JP2019052000A - ジブ係留方法およびジブ係留装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態のジブ係留装置1は、タワークレーン10の側面図である図1に示すように、タワークレーン10に設けられている。タワークレーン10は、クローラ式の下部走行体(クレーン本体)11に上部旋回体(クレーン本体)12が旋回可能に搭載された構成となっている。なお、タワークレーン10は、クローラ以外の移動手段(例えばホイール)を用いた移動式クレーンであってもよいし、移動手段を持たない固定式クレーンであってもよい。また、本発明の適用対象はタワークレーンに限定されず、例えば、ラッフィングクレーンに本発明を適用することも可能である。
ジブ係留装置1は、係止装置2と、被係止装置3と、解除ロープ(解除部材)4と、を有している。係止装置2は、タワー14の前面部に設けられている。被係止装置3は、ジブ15に設けられている。被係止装置3は、ジブ15を折り畳んだ際に係止装置2に対向する位置に設けられている。ジブ15が折り畳まれた状態で被係止装置3が係止装置2によって係止されることで、ジブ15をタワー14にロックすることができる。
ジブ係留装置1の詳細について説明する。図2〜図4は、ジブ係留装置1の拡大側面図であり、図5は、ジブ係留装置1の拡大平面図である。係止装置2は、ロックピン41を有する。このロックピン41が、被係止装置3の係止軸51を係止する係止位置(図2に示す位置)と、係止軸51の係止を解除する係止解除位置(図3、図4に示す位置)との間で移動することによって、ジブ15のロックおよびロック解除を実現することができる。
解除ロープ4は、ロック解除レバー44の後端部に連結されている。この解除ロープ4を引っ張ることにより、ロックスプリング47による付勢力に抗してロック解除レバー44をロック解除位置に移動させることが可能である。即ち、係止装置2と被係止装置3との係合を解除することが可能である。また、解除ロープ4を引っ張るのを止めれば、ロックスプリング47による付勢力によって、ロック解除レバー44がロック位置に移動可能となる。
ジブ15に設けられた被係止装置3は、係止軸51を有しており、この係止軸51がロックピン41によって係止されることで、折り畳まれた状態のジブ15がタワー14にロックされる。ジブ15に取り付けられたジブ側ブラケット52には、左右一対の軸支持ブラケット53が突設されている(図5参照)。軸支持ブラケット53の先端にはベアリング53aが設けられており、左右一対のベアリング53aによりロックピン41と交差する係止軸51が支持されている。
また、本実施形態のジブ係留装置1は、タワークレーン10の側面図である図6に示すように、第1ウィンチ5と、第2ウィンチ6と、シーブ(回転体)7と、を有している。
次に、ジブ係留装置1の動作について、図6〜図11を参照しつつ説明する。図6〜図11は、タワークレーン10の側面図である。
折り畳まれた状態のジブ15をタワー14に係留する場合、まず、図6に示すように、ブーム起伏用ロープ30を繰り出すことで、タワー14を鉛直方向に対して前方に傾斜した姿勢にする。本実施形態において、タワー14の水平面からの傾斜角度は80度であるが、傾斜角度はこれに限定されない。
タワー14に係留されたジブ15をタワー14から解放する場合、図11に示す姿勢から、ブーム起伏用ロープ30を巻き取ることで、図10に示すように、タワー14を鉛直方向に対して前方に傾斜した姿勢にする。ここで、第1ロープ8の先端と第2ロープ9の先端とは連結され、第1ロープ8は第1ウィンチ5でを巻き取られ、第2ロープ9は第2ウィンチ6でを巻き取られている。本実施形態において、タワー14の水平面からの傾斜角度は80度であるが、傾斜角度はこれに限定されない。
なお、被係止装置3を係止装置2によって係止する(ジブ15をタワー14にロックする)ことで、タワー14にジブ15を引き寄せた状態を保持しているが、第1ウィンチ5および第2ウィンチ6の引張力が十分に大きくて、第1ウィンチ5および第2ウィンチ6の引張力だけで、タワー14にジブ15を引き寄せた状態を保持できるのであれば、係止装置2、被係止装置3、および、解除ロープ4を備えない構成であってもよい。
以上に述べたように、本実施形態に係るジブ係留方法およびジブ係留装置1によると、折り畳まれた状態のジブ15をタワー14に係留する際には、タワー14を鉛直方向に対して前方に傾斜した姿勢にし、ジブ15を垂下させた状態で、第1ウィンチ5から繰り出してシーブ7で折り返した第1ロープ8の先端と、第2ウィンチ6から繰り出した第2ロープ9の先端とを連結する。そして、第1ウィンチ5で第1ロープ8を巻き取るとともに、第2ウィンチ6で第2ロープ9を巻き取ることで、垂下したジブ15をタワー14に引き寄せる。このように、タワー14を鉛直方向に対して前方に傾斜した姿勢にした状態で、ジブ15をタワー14に係留することができるので、見た目が安定しており、工事現場周辺の住民が不安を感じにくいとともに、強風でタワー14が後方に転倒する恐れが少ない。よって、見た目が安定した状態でジブ15の係留を行うことができる。
2 係止装置
3 被係止装置
4 解除ロープ(解除部材)
5 第1ウィンチ
6 第2ウィンチ
7 シーブ(回転体)
8 第1ロープ
9 第2ロープ
9a 連結部
10 タワークレーン
11 下部走行体(クレーン本体)
12 上部旋回体(クレーン本体)
13 運転室
14 タワー(ブーム)
15 ジブ
16 ジブポイントシーブ
17 巻上ロープ
18 フック
19 カウンタウエイト
20 ガントリ
21 ジブ起伏用下部スプレッダ
22 ジブガイライン
23 ジブ起伏用上部スプレッダ
24 ジブ起伏用ロープ
25 ストラット
26 ジブガイライン
27 ブーム起伏用下部スプレッダ
28 ブームガイライン
29 ブーム起伏用上部スプレッダ
30 ブーム起伏用ロープ
31 ブームフットピン
32 バックストップ装置
41 ロックピン
42 タワー側ブラケット
43 レバー支持ブラケット
44 ロック解除レバー
46 ロックフレーム
47 ロックスプリング
48 ピンブロック部材
51 係止軸
52 ジブ側ブラケット
53 軸支持ブラケット
Claims (12)
- ブームの先端部にジブが起伏可能に取り付けられたクレーンにおけるジブ係留方法であって、
折り畳まれた状態の前記ジブを前記ブームに係留する係留ステップを有し、
前記係留ステップは、
前記ブームを鉛直方向に対して前方に傾斜した姿勢にして、前記ジブを垂下させる垂下ステップと、
前記ブームの基部またはクレーン本体に設けられた第1ウィンチから繰り出して、前記ブームに設けられた回転体で折り返した第1ロープの先端と、前記ジブに設けられた第2ウィンチから繰り出した第2ロープの先端とを連結する連結ステップと、
前記第1ロープの先端と前記第2ロープの先端とを連結した状態で、前記第1ウィンチで前記第1ロープを巻き取るとともに、前記第2ウィンチで前記第2ロープを巻き取ることで、垂下した前記ジブを前記ブームに引き寄せる引き寄せステップと、
を有することを特徴とするジブ係留方法。 - 前記ブームに係留された前記ジブを前記ブームから解放する解放ステップをさらに有し、
前記解放ステップは、
前記第1ロープの先端と前記第2ロープの先端とを連結し、前記第1ウィンチで前記第1ロープを巻き取り、前記第2ウィンチで前記第2ロープを巻き取った状態で、前記ブームを鉛直方向に対して前方に傾斜した姿勢にする傾斜ステップと、
前記第1ウィンチに巻き取られていた前記第1ロープを繰り出すとともに、前記第2ウィンチに巻き取られていた前記第2ロープを繰り出すことで、前記ブームに引き寄せられている前記ジブを前記ブームから離隔させる離隔ステップと、
前記第1ロープの先端と前記第2ロープの先端との連結を解除する連結解除ステップと、
を有することを特徴とする請求項1に記載のジブ係留方法。 - 前記係留ステップは、
前記ブームに前記ジブを引き寄せた状態で、前記ジブに設けられている被係止装置を、前記ブームに設けられた係止装置によって係止する係止ステップをさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載のジブ係留方法。 - 前記解放ステップは、
前記ブームを鉛直方向に対して前方に傾斜した姿勢にした状態で、解除部材により前記係止装置と前記被係止装置との係合を解除する係合解除ステップをさらに有することを特徴とする請求項3に記載のジブ係留方法。 - 前記第1ウィンチで前記第1ロープを巻き取る際に、前記回転体で、前記回転体よりも上流側の前記第1ロープが、前記ジブの長手方向にほぼ直交する方向に引っ張られるように、前記第1ロープをガイドすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のジブ係留方法。
- 前記引き寄せステップにおいて、前記第1ロープの先端と前記第2ロープの先端との連結部が、前記回転体と前記第2ウィンチとの間に位置するように、前記第1ウィンチで前記第1ロープを巻き取るとともに、前記第2ウィンチで前記第2ロープを巻き取ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のジブ係留方法。
- ブームの先端部にジブが起伏可能に取り付けられたクレーンにおけるジブ係留装置であって、
前記ブームの基部またはクレーン本体に設けられ、第1ロープを巻き取り又は繰り出す第1ウィンチと、
前記ジブに設けられ、第2ロープを巻き取り又は繰り出す第2ウィンチと、
前記ブームに設けられ、前記第1ロープをガイドする回転体と、
を有し、
折り畳まれた状態の前記ジブを前記ブームに係留する際に、前記ブームを鉛直方向に対して前方に傾斜した姿勢にし、前記ジブを垂下させた状態で、前記第1ウィンチから繰り出して前記回転体で折り返した前記第1ロープの先端と、前記第2ウィンチから繰り出した前記第2ロープの先端とを連結した後に、前記第1ウィンチで前記第1ロープを巻き取るとともに前記第2ウィンチで前記第2ロープを巻き取ることで、垂下した前記ジブを前記ブームに引き寄せることを特徴とするジブ係留装置。 - 前記ブームに係留された前記ジブを前記ブームから解放する際に、前記第1ロープの先端と前記第2ロープの先端とを連結し、前記第1ウィンチで前記第1ロープを巻き取り、前記第2ウィンチで前記第2ロープを巻き取った状態で、前記ブームを鉛直方向に対して前方に傾斜した姿勢にし、前記第1ウィンチに巻き取られていた前記第1ロープを繰り出すとともに、前記第2ウィンチに巻き取られていた前記第2ロープを繰り出すことで、前記ブームに引き寄せられている前記ジブを前記ブームから離隔させ、前記第1ロープの先端と前記第2ロープの先端との連結を解除することを特徴とする請求項7に記載のジブ係留装置。
- 前記ブームに設けられた係止装置と、
前記ジブに設けられ、前記ジブが折り畳まれた際に、前記係止装置によって係止される被係止装置と、
をさらに有することを特徴とする請求項7又は8に記載のジブ係留装置。 - 前記係止装置と前記被係止装置との係合を解除することが可能な解除部材をさらに有することを特徴とする請求項9に記載のジブ係留装置。
- 前記回転体は、前記第1ウィンチで前記第1ロープを巻き取る際に、前記回転体よりも上流側の前記第1ロープが、前記ジブの長手方向にほぼ直交する方向に引っ張られるように、前記第1ロープをガイドすることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載のジブ係留装置。
- 前記回転体は、前記ブームに着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載のジブ係留装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017175393A JP2019052000A (ja) | 2017-09-13 | 2017-09-13 | ジブ係留方法およびジブ係留装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017175393A JP2019052000A (ja) | 2017-09-13 | 2017-09-13 | ジブ係留方法およびジブ係留装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019052000A true JP2019052000A (ja) | 2019-04-04 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017175393A Pending JP2019052000A (ja) | 2017-09-13 | 2017-09-13 | ジブ係留方法およびジブ係留装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2019052000A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111302244A (zh) * | 2020-02-28 | 2020-06-19 | 徐州建机工程机械有限公司 | 一种动臂塔机防后倾控制系统及方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000281281A (ja) * | 1999-03-30 | 2000-10-10 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | タワークレーンの折畳みロック装置 |
| JP2003095584A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | タワークレーンの安全装置 |
| JP2003192271A (ja) * | 2001-12-25 | 2003-07-09 | Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | 移動式クレーンのタワーアタッチメントの格納方法及びその装置 |
-
2017
- 2017-09-13 JP JP2017175393A patent/JP2019052000A/ja active Pending
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