JP2020002084A - マイクロニードルシートを使用する美容方法 - Google Patents
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Abstract
Description
油/水(O/W)型エマルションの形態にある少なくとも1種の組成物をケラチン物質上に塗布する工程と、
基材シート及び基材シート上の複数のマイクロニードルを備えたマイクロニードルシートであり、マイクロニードルが少なくとも1種の水溶性又は水分散性ポリマーを含むマイクロニードルシートを、組成物が塗布されたケラチン物質上に適用する工程と
を含む、美容方法によって達成することができる。
基材シート及び基材シート上の複数のマイクロニードルを備えたマイクロニードルシートであって、マイクロニードルが少なくとも1種の水溶性又は水分散性ポリマーを含む、マイクロニードルシートと、
O/W型エマルションの形態にある組成物と
を備えたキットにも関する。
マイクロニードルシートの使用前に、マイクロニードルをO/W型エマルションの形態にある組成物と接触させる工程を含む、
方法に関する。
O/W型エマルションの形態にある少なくとも1種の組成物をケラチン物質上に塗布する工程と、
基材シート及び基材シート上の複数のマイクロニードルを備えたマイクロニードルシートを、組成物が塗布されたケラチン物質上に適用する工程であり、マイクロニードルが、少なくとも1種の水溶性又は水分散性ポリマーを含む、工程と
を含む、美容方法である。
皮膚又は唇等のケラチン物質のための本発明による美容方法は、
O/W型エマルションの形態にある少なくとも1種の組成物をケラチン物質上に塗布する工程と、
基材シート及び基材シート上の複数のマイクロニードルを備えたマイクロニードルシートを、組成物が塗布されたケラチン物質上に適用する工程であり、マイクロニードルが、少なくとも1種の水溶性又は水分散性ポリマーを含む、工程と
を含む。
本発明による方法のために使用されるマイクロニードルシートは、基材シート及び基材シート上の複数のマイクロニードルを備えており、マイクロニードルは少なくとも1種の水溶性又は水分散性ポリマーを含む。
本発明のために使用されるマイクロニードルシートは、複数のマイクロニードルを備える。
一実施形態によれば、本発明のために使用されるマイクロニードルシートのマイクロニードルの少なくとも1つは、少なくとも1種の美容有効成分を含んでよい。単一の美容有効成分が使用されてよい。2種以上の美容有効成分を組み合わせて使用することができる。
本発明によるマイクロニードルシートは、その上にマイクロニードルが存在する又は置かれる基材シートを備える。
本発明のために使用されるマイクロニードルシートをどのように調製するかに関して、制限はない。本発明のために使用されるマイクロニードルシートを、成型、3Dプリンティング及びDroplet-born Air Blowing等の従来の技術に基づいて調製することが可能である。
(a)マイクロニードルのネガに対応するキャビティを有する型を用意する工程と、
(b)上で説明した少なくとも1種の水溶性又は水分散性ポリマーを含む組成物をキャビティ内に充填する工程と、
(c)組成物を、例えば、室温で(任意選択で加熱して)、数時間等の期間にわたり乾燥させることによって固化してマイクロニードルを形成する工程と、
(d)マイクロニードルを型から外す工程と
を含む方法によって調製することができる。
本発明による美容方法のために使用される組成物は、O/W型エマルションの形態にあり、且つ少なくとも1種の油及び水を含む。
本発明のために使用される組成物は、少なくとも1種の油を含む。2種以上の油が使用される場合、それらは同一であっても異なっていてもよい。
(i)3〜7個、好ましくは4〜5個のケイ素原子を含む環状ポリジアルキルシロキサン。これらは、例えば、特にUnion Carbide社により名称Volatile Silicone(登録商標)7207で、又はRhodia社により名称Silbione(登録商標)70045 V2で販売されているオクタメチルシクロテトラシロキサン、Union Carbide社により名称Volatile Silicone(登録商標)7158で、Rhodia社により名称Silbione(登録商標)70045 V5で販売されているデカメチルシクロペンタシロキサン、及びMomentive Performance Materials社により名称Silsoft 1217で販売されているドデカメチルシクロペンタシロキサン、並びにこれらの混合物である。Union Carbide社により販売されているSilicone Volatile(登録商標)FZ 3109等の、式:
(ii) 2〜9個のケイ素原子を含有し、25℃で5×10-6m2/s以下の粘度を有する直鎖状揮発性ポリジアルキルシロキサン。例は、特にToray Silicone社により名称SH 200で販売されているデカメチルテトラシロキサンである。この分類に属するシリコーンはまた、Cosmetics and Toiletries、第91巻、76年1月、27〜32頁、Todd & Byers、Volatile Silicone Fluids for Cosmeticsにおいて公表されている論文にも記載されている。シリコーンの粘度は、25℃でASTM規格445 Appendix Cに従って測定される。
- Rhodia社により販売されているSilbione(登録商標)油の47及び70 047シリーズ又はMirasil(登録商標)油、例としては70 047 V 500 000油、
- Rhodia社により販売されているMirasil(登録商標)シリーズの油、
- Dow Corning社製の200シリーズの油、例えば粘度が60 000mm2/秒であるDC200、並びに
- General Electric社製のViscasil(登録商標)油、及びGeneral Electric社製のSFシリーズの一定の油(SF 96、SF 18)。
R1〜R10は、互いに独立に、飽和又は不飽和の、直鎖状、環状又は分枝状のC1〜C30炭化水素系基、好ましくはC1〜C12炭化水素系基、より好ましくはC1〜C6炭化水素系基、特にメチル、エチル、プロピル又はブチルの各基であり、
m、n、p及びqは、互いに独立に、両端を含んで0〜900、好ましくは両端を含んで0〜500、より好ましくは両端を含んで0〜100の整数であり、
但し、和n+m+qは0以外である)
のフェニルシリコーンから選ぶことができる。
- Rhodia社製のSilbione(登録商標)油の70 641シリーズ、
- Rhodia社製のRhodorsil(登録商標)70 633及び763シリーズの油、
- Dow Corning社製のDow Corning 556 Cosmetic Grade Fluidの油、
- Bayer社製のPKシリーズのシリコーン、例えばPK20製品、
- General Electric社製のSFシリーズの一定の油、例えばSF 1023、SF 1154、SF 1250及びSF 1265。
- 直鎖状又は分枝状の、任意選択で環状のC6〜C16低級アルカン。挙げることができる例には、ヘキサン、ウンデカン、ドデカン、トリデカン及びイソパラフィン、例としてはイソヘキサデカン、イソドデカン及びイソデカン、並びに
- 16個超の炭素原子を含有する直鎖状又は分枝状の炭化水素、例えば流動パラフィン、液状ワセリン、ポリデセン及び水添ポリイソブテン、例えばParleam(登録商標)、並びにスクアラン。
本発明による美容方法のために使用される組成物は、水を含む。
本発明のために使用される組成物は、少なくとも1種の界面活性剤を含む。2種以上の界面活性剤が使用される場合、それらは同一であっても異なっていてもよい。
本発明によれば、アニオン性界面活性剤の種類は限定されない。アニオン性界面活性剤が、(C6〜C30)アルキル硫酸塩、(C6〜C30)アルキルエーテル硫酸塩、(C6〜C30)アルキルアミドエーテル硫酸塩、アルキルアリールポリエーテル硫酸塩及びモノグリセリド硫酸塩;(C6〜C30)アルキルスルホン酸塩、(C6〜C30)アルキルアミドスルホン酸塩、(C6〜C30)アルキルアリールスルホン酸塩、α-オレフィンスルホン酸塩及びパラフィンスルホン酸塩;(C6〜C30)アルキルリン酸塩;(C6〜C30)アルキルスルホコハク酸塩、(C6〜C30)アルキルエーテルスルホコハク酸塩及び(C6〜C30)アルキルアミドスルホコハク酸塩;(C6〜C30)アルキルスルホ酢酸塩;(C6〜C24)アシルサルコシン酸塩;(C6〜C24)アシルグルタミン酸塩;(C6〜C30)アルキルポリグリコシドカルボキシルエーテル;(C6〜C30)アルキルポリグリコシドスルホコハク酸塩;(C6〜C30)アルキルスルホコハク酸塩;(C6〜C24)アシルイセチオン酸塩;N-(C6〜C24)アシル酒石酸塩;C6〜C30脂肪酸塩;ココナツ油酸塩又は水添ココナツ油酸塩;(C8〜C20)アシル乳酸塩;(C6〜C30)アルキル-D-ガラクトシドウロン酸塩;ポリオキシアルキレン化(C6〜C30)アルキルエーテルカルボン酸塩;ポリオキシアルキレン化(C6〜C30)アルキルアリールエーテルカルボン酸塩;及びポリオキシアルキレン化(C6〜C30)アルキルアミドエーテルカルボン酸塩からなる群から選択されることが好ましい。
本発明によれば、両性界面活性剤の種類は限定されない。両性又は双性イオン性界面活性剤は、例えば(非限定的一覧)、脂肪族の第二級又は第三級アミン等のアミン誘導体、及び任意選択で四級化されたアミン誘導体であり、ここで、脂肪族基は、8〜22個の炭素原子を含んで少なくとも1つの、水に可溶化させるアニオン性基(例えば、カルボン酸イオン、スルホン酸イオン、硫酸イオン、リン酸イオン又はホスホン酸イオン)を含有する直鎖状又は分枝状の鎖である。
R1-CONHCH2CH2-N+(R2)(R3)(CH2COO-)
[式中、
R1は、加水分解ココナツ油中に存在する酸R1-COOHのアルキル基、ヘプチル、ノニル又はウンデシルの各基を示し、
R2は、β-ヒドロキシエチル基を示し、
R3は、カルボキシメチル基を示す]
及び
R1'-CONHCH2CH2-N(B)(C)
[式中、
Bは、-CH2CH2OX'を表し、
Cは、-(CH2)z-Y'を表し、z=1又は2であり、
X'は、-CH2CH2-COOH基、-CH2-COOZ'、-CH2CH2-COOH、-CH2CH2-COOZ'、又は水素原子を示し、
Y'は、-COOH、-COOZ'、-CH2-CHOH-SO3Z'、又はCH2-CHOH-SO3H基を示し、
Z'は、ナトリウム等のアルカリ金属又はアルカリ土類金属のイオン、アンモニウムイオン、又は有機アミンに由来するイオンを表し、
R1'は、ココナツ油中、若しくは加水分解亜麻仁油中に存在する酸R1'-COOHのアルキル基、C7、C9、C11若しくはC13アルキル基等のアルキル基、C17アルキル基及びそのイソ型、又は不飽和のC17基を示す]
である。
本発明によれば、カチオン性界面活性剤の種類は限定されない。カチオン性界面活性剤は、任意選択でポリオキシアルキレン化された、第一級、第二級又は第三級脂肪アミン塩、第四級アンモニウム塩、及びこれらの混合物からなる群から選択することができる。
以下の一般式(I)のもの
R1、R2、R3及びR4は、同一であっても異なっていてもよく、1〜30個の炭素原子を含んで酸素、窒素、硫黄及びハロゲン等のヘテロ原子を任意選択で含む、直鎖状及び分枝状の脂肪族基から選ばれる。脂肪族基は、例えば、アルキル、アルコキシ、C2〜C6ポリオキシアルキレン、アルキルアミド、(C12〜C22)アルキルアミド(C2〜C6)アルキル、(C12〜C22)アルキルアセテート及びヒドロキシアルキルの各基;並びにアリール及びアルキルアリール等の芳香族基から選ぶことができ、X-は、ハロゲン化物イオン、リン酸イオン、酢酸イオン、乳酸イオン、(C2〜C6)アルキル硫酸イオン、及びアルキルスルホン酸イオン又はアルキルアリールスルホン酸イオンから選ばれる];
イミダゾリンの第四級アンモニウム塩、例としては下式(II)のもの
R5は、8〜30個の炭素原子を含むアルケニル基及びアルキル基、例えば獣脂又はココナツの脂肪酸誘導体から選ばれ、
R6は、水素、C1〜C4アルキル基、並びに8〜30個の炭素原子を含むアルケニル基及びアルキル基から選ばれ、
R7は、C1〜C4アルキル基から選ばれ、
R8は、水素、及びC1〜C4アルキル基から選ばれ、
X-は、ハロゲン化物イオン、リン酸イオン、酢酸イオン、乳酸イオン、アルキル硫酸イオン、アルキルスルホン酸イオン及びアルキルアリールスルホン酸イオンから選ばれる]
一実施形態では、R5及びR6は、例えば、獣脂の脂肪酸誘導体等の、12〜21個の炭素原子を含むアルケニル基及びアルキル基から選ばれる基の混合物であり、R7はメチルであり、R8は水素である。このような製品の例には、Witco社により名称「Rewoquat(登録商標)」W75、W90、W75PG及びW75HPGで販売されているクオタニウム-27(CTFA 1997年)及びクオタニウム-83(CTFA 1997年)が挙げられるがこれらに限定されない;
式(III)のジ四級アンモニウム塩
R9は、16〜30個の炭素原子を含む脂肪族基から選ばれ、
R10は、水素、又は1〜4個の炭素原子を含むアルキル基、若しくは(R16a)(R17a)(R18a)N+(CH2)3基から選ばれ、
R11、R12、R13、R14、R16a、R17a及びR18aは、同一であっても異なっていてもよく、水素、及び1〜4個の炭素原子を含むアルキル基から選ばれ、
X-は、ハロゲン化物イオン、酢酸イオン、リン酸イオン、硝酸イオン、エチル硫酸イオン及びメチル硫酸イオンから選ばれる]
こうしたジ四級アンモニウム塩の一例は、FINETEX社のFINQUAT CT-P(クオタニウム-89)、又はFINETEX社のFINQUAT CT(クオタニウム-75)である;並びに
少なくとも1つのエステル官能基を含む第四級アンモニウム塩、例えば下式(IV)のもの
R22は、C1〜C6アルキル基及びC1〜C6ヒドロキシアルキル基及びジヒドロキシアルキル基から選ばれ、
R23は、
以下の基:
R25は、
以下の基:
R24、R26及びR28は、同一であっても異なっていてもよく、直鎖状及び分枝状の、飽和及び不飽和のC7〜C21炭化水素系基から選ばれ、
r、s及びtは、同一であっても異なっていてもよく、2〜6の範囲の整数から選ばれ、
r1及びt1のそれぞれは、同一であっても異なっていてもよく、0又は1であり、r2+r1=2r且つt1+t2=2tであり、
yは1〜10の範囲の整数から選ばれ、
x及びzは、同一であっても異なっていてもよく、0〜10の範囲の整数から選ばれ、
X-は、単体及び錯体の、有機及び無機のアニオンから選ばれ、但し、和x+y+zは1〜15の範囲であり、xが0である場合にはR23はR27を示し、zが0である場合にはR25はR29を示す。R22は、直鎖状及び分枝状アルキル基から選ぶことができる]
一実施形態では、R22は、直鎖状アルキル基から選ばれる。別の実施形態では、R22は、メチル、エチル、ヒドロキシエチル及びジヒドロキシプロピルの各基から選ばれ、例えばメチル基及びエチル基から選ばれる。一実施形態では、和x+y+zは、1〜10の範囲である。R23が炭化水素系基R27である場合、これは長鎖であって12〜22個の炭素原子を含んでもよく、又は短鎖であって1〜3個の炭素原子を含んでもよい。R25が炭化水素系基R29である場合、それは、例えば1〜3個の炭素原子を含んでもよい。非限定的な例として、一実施形態では、R24、R26及びR28は、同一であっても異なっていてもよく、直鎖状及び分枝状の、飽和及び不飽和のC11〜C21炭化水素系基から選ばれ、例えば、直鎖状及び分枝状の、飽和及び不飽和のC11〜C21アルキル基及びアルケニル基から選ばれる。別の実施形態では、x及びzは、同一であっても異なっていてもよく、0又は1である。一実施形態では、yは1に等しい。別の実施形態では、r、s及びtは、同一であっても異なっていてもよく、2又は3に等しく、例えば2に等しい。アニオンX-は、例えば、ハロゲン化物イオン、例えば塩化物イオン、臭化物イオン及びヨウ化物イオン;並びにC1〜C4アルキル硫酸イオン、例えばメチル硫酸イオンから選ぶことができる。しかしながら、メタンスルホン酸イオン、リン酸イオン、硝酸イオン、トシル化物イオン、有機酸に由来するアニオン、例えば酢酸イオン及び乳酸イオン、並びにエステル官能基を含むアンモニウムに適合する任意の他のアニオンが、本発明に従って使用されうるアニオンの他の非限定的な例である。一実施形態では、アニオンX-は、塩化物イオン及びメチル硫酸イオンから選ばれる。
R22は、メチル基及びエチル基から選ばれ、
x及びyは、1に等しく、
zは、0又は1に等しく、
r、s及びtは、2に等しく、
R23は、
以下の基:
R25は、
以下の基:
R24、R26及びR28は、同一であっても異なっていてもよく、直鎖状及び分枝状の、飽和及び不飽和のC13〜C17炭化水素系基から選ばれ、例えば、直鎖状及び分枝状の、飽和及び不飽和のC13〜C17アルキル基及びアルケニル基から選ばれる]
のアンモニウム塩が使用されてよい。
非イオン性界面活性剤は、それ自体周知の化合物である(例えば、この点に関して、M.R.Porterによる「Handbook of Surfactants」、Blackie & Son出版(Glasgow及びLondon)、1991年、116〜178頁を参照されたい)。そのため、非イオン性界面活性剤は、例えば、アルコール、α-ジオール、アルキルフェノールと脂肪酸のエステルから選択することができ、これらの化合物は、エトキシル化、プロポキシル化又はグリセロール化されており、例えば8〜30個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有し、エチレンオキシド基又はプロピレンオキシド基の数が2〜50個の範囲であり、グリセロール基の数が1〜30個の範囲であることが可能である。マルトース誘導体もまた挙げることができる。エチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドのコポリマー;エチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドの、脂肪アルコールとの縮合物;例えば2〜30モルのエチレンオキシドを含むポリエトキシル化脂肪アミド;例えば1.5〜5つ、例えば1.5〜4つのグリセロール基を含むポリグリセロール化脂肪アミド;2〜30モルのエチレンオキシドを含むソルビタンのエトキシル化脂肪酸エステル;植物起源のエトキシル化油;スクロースの脂肪酸エステル;ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル;グリセロール(C6〜C24)アルキルポリグリコシドのポリエトキシル化脂肪酸モノエステル又はジエステル;N-(C6〜C24)アルキルグルカミン誘導体;(C10〜C14)アルキルアミンオキシド又はN-(C10〜C14)アシルアミノプロピルモルホリンオキシド等のアミンオキシド;並びにこれらの混合物もまた非限定的に挙げることができる。
モノオキシアルキレン化又はポリオキシアルキレン化(C8〜C24)アルキルフェノール、
飽和又は不飽和の、直鎖状又は分枝状の、モノオキシアルキレン化又はポリオキシアルキレン化C8〜C30アルコール、
飽和又は不飽和の、直鎖状又は分枝状の、モノオキシアルキレン化又はポリオキシアルキレン化C8〜C30アミド、
飽和又は不飽和の、直鎖状又は分枝状のC8〜C30酸とポリアルキレングリコールとのエステル、
飽和又は不飽和の、直鎖状又は分枝状のC8〜C30酸とソルビトールとのモノオキシアルキレン化又はポリオキシアルキレン化エステル、
飽和又は不飽和の、モノオキシアルキレン化又はポリオキシアルキレン化植物油、
とりわけ単独又は混合物としてのエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドの縮合物
が含まれる。
RO-[CH2-CH(CH2OH)-O]m-H、又はRO-[CH(CH2OH)-CH2O]m-H
(式中、Rは、直鎖状又は分枝状の、C8〜C40、好ましくはC8〜C30アルキル基又はアルケニル基を表し、mは、1〜30、好ましくは1.5〜10の範囲の数を表す)
に相当する。
R'O-[CH2-CH(CH2OR''')-O]m-R"、又はR'O-[CH(CH2OR''')-CH2O]m-R"
(式中、R'、R"及びR'''のそれぞれは、独立に、水素原子、又は直鎖状若しくは分枝状のC8〜C40、好ましくはC8〜C30アルキル-CO-又はアルケニル-CO-基を表し、但し、R'、R"及びR'''のうちの少なくとも1つは水素原子ではなく、mは、1〜30、好ましくは1.5〜10の範囲の数を表す)
に相当することができる。
本発明のために使用される組成物は、少なくとも1種のポリオールを含んだ少なくとも1つのポリオール相を含む。2種以上のポリオールを組み合わせて使用することができる。そのため、単一の種類のポリオール、又は異なる種類のポリオールの組合せを使用することができる。
本発明のために使用される組成物のpHは、化粧用組成物中で通常使用される酸性化剤又は塩基性化剤を使用して所望の値へ調整されうる。
Wは、ヒドロキシル基又はC1〜C4アルキル基で任意選択で置換されているプロピレン等のアルキレンを示し、Ra、Rb、Rc及びRdは、独立に、水素原子、アルキル基又はC1〜C4ヒドロキシアルキル基を示す)
の化合物を挙げることができ、これは、1,3-プロパンジアミン及びその誘導体により例示されうる。
本発明のために使用される組成物は、必須成分としての油及び水と、上で説明した任意選択の成分(必要な場合)とを混合することによって調製することができる。
本発明はまた、
基材シート及び基材シート上の複数のマイクロニードルを備えたマイクロニードルシートであって、マイクロニードルが少なくとも1種の水溶性又は水分散性ポリマーを含む、マイクロニードルシートと、
O/W型エマルションの形態にある組成物と
を備えたキットにも関する。
マイクロニードルシートを、70,000ダルトンの平均分子量を有するヒアルロン酸ナトリウムを使用して調製した。マイクロニードルシートは、基材シート上に複数のマイクロニードルを324ニードル/cm2の密度で有した。各マイクロニードルは、円錐体の形状を有し、長さ又は高さは200μm、底面の直径は200μmとした。マイクロニードルのピッチは60μmとした。
(組成物1)
O/W型エマルションを、表1に示す成分を混合して調製した。成分の量についての数値は、全て、活性原料の「質量%」に基づく。
O/W型エマルションを、表2に示す成分を混合して調製した。成分の量についての数値は、全て、活性原料の「質量%」に基づく。
W/O型エマルションを、表3に示す成分を混合して調製した。成分の量についての数値は、全て、活性原料の「質量%」に基づく。
水性ゲルを、表4に示す成分を混合して調製した。成分の量についての数値は、全て、活性原料の「質量%」に基づく。
(実施例1)
組成物1によるO/W型エマルションをブタの皮膚へ2mg/cm2の量で塗布した。
組成物2によるO/W型エマルションをブタの皮膚へ2mg/cm2の量で塗布した。
組成物3によるW/O型エマルションをブタの皮膚へ2mg/cm2の量で塗布した。
組成物4による水性ゲルをブタの皮膚へ2mg/cm2の量で塗布した。
実施例1及び2は、マイクロニードルが皮膚内へ貫通できたことを明示している。マイクロニードルは、それらが皮膚内に挿入された状態を維持した。換言すれば、マイクロニードルは、皮膚から押し出されなかった。
Claims (15)
- 皮膚又は唇等のケラチン物質のための美容方法であって、
油/水型エマルションの形態にある少なくとも1種の組成物をケラチン物質上に塗布する工程と、
基材シート及び前記基材シート上の複数のマイクロニードルを備えたマイクロニードルシートを、前記組成物が塗布された前記ケラチン物質上に適用する工程であり、前記マイクロニードルが少なくとも1種の水溶性又は水分散性ポリマーを含む、工程と
を含む、美容方法。 - 前記マイクロニードルが、50〜1000ミクロン、好ましくは100〜750ミクロン、より好ましくは150〜500ミクロンの高さを有する、請求項1に記載の美容方法。
- 前記マイクロニードルが、円錐体の形態である、請求項1又は2に記載の美容方法。
- 前記マイクロニードルの前記円錐体の底面が、50〜350ミクロン、好ましくは100〜300ミクロン、より好ましくは150〜250ミクロンの直径を有する、請求項3に記載の美容方法。
- 前記マイクロニードルの(前記円錐体の高さ)/(前記円錐体の前記底面の直径)の比が、1以上、好ましくは1.5以上、より好ましくは2.0以上である、請求項3又は4に記載の美容方法。
- 前記水溶性又は水分散性ポリマーが、ヒアルロン酸、単糖、二糖、オリゴ糖、多糖、デキストリン、デキストラン、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリ(メチルビニルエーテル/無水マレイン酸)、ポリビニルピロリドン、ポリ(メチル/ビニルエーテル/マレイン酸)(PMVE/MA)及びそのエステル、ポリ(メチル/ビニルエーテル/無水マレイン酸)(PMVE/MAH)、並びにこれらの混合物から選択される、請求項1から5のいずれか一項に記載の美容方法。
- 前記水溶性又は水分散性ポリマーが、10,000〜200,000ダルトン、好ましくは30,000〜150,000ダルトン、より好ましくは50,000〜100,000ダルトンの分子量を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の美容方法。
- 前記組成物が、水を、組成物の総質量に対して、50質量%〜95質量%、好ましくは55質量%〜90質量%、より好ましくは60質量%〜85質量%の量で含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の美容方法。
- 前記組成物が、少なくとも1種のポリオールを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の美容方法。
- 前記ポリオールの量が、組成物の総質量に対して、1質量%〜20質量%、好ましくは3質量%〜15質量%、より好ましくは5〜10質量%である、請求項9に記載の美容方法。
- 前記マイクロニードルシートが、前記ケラチン物質上で前記組成物を乾燥させる工程なしで、ケラチン物質上に適用される、請求項1から10のいずれか一項に記載の美容方法。
- 少なくとも1つの前記マイクロニードルが、少なくとも1種の美容有効成分を含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の美容方法。
- 基材シート及び前記基材シート上の複数のマイクロニードルを備えたマイクロニードルシートであって、前記マイクロニードルが少なくとも1種の水溶性又は水分散性ポリマーを含む、マイクロニードルシートと、
油/水型エマルションの形態にある組成物と
を備えたキット。 - 基材シート及び前記基材シート上のマイクロニードルを備えており、前記マイクロニードルが少なくとも1種の水溶性又は水分散性ポリマーを含むマイクロニードルシートのマイクロニードルの溶解を促進させるための方法であって、
前記マイクロニードルシートの使用前に、前記マイクロニードルを油/水型エマルションの形態にある組成物と接触させる工程を含む、方法。 - 基材シート及び前記基材シート上のマイクロニードルを備えており、前記マイクロニードルが少なくとも1種の水溶性又は水分散性ポリマーを含むマイクロニードルシートのマイクロニードルの溶解を促進させるための、前記マイクロニードルシートの使用前の油/水型エマルションの形態にある組成物の使用。
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