JP2019201807A - 食品調理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】調理時間を短縮することが可能な食品調理装置を提供する。【解決手段】食品調理装置1は、水蒸気を発生させる蒸気発生部10と、蒸し室21を内部に区画する蒸し庫20と、保温室31を内部に区画する保温庫30と、蒸気発生部からの水蒸気を蒸し室に供給する第1給蒸部と、蒸気発生部からの水蒸気を保温室に供給する第2給蒸部56と、を備え、蒸し庫は、第1給蒸部を通じて供給される水蒸気により、蒸し室に収容された食品Fを蒸し調理可能であり、保温庫は、第2給蒸部を通じて供給される水蒸気により、保温室に収容された蒸し調理済みの食品F’を保温可能である。【選択図】図1
Description
本発明は、食品調理装置に関する。
近年、例えば、中華まん(肉まんやあんまん等)などの食品を収容可能であって、収容された食品を蒸し調理する機能と、蒸し調理した食品を保温する機能と、を兼ねた、例えばコンビニエンスストア等の店頭に設置可能な蒸し器が普及している(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の蒸し器を用いることで、食品を蒸し調理すると共に、調理済の食品を保温することができる。これにより、例えば客が購入するタイミング等、任意のタイミングに合わせて、食べごろの温かい状態で、調理済みの食品を提供することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の蒸し器では、高温調理することが困難であるため、調理時間が長くなりやすかった。また、特許文献1に記載の蒸し器の調理時間が長い場合、販売員等の使用者は、食品の販売数等の消費数がどの程度になるかを予測して、予測した消費数に応じた個数の食品を調理する必要があるため、実際の消費数によっては、食品が余ったり、不足したりする可能性があった。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、調理時間を短縮することが可能な食品調理装置を提供することである。
本発明の一態様としての食品調理装置は、水蒸気を発生させる蒸気発生部と、蒸し室を内部に区画する蒸し庫と、保温室を内部に区画する保温庫と、前記蒸気発生部からの水蒸気を前記蒸し室に供給する第1給蒸部と、前記蒸気発生部からの水蒸気を前記保温室に供給する第2給蒸部と、を備え、前記蒸し庫は、前記第1給蒸部を通じて供給される水蒸気により、前記蒸し室に収容された食品を蒸し調理可能であり、前記保温庫は、前記第2給蒸部を通じて供給される水蒸気により、前記保温室に収容された蒸し調理済みの食品を保温可能である。
本発明の一実施形態としての食品調理装置において、蒸し調理時における前記蒸し室内の温度は、蒸気噴射時に、前記第1給蒸部を通じて供給される水蒸気により、95℃以上105℃以下に維持され、保温時における前記保温室内の温度は、前記第2給蒸部を通じて供給される水蒸気により、75℃以上85℃以下に維持される。
本発明の一実施形態としての食品調理装置において、前記第2給蒸部は、前記蒸気発生部と前記保温庫とを連結する可撓性の管状部材である。
本発明の一実施形態としての食品調理装置において、前記蒸し庫は、前記蒸気発生部の上方に位置する。
本発明の一実施形態としての食品調理装置において、前記保温庫は、前記保温室と外部とを水平方向に連通させる開口部と、前記開口部を開放する開状態と、前記開口部を閉鎖する閉状態と、を切り替え可能な扉部と、を更に備える。
本発明の一実施形態としての食品調理装置において、前記保温庫は、前記保温庫の上方で前記保温室と外部とを連通させる通気部と、前記通気部を開放する開状態と、前記通気部を閉鎖する閉状態と、を切り替え可能な可動ダンパーと、を更に備え、前記扉部は、前記可動ダンパーが開状態である場合にのみ、閉状態から開状態に遷移可能である。
本発明の一実施形態としての食品調理装置は、前記扉部の開状態及び閉状態を検知可能な扉検知部と、前記第2給蒸部を通じた水蒸気の供給の有無を切り替え可能な駆動弁と、を更に備え、前記駆動弁は、前記扉検知部が前記扉部の開状態を検知している間、前記第2給蒸部を通じた水蒸気の供給を停止する。
本発明の一実施形態としての食品調理装置において、前記保温庫は、前記保温室から外部に排水可能な排水機構を更に備える。
本発明の一実施形態としての食品調理装置において、前記保温室を外部から隔離する周壁の少なくとも一部が透過部材である。
本発明の一実施形態としての食品調理装置において、前記蒸気発生部は、水蒸気としての飽和水蒸気を発生させる。
本発明によると、調理時間を短縮することが可能な食品調理装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。各図において共通の要素には、同一の符号を付している。
図1は、本発明の一実施形態に係る食品調理装置1の正面図である。食品調理装置1は、蒸し装置5と、保温庫30と、第1給蒸部51(後述する図7参照)と、第2給蒸部56と、を備える。
図2は、蒸し装置5の左側面図である。図3は、蒸し装置5の上面図である。図1〜図3に示すように、蒸し装置5は、蒸気発生部10と、蒸し庫20と、制御装置60と、を備える。図4は、保温庫30の右側面図である。図5は、保温庫30の上面図である。図6は、制御装置60の構成を示すブロック図である。図7は、食品調理装置1における水及び水蒸気の流れを示す概略図である。以下、図1〜図7を参照しながら、本実施形態の食品調理装置1の構成について説明する。
蒸気発生部10は、水蒸気を発生させる。蒸気発生部10が発生させる水蒸気は、飽和水蒸気であることが好ましい。図2及び図7に示すように、本実施形態の蒸気発生部10は、中空のボイラー缶体11と、ボイラー缶体11に挿入されたヒーター19と、給水タンク18と、を備える。ボイラー缶体11は、耐圧性の圧力容器である。図7に示すように、ボイラー缶体11は、給水孔12と、第1出力孔13と、第2出力孔14と、排水孔15と、を備える。給水孔12、第1出力孔13、及び第2出力孔14は、それぞれ、ボイラー缶体11の内部から外部に貫通した孔である。給水タンク18には、給水部72(図1参照)を通じて、外部から水が供給される。
図7に示すように、ボイラー缶体11の内部には、給水タンク18(図2参照)内の水が、給水孔12を通じて、供給される。ボイラー缶体11の内部に供給された水は、ヒーター19によって加熱されて沸騰し、一部が水蒸気となる。ボイラー缶体11内の蒸気圧は、例えば、約0.12MPa等の高圧状態で維持される。ボイラー缶体11内の水蒸気の一部は、第1出力孔13から排出され、第1給蒸部51を通じて、蒸し庫20に供給される。また、ボイラー缶体11内の水蒸気の一部は、第2出力孔14から排出され、第2給蒸部56を通じて、保温庫30に供給される。ボイラー缶体11内の水は、必要に応じて、排水孔15から排出される。排水孔15から排出された水は、図1に示す缶体排水部74から排出される。ボイラー缶体11の内部に供給される水は、連続的に沸騰する場合にボイラー缶体11の内部にマグネシウムやカルシウム等のミネラル分が堆積することを抑制する観点から、軟水であることが好ましい。
図1に示すように、蒸し庫20は、蒸し室21を内部に区画する。図2及び図3に示すように、蒸し庫20は、開口部22と、扉部23と、を備える。図2及び図3に示すように、開口部22は、蒸し室21と外部とを水平方向に連通させる。図3に示すように、扉部23は、開口部22に対して移動することで、開口部22を開放する開状態と、開口部22を閉鎖する閉状態と、を切り替え可能である。扉部23が開状態であるとき、食品Fを蒸し室21内に収容したり、食品Fを蒸し室21から排出したりすることができる。扉部23が閉状態であるとき、水蒸気を蒸し室21内に封止して、蒸し室21内に収容された食品Fを蒸し調理することができる。扉部23を開状態とした状態で食品Fの収容及び排出を行う場合、図3に示すように、例えば食品Fをトレイ24に載置した状態で、トレイ24を蒸し室21に収容及び排出する。
図3に示すように、蒸し庫20には、扉部23の開状態及び閉状態を検知可能な扉検知部27が設置されている。
図1に示すように、蒸し庫20は、蒸気発生部10から第1給蒸部51(図7参照)を通じて供給される水蒸気により、蒸し室21に収容された食品Fを蒸し調理可能である。蒸し調理時における蒸し室21内の温度は、第1給蒸部51を通じて供給される水蒸気により、95℃以上105℃以下に維持されることが好ましい。蒸し室21内の温度が上記範囲内に維持されることで、食品Fの蒸し調理の時間を短縮できる。蒸し室21内の温度は、蒸し室21内に設置された温度検知部28(図1参照)によって計測される。また、蒸し室21内の温度は、温度検知部28による計測温度に基づいて、制御装置60によって制御される。
図7に示すように、蒸し庫20は、排水機構としての排水孔25と、給蒸孔26と、を備える。排水孔25及び給蒸孔26は、蒸し室21と外部とを連通する。給蒸孔26は、第1給蒸部51からの水蒸気を蒸し室21内に導入可能である。給蒸孔26を通じて蒸し室21内に供給された水蒸気は、給蒸ノズル261(図1参照)によって蒸し室21内に拡散される。排水機構としての排水孔25は、蒸し室21の下面に区画され、例えば水蒸気が結露することによって発生する水を、蒸し室21から外部に排水可能である。排水孔25から排出された水は、図1に示す蒸し庫排水部73から排出される。このように、蒸し庫20は、蒸し室21内の水を外部に排出するので、衛生的に使用することができる。
図2に示すように、本実施形態の蒸し庫20は、蒸気発生部10の上方に位置する。
食品Fは、蒸して調理することが想定される食品であればよく、例えば、肉まんやあんまん等の中華まん、温野菜、パックライス等であってもよい。本実施形態の蒸し庫20は、特に高温で蒸し調理が可能であるため、食品Fが冷凍食品である場合に特に効果的である。食品Fは、調理を開始してから短時間で売り切ることが推奨されている。例えば、食品Fとして冷凍の中華まんを用いる場合、調理を開始してから3時間以内で販売することが推奨されている。従って、本実施形態に係る食品調理装置1は、食品Fの蒸し調理の時間を短縮可能であるため、食品Fを廃棄するリスクを低減することができる。
図1及び図4に示すように、保温庫30は、保温室31を内部に区画する。図4及び図5に示すように、保温庫30は、開口部32と、扉部33と、を備える。図4及び図5に示すように、開口部32は、保温室31と外部とを水平方向に連通させる。図5に示すように、扉部33は、開口部32に対して移動することで、開口部32を開放する開状態と、開口部32を閉鎖する閉状態と、を切り替え可能である。扉部33が開状態であるとき、食品F’を保温室31内に収容したり、食品F’を保温室31から排出したりすることができる。扉部33が閉状態であるとき、水蒸気が保温室31内に封止され、保温室31内に収容された食品F’が保温される。扉部33を開状態とした状態で食品F’の収容及び排出を行う場合、図5に示すように、例えば食品F’をトレイ34に載置した状態で、トレイ34を保温室31に収容及び排出する。ここで、食品F’は、例えば、上述の食品Fが蒸し庫20の蒸し室21内で蒸し調理されたものである。
図5に示すように、保温庫30には、扉部33の開状態及び閉状態を検知可能な扉検知部42が設置されている。
図1に示すように、保温庫30は、蒸気発生部10から第2給蒸部56を通じて供給される水蒸気により、保温室31に収容された蒸し調理済みの食品F’を保温可能である。保温時における保温室31内の温度は、蒸し調理時における蒸し室21内の温度よりも低い。具体的に、保温時における保温室31内の温度は、第2給蒸部56を通じて供給される水蒸気により、75℃以上85℃以下に維持されることが好ましい。保温室31内の温度が上記範囲内に維持されることで、食品F’の食感、色、味等の品質を長時間維持することができる。保温室31内の温度は、保温室31内に設置された温度検知部43(図1参照)によって計測され、計測温度に基づいて、制御装置60(図6参照)によって制御される。
図7に示すように、保温庫30は、排水機構としての排水孔37と、給蒸孔41と、を備える。排水孔37及び給蒸孔41は、保温室31と外部とを連通する。給蒸孔41は、第2給蒸部56からの水蒸気を保温室31内に導入可能である。給蒸孔41を通じて保温室31内に供給された水蒸気は、給蒸ノズル411(図4参照)によって保温室31内に拡散される。排水機構としての排水孔37は、保温室31の下面に区画され、例えば水蒸気が結露することによって発生する水を、保温庫30から外部に排水可能である。このように、保温庫30は、保温室31内の水を外部に排出するので、衛生的に使用することができる。
図4に示すように、保温庫30は、保温室31を外部から隔離する周壁38を備え、当該周壁38の少なくとも一部が透過部材39で構成されている。周壁38の少なくとも一部が透過部材39で構成されることで、保温庫30の外部から保温室31内の食品F’を視認することができる。図4に示す例では、透過部材39は、保温庫30の背面側(開口部32の反対側)に配置されている。これにより、食品調理装置1を店舗等に設置した場合、保温庫30の背面側を、客が食品F’を視認可能なディスプレイ面として、使用することができる。透過部材39は、例えば耐圧ガラスで構成される。
図4に示すように、保温庫30は、周壁38のうち、透過部材39と、透過部材39以外の部位との間の境界に沿って、保温室31内に配置された、複数の照明器具40を備える。照明器具40は、例えばLED(Light Emitting Diode)照明である。
図1に示すように、保温庫30には、配線ケーブル75を通じて、蒸し装置5からの電力が供給される。また、保温庫30は、配線ケーブル75を通じて、制御装置60との間で電気信号の送受信が可能である。
図4に示すように、保温庫30は、通気部35と、可動ダンパー36と、を備える。通気部35は、保温庫30の上方で、保温室31と外部とを連通させる。可動ダンパー36は、通気部35に対して移動することで、通気部35を開放する開状態と、通気部35を閉鎖する閉状態と、を切り替え可能である。可動ダンパー36が開状態であるとき、保温室31内の水蒸気が保温庫30の上方から排出される。ここで、図4では、保温庫30の上方から排出される水蒸気を、破線矢印で示している。可動ダンパー36が閉状態であるとき、水蒸気が保温室31内に封止され、保温室31内に収容された食品F’が保温される。
保温庫30の扉部33は、可動ダンパー36が開状態である場合にのみ、閉状態から開状態に遷移可能である。換言すれば、保温庫30は、扉部33が閉状態であり、かつ、可動ダンパー36が閉状態である場合、可動ダンパー36を開状態に遷移させた後でなければ、扉部33を開状態に遷移させることができない。このような構成とすることで、食品調理装置1の使用者は、保温室31内の水蒸気が保温庫30の上方から予めある程度排出されてから扉部33を開けることになるので、保温室31内に充満した水蒸気の大部分が開口部32から使用者に向かって一気に排出される虞を低減することができる。
図4に示す例では、保温庫30はダンパー開閉スイッチ361を備え、ダンパー開閉スイッチ361が使用者によって操作されることで、可動ダンパー36が開閉する。また、保温庫30は、扉部33を開閉するための扉取っ手部331を備える。扉取っ手部331は、可動ダンパー36が閉状態ではロックされ、扉部33が開状態に遷移することを抑制する。このような構成により、保温庫30の扉部33は、可動ダンパー36が開状態である場合にのみ、閉状態から開状態に遷移可能となる。
保温庫30の扉部33が、可動ダンパー36が開状態である場合にのみ、閉状態から開状態に遷移可能となるための構成は、上述の構成には限定されない。例えば、保温庫30は、ダンパー開閉スイッチ361を備えていなくてもよく、扉取っ手部331による扉部33を開状態に遷移させる操作に連動して、可動ダンパー36が開状態となり、その後、扉部33が開状態に遷移可能となる構成であってもよい。
図7に示すように、第1給蒸部51は、蒸気発生部10からの水蒸気を蒸し庫20の蒸し室21に供給する。詳細には、第1給蒸部51は、蒸気発生部10の上面からの水蒸気を、蒸し庫20の下面から供給する。また、図7に示すように、第1給蒸部51には、第1駆動弁52が設置されている。第1駆動弁52は、例えば電磁弁で構成され、第1給蒸部51を通じた水蒸気の供給を制御可能である。第1駆動弁52は、蒸し庫20に設置された扉検知部27が扉部23の開状態を検知している間、第1給蒸部51を通じた水蒸気の供給を停止する。
図1及び図7に示すように、第2給蒸部56は、蒸気発生部10からの水蒸気を保温庫30の保温室31に供給する。また、図7に示すように、第2給蒸部56には、第2駆動弁57が設置されている。第2駆動弁57は、例えば電磁弁で構成され、第2給蒸部56を通じた水蒸気の供給を制御可能である。第2駆動弁57は、保温庫30に設置された扉検知部42が扉部33の開状態を検知している間、第2給蒸部56を通じた水蒸気の供給を停止する。
図1に示すように、本実施形態の第2給蒸部56は、蒸気発生部10と保温庫30とを連結する可撓性の管状部材である。このような第2給蒸部56を用いることで、保温庫30は、蒸気発生部10及び蒸し庫20から離隔して設置することが可能である。
図6に示すように、制御装置60は、通信部61と、操作受付部62と、制御部63と、記憶部64と、を備える。図1に示すように、制御装置60には、蒸し装置5に設けられた給電部71を通じて、電力が供給される。
通信部61は、有線又は無線により、蒸気発生部10、蒸し庫20、保温庫30、第1駆動弁52、及び第2駆動弁57等と、情報の送受信を行う通信インターフェースである。
操作受付部62は、操作者による操作を受け付けて、受け付けた操作の内容を制御部63に送信する入力インターフェースである。操作受付部62が受付可能な操作は、例えば、蒸し庫20による蒸し時間の設定操作、蒸し室21内の温度設定操作、保温室31内の温度設定操作等の設定操作を含む。図1に示す例では、操作受付部62は、蒸し装置5の表面に露出した操作パネルで構成されている。
制御部63は、通信部61又は操作受付部62を介して入力された各種情報、記憶部64に記憶された各種情報やプログラム等を読み込んで、通信部61を介して蒸気発生部10、蒸し庫20、保温庫30、第1駆動弁52、及び第2駆動弁57等に命令を送信し、又は記憶部64に情報を記憶させる。制御部63は、例えばプロセッサで構成される。制御部63は、例えば、操作受付部62で受け付けた設定操作に基づく設定情報を記憶部64に記憶させ、記憶部64に記憶された設定情報に基づいて、蒸気発生部10、蒸し庫20、保温庫30、第1駆動弁52、及び第2駆動弁57等に命令を送信して、動作させる。
記憶部64は、任意の記憶媒体で構成され、制御部63が読み込み可能な各種プログラム及び設定情報等の情報を記憶する。
上述したように、本実施形態の食品調理装置1によれば、蒸し庫20は、第1給蒸部51を通じて供給される水蒸気により、蒸し室21に収容された食品Fを蒸し調理可能である。また、保温庫30は、第2給蒸部56を通じて供給される水蒸気により、保温室31に収容された蒸し調理済みの食品F’を保温可能である。このような構成とすることで、保温室31内の温度よりも高い温度に保たれた蒸し室21内で食品Fを蒸し調理することができるので、特許文献1に記載の蒸し器よりも調理時間を短縮することができる。
実施例として、本実施形態に係る食品調理装置1を用いて、食品Fとしての冷凍の中華まんを調理した。ここで、蒸し庫20の蒸し室21の設定温度は100℃、保温庫30の保温室31の設定温度は75℃とした。その結果、蒸し庫20での蒸し調理の所要時間は17分であった。
比較例として、従来の蒸し器を用いて、実施例で用いたものと同様の冷凍の中華まんを調理した。具体的に、外部から水蒸気を供給するのではなく、庫内の下部に設置されたタンク内の水を加熱して水蒸気を発生させる蒸し器を用いた。ここで、蒸し器の設定温度は、75℃とした。その結果、蒸し器での蒸し調理の所要時間は、34分であった。
以上より、本実施形態に係る食品調理装置1では、従来の蒸し器と比べて、蒸し調理の所要時間を50%に短縮することができた。
実施例としての本実施形態に係る食品調理装置1を用いて蒸し調理した上述の中華まんと、比較例としての従来の蒸し器を用いて蒸し調理した上述の中華まんと、について、食品業界関係者9名によるブラインドテストを行った。その評価結果を、下記表1に示す。
表1から、実施例により得られる中華まんの方が、比較例により得られる中華まんよりも優れていることが分かった。また、蒸し庫20での蒸し調理後、中華まんを保温庫30の保温室31内で保温した。その結果、実施例の中華まんは、比較例の蒸し器で保温した中華まんに比べて、長時間、品質が落ちなかった。このことは、例えば、扉の開閉によって庫内の温度が低下した場合に、本実施形態の保温室31では飽和水蒸気の供給によってすぐに設定温度まで加熱できたのに対し、比較例では温度上昇に時間がかかったことが一因と考えられる。
本発明は、上述した各実施形態で特定された構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した内容を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
本開示は、食品調理装置に関する。
1:食品調理装置
5:蒸し装置
10:蒸気発生部
11ボイラー缶体
12:給水孔
13:第1出力孔
14:第2出力孔
15:排水孔
18:給水タンク
19:ヒーター
20:蒸し庫
21:蒸し室
22:開口部
23:扉部
24:トレイ
25:排水孔
26:給蒸孔
261:給蒸ノズル
27:扉検知部
28:温度検知部
30:保温庫
31:保温室
32:開口部
33:扉部
331:扉取っ手部
34:トレイ
35:通気部
36:可動ダンパー
361:ダンパー開閉スイッチ
37:排水孔
38:周壁
39:透過部材
40:照明器具
41:給蒸孔
411:給蒸ノズル
42:扉検知部
43:温度検知部
51:第1給蒸部
52:第1駆動弁
56:第2給蒸部
57:第2駆動弁
60:制御装置
61:通信部
62:操作受付部
63:制御部
64:記憶部
71:給電部
72:給水部
73:蒸し庫排水部
74:缶体排水部
75:配線ケーブル
F、F’:食品
5:蒸し装置
10:蒸気発生部
11ボイラー缶体
12:給水孔
13:第1出力孔
14:第2出力孔
15:排水孔
18:給水タンク
19:ヒーター
20:蒸し庫
21:蒸し室
22:開口部
23:扉部
24:トレイ
25:排水孔
26:給蒸孔
261:給蒸ノズル
27:扉検知部
28:温度検知部
30:保温庫
31:保温室
32:開口部
33:扉部
331:扉取っ手部
34:トレイ
35:通気部
36:可動ダンパー
361:ダンパー開閉スイッチ
37:排水孔
38:周壁
39:透過部材
40:照明器具
41:給蒸孔
411:給蒸ノズル
42:扉検知部
43:温度検知部
51:第1給蒸部
52:第1駆動弁
56:第2給蒸部
57:第2駆動弁
60:制御装置
61:通信部
62:操作受付部
63:制御部
64:記憶部
71:給電部
72:給水部
73:蒸し庫排水部
74:缶体排水部
75:配線ケーブル
F、F’:食品
Claims (10)
- 水蒸気を発生させる蒸気発生部と、
蒸し室を内部に区画する蒸し庫と、
保温室を内部に区画する保温庫と、
前記蒸気発生部からの水蒸気を前記蒸し室に供給する第1給蒸部と、
前記蒸気発生部からの水蒸気を前記保温室に供給する第2給蒸部と、を備え、
前記蒸し庫は、前記第1給蒸部を通じて供給される水蒸気により、前記蒸し室に収容された食品を蒸し調理可能であり、
前記保温庫は、前記第2給蒸部を通じて供給される水蒸気により、前記保温室に収容された蒸し調理済みの食品を保温可能である、食品調理装置。 - 蒸し調理時における前記蒸し室内の温度は、前記第1給蒸部を通じて供給される水蒸気により、95℃以上105℃以下に維持され、
保温時における前記保温室内の温度は、前記第2給蒸部を通じて供給される水蒸気により、75℃以上85℃以下に維持される、請求項1に記載の食品調理装置。 - 前記第2給蒸部は、前記蒸気発生部と前記保温庫とを連結する可撓性の管状部材である、請求項1又は2に記載の食品調理装置。
- 前記蒸し庫は、前記蒸気発生部の上方に位置する、請求項1から3のいずれか一項に記載の食品調理装置。
- 前記保温庫は、
前記保温室と外部とを水平方向に連通させる開口部と、
前記開口部を開放する開状態と、前記開口部を閉鎖する閉状態と、を切り替え可能な扉部と、を更に備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の食品調理装置。 - 前記保温庫は、
前記保温庫の上方で前記保温室と外部とを連通させる通気部と、
前記通気部を開放する開状態と、前記通気部を閉鎖する閉状態と、を切り替え可能な可動ダンパーと、を更に備え、
前記扉部は、前記可動ダンパーが開状態である場合にのみ、閉状態から開状態に遷移可能である、請求項5に記載の食品調理装置。 - 前記扉部の開状態及び閉状態を検知可能な扉検知部と、
前記第2給蒸部を通じた水蒸気の供給の有無を切り替え可能な駆動弁と、を更に備え、
前記駆動弁は、前記扉検知部が前記扉部の開状態を検知している間、前記第2給蒸部を通じた水蒸気の供給を停止する、請求項5又は6に記載の食品調理装置。 - 前記保温庫は、前記保温室から外部に排水可能な排水機構を更に備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の食品調理装置。
- 前記保温室を外部から隔離する周壁の少なくとも一部が透過部材である、請求項1から8のいずれか一項に記載の食品調理装置。
- 前記蒸気発生部は、水蒸気としての飽和水蒸気を発生させる、請求項1から9のいずれか一項に記載の食品調理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018098126A JP2019201807A (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | 食品調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018098126A JP2019201807A (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | 食品調理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019201807A true JP2019201807A (ja) | 2019-11-28 |
Family
ID=68725389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018098126A Pending JP2019201807A (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | 食品調理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2019201807A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN118512106A (zh) * | 2024-07-24 | 2024-08-20 | 杭州老板电器股份有限公司 | 蒸汽烹饪设备的控制方法和蒸汽烹饪设备 |
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2018
- 2018-05-22 JP JP2018098126A patent/JP2019201807A/ja active Pending
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| CN118512106A (zh) * | 2024-07-24 | 2024-08-20 | 杭州老板电器股份有限公司 | 蒸汽烹饪设备的控制方法和蒸汽烹饪设备 |
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