JP2019089643A - 非常止め装置及びエレベーター - Google Patents
非常止め装置及びエレベーター Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019089643A JP2019089643A JP2017220589A JP2017220589A JP2019089643A JP 2019089643 A JP2019089643 A JP 2019089643A JP 2017220589 A JP2017220589 A JP 2017220589A JP 2017220589 A JP2017220589 A JP 2017220589A JP 2019089643 A JP2019089643 A JP 2019089643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- braking
- pair
- arm members
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
【課題】アクチュエータの大容量化を抑制することができる非常止め装置及びエレベーターを提供する。【解決手段】非常止め装置は、昇降体の移動を停止させる制動機構と、制動機構の制動部材を作動させる作動機構13と、を備えている。作動機構13は、回動軸37と、一対のアーム部材31、32と、倍力機構38と、作動側付勢部材34と、アクチュエータ33と、ロック機構35と、を備えている。ロック機構35は、一対のアーム部材31、32の回動動作を拘束可能である。そして、倍力機構38は、一対のアーム部材31、32の一端部31a、32aに回動ピン54Aを介して回動可能に支持され、回動ピン54Aから制動シュー53までの間隔が可変可能に形成される。【選択図】図4
Description
本発明は、非常時に乗りかごを停止させる非常止め装置及びこの非常止め装置を備えたエレベーターに関するものである。
一般的に、ロープ式のエレベーターは、乗りかごと釣合おもりを連結する主ロープ及びコンペンロープや、乗りかご又は釣合おもりの速度を検出するために用いられる調速機ロープ等の長尺物を有している。また、エレベーターには、安全装置として、ガイドレールに沿って昇降する乗りかごの速度が規定された値を超えたときに、乗りかごの運転を自動的に停止する非常止め装置を設けることが規定されている。
近年では、調速機を用いずに電気的に非常止め装置の非常止め機構を作動させる非常止め装置が提案されている。従来の、この種の非常止め装置としては、例えば、特許文献1に記載されている技術がある。この特許文献1に記載された技術には、乗りかごに固定された第1のボディ部と、第1のボディ部に支持された縦軸に上下方向に変位可能な第2のボディ部と、を有する非常止め装置が記載されている。
また、特許文献1に記載された非常止め装置は第2のボディ部には、ガイドレールを挟圧する楔形状の第1の制動部材と、縦軸を支点として回動可能に支持された一対のアーム部と、を備えている。さらに、第2のボディ部には、一対のアーム部の一端側にガイドレールを挟圧するカム形状の第2の制動部材と、一対のアーム部の他端側に取り付けられ第2の制動部材をガイドレールから解離させるアクチュエータと、が設けられている。また、一対のアーム部を付勢して、第2制動部材でガイドレールを挟圧するための圧縮ばねがアーム部の他端側に設けられている。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、カムが回動することで作動状態から通常状態への復帰に必要が電力を低減することは可能であるが、ガイドレールを挟圧するためには、圧縮ばねに過大な付勢力が必要であった。また、通常時では、アクチュエータの電磁吸引力によって、圧縮ばねの付勢力に抗して圧縮ばねを圧縮した状態で保持させる必要があった。その結果、特許文献1に記載された技術では、アクチュエータが大容量化する、という問題を有していた。
本目的は、上記の問題点を考慮し、アクチュエータの大容量化を抑制することができる非常止め装置及びエレベーターを提供することにある。
上記課題を解決し、目的を達成するため、非常止め装置は、昇降体の昇降移動の状態に基づいて昇降体の移動を停止させる非常止め装置である。非常止め装置は、昇降体に設けられ、かつ昇降体が摺動するガイドレールを挟持して昇降体の移動を停止させる制動機構と、制動機構の制動部材を作動させる作動機構と、を備えている。
作動機構は、回動軸と、一対のアーム部材と、倍力機構と、作動側付勢部材と、アクチュエータと、ロック機構と、を備えている。
回動軸は、ガイドレールが延在する方向に沿って立設する。一対のアーム部材は、回動軸に回動可能に支持される。倍力機構は、一対のアーム部材におけるガイドレールと対向する一端部に設けられ、ガイドレールに当接する制動シューを有する。作動側付勢部材は、一対のアーム部材の一端部をガイドレールに接近する向きに付勢する。アクチュエータは、作動側付勢部材の付勢力に抗して一対のアーム部材の一端部をガイドレールから離反する向きに一対のアーム部材を回動させる。ロック機構は、一対のアーム部材の回動動作を拘束可能である。そして、倍力機構は、一対のアーム部材の一端部に回動ピンを介して昇降体の昇降方向に回動可能に支持され、回動ピンから制動シューまでの間隔が可変可能に形成される。
作動機構は、回動軸と、一対のアーム部材と、倍力機構と、作動側付勢部材と、アクチュエータと、ロック機構と、を備えている。
回動軸は、ガイドレールが延在する方向に沿って立設する。一対のアーム部材は、回動軸に回動可能に支持される。倍力機構は、一対のアーム部材におけるガイドレールと対向する一端部に設けられ、ガイドレールに当接する制動シューを有する。作動側付勢部材は、一対のアーム部材の一端部をガイドレールに接近する向きに付勢する。アクチュエータは、作動側付勢部材の付勢力に抗して一対のアーム部材の一端部をガイドレールから離反する向きに一対のアーム部材を回動させる。ロック機構は、一対のアーム部材の回動動作を拘束可能である。そして、倍力機構は、一対のアーム部材の一端部に回動ピンを介して昇降体の昇降方向に回動可能に支持され、回動ピンから制動シューまでの間隔が可変可能に形成される。
また、エレベーターは、昇降路内を昇降移動する昇降体を備えたエレベーターにおいて、
昇降路内に立設されて昇降体を摺動可能に支持するガイドレールと、昇降体の昇降移動の状態に基づいて昇降体の移動を停止させる非常止め装置と、を備えている。また、非常止め装置としては、上述した非常止め装置が用いられる。
昇降路内に立設されて昇降体を摺動可能に支持するガイドレールと、昇降体の昇降移動の状態に基づいて昇降体の移動を停止させる非常止め装置と、を備えている。また、非常止め装置としては、上述した非常止め装置が用いられる。
上記構成の非常止め装置及びエレベーターによれば、アクチュエータの大容量化を抑制することができる。
以下、実施の形態例にかかる非常止め装置及びエレベーターについて、図1〜図13を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
1.第1の実施の形態例
1−1.エレベーターの構成例
まず、第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかるエレベーターの構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本例のエレベーターの構成例を示す概略構成図である。
1−1.エレベーターの構成例
まず、第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかるエレベーターの構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本例のエレベーターの構成例を示す概略構成図である。
図1に示すように、本例のエレベーター1は、建築構造物内に形成された昇降路110内を昇降動作する。エレベーター1は、人や荷物を載せる昇降体の一例を示す乗りかご120と、主ロープ130と、昇降体の他の例を示す釣合おもり140と、を備えている。また、エレベーター1は、巻上機100と、2つのかご側非常止め装置10A、10Bと、おもり側非常止め装置10Cとを備えている。
また、エレベーター1は、制御装置170と、テールコード171と、中間ボックス172と、反らせ車150と、を備えている。なお、昇降路110は、建築構造物内に形成され、その頂部には機械室160が設けられている。
機械室160には、巻上機100と、反らせ車150が配置されている。巻上機100には、主ロープ130が巻き掛けられている。主ロープ130の一端には、乗りかご120の上部が接続され、主ロープ130の他端には、釣合おもり140の上部が接続されている。
巻上機100における不図示の綱車には、主ロープ130が巻き掛けられている。巻上機100が駆動することで、乗りかご120及び釣合おもり140が昇降路110を昇降する。また、巻上機100の近傍には、主ロープ130が装架される反らせ車150が設けられている。
さらに、機械室160には、制御装置170が設置されている。制御装置170は、接続配線173を介して中間ボックス172に接続されている。中間ボックス172は、昇降路110の壁面における乗りかご120が昇降動作する間隔の中間位置に設置されている。
また、中間ボックス172と乗りかご120は、テールコード171を介して接続されている。テールコード171の一端は、中間ボックス172に接続されており、テールコード171の他端は、乗りかご120の下部に接続されている。また、テールコード171は、制御装置170からの制御信号を乗りかご120に伝達し、乗りかご120からの信号を制御装置170に伝達する。
また、昇降路110には、乗りかご120及び釣合おもり140の昇降方向Zに沿って延在する2つのガイドレール201A、201Bと、おもり側ガイドレール201Cが設けられている。乗りかご120は、ガイドレール201A、201Bに不図示のスライダを介して摺動可能に支持されている。同様に、釣合おもり140は、おもり側ガイドレール201Cに不図示のスライダを介して摺動可能に支持されている。
また、乗りかご120の下端部には、2つの非常止め装置10A、10Bが設けられている。2つの非常止め装置10A、10Bは、乗りかご120が摺動するガイドレール201A、201Bに対向して配置されている。さらに、釣合おもり140の下端部には、おもり側非常止め装置10Cが設けられている。おもり側非常止め装置10Cは、釣合おもり140が摺動するおもり側ガイドレール201Cに対向して配置されている。なお、非常止め装置10A、10B及びおもり側非常止め装置10Cの詳細な構成は、後述する。
1−2.エレベーターの制御系
次に、図2を参照して、上述した構成を有するエレベーター1の制御系について説明する。
図2は、制御系を示すブロック図である。
次に、図2を参照して、上述した構成を有するエレベーター1の制御系について説明する。
図2は、制御系を示すブロック図である。
図2に示すように、制御装置170には、第1制御部170Aと、第2制御部170Bが設けられている。第1制御部170Aは、昇降路110内に設置されて、乗りかご120の状態を検出する第1状態検出センサ121Aに接続されている。また、第2制御部170Bは、昇降路110内に設置されて、第1状態検出センサ121Aと同様に、乗りかご120の状態を検出する第2状態検出センサ121Bに接続されている。
第1状態検出センサ121A及び第2状態検出センサ121Bが検出する情報としては、例えば、昇降路110内を昇降移動する乗りかご120の位置情報、乗りかご120の速度情報や、乗りかご120の加速度情報等である。乗りかご120の位置情報としては、例えば、同一の昇降路110内に複数の乗りかご120が昇降移動するマルチカーエレベーターにおいて、上下に隣接する2つの乗りかご120の間隔が所定の間隔よりも接近した際に検出される異常接近情報である。
また、乗りかご120の速度情報としては、例えば、乗りかご120の下降速度が定格速度の1.3倍以上に達した際に検出される異常下降速度情報である。そして、乗りかご120の加速度情報としては、例えば、乗りかご120の加速度が予め設定されたパターンから逸脱した際に検出される異常加速度情報である。第1状態検出センサ121Aは、検出した情報を第1制御部170Aに出力し、第2状態検出センサ121Bは、検出した情報を第2制御部170Bに出力する。
第1制御部170A及び第2制御部170Bは、第1状態検出センサ121A及び第2状態検出センサ121Bで検出された情報に基づいて乗りかご120の状態が異常か正常であるかを判断する。そして、第1制御部170A及び第2制御部170Bは、乗りかご120の状態が異常であると判断した場合、第1非常止め装置10A及び第2非常止め装置10Cに動作指令信号を出力する。これにより、第1非常止め装置10A及び第2非常止め装置10Cは、第1制御部170A及び第2制御部170Bからの動作指令信号に基づいて、作動して、乗りかご120を停止させる。
なお、本例では、第1状態検出センサ121Aと第2状態検出センサ121Bが、位置情報、速度情報及び加速度情報を検出する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、位置情報、速度情報及び加速度情報をそれぞれ異なるセンサで検出してもよい。さらに、第1制御部170A及び第2制御部170Bは、位置情報、速度情報、加速度情報を選択して単独で取得してもよく、あるいは複数の情報を組み合わせて取得してもよい。
さらに、状態検出センサ121A、121Bと制御部170A、170Bをそれぞれ2つ設けて2重系で構成した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、状態検出センサ及び制御部を3つ以上設けて3重系で構成してもよく、あるいは状態検出センサ及び制御部を1つだけ設けて1系統で制御してもよい。
1−3.非常止め装置の構成
次に、非常止め装置10A、10B及びおもり側非常止め装置10Cの詳細な構成について図3〜図5Cを参照して説明する。なお、非常止め装置10A、10B及びおもり側非常止め装置10Cは、同一の構成を有しているため、ここでは非常止め装置10Aについて説明する。
図3は、非常止め装置10Aを示す斜視図である。
次に、非常止め装置10A、10B及びおもり側非常止め装置10Cの詳細な構成について図3〜図5Cを参照して説明する。なお、非常止め装置10A、10B及びおもり側非常止め装置10Cは、同一の構成を有しているため、ここでは非常止め装置10Aについて説明する。
図3は、非常止め装置10Aを示す斜視図である。
図3に示すように、非常止め装置10Aは、筐体11と、制動機構12と、作動機構13とを備えている。筐体11は、中空の略直方体状に形成されている。筐体11は、乗りかご120(図1参照)の下端部に固定され、ガイドレール201Aと対向して配置される。筐体11は、上枠15と、下枠16と、第1側面枠17Aと、第2側面枠17Bとを有している。
上枠15、下枠16、第1側面枠17A及び第2側面枠17Bは、それぞれ略平板状に形成されている。上枠15と下枠16は、昇降方向Zに沿って間隔を開けて対向している。上枠15は、下枠16よりも昇降方向Zの上部に配置されている。上枠15におけるガイドレール201Aと対向する一辺には、ガイドレール201Aが挿通する切り欠き部15aが形成されている。同様に、下枠16におけるガイドレール201Aと対向する一辺には、ガイドレール201Aが挿通する下部開口部16aが形成されている。
第1側面枠17A及び第2側面枠17Bは、上枠15と下枠16を昇降方向Zに接続するように配置される。第1側面枠17A及び第2側面枠17Bは、昇降方向Zと直交し、かつガイドレール201Aにおけるスライダが摺動する2つの幅広面201a、201aが対向する方向(以下、第1の方向Xという)に間隔を開けて対向している。上枠15、下枠16、第1側面枠17A及び第2側面枠17Bで囲まれた空間内には、制動機構12と、作動機構13の一部が配置されている。
制動機構12は、制動部材の一例を示す一対の楔部材21A、22Bと、第1ガイド部材22Aと、第2ガイド部材22Bと、第1腕部23A及び第2腕部23Bと、不図示の制動側付勢部材と、を有している。制動側付勢部材としては、例えば、断面U字状の板ばねや、圧縮コイルばね等の弾性部材が適用される。制動側付勢部材は、第1側面枠17A及び第2側面枠17Bの内側に配置されている。
制動側付勢部材には、第1腕部23Aと第2腕部23Bが接続されている。第1腕部23Aは、ガイドレール201Aを間において第1の方向Xの一側に配置されている。そして、第1腕部23Aは、第1側面枠17Aに固定された不図示の固定軸に支持されている。また、第2腕部23Bは、ガイドレール201Aを間において第1の方向Xの他側に配置されている。そして、第2腕部23Bは、第2側面枠17Bに固定された固定軸24に支持されている。
また、第1腕部23Aにおける第1の方向Xのガイドレール201Aと対向する一面は、昇降方向Zの下方から上方に向かうにつれてガイドレール201Aに連続して接近するテーパー面となっている。同様に、第2腕部23Bにおける第1の方向Xのガイドレール201Aと対向する一面は、昇降方向Zの下方から上方に向かうにつれてガイドレール201Aに連続して接近するテーパー面となっている。そのため、第1腕部23Aと第2腕部23Bにおける第1の方向Xの間隔は、昇降方向Zの下方から上方に向かうにつれて狭まっている。
なお、制動側付勢部材は、例えば、断面U字状の板ばねを用いて、その両端部を第1腕部23A及び第2腕部23Bとしてもよい。また、第1腕部23Aと第1側面枠17Aとの間と、第2腕部23Bと第2側面枠17Bとの間に制動側付勢部材を介在させてもよい。
第1腕部23Aには、第1ガイド部材22Aが固定ボルト25を介して固定されており、第2腕部23Bには、第2ガイド部材22Bが固定ボルト25を介して固定されている。さらに、第1腕部23Aと第2腕部23Bの間には、一対の楔部材21A、22Bが配置されている。第1楔部材21Aは、第1腕部23Aのテーパー面である一面に接触し、第2楔部材21Bは、第2腕部23Bのテーパー面である一面に接触している。
第1ガイド部材22A及び第2ガイド部材22Bは、それぞれ略平板状に形成されている。第1ガイド部材22Aと第2ガイド部材22Bは、ガイドレール201Aを間に挟んで第1の方向Xに所定の間隔を開けて対向している。
また、第1ガイド部材22Aと第2ガイド部材22Bにおける互いに対向する側の端部は、昇降方向Zの下方から上方に向かうにつれて第1の方向Xの間隔が狭くなるように形成されている。そして、第1ガイド部材22Aと第2ガイド部材22Bにおける互いに対向する側の端部には、ガイド片22aが設けられている。ガイド片22aは、第1の方向X及び昇降方向Zとも直交する第2の方向Yに向けて突出している。そして、ガイド片22aは、昇降方向Zに沿って延在している。
第1ガイド部材22Aのガイド片22aには、第1楔部材21Aの係合溝部27が摺動可能に係合する。また、第2ガイド部材22Bのガイド片22aには、第2楔部材21Bの係合溝部27が摺動可能に係合する。
図4は、作動機構13を示す斜視図である。
図4に示すように、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、後述する作動機構13のボディ部36に第1の方向Xに移動可能に支持されている。第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、それぞれ楔状に形成されている。
図4に示すように、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、後述する作動機構13のボディ部36に第1の方向Xに移動可能に支持されている。第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、それぞれ楔状に形成されている。
第1楔部材21Aにおけるガイドレール201Aの幅広面201aと対向する一面は、幅広面201aと平行に形成されている。すなわち、第1楔部材21Aの一面は、昇降方向Zに沿って平行に形成されている。また、第1楔部材21Aにおける第1腕部23Aの一面と対向する対向面は、第1腕部23Aの一面と平行に形成されている。そのため、第1楔部材21Aの対向面は、昇降方向Zに対して傾斜し、昇降方向Zの下方から上方に向かうにつれてガイドレール201Aに接近している。
また、第1楔部材21Aにおける第1ガイド部材22Aと対向する面には、係合溝部27が形成されている。係合溝部27は、第1楔部材21Aの対向面と平行に昇降方向Zに対して傾斜して延在している。係合溝部27には、第1ガイド部材22Aのガイド片22aが摺動可能に係合する。そして、第1楔部材21Aは、第1ガイド部材22Aによって昇降方向Zに移動可能に支持される。
さらに、第1楔部材21Aにおける昇降方向Zの下端部には、ストッパガイドピン28が設けられている。ストッパガイドピン28は、第1楔部材21Aの下端部から昇降方向Zの下方に向けて突出している。ストッパガイドピン28は、後述するボディ部36のガイド溝36bに第1の方向Xに摺動可能に挿入されている。
同様に、第2楔部材21Bにおけるガイドレール201Aの幅広面201aと対向する一面は、幅広面201aと平行に形成されている。すなわち、第2楔部材21Bの一面は、昇降方向Zに沿って平行に形成されている。また、第2楔部材21Bにおける第2腕部23Bの一面と対向する対向面は、第2腕部23Bの一面と平行に形成されている。そのため、第2楔部材21Bの対向面は、昇降方向Zに対して傾斜し、昇降方向Zの下方から上方に向かうにつれてガイドレール201Aに接近している。
また、第2楔部材21Bにおける第2ガイド部材22Bと対向する面には、係合溝部27が形成されている。係合溝部27は、第2楔部材21Bの対向面と平行に昇降方向Zに対して傾斜して延在している。係合溝部27には、第2ガイド部材22Bのガイド片22aが摺動可能に係合する。そして、第2楔部材21Bは、第2ガイド部材22Bによって昇降方向Zに移動可能に支持される。
さらに、第2楔部材21Bにおける昇降方向Zの下端部には、ストッパガイドピン28が設けられている。ストッパガイドピン28は、第2楔部材21Bの下端部から昇降方向Zの下方に向けて突出している。ストッパガイドピン28は、後述するボディ部36のガイド溝36bに第1の方向Xに摺動可能に挿入されている。
後述する作動機構13が作動していない通常状態、すなわちエレベーター1の通常運転時では、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、第1腕部23A及び第2腕部23Bの昇降方向Zの下側に配置されている。このとき、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bとガイドレール201Aの幅広面201aとの間には、隙間が確保されている。
また、後述する作動機構13が作動する非常時には、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、第1ガイド部材22A及び第2ガイド部材22Bに支持されて、第1腕部23A及び第2腕部23Bの昇降方向Zの上側に移動する。そして、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bの一面がガイドレール201Aの幅広面201aに当接する。さらに、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bが第1腕部23A及び第2腕部23Bの昇降方向Zの上側に移動すると、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、制動側付勢部材の付勢力によりガイドレール201Aに押し付けられる。これにより、乗りかご120の昇降移動が制動される。
次に、作動機構13について説明する。
図4に示すように、作動機構13は、第1アーム部材31と、第2アーム部材32と、アクチュエータ33と、作動側付勢部材34と、ロック機構35と、ボディ部36と、回動軸37と、倍力機構38と、連結ロッド39とを備えている。
図4に示すように、作動機構13は、第1アーム部材31と、第2アーム部材32と、アクチュエータ33と、作動側付勢部材34と、ロック機構35と、ボディ部36と、回動軸37と、倍力機構38と、連結ロッド39とを備えている。
回動軸37は、筐体11の下枠16(図3参照)における昇降方向Zの上側の一面から昇降方向Zに沿って立設されている。回動軸37には、第1アーム部材31と第2アーム部材32が回動可能に支持されている。また、回動軸37には、ボディ部36が昇降方向Zに移動可能に支持されている。ボディ部36は、回動軸37に支持されて筐体11の内部に配置されている。
ボディ部36は、中空の四角柱状に形成されており、第2の方向Yの両端部が開口している。ボディ部36には、回動軸37が昇降方向Zに沿って貫通している。また、ボディ部36における昇降方向Zの上側の上面36aには、第1の方向Xに延在する2つのガイド溝36b、36bが形成されている。2つのガイド溝36b、36bは、ガイドレール201Aを間に挟んで第1の方向Xに間隔を開けて配置されている。
ボディ部36の上面36aには、第1楔部材21Aと第2楔部材21Bが載置される。第1の方向Xの一側に形成されたガイド溝36bには、第1楔部材21Aのストッパガイドピン28が貫通している。また、第1の方向Xの他側に形成されたガイド溝36bには、第2楔部材21Bのストッパガイドピン28が貫通している。ストッパガイドピン28がガイド溝36bに沿って摺動することで、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、第1の方向Xに移動することができる。
そして、ボディ部36の筒孔には、回動軸37に支持された第1アーム部材31と第2アーム部材32が第2の方向Yに沿って貫通している。
図5A〜図5Cは、作動機構13を示す図である。なお、図5A〜図5Cでは、ボディ部36は省略して示している。
図5Aに示すように、第1アーム部材31及び第2アーム部材32は、互いに左右対称の形状を有している。第1アーム部材31及び第2アーム部材32は、第2の方向Yに沿って延びる略平板状に形成されている。
図5Aに示すように、第1アーム部材31及び第2アーム部材32は、互いに左右対称の形状を有している。第1アーム部材31及び第2アーム部材32は、第2の方向Yに沿って延びる略平板状に形成されている。
第1アーム部材31の第2の方向Yの中間部には、軸受け部31cが形成されている。軸受け部31cは、第1アーム部材31における第2アーム部材32と対向する一面から第2アーム部材32に向けて突出している。軸受け部31cは、回動軸37に回動可能に支持されている。また、軸受け部31cは、回動軸37によって昇降方向Zに移動可能に支持されている。
同様に、第2アーム部材32の第2の方向Yの中間部には、軸受け部32cが形成されている。軸受け部32cは、第2アーム部材32における第1アーム部材31と対向する一面から第1アーム部材31に向けて突出している。軸受け部32cは、回動軸37に回動可能に支持されると共に、昇降方向Zに移動可能に支持されている。
第1アーム部材31及び第2アーム部材32における回動軸37よりも第2の方向Yの一端部31a、32aは、ガイドレール201Aの幅広面201aと対向する位置まで延在している。また、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の一端部31a、32aは、略コの字状に屈曲している。
第1アーム部材31の一端部31aは、第2の方向Yで対向する2つの対向片31d、31eと、2つの対向片31d、31eを接続する接続片31fを有している。なお、対向片31dは、第1アーム部材31から第1の方向Xに沿ってガイドレール201Aから離反する向きに屈曲している。そのため、第1アーム部材31の一端部31aは、第2アーム部材32側が開口している。
同様に、第2アーム部材32の一端部32aは、第2の方向Yで対向する2つの対向片32d、32eと、2つの対向片32d、32eを接続する接続片32fを有している。なお、対向片32dは、第2アーム部材32から第1の方向Xに沿ってガイドレール201Aから離反する向きに屈曲している。そのため、第2アーム部材32の一端部32aは、第2アーム部材32側が開口している。
また、図3及び図5Cに示すように、第1アーム部材31の一端部31aにおける昇降方向Zの上端部には、第1規制板61Aが固定されている。第2アーム部材32の一端部32aにおける昇降方向Zの上端部には、第2規制板61Bが固定されている。第1規制板61A及び第2規制板61Bは、それぞれ一端部31a、32aにおける昇降方向Zの上側の開口を覆っている。
第1アーム部材31及び第2アーム部材32の一端部31a、32aには、倍力機構38が設けられている。倍力機構38は、第1挟持部50Aと、第2挟持部50Bとを有している。第1挟持部50Aは、第1アーム部材31の一端部31aに設けられており、第2挟持部50Bは、第2アーム部材32の一端部32aに設けられている。
第1挟持部50A及び第2挟持部50Bは、それぞれ同一の構成を有しているため、ここでは第1挟持部50Aについて説明する。
図5A及び図5Cに示すように、第1挟持部50Aは、第1リンク片51Aと、第2リンク片52Aと、制動シュー53Aとを有している。第1リンク片51Aは、第2の方向Yに2つ、昇降方向Zに2つ、すなわち合計で4つ設けられている。第1リンク片51Aの一端部は、第1回動ピン54Aを介して第1アーム部材31の一端部31aにおける2つの対向片31d、31eに回動可能に支持されている。
図5A及び図5Cに示すように、第1挟持部50Aは、第1リンク片51Aと、第2リンク片52Aと、制動シュー53Aとを有している。第1リンク片51Aは、第2の方向Yに2つ、昇降方向Zに2つ、すなわち合計で4つ設けられている。第1リンク片51Aの一端部は、第1回動ピン54Aを介して第1アーム部材31の一端部31aにおける2つの対向片31d、31eに回動可能に支持されている。
また、第1リンク片51Aの他端部には、第2リンク片52Aが第2回動ピン55Aを介して回動可能に支持されている。第2リンク片52Aは、軸受け片56と、取付片57とを有している。軸受け片56は、第2の方向Yで対向する2つの第1リンク片51A、51Aの間に配置される。また、軸受け片56は、昇降方向Zに2つ設けられている。そして、2つの軸受け片56、56は、昇降方向Zで対向する2つの第1リンク片51A、51Aを第2回動ピン55A、55Aを介して回動可能に支持する。
取付片57は、軸受け片56におけるガイドレール201A側の端部に設けられている。そして、取付片57は、ガイドレール201Aの幅広面201aと対向する。取付片57における幅広面201aと対向する一面には、制動シュー53Aが固定されている。
作動機構13が作動していない通常状態、すなわちエレベーター1の通常運転時では、制動シュー53Aと幅広面201aとの間には、隙間が形成されている。また、第1リンク片51Aは、その自重によりガイドレール201A側の端部が昇降方向Zの下方に向けて垂れ下がっている。なお、第1リンク片51Aは、昇降方向Zに沿って2つ設けられているため、第2リンク片52Aの取付片57及び制動シュー53Aを幅広面201aに対して平行に対向させることができる。
そして、作動機構13が作動し、第1アーム部材31が回動軸37を中心に回動すると、制動シュー53Aは、ガイドレール201Aの幅広面201aに当接する(図6参照)。
このように、本例の第1挟持部70Aは、第1リンク片51Aと、第2リンク片52Aによって、第1アーム部材31の一端部31aと制動シュー53Aまでの間隔が可変可能なリンク機構を構成している。すなわち、倍力機構38は、第1アーム部材31の一端部31aからガイドレール201Aの幅広面201aまでの間隔を可変可能としている。
また、第1アーム部材31及び第2アーム部材32における軸受け部31c、32cよりも第2の方向Yの他端側には、アクチュエータ33と、作動側付勢部材34と、ロック機構35と、連結ロッド39が配置されている。
アクチュエータ33は、電磁コイル41と、電磁コイル41に吸着されるプランジャ42とを有している。電磁コイル41は、第1アーム部材31における第2アーム部材32と対向する一面に設けられている。プランジャ42は、第2アーム部材32における第1アーム部材31と対向する一面に設けられている。電磁コイル41に電流が流れて電磁コイル41が励磁されると、電磁コイル41には磁気吸着力が発生する。そして、プランジャ42は、電磁コイル41に発生した磁気吸着力により、電磁コイル41に吸着される。
アクチュエータ33よりも第1アーム部材31及び第2アーム部材32の他端側には、作動側付勢部材34と連結ロッド39が設けられている。連結ロッド39は、第1の方向Xに沿って延在し、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の他端部を貫通している。そして、連結ロッド39は、第1アーム部材31と第2アーム部材32の他端部を連結している。
作動側付勢部材34は、例えば、圧縮コイルばねにより構成されている。作動側付勢部材34は、第1アーム部材31と第2アーム部材32の間に介在される。そして、作動側付勢部材34には、連結ロッド39が貫通している。また、作動機構13が作動していない通常状態、すなわちエレベーター1の通常運転時では、作動側付勢部材34は、その付勢力に抗して第1アーム部材31と第2アーム部材32により圧縮された状態で挟持される。
作動側付勢部材34としては、圧縮コイルばねに限定されるものではなく、断面形状がU字状の板ばねやゴム等のその他各種の弾性を有する部材を適用できるものである。
また、作動側付勢部材34よりも第1アーム部材31及び第2アーム部材32の他端側には、ロック機構35が配置されている。図5Bに示すように、ロック機構35は、ロックレバー43と、ロック回動軸44と、ロック解除部材45と、レバー受け部46とを有している。
ロックレバー43は、第1アーム部材31の第2の方向Yの他端部31bにロック回動軸44によって回動可能に支持されている。ロックレバー43におけるロック回動軸44とは反対側の端部、すなわち第2アーム部材32側の端部には、ロック片43aが設けられている。ロック片43aは、ロックレバー43から昇降方向Zの下方に向けて略垂直に屈曲している。
ロック解除部材45は、第1アーム部材31におけるロックレバー43の昇降方向Zの下方に配置されている。ロック解除部材45は、解除用ソレノイド47と、プッシュロッド48と、ロック用付勢部材49とを有している。解除用ソレノイド47は、第1アーム部材31における第2アーム部材32と対向する一面に固定されている。
プッシュロッド48は、ロッドピン48aと、抜け止め突起48bと、支持部材48cとを有している。ロッドピン48aは、解除用ソレノイド47の筒孔47aを昇降方向Zに沿って貫通している。ロッドピン48aにおける筒孔47aから昇降方向Zの上側に突出する上端部は、ロックレバー43に当接している。
また、ロッドピン48aの上端部には、抜け止め突起48bが設けられている。抜け止め突起48bによりロッドピン48aが解除用ソレノイド47の筒孔47aから抜け落ちることを防ぐことができる。
ロッドピン48aにおける筒孔47aから昇降方向Zの下側に突出する下端部には、支持部材48cが設けられている。支持部材48cと解除用ソレノイド47の間には、ロック用付勢部材49が介在されている。ロック用付勢部材49は、例えば、圧縮コイルばねやゴム等の弾性部材により構成されている。
作動機構13が作動していない通常状態、すなわちエレベーター1の通常運転時では、解除用ソレノイド47に電流が流れ、ロッドピン48aがロック用付勢部材49の付勢力に抗して昇降方向Zの上方に向けて突出している。これにより、エレベーター1の通常運転時では、ロックレバー43は、ロック片43a側の端部が昇降方向Zの上方に向けて跳ね上げられている。
また、解除用ソレノイド47に流れる電流が遮断されると、ロッドピン48aは、ロック用付勢部材49の付勢力によって、昇降方向Zの下方に下がる(図6B参照)。そして、ロックレバー43は、その自重によりロック回動軸44を中心に回動する。
なお、本例では、ロックレバー43がその自重により回動する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ロックレバー43とロック回動軸44の間にねじりコイルばねを設けたり、ロックレバー43を昇降方向Zの下方に向けて付勢する付勢ばねを設けたりして、これらのばねの付勢力によって回動させてもよい。
レバー受け部46は、第2アーム部材32における第1アーム部材31と対向する一面において、ロックレバー43と対向する位置に設けられている。レバー受け部46には、係止部46aが形成されている。係止部46aは、レバー受け部46から昇降方向Zの下方に向けて凹んだ段差面である。そして、ロックレバー43のロック片43aが昇降方向Zの下方に向けて回動した際、係止部46aには、ロックレバー43のロック片43aが当接する(図6B参照)。
1−4.非常止め装置の動作例
次に上述した構成を有する非常止め装置10Aの動作例について図6A〜図9Cを参照して説明する。まず、図6A〜図7Cを参照して非常止め装置10Aを作動させる例を説明する。
図6A〜図7Cは、非常止め装置10Aの作動機構13が作動した状態を示す図である。
次に上述した構成を有する非常止め装置10Aの動作例について図6A〜図9Cを参照して説明する。まず、図6A〜図7Cを参照して非常止め装置10Aを作動させる例を説明する。
図6A〜図7Cは、非常止め装置10Aの作動機構13が作動した状態を示す図である。
乗りかご120(図1参照)が下降移動時において、乗りかご120の下降速度が定格速度の1.3倍以上に達したと制御装置170が判断すると、制御装置170は、アクチュエータ33の電磁コイル41への通電を遮断させる。これにより、電磁コイル41の励磁が解かれ、電磁コイル41がプランジャ42を吸着させる電磁吸着力が無くなる。その結果、作動側付勢部材34へのアクチュエータ33による付勢が解放される。
図6Aに示すように、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の他端部は、作動側付勢部材34の付勢力により、第1の方向Xに向けて互いに離反する向きに付勢される。そのため、第1アーム部材31及び第2アーム部材32は、回動軸37を中心に回動する。そして、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の他端部が離反する向きに移動することで、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の一端部31a、32aは、互いに接近する向きに移動する。これにより、図6Cに示すように、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の一端部31a、32aに設けた倍力機構38の制動シュー53A、53Bがガイドレール201Aの幅広面201aに押し付けられる。その結果、ガイドレール201Aは、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の一端部31a、32aによって挟持される。
また、制御装置170(図1参照)は、アクチュエータ33への通電を遮断させる際に、ロック機構35における解除用ソレノイド47への通電も遮断させる。これにより、図6Bに示すように、プッシュロッド48は、ロック用付勢部材49に付勢されて昇降方向Zの下方に向けて移動する。
また、プッシュロッド48が昇降方向Zの下方に移動することで、プッシュロッド48が当接しているロックレバー43がその自重によりロック回動軸44を中心に回動する。そして、ロックレバー43のロック片43aがロック受け部46の係止部46aに係止される。その結果、第1アーム部材31と第2アーム部材32の他端部は、ロックレバー43により、互いに接近する向きへの移動が規制される。
なお、乗りかご120(図1参照)がさらに下降することで、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の一端部31a、32aもガイドレール201Aに対して相対的に昇降方向Zの下方に向けて移動する。なお、ガイドレール201Aの幅広面201aには、制動シュー53A、53Bが押し付けられているため、制動シュー53A、53Bは、幅広面201aとの摩擦力により昇降方向Zの下方への移動が抑制される。
そのため、倍力機構38における第1挟持部50A及び第2挟持部50Bの第1リンク片51A、51Bが、図7Cに示すように、第1回動ピン54A、54Bを中心に回動する。また、第1リンク片51A、51Bの他端部も第2回動ピン55A、55Bによって回動する。その結果、第1リンク片51A、51Bは、第1の方向Xと平行に変位する。
なお、第1リンク片51Aが第1の方向Xと平行に変位することで、第1回動ピン54Aから制動シュー53Aの当接面までの長さt2は、図6Cに示す第1リンク片51Aが第1の方向Xに対して傾斜した状態の長さt1よりも若干長くなる(t2>t1)。そして、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の一端部31a、32aにおける第1の方向Xの間隔が広がる。そのため、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の一端部31a、32aには互いに離反する向きに力が作用する。そして、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の他端部には、互いに接近する向き、すなわち作動側付勢部材34を圧縮させる向きに反力F1が発生する。
しかしながら、図7Bに示すように、ロック機構35のロックレバー43がロック受け部46の係止部46aに当接することによって、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の他端部は、互いに接近する向きへの移動が拘束されている。これにより、倍力機構38により制動シュー53A、53Bがガイドレール201Aに押し付けられる力が作動側付勢部材34の付勢力からさらに増加する。
なお、第1の方向Xと平行な状態から、さらに昇降方向Zの上方に向けて回動すると、制動シュー53A、53Bがガイドレール201Aに押し付けられる力が減少する。これに対して、図7Cに示すように、第1アーム部材31の一端部31aの昇降方向Zの上端部には、第1規制板61Aが設けられており、第2アーム部材32の一端部32aの昇降方向Zの上端部には、第2規制板61Bが設けられている。
そして、第1挟持部50Aの第1リンク片51Aが回動した際に、第1規制板61Aには、第2リンク片52Aが当接する。また、第2挟持部50Bの第1リンク片51Bが回動した際に、第2規制板61Bには、第2リンク片52Bが当接する。これにより、第1リンク片51A、51Bが第1の方向Xと平行な状態から、さらに昇降方向Zの上方に向けての回動動作が規制される。その結果、倍力機構38の制動シュー53A、53Bがガイドレール201Aに押し付けられる力を増加した状態で、減少することを防ぐことができる。
そして、制動シュー53A、53Bとガイドレール201Aとの摩擦力により、作動機構13は、ガイドレール201Aに対して昇降方向Zへの移動が制動される。なお、乗りかご120(図1参照)がさらに下降移動を続けることにより、作動機構13のボディ部36(図4参照)は、回動軸37に沿って制動機構12のガイド部材22A、22B及び腕部23A、23Bに対して相対的に昇降方向Zの上方に移動する。
また、ボディ部36に載置された第1楔部材21A及び第2楔部材21Bもガイド部材22A、22B及び腕部23A、23Bに対して相対的に昇降方向Zの上方に移動する。また、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bがガイド部材22A、22B及び腕部23A、23Bのテーパー面に沿って移動することで、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、互いに接近する向きに移動する。
そして、第1楔部材21Aと第2楔部材21Bがガイドレール201Aの幅広面201aに押し付けられる。すなわち、ガイドレール201Aの幅広面201aは、第1楔部材21Aと第2楔部材21Bによって挟持される。これにより、乗りかご120における下降移動が非常止め装置10Aによって制動され、停止することができる。
非常止め装置10B及びおもり側非常止め装置10Cにおける制動動作は、非常止め装置10Aの制動動作と同一であるため、その説明は省略する。
なお、本例の非常止め装置10Aによれば、倍力機構38とロック機構35により制動シュー53A、53Bをガイドレール201Aに押し付ける力を作動側付勢部材34の付勢力よりも増加させることができる。そのため、作動側付勢部材34の付勢力を弱めることができる。これにより、エレベーター1の通常運転時において作動側付勢部材34をその付勢力に抗して圧縮させた状態で保持させるアクチュエータ33の電磁吸着力も弱めることができる。その結果、アクチュエータ33の容量を小さくすることができ、アクチュエータ33の大容量化を抑制することができる。
次に、図8A〜図9Cを参照して非常止め装置10Aの制動状態から通常状態に復帰させる動作例について説明する。
図8A〜図9Cは、作動機構13を制動状態から通常状態に復帰させる動作例を示す図である。
図8A〜図9Cは、作動機構13を制動状態から通常状態に復帰させる動作例を示す図である。
非常止め装置10Aを復帰させる場合、まず、制動機構12の第1楔部材21A及び第2楔部材21Bの挟持を解除するために、制御装置170(図1参照)は、巻上機100を駆動させて乗りかご120を上昇移動させる。また、制御装置170は、作動機構13におけるロック機構35の解除用ソレノイド47に通電を行う。
乗りかご120が上昇移動することで、作動機構13もガイドレール201Aに昇降方向Zの上方に移動する。なお、ガイドレール201Aの幅広面201aには、制動シュー53A、53Bが挟持された状態である。そのため、図8A及び図8Cに示すように、制動シュー53A、53Bがガイドレール201Aに接触した状態で、第1挟持部50A及び第2挟持部50Bの第1リンク片51A、51Bが、第1回動ピン54A、54Bと第2回動ピン55A、55Bを中心に他端部が昇降方向Zの下方に向けて回動する。また、第1リンク片51A、51Bの他端部も第2回動ピン55A、55Bによって回動する。これにより、倍力機構38によって制動シュー53A、53Bをガイドレール201Aに押し付ける力が緩む。
倍力機構38によって制動シュー53A、53Bをガイドレール201Aに押し付ける力が緩むことで、ロック機構35におけるロック片43aとロック受け部46の係止部46aとの当接する力も緩む。また、解除用ソレノイド47に通電を行うことで、図8Bに示すように、プッシュロッド48がロック用付勢部材49の付勢力に抗して昇降方向Zの上方に向けて移動する。これにより、ロックレバー43がプッシュロッド48によってロック片43aが昇降方向Zの上方に向けて回動する。これにより、ロック片43aとロック受け部46の係止部46aとの当接が解除されて、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の他端部における互いに接近する向きへの移動が解放される。
乗りかご120が上昇移動することで、乗りかご120の固定された筐体11(図3参照)も乗りかご120と共に上昇移動する。筐体11が上昇移動することで、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、筐体11に対して相対的に昇降方向Zの下方に移動する。すなわち、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、ガイド部材22A、22B及び腕部23A、23Bのテーパー面に沿って相対的に昇降方向Zの下方に移動する。そのため、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、第1の方向Xに沿って互いに離反する向きに移動する。これにより、第1楔部材21Aと第2楔部材21Bがガイドレール201Aを挟持する力が解かれる。
次に、制御装置170(図1参照)は、巻上機100を駆動させて乗りかご120を下降移動させる。なお、図8A及び図8Cに示すように、制動シュー53A、53Bは、作動側付勢部材34の付勢力によりガイドレール201Aに接触した状態である。この状態で、乗りかご120を下降移動させると、図9A及び図9Cに示すように、再び第1挟持部50A及び第2挟持部50Bの第1リンク片51A、51Bが、第1回動ピン54A、54Bを中心に回動する。また、第1リンク片51A、51Bの他端部も第2回動ピン55A、55Bによって回動する。その結果、第1リンク片51A、51Bは、第1の方向Xと平行に変位する。
そして、第1リンク片51A、51Bが第1の方向Xと平行に変位することで、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の一端部31a、32aにおける第1の方向Xの間隔が広がる。そのため、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の他端部には、互いに接近する向き、すなわち作動側付勢部材34を圧縮させる向きに反力が発生する。このとき、図9Bに示すように、ロック機構35が解除されており、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の他端部における互いに接近する向きへの移動が解放されている。そのため、作動側付勢部材34が若干圧縮される。
また、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の他端部が互いに接近する向きに移動することで、これにより、アクチュエータ33の電磁コイル41とプランジャ42の間隔が狭まる。そして、制御装置170は、アクチュエータ33の電磁コイル41に通電を行い、電磁コイル41を励磁させて電磁コイル41に磁気吸着力を発生させる。この電磁コイル41に発生した磁気吸着力により、プランジャ42は、作動側付勢部材34の付勢力に抗して電磁コイル41に吸着される。これにより、第1アーム部材31及び第2アーム部材32は、互いの一端部31a、32aが離反する向きに回動する。
上述したように、第1リンク片51A、51Bが第1の方向Xと平行に変位させて、予め作動側付勢部材34を若干圧縮させ、かつ電磁コイル41とプランジャ42との間隔を狭めたことで、容易に電磁コイル41にプランジャ42を吸着させることができる。このように、本例の非常止め装置10Aによれば、倍力機構38の第1リンク片51A、51Bが変位することで、制動状態から通常状態への復帰動作も容易に行うことができる。
また、電磁コイル41にプランジャ42が吸着させることで、作動側付勢部材34を圧縮させることができ、第1アーム部材31と第2アーム部材32の他端部を互いに接近する向きに移動させることができる。これにより、第1アーム部材31及び第2アーム部材32は、回動軸37を中心に回動し、第1アーム部材31の一端部31aと第2アーム部材32の一端部32aが互いに離反する向きに移動する。これにより、制動シュー53A、53Bがガイドレール201Aから離反し、作動機構13によるガイドレール201Aの制動動作が解放される。その結果、作動機構13は、その自重により回動軸37に沿って昇降方向Zの下方に移動する。
また、作動機構13が昇降方向Zの下方に移動することで、作動機構13のボディ部36に載置された第1楔部材21A及び第2楔部材21Bも昇降方向Zの下方に移動する。これにより、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、ガイド部材22A、22B及び腕部23A、23Bのテーパー面に沿って相対的に昇降方向Zの下方に移動する。その結果、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、第1の方向Xに沿って互いにさらに離反する向きに移動し、ガイドレール201Aの幅広面201aから離反する。これにより、非常止め装置10Aを制動状態から復帰状態に戻す動作が完了する。
2.第2の実施の形態例
次に、非常止め装置の第2の実施の形態例について図10A〜図11を参照して説明する。
図10A及び図10Bは、第2の実施の形態例にかかる非常止め装置における作動機構の倍力機構を示す図である。図11は、作動機構が作動した状態の倍力機構を示す図である。
次に、非常止め装置の第2の実施の形態例について図10A〜図11を参照して説明する。
図10A及び図10Bは、第2の実施の形態例にかかる非常止め装置における作動機構の倍力機構を示す図である。図11は、作動機構が作動した状態の倍力機構を示す図である。
この第2の実施の形態例にかかる非常止め装置が、第1の実施の形態例にかかる非常止め装置と異なる点は、作動機構における倍力機構の構成である。そのため、ここでは、倍力機構について説明し、第1の実施の形態例にかかる非常止め装置10Aと共通する部分には、同一の符号を付して重複した説明は省略する。
図10A及び図10Bに示すように、倍力機構90は、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の一端部31a、32aに設けられている。倍力機構90は、第1挟持部70Aと、第2挟持部70Bとを有している。第1挟持部70Aは、第1アーム部材31の一端部31aに設けられており、第2挟持部70Bは、第2アーム部材32の一端部32aに設けられている。
第1挟持部70A及び第2挟持部70Bは、それぞれ同一の構成を有しているため、ここでは第1挟持部70Aについて説明する。
第1挟持部70Aは、回動部71Aと、支持部72Aと、制動シュー73Aと、回動ロッド74Aと、倍力付勢部材75Aとを有している。また、回動部71A、回動ロッド74Aと、倍力付勢部材75Aは、昇降方向Zに沿って2つずつ設けられている。
第1挟持部70Aは、回動部71Aと、支持部72Aと、制動シュー73Aと、回動ロッド74Aと、倍力付勢部材75Aとを有している。また、回動部71A、回動ロッド74Aと、倍力付勢部材75Aは、昇降方向Zに沿って2つずつ設けられている。
回動部71Aは、一対の回動片81、81と、支持片82とを有している。一対の回動片81、81は、第2の方Yに所定の間隔を開けて配置されている。そして、一対の回動片81、81は、第1回動ピン84Aを介して第1アーム部材31の一端部31aに回動可能に支持されている。
一対の回動片81、81におけるガイドレール201Aの幅広面201a側には、支持片82が設けられている。支持片82は、一対の回動片81、81を接続するように配置される。支持片82には、摺動孔82aが形成されている。摺動孔82aは、支持片82における一対の回動片81、81が接続する一面から反対側の他面にかけて貫通している。摺動孔82aには、後述する回動ロッド84のばね受けピン79が摺動可能に挿入される。
回動ロッド84は、ばね受けピン79と、回動片78とを有している。ばね受けピン79は、棒状の部材により構成されている。ばね受けピン79は、回動部71Aの一対の支持片82に設けた摺動孔82aに摺動可能に挿入されている。ばね受けピン79の軸方向における摺動孔82aに挿入される端部とは反対側の端部には、回動片78が設けられている。回動片78は、後述する第2回動ピン85Aを介して支持部72Aに回動可能に支持される。
また、ばね受けピン79には、圧縮コイルばねからなる倍力付勢部材75Aが取り付けられている。倍力付勢部材75Aは、回動部71Aの支持片82と、回動ロッド84の回動片78の間に介在されている。倍力付勢部材75Aとしては、圧縮コイルばねに限定されるものではなく、例えば、板ばねやゴム等のその他各種の弾性を有する部材が適用されるものである。
支持部72Aは、複数の軸受け片76と、取付片77とを有している。軸受け片76は、第2の方向Yに互いに対向して2つ配置されている。また、第2の方向Yに対向して配置された一対の軸受け片76、76は、昇降方向Zに間隔を開けて2つ配置されている。
第2の方向Yで対向する一対の軸受け片76、76の間には、回動ロッド84の回動片78が挿入される。そして、一対の軸受け片76、76は、第2回動ピン85Aを介して回動片78を回動可能に支持している。
取付片77は、複数の軸受け片76におけるガイドレール201A側の端部に設けられている。そして、取付片77は、ガイドレール201Aの幅広面201aと対向する。取付片77における幅広面201aと対向する一面には、制動シュー73Aが固定されている。
作動機構が作動していない通常状態、すなわちエレベーター1の通常運転時では、回動ロッド84は、その自重によりガイドレール201A側の端部が昇降方向Zの下方に向けて垂れ下がっている。回動ロッド84は、昇降方向Zに沿って2つ設けられているため、支持部72Aの取付片77及び制動シュー73Aを幅広面201aに対して平行に対向させることができる。
また、作動機構が作動すると、第1アーム部材31に設けた制動シュー73Aと、第2アーム部材32に設けた制動シュー73Bは、ガイドレール201Aの幅広面201aに当接する。乗りかご120(図1参照)がさらに下降することで、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の一端部31a、32aもガイドレール201Aに対して相対的に昇降方向Zの下方に向けて移動する。
そして、図11に示すように、回動部71Aが第1回動ピン84Aを中心に回動し、回動ロッド84が第2回動ピン85Aを中心に支持部72Aに対して回動する。これにより、回動ロッド84のばね受けピン79は、第1の方向Xと平行に変位する。また、ばね受けピン79が第1の方向Xと平行に変位することで、さらに、回動ロッド84は、回動する際に、ばね受けピン79が回動部71Aの摺動孔82aを摺動する。そのため、回動部71Aと支持部72Aの間隔が狭まる。
回動部71Aと支持部72Aの間隔が狭まることで、倍力付勢部材75Aは、その付勢力に抗して回動部71Aと回動片78によって圧縮される。これにより、制動シュー73A、73Bがガイドレール201Aを押し付ける力には、作動側付勢部材34の付勢力に対して、倍力付勢部材75Aの付勢力が加えられる。その結果、倍力機構90によって制動シュー53A、53Bがガイドレール201Aを押し付ける力を増加させることができる。
その他の構成は、第1の実施の形態例にかかる非常止め装置10Aと同様であるため、それらの説明は省略する。このような倍力機構90を有する非常止め装置によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる非常止め装置10Aと同様の作用効果を得ることができる。
なお、第1の実施の形態例にかかる非常止め装置10Aでは、第1リンク片51A、51bが第1の方向Xと平行に変位すると倍力機構38により第1アーム部材31及び第2アーム部材32の一端部31a、32aからガイドレール201Aまでの間隔が広がる。そのため、第1の実施の形態例にかかる非常止め装置10Aでは、作動機構13における第1アーム部材31及び第2アーム部材32が若干撓む。そのため、第1アーム部材31及び第2アーム部材32を設計する際には、この撓みを考慮する必要がある。
これに対して、第2の実施の形態例にかかる非常止め装置の倍力機構90では、回動ロッド84が第1の方向に変位する際には、回動ロッド84が摺動し、倍力付勢部材75Aが圧縮される。そのため、第1アーム部材31及び第2アーム部材32に撓みが発生することを防ぐことができる。これにより、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の設計を第1の実施の形態例にかかる非常止め装置10Aよりも容易に行うことができる。
3.第3の実施の形態例
次に、非常止め装置の第3の実施の形態例について図12及び図13を参照して説明する。
図12は、第3の実施の形態例にかかる非常止め装置を示す概略構成図、図13は、非常止め装置の作動機構を示す斜視図である。
次に、非常止め装置の第3の実施の形態例について図12及び図13を参照して説明する。
図12は、第3の実施の形態例にかかる非常止め装置を示す概略構成図、図13は、非常止め装置の作動機構を示す斜視図である。
この第3の実施の形態例にかかる非常止め装置300は、一つの作動機構で、2つの制動機構を作動させるものである。そのため、ここでは、倍力機構について説明し、第1の実施の形態例にかかる非常止め装置と共通する部分には、同一の符号を付して重複した説明は省略する。
図12に示すように、非常止め装置300は、乗りかご120Aの下端部に設けられた第1制動機構301Aと、第2制動機構301Bと、作動機構302と、第1引き上げ棒303Aと、第2引き上げ棒303Bと、連動機構304と、を有している。第1制動機構301Aは、ガイドレール201Aと対向して配置されており、第2制動機構301Bは、ガイドレール201Bと対向して配置されている。
第1制動機構301A及び第2制動機構301Bは、第1の実施の形態例にかかる制動機構12と同様に、第1楔部材21Aと、第2楔部材21Bを有している。また、第1制動機構301Aの第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、第1引き上げ棒303Aの端部に接続されており、第2制動機構301Bの第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、第2引き上げ棒303Bの端部に接続されている。第1引き上げ棒303A及び第2引き上げ棒303Bが、昇降方向Zの上方に向けて引き上げられることで、第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、上方に引き上げられる。
なお、第1制動機構301A及び第2制動機構301Bにおけるその他の構成は、第1の第1の実施の形態例にかかる制動機構12と同様であるため、その説明は省略する。
作動機構302及び連動機構304は、乗りかご120の上端部に設置されている。連動機構304は、第1作動レバー305Aと、第2作動レバー305Bと、第1回動軸306Aと、第2回動軸306Bと、連動軸307と、支持ブラケット310とを有している。
第1回動軸306Aは、乗りかご120の上端部におけるガイドレール201A側の端部において支持ブラケット310に設けられている。また、第2回動軸306Bは、乗りかご120の上端部におけるガイドレール201B側の端部に設けられている。
また、支持ブラケット310は、第1ストッパ311と、第2ストッパ312とを有している。第1ストッパ311は、支持ブラケット310における昇降方向Zの上端部に設けられており、第2ストッパ312は、支持ブラケット310における昇降方向Zの下端部に設けられている。
図12及び図13に示すように、第1回動軸306Aには、第1作動レバー305Aが回動可能に支持されている。第1作動レバー305Aは、略T字状に形成されている。第1作動レバー305Aは、回動片305aと、接続片305bとを有している。
回動片305aは、接続片305bの長手方向の中間部から略垂直にガイドレール201Aに向けて突出している。なお、回動片305aと接続片305bが接続される箇所には、第1回動軸306Aが設けられている。回動片305aにおける接続片305bとは反対側の端部には、第1引き上げ棒303Aと、作動機構302が接続されている。
図13に示すように、作動機構302は、第1の実施の形態例にかかる作動機構13と同様に、第1アーム部材331と、第2アーム部材332と、アクチュエータ333と、作動側付勢部材334と、ロック機構335と、回動軸337と、倍力機構338と、連結ロッド339とを備えている。そして、作動機構302は、回動軸337を介して回動片305aに接続されている。なお、その他の構成は、第1の実施の形態例にかかる作動機構13と同様であるため、その説明は、省略する。
また、この第3の実施の形態例にかかる作動機構302は、回動軸337を介して第1作動レバー305Aに接続させた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1の実施の形態例にかかる作動機構13と同様に、ボディ部36を設け、このボディ部36を第1作動レバー305Aに接続させてもよい。
接続片305bにおける昇降方向Zの下端部には、連動軸307の軸方向の一端部が接続されている。図12に戻って示すように、連動軸307の軸方向の他端部には、第2作動レバー305Bが連結されている。
第2作動レバー305Bは、第1作動レバー305Aと同様に、略T字状に形成されている。第2作動レバー305Bは、第2回動軸306Bに回動可能に支持されている。また、第2作動レバー305Bには、第2引き上げ棒303Bが接続されている。
乗りかご120が下降移動時に作動機構302が作動すると、第1アーム部材331と第2アーム部材332によってガイドレール201Aを挟持する。そのため、作動機構302は、乗りかご120に対して相対的に昇降方向Zの上方に引き上げられる。作動機構302が昇降方向Zの上方に引き上げられることで、第1作動レバー305Aが第1回動軸306Aを中心に回動し、第1引き上げ棒303Aを昇降方向Zの上方に向けて引き上げる。そして、第1引き上げ棒303Aが引き上げられることで、第1制動機構301Aの第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、上方に引き上げられて、ガイドレール201Aを挟持する。
また、第1作動レバー305Aが回動することで、連動軸307を介して連結された第2作動レバー305Bが第2回動軸306Bを中心に回動する。そして、第2作動レバー305Bが回動することで、第2作動レバー305Bに接続された第2引き上げ棒303Bが昇降方向Zの上方に引き上げられる。これにより、第2制動機構301Bの第1楔部材21A及び第2楔部材21Bは、上方に引き上げられて、ガイドレール201Bを挟持する。その結果、第3の実施の形態例にかかる非常止め装置300によれば、一つの作動機構302が作動することで、連動機構304によって2つの制動機構301A、301Bを作動させることができる。
なお、第3の実施の形態例にかかる非常止め装置300では、連動機構304によって2つの制動機構301A、301Bを作動させる例を説明したが、これに限定されるものではなく、3つ以上の制動機構を、連動機構を介して作動させてもよい。
その他の構成は、第1の実施の形態例にかかる非常止め装置10Aと同様であるため、それらの説明は省略する。このような非常止め装置300によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる非常止め装置10Aと同様の作用効果を得ることができる。
なお、上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
なお、上述した実施の形態例では、ロックレバー43を操作するために、解除用ソレノイド47とプッシュロッド48からなるロック解除部材45を設けた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ロックレバー43が回動するロック回動軸44に駆動モータを設けてロック回動軸44自体を回動させてもよく、ロックレバー43を操作する構成は、その他各種の構成を適用できるものである。
または、エレベーター1の通常運転時には、ロックレバー43のロック片43aを第2アーム部材32の上端部に当接させ、第1アーム部材31と第2アーム部材32の他端部が離反した際に、ロックレバー43がその自重で回動するように構成してもよい。この場合、ロックを解除する際は、作業者の手でロックレバー43を解除操作する必要がある。
また、ロック機構35をアーム部材31、32の他端部に設けた例を説明したが、これに限定されるものではない。ロック機構35としては、第1アーム部材31の一端部31aと第2アーム部材32の一端部32aが接近する向きに移動した際に、第1アーム部材31及び第2アーム部材32の回動動作を拘束可能な構成であればよい。そのため、ロック機構35をアーム部材31、32における回動軸37よりも一端部31a、32a側に設けてもよい。
なお、ロック機構35は、回動軸37から近い位置よりも離れた他端部に設けることが好ましい。これにより、回動軸37よりも近い位置に配置された場合よりも小さい力でアーム部材31、32の回動動作を拘束することができる。
さらに、第1の実施の形態例にかかる非常止め装置10Aでは、制動機構12の2つの楔部材21A、21Bの昇降方向Zの下方に作動機構13を配置した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、制動機構12の2つの楔部材21A、21Bの昇降方向Zの上方に作動機構13を配置すると共に、2つの楔部材21A、21Bを引き上げる引き上げ棒を2つの楔部材21A、21Bに取り付ける。そして、引き上げ棒を介して作動機構13と2つの楔部材21A、21Bを連結させてもよい。すなわち、作動機構13を配置する位置は、上述した実施の形態例に限定されるものではない。
また、昇降体としては乗りかご120に限定されるものではなく、釣合おもり140を適用してもよい。
なお、本明細書において、「平行」及び「直交」等の単語を使用したが、これらは厳密な「平行」及び「直交」のみを意味するものではなく、「平行」及び「直交」を含み、さらにその機能を発揮し得る範囲にある、「略平行」や「略直交」の状態であってもよい。
1…エレベーター、 10A、10B、10C、300…非常止め装置、 11…筐体、 12、302…制動機構、 13…作動機構、 21A、21B…楔部材(制動部材)、 31、32…アーム部材、 31a、32a…一端部、 31b…他端部、 33…アクチュエータ、 34…作動側付勢部材、 35…ロック機構、 36…ボディ部、 37…回動軸、 38、90…倍力機構、 39…連結ロッド、 41…電磁コイル、 42…プランジャ、 43…ロックレバー、 43a…ロック片、 44…ロック回動軸、 45…ロック解除部材、 46…ロック受け部、 46a…係止部、 47…解除用ソレノイド、 48…プッシュロッド、 50A…第1挟持部、 50B…第2挟持部、 51A、51B…第1リンク片、 52A、52B…第2リンク片、 53A、53B…制動シュー、 54A…第1回動ピン(回動ピン)、 55A…第2回動ピン、 61A…第1規制板、 61B…第2規制板、 71A…回動部、 72A…支持部、 74A…回動ロッド、 75A…倍力付勢部材、 100…巻上機、 110…昇降路、 120…乗りかご、 130…主ロープ、 140…釣合おもり、 150…反らせ車、 160…機械室、 170…制御装置、 201A、201B…ガイドレール、 201a…幅広面、 301A…第1制動機構、 301B…第2制動機構、 303A…第1引き上げ棒、 303B…第2引き上げ棒、 304…連動機構
Claims (7)
- 昇降体の昇降移動の状態に基づいて前記昇降体の移動を停止させる非常止め装置において、
前記昇降体に設けられ、かつ前記昇降体が摺動するガイドレールを挟持して前記昇降体の移動を停止させる制動機構と、
前記制動機構の制動部材を作動させる作動機構と、を備え、
前記作動機構は、
前記ガイドレールが延在する方向に沿って立設する回動軸と、
前記回動軸に回動可能に支持される一対のアーム部材と、
前記一対のアーム部材における前記ガイドレールと対向する一端部に設けられ、前記ガイドレールに当接する制動シューを有する倍力機構と、
前記一対のアーム部材の前記一端部を前記ガイドレールに接近する向きに付勢する作動側付勢部材と、
前記作動側付勢部材の付勢力に抗して前記一対のアーム部材の前記一端部を前記ガイドレールから離反する向きに前記一対のアーム部材を回動させるアクチュエータと、
前記一対のアーム部材の回動動作を拘束可能なロック機構と、を備え、
前記倍力機構は、前記一対のアーム部材の前記一端部に回動ピンを介して前記昇降体の昇降方向に回動可能に支持され、前記回動ピンから前記制動シューまでの間隔が可変可能に形成される
非常止め装置。 - 前記倍力機構は、
前記一対のアーム部材の前記一端部に前記回動ピンを介して回動可能に支持される第1リンク片と、
前記制動シューが取り付けられ、前記第1リンク片と回動可能に連結される第2リンク片と、を有する
請求項1に記載の非常止め装置。 - 前記回動ピンと前記制動シューの間には、弾性を有する倍力付勢部材が配置される
請求項1に記載の非常止め装置。 - 前記一対のアーム部材の前記一端部には、前記倍力機構における前記昇降方向の上方への回動動作を規制する規制板が設けられる
請求項1〜3のいずれかに記載の非常止め装置。 - 前記制動機構は、前記昇降体に複数設けられ、
複数の前記制動機構を連動させる連動機構を設けた
請求項1に記載の非常止め装置。 - 前記ロック機構は、前記一対のアーム部材において前記回動軸を間に挟んで前記一端部とは反対側の他端部に設けられる
請求項1に記載の非常止め装置。 - 昇降路内を昇降移動する昇降体を備えたエレベーターにおいて、
前記昇降路内に立設されて前記昇降体を摺動可能に支持するガイドレールと、
前記昇降体の昇降移動の状態に基づいて前記昇降体の移動を停止させる非常止め装置と、を備え、
前記非常止め装置は、
前記昇降体に設けられ、かつ前記ガイドレールを挟持して前記昇降体の移動を停止させる制動機構と、
前記制動機構の制動部材を作動させる作動機構と、を備え、
前記作動機構は、
前記ガイドレールが延在する方向に沿って立設する回動軸と、
前記回動軸に回動可能に支持される一対のアーム部材と、
前記一対のアーム部材における前記ガイドレールと対向する一端部に設けられ、前記ガイドレールに当接する制動シューを有する倍力機構と、
前記一対のアーム部材の前記一端部を前記ガイドレールに接近する向きに付勢する作動側付勢部材と、
前記作動側付勢部材の付勢力に抗して前記一対のアーム部材の前記一端部を前記ガイドレールから離反する向きに前記一対のアーム部材を回動させるアクチュエータと、
前記一対のアーム部材の回動動作を拘束可能なロック機構と、を備え、
前記倍力機構は、前記一対のアーム部材の前記一端部に回動ピンを介して前記昇降体の昇降方向に回動可能に支持され、前記回動ピンから前記制動シューまでの間隔が可変可能に形成される
エレベーター。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017220589A JP2019089643A (ja) | 2017-11-16 | 2017-11-16 | 非常止め装置及びエレベーター |
| CN201811097839.6A CN109795930B (zh) | 2017-11-16 | 2018-09-19 | 紧急停止装置以及电梯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017220589A JP2019089643A (ja) | 2017-11-16 | 2017-11-16 | 非常止め装置及びエレベーター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019089643A true JP2019089643A (ja) | 2019-06-13 |
Family
ID=66556176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017220589A Pending JP2019089643A (ja) | 2017-11-16 | 2017-11-16 | 非常止め装置及びエレベーター |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2019089643A (ja) |
| CN (1) | CN109795930B (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021046280A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 株式会社日立製作所 | エレベーター及びエレベーターの制御方法 |
| WO2021166318A1 (ja) * | 2020-02-20 | 2021-08-26 | 株式会社日立製作所 | 非常止め装置及びエレベーター |
| CN113800360A (zh) * | 2020-06-12 | 2021-12-17 | 株式会社日立制作所 | 电梯的轿厢 |
| JPWO2022172364A1 (ja) * | 2021-02-10 | 2022-08-18 | ||
| CN116199061A (zh) * | 2022-12-29 | 2023-06-02 | 福建省中侨富士电梯有限公司 | 一种电梯的锁梯装置及电梯 |
| CN117303156A (zh) * | 2023-11-17 | 2023-12-29 | 广东华辉电梯配件有限公司 | 一种具有限位结构的安全钳 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR870000232A (ko) * | 1985-06-06 | 1987-02-17 | 시기 모리야 | 엘리베이터용 비상 정지장치 |
| JP3611543B2 (ja) * | 2001-11-21 | 2005-01-19 | 株式会社日立製作所 | エレベーターの非常止め装置 |
| JP4478704B2 (ja) * | 2007-08-20 | 2010-06-09 | 株式会社日立製作所 | エレベーター装置 |
| JP4601682B2 (ja) * | 2008-03-12 | 2010-12-22 | 株式会社日立製作所 | エレベーター装置 |
| JP5345183B2 (ja) * | 2011-07-14 | 2013-11-20 | 株式会社日立製作所 | エレベータの非常止め装置 |
-
2017
- 2017-11-16 JP JP2017220589A patent/JP2019089643A/ja active Pending
-
2018
- 2018-09-19 CN CN201811097839.6A patent/CN109795930B/zh active Active
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021046280A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 株式会社日立製作所 | エレベーター及びエレベーターの制御方法 |
| JP7319878B2 (ja) | 2019-09-18 | 2023-08-02 | 株式会社日立製作所 | エレベーター及びエレベーターの制御方法 |
| WO2021166318A1 (ja) * | 2020-02-20 | 2021-08-26 | 株式会社日立製作所 | 非常止め装置及びエレベーター |
| JP2021130550A (ja) * | 2020-02-20 | 2021-09-09 | 株式会社日立製作所 | 非常止め装置及びエレベーター |
| CN113800360A (zh) * | 2020-06-12 | 2021-12-17 | 株式会社日立制作所 | 电梯的轿厢 |
| JPWO2022172364A1 (ja) * | 2021-02-10 | 2022-08-18 | ||
| WO2022172364A1 (ja) * | 2021-02-10 | 2022-08-18 | 株式会社日立製作所 | エレベータ装置 |
| JP7445791B2 (ja) | 2021-02-10 | 2024-03-07 | 株式会社日立製作所 | エレベータ装置 |
| CN116199061A (zh) * | 2022-12-29 | 2023-06-02 | 福建省中侨富士电梯有限公司 | 一种电梯的锁梯装置及电梯 |
| CN117303156A (zh) * | 2023-11-17 | 2023-12-29 | 广东华辉电梯配件有限公司 | 一种具有限位结构的安全钳 |
| CN117303156B (zh) * | 2023-11-17 | 2024-04-19 | 广东华辉电梯配件有限公司 | 一种具有限位结构的安全钳 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN109795930B (zh) | 2020-07-10 |
| CN109795930A (zh) | 2019-05-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7204448B2 (ja) | 非常止め装置及びエレベーター | |
| KR101033378B1 (ko) | 엘리베이터의 안전장치 | |
| CN109795930B (zh) | 紧急停止装置以及电梯 | |
| CN100355640C (zh) | 电梯的紧急制动装置 | |
| CN102874669B (zh) | 电梯的紧急制动装置 | |
| JP5112342B2 (ja) | エレベータの安全装置 | |
| JP4478704B2 (ja) | エレベーター装置 | |
| JP7292230B2 (ja) | 非常止め装置及びエレベーター | |
| WO2019176160A1 (ja) | 非常止め装置及びエレベーター | |
| JP4170295B2 (ja) | エレベータの制動装置 | |
| JP5774220B2 (ja) | エレベータ装置 | |
| JP6854974B2 (ja) | エレベーターの安全装置、及びエレベーターの安全システム | |
| JP5832669B2 (ja) | エレベータ装置 | |
| JP2021046280A (ja) | エレベーター及びエレベーターの制御方法 | |
| JP5081119B2 (ja) | エレベーターの制動装置 | |
| JP2006290514A (ja) | エレベータ用ロープブレーキ装置 | |
| WO2023047561A1 (ja) | エレベータ装置 | |
| JP5189027B2 (ja) | エレベーターの制動装置及びエレベーター装置 | |
| JP5189034B2 (ja) | エレベーターの制動装置 | |
| JP2025007893A (ja) | エレベータ | |
| JP7360546B2 (ja) | 非常止め装置及びエレベーター | |
| JP2013151346A (ja) | エレベータの非常止め装置 | |
| JPH07315718A (ja) | エレベータのブレーキ解放装置 | |
| JPH08324914A (ja) | エレベーター装置 | |
| WO2022249793A1 (ja) | 非常止め装置、エレベーター及び非常止め装置の復帰方法 |