JP2019092249A - 工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】電線の切断作業と被覆材剥がし作業とを効率をよく行えるようにする。
【解決手段】工具10は、刃先110を対面させ第1の支持軸12を軸に開閉させ電線30を切断する一対の切断刃11と、刃先130を対面させ第2の支持軸15を軸に開閉させ電線30の被覆材32のみを切断する一対の被覆材切断刃13と、第1の支持軸12と第2の支持軸15とを同一軸上で所定間隔離間させ一体化させる連結部20と、切断刃11を開閉させると同時に被覆材切断刃13を開閉させるにぎり部16とを備え、切断刃13で電線30を切断すると同時に切断された電線30の端部から所定間隔の長さの被覆材32を被覆材切断刃13によって切断し心線31を露出させるように構成したため、1つの工具10で電線30の切断作業と被覆材32の被覆材剥がし作業とを同時に行うことができ、作業効率が向上する。
【選択図】図1
【解決手段】工具10は、刃先110を対面させ第1の支持軸12を軸に開閉させ電線30を切断する一対の切断刃11と、刃先130を対面させ第2の支持軸15を軸に開閉させ電線30の被覆材32のみを切断する一対の被覆材切断刃13と、第1の支持軸12と第2の支持軸15とを同一軸上で所定間隔離間させ一体化させる連結部20と、切断刃11を開閉させると同時に被覆材切断刃13を開閉させるにぎり部16とを備え、切断刃13で電線30を切断すると同時に切断された電線30の端部から所定間隔の長さの被覆材32を被覆材切断刃13によって切断し心線31を露出させるように構成したため、1つの工具10で電線30の切断作業と被覆材32の被覆材剥がし作業とを同時に行うことができ、作業効率が向上する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電線の切断と、電線の被覆材剥がしとを行うための工具に関する。
基板と、センサーや電磁バルブのような電気部品とを接続するために電線を配線するためには、所定の長さに電線を切断し、切断した電線の端から所定長さの被覆材を剥がして心線を露出させてから、露出した心線を電気部品の端子または基板に接続するか、または、露出した心線の先端に端子を圧着させ端子を電気部品または基板に接続している。このような配線作業で使用する工具として、電線の切断にはニッパーを使用し、被覆材剥がしにはストリッパーを使用している(例えば、下記の特許文献1及び2を参照)
上記のように、配線作業に際してニッパーとストリッパーとの2種類の工具を使用しているため、切断作業と被覆材剥がし作業とを行うためには、作業に合わせて工具を持ち替える必要があり、作業効率が悪いという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、電線の切断作業と電線の被覆材剥がし作業とを効率をよく行えるようにすることを目的としている。
本発明は、心線を覆う被覆材を備えた電線の切断作業と、該電線の端から所定の長さの該被覆材を剥がして心線を露出させる被覆材剥がし作業とを行うための工具であって、刃先を対面させ第1の支持軸を軸に開閉させ該電線を切断する一対の切断刃と、刃先を対面させ第2の支持軸を軸に開閉させ該電線の該被覆材のみを切断する一対の被覆材切断刃と、該第1の支持軸と該第2の支持軸とを同一軸上で所定間隔離間させ一体化させる連結部と、該切断刃を開閉させると同時に該被覆材切断刃を開閉させるにぎり部とを備え、該切断刃で該電線を切断すると同時に切断された該電線の端部から該所定間隔の長さの該被覆材を該被覆材切断刃によって切断し該心線を露出させ、該切断作業と該被覆材剥がし作業とを同時に行うことを可能にする。
上記連結部は、上記切断刃と上記被覆材切断刃との間隔を調整する調節機構を備えた構成となっていることが好ましい。
本発明に係る工具は、刃先を対面させ第1の支持軸を軸に開閉させ該電線を切断する一対の切断刃と、刃先を対面させ第2の支持軸を軸に開閉させ電線の被覆材のみを切断する一対の被覆材切断刃と、第1の支持軸と第2の支持軸とを同一軸上で所定間隔離間させ一体化させる連結部と、切断刃を開閉させると同時に被覆材切断刃を開閉させるにぎり部とを備え、切断刃で電線を切断すると同時に切断された電線の端部から所定間隔の長さの被覆材を被覆材切断刃によって切断し心線を露出させた構成としたため、1つの工具で電線の切断作業と被覆材の被覆材剥がし作業とを同時に行うことができ、作業効率が向上する。
上記連結部は、上記切断刃と上記被覆材切断刃との間隔を調整する調節機構を備えたため、接続端子や圧着端子の形状に応じて、電線の被覆材の剥がす長さを調節することができる。
図1及び図2に示す工具10は、図3に示す心線31を覆う被覆材32を備えた電線30の切断作業と、電線30の端から所定の長さの被覆材32を剥がして心線31を露出させる被覆材剥がし作業とを行うための工具である。電線30は、その種類やサイズなどが特に限定されるものではなく、例えば銅線からなる心線31が絶縁体からなる被覆材32によって覆われた構成となっている。
図1に示すように、工具10は、刃先110を対面させ第1の支持軸12を軸に開閉させ電線30を切断する一対の切断刃11と、刃先130を対面させ第2の支持軸15を軸に開閉させ電線30の被覆材32のみを切断する一対の被覆材切断刃13と、第1の支持軸12と第2の支持軸15とを同一軸上で所定間隔離間させ一体化させる連結部20と、切断刃11を開閉させると同時に被覆材切断刃13を開閉させるにぎり部16とを備えている。
一対の切断刃11は、電線30を切断するニッパーとして機能する。一対の切断刃11は、互いに内面側を重ね合わせた状態で、あご部112の中心に支点となる第1の支持軸12により互いに接近及び離間する方向(開閉方向)に開閉自在に支持されている。一対の切断刃11には、ネジ挿入孔111がそれぞれ形成されている。
一対の被覆材切断刃13は、電線30の被覆材32を剥がすためのストリッパーとして機能する。一対の被覆材切断刃13は、互いに内面を重ね合わせた状態で、あご部132の中心に支点となる第2の支持軸15により互いに接近及び離間する方向に開閉自在に支持されている。一対の被覆材切断刃13には、ネジ挿入孔131がそれぞれ形成されている。また、一対の被覆材切断刃13の刃先130には、半球状に窪んだ剥がし部14が形成されている。つまり、一対の被覆材切断刃13の刃先130が当接することで対向する剥がし部14が重なって丸穴が形成され、この丸穴に電線30を挟み込むことができる。剥がし部14の大きさは、電線30の太さに応じて形成されている。剥がし部14の大きさは1種類でもよいが、被覆材剥がし作業の対象となる電線30の太さが複数種類ある場合は、これに応じて数種の大きさの剥がし部14を被覆材切断刃13に備えるとよい。
被覆材切断刃13のあご部132に連接した連接部133の下部ににぎり部16が配設されている。にぎり部16は、作業者が片手で把持することができるグリップである。2つの連接部133の間には、スプリング17が配設されている。スプリング17は、一対の被覆材切断刃13が互いに離反する方向(刃先130が開く方向)に付勢している。さらに、被覆材切断刃13には、ストッパ18が配設されている。ストッパ18は、図示しない引っ掛け機構に引っ掛けて固定することで、一対の被覆材切断刃13を閉じた状態を維持することが可能となっている。
連結部20は、切断刃11と被覆材切断刃13とを連結するための連結部材であり、例えば、2つのスペーサ21と、切断刃11側のネジ挿入孔111から挿入する2本のネジ22と、被覆材切断刃13側のネジ挿入孔131から挿入する2本のネジ23とを備えている。スペーサ21は、例えば筒状に形成されており、両端側に雌ネジ孔210が形成されている。
連結部20を用いて、切断刃11と被覆材切断刃13とを連結する際には、スペーサ21を切断刃11と被覆材切断刃13との間に配置し、切断刃11側からネジ22をネジ挿入孔111に挿入してスペーサ21の一方の雌ネジ孔210に螺合させるとともに、被覆材切断刃13側からネジ23をネジ挿入孔131に挿入してスペーサ21の他方の雌ネジ孔210に螺合させて固定する。これにより、図2に示すように、切断刃11と被覆材切断刃13とが並行して第1の支持軸12と第2の支持軸15とを同一軸上で所定間隔離間させ一体化させた工具10が形成される。なお、本実施形態では、被覆材切断刃13側ににぎり部16が配設した構成を示したが、切断刃11側ににぎり部16を配設するようにしてもよい。
次に、工具10を用いて切断作業と被覆材剥がし作業とを同時に実施する場合について説明する。図2に示すように、切断しようとする電線30を工具10で挟む。すなわち、図1に示したスプリング17によって互いに離反する方向に開いた状態の一対の被覆材切断刃13及び一対の切断刃11の間に電線30を通してから、作業者がにぎり部16を把持して閉じることにより、一対の切断刃11が電線30を完全切断すると同時に一対の被覆材切断刃13の剥がし部14で電線30を挟み込んで被覆材32のみを切断する。この状態で、一対の被覆材切断刃13及び一対の切断刃11の開閉方向と直交する方向に工具10を引くことにより、電線30の端部から被覆材切断刃13によって切断された所定間隔の長さの被覆材32を除去することができる。その結果、図3に示す電線30のように、被覆材32の先端32aから心線31を露出させることができる。所定間隔の長さとは、切断刃11と被覆材切断刃13との間の間隔の長さであり、任意に設定される。
このように、本発明に係る工具10は、刃先110を対面させ第1の支持軸12を軸に開閉させ電線30を切断する一対の切断刃11と、刃先130を対面させ第2の支持軸15を軸に開閉させ電線30の被覆材32のみを切断する一対の被覆材切断刃13と、第1の支持軸12と第2の支持軸15とを同一軸上で所定間隔離間させ一体化させる連結部20と、切断刃11を開閉させると同時に被覆材切断刃13を開閉させるにぎり部16とを備え、切断刃11で電線30を切断すると同時に切断された電線30の端部から所定間隔の長さの被覆材32を被覆材切断刃13によって切断し心線31を露出させる構成としたため、1つの工具10で電線30の切断作業と被覆材32の被覆材剥がし作業とを同時に行うことができ、作業毎に工具を持ち替える必要がなくなり、作業効率が向上する。
上記の連結部20は、被覆材32を剥がす長さに合わせて、切断刃11と被覆材切断刃13との間隔を調節する調節機能を備える構成でもよい。調節機能の一形態として、例えば、図4に示すスペーサ24によって切断刃11と被覆材切断刃13との間隔を調節するようにしてもよい。スペーサ24は、長方体からなり、第1の面24aと、第1の面24aよりも面積の小さい第2の面24bとを有し、第1の面24aには第1の雌ネジ孔240が形成され、第2の面24bには第2の雌ネジ孔241が形成されている。
例えば、図5に示す連結部20’のように、スペーサ24を、第2の面24bを上向きにするとともに第1の面24aを横向きにした状態で、切断刃11と被覆材切断刃13との間に配置して、上記同様の連結動作によって第1の雌ネジ孔240にネジ22,23を螺合させて連結することにより、切断刃11と被覆材切断刃13との間の間隔を小さく調節することができる。一方、図6に示す連結部20’のように、スペーサ24を、第1の面24aを上向きにするとともに第2の面24bを横向きにした状態で、切断刃11と被覆材切断刃13との間に配置して、上記同様の連結動作によって第2の雌ネジ孔241にネジ22,23を螺合させて連結することにより、切断刃11と被覆材切断刃13との間の間隔を大きく調整することができる。
このように、調節機能を備える連結部20’では、スペーサ24の向きを変えて切断刃11と被覆材切断刃13との間に配置して連結するだけで、切断刃11と被覆材切断刃13との間隔を調節でき、接続端子や圧着端子の形状に応じて、電線30の被覆材32の剥がす長さを調節することが可能となる。調節機能としては、上記した構成に限定されるものではなく、例えば、異なる軸長さを有するスペーサを複数種類用意しておき、被覆材32の剥がす長さに合わせて、最適な軸長さのスペーサを用いて切断刃11と被覆材切断刃13との間隔を調節するようにしてもよい。
10:工具 11:切断刃 110:刃先 111:ネジ挿入孔 112:あご部
12:第1の支持軸 13:被覆材切断刃 130:刃先 131:ネジ挿入孔
132:あご部 133:連接部 14:剥がし部 15:第2の支持軸
16:にぎり部 17:スプリング 18:ストッパ
20,20’:連結部 21:スペーサ 210:雌ネジ孔 22,23:ネジ
24:スペーサ 24a:第1の面 240:第1の雌ネジ孔 24b:第2の面
241:第2の雌ネジ孔
30:電線 31:心線 32:被覆材 32a:先端
12:第1の支持軸 13:被覆材切断刃 130:刃先 131:ネジ挿入孔
132:あご部 133:連接部 14:剥がし部 15:第2の支持軸
16:にぎり部 17:スプリング 18:ストッパ
20,20’:連結部 21:スペーサ 210:雌ネジ孔 22,23:ネジ
24:スペーサ 24a:第1の面 240:第1の雌ネジ孔 24b:第2の面
241:第2の雌ネジ孔
30:電線 31:心線 32:被覆材 32a:先端
Claims (2)
- 心線を覆う被覆材を備えた電線の切断作業と、該電線の端から所定の長さの該被覆材を剥がして心線を露出させる被覆材剥がし作業とを行うための工具であって、
刃先を対面させ第1の支持軸を軸に開閉させ該電線を切断する一対の切断刃と、
刃先を対面させ第2の支持軸を軸に開閉させ該電線の該被覆材のみを切断する一対の被覆材切断刃と、
該第1の支持軸と該第2の支持軸とを同一軸上で所定間隔離間させ一体化させる連結部と、
該切断刃を開閉させると同時に該被覆材切断刃を開閉させるにぎり部とを備え、
該切断刃で該電線を切断すると同時に切断された該電線の端部から該所定間隔の長さの該被覆材を該被覆材切断刃によって切断し該心線を露出させ、
該切断作業と該被覆材剥がし作業とを同時に行うことを可能にする工具。 - 前記連結部は、前記切断刃と前記被覆材切断刃との間隔を調整する調節機構を備えた請求項1記載の工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017218144A JP2019092249A (ja) | 2017-11-13 | 2017-11-13 | 工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017218144A JP2019092249A (ja) | 2017-11-13 | 2017-11-13 | 工具 |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2019092249A true JP2019092249A (ja) | 2019-06-13 |
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ID=66836782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017218144A Pending JP2019092249A (ja) | 2017-11-13 | 2017-11-13 | 工具 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2019092249A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7650531B1 (ja) | 2023-11-07 | 2025-03-25 | 株式会社エンジニア | ワイヤーストリッパー |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013162729A (ja) * | 2012-02-08 | 2013-08-19 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ケーブルストリッパー |
| JP2014039433A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 電線被覆剥ぎ取り用間接活線先端工具 |
-
2017
- 2017-11-13 JP JP2017218144A patent/JP2019092249A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013162729A (ja) * | 2012-02-08 | 2013-08-19 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ケーブルストリッパー |
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| JP7650531B1 (ja) | 2023-11-07 | 2025-03-25 | 株式会社エンジニア | ワイヤーストリッパー |
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