JP2019083151A - 蓄電装置の製造装置及び蓄電装置の製造方法 - Google Patents

蓄電装置の製造装置及び蓄電装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】蓄電装置の生産性を向上できる蓄電装置の製造装置及び蓄電装置の製造方法を提供する。【解決手段】二次電池10は、電極組立体と、電極組立体を収容するケース本体及び蓋を有するケースと、正極端子及び負極端子と、蓋の下面と電極組立体のタブ側端面との間に配置された導電部材と、蓋と導電部材との間に配置され、両者を絶縁する絶縁カバーとを備える。電極組立体と蓋と正極端子及び負極端子と導電部材とは、組立部材Wとして一体化されている。二次電池の製造装置50は、組立部材Wの蓋を保持する保持位置と保持しない非保持位置とで移動する第1及び第2蓋保持部を有する治具51を備える。また、二次電池の製造装置50は、治具51を連続搬送する搬送装置80と、治具51と併走する第1アーム部71、第1カバー押圧部73、第2カバー押圧部74、吸着部75、及び蓋押圧部77を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、電極組立体、ケース、電極端子、導電部材、及び絶縁カバーを有する蓄電装置を製造する蓄電装置の製造装置及び蓄電装置の製造方法に関する。
従来から、EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、走行用モータへの供給電力を蓄える蓄電装置としてリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池などが搭載されている。特許文献1に開示の二次電池は、シート状の正極及び負極の電極が絶縁された状態で積層された電極組立体と、電極組立体を収容するケースとを備える。電極組立体は、電極の一辺の一部から突出したタブを同じ極性同士で寄せ集めたタブ群を有する。ケースは、有底筒状のケース本体と、ケース本体の開口部を閉塞する蓋とを有する。
二次電池は、電極組立体と電気を授受する電極端子を備える。電極端子は、蓋に固定されている。電極端子の一部である導電部材は、電極組立体のタブ群と接合されている。これにより、電極端子は、導電部材及びタブ群を介して電極組立体と電気的に接続されているとともに、電極組立体、蓋、電極端子、導電部材、及びタブ群は組立部材として一体化されている。また、二次電池には、蓋と導電部材との間に配置され、蓋と導電部材とを絶縁する絶縁カバーを備えたものがある。
特開2016−122533号公報
ところで、一般に、二次電池の製造工程は、組立工程と搬送工程とを備える。組立工程は、例えば、組立部材のうち電極組立体の一部をケース本体内に挿入する第1組立工程と、組立部材に絶縁カバーを組み付ける第2組立工程と、電極組立体、導電部材、及び絶縁カバーをケース本体内に収容するとともに、ケース本体の開口部を蓋によって閉塞する第3組立工程とを備える。また、搬送工程は、第1組立工程で製造されたワーク(ケース本体及び組立部材)を第2組立工程へ搬送する第1搬送工程と、第2組立工程で製造されたワーク(ケース本体、組立部材、及び絶縁カバー)を第3組立工程へ搬送する第2搬送工程とを備える。このような二次電池の製造工程では、二次電池の生産性の向上が望まれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、蓄電装置の生産性を向上できる蓄電装置の製造装置及び蓄電装置の製造方法を提供することにある。
上記問題点を解決するための蓄電装置の製造装置は、正極と負極の電極が絶縁された状態で積層され、かつ前記電極から突出したタブが同じ極性同士で積層されたタブ群を有する電極組立体と、前記電極組立体を収容するケース本体、及び前記ケース本体の開口部を閉塞する板状の蓋を有するケースと、前記蓋に固定され、前記電極組立体と電気を授受する電極端子と、同じ極性の前記タブ群と前記電極端子とを電気的に接続するとともに、前記蓋と、該蓋の内面に対向し、かつ前記タブ群が存在する前記電極組立体のタブ側端面との間に配置された一対の導電部材と、前記蓋と前記導電部材との間に配置され、両者を絶縁する絶縁カバーと、を備え、前記ケース本体は、底壁と前記底壁の縁部から立設する側壁とを有し、前記電極組立体と前記蓋と前記電極端子と前記導電部材とは、組立部材として一体化されている蓄電装置の製造装置であって、前記ケース本体を保持するケース本体保持部、及び前記蓋を保持可能な蓋保持部を有する治具と、前記治具を連続搬送する搬送装置と、前記治具と併走しながら、前記ケース本体保持部に保持された前記ケース本体内に前記組立部材の電極組立体の一部を挿入するアーム部と、前記治具の搬送方向において前記アーム部よりも下流側に配置され、前記治具と併走しながら前記組立部材に対して前記絶縁カバーを組み付けるカバー組付部と、前記治具の搬送方向において前記カバー組付部よりも下流側に配置され、前記治具と併走しながら前記組立部材の前記蓋を保持する組立部材保持部と、前記治具の搬送方向において前記組立部材保持部よりも下流側に配置され、前記治具と併走しながら前記組立部材の前記蓋を前記ケース本体に向けて押圧することで、前記電極組立体、前記導電部材、及び前記絶縁カバーを前記ケース本体内に収容し、前記蓋により前記ケース本体の開口部を閉塞する蓋押圧部と、を備え、前記蓋保持部は、前記電極組立体の一部が前記ケース本体内に挿入されると、前記電極組立体のタブ側端面が前記ケース本体の側壁の先端面よりも上側に位置するように前記蓋を保持する保持位置に移動し、前記組立部材保持部により前記蓋が保持されると、前記蓋を保持しない非保持位置に移動することを要旨とする。
これによれば、まず、アーム部が治具と併走することで、搬送装置により治具を連続搬送しながらケース本体内に電極組立体の一部を挿入できる。電極組立体の一部がケース本体内に挿入されると、蓋保持部は保持位置に移動する。このとき、蓋保持部によって保持される蓋と、電極端子、導電部材、及びタブ群を介して蓋に吊り下げられた電極組立体のタブ側端面との間には隙間が存在する。また、電極組立体のタブ側端面はケース本体の側壁の先端面よりも上側に位置するため、蓋とタブ側端面との間の隙間は、ケース本体の側壁により覆われない。つまり、蓋保持部が蓋を保持することによって、組立部材は、蓋と導電部材との間の隙間に絶縁カバーを組み付け可能な状態である。次に、カバー組付部が治具と併走することで、搬送装置により治具を搬送しながら蓋と導電部材との間に絶縁カバーを組み付けることができる。次に、組立部材保持部により蓋が保持されると組立部材が保持されることになる。すると、蓋保持部は非保持位置に移動し、蓋の押圧が可能な状態となる。そして、蓋押圧部が治具と併走することで、搬送装置により治具を搬送しながら蓋を押圧し、ケース本体の開口部を閉塞することができる。つまり、アーム部、カバー組付部、組立部材保持部、及び蓋押圧部が治具と併走するとともに、治具が保持位置と非保持位置とで移動する蓋保持部を備えることで、搬送装置により治具を連続搬送しながら蓄電装置の製造工程の各工程を行うことができる。よって、工程間での搬送時間を短縮でき、蓄電装置の生産性を向上できる。
また、上記蓄電装置の製造装置について、前記蓋保持部は、前記保持位置で前記ケース本体の開口部に対して前記蓋を位置決めする位置決め機構を備えるのが好ましい。
これによれば、蓋保持部が位置決め機構を備えるため、位置決め装置を別に設ける必要がなく、蓄電装置の製造装置の大型化を抑制できる。
また、上記蓄電装置の製造装置について、前記治具は、前記ケース本体保持部より外側で前記絶縁カバーを支持するカバー支持部を備え、前記カバー支持部は、前記電極の積層方向から見て、前記蓋の内面と前記電極組立体のタブ側端面との間に重なる位置にあり、前記カバー組付部は、前記カバー支持部に支持された前記絶縁カバーを前記組立部材に向けて押圧するカバー押圧部であるのが好ましい。
これによれば、複数の絶縁カバーが収容された収容部から1つを取り出して組立部材に組み付ける場合と比較して、カバー組付部の構成を簡素化できる。
上記問題点を解決するための蓄電装置の製造方法は、正極と負極の電極が絶縁された状態で積層され、かつ前記電極から突出したタブが同じ極性同士で積層されたタブ群を有する電極組立体と、前記電極組立体を収容するケース本体、及び前記ケース本体の開口部を閉塞する板状の蓋を有するケースと、前記蓋に固定され、前記電極組立体と電気を授受する電極端子と、同じ極性の前記タブ群と前記電極端子とを電気的に接続するとともに、前記蓋と、該蓋の内面に対向し、かつ前記タブ群が存在する前記電極組立体のタブ側端面との間に配置された一対の導電部材と、前記蓋と前記導電部材との間に配置され、両者を絶縁する絶縁カバーと、を備え、前記ケース本体は、底壁と前記底壁の縁部から立設する側壁とを有し、前記電極組立体と前記蓋と前記電極端子と前記導電部材とは、組立部材として一体化されている蓄電装置の製造方法であって、搬送装置によって、前記ケース本体を保持するケース本体保持部、及び前記蓋を保持可能な蓋保持部を有する治具を連続搬送する搬送工程と、前記治具と併走するアーム部が、前記ケース本体保持部に保持された前記ケース本体内に前記組立部材の電極組立体の一部を挿入する電極組立体挿入工程と、前記治具と併走するカバー組付部が、前記組立部材に対して前記絶縁カバーを組み付けるカバー組付工程と、前記治具と併走する組立部材保持部が、前記組立部材の前記蓋を保持する組立部材保持工程と、前記治具と併走する蓋押圧部が、前記組立部材の前記蓋を前記ケース本体に向けて押圧することで、前記電極組立体、前記導電部材、及び前記絶縁カバーを前記ケース本体内に収容し、前記蓋により前記ケース本体の開口部を閉塞する蓋押圧工程と、を備え、前記蓋保持部は、前記電極組立体の一部が前記ケース本体内に挿入されると、前記電極組立体のタブ側端面が前記ケース本体の側壁の先端面よりも上側に位置するように前記蓋を保持する保持位置に移動し、前記組立部材保持部により前記蓋が保持されると、前記蓋を保持しない非保持位置に移動することを要旨とする。
これによれば、アーム部、カバー組付部、組立部材保持部、及び蓋押圧部が治具と併走するとともに、治具が保持位置と非保持位置とで移動する蓋保持部を備えることで、搬送装置により治具を連続搬送しながら、電極組立体挿入工程、カバー組付工程、組立部材保持工程、及び蓋押圧工程を行うことができる。よって、工程間での搬送時間を短縮でき、蓄電装置の生産性を向上できる。
また、上記蓄電装置の製造方法について、前記蓋は、前記保持位置にある前記蓋保持部に保持されることで、前記ケース本体の開口部に対して位置決めされるのが好ましい。
これによれば、蓋の位置決め工程を別に設ける必要がなく、蓄電装置の生産性をより向上できる。
また、上記蓄電装置の製造方法について、前記治具は、前記ケース本体保持部より外側で前記絶縁カバーを支持するカバー支持部を備え、前記カバー支持部は、前記電極の積層方向から見て、前記蓋の内面と前記電極組立体のタブ側端面との間に重なる位置にあり、前記カバー組付工程では、前記カバー支持部に支持された前記絶縁カバーを前記組立部材に向けて押圧するのが好ましい。
これによれば、カバー組付工程は、絶縁カバーを組立部材に向けて押圧するだけで完了するため、例えば、ロボットアームが絶縁カバーの収容部から1つの絶縁カバーを取り出し、組立部材に組み付ける場合と比較して、カバー組付工程に要する時間を短縮できる。
本発明によれば、蓄電装置の生産性を向上できる。
実施形態の二次電池の分解斜視図。 (a),(b)は二次電池の断面図。 二次電池及び治具を示す斜視図。 二次電池の製造工程を示す平面図。 (a)〜(c)は電極組立体挿入工程を示す斜視図。 (a)は第1絶縁カバー組付工程を示す斜視図、(b)は第2絶縁カバー組付工程を示す斜視図。 (a)〜(c)は蓋押圧工程を示す斜視図。
以下、蓄電装置の製造装置及び蓄電装置の製造方法を、二次電池の製造装置及び二次電池の製造方法に具体化した一実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
まず、本実施形態の二次電池の製造装置及び製造方法によって製造される二次電池について説明する。
図1に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、ケース11を備える。二次電池10は、ケース11に収容された電極組立体12を備える。ケース11は、直方体状のケース本体13と、ケース本体13の開口部13aを閉塞する矩形平板状の蓋14とを有する。ケース11を構成するケース本体13と蓋14は、何れも金属製(例えば、ステンレスやアルミニウム)である。また、本実施形態の二次電池10は、その外観が角型をなす角型電池である。また、本実施形態の二次電池10は、リチウムイオン電池である。
ケース本体13は、矩形板状の底壁13bと、底壁13bの一対の長側縁部から立設された側壁としての長側壁13cと、底壁13bの一対の短側縁部から立設された側壁としての短側壁13dとを有する。以下、底壁13bから長側壁13c及び短側壁13dが立設する方向を立設方向という。蓋14において、ケース11の内側に臨む面を内面としての下面14aとし、ケース11の外側に臨む面を上面14bとする。蓋14によってケース本体13の開口部13aが閉塞された状態では、蓋14の下面14aは、長側壁13c及び短側壁13dの立設方向の先端面13eに接触している。
図2(a)に示すように、電極組立体12は、シート状の複数の正極の電極としての正極電極20と、シート状の複数の負極の電極としての負極電極21と、シート状の複数のセパレータ22とを備える。電極組立体12は、正極電極20と負極電極21との間にセパレータ22を介在させ、かつ相互に絶縁させた状態で積層した層状構造を備える。
正極電極20は、矩形シート状の正極金属箔(例えばアルミニウム箔)23と、正極金属箔23の両面に存在する正極活物質層24とを有する。正極電極20は、一対の長辺に沿う縁部のうちの一方の縁部にタブ側縁部20aを備える。正極電極20は、タブ側縁部20aの一部から突出した形状のタブとしての正極タブ25を有する(図1参照)。正極タブ25は、正極活物質層24が存在せず、正極金属箔23そのもので構成されている。
負極電極21は、矩形シート状の負極金属箔(例えば銅箔)26と、負極金属箔26の両面に存在する負極活物質層27とを有する。負極電極21は、一対の長辺に沿う縁部のうちの一方の縁部にタブ側縁部21aを備える。負極電極21は、タブ側縁部21aの一部から突出した形状のタブとしての負極タブ28を有する。負極タブ28は、負極活物質層27が存在せず、負極金属箔26そのもので構成されている。複数の正極タブ25及び負極タブ28は、正極電極20及び負極電極21が積層された状態で、正極タブ25と負極タブ28とが重ならない位置に存在する。セパレータ22は、絶縁性を有し、正極電極20と負極電極21とを絶縁する。正極電極20、負極電極21、及びセパレータ22が積層された方向を電極組立体12の積層方向とする。
電極組立体12は、タブ側端面12aを備える。タブ側端面12aは、正極電極20のタブ側縁部20a、負極電極21のタブ側縁部21a、及びセパレータ22の縁部を寄せ集めて形成されている。電極組立体12を構成する各正極電極20は、それぞれの正極タブ25が積層方向に沿って列状に配置されるように積層される。同様に、電極組立体12を構成する各負極電極21は、それぞれの負極タブ28が積層方向に沿って列状に配置されるように積層される。
二次電池10は、タブ側端面12aから突出した正極タブ群25aを有する。正極タブ群25aは、全ての正極タブ25を電極組立体12における積層方向の一端側に寄せ集め、積層して構成されている。また、二次電池10は、タブ側端面12aから突出した負極タブ群28aを有する。負極タブ群28aは、全ての負極タブ28を電極組立体12における積層方向の一端側に寄せ集め、積層して構成されている。
正極タブ群25a及び負極タブ群28aは、それぞれ積層方向一端側に基端側曲げ部29aを備える。基端側曲げ部29aは、正極タブ群25a及び負極タブ群28aにおいて、積層方向一端側に寄せ集められ、積層方向一端側から積層方向他端側に向けて曲げられた部分を含む。また、正極タブ群25a及び負極タブ群28aは、それぞれ延出部29bを備える。延出部29bは、基端側曲げ部29aから電極組立体12の積層方向に延びる部分である。正極タブ群25a及び負極タブ群28aは、それぞれ延出部29bより先端側に、積層方向他端側から積層方向一端側に向けて曲げられた先端側曲げ部29cを備える。
図1に示すように、二次電池10は、電極組立体12と電気を授受する電極端子としての正極端子15及び負極端子16を備える。正極端子15及び負極端子16はそれぞれ、蓋14に固定されている。正極端子15は、正極の引出端子19aを備え、負極端子16は、負極の引出端子19aを備える。各引出端子19aは、蓋14の上面14bより外側に突出している。正極の引出端子19aは、正極の導電部材17と接合され、正極の導電部材17は、正極タブ群25aと接合されている。これにより、正極端子15は、正極の導電部材17及び正極タブ群25aを介して電極組立体12と電気的に接続されている。同様に、負極の引出端子19aは、負極の導電部材17と接合され、負極の導電部材17は、負極タブ群28aと接合されている。これにより、負極端子16は、負極の導電部材17及び負極タブ群28aを介して電極組立体12と電気的に接続されている。各導電部材17は、蓋14の下面14aと電極組立体12のタブ側端面12aとの間に配置されている。
正極端子15及び負極端子16はそれぞれ、蓋14の上面14bで引出端子19aと電気的に接続された端子接続部材19bと、蓋14の外側で端子接続部材19bと電気的に接続された外部接続端子19cを備える。正極端子15及び負極端子16は、端子接続部材19b及び外部接続端子19cを蓋14から絶縁する外側絶縁部材19dを蓋14の上面14bに備える。
電極組立体12と蓋14は、正極端子15、負極端子16、及び導電部材17を介して一体化されている。以下、電極組立体12、蓋14、正極端子15、負極端子16、及び導電部材17が一体化されたものを組立部材Wとする。
図1、図2(a)、及び図2(b)に示すように、二次電池10は、ケース11内において、電極組立体12のタブ側端面12aと蓋14の下面14aとの間に位置する矩形状の絶縁カバー30を備える。絶縁カバー30は、樹脂製である。図2(a)に示すように、絶縁カバー30は、導電部材17に対し、正極タブ群25a及び負極タブ群28aの先端側曲げ部29c側から装着された絶縁カバーとしての第1絶縁カバー30aと、正極タブ群25a及び負極タブ群28aの基端側曲げ部29a側から装着された絶縁カバーとしての第2絶縁カバー30bとから構成される。
第1絶縁カバー30aは、矩形板状の第1部位31と、矩形板状の第2部位32と、第1部位31の長手方向に沿う一辺と第2部位32の長手方向に沿う一辺とを接続する第3部位33とを備える。第1絶縁カバー30aは、第1部位31及び第2部位32の面が蓋14の下面14aと沿うように配置される。
図2(a)に示すように、第1部位31は、蓋14の下面14aと導電部材17との間に配置されている。第1部位31は、導電部材17に支持されている。第1部位31は、電極組立体12のタブ側端面12aと対向する対向面から電極組立体12側に突出したリブ34を備える。リブ34は、蓋14側に凹む形状の係止凹部34aを備える。
第2部位32は、電極組立体12のタブ側端面12aと、正極タブ群25a及び負極タブ群28aの先端側曲げ部29cとの間に位置する。第2部位32は、先端側曲げ部29cを電極組立体12側から覆う。先端側曲げ部29cは、導電部材17と、第2部位32と、第3部位33とで区画された隙間に入り込んだ状態にある。
図1及び図2(b)に示すように、第2部位32の長手方向の寸法は、第1部位31の長手方向の寸法よりも長い。第2部位32は、長手方向の一端側に負極絶縁部35を備え、長手方向の他端側に正極絶縁部36を備える。負極絶縁部35は、負極端子16における引出端子19aとタブ側端面12aとの間に位置し、負極端子16と電極組立体12とを絶縁する。正極絶縁部36は、正極端子15における引出端子19aとタブ側端面12aとの間に位置し、正極端子15と電極組立体12とを絶縁する。
第3部位33は、正極タブ群25a及び負極タブ群28aの先端側曲げ部29cを外側から覆う。第3部位33は、積層方向において、正極タブ群25a及び負極タブ群28aの積層方向他端と、ケース本体13の長側壁13cの内面との間に位置し、先端側曲げ部29cとケース本体13とを絶縁する。
図1及び図2(a)に示すように、第2絶縁カバー30bは、矩形状の第1部位37と、第1部位37の長手方向に沿う一辺から電極組立体12に向けて立設された第2部位38とを備える。
第1部位37は、蓋14の下面14aと導電部材17との間に配置されている。第1部位37は、第1絶縁カバー30aに向けて突出した形状の係止用突出部39を備える。係止用突出部39は、先端部に係止爪39aを備える。係止爪39aは、第1絶縁カバー30aの係止凹部34aに係止可能である。
図2(a)に示すように、第2部位38は、正極タブ群25a及び負極タブ群28aの基端側曲げ部29aを外側から覆う。第2部位38は、積層方向において、正極タブ群25a及び負極タブ群28aの積層方向一端と、ケース本体13の長側壁13cの内面との間に位置し、基端側曲げ部29aとケース本体13とを絶縁する。
第1絶縁カバー30aと第2絶縁カバー30bとは、第1絶縁カバー30aの係止凹部34aに第2絶縁カバー30bの係止爪39aが係止されることで一体に組み付けられ、絶縁カバー30は矩形状のカバー部材となる。
次に、二次電池の製造装置について説明する。
図3に示すように、二次電池の製造装置50は、治具51を備える。治具51は、台座部52と、ケース本体13を保持するケース本体保持部53と、蓋14を保持可能な蓋保持機構54と、絶縁カバー30を支持するカバー支持部55とを備える。
台座部52は、矩形板状である。台座部52は、上面における一対の短縁部から立設する第1枠部52aを備える。また、台座部52は、上面における一対の長縁部のうち一方の長縁部から立設する第2枠部52bを備える。
ケース本体保持部53は、台座部52の上面から立設する4つの壁部から構成されている。ケース本体保持部53は、ケース本体13の長手方向と台座部52の長手方向とが一致するように、ケース本体13を保持する。4つの壁部のうち第1壁部53aは、ケース本体13の一方の長側壁13cの一部及び一方の短側壁13dの一部に沿うL字状である。第2壁部53bは、ケース本体13の一方の長側壁13cの一部及び他方の短側壁13dの一部に沿うL字状である。第3壁部53cは、ケース本体13の他方の長側壁13cの一部及び一方の短側壁13dの一部に沿うL字状である。第4壁部(図示せず)は、ケース本体13の他方の長側壁13cの一部及び他方の短側壁13dの一部に沿うL字状である。台座部52(ケース本体13)の短手方向において、第1壁部53aと第3壁部53cとの間には隙間が存在するとともに、第2壁部53bと第4壁部との間には隙間が存在する。同様に、台座部52(ケース本体13)の長手方向において、第1壁部53aと第2壁部53bとの間には隙間が存在するとともに、第3壁部53cと第4壁部との間には隙間が存在する。
台座部52の長手方向において、一方の短側壁13dと対向する第1壁部53aの内面と、他方の短側壁13dと対向する第2壁部53bの内面との距離は、ケース本体13の長手方向の寸法よりも僅かに長い。同様に、一方の短側壁13dと対向する第3壁部53cの内面と、他方の短側壁13dと対向する第4壁部の内面との距離は、ケース本体13の長手方向の寸法よりも僅かに長い。また、台座部52の短手方向において、一方の長側壁13cと対向する第1壁部53aの内面と、他方の長側壁13cと対向する第3壁部53cの内面との距離は、ケース本体13の短手方向の寸法よりも僅かに長い。同様に、一方の長側壁13cと対向する第2壁部53bの内面と、他方の長側壁13cと対向する第4壁部の内面との距離は、ケース本体13の短手方向の寸法よりも僅かに長い。そして、ケース本体13がケース本体保持部53によって支持されているとき、第1〜第4壁部の上端面はそれぞれ、ケース本体13の長側壁13c及び短側壁13dの先端面13eと同一平面上に位置する。
蓋保持機構54は、蓋14の長手方向の一端部を保持する蓋保持部としての第1蓋保持部56aと、蓋14の長手方向の他端部を保持する蓋保持部としての第2蓋保持部56bとを備える。第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bはそれぞれ、台座部52の上面に沿って配置される板状の底部56cと、底部56cから立設する延出部56dとを有する。ケース本体13の底壁13bは、底部56cに支持される。底部56cは、ケース本体13の底壁13b及び台座部52の上面に対して台座部52の長手方向にスライド可能に支持されている。
第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bはそれぞれ、延出部56dの立設方向の先端部に第1〜第3保持片56e〜56gを備える。第1〜第3保持片56e〜56gは、ケース本体13の開口部13aに対し、蓋14を位置決めする蓋14の位置決め機構を兼ねる。第1保持片56eは、延出部56dの先端に一体の矩形板状であり、第1保持片56eの長手は、台座部52の短手方向に延びる。第2保持片56fは、第1保持片56eの長手方向の一端部から台座部52の長手方向に延びる。第3保持片56gは、第1保持片56eの長手方向の他端部から台座部52の長手方向に延びる。第1保持片56eから第2保持片56fが延びる向きと、第1保持片56eから第3保持片56gが延びる向きは同じである。つまり、第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bは、平面視でコ字状をなす。台座部52の短手方向において、第1蓋保持部56aの第2保持片56fの内面と第3保持片56gの内面との距離は、蓋14の短手方向の寸法とほぼ同じであり、第2蓋保持部56bの第2保持片56fの内面と第3保持片56gの内面との距離は、蓋14の短手方向の寸法とほぼ同じである。
第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bの各延出部56dにおける立設方向の基端部の外面には、第1ばね57の一端が取り付けられ、第1ばね57の他端は、台座部52の第1枠部52aの内面に取り付けられている。これにより、第1及び第2蓋保持部56a,56bは、第1ばね57を介して台座部52の第1枠部52aと繋がっている。第1ばね57が自然長のとき、第1蓋保持部56aの第1保持片56eの内面と第2蓋保持部56bの第1保持片56eの内面との距離は、蓋14の長手方向の寸法よりも短い。よって、蓋14が第1蓋保持部56aと第2蓋保持部56bとの間にあるとき、第1ばね57は第1及び第2蓋保持部56a,56bを互いに近付く方向に付勢する。これにより、蓋14は、第1及び第2蓋保持部56a,56bにより長手方向の両端側が保持される。
なお、蓋14を保持しているとき、第1蓋保持部56aの第1保持片56eは、蓋14の長手方向の一端面に沿い、第2保持片56fは、蓋14の短手方向の一端面の一部に沿い、第3保持片56gは、蓋14の短手方向の他端面の一部に沿う。また、第2蓋保持部56bの第1保持片56eは、蓋14の長手方向の他端面に沿い、第2保持片56fは、蓋14の短手方向の一端面の一部に沿い、第3保持片56gは、蓋14の短手方向の他端面の一部に沿う。また、蓋14が第1及び第2蓋保持部56a,56bによって保持された状態では、正極端子15、負極端子16、導電部材17、正極タブ群25a、及び負極タブ群28aを介して蓋14に吊り下げられた電極組立体12のタブ側端面12aは、ケース本体13の長側壁13c及び短側壁13dの先端面13eよりも上側に位置する。また、蓋14を上面14bから見たとき、蓋14の一方の長縁部は、ケース本体13の一方の長側壁13cの先端面13eと重なり、蓋14の他方の長縁部は、ケース本体13の他方の長側壁13cの先端面13eと重なる。また、蓋14を上面14bから見たとき、蓋14の一方の短縁部は、ケース本体13の一方の短側壁13dの先端面13eと重なり、蓋14の他方の短縁部は、ケース本体13の他方の短側壁13dの先端面13eと重なる。つまり、蓋14は、第1及び第2蓋保持部56a,56bによって保持されることで、ケース本体13の開口部13aに対して位置決めされる。
第1及び第2蓋保持部56a,56bが蓋14を保持した状態から第1ばね57が縮むと、台座部52の長手方向における第1蓋保持部56aの第1保持片56eの内面と第2蓋保持部56bの第1保持片56eの内面との距離は、蓋14の長手方向の寸法よりも長くなり、蓋14は第1及び第2蓋保持部56a,56bに保持されない非保持状態となる。つまり、第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bは、第1ばね57の縮み具合に応じて、蓋14を保持する保持位置と、蓋14を保持しない非保持位置とに移動可能である。
蓋保持機構54は、第1及び第2蓋保持部56a,56bを保持位置と非保持位置とに移動させる移動機構を備える。本実施形態の移動機構は、板状の拡張部材58である。拡張部材58は、台座部52の長手方向において、第1蓋保持部56aの底部56cと第2蓋保持部56bの底部56cとの間に配置されている。拡張部材58の平面視形状は、台座部52の短手方向において、台座部52の中央から端に向かうほど幅が大きくなる台形状である。ケース本体13の底壁13bは、拡張部材58の上面に支持される。拡張部材58は、ケース本体13の底壁13b及び台座部52の上面に対して台座部52の短手方向にスライド可能に支持されている。台座部52の短手方向における拡張部材58の一対の端面のうち面積の大きい方の端面を押圧端面58aとし、面積の小さい方の端面を取付端面58bとする。取付端面58bには、第2ばね59の一端が取り付けられ、第2ばね59の他端は、台座部52の第2枠部52bの内面に取り付けられている。これにより、拡張部材58は、第2ばね59を介して台座部52の第2枠部52bと繋がっている。
そして、拡張部材58の押圧端面58aが押圧されると、拡張部材58が台座部52の短手方向において第2枠部52bに近付くように移動することで第2ばね59が縮む。また、拡張部材58が台座部52の短手方向において第2枠部52bに近付くように移動すると、第1蓋保持部56aの底部56cと第2蓋保持部56bの底部56cとの間に存在する拡張部材58の幅が大きくなっていき、第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bの底部56cはそれぞれ、台座部52の長手方向の外側に向けてスライドし、各第1ばね57は徐々に縮む。こうして第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bは、蓋14を保持しない非保持位置に移動する。
押圧端面58aの押圧が解除されると、第2ばね59が縮んだ状態から回復することで、拡張部材58は、台座部52の短手方向において第2枠部52bから離れるように移動する。また、第1蓋保持部56aの底部56cと第2蓋保持部56bの底部56cとの間に存在する拡張部材58の幅が小さくなっていき、第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bの底部56cはそれぞれ、互いに近付くように台座部52の長手方向の内側に向けてスライドする。こうして第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bは、蓋14を保持しない非保持位置から、蓋14を保持する保持位置に移動する。
カバー支持部55は、ケース本体保持部53より外側で第1絶縁カバー30aを支持する第1カバー支持部55aと、ケース本体保持部53より外側で第2絶縁カバー30bを支持する第2カバー支持部55bとから構成されている。第1カバー支持部55a及び第2カバー支持部55bは、台座部52の短手方向においてケース本体13の開口部13aよりも外側に配置される。第2カバー支持部55bは、第1カバー支持部55aよりも台座部52の第2枠部52b寄りに配置される。
第1カバー支持部55aは、ケース本体保持部53の第1壁部53a及び第2壁部53bの各上端面から立設する基部55cと、各基部55cの先端部から積層方向の外側に向けて延出したコ字状の支持台55dとを有する。支持台55dの上面は、第1及び第2蓋保持部56a,56bの第1〜第3保持片56e〜56gの下面と電極組立体12のタブ側端面12aとの間に位置する。すなわち、支持台55dの上面は、電極組立体12の積層方向から見て、蓋14の下面14aと電極組立体12のタブ側端面12aとの間に重なる位置にある。また、支持台55dによって支持される第1絶縁カバー30aは、電極組立体12の積層方向から見て、蓋14の下面14aと電極組立体12のタブ側端面12aとの間に重なる位置にある。
第2カバー支持部55bは、ケース本体保持部53の第3壁部53c及び第4壁部の各上端面から立設する基部55cと、各基部55cの先端部から積層方向の外側に向けて延出したコ字状の支持台55dとを有する。支持台55dの上面は、第1及び第2蓋保持部56a,56bの第1〜第3保持片56e〜56gの下面と電極組立体12のタブ側端面12aとの間に位置する。すなわち、支持台55dの上面は、電極組立体12の積層方向から見て、蓋14の下面14aと電極組立体12のタブ側端面12aとの間に重なる位置にある。また、支持台55dによって支持される第2絶縁カバー30bは、電極組立体12の積層方向から見て、蓋14の下面14aと電極組立体12のタブ側端面12aとの間に重なる位置にある。
次に、治具51以外の二次電池の製造装置50について、二次電池の製造方法とともに説明する。
図4に示すように、二次電池の製造装置50は、複数の治具51を連続搬送する搬送装置80を備える。搬送装置80は、環状に配置されている。搬送装置80によって複数の治具51が搬送される経路を搬送路Rとする。搬送路Rは、供給搬送路R1と、組立搬送路R2と、供給搬送路R1と組立搬送路R2とを接続する接続搬送路R3とを有する。供給搬送路R1及び組立搬送路R2は、直線状に延びる経路であり、接続搬送路R3は、供給搬送路R1と組立搬送路R2の一端同士又は他端同士を接続する経路である。治具51は、第1カバー支持部55a及び拡張部材58が搬送路Rの外周側、第2カバー支持部55b及び台座部52の第2枠部52bが搬送路Rの内周側となるように搬送される。組立搬送路R2における搬送方向の上流側の端部の側方には、前工程で用いられる搬送装置としての第1ベルトコンベア81が配置されている。組立搬送路R2における搬送方向の下流側の端部の側方には、後工程で用いられる搬送装置としての第2ベルトコンベア82が配置されている。
供給搬送路R1では、搬送中の治具51に対して各種部材を供給する供給工程が行われる。供給工程は、治具51にケース本体13を供給するケース本体供給工程と、治具51に第1絶縁カバー30aを供給する第1カバー供給工程と、治具51に第2絶縁カバー30bを供給する第2カバー供給工程とを有する。組立搬送路R2では、各種部材が供給された治具51を搬送しながら、二次電池10を組み立てる組立工程が行われる。組立工程は、電極組立体挿入工程と、第1カバー組付工程と、第2カバー組付工程と、組立部材保持工程と、蓋押圧工程とを備える。
二次電池の製造装置50は、供給搬送路R1に沿って配置された部材供給装置60と、組立搬送路R2に沿って配置された組立装置70とを有する。部材供給工程は、部材供給装置60によって行われ、組立工程は、組立装置70によって行われる。
部材供給装置60は、ケース本体供給工程を行うケース本体供給部61と、第1カバー供給工程を行う第1カバー供給部62と、第2カバー供給工程を行う第2カバー供給部63を有する。
ケース本体供給部61は、供給搬送路R1において搬送方向の上流側に配置される。本実施形態のケース本体供給部61は、ロボットアームである。ケース本体供給部61は、複数のケース本体13が収容された図示しない収容部から、ケース本体13を1つ取り出し、搬送中の治具51のケース本体保持部53に挿入する。これにより、ケース本体13は、治具51のケース本体保持部53に保持される。すなわち、治具51にケース本体13が供給される。
第1カバー供給部62は、供給搬送路R1での搬送方向においてケース本体供給部61よりも下流側に配置される。本実施形態の第1カバー供給部62は、ロボットアームである。第1カバー供給部62は、複数の第1絶縁カバー30aが収容された図示しない収容部から、第1絶縁カバー30aを1つ取り出し、搬送中の治具51の第1カバー支持部55a上に載置する。これにより、第1絶縁カバー30aは、治具51の第1カバー支持部55aによって支持される。すなわち、治具51に第1絶縁カバー30aが供給される。
第2カバー供給部63は、供給搬送路R1での搬送方向において第1カバー供給部62よりも下流側に配置される。本実施形態の第2カバー供給部63は、ロボットアームである。第2カバー供給部63は、複数の第2絶縁カバー30bが収容された図示しない収容部から、第2絶縁カバー30bを1つ取り出し、治具51の第2カバー支持部55b上に載置する。これにより、第2絶縁カバー30bは、治具51の第2カバー支持部55bによって支持される。すなわち、治具51に第2絶縁カバー30bが供給される。治具51は、ケース本体13、第1絶縁カバー30a、及び第2絶縁カバー30bが供給された後、接続搬送路R3を通って組立搬送路R2に搬送される。
図4に示すように、組立装置70は、電極組立体挿入工程を行うアーム部としての第1アーム部71と第1治具押圧部72とを備える。第1アーム部71は、搬送路Rの内周側に配置される。図5(a)〜図5(c)に示すように、第1アーム部71は、組立部材Wの挟持及び挟持解除を行う。第1アーム部71は、組立部材Wのうち電極組立体12の積層方向の両端面を挟持する電極組立体挟持部71aと、組立部材Wのうち蓋14を短手方向の両側から挟持する蓋挟持部71bとを有する。第1アーム部71は、組立搬送路R2の搬送方向に沿う方向に往復移動可能である。第1アーム部71は、組立搬送路R2上を搬送されている治具51と併走可能である。また、第1治具押圧部72は、搬送路Rの外周側に配置される。第1治具押圧部72は、治具51の拡張部材58の押圧端面58aを押圧可能である。
電極組立体挿入工程では、まず、第1アーム部71が、第1ベルトコンベア81によって搬送された組立部材Wを挟持する。第1アーム部71の電極組立体挟持部71aは、電極組立体12の積層方向の両端面を挟持し、蓋挟持部71bは、蓋14を短手方向の両側から挟持する。次に、第1アーム部71は、搬送方向の下流に向かって治具51と併走する。第1治具押圧部72は、搬送される治具51の拡張部材58の押圧端面58aを押圧する。これにより、図5(a)に示すように、第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bは非保持位置に移動する。そして、第1アーム部71は、治具51のケース本体保持部53に保持されたケース本体13内に電極組立体12の一部を挿入する。電極組立体12の一部がケース本体13内に挿入された状態では、電極組立体12の側面のうちタブ側端面12a寄りの部分は、ケース本体13の外部に露出している。そして、図5(b)に示すように、ケース本体13内に電極組立体12の一部が挿入されると、第1治具押圧部72による治具51の拡張部材58の押圧端面58aの押圧が解除され、第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bは、保持位置に移動して蓋14を保持する。このとき、第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bによって保持された蓋14の下面14aと、正極端子15、負極端子16、導電部材17、正極タブ群25a、及び負極タブ群28aを介して蓋14に吊り下げられた電極組立体12のタブ側端面12aとの間には隙間が存在する。また、電極組立体12のタブ側端面12aは、ケース本体13の長側壁13c及び短側壁13dの先端面13eよりも上側に位置するため、蓋14とタブ側端面12aとの間の隙間は、ケース本体13の長側壁13c及び短側壁13dにより覆われない。つまり、蓋14と導電部材17との間の隙間は、ケース本体13の長側壁13c及び短側壁13dにより覆われず、第1絶縁カバー30a及び第2絶縁カバー30bの組み付けが可能な状態である。そして、図5(c)に示すように、蓋14が第1及び第2蓋保持部56a,56bによって保持された状態で、第1アーム部71は組立部材Wを離し、その後、搬送方向の上流側に移動する。
図4及び図6(a)に示すように、組立装置は、第1絶縁カバー組付工程を行うカバー組付部としての第1カバー押圧部73を備える。第1カバー押圧部73は、組立搬送路R2での搬送方向において第1アーム部71よりも下流側、かつ搬送路Rの外周側に配置される。第1カバー押圧部73は、組立搬送路R2の搬送方向に沿う方向に往復移動可能である。第1カバー押圧部73は、組立搬送路R2上を搬送されている治具51と併走可能である。第1カバー押圧部73は、第1絶縁カバー30aを組立部材Wに向けて押圧可能である。
第1絶縁カバー組付工程では、第1カバー押圧部73は、搬送方向の下流に向かって治具51と併走しながら、治具51の第1カバー支持部55aに支持された第1絶縁カバー30aを組立部材W側に向けて押圧する。すると、第1絶縁カバー30aは、組立部材Wにおける所定の位置に組み付けられる。すなわち、第1絶縁カバー30aの第1部位31は、蓋14の下面14aと導電部材17の上面との間に挿入され、第2部位32は、電極組立体12のタブ側端面12aと正極タブ群25a及び負極タブ群28aとの間に挿入される。また、第1絶縁カバー30aの第3部位33は、正極タブ群25a及び負極タブ群28aの先端側曲げ部29cを外側から覆う。第1カバー押圧部73は、第1絶縁カバー30aの組み付けが完了すると、搬送方向の上流側に移動する。なお、第1カバー組付工程の間、蓋14は治具51の第1及び第2蓋保持部56a,56bによって保持された状態である。
図4及び図6(b)に示すように、組立装置70は、第2絶縁カバー組付工程を行うカバー組付部としての第2カバー押圧部74を備える。第2カバー押圧部74は、組立搬送路R2での搬送方向において第1カバー押圧部73よりも下流側、かつ搬送路Rの内周側に配置される。第2カバー押圧部74は、組立搬送路R2の搬送方向に沿う方向に往復移動可能である。第2カバー押圧部74は、組立搬送路R2上を搬送される治具51と併走可能である。第2カバー押圧部74は、第2絶縁カバー30bを組立部材Wに向けて押圧可能である。
第2絶縁カバー組付工程では、第2カバー押圧部74は、搬送方向の下流に向かって治具51と併走しながら、治具51の第2カバー支持部55bに支持された第2絶縁カバー30bを組立部材W側に向けて押圧する。すると、第2絶縁カバー30bは、組立部材Wにおける所定の位置に組み付けられる。すなわち、第2絶縁カバー30bの第2部位38は、正極タブ群25a及び負極タブ群28aの基端側曲げ部29aを外側から覆うとともに、第1絶縁カバー30aの係止凹部34aに係止爪39aが係止される。第2カバー押圧部74は、第2絶縁カバー30bの組み付けが完了すると、搬送方向の上流側に移動する。なお、第2カバー組付工程の間、蓋14は治具51の第1及び第2蓋保持部56a,56bによって保持された状態である。
図4に示すように、組立装置70は、組立部材保持工程を行う組立部材保持部としての吸着部75と第2治具押圧部76とを備える。吸着部75は、組立搬送路R2での搬送方向において第2カバー押圧部74よりも下流側、かつ搬送路Rの上方に配置される。吸着部75は、組立搬送路R2の搬送方向に沿う方向に往復移動可能である。吸着部75は、組立搬送路R2上を搬送される治具51と併走可能である。吸着部75は、蓋14の上面14bを吸着する吸着位置と、蓋14の上面14bから離れ、蓋14を吸着しない非吸着位置とで上下方向に移動可能である。また、第2治具押圧部76は、組立搬送路R2での搬送方向において吸着部75よりも下流側、かつ搬送路Rの外周側に配置される。第2治具押圧部76は、治具51の拡張部材58の押圧端面58aを押圧可能である。
図4及び図7(c)に示すように、組立装置70は、蓋押圧工程を行う蓋押圧部77を備える。蓋押圧部77は、組立搬送路R2での搬送方向において第2治具押圧部76よりも下流側、かつ搬送路Rの上方に配置される。蓋押圧部77は、組立搬送路R2の搬送方向に沿う方向に往復移動可能である。蓋押圧部77は、組立搬送路R2上を搬送される治具51と併走可能である。蓋押圧部77は、蓋14の上面14bを押圧する押圧位置と、蓋14の上面14bから離れた非押圧位置とで上下方向に移動可能である。
そして、組立部材保持工程及び蓋押圧工程では、まず、図7(a)に示すように、吸着部75が、搬送方向の下流に向かって治具51と併走しながら蓋14の上面14bを吸着する。蓋14が吸着部75によって吸着されると、蓋14を含む組立部材Wが吸着部75によって保持された状態となる。すると、第2治具押圧部76は、治具51の拡張部材58の押圧端面58aを押圧し、第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bを非保持位置に移動させる。これにより、図7(b)に示すように、蓋14は、第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bによる保持状態が解除される。このとき、組立部材Wは、吸着部75によって吊り下げられており、組立部材Wの高さは変化しない。すると、図7(c)に示すように、蓋押圧部77は、搬送方向の下流に向かって治具51と併走しながら下降し、蓋14を電極組立体12のタブ側端面12aに向けて押圧する。これにより、電極組立体12全体、導電部材17、第1絶縁カバー30a、及び第2絶縁カバー30bがケース本体13内に収容されるとともに、ケース本体13の開口部13aは蓋14によって閉塞される。なお、吸着部75は、蓋押圧部77が蓋14を押圧し始めるのと同時に、蓋14の上面14bから離れる。その後、吸着部75は、搬送方向の上流側に移動する。また、蓋押圧部77は、蓋押圧工程が完了すると、搬送方向の上流側に移動する。
図4に示すように、二次電池の製造装置50は、二次電池10を後工程に搬送する第2アーム部83を備える。第2アーム部83は、第2ベルトコンベア82の側方に配置される。第2アーム部83は、組立搬送路R2上を搬送されている蓋押圧工程後のケース11を挟持し、第2ベルトコンベア82上に移動させる。なお、第2アーム部83がケース11を第2ベルトコンベア82上に移動させた後、治具51には各種部材(ケース本体13、組立部材W、第1絶縁カバー30a、及び第2絶縁カバー30b)が供給されていない状態となる。そして、治具51は、接続搬送路R3を通って、再び供給搬送路R1に搬送される。
次に、本実施形態の作用を記載する。
組立工程において、第1アーム部71が治具51と併走することで、搬送装置80により治具51を連続搬送しながらケース本体13内に電極組立体12の一部を挿入できる。電極組立体12の一部がケース本体13内に挿入されると、第1及び第2蓋保持部56a,56bは保持位置に移動する。このとき、第1及び第2蓋保持部56a,56bによって保持される蓋14と、電極組立体12のタブ側端面12aとの間には隙間が存在する。また、蓋14とタブ側端面12aとの間の隙間は、ケース本体13の長側壁13c及び短側壁13dにより覆われない。よって、組立部材Wは、蓋14と導電部材17との間の隙間に第1及び第2絶縁カバー30a,30bを組み付け可能な状態である。第1カバー押圧部73が治具51と併走することで、治具51を搬送しながら蓋14と導電部材17との間に第1絶縁カバー30aを組み付けることができる。第2カバー押圧部74が治具51と併走することで、治具51を搬送しながら蓋14と導電部材17との間に第2絶縁カバー30bを組み付けることができる。吸着部75により蓋14が吸着されると組立部材Wが保持されることになる。すると、第1及び第2蓋保持部56a,56bは非保持位置に移動し、蓋14の押圧が可能な状態となる。そして、蓋押圧部77が治具51と併走することで、治具51を搬送しながら蓋14を押圧し、ケース本体13の開口部13aを閉塞することができる。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)第1アーム部71、第1カバー押圧部73、第2カバー押圧部74、吸着部75、及び蓋押圧部77が治具51と併走するとともに、治具51が保持位置と非保持位置とで移動する第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bを備える。このため、搬送装置80により治具51を連続搬送しながら、電極組立体挿入工程、第1カバー組付工程、第2カバー組付工程、組立部材保持工程、及び蓋押圧工程を行うことができる。よって、工程間での搬送時間を短縮でき、二次電池10の生産性を向上できる。
(2)第1及び第2蓋保持部56a,56bによって蓋14を保持するだけで、ケース本体13の開口部13aに対して蓋14が位置決めされるため、位置決め装置を別に設ける必要がない。よって、二次電池の製造装置50、特に組立装置70の大型化を抑制できる。
(3)治具51は、第1絶縁カバー30aを支持する第1カバー支持部55aを備え、二次電池の製造装置50(組立装置70)は、第1カバー支持部55aに支持された第1絶縁カバー30aを組立部材Wに向けて押圧する第1カバー組付部としての第1カバー押圧部73を備える。これにより、複数の第1絶縁カバー30aが収容された収容部から1つを取り出して組立部材Wに組み付ける場合と比較して、第1カバー組付部の構成を簡素化できる。第2絶縁カバー30bについても同様である。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
○ ケース11の形状は直方体状に限定されず、例えば円柱状でもよい。この場合、ケース本体13は有底円筒状であり、蓋14は円板状である。
○ 電極組立体12は、巻回型の電極組立体でもよい。
○ 正極電極20において、正極活物質層24は正極金属箔23の片面に存在してもよい。同様に、負極電極21において、負極活物質層27は負極金属箔26の片面に存在してもよい。
○ 上記実施形態では、絶縁カバー30は、2つの第1絶縁カバー30aと第2絶縁カバー30bとから構成されていたが、1つの絶縁カバーでもよい。この場合、カバー支持部は1つにしてもよい。
○ 絶縁カバー30の構成は、蓋14と導電部材17との間に配置され、導電部材17と蓋14とを絶縁できる構成であれば、適宜変更してよい。
○ 上記実施形態では、第1及び第2治具押圧部72,76により拡張部材58の押圧端面58aを押圧することで、第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bを非保持位置に移動させていたが、第1蓋保持部56a及び第2蓋保持部56bを保持位置と非保持位置とで移動させる移動機構は、適宜変更してよい。
○ 上記実施形態では、第1及び第2蓋保持部56a,56bの一部である第1〜第3保持片56e〜56gが、ケース本体13の開口部13aに対して蓋14の位置決めを行う位置決め機構を兼ねていたが、蓋14を保持する機能だけを備えていてもよい。この場合、搬送方向において蓋押圧部77よりも上流側に位置決め装置を配置する。
○ 治具51は、第1カバー支持部55aを備えなくてもよい。この場合、第1カバー供給工程は省略され、第1カバー組付工程において、第1カバー組付部が、複数の第1絶縁カバー30aが収容された図示しない収容部から第1絶縁カバー30aを1つ取り出して搬送中の組立部材Wに対して組み付ける。
○ 治具51は、第2カバー支持部55bを備えなくてもよい。この場合、第2カバー供給工程は省略され、第2カバー組付工程において、第2カバー組付部が、複数の第2絶縁カバー30bが収容された図示しない収容部から第2絶縁カバー30bを1つ取り出して搬送中の組立部材Wに対して組み付ける。
○ 第1カバー支持部55a及び第2カバー支持部55bは、ケース本体保持部53と別体であってもよい。
○ 組立部材保持工程において、蓋14を保持することで組立部材Wを保持する組立部材保持部は、蓋14の上面14bを吸着する吸着部75に限定されない。組立部材保持部は、例えば、蓋14を長手方向の中央部を短手方向の両側から挟持する挟持部であってもよい。
○ 蓋押圧工程の後に、例えば、絶縁検査をする工程など、他の工程を追加してもよい。この場合、追加する工程についても、治具51を搬送しながら行われるものとする。
○ 蓄電装置は、例えばキャパシタなど、二次電池以外の蓄電装置にも適用可能である。
○ 二次電池10は、リチウムイオン二次電池以外の他の二次電池であってもよい。要は、正極用の活物質と負極用の活物質との間をイオンが移動するとともに電荷の教授を行うものであればよい。
10…蓄電装置としての二次電池、11…ケース、12…電極組立体、12a…タブ側端面、13…ケース本体、13a…開口部、13b…底壁、13c…側壁としての長側壁、13d…側壁としての短側壁、13e…先端面、14…蓋、14a…内面としての下面、15…電極端子としての正極端子、16…電極端子としての負極端子、17…導電部材、20…電極としての正極電極、21…電極としての負極電極、25…タブとしての正極タブ、25a…タブ群としての正極タブ群、28…タブとしての負極タブ、28a…タブ群としての負極タブ群、30…絶縁カバー、30a…絶縁カバーとしての第1絶縁カバー、30b…絶縁カバーとしての第2絶縁カバー、W…組立部材、50…二次電池の製造装置としての蓄電装置の製造装置、51…治具、53…ケース本体保持部、55…カバー支持部、56a…蓋保持部としての第1蓋保持部、56b…蓋保持部としての第2蓋保持部、71…アーム部としての第1アーム部、73…カバー組付部としての第1カバー組付部、75…組立部材保持部としての吸着部、77…蓋押圧部、80…搬送装置。

Claims (6)

  1. 正極と負極の電極が絶縁された状態で積層され、かつ前記電極から突出したタブが同じ極性同士で積層されたタブ群を有する電極組立体と、
    前記電極組立体を収容するケース本体、及び前記ケース本体の開口部を閉塞する板状の蓋を有するケースと、
    前記蓋に固定され、前記電極組立体と電気を授受する電極端子と、
    同じ極性の前記タブ群と前記電極端子とを電気的に接続するとともに、前記蓋と、該蓋の内面に対向し、かつ前記タブ群が存在する前記電極組立体のタブ側端面との間に配置された一対の導電部材と、
    前記蓋と前記導電部材との間に配置され、両者を絶縁する絶縁カバーと、
    を備え、
    前記ケース本体は、底壁と前記底壁の縁部から立設する側壁とを有し、
    前記電極組立体と前記蓋と前記電極端子と前記導電部材とは、組立部材として一体化されている蓄電装置の製造装置であって、
    前記ケース本体を保持するケース本体保持部、及び前記蓋を保持可能な蓋保持部を有する治具と、
    前記治具を連続搬送する搬送装置と、
    前記治具と併走しながら、前記ケース本体保持部に保持された前記ケース本体内に前記組立部材の電極組立体の一部を挿入するアーム部と、
    前記治具の搬送方向において前記アーム部よりも下流側に配置され、前記治具と併走しながら前記組立部材に対して前記絶縁カバーを組み付けるカバー組付部と、
    前記治具の搬送方向において前記カバー組付部よりも下流側に配置され、前記治具と併走しながら前記組立部材の前記蓋を保持する組立部材保持部と、
    前記治具の搬送方向において前記組立部材保持部よりも下流側に配置され、前記治具と併走しながら前記組立部材の前記蓋を前記ケース本体に向けて押圧することで、前記電極組立体、前記導電部材、及び前記絶縁カバーを前記ケース本体内に収容し、前記蓋により前記ケース本体の開口部を閉塞する蓋押圧部と、
    を備え、
    前記蓋保持部は、前記電極組立体の一部が前記ケース本体内に挿入されると、前記電極組立体のタブ側端面が前記ケース本体の側壁の先端面よりも上側に位置するように前記蓋を保持する保持位置に移動し、前記組立部材保持部により前記蓋が保持されると、前記蓋を保持しない非保持位置に移動することを特徴とする蓄電装置の製造装置。
  2. 前記蓋保持部は、前記保持位置で前記ケース本体の開口部に対して前記蓋を位置決めする位置決め機構を備える請求項1に記載の蓄電装置の製造装置。
  3. 前記治具は、前記ケース本体保持部より外側で前記絶縁カバーを支持するカバー支持部を備え、
    前記カバー支持部は、前記電極の積層方向から見て、前記蓋の内面と前記電極組立体のタブ側端面との間に重なる位置にあり、
    前記カバー組付部は、前記カバー支持部に支持された前記絶縁カバーを前記組立部材に向けて押圧するカバー押圧部である請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置の製造装置。
  4. 正極と負極の電極が絶縁された状態で積層され、かつ前記電極から突出したタブが同じ極性同士で積層されたタブ群を有する電極組立体と、
    前記電極組立体を収容するケース本体、及び前記ケース本体の開口部を閉塞する板状の蓋を有するケースと、
    前記蓋に固定され、前記電極組立体と電気を授受する電極端子と、
    同じ極性の前記タブ群と前記電極端子とを電気的に接続するとともに、前記蓋と、該蓋の内面に対向し、かつ前記タブ群が存在する前記電極組立体のタブ側端面との間に配置された一対の導電部材と、
    前記蓋と前記導電部材との間に配置され、両者を絶縁する絶縁カバーと、
    を備え、
    前記ケース本体は、底壁と前記底壁の縁部から立設する側壁とを有し、
    前記電極組立体と前記蓋と前記電極端子と前記導電部材とは、組立部材として一体化されている蓄電装置の製造方法であって、
    搬送装置によって、前記ケース本体を保持するケース本体保持部、及び前記蓋を保持可能な蓋保持部を有する治具を連続搬送する搬送工程と、
    前記治具と併走するアーム部が、前記ケース本体保持部に保持された前記ケース本体内に前記組立部材の電極組立体の一部を挿入する電極組立体挿入工程と、
    前記治具と併走するカバー組付部が、前記組立部材に対して前記絶縁カバーを組み付けるカバー組付工程と、
    前記治具と併走する組立部材保持部が、前記組立部材の前記蓋を保持する組立部材保持工程と、
    前記治具と併走する蓋押圧部が、前記組立部材の前記蓋を前記ケース本体に向けて押圧することで、前記電極組立体、前記導電部材、及び前記絶縁カバーを前記ケース本体内に収容し、前記蓋により前記ケース本体の開口部を閉塞する蓋押圧工程と、
    を備え、
    前記蓋保持部は、前記電極組立体の一部が前記ケース本体内に挿入されると、前記電極組立体のタブ側端面が前記ケース本体の側壁の先端面よりも上側に位置するように前記蓋を保持する保持位置に移動し、前記組立部材保持部により前記蓋が保持されると、前記蓋を保持しない非保持位置に移動することを特徴とする蓄電装置の製造方法。
  5. 前記蓋は、前記保持位置にある前記蓋保持部に保持されることで、前記ケース本体の開口部に対して位置決めされる請求項4に記載の蓄電装置の製造方法。
  6. 前記治具は、前記ケース本体保持部より外側で前記絶縁カバーを支持するカバー支持部を備え、
    前記カバー支持部は、前記電極の積層方向から見て、前記蓋の内面と前記電極組立体のタブ側端面との間に重なる位置にあり、
    前記カバー組付工程では、前記カバー支持部に支持された前記絶縁カバーを前記組立部材に向けて押圧する請求項4又は請求項5に記載の蓄電装置の製造方法。
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