JP2019100608A - 燃料噴射器、燃料の噴射方法及び噴射ガスの温度の取得方法 - Google Patents

燃料噴射器、燃料の噴射方法及び噴射ガスの温度の取得方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019100608A
JP2019100608A JP2017231337A JP2017231337A JP2019100608A JP 2019100608 A JP2019100608 A JP 2019100608A JP 2017231337 A JP2017231337 A JP 2017231337A JP 2017231337 A JP2017231337 A JP 2017231337A JP 2019100608 A JP2019100608 A JP 2019100608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
oxidant
combustion chamber
gas
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017231337A
Other languages
English (en)
Inventor
山口 達也
Tatsuya Yamaguchi
達也 山口
知寛 日沢
Tomohiro Hizawa
知寛 日沢
市川 太郎
Taro Ichikawa
太郎 市川
琢 工藤
Taku Kudo
琢 工藤
晃弘 早川
Akihiro Hayakawa
晃弘 早川
秀昭 小林
Hideaki Kobayashi
秀昭 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku University NUC
Original Assignee
Tohoku University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohoku University NUC filed Critical Tohoku University NUC
Priority to JP2017231337A priority Critical patent/JP2019100608A/ja
Publication of JP2019100608A publication Critical patent/JP2019100608A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Abstract

【課題】焼損を抑制することができる燃料噴射器、燃料の噴射方法及びガスの温度の取得方法を提供することを目的としている。【解決手段】燃料噴射器は、燃料を供給する燃料供給部と、燃料と反応する酸化剤を供給する酸化剤供給部と、燃料供給部から燃料が供給され、且つ、酸化剤供給部から酸化剤が供給される予燃焼室と、を備え、予燃焼室では、燃料と酸化剤とが反応して逆拡散火炎が形成される。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料噴射器、燃料の噴射方法及び噴射ガスの温度の取得方法に関する。
従来、高温の燃料ガスを燃焼器部に噴射することで、燃焼器部の混合気の燃焼反応を局所的に促進させ、混合気を強制的に着火する燃料噴射器が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。このような燃料噴射器はロケットトーチ、トーチイグナイタ又はマイクロバーナとも呼ばれ、例えば次世代の極超音速航空機のスクラムジェットエンジンに適用される。スクラムジェットエンジンは、超音速燃焼を行うことにより極超音速域においても高い比推進力を得ることができ、次世代の極超音速航空機の推進システムを構成するエンジンとして期待を集めている。
非特許文献1に記載の燃料噴射器は、燃料を燃焼させる予燃焼室と、予燃焼室へ燃料である水素を供給する水素供給ポートと、予燃焼室へ酸化剤である酸素を供給する酸素供給ポートと、予燃焼室の燃料に点火する点火プラグとを備えている。非特許文献1に記載の燃料噴射器において、予燃焼室の水素と酸素との当量比は、化学量論の当量比付近に限られている(当量比3程度まで)。
小林 完、富岡 定毅、工藤 賢司、村上 淳郎、三谷 徹、「超音速流におけるマイクロトーチによる着火促進実験」、第36回燃焼シンポジウム、1998年、p707−709
非特許文献1に記載の燃料噴射器の予燃焼室の燃焼は、予混合燃焼によるものであることから、非特許文献1に記載の技術は、化学量論の当量比付近の燃焼に関する。化学量論付近の当量比の燃料は、余分な燃料の割合が抑えられている分、予燃焼室内部で形成される燃焼ガスの温度が高くなってしまい、燃料噴射器の構成部材の焼損を招く。
また、燃料噴射器の燃料の噴射温度を把握できないと、燃料噴射器の性能の評価の正確さが損なわれることに繋がる。燃料噴射器の燃料の噴射温度を把握できなければ、例えば、強制着火に必要な噴射ガスの温度を過大評価することで必要以上の温度の燃焼ガスを噴射してしまい、燃料噴射器の構成部材の焼損を招く場合がある。また、強制着火に必要な噴射ガスの温度を過小評価することで、強制着火に失敗する場合もある。
ここで、燃料噴射器の噴射ガスの温度は、質量保存の法則に基づく所定の演算により算出することができる。この所定の演算では、理論的に予測される燃料の噴射温度と実際の燃料の噴射温度との差を補正する流出係数が用いられている。従来、燃料噴射器の熱効率と燃料噴射器への投入エネルギーとの関連性を把握する等の研究がなされているが、当該研究における流出係数は、0.90より大きく0.95より小さい値とされており、すなわち一定値ではなく、幅をもっている。このため、当該研究における流出係数を上述の所定の演算に適用すると、取得される噴射ガスの温度も幅をもつことになり、その結果、燃料噴射器の噴射ガスの温度を把握しにくくなる。燃料噴射器の噴射ガスの温度が把握しにくくなると、燃料が着火するときの温度、すなわち燃料の着火限界温度も把握しにくくなり、その結果、燃料噴射器の構成部材の焼損や強制着火の失敗を招いてしまう。
本発明は、上記従来の技術における課題に鑑みてなされたものであって、焼損を抑制することができる燃料噴射器、燃料の噴射方法及びガスの温度の取得方法を提供することを目的としている。
本発明に係る燃料噴射器は、燃料を供給する燃料供給部と、燃料と反応する酸化剤を供給する酸化剤供給部と、燃料供給部から燃料が供給され、且つ、酸化剤供給部から酸化剤が供給される予燃焼室と、を備え、予燃焼室では、燃料と酸化剤とが反応して逆拡散火炎が形成される。
本発明に係る燃料の噴射方法は、燃料を予燃焼室に供給するステップと、予燃焼室に酸化剤を供給して燃料と酸化剤とを混合させながら反応させ、予燃焼室に逆拡散火炎を形成するステップと、逆拡散火炎が形成されている予燃焼室の燃料を燃焼器部へ噴射するステップと、を備えている。
本発明に係る噴射ガスの温度の取得方法は、音速のガスを噴射するノズルを用いたガスの噴射温度の取得方法であって、ノズルを通過するガスの質量流量と、ノズルを通過するガスの圧力とを取得する取得ステップと、ノズルの流出係数と、取得ステップで取得したガスの質量流量と、取得ステップで取得したガスの圧力と、に基づいて、ガスの温度を算出する算出ステップと、を備えている。
本発明によれば、上記構成を備えているので、燃料噴射器の構成部材の焼損を抑制することができる。
極超音速航空機70の模式図である。 極超音速航空機70に搭載されているスクラムジェットエンジン50の模式図である。 スクラムジェットエンジン50に設けられている燃料噴射器100の全体斜視図である。 (a)は燃料噴射器100を側面側から見た図であり、(b)は燃料噴射器100を燃料の噴射側から見た図である。 図4(a)に示すA−A断面図である。 図5に示すB−B断面図である。 筐体1の第1筐体部1Aの斜視図である。 筐体1の第2筐体部1Bの斜視図である。 (a)は取付部材5の斜視図であり、(b)は取付部材5の断面図である。 (a)は仕切部材2の斜視図であり、(b)は仕切部材2の断面図である。 (a)は噴射部3の斜視図であり、(b)は噴射部3の断面図である。 (a)はトーチキャップ4の斜視図であり、(b)はトーチキャップ4の断面図である。 実施の形態2に係るガスの温度の取得方法のシステム構成の一例である。
実施の形態1.
以下、図面を適宜参照しながら実施の形態について説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
<実施の形態1の構成>
図1は、極超音速航空機70の模式図である。図2は、極超音速航空機70に搭載されているスクラムジェットエンジン50の模式図である。図1及び図2を参照して、燃料噴射器100が適用される極超音速航空機70のスクラムジェットエンジン50の概要構成について説明する。なお、スクラムジェットエンジン50は燃料噴射器100の適用対象の一例である。スクラムジェットエンジン50は、極超音速航空機70の進行方向に対して、前方側に給気口SOが設けられており、後方側に排気口EOが設けられている。このため、スクラムジェットエンジン50は、給気口SOから取り込んだ空気中の酸素を酸化剤として、噴射する燃料と混合・燃焼させ、排気口EOから燃焼ガスを排気し、極超音速航空機70の推進力を得ている。スクラムジェットエンジン50は、超音速燃焼が可能な構成を備えている。具体的には、スクラムジェットエンジン50は、極超音速航空機70の底部に設けられたエンジンカウル51と、エンジンカウル51の内側に設けられたストラット11とを備えている。また、スクラムジェットエンジン50には、給気口SOから排気口EOにかけて形成されているエンジン流路53が設けられている。エンジン流路53の空気流れ方向の下流側には、燃料噴射器100から噴射された燃料と、給気口SOからエンジン流路53へ流入した空気に含まれる酸素とが反応する燃焼器部54が設けられている。なお、実施の形態1において、スクラムジェットエンジン50がストラット11を備えている例を説明するが、その限りではない。つまり、スクラムジェットエンジン50はストラット11を備えていなくてもよい。
図3は、スクラムジェットエンジン50に設けられている燃料噴射器100の全体斜視図である。図4(a)は燃料噴射器100を側面側から見た図であり、図4(b)は燃料噴射器100を燃料の噴射側から見た図である。図5は、図4(a)に示すA−A断面図である。図6は、図5に示すB−B断面図である。図3〜図6を参照して、燃料噴射器100の構成を説明する。燃料噴射器100は、筐体1と、筐体1に収容されている仕切部材2と、仕切部材2内の燃料を燃焼器部54(図2参照)へ噴射する噴射部3と、筐体1の一部を収容するトーチキャップ4と、筐体1に固定されている板状の取付部材5と、取付部材5に取り付けられている点火プラグ6とを備えている。また、燃料噴射器100には、燃料と酸化剤とが合流する空間である予燃焼室SP1と、予燃焼室SP1に供給される燃料が充填される空間である燃料充填室SP2と、予燃焼室SP1に供給される酸化剤が充填される空間である酸化剤充填室SP3とを備えている。予燃焼室SP1は仕切部材2の内側に形成され、燃料充填室SP2及び酸化剤充填室SP3は仕切部材2の外側に形成されている。
筐体1は円筒状部材であり、筐体1にはトーチキャップ4及び取付部材5が固定されている。具体的には、筐体1は筒状の第1筐体部1Aと筒状の第2筐体部1Bとを有しており、第1筐体部1Aにはトーチキャップ4が固定され、第2筐体部1Bには取付部材5が固定されている。筐体1の内側には、仕切部材2が設けられている。また、筐体1の内側には、予燃焼室SP1、燃料充填室SP2及び酸化剤充填室SP3が配置されている。第1筐体部1Aは、仕切部材2に平行に延びる筒状部1A1と、トーチキャップ4と第2筐体部1Bとの間に挟まれている環状部1A2と、噴射部3に当接している端面部1A3とを備えている。第2筐体部1Bは、仕切部材2に平行に延びる筒状部1B1と、取付部材5に当接している板状部1B2と、第1筐体部1Aに当接している板状部1B3とを備えている。第2筐体部1Bには、第2筐体部1Bの内側と第2筐体部1Bの外側とを連通する複数の燃料通路t1と、燃料充填室SP2の燃料の圧力を計測する圧力計測手段(図示省略)に繋がっている圧力計測孔t2とが形成されている。燃料通路t1は、燃料が流れる通路であり、燃料充填室SP2に繋がっている。また、第2筐体部1Bには、第2筐体部1Bの内側と第2筐体部1Bの外側とを連通する複数の酸化剤通路t3が形成されている。酸化剤通路t3は、酸化剤が流れる通路であり、酸化剤充填室SP3に繋がっている。
仕切部材2は円筒状部材である。仕切部材2は、予燃焼室SP1と燃料充填室SP2とを仕切る機能を有している。また、仕切部材2は、予燃焼室SP1と酸化剤充填室SP3とを仕切る機能を有している。仕切部材2は、円筒形状の筒状部2Aと、筒状部2Aの一端側に形成されている端面部2Bとを有している。筒状部2Aは、点火プラグ6が設けられている一端部2A1と、噴射部3に設けられている他端部2A2とを備えている。
噴射部3は、第1筐体部1Aの端面部1A3と仕切部材2の他端部2A2とに当接して設けられている。噴射部3は、予燃焼室SP1のガスを噴射する機能を有している。ここで、予燃焼室SP1のガスには、予燃焼室SP1で温度が上昇した燃料ガス、予燃焼室SP1で行われる反応で生成される物質等が含まれる。噴射部3は、ガスを噴射するノズル3Aと、仕切部材2の他端部2A2が差し込まれている凹部3Bと、トーチキャップ4に当接している段部3Cとを備えている。ノズル3Aは仕切部材2の他端部2A2側に設けられている。凹部3Bは環状に形成されている。仕切部材2の他端部2A2は凹部3Bに当接して設けられており、予燃焼室SP1のガスが凹部3Bを介して燃料充填室SP2へ逆流しないようになっている。
トーチキャップ4は噴射部3及び第1筐体部1Aの周囲に設けられている。トーチキャップ4は円筒状の収容部4Aと、収容部4Aの内周面に形成され、収容部4Aの内周面側から収容部4Aの中心軸側へ延びる環状の突出縁部4Bとを備えている。取付部材5は、第2筐体部1Bの板状部1B2に設けられている。取付部材5は点火プラグ6が取り付けられる凹状の設置部5Aを備えている。点火プラグ6は予燃焼室SP1の燃料と予燃焼室SP1の酸化剤との反応のきっかけを与える。
図7は、筐体1の第1筐体部1Aの斜視図である。図8は、筐体1の第2筐体部1Bの斜視図である。図9(a)は取付部材5の斜視図であり、図9(b)は取付部材5の断面図である。図10(a)は仕切部材2の斜視図であり、図10(b)は仕切部材2の断面図である。図11(a)は噴射部3の斜視図であり、図11(b)は噴射部3の断面図である。図12(a)はトーチキャップ4の斜視図であり、図12(b)はトーチキャップ4の断面図である。図7〜図12及び先述した図3〜図6を参照して、引き続き、燃料噴射器100の構成を説明する。
図7に示すように、第1筐体部1Aの環状部1A2には複数の孔1A20が形成されている。また、図8に示すように、第2筐体部1Bの板状部1B3には複数の孔1B30が形成されている。孔1A20及び孔1B30には、図示省略の複数の固定部材が挿入される。この複数の固定部材は、第1筐体部1Aとトーチキャップ4とを固定し、且つ、第1筐体部1Aと第2筐体部1Bとを固定する。端面部1A3には環状の溝部1A30が形成されている。溝部1A30にはガスの漏洩を防止するパッキン(図示省略)が挿入される。第1筐体部1Aの内周面Srf1は、図10に示す仕切部材2の筒状部2Aの外周面Srf3と隙間をあけて向かい合っている。また、第2筐体部1Bの内周面Srf2も、図10に示す仕切部材2の筒状部2Aの外周面Srf3と隙間をあけて向かい合っている。つまり、燃料充填室SP2は、図7に示す内周面Srf1と図10に示す外周面Srf3との間、及び、図8に示す内周面Srf2と図10に示す外周面Srf3との間に、形成されている。
図8に示すように、第2筐体部1Bの板状部1B2には複数の孔1B20が形成されている。孔1B20には、図示省略の複数の固定部材が挿入される。この複数の固定部材は、取付部材5と第2筐体部1Bとを固定する。第2筐体部1Bの筒状部1B1には4つの燃料通路t1が形成されている。4つの燃料通路t1は、筒状部1B1の中心に対して90度の角度をなしている。また、第2筐体部1Bの板状部1B2には2つの酸化剤通路t3が形成されている。2つの酸化剤通路t3は、板状部1B2の中心に対して180度の角度をなしている。図9(a)及び図9(b)に示すように、取付部材5には点火プラグ6の先端側が挿入される開口部である挿入部5Bが形成されている。挿入部5Bは設置部5Aの中央部に形成されている。
図10(a)及び図10(b)に示すように、仕切部材2の筒状部2Aには複数の燃料供給部Op1が形成されている。燃料供給部Op1は燃料充填室SP2と予燃焼室SP1とを連通する開口部である。燃料供給部Op1は仕切部材2の外周面Srf3の周方向に並んでいる。燃料供給部Op1は筒状部2Aのうち端面部2B側に設けられている。図10(b)に示すように、仕切部材2の端面部2Bには、複数の酸化剤供給部Op2と、点火プラグ6のトーチが挿入されている開口部2B1とが形成されている。酸化剤供給部Op2は酸化剤充填室SP3と予燃焼室SP1とを連通する開口部である。
図11(a)及び図11(b)に示すように、ノズル3Aには、燃料等のガスが通過する開口部3A1が形成されている。図11(b)に示すように、開口部3A1の開口径Dmは、ノズル3Aの入口側からノズル3Aの出口側にかけて徐々に小さくなっている。また、開口部3A1には、燃料等のガスの通過方向に平行な断面が曲面状になっている曲面部3A2が形成されている。曲面部3A2は、ノズル3Aの入口側からノズル3Aの出口側にかけて延びている。噴射部3は、図12(a)及び図12(b)に示すトーチキャップ4の開口部4B1に挿入される先端面部3Dを備えている。先端面部3Dが突出縁部4Bに挿入された状態において、噴射部3の段部3Cは、突出縁部4Bに当接している。
<実施の形態1の動作>
先述した図1〜図12を参照して実施の形態1の動作について説明する。図1に示す極超音速航空機70が飛行しているときにおいて、酸化剤である酸素を含む空気が、スクラムジェットエンジン50の給気口SOに流入する。給気口SOから流入した空気は、エンジン流路53を流れる過程で、燃料噴射器100から噴射される燃料と合流する。そして、酸化剤と合流した燃料が燃焼器部54で燃焼し、この燃焼のエネルギーがスクラムジェットエンジン50の推進力へと変換される。
また、極超音速航空機70に搭載されている燃料は、図示省略の燃料搭載部から燃料通路t1へ供給される。燃料通路t1へ供給された燃料は、燃料充填室SP2に充填される。燃料充填室SP2の燃料はガス状態である。燃料充填室SP2の燃料は仕切部材2の燃料供給部Op1を介して予燃焼室SP1に供給される。予燃焼室SP1は、ガス状態の燃料で満たされている。また、エンジン流路53の空気の一部が、酸化剤通路t3に供給される。酸化剤通路t3へ供給された空気は、酸化剤充填室SP3に充填される。酸化剤充填室SP3の空気は仕切部材2の酸化剤供給部Op2を介して予燃焼室SP1に供給される。なお、酸化剤通路t3に供給される空気は、スクラムジェットエンジン50が取り込んだ空気に限定されるものではない。例えば、極超音速航空機70が空気タンク又は酸素タンクを搭載しており、酸化剤通路t3が空気タンク又は酸素タンクから酸素の供給をうけてもよい。
予燃焼室Sp1に供給された空気中の酸素は、予燃焼室SP1の燃料に拡散しながら燃焼する。実施の形態1において、燃料と空気中の酸素(酸化剤)との当量比は1より大きい。つまり、実施の形態1において、燃料は酸化剤に対してリッチ(過濃)となっている。予燃焼室SP1の空気中の酸素が予燃焼室SP1の燃料と混合し、予燃焼室SP1の空気中の酸素が予燃焼室SP1の燃料へ拡散する過程で、予燃焼室SP1の酸素と予燃焼室SP1の燃料とが反応する。これにより、予燃焼室SP1の燃料が燃焼(逆拡散燃焼)し、予燃焼室SP1では逆拡散火炎が形成される。そして、予燃焼室SP1で逆拡散火炎が形成されることで、予燃焼室SP1に充填されているガスの温度が上昇する。温度が上昇した燃料は予燃焼室SP1から噴射部3のノズル3Aに流入し、ノズル3Aに流入した燃料は、図2に示すエンジン流路53に噴射される。
ここで、燃料が水素であるものとして説明する。予燃焼室SP1において、酸化剤である空気中の酸素が、燃料である水素と反応すると、水が生成される。また、空気中には酸素の他に窒素等が含まれている。このため、予燃焼室SP1には、酸化剤である酸素及び燃料である水素の他に、空気中の窒素等や水といった物質も存在している。予燃焼室SP1に存在している物質をガスと総称すると、ノズル3Aは、燃料、窒素及び水等を含むガスをエンジン流路53へ噴射する。
<実施の形態1の効果>
燃料噴射器100は、燃料と酸化剤とが反応して逆拡散火炎が形成される予燃焼室SP1を備えている。酸化剤は、酸化剤供給部Op2を介して、燃料で満たされた予燃焼室SP1へ供給される。つまり、燃料噴射器100の構成は、燃料が酸化剤に拡散するのではなく、酸化剤が燃料に拡散する構成である。これにより、酸化剤が燃料に拡散する過程で酸化剤と燃料とが反応し、予燃焼室SP1の燃料は逆拡散燃焼をする。その結果、予燃焼室SP1では逆拡散火炎が形成され、予燃焼室SP1内のガスの温度が上昇する。したがって、燃料噴射器100は温度が上昇したガスをエンジン流路53へ噴射することができる。よって、燃料噴射器100は、スクラムジェットエンジン50の燃焼器部54の混合気の強制着火を促すことができる。
ここで、予燃焼室SP1の燃焼は逆拡散燃焼である。逆拡散燃焼は、予混合燃焼とは異なり、燃料の当量比が高くても安定的な火炎を形成できる。なお、予混合燃焼とは、予め酸化剤と混合させておいた燃料を燃焼させることを意味している。このため、予燃焼室SP1の燃料が酸化剤に対してリッチになっていても、燃料噴射器100は安定的に火炎を形成できる。
また、燃料が酸化剤に対してリッチになっている程、余剰燃料の割合が増えることになり、その結果、燃料の燃焼によって生じるエネルギーが燃焼に寄与しなかったガスの温度上昇に使われることになる。このため、燃料が酸化剤に対してリッチになっている程、最終的な噴射ガスの温度が低下することになる。つまり、燃料噴射器100は燃料の噴射ガスの温度の抑制が可能であるので、燃料噴射器100の構成部材(例えば仕切部材2や噴射部3等)は焼損してしまうことが抑制されている。
燃料噴射器100は、予燃焼室SP1と燃料充填室SP2とを仕切り、且つ、予燃焼室SP1と酸化剤充填室SP3とを仕切る仕切部材2を備えている。ここで、燃料充填室SP2には燃料が充填されているため、燃料は予燃焼室SP1へ安定的に供給される。また、酸化剤充填室SP3には酸化剤が充填されているため、酸化剤は予燃焼室SP1へ安定的に供給される。このように、予燃焼室SP1には燃料及び酸化剤が安定供給されるため、予燃焼室SP1の逆拡散火炎が安定的に形成される。
また、燃料と酸化剤とを合流させる位置や点火プラグ6の位置によって、火炎の安定性が変わってくる。ここで、燃料噴射器100は仕切部材2を備えているため、燃料と酸化剤とを合流させる位置を調整しやすくなっている。つまり、燃料噴射器100は、燃料供給部Op1及び酸化剤供給部Op2の形成位置を適宜変更するだけで、燃料と酸化剤とを合流させる位置を容易に調整することができる。仮に、燃料噴射器100が仕切部材2を備えていないと、燃料通路t1の構造や酸化剤通路t3の構造が複雑になる。このように構造が複雑化することは、燃料噴射器の設計や製造の上で負担となる。しかし、燃料噴射器100は仕切部材2を備えているので、燃料と酸化剤とを合流させる位置の調整が容易になっている。これにより、燃料噴射器100は予燃焼室SP1の火炎の安定性を確保しやすい構成となっている。
仕切部材2の筒状部2Aには燃料供給部Op1が設けられており、仕切部材2の端面部2Bには酸化剤供給部Op2が設けられている。また、燃料供給部はOp1、筒状部2Aのうち端面部2B側に設けられている。つまり、燃料噴射器100は、燃料供給部Op1と酸化剤供給部Op2とが近づくように構成されている。予燃焼室SP1のうち端面部2B側の領域は、酸化剤が供給される部分であるため、燃料と酸化剤との反応が活発な領域である。このため、予燃焼室SP1のうち端面部2B側の領域は、燃料が比較的欠乏しやすい領域になる。しかし、燃料噴射器100は燃料供給部Op1と酸化剤供給部Op2とが近づくように構成されているので、予燃焼室SP1のうち端面部2B側の領域には燃料がすみやかに供給される。このため、予燃焼室SP1の逆拡散火炎がより安定的に形成される。
仕切部材2の端面部2Bには酸化剤供給部Op2が設けられている。このため、燃料が燃焼を開始する位置と仕切部材2の他端部2A2の位置との間の距離が、その分、長くなる。このため、予燃焼室SP1の燃料は、ノズル3Aに至るまでに完全に燃焼しやすくなる。つまり、予燃焼室SP1の燃料が、不完全燃焼のままノズル3Aへ至ることを抑制することができる。これにより、燃料噴射器100は、より効率的に予燃焼室SP1のガスの温度を上昇させることができる。
点火プラグ6は、仕切部材2の端面部2Bに設けられている。つまり、燃料噴射器100は、燃料供給部Op1と酸化剤供給部Op2と点火プラグ6とが近づくように構成されている。これにより、点火プラグ6の点火位置と酸化剤が燃料へ拡散する領域の位置とが一致する又は近づくため、予燃焼室SP1の燃料は、より確実に、且つ、直ちに、着火する。
開口部3A1の開口径Dmは、ノズル3Aの入口側からノズル3Aの出口側にかけて徐々に小さくなっている。これにより、ノズル3Aのガスは、ノズル3Aで加速されながら、ノズル3Aからエンジン流路53へ噴射される。また、開口部3A1には、曲面状になっている曲面部3A2が形成されている。これにより、後述の実施の形態2の流出係数の算出を理論的に実施することが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。実施の形態1では燃料噴射器100から噴射される高温の燃焼ガスによって燃料噴射器100の構成部材が焼損することを抑制する構成等について説明した。実施の形態2では高温のガスの温度の取得方法について説明する。実施の形態2において、取得するガスの温度が、実施の形態1に係る燃料噴射器100から噴射されるガスの温度である場合を一例として説明する。
<実施の形態2の構成>
図13は、実施の形態2に係るガスの温度の取得方法のシステム構成の一例である。実施の形態2に係るガスの温度の取得方法は、音速の噴射ガスの温度の取得方法に関する。
実施の形態2に係るガスの温度の取得方法は、燃料噴射器100のノズル3Aを通過するガスの質量流量等を取得する取得ステップと、流出係数Cd及び取得ステップで取得した物理量に基づいてガスの温度を取得する取得ステップとを備えている。
取得ステップでは、ノズル3Aを通過するガスの質量流量と、ノズル3Aを通過するガスの圧力とを取得する。ここで、実施の形態2において予燃焼室SP1に存在するガスと、実施の形態1において予燃焼室SP1に存在するガスとが同じであるものとする。このため、ノズル3Aを通過するガスは、ノズル3Aよりもガスの流れ方向の上流に設けられている予燃焼室SP1で形成される火炎で温度が上昇している。また、ノズル3Aを通過するガスには、予燃焼室SP1でリッチになっている水素と、空気中の窒素と、水素と空気中の酸素とが反応して生成される水とが含まれている。したがって、ノズル3Aで取得するガスの質量流量は水素、窒素及び水等を含むガスの質量流量であり、また、ノズル3Aで取得するガスの圧力は水素、窒素及び水等を含むガスの圧力である。
算出ステップでは、次に示す式(1)に基づいて、ノズル3Aのガスの温度を算出している。また、算出ステップのパラメータであるCdは、次に示す式(2)で与えられる。また、式(2)は、次に示す式(3)及び式(4)に基づいている。
Figure 2019100608
Figure 2019100608
Figure 2019100608
Figure 2019100608
式(1)の各種のパラメータについて説明する。
m’は、ノズル3Aを通過するガスの質量流量である。m’は、流量計SE2を用いて予め取得することができる。
Cdは、ノズル3Aを通過するガスの流出係数である。Cdは従来の研究では幅が与えられており、一定値として捉えられていなかった。しかし、実施の形態2において、Cdは、式(2)を用いることで幅が与えられておらず、一つの値に決まる。
は、ノズル3Aの断面積である。なお、この断面積は、ノズル3Aの軸方向に直交する面の断面積である。Aはノズル3Aに固有の値であり、予め定められている。
Mwは、ノズル3Aを通過するガスに含まれる物質の平均分子量である。Mwは、予燃焼室SP1のガスの種類等に基づいて、予め取得することができる。
σは、ノズル3Aを通過するガスの臨界流れ係数である。
は、ノズル3Aを通過するガスの気体定数である。
は、ノズル3Aを通過するガスの圧力である。Pは圧力計SE1を用いて取得する。
は、ノズル3Aを通過するガスの温度である。Tがノズル3Aのガスの温度である。
次に、式(3)及び式(4)について説明する。式(3)は、ノズル3Aの非一次元性のみを考慮することで得られる流出係数である。式(4)は、ノズル3Aにおける境界層の存在のみを考慮することで得られる流出係数である。式(2)のCdは、式(3)のCd1と式(4)のCd2との積で与えられる。一般的に、式(3)及び式(4)は常温のガスへの適用がなされている。しかし、実施の形態2において、式(3)及び式(4)は、高温のガス、すなわち予燃焼室SP1で温度が上昇したガスへの適用がなされている。ここで、ガスの温度は、例えば1000(K)〜2500(K)程度である。
式(3)の各種のパラメータについて説明する。
γは、ノズル3Aを通過するガスの比熱比である。
Qは、ノズル3Aの曲率半径Rをノズル3Aのスロート半径D/2で除した値である。
式(4)の各種のパラメータについて説明する。
Dは、ノズル3Aのスロート半径である。
δは、排除厚さと呼ばれ、次の式(5)のように与えられる。
Figure 2019100608
式(5)の各種パラメータについて説明する。
γは、ノズル3Aを通過するガスの比熱比である。
Dは、ノズル3Aのスロート半径である。
mは、比熱比とノズル3Aの形状に基づいて定まるパラメータである。
Reは、よどみ点におけるレイノルズ数である。
また、m及びReは、次の式(6)及び式(7)のように与えられる。
Figure 2019100608
Figure 2019100608
式(6)及び式(7)の各種パラメータについて説明する。
γは、ノズル3Aを通過するガスの比熱比である。
Dは、ノズル3Aのスロート半径である。
Rは、ノズル3Aの曲率半径である。
は、よどみ点における音速である。
νは、よどみ点における動粘度である。
<実施の形態2の動作>
ガスの温度Tを取得する対象は、例えば、人間に限らず、スクラムジェットエンジンを制御する制御装置Cntであってもよい。ここでは、制御装置Cntがガスの温度Tを取得する動作について説明する。制御装置Cntは、燃料噴射器100から噴射されるガスの質量流量m’を流量計SE2から取得する。なお、制御装置Cntは、燃料噴射器100から噴射されるガスの質量流量m’を計算から取得することができるのであれば、制御装置Cntは、流量計SE2からガスの質量流量m’を取得する必要はない。また、制御装置Cntは、燃料噴射器100から噴射されるガスの圧力Pを圧力計SE1から取得する。更に、制御装置Cntには、Cdと、Aと、Mwと、σと、Rとが、予め記憶されている又は予め設定されている。このため、制御装置Cntは、式(1)に基づいて、Tを取得することができる。すなわち、制御装置Cntは、式(1)に基づいて、燃料噴射器100から噴射されるガスの温度Tを取得することができる。
<実施の形態2の効果>
実施の形態2に係るガスの温度の取得方法は、取得ステップ及び算出ステップを備えている。算出ステップの流出係数は、上述した式(2)〜(7)に基づいて与えられる。ここで、一般的に、式(3)及び式(4)は、常温のガスへの適用がなされている。しかし、実施の形態2において、式(3)及び式(4)は、高温のガス、すなわち予燃焼室SP1で温度が上昇したガスへの適用がなされている。このように、式(3)及び式(4)を高温のガスへ適用する着想により、Cdが一つの値に決まり、その結果、実施の形態2に係るガスの温度の取得方法は、ノズル3Aのガスの温度を取得することができる。このように、ノズル3Aのガスの温度を取得することができることにより、燃料が着火するときの温度、すなわち燃料の着火限界温度を把握することができる。したがって、実施の形態2のガスの温度の取得方法を、実施の形態1の燃料噴射器100に適用すれば、燃料噴射器100の構成部材の焼損をより確実に抑制することができるとともに強制着火の失敗をより確実に回避することができる。
1 筐体、1A 第1筐体部、1A1 筒状部、1A2 環状部、1A20 孔、1A3 端面部、1A30 溝部、1B 第2筐体部、1B1 筒状部、1B2 板状部、1B20 孔、1B3 板状部、1B30 孔、2 仕切部材、2A 筒状部、2A1 一端部、2A2 他端部、2B 端面部、2B1 開口部、3 噴射部、3A ノズル、3A1 開口部、3A2 曲面部、3B 凹部、3C 段部、3D 先端面部、4 トーチキャップ、4A 収容部、4B 突出縁部、4B1 開口部、5 取付部材、5A 設置部、5B 挿入部、6 点火プラグ、11 ストラット、50 スクラムジェットエンジン、51 エンジンカウル、53 エンジン流路、54 燃焼器部、70 極超音速航空機、100 燃料噴射器、Dm 開口径、EO 排気口、Op1 燃料供給部、Op2 酸化剤供給部、SO 給気口、SP1 予燃焼室、SP2 燃料充填室、SP3 酸化剤充填室、Sp1 予燃焼室、Srf1 内周面、Srf2 内周面、Srf3 外周面、t1 燃料通路、t2 圧力計測孔、t3 酸化剤通路。

Claims (10)

  1. 燃料を供給する燃料供給部と、
    前記燃料と反応する酸化剤を供給する酸化剤供給部と、
    前記燃料供給部から前記燃料が供給され、且つ、前記酸化剤供給部から前記酸化剤が供給される予燃焼室と、
    を備え、
    前記予燃焼室では、前記燃料と前記酸化剤とが反応して逆拡散火炎が形成される
    ことを特徴とする燃料噴射器。
  2. 前記予燃焼室の前記燃料は前記予燃焼室の前記酸化剤に対してリッチである
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射器。
  3. 前記予燃焼室へ供給する前記燃料が充填されている燃料充填室と、
    前記予燃焼室へ供給する前記酸化剤が充填されている酸化剤充填室と、
    前記予燃焼室と前記燃料充填室とを仕切り、且つ、前記予燃焼室と前記酸化剤充填室とを仕切る仕切部材とを更に備え、
    前記燃料供給部は、前記仕切部材に設けられ、前記燃料充填室と前記予燃焼室とを連通する通路であり、
    前記酸化剤供給部は、前記仕切部材に設けられ、前記酸化剤充填室と前記予燃焼室とを連通する通路である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料噴射器。
  4. 前記仕切部材は、前記燃料供給部が設けられている筒状部と、前記筒状部の一端側に形成され、前記酸化剤供給部が設けられている端面部とを有し、
    前記燃料供給部は、前記筒状部のうち前記端面部側に設けられ、
    前記予燃焼室は、前記仕切部材の内側に形成されており、
    前記燃料充填室及び前記酸化剤充填室は、前記仕切部材の外側に形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射器。
  5. 前記仕切部材の前記端面部に設けられ、前記燃料と前記酸化剤との反応のきっかけを与える点火プラグを更に備えている
    ことを特徴とする請求項4に記載の燃料噴射器。
  6. 前記予燃焼室の前記燃料を噴射するノズルを更に備え、
    前記ノズルには、前記燃料を通過させる開口部が形成され、
    前記ノズルの前記開口部の開口径は、前記ノズルの入口側から前記ノズルの出口側にかけて徐々に小さくなっており、
    前記ノズルの前記開口部は、前記燃料の通過方向に平行な断面が曲面状になっている曲面部を有している
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の燃料噴射器。
  7. 燃料を予燃焼室に供給するステップと、
    前記予燃焼室に酸化剤を供給して前記燃料と前記酸化剤とを混合させながら反応させ、前記予燃焼室に逆拡散火炎を形成するステップと、
    前記逆拡散火炎が形成されている前記予燃焼室の前記燃料を燃焼器部へ噴射するステップと、
    を備えている
    ことを特徴とする燃料の噴射方法。
  8. 前記予燃焼室の前記燃料は前記予燃焼室の前記酸化剤に対してリッチである
    ことを特徴とする請求項7に記載の燃料の噴射方法。
  9. 音速のガスを噴射するノズルを用いた前記ガスの噴射温度の取得方法であって、
    前記ノズルを通過する前記ガスの質量流量と、前記ノズルを通過する前記ガスの圧力とを取得する取得ステップと、
    前記ノズルの流出係数と、前記取得ステップで取得した前記ガスの質量流量と、前記取得ステップで取得した前記ガスの圧力と、に基づいて、前記ガスの温度を算出する算出ステップと、
    を備えている
    ことを特徴とする噴射ガスの温度の取得方法。
  10. 前記取得ステップにおける前記ガスは、前記ノズルの上流に設けられている予燃焼室で形成される火炎で温度が上昇したガスである
    ことを特徴とする請求項9に記載の噴射ガスの温度の取得方法。
JP2017231337A 2017-12-01 2017-12-01 燃料噴射器、燃料の噴射方法及び噴射ガスの温度の取得方法 Pending JP2019100608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017231337A JP2019100608A (ja) 2017-12-01 2017-12-01 燃料噴射器、燃料の噴射方法及び噴射ガスの温度の取得方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017231337A JP2019100608A (ja) 2017-12-01 2017-12-01 燃料噴射器、燃料の噴射方法及び噴射ガスの温度の取得方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019100608A true JP2019100608A (ja) 2019-06-24

Family

ID=66976656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017231337A Pending JP2019100608A (ja) 2017-12-01 2017-12-01 燃料噴射器、燃料の噴射方法及び噴射ガスの温度の取得方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019100608A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116659691A (zh) * 2023-05-05 2023-08-29 浙江浙能电力股份有限公司萧山发电厂 一种端面测温喷嘴装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116659691A (zh) * 2023-05-05 2023-08-29 浙江浙能电力股份有限公司萧山发电厂 一种端面测温喷嘴装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Sun et al. Numerical investigation of a non-premixed hollow rotating detonation engine
US6244041B1 (en) Liquid-propellant rocket engine chamber and its casing
JP5759651B1 (ja) マルチ燃料対応のガスタービン燃焼器
CN105899879B (zh) 燃料喷射喷嘴、燃料喷射模块以及燃气轮机
JP5529651B2 (ja) 超音速燃焼器の着火方法及び着火制御装置
Kato et al. Study of combustion chamber characteristic length in rotating detonation engine with convergent-divergent nozzle
Quadros et al. Swirl injection of gaseous oxygen in a lab-scale paraffin hybrid rocket motor
US20180223769A1 (en) Catalytic N2O Pilot Ignition System for Upper Stage Scramjets
Lovett et al. A review of mechanisms controlling bluff-body stabilized flames with closely-coupled fuel injection
JP2012141122A (ja) 彫刻状後縁スワーラ燃焼予混合器及びその方法
WO2003089773A1 (en) Stationary detonation combustor, and stationary detonation wave generating method
CN109028150A (zh) 用于旋转爆震推进系统的泡腾雾化结构和操作方法
US12553612B2 (en) Rotating detonation-enabled augmentor systems
Stoddard et al. Experimental validation of expanded centerbodiless RDE design
JP7379265B2 (ja) バーナー集合体、ガスタービン燃焼器及びガスタービン
Gamper et al. Design and test of nitrous oxide injectors for a hybrid rocket engine
JP2019100608A (ja) 燃料噴射器、燃料の噴射方法及び噴射ガスの温度の取得方法
CN119137414A (zh) 用于为涡轮发动机燃烧器喷射氢气-空气混合物的方法
EP3026249B1 (en) Gas generator
Braun New detonation concepts for propulsion and power generation
JP2023041164A (ja) インジェクター
US11215144B2 (en) Scramjet engine
Vinogradov et al. Experimental research of pre-injected methane combustion in high-speed subsonic airflow
Druss et al. Scramjet Operability and RDE Design for RDE Piloted Scramjet
JP5991025B2 (ja) バーナ及びガスタービン燃焼器