JP2019147327A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような印刷方式としては、カチオン性化合物を含有する前処理液の塗布により、文字滲みやカラーブリード等の画像品質が向上する画像形成方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前記インクが、有機溶剤、及び樹脂を含有し、
前記接触工程における前記ローラーに前記インク付与面が接触する際の、画像中の残留溶剤量と、前記記録媒体が受けるローラー面圧と、の間に下記式(A)で表される関係を満たす。
式(A):残留溶剤量(μg/cm2)≦−350×ローラー面圧(kg/cm2)+75
本発明の画像形成方法は、記録媒体にインクを付与して画像を形成するインク付与工程と、前記インクを付与した前記記録媒体のインク付与面がローラーに接触する接触工程と、を含み、
前記インクが、有機溶剤、及び樹脂を含有し、
前記接触工程における前記ローラーに前記インク付与面が接触する際の、画像中の残留溶剤量と、前記記録媒体が受けるローラー面圧と、の間に下記式(A)で表される関係を満たし、更に必要に応じてその他の工程を含む。
式(A):残留溶剤量(μg/cm2)≦−350×ローラー面圧(kg/cm2)+75
前記インクが、有機溶剤、及び樹脂を含有し、
前記接触手段における前記ローラーに前記インク付与面が接触する際の、画像中の残留溶剤量と、前記記録媒体が受けるローラー面圧と、の間に下記式(A)で表される関係を満たし、更に必要に応じてその他の手段を有する。
式(A):残留溶剤量(μg/cm2)≦−350×ローラー面圧(kg/cm2)+75
連続紙を用いたワンパス(ライン式インクジェット方式)での印刷は、高速化が可能であり、乾燥時間が短くなることで本発明の課題が起こりやすいため、連続紙を用いた場合、本発明は好適に課題を解決することができる。
記録媒体が、セルロース層の上に炭酸カルシウムを含む層(コート層)を形成している場合のローラーへの画像転移は、図2に示すように100μm程度の白抜けが多数観察されることがわかっている。この白抜けの深さは3μm〜20μm程度でありコート層で破断している。画像面中の白抜けしている箇所が多いほど、目視で画像異常と判断されやすくなる。
ローラーへの画像転移は目視での判断となるが、人間が異常画像と判断とする白抜けの割合を数値化した結果、画像面の0.005%以上が白抜けしているとローラーへの画像転移と判断される。
記録媒体の画像中に残留する溶剤は、樹脂を可塑化するため、画像面が接触する部材へのローラーへの画像転移に大きく寄与する。画像中の残留溶剤量が多いと、タック性が大きくなり種々の部材に対しローラーへの画像転移が発生しやすくなる。また、画像面と画像面の接触する部材の圧力にも左右される。接触圧力が高いほどローラーへの画像転移がしやすくなる。残留溶剤量は種々の乾燥方法により、低減することができる。記録媒体の乾燥方法としては、例えば、画像面を加温させたローラーへ直に接触させる伝熱乾燥、画像面に温風をあてる温風乾燥や、遠赤外線による乾燥などが挙げられる。
式(A):画像中の残留溶剤量(μg/cm2)≦−350×ローラー面圧(kg/cm2)+75
画像中の残留溶剤量は、0μg/cm2以上50μg/cm2以下であることが好ましく、0μg/cm2以上40μg/cm2以下がより好ましい。残留溶剤量が50μg/cm2以下であれば、ローラーへの画像転移をより好適に防ぐことができる。
記録媒体搬送中における画像面に加わる圧力(ローラー面圧)は、0.01kg/cm2以上0.21kg/cm2以下が好ましく、0.04kg/cm2以上0.18kg/cm2以下がより好ましく、0.04kg/cm2以上0.15kg/cm2以下が更に好ましい。
前記圧力が、0.01kg/cm2以上であると、十分な画像の定着性(耐摺擦性)や乾燥部において加温されたローラー等と均一に接触することで記録媒体中の残留溶剤を揮発させることができる。前記圧力を0.21kg/cm2以下とすると、過度な接着圧によるオフセットが防止できる。
前記圧力の測定方法は、特に制限はなく、目的に応じて適宜、公知の装置を選択することができ、例えば、面圧分布測定システムI−SCAN(ニッタ株式会社製)、センサーシートとしてI−SCAN#5027(ニッタ株式会社製)を用いることができる。
インク付与工程は、記録媒体にインクを付与して画像を形成する工程であり、インク付与手段により実施される。
インク付与方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、液体吐出方式、塗布方式などが挙げられる。これらの中でも、液体吐出方式が好ましい。
以下、インクに用いる有機溶剤、水、色材、樹脂、添加剤等について説明する。
本発明に使用する有機溶剤としては特に制限されず、水溶性有機溶剤を用いることができる。例えば、多価アルコール類、多価アルコールアルキルエーテル類や多価アルコールアリールエーテル類などのエーテル類、含窒素複素環化合物、アミド類、アミン類、含硫黄化合物類が挙げられる。
多価アルコール類の具体例としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,3−ペンタンジオール、1,4−ペンタンジオール、2,4−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,3−ヘキサンジオール、2,5−ヘキサンジオール、1,5−ヘキサンジオール、グリセリン、1,2,6−ヘキサントリオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、エチル−1,2,4−ブタントリオール、1,2,3−ブタントリオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、ペトリオール等が挙げられる。
多価アルコールアルキルエーテル類としては、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等が挙げられる。
多価アルコールアリールエーテル類としては、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル等が挙げられる。
含窒素複素環化合物としては、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ε−カプロラクタム、γ−ブチロラクトン等が挙げられる。
アミド類としては、ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、3−メトキシ−N,N-ジメチルプロピオンアミド、3−ブトキシ−N,N-ジメチルプロピオンアミド等が挙げられる。
アミン類としては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエチルアミン等が挙げられる。
含硫黄化合物類としては、ジメチルスルホキシド、スルホラン、チオジエタノール等が挙げられる。
その他の有機溶剤としては、プロピレンカーボネート、炭酸エチレン等が挙げられる。
湿潤剤として機能するだけでなく、良好な乾燥性を得られることから、沸点が250℃以下の有機溶剤を用いることが好ましい。
グリコールエーテル化合物の具体例としては、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等の多価アルコールアルキルエーテル類;エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル等の多価アルコールアリールエーテル類などが挙げられる。
色材としては特に限定されず、顔料、染料を使用可能である。
顔料としては、無機顔料又は有機顔料を使用することができる。これらは、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、顔料として、混晶を使用してもよい。
顔料としては、例えば、ブラック顔料、イエロー顔料、マゼンダ顔料、シアン顔料、白色顔料、緑色顔料、橙色顔料、金色や銀色などの光沢色顔料やメタリック顔料などを用いることができる。
無機顔料として、酸化チタン、酸化鉄、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、バリウムイエロー、カドミウムレッド、クロムイエローに加え、コンタクト法、ファーネス法、サーマル法などの公知の方法によって製造されたカーボンブラックを使用することができる。
また、有機顔料としては、アゾ顔料、多環式顔料(例えば、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、インジゴ顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料など)、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレートなど)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラックなどを使用できる。これらの顔料のうち、溶媒と親和性のよいものが好ましく用いられる。その他、樹脂中空粒子、無機中空粒子の使用も可能である。
顔料の具体例として、黒色用としては、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラック(C.I.ピグメントブラック7)類、または銅、鉄(C.I.ピグメントブラック11)、酸化チタン等の金属類、アニリンブラック(C.I.ピグメントブラック1)等の有機顔料が挙げられる。
更に、カラー用としては、C.I.ピグメントイエロー1、3、12、13、14、17、24、34、35、37、42(黄色酸化鉄)、53、55、74、81、83、95、97、98、100、101、104、108、109、110、117、120、138、150、153、155、180、185、213、C.I.ピグメントオレンジ5、13、16、17、36、43、51、C.I.ピグメントレッド1、2、3、5、17、22、23、31、38、48:2(パーマネントレッド2B(Ca))、48:3、48:4、49:1、52:2、53:1、57:1(ブリリアントカーミン6B)、60:1、63:1、63:2、64:1、81、83、88、101(べんがら)、104、105、106、108(カドミウムレッド)、112、114、122(キナクリドンマゼンタ)、123、146、149、166、168、170、172、177、178、179、184、185、190、193、202、207、208、209、213、219、224、254、264、C.I.ピグメントバイオレット1(ローダミンレーキ)、3、5:1、16、19、23、38、C.I.ピグメントブルー1、2、15(フタロシアニンブルー)、15:1、15:2、15:3、15:4(フタロシアニンブルー)、16、17:1、56、60、63、C.I.ピグメントグリーン1、4、7、8、10、17、18、36、等がある。
染料として、例えば、C.I.アシッドイエロー 17,23,42,44,79,142、C.I.アシッドレッド 52,80,82,249,254,289、C.I.アシッドブルー 9,45,249、C.I.アシッドブラック 1,2,24,94、C.I.フードブラック 1,2、C.I.ダイレクトイエロー 1,12,24,33,50,55,58,86,132,142,144,173、C.I.ダイレクトレッド 1,4,9,80,81,225,227、C.I.ダイレクトブルー 1,2,15,71,86,87,98,165,199,202、C.I.ダイレクドブラック 19,38,51,71,154,168,171,195、C.I.リアクティブレッド 14,32,55,79,249、C.I.リアクティブブラック 3,4,35などが挙げられる。
顔料に親水性官能基を導入して自己分散性顔料とする方法としては、例えば、顔料(例えばカーボン)にスルホン基やカルボキシル基等の官能基を付加することで、水中に分散可能とする方法が挙げられる。
顔料の表面を樹脂で被覆して分散させる方法としては、顔料をマイクロカプセルに包含させ、水中に分散可能とする方法が挙げられる。これは、樹脂被覆顔料と言い換えることができる。この場合、インクに配合される顔料はすべて樹脂に被覆されている必要はなく、本発明の効果が損なわれない範囲において、被覆されない顔料や、部分的に被覆された顔料がインク中に分散していてもよい。
分散剤を用いて分散させる方法としては、界面活性剤に代表される、公知の低分子型の分散剤、高分子型の分散剤を用いて分散する方法が挙げられる。
分散剤としては、顔料に応じて例えば、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤等を使用することが可能である。
分散剤として、竹本油脂社製RT−100(ノニオン系界面活性剤)や、ナフタレンスルホン酸Naホルマリン縮合物も、分散剤として好適に使用できる。
分散剤は1種を単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
顔料に、水や有機溶剤などの材料を混合してインクを得ることが可能である。また、顔料と、その他水や分散剤などを混合して顔料分散体としたものに、水や有機溶剤などの材料を混合してインクを製造することも可能である。
顔料分散体は、水、顔料、顔料分散剤、必要に応じてその他の成分を混合、分散し、粒径を調整して得られる。分散は分散機を用いるとよい。
顔料分散体における顔料の粒径については特に制限はないが、顔料の分散安定性が良好となり、吐出安定性、画像濃度などの画像品質も高くなる点から、最大個数換算で最大頻度が20nm以上500nm以下が好ましく、20nm以上150nm以下がより好ましい。顔料の粒径は、粒度分析装置(ナノトラック Wave−UT151、マイクロトラック・ベル株式会社製)を用いて測定することができる。
顔料分散体における顔料の含有量は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、良好な吐出安定性が得られ、また、画像濃度を高める点から、0.1質量%以上50質量%以下が好ましく、0.1質量%以上30質量%以下がより好ましい。
顔料分散体に対し、必要に応じて、フィルター、遠心分離装置などで粗大粒子をろ過し、脱気することが好ましい。
インク中に含有する樹脂の種類としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、スチレン系樹脂、ブタジエン系樹脂、スチレン−ブタジエン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、アクリルスチレン系樹脂、アクリルシリコーン系樹脂などが挙げられる。
これらの樹脂からなる樹脂粒子を用いてもよい。樹脂粒子を、水を分散媒として分散した樹脂エマルションの状態で、色材や有機溶剤などの材料と混合してインクを得ることが可能である。樹脂粒子としては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。また、これらは、1種を単独で用いても、2種類以上の樹脂粒子を組み合わせて用いてもよい。
スチレンアクリル樹脂粒子は、乳化重合、分散重合、懸濁重合、粉砕又は溶液/バルク重合、その後の乳化により製造することができる。
スチレンアクリル樹脂粒子は、市販されているものを用いてもよく、市販品としては、例えば、J−450,J−734,J−7600,J−352,J−390,J−7100,J−741,J−74J,J−511,J−840,J−775,HRC‐1645,HPD−71,PDX−6102B,JDX−5050(スチレンアクリル系樹脂エマルジョン、BASF社製)、UC−3900(スチレンアクリル系樹脂エマルジョン、東亜合成株式会社製)などが挙げられる。
体積平均粒径は、例えば、粒度分析装置(ナノトラック Wave−UT151、マイクロトラック・ベル株式会社製)を用いて測定することができる。
インクにおける水の含有量は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、インクの乾燥性及び吐出信頼性の点から、10質量%以上90質量%以下が好ましく、20質量%以上60質量%以下がより好ましい。
インクには、必要に応じて、界面活性剤、消泡剤、防腐防黴剤、防錆剤、pH調整剤等を加えてもよい。
界面活性剤としては、シリコーン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤のいずれも使用可能である。
シリコーン系界面活性剤には特に制限はなく目的に応じて適宜選択することができる。中でも高pHでも分解しないものが好ましい。シリコーン系界面活性剤としては、例えば、側鎖変性ポリジメチルシロキサン、両末端変性ポリジメチルシロキサン、片末端変性ポリジメチルシロキサン、側鎖両末端変性ポリジメチルシロキサン等が挙げられる。変性基としてポリオキシエチレン基、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン基を有するものが、水系界面活性剤として良好な性質を示すので特に好ましい。また、シリコーン系界面活性剤として、ポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤を用いることもでき、例えば、ポリアルキレンオキシド構造をジメチルシロキサンのSi部側鎖に導入した化合物等が挙げられる。
フッ素系界面活性剤としては、例えば、パーフルオロアルキルスルホン酸化合物、パーフルオロアルキルカルボン酸化合物、パーフルオロアルキルリン酸エステル化合物、パーフルオロアルキルエチレンオキサイド付加物及びパーフルオロアルキルエーテル基を側鎖に有するポリオキシアルキレンエーテルポリマー化合物が、起泡性が小さいので特に好ましい。パーフルオロアルキルスルホン酸化合物としては、例えば、パーフルオロアルキルスルホン酸、パーフルオロアルキルスルホン酸塩等が挙げられる。パーフルオロアルキルカルボン酸化合物としては、例えば、パーフルオロアルキルカルボン酸、パーフルオロアルキルカルボン酸塩等が挙げられる。パーフルオロアルキルエーテル基を側鎖に有するポリオキシアルキレンエーテルポリマー化合物としては、パーフルオロアルキルエーテル基を側鎖に有するポリオキシアルキレンエーテルポリマーの硫酸エステル塩、パーフルオロアルキルエーテル基を側鎖に有するポリオキシアルキレンエーテルポリマーの塩等が挙げられる。これらフッ素系界面活性剤における塩の対イオンとしては、Li、Na、K、NH4、NH3CH2CH2OH、NH2(CH2CH2OH)2、NH(CH2CH2OH)3等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えばラウリルアミノプロピオン酸塩、ラウリルジメチルベタイン、ステアリルジメチルベタイン、ラウリルジヒドロキシエチルベタインなどが挙げられる。
ノニオン系界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミド、ポリオキシエチレンプロピレンブロックポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アセチレンアルコールのエチレンオキサイド付加物などが挙げられる。
アニオン系界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸塩、ラウリル酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートの塩、などが挙げられる。
これらは、1種を単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
このような界面活性剤としては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。市販品としては、例えば、ビックケミー株式会社、信越化学工業株式会社、東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社、日本エマルジョン株式会社、共栄社化学などから入手できる。
上記のポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、一般式(S−1)式で表わされる、ポリアルキレンオキシド構造をジメチルポリシロキサンのSi部側鎖に導入したものなどが挙げられる。
上記のポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤としては、市販品を用いることができ、例えば、KF−618、KF−642、KF−643(信越化学工業株式会社)、EMALEX−SS−5602、SS−1906EX(日本エマルジョン株式会社)、FZ−2105、FZ−2118、FZ−2154、FZ−2161、FZ−2162、FZ−2163、FZ−2164(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社)、BYK−33、BYK−387(ビックケミー株式会社)、TSF4440、TSF4452、TSF4453(東芝シリコン株式会社)などが挙げられる。
フッ素系界面活性剤としては、パーフルオロアルキルリン酸エステル化合物、パーフルオロアルキルエチレンオキサイド付加物、及びパーフルオロアルキルエーテル基を側鎖に有するポリオキシアルキレンエーテルポリマー化合物などが挙げられる。 これらの中でも、パーフルオロアルキルエーテル基を側鎖に有するポリオキシアルキレンエーテルポリマー化合物は起泡性が少ないため好ましく、特に一般式(F−1)及び一般式(F−2)で表わされるフッ素系界面活性剤が好ましい。
CnF2n+1−CH2CH(OH)CH2−O−(CH2CH2O)a−Y
一般式(F−2)
上記一般式(F-2)で表される化合物において、YはH、又はCmF2m+1でmは1〜6の整数、又はCH2CH(OH)CH2−CmF2m+1でmは4〜6の整数、又はCpH2p+1でpは1〜19の整数である。nは1〜6の整数である。aは4〜14の整数である。
上記のフッ素系界面活性剤としては市販品を使用してもよい。この市販品としては、例えば、サーフロンS−111、S−112、S−113、S−121、S−131、S−132、S−141、S−145(いずれも、旭硝子株式会社製);フルラードFC−93、FC−95、FC−98、FC−129、FC−135、FC−170C、FC−430、FC−431(いずれも、住友スリーエム株式会社製);メガファックF−470、F−1405、F−474(いずれも、大日本インキ化学工業株式会社製);ゾニール(Zonyl)TBS、FSP、FSA、FSN−100、FSN、FSO−100、FSO、FS−300、UR、キャプストーンFS−30、FS−31、FS−3100、FS−34、FS−35(いずれも、Chemours社製);FT−110、FT−250、FT−251、FT−400S、FT−150、FT−400SW(いずれも、株式会社ネオス製)、ポリフォックスPF−136A,PF−156A、PF−151N、PF−154、PF−159(オムノバ社製)、ユニダインDSN-403N(ダイキン工業株式会社製)などが挙げられ、これらの中でも、良好な印字品質、特に発色性、紙に対する浸透性、濡れ性、均染性が著しく向上する点から、Chemours社製のFS−3100、FS−34、FS−300、株式会社ネオス製のFT−110、FT−250、FT−251、FT−400S、FT−150、FT−400SW、オムノバ社製のポリフォックスPF−151N及びダイキン工業株式会社製のユニダインDSN-403Nが特に好ましい。
消泡剤としては、特に制限はなく、例えば、シリコーン系消泡剤、ポリエーテル系消泡剤、脂肪酸エステル系消泡剤などが挙げられる。これらは、1種を単独で用いても、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、破泡効果に優れる点から、シリコーン系消泡剤が好ましい。
防腐防黴剤としては、特に制限はなく、例えば、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンなどが挙げられる。
防錆剤としては、特に制限はなく、例えば、酸性亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウムなどが挙げられる。
pH調整剤としては、pHを7以上に調整することが可能であれば、特に制限はなく、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアミンなどが挙げられる。
インクの25℃での粘度は、印字濃度や文字品位が向上し、また、良好な吐出性が得られる点から、5mPa・s以上30mPa・s以下が好ましく、5mPa・s以上25mPa・s以下がより好ましい。ここで、粘度は、例えば、回転式粘度計(東機産業社製RE−80L)を使用することができる。測定条件としては、25℃で、標準コーンローター(1°34’×R24)、サンプル液量1.2mL、回転数50rpm、3分間で測定可能である。
インクの表面張力としては、記録媒体上で好適にインクがレベリングされ、インクの乾燥時間が短縮される点から、25℃で、35mN/m以下が好ましく、32mN/m以下がより好ましい。
インクのpHとしては、接液する金属部材の腐食防止の観点から、7〜12が好ましく、8〜11がより好ましい。
記録に用いる記録媒体としては、特に限定されないが、普通紙、光沢紙、特殊紙、布、フィルム、OHPシート、汎用印刷紙等が挙げられる。
前記記録媒体としては、連続紙が用いられる。
前記連続紙としては、例えば、ロール状に丸められたロール紙や、所定間隔毎に折り曲げられた連帳紙等が挙げられる。
このような連続紙としては、市販品を用いることができ、前記市販品としては、例えば、LAG90、LAG130、LAG200(Stora Enso社製)などが挙げられる。
接触工程は、前記インクを付与した前記記録媒体のインク付与面がローラーに接触する工程であり、接触手段により実施される。
画像面に接触するローラーとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ステンレスローラーなどが挙げられる。
ローラーとしては、ガラスビーズが表面に塗布されたものが好ましい。ガラスビーズが表面に塗布されていることにより、接触面積が減り摩擦力が小さくなることでローラーへの画像転移がしにくくなる。ローラー表面へのガラスビーズの塗布は、ガラスビーズを含むシートをローラー表面に貼り付けることにより行うことができる。
ガラスビーズを含むシートとしては、例えば、インク汚れ防止機能のあるICPフィルム(篠田商事株式会社)などが挙げられる。
また、ローラーとして、加熱されたローラーを使用することもできる。加熱されたローラーを用いる場合、画像を直接加熱することができるため乾燥性を上げることができる。しかし、この場合は接触した画像が柔らかくなるため、ローラーへの画像転移がより起こりやすくなる。しかしながら、本発明では、加熱されたローラーにより画像を押圧した場合でも好適にローラーへの画像転移を防ぐことができる。
その他の工程としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、加熱工程、制御工程などが挙げられる。
その他の手段としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、加熱手段、制御手段などが挙げられる。
本発明のインク記録物は、記録媒体上に、本発明のインクを用いて形成された画像を有してなる。
インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法により記録して記録物とすることができる。
記録媒体、メディア、被印刷物は、いずれも同義語とする。
<シアン顔料分散体の調製>
ピグメントブルー15:3(大日精化工業株式会社製、クロモファインブルー)20g、下記構造式(1)の化合物20mmol、及びイオン交換高純水200mLを、室温環境下、Silversonミキサー(6,000rpm)で混合し、スラリーを得た。
得られたスラリーのpHが4より高い場合は、硝酸20mmolを添加した。30分間後に、少量のイオン交換高純水に溶解された亜硝酸ナトリウム(20mmol)を上記混合物にゆっくりと添加した。更に、撹拌しながら60℃に加温し、1時間反応させた。ピグメントブルーに下記構造式(1)の化合物を付加した、少なくとも1つのジェミナルビスホスホン酸基又はジェミナルビスホスホン酸ナトリウム塩と結合した改質顔料を生成した。
次いで、NaOH水溶液によりpHを10に調整することにより、30分間後に改質顔料分散体を得た。
得られた改質顔料分散体とイオン交換高純水を用いて透析膜を用いた限外濾過を行い、更に超音波分散を行って顔料濃度15質量%のシアン顔料分散体を得た。
冷却管、撹拌機、及び窒素導入管の付いた反応容器中に、1,6−ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、及び1,6−ヘキサン二酸を、OH/COOH=1.5となるように、かつアルコール成分の量が1,6−ヘキサンジオールを10mol%、シクロヘキサンジメタノールを90mol%となるように、チタンテトライソプロポキシド(1,000ppm(1質量%)対樹脂成分)とともに投入した。その後、4時間程度で200℃まで昇温した。次いで、2時間かけて230℃に昇温し、流出水がなくなるまで反応を行った。その後、更に、1,334Pa〜2,000Pa(10mmHg〜15mmHg)の減圧下で5時間反応させ、中間体ポリエステルを得た。
次に、冷却管、撹拌機、及び窒素導入管の付いた反応容器中に、前記中間体ポリエステルとイソホロンジイソシアネートをモル比2.0で投入し、酢酸エチルにて48質量%となるように希釈後、100℃で5時間反応させた。その後、大量の水を加え、脱溶を行い、固形分濃度が10質量%であってポリウレタン樹脂粒子1の分散液であるポリウレタン樹脂粒子分散液1を得た。
得られたポリウレタン樹脂粒子1のガラス転移温度(Tg)を、DSC法で測定したところ、−16℃であった。
ポリウレタン樹脂粒子分散液1の調製例において、アルコール成分の量が1,6−ヘキサンジオールを50mol%、シクロヘキサンジメタノールを50mol%となるように変更した以外は、ポリウレタン樹脂粒子分散液1の調製例と同様にして、固形分濃度が10質量%であってポリウレタン樹脂粒子2の分散液であるポリウレタン樹脂粒子分散液2を得た。
得られたポリウレタン樹脂粒子2のガラス転移温度(Tg)をDSC法で測定したところ、−49℃であった。
ポリウレタン樹脂粒子分散液1の調製例において、アルコール成分の量が1,6−ヘキサンジオールを30mol%、シクロヘキサンジメタノールを70mol%となるように変更した以外は、ポリウレタン樹脂粒子分散液の調製例1と同様にして、固形分濃度が10質量%であってポリウレタン樹脂粒子3の分散液であるポリウレタン樹脂粒子分散液3を得た。
得られたポリウレタン樹脂粒子3のガラス転移温度(Tg)をDSC法で測定したところ、−32℃であった。
<インク1の調製>
前記シアン顔料分散体18.5質量%、1,2−プロパンジオール(株式会社ADEKA製、沸点:188℃)20.0質量%、1,3−プロパンジオール(東京化成工業株式会社製、沸点:214℃)4.0質量%、ジエチレングリコール4.5質量%、前記ポリウレタン樹脂粒子分散液2を4.0質量%(固形分濃度)、JDX−5050(スチレンアクリル系樹脂エマルジョン、BASF社製)1.0質量%、サーフィノール465(日信化学工業株式会社製)1.0質量%、及び合計が100質量%となるように水を残量添加し、混合撹拌した後、平均孔径1.5μmポリプロピレンフィルター(商品名:プロファイルスター、日本ポール株式会社製)で濾過して、実施例1のインクを作製した。
インクジェットプリンティングシステム(RICOH Pro VC60000、株式会社リコー製)により、記録媒体の両面に画像を記録し、画像の評価を行った。
記録媒体としては、LAG90、LAG130、又はLAG200(Stora Enso社製、紙幅520.7mm)のロール紙をそれぞれセットし、1,200dpiの解像度にてシアンベタ画像を形成した。
記録媒体の画像面にかかる搬送ローラーの面圧、乾燥部のヒートローラー温度、記録媒体搬送速度、搬送ローラーのガラスビーズ塗布の有無に関して下記表1に示した。搬送ローラー表面へのガラスビーズの塗布は、ガラスビーズを含むシート(ICPフィルム、篠田商事株式会社)を用いて行った。
記録媒体巻き取り装置としては、Rewinding module RW6(Hunkeler社製)を用いた。
なお、ローラー面圧は、装置名:I−SCAN5027(ニッタ株式会社製)を用いて、乾燥後の画像面が最初に接触するローラーと記録媒体との間にかかる圧力を測定した。
ローラーへの画像転移は目視での判断となるが、人間が異常画像と判断とする白抜けの割合を数値化した。なお、画像面の0.005%以上が白抜けしているとローラーへの画像転移と判断される。
白抜け面積率は、以下の方法により算出した。ES−G11000(EPSON社製)により画像をスキャンする。スキャン条件としては以下の条件で行った。
[スキャン条件]
・モード:プロフェッショナルモード
・イメージタイプ:24bit カラー 解像度:800dpi
・ファイル形式:TIFF
・詳細設定(カラー):色補正なし
次に、スキャンした画像ファイルをImageJ(Fiji)により白抜け箇所と非白抜け箇所に2値化して解析することで画像面に対する白抜け面積率を算出し、下記基準で評価した。
[評価基準]
◎:白抜け面積率が0.000%
○:白抜け面積率が0.000%より大きく0.002%以下
△:白抜け面積率が0.002%より大きく0.005%未満
×:白抜け面積率が0.005%以上
記録媒体の画像中の残留溶剤量は、ガスクロマトグラフ質量分析計(GC−MS)により以下のように測定した。
9mL容量のバイアル瓶にテトラヒドロフラン(試薬特級、東京化成工業株式会社製)2.000±0.050gを計量する。画像面を拭き取るためのベンコットを9mL容量のバイアル瓶に入るサイズに切削した。
画像部が形成された記録媒体の、乾燥後、ローラー接触前の画像部を4cm四方に切り出す。予め準備しておいた9mL容量のバイアル瓶からテトラヒドロフランを少量、切削したベンコットに染み込ませる。テトラヒドロフランを染み込ませたベンコットで画像部の形成された画像面を拭き取る。拭き取ったベンコットを9mL容量のバイアル瓶に入れ蓋をし、1時間放置した。テトラヒドロフラン中に含まれる残留溶剤の濃度をGSMS−TQ8050、GC−2010plusAF/AOC(株式会社島津製作所製)などのGC−MSで測定した。
式(A):残留溶剤量(μg/cm2)≦−350×ローラー面圧(kg/cm2)+75
得られた画像について、目視により、巻取り時の記録画像同士の張り付き具合の様子を確認し、下記評価基準に基づいて、「耐ブロッキング性」を評価した。評価は記録媒体を温度40℃、湿度50%RHの環境下に24時間放置した後で実施した。
なお、品質的にランク7以上が良好であり、特にランク10が良好である。また、ランク3以下は著しく品質を落とす。
[評価基準]
10:紙同士がくっつき合わず、画像剥がれもなく、視覚的に均一な画像になっている 9:紙同士がくっつき合わず、画像剥がれはないが、10μm未満の微小な画像抜けがある
8:紙同士がくっつき合わず、画像剥がれはないが、10μm以上20μm未満の微小な画像抜けがある
7:紙同士がくっつき合わず、画像剥がれはないが、20μm以上30μm未満の微小な画像抜けがある
6:紙同士がくっつき合わず、画像剥がれはないが、30μm以上40μm未満の微小な画像抜けがある
5:紙同士がくっつき合わず、画像剥がれはないが、40μm以上60μm未満の微小な画像抜けがある
4:紙同士がくっつき合わず、画像剥がれはないが、60μm以上100μm未満の微小な画像抜けがある
3:紙同士がくっつき合っており、画像が著しく欠ける
1:紙同士がくっつき合っており、画像が著しく欠け、更に紙も著しく欠損する
0:紙同士がくっつき合っており、合一している
得られた画像について、1.2cm四方に切った紙(LAG90、Stora En
so社製)を用いて画像を20回擦り、反射型カラー分光測色濃度計(X−Rite社
製)を用いて紙へのインク付着汚れを測定し、擦った紙の地肌色を差し引いた濃度を算出
し、下記評価基準に基づいて、「耐摺擦性」を評価した。なお、△以上が実使用可能レベルである。
[評価基準]
○:転写濃度が0.05未満
△:転写濃度が0.05以上0.10未満
×:転写濃度が0.10以上
実施例1において、表1〜表6に示すインク処方に変えた以外は、実施例1と同様にして、実施例2〜17及び比較例1〜6のインクを作製し、実施例1と同様にして評価を行った。結果を表1〜表6に示した。
・スチレンアクリル樹脂(JDX−5050):スチレンアクリル系樹脂エマルジョン、BASF社製、固形分濃度40質量%
・スチレンアクリル樹脂(UC−3900):スチレンアクリル系樹脂エマルジョン、東亜合成株式会社製、固形分濃度40質量%
・サーフィノール465:日信化学工業株式会社製、非イオン性界面活性剤
<1> 記録媒体にインクを付与して画像を形成するインク付与工程と、
前記インクを付与した前記記録媒体のインク付与面がローラーに接触する接触工程と、を含み、
前記インクが、有機溶剤、及び樹脂を含有し、
前記接触工程における前記ローラーに前記インク付与面が接触する際の、画像中の残留溶剤量と、前記記録媒体が受けるローラー面圧と、の間に下記式(A)で表される関係を有することを特徴とする画像形成方法である。
式(A):残留溶剤量(μg/cm2)≦−350×ローラー面圧(kg/cm2)+75
<2> 前記ローラー面圧が、0.04kg/cm2以上0.15kg/cm2以下である前記<1>に記載の画像形成方法である。
<3> 前記残留溶剤量が、0μg/cm2以上40μg/cm2以下である前記<1>から<2>のいずれかに記載の画像形成方法である。
<4> 前記有機溶剤として、トリエチレングリコール及びジエチレングリコールのいずれかを含む前記<1>から<3>のいずれかに記載の画像形成方法である。
<5> 前記ローラーが、ガラスビーズが塗布された表面を持つ前記<1>から<4>のいずれかに記載の画像形成方法である。
<6> 前記記録媒体が連続紙である前記<1>から<5>のいずれかに記載の前記<1>から<5>のいずれかに記載の画像形成方法である。
<7> 記録媒体にインクを付与して画像を形成するインク付与手段と、
前記インクを付与した前記記録媒体のインク付与面がローラーに接触する接触手段と、を有し、
前記インクが、有機溶剤、及び樹脂を含有し、
前記接触手段における前記ローラーに前記インク付与面が接触する際の、画像中の残留溶剤量と、前記記録媒体が受けるローラー面圧と、の間に下記式(A)で表される関係を満たすことを特徴とする画像形成装置である。
式(A):残留溶剤量(μg/cm2)≦−350×ローラー面圧(kg/cm2)+75
<8> 前記ローラー面圧が、0.04kg/cm2以上0.15kg/cm2以下である前記<7>に記載の画像形成装置である。
<9> 前記残留溶剤量が、0μg/cm2以上40μg/cm2以下である前記<7>から<8>のいずれかに記載の画像形成装置である。
<10> 前記有機溶剤として、トリエチレングリコール及びジエチレングリコールのいずれかを含む前記<7>から<9>のいずれかに記載の画像形成装置である。
<11> 前記ローラーが、ガラスビーズが塗布された表面を持つ前記<7>から<10>のいずれかに記載の画像形成装置である。
<12> 前記記録媒体が連続紙である前記<7>から<11>のいずれかに記載の画像形成装置である。
4 インク吐出部ヘッド
6 搬送ローラー
100 画像形成装置
300 画像形成装置
203 記録媒体
Claims (7)
- 記録媒体にインクを付与して画像を形成するインク付与工程と、
前記インクを付与した前記記録媒体のインク付与面がローラーに接触する接触工程と、を含み、
前記インクが、有機溶剤、及び樹脂を含有し、
前記接触工程における前記ローラーに前記インク付与面が接触する際の、画像中の残留溶剤量と、前記記録媒体が受けるローラー面圧と、の間に下記式(A)で表される関係を満たすことを特徴とする画像形成方法。
式(A):残留溶剤量(μg/cm2)≦−350×ローラー面圧(kg/cm2)+75 - 前記ローラー面圧が、0.04kg/cm2以上0.15kg/cm2以下である請求項1に記載の画像形成方法。
- 前記残留溶剤量が、0μg/cm2以上40μg/cm2以下である請求項1から2のいずれかに記載の画像形成方法。
- 前記有機溶剤として、トリエチレングリコール及びジエチレングリコールのいずれかを含む請求項1から3のいずれかに記載の画像形成方法。
- 前記ローラーが、ガラスビーズが塗布された表面を持つ請求項1から4のいずれかに記載の画像形成方法。
- 前記記録媒体が連続紙である請求項1から5のいずれかに記載の画像形成方法。
- 記録媒体にインクを付与して画像を形成するインク付与手段と、
前記インクを付与した前記記録媒体のインク付与面がローラーに接触する接触手段と、を有し、
前記インクが、有機溶剤、及び樹脂を含有し、
前記接触手段における前記ローラーに前記インク付与面が接触する際の、画像中の残留溶剤量と、前記記録媒体が受けるローラー面圧と、の間に下記式(A)で表される関係を満たすことを特徴とする画像形成装置。
式(A):残留溶剤量(μg/cm2)≦−350×ローラー面圧(kg/cm2)+75
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