JP2019093786A - 車両の換気装置 - Google Patents

車両の換気装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019093786A
JP2019093786A JP2017222808A JP2017222808A JP2019093786A JP 2019093786 A JP2019093786 A JP 2019093786A JP 2017222808 A JP2017222808 A JP 2017222808A JP 2017222808 A JP2017222808 A JP 2017222808A JP 2019093786 A JP2019093786 A JP 2019093786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
power window
amount
rainfall
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017222808A
Other languages
English (en)
Inventor
愛香 磯谷
Aika Isotani
愛香 磯谷
渡邊 武司
Takeshi Watanabe
武司 渡邊
忠孝 八幡
Tadako Yahata
忠孝 八幡
良孝 浦田
Yoshitaka Urata
良孝 浦田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2017222808A priority Critical patent/JP2019093786A/ja
Publication of JP2019093786A publication Critical patent/JP2019093786A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】雨天時における車室内環境の悪化を防止する車両の換気装置を提供する。【解決手段】パワーウィンドウシステム20を備えた車両1の換気装置であって、車両1の車室内温度Tを検出する温度センサ15と、降雨量を検出する降雨量検出手段16と、車両1のパワーウィンドウ3f,3rの開閉動作を制御する制御装置10と、を備える。制御装置10は、車両1の駐車中における車室内温度が所定温度以上であることを含む所定条件が成立したらパワーウィンドウ3f,3rを開放するとともに、パワーウィンドウ3f,3rの開放中に降雨量検出手段16で降雨量が検出された場合には、その降雨量に応じてパワーウィンドウ3f,3rの開放量を変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、パワーウィンドウシステムを備えた車両の換気装置に関する。
従来、パワーウィンドウシステムを備えた車両が実用化されており、このシステムを利用して乗員不在時における車室内の環境悪化を自動的に防止する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。また、乗員不在時に、防犯機能を低下させることなく車室内を換気する技術も提案されている(例えば特許文献2参照)。
実開平4−16288号公報 特開2008−106449号公報
しかしながら、上記の特許文献1,2に記載の技術では、雨滴センサが動作すると(降雨や降雪が検知されると)、パワーウィンドウが全閉されてしまって車室内の換気を継続することができない。つまり、これらの技術では、例えば夏場の雨天時のように、換気が必要とされる状況で車室内の高温多湿化が避けられないことから、改良の余地がある。
本件の車両の換気装置は、このような課題に鑑み案出されたもので、雨天時における車室内環境の悪化を防止することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)ここで開示する車両の換気装置は、パワーウィンドウシステムを備えた車両の換気装置において、前記車両の車室内温度を検出する温度センサと、降雨量を検出する降雨量検出手段と、前記車両のパワーウィンドウの開閉動作を制御する制御装置と、を備える。前記制御装置は、前記車両の駐車中における前記車室内温度が所定温度以上であることを含む所定条件が成立したら前記パワーウィンドウを開放するとともに、前記パワーウィンドウの開放中に前記降雨量検出手段で前記降雨量が検出された場合には当該降雨量に応じて前記パワーウィンドウの開放量を変更する。
(2)前記所定条件には、前記降雨量検出手段により検出される前記降雨量が所定値未満であることが含まれることが好ましい。
(3)前記換気装置は、前記車両の盗難可能性を検知する盗難検知手段を備えることが好ましい。この場合、前記制御装置は、前記パワーウィンドウの開放中に前記盗難可能性が検知された場合には、前記パワーウィンドウを全閉することが好ましい。
(4)前記制御装置は、前記盗難可能性が検知された場合に前記パワーウィンドウの閉鎖動作が阻害されたら、前記閉鎖動作を一時停止したのち再開することが好ましい。
(5)前記換気装置は、前記車両の外部に向けて警報音を発する警報装置を備えることが好ましい。この場合、前記制御装置は、前記パワーウィンドウの開放中に前記盗難可能性が検知された場合には、前記警報装置を制御して前記警報音を鳴らすことが好ましい。
(6)前記制御装置は、前記所定条件が成立した場合に、左右に配置された前記パワーウィンドウを少なくとも一つずつ開放することが好ましい。
(7)前記制御装置は、前記所定条件が成立した場合に、前席に配置された前記パワーウィンドウの前記開放量よりも後席に配置された前記パワーウィンドウの前記開放量を大きくすることが好ましい。
(8)前記換気装置は、乗員の手動操作により前記開放量の初期値が入力される入力部を備えることが好ましい。この場合、前記制御装置は、前記所定条件が成立したら前記パワーウィンドウを前記初期値だけ開放するとともに、前記パワーウィンドウの開放中に前記降雨量検出手段で前記降雨量が検出された場合には当該降雨量に応じた補正値を前記初期値に乗じることで前記開放量を変更することが好ましい。
開示の車両の換気装置によれば、雨や雪等による車室内の濡れを抑制しつつ、換気を継続することができるため、雨天時における車室内環境の悪化を防止することができる。
実施形態に係る換気装置が適用された車両の模式的な側面図である。 図1の換気装置の全体構成を例示するブロック図である。 (a)〜(c)は、図1の換気装置で用いられるマップ例である。 図1の換気装置で実施される換気制御を説明するフローチャート例である。
図面を参照して、実施形態としての車両の換気装置について説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.装置構成]
本実施形態の換気装置は、図1に示す車両1に適用される。本換気装置は、車両1の駐車中に車室内が高温になった場合に、自動的にパワーウィンドウ3(窓)を開けて車室内を換気するものである。この車両1には、パワーウィンドウシステム20(PWS)が設けられており、スイッチ操作によってサイドドア2のパワーウィンドウ3が開閉される。以下、サイドドア2およびパワーウィンドウ3のそれぞれを前席と後席とで区別する場合には、末尾にf,rを付ける。
パワーウィンドウシステム20は、図2に示すように、操作スイッチ21,制御部22,モータ23,レギュレータ24,モータ回転速度センサ25及びパワーウィンドウ3を有する。操作スイッチ21は、乗員がパワーウィンドウ3を開閉するときに操作するスイッチであり、サイドドア2の車室側の側面に設けられる。制御部22は、操作スイッチ21に対する操作に従ってパワーウィンドウ3の昇降を制御するコントローラである。本実施形態の制御部22は後述する制御装置10からの指令に従ってパワーウィンドウ3の昇降を制御する。モータ23は、レギュレータ24を上下に動かすことでパワーウィンドウ3を昇降させる駆動源であり、制御部22によりその作動が制御される。モータ23の作動中には、モータ回転速度センサ25によりその回転速度が検出されて、制御部22に伝達される。
図1及び図2に示すように、本実施形態の換気装置は、パワーウィンドウ3の開閉動作を制御する制御装置10(ECU)を備える。制御装置10は、車両1に搭載される各種装置を統合制御する電子制御装置である。制御装置10は、例えばマイクロプロセッサやROM,RAM等を集積したLSIデバイスや組み込み電子デバイスとして構成され、車両1に設けられた車載ネットワーク網の通信ラインに接続される。制御装置10はパワーウィンドウシステム20と接続される。また、制御装置10は、その入力側に各センサ類11〜17及び入力部18が接続され、出力側に警報装置30が接続される。
イグニッションスイッチ11は車両1の主電源(イグニッションキー)のオンオフ状態を検出し、車速センサ12は車両1の車速Vを検出する。シフトポジションセンサ13はシフトポジションを検出し、ドアセンサ14は各サイドドア2に設けられてその開閉状態を検出する。温度センサ15は車室内の温度T(車室内温度)を検出し、雨滴センサ16(降雨量検出手段)は降雨量Bを検出し、振動センサ17(盗難検知手段)は車体の振動を検出する。
本実施形態の換気装置では、振動センサ17で検出される車体振動によって車両1が盗難されるおそれ(盗難可能性)を判断する。具体的には、車両1の停車中に車体振動が検出された場合には盗難可能性があると判断される。また、入力部18は、例えばナビゲーションシステムのタッチパネルやユーザの所持するスマートフォン等であり、乗員による手動操作によって情報が入力される装置である。これらセンサ類11〜17によって検出された情報及び入力部18で入力された情報は、制御装置10に伝達される。一方、警報装置30は、車両1の外部に向けて警報音を発する装置であり、制御装置10によって制御される。
[2.制御構成]
換気装置に設けられた制御装置10は、車両1の駐車中に所定条件が成立したら、パワーウィンドウ3を開放することで車室内を換気するとともに、パワーウィンドウ3の開放中(換気中)に降雨量Bが検出された場合にはその降雨量Bに応じてパワーウィンドウ3の開放量Xを変更する換気制御を実施する。本実施形態では、制御装置10が、以下の条件1及び条件2が共に成立した場合に所定条件が成立したと判定する。
==所定条件==
条件1:車室内温度Tが所定温度Tp以上であること
条件2:降雨量Bが所定値Bp未満であること
所定温度Tpは、車室内の空気を入れ替える必要があるか否かを判断する閾値温度であり、例えば一年の中で最も暑い月の平均最高気温よりも高い温度に設定される。所定値Bpは、パワーウィンドウ3を開放したときに車室内が雨や雪等で濡れてしまうか否かを判断する閾値である。本実施形態では、所定温度Tp及び所定値Bpがいずれも予め設定されている。
すなわち、本実施形態の換気制御は、車両1の駐車中、車室内が暑くなったときにパワーウィンドウ3を開けて換気をしても車室内に雨や雪が入り込む可能性が低い場合に実施される。制御装置10は、上記の所定条件が成立したらパワーウィンドウ3の開放量Xを初期値Xiに設定し、パワーウィンドウシステム20の制御部22に指令を出して、パワーウィンドウ3を初期値Xiだけ開放する。本実施形態の初期値Xiは、入力部18を介して乗員により任意に設定される可変値である。
なお、制御装置10は、イグニッションスイッチ11,車速センサ12,シフトポジションセンサ13及びドアセンサ14から伝達される情報に基づいて、車両1が駐車中であるか否かを判断する。すなわち、車両1の主電源(イグニッションキー)がオフであり、車速Vが0であり、シフトポジションがPレンジであり、全てのサイドドア2がロックされていれば、車両1が駐車中であると判断する。
制御装置10は、前席に配置された左右のパワーウィンドウ3fを開放するとともに、後席に配置された左右のパワーウィンドウ3rを開放する。すなわち、本実施形態の換気制御では、すべてのパワーウィンドウ3が開放される。また、本実施形態の制御装置10は、後席に配置されたパワーウィンドウ3rの開放量Xrを、前席に配置されたパワーウィンドウ3fの開放量Xfよりも大きくする。これにより、風通しを良くしつつ、盗難防止性を高める。
本実施形態の制御装置10は、パワーウィンドウ3の開放中に雨滴センサ16で降雨量Bが検出された場合には、その降雨量Bに応じて開放量Xf,Xrを変更する。具体的には、降雨量Bが多いほど車室内に雨等が入り込みやすくなるため、制御装置10は開放量Xf,Xrを減少方向に変更する。本実施形態の制御装置10は、降雨量Bに応じた第一補正値K1(補正値)を取得し、その第一補正値K1を現在の開放量X(例えば初期値Xi)に乗じることで開放量Xを変更する。
制御装置10は、例えば図3(a)に示すようなマップを用いて第一補正値K1を取得する。図3(a)のマップには、第一補正値K1が、降雨量B=0のときに1に設定され、降雨量Bが多くなるほど小さくなるように設定されている。また、このマップには、前席用(実線)と後席用(破線)の第一補正値K1が設けられており、前者のほうが後者よりも小さい。本実施形態の制御装置10は、雨滴センサ16で検出された降雨量Bをこのマップに適用することで前席用の第一補正値K1及び後席用の第一補正値K1をそれぞれ取得し、各第一補正値K1を初期値Xiに乗じることで、開放量Xf,Xrを設定する。
なお、制御装置10は、日射量や風速(風の強さ)を考慮して開放量Xを変更してもよい。例えば、図3(b)及び(c)に示すようなマップを用いて、日射量に応じた第二補正値K2を取得してもよいし、風速に応じた第三補正値K3を取得してもよい。第二補正値K2は、日射量が多いほど大きくなるように設定されており、第三補正値K3は、風速が高いほど小さくなるように設定されている。制御装置10は、例えば降雨量Bが0である場合に、第二補正値K2及び第三補正値B3を取得して、現在の開放量Xにこれらの補正値K2,K3を乗じることで開放量Xを変更してもよい。これにより、雨が降っていないときには、日差しが強いほど開放量Xが大きくされ、風が強いほど開放量Xが小さくされる。
また、制御装置10は、降雨量Bが0でない場合には、第一補正値K1及び第三補正値K3を取得して、開放量Xを変更してもよい。これにより、例えば降雨量Bが少なくても(小雨でも)風が強ければ開放量Xが小さくされるため、車室内への雨等の吹き込みが防止される。なお、日射量は、エアコン制御用として車両1に予め設けられている日射センサ(図示略)から取得可能である。また、風速は、例えば風速計を設けてもよいし、車載通信部(図示略)を介して気象情報を取得してもよい。なお、これらのマップにおいても、補正値K2,K3は、前席の方が後席よりも小さくなるように設定されている。
また、本実施形態の制御装置10は、パワーウィンドウ3の開放中に盗難可能性が検知された場合には、パワーウィンドウ3を全閉し、車両1がいたずらされたり盗難されたりすることを防ぐ。本実施形態の制御装置10は、車両1の駐車中に振動センサ17により車体振動が検出された場合に盗難可能性があると判断して、パワーウィンドウ3の開放量Xf,Xrを0に変更する。なお、盗難可能性の有無は振動センサ17以外を用いて判断してもよい。例えば、車両1の周辺に設置されている防犯カメラと通信する車載通信部(盗難検知手段)を車両1に設け、防犯カメラから取得した情報に基づき制御装置10が盗難可能性を判断してもよい。
さらに本実施形態の制御装置10は、パワーウィンドウ3の閉鎖動作中に、パワーウィンドウ3と窓枠との隙間になにかが挟まった場合には、閉鎖動作を一時停止したのち再開する。すなわち、パワーウィンドウ3が全閉になるまでの間にパワーウィンドウ3の閉鎖動作が阻害された場合には、パワーウィンドウ3を一時的に止め、再び閉鎖方向に動かす。再度、閉鎖動作が阻害された場合には、閉鎖動作の一時停止と再開とが繰り返される。なお、パワーウィンドウ3の閉鎖動作が阻害されたことは、モータ回転速度センサ25により検出されるモータ回転速度の変化率から判定される。また、本実施形態の制御装置10は、盗難可能性が検知された場合には、警報装置30を制御して警報音を鳴らす。これにより、車両1の盗難防止性を高める。
[3.フローチャート]
図4は、上述した換気制御の内容を説明するためのフローチャート例である。このフローチャートは、車両1が駐車中である場合に、制御装置10において所定の演算周期で実施される。なお、初期値Xiは、乗員により予め入力(設定)されているものとする。また、図4のフローでは、開放量Xを前席と後席とで区別せずに表記する。
ステップS1では、各センサ類11〜17からの情報が取得され、ステップS2では車室内温度Tが所定温度Tp以上であるか否かが判定される。T≧Tpであれば、ステップS3において降雨量Bが所定値Bp未満であるか否かが判定される。B<Bpであれば、所定条件が成立したと判断されて、ステップS4に進む。ステップS4では、パワーウィンドウ3の開放量X(Xf,Xr)が0であるか否かが判定される。
最初にステップS4に進んだ場合は、パワーウィンドウ3が閉鎖されているため、ステップS5に進み、開放量Xが初期値Xiに設定され、パワーウィンドウ3が初期値Xiだけ開放するようにモータ23が制御される(ステップS6)。ステップS7では、盗難可能性が検知されたか否かが判定され、検知されなければこのフローをリターンする。この場合、次回以降の演算周期では、T≧TpかつB<BpであればステップS4の判定が実施され、ステップS4からステップS14に進む。
ステップS14では、ステップS7と同様に盗難可能性が検知されたか否かが判定され、検知されなければステップS15に進み、検知されればステップS8に進む。ステップS15では、降雨量Bが0であるか否かが判定される。すなわち、パワーウィンドウ3の開放中(換気中)に雨が降ってきたか否かが判定され、降雨量Bが0であればこのフローをリターンする。一方、降雨量Bが0ではなく所定値Bp未満である場合(0<B<Bpの場合)には、ステップS16において降雨量Bに応じた第一補正値K1が取得され、続くステップS17では第一補正値K1を用いて開放量Xが補正(変更)される。なお、ステップS16において、日射量や風速に応じた補正値K2,K3が取得され、ステップS17において、これら補正値K2,K3を用いて開放量Xが補正されてもよい。ステップS18ではモータ23が制御されることでパワーウィンドウ3が閉鎖方向へ動かされ、ステップS17で設定された開放量Xになると、このフローをリターンする。
なお、パワーウィンドウ3の開放中に、所定値Bp以上の降雨量Bが検出された場合には、ステップS3からステップS19に進み、開放量Xが0であるか否かが判定される。この場合はステップS19からステップS18に進み、モータ23が駆動されてパワーウィンドウ3が閉鎖される。また、パワーウィンドウ3を開放することで車室内温度Tpが所定温度Tpを下回った場合には、ステップS2からステップS19に進み、開放量Xが0であるか否かが判定される。この場合はステップS19からステップS18に進み、モータ23が駆動されてパワーウィンドウ3が閉鎖される。
また、ステップS7又はステップS14において盗難可能性が検知された場合には、ステップS8に進み、パワーウィンドウ3が全閉するようにモータ23が制御されるとともに、警報音が鳴らされる(ステップS9)。ステップS10では、パワーウィンドウ3の閉鎖動作が阻害されたか否かが判定され、特に問題がなければ(阻害されていなければ)、ステップS11において開放量Xが0になったか否かが判定される。開放量Xが0でなければステップS8に戻り、モータ23が作動し続けるとともに警報音が鳴り続け、開放量Xが0になると警報音が止められ(ステップS12)、このフローをリターンする。
なお、パワーウィンドウ3が全閉するまでの間に閉鎖動作が阻害された場合には、ステップS10からステップS13に進み、モータ23の作動が一時停止され、ステップS8に戻る。そして、ステップS8において再びモータ23の作動が開始され、パワーウィンドウ3が再び上昇し始め、ステップS9,S10の処理が繰り返される。なお、パワーウィンドウ3が全閉(X=0)の状態でステップS2又はステップS3からステップS19に進んだ場合には、パワーウィンドウ3が全閉のまま、このフローをリターンする。
[4.効果]
(1)上述した換気装置では、車両1の駐車中に車室内温度Tが所定温度Tp以上である場合に、自動的に(操作スイッチ21への操作なしで)パワーウィンドウ3が開放されるため、車室内を換気することができる。さらに上述した換気装置では、パワーウィンドウ3の開放中に降雨量Bが検出された場合には、その降雨量Bに応じてパワーウィンドウ3の開放量Xが変更されるため、雨等による車室内の濡れを抑制しつつ、換気を継続することができる。これにより、雨天時における車室内環境の悪化を防止することができる。
(2)また、パワーウィンドウ3が開放される所定条件には、降雨量Bが所定値Bp未満であることが含まれるため、雨の強さを考慮してパワーウィンドウ3の開閉を決定することができる。すなわち、降雨量Bが所定値Bp以上であるときには、車室内温度Tが高くてもパワーウィンドウ3が開放されないため、車室内の濡れを確実に防止できる。反対に、雨が降っていても降雨量Bが所定値Bp未満であればパワーウィンドウ3は開放されるため、雨天時にも換気を実施することができる。
(3)上述した換気装置では、パワーウィンドウ3の開放中に盗難可能性が検知されるとパワーウィンドウ3が全閉されるため、車両1の盗難を防止できる。
(4)さらに、盗難可能性が検知された場合であってパワーウィンドウ3が閉まる途中に、パワーウィンドウ3と窓枠との間になにかが挟まって閉鎖動作が阻害されたときには、パワーウィンドウ3の閉鎖動作が一時停止したのち再開するため、安全性を確保しつつ車両1の盗難防止性を高められる。
(5)上述した換気装置では、盗難可能性が検知されてパワーウィンドウ3が閉鎖している間は警報装置30により警報音が車両1の外部に向けて発せられるため、車両1の盗難防止性をさらに高めることができる。
(6)また、上述した換気装置では、所定条件が成立したら、左右に配置されたパワーウィンドウ3が共に開放されるため、車室内の空気が入れ替わりやすくなり、換気性能を向上させることができる。
(7)さらに、上述した換気装置では、前席の開放量Xfよりも後席の開放量Xrが大きくされる。これにより、仮に不審者が車両1を盗難しようとしても、前席(特に運転席)にはアクセスしにくくなるため、換気性能を確保しつつ、車両1の盗難防止性を高めることができる。
(8)また、上述した換気装置では、初期値Xiが乗員によって任意に設定できるため、利便性を高めることができる。さらに、パワーウィンドウ3の開放中に雨が降ってきた場合には、降雨量Bに応じた第一補正値K1が取得され、第一補正値K1と初期値Xiとの積が開放量Xとされるため、制御構成を簡素化できる。
[5.その他]
上述した換気装置の構成は一例であって、上述したものに限られない。例えば、駐車中にパワーウィンドウ3を開放するための所定条件には、少なくとも上記の条件1が含まれていればよく、条件2を省略してもよい。また、条件1,2以外の条件が含まれていてもよい。例えば、車両1の位置情報を取得し、安全面から「車両1が街中でないこと」を所定条件の一つとしてもよい。
また、パワーウィンドウ3を閉鎖する(換気を終了する)ときの判定温度を、所定温度Tpとは別に設けてもよい。すなわち、図4のフローのステップS2のNoルートの後に、「車室内温度Tが所定温度Tpよりも低い第二所定温度Tw以下であるか否か」を判定するステップを設け、T≦Twになった場合にはステップS19に進んでパワーウィンドウ3を全閉し、T>Twであればフローをリターンする(パワーウィンドウ3を開けたままとする)構成としてもよい。このように、温度条件にヒステリシスを設けることで、パワーウィンドウ3が頻繁に作動することを防ぐことができる。
上記実施形態では、初期値Xiが乗員により設定される可変値としたが、初期値Xiが予め設定された固定値であってもよい。また、初期値Xiを、前席と後席とで別々に設定してもよい。反対に、開放量Xを前席と後席とで同一に設定してもよい。この場合、補正値K1〜K3も前席と後席とで区別する必要がないため、制御構成を簡素化できる。なお、降雨量Bに応じた第一補正値K1の取得方法はマップに限らない。なお、降雨量B,日射量,風速に応じた補正値K1,K2,K3を省略し、これらに応じた開放量Xが予め設定されていてもよい。
上記実施形態では、すべてのパワーウィンドウ3が開放されているが、左右に配置されたパワーウィンドウ3が少なくとも一つずつ開放されることが好ましい。例えば、後席に配置された左右のパワーウィンドウ3rのみを開放し、前席のパワーウィンドウ3fは全閉としてもよい。また、上記実施形態では、所定温度Tp及び所定値Bpがいずれも予め設定された固定値として説明したが、例えば、所定温度Tpを外気温や日射量に応じて変更してもよいし、所定値Bpを風速に応じて変更してもよい。外気温が高い場合や日射量が多い場合には、車室内が暑くなる前に換気を開始したほうが効率がよいため、所定温度Tpを低めに変更することが好ましい。また、風が強い場合には、降雨量Bが少なくても車室内が濡れやすくなるため、所定値Bpを小さめに変更することが好ましい。
上記実施形態では、車体の振動から車両1の盗難可能性を検知しているが、盗難検知手段は必須の構成ではない。盗難検知手段を省略する場合には、警報装置30も省略可能である。
また、降雨量Bを検出する手段は雨滴センサ16に限らず、例えば、車載通信部を介して気象情報を取得してもよい。
1 車両
3,3f,3r パワーウィンドウ
10 制御装置
15 温度センサ
16 雨滴センサ(降雨量検出手段)
17 振動センサ(盗難検知手段)
18 入力部
20 パワーウィンドウシステム
30 警報装置
B 雨量
Bp 所定値
K1 第一補正値(補正値)
K2 第二補正値
K3 第三補正値
T 車室内温度
Tp 所定温度
X,Xf,Xr 開放量
Xi 初期値

Claims (8)

  1. パワーウィンドウシステムを備えた車両の換気装置において、
    前記車両の車室内温度を検出する温度センサと、
    降雨量を検出する降雨量検出手段と、
    前記車両のパワーウィンドウの開閉動作を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記車両の駐車中における前記車室内温度が所定温度以上であることを含む所定条件が成立したら前記パワーウィンドウを開放するとともに、前記パワーウィンドウの開放中に前記降雨量検出手段で前記降雨量が検出された場合には当該降雨量に応じて前記パワーウィンドウの開放量を変更する
    ことを特徴とする、車両の換気装置。
  2. 前記所定条件には、前記降雨量検出手段により検出される前記降雨量が所定値未満であることが含まれる
    ことを特徴とする、請求項1記載の車両の換気装置。
  3. 前記車両の盗難可能性を検知する盗難検知手段を備え、
    前記制御装置は、前記パワーウィンドウの開放中に前記盗難可能性が検知された場合には、前記パワーウィンドウを全閉する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の車両の換気装置。
  4. 前記制御装置は、前記盗難可能性が検知された場合に前記パワーウィンドウの閉鎖動作が阻害されたら、前記閉鎖動作を一時停止したのち再開する
    ことを特徴とする、請求項3記載の車両の換気装置。
  5. 前記車両の外部に向けて警報音を発する警報装置を備え、
    前記制御装置は、前記パワーウィンドウの開放中に前記盗難可能性が検知された場合には、前記警報装置を制御して前記警報音を鳴らす
    ことを特徴とする、請求項3又は4記載の車両の換気装置。
  6. 前記制御装置は、前記所定条件が成立した場合に、左右に配置された前記パワーウィンドウを少なくとも一つずつ開放する
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両の換気装置。
  7. 前記制御装置は、前記所定条件が成立した場合に、前席に配置された前記パワーウィンドウの前記開放量よりも後席に配置された前記パワーウィンドウの前記開放量を大きくする
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両の換気装置。
  8. 乗員の手動操作により前記開放量の初期値が入力される入力部を備え、
    前記制御装置は、前記所定条件が成立したら前記パワーウィンドウを前記初期値だけ開放するとともに、前記パワーウィンドウの開放中に前記降雨量検出手段で前記降雨量が検出された場合には当該降雨量に応じた補正値を前記初期値に乗じることで前記開放量を変更する
    ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両の換気装置。
JP2017222808A 2017-11-20 2017-11-20 車両の換気装置 Pending JP2019093786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017222808A JP2019093786A (ja) 2017-11-20 2017-11-20 車両の換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017222808A JP2019093786A (ja) 2017-11-20 2017-11-20 車両の換気装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019093786A true JP2019093786A (ja) 2019-06-20

Family

ID=66970738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017222808A Pending JP2019093786A (ja) 2017-11-20 2017-11-20 車両の換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019093786A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022125855A (ja) * 2021-02-17 2022-08-29 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2022142638A (ja) * 2021-03-16 2022-09-30 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022125855A (ja) * 2021-02-17 2022-08-29 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP7484762B2 (ja) 2021-02-17 2024-05-16 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
EP4047166B1 (en) * 2021-02-17 2025-02-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Information processing device, information processing method, and program
JP2022142638A (ja) * 2021-03-16 2022-09-30 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、システム
JP7480731B2 (ja) 2021-03-16 2024-05-10 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、システム及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10315661B2 (en) Speed-based window control
CN103253214B (zh) 一种汽车天窗智能调节系统及方法
JP4930111B2 (ja) 車両用換気システム
CN104626919A (zh) 一种车用通风控制系统
CN107020931B (zh) 控制驻停车辆的天窗的方法
US20120034858A1 (en) Apparatus and method for avoiding penetration of foreign particles into a vehicle interior
CN107672408A (zh) 一种汽车空调除雾自动调节系统
JP2008285885A (ja) 車両用ドア開閉制御装置
CN109869067A (zh) 一种基于车联网和雨量传感器的车窗自动控制系统
CN210082885U (zh) 一种汽车车窗智能控制系统
CN111379501A (zh) 一种基于摄像头的车内防窒息方法和计算机可读介质
CN104589966A (zh) 一种汽车车窗自动关闭方法及系统
CN117284050A (zh) 车内安全控制方法、电子设备、车辆及存储介质
CN205736765U (zh) 车载空调
CN108790728A (zh) 用于汽车车窗的控制系统
KR102295490B1 (ko) 차량용 공조장치
JP2004306780A (ja) 車両の換気装置
US11007853B2 (en) Vehicle window opacity
JP2004106587A (ja) 車両用ウインドウ開閉制御装置
CN112319422A (zh) 一种感应车窗湿度的自动除湿方法、系统和车辆
JP2009292249A (ja) 車両用空調装置
JP2008106449A (ja) 換気機能付きパワーウインドウシステム
CN204605444U (zh) 一种车用通风控制系统
JP6464390B2 (ja) 自動車
CN115214493A (zh) 一种车辆暴雨模式的控制方法、系统及汽车