JP2019175932A - ワイヤハーネス - Google Patents
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Abstract
Description
上記ワイヤハーネスにおいて、前記筒状部材の外周面には、前記段差部を有する溝部が前記筒状部材の周方向に沿って延在していることが好ましい。
溝部が筒状部材の周方向の一部に設けられている場合には、個別シールド部材及び一括シールド部材を溝部に食い込ませるために個別シールド部材及び一括シールド部材に対して筒状部材の周方向における位置決めを行う必要が生じる。
同構成によれば、溝部の底面に突起を設けた場合には、同突起が個別シールド部材や一括シールド部材に食い込むことにより、筒状部材に対する個別シールド部材や一括シールド部材の位置ずれを抑制できる。また、締結部材の内周面に突起を設けた場合には、同突起が一括シールド部材や個別シールド部材に食い込むことにより、締結部材に対する個別シールド部材や一括シールド部材の位置ずれを抑制できる。したがって、各個別シールド部材と一括シールド部材とのワイヤハーネスの長さ方向における位置ずれの発生を一層抑制することができる。
本実施形態のワイヤハーネスは、例えばハイブリッド車や電気自動車などの車両の床下を含む経路に配索されるとともに、複数の機器同士を電気的に接続する。
図2に示すように、ワイヤハーネスには、複数の電線10を個別に覆うことで電磁シールドする複数の個別シールド部材31が設けられている。個別シールド部材31は、例えば、アルミニウム合金などからなる導電性の素線が筒状に編み込まれた編組線からなり、可撓性を有している。個別シールド部材31の一端部は、個別コネクタ21に電気的に接続されている。個別シールド部材31の他端部31bは、電線10の長さ方向における途中の部分まで延びている。
個別シールド部材31の他端部31bは、シース13の他端部13b及び第1外装部材41の端部から露出している。
図1及び図2に示すように、ワイヤハーネスには、複数の電線10を一括して覆うことで電磁シールドする1つの一括シールド部材32が設けられている。一括シールド部材32は、例えば、アルミニウム合金などからなる導電性の素線が筒状に編み込まれた編組線からなり、可撓性を有している。一括シールド部材32の一端部32aは、一括コネクタ22に電気的に接続されている(図1参照)。また、一括シールド部材32の他端部32bは、電線10の長さ方向における途中の部分まで延びている。
図2及び図3に示すように、一括シールド部材32のうち第2外装部材42から露出した部分は、各個別シールド部材31のうちシース13から露出した部分を覆っている。以下、一括シールド部材32のうち各個別シールド部材31を覆うことで各個別シールド部材31に電気的に接続される部分を接続部32cと称する。
各電線10の外周面と各個別シールド部材31の内周面との間には、各電線10が挿通される円筒状の筒状部材50が介在している。各筒状部材50は、電線10の長さ方向における一括シールド部材32の接続部32cに対応する位置に設けられている。なお、本実施形態の筒状部材50は、剛性を有する金属材料であることが好ましく、例えば真鍮により形成されている。また、以降において、筒状部材50の周方向を単に周方向として説明する。
一括シールド部材32の接続部32cには、接続部32cを各筒状部材50の溝部51の底面52に対して締め付ける締付部材60が設けられている。締付部材60は、例えば、樹脂材料からなる周知の結束バンドである。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
(2)各個別シールド部材31の他端部31bは、第2外装部材42の内部に位置している。また、一括シールド部材32の他端部32bは、第1外装部材41の内部に位置している。
こうした構成によれば、各個別シールド部材31及び一括シールド部材32が溝部51に食い込みやすくなる。これにより、締付部材60による締め付け力を高めることができる。したがって、各個別シールド部材31と一括シールド部材32とのワイヤハーネスの長さ方向における位置ずれの発生を適切に抑制できる。
・図4に示すように、筒状部材150の溝部151(段差部153)の底面152に周方向に沿って延在する突条154を設けることもできる。この場合、同図に示すように、複数の突条154を軸線方向に間隔をおいて設けてもよいし、1つの突条154を設けてもよい。これにより、突条154が各個別シールド部材31に食い込むこととなる。また、こうした突条154に代えて、複数の突起を周方向に間隔をおいて設けるようにしてもよい。
・各個別シールド部材31の他端部31bは、第2外装部材42の外部に位置していてもよい。
・第1外装部材41の端部から第2外装部材42の端部までの間をグロメットなどで覆ってもよい。
・溝部51を筒状部材50の周方向において互いに間隔をおいて複数設けるようにしてもよい。
・溝部51は、周方向に沿って延在する溝形状に限定されない。他に例えば、締付部材60の形状に対応した凹部であってもよい。
・筒状部材50は円筒状のものに限定されず、多角筒状のものであってもよい。
・筒状部材50の両端部の外周面に先端側ほど内周側に位置するような案内面を設けることもできる。案内面は、例えば、傾斜面であってもよいし、湾曲面であってもよい。この構成によれば、筒状部材50を個別シールド部材31と電線10との間に容易に配置することができる。
・外装部材41,42は蛇腹筒状のコルゲートチューブに限定されず、パイプであってもよい。
Claims (4)
- 複数の電線と、
導電性の素線が筒状に編み込まれた編組線からなり、複数の前記電線を個別に覆うことで電磁シールドする複数の個別シールド部材と、
導電性の素線が筒状に編み込まれた編組線からなり、複数の前記電線を一括して覆うことで電磁シールドする一括シールド部材と、
複数の前記電線がそれぞれ挿通され、前記電線の外周面と前記個別シールド部材の内周面との間に介在する複数の筒状部材と、
前記一括シールド部材のうち前記個別シールド部材の各々を覆う部分を前記筒状部材の外周面に対して締め付ける締付部材と、を備え、
前記筒状部材の外周面には、前記筒状部材の周方向に沿って延在する段差部が設けられており、
前記締付部材は、前記個別シールド部材と前記一括シールド部材とを前記段差部の底面に対して締め付ける、
ワイヤハーネス。 - 前記筒状部材の外周面には、前記段差部を有する溝部が前記筒状部材の周方向に沿って延在している、
請求項1に記載のワイヤハーネス。 - 前記溝部は、前記筒状部材の外周面の全周にわたって設けられている、
請求項2に記載のワイヤハーネス。 - 前記溝部の底面及び前記締付部材の内周面の少なくとも一方には、突起が設けられている、
請求項2または請求項3に記載のワイヤハーネス。
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