JP2019094546A - 付加製造機及び付加製造方法 - Google Patents

付加製造機及び付加製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019094546A
JP2019094546A JP2017226577A JP2017226577A JP2019094546A JP 2019094546 A JP2019094546 A JP 2019094546A JP 2017226577 A JP2017226577 A JP 2017226577A JP 2017226577 A JP2017226577 A JP 2017226577A JP 2019094546 A JP2019094546 A JP 2019094546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
layer
peening
manufacturing machine
additional manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017226577A
Other languages
English (en)
Inventor
拓也 上原
Takuya Uehara
拓也 上原
摂 山本
Setsu Yamamoto
摂 山本
大輔 辻
Daisuke Tsuji
大輔 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Energy Systems and Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Energy Systems and Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Energy Systems and Solutions Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2017226577A priority Critical patent/JP2019094546A/ja
Publication of JP2019094546A publication Critical patent/JP2019094546A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

【課題】構造物を製造する過程において当該構造物内の所望の領域に圧縮残留応力を付与可能な付加製造技術を提供する。
【解決手段】本実施形態によれば、付加製造機10は、基盤11の表面11a又は固化した層7の頂面7c上に新たな層8を形成して当該層8を構造物5に付加する層形成用ヘッド20と、基盤11より上側に形成された製造中の構造物5の固化した表面7c,8c,7e,8eのうち所定の領域に断続的に衝撃力を加えるピーニング用ヘッド30とを有する。ピーニング用ヘッド30は、層8が付加される方向である積層方向(矢印Z)に対して傾斜するよう駆動されて、当該表面7c,8c,7e,8eのうち、積層方向に垂直な頂面7c,8cに衝撃力を加えることが可能なものである。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、材料で構成された層を一層ずつ構造物に付加する付加製造技術に関し、特に、構造物内の所望の領域に圧縮残留応力を付与するための技術に関する。
三次元形状の構造物を製造する技術には、材料で構成された薄い層を一層ずつ付加し、接合する製造技術、いわゆるアディティブ・マニュファクチャリング(AM:additive manufacturing、以下、単に「付加製造」と記す)」がある。付加製造技術により、内部の形状が複雑な構造物を比較的容易に製造することができ、例えば、複数の部品を接合する場合に比べて、少ない部品数で、三次元形状の構造物を製造することができる。また、鋳造に比べて寸法精度の高い構造物を製造することが可能である。
例えば、付加製造の過程において、電子ビーム溶融(EBM:electron beam melting)処理又は選択的レーザ溶融(SLM:selective laser melting)処理により、金属粉末の層を一つずつ溶融させることにより、当該層を均質な固体塊状物にする技術が提案されている。また、付加製造技術により製造された構造物(造形物)の外表面にピーニングマシンにより衝撃を与え、当該構造物に圧縮残留応力を付与することが提案されている。
特開2016−135910号公報
上述した付加製造技術により金属製の構造物を製作する場合、金属の粉末材料は、加熱されて溶融し、その後、冷却されて凝固する。このため、製造過程において構造物の内部に収縮する方向の熱応力が生じ、当該熱応力に起因して、構造物が所望の形状とならないことや、引張方向の残留応力(以下、引張残留応力と記す)が構造物の内部に生じることがある。構造物内に引張残留応力が生じている場合、当該構造物には、引張残留応力に起因する割れ等が生じることがあり、当該構造物の疲労強度等が低下する場合がある。
このような引張残留応力を解消する手法として構造物の外表面に断続的な衝撃力を加えて、当該外表面とその近傍に圧縮方向の残留応力(以下、圧縮残留応力と記す)を付与する手法、いわゆる「ピーニング」がある。構造物の外表面に金属球を高速で衝突させて断続的に衝撃力を加える、いわゆる「ショットピーニング」や、高エネルギー密度のパルス状のレーザ光を照射し、当該外表面を構成する材料の一部が昇華することにより生じるプラズマの圧力を利用して、レーザ光が照射された領域に衝撃力を加える、いわゆるレーザピーニングがある。
これらの手法は、完成した構造物への後処理として当該構造物の外表面に衝撃力を加えて圧縮残留応力を付与する技術である。付加製造技術により製造される構造物は、一般的に複雑な内部構造を有しているため、完成した構造物の外表面に衝撃力を加えるのでは、当該構造物内にある所望の領域に圧縮残留応力を付与するのは、困難である。特に、内部に空洞等を有する場合、外表面に加えた衝撃力を、当該空洞に面する所望の領域に伝達させて、当該領域に圧縮残留応力を付与することは、困難である。
本発明の実施形態は、上記に鑑みてなされたものであって、構造物を製造する過程において当該構造物内の所望の領域に圧縮残留応力を付与可能な付加製造技術を提供することを目的とする。
本発明の実施形態の付加製造機は、基盤の表面又は固化した層の頂面上に新たな層を形成して当該層を構造物に付加する層形成用ヘッドと、前記層形成用ヘッドに対して独立して移動可能に構成され、前記基盤より上側に形成された製造中の構造物の固化した表面のうち所定の領域に断続的に衝撃力を加えるピーニング用ヘッドであって、層が付加される方向である積層方向に対して傾斜するよう駆動されて、当該表面のうち、当該積層方向に垂直な頂面に衝撃力を加えることが可能なピーニング用ヘッドと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の実施形態の付加製造方法は、材料で構成された層を一層ずつ構造物に付加する付加製造方法であって、層形成用ヘッドにより、基盤の表面又は固化した層の頂面上に新たな層を形成して当該層を構造物に積層方向に付加する複数の層形成ステップと、前記層形成用ヘッドに対して独立して移動可能なピーニング用ヘッドにより、前記基盤より上側に形成された製造中の構造物の固化した表面に断続的に衝撃力を加える複数のピーニングステップと、を有することを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、構造物を製造する過程において構造物内の所望の領域に圧縮残留応力を付与することができる。
付加製造技術により製造される構造物の一例を示す斜視図であり、(a)は、完成した構造物の外観を示しており、(b)は、完成した構造物の内部の構造と、強化することが求められる強化領域を示している。 付加製造技術により製造中の構造物の一例を示す斜視図であり、製造中の構造物の頂面上に新たな層が形成されて、当該層が構造物に付加される態様を示す図である。 第1の実施形態の付加製造機の斜視図である。 第1の実施形態の付加製造機のうちピーニング用ヘッドの一例を示す縦断面図であり、光ファイバにより伝送されたレーザ光を、製造中の構造物に向けて収束し、新たに付加された層のうち固化した層の表面に照射するレーザヘッドの縦断面図である。 レーザヘッドの施工距離及び焦点範囲を説明する模式図である。 第1の実施形態の付加製造機のうち層形成用ヘッド及びピーニング用ヘッドのそれぞれの走査機構を示す斜視図である。 第2の実施形態の付加製造機の斜視図であり、基盤がドレンパン上に配置されており、ドレンパンの底に溜まった廃液を排出口から排出する態様を示す斜視図である。 第2の実施形態の付加製造機におけるピーニング用ヘッドと、その周辺構成を説明する模式図である。 第2の実施形態の付加製造機における変形例のピーニング用ヘッドと、その周辺構成を示す模式図である。 第3の実施形態におけるピーニング用ヘッドと、その周辺構成を示す模式図である。 第4の実施形態の付加製造機の斜視図であり、製造中の構造物の形状を測定する形状測定装置として、層形成用ヘッドと一体に移動する形状測定用プローブが設けられた態様を示す図である。 図12は、本実施形態の変形例の付加製造機の斜視図であり、製造中の構造物の形状を測定する形状測定装置が、付加製造機のうち層形成空間の少なくとも一部を俯瞰する位置に固定して配置された態様を示す図である。 第5の実施形態の付加製造機のうち変形例のピーニング用ヘッドの縦断面図であり、レーザ光を収束させる収束レンズをその光軸方向に移動させるレンズ駆動機構を有する態様を示す図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態により、本発明が限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
〔第1の実施形態〕
(付加製造技術により製造される構造物の例)
まず、本実施形態の付加製造技術により製造される三次元形状の構造物の一例について図1及び図2を参照して説明する。図1は、付加製造技術により製造される構造物の一例を示す斜視図であり、(a)は、完成した構造物の外観を示しており、(b)は、完成した構造物の内部の構造と、強化することが求められる強化領域を示している。図2は、付加製造技術による製造中の構造物の一例を示す斜視図であり、製造中の構造物の頂面上に新たな層が形成されて、当該層が構造物に付加される態様を示す図である。
本実施形態の付加製造技術により製造される三次元形状の構造物5Cは、その内部に空洞を有する。構造物5Cは、図1(a)に破線Pで示すように、当該空洞を通る切断面により2つの半体(half body)に切断した場合、図1(b)に示すように、構造物5Cの半体5hには、空洞の約半分を形成するリセス5rがある。構造物のうちリセス5rすなわち空洞を画定する壁5wには、周囲に比べて曲率が大きい領域5tがある。このような領域5tには、疲労強度(疲労限度)等を、特に高くすることが求められることがあり、構造物5が金属等で構成されている場合には、当該領域5tに圧縮残留応力を付与することにより、強度の向上を図ることが求められている。構造物5内にある所定の領域5tに圧縮残留応力を付与する方法には、外部から当該領域5tに衝撃力を加える手法、いわゆるピーニング(peening)がある。
しかし、構造物5の完成後において、その内部にある所定の領域5tに圧縮残留応力を生じさせることは、極めて困難である。そこで、本実施形態の付加製造技術においては、図2に示すような製造中の構造物5Bに対してピーニングを行っている。以下に、製造中の構造物5Bの所定の領域5tにピーニングを行うと共に、構造物5Bのうち最も上側にある固化した層7の表面(以下、頂面と記す)7c上に、新たな層8を付加する付加製造機及び付加製造方法について説明する。
(付加製造機の構成)
本実施形態の付加製造機(AM machine)について、図3〜図6を参照して説明する。図3は、本実施形態の付加製造機の全体構成を示す斜視図である。図4は、本実施形態の付加製造機のうちピーニング用ヘッドの一例を示す縦断面図であり、光ファイバにより伝送されたレーザ光を、製造中の構造物に向けて収束し、新たに付加された層のうち固化した層の表面に照射するレーザヘッドの縦断面図である。
図5は、レーザヘッドの施工距離及び焦点範囲を説明する模式図である。図6は、本実施形態の付加製造機のうちピーニング用ヘッドの変形例を示す縦断面図であり、空間を通して伝送されたレーザビームを、製造中の構造物に向けて収束し、新たに付加された層のうち固化した層の表面に照射するレーザヘッドの縦断面図である。図6は、本実施形態の付加製造機のうち層形成用ヘッド及びピーニング用ヘッドのそれぞれの走査機構を示す斜視図である。
なお、図3において、矢印X,Y,Zは、付加製造機10の座標系を示している。本実施形態において、矢印Xは、水平方向のうち付加製造機10の前面10aに平行な所定の方向を示す。矢印Zは、鉛直方向のうち上側を示し、以下、単に「上側」と記す。また、矢印Yは、水平方向のうち矢印Z及び矢印Xに垂直な向きを示している。以下の説明において、矢印Xで示す方向を「X軸方向」と記し、矢印Yで示す方向を「Y軸方向」と記し、矢印Zで示す方向を「Z軸方向」と記す。Z軸方向は、製造中の構造物に層が付加される方向(以下、積層方向と記す)であり、鉛直方向と略一致している。
図3に示すように、付加製造機10は、基盤11を有し、当該基盤11上に複数の層が積層されて、三次元形状の構造物が形成される。なお、以下の説明において、付加製造機10が製造する構造物、すなわち複数の層が積層され且つ互いに接合された三次元形状の構造物を、単に「構造物」と記す。また、構造物のうち、特に、製造過程にあるもの、すなわち完成していないものを「製造中の構造物」と記す。例えば、製造中の構造物5B(図2参照)には、新たな層8が、一層ずつ付加されて、最終的に構造物5C(図1参照)が完成する。
付加製造機10においては、基盤11の表面11a上に、当該複数の層のうち最初の層が形成される。当該基盤11は、ビルド・プラットフォーム(build platform)とも呼称される。なお、当該基盤11の表面11a上に、構造物を支持するための部材(図示せず)を配置し、当該部材上に最初の層を形成するものとしても良い。付加製造機10のうち基盤11より鉛直上側には、層を形成可能な空間12、すなわち複数の層からなる構造物5を製作可能な空間12が配置されている。当該空間12の外縁を、図3に破線で示す。当該空間12は、ビルド・スペース(build space)とも呼称される。
本実施形態において、空間12は、密閉された容器内の空間12であり、外気(ambient air)から遮断された空間12である。当該空間12には、構造物を構成する金属材料の酸化や、当該材料への不純物の混入を抑制するためのガスで満たされている。当該ガスには、「酸素濃度が一定値以下のガス」が用いられる。空間12に供給される当該ガスは、アルゴン(Ar)ガス等の不活性ガスや、炭酸(CO)ガスであることが好ましい。また、窒素ガスを用いることも可能である。このようなガスで満たされて構造物が製作される空間12は、ビルド・チャンバー(build chamber)とも呼称される。
付加製造機10は、空間12を満たすガスの供給を受ける開口(以下、供給口と記す)16と、当該空間12において汚染されたガスを排出する開口(以下、排出口と記す)17とを有する。図3に矢印Nで示すように、供給口16を通して空間12に供給された酸素濃度が一定値以下の清浄なガス(例えば、不活性ガス)は、空間12において構造物の材料が熱により酸化しにくいガス雰囲気を形成し、当該雰囲気において構造物5は製造される。製造過程において空間12内を満たしているガスは、材料等により汚染される。汚染されたガスは、排出口17を通して、図3に矢印Eで示すように、付加製造機10外に排出され、回収される。なお、汚染されたガスからフィルタやセパレータ等により汚染物質を分離して、清浄なガスを生成し、再び、供給口16を通して空間12に供給することも好適である。
付加製造機10は、基盤11の表面11a又は固化した層7上に一つの層を形成して構造物5に一層ずつ新たな層8を付加するためのヘッド(以下、層形成用ヘッドと記す)20を有する。層形成用ヘッド20は、基盤11より上側にある層形成空間12内に複数の層を形成可能である。層を構成する材料には、例えば、金属や合成樹脂が用いられる。本実施形態において、複数の層は、同一の材料で構成されている。なお、複数の層のうち、所定の層については、その材料を異ならせることも可能である。
層形成用ヘッド20は、基盤11又は他の層の上側に材料を供給すると共に当該材料を溶融させる。溶融した材料が固化することにより、新たな層が形成される。当該新たな層は、材料が固化する際に、その下側にある他の層と接合される。粉末状の材料の供給と、当該材料の加熱、具体的には、熱源として、連続的なレーザ光(いわゆるレーザビーム)の照射を、同時に行って新たな層を形成することが好適である。
なお、材料を溶融させるための熱源には、レーザ光に代えて、電子ビームを用いることも可能である。材料を溶融させるための熱源には、必要な熱量収束径及び輝度を得られるものであれば、様々な種類の光源を用いることが可能である。また、本実施形態の層形成用ヘッド20は、例えば、不活性ガスを吹き付けながら、他の層の上側に溶融した材料を供給することも好適である。
このようにして、層形成用ヘッド20は、製造中の構造物5のうち、基盤11の上側にある固化した層のうち最も上側にある層の上側の表面である「頂面」7上に、材料を供給すると共に溶融させて新たな一つの層8を形成し、当該層を構造物5に付加する。なお、基盤11の表面11a又は固化した層の頂面7c上に新たな一つの層8を形成して当該層を構造物5に付加するステップを、以下に「層形成ステップ」と記す。
本実施形態の層形成ステップにおいては、層形成用ヘッド20は、他の層の頂面7c上に材料を供給すると同時に、収束した熱源により当該材料を溶融させて層を形成し、構造物に付加する「ダイレクト・エナジー・デポジション」(Direct energy deposition、いわゆる指向性エネルギー堆積)を行う場合について説明する。このような技術には、例えば、金属粉末の噴射と同時にレーザ光の照射を行う「レーザー・メタル・デポジション」がある。
図3に示すように、層形成用ヘッド20は、固化した層7の頂面7cの上側に位置しており、当該頂面7cに沿って移動しながら、新たな層8を構成する材料を供給すると共に当該材料を溶融させる。新たに付加される層8のうち、層形成用ヘッド20により材料の供給及び加熱がなされている部分を、以下に「積層加工点」と記し、符号8aを付して各図にハッチングで示す。層形成用ヘッド20の移動に伴って積層加工点8aも移動する。積層加工点8aを所定の三次元データに従って移動させることにより、層形成用ヘッド20は、所定の形状の層を付加することができる。層形成用ヘッド20すなわち積層加工点8aの移動と、材料の供給及び加熱は、図示しないコントローラにより制御される。
付加製造機10は、層形成用ヘッド20により積層加工点8aを、他の層の頂面7cに沿って移動させる、いわゆる「走査」を行うことにより、当該頂面7c上に新たな層8を付加的に形成することができる。このような層を一層ずつ付加する、すなわち層の形成を繰り返し行うことにより、付加製造機10は、複数の層からなる三次元形状の構造物5を製造する。
図6に示すように、付加製造機10は、層形成用ヘッド20を、基盤11の上側において、三次元的に変位させることが可能な機構(以下、第1ヘッド駆動機構と記す)22を有している、本実施形態において、第1ヘッド駆動機構22は、層形成用ヘッド20をそれぞれ所定の方向に直線的に移動させる機構(以下、リニアステージと記す)22x,22y,22zを有する。具体的には、X軸方向に移動させるX軸リニアステージ22xと、Y軸方向に移動させるY軸リニアステージ22yと、Z軸方向に移動させるZ軸リニアステージ22zとを有する。3つのリニアステージ22x,22y,22zを有する第1ヘッド駆動機構22は、いわゆる直角座標ロボット(rectangular robot)を構成している。
本実施形態において、Z軸リニアステージ22zは、層形成用ヘッド20を、層が付加される方向である積層方向に略一致するZ軸方向に直線的に移動させる。Y軸リニアステージ22yは、Z軸リニアステージ22z及び層形成用ヘッド20をY軸方向に直線的に移動させる。X軸リニアステージ22xは、Y軸リニアステージ22y、Z軸リニアステージ22z及び層形成用ヘッド20を、X軸方向に直線的に移動させる。
これら3つのリニアステージ22x,22y,22zをそれぞれ制御することにより、層形成用ヘッド20を所望の位置(座標)に移動させることができる。これにより、層形成空間12内の所望の位置に積層加工点8aを設定することができる。なお、リニアステージ22x,22y,22zによる層形成用ヘッドの移動は、図示しないコントローラにより制御される。
また、図3に示すように、付加製造機10は、製造中の構造物5の所定の領域に圧縮残留応力を付与するために、当該構造物5の表面に衝撃力を加えるためのヘッド(以下、ピーニング用ヘッドと記す)30を有する。付加製造機10において、ピーニング用ヘッドは、基盤11の上側を層形成用ヘッド20とは独立して三次元的に移動可能に構成されており、また、矢印Zで示す方向すなわち鉛直方向に対して傾斜可能に構成されている。ピーニング用ヘッド30は、製造中の構造物5の表面にパルス状のレーザ光を照射し、当該レーザ光により構造物5の表面の一部を昇華(蒸発)させて、当該表面に衝撃力を加える、いわゆるレーザーアブレーション(laser ablation)を行う。
図3において、ピーニング用ヘッド30は、製造中の構造物5のうち、最も上側にある層8すなわち層形成用ヘッド20により新たに付加された層8の頂面8cにパルス状のレーザ光を照射して、所定の領域(以下、アブレーション加工点と記す)8dに衝撃力を加えている。最も上側にある層8の頂面8cにあるアブレーション加工点8dは、上述した積層加工点8aから所定の距離、離れた位置にあり、当該アブレーション加工点8dにある金属材料は、積層加工点8aと異なって固化している。当該アブレーション加工点8dにある固化した材料の一部は、昇華して、当該アブレーション加工点8dと、その近傍には、プラズマが生じる。当該プラズマの圧力により、当該アブレーション加工点8dには、衝撃力が加えられる。構造物5のうち当該アブレーション加工点8dとその近傍には、圧縮残留応力が付与される。このように本実施形態のピーニング用ヘッド30は、構造物5の表面の所定の領域にパルス状のレーザ光を照射するものであり、「レーザ加工ヘッド」又は「レーザーアブレーション・ヘッド」とも呼称される。
なお、製造中の構造物5のうちピーニング用ヘッド30が衝撃力を加えるアブレーション加工点8dは、図3においては、層形成用ヘッド20により新たに付加された層8の頂面8cにあるものとしたが、製造中の構造物5のうちピーニング用ヘッド30が衝撃力を加える領域は、当該頂面8cだけではない。ピーニング用ヘッド30は、新たに付加された層8の側面8eや、その下側にある完全に固化した層7の頂面7c及び側面7eにある所定の領域にアブレーション加工点8dを設定して衝撃力を加えることも求められており、これら側面7e,8eに衝撃力を加えるための構成については、後述する。
ピーニング用ヘッド30は、図3及び図4に示すように、光ファイバ44により伝送されたレーザ光を収束させて構造物5の表面に照射する。ピーニング用ヘッド30は、光ファイバ44からのレーザ光を収束させる収束レンズ(convergent lens)33と、収束レンズ33を収容し且つ光ファイバ44の一方の端が結合されるハウジング31とを有する。なお、収束レンズ33は、「集束レンズ」又は「集光レンズ」とも呼称される。なお、収束レンズ33には、一般的な凸レンズを用いることができる。光ファイバ44の他方の端部は、付加製造機10外に配置されたレーザ光源(図示せず)に接続されている。光ファイバ44は、レーザ光源からのパルス状のレーザ光を、ピーニング用ヘッド30に伝送する。
また、本実施形態のピーニング用ヘッド30は、収束させたレーザ光を構造物5の表面に照射すると共に、当該表面のうちレーザ光が照射される領域に向けて「酸素濃度が一定値以下のガス」を吹き付ける。ピーニング用ヘッド30は、収束レンズ33から射出されたレーザ光を通すと共に、当該レーザ光が照射される領域に向かう当該ガスの流れ、いわゆる噴流を形成するノズル37を有する。なお、本実施形態において、ノズル37からの噴流を形成する「酸素濃度が一定値以下のガス」には、層形成空間12を満たすガス同様に、アルゴン(Ar)ガス、炭酸(CO)ガス、窒素(N)ガス等を用いることができる。
ノズル37は、レーザ光の光軸(一点鎖線Aで示す)と同軸をなす略円筒状をなしている。本実施形態において、ノズル37とハウジング31は、レーザ光を透過可能な光学窓35(いわゆるウィンドウ)を介して結合されている。ノズル37のうち酸素濃度が一定値以下のガスが流動する空間と、ハウジング31のうち収束レンズ33を収容する空間は、光学窓35により仕切られている。ノズル37には、当該ガスの供給を受けるニップル37cが設けられており、当該ニップル37cには、外部からピーニング用ヘッド30に当該ガスを供給する可撓性の管42が接続されている。当該管42は、ガスボンベや液化ガス蒸発器等のガス供給源(図示せず)から圧送されたガスをピーニング用ヘッド30のノズル37に導く。
このように構成されたピーニング用ヘッド30は、パルス状のレーザ光が照射される領域すなわちアブレーション加工点8dに向かうガスの噴流を形成する。これにより、ピーニング用ヘッド30は、酸素濃度が一定値以下のガス雰囲気においてレーザーアブレーションを行うことができる。アブレーション加工点8dに向けて収束するレーザ光のビーム内に、塵埃等の異物が侵入することを抑制すると共に、アブレーション加工点8dにおいて生じた加工屑を、その近傍から除去することができる。
上述したレーザ光源には、レーザ出力をパルス列の形で放出するパルス発振レーザが用いられる。各パルスの持続時間(いわゆるパルス幅)は、10ナノ秒以下に調整されることが好ましい。レーザ光源は、レーザ発振器に加えて、レーザ発振器により発振されたレーザ光から上述した持続時間のパルスを生成するQスイッチを含んでいる。本実施形態において、レーザ発振器には、Nd:YAG(ネオジム・ヤグ)レーザ等の固体レーザが用いられる。
なお、ピーニング用ヘッド30は、図5に示すように、アブレーション加工点8dとの間の距離(以下、施工距離と記し、図5に寸法cで示す)が、収束レンズ33の焦点範囲(図5に寸法fで示す)内となるように配置される。なお、焦点範囲fは、図5に示すように、収束レンズ33の光軸(一点鎖線Aで示す)の方向(以下、光軸方向と記す)において最小焦点径距離m1と最大焦点径距離m2との間にある範囲である。
光軸方向において、最大焦点径距離m1よりヘッド30側に近接した位置にアブレーション加工点があると、当該加工点における焦点径が大きくなりすぎて十分なエネルギー密度を得ることができない。一方、ヘッド30から最大焦点径距離m2より離間した位置にアブレーション加工点があると、当該加工点における焦点径が小さくなりすぎる。この場合、収束レンズ33から射出されたレーザ光は、アブレーション加工点に到達する前に、不活性ガス等の気体等により散乱又は吸収されて、そのエネルギーを喪失してしまう。したがって、上述したピーニング用ヘッド30により構造物5のうち所望の表面にレーザ光を照射してアブレーション加工点に衝撃力を加えるためには、当該加工点から施工距離c離れた位置にピーニング用ヘッド30を移動させる必要がある。
なお、製造中の構造物5のうちピーニング用ヘッド30が衝撃力を加えるアブレーション加工点8dは、図3においては、層形成用ヘッド20により新たに付加された層8の頂面8cにあるものとしたが、製造中の構造物5のうちピーニング用ヘッド30が衝撃力を加える領域は、当該頂面8cだけではない。ピーニング用ヘッド30は、新たに付加された層8の側面8eや、その下側にある完全に固化した層7の頂面7c及び側面7eにある所定の領域に衝撃力を加えることも求められている。構造物5のうち側面7e,8e(図3参照)にアブレーション加工点を設定する場合には、当該加工点から施工距離c離れた位置(座標)に移動させるだけでなく、収束レンズ33の光軸上にアブレーション加工点が位置するよう、鉛直方向に対して所定の角度、傾斜するよう当該ピーニング用ヘッド30を移動させる必要がある。
そこで、本実施形態の付加製造機10は、図6に示すように、層形成用ヘッド20を移動させるための第1ヘッド駆動機構22とは別に、基盤11の上側において、ピーニング用ヘッド30を、三次元的に変位させると共に、積層方向すなわちZ軸方向に対して傾斜するよう移動させることが可能な機構(以下、第2ヘッド駆動機構と記す)50を有する。本実施形態において、第2ヘッド駆動機構50は、複数の回転ジョイント(いわゆる関節)を有するアーム(以下、多関節アームと記す)50として構成されている。
多関節アーム50は、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向のそれぞれの方向において所望の位置(座標)にピーニング用ヘッド30に移動させると共に、X軸、Y軸及びZ軸のそれぞれを中心に当該ピーニング用ヘッド30を回動可能に構成されている。具体的には、多関節アーム50は、複数のリンク51,52,53,54と、これらのうち2つのリンク同士を相対的に回動可能に接続する複数の回転ジョイント56,57,58を有する。多関節アーム50のうち最も先端にあるリンク54には、上述したピーニング用ヘッド30が結合されている。
本実施形態の多関節アーム50において、リンク51のうち端部51cは、基部51aに対して軸心A1周りに回動可能であり、且つ回転ジョイント56を介してリンク52の基部52aに接続されている。リンク51の基部51aは、付加製造機10に固定されており、基盤11に対して静止している。リンク52の基部52aは、リンク51の端部51cに対して回転ジョイント56の軸心A2周りに回動可能である。リンク52のうち端部52cは、基部52aに対して軸心A3周りに回動可能に構成されており、且つ回転ジョイント57を介してリンク53の基部53aに接続されている。リンク53の基部53aは、リンク52の端部52cに対して回転ジョイント57の軸心A4周りに回動可能である。リンク53のうち端部53cは、基部53aに対して軸心A5周りに回動可能であり、且つ回転ジョイント58を介してリンク54に接続されている。リンク54は、リンク53の端部53cに対して回転ジョイント58の軸心A6周りに回動可能である。
このように構成された多関節アーム50は、6つの軸心A1,A2,A3,A4,A5,A6のそれぞれの周りに相対的に回動可能な、いわゆる6自由度の多関節アームである。このような6自由度の多関節アーム50は、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の所望の位置(座標)にピーニング用ヘッド30に移動させると共に、当該ピーニング用ヘッド30のX軸周りの傾斜角度(いわゆるロール角度)、Y軸周りの傾斜角度(いわゆるピッチ角度)、Z軸周りの傾斜角度(いわゆるヨー角度)をそれぞれ変化させることが可能である。これにより、ピーニング用ヘッド30は、図3に示す製造中の構造物5のうち頂面7c,8cだけでなく、側面7e,8eにもアブレーション加工点を設定することができ、これら側面7e,8eにレーザ光を照射する、すなわち側面7e,8eを通して構造物5に衝撃力を加えることができる。
以上に説明したように本実施形態の付加製造機10は、図3に示すように、基盤11の表面11a又は固化した層7の頂面7c上に新たな層8を形成して当該層8を構造物5に付加する層形成用ヘッド20と、基盤11より上側に形成された製造中の構造物5の固化した表面7c,7e,8c,8eのうち所望の領域8dに断続的に衝撃力を加えるピーニング用ヘッド30を有する。ピーニング用ヘッド30は、図6に示すように、層が付加される方向である積層方向(本実施形態においては、矢印Zで示す鉛直方向)に対して傾斜するよう駆動されて、図3に示す当該表面7c,7e,8c,8eのうち、矢印Zで示す積層方向に垂直な頂面7c,8cに加えて、当該積層方向に沿って広がる側面7e,8eに衝撃力を加えることが可能である。
本実施形態の付加製造機10によれば、製造中の構造物5の表面のうち全てに対してピーニング用ヘッド30により良好に衝撃力を加えることができ、当該表面のうち所望の領域に衝撃力を加えて当該領域とその近傍に圧縮残留応力を付与することができる。
また、本実施形態の付加製造機10は、図6に示すように、層形成用ヘッド20を駆動して、当該層形成用ヘッド20を三次元的に変位させることが可能な第1ヘッド駆動機構22を有する。具体的には、第1ヘッド駆動機構22は、矢印Zで示す積層方向と一致するZ軸方向と、水平方向のうち当該Z軸方向に垂直なY軸方向と、当該Z軸方向及び当該Y軸方向に垂直なX軸方向のそれぞれの方向において、所望の位置に前記層形成用ヘッドを移動させる。これにより、基盤11の上側において所望の形状の層を形成して当該層を構造物に付加することができる。
さらに、付加製造機10は、ピーニング用ヘッド30を駆動して、当該ピーニング用ヘッド30を三次元的に変位させると共に、当該ピーニング用ヘッド30を矢印Zで示す積層方向に対して所定の角度(本実施形態においては、90度以上)傾斜するよう移動させることが可能な第2ヘッド駆動機構50を有する。第2ヘッド駆動機構は、ピーニング用ヘッド30を、層形成用ヘッド20に比べて高い自由度で移動させるものであり、矢印Zで示すZ軸方向、矢印Yで示すY軸方向、及び矢印Xで示すX軸方向のそれぞれの方向において所望の位置にピーニング用ヘッド30を移動させると共に、Z軸方向に延びるZ軸、Y軸方向に延びるY軸、及びX軸方向に延びるX軸のそれぞれの軸周りに回動することにより、矢印Zで示すZ軸方向すなわち積層方向に対して所定の角度(例えば、90度)傾斜するようピーニング用ヘッド30を移動させる。本実施形態において、第2ヘッド駆動機構50は、図6に示すように、複数の回転ジョイント(いわゆる関節)を含む、6自由度の多関節アームである。
このような第2駆動機構(多関節アーム)50によりピーニング用ヘッド30を三次元的に変位させると共に、積層方向に対して傾斜させることにより、図3に示すように、ピーニング用ヘッド30は、積層方向(Z軸方向)に垂直な頂面7c,8cだけでなく、当該積層方向(Z軸方向)に沿う方向に広がる側面7e,8eにも衝撃力を加えることができ、これら製造中の構造物5の表面と、その近傍であれば、所望の領域に圧縮応力を付与することができる。
図6に示すように、付加製造機10は、層形成用ヘッド20を駆動する第1ヘッド駆動機構22とは別に、ピーニング用ヘッド30を駆動する第2ヘッド駆動機構50を備えるため、図3に示すように、層形成用ヘッド20により固化した層7の頂面7c上に新たな層8を形成して当該層8を構造物に付加する層形成ステップを行いながら、ピーニング用ヘッド30により基盤11より上側に形成された製造中の構造物5の固化した表面7c,7e,8c,8eの所定の領域に断続的に衝撃力を加える工程(以下、ピーニングステップと記す)を行うことができる。
本実施形態の付加製造方法においては、ピーニング用ヘッド30を用いて複数のピーニングステップが行われる。複数のピーニングステップのうち少なくとも一つは、製造中の構造物5の表面7c,7e,8c,8eのうち矢印Zで示す積層方向に垂直な頂面7c,8cに断続的な衝撃力を加えるステップ(以下、頂面ピーニングステップと記す)を含む。また、複数のピーニングステップのうち少なくとも一つは、第2ヘッド駆動機構50により矢印Zで示す積層方向に対してピーニング用ヘッド30が傾斜するよう当該ピーニング用ヘッド30を移動させて、製造中の構造物5の表面のうち積層方向に沿って広がる側面7e,8eに断続的な衝撃力を加えるステップ(以下、側面ピーニングステップと記す)を含む。本実施形態の付加製造方法において、頂面ピーニングステップ及び側面ピーニングステップのうち少なくとも一方を含むピーニングステップは、上述した層形成ステップと同時に行われる。これにより、付加製造技術により製造される構造物内の所望の領域に圧縮残留応力を付与することができる。
なお、本実施形態において、ピーニング用ヘッド30が、製造中の構造物5の表面にパルス状のレーザ光を照射する、いわゆるレーザーアブレーションを行うことにより、当該表面の一部を昇華(蒸発)させ、当該表面の近傍にプラズマを発生させて、当該プラズマが発生する際に生じる衝撃力を当該表面に加えるものとしたが、本発明に係るピーニング用ヘッド及びピーニングステップは、この態様に限定されるものではない。ピーニング用ヘッド及びピーニングステップは、製造中の構造物5の表面に衝撃力を断続的に加えることが可能なものであれば良い。
なお、本実施形態の付加製造機10においては、レーザ光源からのパルス状のレーザ光を、光ファイバ44を用いてピーニング用ヘッド30に伝送する、いわゆるファイバー伝送(fibre delivery)を行うものとしたが、レーザ光源からのレーザ光をピーニング用ヘッドに伝送する方法及び経路は、この態様に限定されるものではない。例えば、レーザ光源から出力されたレーザ光をミラーを用いて反射して空間を通して伝送する、いわゆるミラー伝送(mirror delivery)を行うものとしても良い。なお、ミラー伝送は、空間伝送とも呼称される。ミラー伝送を行う場合など、光ファイバ44を用いない場合のピーニング用ヘッドの構成については、後述する。
また、本実施形態において、ピーニング用ヘッド30は、図4に示すように、レーザ光源から光ファイバ44を通して伝送されたレーザ光を、製造中の構造物の表面に向けて収束させる収束レンズ33と、当該収束レンズ33から当該構造物の表面に向けてレーザ光を通すと共に、ガス供給源から酸素濃度が一定値以下のガスの供給を受けて、当該表面のうちレーザ光が照射される領域(アブレーション加工点)8dに向かう当該ガスの流れを形成するノズル37を有するものとした。なお、「酸素濃度が一定値以下のガス」には、アルゴン(Ar)ガスや、炭酸(CO)ガス、窒素(N)ガス等の、いわゆる不活性ガスが用いられる。このようなガスの流れを形成することにより、レーザ光(レーザビーム)内に塵埃等の異物が侵入することを抑制して、ノズル37とアブレーション加工点8dとの間におけるエネルギー損失を抑制すると共に、当該アブレーション加工点8dにおいて生じた加工屑を当該加工点8dの近傍から除去することができる。
〔第2の実施形態〕
本実施形態の付加製造機について、図4、図7、図8及び図9を参照して説明する。図7は、本実施形態の付加製造機の全体構成を示す斜視図であり、基盤がドレンパン上に配置されており、ドレンパンの底に溜まった廃液を排出口から排出する態様を示す斜視図である。図8は、本実施形態の付加製造機におけるピーニング用ヘッドと、その周辺構成を説明する模式図である。図9は、本実施形態の付加製造機における変形例のピーニング用ヘッドと、その周辺構成を説明する模式図である。本実施形態の付加製造機は、ピーニング用ヘッドにより、いわゆる液中レーザピーニングを行う点で、第1の実施形態と異なっている。なお、第1の実施形態と略共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態のピーニング用ヘッド30Cは、第1の実施形態と同様に、レーザ光源から伝送されたレーザ光を、製造中の構造物5の表面に向けて収束させる収束レンズ33を有する。一方、ピーニング用ヘッド30Cのノズル37は、第1の実施形態と異なり、収束レンズ33から製造中の構造物5に向かうレーザ光を通すと共に、当該構造物5の表面のうちレーザ光が照射される領域に向かう液体の流れを形成する。当該液体は、透明のものが好ましく、例えば、水を用いることができる。
本実施形態のピーニング用ヘッド30Cにおいて、ノズル37のうちニップル37cには、当該ノズル37に液体を供給する可撓性の管45が接続されている。当該管45は、図8に示すように、液体供給源43からの液体をピーニング用ヘッド30Cのノズル37に導く。ノズル37は、液体供給源43からの液体の供給を受けて、図4に示すように、レーザ光が照射される領域すなわちアブレーション加工点8dに向かう液体の流れを形成する。
なお、液体供給源43は、液体を貯蔵する容器、液体をノズル37に向けて圧送する電動ポンプ、液体に含まれる塵埃等の異物を分離、除去して当該液体を浄化するフィルタ等を含むことが好適である。
このように液体の供給を受けたピーニング用ヘッド30Cは、パルス状のレーザ光が照射される領域であるアブレーション加工点8dに向かう液体の噴流を形成する。これにより、ピーニング用ヘッド30Cは、アブレーション加工点8dを液体で覆った状態でレーザーアブレーションを行う、いわゆる「液中レーザピーニング」を行うことができる。アブレーション加工点8dを液体で覆うことにより、当該加工点8dに生じたプラズマの圧力を、その周囲にあるガス雰囲気に分散させることなく衝撃力に変換し、当該衝撃力を表面8c上にある加工点8dとその近傍に加えることができる。本実施形態によれば、ガス中においてレーザピーニングを行う場合に比べて、製造中の構造物5の表面8cから比較的深い領域まで圧縮残留応力を付与することができる。
図7に示すように、本実施形態の付加製造機10Cは、基盤11を少なくとも部分的に囲うように配置されており、当該基盤11の表面11a上から流れ落ちた液体を、その底部15において受ける部材(以下、ドレンパンと記す)14を有する。ドレンパン14は、基盤11の表面11aより鉛直下側において皿状をなしており、その底部15は、基盤11を全周に亘って囲っている。ドレンパン14は、基盤11の表面11a上から流れ落ちた液体を底部15で受けて、当該底部15には、液体が一時的に貯留される。
付加製造機10Cは、ドレンパン14の底部15に貯留された液体を、外部に排出する開口(以下、液体排出口と記す)18を有する。液体排出口18は、ドレンパン14の底部15の水平方向(本実施形態においては、X軸方向)の外側に配置されており、本実施形態においては、層形成空間12において汚染されたガスを排出する排出口17より鉛直方向(Z軸方向)の下側に配置されている。ドレンパン14の底部15に貯留されている液体は、いわゆる廃液として、図7に矢印E2で示すように、液体排出口18を通して外部に排出される。なお、底部15に貯留されている液体のうち気化したものは、上述した「酸素濃度が一定値以下のガス」と共に排出口17を通して外部に排出される。
また、本実施形態のピーニング用ヘッド30Cは、図8に示すように、上述したノズル37とは別に、乾燥ガス供給源46から乾燥ガスの供給を受けて、製造中の構造物5の表面8cのうちレーザ光が照射される領域(アブレーション加工点8d)又はその近傍に向かう乾燥ガスの流れを形成するノズル(以下、乾燥ガスノズルと記す)36を有する。乾燥ガスノズル36は、レーザ光が通るノズル37の近傍に配置されている。乾燥ガスノズル36は、可撓性の管47を介して乾燥ガス供給源46と接続されており、当該管47を通して乾燥ガスの供給を受ける。
なお、乾燥ガスは、供給口16を通して層形成空間12に供給されるガスと同じ組成のガスであることが好ましい。乾燥ガス供給源46には、ガスボンベや、液化ガス蒸発器等を用いることができる。乾燥ガス供給源46は、当該乾燥ガスを加熱する装置を含み、高温の乾燥ガスを乾燥ガスノズル36を通してアブレーション加工点8dの近傍に供給するものとしても良い。高温の乾燥ガスは、構造物5の表面8c上を流れる液体の気化を促進する。
乾燥ガスノズル36により形成された乾燥ガスの流れは、ノズル37を通してアブレーション加工点8dの近傍に供給された液体のうち、製造中の構造物5の表面8cに沿って流れる液体は、加工屑等の塵埃を含んでいる場合がある。乾燥ガスの流れは、このような液体を、製造中の構造物5の表面8c上から排除する。当該表面8c上の液体は、その縁から鉛直下側にある基盤11の表面11a上に流れ落ち、さらに、図7に示すように、当該表面11aの縁からドレンパン14の底部15に流れ落ちる。当該底部15に溜まった液体(廃液)は、液体排出口18を通して付加製造機10の外部に排出される。
本実施形態の付加製造機10Cによれば、構造物5内への異物の混入を抑制しつつ、液中レーザーアブレーションを行って、1パルス当たりのレーザ光のエネルギーに対して比較的高い衝撃力を製造中の構造物の表面の所望の領域に加えて、当該領域とその近傍に圧縮残留応力を付与することができる。なお、上述した実施形態において、ピーニング用ヘッド30Cは、製造中の構造物5の表面8cに向かうレーザ光を通すと共に当該表面8cに向かう液体の流れを形成するノズル37と、当該表面8cに向かう乾燥ガスノズル36とを備えるものとしたが、本発明に係るピーニング用ヘッドは、この態様に限定されるものではない。
例えば、図9に示す変形例のピーニング用ヘッド30Dのように、ノズル37を通してレーザ光が照射される領域(アブレーション加工点8d)及びその近傍に供給された後、製造中の構造物5の表面8cに沿って流れる液体(廃液)を吸引する吸引ノズル38を備えることも好適である。この変形例において、吸引ノズル38は、中央にノズル37を挟んで、乾燥ガスノズル36と構造物5の表面8cに沿う方向に対向して配置されている。吸引ノズル38から吸引された液体は、可撓性の管48を通して、液体(廃液)を回収する回収タンク49に送られる。この変形例によれば、製造中の構造物5の表面8cから基盤11の表面11aを通してドレンパン14の底部15に流れ落ちる液体の量を低減することができ、層形成空間12内における当該液体が気化した気体の濃度が上昇することを抑制することができる。
〔第3の実施形態〕
本実施形態の付加製造機について図10を参照して説明する。図10は、第3の実施形態の付加製造機におけるピーニング用ヘッドと、その周辺構成を示す模式図である。本実施形態の付加製造機は、基盤及びその上側にある構造物を加熱するヒータを有する点で、第2の実施形態と異なっている。なお、第2の実施形態と略共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態の付加製造機は、基盤11及び基盤11より上側にある製造中の構造物を加熱するヒータ70が設けられている。ヒータ70は、基盤11の表面11aより下側に配置されている。本実施形態において、基盤加熱用ヒータ70は、略平板状をなしており、且つ基盤11の裏面11cに接している。すなわち、略平板状の基盤加熱用ヒータ70は、加熱対象である基盤11と重ね合されている。ヒータ70は、基盤11及び製造中の構造物5を加熱することにより、基盤11の表面11a及び構造物5の表面7c,8cの温度を上昇させる。
本実施形態によれば、ヒータ70が基盤11及び構造物5を加熱することにより、ピーニング用ヘッド30Eのノズル37を通して供給され、製造中の構造物5の表面8c,7c及び基盤11の表面11aに沿って流れる液体(例えば、水)の気化を促進することができる。液体(水)が気化した蒸気は、図7に矢印E1で示すように、排出口17を通して外部に排出される。なお、図10に示すピーニング用ヘッド30Eは、第2の実施形態、及びその変形例と異なり、乾燥ガスノズル36及び吸引ノズル38(図8及び図9参照)を備えていないが、当該乾燥ガスノズル36及び吸引ノズル38のうち少なくとも一方を備えるものとしても良い。
〔第4の実施形態〕
本実施形態の付加製造機について、図11及び図12を参照して説明する。図11は、本実施形態の付加製造機の斜視図であり、製造中の構造物の形状を測定する形状測定装置として、層形成用ヘッドと一体に移動する形状測定用プローブが設けられた態様を示す図である。図12は、本実施形態の変形例の付加製造機の斜視図であり、製造中の構造物の形状を測定する形状測定装置として、付加製造機のうち層形成空間の少なくとも一部を俯瞰する位置に固定して配置された態様を示す図である。本実施形態の付加製造機は、製造中の構造物の形状を測定する形状測定装置が設けられている点で、第1及び第2の実施形態と異なっている。なお、第1及び第2の実施形態と略共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、本実施形態の付加製造機10Fは、製造中の構造物5(図12参照)の形状を測定する形状測定装置60を有する。本実施形態において、形状測定装置60は、層形成用ヘッド20に結合されており、上述した第1ヘッド駆動機構22により駆動されて基盤11より上側において層形成用ヘッド20と一体に移動する。すなわち、形状測定装置60は、三次元的に変位可能な形状測定用プローブとして構成されており、本実施形態においては、測定対象までの距離を測定する機能を含んでいる。
形状測定装置60には、測定対象までを往復する光の時間差から距離を求める光波距離計(electro-optical distance meter)が用いることができ、例えば、測定対象すなわち構造物5の表面に向けてレーザ光を照射し、当該表面において反射された反射波が戻るまでの時間を測る、いわゆる「レーザ距離計」を用いることができる。また、形状測定装置60には、左右の対物レンズ間の距離すなわち基線長に対する測定対象の視差を利用して距離を測定するレンジファインダー(range finder)を用いることもできる。
本実施形態においては、形状測定装置(形状測定用プローブ)60を、層形成用ヘッド20と共に、製造中の構造物5の表面に沿って移動させる、いわゆる「走査」を行うことにより、当該構造物5の三次元的な形状を測定することができる。本実施形態においては、層形成用ヘッド20により新たな層8を構造物5に付加しながら、形状測定装置60により構造物5に付加された層8の形状を測定することができる。
なお、形状測定装置60により製造中の構造物5の表面形状の測定するステップは、上述したように、層形成用ヘッド20による新たな層8の付加するステップ、すなわち層形成ステップと同時に行われるものしても良いし、当該層形成ステップが行われた後に、別途、層形成用ヘッド20により新たな層8の付加を行うことなく、第1ヘッド駆動機構22により形状測定装置60を駆動して、製造中の構造物5の表面を走査して、表面形状の測定を行うものとしても良い。この態様によれば、形状測定装置60を駆動する専用の駆動機構が不要となる。
形状測定装置60により、製造中の構造物5の表面形状を測定することにより、当該表面形状を示す座標データ、より具体的には、基盤11を基準とする絶対座標を示すデータを算出することができる。このような基盤11上に形成されている製造中の構造物の形状を示す形状測定装置60により測定された座標データに基づいて第1及び第2ヘッド駆動機構22,50を制御することにより、層形成用ヘッド20及びピーニング用ヘッド30のそれぞれを、製造中の構造物5の表面に沿って正確に移動させることができる。また、形状測定装置60により測定された座標データを、記憶装置等に予め格納されている構造物の形状を示す三次元データと比較することにより、層形成用ヘッド20及びピーニング用ヘッド30のそれぞれの位置(座標)や移動経路等を補正することができる。例えば、ピーニング用ヘッド30によりレーザーアブレーションを行うアブレーション加工点8dが設定される位置や経路を補正することができる。
なお、本実施形態において、形状測定装置60は、第1ヘッド駆動機構22により駆動されて、基盤11より上側において層形成用ヘッド20と一体に移動する形状測定用プローブであるものとしたが、本発明に係る形状測定装置は、この態様に限定されるものではない。形状測定装置(形状測定用プローブ)60は、層形成用ヘッド20とは別に、独立して移動するものとしても良い。例えば、第2ヘッド駆動機構50等、他の駆動機構により駆動されるものとしても良い。また、本発明に係る形状測定装置は、基盤11の上側の層形成空間12を移動する「形状測定用プローブ」に限定されるものではない。
例えば、図12に示す変形例の付加製造機10Gのように、製造中の構造物5の形状を測定する形状測定装置62は、層形成空間12の少なくとも一部を俯瞰する位置に固定して配置されるものとしても良い。この場合、形状測定装置62は、付加製造機10Gのうち層形成空間12を内部に有する筐体や容器(図示せず)に固定される。このような形状測定装置62には、製造中の構造物5の形状を撮像可能なカメラや、当該構造物5の表面7c,8c,7e,8eにレーザ光を照射して、その反射波を検出するレーザスキャナ等を用いることができる。
〔第5の実施形態〕
本実施形態の付加製造機について、図5、図6及び図13を参照して説明する。図13は、本実施形態の付加製造機のうち変形例のピーニング用ヘッドの縦断面図であり、レーザ光を収束させる収束レンズをその光軸方向に移動させるレンズ駆動機構を有する態様を示す図である。本実施形態の付加製造機は、ミラー伝送(空間伝送)によりレーザ光源からのレーザ光をピーニング用ヘッドに伝送し、レーザ光を収束させる収束レンズが、その光軸方向に移動可能な点で、第1の実施形態と異なっている。なお、第1及び第2の実施形態と略共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の付加製造機は、光ファイバ44(図3参照)を有しておらず、上述したレーザ光源からのレーザ光は、図13に示すように、管44H内にある空間を通してピーニング用ヘッド30Hに伝送される。なお、ピーニング用ヘッド31と、レーザ光源との間のレーザ光の伝送経路には、レーザ光を反射又は屈折可能な光学素子(図示せず)が配置されており、レーザ光源からのレーザ光は、当該光学素子と空間と通してピーニング用ヘッド30Hに伝送される。
ピーニング用ヘッド30Hのうちハウジング31には、管44Hが結合されており、当該ハウジング31には、平行光線束のレーザ光(いわゆるレーザビーム)を通す開口31aが形成されている。ハウジング31内には、レーザ光源からのレーザ光を、製造中の構造物5の表面のうちアブレーション加工点8dに向けて収束させる収束レンズ33が配置されている。
ハウジング31内のうち、収束レンズ33と開口31aとの間には、レーザ光(レーザビーム)のビーム径を拡大する光学素子(以下、ビーム拡大部と記す)32が配置されている。ビーム拡大部32は、管44Hからの平行光線束のレーザ光を発散光線束にする発散レンズ(divergent lens)32aと、当該発散レンズ32aからの発散光線束のレーザ光を平行光線束にする収束レンズ32cとを含む。発散レンズ32aには、一般的な凹レンズを用いることができ、収束レンズ32cには、一般的な凸レンズを用いることができる。ビーム拡大部32は、発散レンズ32aに入射した平行光線束を、より径の大きい平行光線束にして収束レンズ32cから射出する。すなわち、なお、「ビーム径」は、図13に一点鎖線Aで示す光軸に垂直な断面におけるレーザ光の外縁の径である。
本実施形態において、製造中の構造物の表面に向けてレーザ光を収束させる収束レンズ33には、ビーム拡大部32の収束レンズ32cから射出された平行光線束のレーザ光、すなわちビーム径が拡大されたレーザ光が入射する。収束レンズ33は、ビーム径が拡大されたレーザ光を、アブレーション加工点8dに向けて収束させる。
ピーニング用ヘッド30Hは、当該収束レンズ33を駆動して、その光軸方向(一点鎖線Aで示す)の所望の位置に移動させる機構(以下、単に「レンズ駆動」と記す)34を有する。レンズ駆動機構34は、ビーム拡大部32と共に、収束レンズ33を収容するハウジング31内に配置されている。
レンズ駆動機構34は、収束レンズ33の径方向外側に配置されており、当該収束レンズ33を保持するレンズホルダ34aと、レンズホルダ34a及び収束レンズ33を光軸方向において所定の距離、直線状にスライドさせるためのリニアガイド34cとを有する。リニアガイド34cには、図示しない雌ねじが形成されており、レンズ駆動機構34は、当該雌ねじに螺合するボールねじ34eと、当該ボールねじ34eを回転駆動する電気モータ34fとを有する。電気モータ34fのロータには、ボールねじ34eが結合されており、当該ボールねじ34eの回転角位置に応じて、収束レンズ33、レンズホルダ34a及びリニアガイド34cが、光軸方向に変位する。なお、本実施形態において、レンズ駆動機構34は、さらに、収束レンズ33、レンズホルダ34a又はリニアガイド34cの光軸方向の位置を検出するための位置センサ34gを有する。
このようなレンズ駆動機構34においては、電気モータ34fのロータすなわちボールねじ34eの回転角位置を制御することにより、製造中の構造物の表面に向けてレーザ光を収束させる収束レンズ33を、その光軸方向において、ハウジング31及びノズル37に対する相対的な位置を変化させる。なお、なお、位置センサ34gにより検出された収束レンズ33の位置を示す信号、又は電気モータのロータやボールねじ34eの回転角位置を示す信号に基づいて、電気モータ34fにより駆動される収束レンズ33の位置を制御することも好ましい。
本実施形態によれば、収束レンズ33の焦点の位置、すなわちピーニング用ヘッド30Hとアブレーション加工点8dとの間の距離、いわゆる施工距離(図5に寸法cで示す)を変化させることができる。ピーニング用ヘッド30Hを第2ヘッド駆動機構50(図6参照)により移動させなくても、製造中の構造物5の表面上にあるアブレーション加工点8dに向けて収束レンズ33から射出されたレーザ光を収束させることができ、レーザピーニングをより短時間で精度良く行うことができる。
[他の実施形態]
以上に説明した各実施形態において、ピーニング用ヘッド30,30C,30D,30E,30Hを三次元的に変位させると共に、矢印Zで示す積層方向に対して傾斜するよう駆動する第2ヘッド駆動機構(多関節アーム)50は、6つの軸心A1,A2,A3,A4,A5,A6のそれぞれの周りに相対的な回動可能な、6自由度の多関節アームであるものとしたが、本発明に係る多関節アームは、この態様に限定されるものではない。例えば、多関節アームは、回転ジョイント56,57,58に代えて、2つのリンクの接続点の周りに3自由度の相対回転運動が可能な「球ジョイント(spherical joint)」を用いることにより、より少ないリンク数で、6自由度の多関節アームを実現することもできる。
また、本発明に係る第2ヘッド駆動機構は、6自由度の多関節アームに限定されるものではない。第2ヘッド駆動機構は、当該ピーニング用ヘッドを三次元的に変位させると共に、前記積層方向に対して傾斜するよう当該ピーニング用ヘッドを移動させるものであれば良い。例えば、第2ヘッド駆動機構50は、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向のそれぞれ方向において所望の位置にピーニング用ヘッドに位置させると共に、X軸周り、Y軸周り、Z軸周りのうち少なくとも一軸周りの傾斜角度を変化させるものが可能なものを用いることも可能である。
上述した各実施形態において、層形成ステップは、層形成用ヘッド20を用いて、いわゆる「ダイレクト・エナジー・デポジション」を行うことにより、頂面上に層を形成し、当該層を製造中の構造物に付加するものとしたが、本発明に係る層形成ステップは、この態様に限定されるものではない。例えば、粉末材料を、一層ずつ敷き詰めた後、レーザ光の照射により敷き詰められた材料のうち所定の部分を溶融させて当該部分を選択的に固化させる、いわゆる「パウダー・ベッド・フュージョン(Powder bed fusion 、「粉末床溶融結合」とも称される)」を行うものとして良い。
また、上述した各実施形態において、ピーニングステップは、ピーニング用ヘッド30,30C,30D,30E,30Hにより、製造中の構造物5の表面のうち、矢印Zで示す積層方向に垂直な頂面7c,8cに、レーザ光を照射して衝撃力を加えるステップと、当該表面のうち積層方向に沿って広がる側面7e,8eに衝撃力を加えるステップとを含むものとしたが、本発明に係るピーニングステップは、この態様に限定されるものではない。複数のピーニングステップのうち少なくとも一つが、積層方向に沿って広がる側面に衝撃力を加えるステップを含むものであれば良い。
本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態はその他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
5,5B:構造物(製造中の構造物)、5C:構造物(完成した構造物)、5h:半体(構造物の半体)、5r:リセス(構造物)、5t:領域(構造物のうち所定の強化領域)、5w:壁(構造物)、7:層(構造物の固化した層)、7c:頂面(構造物の表面)、7e:側面(構造物の表面)、8:層(構造物に新たに付加した層)、8a:積層加工点(構造物に新たに付加した層のうち溶融している部分)、8c:頂面(構造物の表面)、8d:アブレーション加工点(構造物の表面のうちレーザ光が照射される領域)8e:側面(構造物の表面)、10,10C,10F,10G,10H:付加製造機、11:基盤(付加製造機)、11a:表面(基盤の表面)、11c:裏面(基盤の裏面)12:層形成空間(ガスで満たされた空間)14:ドレンパン、15:底部(ドレンパンの底部)、16:供給口(ガスを通す供給口)、17:排出口(ガスを通す排出口)、18:液体排出口、20:層形成用ヘッド、22:第1ヘッド駆動機構、22x:X軸リニアステージ(第1ヘッド駆動機構のリニアステージ)、22y:Y軸リニアステージ(第1ヘッド駆動機構のリニアステージ)、22z:Z軸リニアステージ(第1ヘッド駆動機構のリニアステージ)、30,30C,30D,30E,30H:ピーニング用ヘッド(ヘッド)、31:ハウジング(ピーニング用ヘッドのハウジング)、31a:開口(ハウジングの開口)、32:ビーム拡大部(光学部品、光学素子)、32a:発散レンズ(ビーム拡大部、凹レンズ)、32c:収束レンズ(ビーム拡大部、凸レンズ)、33:収束レンズ、34:レンズ駆動機構、34a:レンズホルダ(レンズ駆動機構)、34c:リニアガイド(レンズ駆動機構)、34e:ボールねじ(レンズ駆動機構)、34f:電気モータ(レンズ駆動機構)、34g:位置センサ(レンズ駆動機構)、35:光学窓、36:乾燥ガスノズル、37:ノズル(レーザ光を通すノズル)、37c:ニップル(ノズル)、38:吸引ノズル、42:管、43:液体供給源、44:光ファイバ、44H:管(導光管)、45:管、46:乾燥ガス供給源、47:管、48:管、49:回収タンク、50:第2ヘッド駆動機構(多関節アーム)、51:リンク(多関節アーム)、51a:基部(リンクの基部)、51c:端部(リンクの端部)、52:リンク(多関節アーム)、52a:基部(リンクの基部)、52c:端部(リンクの端部)、53:リンク(多関節アーム)、53a:基部(リンクの基部)、53c:端部(リンクの端部)、54:リンク(多関節アームの先端部)、56,57,58:回転ジョイント(多関節アーム)、60:形状測定装置(形状測定用プローブ)、62:形状測定装置(撮像装置、レーザスキャナ)、70:ヒータ(基盤加熱用ヒータ)

Claims (11)

  1. 基盤の表面又は固化した層の頂面上に新たな層を形成して当該層を構造物に付加する層形成用ヘッドと、
    前記層形成用ヘッドに対して独立して移動可能に構成され、前記基盤より上側に形成された製造中の構造物の固化した表面のうち所定の領域に断続的に衝撃力を加えるピーニング用ヘッドであって、層が付加される方向である積層方向に対して傾斜するよう駆動されて、当該表面のうち、当該積層方向に垂直な頂面に衝撃力を加えることが可能なピーニング用ヘッドと、
    を備えることを特徴とする付加製造機。
  2. 前記層形成用ヘッドを駆動して、当該層形成用ヘッドを三次元的に変位させることが可能な第1ヘッド駆動機構と、
    前記ピーニング用ヘッドを駆動して、当該ピーニング用ヘッドを三次元的に変位させると共に、前記積層方向に対して傾斜するよう当該ピーニング用ヘッドを移動させる第2ヘッド駆動機構と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の付加製造機。
  3. 第2ヘッド駆動機構は、前記ピーニング用ヘッドを、前記層形成用ヘッドに比べて高い自由度で移動させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の付加製造機。
  4. 第1ヘッド駆動機構は、前記積層方向に略一致するZ軸方向と、水平方向のうち当該Z軸方向に垂直なY軸方向と、当該Z軸方向及び当該Y軸方向に垂直なX軸方向のそれぞれの方向において所望の位置に前記層形成用ヘッドを移動させるものであり、
    第2ヘッド駆動機構は、
    前記Z軸方向、前記Y軸方向及び前記X軸方向のそれぞれの方向において所望の位置に前記ピーニング用ヘッドを移動させると共に、前記積層方向に対して前記ピーニング用ヘッドが傾斜するよう移動させる
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の付加製造機。
  5. 前記ピーニング用ヘッドは、
    レーザ光を前記製造中の構造物の表面に向けて収束させる収束レンズと、
    当該収束レンズから前記表面に向けてレーザ光を通すと共に、ガス供給源から酸素濃度が一定値以下のガスの供給を受けて、当該表面のうちレーザ光が照射される領域に向かう当該ガスの流れを形成するノズルと、
    を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の付加製造機。
  6. 前記ピーニング用ヘッドは、
    レーザ光源からのレーザ光を、前記製造中の構造物の表面に向けて収束させる収束レンズと、
    当該収束レンズから前記表面に向けてレーザ光を通すと共に、液体供給源から液体の供給を受けて、当該表面のうちレーザ光が照射される領域に向かう液体の流れを形成するノズルと、
    を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の付加製造機。
  7. 前記基盤を少なくとも部分的に囲うように配置されており、当該基盤の表面上から流れ落ちた液体を、その底部において受けるドレンパンと、
    当該ドレンパンの前記底部に貯留された液体を、外部に排出する液体排出口と、
    を有することを特徴とする請求項6に記載の付加製造機。
  8. 前記ピーニング用ヘッドは、
    乾燥ガス供給源から乾燥ガスの供給を受けて、前記製造中の構造物の表面のうちレーザ光が照射される領域又はその近傍に向かう乾燥ガスの流れを形成する乾燥ガスノズルを、
    さらに有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の付加製造機。
  9. 前記基盤及び当該基盤より上側にある製造中の構造物を加熱するヒータを、
    さらに備えることを特徴とする請求項6ないし請求項8のいずれか一項に記載の付加製造機。
  10. 前記製造中の構造物の表面形状を測定可能な形状測定装置を、
    さらに備えることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の付加製造機。
  11. 材料で構成された層を一層ずつ構造物に付加する付加製造方法であって、
    層形成用ヘッドにより、基盤の表面又は固化した層の頂面上に新たな層を形成して当該層を構造物に積層方向に付加する複数の層形成ステップと、
    前記層形成用ヘッドに対して独立して移動可能なピーニング用ヘッドにより、前記基盤より上側に形成された製造中の構造物の固化した表面に断続的に衝撃力を加える複数のピーニングステップと、
    を有する
    ことを特徴とする付加製造方法。
JP2017226577A 2017-11-27 2017-11-27 付加製造機及び付加製造方法 Pending JP2019094546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017226577A JP2019094546A (ja) 2017-11-27 2017-11-27 付加製造機及び付加製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017226577A JP2019094546A (ja) 2017-11-27 2017-11-27 付加製造機及び付加製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019094546A true JP2019094546A (ja) 2019-06-20

Family

ID=66972716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017226577A Pending JP2019094546A (ja) 2017-11-27 2017-11-27 付加製造機及び付加製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019094546A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111809180A (zh) * 2020-08-07 2020-10-23 江苏智远激光装备科技有限公司 一种激光内孔熔覆头
WO2021090043A1 (en) * 2019-11-04 2021-05-14 Ecole Polytechnique Federale De Lausanne (Epfl) Laser treatment systems and methods for in-situ laser shock peening (lsp) treatment of parts during production thereof by a selective laser sintering or melting (sls/slm) process, and additive manufacturing systems and methods implementing the same
WO2021132629A1 (ja) * 2019-12-27 2021-07-01 川崎重工業株式会社 シート層の検査装置及び検査方法
JP2022538165A (ja) * 2019-06-25 2022-08-31 マイティ ビルディングス インコーポレーテッド 回転プラットフォーム上にキュアリングモジュールを有する3dプリンタ印刷ヘッドシステム
EP4137254A1 (en) * 2021-08-20 2023-02-22 Technische Universität Berlin Method and apparatus for in situ debinding and sintering of filament or paste extrusion additive manufactured metal or ceramic parts
WO2024101222A1 (ja) * 2022-11-11 2024-05-16 大陽日酸株式会社 積層構造物の製造装置及び積層構造物の製造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102925646A (zh) * 2012-11-14 2013-02-13 江苏大学 利用光水复合体对金属构件表面喷丸强化的方法与装置
CN103266204A (zh) * 2013-05-23 2013-08-28 江苏大学 提高激光高温喷丸约束效果的方法及装置
CN106119518A (zh) * 2016-08-10 2016-11-16 江苏大学 一种激光冲击强化用的循环喷水系统
CN107138728A (zh) * 2017-05-27 2017-09-08 广东工业大学 一种复杂结构的增材制造方法及增材制造系统
JP2017530260A (ja) * 2014-06-09 2017-10-12 ハイブリッド マニュファクチュアリング テクノロジーズ リミテッド 材料処理方法及び関連装置
US20170326681A1 (en) * 2014-12-09 2017-11-16 Bae Systems Plc Additive manufacturing and integrated impact post-treatment
US20170326867A1 (en) * 2016-05-10 2017-11-16 Resonetics, LLC Hybrid micro-manufacturing

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102925646A (zh) * 2012-11-14 2013-02-13 江苏大学 利用光水复合体对金属构件表面喷丸强化的方法与装置
CN103266204A (zh) * 2013-05-23 2013-08-28 江苏大学 提高激光高温喷丸约束效果的方法及装置
JP2017530260A (ja) * 2014-06-09 2017-10-12 ハイブリッド マニュファクチュアリング テクノロジーズ リミテッド 材料処理方法及び関連装置
US20170326681A1 (en) * 2014-12-09 2017-11-16 Bae Systems Plc Additive manufacturing and integrated impact post-treatment
US20170326867A1 (en) * 2016-05-10 2017-11-16 Resonetics, LLC Hybrid micro-manufacturing
CN106119518A (zh) * 2016-08-10 2016-11-16 江苏大学 一种激光冲击强化用的循环喷水系统
CN107138728A (zh) * 2017-05-27 2017-09-08 广东工业大学 一种复杂结构的增材制造方法及增材制造系统

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022538165A (ja) * 2019-06-25 2022-08-31 マイティ ビルディングス インコーポレーテッド 回転プラットフォーム上にキュアリングモジュールを有する3dプリンタ印刷ヘッドシステム
JP7324879B2 (ja) 2019-06-25 2023-08-10 マイティ ビルディングス インコーポレーテッド 回転プラットフォーム上にキュアリングモジュールを有する3dプリンタ印刷ヘッドシステム
WO2021090043A1 (en) * 2019-11-04 2021-05-14 Ecole Polytechnique Federale De Lausanne (Epfl) Laser treatment systems and methods for in-situ laser shock peening (lsp) treatment of parts during production thereof by a selective laser sintering or melting (sls/slm) process, and additive manufacturing systems and methods implementing the same
US12447557B2 (en) 2019-11-04 2025-10-21 Ecole Polytechnique Federale De Lausanne (Epfl) Laser treatment systems and methods for in-situ Laser Shock Peening (LSP) treatment of parts during production thereof by a Selective Laser Sintering or Melting (SLS/SLM) process, and additive manufacturing systems and methods implementing the same
US12247928B2 (en) 2019-12-27 2025-03-11 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Inspection device and inspection method for sheet layer
WO2021132629A1 (ja) * 2019-12-27 2021-07-01 川崎重工業株式会社 シート層の検査装置及び検査方法
JP2021105580A (ja) * 2019-12-27 2021-07-26 川崎重工業株式会社 シート層の検査装置及び検査方法
JP7434686B2 (ja) 2019-12-27 2024-02-21 川崎重工業株式会社 シート層の検査装置及び検査方法
CN111809180A (zh) * 2020-08-07 2020-10-23 江苏智远激光装备科技有限公司 一种激光内孔熔覆头
WO2023020907A1 (en) 2021-08-20 2023-02-23 Technische Universität Berlin Method and apparatus for in situ debinding and sintering of filament or paste extrusion additive manufactured metal or ceramic parts
EP4137254A1 (en) * 2021-08-20 2023-02-22 Technische Universität Berlin Method and apparatus for in situ debinding and sintering of filament or paste extrusion additive manufactured metal or ceramic parts
JPWO2024101222A1 (ja) * 2022-11-11 2024-05-16
WO2024101222A1 (ja) * 2022-11-11 2024-05-16 大陽日酸株式会社 積層構造物の製造装置及び積層構造物の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019094546A (ja) 付加製造機及び付加製造方法
KR101718265B1 (ko) 가공장치 및 가공방법
CN104619454B (zh) 采用三维成像焊接路径控制的自动化高温合金激光熔覆系统
CN106163703B (zh) 三维层叠装置及三维层叠方法
US10744565B2 (en) Three dimensional printer
CN104640667B (zh) 用于有三维成像焊接路径控制的自动高温合金激光熔覆的方法
JP6634074B2 (ja) レーザ焼結による積層造形用レーザ加工機およびそれに対応する方法
ES2906100T3 (es) Máquina de funcionamiento por láser para la fabricación aditiva mediante tratamiento térmico por láser, en particular mediante fusión, y procedimiento correspondiente
JP6757877B2 (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP5981474B2 (ja) ノズル装置、積層造形装置及び積層造形物の製造方法
JP6765569B1 (ja) 積層造形装置、積層造形方法、および積層造形プログラム
KR20150108922A (ko) 가공 장치 및 가공 방법
CN107708969A (zh) 多光束增材制造
JP6896193B1 (ja) 積層造形装置
WO2015029515A1 (ja) 複合加工装置及び複合加工方法
TWI741644B (zh) 表面加工裝置以及三維積層裝置
TW202100335A (zh) 三維積層裝置及方法
JP7382552B2 (ja) レーザ加工装置及びそれを用いたレーザ加工方法
JP6227080B2 (ja) 積層造形装置及び積層造形物の製造方法
JP2021085060A (ja) 三次元造形装置及び三次元造形方法
CN113382820A (zh) 三维层叠方法及三维形状物
CN120587674A (zh) 氢能源电池模组激光焊接设备
JP2015000423A (ja) 外装缶封口方法及び外装缶封口装置
JP7416246B2 (ja) 加工システム及び光学装置
WO2023047940A1 (ja) 損傷部品の補修方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210302