JP2019037532A - 入浴装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送車と浴槽とからなる入浴装置において、被介助者の実際の入浴時間を正確に計測可能にすること。【解決手段】シャワー浴槽1と、搬送車5と、天井シャワースイッチ3fと、入浴時間計測部と、シャワー浴槽1と搬送車5とのドッキングを検知するスイッチと、を備え、天井シャワースイッチ3fに入浴開始の指示が入力され、その後、スイッチによってシャワー浴槽1と搬送車5とがドッキングしたことが検知されると、前記時間計測部は、検知スイッチによる前記検知からの経過時間を計測する。【選択図】図3

Description

本発明は、被介助者をシャワー浴させるための入浴装置に関する。
下記特許文献1に示すように、従来、浴槽が昇降して高齢者などの被介助者を入浴させる入浴装置において、入浴経過時間を自動で計測して表示するものが知られている。この入浴装置においては、浴槽の上昇指示と同時に、または、浴槽が所定位置にまで上昇すると、入浴経過時間の計測が自動開始され、入浴経過時間の計測は浴槽の下降指示と同時に、又は上昇状態にある浴槽が所定位置にまで下降すると自動停止される。
特開2007−256号公報
しかしながら、複数のシャワーノズルを設けた浴槽で入浴する入浴装置では、被介助者を浴槽内に入れる前に、シャワーノズルから湯水を噴射して浴槽内を暖める暖気運転を行い、所定時間経過後、被介助者を浴槽内に入れてシャワー浴を行うため、暖気運転の開始と同時に入浴経過時間の計測を開始すると、実際にシャワー浴を行っている時間との差異が生じるという課題があった。
本発明は、このような課題を解決するものであり、シャワー浴などを行う入浴装置において、実際に入浴している時間を正確に計測できるようにすることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、以下の手段を提供する。
(1)本発明第1に係る入浴装置は、浴槽と、前記浴槽に対して所定位置にセットされる搬送車と、入浴開始を指示する操作が入力される操作部と、時間を計測する時間計測部と、前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態を検知する検知部と、を備え、前記操作部に前記入浴開始の指示が入力され、その後、前記検知部によって前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態が検知されると、前記時間計測部は、前記検知部による前記検知からの経過時間を計測する、ことを特徴とする。
(2)本発明第2に係る入浴装置は、浴槽と、前記浴槽に対して所定位置にセットされる搬送車と、入浴開始を指示する操作が入力される操作部と、時間を計測する時間計測部と、前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態を検知する検知部と、を備え、前記時間計測部は、前記操作部に前記入浴開始の指示が入力されると前記時間の計測を開始し、その後、前記検知部によって前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態が検知されると、計測していた前記時間をリセットし前記検知からの経過時間を計測する、ことを特徴とする。
本発明第1、第2によれば、入浴開始の指示から実際に入浴するまでに待ち時間が経過する入浴装置、例えばシャワー入浴装置のように、実際の入浴前に暖気運転を行うような入浴装置において、実際の入浴時間を正確に計測することができ、被介助者による時間計測の手間を簡略化することができる。
(3)本発明の好ましい実施態様では、前記時間計測部が計測していた時間をリセットした後、前記操作部に入浴終了の指示が入力されるまでの間に、前記検知部によって、前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態が解除され、その後、前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態が検知されても、計測していた時間をそのままにして続けて計測する。
この実施態様によれば、入浴中に誤操作や誤動作により所定位置にある搬送車が所定位置外に動き、その後すぐに所定位置に戻された場合でも計測していた時間がリセットされないために、各被介助者の入浴時間を正確に計測することができる。
(4)本発明の好ましい実施態様では、前記時間計測部が計測していた時間をリセットした後、前記操作部に入浴終了の指示が入力されるまでの間に、前記検知部によって、前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態が解除され、その後、前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされたことが検知されたとき、前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態が解除されてから前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされるまでの経過時間が所定時間以上の場合には、計測していた時間をリセットする。
この実施態様によれば、被介助者を浴槽に入れ替える場合でも、各被介助者の入浴時間を正確に計測することができる。
(5)本発明の好ましい実施態様では、前記時間計測部および前記検知部を、前記浴槽または前記搬送車に設けている。
(6)本発明の好ましい実施態様では、前記浴槽は、シャワー浴槽である。
(7)本発明の好ましい実施態様では、前記搬送車には、被介助者を乗せるための乗部が取り付けられており、前記搬送車を前記浴槽に挿入して入浴を行う。
(8)本発明の好ましい実施態様では、前記搬送車は、担架を分離可能に載置し、前記搬送車と前記浴槽との間で前記担架が移動可能である。
本発明によれば、実際に入浴している時間を正確に計測することができる。
実施形態1の入浴装置におけるシャワー浴槽の斜視図。 シャワー浴槽の操作表示画面図。 シャワー浴槽に搬送車が挿入されてドッキングした入浴装置の斜視図。 図3の入浴装置の検知スイッチ周辺の拡大断面斜視図。 入浴時間の計測例1のフローチャート。 入浴時間の計測例2のフローチャート。 入浴時間の計測例3のフローチャート。 実施形態2の入浴装置の斜視図。 実施形態2の入浴装置において、搬送車とシャワー浴槽それぞれのドッキング機構部の説明に用いる断面斜視図。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態に係る入浴装置を説明する。
(実施形態1)
図1ないし図3を参照して、シャワー浴槽1は、長手方向一方に延びる固定台部1aと、固定台部1aの長手方向一方側(図中、左方)で略鉛直に立設された後方側部1bと、後方側部1bの上縁から長手方向他方(図中、右方)へ固定台部1aと平行に延びて該固定台部1aと鉛直方向で対向する天井部1cとを有して、側面視片仮名の「コ」の字形状となり、前面及び左右両側面とが開放されている。シャワー浴槽1は、シャワー浴槽1の殺菌・洗浄処理等のためのハンドシャワー2が備えられている。天井部1cは、その下面に複数の噴射ノズル(不図示)が設けられ、固定台部1aの上面に湯水を噴射することが可能になっている。シャワー浴槽1は、複数の設置脚1dで、浴槽設置面に設置される。
固定台部1aは、長手方向において前方側1a1と後方側1a2とを有し、前方側1a1の下面は、後方側1a2の下面よりも浴槽設置面から高くされて、浴槽設置面との間で図3で示す搬送車5の台車部6の一部が挿入可能なスペースS1が存在する。また、シャワー浴槽1においては、固定台部1aの上面と天井部1cの下面との間に図3で示す搬送車5の載置部8の一部が挿入可能なスペースS2を有する。
搬送車5は、シャワー浴槽1に前記スペースS1,S2を利用して、図1に示す矢印Aの方向(縦方向)に挿入され、図3に示すようにシャワー浴槽1にドッキングすることができる。搬送車5は、横方向(矢印Aと直交する方向)からの挿入も可能である。ここで、ドッキングとは、シャワー浴槽1に対して搬送車5が所定位置にセットされた状態である。また、ドッキングの解除とは、シャワー浴槽1に対して搬送車5が所定位置外となる状態である。
このようなシャワー浴槽1の天井部1cの側面1eには、操作表示画面3が設けられている。
この操作表示画面3には、図2に示すように、電源スイッチ部3a、シャワー温度表示部3b、入浴時間表示部3c、天井シャワー設定温度表示部3d、天井シャワー温度設定操作部3e、及び天井シャワースイッチ3f、ボディソープスイッチ3gが設けられている。
図3は、実施形態1の入浴装置4を示す。入浴装置4は、図1及び図2で説明したシャワー浴槽1と、被介助者をシャワー浴槽1にまで搬送するための搬送車5とからなる。搬送車5は、台車部6と、短手方向一対のフレーム部7a,7bと、載置部8と、一対のサイドフェンス9a,9bと、乗部10とを備える。台車部6は、複数の車輪6a、操作ペダル6b、等を備える。フレーム部7a,7bは、載置部8を支持するとともに該載置部8を昇降するリンク機構を構成する。乗部10は、被介助者が乗り込む部分であり、長手方向に延びる乗部本体10aと、乗部本体10aに置かれた枕部10bと、を備える。乗部10は搬送車5に取り付けられており、搬送車5から分離するものではない。
搬送車5の台車部6の浴槽設置面上からの高さはシャワー浴槽1の前記スペースS1に対応し、載置部8の浴槽設置面上からの高さはシャワー浴槽1の前記スペースS2に対応している。搬送車5は、台車部6と載置部8との間に、シャワー浴槽1の固定台部1aの前方側1a1に対応したスペースS3を有する。したがって、搬送車5は、図3に示すように、シャワー浴槽1に縦方向または横方向から台車部6と載置部8を挿入させてシャワー浴槽1にドッキングすることができる。
図4に示すように、シャワー浴槽1における固定台部1aの前方側1a1の下面奥側に検知スイッチ11が設けられている。検知スイッチ11は、シャワー浴槽1と搬送車5とのドッキング状態(ドッキングとその解除)を検知するスイッチである。図4は、入浴装置4の検知スイッチ11の周辺を示す拡大断面斜視図である。
図4を参照して検知スイッチ11を説明する。
検知スイッチ11は、一例として、図示略の接点を有するスイッチ本体11aと、一端側がスイッチ本体11aに軸支された接点押圧体11bと、を備えたリミットスイッチである。接点押圧体11bが回動することでスイッチ本体11aの接点を押圧・押圧解除して当該検知スイッチ11をオン・オフさせる。
シャワー浴槽1の固定台部1aには、作動体12が設けられている。搬送車5がシャワー浴槽1に挿入されるに伴い、搬送車5の台車部6に設けられたガイドローラー13が作動体12に接触して押すことにより、作動体12が図中矢印C方向にスライド移動して接点押圧体11bに接触する。これにより接点押圧体11bは回動してスイッチ本体11aの接点を押圧することで検知スイッチ11をオンする。検知スイッチ11のオン出力は、シャワー浴槽1内の制御部(図示略)に入力され、これにより搬送車5とシャワー浴槽1とのドッキングが検出される。また、搬送車5がシャワー浴槽1から離脱していくに伴い、作動体12は矢印C方向とは反対の矢印B方向にスライド移動し、接点押圧体11bによるスイッチ本体の接点の押圧が解除される。この検知スイッチ11のオフ出力は、シャワー浴槽1内の制御部に入力され、これにより搬送車5とシャワー浴槽1とのドッキング解除が検出される。なお、作動体12は、図中矢印B方向に図示略のバネ部材で付勢されている。このように、検知スイッチ11および作動体12は、シャワー浴槽1と搬送車5とのドッキング状態(ドッキングとその解除)を検知する検知部を構成する。
また、シャワー浴槽1と搬送車5とがドッキング状態になったとき、図4に示すように、シャワー浴槽1の固定台部1aに設けられた仮ロック軸14が、搬送車5の台車部6に設けられた仮ロック金具15に嵌合し、搬送車5がシャワー浴槽1に対して仮固定される。仮ロック軸14はばね部材16で鉛直下方に付勢されている。また仮ロック軸14の下方側端部がほぼ円錐形状になっており、その円錐表面が仮ロック金具15と接触して押されることで仮ロック軸14は上下に移動する。仮固定がなされた後、操作ペダル6bを被介助者が踏み込むと台車部6に鉛直方向に進退可能な接地脚(図示略)が床面に接地し搬送車5が固定される。
入浴装置4においては、被介助者の実際の入浴時間を正確に計測するため、図5のフローチャートに従う制御を行う。図5を参照して、シャワー浴槽1に入浴する入浴時間を正確に計測するための入浴時間計測例1を説明する。
シャワー浴槽1に搬送車5をドッキングさせてシャワー浴を開始する際は、操作表示画面3の電源スイッチ部3aをオン操作(スイッチオン)し、天井シャワー設定温度表示部3dに表示された設定温度を変える場合には、天井シャワー温度設定操作部3eを操作し、ついで、天井シャワースイッチ3fをオン操作(スイッチオン)する。天井シャワースイッチ3fは、入浴開始を指示する操作信号を制御部に入力するための操作部である。また、制御部は、時間計測部としての機能を有する。制御部は、特に図示しないが、マイクロコンピュータで構成されている。
制御部は、CPU、メモリ等を含み、メモリには必要なプログラムが格納され、CPUは操作表示画面3のスイッチ操作に従い、格納されたプログラムに従い、必要な制御を行う。
すなわち、制御部は、操作表示画面3に対する介助者のスイッチ操作を検知し、その検知に対応した制御を行うと共に、計測時間等の必要なデータの表示制御を行う。操作表示画面3の天井シャワースイッチ3fが押下されると、制御部は、入浴開始の指示が入力されたこと(天井シャワースイッチ3fのスイッチオン)を検出し、再度、スイッチオン状態の天井シャワースイッチ3fが押下されると、制御部は、入浴終了の指示が入力されたこと(天井シャワースイッチ3fのスイッチオフ)を検出する。
以下、図5のフローチャートに従い、入浴時間計測例1を説明すると、ステップS1において、制御部は、天井シャワースイッチ3fがスイッチオンか否か、すなわち、入浴開始の指示が入力されたか否かを検出する。ついで、ステップS2において、制御部は、検知スイッチ11の検知出力に基いて、シャワー浴槽1と搬送車5とのドッキングを検出すると、ステップS3において、入浴時間の計測を開始するとともに、入浴時間表示部3cに入浴時間を表示する。
ついで、ステップS4において、制御部は、天井シャワースイッチ3fがオフ操作(スイッチオフ)されたか否かを検出する。ステップS4で、天井シャワースイッチ3fがスイッチオフされたことを検出すると、ステップS5において、制御部は、入浴時間の計測を終了する。この計測では、入浴時間表示部3cに表示される入浴時間は、検知スイッチ11の検知出力に基づいて搬送車5とシャワー浴槽1とのドッキングが検出されてから、天井シャワースイッチ3fがオフになるまでの時間となる。
図5の制御フローチャートに従う入浴時間計測例1では、天井シャワースイッチ3fの操作で入浴開始の指示がなされても、シャワー浴槽1と搬送車5とのドッキングが検出されない限り、入浴時間の計測を行わず、ドッキングが検出されると、入浴時間の計測を開始する。したがって、シャワー浴槽1の暖気運転等のため、天井シャワースイッチ3fがスイッチオンして入浴開始が指示されてからドッキングして実際に入浴するまでに時間が経過したとしても、前記ドッキングが検出されてから入浴時間の計測を開始するので、実際の入浴時間を正確に計測することができる。これにより、介助者による入浴時間の計測手間を簡略化することができる。
次に、図6を参照して入浴時間計測例2を説明する。この入浴時間計測例2では、入浴時間計測例1とは異なり、天井シャワースイッチ3fがスイッチオンされたことを検出すると、シャワー浴槽1と搬送車5とのドッキングを検出することなく、入浴時間の計測を開始する。
ステップS6は、図5のステップS1と同様のステップである。
ステップS6において、制御部は、天井シャワースイッチ3fのスイッチオンを検出すると、ステップS7において、入浴時間の計測を開始し、入浴時間を入浴時間表示部3cに表示する。ついで、制御部は、入浴時間の計測開始後から、ステップS8において、制御部はシャワー浴槽1と搬送車5とのドッキングを検出すると、ステップS9において、それ以前に計測していた入浴時間をリセットして「ゼロ」にするとともに、それ以降の入浴時間の計測を開始するとともに、入浴時間表示部3cに表示する。
次いで、制御部は、ステップS10において、シャワー浴槽1と搬送車5とのドッキングが解除され、その後、ドッキングしても、入浴時間の計測と、その計測時間の表示を継続し、ステップS11において、天井シャワースイッチ3fのスイッチオフを検出すると、ステップS12において、入浴時間の計測と表示とを終了する。この入浴時間計測例2によれば、入浴時間表示部3cに表示される入浴時間は、天井シャワースイッチ3fをオンした後にドッキング検出してから天井シャワースイッチ3fのスイッチオフ検出までの時間となる。
したがって、入浴時間計測例2によれば、天井シャワースイッチ3fのスイッチオンで入浴開始の指示がなされ、入浴時間の計測が開始されても、シャワー浴槽1と搬送車5とのドッキングが検出されると、それまでの入浴時間の計測はリセットされ、それ以降の入浴時間の計測が開始される。そのため、入浴開始の指示からドッキングして実際に入浴するまでに時間が経過しても、実際の入浴時間を正確に計測することができる。これにより、入浴時間計測例2では、介助者による入浴時間の計測手間を簡略化することができる。
入浴時間計測例2においては、被介助者のシャワー浴を行っているときは、シャワー浴槽1は搬送車5とドッキングされているが、シャワー浴中に誤動作などで搬送車5が動いてシャワー浴槽1とのドッキングが一旦解除され、その後、再度ドッキングしても、シャワー浴が終了するまで入浴時間の計測はリセットされることなく、入浴時間の計測が行われる。これにより、実際の入浴時間を正確に計測することができる。
次に、図7を参照して入浴時間計測例3を説明する。
入浴時間計測例3は、入浴時間計測例2のステップS6〜S12に対して、ステップS9とS11との間に、ステップS101〜S103を追加したものである。
以下、入浴時間計測例3を説明する。入浴時間の計測例2と同様のステップS6〜S9の説明は省略する。図7のステップS11、S12は、図6のステップS11、S12と同様である。入浴時間計測例3においては、制御部は、ステップS9での処理が終了すると、ステップS11に処理を進める。ステップS11において、天井シャワースイッチ3fのスイッチオフが検出されないと、シャワー浴中にシャワー浴槽1と搬送車5とのドッキングが解除された否かを検出するために、処理をステップS11からステップS101に移行する。
ステップS101において、制御部は、シャワー浴槽1と搬送車5とのドッキング解除が検出されたか否かを判断する。ドッキング解除を検出しないと判断すると、制御部は、処理をステップS11に戻す。
ステップS101において、ドッキング解除が検出されたと判断すると、制御部は、処理をステップS102に進める。ステップS102においては、制御部は、再び、ドッキングが検出されたか否かを判断する。制御部は、ステップS102においてドッキングが検出されるまでステップS102の処理を行い、ドッキングが検出されたと判断すると、ステップS103に移行する。
ステップS103においては、ステップS101からステップS102までの時間t、すなわち、ドッキング解除検出からドッキング検出に至るまでの時間tが所定時間以上であると判断すると、ステップS9に処理を戻し、前記時間tが所定時間未満であると判断すると、ステップS11に戻す。
入浴時間計測例3によれば、以下の効果がある。
入浴時間計測例3によれば、ドッキング解除検出からドッキング検出に至るまでの時間tが所定時間以上であれば、入浴時間をリセットして「ゼロ」とし、前記時間tが所定時間未満であれば、入浴時間の計測をリセットしないように制御する。ここで、所定時間としては例えば2〜5分の間で設定される。これにより、シャワー浴槽1の天井部1cの噴射ノズルから湯水を噴射した状態のまま、誤動作などで一旦ドッキングが解除され、その後すぐに再びドッキングした場合には、入浴時間の計測はリセットされないために入浴時間を正確に計測することができる。また、シャワー浴槽1の天井部1cの噴射ノズルから湯水を噴射状態のまま、被介助者をシャワー浴槽1に入れ替える場合には、各被介助者ごとに入浴時間がリセットされるため入浴時間を正確に計測することができる。
(実施形態2)
図8を参照して実施形態2に係る入浴装置4Aを説明する。実施形態1に係る入浴装置4では、搬送車5はシャワー浴槽1に挿入されてドッキングされるが、図8に示す実施形態2の入浴装置4Aは、搬送車5Aとシャワー浴槽1Aとからなり、搬送車5Aはシャワー浴槽1Aに横付けされてドッキングされる。
シャワー浴槽1Aは、図1のシャワー浴槽1とは異なり、固定台部1aの下面の浴槽設置面からの高さは長手方向において同等に低くなっており、固定台部1aの下面と浴槽設置面との間に搬送車5Aの台車部6Aが挿入可能なスペース(シャワー浴槽1のスペースS1に相当するスペース)は存在しない。シャワー浴槽1Aの上面には、搬送車5A上の担架20をスライド移動させるための一対の平行なレール21a,21bが設けられており、レール21a,21bは担架20を載置する載置手段である。シャワー浴槽1Aの固定台部1aの側面には、搬送車5Aとのドッキングのためのドッキング機構22が設けられている。
シャワー浴槽1Aの他の構成は、シャワー浴槽1と同じであるので、当該他の構成の説明は省略する。
搬送車5Aは、台車部6Aと、フレーム部7c,7dと、載置部8と、一対のサイドフェンス9a,9bと、を備える。搬送車5Aには、シャワー浴槽1Aのレール21a,21bと平行な一対のレール(図示略)が設けられている。搬送車5Aにおける一対のレール上に担架20が分離可能に載置されており、この一対のレールは担架20を載置する載置手段である。搬送車5Aでは、フレーム部7cとフレーム部7dとの間に介助者出入り用スペースS4がある。
搬送車5Aは、台車部6A側面に後述のドッキング機構部100(後述)を備え、このドッキング機構部100がシャワー浴槽1Aのドッキング機構部22にドッキングすることでシャワー浴槽1に横付け状態でドッキングされる。搬送車5Aとシャワー浴槽1Aとが互いのドッキング機構部100,22でドッキングされると、制御部は、シャワー浴槽1Aと搬送車5Aとのドッキングを検知する。このように、制御部は、検知部として、前記両ドッキング機構部100,22を介して前記ドッキングを検知する機能を有する。
図9を参照して、台車部6Aのドッキング機構部100とシャワー浴槽1Aのドッキング機構部22とを説明する。
台車部6Aのドッキング機構部100は、搬送車5A側のドッキングレバー101と、ドッキングレバー101が取り付けられる軸102と、軸102に巻装されたバネ部材103とを有する。ドッキングレバー101は、バネ部材103で時計回り方向に付勢されている。
シャワー浴槽1Aのドッキング機構部22は、シャワー浴槽1Aの側面に突設されたドッキングケース22aと、ドッキングケース22aの上面に形成された係入穴22bと、ドッキングケース22a内部に設けられたシャワー浴槽1A側のドッキングレバー22cと、検知スイッチ(検知部)22dとを有している。検知スイッチ22dは、例えば前述の検知スイッチ11と同様のリミットスイッチである。
図8に示すように、搬送車5Aがシャワー浴槽1Aに横付けされると、搬送車5A側のドッキングレバー101が、ドッキングケース22a上面の係入穴22bに係入し、シャワー浴槽側のドッキングレバー22cを押下する。それに伴い、検知スイッチ22dの接点押圧体22eが押下され、検知スイッチ22dのスイッチ信号が制御部に入力され、制御部は搬送車5Aとシャワー浴槽1Aとのドッキングを検知する。このように、検知スイッチ22dおよびドッキングレバー22cは、シャワー浴槽1Aと搬送車5Aとのドッキング状態(ドッキングとその解除)を検知する検知部を構成する。
かかる入浴装置4Aも、前記入浴時間計測例1ないし3と同様に被介助者の入浴時間を計測する。
(他の実施形態)
なお、実施形態1〜3では、時間計測部及び検知部はシャワー浴槽に設けられているが、搬送車に設けてもよい。時間計測部や入浴時間表示部等は、浴室内の任意の箇所に設置し、入浴装置の検知部等からの検知データを無線で送受信させるようにしてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施できる。したがって、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
1,1A シャワー浴槽
4,4A 入浴装置
3f 天井シャワースイッチ(操作部)
5,5A 搬送車
11 検知スイッチ
22d 検知スイッチ

Claims (8)

  1. 浴槽と、
    前記浴槽に対して所定位置にセットされる搬送車と、
    入浴開始を指示する操作が入力される操作部と、
    時間を計測する時間計測部と、
    前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態を検知する検知部と、
    を備え、
    前記操作部に前記入浴開始の指示が入力され、その後、前記検知部によって前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態が検知されると、前記時間計測部は、前記検知部による前記検知からの経過時間を計測する、ことを特徴とする入浴装置。
  2. 浴槽と、
    前記浴槽に対して所定位置にセットされる搬送車と、
    入浴開始を指示する操作が入力される操作部と、
    時間を計測する時間計測部と、
    前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態を検知する検知部と、
    を備え、
    前記時間計測部は、前記操作部に前記入浴開始の指示が入力されると前記時間の計測を開始し、その後、前記検知部によって前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態が検知されると、計測していた前記時間をリセットし前記検知からの経過時間を計測する、ことを特徴とする入浴装置。
  3. 前記時間計測部が計測していた時間をリセットした後、前記操作部に入浴終了の指示が入力されるまでの間に、前記検知部によって、前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態が解除され、その後、前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態が検知されても、計測していた時間をそのままにして続けて計測する、請求項2に記載の入浴装置。
  4. 前記時間計測部が計測していた時間をリセットした後、前記操作部に入浴終了の指示が入力されるまでの間に、前記検知部によって、前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態が解除され、その後、前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態が検知されたとき、前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされた状態が解除されてから前記浴槽に対して前記搬送車が前記所定位置にセットされるまでの経過時間が所定時間以上の場合には、計測していた時間をリセットする、請求項2または3に記載の入浴装置。
  5. 前記時間計測部および前記検知部を、前記浴槽または前記搬送車に設けた、請求項1ないし4のいずれかに記載の入浴装置。
  6. 前記浴槽は、シャワー浴槽である、請求項1ないし5のいずれかに記載の入浴装置。
  7. 前記搬送車には被介助者を乗せるための乗部が取り付けられており、前記搬送車を前記浴槽に挿入して入浴を行う、ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の入浴装置。
  8. 前記搬送車は、担架を分離可能に載置し、前記搬送車と前記浴槽との間で前記担架が移動可能である、ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の入浴装置。
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