JP2019201722A - 止血器具 - Google Patents
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Abstract
Description
また、近い将来には、透析患者の高齢化に起因した認知症やフレイル・サルコペニア等よる自己止血の困難化、透析年数の長期化に起因したAVFの荒廃・再建困難によるAVGへの移行の増加、心機能低下に伴うAVF閉鎖・動脈表在化への切替の増加が予測され、現行の用手的止血に代わる止血器具が求められている。
これらの図示されるように、止血器具1は、圧迫モジュール5と、モジュール接続部4と、一対のベルト2と、を有している。ここで止血器具1は、一対のベルト2の一方の端に取り付けられたD字型のリングであるD環3、及び一対のベルト2の他方に取り付けられ、他方がD環3を通して折り曲げられた際に重ね合わされて接続することができる面ファスナー21を有していてもよい。
圧迫モジュール5は、モジュール接続部4に対してパッド51の圧迫面512の位置が固定された固定圧迫モジュールと、モジュール接続部4に対してパッド51を、圧迫面512に対して垂直なパッド移動方向(±Z方向)に移動させる調整圧迫モジュールとの2種類を有し、それぞれモジュール接続部4に対して接続可能な構成となっている。このように異なる種類の圧迫モジュール5を有することにより利用者の状態や異なる利用者間で止血器具1を利用することができる。しかしながら、止血器具1は、調整圧迫モジュールのみを有する構成であってもよいし、固定モジュールでなく、複数種類の調整圧迫モジュールを有する構成としてもよい。
また、一対のベルト2はナイロンやシリコン等の柔軟性のある部材からなり、モジュール接続部4はポリカーボネート等の樹脂からなることとしてもよい。これにより、モジュール接続部4を外した止血器具1は、オートクレーブ滅菌や次亜塩素酸による消毒を行って再利用することができる。
雄ネジ532の頭部は、調節ダイヤルであるダイヤル531と一体となっており、ダイヤル531には目盛りが付いている。つまり、調節ダイヤルはモジュール頭頂部に位置する。目盛りと雄ネジ532の軸線上の動きは対応しているので、押圧力の近似的な目安とすることができる。後述するバネ式と比較し、構造が簡易となりコストを抑えることが可能となるため、バネ式ほど精密な圧迫力を要しない場合における使用を想定している。
雄ネジ532を回転させて雄ネジ532を軸線上に移動させた場合、ネジ先端部も当然に回転することになるので直接にパッド51に接していると、その間の摩擦によりパッド51にも回転の動きが伝わろうとして、パッド51による止血対象部位がずれてしまうおそれがある。それを防止するために、ネジ先端部にキャップを付す構成としてもよい。これは、全体として軸線方向の一方側が開口された薄型円盤状をなしており、ネジ先端部に覆いかぶさる構造となっている。これにより、ネジ先端部が回転してもパッド51は回転しないことになり、上記の不都合を回避することができる。
コイルバネ54を用いることにより、バネの復元力から生じる押圧力をフックの法則より算出することができる。具体的には、止血対象血管の血圧(mmHg)に応じた最適な押圧力での精密な調節を可能とできる。一例としてVAを対象とした止血においては、コイルバネ54を圧縮した場合に生み出される復元力を6.7〜33.3kPa(50mmHg〜250 mmHg)の範囲で調節できるように、予めコイルバネ54の強度設定が行われている。
コイルバネ54を圧縮する押圧力調整手段として、ネジ機構を用いている。雄ネジ532の回転操作が行われることで、ネジ先端に付着しているバネ圧縮板が、肢体の軸線方向に移動し、コイルバネ54の圧縮割合を変化させる。雄ネジ532の頭部は、調節ダイヤルと一体となっており、その調節ダイヤルには目盛りが付いている。つまり、調節ダイヤルはモジュール頭頂部に位置する。目盛りとネジの軸線上の動きは対応しているので、コイルバネ54の圧縮割合を目盛りにより調節することが可能となる。つまり、押圧力を調節ダイヤルにより調節できるようになる。
雄ネジ532を回転させて雄ネジ532を軸線上に移動させた場合、ネジ先端部も当然に回転することになるので直接にバネ圧縮板に接していると、その間の摩擦によりバネ圧縮板にも回転の動きが伝わろうとして抵抗となる。それを防止するために、ネジ先端部にキャップを付す構成としてもよい。キャップは、全体として軸線方向の一方側が開口された薄型円盤状をなしており、ネジ先端部に覆いかぶさる構造となっている。これにより、ネジ先端部が回転してもキャップは回転しないことになる。
バネ枠の上面には、厚み方向に貫通する円形の雌ネジが形成されている。ここに雄ネジ532が螺合する際の回転抵抗を大きく取ることにより、雄ネジ532の逆回転を防止する手段を不要とできる。このようにしない場合には、回転規制手段として別途ラチェット爪の機構を設ける必要がある。
さらに、ピニオン57と目盛りが付いている調節ダイヤルを、連結または一体とすることにより、調節ダイヤルの目盛りとピニオン57の回転割合を対応させることが可能となり、コイルバネ54の圧縮割合も調節される。つまり、押圧力を調節ダイヤルにより調節できるようになる。
第2の変形例においても、コイルバネ54の構造と位置は基本例と同じであり、バネ圧縮板より上部構造のみが変形となっている。ピニオン57が軸線上に縦に位置している関係上、調節ダイヤルはモジュールの側面に位置することになる。これにより基本例と比較してモジュール全体の高さを抑えることが可能となり、また機構上後述する電動モジュールとの親和性を高めることができる。
バネ枠の側面には、厚み方向に貫通する円形の雌ネジが形成されている。ここに雄ネジ532が螺合する際の回転抵抗を大きく取ることにより、雄ネジ532の逆回転を防止する手段を不要とできる。このようにしない場合には、回転規制手段として別途ラチェット爪の機構を設ける必要がある。
なお、マイクロフォン7としての振動検出部は、圧迫面512の中心から25〜35mmの範囲を含んで移動する構成とすることができる。このような構成とすることにより、例えば透析における止血部位から静脈上の下流の適切な位置でシャント音を検出することができる。また、操作パネル63は、マイクロフォン7としての振動検出部の感度を調整する感度調節部を有していてもよい。
なお上述の実施形態の記載は一例であり、本発明の思想の範疇において、当業者が想到し得る変更及び修正が含まれる場合についても本発明の範囲に属する。例えば実施形態の構成要素に対して代替可能な構成への変更、構成要素の削除を行ったものについても、本発明の思想の範疇である限り、本発明の範囲に属するものである。
Claims (13)
- 圧迫面のあるパッドを有する圧迫モジュールと、
前記圧迫モジュールが接続されることにより、前記圧迫モジュールと一体化するモジュール接続部と、
前記モジュール接続部を挟んで取り付けられる一対のベルトと、を備え、
前記圧迫モジュールは、
前記モジュール接続部に対して前記パッドの前記圧迫面の位置が固定された固定圧迫モジュールと、
前記モジュール接続部に対して前記パッドを、前記圧迫面に対して垂直なパッド移動方向に移動させる調整圧迫モジュールと、を有する止血器具。 - 圧迫面のあるパッドを有する圧迫モジュールと、
前記圧迫モジュールが接続されることにより、前記圧迫モジュールと一体化するモジュール接続部と、
前記モジュール接続部を挟んで取り付けられる一対のベルトと、を備え、
前記圧迫モジュールは、前記モジュール接続部に対して前記パッドを、前記圧迫面に対して垂直なパッド移動方向に移動させる調整圧迫モジュールである止血器具。 - 前記圧迫モジュールが接続される方向は、前記パッド移動方向と前記一対のベルトが延びる方向との両方に垂直な方向である、請求項1又は2に記載の止血器具。
- 前記調整圧迫モジュールは、前記パッドを前記パッド移動方向に移動させる雄ネジを有している、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の止血器具。
- 前記調整圧迫モジュールは、
前記パッドを一端で支持するコイルバネと、
前記コイルバネの他端に接触し、前記雄ネジと共に前記パッド移動方向に移動するバネ押圧部と、を有する請求項4に記載の止血器具。 - 前記調整圧迫モジュールは、前記パッドを前記パッド移動方向に移動させるピニオンを有している、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の止血器具。
- 前記調整圧迫モジュールは、
前記パッドを一端で支持するコイルバネと、
前記コイルバネの他端に接触し、前記ピニオンと共に前記パッド移動方向に移動するバネ押圧部と、を有する請求項6に記載の止血器具。 - 前記調整圧迫モジュールは、前記バネ押圧部を移動させる電気モータを更に有する、請求項4乃至7のいずれか一項に記載の止血器具。
- 前記調整圧迫モジュールは、
振動を電気信号に変換する振動検出部と、
前記振動検出部からの入力信号に応じて前記電気モータを制御する制御部と、を更に有する、請求項8に記載の止血器具。 - 前記制御部は、前記入力信号に信号が所定範囲であるかどうかを判定し、所定範囲でないと判定した場合には、前記電気モータに対して前記バネ押圧部を移動させる動作を指示する、請求項9に記載の止血器具。
- 前記振動検出部は、前記圧迫面の中心から25〜35mmの範囲を含んで移動する、請求項9又は10に記載の止血器具。
- 前記一対のベルトの一方に取り付けられるD環を更に備える、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の止血器具。
- 前記一対のベルト2はナイロンからなり、前記モジュール接続部はポリカーボネートからなる、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の止血器具。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018097250A JP2019201722A (ja) | 2018-05-21 | 2018-05-21 | 止血器具 |
| JP2022065656A JP7090964B1 (ja) | 2018-05-21 | 2022-04-12 | 止血器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018097250A JP2019201722A (ja) | 2018-05-21 | 2018-05-21 | 止血器具 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022065656A Division JP7090964B1 (ja) | 2018-05-21 | 2022-04-12 | 止血器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019201722A true JP2019201722A (ja) | 2019-11-28 |
Family
ID=68725252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018097250A Pending JP2019201722A (ja) | 2018-05-21 | 2018-05-21 | 止血器具 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2019201722A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2018
- 2018-05-21 JP JP2018097250A patent/JP2019201722A/ja active Pending
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