JP2019041006A - 基板の支持構造、照射装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一方の面に配線パターンが形成されている基板の他方の面が金属箔のベタパターンである場合と比べて、表裏の線膨張の差による基板の反りを抑制する基板の支持構造を得る。【解決手段】基板の支持構造は、板状のプリント配線板50と、プリント配線板50の表面に形成された配線パターンと、プリント配線板50の裏面52Bに形成され、金属箔の部分間に基材52の露出部分がある金属箔パターン56と、金属箔パターン56が接着剤により接着されプリント配線板50を支持するヒートシンクと、を有する。【選択図】図6
Description
本発明は、基板の支持構造、照射装置及び画像形成装置に関する。
下記特許文献1には、半導体チップのマーク及びチップ外形を画像認識し、半導体チップの定められた部位とマウント部を相対的に位置補正してダイボンディングを行う方法が開示されている。
下記特許文献2には、加熱加圧している積層物に振動を与えることで、絶縁樹脂層中に空隙が発生することを低減できる配線基板への絶縁樹脂層の形成方法が開示されている。
下記特許文献3には、金属基材とセラミック基材とが接着剤を介して張り合わされる接合体であって、金属基材とセラミック基材の少なくとも一方に、変形可能な金属伝熱体を直接的に接合する構成が開示されている。接合は、金属伝熱体の融点以上の温度で行い、金属伝熱体としては、半田やろう材などが用いられている。
下記特許文献4には、光路にあたる部分の接着剤を無くし、ボイドの影響を低減する光部品構造が開示されている。
本発明は、一方の面に配線パターンが形成されている基板の他方の面が金属箔のベタパターンである場合と比べて、表裏の線膨張の差による基板の反りを抑制する基板の支持構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る基板の支持構造は、板状の基板と、前記基板の一方の面に形成された配線パターンと、前記基板の他方の面に形成され、金属箔の部分間に前記基板の基材の露出部分がある金属箔パターンと、前記金属箔パターンが接着剤により接着され、前記基板を支持する支持部材と、を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基板の支持構造において、前記金属箔パターンにおける前記基材の露出部分は、直接又は間接的に前記基板の外周に達している。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の基板の支持構造において、前記金属箔パターンにおける前記基材の露出部分には、特定方向に長い溝形状の部分を備え、前記基材の露出部分のすべての部分は、直接又は前記溝形状を通じて前記基板の外周に達している。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の基板の支持構造において、前記金属箔パターンにおける前記基材の露出部分は、特定方向に長い溝形状である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の基板の支持構造において、前記溝形状の端部が前記基板の外周に達している。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の基板の支持構造において、前記金属箔パターンには、複数の溝形状がある。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の基板の支持構造において、すべての溝形状の端部が前記基板の外周に達している。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の基板の支持構造において、少なくとも一部の溝形状は、他の溝形状を通じて前記基板の外周に達している。
請求項9に記載の発明は、請求項6から請求項8までのいずれか1項に記載の基板の支持構造において、前記複数の溝形状は、特定方向に並んでいる溝群を含む。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の基板の支持構造において、前記複数の溝形状は、互いに交差する複数の前記溝群を含む。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の基板の支持構造において、前記複数の溝形状は、格子状である。
請求項12に記載の発明は、請求項6から請求項8までのいずれか1項に記載の基板の支持構造において、前記複数の溝形状は、放射状である。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の基板の支持構造において、前記複数の溝形状は、放射の起点が前記基板の中央部に位置する。
請求項14に記載の発明は、請求項5から請求項13までのいずれか1項に記載の基板の支持構造において、前記溝形状の幅は、一定又は前記基板の外周に向かって徐々に広くなっている。
請求項15に記載の発明は、請求項6から請求項14までのいずれか1項に記載の基板の支持構造において、前記配線パターンは、特定方向に並ぶ複数の配線部と、前記配線部を隔てる配線間部と、を有し、前記複数の溝形状は、前記配線間部の並ぶ方向に並んでいる。
請求項16に記載の発明は、請求項1から請求項15までのいずれか1項に記載の基板の支持構造において、前記配線パターンに占める配線部の総面積に対し、前記金属箔パターンに占める前記金属箔の総面積は、0.5倍以上3倍以下である。
請求項17に記載の発明は、請求項1から請求項16までのいずれか1項に記載の基板の支持構造において、前記基板には発熱部材が実装されており、前記支持部材は、放熱部材又は放熱部材に熱を伝える伝熱部材である。
請求項18に記載の発明に係る照射装置は、請求項1から請求項17までのいずれか1項に記載の基板の支持構造と、前記基板の前記配線パターンを介して電流が供給されると共に、前記支持部材に支持された発光素子と、を有する。
請求項19に記載の発明に係る画像形成装置は、記録媒体に液滴と吐出する液滴吐出手段と、請求項18に記載の照射装置が使用され、前記液滴を乾燥させる乾燥装置と、を有する。
請求項1に記載の発明によれば、一方の面に配線パターンが形成されている基板の他方の面が金属箔のベタパターンである場合と比べて、表裏の線膨張の差による基板の反りが抑制される。
請求項2に記載の発明によれば、露出部分が金属箔に囲まれている場合と比べて、基板と支持部材との接着強度が高い。
請求項3に記載の発明によれば、一部の露出部分が金属箔に囲まれている場合と比べて、基板と支持部材との接着強度が増す。
請求項4に記載の発明によれば、露出部分が円形や正方形である場合と比べて、基板と支持部材との接着強度が増す。
請求項5に記載の発明によれば、溝形状の露出部分が金属箔に囲まれている場合と比べて、基板と支持部材との接着強度が増す。
請求項6に記載の発明によれば、単一の溝形状がある場合と比べて、基板と支持部材との接着強度が増す。
請求項7に記載の発明によれば、一部の溝形状の端部が基板の外周に達していない場合と比較して、基板と支持部材との接着強度が増す。
請求項8に記載の発明によれば、一部の溝形状が他の溝形状に囲まれている場合と比較して、基板と支持部材との接着強度が増す。
請求項9に記載の発明によれば、複数の溝形状がランダムに配置されている場合と比較して、表裏の線膨張の差による基板の反りが抑制される。
請求項10に記載の発明によれば、複数の溝群が互いに交差しない場合と比較して、基板と支持部材との接着強度が増す。
請求項11に記載の発明によれば、交差する溝形状が非対称に配置されている場合と比較して、基板と支持部材との接着強度が増す。
請求項12に記載の発明によれば、複数の溝形状が合流していない場合と比較して、基板と支持部材との接着強度が増す。
請求項13に記載の発明によれば、放射の起点が基板の端部に配置にある場合と比較して、基板と支持部材との接着強度が増す。
請求項14に記載の発明によれば、溝形状の幅が、基板の外周に向かって狭くなる場合と比較して、基板と支持部材との接着強度が増す。
請求項15に記載の発明によれば、複数の溝形状が、配線間部の並ぶ方向と交差して配置されている場合と比較して、表裏の線膨張の差による基板の反りが抑制される。
請求項16に記載の発明によれば、配線パターンに占める配線部の総面積に対し、金属箔パターンに占める金属箔の総面積が、0.5倍より小さく、3倍より大きい場合と比較して、表裏の線膨張の差による基板の反りが抑制される。
請求項17に記載の発明によれば、発熱部材の熱を金属箔パターンを通じて逃がす構成において、基板が冷却されやすい。
請求項18に記載の発明によれば、基板の支持構造に設けられた基板の他方の面が金属箔のベタパターンである場合と比べて、表裏の線膨張の差による基板の反りが抑制される。
請求項19に記載の発明によれば、基板の支持構造に設けられた基板の他方の面が金属箔のベタパターンである場合と比べて、表裏の線膨張の差による基板の反りが抑制される。
以下に、本発明の画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図面において、矢印UPで示す方向を画像形成装置の鉛直方向における上方向とし、矢印Wで示す方向を装置幅方向(水平方向)とする。また、矢印Dで示す方向、すなわち装置高さ方向及び装置幅方向のそれぞれに直交する方向を装置奥行き方向(水平方向)とする。また、本明細書において、「〜」を用いて表される数値範囲がある場合は、数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む範囲を意味する。
〔第1実施形態〕
<画像形成装置の全体構成>
図1は、本発明の実施形態である画像形成装置の構成の一例を示す概略構成図である。図1に示されるように、画像形成装置10は、液滴の一例としてのインク滴を吐出して記録媒体上に画像を形成するインクジェット記録装置とされている。
<画像形成装置の全体構成>
図1は、本発明の実施形態である画像形成装置の構成の一例を示す概略構成図である。図1に示されるように、画像形成装置10は、液滴の一例としてのインク滴を吐出して記録媒体上に画像を形成するインクジェット記録装置とされている。
画像形成装置10は、記録媒体の一例としての連続紙Pを矢印A方向に搬送する複数の搬送ロール24と、連続紙Pにインク滴を吐出する液滴吐出手段の一例としての記録ヘッド12と、インク滴が吐出された連続紙Pにレーザ光を照射する照射装置14と、を備えている。さらに、画像形成装置10は、連続紙Pを供給する給紙ロール20と、連続紙Pを巻き取る巻取ロール22と、を備えている。
給紙ロール20には、長尺状の連続紙Pが巻き付けられている。給紙ロール20から引き出された連続紙Pは、搬送ロール24の回転に伴って矢印A方向に搬送される。搬送ロール24により搬送された連続紙Pは、最終的には巻取ロール22の回転により巻き取られる。給紙ロール20と巻取ロール22との間には、連続紙Pの搬送方向上流側から順に、記録ヘッド12、照射装置14が連続紙Pと対向するように配置されている。なお、以下では、連続紙Pの搬送方向を単に「搬送方向」という場合がある。
記録ヘッド12は、本実施形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応したインクジェット記録ヘッド(以下、「記録ヘッド」と略称する)12Y、12M、12C、12Kを備えている。記録ヘッド12Y、12M、12C、12Kは、連続紙Pの搬送方向の上流側から下流側に向かって記載した順序で配置されている。記録ヘッド12Y、12M、12C、12Kの各々は、複数のノズルから対応する色のインクを吐出して、連続紙P上に対応する色の画像を形成する。なお、YMCK各色を区別する必要がない場合は、「記録ヘッド12」と総称する。
照射装置14は、複数のレーザ発光素子42(図2参照)を備え、記録ヘッド12によりインク滴が吐出された連続紙Pに対し、複数のレーザ発光素子42からレーザ光を照射する構成とされている。これにより、連続紙P上に形成された画像のインク滴を乾燥させて、連続紙Pに画像を定着させるようになっている。ここで、照射装置14は、乾燥装置の一例である。この照射装置14については、後に説明する。
画像形成装置10には、記録ヘッド12Y、12M、12C、12Kの各色に対応するインクを貯留する複数の容器30Y、30M、30C、30Kが設けられている。容器30Y、30M、30C、30Kの各々は、貯留しているインクを対応する色の記録ヘッド12Y、12M、12C、12Kに供給する。
上記の画像形成装置10では、給紙ロール20から引き出された連続紙P上に、記録ヘッド12によりインク滴が吐出されて画像が形成される。記録ヘッド12により画像が形成された連続紙Pに、照射装置14によりレーザ光が照射され、連続紙P上に形成された画像のインク滴が乾燥される。さらに、画像のインク滴が乾燥された連続紙Pは、巻取ロール22に巻き取られることで、連続紙Pへの画像形成が終了する。
<照射装置の構成>
図2には、本発明の実施形態である照射装置14に用いられるレーザ素子ユニット40の一例が斜視図にて示されている。
図2には、本発明の実施形態である照射装置14に用いられるレーザ素子ユニット40の一例が斜視図にて示されている。
図2に示されるように、レーザ素子ユニット40は、一例として、直方体状とされている。図示を省略するが、照射装置14は、一例として、装置奥行き方向(矢印D方向)に沿って配置される複数のレーザ素子ユニット40を備えている。本実施形態では、連続紙Pの幅方向(図1に示す連続紙Pの搬送方向である矢印Aと直交する方向)が、装置奥行き方向(矢印D方向)とされており、複数のレーザ素子ユニット40は、連続紙Pの幅方向に沿って配置されている。本実施形態では、複数のレーザ素子ユニット40の長手方向が、それぞれ連続紙Pの幅方向(装置奥行き方向、すなわち矢印D方向)となるように配列されている。また、例えば、複数のレーザ素子ユニット40は、装置幅方向(矢印W方向)に複数列で千鳥状に配置されている。
(レーザ素子ユニットの構成)
図2に示されるように、レーザ素子ユニット40は、発光素子の一例としての複数のレーザ発光素子42が並べて配置されたレーザアレイ44と、レーザアレイ44を冷却する放熱部材の一例としてのヒートシンク46と、を備えている。ヒートシンク46は、例えば、直方体状とされている。本実施形態では、照射装置14の上下方向におけるヒートシンク46の下面部に、複数のレーザ発光素子42を備えたレーザアレイ44が設けられている。レーザアレイ44は、ヒートシンク46の長手方向の中間部46Aの下面部に設けられている。複数のレーザ発光素子42は、ヒートシンク46の端部を除く中間部46Aに、長手方向に沿って及び長手方向と直交する方向に沿って並べて配置されている。
図2に示されるように、レーザ素子ユニット40は、発光素子の一例としての複数のレーザ発光素子42が並べて配置されたレーザアレイ44と、レーザアレイ44を冷却する放熱部材の一例としてのヒートシンク46と、を備えている。ヒートシンク46は、例えば、直方体状とされている。本実施形態では、照射装置14の上下方向におけるヒートシンク46の下面部に、複数のレーザ発光素子42を備えたレーザアレイ44が設けられている。レーザアレイ44は、ヒートシンク46の長手方向の中間部46Aの下面部に設けられている。複数のレーザ発光素子42は、ヒートシンク46の端部を除く中間部46Aに、長手方向に沿って及び長手方向と直交する方向に沿って並べて配置されている。
レーザ素子ユニット40は、レーザアレイ44の長手方向の両側に、第1実施形態の基板の支持構造が適用されたプリント配線板50を備えている。プリント配線板50は、ヒートシンク46の長手方向の両側の端部46Bの下面部に支持されている。ヒートシンク46は、レーザアレイ44と両側のプリント配線板50に跨って配置されている。ここで、プリント配線板50は、基板の一例であり、ヒートシンク46は、支持部材の一例である。図2中の2つのプリント配線板50は、ヒートシンク46の長手方向の両側で左右対称に形成されている。図3には、図2中のヒートシンク46の長手方向左側のプリント配線板50が拡大された状態で斜視図にて示されている。
図3に示されるように、プリント配線板50は、絶縁体で構成された板状の基材52と、基材52の一方の面の一例としての表面52Aに形成された導電性の配線パターン54と、を備えている(図4、図5及び図7参照)。また、図6に示されるように、プリント配線板50は、基材52の他方の面の一例としての裏面52Bに形成された銅箔パターン56を備えている。基材52は、平面視にて矩形状とされている。銅箔パターン56は、金属箔パターンの一例である。銅箔パターン56については、後に詳述する。
図4及び図5に示されるように、配線パターン54は、基材52の表面52Aに形成された複数の配線部54Aを備えている。複数の配線部54Aの間は、基材52の表面52Aが露出した配線間部とされている。複数の配線部54Aを備えた配線パターン54は、例えば、基材52の表面52Aの全面に形成された銅箔をフォトリソグラフィによりパターニングすることによって形成されている。本実施形態では、複数の配線部54Aは、基材52の表面52Aに装置幅方向(W方向)に並べて配置されると共に、ヒートシンク46の端部46Bの端面側からレーザアレイ44に向かって互いの間隔(配線間部の幅)が広がるように形成されている。すなわち、複数の配線部54Aは、ヒートシンク46の端部46Bの端面側に配置された一端部55Aからレーザアレイ44側に配置された他端部55Bに向かって互いの間隔(配線間部の幅)が広がるように配置されている。
図3に示されるように、複数の配線部54Aの一端部55Aは、複数配置されたケーブル60の導電部60Aにそれぞれ接続されている(図2参照)。複数のケーブル60の導電部60Aは、外部の給電用基板(図示省略)にそれぞれ接続されている。また、複数の配線部54Aの他端部55Bは、レーザアレイ44の長手方向の一端側(図2中左側のプリント配線板50側)に配置されたレーザ発光素子42にそれぞれボンディングワイヤ62によって接続されている。さらに、レーザアレイ44の長手方向に配置された隣り合うレーザ発光素子42は、ボンディングワイヤ64によって接続されている。
図6に示されるように、銅箔パターン56は、銅箔の部分である島状の複数の銅箔部72と、銅箔部72の間の基材52の露出部分である複数の溝部74と、を備えている(図7参照)。ここで、銅箔は、金属箔の一例である。銅箔パターン56は、例えば、基材52の裏面52Bの全面に形成された銅箔をフォトリソグラフィによりパターニングすることによって形成されている。複数の溝部74は、特定方向に長い溝形状の部分を備えている。より具体的には、複数の溝部74は、放射の起点の一例としての露出部分の中心部74Aから基材52の外周に向かって放射状に延びており、複数の溝部74の端部は、基材52の外周に達している。中心部74Aは、基材52の中央部に位置している。本実施形態では、中心部74Aが延びているそれぞれが溝部74である。また、複数の溝部74の一部は、中心部74Aに繋がらずに基材52の中間部から基材52の外周に向かって放射状に延びており、その端部は基材52の外周に達している。本実施形態では、複数の溝部74における基材52の外周側の端部のすべてが直接、基材52の外周に達している。複数の溝部74の幅は、一定とされている。また、銅箔パターン56は、基材52の外周部の全周に基材52の露出部分(銅箔部72の無い部分)を備えている。
図7に示されるように、基材52の裏面52Bの銅箔パターン56が上下方向の上側となるようにプリント配線板50を配置し、基材52の裏面52B側に接着剤76を塗布する。これにより、銅箔パターン56の銅箔部72に接着剤76が塗布される。そして、銅箔パターン56の銅箔部72を、接着剤76を介してヒートシンク46の長手方向の端部46Bに接合することで、プリント配線板50がヒートシンク46の長手方向の端部46Bに接合される。例えば、接着剤76は、加熱により硬化する熱硬化性の接着剤とされている。これにより、接着時に熱を加えることで接着剤76が硬化し、プリント配線板50とヒートシンク46とが接着剤76により接合される。このとき、銅箔パターン56の銅箔部72に塗布した接着剤76が溝部74の側面に入り込み、接着剤76のアンカー効果で接着強度が増すようになっている。接着剤としては熱伝導性の接着剤が好ましい。
ここで、銅の線膨張係数は、1.68×10-5/℃である。線膨張係数の測定は、具体的には、JIS K7197に準拠し、熱機械分析(TMA)法を用いて測定する。
また、基材52は、絶縁体で形成されており、一例として、ガラスエポキシ等が用いられている。ガラスエポキシとは、ガラス繊維にエポキシ樹脂をしみ込ませ、熱硬化処理を施して板状にしたものである。ここで、エポキシ樹脂の線膨張係数は2×10-4/℃であった。
プリント配線板50では、基材52の表面52Aの配線パターン54に占める複数の配線部54Aの総面積と、基材52の裏面52Bの銅箔パターン56に占める銅箔部72の総面積とを近くすることが好ましい。プリント配線板50では、配線パターン54に占める複数の配線部54Aの総面積に対し、銅箔パターン56に占める銅箔部72の総面積は、0.5倍以上3倍以下であることが好ましく、0.7倍以上2.5倍以下であることがより好ましく、0.8倍以上2倍以下であることがさらに好ましい。本実施形態のプリント配線板50では、配線パターン54に占める複数の配線部54Aの総面積に対し、銅箔パターン56に占める銅箔部72の総面積は、0.5倍以上3倍以下となるように構成されている。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
プリント配線板50は、絶縁体で構成された板状の基材52と、基材52の表面52Aに形成された導電性の配線パターン54と、基材52の裏面52Bに形成された銅箔パターン56と、を備えている。配線パターン54は、基材52の表面52Aに形成された複数の配線部54Aを備えている。銅箔パターン56は、島状の複数の銅箔部72と、銅箔部72の間の基材52の露出部分である溝形状の複数の溝部74と、を備えている。銅箔パターン56の銅箔部72は、接着剤76によりヒートシンク46の長手方向の端部46Bに接着されており、これにより、プリント配線板50がヒートシンク46に支持されている。
上記のプリント配線板50を備えたレーザ素子ユニット40では、外部の給電用基板(図示省略)から複数のケーブル60、配線パターン54を構成する複数の配線部54A、ボンディングワイヤ62、64を介して複数のレーザ発光素子42に電流が供給される。これにより、複数のレーザ発光素子42が発光し、連続紙Pにレーザ光が照射されることで、連続紙P上に形成された画像のインク滴が乾燥される(図1参照)。
ここで、比較例のプリント配線板の支持構造について説明する。図示を省略するが、比較例のプリント配線板の支持構造では、プリント配線板を構成する基材の裏面に、外周を除いて全面ベタ状の銅箔部が形成されており、銅箔部の部分間に露出部分がない。さらに、全面ベタ状の銅箔部がヒートシンクに接着剤により接合されている。これにより、プリント配線板がヒートシンクに支持されている。なお、比較例のプリント配線板の他の構成は、本実施形態のプリント配線板50の構成と同じである。
この比較例のプリント配線板の支持構造では、銅箔部が広い面積のため、加熱により接着剤を硬化したときにボイドが残る可能性がある。また、このプリント配線板の支持構造では、基材の表面が配線パターンであり、基材の裏面が全面ベタ状の銅箔部である。このため、接着時の加熱によって、表裏の線膨張差によりプリント配線板に反りが発生し、プリント配線板とヒートシンクとをムラなく接合することが難しい。また、このプリント配線板の支持構造では、接着時の加熱により接着剤中にボイドが残ったときに、プリント配線板とヒートシンクとの接着面積が減るために、接着強度の低下を招く可能性がある。また、このプリント配線板の支持構造では、接着時の加熱により接着剤中にボイドが残ったときに、プリント配線板とヒートシンクとの接着面積が減るために、熱抵抗が増大し、ヒートシンクに熱が逃げにくくなる。
これに対し、本実施形態のプリント配線板50の支持構造では、基材52の裏面52Bに銅箔パターン56が形成されており、銅箔パターン56は、島状の複数の銅箔部72と、銅箔部72の間の基材52の露出部分である溝形状の複数の溝部74と、を備えている。このため、上記のプリント配線板50の支持構造では、一方の面に配線パターンが形成されている基板の他方の面が金属箔のベタパターンである場合と比べて、表裏の線膨張の差によるプリント配線板50の反りが抑制される。例えば、ケーブル60にフラットケーブルを採用し、複数の配線部54Aにヒータシールで一括半田付けする製造プロセスを用いる場合、プリント配線板50の反りを抑制することで、ばらつきの小さい半田付けが可能である。
また、上記のプリント配線板50の支持構造では、銅箔パターン56における基材52の露出部分である複数の溝部74は、直接、プリント配線板50の外周に達している(構成1)。これにより、プリント配線板50とヒートシンク46とを接着する接着剤76から、接着時の加熱で発生するボイドが複数の溝部74を通じて外に逃げやすい。このため、接着剤76の層中のボイドが少なくなり、接着剤76の層の空隙率が低くなることで、プリント配線板50とヒートシンク46との接着強度が高くなる。このため、上記のプリント配線板50の支持構造では、露出部分が金属箔に囲まれている場合と比べて、プリント配線板50とヒートシンク46との接着強度が高い。
また、上記のプリント配線板50の支持構造では、銅箔パターン56における基材52の露出部分には、特定方向に長い溝形状の複数の溝部74を備え、複数の溝部74は、直接、プリント配線板50の外周に達している(構成2)。このため、接着剤76の層から接着時の加熱で発生するボイドが複数の溝部74に逃げやすい。したがって、上記のプリント配線板50の支持構造では、一部の露出部分が金属箔に囲まれている場合と比べて、プリント配線板50とヒートシンク46との接着強度が増す。
また、上記のプリント配線板50の支持構造では、銅箔パターン56における基材52の露出部分は、特定方向に長い溝部74である(構成3)。このため、銅箔部72と溝部74との境界が長く、接着時の加熱で接着剤76から発生するボイドが溝部74に逃げやすい。また、溝部74に接着剤76が入り込むことで、面積あたりのエッジの長い接着剤76のアンカー効果により、接着強度が高くなる。このため、上記のプリント配線板50の支持構造では、露出部分が同じ面積の円形や正方形である場合と比べて、プリント配線板50とヒートシンク46との接着強度が増す。
また、上記のプリント配線板50の支持構造では、銅箔パターン56は、複数の溝部74を備えている(構成4)。このため、上記のプリント配線板50の支持構造では、単一の溝形状がある場合と比べて、プリント配線板50とヒートシンク46との接着強度が増す。
また、上記のプリント配線板50の支持構造では、すべての複数の溝部74の端部がプリント配線板50の外周に達している(構成5)。このため、上記のプリント配線板50の支持構造では、一部の溝形状の端部が基板の外周に達していない場合と比較して、プリント配線板50とヒートシンク46との接着強度が増す。
また、上記のプリント配線板50の支持構造では、複数の溝部74が放射状である(構成6)。このため、上記のプリント配線板50の支持構造では、複数の溝形状が合流していない形状である場合と比較して、プリント配線板50とヒートシンク46との接着強度が増す。
また、上記のプリント配線板50の支持構造では、複数の溝部74の放射の起点が、基材52の中央部に位置している(構成7)。このため、上記のプリント配線板50の支持構造では、放射の起点が基板の端部に配置にある場合と比較して、プリント配線板50とヒートシンク46との接着強度が増す。
また、上記のプリント配線板50の支持構造では、複数の溝部74の幅は、基材52の外周に向かって一定とされている(構成8)。このため、上記のプリント配線板50の支持構造では、溝形状の幅が基板の外周に向かって狭くなる場合と比較して、プリント配線板50とヒートシンク46との接着強度が増す。
また、上記のプリント配線板50の支持構造では、配線パターン54に占める複数の配線部54Aの総面積に対し、銅箔パターン56に占める銅箔部72の総面積は、0.5倍以上3倍以下である(構成9)。このため、上記のプリント配線板50の支持構造では、配線パターンに占める配線部の総面積に対し、金属箔パターンに占める金属箔の総面積が、0.5倍より小さく、3倍より大きい場合と比較して、表裏の線膨張の差によるプリント配線板50の反りが抑制される。
また、上記のプリント配線板50の支持構造では、プリント配線板50には、複数のレーザ発光素子42が実装されており、プリント配線板50はヒートシンク46に支持されている(構成10)。これにより、レーザ発光素子42の熱を、銅箔パターン56を介してヒートシンク46に逃がすことができる。このため、上記のプリント配線板50の支持構造では、発熱部材の熱を金属箔パターンを通じて逃がす構成において、プリント配線板50が冷却されやすい。
〔第2実施形態〕
次に、図8及び図9を用いて、本発明の第2実施形態の照射装置及び基板の支持構造について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
次に、図8及び図9を用いて、本発明の第2実施形態の照射装置及び基板の支持構造について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図8及び図9には、プリント配線板90の基材52の裏面52Bが示されている。図8及び図9に示されるように、プリント配線板90は、基材52の裏面52Bに形成された銅箔パターン92を備えている。銅箔パターン92は、銅箔の部分である島状の複数の銅箔部94と、銅箔部94の間の基材52の露出部分である溝形状の複数の溝部96と、を備えている。ここで、プリント配線板90は、基板の一例であり、銅箔は、金属箔の一例である。
複数の溝部96は、格子状とされている。言い換えると、複数の溝部96が互いに交差する溝群96A、96Bを含んでいる。一例として、複数の溝部96は、基材52の長手方向(装置幅方向であるW方向)に長い溝形状の部分を備える溝群96Aと、基材52の長手方向と直交する方向(装置奥行き方向であるD方向)に長い溝形状の部分を備える溝群96Bと、を有している。本実施形態では、複数の溝部96の端部のすべてが直接、基材52の外周に達している。なお、プリント配線板90の銅箔パターン92以外の構成は、第1実施形態のプリント配線板50と同じである。
上記のプリント配線板90の支持構造では、一方の面に配線パターンが形成されている基板の他方の面が金属箔のベタパターンである場合と比べて、表裏の線膨張の差によるプリント配線板90の反りが抑制される。また、上記のプリント配線板90の支持構造では、第1実施形態の構成1、構成2、構成3、構成4、構成5、構成8、構成9、及び構成10と同じ構成を備えており、これらの効果は第1実施形態と同じであるので、省略する。
上記のプリント配線板90の支持構造では、複数の溝部96が互いに交差する溝群96A、96Bを含んでいる。このため、上記のプリント配線板90の支持構造では、複数の溝群が互いに交差しない場合と比較して、プリント配線板90とヒートシンク46との接着強度が増す。
また、上記のプリント配線板90の支持構造では、複数の溝部96は格子状とされている。このため、上記のプリント配線板90の支持構造では、交差する溝形状が非対称に配置されている場合と比較して、プリント配線板50とヒートシンク46との接着強度が増す。
また、上記のプリント配線板90の支持構造では、複数の溝部96は、基材52の表面52Aに形成された複数の配線部54Aの間の基材52が露出した配線間部(図5参照)の並ぶ方向に並んでいる。このため、上記のプリント配線板90の支持構造では、複数の溝形状が露出部の並ぶ方向と交差して配置されている場合と比較して、表裏の線膨張の差によるプリント配線板110の反りが抑制される。
〔第3実施形態〕
次に、図10を用いて、本発明の第3実施形態の照射装置及び基板の支持構造について説明する。なお、前述した第1及び第2実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
次に、図10を用いて、本発明の第3実施形態の照射装置及び基板の支持構造について説明する。なお、前述した第1及び第2実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図10には、プリント配線板100の基材52の裏面52Bが示されている。図10に示されるように、プリント配線板100は、基材52の裏面52Bに形成された銅箔パターン102を備えている。銅箔パターン102は、銅箔の部分である島状の複数の銅箔部104と、銅箔部104の間の基材52の露出部分である溝形状の複数の溝部106と、を備えている。ここで、プリント配線板100は、基板の一例であり、銅箔は、金属箔の一例である。
複数の溝部106の一部の溝部106Bは、放射の起点の一例としての中心部106Aから基材52の外周に向かって放射状に延びており、その溝部106Bの端部は、基材52の外周に達している。中心部106Aは、基材52の中央部に位置している。また、複数の溝部106の他の一部の溝部106Cは、中心部106Aに繋がらずに基材52の中間部から基材52の外周に向かって延びており、その溝部106Cの端部は基材52の外周に達している。また、放射状に延びた複数の溝部106を繋ぐように湾曲状の複数の溝部106Dが設けられている。本実施形態では、複数の溝部106が直接又は間接的に基材52の外周に達している。なお、プリント配線板100の銅箔パターン102以外の構成は、第1実施形態のプリント配線板50と同じである。
上記のプリント配線板100の支持構造では、一方の面に配線パターンが形成されている基板の他方の面が金属箔のベタパターンである場合と比べて、表裏の線膨張の差によるプリント配線板100の反りが抑制される。また、上記のプリント配線板100の支持構造では、第1実施形態の構成1、構成2、構成4、構成6、構成7、構成8、構成9、及び構成10と同じ構成を備えており、これらの効果は第1実施形態と同じであるので、省略する。
また、上記のプリント配線板100の支持構造では、複数の溝部106が直接又は間接的に基材52の外周に達している。このため、上記のプリント配線板100の支持構造では、露出部分が金属箔に囲まれている場合と比べて、プリント配線板100とヒートシンクとの接着強度が増す。
〔第4実施形態〕
次に、図11を用いて、本発明の第4実施形態の照射装置及び基板の支持構造について説明する。なお、前述した第1〜第3実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
次に、図11を用いて、本発明の第4実施形態の照射装置及び基板の支持構造について説明する。なお、前述した第1〜第3実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図11には、プリント配線板110の基材52の裏面52Bが示されている。図11に示されるように、プリント配線板110は、基材52の裏面52Bに形成された銅箔パターン112を備えている。銅箔パターン112は、銅箔の部分である島状の複数の銅箔部114と、銅箔部114の間の基材52の露出部分である溝形状の複数の溝部116と、を備えている。ここで、プリント配線板110は、基板の一例であり、銅箔は、金属箔の一例である。
複数の溝部116は、基材52の長手方向(装置幅方向であるW方向)に間隔をおいて並べて配置されており、基材52の長手方向と直交する方向(装置奥行き方向であるD方向)に沿って形成されている。言い換えると、複数の溝部116は、基材52の長手方向と直交する方向に並んだ溝群を有している。このプリント配線板110では、複数の溝部116は、基材52の表面52Aに形成された複数の配線部54Aの間の露出部(図5参照)の並ぶ方向に並んでいる。本実施形態では、複数の溝部116が直接、基材52の外周に達している。なお、プリント配線板110の銅箔パターン112以外の構成は、第1実施形態のプリント配線板50と同じである。
上記のプリント配線板110の支持構造では、一方の面に配線パターンが形成されている基板の他方の面が金属箔のベタパターンである場合と比べて、表裏の線膨張の差によるプリント配線板110の反りが抑制される。また、上記のプリント配線板110の支持構造では、第1実施形態の構成1、構成2、構成3、構成4、構成5、構成8、構成9、及び構成10と同じ構成を備えており、これらの効果は第1実施形態と同じであるので、省略する。
また、上記のプリント配線板110の支持構造では、複数の溝部116は、基材52の長手方向と直交する方向に並んだ溝群を有している。このため、複数の溝形状がランダムに配置されている場合と比較して、表裏の線膨張の差によるプリント配線板110の反りが抑制される。
また、上記のプリント配線板110の支持構造では、複数の溝部116は、基材52の表面52Aに形成された複数の配線部54Aの間の露出部(図5参照)の並ぶ方向に並んでいる。このため、上記のプリント配線板110の支持構造では、複数の溝形状が露出部の並ぶ方向と交差して配置されている場合と比較して、表裏の線膨張の差によるプリント配線板110の反りが抑制される。
〔第5実施形態〕
次に、図12を用いて、本発明の第5実施形態の照射装置及び基板の支持構造について説明する。なお、前述した第1〜第4実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
次に、図12を用いて、本発明の第5実施形態の照射装置及び基板の支持構造について説明する。なお、前述した第1〜第4実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図12には、プリント配線板120の基材52の裏面52Bが示されている。図12に示されるように、プリント配線板120は、基材52の裏面52Bに形成された銅箔パターン122を備えている。銅箔パターン122は、銅箔の部分である島状の複数の銅箔部124と、銅箔部124の間の基材52の露出部分である溝形状の複数の溝部126と、を備えている。ここで、プリント配線板120は、基板の一例であり、銅箔は、金属箔の一例である。
複数の溝部126の一部は、放射の起点の一例としての中心部126Aから基材52の外周に向かって湾曲形状で放射状に延びている。複数の溝部126のすべての端部は、直接、基材52の外周に達している。中心部126Aは、基材52の中央部に位置している。本実施形態では、図12に示す基材52の底面視にて、基材52の長手方向に沿った中心線の左右で左右対称に形成されると共に、基材52の長手方向と直交する方向に沿った中心線の上下で上下対称に形成されている。なお、プリント配線板120の銅箔パターン122以外の構成は、第1実施形態のプリント配線板50と同じである。
上記のプリント配線板120の支持構造では、一方の面に配線パターンが形成されている基板の他方の面が金属箔のベタパターンである場合と比べて、表裏の線膨張の差によるプリント配線板120の反りが抑制される。また、上記のプリント配線板120の支持構造では、第1実施形態の構成1、構成2、構成3、構成4、構成6、構成7、構成8、構成9、及び構成10と同じ構成を備えており、これらの効果は第1実施形態と同じであるので、省略する。
また、上記のプリント配線板120の支持構造では、複数の溝部126のすべてが直接、基材52の外周に達している。このため、上記のプリント配線板120の支持構造では、一部の溝形状の端部が外周に達していない場合と比べて、プリント配線板120とヒートシンクとの接着強度が増す。
〔第6実施形態〕
次に、図13を用いて、本発明の第6実施形態の照射装置及び基板の支持構造について説明する。なお、前述した第1〜第5実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
次に、図13を用いて、本発明の第6実施形態の照射装置及び基板の支持構造について説明する。なお、前述した第1〜第5実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図13には、プリント配線板130の基材52の裏面52Bが示されている。図13に示されるように、プリント配線板130は、基材52の裏面52Bに形成された銅箔パターン132を備えている。銅箔パターン132は、銅箔の部分である島状の複数の銅箔部134と、銅箔部134の間の基材52の露出部分である溝形状の複数の溝部136と、を備えている。ここで、プリント配線板130は、基板の一例であり、銅箔は、金属箔の一例である。
複数の溝部136は、放射の起点の一例としての中心部136Aから基材52の外周に向かって放射状に延びており、複数の溝部136の端部は、基材52の外周に達している。中心部136Aは、基材52の中央部に位置している。また、複数の溝部136の一部は、中心部136Aに繋がらずに基材52の中間部から基材52の外周に向かって延びており、その端部は基材52の外周に達している。本実施形態では、複数の溝部136の端部のすべてが直接、基材52の外周に達している。また、複数の溝部74の幅は、基材52の外周に向かって徐々に広くなっている。なお、プリント配線板130の銅箔パターン132以外の構成は、第1実施形態のプリント配線板50と同じである。
上記のプリント配線板130の支持構造では、一方の面に配線パターンが形成されている基板の他方の面が金属箔のベタパターンである場合と比べて、表裏の線膨張の差によるプリント配線板130の反りが抑制される。また、上記のプリント配線板130の支持構造では、第1実施形態の構成1、構成2、構成3、構成4、構成6、構成7、構成9、及び構成10と同じ構成を備えており、これらの効果は第1実施形態と同じであるので、省略する。
また、上記のプリント配線板130の支持構造では、複数の溝部136のすべてが直接、基材52の外周に達している。このため、上記のプリント配線板130の支持構造では、一部の溝形状の端部が外周に達していない場合と比べて、プリント配線板130とヒートシンクとの接着強度が増す。
また、上記のプリント配線板130の支持構造では、複数の溝部136の幅は、基材52の外周に向かって徐々に広くなっている。このため、溝形状の幅が、基板の外周に向かって狭くなる場合と比較して、プリント配線板130とヒートシンクとの接着強度が増す。
なお、第1〜第6実施形態では、連続紙Pに画像を形成する画像形成装置10が用いられているが、本発明の画像形成装置は、連続紙Pに限定するものではない。例えば、枚葉紙を順次搬送して画像を形成する画像形成装置にも、本発明を適用することができる。
また、第1〜第6実施形態では、レーザ素子ユニットが複数のレーザ発光素子42を備えているが、本発明はこれに限定されず、レーザ発光素子42の数は変更可能である。本発明では、1又は2以上のレーザ発光素子42を備えたレーザ素子ユニットが適用可能である。また、第1〜第6実施形態において、レーザ素子ユニット及びプリント配線板が配置される方向も変更が可能である。
また、第1〜第6実施形態では、プリント配線板の基材の表面の配線パターンに銅箔を用い、基材の裏面に銅箔パターンを形成していたが、本発明は銅箔に限定するものではなく、他の金属材料からなる金属箔を用いてもよい。
また、第2〜第5実施形態では、銅箔パターンを構成する複数の溝部の幅は、一定であったが、本発明はこの構成に限定するものではなく、例えば、基材の外周に向かって複数の溝部の幅が徐々に広がる構成でもよい。
また、第1〜第6実施形態では、プリント配線板は、ヒートシンクに支持されていたが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、プリント配線板は、ヒートシンクとの間に介在して熱を伝えやすい伝熱部材に支持される構成でもよい。また、例えば、プリント配線板は、内部に冷却液が循環される流路を備えた冷却部などに支持される構成でもよい。
また、第1〜第6実施形態において、画像形成装置10の構成は変更してもよく、例えば、各色の記録ヘッド12Y、12M、12C、12Kごとに照射装置14を設けてもよい。
また、第1〜第6実施形態では、基板の一例としてのプリント配線板の支持構造は、照射装置14に適用されていたが、本発明は、この構成に限定されるものではない。例えば、本発明をプリント配線板以外の基材の支持構造に適用してもよい。例えば、本発明の基板の支持構造をレーザ加工機などの多用途に用いてもよい。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。また、各レーザ素子ユニットに供給する電源、信号の配線図は省略している。
10 画像形成装置
12 記録ヘッド(液滴吐出手段の一例)
14 照射装置(乾燥装置の一例)
46 ヒートシンク(放熱部材の一例、支持部材の一例)
50 プリント配線板(基板の一例)
52 基材
52A 表面(一方の面の一例)
52B 裏面(他方の面の一例)
54 配線パターン
54A 配線部
56 銅箔パターン(金属箔パターンの一例)
72 銅箔部(金属箔の部分の一例)
74 溝部(溝形状の一例)
74A 中心部(起点の一例)
76 接着剤
90 プリント配線板(基板の一例)
92 銅箔パターン(金属箔パターンの一例)
94 銅箔部(金属箔の部分の一例)
96 溝部(溝形状の一例)
96A 溝群
96B 溝群
100 プリント配線板(基板の一例)
102 銅箔パターン(金属箔パターンの一例)
104 銅箔部(金属箔の部分の一例)
106 溝部(溝形状の一例)
106A 中心部(起点の一例)
110 プリント配線板(基板の一例)
112 銅箔パターン(金属箔パターンの一例)
114 銅箔部(金属箔の部分の一例)
116 溝部(溝形状の一例)
120 プリント配線板(基板の一例)
122 銅箔パターン(金属箔パターンの一例)
124 銅箔部(金属箔の部分の一例)
126 溝部(溝形状の一例)
126A 中心部(起点の一例)
130 プリント配線板(基板の一例)
132 銅箔パターン(金属箔パターンの一例)
134 銅箔部(金属箔の部分の一例)
136 溝部(溝形状の一例)
136A 中心部(起点の一例)
P 連続紙(記録媒体の一例)
12 記録ヘッド(液滴吐出手段の一例)
14 照射装置(乾燥装置の一例)
46 ヒートシンク(放熱部材の一例、支持部材の一例)
50 プリント配線板(基板の一例)
52 基材
52A 表面(一方の面の一例)
52B 裏面(他方の面の一例)
54 配線パターン
54A 配線部
56 銅箔パターン(金属箔パターンの一例)
72 銅箔部(金属箔の部分の一例)
74 溝部(溝形状の一例)
74A 中心部(起点の一例)
76 接着剤
90 プリント配線板(基板の一例)
92 銅箔パターン(金属箔パターンの一例)
94 銅箔部(金属箔の部分の一例)
96 溝部(溝形状の一例)
96A 溝群
96B 溝群
100 プリント配線板(基板の一例)
102 銅箔パターン(金属箔パターンの一例)
104 銅箔部(金属箔の部分の一例)
106 溝部(溝形状の一例)
106A 中心部(起点の一例)
110 プリント配線板(基板の一例)
112 銅箔パターン(金属箔パターンの一例)
114 銅箔部(金属箔の部分の一例)
116 溝部(溝形状の一例)
120 プリント配線板(基板の一例)
122 銅箔パターン(金属箔パターンの一例)
124 銅箔部(金属箔の部分の一例)
126 溝部(溝形状の一例)
126A 中心部(起点の一例)
130 プリント配線板(基板の一例)
132 銅箔パターン(金属箔パターンの一例)
134 銅箔部(金属箔の部分の一例)
136 溝部(溝形状の一例)
136A 中心部(起点の一例)
P 連続紙(記録媒体の一例)
Claims (19)
- 板状の基板と、
前記基板の一方の面に形成された配線パターンと、
前記基板の他方の面に形成され、金属箔の部分間に前記基板の基材の露出部分がある金属箔パターンと、
前記金属箔パターンが接着剤により接着され、前記基板を支持する支持部材と、
を有する基板の支持構造。 - 前記金属箔パターンにおける前記基材の露出部分は、直接又は間接的に前記基板の外周に達している請求項1に記載の基板の支持構造。
- 前記金属箔パターンにおける前記基材の露出部分には、特定方向に長い溝形状の部分を備え、前記基材の露出部分のすべての部分は、直接又は前記溝形状を通じて前記基板の外周に達している請求項1又は請求項2に記載の基板の支持構造。
- 前記金属箔パターンにおける前記基材の露出部分は、特定方向に長い溝形状である請求項1に記載の基板の支持構造。
- 前記溝形状の端部が前記基板の外周に達している請求項4に記載の基板の支持構造。
- 前記金属箔パターンには、複数の溝形状がある請求項5に記載の基板の支持構造。
- すべての溝形状の端部が前記基板の外周に達している請求項6に記載の基板の支持構造。
- 少なくとも一部の溝形状は、他の溝形状を通じて前記基板の外周に達している請求項6に記載の基板の支持構造。
- 前記複数の溝形状は、特定方向に並んでいる溝群を含む請求項6から請求項8までのいずれか1項に記載の基板の支持構造。
- 前記複数の溝形状は、互いに交差する複数の前記溝群を含む請求項9に記載の基板の支持構造。
- 前記複数の溝形状は、格子状である請求項10に記載の基板の支持構造。
- 前記複数の溝形状は、放射状である請求項6から請求項8までのいずれか1項に記載の基板の支持構造。
- 前記複数の溝形状は、放射の起点が前記基板の中央部に位置する請求項12に記載の基板の支持構造。
- 前記溝形状の幅は、一定又は前記基板の外周に向かって徐々に広くなっている請求項5から請求項13までのいずれか1項に記載の基板の支持構造。
- 前記配線パターンは、特定方向に並ぶ複数の配線部と、前記配線部を隔てる配線間部と、を有し、
前記複数の溝形状は、前記配線間部の並ぶ方向に並んでいる請求項6から請求項14までのいずれか1項に記載の基板の支持構造。 - 前記配線パターンに占める配線部の総面積に対し、前記金属箔パターンに占める前記金属箔の総面積は、0.5倍以上3倍以下である請求項1から請求項15までのいずれか1項に記載の基板の支持構造。
- 前記基板には発熱部材が実装されており、前記支持部材は、放熱部材又は放熱部材に熱を伝える伝熱部材である請求項1から請求項16までのいずれか1項に記載の基板の支持構造。
- 請求項1から請求項17までのいずれか1項に記載の基板の支持構造と、
前記基板の前記配線パターンを介して電流が供給されると共に、前記支持部材に支持された発光素子と、
を有する照射装置。 - 記録媒体に液滴と吐出する液滴吐出手段と、
請求項18に記載の照射装置が使用され、前記液滴を乾燥させる乾燥装置と、
を有する画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017162192A JP2019041006A (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | 基板の支持構造、照射装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017162192A JP2019041006A (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | 基板の支持構造、照射装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019041006A true JP2019041006A (ja) | 2019-03-14 |
Family
ID=65726663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017162192A Pending JP2019041006A (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | 基板の支持構造、照射装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2019041006A (ja) |
-
2017
- 2017-08-25 JP JP2017162192A patent/JP2019041006A/ja active Pending
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