JP2019155249A - 散気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】散気するための大がかりな装置を用いることなく、保守点検を容易かつ迅速に行うことが可能な散気装置の提供を目的とする。
【解決手段】当該散気装置1は、平面視で内周よりも内側に開口した開口部82を有する蓋部81を具備した処理槽80内に配置され、処理槽80内の被処理水b中に気体を散気する散気装置であって、蓋部81上の開口部82を臨む部位に設けられ、気体を通気するヘッダ部材10と、このヘッダ部材10に着脱可能に接続され、処理槽80内に挿入される着脱ユニット20とを備え、着脱ユニット20は、処理槽80内の所定の部位に配置され、気体を被処理水bに散気する散気部材21と、一端部が散気部材21に固定されていると共に他端部がヘッダ部材10に接続され、ヘッダ部材10から散気部材21に向かって気体を通気する接続配管22とを有しており、着脱ユニット20が、開口部82を介して処理槽80内に出入可能である。
【選択図】図1
【解決手段】当該散気装置1は、平面視で内周よりも内側に開口した開口部82を有する蓋部81を具備した処理槽80内に配置され、処理槽80内の被処理水b中に気体を散気する散気装置であって、蓋部81上の開口部82を臨む部位に設けられ、気体を通気するヘッダ部材10と、このヘッダ部材10に着脱可能に接続され、処理槽80内に挿入される着脱ユニット20とを備え、着脱ユニット20は、処理槽80内の所定の部位に配置され、気体を被処理水bに散気する散気部材21と、一端部が散気部材21に固定されていると共に他端部がヘッダ部材10に接続され、ヘッダ部材10から散気部材21に向かって気体を通気する接続配管22とを有しており、着脱ユニット20が、開口部82を介して処理槽80内に出入可能である。
【選択図】図1
Description
本発明は、散気装置に関する。
処理槽内の被処理水に空気などの気体を曝気して処理する装置として、水中エアミキサー70が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような水中エアミキサー70は、例えば、図8に示すように、電動モータ71を用いて羽根車(不図示)を駆動させることで、被処理水bおよび気体aを強制的に撹拌するため、迅速にこれら被処理水bと気体aとを混合することができる点で優れている。
しかしながら、上述したような従来の水中エアミキサーを保守点検する場合、上記水中エアミキサーは電動モータ等の重量物を含む大がかりな電気機器であるため、水中から引き揚げたり据え付けるのに多大な作業を要し、結果として保守点検にかかる期間や費用が嵩んでしまう傾向にある。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、散気するための大がかりな装置を用いることなく、保守点検を容易かつ迅速に行うことが可能な散気装置を提供することにある。
本開示のいくつかの態様は、
(1)平面視で内周よりも内側に開口した開口部を有する蓋部を具備した処理槽内に配置され、前記処理槽内の被処理水中に気体を散気する散気装置であって、
前記蓋部上の前記開口部を臨む部位に設けられ、前記気体を通気するヘッダ部材と、
このヘッダ部材に着脱可能に接続され、前記処理槽内に挿入される着脱ユニットとを備え、
前記着脱ユニットは、前記処理槽内の所定の部位に配置され、前記気体を前記被処理水に散気する散気部材と、一端部が前記散気部材に固定されていると共に他端部が前記ヘッダ部材に接続され、前記ヘッダ部材から前記散気部材に向かって前記気体を通気する接続配管とを有しており、
前記着脱ユニットが、前記開口部を介して前記処理槽内に出入可能であることを特徴とする散気装置、
(2)接続配管が、実質的に非可撓性の材料で形成されている前記(1)に記載の散気装置、および
(3)着脱ユニットが、散気部材に接続されかつ下端が処理槽の槽底に当接する支持部材を備えている前記(1)または(2)に記載の散気装置
である。
(1)平面視で内周よりも内側に開口した開口部を有する蓋部を具備した処理槽内に配置され、前記処理槽内の被処理水中に気体を散気する散気装置であって、
前記蓋部上の前記開口部を臨む部位に設けられ、前記気体を通気するヘッダ部材と、
このヘッダ部材に着脱可能に接続され、前記処理槽内に挿入される着脱ユニットとを備え、
前記着脱ユニットは、前記処理槽内の所定の部位に配置され、前記気体を前記被処理水に散気する散気部材と、一端部が前記散気部材に固定されていると共に他端部が前記ヘッダ部材に接続され、前記ヘッダ部材から前記散気部材に向かって前記気体を通気する接続配管とを有しており、
前記着脱ユニットが、前記開口部を介して前記処理槽内に出入可能であることを特徴とする散気装置、
(2)接続配管が、実質的に非可撓性の材料で形成されている前記(1)に記載の散気装置、および
(3)着脱ユニットが、散気部材に接続されかつ下端が処理槽の槽底に当接する支持部材を備えている前記(1)または(2)に記載の散気装置
である。
本発明は、散気するための大がかりな装置を用いることなく、保守点検を容易かつ迅速に行うことが可能な散気装置を提供することができる。
当該散気装置は、平面視で内周よりも内側に開口した開口部を有する蓋部を具備した処理槽内に配置され、上記処理槽内の被処理水中に気体を散気する散気装置であって、上記蓋部上の上記開口部を臨む部位に設けられ、上記気体を通気するヘッダ部材と、このヘッダ部材に着脱可能に接続され、上記処理槽内に挿入される着脱ユニットとを備え、上記着脱ユニットは、上記処理槽内の所定の部位に配置され、上記気体を上記被処理水に散気する散気部材と、一端部が上記散気部材に固定されていると共に他端部が上記ヘッダ部材に接続され、上記ヘッダ部材から上記散気部材に向かって上記気体を通気する接続配管とを有しており、上記着脱ユニットが、上記開口部を介して上記処理槽内に出入可能であることを特徴とする。
なお、本明細書に記載の処理槽は、例えば、農村の民家から排出された生活排水を被処理水として受け入れ、散気装置を用いてこの処理槽内の被処理水中に有機物を分解可能な好気性微生物が好む酸素などを含んだ気体(空気など)を散気することで、被処理水を処理するものである。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、当該図面に記載の実施形態にのみ限定されるものではない。
図1〜図3は、本発明の一実施形態を示す概略図である。当該散気装置1は、図1〜図3に示すように、概略的に、ヘッダ部材10と、着脱ユニット20とにより構成されている。
ヘッダ部材10は、蓋部81上の開口部82を臨む部位に設けられ、被処理水を処理するための気体を通気する部材である。このヘッダ部材10は、具体的には、ブロワー(不図示)から配管31を介して送気された空気などの気体を受け入れ、この受け入れた気体を後述する着脱ユニット20(20A〜20H)に送気する。本実施形態のヘッダ部材10は、ヘッダ本体11と、フランジ12とを有している。
ヘッダ本体11は、受け入れた気体を後述する着脱ユニット20に分配するものであり、蓋部81上に配置され、例えば、開口部82の開口縁を取り囲むように、略円環状のパイプで構成されている。フランジ12は、着脱ユニット20をヘッダ部材10に着脱可能に接続する。
着脱ユニット20は、ヘッダ部材11に着脱可能に接続され、処理槽80内に挿入される。この着脱ユニット20は、概略的に、散気部材21と、接続配管22と、支持部材23とにより構成されている。本実施形態では、この着脱ユニット20を8本(着脱ユニット20A〜20H)備えている。
散気部材21は、処理槽80内の所定の部位に配置され、気体を被処理水bに散気する。この散気部材21としては、微細な気泡を発生することができる限り特に限定されず、例えば、図4に示すような、多数の微細孔212aを有するメンブレン212で外周を被覆した円筒状のサポートチューブ211等を採用することができる。サポートチューブ211は、後述する接続配管22の一端部22aに接続されており、接続配管22から加圧された気体を受け入れ、この気体を微細孔212aを介することで微細な気泡として被処理水b中に放出する。
接続配管22は、一端部22aが散気部材21に固定されていると共に他端部22bがヘッダ部材10に接続され、ヘッダ部材10から散気部材21に向かって気体を通気する配管である。この接続配管22の他端部22bは、図5に示すように、例えば、フランジ222を有しており、このフランジ222と上述したフランジ12とをパッキン223を介してボルトナット224により連結することで、気体をヘッダ部材10から着脱ユニット20に送気する。また、フランジ222とフランジ12とが連結することで、着脱ユニット20が処理槽80内に固定される。
接続配管22を構成する材料としては、散気部材21を処理槽80内に固定することができれば特に限定されないが、接続配管22は、実質的に非可撓性の材料で形成されていることが好ましい。
上記非可撓性の材料としては、例えば、ステンレス鋼(例えば、SUS304など)などの剛性を有する材料等が挙げられる。このように、接続配管22を上記材料で構成することで、接続配管22が変形するのを防止することができ、散気部材21を処理槽80内の所定の位置に安定して保持することができる。
支持部材23は、一端が散気部材21に接続されかつ他端(下端)が処理槽80の槽底83に当接する部材である。この支持部材23は、図6に示すように、例えば、開脚可能な4本の支持脚231と、この支持脚231それぞれに接続された当接部232とを有している。支持部材23の支持脚231は槽底83に当接すると開脚し、当接部232が槽底83に安定的に当接することで着脱ユニット20を処理槽80内の所定の位置により安定して保持することができる。なお、支持部材23は、保守点検作業の容易性の観点から、槽底83に緊結されないことが好ましい。
次に、当該散気装置1を用いた保守点検作業について説明する。まず、保守点検の対象となる着脱ユニット20(例えば、着脱ユニット20H)を選定し、この着脱ユニット20Hのフランジ222に締結されたボルトナット224、およびフランジ12、222間のパッキン223を取り外した後、例えば、人力またはチェーンブロックなどのクレーン90等を用い、着脱ユニット20H(図7参照)を、開口部82を介して処理槽80内から外部(上方)に引き揚げて搬出する。次いで、上述の取り外した着脱ユニット20H以外に保守点検を行う他の着脱ユニット20がある場合、その着脱ユニット20を選定し、上述した操作と同様に操作し、その着脱ユニット20を処理槽80の外部に引き揚げる。以下、同様の操作を繰り返すことで着脱ユニット20が処理槽80外に搬出され、各着脱ユニット20を点検することができる。
着脱ユニット20(例えば、着脱ユニット20Hなど)の点検後は、クレーン90を用いて着脱ユニット20を、開口部82を介して処理槽80内に挿入し、パッキン223を介してボルトナット224によりフランジ12、222どうしを締結する。以下、同様の操作を繰り返すことで全ての着脱ユニット20が処理槽80内に固定され、保守点検作業が完了する。
以上のように、当該散気装置1は上記構成であるので、例えば、水中エアミキサーのような散気するための大がかりな装置を用いることなく、保守点検を容易かつ迅速に行うことができ、結果として保守点検費用等を削減することができる。
また、当該散気装置1は、開口部82を介して処理槽80内に着脱ユニット20を出入するので、保守点検の際に開口部を通して水中エアミキサーを引き揚げるような既存の処理槽に適用することができ、処理槽を大幅に改築することなく水中エアミキサーの代替として好適に採用することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、上述した実施形態では、8本の着脱ユニット20A〜20Hを備えている散気装置を例示して説明したが、着脱ユニットは1本でもよく、2本〜7本若しくは9本以上であってもよい。これら着脱ユニットの本数は、処理槽の容量、形状等により適宜選択することができる。
また、上述した実施形態では、支持部材23を備えている散気装置1について説明したが、着脱ユニットを処理槽内の所定の位置に固定することができれば、支持部材を備えていない散気装置であってもよい。
また、上述した実施形態では、クレーン90を用いて着脱ユニット20の出入を行う保守態様について説明したが、例えば、手作業で着脱ユニット20の出入を行うなど、クレーン以外の手法により着脱ユニット20の出入を行うものであってもよい。
1 散気装置
10 ヘッダ部材
20、20A〜20H 着脱ユニット
21 散気部材
22 接続配管
23 支持部材
80 処理槽
81 蓋部
82 開口部
83 槽底
b 被処理水
10 ヘッダ部材
20、20A〜20H 着脱ユニット
21 散気部材
22 接続配管
23 支持部材
80 処理槽
81 蓋部
82 開口部
83 槽底
b 被処理水
Claims (3)
- 平面視で内周よりも内側に開口した開口部を有する蓋部を具備した処理槽内に配置され、前記処理槽内の被処理水中に気体を散気する散気装置であって、
前記蓋部上の前記開口部を臨む部位に設けられ、前記気体を通気するヘッダ部材と、
このヘッダ部材に着脱可能に接続され、前記処理槽内に挿入される着脱ユニットとを備え、
前記着脱ユニットは、前記処理槽内の所定の部位に配置され、前記気体を前記被処理水に散気する散気部材と、一端部が前記散気部材に固定されていると共に他端部が前記ヘッダ部材に接続され、前記ヘッダ部材から前記散気部材に向かって前記気体を通気する接続配管とを有しており、
前記着脱ユニットが、前記開口部を介して前記処理槽内に出入可能であることを特徴とする散気装置。 - 接続配管が、実質的に非可撓性の材料で形成されている請求項1に記載の散気装置。
- 着脱ユニットが、散気部材に接続されかつ下端が処理槽の槽底に当接する支持部材を備えている請求項1または請求項2に記載の散気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018044045A JP2019155249A (ja) | 2018-03-12 | 2018-03-12 | 散気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018044045A JP2019155249A (ja) | 2018-03-12 | 2018-03-12 | 散気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019155249A true JP2019155249A (ja) | 2019-09-19 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018044045A Pending JP2019155249A (ja) | 2018-03-12 | 2018-03-12 | 散気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2019155249A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS504853A (ja) * | 1973-05-17 | 1975-01-18 | ||
| JPS5064445U (ja) * | 1973-10-15 | 1975-06-11 | ||
| KR100984743B1 (ko) * | 2009-10-16 | 2010-10-01 | 브니엘 워터 주식회사 | 수평/수직 이동이 가능한 수중 폭기 장치 |
-
2018
- 2018-03-12 JP JP2018044045A patent/JP2019155249A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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