JP2019141907A - スタッドを保持するための保持装置及び接合ヘッド - Google Patents

スタッドを保持するための保持装置及び接合ヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】製造が容易であり、半径方向に突出するフランジを含むスタッドを保持装置内に確実に保持することができる改善された保持装置を提供する。【解決手段】クランプ部分と挿入軸線を定める中空の管状挿入部分を有し、スタッドを受け、スタッドをクランプ部分内に挿入できるように適合され、クランプ部分は、スタッドをクランプするための半径方向内向きのクランプ力をかけるように適合された固定装置と、固定スリーブの底端部とクランプ部分の上端部との間に定められ、スタッドのフランジを解放可能に受けるように適合された間隙空間(32)と、スタッドをコレット内に給送するように適合され、第1の方向に配向された第1の空気流チャネル(C1)と、を含む保持装置(12)であって、保持装置(12)は、第1の方向とは異なる第2の方向に配向され、スタッドを非傾斜位置に維持するように適合された少なくとも第2の空気流チャネルをさらに含む。【選択図】図1

Description

本発明は、半径方向に突出するフランジ部分を有するスタッドのための保持装置、並びに、保持装置と、該保持装置内に挿入することができ、かつ、スタッドのシャンク部分を固定位置に受け入れるように設計されたシャンク・クランプ装置とを含む接合ヘッドに関する。
接合技術の分野において、スタッドを加工物の表面に接合することが知られている。これは、スタッドを加工物の表面に溶接する「スタッド溶接」を含む。代替的な接合技術として、例えば、加工物の表面へのスタッドの接着結合が挙げられる。
こうしたプロセスは、例えば自動車産業において自動的に行われることが多く、自動車産業では、締結手段、パネル用材等のための固定具を提供するために、様々なこうしたスタッドが車体に接合される。加工物へのスタッドの自動接合は、一般に、ロボット上に接合ヘッドを設けることを含む。この場合、接合ヘッドは、例えば電気溶接電流及び他の制御信号を提供する供給ユニットに接続される。さらに、スタッドを接合ヘッドに自動的に給送することが好ましい。一般に、これは、圧縮空気により、給送管を通して行われる。高いサイクル時間においては、この場合、スタッドを現状のまま後部から接合ヘッドの保持装置内に給送することが適切である。保持装置は、スタッドを定められた準備完了位置に移動させる役割を果たし、そこから接合プロセスを開始することができる。
給送通路の直径は、一般に、簡単な動きで内部のスタッドを搬送するのを可能にするように、フランジ部分の直径より僅かに大きい。保持装置においても同様に、挿入部分の内径は、一般に、フランジ部分の外径より僅かに大きい。この結果、保持装置に給送されたスタッドが保持方向に傾斜した位置になり、スタッドを準備完了位置に移送する前に、最初に溶接軸に対して再び配向(芯合わせ)しなければならないことがある。幾つかの状況においては、この芯合わせが成功せず、その結果、次に、給送されたスタッドを保持装置から排出しなければならないこともある。プロセスにおいて、スタッドは、床の上に、又は、例えば同じく自動車構成において本体内に、制御されない方法で下方に落下する。次に、排出されたスタッドは、床の上に散らばり、掃除され、棄てられる。本体内に残されたスタッドは後で、駆動中に雑音をもたらし得る。
特許文献1は、クランプ部分及び中空の挿入部分を有するコレット部品を含む、半径方向に突出するフランジ部分を有するスタッドのための保持装置を開示し、この保持装置は、スタッドを、挿入部分を介してクランプ部分に挿入することが可能であり、クランプ部分は、スタッドを適所にクランプするために半径方向内方向きのクランプ力をかけるように設計され、スタッドのフランジ部分を方向付けることができる固定装置が、挿入部分上に配置され、固定装置を超えて方向付けられるフランジ部分が、固定位置とクランプ部分との間の固定位置にしっかりと取り付けられるように、クランプ部分に対して設計される。
特許文献1に開示される保持装置は、コレット・カバーの内部に配置されたコレット要素の形の固定装置を有する。コレット要素は、互いに対して半径方向に拡張し得る軸方向に延びる複数のアームを有する。
給送の確実性を向上させるために、既存の保持装置をさらに改善する必要性が存在する。
特許文献2は、固定位置において半径方向に突出するフランジを含むスタッドを保持するための保持装置を開示し、この保持装置は、
挿入軸線を定める中空の管状挿入部分と、スタッドをクランプするために半径方向内向きのクランプ力をかけるように動作可能なクランプ部分とを含むコレット部品と;挿入部分上に配置され、複数の別個の固定スリーブ部分から形成され、互いに対して半径方向に移動可能な固定スリーブを含む固定装置と;固定スリーブ部分の底端部とクランプ部分の上端部との間に定められ、かつ、固定位置においてスタッドのフランジを解放可能に保持するように動作可能である間隙空間とを含む。スタッドのフランジは、固定スリーブとコレットの底端部との間の間隙空間内にしっかりと保持される。
特許文献3は、半径方向に突出するフランジ及びシャンクを有するスタッドを固定位置に保持するための保持装置であって、中空の管状挿入部分と、挿入部分の外側に配置された固定装置とを含むコレット部品を含む保持装置も開示する。
スタッドの確実な保持を可能にする保持装置を提供するために、スタッド・ホルダの異なる更なる実施形態及び実装形態が、本出願人により開発及び試験された。
例えば、本出願人は、プラスチック材料で作られ、コレット部品に挿入された固定スリーブを用いてスタッドをコレット内に予め停止させるように適合された保持装置を開発及び試験した。固定スリーブは、複数の弾性タングを有することができ、これにより、スタッドを受けるように適合されたチャネルの直径を減少させることが可能になる。弾性タングは、端部分(ノーズとも呼ばれる)を含み、スタッドは、ノーズにより予め停止させることができる。次に、シャンク・クランプ装置を用いて、スタッドをまっすぐにし、コレット部品がノーズを超えて終了するまでスタッドを駆動させることができる。
本出願人はまた、例えば複数のスロットを有する固定スリーブにより、コレット内でスタッドを駆動させるために提供される空気流を調整しようとも試みた。固定スリーブには、スタッドを駆動させるアパーチャを少なくとも部分的に定める弾性タングが設けることができる。付加的な弾性ラッチが、固定スリーブのアパーチャ内に延びることができる。
欧州特許第1495828号明細書 欧州特許第2321086号明細書 独国特許第29617208U1号明細書
こうした保持装置は、場合によっては満足のゆくものであり得るとはいえ、スタッドを保持装置内に確実に保持するための必要性が依然として存在する。本発明の目的は、製造が容易で確実な改善された保持装置を指定することである。より特定的には、本発明の目的は、シャンク・クランプ装置の支持なしに、スタッドを芯合わせ位置に確実に維持することができる保持装置を提供することである。
従って、本発明は、半径方向に突出するフランジを含むスタッドを保持するための保持装置であって、
−クランプ部分と挿入軸線を定める中空の管状挿入部分とを有し、スタッドを受け、挿入部分を介してクランプ部分に挿入できるように構成され、該クランプ部分は、スタッドをクランプするための半径方向内向きのクランプ力をかけるように構成された、コレット部品と、
−挿入部分上に配置され、固定スリーブを含む固定装置と、
−固定スリーブの底端部とクランプ部分の上端部との間に定められ、スタッドのフランジを解放可能に受けるように適合された間隙空間と、
−スタッドをコレット内で給送するように、第1の方向に配向された第1の空気流チャネルと、
を含む保持装置において、保持装置は、第1の方向とは異なる第2の方向に配向され、スタッドを非傾斜位置に維持するように適合された少なくとも第2の空気流チャネルをさらに含むことを特徴とする、保持装置を提供する。
2つの空気流チャネルにより、スタッドを固定位置又は準備完了位置にアクティブに維持することが可能になり、スタッドは、制御されない方法で落下しなくなる。第2の空気流チャネルによるスタッドの維持が、公差補償を可能にする。こうした保持装置は、拡大したフランジを有する短いスタッドと共に確実に使用することができる。第2の空気流チャネルは、スタッドのフランジに向けられ、スタッドのフランジの表面上に均等に分布されるターゲット空気流を提供することを可能にし、スタッドは、空気流により適所に維持される。より特定的には、第2の空気流は、フランジの内面に向けられる。従って、スタッドは、アクティブに適所に維持される。従って、間隙空間の寸法は、フランジのための軸方向の遊びを可能にする。保持装置の取り外しの実行は容易である。
特定的な実施形態において、コレット部品は、クランプ部分を形成するスロット付円筒形前方部分を含む。
特定的な実施形態において、複数の空気流チャネルが設けられる。
特定的な実施形態において、第1のテーパ部分が、クランプ部分と挿入部分との間に提供され、第1のテーパ部分は第1の内面を含み、クランプ部分はクランプ内面を含み、第1の内面は、クランプ内面と比べて30度と55度との間の角度(α)で傾斜している。
特定的な実施形態において、第1の内面は、クランプ内面と比べて40度の角度(α)で傾斜している。
特定的な実施形態において、第1のテーパ部分が、クランプ部分と挿入部分との間に提供され、第1のテーパ部分は第1の内面を含み、第1の内面は、スタッドの正しい位置決めを可能にする曲率半径を含む。より特定的には、このように、球面継手を提供することができ、スタッドのフランジは、いずれの障害もなくピボット運動し、非傾斜位置に達することができる。フランジの回転運動を制限する鋭角は提供されない。
特定的な実施形態において、第2のテーパ部分が、クランプ部分と挿入部分との間に提供され、第2のテーパ部分は、挿入部分の内面と比べて傾斜した第2の内面を含み、第2のテーパ部分は、第1のテーパ部分と挿入部分との間に延びる。従って、2つの直径減少部分が提供される。
特定的な実施形態において、固定装置は、第2の空気流チャネルを形成するように適合されたスロットを含む。例えば、第2の空気流チャネルは、固定装置内に配置されたスロットにより部分的又は完全に定められる。
特定的な実施形態において、スロットは、環状スロットであり、入口と、固定スリーブ内に空気を排出するように適合された出口とを含む。
特定的な実施形態において、固定スリーブは、第2の空気流チャネルから空気を受けるように適合された複数の開口部を含む。例えば、固定スリーブは、少なくとも3つの開口部を含む。
幾つかの実施形態において、スロットは、断面において第2の空気流チャネルに沿って延び、第2のチャネル方向は、挿入軸線の方向と比べて3度と90度との間の角度で傾斜している。流向により、スタッドを非傾斜位置に維持することが可能になる。
特定的な実施形態において、固定スリーブは一体の要素である。従って、固定スリーブは組み立てが容易である。こうした場合、第2の空気流チャネルが少なくとも部分的に環状であることを可能にするように、固定スリーブには、構造的セグメントを設けることができる。
特定的な実施形態において、固定スリーブは、第1の部品及び第2の部品を含み、第2の空気流チャネルは、第1の部品と第2の部品との間に延びる。
特定的な実施形態において、第1の部品は第1の円筒形本体を含み、第2の部品は、第1の円筒形本体内に延びる第2の円筒形本体を含み、隙間が、第1の円筒形本体と第2の円筒形本体との間に提供され、この隙間は第2の空気流チャネルの一部を形成する。
特定的な実施形態において、第1の部品は半径方向に突出する第1のフランジを有し、第2の部品は半径方向に突出する第2のフランジを有し、第1のフランジは第2のフランジに面するように配置され、空間が、第1のフランジと第2のフランジとの間に提供され、第2の空気流チャネルは空間内に部分的に延びる。
特定的な実施形態において、第1の部品は第1の円筒形本体を含み、第2の部品は、第1の円筒形本体内に延びる第2の円筒形本体を含み、隙間が、第1の円筒形本体と第2の円筒形本体との間に提供され、第2の空気流チャネルの空気は、クランプ部分に向けて隙間内に流れることができる。
特定的な実施形態において、第1の部品及び/又は第2の部品は、シール要素を含む。
本発明は、既述したような保持装置と、保持装置内に挿入することができ、スタッドのシャンク部分を固定位置に収容するように設計されたシャンク・クランプ装置とを含み、シャンク・クランプ装置は保持装置内で移動可能なように配置される、接合ヘッドにも向けられる。
本発明の他の特徴及び利点は、添付図面を参照して、限定的ではない例として与えられる本発明の次の説明から容易に明らかになるであろう。
コレット部品と、固定装置と、固定スリーブの下端部とクランプ部分の上端部との間に定められる間隙空間とを有する、本発明による保持装置であって、スタッドが準備完了位置で保持装置内に配置され、スタッドのシャンク軸線が挿入軸線と一致する、保持装置の断面を示す。 コレット部品及び図1のスタッドの一部の詳細な図である。 保持装置及び図1のスタッド、並びにシャンク・クランプ装置を有する接続ヘッドの断面を示す。 本発明の第2の実施形態による保持装置、及び保持装置内に配置されたスタッドの断面を示す。 保持装置及び図4のスタッド、並びにシャンク・クランプ装置を有する接続ヘッドの断面を示す。 コレット部品及び図1又は図4のスタッドの一部の詳細図である。
種々の図において、同じ参照符号は同一又は類似の要素を示す。
図3及び図5は、保持装置12及びシャンク・クランプ装置14を含む接合ヘッド10を示す。こうした接合ヘッド10は、例えば、スタッド溶接システムのような接合システムにおいて用いることができる。一般に、スタッド溶接システムは、多関節アームを有するロボットを含む。溶接ヘッドは、ロボットの処理アームの端部に固定される。溶接ヘッドは、電源供給及びスタッド給送部を介して供給ユニットに接続される。
供給ユニットは、一般的には、溶接ヘッドに供給される溶接電流を提供するための電子機器を含む。さらに、供給ユニットは、一般的には、制御装置を含み、これにより、正確にはロボット制御部を介してロボットを作動させることもできる。さらに、供給ユニットはスタッド供給部を含み、これからスタッドを別個にスタッド給送部に給送する。
溶接ヘッドは、スタッド給送部に接続され、かつ、これを介してそれぞれのスタッドを溶接ヘッドに方向付けることができる給送通路を含む。溶接ヘッドに給送されるスタッドは、溶接システムによって、例えば金属板などの加工物に溶接されることになる。
しかしながら、代替的に、接合ヘッドを有する接合システムは、スタッドを加工物に接着結合又はろう付けするように設計することもできる。
図に表されるように、接合ヘッド10の保持装置12は、コレット部品16を含む。コレット部品16は、クランプ部分18と、挿入部分20とを有する。コレット部品16は、挿入軸線Xを定める。コレット部品16は、スタッド22を受けるように適合され、スタッド22は、挿入部分20を介してクランプ部分18に挿入することができ、クランプ部分18は、スタッド22をクランプするための半径方向内向きクランプ力をかけるように適合される。
スタッド22は、例えば外ねじを設けることができるシャンク部分24を有する。さらに、スタッド22は、シャンク部分に対して半径方向に突出し、かつ、例えば外周部を多角形又は円形設計のものとすることができるフランジ部分26を有する。最終的に、スタッドは、加工物に接続されることになる溶接部分を有する。
保持装置12は、給送通路を介して給送されたスタッドを、スタッドが接合ヘッドに対して定められた位置を有する準備完了位置に移動させるように設計され、その位置は上述した接合プロセスを実行するように適合される。
より特定的には、保持装置12は、スタッド22を傾斜位置に対して固定するように適合される。
固定装置28が、挿入部分上に(及び、より特定的には挿入部分内に)配置される。固定装置28は、固定スリーブ30を含む。固定スリーブ30は中空であり、底端部を含む。
間隙空間32は、固定スリーブ30の底端部とクランプ部分18の上端部との間に定められ、かつ、スタッド22のフランジを固定位置(準備完了位置とも呼ばれる)に解放可能に保持するように適合される。間隙空間32の寸法は、スタッドのフランジが、挿入方向(又は軸方向)における操作のために十分な余地を有するようにされる。
図2に示されるように、コレット部品16は、クランプ部分18を形成するスロット付き円筒形前方部分34を含む。第1のテーパ部分36が、クランプ部分と挿入部分との間に設けられる。第1のテーパ部分36は、クランプ部分18に対して傾斜している。より特定的には、第1のテーパ部分は第1の内面を含む。クランプ部分18はクランプ内面を含み、第1の内面は、クランプ内面と比べて、30度と55度との間の角度だけ傾斜している。特に、第1の内面は、クランプ内面と比べて、約40度だけ傾斜している。こうした角度は、スタッドの確実な準備完了位置を提供するために有利である。
コレット部品16の形状、より特定的には、第1のテーパ部分は、スタッドの芯合わせを容易にする。実際に、スタッドのフランジ26が第1のテーパ部分に接触することができ、スタッドの正しい位置決めのために、形状協働をもたらすことができる。
図6に示される代替的又は補足的な実施形態において、第1の内面は、フランジの外周の曲率半径に対応する曲率Rを有し得る。これにより、スタッド22がピボット運動できるようになり、それにより、スタックがくっ付くのが回避される。
図2及び図6に示されるように、クランプ部分と挿入部分との間に、第2のテーパ部分38を設けることができる。第2のテーパ部分は、挿入部分の内面と比べて傾斜した第2の内面を含む。第2のテーパ部分は、第1のテーパ部分と挿入部分との間に延びる。第2のテーパ部分38は、固定スリーブのための当たり面を形成することができる。
スタッド22は、圧縮空気により接合ヘッド10内に給送される。従って、第1の方向に配向された第1の空気流チャネルC1が提供される。第1の方向は、例えば、挿入軸線に対して平行に感覚的に配向される。
第1の方向とは異なる第2の方向に配向された第2の空気流チャネルC2、C2’も提供される。図1、図3、図4及び図5に示されるように、より特定的には、第2の空気流チャネルC2、C2’は、固定スリーブ30内に配置される。
図1及び図3に表されるように、第1の実施形態による固定スリーブ30は、一体部品である。固定スリーブ30は、スロット40を含む。より特定的には、スロット40は環状スロットである。スロット40は、第2の空気流チャネルC2、C2’を受ける又は形成するように適合される。スロットは、圧縮空気を受けるための入口と、圧縮空気を排出するための出口とを含む。出口は、間隙空間の方に開いている。出口は環状であるので、第2の空気流チャネルからくる、スタッドのフランジに向けられる空気流は環状である。
スロットは、断面において、第2のチャネル方向に沿って延び、第2のチャネル方向は、挿入軸線の方向と比べて、5度と80度との間、より特定的には10度と45度との間の角度だけ傾斜している。
固定装置30は、第2の空気流チャネルから空気を受け取るように適合された複数の開口部をさらに含む。開口部42は、例えば、固定スリーブ30上に均等に分布している。開口部42は、長手方向軸線に沿って延びる。2つの開口部の間の距離xは、スタッドのフランジの直径より小さい。
シャンク・クランプ装置14は保持装置内に移動可能に配置され、シャンク・クランプ装置14は、スタッド22のシャンクを把持し、第1のスタッドが加工物に接合された後、これを取り外して、さらに別のスタッドを給送するためにアパーチャをふさぐのを回避する。複数の開口部42は、シャンク・クランプ装置が第2の空気流チャネルからくる空気流を部分的にふさぐ場合でも、スタッドが芯合わせ位置(又は準備完了位置)に維持されることを保証する。より特定的には、図3は、シャンクを把持するために、スタッドのシャンクに向かって移動する直前のシャンク・クランプ装置を示す。スタッド22は、芯合わせ位置に維持され、そのシャンクは、第2の空気流チャネルからくる空気を通り挿入位置に沿って配向される。従って、シャンク・クランプ装置14は、シャンクを確実に把持することができる。
図1及び図3に示されるように、複数の開口部を、固定スリーブの底端部から非ゼロの距離に配置することができ、又は底端部の近くに設けることができる。
図4及び図5に示される第2の実施形態において、固定スリーブ30は、第1の部品301と、第2の部品302とを含む。第2の空気流チャネルC2’は、第1の部品と第2の部品との間を少なくとも部分的に延びる。
より特定的には、図4及び図5に表されるように、第1の部品は、半径方向に突出する第1のフランジ3011を有する。第1の部品は、第1の円筒形本体3012も有し、第1のフランジは、第1の円筒形本体の自由端において延びる。第1の部品は、挿入軸線に対して芯合わせされる。
第2の部品302は、半径方向に突出する第2のフランジ3021を有する。第2の部品は、第2の円筒形本体3022も有し、第2のフランジは、第2の円筒形本体の自由端において延びる。第2の部品は、挿入軸線Xに対して芯合わせされる。
第2の部品302は、第1の部品301内に配置される。第1のフランジ3011は、第2のフランジ3021に面するように配置され、空間S1は、第1のフランジと第2のフランジとの間に設けられ、空間は、第2の空気流チャネルの一部を形成することができる。第1及び第2の部品301、302は、互いにしっかりと固定することができる。
第1のフランジ及び/又は第2のフランジは、シール要素又はシール・リングを形成することができる。
第1の円筒形本体3012と第2の円筒形本体3022との間に、隙間S2が設けられ、隙間S2は、第2の空気流チャネルの一部を形成することができる。
図5に表されるように、第2の部品の底端部は、第2の空気流チャネルから到達する空気流が、挿入方向に対して垂直な又は感覚的に垂直な方向に向けられるものである。より特定的には、第2の部品の底端部は、第2の部品の底端部と第1の部品との間に環状隙間S3が形成されるように配置される。この環状隙間は、第2の空気流チャネルの一部を形成し、第2の空気流チャネルからくる空気が、挿入方向に対して感覚的に垂直な方向に配向されるのを可能にする。
固定スリーブ30の第1又は第2の実施形態の環状隙間S3又は出口を、固定スリーブの周囲の周りに均等に分布した複数のノズルに置き換えることもできる。
シャンク・クランプ装置14がスタッド22に向かって移動すると、第1の空気流チャネルC1からくる空気流が中断される。従って、第2の空気流チャネルC2、C2’からくる空気流だけがスタッドに適用される。この第2の空気流チャネルからくる空気流は、スタッドを間隙空間の準備完了位置又は芯合わせ位置に維持する。第2の空気流チャネルC2、C2’からくる空気流は、シャンク・クランプ装置の前端部が保持装置の当たり面に当たるまで維持される。
10:接合ヘッド
12:保持装置
14:シャンク・クランプ装置
16:コレット部品
18:クランプ部分
20:挿入部分
22:スタッド
24:シャンク部分
26:フランジ部分
28:固定装置
30:固定スリーブ
32:間隙空間
34:スロット付き円筒形前方部分
36:第1のテーパ部分
38:第2のテーパ部分
40:スロット
42:開口部
301:第1の部品
302:第2の部品
3011:第1のフランジ
3012:第1の円筒形本体
3021:第2のフランジ
3022:第2の円筒形本体
C1、C2、C2’:空気流チャネル
S1:空間
S2、S3:隙間

Claims (15)

  1. 半径方向に突出するフランジを含むスタッド(22)を保持するための保持装置(12)であって、
    −クランプ部分と挿入軸線を定める中空の管状挿入部分とを有し、スタッドを受け、前記スタッドを、前記挿入部分を介して前記クランプ部分内に挿入できるようにされ、前記クランプ部分は、前記スタッドをクランプするための半径方向内向きのクランプ力をかけるようにされた、コレット部品(16)と、
    −前記挿入部分上に配置され、固定スリーブ(30)を含む固定装置と、
    −前記固定スリーブの底端部と前記クランプ部分の上端部との間に定められ、前記スタッドのフランジを解放可能に受けるようにされた間隙空間(32)と、
    −前記スタッドを前記コレット内で給送するように、第1の方向に配向された第1の空気流チャネル(C1)と、
    を含む保持装置(12)において、前記保持装置(12)は、前記第1の方向とは異なる第2の方向に配向され、前記スタッドを非傾斜位置に維持するように適合された少なくとも第2の空気流チャネル(C2、C2’)をさらに含むことを特徴とする、保持装置(12)。
  2. 前記コレット部品(16)は、前記クランプ部分を形成するスロット付き円筒形前方部分を含むことを特徴とする、請求項1に記載の保持装置(12)。
  3. 第1のテーパ部分(36)が前記クランプ部分と前記挿入部分との間に設けられ、前記第1のテーパ部分(36)は第1の内面を含み、前記クランプ部分はクランプ内面を含み、前記第1の内面は、前記クランプ内面と比べて30度と55度との間の角度(α)で傾斜していることを特徴とする、請求項1〜請求項2のいずれかの記載の保持装置(12)。
  4. 前記第1の内面は、前記クランプ内面と比べて40度の角度(α)で傾斜していることを特徴とする、請求項3に記載の保持装置(12)。
  5. 第1のテーパ部分(36)が、前記クランプ部分と前記挿入部分との間に提供され、前記第1のテーパ部分は第1の内面を含み、前記第1の内面は前記スタッドの正しい位置決めを可能にする曲率半径を含むことを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の保持装置(12)。
  6. 前記クランプ部分と前記挿入部分との間に第2のテーパ部分(38)が提供され、前記第2のテーパ部分は第2の内面を含み、前記第2の内面は、前記挿入部分の内面と比べて傾斜しており、前記第2のテーパ部分は、前記第1のテーパ部分と前記挿入部分との間に延びることを特徴とする、請求項3〜請求項5のいずれかに記載の保持装置(12)。
  7. 前記固定スリーブは、スロット(40)を含み、前記スロットは前記第2の空気流チャネルを形成することを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の保持装置(12)。
  8. 前記スロットは、環状スロットであり、入口と、前記固定スリーブ内に空気を排出するように適合された出口とを含むことを特徴とする、請求項7に記載の保持装置(12)。
  9. 前記固定スリーブは、前記第2の空気流チャネルから空気を受けるように適合された少なくとも3つの開口部(42)を含むことを特徴とする、請求項8に記載の保持装置(12)。
  10. 前記固定スリーブ(30)は一体の要素であることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の保持装置。
  11. 前記固定スリーブ(30)は、第1の部品(301)と、第2の部品(302)とを含み、前記第2の空気流チャネル(C2、C2’)は、前記第1の部品と前記第2の部品との間に延びることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の保持装置(12)。
  12. 前記第1の部品は半径方向に突出する第1のフランジ(3011)を有し、前記第2の部品は半径方向に突出する第2のフランジ(3021)を有し、前記第1のフランジは、前記第2のフランジに面して配置され、前記第1のフランジと前記第2のフランジとの間に空間(S1)が提供され、前記空間は、前記第2の空気流チャネルを部分的に形成することを特徴とする、請求項11に記載の保持装置(12)。
  13. 前記第1の部品は第1の円筒形本体を含み、前記第2の部品は、前記第1の円筒形本体内に延びる第2の円筒形本体を含み、前記第1の円筒形本体と前記第2の円筒形本体との間に隙間(S2)が提供され、前記隙間は、前記第2の空気流チャネルを部分的に形成することを特徴とする、請求項11〜請求項12のいずれかに記載の保持装置(12)。
  14. 前記第1の部品及び/又は前記第2の部品は、シール要素を含むことを特徴とする、請求項11〜請求項13のいずれかに記載の保持装置(12)。
  15. 半径方向に突出するフランジを含むスタッドを加工物に接合するための接合ヘッド(10)であって、請求項1〜請求項14のいずれか1項に記載の保持装置(12)と、前記保持装置(12)内に挿入することができ、スタッドの前記シャンク部分を固定位置に収容するように設計されるシャンク・クランプ装置(14)とを含み、前記シャンク・クランプ装置は、前記保持装置内で移動可能なように配置されることを特徴とする、接合ヘッド(10)。
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