JP2019060103A - パイプ連結具 - Google Patents
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Abstract
Description
通常、パイプは一定長さで製造販売されているため、例えば、特許文献1に記載のように、パイプ連結具を用いて、第1のパイプとこの第1のパイプ内に装着した第2のパイプとを連結している。このパイプ連結具は、帯状板材が長手方向中央部で逆V字状に折り曲げられ、逆V字状の板材の両端部近傍に外方へ突出する係止部が形成されたものである。使用にあっては、逆V字状の板材の開口側外幅が第2のパイプの内径より小さくなるように力を加えた状態で、パイプ連結具を第2のパイプ内に配置し、第2のパイプの対向位置に形成された2つの貫通孔から係止部を突出させ、その突出部分を、第2のパイプの外側に装着する第1のパイプに形成された2つの貫通孔に係止させて、第1のパイプと第2のパイプを連結している。
パイプ連結具は、第2のパイプの2つの貫通孔に係止部を突出させることで第2のパイプに取り付けられ、2点(係止部)のみで支持され、更には、全体が逆V字状に折り曲げられているため、第2のパイプ内に配置されたパイプ連結具に倒れ(傾き)が発生し易かった。このため、係止部にも傾きが発生し、係止部が第1のパイプの貫通孔にスムーズに嵌らない、あるいは、連結解除時に貫通孔から外れない、おそれがあった。
また、パイプ連結具の第2のパイプへの取り付けに際しては、上記したように、板材の開口側外幅が第2のパイプの内径より小さくなるように、大きな力を加えて狭くする必要があるため、更には、係止部を第2のパイプの貫通孔に嵌める必要があるため、作業性が悪かった。
前記帯状板材は、立設状態にある2つの側片と該2つの側片の上部に連続する水平片を有する形状に折り曲げられ、前記両側片の先端部又は両側片の先端部より中央部寄りに、それぞれ該帯状板材の幅方向両外側に形成された突出片を、外側に折り曲げて形成され、使用時に前記貫通孔に挿通し、外側に対となる傾斜辺を有する係止部を設け、
更に、前記両側片の上部には前記水平片から突出し、前記第1のパイプを挿通する円弧状の対向膨出部を形成した。
図1(A)、(B)、図2(A)〜(C)に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るパイプ連結具10は、帯状板材を折り曲げて形成され、第1のパイプ11と第1のパイプ11内に装着した第2のパイプ12とを、第1のパイプ11に設けられた貫通孔13、14と第2のパイプ12に設けられた貫通孔15、16を介して連結するものである。
以下、詳しく説明する。
図1(A)、(B)に示すように、第2のパイプ12の接合側(長さ方向一側:図1(B)では上側)の外径は、装着される第1のパイプ11の接合側(長さ方向他側:図1(B)では下側)の内径よりも僅かに縮径している。なお、第2のパイプ12の接合端部(長さ方向一側端部)には絞り加工がなされて絞り加工部17が形成され、その外径(内径)が、絞り加工がなされていない部分の外径(内径)よりも縮径している。
第1のパイプ11に形成された貫通孔13と貫通孔14はそれぞれ、円形となって、第1のパイプ11の軸心を中心とした対向位置(180度位置)に形成されている(第2のパイプ12に形成された貫通孔15、16も同様)。なお、貫通孔13〜16は、図1(A)、(B)に示すように、同一軸心上に配置できる(貫通孔13〜16が付合する(重なる))。
帯状板材には、オーステナイト系のばね用ステンレス鋼帯(例えば、SUS304−CSP 3/4H(硬度Hv310以上))を用いることができるが、これに限定されるものではなく、他の鋼材等を使用することもできる。
また、帯状板材の厚みは0.5〜1.5mm(ここでは、1.0mm)程度であるが、用途に応じて種々選択できる。
側片19の幅は、パイプ連結具10を第2のパイプ12内に入れることができれば、特に限定されるものではないが、例えば、8〜15mmの範囲内(ここでは、10〜13mm)で設定できる。また、水平片21の幅も側片19の幅と同様(ここでは、12mm)に設定できる。
ここで、側片19はその長手方向途中位置で折り曲げられ、パイプ連結具10の軸心に対する側片19の開き角度を2段階に設定している。具体的には、側片19の先側を除く部分の開き角度θ1を、例えば、10〜15度の範囲内(ここでは、13度)に設定し、先側の開き角度θ2を、開き角度θ1より小さく、かつ、例えば、5〜10度の範囲内(ここでは、8度)に設定している。
側片19に設けられた係止部24は、パイプ連結具10の使用時に、貫通孔13、15に挿通され、側片20に設けられた係止部24は、貫通孔14、16に挿通される。
係止部24の上側(傾斜辺25、26と側片19との間)には、第2のパイプ12の貫通孔15の上端(一端)を係止する切欠き27が設けられているので、貫通孔15からの係止部24の抜け止めがなされる。
補強リブ28、29はそれぞれ、側片19の幅方向両外側に形成された矩形状の突出片を、内側に(側片19と側片20との間に向けて)折り曲げることで形成されている(側片20も同様)。これにより、例えば、パイプ連結具10の長期使用によっても、側片19の曲がりを抑制、更には防止できるので、対向する側片19と側片20との間隔を、初期の状態(未使用状態のパイプ連結具10の状態)に維持することができる。
補強リブ30、31はそれぞれ、水平片21の幅方向両外側に形成された矩形状の突出片を、内側に(側片19と側片20との間に向けて:図3(A)、(B)では下側に)折り曲げることで形成されている。これにより、パイプ連結具10の長期使用によっても、水平片21の曲がりを抑制、更には防止できる。
なお、2つの対向膨出部32、33は、パイプ連結具10の軸心を中心として左右対称になっているため、以下、一方の対向膨出部32を主として説明する。
対向膨出部32の曲率半径は、例えば、2〜5mm(ここでは3mm:R3)程度で設定され、対向膨出部32と側片19との連結部分の曲率半径も、例えば、2〜5mm(ここでは3mm:R3)程度で設定されている。
この対向膨出部32は、ばねの役割を備えるため、パイプ連結具10の第2のパイプ12への取り付けに際し、パイプ連結具10の開口側外幅を狭くするために要する力を更に弱くできる。
これにより、パイプ連結具10を第2のパイプ12内に挿入するに際し、対向膨出部32、33が第2のパイプ12の絞り加工部17に接触して掛止される。
なお、対向膨出部32、33の外寸は、第1のパイプ11の内径よりも小さくなっているので、第1のパイプ11内に第2のパイプ12を装着する際に、対向膨出部32、33は第1のパイプ11を挿通できる。
まず、パイプ連結具10を第2のパイプ12内に配置する。
図2(B)に示すように、パイプ連結具10は、その開口側端部の外幅が、第2のパイプ12の内径よりも大きいため、対向する側片19、20に力を加えた状態で、パイプ連結具10を第2のパイプ12内に挿入する。
このため、第2のパイプ12内でのパイプ連結具10の倒れ(傾き)を防止できると共に、パイプ連結具10が第2のパイプ12内に落ち込むおそれもない。
第1のパイプ11を第2のパイプ12に外嵌し、第1のパイプ11を第2のパイプ12の外周面に沿って移動させる。ここで、第1のパイプ11の接合側端部が係止部24の傾斜辺25、26に接触した後、第1のパイプ11を更に移動させることで、傾斜辺25、26が第1のパイプ11の接合側端部で押圧され、側片19、20の間隔が狭くなる。
これにより、第1のパイプ11を、第2のパイプ12の外周面に沿って更に移動させることができる。
これにより、第1のパイプ11と、この第1のパイプ11内に装着した第2のパイプ12とを、貫通孔13〜16を介してパイプ連結具10により連結でき、仮設足場を構築できる。
このとき、図1(A)に示す係止部24を構成する突出片22、23の表面(斜面)34(及び/又は傾斜辺25、26)に、第1のパイプ11に形成された貫通孔13、14の側端(内側縁部)が接触し、係止部24が押圧される。これにより、対向する側片19、20の間隔が狭くなるため、一方の貫通孔13から係止部24が外れると共に、他方の貫通孔14から係止部24が外れる。
なお、必要に応じて、パイプ連結具10を第2のパイプ12内から取り外すこともできる。この場合、第2のパイプ12に対し、パイプ連結具10をその軸心を中心として回動させる。これにより、係止部24の突出片22、23の表面34に、第2のパイプ12に形成された貫通孔15、16の側端が接触し、係止部24が押圧されるため、貫通孔15、16から係止部24が外れる。この状態で、パイプ連結具10を第2のパイプ12内から引き抜く。
パイプ連結具40を装着する第2のパイプ41は、第2のパイプ41の接合端部(長さ方向一側端部)に絞り加工がなされていない。このため、パイプ連結具40の水平片43(前記した水平片21と同様の機能を有する)と、その長手方向両側に形成された対向膨出部44、45(前記した対向膨出部32、33と同様の機能を有する)とを含む長さ、即ち、対向膨出部44、45の外寸を、パイプ連結具10の対向膨出部32、33の外寸よりも長くしている。
これにより、パイプ連結具40は、2つの係止部24と2つの対向膨出部44、45により、第2のパイプ41内に取り付け固定されるため、第2のパイプ41内でのパイプ連結具40の倒れを防止できると共に、2つの対向膨出部44、45により、パイプ連結具40が第2のパイプ41内に落ち込むおそれもない。
前記実施の形態においては、パイプ連結具の軸心に対する側片の開き角度を2段階に設定した場合について説明したが、例えば、パイプの径、水平片の長さ、側片の長さ等に応じて、側片の開き角度を1段に設定することもでき(側片の長手方向途中位置での折り曲げなし)、また、3段以上の複数段に設定することもでき、更には、側片をなだらかな曲線(断面円弧状)で構成することもできる。
このように、2つの対向膨出部を、その幅方向外側部が第2のパイプの内面に、接触、あるいは、隙間(僅少の隙間)を有して保持される構成とすることで、パイプ連結具の第2のパイプ内での倒れを従来よりも少なくできる。
この場合、パイプ連結具の高さ方向(軸心方向)の長さは、第1、第2のパイプの貫通孔に係止部が挿通された際に、水平片の表面(上端面)が第2のパイプの端部から突出する長さにすることが、パイプ連結具の第2のパイプに対する取り付け取り外しの際の作業性を考慮すれば好ましい。しかし、水平片の表面が第2のパイプ内に入ってもよい。
Claims (4)
- 帯状板材を折り曲げて形成され、第1のパイプと該第1のパイプ内に装着した第2のパイプを、該第1のパイプ及び該第2のパイプの180度位置に設けられた貫通孔を介して連結するパイプ連結具であって、
前記帯状板材は、立設状態にある2つの側片と該2つの側片の上部に連続する水平片を有する形状に折り曲げられ、前記両側片の先端部又は両側片の先端部より中央部寄りに、それぞれ該帯状板材の幅方向両外側に形成された突出片を、外側に折り曲げて形成され、使用時に前記貫通孔に挿通し、外側に対となる傾斜辺を有する係止部を設け、
更に、前記両側片の上部には前記水平片から突出し、前記第1のパイプを挿通する円弧状の対向膨出部を形成したことを特徴とするパイプ連結具。 - 請求項1記載のパイプ連結具において、前記2つの側片の前記突出片を除く領域には補強リブが設けられていることを特徴とするパイプ連結具。
- 請求項1又は2記載のパイプ連結具において、前記係止部は断面三角形状となって、前記係止部の上側には前記第2のパイプの前記貫通孔の一端を係止する切欠きが設けられていることを特徴とするパイプ連結具。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のパイプ連結具において、前記第2のパイプの接合端部には絞り加工がなされており、前記対向膨出部の外寸は前記絞り加工された前記第2のパイプの絞り加工部の内径より大きいことを特徴とするパイプ連結具。
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| JP2017184365A JP2019060103A (ja) | 2017-09-26 | 2017-09-26 | パイプ連結具 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI808753B (zh) * | 2022-05-10 | 2023-07-11 | 梁奇銓 | 管件組合結構 |
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2017
- 2017-09-26 JP JP2017184365A patent/JP2019060103A/ja active Pending
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