JP2019201317A - ノイズフィルタ - Google Patents
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Abstract
Description
導線が接続された端子金具を、前記導線を導出させた状態で収容するコネクタと、
前記導線に接続されたコイルと、
前記コイルと電気的に接続されたコンデンサと、
磁性部材と、
前記コンデンサ、前記コイル、及び前記磁性部材を収容するケースと、
前記磁性部材を前記コイルに対して位置決めした状態で保持する保持部材と、
を備えることを特徴とする。
この構成によれば、ノイズフィルタは、コイルの内部に磁性部材が配置されることで、インダクタンスを高めることができる。
この構成によれば、磁性部材が絶縁材料からなる保持部材に収容される。そのため、磁性部材とコイルとが直接的に接触することに起因する電食を防止することができる。
この構成によれば、コイルを包囲する磁性部材によってコイルの周りに閉磁路が形成される。そのため、ノイズフィルタは、コイルから生じる磁束の漏れを抑制して、コイルのインダクタンスを向上させることができる。
この構成によれば、ノイズフィルタは、複数の磁性部材がコイルを囲むように配置されているため、コイルから生じる磁束の漏れを抑制し易く、コイルのインダクタンスを向上させ易くなる。その上で、ノイズフィルタは、複数の磁性部材が間隔を空けてコイルの周囲に配置されているため、磁性部材がコイルの周囲全体に配置される構成と比べて、軽量化、及び低コスト化を図ることができる。
この構成によれば、磁性部材をケースの内面に沿って配置することができる。
この構成によれば、磁性部材は、保持部材とケースの内面との間の隙間に挿入することで、容易に且つ位置決めされた状態でケースに組み付けることができる。磁性部材を位置決めする手段として、ケースの内面を利用したので、保持部材だけで磁性部材を位置決めする場合に比べると、保持部材の形状を簡素化することができる。
この構成によれば、受圧部を押圧するというワンアクションの動作だけで、コイルとコンデンサとアース部材をケースに組み付けることができるので、作業性に優れている。しかも、ケースに組み付ける際には、コイルやコンデンサに触れる必要がないので、コイルやコンデンサに破損を来す虞がない。
以下、本発明のノイズフィルタを具体化した実施例1を、図1を参照して説明する。なお、以下の説明において、前後の方向については、図1の下側を前側、上側を後側と定義する。左右の方向については、図1にあらわれる向きを、そのまま左方、右方と定義する。上下の方向については、図1の前側を上側、後側を下側と定義する。
まず、コンデンサ30、および保持部材70を、図1に示すように、ケース60の底面に取り付けられた状態にする。保持部材70は、前箱部71の開口を後壁部72によって閉塞されていない状態にする。そして、コイル40を、一端41側から開口を介して前箱部71の内部に入り込ませる。このとき、コイル40の一端41を挿通孔73に挿通させ、導電板25にはんだ付けする。その後、磁性部材50を保持部材70内に充填する。磁性部材50は、コイル40と保持部材70の間に充填される。具体的には、磁性部材50は、コイル40の内部、およびコイル40の外周と保持部材70との間に充填される。続いて、後壁部72の挿通孔74にコイル40の他端42を挿通させつつ、後壁部72によって前箱部71の開口を閉塞する。このとき、コイル40の他端42は、図1に示す仮想線(二点鎖線)のように、後方に延びた状態である。そのため、コイル40の他端42を折り曲げて、図1に示す実線のように、コンデンサ30の左側の電極に重なるようにする。そして、はんだ付けにより、コイル40の他端42とコンデンサ30の左側の電極を接続する。なお、右側のコイル(図示略)は、同様の工程によって保持部材70に組み付けられる。
これにより、コイル40を包囲する磁性部材50によってコイル40の周りに閉磁路が形成される。そのため、ノイズフィルタ10は、コイル40から生じる磁束の漏れを抑制して、コイル40のインダクタンスを向上させることができる。
次に、本発明を具体化した実施例2を、図2を参照して説明する。本実施例2のノイズフィルタ10は、保持部材の構成を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
コンデンサ30を、図1と同様に、ケース60の底面に取り付けられた状態に準備する。そして、保持部材270の外周に巻き回された状態のコイル40の一端41を、導電板25にはんだ付けする。続いて、保持部材270は、前箱部271の開口を後壁部272によって閉塞されていない状態にする。続いて、磁性部材50を保持部材270内に充填する。続いて、後壁部72で前箱部71の開口を閉塞する。その後、実施例1と同様にして、コイル40の他端42とコンデンサ30(図1参照)の左側の電極を接続する。なお、右側のコイル440は、同様の工程によって保持部材270に組み付けられる。
これにより、ノイズフィルタ10は、コイル40の内部に磁性部材50が配置されることで、インダクタンスを高めることができる。
次に、本発明を具体化した実施例3を、図3を参照して説明する。本実施例3のノイズフィルタ10は、ケースの内部の構成を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。以下の説明において、前後の方向については、図3の下側を前側、上側を後側と定義する。左右の方向については、図3にあらわれる向きを、そのまま左方、右方と定義する。上下の方向については、図3の前側を上側、後側を下側と定義する。
入出力用電線WH、コンデンサ30、コイル40、および保持部材70を、図3に示すように、アース部材80に組み付けられた状態に準備する。そして、アース部材80を、ケース360の後方から挿通孔364を通過させてケース360の内部に組み付ける。このとき、アース部材80は、取付部82を先に向けて挿通孔364に挿入し、受圧部83には、後方から前向きの押圧力を付与する。すなわち、作業者は、受圧部83を、コイル40、及びコンデンサ30とは反対側から押す。そのため、作業者は、コイル40やコンデンサ30に触れる必要がないので、コイル40やコンデンサ30に破損を来す虞がない。取付部82は、ケース360の挿通孔363に挿入される。アース部材80は、例えばアース板部81がケース360の前側の壁部に接触した状態で固定される。このように、受圧部83を押圧するというワンアクションの動作だけで、コイル40とコンデンサ30とアース部材80をケース360に組み付けることができるので、作業性に優れている。
これにより、受圧部83を押圧するというワンアクションの動作だけで、コイル40とコンデンサ30とアース部材80をケース360に組み付けることができるので、作業性に優れている。しかも、ケース360に組み付ける際には、コイル40やコンデンサ30に触れる必要がないので、コイル40やコンデンサ30に破損を来す虞がない。
次に、本発明を具体化した実施例4を、図4を参照して説明する。本実施例4のノイズフィルタ10は、磁性部材、および保持部材の構成を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。以下の説明において、前後の方向については、図4にあらわれる向きを、そのまま前方、後方と定義する。左右の方向については、図4にあらわれる向きを、そのまま左方、右方と定義する。上下の方向については、図4にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。
これにより、磁性部材450は、保持部材470とケース460の内面との間の隙間Sに挿入することで、容易に且つ位置決めされた状態でケース460に組み付けることができる。磁性部材450を位置決めする手段として、ケース460の内面を利用したので、保持部材470だけで磁性部材450を位置決めする場合に比べると、保持部材470の形状を簡素化することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1〜4では、コンデンサにフィルムコンデンサを用いたが、電解コンデンサやセラミックコンデンサであっても良い。
(2)上記実施例1〜4では、端子金具の極数を2としたが、3以上であっても構わない。
(3)上記実施例1〜4では、コンデンサとコイルとの接続にはんだ付けを用いたが、レーザ溶接や抵抗溶接等であっても良い。
(4)上記実施例3では、保持部材270の内部に、粉末状の磁性部材50が充填されていた。しかしながら、磁性部材50は、円柱状の固体であっても良い。
(5)上記実施例4では、保持部材470は、ケース460と別体であったが、一体であってもよい。
(6)上記実施例4では、保持部材470は、ケース460の各側面に2つずつ配置されていたが、2つ以外の数で配置されてもよい。
20…コネクタ
22…端子金具
30…コンデンサ
40…コイル
50,450…磁性部材
60,360,460…ケース
70,270,470…保持部材
80…アース部材
81…アース板部
82…取付部
83…受圧部
S…隙間
WH…入出力用電線(導線)
Claims (8)
- 導線が接続された端子金具を、前記導線を導出させた状態で収容するコネクタと、
前記導線に接続されたコイルと、
前記コイルと電気的に接続されたコンデンサと、
磁性部材と、
前記コンデンサ、前記コイル、及び前記磁性部材を収容するケースと、
前記磁性部材を前記コイルに対して位置決めした状態で保持する保持部材と、
を備えることを特徴とするノイズフィルタ。 - 前記保持部材は、容器状をなしていて前記コイルの内部に配置され、
前記磁性部材は、前記保持部材に収容されていることを特徴とする請求項1記載のノイズフィルタ。 - 前記保持部材は絶縁材料からなることを特徴とする請求項2記載のノイズフィルタ。
- 前記保持部材は、磁性材料からなり、
前記磁性部材は、前記コイルを包囲して前記コイルの周りに閉磁路を形成するように、前記保持部材に保持されていることを特徴とする請求項1記載のノイズフィルタ。 - 複数の前記磁性部材が、前記コイルの周囲において、間隔を空けて前記コイルを囲むように配置されていることを特徴とする請求項4記載のノイズフィルタ。
- 前記保持部材は、前記ケースの内面に固定して設けられていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のノイズフィルタ。
- 前記磁性部材は薄板状をなしており、
前記保持部材は、前記ケースの内面との間に隙間を空けて対向する形態であり、
前記磁性部材は、前記隙間に挿入されることで、前記保持部材と前記ケースの内面とによって挟まれて保持されていることを特徴とする請求項6記載のノイズフィルタ。 - 前記コンデンサと電気的に接続される接地用のアース部材を備え、
前記アース部材は、
前記コイル、及び前記コンデンサを支持する平板状のアース板部と、
前記アース板部から延出し、接地部材に取り付けられて接地する取付部と、
前記アース板部から立ち上がった形態であり、前記コイル及び前記コンデンサとは反対側からの押圧力を受ける受圧部と、
を有し、前記受圧部に押圧力が付与されることで前記アース部材が前記ケースに組み付けられていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のノイズフィルタ。
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