JP2019147984A - 炭化ケイ素部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体製造に用いられるプラズマ処理装置において、耐食性、耐熱性及び機械的強度に優れたフォーカスリングに適用できる炭化ケイ素部材の提供。
【解決手段】ドーパントを含む炭化ケイ素を主成分とし、外周2と内周3とを有する環形状を有し、外周部2aのドーパント濃度をD1atoms/cm3、内周部3aのドーパント濃度をD2atoms/cm3としたとき、D1がD2よりも大きく、外周部2aの導電率σ1が内周部3aの導電率σ2よりも大きい炭化ケイ素部材1。
【選択図】図1
【解決手段】ドーパントを含む炭化ケイ素を主成分とし、外周2と内周3とを有する環形状を有し、外周部2aのドーパント濃度をD1atoms/cm3、内周部3aのドーパント濃度をD2atoms/cm3としたとき、D1がD2よりも大きく、外周部2aの導電率σ1が内周部3aの導電率σ2よりも大きい炭化ケイ素部材1。
【選択図】図1
Description
本開示は、炭化ケイ素部材に関する。
半導体製造に用いられるプラズマ処理装置では、ウェハの表面にプラズマが収束するようにフォーカスリングが用いられる。フォーカスリングはウェハに近接して用いられるため、石英、炭化ケイ素など、ウェハと同じ元素を主成分とし高純度を有する材料、またはプラズマにより腐食されにくい材料が用いられる。特に化学気相成長法(Chemical Vapor
Deposition、CVD法)により形成された炭化ケイ素材料(CVD−SiC材料)は、
焼結法で製造された炭化ケイ素材料に比較して高純度で緻密であり、耐食性、耐熱性、および機械的強度が高い。
Deposition、CVD法)により形成された炭化ケイ素材料(CVD−SiC材料)は、
焼結法で製造された炭化ケイ素材料に比較して高純度で緻密であり、耐食性、耐熱性、および機械的強度が高い。
プラズマ処理装置では、プラズマ発生領域にウェハ、フォーカスリング、周辺部材や筺体など種々の部材が配置される。部材毎の電気特性の違いによりプラズマが局所的に集中したり、プラズマが不安定になる場合がある。たとえば特許文献1では、絶縁材料である石英製のフォーカスリングと導電性部材とを組合せて部材間の導電率を調整し、プラズマの集中を低減する方法が開示されている。
本開示の炭化ケイ素部材は、ドーパントを含む炭化ケイ素を主成分とし、外周と内周とを有する環形状を有する。外周部のドーパント濃度をD1atoms/cm3、内周部のドーパント濃度をD2atoms/cm3としたとき、D1がD2よりも大きい。
本開示の炭化ケイ素部材1は、図1に示すように外周2と内周3とを有する環形状を有している。
炭化ケイ素材料、特に化学気相成長法(Chemical Vapor Deposition、CVD法)で作
成されるCVD−SiC材料は、高純度で耐プラズマ性が高いことから、種々の半導体製造装置用部材として用いられている。また、CVD−SiC材料はドーパントを導入することで導電率の調整が可能で、ウェハの導電率と周辺筺体の導電率との中間の導電率を有するフォーカスリングを実現できる。以下、炭化ケイ素をSiCという場合もある。
成されるCVD−SiC材料は、高純度で耐プラズマ性が高いことから、種々の半導体製造装置用部材として用いられている。また、CVD−SiC材料はドーパントを導入することで導電率の調整が可能で、ウェハの導電率と周辺筺体の導電率との中間の導電率を有するフォーカスリングを実現できる。以下、炭化ケイ素をSiCという場合もある。
炭化ケイ素部材1は、ドーパントを含む炭化ケイ素を主成分としている。ここで、主成分とは、部材の90%以上を占める成分とする。炭化ケイ素部材1は、ドーパントを含む炭化ケイ素以外に、ドーパントを含まない炭化ケイ素、およびグラファイト等結晶質または非晶質の炭素、ケイ素結晶、および特性に影響しない程度の不純物等、炭化ケイ素以外の成分を含んでいてもよい。
炭化ケイ素は、単位体積当たりのドーパントの原子の個数であるドーパント濃度により導電率が変化する。本開示の炭化ケイ素部材1は、外周部2aのドーパント濃度をD1atoms/cm3、内周部3aのドーパント濃度をD2atoms/cm3としたとき、D1がD2よりも大きい。なお、外周部2aとは外周2を含むその近傍の部位であり、内周部3aとは、内周3を含むその近傍の部位である。外周2の近傍とは、外周2との距離が10mm以下の範囲とし、内周3の近傍とは、内周3との距離が10mm以下の範囲とする。たとえば、外周2と内周3との中点より外周側を外周部2aとし、中点より内周側を内周部3aとしてもよい。
炭化ケイ素は、ドーパント濃度が高いほど導電率が高くなる。したがって、炭化ケイ素部材1の外周部2aの導電率をσ1とし、内周部3aの導電率をσ2としたとき、D1がD2よりも大きいことから、σ1がσ2よりも大きくなる。
半導体製造装置、特にCVD(Chemical Vapor Deposition、化学気相成長法)、PV
D(Physical Vapor Deposition、物理気相成長法)、およびプラズマエッチング装置等
のプラズマ処理装置では、Siなどのウェハがプラズマ処理される。これらの装置では、ウェハの外周にフォーカスリングを配置して、ウェハ上でプラズマの安定化を図っている。フォーカスリングにウェハと同等または類似の抵抗率、およびプラズマに対する高い耐食性を有する材料を用いることで、プラズマを安定化させ、ウェハをより均一に処理することができる。また、ウェハは半導体であり、プラズマ処理装置の筺体などの他の周辺部材は導体であることが多いため、フォーカスリングに半導体と導体との中間の導電性を付与することで、ウェハと周辺部材との間で導電率の急激な変化が緩和され、よりプラズマが安定化する。しかしこの場合も、フォーカスリングが一様に半導体と導体との中間の導電性を有するため、ウェハとフォーカスリングとの境界部、および周辺部材とフォーカスリングとの境界部で導電率が急激に変化して、これらの境界部にプラズマが集中し、これら境界部のプラズマ密度が高くなりやすい。その結果、これらの部材の境界部で異常放電が発生したり、ウェハのエッチング状態がばらつき半導体の歩留まりが低くなる懸念がある。
D(Physical Vapor Deposition、物理気相成長法)、およびプラズマエッチング装置等
のプラズマ処理装置では、Siなどのウェハがプラズマ処理される。これらの装置では、ウェハの外周にフォーカスリングを配置して、ウェハ上でプラズマの安定化を図っている。フォーカスリングにウェハと同等または類似の抵抗率、およびプラズマに対する高い耐食性を有する材料を用いることで、プラズマを安定化させ、ウェハをより均一に処理することができる。また、ウェハは半導体であり、プラズマ処理装置の筺体などの他の周辺部材は導体であることが多いため、フォーカスリングに半導体と導体との中間の導電性を付与することで、ウェハと周辺部材との間で導電率の急激な変化が緩和され、よりプラズマが安定化する。しかしこの場合も、フォーカスリングが一様に半導体と導体との中間の導電性を有するため、ウェハとフォーカスリングとの境界部、および周辺部材とフォーカスリングとの境界部で導電率が急激に変化して、これらの境界部にプラズマが集中し、これら境界部のプラズマ密度が高くなりやすい。その結果、これらの部材の境界部で異常放電が発生したり、ウェハのエッチング状態がばらつき半導体の歩留まりが低くなる懸念がある。
本開示の炭化ケイ素部材1をフォーカスリングとした場合、外周部2a、すなわち導体である周辺部材に近接する部位のD1が大きく、σ1が大きいため、フォーカスリングと周辺部材との境界部で導電率の急激な変化が緩和され、境界部にプラズマが集中し難くなる。また、内周部3a、すなわち半導体であるウェハに近接する部位のD2が小さく、σ2が小さいため、フォーカスリングとウェハとの境界部で導電率の急激な変化が緩和され、境界部にプラズマが集中し難くなる。
また、炭化ケイ素部材1は、ドーパント濃度が外周部2aと内周部3aとで異なるが、単一の材料であり、導電性の異なる複数の部材を組合せた場合と比べ、長期間使用しても導電性、およびプラズマに対する耐久性が変化し難い。
ドーパント濃度D1およびD2は、プラズマ処理されるウェハの種類と導電率、および周辺部材の種類と導電率により、所望のσ1およびσ2となるように適宜調整すればよい。D1とD2の比率は、たとえばLogD1/LogD2が1.01以上であってもよい。LogD1/LogD2を1.01以上とすることで、ウェハに近接する内周部3aの導電率σ2をウェハの導電率に近づけることができるとともに、周辺部材に近接する外周部2aの導電率σ1を周辺部材の導電率に近づけることができる。なお、ドーパント濃度は桁で変化するため、通常は対数で比較される。
外周部2aの導電率σ1は、内周部3aの導電率σ2に対する比σ1/σ2が5以上であってもよい。σ1/σ2を5以上とすることで、内周部3aの導電率σ2がSiウェハ
の導電率に近くなるとともに、周辺部材に近接する外周部2aの導電率σ1が周辺部材の導電率に近くなる。このような炭化ケイ素部材1をフォーカスリングとして用いることで、ウェハとフォーカスリングとの境界部、および外周部材とフォーカスリングとの境界部で導電率の急激な変化が緩和され、境界部にプラズマが集中し難くなる。
の導電率に近くなるとともに、周辺部材に近接する外周部2aの導電率σ1が周辺部材の導電率に近くなる。このような炭化ケイ素部材1をフォーカスリングとして用いることで、ウェハとフォーカスリングとの境界部、および外周部材とフォーカスリングとの境界部で導電率の急激な変化が緩和され、境界部にプラズマが集中し難くなる。
炭化ケイ素部材1の導電率は、内周部3aから外周部2aに向かって連続的に増加してもよい。ここで、導電率が内周部3aから外周部2aに向かって連続的に増加しているとは、内周部3aと外周部2aとの中間部の導電率σ3が、σ2より大きくσ1より小さいことをいう。
このような炭化ケイ素部材1は、以下のように化学気相成長法(Chemical Vapor Deposition、CVD法)により作製することができる。SiC部材1の作製に用いるCVD装
置は、特に限定されない。CVD装置は、たとえばガスの導入口および導出口を有する縦型または横型のバッチ式のCVD室と、電気的な加熱手段とを備えたものでもよい。高周波を用いて加熱するCVD装置では、基体を選択的に加熱できる。加熱に用いる高周波の周波数は、たとえば3kHz以上、100kHz以下とすればよい。
置は、特に限定されない。CVD装置は、たとえばガスの導入口および導出口を有する縦型または横型のバッチ式のCVD室と、電気的な加熱手段とを備えたものでもよい。高周波を用いて加熱するCVD装置では、基体を選択的に加熱できる。加熱に用いる高周波の周波数は、たとえば3kHz以上、100kHz以下とすればよい。
CVDの方法は、CVD室内に基体をセットし、原料ガス、キャリアガスなどのガスをCVD室内に導入し、基体上で化学気相成長(CVD)反応させるものであればよい。
原料ガスは、炭素原子およびケイ素原子を含むガスであればよい。ケイ素原子を含むガスとしては、分子中に、ケイ素原子に1個以上の塩素原子が結合している構造を有するものを用いてもよい。メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシラン、または塩化ケイ素と炭化水素ガスとの混合原料などを用いてもよい。これらの原料ガスを用いることで、CVD−SiCを高速で堆積させることができ、効率的にSiC部材1を作製することができる。
これらの原料ガスは、水素、アルゴン等のキャリアガスと所定の比率で混合され、混合ガスとしてCVD室内に導入される。原料ガスとキャリアガスとの混合比率は、たとえばケイ素原子を含む原料ガスの体積に対して、キャリアガスの体積を3倍以上、10倍以下としてもよい。キャリアガスは水素であってもよい。水素をキャリアガスとして用いると、ケイ素原子からの脱塩素反応を促進させることができる。
CVD室内には、さらにドーパントとなる原子を含有するガスを導入する。ドーパントとなる原子としては、窒素、またはホウ素などを用いてもよい。窒素含有ガスとしては、例えば窒素、アンモニア、トリメチルアミン、およびトリエチルアミンなどが挙げられる。ホウ素含有ガスとしては、例えば三塩化ホウ素、およびジボランなどが挙げられる。以下、ドーパントとなる原子を含有するガスを単にドーパントガスという場合もある。
原料ガスと、ドーパントガスとの比率は、ドーパントガスの種類、および所望のドーパントの導入量に応じて適宜調整してもよい。たとえば、ケイ素原子を含む原料ガスの体積に対し、ドーパントガスの体積を0.01%以上、5000%以下としてもよい。以下、原料ガス、キャリアガス、およびドーパントガスの混合ガスを、総じて混合原料ガスという。
図2は、CVD室内の基体4とガス導入ノズル5の配置の例のひとつを示している。図2では、円板状の基体4の外周にガス導入ノズル5を配置している。基体4は、たとえば厚さ5mm以上20mm以下であってもよい。基体4は円板の中心Oを軸に回転させてもよい。白抜き矢印は、ガス導入ノズルから導入される混合原料ガスの向きを示している。混合原料ガスを基体4の外周から中心に向けて、基体の面に沿って導入することで、径方
向にドーパント濃度が異なるCVD−SiCを得られる。
向にドーパント濃度が異なるCVD−SiCを得られる。
原料ガス、ドーパントガス、およびキャリアガスの種類、比率および流速を調整することにより、CVD−SiCに含まれるドーパント濃度の分布を調整できる。キャリアガスとして水素を用いると、原料ガスおよびドーパントガスとの比率により原料ガスおよびドーパントガスの分解を促進または抑制することができる。
CVDの反応温度は、たとえば1200℃以上としてもよく、さらに1250℃以上としてもよい。反応温度が1200℃未満であると、CVD−SiCの堆積速度が著しく低下し、生産効率が低下する。反応温度は、特に1350℃以上、さらには1350℃以上、1500℃以下としてもよい。
CVD−SiCを堆積させる基体としては、たとえば黒鉛を用いてもよい。黒鉛の熱膨張係数は、SiCの熱膨張係数に近いため、基体として黒鉛を用いることで、基体および基体の表面に形成されたCVD−SiCの熱応力による変形を小さくすることができる。
黒鉛の熱膨張係数は、CVD−SiCの熱膨張係数よりも若干大きくてもよい。CVD−SiCを堆積させた後に、基体およびCVD−SiCを室温まで冷却した際、黒鉛の熱膨張係数がCVD−SiCの熱膨張係数よりも若干大きいと、CVD−SiCに生じる熱応力は圧縮応力となる。CVD−SiCに圧縮応力が加わることにより、CVD−SiCにはクラックが発生しにくくなる。
また、フォーカスリングに用いるSiC部材1は、CVD−SiCを自立体(自立膜ともいう)として用いる。自立体として用いるSiC部材1では、形成したCVD−SiCから基体を除去する必要がある。黒鉛製の基体は、酸化や研削によりCVD−SiCから除去しやすい。
SiCの原料ガスとしてケイ素を含む四塩化ケイ素(SiCl4)、炭素を含むメタン(CH4)、キャリアガスとして水素(H2)、およびドーパントガスとしてアンモニア(NH3)を用いて、CVD法により、黒鉛基体上にCVD−SiCを形成した。
CVD装置は、高周波誘導加熱により黒鉛を加熱する方式の装置を用いた。高周波の周波数は60kHzとした。CVD室内に、基体として直径350mm、厚さ15mmの黒鉛製の円板を配置した。2つの円板を15mmの間隔をあけて重ね合わせ、各円板の中心を断熱材の基板支持体で保持し、さらに回転機構に接続した。
円板の外周部には、15mmの内径を有する4つのガス導入ノズルを、図2に示すように4か所にそれぞれ配置した。ガス導入ノズルと円板の外周との距離は5mmとした。
CVD室内を真空排気しながら黒鉛製の円板を加熱して、円板の温度を1400℃とした。2つの円板をそれぞれ5rpmの回転数で回転させながら、2つの円板の間隙に原料ガス、キャリアガスおよびドーパントガスを混合した混合ガスを、ガス挿入ノズルで導入し、2つの円板の表面にCVD−SiCを堆積させた。各ガスの流量を表1に示す。
得られた2つのCVD−SiCから黒鉛基板を研削加工により除去し、さらに外径350mm、内径300mm、厚さ4mmの円環形状に加工してフォーカスリングとした。
得られた2つのフォーカスリングの導電率を測定した。外周部として外周からの距離が5mmの点4箇所、内周部として内周からの距離が5mmの点4箇所、および外周と内周
の中間点4箇所の導電率をそれぞれ4探針法で測定した。2つのフォーカスリングの測定結果は誤差の範囲で一致した。外周部の導電率σ1、内周部の導電率σ2、および比σ1/σ2を表1に示す。なお、試料No.1、2では、外周と内周の中間点の導電率σ3はσ1よりも小さくσ2よりも大きかった。試料No.3のσ3はσ1、σ2と同じであり、試料No.4ではσ1<σ3<σ2であった。なお、後述するプラズマエッチング試験に用いたシリコンウェハの導電率は10S/mであった。
の中間点4箇所の導電率をそれぞれ4探針法で測定した。2つのフォーカスリングの測定結果は誤差の範囲で一致した。外周部の導電率σ1、内周部の導電率σ2、および比σ1/σ2を表1に示す。なお、試料No.1、2では、外周と内周の中間点の導電率σ3はσ1よりも小さくσ2よりも大きかった。試料No.3のσ3はσ1、σ2と同じであり、試料No.4ではσ1<σ3<σ2であった。なお、後述するプラズマエッチング試験に用いたシリコンウェハの導電率は10S/mであった。
一方のフォーカスリングのドーパント濃度を、二次イオン質量分析(SIMS)を用いて測定した。測定は、外周からの距離が5mmの箇所(D1)、内周からの距離が5mmの箇所(D2)について行った。外周部のドーパント濃度D1の平均値、内周部のドーパント濃度D2の平均値、および比LogD1/LogD2を表1に示す。
もう一方のフォーカスリングを直径300mmのシリコンウェハとともにプラズマエッチング装置に設置し、シリコンウェハのプラズマエッチング試験を行った。エッチング処理は、CF4ガスをエッチング室内に導入するとともに、13.56MHzの高周波を出力0.8W/cm2で導入してプラズマを4時間発生させた。
シリコンウェハにはエッチング処理前に中心から外周にかけポリイミドテープを貼ってマスクとした。プラズマ処理後にシリコンウェハからポリイミドテープを除去し、洗浄後にマスク部と非マスク部の段差を測定してエッチング率を算出した。測定箇所は、ウェハ中心部としてウェハ中心からの距離が10mmの点8箇所、およびウェハ外周部としてウェハの外周からの距離が10mmの点8箇所とした。中心部のエッチング率の平均値をRcとし、外周部のエッチング率の平均値をReとして、中心部のRcに対する外周部のReの比であるRe/Rcを表1に示す。
試料No.1、2では、外周部のD1が内周部のD2よりも大きいため、シリコンウェハのエッチング率比Re/Rcが1.0に近く、均一なエッチング処理がなされていた。一方、試料No.3、4では、D1がD2以下であるため、プラズマがシリコンウェハの外周付近で不均一になり、シリコンウェハのエッチング率比Re/Rcが大きくなっていた。
1 :炭化ケイ素部材
2 :外周
2a:外周部
3 :内周
3a:内周部
4 :基体
5 :ガス導入ノズル
2 :外周
2a:外周部
3 :内周
3a:内周部
4 :基体
5 :ガス導入ノズル
Claims (5)
- ドーパントを含む炭化ケイ素を主成分とし、
外周と内周とを有する環形状を有し、
外周部のドーパント濃度をD1atoms/cm3、内周部のドーパント濃度をD2atoms/cm3としたとき、D1がD2よりも大きい、炭化ケイ素部材。 - 前記D1と前記D2とが、LogD1/LogD2≧1.01の関係を満たす、請求項1に記載の炭化ケイ素部材。
- 前記外周部の導電率をσ1、前記内周部の導電率をσ2としたとき、
前記σ2に対する前記σ1の比率であるσ1/σ2が、5以上である、請求項1または2に記載の炭化ケイ素部材。 - 導電率が、前記内周部から前記外周部に向かって連続的に増加する、請求項1〜3のいずれかに記載の炭化ケイ素部材。
- 前記ドーパントが窒素である、請求項1〜4のいずれかに記載の炭化ケイ素部材。
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2018
- 2018-02-27 JP JP2018033413A patent/JP2019147984A/ja active Pending
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