JP2019208902A - 搾乳器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の乳房に与える刺激や痛みを低減することができるとともに、緩衝部の装着性を向上させることができる搾乳器を提供すること。【解決手段】搾乳器2は、搾乳のための負圧を生成する搾乳器本体3と、搾乳器本体3に接続され乳房にあてがわれるフード4と、フード4に対して着脱自在に装着されフード4の材料よりも柔らかい材料により形成され弾性を有する緩衝部7と、を備える。フード4は、搾乳器本体3に接続され乳房から搾られた母乳が通過する流路部41と、流路部41から流路部41とは反対側の縁部43に向かって径が拡大し乳房にあてがわれる拡径部42と、を有する。緩衝部7は、縁部43に嵌められる接合部71と、接合部71とは反対側に設けられ流路部41と縁部43との間において拡径部42の内面421に密着するシーリング部72と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、搾乳のために負圧を生成し母乳を吸引する搾乳器に関する。
従来から、使用者の母乳を吸引する搾乳器が知られている。例えば、特許文献1には、収容容器と、搾乳器本体と、搾乳拡径部と、緩衝部と、を備えた搾乳器が開示されている。特許文献1に記載された搾乳器の搾乳拡径部は、使用者の乳房に当接されるための拡径部分であり、搾乳器本体に設けられている。特許文献1に記載された搾乳器の緩衝部は、搾乳拡径部の開口部に沿ったほぼ円形のラッパ形状に形成され、搾乳拡径部に着脱自在に配置されている。緩衝部の少なくとも一部は、使用者の乳房に当接する。
特許文献1に記載された搾乳器の緩衝部は、シリコーンゴムなどの弾性体により形成され、貫通孔と、乳輪当接部と、乳房密着部と、を有する。貫通孔は、使用者の乳房が搾乳拡径部に当接した状態で乳首を露出させる。乳輪当接部は、貫通孔の近傍に設けられた突起もしくは同心円状の突出部であり、使用者の乳輪部に当接する。乳房密着部は、乳輪当接部よりも外側の位置に設けられた同心円状の突出部であり、使用者の乳房に密着する。このような緩衝部は、搾乳拡径部が乳房に当接することにより生ずる刺激や痛みを抑える機能と、搾乳拡径部に生じた負圧が搾乳拡径部の外部に漏れることを抑える機能と、を有する。
特開2012−231904号公報
ここで、特許文献1に開示された緩衝部は、搾乳拡径部に装着された状態において、搾乳拡径部の外縁から搾乳拡径部の搾乳部通気路まで延びている。すなわち、緩衝部が搾乳拡径部に装着された状態において、緩衝部の貫通孔の部分は、搾乳拡径部のうちの奥の部分に相当する搾乳部通気路に配置されている。一方で、使用者が乳房を搾乳拡径部に挿入すると、使用者の乳首は緩衝部の貫通孔の近傍に配置される。また、使用者の乳輪部は、緩衝部の乳輪当接部に当接する。そのため、特許文献1に開示された緩衝部は、搾乳時において搾乳拡径部に生じた負圧により変形し、使用者の乳頭や乳輪付近に擦れたり、使用者の乳頭や乳輪付近を挟んだりすることがある。これにより、使用者は、搾乳時に痛みや不快を感ずることがある。この点において、特許文献1に開示された緩衝部には改善の余地がある。
また、前述したように、緩衝部の貫通孔の部分は、搾乳拡径部のうちの奥の部分に相当する搾乳部通気路に配置される。そのため、使用者が緩衝部を搾乳拡径部に装着するときに、比較的大きい摩擦力が緩衝部と搾乳拡径部との間に発生したり、緩衝部が搾乳拡径部の外縁に引っ掛かったりすることがある。これにより、搾乳拡径部に対する緩衝部の装着に手間が掛かったり、緩衝部が搾乳拡径部に適切に装着されなかったりすることがある。緩衝部が搾乳拡径部に適切に装着されないと、搾乳拡径部に対する緩衝部の密着性が低下し、搾乳拡径部に生じた負圧が搾乳拡径部の外部に漏れることがある。この点において、特許文献1に開示された緩衝部には改善の余地がある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、使用者の乳房に与える刺激や痛みを低減することができるとともに、緩衝部の装着性を向上させることができる搾乳器を提供することを目的とする。
前記課題は、本発明によれば、搾乳のための負圧を生成する搾乳器本体と、前記搾乳器本体に接続され乳房にあてがわれるフードと、前記フードに対して着脱自在に装着されるリング状の緩衝部であって前記フードの材料よりも柔らかい材料により形成され弾性を有する緩衝部と、を備え、前記フードは、前記搾乳器本体に接続され前記乳房から搾られた母乳が通過する流路部と、前記流路部から前記流路部とは反対側の縁部に向かって径が拡大し前記乳房にあてがわれる拡径部と、を有し、前記緩衝部は、前記縁部に嵌められる接合部と、前記接合部とは反対側に設けられ前記流路部と前記縁部との間において前記拡径部の内面に密着するシーリング部と、を有することを特徴とする搾乳器により解決される。
本発明に係る搾乳器によれば、乳房にあてがわれるフードは、搾乳のための負圧を生成する搾乳器本体に接続され、流路部と、拡径部と、を有する。流路部は、搾乳器本体に接続されている。使用者の乳房から搾られた母乳は、流路部を通過する。拡径部の径は、流路部から流路部とは反対側の縁部に向かって拡大している。拡径部は、使用者の乳房にあてがわれる。また、緩衝部は、リング状を呈し、フードに対して着脱自在に装着され、フードの材料よりも柔らかい材料により形成されて弾性を有する。緩衝部は、フードの縁部に嵌められる接合部と、接合部とは反対側に設けられたシーリング部と、を有する。シーリング部は、フードの流路部と、フードの縁部と、の間において拡径部の内面に密着する。
これにより、本発明に係る搾乳器の緩衝部は、フードに装着された状態において、フードの縁部から流路部まで延びるわけではなく、フードの縁部からフードの縁部と流路部との間の部分まで延びている。すなわち、緩衝部がフードに装着された状態において、シーリング部は、流路部からみて乳房が挿入される開口部の側に配置される。このとき、開口部の縁部は、フードの縁部に相当する。一方で、使用者がフードの開口部を通してフードにより囲まれた空間に乳房を挿入すると、使用者の乳首は、フードの流路部に入り込む。また、使用者の乳輪部は、流路部と拡径部との境界部の近傍に配置される。そのため、乳房をフード内に挿入する際や、搾乳時においてフードに生じた負圧により変形した場合であっても、緩衝部が使用者の乳頭や乳輪付近に擦れたり、使用者の乳頭や乳輪付近を挟んだりすることを抑えることができる。これにより、本発明に係る搾乳器は、使用者の乳頭や乳輪に与える刺激や痛みを低減することができる。
また、前述したように、緩衝部は、フードに装着された状態において、フードの縁部から流路部まで延びるわけではなく、フードの縁部からフードの縁部と流路部との間の部分まで延びている。そのため、使用者が緩衝部をフードに装着するときにおいて、緩衝部とフードとの間に発生する摩擦力を低減したり、緩衝部がフードの縁部に引っ掛かることを抑えたりすることができる。そのため、フードに対する緩衝部の装着に手間が掛かったり、緩衝部がフードに適切に装着されなかったりすることを抑えことができる。これにより、本発明に係る搾乳器は、緩衝部の装着性を向上させ、フードに生じた負圧がフードの外部に漏れることを抑えることができる。
本発明に係る搾乳器において、好ましくは、前記シーリング部の先端の外径は、前記シーリング部の先端が接触する前記拡径部の部分の内径よりも大きいことを特徴とする。
本発明に係る搾乳器によれば、緩衝部がフードに装着された状態において、拡径部の内面に対して垂直な方向の力がシーリング部から拡径部に加わる。すなわち、シーリング部の先端が接触する拡径部の部分の内径よりもシーリング部の先端の外径が大きいため、仮想的には、シーリング部の先端は、シーリング部の先端が接触する拡径部の部分に食い込むことになる。一方で、緩衝部の材料がフードの材料よりも柔らかいため、現実的には、シーリング部の先端は、シーリング部の先端が接触する拡径部の部分に食い込むことはできない。そのため、シーリング部の先端は、拡径部の内側に向かって変形しようとする。このとき、緩衝部は弾性を有するため、シーリング部の先端が拡径部の内側に向かって圧縮され変形しようとすると、シーリング部の先端部分の内部に生ずる力は、シーリング部の先端部分の全体に分散する。そのため、シーリング部の先端部分は、皺が生ずることを抑えられた状態で、拡径部の内面に向かって力を与えることができる。そのため、緩衝部がフードに装着された状態において、拡径部の内面に対して垂直な方向の力がシーリング部から拡径部に加わる。これにより、シーリング部と拡径部との間の密着性を向上させ、母乳がシーリング部と拡径部との間に侵入することを抑えることができる。
本発明に係る搾乳器において、好ましくは、前記緩衝部は、前記接合部と前記シーリング部との間において前記拡径部から前記拡径部の内側に向かって突出し前記拡径部の内面から離れた位置に設けられたクッション部をさらに有することを特徴する。
本発明に係る搾乳器によれば、接合部とシーリング部との間に設けられたクッション部は、拡径部から拡径部の内側に向かって突出し、拡径部の内面から離れている。そのため、クッション部と拡径部との間には、空間が設けられている。この空間は、エアクッションとして機能することができる。これにより、クッション部は、使用者の乳房に優しくフィットし肌当たりの良さを確保するとともに、乳房と緩衝部とフードとにより囲まれた空間の気密性を確保することができる。
本発明に係る搾乳器において、好ましくは、前記緩衝部は、前記クッション部と前記シーリング部との境界に設けられた屈曲部であって前記クッション部が変形したときに屈曲し前記クッション部の変形が前記シーリング部に伝わることを抑制する屈曲部をさらに有することを特徴とする。
本発明に係る搾乳器によれば、クッション部とシーリング部との境界に設けられた屈曲部は、クッション部が変形したときに屈曲し、クッション部の変形がシーリング部に伝わることを抑制する。すなわち、乳房がフードに挿入されクッション部に接触すると、クッション部が変形し潰れる。このとき、クッション部とシーリング部との境界に設けられた屈曲部は、屈曲し、クッション部の変形がシーリング部に伝わることを抑える。これにより、屈曲部は、クッション部が変形した場合であっても、シーリング部が変形したり拡径部から浮き上がったりすることを抑え、シーリング部と拡径部との間の密着性を確保することができる。
本発明に係る搾乳器において、好ましくは、前記接合部の肉厚は、前記シーリング部の肉厚よりも厚いことを特徴とする。
本発明に係る搾乳器によれば、接合部の剛性を高めることができる。これにより、使用者は、緩衝部をフードに容易に装着することができる。
本発明によれば、使用者の乳房に与える刺激や痛みを低減することができるとともに、緩衝部の装着性を向上させることができる搾乳器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る搾乳器を表す斜視図である。 本実施形態に係る搾乳器の図1に表した切断面A11−A11における断面図である。 本実施形態に係る搾乳器を上から眺めた平面図である。 比較例に係る搾乳器を表す断面図である。 本実施形態の緩衝部がフードに装着される前の状態を表す断面図である。 本実施形態の緩衝部がフードに装着された後の状態を表す断面図である。 本実施形態の緩衝部の図6に表した領域A21における拡大図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1〜図3を参照して、本実施形態に係る搾乳器を説明する。本実施形態に係る搾乳器2は、乳児に直接母乳を与えることが困難な場合、乳頭が傷ついている場合、乳腺炎を予防する場合などに用いられ、使用者が操作をして搾乳できる器具である。図1〜図3に表した搾乳器2は、使用者が手動で操作をして母乳を吸引できる手動搾乳器である。なお、本実施形態に係る搾乳器は、手動搾乳器に限定されるわけではなく、搾乳動作に必要な動力を電動により得る電動搾乳器であってもよい。以下の説明では、搾乳器が手動搾乳器である場合を例に挙げる。
図1および図2に示すように、搾乳器2は、搾乳器本体3と、フード4と、緩衝部7と、を備える。搾乳器2は、ダイヤフラム34と、ハンドル5と、保持部材200と、ボトル6と、さらに備えていてもよい。
搾乳器本体3は、比較的軽く、かつ、硬質な合成樹脂材料により成形されている。搾乳器本体3の材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリシクロオレフィン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニルサルフォン等が挙げられる。フード4が装着される装着部311の内部には、気体や搾られた母乳などが通過する第1通路312が形成されている。図2に示すように、第1通路312は、搾乳器本体3内の略中央部に形成された内部空間S3および第2通路321を介して、搾乳器本体3内の上部に形成された連通部S4と空間的に繋がっている。内部空間S3は、搾られた母乳が一時的に貯留される母乳貯留用の空間である。
搾乳器本体3の上部には、ダイヤフラム34が着脱可能に設けられている。ダイヤフラム34は、例えば合成樹脂等の弾性体により一体成形されており、全体として可撓性を有する。ダイヤフラム34の下端部344は、搾乳器本体3の上部に設けられた略円盤状のダイヤフラム装着部32Rの外周を覆って取り付けられている。すなわち、ダイヤフラム34は、搾乳器本体3のダイヤフラム装着部32Rの上方に装着されている。
搾乳器本体3とダイヤフラム34との間に形成された陰圧空間S5は、負圧が付与される領域(空間)である。ダイヤフラム34が軸Cに沿って形状変化することにより、搾乳器本体3とダイヤフラム34との間に形成された陰圧空間S5が負圧状態になる。軸Cは、結合部35の軸方向である。陰圧空間S5が負圧状態になると、収容空間S2は、第1通路312と、内部空間S3と、第2通路321と、連通部S4と、を介して負圧状態になる。このように、搾乳器本体3は、使用者の母乳を吸引するための負圧、すなわち搾乳のための負圧を生成する。
フード4は、搾乳器本体3に接続され、乳房にあてがわれる。フード4は、乳房の形状に対応するラッパ状または略ドーム状に形成され、流路部41と、拡径部42と、を有する。流路部41は、フード4のうちで最も径の小さい部分であり、搾乳器本体3に設けられた装着部311に接続される。つまり、流路部41は、搾乳器本体3に接続される部分を有し、フード4のうちで搾乳器本体3の側、すなわちフード4の開口部44からみて奥側に配置される。流路部41の内径は、略一定である。拡径部42は、流路部41から流路部41とは反対側の縁部43に向かって径が拡大した部分であり、乳房にあてがわれる。縁部43は、フード4の開口部44の縁部に相当する。
使用者が、図2に示すフード4により囲まれた空間S1に乳房を挿入すると、空間S1は、使用者の乳首を密封するように収容する収容空間S2を有するようになる。収容空間S2が負圧に設定されることで、搾乳可能な構造が形成される。このとき、使用者の乳房が緩衝部7および拡径部42に接触した状態において、使用者の乳首は、流路部41に入り込む。言い換えれば、使用者の乳首は、流路部41の内部に露出する。また、乳首の周囲の乳輪部は、流路部41と拡径部42との境界部の近傍に配置される(図6参照)。
緩衝部7は、リング状を呈し、フード4に対して着脱自在に装着される。具体的には、緩衝部7は、接合部71と、シーリング部72と、を有し、接合部71においてフード4の縁部43に嵌められ装着されている。緩衝部7は、クッション部73と、屈曲部74と、をさらに有していてもよい。緩衝部7は、フード4の材料よりも柔らかい材料により形成され、弾性を有する。例えば、緩衝部7は、シリコーンゴムやエラストマー、天然ゴム等の容易に変形可能な材料であって、搾乳時に使用者の乳房に密着し易い材料により形成されている。例えば、緩衝部7の材料としてシリコーンゴムが使用される場合には、緩衝部7の材料は、JIS−K6253(ISO7619)におけるA型デュロメータによる硬度がHS20〜80程度のシリコーンゴムであることが好ましい。
接合部71は、フード4の縁部43に嵌められる。具体的には、接合部71には、フード4の縁部43に嵌合可能な溝部が設けられている。フード4の縁部43が接合部71の溝部に引っ掛けられることにより、接合部71は、フード4の縁部43に取り付けられる。シーリング部72は、接合部71とは反対側に設けられている。すなわち、接合部71は、緩衝部7の一方の端部に設けられている。図2に表したように、シーリング部72は、フード4の流路部41と、フード4の縁部43と、の間においてフード4の拡径部42の内面421に密着する。
このように、緩衝部7は、フード4の拡径部42の内面421に対応しラッパ状またはロート状に形成されている。そして、緩衝部7の少なくとも一部は、フード4の拡径部42の内面421に密着している。緩衝部7は、拡径部42が使用者の乳房に当接することにより生ずる刺激や痛みを抑える機能と、使用者の乳房とフード4により囲まれた収容空間S2に設定された負圧が使用者の乳房側から漏れることを抑える機能と、を有する。緩衝部7の詳細については、後述する。
図2に示すように、内部空間S3の下側には、開口部313が形成され、逆流防止弁36が取り付けられている。本実施形態の逆流防止弁36には、例えばダックビル弁と呼ばれる開閉弁が採用されている。ただし、逆流防止弁36は、ダックビル弁だけには限定されない。逆流防止弁36は、開口部313を通過する母乳や空気がボトル6から逆流することを防止することで、収容空間S2をより効果的に負圧状態にする。逆流防止弁36は、例えば合成樹脂等の弾性体により一体成形され、全体として可撓性を有する。逆流防止弁36の材料としては、例えば、シリコーンゴムやエラストマー、天然ゴム等などが挙げられる。
図2に示す逆流防止弁36は、先端にスリット36Sを有している。スリット36Sは、陰圧空間S5を負圧状態にすると閉じる。すなわち、陰圧空間S5が負圧状態になると、内部空間S3は、連通部S4および第2通路321を介して負圧状態になる。そうすると、逆流防止弁36のスリット36Sは、閉じる。そのため、内部空間S3は高い密閉性を確保しながら、第1通路312を介して収容空間S2を負圧状態にすることができる。
また、逆流防止弁36および内部空間S3に母乳が貯留した状態で、陰圧空間S5の負圧が解除されると、逆流防止弁36のスリット36Sは、母乳の重量や負圧の解除(常圧への変化)によって開き、貯留されていた母乳は、ボトル6内の空間S6に導かれる。図2に示すように、搾乳器本体3は、ボトル6に対して着脱可能に設けられた着脱部314を下端部に有する。着脱部314は、ドーム状あるいは筒状を呈している。ボトル6内の空間S6は、逆流防止弁36が開口部313を開放したときに、内部空間S3に連通する。
図2に示すように、着脱部314の内側には、雌ネジ部315が設けられている。一方で、ボトル6の上端部の外側には、雄ネジ部61が設けられている。着脱部314の雌ネジ部315と、ボトル6の雄ネジ部61と、は互いに螺合可能とされている。なお、ボトル6は、搾乳器2の専用品でもよいし、着脱部314に適合可能な哺乳瓶等であってもよい。また、ボトル6は、成形された容器ではなく、袋状とされていてもよい。
図2に示すダイヤフラム34は、負圧を発生させるための負圧発生部材である。本実施形態では、ダイヤフラム34は、搾乳器本体3の上部のダイヤフラム装着部32Rに接続されている。ダイヤフラム34がダイヤフラム装着部32Rに装着されることで、本体3とダイヤフラム34との間に陰圧空間S5が形成される。
ダイヤフラム34は、比較的弾性に富んだ柔軟な変形材料、すなわち、JIS−K6253(ISO7619)におけるA型デュロメータによる硬度がHS30〜70程度の合成樹脂により形成されている。ダイヤフラム34の材料としては、例えば、シリコーンゴムやイソプレンゴム、SEBS(スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン)等のエラストマー等が挙げられる。本実施形態では、ダイヤフラム34の材料としてシリコーンゴムが利用される。
図2に示すように、結合部35は、下部においてダイヤフラム34の底面部343に取り付けられ、上部においてハンドル5と連結されている。ダイヤフラム34は、結合部35を介してハンドル5の往復動作の作用を底面部343で受けると変形する。そうすると、底面部343が結合部35に引き上げられ、底面部343と搾乳器本体3の上部との間に形成された陰圧空間S5の空間の容積が変化する。これにより、ダイヤフラム34は、陰圧空間S5に対して一定量の負圧を付与する。つまり、ダイヤフラム34の変形により、陰圧空間S5が負圧状態になる。陰圧空間S5が負圧状態になると、連通部S4、第2通路321および内部空間S3を介して、第1通路312内の空気が吸引され、母乳が吸引(搾乳)される。
結合部35は、ダイヤフラム34の材料よりも硬い硬質材料で形成されている。結合部35の材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリシクロオレフィン、ポリエーテルサルフォン等の合成樹脂が挙げられる。結合部35は、平たい円盤状の基部351を有する。基部351は、底面部343の下側(陰圧空間S5側)に配置されている。
また、結合部35は、基部351から上方に突出して軸状に延びた連結部352を有する。連結部352は、ハンドル5に対して着脱可能に連結する。具体的には、連結部352は、ダイヤフラム34の底面部343の中央部に形成された通し孔(基部351よりも小径な孔)に挿通されて、底面部343の上側に露出することで、ハンドル5に連結可能とされている。連結部352に連結されたハンドル5を使用者が引き上げると、基部351がダイヤフラム34の底面部343を引き上げる。そうすると、ダイヤフラム34が変形して陰圧空間S5を拡大させる。なお、本実施形態の基部351は、ダイヤフラム34の底面部343の下側において、底面部343には接続せずに配置されている。但し、基部351の設置形態は、これだけには限定されない。例えば、基部351は、底面部343の上側に固定されていてもよい。
図2に表したように、連結部352は、連結部352の延伸方向Zにおいて互いに並んで配置された第1突出部353および第2突出部354を有する。第1突出部353および第2突出部354のそれぞれは、連結部352の軸部から径外方向に突出している。第1突出部353と第2突出部354との間には、第1係合部355が設けられている。第1係合部355は、第1突出部353と第2突出部354との間において窪んだ部分(溝部分)である。また、第2突出部354と基部351との間には、第2係合部356が設けられている。第2係合部356は、第2突出部354と基部351との間において窪んだ部分(溝部分)である。
保持部材200は、搾乳器本体3に取り付けられ、搾乳器本体3に対して回転可能に設けられている。保持部材200が搾乳器本体3に対して回転すると、図3に表した矢印A3および矢印A4のように、ハンドル5は、保持部材200とともに搾乳器本体3に対して回転する。なお、本実施形態に係る搾乳器2では、保持部材200は、必ずしも搾乳器本体3に対して回転しなくともよい。図1に示すように、保持部材200は、取付部400と、延長部323と、を有する。取付部400は、ダイヤフラム装着部32Rと、受け部501と、の間に挟設され、搾乳器本体3に対して回転可能な状態で嵌められている。延長部323は、取付部400から延長して形成され、ハンドル5を往復運動可能に支持する。
図2に示すハンドル5は、保持部材200に保持されているとともに、保持部材200の延長部323に対して往復運動可能に支持されている。すなわち、ハンドル5は、図1および図2に示す矢印A1および矢印A2の方向に往復運動を行うことができる。ハンドル5は、第1係合部355または第2係合部356と係合することにより、連結部352と着脱可能に連結している。これにより、ハンドル5と連結部352との延伸方向Zにおける連結位置は、変更可能とされている。そのため、ハンドル5が連結部352を引き上げる距離は、変更可能とされている。これにより、ダイヤフラム34の変形量を変更することができる。すなわち、図2に表したように、第1係合部355および第2係合部356は、延伸方向Zにおいて互いに離れて段階的に形成されている。そのため、ハンドル5と係合部355、356との係合位置に応じて、ハンドル5が連結部352を引き上げる距離は、段階的に変更可能とされている。
ハンドル5は、長尺の形状を有し、全体として、比較的硬質であって軽量な合成樹脂により成形されている。ハンドル5の材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリシクロオレフィン、ポリエーテルサルフォン等が挙げられる。ハンドル5は、ダイヤフラム34の上方に配置されて、ダイヤフラム34を持ち上げるリフト部53と、リフト部53から曲折して搾乳器本体3の側面に位置するレバー部52と、を有する。
図3に示すように、リフト部53には、連結部352と連結される被連結部54が設けられている。被連結部54は、連結部352の連結位置を保持するための保持開口部541と、連結部352を挿入するための挿入開口部542と、を有する。保持開口部541と挿入開口部542とは、互いに空間的に接続されている。
保持開口部541の内径は、図2に示す第1係合部355および第2係合部356のそれぞれの外径よりも僅かに大きい一方で、第1突出部353および第2突出部354のそれぞれの外径よりも小さい。これに対して、挿入開口部542の内径は、図2に示す第1突出部353および第2突出部354のそれぞれの外径よりも大きい。これにより、使用者は、連結部352を挿入開口部542に挿入した後、連結部352を保持開口部541に向かってスライドさせて第1係合部355または第2係合部356を保持開口部541に入れることにより、ハンドル5と連結部352とを互いに位置決めすることができる。
図2に示すように、レバー部52は、レバー状に形成され、取手の役割を果たす。レバー部52の外側の領域は、使用者が親指以外の指FGを置く領域に相当する。つまり、レバー部52の外側表面は、使用者が親指以外の指FGを当てる表面に相当する。使用者が指FGを当てるレバー部52の外側表面と、使用者が親指TBを置くための搾乳器本体3にある窪み部317と、の距離は、レバー部52の外側表面と、窪み部317と、の間に搾乳器本体3を挟んで使用者が把持できる程度の距離である。
使用者が搾乳器本体3を挟んで把持した手を握ることで、レバー部52は、搾乳器本体3に向かって押されて搾乳器本体3に接近する。そうすると、ハンドル5が保持部材200の支軸部324の軸方向Xを中心に回転する(図2に表した矢印A5および矢印A6参照)。そうすると、ハンドル5のリフト部53は、結合部35を介してダイヤフラム34を上に持ち上げる。そして、陰圧空間S5の空間の容積が拡大して負圧状態となる。これにより、収容空間S2は、連通部S4の第2通路321、内部空間S3、および第1通路312を介して負圧状態になる。このようにして、母乳の搾乳が行われる。
図2に示すように、レバー部52は、指FGを置く領域から下側に向かうに従って、除々に外側に向かうように湾曲している。これにより、ハンドル5の下端部55は、やや外側に跳ねるような外観を呈する。そのため、使用者がレバー部52を搾乳器本体3に接近させた場合において、指FGがハンドル5の下側にずれることを抑えることができる。
ここで、図4を参照して、比較例に係る搾乳器2Aを説明する。比較例に係る搾乳器2Aは、搾乳器本体3と、フード4と、緩衝部7Aと、を備える。比較例に係る搾乳器2Aは、ダイヤフラム34と、ハンドル5と、保持部材200と、ボトル6と、さらに備えていてもよい。比較例に係る搾乳器2Aでは、緩衝部7Aが、フード4に装着された状態において、フード4の縁部43からフード4の流路部41まで延びている。すなわち、比較例に係る搾乳器2Aでは、緩衝部7Aがフード4に装着された状態において、緩衝部7Aの開口部とは反対側の端部72Aが、フード4のうちの奥の部分に相当する流路部41に配置されている。一方で、使用者がフード4により囲まれた空間S1に乳房を挿入すると、使用者の乳首は流路部41に配置される。また、使用者の乳輪部は、流路部41と拡径部42との境界部の近傍に配置される。そうすると、乳房をフード4内に挿入する際や、収容空間S2に生じた負圧により変形し、緩衝部7Aが使用者の乳頭や乳輪付近に擦れたり、使用者の乳頭や乳輪付近を挟んだりすることがある。これにより、使用者は、搾乳時に痛みや不快を感ずることがある。また、比較例に係る搾乳器2Aでは、使用者が緩衝部7Aをフード4に装着するときに、比較的大きい摩擦力が緩衝部7Aとフード4との間に発生したり、緩衝部7Aがフード4の縁部43に引っ掛かったりすることがある。これにより、フード4に対する緩衝部7Aの装着に手間が掛かったり、緩衝部7Aがフード4に適切に装着されなかったりすることがある。緩衝部7Aがフード4に適切に装着されないと、フード4に対する緩衝部7Aの密着性が低下し、収容空間S2に生じた負圧が使用者の乳房側から漏れることがある。
これに対して、本実施形態に係る搾乳器2では、緩衝部7は、フード4に装着された状態において、フード4の縁部43から流路部41まで延びるわけではなく、フード4の縁部43からフード4の縁部43と流路部41との間の部分まで延びている。すなわち、緩衝部7がフード4に装着された状態において、シーリング部72は、フード4の流路部41からみて乳房が挿入されるフード4の開口部44の側に配置される。具体的には、シーリング部72は、縁部43と流路部41との間の拡径部42に配置され、拡径部42の内面421に密着している。一方で、使用者がフード4の開口部44を通してフード4により囲まれた空間S1に乳房を挿入すると、使用者の乳首は、流路部41に入り込む。また、使用者の乳輪部は、流路部41と拡径部42との境界部の近傍に配置される。そのため、乳房をフード4内に挿入する際や、搾乳時においての収容空間S2に生じた負圧により変形した場合であっても、緩衝部7が使用者の乳頭や乳輪付近に擦れたり、使用者の乳頭や乳輪付近を挟んだりすることを抑えることができる。これにより、本実施形態に係る搾乳器2は、使用者の乳房に与える刺激や痛みを低減することができる。
また、前述したように、緩衝部7は、フード4に装着された状態において、フード4の縁部43から流路部41まで延びるわけではなく、フード4の縁部43からフード4の縁部43と流路部41との間の部分まで延びている。そのため、使用者が緩衝部7をフード4に装着するときにおいて、緩衝部7とフード4との間に発生する摩擦力を低減したり、緩衝部7がフード4の縁部43に引っ掛かることを抑えたりすることができる。そのため、フード4に対する緩衝部7の装着に手間が掛かったり、緩衝部7がフード4に適切に装着されなかったりすることを抑えことができる。これにより、本実施形態に係る搾乳器2は、緩衝部7の装着性を向上させ、収容空間S2に生じた負圧が使用者の乳房側から漏れることを抑えることができる。
次に、図5〜図7を参照して、本実施形態の緩衝部およびフードをさらに説明する。
図5および図6に表したように、緩衝部7は、フード4に対して着脱自在に装着される。図5に表した矢印A7のように、使用者は、緩衝部7をフード4に向かって移動させ、フード4の縁部43を緩衝部7の接合部71の溝部に引っ掛けることにより、緩衝部7をフード4に装着することができる。接合部71の肉厚T1は、シーリング部72の肉厚T2よりも厚い。そのため、接合部71の剛性は、シーリング部72の剛性よりも高い。このように、本実施形態の緩衝部7によれば、接合部71の剛性を高めることができる。これにより、使用者は、緩衝部7をフード4に容易に装着することができる。
図6に表したように、使用者が、フード4の開口部44を通してフード4により囲まれた空間S1に乳房Bを挿入すると、空間S1は、使用者の乳首Kを密封するように収容する収容空間S2を有するようになる。このとき、使用者の乳房Bが緩衝部7および拡径部42に接触した状態において、使用者の乳首Kは、流路部41に入り込む。言い換えれば、使用者の乳首Kは、流路部41の内部に露出する。また、乳首Kの周囲の乳輪部Nは、流路部41と拡径部42との境界部の近傍に配置される。
本実施形態のシーリング部72は、縁部43と流路部41との間の拡径部42に配置され、拡径部42の内面421に密着している。そのため、乳房Bをフード4内に挿入する際や、搾乳時において収容空間S2に生じた負圧により変形した場合であっても、緩衝部7が使用者の乳首Kや乳輪部N付近に擦れたり、使用者の乳首Kや乳輪部N付近を挟んだりすることを抑えることができる。これにより、本実施形態に係る搾乳器2は、使用者の乳房Bに与える刺激や痛みを低減することができる。
図5に表したように、シーリング部72の先端の外径D1は、緩衝部7がフード4に装着されたときにシーリング部72の先端が接触する拡径部42の部分の内径D2よりも僅かに大きくなっている。
これによれば、図7に表した矢印A8のように、緩衝部7がフード4に装着された状態において、拡径部42の内面421に対して垂直な方向の力がシーリング部72から拡径部42に加わる。すなわち、シーリング部72の先端が接触する拡径部42の部分の内径D2よりもシーリング部72の先端の外径D1が大きいため、仮想的には、シーリング部72の先端は、シーリング部72の先端が接触する拡径部42の部分に食い込むことになる。一方で、緩衝部7の材料がフード4の材料よりも柔らかいため、現実的には、シーリング部72の先端は、シーリング部72の先端が接触する拡径部42の部分に食い込むことはできない。そのため、シーリング部72の先端は、拡径部42の内側に向かって変形しようとする。このとき、緩衝部7は弾性を有するため、シーリング部72の先端が拡径部42の内側に向かって圧縮され変形しようとすると、シーリング部72の先端部分の内部に生ずる力は、シーリング部72の先端部分の全体に分散する。そのため、シーリング部72の先端部分は、皺が生ずることを抑えられた状態で、拡径部42の内面421に向かって力を与えることができる。そのため、図7に表した矢印A8のように、緩衝部7がフード4に装着された状態において、拡径部42の内面421に対して垂直な方向の力がシーリング部72から拡径部42に加わる。これにより、シーリング部72と拡径部42との間の密着性を向上させ、母乳がシーリング部72と拡径部42との間に侵入することを抑えることができる。
図7に表したように、緩衝部7は、クッション部73を有する。クッション部73は、接合部71とシーリング部72との間において全周に設けられている。クッション部73は、拡径部42から拡径部42の内側に向かって突出し、拡径部42の内面421から離れた位置に設けられている。これにより、緩衝部7のクッション部73と、フード4の拡径部42と、の間には、空間75が設けられている。空間75は、エアクッションとして機能することができる。これにより、クッション部73は、使用者の乳房Bに優しくフィットし肌当たりの良さを確保するとともに、乳房Bと緩衝部7とフード4とにより囲まれた空間S2の気密性を確保することができる。
また、緩衝部7は、屈曲部74を有する。屈曲部74は、クッション部73とシーリング部72との境界に設けられた部分であり、クッション部73とシーリング部72との間の折り代部、折り線部あるいは段差部として設けられている。屈曲部74は、クッション部73が変形したときに屈曲し、クッション部73の変形がシーリング部72に伝わることを抑制する。すなわち、使用者が、フード4の開口部44を通してフード4により囲まれた空間S1に乳房Bを挿入すると、乳房Bは、クッション部73に接触する。前述したように、クッション部73は、エアクッション部として使用者の乳房Bに優しくフィットし、肌当たりの良さを確保する。そして、図7に表した矢印A9のように、クッション部73は、変形し潰れる。言い換えれば、クッション部73と拡径部42との間の空間75が潰れる。このとき、屈曲部74は、屈曲し、クッション部73の変形がシーリング部72に伝わることを抑える。また、クッション部73が変形し潰れると、図7に表した矢印A10のように、屈曲部74およびシーリング部72が拡径部42の内面421に沿って流路部41に向かって移動する。つまり、屈曲部74およびシーリング部72は、内径がより小さい拡径部42の部分に向かって移動する。そのため、クッション部73が変形し潰れる前の状態と比較して、屈曲部74およびシーリング部72から拡径部42の内面421に加わる力は増加する。これにより、屈曲部74は、クッション部73が変形した場合であっても、シーリング部72が変形したり拡径部42から浮き上がったりすることを抑え、シーリング部72と拡径部42との間の密着性を確保することができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。上記実施形態の構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせたりすることができる。
2、2A・・・搾乳器、 3・・・搾乳器本体、 4・・・フード、 5・・・ハンドル、 6・・・ボトル、 7、7A・・・緩衝部、 32R・・・ダイヤフラム装着部、 34・・・ダイヤフラム、 35・・・結合部、 36・・・逆流防止弁、 36S・・・スリット、 41・・・流路部、 42・・・拡径部、 43・・・縁部、 44・・・開口部、 52・・・レバー部、 53・・・リフト部、 54・・・被連結部、 55・・・下端部、 61・・・雄ネジ部、 71・・・接合部、 72・・・シーリング部、 72A・・・端部、 73・・・クッション部、 74・・・屈曲部、 75・・・空間、 200・・・保持部材、 311・・・装着部、 312・・・第1通路、 313・・・開口部、 314・・・着脱部、 315・・・雌ネジ部、 316・・・開口部、 317・・・窪み部、 321・・・第2通路、 322・・・溝部、 323・・・延長部、 324・・・支軸部、 343・・・底面部、 344・・・下端部、 351・・・基部、 352・・・連結部、 353・・・第1突出部、 354・・・第2突出部、 355・・・第1係合部、 356・・・第2係合部、 400・・・取付部、 421・・・内面、 501・・・受け部、 541・・・保持開口部、 542・・・挿入開口部、 B・・・乳房、 C・・・軸、 D1・・・外径、 D2・・・内径、 FG・・・指、 K・・・乳首、 N・・・乳輪部、 S1、S2、S3・・・空間、 S4・・・連通部、 S5・・・空間、 T1、T2・・・肉厚、 TB・・・親指

Claims (5)

  1. 搾乳のための負圧を生成する搾乳器本体と、
    前記搾乳器本体に接続され乳房にあてがわれるフードと、
    前記フードに対して着脱自在に装着されるリング状の緩衝部であって前記フードの材料よりも柔らかい材料により形成され弾性を有する緩衝部と、
    を備え、
    前記フードは、
    前記搾乳器本体に接続され前記乳房から搾られた母乳が通過する流路部と、
    前記流路部から前記流路部とは反対側の縁部に向かって径が拡大し前記乳房にあてがわれる拡径部と、
    を有し、
    前記緩衝部は、
    前記縁部に嵌められる接合部と、
    前記接合部とは反対側に設けられ前記流路部と前記縁部との間において前記拡径部の内面に密着するシーリング部と、
    を有することを特徴とする搾乳器。
  2. 前記シーリング部の先端の外径は、前記シーリング部の先端が接触する前記拡径部の部分の内径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の搾乳器。
  3. 前記緩衝部は、前記接合部と前記シーリング部との間において前記拡径部から前記拡径部の内側に向かって突出し前記拡径部の内面から離れた位置に設けられたクッション部をさらに有することを特徴する請求項1または2に記載の搾乳器。
  4. 前記緩衝部は、前記クッション部と前記シーリング部との境界に設けられた屈曲部であって前記クッション部が変形したときに屈曲し前記クッション部の変形が前記シーリング部に伝わることを抑制する屈曲部をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の搾乳器。
  5. 前記接合部の肉厚は、前記シーリング部の肉厚よりも厚いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の搾乳器。

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