JP2019201068A - 洗浄方法、洗浄装置および半導体ウエハの保持装置 - Google Patents
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薄物とされた洗浄対象物の表側面に対して第1噴射ノズルからマイクロバルブを含む洗浄液を供給して該洗浄対象物の表側面を洗浄すると共に、該洗浄対象物の裏側面に対して第2噴射ノズルからマイクロバルブを含む洗浄液を供給して該洗浄対象物の裏側面を洗浄する、
ようにしてある。上記解決手法によれば、洗浄対象物の表側面と裏側面とを同時に洗浄できるので、表側面と裏側面とを別工程で洗浄する場合に比して、洗浄効率のよいものとなる。また、マイクロバルブを含む洗浄液でもって洗浄することから、マイクロバルブを含まない洗浄液でもって洗浄する場合に比して、洗浄効果を高めて洗浄時間を短くすることができ、より一層洗浄効率を高めることができる。
前記洗浄対象物が薄葉状とされ、
前記洗浄対象物を上下方向に延びる所定の回転軸線を中心にして回転させつつ、前記第1噴射ノズルおよび前記第2噴射ノズルからのマイクロバルブを含む洗浄液をそれぞれ該洗浄対象物の回転中心付近に供給する、
ようにしてある(請求項2対応)。この場合、洗浄対象物に供給されたマイクロバルブを含む洗浄液を、洗浄対象物の回転中心付近から外周縁部方向へと流すようにして、洗浄対象物の表側面と裏側面との広い面積範囲を均一に洗浄することができる。
その後、前記ターンテーブルを回転させることによって前記洗浄対象物を回転させつつ、前記第1噴射ノズルと前記第2噴射ノズルとからマイクロバルブを含む洗浄液が該洗浄対象物に供給される、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、マイクロバルブを含む洗浄液を洗浄対象物の回転中心付近へ供給するための具体的な態様が提供される。
前記第2噴射ノズルからのマイクロバルブを含む洗浄液が、前記貫通孔を通して上方へ向けて噴射される、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、下方からのマイクロバルブを含む洗浄液の具体的な供給態様を提供することができる。
前記洗浄対象物をロール・ツー・ロールでもって搬送される搬送経路途中の所定位置でもって、前記第1噴射ノズルと前記第2噴射ノズルとからマイクロバルブを含む洗浄液が供給される、
ようにしてある(請求項7対応)。この場合、洗浄対象物が、薄葉状でかつ長尺の場合に、請求項1に対応した効果と同様の効果を得ることができる。
薄葉状の洗浄対象物の表側面と裏側面とを洗浄する洗浄装置であって、
上下方向に延びる回転軸線を中心に回転駆動されるターンテーブルと、
前記ターンテーブルに設けられ、前記洗浄対象物をその表側面と裏側面とのいずれか一方を上方に向けた水平状態で保持するための保持機構と、
前記保持機構によって保持された前記洗浄対象物の上方に配設され、該洗浄対象物の上面でかつ該洗浄対象物の回転中心付近に指向された第1噴射ノズルと、
前記保持機構によって保持された前記洗浄対象物の下方に配設され、該洗浄対象物の下面でかつ該洗浄対象物の回転中心付近に指向された第2噴射ノズルと、
洗浄用ガスが溶解された洗浄液を貯溜する溶解タンクと、
前記溶解タンク内の洗浄液を前記第1噴射ノズルおよび前記第2噴射ノズルに圧送するポンプと、
を備え、
前記第1噴射ノズルおよび前記第2噴射ノズルはそれぞれ、前記溶解タンクから圧送される洗浄液が通過される過程でマイクロバルブを生成して、該マイクロバルブを含む洗浄液を噴射する、
ようにしてある。上記第2の解決手法によれば、請求項4、請求項5に記載の洗浄方法を実行するための洗浄装置を提供することができる。
前記ターンテーブルは、前記回転軸線上において貫通孔を有し、
前記第2噴射ノズルが、前記貫通孔に向けて指向されて、該第2噴射ノズルからのマイクロバルブを含む洗浄液が該貫通孔を通して前記洗浄対象物の下面に供給される、
ようにしてある(請求項11対応)。この場合、請求項6に記載の洗浄方法を実行するための洗浄装置を提供することができる。
前記第2噴射ノズルが、前記回転軸内に配設されている、
ようにしてある(請求項12対応)。この場合、回転軸内のスペースを有効に利用して、第2噴射ノズルを配設することができる。
前記ノズル本体部が、洗浄用のガスが溶解された洗浄液が通過される過程でマイクロバルブを生成して、該マイクロバルブ含む洗浄液を前記誘導ノズル内に吐出するようにされ、
前記誘導ノズルが、前記ノズル本体部から吐出されるマイクロバルブを含む洗浄液の急激な圧力の低下を抑制して、該マイクロバルブを含む洗浄液を勢いよく噴射させる、
ようにしてある(請求項13対応)。この場合、洗浄対象物へ向けて十分な勢いでマイクロバルブを含む洗浄液を噴射することができる。また、噴射ノズルを洗浄対象物からかなり離間させた位置に配設することが可能となり、噴射ノズル配設の自由度を高める上でも好ましいものとなる。
前記複数の保持機構はそれぞれ、前記ターンテーブルに対して上下方向に延びる揺動軸線を中心に揺動可能に保持された揺動部と、該揺動部に設けられて前記洗浄対象物の外周縁部が着座される支持部と、前記揺動部のうち前記揺動軸線と偏心した位置に設けられると共に該揺動部の揺動に応じて前記洗浄対象物の側端面に対して接近・離間される押圧部と、該揺動部のうち前記揺動軸線を挟んで前記押圧部とは反対側に設けられた重錘部と、を有し、
前記ターンテーブルが回転されたときに、前記重錘部に作用する遠心力によって前記揺動部が揺動されることにより、前記押圧部が前記洗浄対象物の側端面を押圧する、
ようにしてある(請求項14対応)。この場合、遠心力を利用して適切な押圧力を得るための具体的な構成が提供される。
半導体ウエハを水平状態で回転可能に保持するための保持装置であって、
上下方向に延びる回転軸線を中心に回転駆動されるターンテーブルと、
前記ターンテーブルの外周縁部に設けられ、前記半導体ウエハを水平状態で保持するための保持機構と、
を備え、
前記保持機構が、前記ターンテーブルの外周縁部において周方向に略等間隔に3個以上設けられ、
前記複数の保持機構はそれぞれ、前記ターンテーブルに対して上下方向に延びる揺動軸線を中心に揺動可能に保持された揺動部と、該揺動部に設けられて前記半導体ウエハの外周縁部が着座される支持部と、前記揺動部のうち前記揺動軸線と偏心した位置に設けられると共に該揺動部の揺動に応じて前記半導体ウエハの側端面に対して接近・離間される押圧部と、該揺動部のうち該揺動軸線を挟んで該押圧部とは反対側に設けられた重錘部と、を有し、
前記ターンテーブルが回転されたときに、前記重錘部に作用する遠心力によって前記揺動部が揺動されることにより、前記押圧部が前記半導体ウエハの側端面を押圧する、
ようにしてある.上記解決手法によれば、薄葉状物としての半導体ウエハを回転保持させるための好ましい保持装置が提供される。特に、請求項5の場合と同様に、ターンテーブルの回転によって生じる遠心力を有効に利用して、半導体ウエハの側端面に対する保持用の押圧力を適切に得ることができる。また、半導体ウエハの側端面を不用意に強く押圧してしまう事態も防止されて、半導体ウエハが損傷されるのを防止する上でも好ましいものとなる。
が接続されている。この連通管27aに液面センサ27bが付設されている。液面センサ27bは、連通管27a内での液面高さ位置を検出するものである。液面センサ27bで検出される液面高さ位置が、所定高さ範囲となるように、調整弁26が制御される。なお、液面センサ27bとしては、混合タンク20内に配設されるもの等、適宜のものを用いることができる。
が接続されている。この連通管34aに液面センサ34bが付設されている。液面センサ34bは、連通管34a内での液面高さ位置を検出するものである。なお、液面センサ34bとしては、溶解タンク30内に配設されるもの等、適宜のものを用いることができる。
(1)洗浄用ガスを含む洗浄液が通過(接触する)経路内は、例えばフッ素樹脂によって構成するか、フッ素樹脂によるコーティングを行っておくのが好ましい。特に、PCTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン)によって形成またはコーティングすることが好ましい。
(2)洗浄用ガスとしては、オゾンの他に、酸素、アルゴン、窒素、水素等適宜のものを使用することができる。
(3)洗浄液としては、純水以外に、有機溶媒、硫酸水溶液、アンモニア水溶液、スラリー等、適宜の洗浄用の液体を用いることができる。
(4)洗浄対象物Wとしての半導体ウエハを回転可能に保持する装置は、図2〜図6に示すものに限らず、適宜のものを使用することができる。
(5)保持機構60は、4以上であってもよい。また、ベース部61を有しないで、揺動部63を直接ターンテーブル51に揺動可能に保持させるようにしてもよい。
(6)第1ピン部64および第2ピン部65の形状はそれぞれ、円柱以外の適宜の形状に設定することができる。もっとも、洗浄対象物Wの側端面3を押圧する押圧部位(小径部64b)の形状は、極力小さい面積での接触(押圧)となるように、洗浄対象物Wと接触する面が円柱面となるように設定するのが好ましい。
(7)ターンテーブル51に設けられる保持機構60によって保持される対象物は、洗浄以外の用途でもって保持されるものであってもよい。
(8)本発明による洗浄対象物は、高度の洗浄が要求される半導体ウェハ、液晶基板、太陽電池基板、ガラス基板、マスクブランクなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、本発明は、例えば、電子産業分野における各種部品の洗浄や、医療分野(内臓洗浄等)にも適用でき、この他、各種の金属製品(例えば機械部品)や合成樹脂製品等にも適用できる。
(9)マイクロバルブを含む洗浄液は、噴射ノズル11、12で生成する場合に限らず、例えば溶解タンク30内であらかじめ生成することもできる。この場合、例えば、溶解タンク30内で洗浄液が循環される循環経路を構成して、この循環経路の吐出側端部に噴射ノズル11(12)に対応した噴射ノズルを接続することにより、溶解タンク30内でマイクロバルブを含む洗浄液を生成することができる。
(10)本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
U:コントローラ
α:回転軸線
β:揺動軸線
γ:回転方向
1:上面
2:下面
3:側端面
11:第1噴射ノズル
12:第2噴射ノズル
20:混合タンク
22:オゾン生成装置
30:溶解タンク
32:圧送用ポンプ
50:保持装置
51:ターンテーブル
51a:貫通孔
52:回転軸
53駆動モータ
60:保持機構
61:ベース部
62:連結ピン(揺動中心)
63:揺動部
64:第1ピン部
64a:大径部(支持部)
64b:小径部(圧接部)
65:第2ピン部(重錘部)
65a:大径部(支持部)
65b:小径部
70:ノズル本体部
80:誘導ノズル部
81:小容積部
82:ノズル部
WB:洗浄対象物(図8)
L1:第1部位(図8)
L2:第2部位(図8)
91:ローラ(図8)
92:回収ボックス(図8)
Claims (15)
- 薄物とされた洗浄対象物の表側面に対して第1噴射ノズルからマイクロバルブを含む洗浄液を供給して該洗浄対象物の表側面を洗浄すると共に、該洗浄対象物の裏側面に対して第2噴射ノズルからマイクロバルブを含む洗浄液を供給して該洗浄対象物の裏側面を洗浄する、ことを特徴とする洗浄方法。
- 請求項1において、
前記洗浄対象物が薄葉状とされ、
前記洗浄対象物を上下方向に延びる所定の回転軸線を中心にして回転させつつ、前記第1噴射ノズルおよび前記第2噴射ノズルからのマイクロバルブを含む洗浄液をそれぞれ該洗浄対象物の回転中心付近に供給する、
ことを特徴とする洗浄方法。 - 請求項2において、
前記洗浄対象物が、半導体ウエハとされている、ことを特徴とする洗浄方法。 - 請求項2または請求項3において、
前記洗浄対象物を、あらかじめ、前記回転軸線を中心として回転されるターンテーブルに設けられた複数の保持機構によって保持させ、
その後、前記ターンテーブルを回転させることによって前記洗浄対象物を回転させつつ、前記第1噴射ノズルと前記第2噴射ノズルとからマイクロバルブを含む洗浄液が該洗浄対象物に供給される、
ことを特徴とする洗浄方法。 - 請求項4において、
前記複数の保持機構は、前記洗浄対象物の外周縁部を下方から支持しつつ、前記ターンテーブルが回転されたときの遠心力の作用によって該ターンテーブル上の洗浄対象物の側端面を押圧する、ことを特徴とする洗浄方法。 - 請求項4または請求項5において、
前記ターンテーブルの回転中心部に、貫通孔が形成され、
前記第2噴射ノズルからのマイクロバルブを含む洗浄液が、前記貫通孔を通して上方へ向けて噴射される、
ことを特徴とする洗浄方法。 - 請求項1において、
前記洗浄対象物が、薄葉状でかつ長尺とされ、
前記洗浄対象物をロール・ツー・ロールでもって搬送される搬送経路途中の所定位置でもって、前記第1噴射ノズルと前記第2噴射ノズルとからマイクロバルブを含む洗浄液が供給される、
ことを特徴とする洗浄方法。 - 請求項7において、
前記洗浄対象物は、前記所定位置を通過した直後に下方に向かうように傾斜された状態で搬送される、ことを特徴とする洗浄方法。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか1項において、
前記洗浄液が、オゾンが溶解された純水とされている、ことを特徴とする洗浄方法。 - 薄葉状の洗浄対象物の表側面と裏側面とを洗浄する洗浄装置であって、
上下方向に延びる回転軸線を中心に回転駆動されるターンテーブルと、
前記ターンテーブルに設けられ、前記洗浄対象物をその表側面と裏側面とのいずれか一方を上方に向けた水平状態で保持するための保持機構と、
前記保持機構によって保持された前記洗浄対象物の上方に配設され、該洗浄対象物の上面でかつ該洗浄対象物の回転中心付近に指向された第1噴射ノズルと、
前記保持機構によって保持された前記洗浄対象物の下方に配設され、該洗浄対象物の下面でかつ該洗浄対象物の回転中心付近に指向された第2噴射ノズルと、
洗浄用ガスが溶解された洗浄液を貯溜する溶解タンクと、
前記溶解タンク内の洗浄液を前記第1噴射ノズルおよび前記第2噴射ノズルに圧送するポンプと、
を備え、
前記第1噴射ノズルおよび前記第2噴射ノズルはそれぞれ、前記溶解タンクから圧送される洗浄液が通過される過程でマイクロバルブを生成して、該マイクロバルブを含む洗浄液を噴射する、
ことを特徴とする洗浄装置。 - 請求項10において、
前記ターンテーブルは、前記回転軸線上において貫通孔を有し、
前記第2噴射ノズルが、前記貫通孔に向けて指向されて、該第2噴射ノズルからのマイクロバルブを含む洗浄液が該貫通孔を通して前記洗浄対象物の下面に供給される、
ことを特徴とする洗浄装置。 - 請求項11において、
前記ターンテーブルの回転軸が、中空状とされて、前記貫通孔と整合されており、
前記第2噴射ノズルが、前記回転軸内に配設されている、
ことを特徴とする洗浄装置。 - 請求項10ないし請求項12のいずれか1項において、
前記第1噴射ノズルおよび前記第2噴射ノズルがそれぞれ、ノズル本体部と誘導ノズル部とを有し、
前記ノズル本体部が、洗浄用のガスが溶解された洗浄液が通過される過程でマイクロバルブを生成して、該マイクロバルブ含む洗浄液を前記誘導ノズル内に吐出するようにされ、
前記誘導ノズルが、前記ノズル本体部から吐出されるマイクロバルブを含む洗浄液の急激な圧力の低下を抑制して、該マイクロバルブを含む洗浄液を勢いよく噴射させる、
ことを特徴とする洗浄装置。 - 請求項10ないし請求項13のいずれか1項において、
前記保持機構が、前記ターンテーブルの外周縁部において周方向に略等間隔に3個以上設けられ、
前記複数の保持機構はそれぞれ、前記ターンテーブルに対して上下方向に延びる揺動軸線を中心に揺動可能に保持された揺動部と、該揺動部に設けられて前記洗浄対象物の外周縁部が着座される支持部と、前記揺動部のうち前記揺動軸線と偏心した位置に設けられると共に該揺動部の揺動に応じて前記洗浄対象物の側端面に対して接近・離間される押圧部と、該揺動部のうち前記揺動軸線を挟んで前記押圧部とは反対側に設けられた重錘部と、を有し、
前記ターンテーブルが回転されたときに、前記重錘部に作用する遠心力によって前記揺動部が揺動されることにより、前記押圧部が前記洗浄対象物の側端面を押圧する、
ことを特徴とする洗浄装置。 - 半導体ウエハを水平状態で回転可能に保持するための保持装置であって、
上下方向に延びる回転軸線を中心に回転駆動されるターンテーブルと、
前記ターンテーブルの外周縁部に設けられ、前記半導体ウエハを水平状態で保持するための保持機構と、
を備え、
前記保持機構が、前記ターンテーブルの外周縁部において周方向に略等間隔に3個以上設けられ、
前記複数の保持機構はそれぞれ、前記ターンテーブルに対して上下方向に延びる揺動軸線を中心に揺動可能に保持された揺動部と、該揺動部に設けられて前記半導体ウエハの外周縁部が着座される支持部と、前記揺動部のうち前記揺動軸線と偏心した位置に設けられると共に該揺動部の揺動に応じて前記半導体ウエハの側端面に対して接近・離間される押圧部と、該揺動部のうち該揺動軸線を挟んで該押圧部とは反対側に設けられた重錘部と、を有し、
前記ターンテーブルが回転されたときに、前記重錘部に作用する遠心力によって前記揺動部が揺動されることにより、前記押圧部が前記半導体ウエハの側端面を押圧する、
ことを特徴とする半導体ウエハの保持装置。
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