JP2019089594A - 蓋付き容器、及び、運搬ユニット - Google Patents

蓋付き容器、及び、運搬ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】蓋部材が外方に突出することを抑制しつつ、側壁部及び土台部の上端部の強度低下を抑制することのできる蓋付き容器、及び、運搬ユニットを提供する。【解決手段】蓋付き容器2の容器本体3は、各長辺側側壁部15の上辺部のうち内側部位から突出する側壁側係止部61と、長辺側土台部13の上辺部のうち内側部位から上方に突出する土台側係止部71とを備え、組立状態の容器本体3に蓋部材4を被せた場合に、側壁側係止部61の外側面と、蓋部材4の外周壁部46の内面とが略当接し、折畳み状態の容器本体3に蓋部材4を被せた場合に、土台側係止部71の外側面と、外周壁部46の内面とが略当接する。側壁側係止部61は、補強リブ構造を備え、土台側係止部71は、補強リブ構造、及び、2重壁構造のうち少なくとも一方の補強構造を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、物品の運搬等に使用される蓋付き容器、及び、蓋付き容器をパレットに載置して運搬する運搬ユニットに関するものである。
一般に、物品の運搬等に使用される蓋付き容器は、上方に開口する箱型の容器本体と、容器本体に被せられる蓋部材とを備えている。また、容器本体が、略矩形状をなす底壁部、及び、該底壁部の各側辺部に沿ってそれぞれ上方に突出する土台部を具備する底壁構成部と、各土台部に対してそれぞれ回動可能に連結された側壁部とを備え、各側壁部を底壁部の上方に倒すようにして折畳み可能に構成されたものもある。さらに、蓋部材が、略矩形状の天壁部と、天壁部の外周縁から下方に突出する外周壁部とを備え、箱型に組立てられた組立状態にある容器本体に対してだけでなく、折畳み状態にある容器本体に対しても、蓋部材を被せることができるように構成されたものもある。
また、組立状態にある容器本体や、折畳み状態にある容器本体に対して蓋部材を被せた場合に、蓋部材が容器本体の外周面よりも外方に突出しないようにするべく、側壁部、及び、土台部の外面側上端部に切欠き部を設け、かかる切欠き部に対し、蓋部材の外周壁部が収まるように構成するといった技術がある(例えば、特許文献1等参照。)。
特開2003−137281号公報
しかしながら、上記のように側壁部、及び、土台部の上端部に切欠き部が設けられる場合には、側壁部、及び、土台部の上端部の強度が低下し、変形したり、破損したりし易くなってしまうことが懸念される。
加えて、複数の蓋付き容器をまとめて運搬等する場合にパレットが使用されることもある。さらに、パレットと、パレットに載置された蓋付き容器とからなる運搬ユニットを複数段積み重ねて運搬、保管する場合がある。この場合、蓋付き容器に対して大きな荷重等が付加されることから、蓋付き容器の強度の向上等が求められている。
本発明は、上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、蓋部材が容器本体の外周面よりも外方に突出することを抑制しつつ、側壁部、及び、土台部の上端部の強度低下を抑制することのできる蓋付き容器、及び、運搬ユニットを提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.平面視略矩形状をなす底壁部、及び、前記底壁部の各側辺部に沿ってそれぞれ上方に突出する土台部を具備する底壁構成部、並びに、前記底壁構成部の前記各土台部に対して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部を備える容器本体と、
前記容器本体の上面側を被覆可能な平面視略矩形状の天壁部、及び、前記天壁部の外周縁から下方に突出する略四角枠状の外周壁部を具備する蓋部材とを備える蓋付き容器において、
前記側壁部のうち少なくとも相対する一対の側壁部は、当該側壁部の上辺部のうち当該側壁部の内面側の部位から上方に突出し、当該側壁部の横幅方向に沿って延在する側壁側係止部を備え、
前記土台部のうち前記側壁側係止部が設けられた前記側壁部と連結されている土台部は、当該土台部の上辺部のうち前記底壁部の内周側の部位から上方に突出し、当該土台部の横幅方向に沿って延在する土台側係止部を備え、
全ての前記側壁部が前記起立位置とされた組立状態にある前記容器本体に対し前記蓋部材を被せた場合に、前記側壁側係止部の外側面に対して前記蓋部材の前記外周壁部の内面が当接、又は、近接し、
全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み状態にある前記容器本体に対し前記蓋部材を被せた場合に、前記土台側係止部の外側面に対して前記蓋部材の前記外周壁部の内面が当接、又は、近接する構成であって、
前記側壁側係止部は、前記側壁部の上辺部から上方に突出し、当該側壁部の横幅方向に沿って延びる側壁側係止縦壁と、前記側壁側係止縦壁の上辺部から前記側壁側係止縦壁に対して交差する方向に突出する側壁側係止上壁と、前記側壁側係止縦壁、前記側壁側係止上壁、及び、前記側壁部の上辺部の間を連結する側壁側係止補強リブとを具備する補強リブ構造を備え、
前記土台側係止部は、
前記土台部の上辺部から上方に突出し、当該土台部の横幅方向に沿って延びる土台側係止縦壁と、前記土台側係止縦壁の上辺部から前記土台側係止縦壁に対して交差する方向に突出する土台側係止上壁と、前記土台側係止縦壁、前記土台側係止上壁、及び、前記土台部の上辺部の間を連結する土台側係止補強リブとを具備する補強リブ構造、並びに、
前記土台部の上辺部から上方に突出し、当該土台部の横幅方向に沿って延びるとともに、当該土台部の厚み方向において互いに所定距離を隔てて対向して設けられる第1係止縦壁、及び、第2係止縦壁と、前記第1係止縦壁、及び、前記第2係止縦壁の上端部間を連結する上係止連結壁とを具備する2重壁構造のうち少なくとも一方の補強構造を備えていることを特徴とする蓋付き容器。
手段1によれば、組立状態にある容器本体に対して蓋部材を被せた場合には、蓋部材の外周壁部が、側壁側係止部の外面側、かつ、側壁部の上辺部の上方位置に配置される。また、折畳み状態にある容器本体に対して蓋部材を被せた場合には、蓋部材の外周壁部が、土台側係止部の外面側、かつ、土台部の上辺部の上方位置に配置される。これにより、容器本体に被せられた蓋部材が水平方向に相対変位して脱落するといった事態を防止しつつ、蓋部材が容器本体の外周面よりも外方に突出しないように構成することもできる。
さらに、側壁側係止部、及び、土台側係止部は、補強リブ構造、及び、2重壁構造のうち少なくとも一方の補強構造を具備している。このため、側壁側係止部、及び、土台側係止部の強度を飛躍的に高めることができる。従って、側壁部、及び、土台部の上端部の変形や損傷を防止することができ、蓋付き容器の耐久性の向上、及び、蓋部材を容器本体に被せた状態の安定化等を図ることができる。
尚、「前記土台側係止部は、前記第1係止縦壁、前記第2係止縦壁、及び、前記上係止連結壁の間を連結し、上下に延在する中連結リブを備えること」としてもよい。この場合、2重壁構造の強度等をより一層高めることができる。また、「前記側壁側係止部の前記側壁側係止縦壁は、前記側壁部の内面を構成するベース壁部を上方に延長させるようにして設けられ、前記側壁側係止上壁は前記側壁側係止縦壁の上辺部から外方に突出すること」としてもよい。さらに、「前記土台側係止部の前記土台側係止縦壁、及び、前記第1係止縦壁は、前記土台部の内面を構成する前記内壁部を上方に延長させるようにして設けられ、前記土台側係止上壁、及び、前記上係止連結壁は、前記土台側係止縦壁の上辺部から外方に突出すること」としてもよい。これらの構成を採用する場合、側壁側係止部、及び、土台側係止部に対して下向きの力が付加された場合に、底壁側係止部、及び、土台側係止部をより安定して支持することができる。さらに、補強リブ構造が側壁部、及び、土台部の外面側に設けられることとなり、容器本体に収容された物品を取出す際に物品が補強リブ構造に引っ掛かる等といった事態を回避することができる。
また、「前記組立状態にある前記容器本体に前記蓋部材を被せた場合には、前記側壁側係止部の上面が、前記天壁部の下面に当接し、前記折畳み状態にある前記容器本体に前記蓋部材を被せた場合には、前記土台側係止部の上面が、前記天壁部の下面に当接すること」としてもよい。この場合、蓋部材を容器本体に被せた状態において、例えば、蓋部材の外周壁部が側壁部の上辺部や土台部の上辺部と当接し、天壁部が側壁側係止部や土台側係止部と当接しないような構成に比べ、蓋部材の外周壁部にかかる負担を軽減させることができる。従って、容器本体に被せられた蓋部材に対して下向きの力が付加された場合に外周壁部が変形、損傷してしまうといった事態を防止したり、或いは、かかる変形等を回避するべく、外周壁部を厚肉に構成することで、側壁側係止部や土台側係止部を薄くする必要が生じたり、蓋部材の製造効率の低下を招いたりするといった事態を回避することができる。
手段2.前記各側壁部は、前記側壁部の下辺部から下方に突出するヒンジ本体と、前記側壁部の横幅方向における前記ヒンジ本体の側面の下部から側方に突出する軸部とを具備するヒンジ部を備え、
前記各土台部は、上方、及び、前記底壁部の内周側に開口し、前記ヒンジ本体を挿入可能な挿入部と、前記軸部を挿入可能に構成され、前記軸部の前記底壁部の内周側への変位を規制するとともに、前記軸部の回動変位を許容する軸支部とを具備する軸受部を備え、
前記土台部のうち、前記挿入部に対応する部位では、前記土台側係止部が省略され、
前記土台側係止部のうち、前記軸支部に対応する部位では、前記補強構造が省略されていることを特徴とする手段1に記載の蓋付き容器。
手段2によれば、挿入部に対応する部位の土台側係止部を省略することにより、土台部の厚み方向における挿入部の幅を十分に確保することができ、ひいては、ヒンジ本体の厚みを十分に確保することができる。従って、ヒンジ部の耐久性の向上等を図ることができる。さらに、土台側係止部のうち軸支部に対応する部位の補強構造(補強リブ構造、又は、2重壁構造)が省略されることにより、土台部の厚み方向において軸支部の幅を確保し易くなり、ひいては、ヒンジ部の軸部の太さや、軸部が軸支部から上方に抜け出すことを防止するフック部の大きさ等を確保することができる。加えて、軸受部を比較的スムースに成型することができる。
尚、本手段2のように、土台側係止部が土台部の長手方向において断続的に設けられる構成であっても、上記手段1に記載のように、土台側係止部は、補強リブ構造、及び、2重壁構造のうち少なくとも一方を備えることから、断続的に設けられた土台側係止部毎に強度を確保することができる。
手段3.前記側壁側係止部が設けられた前記側壁部は、前記起立位置とされた場合に、前記土台側係止部の上面と外側面とのなす角部に当接可能に構成され、前記底壁部の内周側に向けて上方傾斜する起立傾斜部を備えていることを特徴とする手段1又は2に記載の蓋付き容器。
手段3によれば、側壁側係止部が設けられた側壁部を起立位置とした場合に、当該側壁部の起立傾斜部と、土台部の土台側係止部とが当接することで、当該側壁部の寝かせ位置側への傾倒変位が抑制されることとなる。従って、起立位置にある側壁部を自立させておくことができ、容器本体の組立て作業性の向上等を図ることができる。
また、一般に、容器本体は、容器本体同士を積み重ねる(段積みする)ことができるように構成されており、組立状態にある容器本体を段積みした場合には、上側の容器本体の底壁構成部のうち外周側の部位(以下、「外周対応部」と称する)が、下側の容器本体の側壁部の上辺部に当接して支持されるようになっている。さらに、底壁部は、外周対応部よりも内周側の部位から下方に突出する支持部を備え、組立状態にある容器本体を段積みした場合には、上側の容器本体の支持部が、下側の容器本体の側壁部の内周側に挿入される(略嵌合する)ように構成されている。当該構成により、容器本体を平らな設置面に設置した場合、底壁構成部のうち、土台部の下方位置でもある外周対応部は、設置面から離間して直接的に支持されない構成となっている。このため、土台部には、極力外側に開くような力が加えられないようにすることが望ましい。
この点、本手段3によれば、容器本体が組立状態にある場合に、側壁側係止部が設けられた側壁部に対して下方に向かう力が付加された場合には、当該側壁部の起立傾斜部と、土台部の土台側係止部とが圧接し、土台側係止部には、内側(底壁部の内周側)に傾倒変位させられるような力が付加される。従って、土台部が外側に傾倒変位するといった事態を防止することができる。
尚、起立位置にある側壁部の起立傾斜部から土台側係止部に対して底壁部の内周側に力が加えられる構成であっても、上記手段1に記載のように、土台側係止部は、補強リブ構造、及び、2重壁構造のうち少なくとも一方を備えることから、土台側係止部の変形や損傷等を防止することができる。
手段4.上記手段1乃至3のいずれかに記載の蓋付き容器と、
複数の柱部、及び、前記複数の柱部の上端部間を連結する上デッキを具備し、前記柱部、及び、前記上デッキの上面によって前記蓋付き容器を載置可能な載置面が構成されるパレットとを備える運搬ユニットにおいて、
運搬ユニット同士を上下に積み重ね可能に構成され、
前記側壁側係止部、及び、前記土台側係止部の前記補強構造は、前記蓋付き容器を前記パレットに載置した状態において、少なくとも前記柱部の上方に位置する部位に設けられていることを特徴とする運搬ユニット。
手段4によれば、側壁側係止部、及び、土台側係止部のうち、運搬ユニットを段積みした場合に上側の運搬ユニットからの荷重を受ける部位に対して補強構造を設けることにより、側壁側係止部、及び、土台側係止部の強度を効果的に高めることができる。従って、側壁側係止部、及び、土台側係止部の変形や損傷等を防止するとともに、運搬ユニットの段積み状態の安定化等を図ることができる。
尚、「前記側壁側係止部、及び、前記土台側係止部の全範囲が前記補強構造とされること」としてもよい。さらに、「前記側壁側係止部、及び、前記土台側係止部のうち、前記蓋付き容器を前記パレットに載置した状態において、前記柱部の上方に位置する部位である特定補強部は、前記柱部の上方位置から外れる一般補強部よりも、前記側壁側係止補強リブ、及び、前記土台側係止補強リブ(、或いは、前記第1係止縦壁と、前記第2係止縦壁との間を連結する中連結リブ)が密に設けられている(、又は、前記2重壁構造とされている)こと」としてもよい。この場合、側壁側係止部、及び、土台側係止部の変形等を防止するとともに、運搬ユニットの段積み状態の安定化等を図るといった作用効果がより一層奏される。
手段5.前記側壁部は、当該側壁部の内面を構成する略矩形板状のベース壁部と、前記ベース壁部の上辺部から外方に突出する上フランジ部と、前記ベース壁部の下辺部から外方に突出する下フランジ部とを備え、
前記側壁側係止部は、前記上フランジ部の上面から上方に突出する構成であって、
前記側壁部は、前記組立状態にある前記容器本体を前記パレットに載置した状態において少なくとも前記柱部の上方に位置する部位に、前記上フランジ部と前記下フランジ部との間を連結する側壁補強リブを備えていることを特徴とする手段4に記載の運搬ユニット。
手段5によれば、側壁側係止部の補強構造と、土台側係止部の補強構造との間に側壁補強リブが設けられることとなり、側壁部の変形等をより確実に防止することができる。従って、容器本体が組立状態にある蓋付き容器を含む運搬ユニットの段積み状態の安定化等を図ることができる。
蓋付き容器の容器本体及び蓋部材を示す斜視図である。 パレットに載置された容器本体を示す斜視図である。 折畳み状態にある容器本体の斜視図である。 容器本体の部分拡大斜視図である。 容器本体の下面側を示す部分拡大斜視図である。 底壁構成部の斜視図である。 長辺側土台部の部分拡大斜視図である。 長辺側側壁部の外面側を示す部分拡大斜視図である。 一対の長辺側側壁部のうち一方が寝かせ位置にあり、他方が起立位置にある状態の容器本体を示す断面図である。 折畳み状態にある容器本体の一部断面を含む斜視図である。 容器本体が折畳み状態にある蓋付き容器の一部断面を含む斜視図である。 パレットの斜視図である。 容器本体の段積み状態を説明するための部分拡大斜視図である。 パレット及び容器本体の一部断面を含む部分拡大斜視図である。 起立位置にある長辺側側壁部と、長辺側土台部とを示す部分拡大断面図である。 パレットに載置された複数の組立状態にある容器本体に対して蓋部材が被せられた運搬ユニットを示す斜視図である。 パレットに載置された複数の折畳み状態にある容器本体に対して蓋部材が被せられた運搬ユニットを示す斜視図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1、図2、図3等に示すように、運搬ユニット1は、上方に開口する箱状をなすとともに、折畳み可能に構成された容器本体3、及び、容器本体3に被せられる蓋部材4を具備する蓋付き容器2と、蓋付き容器2を載置可能なパレット5とを備えている。本実施形態の容器本体3、蓋部材4、及び、パレット5は、ポリプロピレンにより構成されている。
図1、図3、図6等に示すように、容器本体3は、平面視略矩形状をなす底壁部12と、底壁部12の各長辺部に沿って底壁部12からそれぞれ上方に突出する長辺側土台部13と、底壁部12の各短辺部に沿って底壁部12からそれぞれ上方に突出する短辺側土台部14とを具備する底壁構成部11を備えている。さらに、図1等に示すように、容器本体3は、各長辺側土台部13に対してそれぞれ回動可能に連結された長辺側側壁部15と、各短辺側土台部14に対してそれぞれ回動可能に連結された短辺側側壁部16とを備えている。
長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16は、それぞれ長辺側土台部13、及び、短辺側土台部14の上方に立設される起立位置(図1参照)と、底壁部12の中央部側に寝かされる寝かせ位置(図3参照)との間を回動変位可能に構成されている。また、図6に示すように、長辺側土台部13の底壁部12からの突出長は、短辺側土台部14の底壁部12からの突出長よりも長くなっており、長辺側側壁部15を回動可能に支持するための長辺側軸受部17の形成位置も、短辺側側壁部16を回動可能に支持するための短辺側軸受部18の形成位置よりも上方に位置している。さらに、長辺側側壁部15の横幅は、底壁構成部11の長手幅とほぼ同じに構成され、短辺側側壁部16の横幅は、一対の長辺側土台部13間の距離とほぼ同じに構成されている。
このため、本実施形態では、全ての長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16が起立位置とされた組立状態にある容器本体3を、全ての長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16が寝かせ位置とされた折畳み状態とする場合には、一対の短辺側側壁部16を先に寝かせ位置へと変位させてから、長辺側側壁部15を寝かせ位置へと変位させる構成となっている。そして、容器本体3が折畳み状態とされた場合には、寝かせ位置とされた短辺側側壁部16が底壁部12の上方に重なるとともに、寝かせ位置とされた長辺側側壁部15が短辺側側壁部16の上方に重なるようになっている。
図1、図8、図9に示すように、長辺側側壁部15は、当該長辺側側壁部15の内面を構成する略矩形板状のベース壁部21と、ベース壁部21の上辺部から外方に突出する上フランジ部22と、ベース壁部21の下辺部から外方に突出する下フランジ部23と、上フランジ部22と、下フランジ部23との間を連結する側壁補強リブ24とを備えている。さらに、長辺側側壁部15には、長辺側土台部13の長辺側軸受部17に対して回動可能に連結される長辺側ヒンジ部25が設けられている。長辺側ヒンジ部25は、長辺側側壁部15の下フランジ部23から下方に突出するヒンジ本体26と、長辺側側壁部15の横幅方向におけるヒンジ本体26の両側面の下端部から側方に突出する一対の軸部27とを備えている。
その一方で、図7、図9等に示すように、長辺側土台部13に設けられた長辺側軸受部17は、上方、及び、底壁部12の内周側に開口し、ヒンジ本体26を挿入可能な挿入部31と、軸部27を挿入可能に構成され、軸部27の底壁部12の内周側への変位を規制するとともに、軸部27の回動変位を許容する軸支部32とを備えている。さらに、長辺側軸受部17には、軸支部32に挿入された軸部27の上方への変位を規制するフック部33が設けられている。
尚、図15に示すように、短辺側側壁部16についても、ヒンジ本体35、及び、軸部(図示略)を備える短辺側ヒンジ部34が設けられ、当該短辺側ヒンジ部34が短辺側土台部14の短辺側軸受部18に対して回動可能に連結されている。
また、図4等に示すように、短辺側側壁部16の外面の両側部には、外方に突出する挿入突起36が設けられている。これに対し、長辺側側壁部15には、内面の両側部から内方に突出する係止壁37が設けられるとともに、係止壁37において、容器本体3が組立状態とされた場合に、短辺側側壁部16の挿入突起36が挿入される挿入孔部38が設けられている。当該構成により、短辺側側壁部16の外側への傾倒変位が防止されるとともに、長辺側側壁部15と、短辺側側壁部16との間の上下方向における位置ずれが防止されるようになっている。
さらに、短辺側側壁部16の外面側には、短辺側側壁部16の内側への傾倒変位を防止するロック機構39が設けられている。ロック機構39は、長辺側側壁部15の各側辺部において出没可能に設けられた左右一対のスライド片40を備え、容器本体3が組立状態とされた場合に、スライド片40の先端部が、長辺側側壁部15の内面側に設けられた係止凹部(図示略)に挿入されるようになっている。加えて、ロック機構39は、作業者が操作可能な操作部41を備え、操作部41の所定の操作を行うことで、左右一対のスライド片40がともに係止凹部から抜け出した位置へと変位するようになっている。
また、各長辺側側壁部15、及び、各短辺側側壁部16の上部には、長辺側側壁部15及び短辺側側壁部16の厚み方向に貫通し、作業者が手を掛けることのできる持ち手部42が設けられている。さらに、各持ち手部42に対応して、各長辺側側壁部15、及び、各短辺側側壁部16の内面側に対し、各長辺側側壁部15、及び、各短辺側側壁部16の内面よりも内側に突出しないように装着され、持ち手部42を閉塞する持ち手カバー43が設けられている。持ち手カバー43は弾性変形可能に構成され、作業者が持ち手部42に指先を挿入する場合には内側に変形し、指先を持ち手部42から外した場合に、自らの弾性力により持ち手部42を閉塞する姿勢に戻るようになっている。
尚、一対の短辺側土台部14間の距離は、短辺側側壁部16の高さ(上下幅)の2倍の長さよりも長くなっている。このため、寝かせ位置とされた一対の短辺側側壁部16の高さが揃うようになっている。その一方で、一対の長辺側土台部13間の距離は、長辺側側壁部15の高さ(上下幅)の2倍の長さよりも短くなっている。このため、図10に示すように、容器本体3を折畳む場合には、一対の長辺側側壁部15のうち一方の長辺側側壁部15を寝かせ位置へと変位させた後、他方の長辺側側壁部15を、既に寝かせ位置とされた一方の長辺側側壁部15の上方に重ねるようにして、寝かせ位置へと変位させる。つまり、一対の長辺側側壁部15は、互いに折り重なるようにして畳まれる。さらに、長辺側軸受部17は、寝かせ位置にある長辺側側壁部15の長辺側ヒンジ部25の上下方向における変位を許容するように構成されており、寝かせ位置とされた一対の長辺側側壁部15は、ともに略水平方向に延在するようになっている。
図1に示すように、蓋部材4は、平面視略矩形状の天壁部45と、天壁部45の外周縁から下方に突出する略四角枠状の外周壁部46とを備え、真空成形により形成されている。蓋部材4を組立状態にある容器本体3に被せた場合には、天壁部45の下面が、長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の上面に当接して支持されるとともに、外周壁部46が、長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16を囲うようにして外側に略嵌合するように構成されている。これにより、組立状態にある容器本体3の上方への開口部が閉塞されるとともに、水平方向における蓋部材4の位置ずれが防止されるようになっている。
図12に示すように、パレット5は、パレット5の相対する一対の側辺部に沿って設けられる一対の側柱部51と、パレット5の中央部を通るようにして、側柱部51と平行して延在する中央柱部52と、各側柱部51、及び、中央柱部52の上端部間を連結する上デッキ53とを備えている。本実施形態では、側柱部51、中央柱部52、及び、上デッキ53の上面によって蓋付き容器2を載置可能な載置面54が構成されている。加えて、各側柱部51と中央柱部52との間には、フォークリフトのフォークを差込み可能なフォーク差込み部55が形成されている。本実施形態では、パレット5の外周面を構成する4つの側面のうち2つの側面からフォークを差込み可能な2方差しタイプのパレットとなっている。また、本実施形態のパレット5は、載置面54の外周部から上方に突出し、載置面54に載置された蓋付き容器2の脱落を防止するための外周突部56を備えている。
さて、図1等に示すように、各長辺側側壁部15は、当該長辺側側壁部15の上辺部のうち長辺側側壁部15の内側部位(長辺側側壁部15の内面側の部位)から上方に突出し、当該長辺側側壁部15の横幅方向に沿って延在する側壁側係止部61を備えている。本実施形態の側壁側係止部61は、長辺側側壁部15の横幅方向全体にわたって設けられている。
また、図4、図9等に示すように、側壁側係止部61は、長辺側側壁部15のベース壁部21を上方に延長させるようにして、上フランジ部22の上面から上方に突出し、当該長辺側側壁部15の横幅方向に沿って延びる側壁側係止縦壁62と、側壁側係止縦壁62の上辺部から外方に(上フランジ部22と平行して)突出する側壁側係止上壁63と、側壁側係止縦壁62、側壁側係止上壁63、及び、上フランジ部22の間を連結する側壁側係止補強リブ64とを具備する補強リブ構造を備えている。図4等に示すように、側壁側係止部61の上面は、短辺側側壁部16の上辺部と同じ高さとなっている。
そして、組立状態にある容器本体3に対し蓋部材4を被せた場合に、長辺側側壁部15の側壁側係止部61の外側面に対して、蓋部材4の外周壁部46の内面が当接、又は、近接するように構成されている。さらに、本実施形態では、側壁側係止部61が長辺側側壁部15の横幅方向全体にわたり設けられていることから、蓋部材4の外周壁部46を、側壁側係止部61の外方、かつ、長辺側側壁部15の上辺部の上方に位置させることができる。特に、本実施形態では、容器本体3の長辺側側壁部15の外面と、容器本体3に被せられた蓋部材4の外周壁部46の外面とが略面一とされるようになっている。加えて、組立状態にある容器本体3に蓋部材4を被せた状態では、蓋部材4の天壁部45の下面が、容器本体3の側壁側係止部61の上面、及び、短辺側側壁部16の上面に当接して、支持されるようになっている。
また、図6等に示すように、底壁部12は、略矩形板状の底板部65を備えている。図13のように、組立状態にある容器本体3同士を積み重ねた(段積みした)場合には、底板部65のうち外周側の部位(底壁部12のうち上面側において長辺側土台部13及び短辺側土台部14が形成されている部位。以下、「外周対応部66」と称する)が、下側の容器本体3の長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の上辺部に当接して支持されるようになっている。さらに、図5等に示すように、底壁部12は、底板部65のうち、外周対応部66よりも内周側の部位から下方に突出する支持部67を備えている。支持部67は、底板部65から下方に突出するリブが下面視で格子状に設けられることで構成されている。また、図10に示すように、本実施形態の底板部65のうち外周対応部66は、その内周側の部位よりも上方に位置するようにして設けられている。尚、図13では、便宜上、上側の容器本体3の側壁部15、16の図示を省略している。
さらに、図5等に示すように、底壁構成部11は、長辺側土台部13の下方において、支持部67との間に隙間が形成されるようにして外周対応部66から下方に突出する底壁側係止部68を備えている。本実施形態では、底壁側係止部68は、底壁部12の長側辺部の両端部近傍にそれぞれ設けられるとともに、底壁構成部11の外周面と面一となるように底壁部12の長側辺部に沿って設けられている。そして、図13に示すように、組立状態にある容器本体3を段積みした場合に、上側の容器本体3の底壁側係止部68と、支持部67(図5参照)との間の隙間に、下側の容器本体3の側壁側係止部61が挿入されるように構成されている。
当該構成により、組立状態にある容器本体3の段積み状態において、下側の容器本体3の長辺側側壁部15が容器本体3の内外周方向に傾倒変位したり、変形したりすることが抑止される。また、容器本体3を段積みする作業に際して、組立状態にある容器本体3に対し、その上側に載せた容器本体3の水平方向における相対位置が、側壁側係止部61が設けられた長辺側側壁部15の横幅方向においてずれた場合であっても(あえて、ずらして載せる場合もある)、上側の容器本体3の底壁側係止部68と、支持部67との間の隙間に、下側の容器本体3の側壁側係止部61が挿入された状態とされる。これにより、上側に載せた容器本体3を、下側の容器本体3の長辺側側壁部15の上辺部に滑らせるようにして、相対位置が合致するまでスライドさせる(スライドスタックする)ことができる。
また、図6、図10等に示すように、本実施形態の長辺側土台部13は、当該長辺側土台部13の上辺部のうち内側部位(底壁部12の内周側の部位)から上方に突出し、当該長辺側土台部13の横幅方向に沿って延在する土台側係止部71を備えている。図11に示すように、折畳み状態にある容器本体3に対し蓋部材4を被せた場合には、土台側係止部71の外側面に対して蓋部材4の外周壁部46の内面が当接、又は、近接するように構成されている。さらに、容器本体3に被せられた蓋部材4の外周壁部46が長辺側土台部13の上辺部の上方に位置し、長辺側土台部13を含む底壁構成部11の長辺側の外面と、蓋部材4の外周壁部46の外面とが略面一とされるようになっている。加えて、本実施形態では、折畳み状態にある容器本体3に対して蓋部材4を被せた場合には、蓋部材4の天壁部45の下面が、容器本体3の土台側係止部71の上面に当接して支持されるようになっている。尚、本実施形態では、折畳み状態にある容器本体3同士を積み重ねる(段積みする)ことも可能であり、その場合、上側の容器本体3の支持部67と、底壁側係止部68との間の隙間に、下側の容器本体3の土台側係止部71が挿入されるようになっている。
また、図6等に示すように、土台側係止部71は、補強リブ構造を備える補強リブ構造部72と、2重壁構造を備える2重壁構造部73とを備えている。図10に示すように、補強リブ構造部72は、長辺側土台部13の内面を構成する内壁部74を上方に延長させるようにして長辺側土台部13の上辺部から上方に突出し、当該長辺側土台部13の横幅方向に沿って延びる土台側係止縦壁75と、土台側係止縦壁75の上辺部から外方に(長辺側土台部13の上面と平行して)突出する土台側係止上壁76と、土台側係止縦壁75、土台側係止上壁76、及び、長辺側土台部13の上辺部の間を連結する土台側係止補強リブ77とを備えている。
その一方で、図11、図14、図15に示すように、2重壁構造部73は、長辺側土台部13の内壁部74を上方に延長させるようにして長辺側土台部13の上辺部から上方に突出し、当該長辺側土台部13の横幅方向に沿って延びる第1係止縦壁78と、第1係止縦壁78の外側面に対し所定距離を隔てて対向して設けられる第2係止縦壁79と、第1係止縦壁78、及び、第2係止縦壁79の上端部間を連結する上係止連結壁80と、第1係止縦壁78、第2係止縦壁79、及び、上係止連結壁80の間を連結し、上下に延在する中連結リブ81とを備えている。尚、2重壁構造部73の第2係止縦壁79には、2重壁構造部73の内側において中連結リブ81により仕切られている各空間を外部と連通させる孔部79aが設けられている。
また、図7等に示すように、本実施形態では、長辺側土台部13の長手方向において、長辺側軸受部17の挿入部31に対応する部位の土台側係止部71が省略されている。さらに、長辺側軸受部17の軸支部32に対応する部位では、土台側係止部71の補強構造(補強リブ構造、又は、2重壁構造)が省略され、基本的に、土台側係止部71のうち、土台側係止縦壁75、或いは、第1係止縦壁78のみが存在するように構成されている。
加えて、図8、図15に示すように、長辺側側壁部15の下フランジ部23の下面側には、長辺側側壁部15が起立位置とされた場合に、土台側係止部71の上面と外側面とのなす角部に当接し、底壁部12の内周側に向けて上方傾斜する起立傾斜部83が設けられている。また、図7、図15に示すように、土台側係止部71の上面のうち長辺側土台部13の内面側の部位には、係止凹部84が設けられている。さらに、図8、図15に示すように、長辺側側壁部15の下フランジ部23には、長辺側側壁部15を起立位置とした場合に、係止凹部84に略係止状態とされる内側係止突起85と、長辺側土台部13の外面側上部に略係止状態とされる外側係止突起86とが設けられている。
図2に示すように、本実施形態のパレット5には、側柱部51及び中央柱部52(フォーク差込み部55)の延在方向に対して容器本体3の長手方向が直交するような向きとして、容器本体3を3つ横並びで載置可能に構成されている。また、図16に示すように、本実施形態では、パレット5に対して3つ横並びで載置された組立状態にある容器本体3に対して、3つの容器本体3の上方を一辺に覆うことのできる大型の蓋部材88を装着可能に構成されている。尚、蓋部材88の基本構成は上記蓋部材4と同様であり、天壁部45、及び、外周壁部46を備えている。そして、パレット5に対して3つ横並びで載置された組立状態にある容器本体3に対し蓋部材88を被せた場合には、パレット5の載置面54の側辺部の上方に位置する長辺側側壁部15の側壁側係止部61の外側面に対して蓋部材88の外周壁部46の内面が当接、又は、近接するように構成されている。尚、本実施形態では、図1に示すような容器本体3と1対1で対応する蓋部材4を容器本体3に被せた場合、容器本体3の長辺側側壁部15の外面と、蓋部材4の外周壁部46の外面とが略面一となることから、蓋部材4を被せた状態の蓋付き容器2をパレット5に3つ横並びで設置することも可能である。
さらに、図17に示すように、折畳み状態にある容器本体3をパレット3に対して3つ横並びで設置した場合においても、3つの容器本体3の上方を一辺に覆うようにして、蓋部材88を被せることができる。
加えて、蓋部材88の上面側には、パレット5の側柱部51、及び、中央柱部52の下部をそれぞれ嵌入可能とする蓋側段積み凹部89が設けられている。これにより、パレット5に容器本体3を3つ横並びで載置して、当該容器本体3に蓋部材88を被せた運搬ユニット1同士を上下に積み重ねる(段積みする)ことが可能となる。
また、図2等に示すように、本実施形態では、長辺側側壁部15の側壁側係止部61は、その長手方向全域が、側壁側係止補強リブ64等を具備する補強構造とされている。特に、側壁側係止部61のうち、蓋付き容器2をパレット5に載置した状態において、側柱部51、及び、中央柱部52の上方に位置する部位である側壁側特定補強部91は、側柱部51、及び、中央柱部52の上方位置から外れる位置に設けられる側壁側一般補強部92よりも、側壁側係止補強リブ64が密に設けられている。
さらに、土台側係止部71のうち、蓋付き容器2をパレット5に載置した状態において、側柱部51、及び、中央柱部52の上方に位置する部位である土台側特定補強部93は、2重壁構造により構成されており、特に、中央柱部52の上方に位置する土台側特定補強部93は、土台側係止部71のうち、側柱部51、及び、中央柱部52の上方位置から外れる位置に設けられる土台側一般補強部94の2重壁構造よりも、中連結リブ81が密に設けられている。
また、長辺側側壁部15の外面側に設けられる側壁補強リブ24は、主に、蓋付き容器2をパレット5に載置した状態において、側柱部51、及び、中央柱部52の上方に位置する部位に設けられている。
また、図6、図14に示すように、底壁構成部11は、底壁部12の長手方向両端部、及び、中央部に対応する部位において、各長辺側土台部13と、底壁部12(底板部65)との間を斜めに連結する傾斜壁95を備えている。容器本体3をパレット5に対して上記のように載置した状態では、底壁部12の長手方向において、傾斜壁95が設けられている範囲に、各側柱部51、及び、中央柱部52が設けられている。
さらに、底壁部12は、傾斜壁95の下端部に隣接する部位において、底壁部12の一般部96よりも厚みが大きい厚底部97を備えている。本実施形態では、底壁部12の短手方向において対向する傾斜壁95間を連結するようにして厚底部97が設けられている。尚、厚底部97は、該当箇所の底板部65を上方に位置させるとともに、底板部65が上方に位置した分、支持部67を上方に延長させることで構成されている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、組立状態にある容器本体3に対して蓋部材4を被せた場合には、蓋部材4の外周壁部46が、側壁側係止部61の外面側、かつ、長辺側側壁部15の上辺部の上方位置に配置される。また、折畳み状態にある容器本体3に対して蓋部材4を被せた場合には、蓋部材4の外周壁部46が、土台側係止部71の外面側、かつ、長辺側土台部13の上辺部の上方位置に配置される。これにより、容器本体3に被せられた蓋部材4が水平方向に相対変位して脱落するといった事態を防止しつつ、蓋部材4が容器本体3の長辺側側壁部15の外面よりも外方に突出しないように構成することができる。
さらに、側壁側係止部61、及び、土台側係止部71は、補強リブ構造、及び、2重壁構造のうち少なくとも一方の補強構造を具備している。このため、側壁側係止部61、及び、土台側係止部71の強度を飛躍的に高めることができる。従って、側壁側係止部61、及び、土台側係止部71の変形や損傷を防止することができ、蓋付き容器2の耐久性の向上、蓋部材4を容器本体3に被せた状態の安定化等を図ることができる。また、側壁側係止部61については、容器本体3の段積みに際して行われるスライドスタックにも、十分に耐久できる強度を確保することができる。
加えて、側壁側係止部61の側壁側係止縦壁62は、長辺側側壁部15の内面を構成するベース壁部21を上方に延長させるようにして設けられ、側壁側係止上壁63は側壁側係止縦壁62の上辺部から外方に突出する。さらに、土台側係止部71の土台側係止縦壁75は、長辺側土台部13の内面を構成する内壁部74を上方に延長させるようにして設けられ、土台側係止上壁76は土台側係止縦壁75の上辺部から外方に突出する。これらの構成により、側壁側係止部61、及び、土台側係止部71に対して下向きの力が付加された場合に、底壁側係止部68、及び、土台側係止部71をより安定して支持することができる。さらに、補強リブ構造が長辺側側壁部15、及び、長辺側土台部13の外面側に設けられることとなり、容器本体3に収容された物品を取出す際に物品が補強リブ構造に引っ掛かる等といった事態を回避することができる。
また、組立状態にある容器本体3に蓋部材4を被せた場合には、側壁側係止部61の上面が、天壁部45の下面に当接し、折畳み状態にある容器本体3に蓋部材4を被せた場合には、土台側係止部71の上面が、天壁部45の下面に当接する。このため、蓋部材4を容器本体3に被せた状態において、例えば、蓋部材4の外周壁部46が長辺側側壁部15の上辺部や長辺側土台部13の上辺部と当接し、天壁部45が側壁側係止部61や土台側係止部71と当接しないような構成に比べ、蓋部材4の外周壁部46にかかる負担を軽減させることができる。従って、容器本体3に被せられた蓋部材4に対して下向きの力が付加された場合に外周壁部46が変形、損傷してしまうといった事態を防止したり、或いは、かかる変形等を回避するべく、外周壁部46を厚肉に構成することで(型成型品とすることで)、側壁側係止部61や土台側係止部71を薄くする必要が生じたり、蓋部材4の製造効率の低下を招いたりするといった事態を回避することができる。
また、本実施形態では、長辺側土台部13の長手方向において、長辺側軸受部17の挿入部31に対応する部位の土台側係止部71が省略されている。このため、例えば、挿入部31に対応する部位にも長辺側土台部13の上辺部に対して土台側係止部71を設けるような構成に比べ、長辺側土台部13の厚み方向における挿入部31を十分に確保することができ、ひいては、ヒンジ本体26の厚みを十分に確保することができる。従って、長辺側ヒンジ部25の耐久性の向上等を図ることができる。
さらに、土台側係止部71のうち、長辺側軸受部17の軸支部32に対応する部位の補強構造(補強リブ構造、又は、2重壁構造)が省略されている(土台側係止縦壁75が存在するのみとなっている)。このため、長辺側土台部13の厚み方向における軸支部32の幅を確保し易くなり、ひいては、長辺側ヒンジ部25の軸部27の太さや、軸部27が軸支部32から上方に抜け出すことを防止するフック部33の大きさ等を確保することができる。加えて、長辺側軸受部17を比較的スムースに成型することができる。
尚、土台側係止部71が長辺側土台部13の長手方向において断続的に設けられる構成であっても、上記のように、土台側係止部71は、補強リブ構造、及び、2重壁構造のうち少なくとも一方を備えることから、断続的に設けられた土台側係止部71毎に強度を確保することができる。
また、長辺側側壁部15の下フランジ部23には、当該長辺側側壁部15が起立位置とされた場合に、土台側係止部71の上面と外側面とのなす角部に当接し、底壁部12の内周側に向けて上方傾斜する起立傾斜部83が設けられている。このため、折畳み状態にある容器本体3を組立状態とする際に、側壁側係止部61が設けられた長辺側側壁部15を起立位置とした場合に、当該長辺側側壁部15の起立傾斜部83と、長辺側土台部13の土台側係止部71とが当接することで、当該長辺側側壁部15の寝かせ位置側への傾倒変位が抑制されることとなる。従って、起立位置にある長辺側側壁部15を自立させておくことができ、容器本体3の組立て作業性の向上等を図ることができる。
さらに、容器本体3は、平らな設置面に設置された場合、底壁構成部11のうち、長辺側土台部13、及び、短辺側土台部14の下方位置でもある外周対応部66は、設置面から離間して直接的に支持されない構成となっている。このため、長辺側土台部13、及び、短辺側土台部14には、極力外側に開くような力が加えられないようにすることが望ましい。
この点、本実施形態によれば、容器本体3が組立状態にある場合に、長辺側側壁部15に対して下方に向かう力が付加された場合には、当該長辺側側壁部15の起立傾斜部83と、長辺側土台部13の土台側係止部71とが圧接し、土台側係止部71には、内側(底壁部12の内周側)に傾倒変位させられるような力が付加される。従って、長辺側土台部13が外側に傾倒変位するといった事態を防止することができる。
尚、起立位置にある長辺側側壁部15の起立傾斜部83から土台側係止部71に対して底壁部12の内周側に力が加えられる構成であっても、上記のように、土台側係止部71は、補強リブ構造、及び、2重壁構造のうち少なくとも一方を備えることから、土台側係止部71の変形や損傷等を防止することができる。
また、本実施形態では、側壁側係止部61、及び、土台側係止部71のほぼ全体が補強構造を具備するように構成されており、特に、容器本体3をパレット5に載置した場合に、側柱部51、及び、中央柱部52の上方に位置する部位に関しては、比較的強度の高い補強構造(側壁側特定補強部91、土台側特定補強部93)とされている。つまり、パレット5に容器本体3を載置するとともに、当該容器本体3に対して蓋部材88を被せた運搬ユニット1(図16、図17参照)を段積みする(下側の運搬ユニット1の蓋部材88に対し、上側の運搬ユニット1のパレット5を載せる)場合に、側壁側係止部61、及び、土台側係止部71のうち、上側の運搬ユニット1からの荷重を受ける部位に対して、補強構造が効果的に設けられている。従って、側壁側係止部61、及び、土台側係止部71の変形や損傷等を防止するとともに、運搬ユニット1の段積み状態の安定化等を図ることができる。
さらに、長辺側側壁部15は、組立状態にある容器本体3をパレット5に載置した状態において少なくとも側柱部51、及び、中央柱部52の上方に位置する部位に、上フランジ部22と下フランジ部23との間を連結する側壁補強リブ24を備えている。このため、側壁側係止部61の補強構造と、土台側係止部71の補強構造との間に側壁補強リブ24が設けられることとなり、長辺側側壁部15の変形等をより確実に防止することができる。従って、容器本体3が組立状態にある蓋付き容器2を含む運搬ユニット1の段積み状態の安定化等を図ることができる。
加えて、容器本体3をパレット5に載置した状態において、底壁構成部11のうち、少なくとも側柱部51、及び、中央柱部52の上方に位置する部位には、傾斜壁95、及び、厚底部97が設けられており、底壁構成部11の該当部位の強度が高められている。従って、運搬ユニット1の段積み状態の安定化を図るといった作用効果がより一層奏されることとなる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、側壁側係止部61の側壁側係止縦壁62、並びに、土台側係止部71の土台側係止縦壁75、及び、第1係止縦壁78が、長辺側側壁部15のベース壁部21、並びに、長辺側土台部13の内壁部74を上方に延長させるようにして設けられているが、外方にずれた位置に設けられていてもよい。さらに、側壁側係止部61の側壁側係止上壁63が側壁側係止縦壁62の上辺部から外方に突出し、土台側係止部71の土台側係止上壁76が土台側係止縦壁75の上辺部から外方に突出しているが、側壁側係止上壁63が、側壁側係止縦壁62の上辺部から内方に突出し、土台側係止上壁76が土台側係止縦壁75の上辺部から内方に突出するように構成してもよい。
但し、側壁側係止縦壁62、並びに、土台側係止縦壁75、及び、第1係止縦壁78が、ベース壁部21、並びに、内壁部74の延長線上に設けられることにより、側壁側係止縦壁62、並びに、土台側係止縦壁75、及び、第1係止縦壁78に下向きの力が掛けられた場合等において、側壁側係止縦壁62、並びに、土台側係止縦壁75、及び、第1係止縦壁78をより効果的に支持することができる。さらに、上記実施形態のように、側壁側係止部61及び土台側係止部71の補強リブ構造を外面側に形成することで、容器本体3に収容された物品を取出す際等において、物品が補強リブ構造に引っ掛かる等の事態を回避することができる。
(b)上記実施形態では、長辺側側壁部15の横幅方向全体にわたり側壁側係止部61が連続して設けられているが、長辺側側壁部15の横幅方向全体にわたり側壁側係止部61が断続的に設けられることとしてもよい。但し、容器本体3に被せた蓋部材4の外周壁部46を容器本体3の長辺側側壁部15の外面から外方に突出しないようにするべく、長辺側側壁部15の上辺部のうち長辺側側壁部15の外面側の部位には、蓋部材4の外周壁部46を収容可能とする段差状の部位(凹部)が設けられることとする。また、長辺側側壁部15の横幅方向全体(長辺側土台部13の延在方向全体)にわたり、長辺側側壁部15(長辺側土台部13)の上部の外面側に蓋部材4の外周壁部46を収容するための凹部が設けられる構成においては、当該凹部が部分的に設けられるような構成に比べ、長辺側側壁部15(長辺側土台部13)の上部の強度低下がより一層懸念される。この点、上記実施形態のように、側壁側係止部61(土台側係止部71)に対し補強構造を設けることによって、長辺側側壁部15(長辺側土台部13)の上部の強度を高めるといった作用効果がより顕著に奏される。
尚、蓋付き容器2の短辺部側に関しても、短辺側側壁部16の横幅方向全体にわたり側壁側係止部を設け、容器本体3に被せた蓋部材4が短辺側側壁部16の外面よりも外方に突出しないように(例えば、面一となるように)構成してもよい。
(c)また、上記実施形態では、側壁側係止部61の全体が補強リブ構造として構成されているが、蓋付き容器2をパレット5に載置した状態において、少なくとも側柱部51、及び、中央柱部52の上方に位置する部位が補強リブ構造とされていればよい。
さらに、上記実施形態では、土台側係止部71には、補強リブ構造部72と、2重壁構造部73とが存在するように構成されているが、どちらか一方の補強構造に統一することとしてもよい。さらに、土台側係止部71の補強構造は、蓋付き容器2をパレット5に載置した状態において、少なくとも側柱部51、及び、中央柱部52の上方に位置する部位に設けられていればよい。また、上記実施形態では、長辺側土台部13のうち長辺側軸受部17の挿入部31に対応する部位においては土台側係止部71が省略されているが、例えば、長辺側軸受部17(挿入部31及び軸支部32)を、長辺側土台部13の厚み方向における幅を狭くして底壁部12の内周側に寄せて形成し、長辺側軸受部17の上方の開口部に沿って、土台側係止部71を延在させるように構成してもよい。但し、その場合、長辺側ヒンジ部25の厚みを薄くしたりする必要が生じることから、上記実施形態のように、挿入部31に対応する部位は、土台側係止部71を省略することが望ましい。さらに、土台側係止部71のうち、長辺側軸受部17の軸支部32に対応する部位においても、補強構造を具備するように構成してもよい。但し、その場合には、長辺側ヒンジ部25の軸部27を小さくする等の必要が生じることから、上記実施形態のように、軸支部32に対応する部位は、補強構造を省略することが望ましい。
(d)上記実施形態において、蓋部材4の形状については特に限定されるものではなく、組立状態にある容器本体3の上方の開口部を閉塞可能な天壁部45と、蓋部材4を組立状態にある容器本体3に被せた状態において容器本体3の外周面と対向して略係止状態とされる外周壁部46とを備え、蓋部材4が容器本体3の長辺側側壁部15の外面よりも外方に突出しないように構成されていればよい。例えば、外周壁部46において、下辺部の高さが異なる段差部が設けられていてもよい。また、蓋部材4を型成型により形成することとしてもよい。
さらに、例えば、蓋部材4を組立状態の容器本体3に被せた場合に、蓋部材4の外周壁部46が長辺側側壁部15の上辺部に当接して支持され、天壁部45が側壁側係止部61から若干離間するように構成することも可能である。また、例えば、蓋部材4を折畳み状態の容器本体3に被せた場合に、蓋部材4の外周壁部46が長辺側土台部13の上辺部に当接して支持され、天壁部45が土台側係止部71から若干離間するように構成することも可能である。但し、上記実施形態のように、側壁側係止部61や土台側係止部71が蓋部材4の天壁部45の下面と当接して支持可能な構成とすることで、蓋部材4の外周壁部46の強度をそれ程高めなくても、運搬ユニット1の段積み状態において、外周壁部46の変形等を防止することができる。
(e)上記実施形態では、長辺側土台部13と、底壁部12の上面との間を連結する傾斜壁95が設けられるとともに、傾斜壁95に隣接する底壁部12において厚底部97が設けられているが、一方又は両方を省略することとしてもよい。加えて、上記実施形態の厚底部97は、相対する一対の長辺側土台部13の間を連結するようにして延在しているが、傾斜壁95付近にのみ設けられることとしてもよい。
(f)上記実施形態では、一対の短辺側側壁部16を先に寝かせ位置とした後、一対の長辺側側壁部15を寝かせ位置とするように構成されているが、一対の長辺側側壁部15を先に寝かせ位置とした後、一対の短辺側側壁部16を寝かせ位置とするような構成としてもよい。さらに、上記実施形態では、寝かせ位置とされた一対の短辺側側壁部16の高さ位置が揃っている一方で、寝かせ位置とされた一対の長辺側側壁部15同士が上下に重なり合うように構成されているが、例えば、寝かせ位置とされた短辺側側壁部16同士が上下に重なり合うように構成してもよいし、寝かせ位置とされた長辺側側壁部15の高さ位置が揃うように構成してもよい。
(g)上記実施形態のパレット5は、一対の側柱部51と、中央柱部52とを備える2方差しタイプのパレットとなっているが、パレットの四隅に設けられる4本の隅柱と、パレットの側辺部に沿って並ぶ一対の隅柱の中間部位に設けられる中間柱と、パレットの中央部に設けられる中央柱とを備え、パレットの外周面を構成する4つの側面からフォークを差込み可能な4方差しタイプのパレットに適応することも可能である。
また、上記実施形態では、パレット5に対して容器本体3を3つ横並びで設置可能とされているが、パレット5に横並びで載置可能となる容器本体3の数については特に限定されるものではない。例えば、2つの容器本体3を横並びで載置可能なパレットと、該パレットに載置された2つの容器本体3の上方をまとめて閉塞する蓋部材とを具備する運搬ユニットに具体化することも可能である。
(h)上記実施形態の蓋付き容器2、及び、パレット5はポリプロピレンにより構成されているが、ポリエチレン、PET、ポリアミド等その他の樹脂材料により構成されることとしてもよい。
1…運搬ユニット、2…蓋付き容器、3…容器本体、4…蓋部材、5…パレット、11…底壁構成部、12…底壁部、13…長辺側土台部、14…短辺側土台部、15…長辺側側壁部、16…短辺側側壁部、25…長辺側ヒンジ部、26…ヒンジ本体、27…軸部、31…挿入部、32…軸支部、45…天壁部、46…外周壁部、51…側柱部、52…中央柱部、53…上デッキ、54…載置面、61…側壁側係止部、62…側壁側係止縦壁、63…側壁側係止上壁、64…側壁側係止補強リブ、71…土台側係止部、75…土台側係止縦壁、76…土台側係止上壁、77…土台側係止補強リブ、78…第1係止縦壁、79…第2係止縦壁、80…上係止連結壁、81…中連結リブ、83…起立傾斜部、88…蓋部材。

Claims (3)

  1. 平面視略矩形状をなす底壁部、及び、前記底壁部の各側辺部に沿ってそれぞれ上方に突出する土台部を具備する底壁構成部、並びに、前記底壁構成部の前記各土台部に対して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部を備える容器本体と、
    前記容器本体の上面側を被覆可能な平面視略矩形状の天壁部、及び、前記天壁部の外周縁から下方に突出する略四角枠状の外周壁部を具備する蓋部材とを備える蓋付き容器において、
    前記側壁部のうち少なくとも相対する一対の側壁部は、当該側壁部の上辺部のうち当該側壁部の内面側の部位から上方に突出し、当該側壁部の横幅方向に沿って延在する側壁側係止部を備え、
    前記土台部のうち前記側壁側係止部が設けられた前記側壁部と連結されている土台部は、当該土台部の上辺部のうち前記底壁部の内周側の部位から上方に突出し、当該土台部の横幅方向に沿って延在する土台側係止部を備え、
    全ての前記側壁部が前記起立位置とされた組立状態にある前記容器本体に対し前記蓋部材を被せた場合に、前記側壁側係止部の外側面に対して前記蓋部材の前記外周壁部の内面が当接、又は、近接し、
    全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み状態にある前記容器本体に対し前記蓋部材を被せた場合に、前記土台側係止部の外側面に対して前記蓋部材の前記外周壁部の内面が当接、又は、近接する構成であって、
    前記側壁側係止部は、前記側壁部の上辺部から上方に突出し、当該側壁部の横幅方向に沿って延びる側壁側係止縦壁と、前記側壁側係止縦壁の上辺部から前記側壁側係止縦壁に対して交差する方向に突出する側壁側係止上壁と、前記側壁側係止縦壁、前記側壁側係止上壁、及び、前記側壁部の上辺部の間を連結する側壁側係止補強リブとを具備する補強リブ構造を備え、
    前記土台側係止部は、
    前記土台部の上辺部から上方に突出し、当該土台部の横幅方向に沿って延びる土台側係止縦壁と、前記土台側係止縦壁の上辺部から前記土台側係止縦壁に対して交差する方向に突出する土台側係止上壁と、前記土台側係止縦壁、前記土台側係止上壁、及び、前記土台部の上辺部の間を連結する土台側係止補強リブとを具備する補強リブ構造、並びに、
    前記土台部の上辺部から上方に突出し、当該土台部の横幅方向に沿って延びるとともに、当該土台部の厚み方向において互いに所定距離を隔てて対向して設けられる第1係止縦壁、及び、第2係止縦壁と、前記第1係止縦壁、及び、前記第2係止縦壁の上端部間を連結する上係止連結壁とを具備する2重壁構造のうち少なくとも一方の補強構造を備えていることを特徴とする蓋付き容器。
  2. 前記各側壁部は、前記側壁部の下辺部から下方に突出するヒンジ本体と、前記側壁部の横幅方向における前記ヒンジ本体の側面の下部から側方に突出する軸部とを具備するヒンジ部を備え、
    前記各土台部は、上方、及び、前記底壁部の内周側に開口し、前記ヒンジ本体を挿入可能な挿入部と、前記軸部を挿入可能に構成され、前記軸部の前記底壁部の内周側への変位を規制するとともに、前記軸部の回動変位を許容する軸支部とを具備する軸受部を備え、
    前記土台側係止部が設けられた前記土台部の長手方向において、前記挿入部に対応する部位では前記土台側係止部が省略され、前記軸支部に対応する部位では、前記補強構造が省略されていることを特徴とする請求項1に記載の蓋付き容器。
  3. 上記請求項1又は2に記載の蓋付き容器と、
    複数の柱部、及び、前記複数の柱部の上端部間を連結する上デッキを具備し、前記柱部、及び、前記上デッキの上面によって前記蓋付き容器を載置可能な載置面が構成されるパレットとを備える運搬ユニットにおいて、
    運搬ユニット同士を上下に積み重ね可能に構成され、
    前記側壁側係止部、及び、前記土台側係止部の前記補強構造は、前記蓋付き容器を前記パレットに載置した状態において、少なくとも前記柱部の上方に位置する部位に設けられていることを特徴とする運搬ユニット。
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