JP2019074968A - 紙葉類入出ユニット、紙葉類処理装置及び紙葉類処理システム - Google Patents

紙葉類入出ユニット、紙葉類処理装置及び紙葉類処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザからの要求に応じて機能の加除を柔軟に行うことができる紙葉類処理装置を構築する紙葉類入出ユニットを提供すること課題とする。【解決手段】紙葉類入出ユニットは、紙葉類投入部と、紙葉類排出部と、複数の紙葉類収納部を有する第1の収納ユニットに接続される第1の入出部と、複数の紙葉類収納部を有する第2の収納ユニットに接続される第2の入出部と、前記紙葉類投入部、前記紙葉類排出部、前記第1の入出部及び前記第2の入出部に接続され、前記第1の入出部を介して、前記第1の収納ユニットとの間で双方向に紙葉類を搬送し、前記第2の入出部を介して、前記第2の収納ユニットとの間で双方向に紙葉類を搬送する搬送部と、前記搬送部上に配置された識別部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、紙葉類が投入されるとともに排出される紙葉類入出ユニット、当該紙葉類入出ユニットを備える紙葉類処理装置、及び、当該紙葉類処理装置を複数有する紙葉類処理システムに関する。
例えば特許文献1、2に開示されるように、従来、様々な機能を有する紙葉類処理装置が提案及び実用化されている。
特開2017−091373号公報 特開2017−079020号公報
機能の付加よって紙葉類処理装置が大型化することがある。また、ユーザによっては不要な機能を紙葉類処理装置が有していることがある。すなわち、様々な機能を有する紙葉類処理装置は、あるユーザにとっては、無用に大きくなったものである場合がある。その場合、不要な機能のために紙葉類処理装置が設置できない又は設置位置に制限が生じる可能性があり都合が悪い。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザからの要求に応じて機能の加除を柔軟に行うことができる紙葉類処理装置を構築する紙葉類入出ユニットを提供することを課題とする。
本発明に係る紙葉類入出ユニットは、紙葉類投入部と、紙葉類排出部と、複数の紙葉類収納部を有する第1の収納ユニットに接続される第1の入出部と、複数の紙葉類収納部を有する第2の収納ユニットに接続される第2の入出部と、前記紙葉類投入部、前記紙葉類排出部、前記第1の入出部及び前記第2の入出部に接続され、前記第1の入出部を介して、前記第1の収納ユニットとの間で双方向に紙葉類を搬送し、前記第2の入出部を介して、前記第2の収納ユニットとの間で双方向に紙葉類を搬送する搬送部と、前記搬送部上に配置された識別部と、を備える。
本発明によれば、ユーザからの要求に応じて機能の加除を柔軟に行うことができる紙葉類処理装置を構築する紙葉類入出ユニットを提供することができる。
紙葉類入出ユニットの模式図。 第1の収納ユニットの模式図。 第2の収納ユニットの模式図。 第3の収納ユニットの模式図。 紙葉類入出ユニットと第1の収納ユニットを備える紙葉類処理装置の模式図。 紙葉類入出ユニットと第2の収納ユニットを備える紙葉類処理装置の模式図。 紙葉類入出ユニット、第2の収納ユニット及び第3の収納ユニットを備える紙葉類処理装置の模式図。 紙葉類入出ユニット、第2の収納ユニット及び第3の収納ユニットを備える他の紙葉類処理装置の模式図。 紙葉類入出ユニットと2つの第2の収納ユニットを備える紙葉類処理装置の模式図。 紙葉類入出ユニット、第1の収納ユニット、第2の収納ユニット及び第3の収納ユニットを備える紙葉類処理装置の模式図。 紙葉類入出ユニットと第3の収納ユニットを備える紙葉類処理装置の模式図。 紙葉類入出ユニット、第2の収納ユニット及び第4の収納ユニットを備える紙葉類処理装置の模式図。 紙葉類入出ユニット、第1の収納ユニット及び第3の収納ユニットを備える紙葉類処理装置の模式図。 複数の紙葉類処理装置を有する紙葉類処理システムの模式図。
以下、本発明について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、紙葉類処理ユニット又は紙葉類処理装置の「前」とは、紙葉類の投入及び排出の操作を紙葉類処理ユニットに設けられた投入口及び排出口を介して行う操作者側を意味する。言い換えると、紙葉類処理装置の「前」とは、紙葉類の投入口及び排出口が設けられた側を意味する。また、紙葉類処理装置の「後」とは、その反対側を意味する。また、紙葉類処理装置の「左」とは、上記操作者から見て左側を意味し、紙葉類処理装置の「右」とは、上記操作者からみて右側を意味する。
以下の説明では、紙葉類として紙幣が用いられる場合について説明する。
(1)紙葉類入出ユニット
図1は左側面側から見た本発明に係る紙葉類入出ユニット100の模式図である。紙葉類入出ユニット100は、紙葉類投入部101、紙葉類排出部102、第1の入出部103、第2の入出部104、搬送部105、識別部106及び制御部107を有する。
紙葉類投入部101は、紙葉類入出ユニット100の前方側の側面に設けられた投入口100aに隣接するように、紙葉類入出ユニット100の前方側に配置されている。紙葉類投入部101は、繰出部、繰出制御センサ、連鎖検知センサ等から構成されている。なお、投入口100aは、紙葉類入出ユニット100の上面の前方側に設けられても良い。
紙葉類排出部102は、紙葉類入出ユニット100の前方側の側面に設けられた排出口100bに隣接するように、紙葉類入出ユニット100の前方側に配置されている。なお、排出口100bは、紙葉類入出ユニット100の上面の前方側に設けられても良い。
第1の入出部103は、開口を有し、後に説明する第1の接続部113と接続されて紙幣の通路を構成する。第1の入出部103は、紙葉類入出ユニット100の後方側の側面に設けられている。
第2の入出部104は、開口を有し、後に説明する第2の接続部123等と接続されて紙幣の通路を構成する。第2の入出部104は、紙葉類入出ユニット100の下面に設けられている。
搬送部105は、紙幣を所定の搬送速度で搬送する。搬送部105は、紙幣を搬送するベルト機構やローラ機構によって構成されている。搬送部105は、紙幣を双方向に搬送可能であり、側面視円形のループ状搬送路105aと、このループ状搬送路105aから分岐する複数の分岐路105bを有する。複数の分岐路105bは、それぞれ、ループ状搬送路105aと紙葉類投入部101、紙葉類排出部102、第1の入出部103及び第2の入出部104とを接続する。
識別部106は、ループ状搬送路105a上に配置されている。識別部106は、画像センサ、光学センサ、磁気センサ等のセンサを備えており、搬送部105で搬送される紙幣の真偽、金種、正損等を識別する。
制御部107は、紙葉類投入部101、紙葉類排出部102、搬送部105及び識別部106の動作を制御する。また、制御部107は、後に説明する第1の収納ユニット110、第2の収納ユニット120、第3の収納ユニット130又は第4の収納ユニット140が紙葉類入出ユニット100に直接又は間接に接続されている場合、それらの動作を制御する。
以上のように構成される紙葉類入出ユニット100においては、投入口100aを介して紙葉類投入部101に投入された紙葉類は、紙葉類投入部101によって紙葉類入出ユニット100の内部に繰り出される。紙葉類入出ユニット100の内部に繰り出された紙葉類は、搬送部105によって搬送される。搬送部105によって搬送されている間に、識別部106によって紙幣の識別が行われる。
識別された紙幣は、識別結果に応じて第1の入出部103又は第2の入出部104に搬送される。その後、紙幣は、第1の入出部103に接続された第1の収納ユニット110(後述)内の紙葉類収納部、又は、第2の入出部104に接続された第2の収納ユニット120(後述)内の紙葉類収納部に収納される。なお、識別した紙幣が偽券であった場合等、必要に応じて紙幣を紙葉類排出部102に搬送しても良い。
第1の入出部103に接続された第1の収納ユニット110(後述)、又は、第2の入出部104に接続された第2の収納ユニット120(後述)から供給された紙幣は、識別部106を経由して、又は経由することなく、搬送部105によって紙葉類排出部102に搬送される。
紙葉類排出部102には、搬送部105によって搬送されてきた複数枚の紙幣を積層することができる。紙葉類排出部102に搬送された紙幣は、排出口100bを介して外部に排出される。
また、紙葉類入出ユニット100は、図1に示されるように、回収庫108を備えていても良い。回収庫108は分岐路105bの1つを介してループ状搬送路105aに接続される。
回収庫108は、例えば、偽券を収納する収納箱、若しくは、入金紙幣又は出金紙幣を一時的に収納する一時保留部として用いることができる。これらの用途に用いる場合、回収庫108は、複数の紙葉類が積層状態で収納される積層式の収納部、又は、複数の紙葉類が回転体に巻き取られた状態で収納される巻き取り式の収納部とすることができる。巻き取り式の収納部とする場合、回転体を1つとすることで、紙幣の収納量を多くすることができ、回転体の数を2つとすることで、紙幣を2種類に分けて収納することができる。なお、図1には、回収庫108として積層式の収納部が採用された状態が示されている。
回収庫108は、警備輸送業者等の紙幣回収業者によって回収される紙幣、又は、紙葉類入出ユニット100に接続される収納ユニット(後述)に補充される紙幣の収納部として用いることができる。これらの用途に用いられる場合、回収庫108を着脱可能なカセットとすることで使い勝手が向上する。この場合、回収庫108は巻き取り式の収納部と、積層式の収納部のいずれを有しても良い。
なお、回収庫108に代えて、紙葉類排出部102と同様の構成を有する第2の紙葉類排出部を配置してもよい。
また、回収庫108を備える場合、紙葉類入出ユニット100を入金機能のみを有するコンパクトな紙葉類処理装置として使用することも可能である。また、回収庫108を、収納した紙幣の搬送部105への繰り出しも可能なリサイクル式とした場合、紙葉類入出ユニット100を入出金機能を有するコンパクトな紙葉類処理装置として使用することも可能である。この場合、回収庫108は巻き取り式の収納部と、積層式の収納部のいずれを有しても良い。
回収庫108は、その用途に応じて、紙葉類入出ユニット100の内部に配置されて外部からアクセスできないようにしても良いし、紙葉類入出ユニット100に鍵付の扉を設けて、この扉を開いて外部からアクセスできるようにしても良い。
また、紙葉類投入部101、紙葉類排出部102及び回収庫108の配置は、用途に応じて適宜変更してもよい。例えば、紙葉類排出部102と回収庫108のいずれかを最上部に配置してもよいし、紙葉類投入部101と紙葉類排出部102のいずれかを最下部に配置してもよいし、紙葉類投入部101と回収庫108のいずれかを中間部に配置してもよい。
また、識別部106を、紙葉類投入部101とループ状搬送路105aを接続する分岐路105bに配置してもよい。
(2)第1の収納ユニット
図2は左側面側から見た第1の収納ユニット110の模式図である。第1の収納ユニット110は、第1の紙葉類収納部111を複数、例えば2つ備える。第1の収納ユニット110はその後方側の側面に第1の扉112を備える。第1の収納ユニット110はその前方側の側面に、第1の接続部113を備える。第1の収納ユニット110は、第1の紙葉類収納部111と第1の接続部113との間で双方向に紙幣を搬送可能な第1の接続路114を備える。接続路114は、複数の第1の紙葉類収納部111の間で双方向に紙幣を搬送可能な構成としてもよい。なお、第1の収納ユニット110は、その下面に第3の入出部115(図13参照)を有しても良い。
第1の紙葉類収納部111は、紙幣の収納と繰り出しが可能なリサイクル式の収納部である。第1の紙葉類収納部111は、回転体111aを2つ有する巻き取り式の収納部で構成されている。第1の紙葉類収納部111は、回転体111aを1つ有する巻き取り式の収納部であっても良いし、積層式の収納部であっても良い。また、第1の収納ユニット110は、巻き取り式の収納部と積層式の収納部を混在して備えてもよい。また、第1の紙葉類収納部111は、第1の収納ユニット110に対して着脱自在なカセットとすることができる。
第1の扉112は施錠可能となっている。解錠後に第1の扉112を開くことで、2つの第1の紙葉類収納部111へのアクセスが可能となる。複数の第1の紙葉類収納部111を上下方向に重ねて配置し、第1の扉112を第1の収納ユニット110の後方側の側面に設けたことにより、第1の扉112を開いたときに複数の第1の紙葉類収納部111のそれぞれに個別にアクセスすることができる。
また、第1の扉112は、第1の収納ユニット110の上面に設けてもよい。この場合は、複数の第1の紙葉類収納部111を水平方向に並べて配置することで、第1の扉112を開いたときに複数の第1の紙葉類収納部111のそれぞれに個別にアクセスすることができる。
第1の接続部113は、開口を有し、紙葉類入出ユニット100が備える第1の入出部103に接続されて紙幣の通路を構成する。すなわち、第1の収納ユニット110は、第1の接続部113を介して第1の入出部103に接続される。
第1の収納ユニット110の使用態様については後述する。
(3)第2の収納ユニット
図3は左側面側から見た第2の収納ユニット120の模式図である。なお、後述の説明から明らかとなるように、第2の収納ユニット120は紙葉類入出ユニット100へ直接接続されるか他のユニットを介して接続されるかによって、前後及び左右が入れ替わる。よって、前後及び左右が入れ替わった場合、図3は右側面側から見た模式図ということになる。以下、特に断らない限り、第2の収納ユニット120の説明は、図3に示される状態、すなわち、図3の紙面に垂直な方向の手前側が左側、右側が前側、及び左側が後側であるという状態に基づく。
第2の収納ユニット120は、第2の紙葉類収納部121を複数、例えば4つ備える。第2の収納ユニット120はその前方側の側面に第2の扉122を備える。第2の収納ユニット120はその上面に、第2の接続部123を備える。第2の収納ユニット120は、第2の紙葉類収納部121と第2の接続部123との間で双方向に紙幣を搬送可能な第2の接続路124を備える。第2の接続路124は、複数の第2の紙葉類収納部121の間でも双方向に紙幣を搬送可能である。なお、図3に示されるように、第2の収納ユニット120はその後方側の側面に、第4の入出部125を備えても良い。第4の入出部125は、開口を有し、後に説明する第3の接続部133と接続されて紙幣の通路を構成する。
第2の紙葉類収納部121は、紙幣の収納と繰り出しが可能なリサイクル式の収納部である。第2の紙葉類収納部121は、巻き取り式の収納部又は積層式の収納部で構成される。巻き取り式の収納部の場合、第2の紙葉類収納部121は、1つ又は2つの回転体121aを有する。図3に示される例では、3つの第2の紙葉類収納部121が2つの回転体121aを有する巻き取り式の収納部で構成されており、1つの第2の紙葉類収納部121が1つの回転体121aを有する巻き取り式の収納部で構成されている。また、第2の収納ユニット120は、巻き取り式の収納部と積層式の収納部を混在して備えてもよい。第2の紙葉類収納部121は、第2の収納ユニット120に対して着脱自在とすることができる。
第2の扉122は施錠可能となっている。解錠後に第2の扉122を開くことで、4つの第2の紙葉類収納部121へのアクセスが可能となる。複数の第2の紙葉類収納部121を上下方向に重ねて配置し、第2の扉122を第2の収納ユニット120の側面に設けたことにより、第2の扉122を開いたときに複数の第2の紙葉類収納部121のそれぞれに個別にアクセスすることができる。
第2の接続部123は、開口を有し、紙葉類入出ユニット100が備える第2の入出部104と接続されて紙幣の通路を構成する。すなわち、第2の収納ユニット120は、第2の接続部123を介して第2の入出部104に接続される。
第2の収納ユニット120の使用態様については後述する。
(4)第3の収納ユニット
図4は左側面側から見た第3の収納ユニット130の模式図である。なお、後述の説明から明らかとなるように、第3の収納ユニット130は紙葉類入出ユニット100へ接続されるか他のユニットを介して接続されるかによって、前後及び左右が入れ替わる。よって、前後及び左右が入れ替わった場合、図4は右側面側から見た模式図ということになる。以下、特に断らない限り、第3の収納ユニット130の説明は、図4に示される状態、すなわち、図4の紙面に垂直な方向の手前側が左側、右側が前側、及び左側が後側であるという状態に基づく。
第3の収納ユニット130は、第3の紙葉類収納部131を備える。第3の収納ユニット130はその後方側の側面に第3の扉132を備える。第3の収納ユニット130はその前方側の側面に、第3の接続部133を備える。第3の収納ユニット130は、第3の紙葉類収納部131と第3の接続部133との間で双方向に紙幣を搬送可能な第3の接続路134を備える。なお、第3の収納ユニット130は、その上面に第4の接続部135(図8参照)を有しても良い。
第3の紙葉類収納部131は、取り込んだ紙幣を内部に収納するとともに、収納した紙幣を外部に繰り出すことができる積層式の収納部で構成されている。また、第3の紙葉類収納部131を、収納した紙幣を外部に繰り出すことができない収納専用の収納部としてもよい。この場合は、第3の紙葉類収納部131をパウチ式の収納部で構成することも可能である。第3の紙葉類収納部131を複数設けることも可能である。例えば、2つのパウチ式の収納部を水平方向に並べて配置してもよい。第3の紙葉類収納部131は、第3の収納ユニット130に対して着脱自在とすることができる。
第3の扉132は施錠可能となっている。解錠後に第3の扉132を開くことで、第3の紙葉類収納部131へのアクセスが可能となる。
第3の接続部133は、開口を有し、第2の収納ユニット120が備える第4の入出部125に接続されて紙幣の通路を構成する。すなわち、第3の収納ユニット130は、第3の接続部133を介して第4の入出部125に接続される。
第3の収納ユニット130の使用態様については後述する。
(5)紙葉類処理装置の第1の形態
図5は、本発明の一実施形態に係る紙葉類処理装置210を左側面側から見た模式図である。紙葉類処理装置210は紙葉類入出ユニット100と第1の収納ユニット110とを備える。紙葉類入出ユニット100と第1の収納ユニット110とは、高さが互いに略等しくされている。
紙葉類処理装置210において、搬送部105は、第1の入出部103及び第1の接続部113を介して、複数の第1の紙葉類収納部111に接続されている。よって、紙葉類投入部101から投入された紙幣は、搬送部105によって搬送されるとともに識別部106で識別された後、識別結果に従って、複数の第1の紙葉類収納部111のいずれかに収納される。また、第1の紙葉類収納部111に収納されている紙幣は、搬送部105によって搬送されるとともに、必要に応じて識別部106で識別された後、紙葉類排出部102から排出される。
紙葉類処理装置210は、紙幣を収納するスペースとして、第1の収納ユニット110内の2つの第1の紙葉類収納部111を有している。それぞれの第1の紙葉類収納部111は2つの回転体を有しているので、真偽、正損、金種等の種類別に、最大で4種類に紙幣を物理的に区分けして収納することができる。1つの回転体に複数の種類の紙幣を巻き取るようにしてもよく、この場合は、5種類以上の紙幣を収納することができる。また、紙幣を収納した第1の紙葉類収納部111を紙葉類処理装置210から取り外すことで、紙葉類処理装置210から紙幣を回収することができる。また、紙幣を収納した第1の紙葉類収納部111を紙葉類処理装置210に取り付けることで、紙葉類処理装置210に紙幣を補充することができる。
しかも、紙葉類入出ユニット100と第1の収納ユニット110とは、高さが互いに略等しい。また、紙葉類入出ユニット100は、紙葉類の入出を伴う処理を行う装置に最低限求められる機能だけを有しているので、高さは最小限となっている。したがって、紙葉類処理装置210は、紙葉類処理装置としては全高が小さいものとなっている。
そのため、紙葉類処理装置210は、全高の大きな装置を設置できない場所又は、そのような装置を設置すると邪魔になる場所、例えば、机又はカウンターの上、若しくは、机又はカウンターの下に設置して使用することができる。
なお、紙葉類入出ユニット100及び第1の収納ユニット110の幅(すなわち図5において紙面に垂直な方向の長さ)を略等しくしてもよい。そうすれば、紙葉類処理装置210全体の幅を必要最小限のものとして、より狭いスペースに設置することができる。
(6)紙葉類処理装置の第2の形態
図6は、本発明の他の実施形態に係る紙葉類処理装置220を左側面側から見た模式図である。紙葉類処理装置220は紙葉類入出ユニット100と第2の収納ユニット120とを備える。紙葉類入出ユニット100と第2の収納ユニット120とは、奥行き、すなわち、前後方向の長さが互いに略等しくされている。
紙葉類処理装置220において、搬送部105は、第2の入出部104及び第2の接続部123を介して、複数の第2の紙葉類収納部121に接続されている。よって、紙葉類投入部101から投入された紙幣は、搬送部105によって搬送されるとともに識別部106で識別された後、識別結果に従って、複数の第2の紙葉類収納部121のいずれかに収納される。また、第2の紙葉類収納部121に収納されている紙幣は、搬送部105によって搬送されるとともに、必要に応じて識別部106で識別された後、紙葉類排出部102から排出される。
紙葉類処理装置220は、紙幣を収納するスペースとして、第2の収納ユニット120内の第2の紙葉類収納部121を有している。よって、紙葉類処理装置220は比較的多量の紙幣を収納できる。また、紙葉類処理装置220は、真偽、正損、金種等の種類別に、最大で7種類に物理的に区分けして紙幣を収納することができる。全ての第2の紙葉類収納部121を回転体121aを2つ有する収納部とすることで、最大8種類に紙幣を物理的に区分けして収納することもできる。そのため紙葉類処理装置220によれば、大量に紙幣を収納したり、多種類に紙幣を物理的に区分けして収納することができる。なお、第1の形態の紙葉類処理装置210と同様に、1つの回転体に複数の種類の紙幣を巻き取るようにしてもよい。また、紙幣を収納した第2の紙葉類収納部121を紙葉類処理装置220から取り外すことで、紙葉類処理装置220から紙幣を回収することができる。また、紙幣を収納した第2の紙葉類収納部121を紙葉類処理装置220に取り付けることで、紙葉類処理装置220に紙幣を補充することができる。
また、紙葉類処理装置220は、設置の際に必要となるスペースの奥行きが紙葉類入出ユニット100に等しい。よって、狭いスペースに設置することができる。また、紙葉類入出ユニット100及び第2の収納ユニット120の幅(すなわち図6において紙面に垂直な方向の長さ)を略等しくしてもよい。そうすれば、紙葉類処理装置220全体の幅を必要最小限のものとして、より狭いスペースに設置することができる。また、紙葉類処理装置220の後面または側面を壁に寄せて設置する場合に、壁との間に無駄なスペースが生じることがなく、壁と反対側となる紙葉類処理装置220の前面または側面に突出部がない構造とすることができる。
(7)紙葉類処理装置の第3の形態
図7は、本発明の他の実施形態に係る紙葉類処理装置230を左側面側から見た模式図である。紙葉類処理装置230は紙葉類入出ユニット100、第2の収納ユニット120及び第3の収納ユニット130を備える。紙葉類入出ユニット100、第2の収納ユニット120及び第3の収納ユニット130は、奥行き、すなわち、前後方向の長さが互いに略等しくされている。
紙葉類処理装置230において、搬送部105は、第2の入出部104及び第2の接続部123を介して、複数の第2の紙葉類収納部121に接続されている。また、搬送部105は、第2の収納ユニット120、第4の入出部125及び第3の接続部133を介して、第3の紙葉類収納部131に接続されている。よって、紙葉類投入部101から投入された紙幣は、搬送部105によって搬送されるとともに識別部106で識別された後、識別結果に従って、複数の第2の紙葉類収納部121のいずれか又は第3の紙葉類収納部131に収納される。また、第2の紙葉類収納部121又は第3の紙葉類収納部131に収納されている紙幣は、搬送部105によって搬送されるとともに、必要に応じて識別部106で識別された後、紙葉類排出部102から排出される。
紙葉類処理装置230は、紙幣を収納するスペースとして、第2の収納ユニット120内の第2の紙葉類収納部121、及び、第3の収納ユニット130内の第3の紙葉類収納部131を有している。よって、紙葉類処理装置230は多量の紙幣を収納できる。また、紙葉類処理装置230は、真偽、正損、金種等の種類別に、最大で8種類に物理的に区分けして、第2の紙葉類収納部121及び第3の収納ユニット130内に紙幣を収納することができる。また、収納した紙幣を種類毎に排出することが可能である。全ての第2の紙葉類収納部121を回転体121aを2つ有する収納部とすることで、最大9種類に紙幣を物理的に区分けして収納することもできる。そのため、紙葉類処理装置230によれば、大量に紙幣を収納したり、多種類に紙幣を物理的に区分けして収納することができる。また、それぞれの第2の紙葉類収納部121を、回転体121aを2つ有するものと、回転体121aを1つ有するもののいずれかに適宜変更できる。
また、第3の紙葉類収納部131は、警備輸送業者等の紙幣回収業者によって回収される紙幣が収納される回収用収納部とすることができる。第3の紙葉類収納部131を回収用収納部にする場合、第3の紙葉類収納部131の収納量は、複数の第2の紙葉類収納部121の収納量の合計量よりも大きくすることが好ましい。そうすれば、複数の第2の紙葉類収納部121内に収納されている紙幣全てを回収する必要が生じた場合であっても、それらの紙幣の全てを第3の紙葉類収納部131内に収納し、一度に全てを回収することができる。第3の紙葉類収納部131を複数設ける場合は、回収すべき紙幣を複数の第3の紙葉類収納部131に分けて収納することにより、1つの第3の紙葉類収納部131の重さを軽くでき、紙幣回収業者の負担を低減できる。また、回収すべき紙幣を、紙幣の種類別に分けて収納することもできる。また、第3の紙葉類収納部131は、その上面に第4の接続部135(図8参照)を有しても良いが、第4の接続部135は本実施形態では機能しないため、図7には図示されていない。
紙葉類処理装置230は、図7に示されるように、壁Wに設けられた貫通孔Hに途中まで挿入された状態で設置することができる。すなわち、壁Wの一方側に紙葉類入出ユニット100と第2の収納ユニット120があり、壁Wの他方側に第3の収納ユニット130があるように設置することができる。この場合において、壁Wの他方側をクローズドエリア(警備輸送業者の専用通路、専用室等)にすれば、他者に妨害される恐れなく、第3の扉132を開いて第3の紙葉類収納部131内の紙幣を作業者が回収することができる。
一方、第2の紙葉類収納部121内の紙幣は、例えば銀行員や店員等、紙葉類処理装置230の設置者が、第2の扉122を開いて前方側から回収することができる。このとき、第2の紙葉類収納部121の扉122を解錠できる権限と、第3の紙葉類収納部131の扉132を解錠できる権限とを異なるようにしてもよい。具体的には、扉122と扉132の錠を解錠できる鍵を異なるものとしたり、扉122と扉132の錠を電子錠とした場合は、解錠のためのパスワードを異なるものとしてもよい。
(8)紙葉類処理装置の第4の形態
図8は、本発明の他の実施形態に係る紙葉類処理装置240を左側面側から見た模式図である。紙葉類処理装置240は、図7に示される紙葉類処理装置230と比較して、第2の収納ユニット120の配置位置と第3の収納ユニット130の配置位置とが入れ替わったものである。但し、本実施形態では、第3の収納ユニット130の上面の第4の接続部135が使用されるため、図8に第4の接続部135が図示されている。また、配置位置の入れ替わりに伴って、各ユニットの接続位置も変更されている。すなわち、紙葉類入出ユニット100の第1の入出部103に第3の収納ユニット130の第4の接続部135が接続されている。
本実施形態に係る紙葉類処理装置240によれば、回収用収納部である第3の紙葉類収納部131からの紙幣回収作業を前方側から行うことができる。よって、紙幣の回収を、紙幣の投入及び排出を行う側と同じ側で行うことを希望するユーザの要求に応えることができる。
なお、次の2つの条件を満たすようにすることで、第2の収納ユニット120の配置位置と第3の収納ユニット130の配置位置とを自在に入れ替えることができるようになる。第1の条件は、第2の収納ユニット120の高さ、幅及び奥行きをそれぞれ第3の収納ユニット130の高さ、幅及び奥行きと等しくすることである。第2の条件は、第2の収納ユニット120の上面における第2の接続部123の設置位置と、第3の収納ユニット130の上面における第4の接続部135の設置位置とを一致させることである。
これらの条件が満たされることで、例えば、警備輸送業者等の回収業者による紙幣回収作業が、紙葉類処理装置240の前後いずれから行われるかという紙葉類処理装置240の使用態様に柔軟に応じることができる。
(9)紙葉類処理装置の第5の形態
図9は、本発明の他の実施形態に係る紙葉類処理装置250を左側面側から見た模式図である。紙葉類処理装置250は紙葉類入出ユニット100と、2つの第2の収納ユニット120とを備える。
本実施形態に係る紙葉類処理装置250は、図7に示される紙葉類処理装置230と比較して、第3の収納ユニット130が第2の収納ユニット120に置き換わった点で異なっている。それに伴い、2つの第2の収納ユニット120同士は、それぞれが有する第4の入出部125を介して接続されている。その他の構成は共通である。
本実施形態に係る紙葉類処理装置250は、第2の紙葉類収納部121を合計8つ有している。よって、大量の紙葉類を収納することが可能である。また、更に多種類に物理的に区分けして紙幣を収納することが可能である。また、収納した紙葉類を種類毎に排出することが可能である。本実施形態に係る紙葉類処理装置250は、回転体121aを2つ有する第2の紙葉類収納部121を6つと、回転体121aを1つ有する第2の紙葉類収納部121を2つ有しているので、14種類に物理的に区分けして紙幣を収納することが可能である。したがって、本実施形態に係る紙葉類処理装置250は、例えば、ユーロ紙幣と米ドル紙幣の両方を扱う銀行等において特に有用である。また、それぞれの第2の紙葉類収納部121を、回転体121aを2つ有するものと、回転体121aを1つ有するもののいずれかに適宜変更できる。
(10)紙葉類処理装置の第6の形態
図10は、本発明の他の実施形態に係る紙葉類処理装置260を左側面側から見た模式図である。紙葉類処理装置260は紙葉類入出ユニット100、第1の収納ユニット110、第2の収納ユニット120及び第3の収納ユニット130を備える。
紙葉類処理装置260において、搬送部105は、第1の入出部103及び第1の接続部113を介して、複数の第1の紙葉類収納部111に接続されている。また、搬送部105は、第2の入出部104及び第2の接続部123を介して、複数の第2の紙葉類収納部121に接続されている。また、搬送部105は、第2の収納ユニット120、第4の入出部125及び第3の接続部133を介して、第3の紙葉類収納部131に接続されている。よって、紙葉類投入部101から投入された紙幣は、搬送部105によって搬送されるとともに識別部106で識別された後、識別結果に従って、複数の第1の紙葉類収納部111のいずれか、複数の第2の紙葉類収納部121のいずれか又は第3の紙葉類収納部131に収納される。また、第1の紙葉類収納部111、第2の紙葉類収納部121又は第3の紙葉類収納部131に収納されている紙幣は、搬送部105によって搬送されるとともに、必要に応じて識別部106で識別された後、紙葉類排出部102から排出される。
紙葉類処理装置260は、紙幣を収納するスペースとして、第1の収納ユニット110内の第1の紙葉類収納部111、第2の収納ユニット120内の第2の紙葉類収納部121、及び、第3の収納ユニット130内の第3の紙葉類収納部131を有している。よって、紙葉類処理装置260は多量の紙幣を収納できる。また、紙葉類処理装置260は、真偽、正損、金種等の種類別に、最大で12種類に物理的に区分けして、第2の紙葉類収納部121及び第3の紙葉類収納部131内に紙幣を収納し排出することができる。全ての第2の紙葉類収納部121を回転体121aを2つ有する収納部とすることで、最大13種類に紙幣を物理的に区分けして収納することもできる。そのため、紙葉類処理装置230によれば、大量に紙幣を収納したり、多種類に紙幣を物理的に区分けして収納し排出することができる。
また、第3の紙葉類収納部131は、警備輸送業者等の紙幣回収業者によって回収される紙幣が収納される回収用収納部とすることができる。第3の紙葉類収納部131を回収用収納部にする場合、第3の紙葉類収納部131の収納量は、複数の第1の紙葉類収納部111の収納量と複数の第2の紙葉類収納部121の収納量との合計量よりも大きくすることが好ましい。そうすれば、複数の第1の紙葉類収納部111及び複数の第2の紙葉類収納部121内に収納されている紙幣全てを回収する必要が生じた場合であっても、それらの紙幣の全てを第3の紙葉類収納部131内に収納し、一度に全てを回収することができる。また、この場合、紙葉類処理装置260は、全ての第2の紙葉類収納部121を回転体121aを2つ有する収納部とすることで、最大12種類に紙幣を物理的に区分けして収納することができる。
なお、図8に示される紙葉類処理装置240のように、第2の収納ユニット120の配置位置と第3の収納ユニット130の配置位置を変更可能としてもよいことは勿論である。
(11)紙葉類処理装置の第7の形態
図11は、本発明の他の実施形態に係る紙葉類処理装置270を左側面側から見た模式図である。紙葉類処理装置270は紙葉類入出ユニット100と、第3の収納ユニット130とを備える。紙葉類入出ユニット100と第3の収納ユニット130とは、奥行き、すなわち、前後方向の長さが互いに略等しくされている。
紙葉類処理装置270において、搬送部105は、第2の入出部104及び第4の接続部135を介して、大容量の第3の紙葉類収納部131に接続されている。よって、紙葉類投入部101から投入された紙幣は、搬送部105によって搬送されるとともに識別部106で識別された後、第3の紙葉類収納部131に収納される。
本実施形態に係る紙葉類処理装置270は入金機として使用することが可能である。第3の紙葉類収納部131が収納専用の収納庫である場合は、回収庫108を入金処理時の一時保留部として使用し、入金額の確定に伴い、回収庫108に収納された紙幣を第3の紙葉類収納部131に搬送するようにしてもよい。なお、必要に応じて、第3の紙葉類収納部131に収納されている紙幣が、搬送部105によって搬送されて、紙葉類排出部102から排出されるようにしてよい。
本実施形態に係る紙葉類処理装置270は、設置の際に必要となるスペースの奥行きが紙葉類入出ユニット100に等しい。よって、狭いスペースに設置することができる。また、紙葉類入出ユニット100と第3の収納ユニット130との幅(すなわち図11において紙面に垂直な方向の長さ)を略等しくしてもよい。そうすれば、紙葉類処理装置270全体の幅を必要最小限のものとして、より狭いスペースに設置することができる。
(12)紙葉類処理装置の第8の形態
図12は、本発明の他の実施形態に係る紙葉類処理装置280を左側面側から見た模式図である。紙葉類処理装置280は紙葉類入出ユニット100、第2の収納ユニット120及び第4の収納ユニット140を備える。紙葉類入出ユニット100、第2の収納ユニット120及び第4の収納ユニット140は、奥行き、すなわち、前後方向の長さが互いに略等しくされている。
本実施形態に係る紙葉類処理装置280は、図6に示される紙葉類処理装置220の下方に第4の収納ユニット140が設けられたものである。第4の収納ユニット140は、第4の紙葉類収納部141と、施錠可能な第4の扉142とを有している。
第4の紙葉類収納部141は、第2の収納ユニット120内の第2の接続路124と接続された積層式の収納部である。第4の紙葉類収納部141は、第4の扉142を開くことで、アクセス可能とされている。また、第4の紙葉類収納部141は、第4の収納ユニット140に対して着脱可能なカセット式の収納部である。第4の紙葉類収納部141は、警備輸送業者等の紙幣回収業者によって回収される紙幣が収納される回収用収納部とすることができる。
本実施形態に係る紙葉類処理装置280は、図6に示される紙葉類処理装置220と同様、比較的小さな設置スペースに設置することができる。更に、第4の紙葉類収納部141を備えているので、警備輸送業者等の紙幣回収業者による紙幣の回収作業を効率よく行うことができる。なお、第4の扉142を第4の収納ユニット140の後側に設けることで、第4の紙葉類収納部141へのアクセスを紙葉類処理装置280の後方から行えるようにしても良いことは勿論である。
(13)紙葉類処理装置の第9の形態
図13は、本発明の他の実施形態に係る紙葉類処理装置290を左側面側から見た模式図である。紙葉類処理装置290は紙葉類入出ユニット100、第1の収納ユニット110及び第3の収納ユニット130を備える。紙葉類入出ユニット100と、第1の収納ユニット110とは、高さが互いに略等しくされている。また、第1の収納ユニット110と、第3の収納ユニット130とは、奥行き、すなわち、前後方向の長さが互いに略等しくされている。
紙葉類処理装置290において、搬送部105は、第1の入出部103及び第1の接続部113を介して、複数の第1の紙葉類収納部111に接続されている。また、搬送部105は、第1の収納ユニット110、第3の入出部115及び第4の接続部135を介して、第3の紙葉類収納部131に接続されている。よって、紙葉類投入部101から投入された紙幣は、搬送部105によって搬送されるとともに識別部106で識別された後、識別結果に従って、複数の第1の紙葉類収納部111のいずれか又は第3の紙葉類収納部131に収納される。また、第1の紙葉類収納部111又は第3の紙葉類収納部131に収納されている紙幣は、搬送部105によって搬送されるとともに、必要に応じて識別部106で識別された後、紙葉類排出部102から排出される。
紙葉類処理装置290は、紙幣を収納するスペースとして、第1の収納ユニット110内の第1の紙葉類収納部111、及び、第3の収納ユニット130内の第3の紙葉類収納部131を有している。よって、紙葉類処理装置290は、多量の紙幣を収納できる。また、真偽、正損、金種等の種類別に、最大で5種類に物理的に区分けして、第1の紙葉類収納部111及び第3の紙葉類収納部131内に紙幣を収納することができる。
また、第3の紙葉類収納部131は、警備輸送業者等の紙幣回収業者によって回収される紙幣が収納される回収用収納部とすることができる。第3の紙葉類収納部131を回収用収納部にする場合、第3の紙葉類収納部131の収納量は、複数の第1の紙葉類収納部111の収納量の合計量よりも大きくすることが好ましい。そうすれば、複数の第1の紙葉類収納部111内に収納されている紙幣全てを回収する必要が生じた場合であっても、それらの紙幣の全てを第3の紙葉類収納部131内に収納し、一度に全てを回収することができる。
紙葉類処理装置290は、図13に示されるように、壁Wに設けられた貫通孔Hに途中まで挿入された状態で設置することができる。すなわち、壁Wの一方側に紙葉類入出ユニット100が露出しており、壁Wの他方側に第1の収納ユニット110と第3の収納ユニット130があるように設置することができる。この場合において、壁Wの他方側をクローズドエリア(警備輸送業者の専用通路、専用室等)にすれば、他者に妨害される恐れなく、第3の扉132を開いて第3の紙葉類収納部131内の紙幣を作業者が回収することができる。
紙葉類入出ユニット100の制御部107は、第1の収納ユニット110、第2の収納ユニット120、第3の収納ユニット130又は第4の収納ユニット140の接続情報に応じて、それらの動作を制御する。接続情報は、どのユニットがどのような配置で紙葉類入出ユニット100に接続されているかを示す情報である。接続情報は、図示しない入力手段を用いて管理者が入力してもよい。入力された接続情報はメモリに記憶され、制御部107は、記憶された接続情報を基に各ユニットを制御する。また、接続情報は、各ユニットの接続状態を検知することで自動的に作成されてもよい。制御部107は、例えば、各入出部や接続部の接続状態を検知するセンサや、各ユニットの間で信号を送信する送信線の接続状態を検知する回路などにより、各ユニットの接続状態を自動的に検知することができる。
(14)紙葉類処理システム
次に、図14を参照しながら、本発明に係る紙葉類処理システム300について説明する。紙葉類処理システム300は、3台の紙葉類処理装置210(紙葉類入出ユニット100と第1の収納ユニット110とを備える)と、1台の紙葉類処理装置240(紙葉類入出ユニット100、第2の収納ユニット120及び第3の収納ユニット130とを備える)、これらの紙葉類処理装置にネットワークを介して接続されているサーバ301とを有する。
本紙葉類処理システム300は、小売店に設置され、店舗システムを構成している。すなわち、3台の紙葉類処理装置210は、3台のレジ端末(不図示)それぞれと接続されるとともに店舗のフロント側に設置され、精算機として機能する。1台の紙葉類処理装置240は、売上金の回収と釣銭準備金の補充を行う管理機として機能し、店舗のバックオフィスに設置される。サーバ301はバックオフィスに設置され、紙葉類処理装置210(精算機)及び紙葉類処理装置240(管理機)の動作、並びに、これらに収納されている紙幣の金種及び枚数等の管理を行う。
紙葉類処理装置210(精算機)及び紙葉類処理装置240(管理機)は、いずれも、紙葉類入出ユニット100内に、カセット式で着脱自在の回収庫108を有している。これらの回収庫108は巻き取り式の収納部を有している。
以上のように構成された紙葉類処理システム300によれば、次のようなステップを経て売上金の回収を行うことができる。
まず、紙葉類処理装置210(精算機)が備える第1の収納ユニット110に収納されている紙幣の中の回収する紙幣を、紙葉類処理装置210(精算機)が備える紙葉類入出ユニット100に取り付けられた回収庫108に収納する。
次に、回収庫108を紙葉類処理装置210(精算機)から取り外す。
次に、紙葉類処理装置210(精算機)から取り外した回収庫108を紙葉類処理装置240(管理機)が備える紙葉類入出ユニット100に取り付ける。
次に、回収庫108内の紙幣を紙葉類処理装置240(管理機)が備える紙葉類入出ユニット100内に繰り出すとともに計数し、紙葉類処理装置240(管理機)が備える第2の収納ユニット120または第3の収納ユニット130内に収納する。以上のステップを経ることにより、売上金の回収を行うことができる。
また、紙葉類処理システム300によれば、次のようなステップを経て釣銭準備金の補充を行うことができる。
まず、紙葉類処理装置240(管理機)が備える第2の収納ユニット120に収納されている紙幣の中の釣銭準備金とする紙幣を、紙葉類処理装置240(管理機)が備える紙葉類入出ユニット100に取り付けられた回収庫108に収納する。なお、釣銭準備金とする紙幣は、紙葉類処理装置210(精算機)が備える第3の収納ユニット130内に収納されている紙幣でも良い。
次に、回収庫108を紙葉類処理装置240(管理機)から取り外す。
次に、紙葉類処理装置240(管理機)から取り外した回収庫108を紙葉類処理装置210(精算機)が備える紙葉類入出ユニット100に取り付ける。
次に、回収庫108内の紙幣を紙葉類処理装置210(精算機)が備える紙葉類入出ユニット100内に繰り出すとともに計数し、紙葉類処理装置210(精算機)が備える第1の収納ユニット110内に収納する。以上のステップを経ることにより、釣銭準備金の補充を行うことができる。
なお、紙葉類処理装置210(精算機)と紙葉類処理装置240(管理機)との間における紙幣の移動に用いられるカセット式の収納庫は、第1の収納ユニット110が備える第1の紙葉類収納部111又は第2の収納ユニット120が備える第2の紙葉類収納部121であってもよい。また、紙葉類入出ユニット100が備える回収庫108と、第1の収納ユニット110が備える第1の紙葉類収納部111と、第2の収納ユニット120が備える第1の紙葉類収納部121との少なくとも2つを、相互に交換可能としても良い。すなわち、例えば、紙葉類処理装置210(精算機)の紙葉類入出ユニット100に取り付けられていた回収庫108を、紙葉類処理装置210(精算機)から取り外した後、紙葉類処理装置240(管理機)の第2の収納ユニット120に取り付けることができるようにしても良い。また、1つの紙葉類処理装置210(釣銭機)と他の紙葉類処理装置210(釣銭機)との間において、紙葉類入出ユニット100が備える回収庫108と、第1の収納ユニット110が備える第1の紙葉類収納部111との少なくとも2つを、相互に交換可能としても良い。
また、紙葉類処理装置210(精算機)と紙葉類処理装置240(管理機)との間において、それぞれが備える紙葉類入出ユニット100を交換可能としても良い。この場合、例えば、店舗営業中に1つの紙葉類処理装置210(精算機)の紙葉類入出ユニット100が故障しても、バックオフィスにある紙葉類処理装置240(管理機)と紙葉類入出ユニット100を交換することにより、素早く復旧することができる。よって、店舗営業中に使用可能なレジの数が減ることを防止することができる。なお、紙葉類処理装置240(管理機)に取り付けられた故障した紙葉類入出ユニット100は、店舗の営業が終了して紙幣回収作業が行われるまでに修理すれば良い。また、1つの紙葉類処理装置210(精算機)と他の紙葉類処理装置210(精算機)との間において、それぞれが備える紙葉類入出ユニット100を交換可能としても良い。
なお、サーバ301は、紙葉類処理装置210(精算機)及び紙葉類処理装置240(管理機)における補充された紙幣や回収された紙幣の枚数や金額を管理しても良い。また、サーバ301は、それらの紙幣の記番号等の情報を管理しても良い。また、回収庫108に個体識別情報を付与し、サーバ301は、紙葉類処理装置210(精算機)と紙葉類処理装置240(管理機)との間で移動される回収庫108を管理しても良い。
紙葉類処理システム300は、サーバ301を備えていなくても良い。その場合、紙葉類処理装置210(精算機)と紙葉類処理装置240(管理機)との間で直接必要な情報の送受信が行われ、それぞれが備える制御部107が必要な情報の管理を行う。
また、カセット式の回収庫108がメモリを搭載し、その内部に収納した紙幣の金額や枚数を記憶するようにしても良い。その場合、回収庫108を紙葉類処理装置210(精算機)と紙葉類処理装置240(管理機)の一方から取り外して他方に取り付けることによって、紙幣とともに、当該紙幣の金額と枚数に関する情報を渡すことができる。
なお、紙葉類処理システム300が小売店に設置される店舗システムに限られないことは勿論である。例えば、店舗に設置されている紙葉類処理装置210と、店舗とは別の施設であって店舗から離れた位置にある紙幣センターに設置されている紙葉類処理装置240とによって紙葉類処理システム300が構成されてもよい。
また、紙葉類処理システム300を構成する紙葉類処理装置が上記のものには限られないことは言うまでもない。例えば、店舗に設置される紙葉類処理装置210に代えて、紙葉類入出ユニット100と第2の収納ユニット120とから構成される紙葉類処理装置220を用いても良い。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
また、処理対象の紙葉類は紙幣に限定されない。処理対象は小切手、伝票などのシート類であってもよい。処理対象の材質は紙に限定されず、例えば、樹脂を主な原料とするシート類であってもよい。
本発明は、ユーザからの要求に応じて機能の加除を柔軟に行うことができる紙葉類処理装置及びこれを構築する紙葉類入出ユニットに適用することができる。よって、その産業上の利用可能性は多大である。
100 紙葉類入出ユニット
100a 投入口
100b 排出口
101 紙葉類投入部
102 紙葉類排出部
103 第1の入出部
104 第2の入出部
105 搬送部
105a ループ状搬送路
105b 分岐路
106 識別部
107 制御部
108 回収庫
110 第1の収納ユニット
111 第1の紙葉類収納部
112 第1の扉
113 第1の接続部
114 第1の接続路
115 第3の入出部
120 第2の収納ユニット
121 第2の紙葉類収納部
122 第2の扉
123 第2の接続部
124 第2の接続路
125 第4の入出部
111a、121a 回転体
130 第3の収納ユニット
131 第3の紙葉類収納部
132 第3の扉
133 第3の接続部
134 第3の接続路
135 第4の接続部
140 第4の収納ユニット
141 第4の紙葉類収納部
142 第4の扉
210、220、230、240、250、260、270、280、290 紙葉類処理装置
300 紙葉類処理システム
301 サーバ
W 壁
H 貫通孔

Claims (18)

  1. 紙葉類投入部と、
    紙葉類排出部と、
    複数の紙葉類収納部を有する第1の収納ユニットに接続される第1の入出部と、
    複数の紙葉類収納部を有する第2の収納ユニットに接続される第2の入出部と、
    前記紙葉類投入部、前記紙葉類排出部、前記第1の入出部及び前記第2の入出部に接続され、前記第1の入出部を介して、前記第1の収納ユニットとの間で双方向に紙葉類を搬送し、前記第2の入出部を介して、前記第2の収納ユニットとの間で双方向に紙葉類を搬送する搬送部と、
    前記搬送部上に配置された識別部と、
    を備える紙葉類入出ユニット。
  2. 前記第1の入出部は、前記紙葉類投入部が設けられる位置よりも前記第1の収納ユニット側である後方側の側面に設けられており、
    前記第2の入出部は下面に設けられている、
    請求項1に記載の紙葉類入出ユニット。
  3. 紙葉類収納部を更に備え、
    前記搬送部は前記紙葉類収納部に接続される、
    請求項1又は2の何れかに記載の紙葉類入出ユニット。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の紙葉類入出ユニットと、
    前記第1の入出部に接続された前記第1の収納ユニット及び前記第2の入出部に接続された前記第2の収納ユニットの少なくとも一方と、
    を備える紙葉類処理装置。
  5. 前記紙葉類入出ユニットと前記第1の収納ユニットとは、高さが互いに略等しく、
    前記紙葉類入出ユニットと前記第2の収納ユニットとは、前記第1の入出部が設けられる位置よりも前記紙葉類投入部側である前方側から見た奥行きが互いに略等しい、
    請求項4に記載の紙葉類処理装置。
  6. 前記第1の収納ユニットが有する前記紙葉類収納部、及び、前記第2の収納ユニットが有する前記紙葉類収納部は、カセット式の収納部であり、互いに交換可能である、
    請求項4又は5に記載の紙葉類処理装置。
  7. 前記第1の収納ユニットが有する前記紙葉類収納部、及び、前記第2の収納ユニットが有する前記紙葉類収納部のうちの少なくとも1つは、複数の紙葉類が回転体に巻き取られた状態で収納される巻き取り式の収納部である、
    請求項4乃至6の何れかに記載の紙葉類処理装置。
  8. 前記巻き取り式の収納部は、前記回転体を2つ有する、
    請求項7に記載の紙葉類処理装置。
  9. 紙葉類収納部を有する第3の収納ユニットを更に備え、
    前記第3の収納ユニットは、前記第1の収納ユニットの下面に設けられた第3の入出部、又は、前記第2の収納ユニットの側面であって前記紙葉類投入部が設けられる位置よりも前記第1の収納ユニット側である後方側の側面に設けられた第4の入出部に接続される、
    請求項4乃至8の何れかに記載の紙葉類処理装置。
  10. 前記第2の収納ユニットと前記第3の収納ユニットとは、前記第1の入出部が設けられる位置よりも前記紙葉類投入部側である前方側から見た奥行きが互いに略等しい、
    請求項9に記載の紙葉類処理装置。
  11. 前記第2の収納ユニットの設置位置と前記第3の収納ユニットの設置位置は交換可能であり、
    前記第2の収納ユニットは、前記第3の収納ユニットと設置位置が交換される場合、前記第2の入出部に代えて、前記第3の入出部又は前記第3の収納ユニットに設けられた第5の入出部に接続され、
    前記第3の収納ユニットは、前記第2の収納ユニットと設置位置が交換される場合、前記第3の入出部又は前記第4の入出部に代えて、前記第2の入出部に接続される、
    請求項10に記載の紙葉類処理装置。
  12. 前記第2の収納ユニットと前記第3の収納ユニットのうち前方側に配置される収納ユニットは、前方側から開閉可能な前方扉を有し、
    前記第2の収納ユニットと前記第3の収納ユニットのうち後方側に配置される収納ユニットは、後方側から開閉可能な後方扉を有する、
    請求項9乃至11の何れかに記載の紙葉類処理装置。
  13. 前記紙葉類入出ユニットは請求項3に記載の紙葉類入出ユニットであり、
    前記紙葉類入出ユニットが有する前記紙葉類収納部は、カセット式の収納部であり、前記第1の収納ユニットが有する前記紙葉類収納部及び前記第2の収納ユニットが有する前記紙葉類収納部の少なくとも一方と交換可能である、
    請求項4乃至12の何れかに記載の紙葉類処理装置。
  14. 前記紙葉類入出ユニットが有する前記紙葉類収納部は、複数の紙葉類が回転体に巻き取られた状態で収納される巻き取り式の収納部である、
    請求項13に記載の紙葉類処理装置。
  15. 前記巻き取り式の収納部は、前記回転体を2つ有する、
    請求項14に記載の紙葉類処理装置。
  16. 請求項4乃至15の何れかに記載の紙葉類処理装置を複数有し、
    複数の前記紙葉類処理装置の間で紙葉類の移動が行われる、
    紙葉類処理システム。
  17. 前記第1の収納ユニットが有する前記紙葉類収納部、及び、前記第2の収納ユニットが有する前記紙葉類収納部のうちの1つを、複数の前記紙葉類処理装置の間で交換することによって、前記紙葉類の移動が行われるように構成されている、
    請求項16に記載の紙葉類処理システム。
  18. 前記紙葉類入出ユニットは、複数の前記紙葉類処理装置の間で交換可能である、
    請求項16又は17に記載の紙葉類処理システム。
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