JP2019043886A - 退色抑制剤 - Google Patents

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【課題】本発明は、配合したシャンプーやリンス、カラートリートメント等の製剤の機能や感触を損なうことなく、染毛処理毛髪の退色を抑制することを課題とする。【解決手段】アミノ酸類の亜鉛塩及び/又は亜鉛錯体の1種又は2種以上を有効成分とする退色抑制剤を配合したシャンプーやトリートメントにより、染色処理毛髪における退色抑制効果を有する化粧料、さらには本発明の退色抑制剤を配合したヘアカラートリートメントなどの染毛剤で染毛することで、その後のシャンプーでの退色を抑制する効果を見出し、本発明に至った。【選択図】なし

Description

本発明は、染毛処理毛髪の退色抑制剤、さらにそれを配合した化粧料及び染毛剤に関するものである。さらに詳しくは、毛髪に染着した酸化染料、酸性染料、塩基性染料、直接染料、分散染料等に対し、あるいは酸化染毛剤により分解されたメラニンに対し、日常的に使用するシャンプーやヘアコンディショニング剤、あるいは紫外線による、毛髪の退色・変色を抑制する効果を有する退色抑制剤およびこれを配合した化粧料及び染毛剤に関する。
従来、毛髪の退色・変色を防ぐ方法としては、pHを酸性領域に調整したり、特定の界面活性剤を用いたりするシャンプー等の提案や、染毛前後に使用するケア剤の提案がなされている。例えば、特許文献1では、両性界面活性剤とキレート剤を含む、毛髪洗浄料の発明がなされている。また、特許文献2では、非水系毛髪化粧料の発明がなされている。さらに、特許文献3では、高重合シリコーンを含む毛髪処理剤の発明がなされている。
しかしながら、これらの方法では洗浄剤本来の機能性能である起泡力が不十分であったり、適用剤型や効果を発揮する染料が限定されていたりするという課題があった。
特開2017−19739号公報 特開2014−136697号公報 特開2011−42586号公報
本発明は、染毛処理毛髪に対して、毛髪の退色・変色を抑制する効果を有する毛髪化粧料を提供することを課題とする。
上記目的を達成するため鋭意研究を行った結果、アミノ酸類の亜鉛塩及び/又は亜鉛錯体に優れた退色抑制効果を見出した。より詳しくは、アミノ酸類の亜鉛塩及び/又は亜鉛錯体の1種又は2種以上を有効成分とするシャンプー、リンスなどの毛髪化粧料を使用することで、染毛処理を施した毛髪に対して、毛髪の退色を抑制する効果、さらにアミノ酸類の亜鉛塩及び/又は亜鉛錯体の1種又は2種以上を配合したカラートリートメントなどの染毛剤とすることで、その後のシャンプーにおける退色の抑制効果を見出し、本発明に至った。
本発明は、染毛処理毛髪の優れた退色抑制効果を有する。また本発明の退色抑制剤は、本発明の退色抑制剤を配合した酸化染毛剤、ヘアマニキュア、シャンプー、トリートメントなどの製剤の使用感を変化させずに効果を発揮することができる。
以下、本発明について詳述する。
本発明の退色抑制毛髪化粧料は、アミノ酸類の亜鉛塩及び/又は亜鉛錯体の1種又は2種以上を有効成分として含むことを特徴とするものである。
本発明で用いるアミノ酸類の亜鉛塩は、アミノ酸類と亜鉛の塩であり、アミノ酸類の亜鉛錯体は、配位結合を介してアミノ酸類が亜鉛に結合したアミノ酸類の亜鉛錯体である。アミノ酸類の亜鉛塩及び亜鉛錯体は、公知のアミノ酸類と亜鉛塩から調製することができる。例えば、特表2001−503044号公報に開示の方法で調製することができる。本発明においては、アミノ酸類の亜鉛塩、アミノ酸類の亜鉛錯体が、それぞれ単独でまたは混合して用いることができる。
また、アミノ酸類としては、亜鉛と塩もしくは錯体を形成し得るアミノ酸類であれば中性アミノ酸、塩基性アミノ酸、酸性アミノ酸のいずれでも良く、例えば、グリシン、システイン、アラニン、セリン、ジェンコール酸、γ−アミノ酪酸、トレオニン、バリン、メチオニン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、チロシン、チロキシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、トリプトファン、タウリン、グルタミン酸、アスパラギン酸、アルギニン、DL−ピロリドンカルボン酸、リジン、オルニチン、ヒスチジン、タウリン、N−メチルタウリン等が挙げられ、これらはD体、L体、DL体の何れであっても良い。また、これらのアミノ酸類の亜鉛塩及び/又は亜鉛錯体に用いられるアミノ酸は、更に誘導体化されていても良く、例えば、N−アシルアミノ酸、N−アルキルアミノ酸、N,N−ジアルキルアミノ酸、S−アルキルアミノ酸、及びアミノ酸エステル等を挙げることができる。
本発明におけるアミノ酸類の亜鉛塩のうち、好ましいものとしては、グリシン亜鉛塩、アスパラギン酸亜鉛塩、ピロリドンカルボン酸亜鉛、システイン亜鉛塩、スレオニン亜鉛塩、バリン亜鉛塩、アセチルメチオニン亜鉛、ピコリン酸亜鉛等が挙げられ、特に好ましいものとしては、グリシン亜鉛塩、アスパラギン酸亜鉛塩、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩が挙げられる。アミノ酸類の亜鉛錯体のうち、好ましいものとしては、グリシン亜鉛錯体、アスパラギン酸亜鉛錯体、ピロリドンカルボン酸亜鉛錯体、システイン亜鉛錯体、スレオニン亜鉛錯体、バリン亜鉛錯体、アセチルメチオニン亜鉛錯体、ピコリン酸亜鉛錯体等が挙げられ、特に好ましいものとしては、グリシン亜鉛錯体、アスパラギン酸亜鉛錯体、ピロリドンカルボン酸亜鉛錯体が挙げられる。これらのアミノ酸類の亜鉛塩及び/又は亜鉛錯体は1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。市販品としては、例えば、日光ケミカルズ社のNIKKOLグリシン亜鉛コンプレックス(グリシン亜鉛錯体)やセピック社のGIVOBIO AZnL(アスパラギン酸亜鉛)、ソラビア社のZincidone(ピロリドンカルボン酸亜鉛)等があるのでこれを利用してもよく、これらの市販品を処理したものを利用することもできる。
本退色抑制毛髪化粧料及び染毛剤への配合量は、用途、剤型、配合目的等によって異なり、特に限定されるものではないが、一般的には、アミノ酸類の亜鉛塩及び/又は亜鉛錯体の原体として、化粧料及び染毛剤中0.001〜10.0質量%が好ましく、より好ましくは0.01〜5.0質量%である。
本退色抑制毛髪化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、上記成分の他に通常化粧品、医薬部外品等に配合されうる成分を任意に配合することができる。例えば、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、高級アルコール、炭化水素油、エステル油、植物油、シリコーン油、フッ素油、紫外線吸収剤、多価アルコール、高分子化合物、植物抽出物、生理活性成分、経皮吸収促進剤、酸化防止剤、pH調整剤、着色剤、香料、防腐剤等が挙げられる。
本退色抑制毛髪化粧料に係る剤型は任意であり、シャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメント、パック、ヘアトニック、スタイリング剤、整髪料、染毛剤等が挙げられる。
以上詳述した退色抑制毛髪化粧料は、染毛処理毛髪に適用されるものである。毛髪の染毛処理は、染毛用組成物を適用することにより施される。染毛用組成物としては、永久染毛料(酸化染毛剤)、半永久染毛料(ヘアマニキュア、酸性カラー、カラーリンス、カラートリートメント)等が挙げられ、特に酸化染毛剤、ヘアマニキュア、カラートリートメントにおいて優れた効果を発揮する。
染料としては、酸化染料中間体の他、各種の直接染料が用いられる。酸化染料中間体は主要中間体からなり、又は主要中間体とカプラーからなる。
主要中間体としては、フェニレンジアミン類、アミノフェノール類、ジアミノピリジン類及びこれらの塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等の塩類を例示することができる。具体的には、p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、2−β−ヒドロキシエチル−p−フェニレンジアミン、N−β−ヒドロキシエチル−N−エチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、4,4'−ジアミノジフェニルアミン、2−クロロ−p−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−p−フェニレンジアミン、o−アミノフェノール、p−アミノフェノール、p−メチルアミノフェノール、2,6−ジクロロ−p−フェニレンジアミン、p−アミノフェニルスルファミン酸、2,5−ジアミノピリジン及びそれらの塩類等が挙げられる。
カプラーとしては、レゾルシン、カテコール、ピロガロール、フロログルシン、没食子酸、ハイドロキノン、5−アミノ−o−クレゾール、m−アミノフェノール、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、m−フェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、トルエン−3,4−ジアミン、α−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン、ジフェニルアミン、3,3'−イミノジフェニール、1,5−ジヒドロキシナフタレンおよびタンニン酸等が挙げられる。
直接染料としては、酸性染料、塩基性染料、ニトロ染料、天然染料及び分散染料が挙げられる。
酸性染料としては、赤2、赤3、赤102、赤104(1)、赤105(1)、赤106、赤227、赤230(1)、黄4、黄5、黄202(1)、黄202(2)、黄203、橙205、橙207、橙402、緑3、緑204、緑401、紫401、青1、青2、青202、褐201、黒401等が挙げられる。
塩基性染料としては、塩基性青3、塩基性青6、塩基性青7、塩基性青9、塩基性青26、塩基性青41、塩基性青47、塩基性青99、塩基性茶4、塩基性茶16、塩基性茶17、塩基性緑1、塩基性緑4、塩基性橙1、塩基性橙2、塩基性橙31、塩基性赤1、塩基性赤2、塩基性赤22、塩基性赤46、塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性赤118、塩基性紫1、塩基性紫3、塩基性紫4、塩基性紫10、塩基性紫11:1、塩基性紫14、塩基性紫16、塩基性黄11、塩基性黄28、塩基性黄57、塩基性黄87等が挙げられる。
ニトロ染料としては、4−ニトロ−o−フェニレンジアミン、2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ−5−ニトロフェノール、ピクラミン酸、ピクリン酸、及びそれらの塩、HC青2、HC青5、HC青6、HC青9、HC青10、HC青11、HC青12、HC青13、HC橙1、HC橙2、HC橙3、HC赤1、HC赤3、HC赤7、HC赤10、HC赤11、HC赤13、HC赤14、HC紫1、HC紫2、HC黄2、HC黄4、HC黄5、HC黄6、HC黄9、HC黄10、HC黄11、HC黄12、HC黄13、HC黄14、HC黄15等が挙げられる。
天然染料としては、クチナシ色素、ウコン色素、アナトー色素、銅クロロフィリンナトリウム、パプリカ色素、ラック色素等が挙げられる。
分散染料としては、分散黒9、分散青1、分散青3、分散青7、分散茶4、分散橙3、分散赤11、分散赤15、分散赤17、分散紫1、分散紫4、分散紫15等が挙げられる。
上記の主要中間体、カプラー、直接染料の種類及び配合量は、目的とする染毛色の色調や濃淡に応じて適宜に決定すれば良く、本発明の技術範囲がこれらに限定されるものではない。
本発明の退色抑制毛髪化粧料は、染毛用組成物に含有される染料の種類や剤型に関わらず、その効果を発揮するが、特に、酸化染料、酸性染料、ニトロ染料が含有された染毛用組成物によって染毛された毛髪に顕著な効果を発揮する。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定されるものではない。なお、実施例中における各成分の含有量を示す単位は、特に記載のない限り質量%とする。
実施例1:酸化染毛剤処理毛束におけるシャンプー退色試験
1.試験方法
10cmの人毛白髪(株式会社ビューラックス社製 BM−W−A)1gに、下記酸化染毛剤(1剤と2剤を1:2で使用)を3g塗布し、20分放置した後、ぬるま湯で十分にすすぎ、ヘアドライヤーで乾燥した毛束を酸化染毛剤処理毛束とした。40℃に調整した表1のラウリル硫酸ナトリウム3%水溶液に、前記染毛剤処理毛束を30分間浸漬した後、ぬるま湯で十分にすすぎ、ヘアドライヤーで乾燥させ、色差測定を行った。なお、ラウリル硫酸ナトリウム3%水溶液は、クエン酸及びクエン酸ナトリウムを適宜用いてpHを5.0±0.1に調整したものを用いた。
2.色差測定と泡立ち評価
色彩色差計(COLOR READER CR−13、ミノルタ株式会社製、光源?65−10°)により、ラウリル硫酸ナトリウム3%水溶液処理の前後の毛束の色差(ΔE値)を求めた。色差が小さいほど、退色が小さいことを示す。
さらに、ラウリル硫酸ナトリウム3%水溶液(比較品1)と比較したときの泡立ちを確認し、比較品1と同等を○、比較品1より悪化を×と評価した。
3.酸化染毛剤処方
1剤処方) 質量%
A)ポリオキシエチレンセチルエーテル 3.0
セタノール 8.0
ミネラルオイル 2.0
B)プロピレングリコール 5.0
エデト酸2ナトリウム 0.3
エリソルビン酸ナトリウム 0.4
亜硫酸ナトリウム 0.5
パラフェニレンジアミン 0.2
レゾルシン 1.0
パラアミノフェノール 0.5
2,5−ジアミノピリジン 0.2
C)アンモニア水 8.0
水 残部
調製方法)A及びBを80℃で加温溶解後、AにBを添加しながらホモミキサーで乳化する。撹拌冷却後、40℃でCを添加する。
2剤処方) 質量%
A)過酸化水素(30%水溶液) 20.0
水 残部
調製方法)Aを均一に混合する。
4.結果
表1に結果を示す。本発明品は、ラウリル硫酸ナトリウム3%水溶液の泡立ちに影響することなく、比較した際に目視で判別可能なレベルでの優れた退色抑制効果を示した。
Figure 2019043886
実施例2:ヘアマニキュア処理毛束におけるシャンプー退色試験
1.試験方法
10cmの人毛白髪(株式会社ビューラックス社製 BM−W−A)1gに、ヘアマニキュアを3g塗布し、20分放置した後、ぬるま湯で十分にすすぎ、ヘアドライヤーで乾燥した毛束をヘアマニキュア処理毛束とした。40℃に調整した表2記載のラウリル硫酸ナトリウム3%水溶液に、前記ヘアマニキュア処理毛束を30分間浸漬した後、ぬるま湯で十分にすすぎ、ヘアドライヤーで乾燥させた後に、実施例1の方法で色差測定と泡立ち評価を行った。なお、ラウリル硫酸ナトリウム3%水溶液は、クエン酸及びクエン酸ナトリウムを適宜用いてpHを7.0±0.1に調整したものを用いた。
2.ヘアマニキュア処方
処方) 質量%
A)カルボキシビニルポリマー 2.50
水酸化ナトリウム 適量
水 残部
B)黒401 0.05
橙205 0.10
紫401 0.15
ベンジルアルコール 7.00
エタノール 10.00
C)グリコール酸 4.00
水 3.00
調製方法)Aを中和後、B及びCを順次添加し、均一にする。
3.結果
表2に結果を示す。本発明品は、ラウリル硫酸ナトリウム3%水溶液の泡立ちに影響することなく、比較した際に目視で判別可能なレベルでの優れた退色抑制効果を示した。
Figure 2019043886
実施例3:カラートリートメント処理毛束におけるシャンプー退色試験
1.試験方法
10cmの人毛白髪(株式会社ビューラックス社製 BM−W−A)1gに、カラートリートメント3g塗布し、20分放置した後、ぬるま湯で十分にすすぎ、ヘアドライヤーで乾燥した毛束をカラートリートメント処理毛束とした。40℃に調整した表3記載のラウリル硫酸ナトリウム3%水溶液に、前記カラートリートメント処理毛束を30分間浸漬した後、ぬるま湯で十分にすすぎ、ヘアドライヤーで乾燥させた後に、実施例1の方法で色差測定と泡立ち評価を行った。なお、ラウリル硫酸ナトリウム3%水溶液は、クエン酸及びクエン酸ナトリウムを適宜用いてpHを7.0±0.1に調整したものを用いた。
2.カラートリートメント処方
処方) 質量%
A)ポリオキシエチレンセチルエーテル 3.00
セタノール 4.00
トリエチルヘキサノイン 5.00
ベヘナミドプロピルジメチルアミン 3.00
オクチルドデカノール 1.00
B)ポリクオタニウム−10 0.25
ジプロピレングリコール 5.00
HC青2または塩基性青99 0.50
pH調整剤 適量
防腐剤 適量
水 残部
調製方法)A及びBを80℃で加温溶解後、AにBを添加しながらホモミキサーで乳化する。撹拌しながら室温まで冷却する。
3.結果
表3に結果を示す。本発明品は、ラウリル硫酸ナトリウム3%水溶液の泡立ちに影響することなく、比較した際に目視で判別可能なレベルでの優れた退色抑制効果を示した。
Figure 2019043886
実施例4:退色抑制剤を配合したカラートリートメント処理毛束のシャンプー退色試験
1.試験方法
10cmの人毛白髪(株式会社ビューラックス社製 BM−W−A)1gに、表4に記載の退色抑制剤を予め配合したカラートリートメントを3g塗布し、20分放置した後、ぬるま湯で十分にすすぎ、ヘアドライヤーで乾燥した毛束をカラートリートメント処理毛束とした。40℃に調整したラウリル硫酸ナトリウム3%水溶液に、試験用毛束を30分間浸漬した後、ぬるま湯で十分にすすぎ、ヘアドライヤーで乾燥させた後に、実施例1の方法で色差測定を行った。なお、ラウリル硫酸ナトリウム3%水溶液は、クエン酸及びクエン酸ナトリウムでpHを5.0±0.1に調整したものを用いた。
さらに、カラートリートメントで染毛後の試験毛束(比較品5)と比較したときの指通りを確認し、比較品5と同等を○、比較品5より悪化を×と評価した。
2.結果
表4に結果を示す。本発明の退色抑制剤を配合したカラートリートメントは、指通りに影響することなく、比較した際に目視で判別可能なレベルでの優れた退色抑制効果を示した。
Figure 2019043886
本発明は、染毛処理した毛髪に対して、毛髪の退色・変色を抑制する効果を有する退色抑制効果を有する退色抑制剤及びそれを配合した化粧料、染毛剤を提供できる。

Claims (4)

  1. アミノ酸類の亜鉛塩及び/又は亜鉛錯体の1種又は2種以上を有効成分とする退色抑制剤。
  2. 前記アミノ酸類の亜鉛塩及び/又は亜鉛錯体が、グリシン亜鉛錯体、アスパラギン酸亜鉛、ピロリドンカルボン酸亜鉛からなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1に記載の退色抑制剤。
  3. 請求項1又は2に記載の退色抑制剤を配合することを特徴とする化粧料。
  4. 請求項1又は2に記載の退色抑制剤を配合することを特徴とする染毛剤。
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