JP2019051069A - 寝具及び通信システム - Google Patents

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冬威 神田
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朝士 平野
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Abstract

【課題】改善された、寝具及び通信システムを提供する。【解決手段】寝具は、少なくとも本体にかかる重量を検出する検出部と、記憶部と、制御部とを備える。記憶部は、ユーザの頭部重量に対応付けて当該ユーザの識別情報を記憶する。制御部は、検出部の検出結果に基づいてユーザの頭部重量を測定し、記憶部から、測定した頭部重量に対応付けられたユーザの識別情報を取得する。【選択図】図2

Description

本開示は、寝具及び通信システムに関する。
従来、ユーザの生体情報を取得する枕が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザの睡眠時に、ユーザの生体情報を取得する枕が開示されている。
特開2015−12910号公報
しかしながら、従来の枕には、改善の余地がある。例えば、枕は、病院等の公共の施設において、複数のユーザによって使用される場合がある。
本開示の目的は、改善された寝具及び通信システムを提供することにある。
寝具の一態様は、少なくとも本体にかかる重量を検出する検出部と、記憶部と、制御部とを備える。前記記憶部は、複数のユーザの頭部重量と、前記複数のユーザの頭部重量のそれぞれに対応付けられたユーザの識別情報とを記憶する。前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいてユーザの頭部重量を測定し、前記記憶部から、測定した前記頭部重量に対応付けられた前記ユーザの識別情報を取得する。
寝具の一態様は、少なくとも本体にかかる圧力を検出する検出部と、記憶部と、制御部とを備える。前記記憶部は、複数のユーザの頭部形状と、前記複数のユーザの頭部形状のそれぞれに対応付けられたユーザの識別情報とを記憶する。前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいてユーザの頭部形状を測定し、前記記憶部から、測定した前記頭部形状に対応付けられた前記ユーザの識別情報を取得する。
通信システムの一態様は、上記寝具の何れかと、サーバとを備える。前記サーバは、前記寝具とネットワークを介して接続される。前記サーバは、前記ユーザの識別情報とともに前記寝具が取得した当該ユーザの生体情報、ストレス値及び睡眠に関する情報の少なくとも1つを受信する。前記サーバは、受信した前記識別情報に対応付けて受信した当該情報を格納する。
本開示によれば、改善された寝具及び通信システムを提供することができる。
第1実施形態に係る枕の概略的な外観図である。 図1に示すI−I線に沿った枕の断面図である。 第1実施形態に係る枕の機能ブロック図である。 第1実施形態に係る枕の処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る枕の処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る通信システムの概略図である。 第2実施形態に係る通信システムの制御手順の一例を示すシーケンス図である。
以下、本開示に係る寝具の実施形態について、図面を参照して説明する。本明細書では、寝具は、枕であるとして説明する。しかしながら、本開示の寝具は、枕に限定されない。本開示の寝具は、ユーザの睡眠時にユーザの頭部を支持するものであればよく、例えば、クッション、ネックピロー又は座布団等であってよい。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る枕1の概略的な外観図である。図2は、図1に示すI−I線に沿った枕1の断面図である。なお、本明細書に記載の枕1について、上側は、図2の断面図の上側を意味し、下側は、その反対側を意味する。また、本明細書に記載の枕1について、頭頂側は、図2の断面図の左側を意味し、首側は、図2の断面図の右側を意味する。
ユーザは、枕1に頭部を載せて寝ることができる。枕1は、例えばユーザの睡眠時、ユーザの頭部を支持する。図1に示す載置面Aは、枕1の上側の面であり、ユーザの頭部が載せられる面である。枕1は、例えば公共の施設において、当該施設内の複数のユーザによって使用され得る。公共の施設は、例えば、老人ホーム、病院又は合宿所等である。枕1は、枕1に頭部を載せているユーザの生体情報等を取得することができる。さらに、枕1は、詳細は後述するが、枕1に頭部を載せているユーザの識別情報を取得することができる。ユーザの識別情報は、ユーザの氏名及びユーザのID等を含んでよい。枕1が当該ユーザの識別情報を取得することで、枕1に頭部を載せているユーザが推定され得る。
枕1は、例えば、図1に示すように、2つの楕円形の底面を有する円柱形状であってよい。ただし、枕1の形状は、円柱形状に限定されない。例えば、枕1の形状は、直方体形状、U字形状又はドーナッツ形状等であってもよい。
枕1は、全体が外装部15で覆われる。枕1は、内部に、検出部10と、制御ユニット20と、エアバッグ30とを備える。枕1が備えるエアバッグの数は、エアバッグ30の1つに限定されない。枕1が備えるエアバッグの数は、2つ以上であってもよい。
検出部10は、図2に示すように、載置面Aに沿って、外装部15内に配置される。検出部10は、載置面Aの全面に沿って配置されてもよい。
検出部10は、載置面A(本体)にかかる重量を検出する。検出部10は、例えば、重量センサを含んで構成される。検出部10は、重量センサによって載置面Aにかかる重量を検出する。検出部10は、検出した重量を、後述の制御部14に出力する。
検出部10は、載置面A(本体)にかかる圧力を検出してもよい。この場合、検出部10は、複数の圧力センサを含んで構成される。各圧力センサは、例えば、載置面Aにおいて均等に配置される。検出部10は、複数の圧力センサによって載置面Aにおける圧力分布を検出する。検出部10は、検出した圧力分布を、後述の制御部14に出力する。
検出部10は、モーションセンサを含んで構成されてよい。モーションセンサは、例えば、加速度センサ及びジャイロセンサ等を組み合わせて構成される。この場合、検出部10は、モーションセンサによって枕1の動きを検出する。検出部10は、検出した枕1の動きを、後述の制御部14に出力する。
検出部10は、近接センサを含んで構成されてよい。この場合、検出部10は、枕1に近接する物体の存在を非接触で検出する。検出部10は、検出した枕1に近接する物体の存在を、後述の制御部14に出力する。
検出部10は、温度センサを含んで構成されてもよい。温度センサは、例えば、枕1において、ユーザが頭部を載置面Aに載せたときに当該頭部が位置する箇所近辺に配置される。温度センサは、周囲の温度を検出する。検出部10は、温度センサによって検出した温度を、後述の制御部14に出力する。
検出部10は、発汗センサを含んで構成されてもよい。発汗センサは、例えば、枕1において、ユーザが頭部を載置面Aに載せたときに皮膚(例えば、顔又は首の皮膚)が位置する箇所近辺に配置される。ユーザの汗が皮膚から蒸発すると、ユーザの皮膚近辺の空気の湿度が変化する。発汗センサは、周囲の空気の湿度を検出し、検出した湿度の変化に基づいて、ユーザの発汗量を検出する。検出部10は、発汗センサによって検出した発汗量を、後述の制御部14に出力する。
検出部10は、脈拍センサを含んで構成されてもよい。脈拍センサは、例えば、枕1において、ユーザが頭部を載置面Aに載せたときにユーザの皮膚(例えば、顔又は首の皮膚)が位置する箇所近辺に配置される。脈拍センサは、例えば、ユーザの皮膚に向けてレーザ光を照射し、皮膚におけるレーザ光の反射光に基づいて、ユーザの脈拍を検出する。検出部10は、脈拍センサによって検出した脈拍を、後述の制御部14に出力する。
外装部15は、枕1の全体を覆う。外装部15の内部には、クッション性を有する素材が充填されていてよい。例えば、外装部15の内部には、パイプ、羽、綿又は発泡ビーズ等が充填されていてよい。
制御ユニット20は、例えば、枕1の下面に配置される。ただし、制御ユニット20は、枕1の任意の箇所に配置されてもよい。例えば、制御ユニット20は、枕1の外部に配置されてもよい。制御ユニット20は、後述の制御部14等を含む。
制御ユニット20は、検出部10の出力結果に基づいて、枕1に頭部を載せているユーザの生体情報等を取得する。さらに、制御ユニット20は、検出部10を用いて、頭部を枕1に載せているユーザの頭部重量(又は頭部形状)を測定し、測定した頭部重量(又は頭部形状)に基づいて、枕1に頭部を載せているユーザの識別情報を取得する。これらの処理の詳細及び制御ユニット20の構成の詳細は、後述する。
枕1の内部は、エアバッグ30によって充填される。エアバッグ30は、例えば、可撓性及び気密性を有する材料で構成される。エアバッグ30は、例えば、合成樹脂材料で構成されてよい。エアバッグ30は、その内部に空気が注入されることによって、膨張して所定の形状になる。
なお、枕1の内部は、エアバッグ30の代わりに、他の部材によって充填されてもよい。例えば、枕1の内部は、コイル部材、パイプ、綿又は発泡ビーズ等によって充填されてもよい。
次に、枕1の機能の詳細について説明する。図3は、第1実施形態に係る枕1の機能ブロック図である。
枕1は、検出部10を備える。枕1は、さらに、制御ユニット20として、通信部12と、記憶部13と、制御部14とを備える。
通信部12は、ネットワークを介して、外部の機器に接続される。通信部12は、例えばBluetooth(登録商標)、赤外線、NFC(Near Field Communication)、無線LAN(Local Area Network)、有線LAN、WAN(Wide Area Network)、インターネット若しくはその他任意の通信媒体又はこれらの任意の組合せにより、通信することができる。
記憶部13は、半導体メモリ又は磁気メモリ等で構成されてよい。記憶部13は、各種情報及び制御部14を動作させるためのプログラム等を記憶する。記憶部13は、ワークメモリとしても機能してもよい。
記憶部13は、複数のユーザの頭部重量と、当該複数のユーザの頭部重量のそれぞれに対応付けられたユーザの識別情報とを記憶する。当該複数のユーザは、例えば、枕1を使用し得るユーザである。例えば枕1が病院で使用される場合、当該複数のユーザは、その病院に入院している複数の患者であってよい。この場合、ユーザの頭部重量及びユーザの識別情報は、当該ユーザの入院初日又はその日前までに、例えば病院の管理者の操作に基づいて、記憶部13に格納されてよい。記憶部13に格納されるユーザの頭部重量には、ユーザが枕1に頭部を載せたときに検出部10等によって実際に測定された頭部重量が用いられてもよい。
なお、記憶部13は、複数のユーザの頭部形状と、当該複数のユーザの頭部形状のそれぞれに対応付けられたユーザの識別情報とを記憶してもよい。この場合、記憶部13に格納されるユーザの頭部形状には、ユーザが枕1に頭部を載せたときに検出部10等によって実際に測定されたユーザの頭部形状が用いられてもよい。
制御部14は、種々の機能を実行するための制御及び処理能力を提供するために、少なくとも1つのプロセッサ14Aを含む。少なくとも1つのプロセッサ14Aは、単一の集積回路(IC)として、又は、複数の通信可能に接続された集積回路IC及びディスクリート回路(discrete circuits)として実現されてもよい。少なくとも1つのプロセッサ14Aは、種々の既知の技術に従って実現されることが可能である。
ある実施形態において、プロセッサ14Aは、一以上のデータ計算手続及び処理を実行するために構成された、一以上の回路又はユニットを含む。例えば、プロセッサ14Aは、一以上のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号処理装置、プログラマブルロジックデバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイ又はこれらの組み合わせ若しくは構成の任意の組み合わせ、又は、他の既知のデバイス若しくは構成の組み合わせを含むことにより、以下に説明する機能を実行してもよい。
制御部14は、検出部10と、通信部12と、記憶部13とに接続され、これらの各機能部をはじめとして、枕1の全体を制御及び管理する。制御部14は、記憶部13に記憶されているプログラムを取得する。制御部14は、取得したプログラムを実行することにより、枕1の各部に係る種々の機能を実現する。
制御部14は、検出部10の出力結果(検出結果)に基づいて、ユーザが頭部を枕1に載せたか否か判定する。具体的には、検出部10の重量センサが所定量を超える重量を検出したとき、ユーザの頭部が枕1に載せられたと判定する。例えば検出部11が圧力センサを含んで構成される場合、制御部14は、圧力センサが載置面Aにかかる圧力を検出したとき、ユーザの頭部が枕1に載せられたと判定してもよい。例えば検出部10がモーションセンサを含んで構成される場合、制御部14は、モーションセンサが枕1の動きを検出したとき、ユーザの頭部が枕1に載せられたと判定してもよい。例えば検出部10が近接センサを含んで構成される場合、制御部14は、近接センサが枕1に近接する物体の存在を検出したとき、ユーザの頭部が枕1に載せられたと判定してもよい。例えば検出部10が温度センサを含んで構成される場合、制御部14は、温度センサが検出した温度が第1閾値を超えたとき、ユーザの頭部が枕1に載せられたと判定してもよい。第1閾値は、例えば、人体(頭部)が枕1に接触していることを検出可能な温度であってよい。例えば検出部10が発汗センサを含んで構成される場合、制御部14は、発汗センサがユーザの発汗を検出したとき、ユーザの頭部が枕1に載せられたと判定してもよい。例えば検出部10が脈拍センサを含んで構成される場合、制御部14は、脈拍センサがユーザの脈拍を検出したとき、ユーザの頭部が枕1に載せられたと判定してもよい。
制御部14は、ユーザの頭部が枕1に載せられたと判定すると、検出部10の検出結果を用いて、ユーザの頭部重量を測定する。さらに、制御部14は、記憶部13を参照して、測定したユーザの頭部重量に対応付けられたユーザの識別情報を取得する。
なお、例えば検出部10が複数の圧力センサを含んで構成される場合、検出部10の検出結果を用いて、ユーザの頭部形状を測定してもよい。この場合、制御部14は、複数の圧力センサが検出した載置面Aにおける圧力分布に基づいて、ユーザの頭部形状を測定する。さらに、記憶部13がユーザの頭部形状に対応付けてユーザの識別情報を記憶している場合、制御部14は、記憶部13を参照して、測定したユーザの頭部形状に対応付けられたユーザの識別情報を取得してもよい。
<生体情報の取得処理>
制御部14は、ユーザが頭部を枕1に載せたと判定すると、ユーザの生体情報の取得を開始する。生体情報は、例えば、ユーザの体温、ユーザの発汗量、ユーザの心拍数及びユーザの呼吸数を含んでよい。制御部14は、検出部10の出力結果に基づいて、生体情報を取得する。具体的には、制御部14は、検出部10が温度センサを含んで構成される場合、温度センサが検出したユーザの頭部温度に基づいて、ユーザの体温を取得(算出)する。また、制御部14は、検出部10が発汗センサを含んで構成される場合、当該発汗センサから、ユーザの発汗量を取得する。また、制御部14は、検出部10が脈拍センサを含んで構成される場合、脈拍センサが検出した脈拍に基づいて、ユーザの心拍数を取得(測定)する。また、制御部14は、検出部10がモーションセンサを含んで構成される場合、モーションセンサが検出した枕1の動きに基づいて、ユーザの呼吸数を取得(測定)する。例えば、ユーザが呼吸をすると、呼吸に合わせて体動が生じる。モーションセンサは、この体動を、枕1の動きとして検出する。制御部14は、モーションセンサが枕1の動きとして検出した体動に基づいて、ユーザの呼吸数を測定する。
制御部14は、取得したユーザの生体情報に基づいて、ストレス値を取得してもよい。ストレス値は、交感神経と副交感神経の活動状態のバランスを示す。例えばユーザの生体情報に心拍数が含まれる場合、制御部14は、心拍数に基づいて、ストレス値を取得してもよい。この場合、制御部14は、心拍の変動波から、低周波成分(例えば10秒程度の周期)を、交感神経成分(LF)として抽出する。さらに、制御部14は、心拍の変動波から、高周波成分(例えば3秒〜4秒の周期)を、副交感神経成分(HF)として抽出する。加えて、制御部14は、交感神経成分(LF)を副交感神経成分(HF)で除算することで、ストレス値(LF/HF)を取得(算出)する。このストレス値(LF/HF)は、その数値が高いほど、ユーザにかかるストレスが高いことを示す。
<睡眠に関する情報の取得処理>
制御部14は、ユーザが頭部を枕1に載せたと判定すると、ユーザの睡眠に関する情報の取得を開始してもよい。ユーザの睡眠に関する情報は、例えば、ユーザの入眠時刻、ユーザの起床時刻、ユーザが頭部を枕1に載せてから入眠するまでの時間(以下、「入眠潜時」という)、ユーザの寝返り回数及びユーザの睡眠時間を含んでよい。以下、これらの情報を取得する処理の一例を説明する。
(1)入眠時刻
制御部14は、ユーザが入眠したと判定した時刻を、入眠時刻として取得(決定)する。例えば検出部10がモーションセンサを含んで構成される場合、制御部14は、所定時間以上、モーションセンサが枕1の動きを検出しないとき、ユーザが入眠したと判定してもよい。例えば検出部10が温度センサを含んで構成される場合、制御部14は、温度センサが検出した温度が第2閾値を下回るとき、ユーザが入眠したと判定してもよい。第2閾値は、例えば、上述の第1閾値よりも低い温度であってよい。一般的に、人間は入眠するときに体温が下がるため、このように温度によって入眠を判定することができる。
(2)起床時刻
制御部14は、ユーザが起床したと判定した時刻を、ユーザの起床時刻として取得(決定)する。制御部14は、例えば検出部10の重量センサが枕1にかかる重量を検出しなくなったとき、ユーザが起床したと判定してもよい。例えば検出部10が複数の圧力センサを含んで構成される場合、制御部14は、各圧力センサが載置面Aにかかる圧力を検出しなくなったとき、ユーザが起床したと判定してもよい。例えば検出部10がモーションセンサを含んで構成される場合、制御部14は、例えば人体(頭部)が枕1から離れ、モーションセンサが枕1の動きを検出しなくなったとき、ユーザが起床したと判定してもよい。例えば検出部10が温度センサを含んで構成される場合、制御部14は、温度センサが検出した温度が第3閾値を下回ると判定したとき、ユーザが起床したと判定してもよい。第3閾値は、例えば、第2閾値よりもさらに低い値であってよい。第3閾値は、例えば人体(頭部)が枕1から離れ、枕が外気に触れていることを検出可能な温度であってよい。例えば検出部10が脈拍センサを含んで構成される場合、制御部14は、脈拍センサがユーザの脈拍を検出しなくなったとき、ユーザが起床したと判定してもよい。
(3)入眠潜時
制御部14は、上述の処理によってユーザが枕1に頭部を載せたと判定した時刻を、ユーザが枕1に頭部を載せた時刻として取得(決定)する。さらに、制御部14は、上述の処理によってユーザの入眠時刻を取得する。加えて、制御部14は、取得したユーザの入眠時刻から、取得したユーザが枕1に頭部を載せた時刻を減算することで、入眠潜時を取得(算出)する。
(4)寝返り回数
制御部14は、上述の処理によってユーザが入眠したと判定した後、ユーザの寝返り回数の取得を開始する。例えば検出部10が複数の圧力センサを含んで構成される場合、制御部14は、各圧力センサがそれぞれ検出した載置面Aにかかる圧力の変動に基づいて、ユーザの寝返り回数を取得(測定)してもよい。例えば検出部10がモーションセンサを含んで構成される場合、制御部14は、モーションセンサが検出した枕1の動きに基づいて、ユーザの寝返り回数を取得(測定)してもよい。
(5)睡眠時間
制御部14は、上述の処理によってユーザの起床時刻及びユーザの入眠時刻を取得する。制御部14は、取得したユーザの起床時刻から、取得したユーザの入眠時刻を減算することで、ユーザの睡眠時間を取得(算出)する。
ここで、制御部14は、取得したユーザの識別情報とともに、取得した当該ユーザの生体情報、ストレス値及び睡眠に関する情報のうち少なくとも1つを、通信部12によって外部のサーバに送信することができる。この構成については後述する。なお、制御部14は、ユーザの識別情報の代わりに、測定したユーザの頭部重量(又は頭部形状)とともに、取得した当該ユーザの生体情報等を、通信部12によって外部のサーバに送信してもよい。この場合、外部のサーバは、複数のユーザの頭部重量と、当該複数のユーザの頭部重量(又は頭部形状)のそれぞれに対応付けられたユーザの識別情報とを格納していてもよい。
図4及び図5は、第1実施形態に係る枕1が実行する処理の一例を示すフローチャートである。図4に示すフローは、例えば、所定時刻に開始されてよい。所定時刻は、枕1が使用される施設(例えば、病院)の消灯時刻に基づいて設定されてよい。
制御部14は、ユーザの頭部が枕1に載せられたか否か判定する(ステップS10)。制御部14は、ユーザの頭部が枕1に載せられたと判定したとき(ステップS10:Yes)、ステップS11の処理に進む。一方、制御部14は、ユーザの頭部が枕1に載せられたと判定しないとき(ステップS10:No)、再びステップS10の処理を行う。
ステップS11の処理では、制御部14は、検出部10の出力結果(検出結果)に基づいて、ユーザの頭部重量を測定する。
ステップS12の処理では、制御部14は、記憶部13を参照して、ステップS11の処理で測定したユーザの頭部重量に対応付けられたユーザの識別情報を取得する。
ステップS13の処理では、制御部14は、ユーザの生体情報の取得を開始する。制御部14は、検出部10の出力結果(検出結果)に基づいて、ユーザの生体情報を取得する。
ステップS14の処理では、制御部14は、ユーザが入眠したか否か判定する。制御部14は、ユーザが入眠したと判定したとき(ステップS14:Yes)、ステップS15の処理に進む。一方、制御部14は、ユーザが入眠したと判定しないとき(ステップS14:No)、再びステップS14の処理を行う。
ステップS15の処理では、制御部14は、ユーザの入眠時刻及び入眠潜時を取得する。制御部14は、ステップS14の処理でユーザが入眠したと判定した時刻を、ユーザの入眠時刻として取得(決定)する。制御部14は、取得した入眠時刻から、ステップS10の処理でユーザが頭部を枕1に載せたと判定した時刻を減算することで、ユーザの入眠潜時を取得(算出)する。
ステップS16の処理では、制御部14は、ユーザの寝返り回数の取得を開始する。制御部14は、検出部10の出力結果(検出結果)に基づいて、ユーザの寝返り回数を取得(測定)する。
次に、制御部14は、図5に示すフローに進む。
ステップS17の処理では、制御部14は、ユーザが起床したか否か判定する。制御部14は、ユーザが起床したと判定したとき(ステップS17:Yes)、生体情報及び寝返り回数の取得を停止し、ステップS18の処理に進む。一方、制御部14は、ユーザが起床したと判定しないとき(ステップS17:No)、再びステップS17の処理を行う。
ステップS18の処理では、制御部14は、ユーザの起床時刻及び睡眠時間を取得する。制御部14は、ステップS17の処理でユーザが起床したと判定した時刻を、ユーザの起床時刻として取得(決定)する。制御部14は、取得したユーザの起床時刻から、図4に示すステップS15の処理で取得したユーザの入眠時刻を減算することで、ユーザの睡眠時間を取得(算出)する。
ステップS19の処理では、制御部14は、取得したユーザの生体情報に基づいて、ストレス値を取得する。
ステップS20の処理では、制御部14は、ユーザの識別情報とともにユーザの生体情報等を、通信部12によって所定のサーバに送信する。
なお、例えば検出部10が複数の圧力センサを含んで構成される場合、制御部14は、図4に示すステップS11の処理においてユーザの頭部形状を測定してもよい。さらに、記憶部13がユーザの頭部形状に対応付けてユーザの識別情報を記憶している場合、制御部14は、ステップS12の処理において、記憶部13を参照して、測定したユーザの頭部形状に対応付けられているユーザの識別情報を取得してもよい。
このように、第1実施形態に係る枕1は、検出部10の出力結果に基づいて、ユーザの頭部重量(又は頭部形状)を測定する。さらに、枕1は、測定したユーザの頭部重量等に基づいてユーザの識別情報を取得する。このような処理によって、例えば公共の施設において、枕1が複数のユーザに使用され得る場合であっても、枕1が取得したユーザの識別情報に基づいて、枕1を使用したユーザを推定することができる。これにより、ユーザ又は施設の管理者等が特別な操作をすることなく、例えば枕1が取得したユーザの生体情報が何れのユーザのものであるかを推定することができる。従って、本実施形態によれば、改善された枕1が提供され得る。
さらに、第1実施形態に係る枕1は、検出部10の出力結果に基づき、ユーザの睡眠時間にわたって、頭部を枕1に載せているユーザの生体情報を取得することができる。
加えて、第1実施形態に係る枕1は、ユーザの生体情報に基づいてストレス値を取得することができる。ストレス値は、上述のように交感神経と副交感神経の活動状態のバランスを示すため、ユーザのストレス状態を把握する有益な材料となり得る。従って、本実施形態に係る枕1は、ユーザのストレス状態を把握する有益な材料を提供することができる。
また、上述の睡眠に関する情報は、ユーザの睡眠の質を判断する際の有益な判断材料となり得る。しかしながら、入眠時刻及び寝返り回数等といった睡眠に関する情報を、ユーザ自身が測定することは困難である。第1実施形態に係る枕1は、ユーザの睡眠に関する情報を取得することができる。従って、本実施形態に係る枕1は、ユーザの睡眠の質を判断する際の有益な判断材料を提供することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、第1実施形態に係る枕1を備える通信システムについて説明する。図6は、第2実施形態に係る通信システム100の概略図である。
通信システム100は、枕1と、サーバ2とを備える。枕1と、サーバ2とは、ネットワーク200を介して互いに通信可能に接続される。ネットワーク200は、例えば、インターネットである。ただし、ネットワーク200は、インターネットに限定されず、適宜のネットワークであってよい。また、ネットワーク200は、無線、有線又はこれらの組み合わせであってよい。つまり、枕1と、サーバ2とは、有線若しくは無線又はこれらの任意の組合せにより構成されたネットワーク200により接続され情報の送受信が行われてよい。また、本実施形態において、サーバ2及びネットワーク200は1つに限定されるものではなく、それぞれ2つ以上であってよい。また、通信システム100が備える枕の数は、枕1の1つに限定されるものではなく、2つ以上であってよい。
枕1は、第1実施形態にて説明した機能を有する。すなわち、枕1は、枕1に頭部を載せているユーザの識別情報を取得することができる。さらに、枕1は、枕1に頭部を載せているユーザの生体情報、睡眠に関する情報及びストレス値を取得することができる。
枕1は、取得したユーザの識別情報とともに取得したユーザの生体情報等を、ネットワーク200を介してサーバ2に送信する。
サーバ2は、例えば、情報処理装置である。サーバ2は、例えば、医療機関、ユーザが加入している健康保険組合又はユーザが勤務している会社の健康管理室等によって管理される。サーバ2は、通信部40と、記憶部41と、制御部43とを備える。
通信部40は、ネットワーク200を介して、外部の機器と通信する。通信部12は、例えばBluetooth(登録商標)、赤外線、NFC、無線LAN、有線LAN、WAN、インターネット若しくはその他任意の通信媒体又はこれらの任意の組合せにより、通信することができる。
記憶部41は、半導体メモリ又は磁気メモリ等で構成されてよい。記憶部41は、各種情報及び制御部42を動作させるためのプログラム等を記憶する。記憶部41は、ワークメモリとしても機能してもよい。記憶部41は、受信したユーザの識別情報に対応付けて受信したユーザの生体情報等を記憶する。
制御部42は、種々の機能を実行するための制御及び処理能力を提供するために、少なくとも1つのプロセッサ42Aを含む。少なくとも1つのプロセッサ42Aは、単一の集積回路(IC)として、又は、複数の通信可能に接続された集積回路IC及びディスクリート回路として実現されてもよい。少なくとも1つのプロセッサ42Aは、種々の既知の技術に従って実現されることが可能である。
ある実施形態において、プロセッサ42Aは、一以上のデータ計算手続及び処理を実行するために構成された、一以上の回路又はユニットを含む。例えば、プロセッサ42Aは、一以上のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号処理装置、プログラマブルロジックデバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイ又はこれらの組み合わせ若しくは構成の任意の組み合わせ、又は、他の既知のデバイス若しくは構成の組み合わせを含むことにより、以下に説明する機能を実行してもよい。
制御部42は、通信部40と、記憶部41とに接続され、これらの各機能部をはじめとして、サーバ2の全体を制御及び管理する。制御部42は、記憶部41に記憶されているプログラムを取得する。制御部42は、取得したプログラムを実行することにより、サーバ2の各部に係る種々の機能を実現する。
制御部42は、ネットワーク200を介して枕1から、ユーザの識別情報とともにユーザの生体情報等を、通信部40によって受信する。制御部42は、受信したユーザの生体情報等を、当該ユーザの識別情報に対応付けて、記憶部41に格納する。
図7は、第2実施形態に係る通信システム100の制御手順の一例を示すシーケンス図である。
枕1は、枕1に頭部を載せたユーザの識別情報を取得するとともに、ユーザの生体情報等を取得する(ステップS30)。枕1は、ネットワーク200を介してサーバ2に、取得したユーザの識別情報とともに、取得した当該ユーザの生体情報等を、送信する(ステップS31)。
サーバ2は、ネットワーク200を介して枕1から、ユーザの識別情報とともにユーザの生体情報等を受信する(ステップS32)。サーバ2は、受信したユーザの生体情報等を、当該ユーザの識別情報に対応付けて、記憶部41に格納する(ステップS33)。
このように、第2実施形態に係る通信システム100では、枕1が、枕1を使用したユーザの識別情報を取得するとともに、当該ユーザの生体情報等を取得する。さらに、サーバ2が、枕1によって取得されたユーザの生体情報等を、当該ユーザの識別情報に対応付けて格納する。このような処理によって、通信システム100は、以下のような、効果を奏することができる。
例えば、ユーザは、睡眠障害を抱えている場合、医療機関を受診することがある。しかしながら、ユーザが医療機関を受診しても、医者は、ユーザの睡眠に関する情報等を把握できないことがある。医者は、ユーザの睡眠に関する情報等を把握できないと、ユーザに対して適切に指導することができない場合がある。
これに対し、本実施形態では、医者は、サーバ2に格納された睡眠に関する情報等を閲覧することができる。そのため、本実施形態によれば、医者は、ユーザの睡眠障害を改善するために、ユーザに対して適切に指導することができる。さらに、本実施形態では、医者は、サーバ2に格納された情報を閲覧し続けることによって、ユーザのその後の状態を把握することができる。
例えば、ユーザに自覚症状がなくても、ユーザの健康状態等が悪化している場合がある。この場合、ユーザは、自覚症状がないため、医療機関を受診しないことがある。
これに対し、本実施形態では、健康組合の医者又はユーザが勤務する会社の健康管理医がサーバ2に格納された生体情報及びストレス値を閲覧することができる。これにより、本実施形態によれば、健康組合の医者等は、ユーザの健康状態及びストレス状態を把握することができる。そのため、本実施形態によれば、健康組合の医者等は、ユーザの健康状態等が悪化した場合に、ユーザに対して適切に指導することができる。
このように、第2実施形態によれば、改善された、通信システム100が提供され得る。
本開示を完全かつ明瞭に開示するためにいくつかの実施形態に関し説明してきた。しかしながら、添付の請求項は、上記実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作し得る全ての変形例及び代替可能な構成を具現化するように構成されるべきである。また、いくつかの実施形態に示した各要件は、自由に組み合わせが可能である。
例えば、上記第1実施形態及び第2実施形態では、枕1が、ユーザの生体情報、ストレス値及び睡眠に関する情報を取得する例を説明した。しかしながら、枕1が取得する情報は、これに限定されない。例えば、枕1は、枕1の周囲温度を検出してもよい。周囲温度は、ユーザが頭部を枕1に載せていないときに検出部10の温度センサによって取得された室内の温度であってもよい。又は、周囲温度は、例えば、枕1が検出部10の温度センサとは異なる温度センサを備える場合、当該温度センサによって取得された室内の温度であってよい。
例えば、上記第1実施形態では、制御ユニット20は、枕1の内部に含まれるものとして説明した。しかしながら、制御ユニット20は、枕1の外部にあってもよい。
例えば、上記第1実施形態及び第2実施形態では、本開示の寝具は、枕であるものとして説明した。しかしながら、本開示の寝具は、枕に限定されない。本開示の寝具は、ユーザの頭部を支持するものであればよく、例えば、クッション、ネックピロー又は座布団等であってもよい。
1 枕(寝具)
2 サーバ
10 検出部
12 通信部
13 記憶部
14 制御部
14A プロセッサ
20 制御ユニット
30 エアバッグ
40 通信部
41 記憶部
42 制御部
42A プロセッサ
100 通信システム
200 ネットワーク

Claims (7)

  1. 少なくとも本体にかかる重量を検出する検出部と、
    複数のユーザの頭部重量と、前記複数のユーザの頭部重量のそれぞれに対応付けられたユーザの識別情報とを記憶する記憶部と、
    前記検出部の検出結果に基づいてユーザの頭部重量を測定し、前記記憶部から、測定した前記頭部重量に対応付けられた前記ユーザの識別情報を取得する制御部と、
    を備える寝具。
  2. 少なくとも本体にかかる圧力を検出する検出部と、
    複数のユーザの頭部形状と、前記複数のユーザの頭部形状のそれぞれに対応付けられたユーザの識別情報とを記憶する記憶部と、
    前記検出部の検出結果に基づいてユーザの頭部形状を測定し、前記記憶部から、測定した前記頭部形状に対応付けられた前記ユーザの識別情報を取得する制御部と、
    を備える寝具。
  3. 前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ユーザの生体情報を取得する、請求項1又は2に記載の寝具。
  4. 前記制御部は、取得した前記ユーザの生体情報に基づいてストレス値を取得する、請求項3に記載の寝具。
  5. 前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ユーザの睡眠に関する情報を取得する、請求項1から4の何れか一項に記載の寝具。
  6. 外部の機器と通信する通信部をさらに備え、
    前記制御部は、取得した前記ユーザの識別情報とともに、取得した当該ユーザの生体情報、ストレス値及び睡眠に関する情報の少なくとも1つを、前記通信部によって所定のサーバに送信する、請求項3から5の何れか一項に記載の寝具。
  7. 請求項1又は2に記載の寝具と、
    前記寝具とネットワークを介して接続され、前記ユーザの識別情報とともに前記寝具が取得した当該ユーザの生体情報、ストレス値及び睡眠に関する情報の少なくとも1つを受信し、受信した前記識別情報に対応付けて受信した当情報を格納するサーバと、
    を備える通信システム。
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