する形状である。また、凸部54Cは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hとリム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端であるビードトゥ部50との間の領域を往復するようにタイヤ径方向の位置が変化しつつ、タイヤ周方向に延在している。
図6Cに示すように、凸部54Cは、タイヤ周方向に連続して延在しており、エアシール性を確保できる。このため、空気入りタイヤ1がリムに嵌合された状態では、タイヤ内の空気は凸部54Cによってタイヤ外に漏れ出すことがない。
凸部54Cは、タイヤ径方向の位置がタイヤ周方向に沿って周期的に変化する。凸部54Cの周期的な変化の1周期に対応するタイヤ周方向に沿った長さは図6Cに示す長さP3である。
凸部54Cは、第1の凸部54C1と第2の凸部54C2とが交互に接続された構成になっている。第1の凸部54C1と第2の凸部54C2とは滑らかに接続されており、接続点は明確になっていない。凸部54Cは、第1の凸部54C1の傾斜角度θ1と、第2の凸部54C2の傾斜角度θ2とが同じである。
第1の凸部54C1の高さは、第2の凸部54C2との接続点に向かうにしたがって、徐々に高くなっている。また、第2の凸部54C2の高さは、第1の凸部54C1との接続点に向かうにしたがって、徐々に高くなっている。つまり、第1の凸部54C1の高さ、第2の凸部54C2の高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hに向かうにしたがって、徐々に高くなっている。また、第1の凸部54C1の高さ、第2の凸部54C2の高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端であるビードトゥ部50に向かうにしたがって、徐々に高くなっている。このような形状の凸部54Cをビード部5に設けることにより、加硫成型時にエアが溜まることによって発生する欠けを抑制できる。
図6Dを参照すると、凸部54Dは、タイヤ周方向に連続して延在し、かつ、タイヤ周方向の位置の変化にしたがってタイヤ径方向の位置が変化する形状である。また、凸部54Dは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hとリム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端であるビードトゥ部50との間の領域を往復するようにタイヤ径方向の位置が変化しつつ、タイヤ周方向に延在している。
図6Dに示すように、凸部54Dは、タイヤ周方向に連続して延在しており、エアシール性を確保できる。このため、空気入りタイヤ1がリムに嵌合された状態では、タイヤ内の空気は凸部54Dによってタイヤ外に漏れ出すことがない。
凸部54Dは、タイヤ径方向の位置がタイヤ周方向に沿って周期的に変化する。凸部54Dの周期的な変化の1周期に対応するタイヤ周方向に沿った長さは、図6Dに示す長さP4である。
凸部54Dは、第1の凸部54D1と第2の凸部54D2とが交互に接続された構成になっている。第1の凸部54D1はS字形状を有する。第2の凸部54D2は逆S字形状を有する。第1の凸部54D1と第2の凸部54D2とは滑らかに接続されており、接続点は明確になっていない。凸部54Dは、第1の凸部54D1の傾斜角度θ1と、第2の凸部54D2の傾斜角度θ2とが同じである。
凸部54Dの高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hに向かうにしたがって、徐々に高くなっている。また、凸部54Dの高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端であるビードトゥ部50に向かうにしたがって、徐々に高くなっている。このような形状の凸部54Dをビード部5に設けることにより、加硫成型時にエアが溜まることによって発生する欠けを抑制できる。
図6Eを参照すると、凸部54Eは、タイヤ周方向に連続して延在し、かつ、タイヤ周方向の位置の変化にしたがってタイヤ径方向の位置が変化する形状である。また、凸部54Eは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hとリム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端であるビードトゥ部50との間の領域を往復するようにタイヤ径方向の位置が変化しつつ、タイヤ周方向に延在している。
図6Eに示すように、凸部54Eは、タイヤ周方向に連続して延在しており、エアシール性を確保できる。このため、空気入りタイヤ1がリムに嵌合された状態では、タイヤ内の空気は凸部54Eによってタイヤ外に漏れ出すことがない。
凸部54Eは、タイヤ径方向の位置がタイヤ周方向に沿って周期的に変化する。凸部54Eの周期的な変化の1周期に対応するタイヤ周方向に沿った長さは図6Eに示す長さP5である。
凸部54Eは、第1の凸部54E1と第2の凸部54E2とが交互に接続された構成になっている。本例では、凸部54Eは、第1の凸部54E1の傾斜角度θ1と、第2の凸部54E2の傾斜角度θ2とが異なる。凸部54Eは、第2の凸部54E2の傾斜角度θ2よりも、第1の凸部54E1の傾斜角度θ1のほうが大きい。
凸部54Eの高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hに向かうにしたがって、徐々に高くなっている。また、凸部54Eの高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端であるビードトゥ部50に向かうにしたがって、徐々に高くなっている。
凸部54Eの延在に直交する方向の幅は、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hに向かうにしたがって、徐々に大きくなっている。また、凸部54Eの延在に直交する方向の幅は、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端であるビードトゥ部50に向かうにしたがって、徐々に大きくなっている。
図6Fおよび図6Gは、図6Eに示す凸部54Eの部分断面図である。図6Fおよび図6Gは、図6Eに示す凸部54Eの延在方向に直交する方向の幅を示す。図6Fは、図6EのA1−A1部分の断面を示す図である。図6EのA1−A1部分は、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hと、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端であるビードトゥ部50との中間位置である。図6Gは、図6EのB1−B1部分の断面を示す図である。図6EのB1−B1部分は、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hに近い位置である。
凸部54Eの高さは、図6Fに示す高さH1から、図6Gに示す高さH2に変化する。このように、凸部54Eの高さは、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hに向かうにしたがって、徐々に高くなっている。なお、凸部54Eの高さは、ビードトゥ部50に向かうにしたがって、徐々に高くなる。
凸部54Eの延在に直交する方向の幅は、図6Fに示す幅W1から、図6Gに示す高さW2に変化する。このように、凸部54Eの延在に直交する方向の幅は、リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端であるリム離反部60Hに向かうにしたがって、徐々に大きくなっている。なお、凸部54Eの延在に直交する方向の幅は、ビードトゥ部50に向かうにしたがって、徐々に大きくなる。
つまり、図6Fおよび図6Gに示すように、凸部54Eの断面積は、リム離反部60Hとビードトゥ部50との中間位置からリム離反部60Hに向かうにしたがって大きくなり、またリム離反部60Hとビードトゥ部50との中間位置からビードトゥ部50に向かうにしたがって大きくなる。このような形状の凸部54Eをビード部5に設けることにより、加硫成型時にエアが溜まることによって発生する欠けを抑制できる。
[成形金型]
本実施形態に係る空気入りタイヤ1を成形するためのタイヤ成形金型について説明する。図7は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1を成形するための成形金型101の側面図である。以下の説明において、タイヤ径方向、タイヤ周方向、タイヤ幅方向、タイヤ赤道面CLは、上述した空気入りタイヤ1に準ずる。
タイヤ成形金型101は、上述した空気入りタイヤ1を加硫成形するためのものである。図7に示すように、タイヤ成形金型101は、金型本体として、セクタ101A、サイドプレート101Bと、ビードリング101Cとにより構成されている。
セクタ101Aは、空気入りタイヤ1のトレッド部2を成形するための金型であり、円環がタイヤ周方向に複数(例えば、図7に示す8個以上)で等分割され、合わせ部101Dにおいて相互に突き合わされる分割金型として構成されている。
また、セクタ101Aは、空気入りタイヤ1の加硫成形時の空気抜きのためのベントを有する。ベントは、セクタ101Aをタイヤ径方向で貫通して設けられている。このベントにより空気入りタイヤ1のスピューが形成される。
サイドプレート101Bは、空気入りタイヤ1のショルダー部3およびサイドウォール部4を成形するための金型である。サイドプレート101Bは、各セクタ101Aに対して合わせ部101Eにおいて相互に突き合わされる分割金型として構成されている。また、ビードリング101Cは、空気入りタイヤ1のビード部5を成形するための金型である。
図8は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1に対応するタイヤ成形金型101の部分断面図である。図8は、図7中のC−C部の断面を示す。図8に示すように、ビードリング101Cは、図2中の凸部54の位置に対応する位置に、凹部540を有する。凹部540は、凸部54の形状に対応した形状を有する。凹部540の深さは、延在する長手方向の中央付近が最も小さく(浅く)、延在する長手方向の両方の端部541A、541Bが最も大きい(深い)。また、ビードリング101Cは、凹部540の長手方向の端部541A、541Bの位置に、ベント560、561が接続している。つまり、ビードリング101Cは、凹部540の深さが最大の位置に、ベント560、561が接続している。ビードリング101Cは、タイヤの加硫成型時に、ベント560、561により、金型内の空気を排出する。
このような金型を利用して空気入りタイヤ1を作成する場合、空気入りタイヤ1の加硫成型時に、金型とゴムとの間の空気を凹部540内に誘導する。さらに凹部540内に誘導した空気を凹部540の両端部に誘導する。凹部540の両端部に誘導された空気は、ベント560、561を通じてビードリング101Cの外部すなわち成形金型の外部に排出される。
凹部540の深さは、延在する長手方向の中央付近が最も小さく(浅く)、延在する長手方向の両方の端部541A、541Bが最も大きい(深い)ため、空気入りタイヤ1の加硫成型時に、金型とゴムとの間の空気を凹部540内に誘導でき、さらにベント560、561により金型外に空気を排出でき、エアが溜まることを防止できる。このため、タイヤ成形金型101によれば、エアが溜まることによって発生する欠けを抑制できる。
[まとめ]
リムに嵌合するビード部5において、タイヤ周方向に連続して延在し、かつ、タイヤ周方向の位置の変化にしたがってタイヤ径方向の位置が変化する形状の凸部54を設け、凸部のリム嵌合面からの高さが、リム嵌合面の領域の、タイヤ径方向の端部に向かうにしたがって高くなるように変化することにより、エアが溜まることによって発生する欠けを抑制できる。
発明者は、表1に示す通り、リム嵌合面内の凸部の有無、各凸部の高さ、幅に違いを持たせた195/65R15の空気入りタイヤを100本ずつ試作し、ビード部5の周辺に発生する加硫故障の有無を確認した。また、それらをJATMA標準リム(15×6J)に組み付け、空気圧230kPaを充填した状態で室温25℃において30日間放置した。その後、空気入りタイヤの内圧の低下量を測定することによって、エアシール性の評価を行った。エアシール性については、従来品を100として指数で表示した。エアシール性の評価は、数値が大きいほど漏れ量が少なく、エアシール性に優れる。
また、発明者は、凸部54を有していない空気入りタイヤを用意し、これを従来例1とした。また、凸部を有しているが、タイヤ周方向に連続せず、断続的である空気入りタイヤを用意し、これを従来例2とした。図9は、従来例2の空気入りタイヤの凸部54Fの付近を拡大して示す図である。従来例2の空気入りタイヤは、図9に示すように、ビードトゥ部50からリム離反部60Hまで、タイヤ径方向に沿った直線状の凸部54Fを有している。従来例2の空気入りタイヤは、凸部54Fの高さHが1.5mmであり、凸部54Fの幅Wが1.5mmで幅Wの変化は無く一定である。従来例2の空気入りタイヤの凸部54F同士のタイヤ周方向の間隔が10mmである。凸部54Fは、タイヤ周方向に連続していないため、図9の矢印YBで示すように、エア漏れが発生する可能性がある。
表1において、実施例1から実施例4の空気入りタイヤ1は、タイヤ周方向に連続して延在し、かつ、タイヤ周方向の位置の変化にしたがってタイヤ径方向の位置が変化する形状の凸部54を有する。実施例1から実施例4の空気入りタイヤ1は、凸部54の高さHが0.3mmから1.0mmまで徐々に変化する。実施例1および実施例2の空気入りタイヤ1は、凸部54の幅Wが0.5mmで一定である。実施例3の空気入りタイヤ1は、凸部54の幅Wが2.0mmで一定である。実施例4の空気入りタイヤ1は、凸部54の幅Wが0.5mmから2.0mmまで徐々に変化する。実施例1の空気入りタイヤ1は、凸部54の変化の1周期に対応するタイヤ周方向に沿った長さPが10mmで一定である。実施例2から実施例4の空気入りタイヤ1は、凸部54の変化の1周期に対応するタイヤ周方向に沿った長さPが30mmで一定である。
表1に示すように、実施例1から実施例4によると、凸部54がタイヤ周方向に連続して延在する空気入りタイヤにおいて、凸部54の高さHが0.3mm以上1.0mm以下で変化する場合、凸部54の幅Wが0.5mm以上2.0mm以下である場合、凸部54のタイヤ径方向の位置がタイヤ周方向に沿って周期的に変化し、その変化の1周期に対応するタイヤ周方向に沿った長さが、10mm以上30mm以下である場合に、良好な結果が得られた。
Figure 2019026070
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 ショルダー部
4 サイドウォール部
5 ビード部
6 カーカス層
7 ベルト層
8 ベルト補強層
21 トレッド面
22 主溝
23 陸部
24 副溝
50 ビードトゥ部
51 ビードコア
52 ビードフィラー
53 ビードヒール部
54、54A〜54F、54A1、54A2、54B1、54B2、54C1、54C2、54D1、54D2、54E1、54E2 凸部
58 ビードベース部
59 リムクッション部
60 リム嵌合面上端部
60H リム離反部
71 ベルト
101 タイヤ成形金型
101A セクタ
101B サイドプレート
101C ビードリング
560、561 ベント

Claims (6)

  1. リムに嵌合するビード部と、前記ビード部のビードトゥと前記リムと離反する部分であるリム離反部との間のリム嵌合面の領域に設けられた凸部とを有し、
    前記凸部は、タイヤ周方向に連続して延在し、かつ、タイヤ周方向の位置の変化にしたがってタイヤ径方向の位置が変化する形状であり、
    前記凸部は、前記リム嵌合面からの高さが、前記リム嵌合面の領域の、タイヤ径方向の端部に向かうにしたがって高くなるように変化する形状である
    空気入りタイヤ。
  2. 前記凸部は、前記リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の上端と前記リム嵌合面の領域のタイヤ径方向の下端との間の領域を往復するようにタイヤ径方向の位置が変化しつつ、タイヤ周方向に延在する請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記凸部の延在方向に直交する方向の幅は、0.5mm以上2.0mm以下である請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記凸部の前記リム嵌合面からの高さは、0.3mm以上1.0mm以下である請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記凸部は、タイヤ径方向の位置がタイヤ周方向に沿って周期的に変化し、その変化の1周期に対応するタイヤ周方向に沿った長さが、10mm以上30mm以下である請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の空気入りタイヤを成形するためのタイヤ成形金型であって、前記凸部に対応する凹部と、前記凹部に接続し金型内の空気を排出するためのベントとを有するタイヤ成形金型。
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