JP2019070231A - 排水配管 - Google Patents

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貴広 丸山
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Abstract

【課題】継手管の接続部において流路内を流れる汚物やトイレットペーパー等の排出物が引っ掛かり、排水配管内が詰まることを抑制することができる排水配管を提供することを目的とする。【解決手段】継手管10は、流路上流端の内径D2が横引配管2の下流端2aの内径D1よりも大きく、且つ、流路下流端の内径D3が横引配管3の上流端3aの内径D4よりも小さくなるように流路が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、排水配管に係り、特に、上流から下流に向けて下方へ傾斜する勾配を有し、便器から排出された排水が流路内を流れる排水配管に関する。
従来から、上流から下流に向けて下方へ傾斜する勾配が設けられ、便器の排水口に接続される排水配管が知られている(例えば、特許文献1)。
こういった排水配管は、便器から排出された尿および汚物の混じった排水や、トイレットペーパーなどが流路内に流れ込み、設けられた勾配によって排水やトイレットペーパーなどを下流側に流す。
特開2017―53204号公報
上述したような排水配管においては、便器の排水口と建物の配管を接続したり、建物の配管同士を接続したりするために、それらを連結する継手管が設けられている。
しかし、この継手管の内径にバラつきが生じ、継手管と建物の配管との接続部に隙間や流れの抵抗となるような段差が生じると、流路内を流れる汚物やトイレットペーパーがこの隙間や段差に引っ掛かることで排水配管内の詰まりが発生してしまうおそれがある。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、継手管の接続部において流路内を流れる汚物やトイレットペーパー等の排出物が引っ掛かり、排水配管内が詰まることを抑制することができる排水配管を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る排水配管は、上流から下流に向けて下方へ傾斜する勾配を有し、便器から排出された排出物が流路内を流れる排水配管であって、上流側配管と、この上流側配管よりも下流側に配置される下流側配管と、上記上流側配管と上記下流側配管とを接続する継手管と、を備えており、上記上流側配管および上記下流側配管は、上記継手管に内挿されることで上記継手管と接続されており、上記継手管は、その流路上流端の内径が上記上流側配管の下流端の内径よりも大きく、且つ、その流路下流端の内径が上記下流側配管の上流端の内径よりも小さいことを特徴とする。
この構成によれば、継手管は、流路上流端の内径が上流側配管の下流端の内径よりも大きく、且つ、流路下流端の内径が下流側配管の上流端の内径よりも小さいため、継手管の接続部において流路内を流れる汚物やトイレットペーパー等の排出物が引っ掛かり、排水配管内が詰まることを抑制することができる。
本発明の一態様に係る排水配管において、好ましくは、上記継手管は、少なくとも、その流路下流端の下端部が上記下流側配管の上流端の内側下端部よりも上方に位置する。
この構成によれば、継手管は、少なくとも、流路下流端の下端部が下流側配管の上流端の内側下端部よりも上方に位置するため、継手管の接続部において流れの抵抗となるような段差は存在しないことから、継手管の接続部において流路内を流れる汚物やトイレットペーパー等の排出物が引っ掛かり、排水配管内が詰まることを抑制することができる。
本発明の一態様に係る排水配管において、好ましくは、上記継手管は、少なくとも、その流路上流端の下端部が上記上流側配管の下流端の内側下端部よりも下方に位置する。
この構成によれば、継手管は、少なくとも、流路上流端の下端部が上流側配管の下流端の内側下端部よりも下方に位置するため、継手管の接続部において流れの抵抗となるような段差は存在しないことから、継手管の接続部において流路内を流れる汚物やトイレットペーパー等の排出物が引っ掛かり、排水配管内が詰まることを抑制することができる。
本発明の排水配管によれば、継手管の接続部において流路内を流れる汚物やトイレットペーパー等の排出物が引っ掛かり、排水配管内が詰まることを抑制することができる。
本発明の一実施形態による排水配管が適用されたトイレシステムの上面図である。 本発明の一実施形態による排水配管が適用されたトイレシステムの背面図である。 本発明の一実施形態による継手管10付近の流路断面拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
<トイレシステムの構成>
まず、図1及び図2により、本発明の一実施形態による排水配管が適用されるトイレシステムについて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による排水配管が適用されたトイレシステムの上面図である。図2は、本発明の一実施形態による排水配管が適用されたトイレシステムの背面図である。
なお、図1〜3において、排水配管1の流路内の水の流れ方向が、A1で示されている。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態による排水配管1が適用されたトイレシステムSは、トイレルーム内に設置される複数の大便器100,200,300と、この連立して設置された複数の大便器100,200,300の排水口に接続されて、大便器100,200,300から排出された排出物が流路内を流れる排水配管1と、を備えている。
なお、ここでいう「排出物」とは、使用者が大便器に排泄した汚物や尿の混じった排水、大便器から流されて汚物や尿の混じっていない排水、使用者が排泄の際に使用して大便器に流したトイレットペーパーなど、大便器100,200,300から排水配管1内へ流されてきたもの全てを含む。
<排水配管の構成>
次に、図1〜3により、本発明の一実施形態による排水配管について説明する。図3は、本発明の一実施形態による継手管10付近の流路断面拡大図である。
図1及び図2に示すように、排水配管1は、上流(左方)から下流(右方)に向けて下方へ傾斜する勾配を有し、大便器100,200,300から排出された排出物が流路内を流れるものであり、横引配管2,3,4,5と、便器側排出管6,7,8と、継手管10,20,30と、を備えている。
横引配管2,3,4,5は、略左右方向に一直線上に延びる配管であり、上流(左方)から下流(右方)に向かって下降する下り傾斜が設けられている。この横引配管2,3,4,5は、継手管10,20,30の少なくともいずれかを介して、便器側排出管6,7,8の少なくともいずれかに接続されている。
便器側排出管6,7,8は、上流側が便器100,200,300の少なくともいずれかの排水口に接続されており、下流側が継手管10,20,30の少なくともいずれかに接続されている。これにより、大便器100,200,300から排出された排出物は、便器側排出管6,7,8の少なくともいずれかを介して、排水配管1の下流側へ流下する。
<継手管の構成>
続いて、図3により、継手管の構成について説明する。ここでは、継手管10を具体例として説明する。図3は、本発明の一実施形態による継手管10付近の流路断面拡大図である。
図3に示すように、継手管10には、上流側配管としての横引配管2および下流側配管としての横引配管3が内挿されている。具体的には、横引配管2の下流端2aが継手管10の上流側接続部11の内側に挿入され、横引配管3の上流端3aが継手管10の下流側接続部13の内側に挿入されている。
継手管10は、流路上流端の内径D2が横引配管2の下流端2aの内径D1よりも大きく、且つ、流路下流端の内径D3が横引配管3の上流端3aの内径D4よりも小さくなるように流路が形成されている。そして、継手管10の流路は、上流側から下流側に向けて内径が徐々に小さくなるように形成されている。
言い換えると、継手管10と横引配管2が接続された状態において、継手管10の流路上流端の開口内面は、横引配管2の下流端2aの開口内面よりも外側に位置しており、継手管10と横引配管3が接続された状態において、継手管10の流路下流端の開口内面は、横引配管3の上流端3aの開口内面よりも内側に位置している。
継手管10の流路下流端の下端部10bは、横引配管3の上流端3aの内側下端部3bよりも上方に位置する。また、継手管10の流路上流端の下端部10aは、横引配管2の下流端2aの内側下端部2bよりも下方に位置する。
続いて、横引配管2,3および継手管10の流路内を流れる排出物の流れについて説明する。
図3に示すように、横引配管2から下流側に向けて排出物が流れるとき、配管内の水位が図3に示すWLまで上昇し、トイレットペーパーT等を含め横引配管2,3および継手管10の流路内の下方側の面に沿って下流へと流れる。
上述したように、継手管10は、流路上流端の内径D2が横引配管2の下流端2aの内径D1よりも大きく、継手管10の流路上流端の下端部10aは、横引配管2の下流端2aの内側下端部2bよりも下方に位置する。そのため、上流側から下流側への流れとして見ると、横引配管2と継手管10との間には流れの抵抗となるような段差は存在しないことから、横引配管2内を流下するトイレットペーパーTは横引配管2から継手管10へスムーズに流れ込む。
また、これも上述したように、継手管10は、流路下流端の内径D3が横引配管3の上流端3aの内径D4よりも小さく、継手管10の流路下流端の下端部10bは、横引配管3の上流端3aの内側下端部3bよりも上方に位置する。そのため、上流側から下流側への流れとして見ると、継手管10と横引配管3との間には流れの抵抗となるような段差は存在しないことから、継手管10内を流下するトイレットペーパーTは継手管10から横引配管3へスムーズに流れ込む。
以上のとおり、横引配管2から継手管10を介して横引配管3へと流れるトイレットペーパーTは、それぞれの接続部において引っ掛かることなく、スムーズに流下することができる。
なお、上述では継手管10を例として説明したが、継手管20,30も継手管10と同様の構成を備えている。ただし、継手管10においては、横引配管2が本発明における「上流側配管」であり、横引配管3が本発明における「下流側配管」であるが、継手管20においては、横引配管3が本発明における「上流側配管」となり、横引配管4が本発明における「下流側配管」となる。また、継手管30においては、横引配管4が本発明における「上流側配管」となり、横引配管5が本発明における「下流側配管」となる。
<作用効果>
つぎに、上述した本発明の一実施形態による排水配管1における作用効果について説明する。
まず、本発明の一実施形態による排水配管1によれば、継手管10は、流路上流端の内径D2が横引配管2の下流端2aの内径D1よりも大きく、且つ、流路下流端の内径D3が横引配管3の上流端3aの内径D4よりも小さくなるように流路が形成されている。これにより、横引配管2,3と継手管10との接続部において、トイレットペーパー等の排出物が引っ掛かり、排水配管1内が詰まることを抑制することができる。
また、継手管10の流路下流端の下端部10bは、横引配管3の上流端3aの内側下端部3bよりも上方に位置する。そのため、上流側から下流側への流れとして見ると、継手管10と横引配管3との間には流れの抵抗となるような段差は存在しないことから、横引配管3と継手管10との接続部において、トイレットペーパー等の排出物が引っ掛かり、排水配管1内が詰まることを抑制することができる。
また、継手管10の流路上流端の下端部10aは、横引配管2の下流端2aの内側下端部2bよりも上方に位置する。そのため、上流側から下流側への流れとして見ると、横引配管2と継手管10との間には流れの抵抗となるような段差は存在しないことから、横引配管2と継手管10との接続部において、トイレットペーパー等の排出物が引っ掛かり、排水配管1内が詰まることを抑制することができる。
<変形例>
なお、上述した実施形態の継手管10においては、横引配管2の下流端2aと接続される部分が上流側接続部11としたが、継手管10は分岐しているため、便器側排出管6の下流端と接続される部分についても、「上流側接続部」の一つとして見なすことができる。そして、この便器側排出管6の下流端と接続される継手管10の上流側接続部15についても、上流側接続部11と同様の構成をとることにより、便器側排出管6と継手管10との接続部における排出物の引っ掛かりを抑制することができる。
また、上述した実施形態においては、大便器100,200,300の排水口に接続される排水配管としたが、本発明はこれに限らず、小便器の排水口に接続される排水配管に適用してもよい。
前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 排水配管
2 横引配管(上流側配管)
2a 横引配管2の下流端
2b 横引配管2の下流端2aの内側下端部
3 横引配管(上流側配管もしくは下流側配管)
3a 横引配管3の上流端
3b 横引配管3の上流端3aの内側下端部
4 横引配管(上流側配管もしくは下流側配管)
5 横引配管(下流側配管)
6 便器側排出管
7 便器側排出管
8 便器側排出管
10 継手管
10a 継手管10の流路上流端の下端部
10b 継手管10の流路下流端の下端部
11 継手管10の上流側接続部
13 継手管10の下流側接続部
15 継手管10の上流側接続部
20 継手管
30 継手管
100 大便器
200 大便器
300 大便器
S トイレシステム
A1 排水配管1の流路内の水の流れ方向
D1 横引配管2の下流端2aの内径
D2 継手管10の流路上流端の内径
D3 継手管10の流路下流端の内径
D4 横引配管3の上流端3aの内径
T トイレットペーパー

Claims (3)

  1. 上流から下流に向けて下方へ傾斜する勾配を有し、便器から排出された排出物が流路内を流れる排水配管であって、
    上流側配管と、この上流側配管よりも下流側に配置される下流側配管と、上記上流側配管と上記下流側配管とを接続する継手管と、を備えており、
    上記上流側配管および上記下流側配管は、上記継手管に内挿されることで上記継手管と接続されており、
    上記継手管は、流路上流端の内径が上記上流側配管の下流端の内径よりも大きく、且つ、流路下流端の内径が上記下流側配管の上流端の内径よりも小さいことを特徴とする排水配管。
  2. 上記継手管は、少なくとも、流路下流端の下端部が上記下流側配管の上流端の内側下端部よりも上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の排水配管。
  3. 上記継手管は、少なくとも、流路上流端の下端部が上記上流側配管の下流端の内側下端部よりも下方に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の排水配管。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017082903A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 株式会社Lixil 横配管接続構造、及び、トイレ設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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