JP2019190728A - 廃棄物焼却装置及び廃棄物焼却方法 - Google Patents
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Abstract
Description
吹き込まれ、この循環排ガスが炉内ガスを攪拌して局所高温領域発生の抑制(炉内温度分布の均一化)が可能となるので、空気中の窒素に由来する温度依存性の高いサーマルNOxに対して発生抑制の効果がある、とされている。この効果を十分に発揮するためには、焼却炉から排出する排ガス量に対する循環排ガス供給量の比率である排ガス循環率を概ね10%以上又は20%以上で供給していた。排ガス循環率は高くするほど、NOx発生量はそれに応じて低減するが、排ガス循環率を高くすることにより問題が生じる。すなわち、廃棄物が燃焼する火炎温度が低下しすぎて、焼却炉の安定操業上必要である炉内温度を所定温度に維持することの指標としている焼却炉出口温度を所定温度(850℃程度)に保つことが困難になったり、廃棄物の安定的な燃焼に支障が生じ排ガス中の未燃分(CO、すすなど)の排出量が増加したり、廃棄物の燃焼が完全に行われず焼却灰中の未燃分比率(熱灼減量)が大きくなるという問題が生じる。また、排ガス循環率を高くすると、排ガス循環のためのファンの送風量やダクトを大きくすることとなり設備コストや運転コストが嵩む問題が生じる。
本発明の廃棄物焼却装置は、次のように構成される。
燃焼用の一次空気を乾燥火格子と燃焼火格子の下方から供給する一次空気供給手段と、
廃棄物焼却炉の排ガスの一部を循環排ガスとして廃棄物焼却炉内へ供給する循環排ガス供給手段とを具備し、
循環排ガス供給手段は、循環排ガスを廃棄物焼却炉の燃焼室の側壁又は天井から供給する側壁・天井循環排ガス供給手段と、循環排ガスを燃焼火格子の下方から供給する燃焼火格子循環排ガス供給手段と、循環排ガスを後燃焼火格子の下方から供給する後燃焼火格子循環排ガス供給手段の三種の循環排ガス供給手段を有しているとともに、これらの三つの循環排ガス供給手段のそれぞれによる循環排ガス供給量の、循環排ガス供給量総和に対する配分比率を制御する循環排ガス配分比率制御手段をも具備することを特徴とする廃棄物焼却装置。
Fa:Fb:Fc=0.1〜0.6:0.1〜0.5:0.3〜0.6 (1)
Fa+Fb+Fc=1 (2)
本発明の廃棄物焼却方法は、次のように構成される。
一次空気供給手段で燃焼用の一次空気を乾燥火格子と燃焼火格子の下方から供給し、
循環排ガス供給手段で廃棄物焼却炉の排ガスの一部を循環排ガスとして廃棄物焼却炉内へ供給し、
循環排ガス供給手段からの循環排ガスは、循環排ガスを廃棄物焼却炉の燃焼室の側壁又は天井から供給する側壁・天井循環排ガス供給手段と、循環排ガスを燃焼火格子の下方から供給する燃焼火格子循環排ガス供給手段と、循環排ガスを後燃焼火格子の下方から供給する後燃焼火格子循環排ガス供給手段の三種の循環排ガス供給手段から供給するとともに、これらの三つの循環排ガス供給手段のそれぞれによる循環排ガス供給量の、循環排ガス供給量総和に対する配分比率を循環排ガス配分比率制御手段で制御することを特徴とする廃棄物焼却方法。
Fa:Fb:Fc=0.1〜0.6:0.1〜0.5:0.3〜0.6 (1)
Fa+Fb+Fc=1 (2)
Fa:Fb:Fc=0.1〜0.6:0.1〜0.5:0.3〜0.6 (1)
Fa+Fb+Fc=1 (2)
Fa:Fb:Fc=0.1〜0.6:0.1〜0.5:0.3〜0.6 (1)
Fa+Fb+Fc=1 (2)
燃焼室内で廃棄物の熱分解、部分酸化により発生する可燃性ガスが燃焼する領域に循環排ガスを供給することにより、可燃性ガスの希釈や撹拌が行われて、可燃性ガスが安定してかつ領域内で均一に燃焼するため、火炎温度が均一となり局所高温場が生じないので、サーマルNOx発生を抑制できる。
<フューエルNOx発生抑制効果>
廃棄物が熱分解・ガス化するとき廃棄物中の窒素分の一部は揮発し、主にHCN,NH3として放出される。これらは酸化されてフューエルNOxに転換するが、その転換率はその場での酸素濃度および温度に影響を受ける。特に酸素濃度の影響は大きく、空気比0.6〜0.8において転換率は最も小さくなることが知られている。燃焼火格子の下方から燃焼用空気(一次空気)と循環排ガスとの混合ガスを供給し、その混合ガスを廃棄物燃焼のための酸化剤として使用することにより、廃棄物層の上方、すなわち火格子上の廃棄物が熱分解・ガス化する領域の空気比を好適な範囲(0.6〜0.8)にして燃焼させることができる。これによりフューエルNOxの発生を抑制することができる。
循環排ガスには10〜30vol%の水蒸気が含まれる、循環排ガスを燃焼火格子の下方から供給して廃棄物の熱分解・ガス化が活発となっている領域に供給することにより、廃棄物の熱分解により発生した炭化水素系ガス(CH4など)が排ガス中の水蒸気により水蒸気改質され、よりCOやH2になる。水蒸気改質が行われる条件は、温度が700〜1100℃で金属触媒(微量金属)が存在することであるが、廃棄物焼却炉の燃焼室内では廃棄物に金属が含まれておりこれらの条件が充足されている。水蒸気改質により生じたCOやH2は炭化水素系ガスよりも可燃限界範囲が広く燃焼速度が速いので燃焼室内で燃焼が完了し、焼却炉出口において存在する未燃分(COやすすなど)の量を低減できる。
後燃焼火格子では廃棄物中の固定炭素(チャー)が熾燃焼している。後燃焼火格子の下方から循環排ガスを供給することにより、排ガス中の水蒸気によりチャーがCOへと改質される。チャーが燃焼してCO2となる燃焼速度よりもCOが燃焼してCO2となる燃焼速度の方が大きいので、燃焼室内でチャーの燃焼が促進され、焼却炉出口において存在する未燃分(固定炭素未燃分)の量を低減できる。
以下、本発明の一実施形態の火格子式の廃棄物焼却装置の基本構成、各構成装置そして作用について説明する。
図1に示す火格子式の廃棄物焼却炉1は、後述する高温ガスを側壁又は天井から吹き込むことにより低空気比燃焼を安定して行うことによって、火格子式廃棄物焼却炉設備をコンパクトにすることができ、設備費用、運転費用を大幅に低減できる。
本実施形態では、廃棄物焼却炉1は、燃焼用空気となる一次空気を供給するブロワ8そして一次空気供給管9から成る一次空気供給手段を備えている。一次空気供給手段は、空気供給源からの一次空気をブロワ8そして一次空気供給管9を経て、乾燥火格子5a、燃焼火格子5bのそれぞれの風箱7a,7bに分岐供給管9a,9bから送り込むようになっており、該分岐供給管9a,9bには、流量調整機構としてのダンパ16a,16bが設けられている。燃焼火格子5bへの一次空気供給量を調整するダンパ16bは、後述する混合ガス酸素濃度制御手段の一部をなす。
本実施形態では、廃棄物焼却炉1は、高温ガスを上記燃焼室2の側壁から、紙面と直角な炉幅方向で内方に向け、斜め下方に、又は天井から下向きに吹き込む高温ガス吹込口15a,15bを有する高温ガス供給手段を備えている。この高温ガス供給手段により、高温ガス吹込口15a,15bから高温ガスが燃焼開始領域から主燃焼領域までの領域に向かって吹き込まれる。
本実施形態では、廃棄物焼却炉1から排出され減温塔11で冷却され集塵装置12で除塵された排ガスの一部を抜き出し循環排ガスとして燃焼室2へ吹き込む循環排ガス供給手段が設けられている。
側壁・天井循環排ガス供給手段は、既述の循環排ガス供給管17からブロワ18の後流位置でさらに分岐された他の分岐供給管21で、循環排ガスの一部を燃焼室2の側壁又は天井に設けられた循環排ガス吹込口22から燃焼室2へ吹き込むことで構成されている。該循環排ガス吹込口22は、既述の高温ガス吹込口15a,15bの位置の上方又は炉内ガス流れ方向下流側に設けられている。燃焼室2内の上記記高温ガス吹込口15a,15bの上方又は炉内ガス流れ方向下流側の領域では廃棄物が熱分解して発生した熱分解ガスが燃焼しており、この廃棄物熱分解ガス燃焼領域に向け上記循環排ガス吹込口22から循環排ガスを吹き込むようになっている。
燃焼火格子循環排ガス供給手段は、循環排ガス供給管17からの分岐供給管19と分岐供給管19bからダンパ20bを経て燃焼火格子5bの下方へ循環排ガスを供給するように構成されている。この燃焼火格子循環排ガス供給手段からの循環排ガスは、既述した一次空気供給手段としての分岐供給管9bからダンパ16bを経て燃焼火格子5bの下方へ供給される一次空気と混合されることとなる。
後燃焼火格子循環排ガス供給手段は、循環ガス供給管17からの分岐供給管19、19cがダンパ20cを経て後燃焼火格子5cの下方へ循環排ガスを供給するように構成されている。後燃焼火格子5c上の熾燃焼状態の廃棄物へは、循環排ガスのみが供給され、ダンパ20cを調整して循環排ガス供給量を調整して、固定炭素の燃焼が促進される。
本発明では、上記の三つの循環排ガス供給手段のそれぞれによる循環排ガス供給量の、循環排ガス供給量総和に対する配分比率を制御する循環排ガス配分比率制御手段をも具備しており、三つの循環排ガス供給量が制御されている。循環排ガス配分比率制御手段は、側壁・天井循環排ガス供給手段による循環排ガス供給量の、循環排ガス供給量総和に対する配分比率Faと、燃焼火格子循環排ガス供給手段による循環排ガス供給量の、循環排ガス供給量総和に対する配分比率Fbと、後燃焼火格子循環排ガス供給手段による循環排ガス供給量の、循環排ガス供給量総和に対する配分比率Fcとが、下式(1)及び(2)を満足するように、側壁・天井循環排ガス供給手段、燃焼火格子循環排ガス供給手段及び後燃焼火格子循環排ガス供給手段を制御する。
Fa:Fb:Fc=0.1〜0.6:0.1〜0.5:0.3〜0.6 (1)
Fa+Fb+Fc=1 (2)
Fa:Fb:Fc=0.1:0.45:0.45
Fa:Fb:Fc=0.1:0.5:0.4
Fa:Fb:Fc=0.2:0.2:0.6
Fa:Fb:Fc=0.2:0.5:0.3
Fa:Fb:Fc=0.3:0.3:0.4
Fa:Fb:Fc=0.4:0.3:0.3
Fa:Fb:Fc=0.6:0.1:0.3
燃焼火格子5bへ下方から供給する混合ガスの酸素濃度を、所定範囲(12〜18vol%)の酸素濃度に制御して供給するための混合ガス酸素濃度制御手段を有している。
本実施形態では、廃棄物焼却炉1は、二次燃焼領域10内へ二次燃焼用空気となる二次空気を供給する二次空気供給手段を備えている。二次空気供給手段は、空気供給源からの二次空気を二次空気供給管23、ブロワ24、供給量調整機構としてのダンパ25を経て、吹込口26から二次燃焼領域10内へ供給するようになっている。
次に、このように構成される本実施形態の装置での廃棄物の燃焼状況の概要、一次空気の供給、高温ガス供給による燃焼安定化、循環排ガスと一次空気の混合ガスの供給あるいは循環排ガスの供給によるNOx発生抑制について説明する。
先ず、廃棄物投入口3へ廃棄物を投入すると、落下する廃棄物は乾燥火格子5a上に堆積され、各火格子の動作により、燃焼火格子5b上そして後燃焼火格子5c上へと移動し、乾燥火格子5a上と燃焼火格子5b上に廃棄物の層を形成する。乾燥火格子5aは風箱7aを経て燃焼用の一次空気を受け、燃焼火格子5bは風箱7bを経て一次空気と循環排ガスの混合ガスを受け、また後燃焼火格子5cは風箱7cを経て循環排ガスを受けており、これにより各火格子の廃棄物は次のようにして乾燥そして燃焼される。
燃焼用一次空気は、ブロワ8から一次空気供給管9を通って乾燥火格子5a、燃焼火格子5bのそれぞれの下部に設けられた風箱7a,7bに供給された後、各火格子5a,5bを通って燃焼室2内に供給される。燃焼室2内に供給される一次空気の流量は、すなわち各風箱7a,7bに供給される流量は、各風箱に分岐して設けられたそれぞれの分岐供給管9a,9bに備える流量調節用のダンパ16a,16bにより調節される。燃焼用の一次空気としては、温度が常温〜200℃の範囲であり、空気を用いる。
循環排ガスが、集塵装置12の下流側で煙道Aから分岐された循環排ガス供給管17を通り、分岐供給管19、19bを通って燃焼火格子5bの下部に設けられた風箱7bに供給された後、一次空気と循環排ガスとの混合ガスが、燃焼火格子5bの下方から燃焼火格子5b上の廃棄物層へ供給される。循環排ガスが、分岐供給管19、19cを通って後燃焼火格子5cの下部に設けられた風箱7cに供給され、後燃焼火格子5cの下方から後燃焼火格子5c上の廃棄物層へ供給される。さらに、循環排ガスが、循環排ガス供給管17を通り、分岐供給管21を通って燃焼室2の側壁に設けられた循環排ガス吹出口22から、燃焼室内へ供給される。
循環排ガスを廃棄物焼却炉1の燃焼室2の側壁又は天井から供給することにより、燃焼室2内で廃棄物の熱分解、部分酸化により発生する可燃性ガスが燃焼する領域に循環排ガスを供給して、可燃性ガスの希釈や撹拌を行い、可燃性ガスが安定してかつ領域で均一に燃焼するため、火炎温度が均一となり局所高温場が生じないので、サーマルNOx発生が抑制される。
本実施形態では、燃焼火格子循環排ガス供給手段と一次空気供給手段により、循環排ガスと一次空気との混合ガスを燃焼火格子5bの下方から吹き込むので、従来の空気を吹き込む場合に比べて酸素濃度を低くて好ましい酸素濃度とした混合ガスを供給して、燃焼火格子5b上の廃棄物が熱分解、部分酸化、ガス化する雰囲気の酸素濃度を低くして好ましい酸素濃度雰囲気として、廃棄物の窒素から発生するフューエルNOxの発生を抑制する。
さらには、循環排ガスには10〜30vol%の水蒸気が含まれており、循環排ガスを燃焼火格子の下方から供給して廃棄物の熱分解・ガス化が活発となっている領域に供給することにより、廃棄物の熱分解により発生した炭化水素系ガス(CH4など)が排ガス中の水蒸気により水蒸気改質され、COやH2になる。水蒸気改質が行われる条件は、温度が700〜1100℃で金属触媒(微量金属)が存在することであるが、廃棄物焼却炉の燃焼室内では廃棄物に金属が含まれておりこれらの条件が充足されている。水蒸気改質により生じたCOやH2は炭化水素系ガスよりも可燃限界範囲が広く燃焼速度が速いので燃焼室内で燃焼が完了し、焼却炉出口において存在する未燃分(COやすすなど)の量が低減される。
後燃焼火格子では廃棄物中の固定炭素(チャー)が熾燃焼している。後燃焼火格子の下方から循環排ガスを供給することにより、排ガス中の水蒸気によりチャーがCOへと改質する。チャーが燃焼してCO2となる燃焼速度よりもCOが燃焼してCO2となる燃焼速度の方が大きいので、燃焼室内でチャーの燃焼が促進され、焼却炉出口において存在する未未燃分(固定炭素未燃分)の量を低減できる。
後燃焼火格子5c上の焼却灰に循環ガスを吹き込むことにより、焼却灰に含まれる鉛等の重金属類の無害化処理も行われる。無害化処理は、循環排ガスに含まれる二酸化炭素と焼却灰に含まれる鉛とが反応して炭酸化物化にして難溶性化することにより、焼却灰からの鉛の溶出が抑制されることによりなされる。また、その際、循環排ガスに含まれる二酸化炭素と焼却灰に含まれる酸化カルシウムとが反応して炭酸カルシウムとなることにより、焼却灰は、pHが低下して、鉛が難溶性を示す難溶性領域となり、焼却灰からの鉛の溶出がさらに抑制される。
図1に見られるように、高温ガスが、高温ガス吹込口15a,15bから、燃焼開始領域から主燃焼領域までの領域に向かって吹き込まれ、火格子上の廃棄物層に向かって下向き又は炉幅方向で内方に向け斜め下方に吹き込まれる。火炎が存在し可燃性ガスが多く存在する領域に高温ガスを吹き込むことが燃焼を安定させる上で好ましいため、可燃性ガスが多く存在する領域である燃焼開始領域から燃焼領域までの領域に上記高温ガスを吹き込む。
二次燃焼用空気がブロワ24により二次空気供給管23を経て吹込口26から二次燃焼領域10へ、ダンパ25により供給量を調整されて吹き込まれ、燃焼室2からの可燃ガスの未燃ガスが二次燃焼される。
2 燃焼室
5a〜5c 火格子
5a 乾燥火格子
5b 燃焼火格子
5c 後燃焼火格子
8,9 一次空気供給手段
8 ブロワ
9 一次空気供給管
15 高温ガス供給手段(高温ガス供給管)
17,18,19,21 循環排ガス供給手段
17 循環排ガス供給管
18 ブロワ
19,19b,19c,21 分岐供給管
Claims (8)
- 乾燥火格子、燃焼火格子及び後燃焼火格子を有する廃棄物焼却炉を備える廃棄物焼却装置において、
燃焼用の一次空気を乾燥火格子と燃焼火格子の下方から供給する一次空気供給手段と、
廃棄物焼却炉の排ガスの一部を循環排ガスとして廃棄物焼却炉内へ供給する循環排ガス供給手段とを具備し、
循環排ガス供給手段は、循環排ガスを廃棄物焼却炉の燃焼室の側壁又は天井から供給する側壁・天井循環排ガス供給手段と、循環排ガスを燃焼火格子の下方から供給する燃焼火格子循環排ガス供給手段と、循環排ガスを後燃焼火格子の下方から供給する後燃焼火格子循環排ガス供給手段の三種の循環排ガス供給手段を有しているとともに、これらの三つの循環排ガス供給手段のそれぞれによる循環排ガス供給量の、循環排ガス供給量総和に対する配分比率を制御する循環排ガス配分比率制御手段をも具備することを特徴とする廃棄物焼却装置。 - 循環排ガス配分比率制御手段は、側壁・天井循環排ガス供給手段による循環排ガス供給量の、循環排ガス供給量総和に対する配分比率Faと、燃焼火格子循環排ガス供給手段による循環排ガス供給量の、循環排ガス供給量総和に対する配分比率Fbと、後燃焼火格子循環排ガス供給手段による循環排ガス供給量の、循環排ガス供給量総和に対する配分比率Fcとが、下式(1)及び(2)を満足するように側壁・天井循環排ガス供給手段、燃焼火格子循環排ガス供給手段及び後燃焼火格子循環排ガス供給手段を制御することとする請求項1に記載の廃棄物焼却装置。
Fa:Fb:Fc=0.1〜0.6:0.1〜0.5:0.3〜0.6 (1)
Fa+Fb+Fc=1 (2) - 燃焼火格子の下方から供給する一次空気と循環排ガスとの混合ガスの酸素濃度を制御する混合ガス酸素濃度制御手段とを具備し、混合ガス酸素濃度制御手段は、混合ガスの酸素濃度を12〜18vol%とするように一次空気供給手段と燃焼火格子循環排ガス供給手段とを制御することとする請求項1に記載の廃棄物焼却装置。
- 後燃焼火格子循環排ガス供給手段は、後燃焼火格子の下方から供給する循環排ガス供給量を、焼却炉から排出される焼却灰排出量1kg/hあたり5〜10Nm3/hとするように供給することとする請求項1に記載の廃棄物焼却装置。
- 乾燥火格子、燃焼火格子及び後燃焼火格子を有する廃棄物焼却炉による廃棄物焼却方法において、
一次空気供給手段で燃焼用の一次空気を乾燥火格子と燃焼火格子の下方から供給し、
循環排ガス供給手段で廃棄物焼却炉の排ガスの一部を循環排ガスとして廃棄物焼却炉内へ供給し、
循環排ガス供給手段からの循環排ガスは、循環排ガスを廃棄物焼却炉の燃焼室の側壁又は天井から供給する側壁・天井循環排ガス供給手段と、循環排ガスを燃焼火格子の下方から供給する燃焼火格子循環排ガス供給手段と、循環排ガスを後燃焼火格子の下方から供給する後燃焼火格子循環排ガス供給手段の三種の循環排ガス供給手段から供給するとともに、これらの三つの循環排ガス供給手段のそれぞれによる循環排ガス供給量の、循環排ガス供給量総和に対する配分比率を循環排ガス配分比率制御手段で制御することを特徴とする廃棄物焼却方法。 - 循環排ガス配分比率制御は、側壁・天井循環排ガス供給手段による循環排ガス供給量の、循環排ガス供給量総和に対する配分比率Faと、燃焼火格子循環排ガス供給手段による循環排ガス供給量の、循環排ガス供給量総和に対する配分比率Fbと、後燃焼火格子循環排ガス供給手段による循環排ガス供給量の、循環排ガス供給量総和に対する配分比率Fcとが、下式(1)及び(2)を満足するように制御するように、側壁・天井循環排ガス供給手段、燃焼火格子循環排ガス供給手段及び後燃焼火格子循環排ガス供給手段を制御することとする請求項5に記載の廃棄物焼却方法。
Fa:Fb:Fc=0.1〜0.6:0.1〜0.5:0.3〜0.6 (1)
Fa+Fb+Fc=1 (2) - 混合ガス酸素濃度制御手段で燃焼火格子の下方から供給する一次空気と循環排ガスとの混合ガスの酸素濃度をも制御し、混合ガス酸素濃度制御は、混合ガスの酸素濃度を12〜18vol%とするように一次空気供給手段と燃焼火格子循環排ガス供給手段とを制御することとする請求項5に記載の廃棄物焼却方法。
- 後燃焼火格子循環排ガス供給手段による後燃焼火格子の下方から供給する循環排ガス供給量は、焼却炉から排出される焼却灰排出量1kg/hあたり5〜10Nm3/hとするように制御することとする請求項5に記載の廃棄物焼却方法。
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|---|---|---|---|---|
| JP2020091054A (ja) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | 株式会社プランテック | 燃焼制御方法、焼却炉 |
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| JP2017223395A (ja) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 廃棄物焼却装置及び廃棄物焼却方法 |
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- 2018-04-25 JP JP2018083672A patent/JP2019190728A/ja active Pending
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