JP2020002626A - 水中構造物 - Google Patents

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Abstract

【課題】自由度の高い計画を行うことができる水中構造物を提供する。【解決手段】海中(水中)11に設置され海中11を展望可能な内部空間を有する展望ユニット3と、内部に通路部(通路)を有する管状の管ユニット4と、展望ユニット3と管ユニット4とを連結、または管ユニット4どうしを連結、または展望ユニット3どうしを連結し、展望ユニット3の内部空間と通路部とを連通させる連結ユニット5と、を有する。連結ユニット5は、海底(水底)に支持されている。【選択図】図1

Description

本発明は、水中構造物に関する。
海中などの水中に設けられ、内部に居住施設やレジャー施設などとして利用できる空間が形成された水中構造物が提案されている(例えば、特許文献1−3参照)。このような水中構造物では、利用者が服を着たまま海中の景観を楽しむことができる。
特開2016−79803号公報 特開平4−189909号公報 特開平4−371676号公報
水中構造物の形状は、海底の形状や水深などによる制限がある。また、水中構造物の構築が水中で行われたり、干拓後に行われたりするため、水中構造物の形状は、施工上の制限もある。このため、水中構造物の計画は、自由度が少ない。
そこで、本発明は、自由度の高い計画を行うことができる水中構造物を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る水中構造物は、水中に設置され水中を展望可能な内部空間を有する展望ユニットと、内部に通路を有する管状の管ユニットと、展望ユニットと前記管ユニットとを連結し、前記展望ユニットの内部空間と前記通路とを連通させる連結ユニットと、を有することを特徴とする。
本発明では、展望ユニットと管ユニットとを連結ユニットで連結する構成であるため、展望ユニットの配置に合わせて管ユニットおよび連結ユニットの配置や形状を調整することで、水中構造物のプランニングを自由に行うことができる。
例えば、それぞれ多数の展望ユニット、管ユニットおよび連結ユニットを用いて水中構造物を構築する場合には、連結ユニットは計画や水底の形状などに合わせて作製するとしても、展望ユニットおよび管ユニットは、それぞれ1〜数種類のユニットとすることができる。これにより、水中構造物の自由度の高いプランニングが可能で、かつ短工期化、低コスト化を図ることができる。
また、本発明に係る水中構造物では、前記連結ユニットは、水底に支持されていてもよい。
このような構成とすることにより、連結ユニットの位置を固定することができる。
また、本発明に係る水中構造物では、前記展望ユニットと水底との間に砂利が充填されていてもよい。
このような構成とすることにより、展望ユニットが砂利を介して支持されるため、展望ユニットの位置を固定することができる。
また、本発明に係る水中構造物では、前記管ユニットと水底との間に砂利が充填されていてもよい。
このような構成とすることにより、管ユニットが砂利を介して支持されるため、管ユニットの位置を固定することができる。
本発明によれば、水中構造物のプランニングを自由に行うことができる。
本発明の第1実施形態による水中構造物の一例を示す斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 展望ユニット、管ユニットおよび連結ユニットが分解された状態を示す斜視図である。 図1のB−B線断面図である。 本発明の第1実施形態の変形例による水中構造物の平面図である。 本発明の第2実施形態による水中構造物の一例を示す平面図である。 本発明の第3実施形態による水中構造物の一例を示す分解斜視図である。 本発明の第3実施形態による水中構造物の一例を示す縦断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態による水中構造物について、図1乃至図5に基づいて説明する。
図1に示すように、第1実施形態による水中構造物1Aは、海中(水中)11を展望できる施設で、陸上12からアクセス可能なエントランスドーム2と、海中11に設置され海中11を展望可能な内部空間を有する展望ユニット3と、内部に通路を有する管状の管ユニット4と、展望ユニット3と管ユニット4とを連結または管ユニット4どうしを連結する連結ユニット5と、を有している。
本実施形態の水中構造物1Aは、2つのエントランスドーム2、および14の展望ユニット3が互いに間隔をあけて設けられ、管ユニット4および連結ユニット5を介して連結されている。
図1および図2に示すように、2つのエントランスドーム2は、それぞれ海岸線沿いに設けられた桟橋13に隣接して設けられている。2つのエントランスドーム2は、桟橋13が延びる方向に間隔をあけて設けられている。桟橋13には、屋根が設けられていてもよい。
エントランスドーム2は、海面14よりも上側に位置している。エントランスドーム2の内部には、上下方向に移動するための階段などが適宜設けられている。
エントランスドーム2には、桟橋13と往来するための出入口が設けられている。2つのエントランスドーム2の間にも桟橋13が設けられ、2つのエントランスドーム2,2は、桟橋13を介して往来可能に構成されている。
エントランスドーム2には、管ユニット4が接続されている。エントランスドーム2の内部と管ユニット4の内部とは、往来可能に構成されている。エントランスドーム2に接続された管ユニット4を第1管ユニット41とする。
第1管ユニット41は、エントランスドーム2から海側(陸と離間する側)に向かって漸次下側に向かう斜め方向に延びている。第1管ユニット4は、エントランスドーム2と連結されている陸側が海面14よりも上側に位置し、エントランスドーム2と連結されている側と反対側の端部が海面14よりも下側に位置している。
第1管ユニット41は、エントランスドーム2と連結されている側と反対側の端部が連結ユニット5に連結されている。第1管ユニット41のエントランスドーム2と連結されている側と反対側の端部が連結されている連結ユニット5を第1連結ユニット51とする。
図2に示すように、管ユニット4の内部には、上部側に人が通行する通路部(通路)45が形成され、下部側に各種設備や配管を設置する設備部46が形成されている。管ユニット4は、プランニングに合わせて軸線が水平や水平に対して傾斜した方向に延びる姿勢に設置される。管ユニット4が傾斜して設けられる場合には、通路部45に管ユニット4の傾斜に対応したスロープや階段などが設けられていてもよい。
管ユニット4の外殻は、鋼材で形成され、通路部45の外殻には鋼管が使用され、設備部46の外殻には、形鋼や鋼板が使用されている。通路部45の鋼管と、設備部46の形鋼や鋼板とは、接合されている。
通路部45の鋼管は、円筒状の鋼管を断面形状がC字形となるように一部を切除した形態となっている。鋼管は、軸線方向が通路の方向となり、断面のC字形が下側に開口する向きに配置されている。
管ユニット4の通路部45には、例えば、CRGパネルなどで構築された床部が設けられている。通路部45の壁および天井は、連続する円弧面状に形成されていて、公知の下地材や仕上げ材で構築されている。
図3および図4に示すように、展望ユニット3は、底板部31と、底板部31の上部に設けられたドームユニット32と、を有している。
底板部31は、スチールやプレキャストコンクリートなどで板状や箱状に構築されている。底板部31の内部には、設備空間などが設けられていてもよい。
ドームユニット32は、アクリルやガラス、ポリカーボネートなどの透明の部材で形成されている。ドームユニット32は、上側に突出するように湾曲するドーム状に形成されている。
展望ユニット3の内部には、底板部31とドームユニット32に囲まれた空間が形成されている。展望ユニット3は、内部の空間からドームユニット32を介して側方や上方の海中11を展望可能に構成されている。なお、展望ユニット3は、底板部31の少なくとも一部が透明の部材で構築されていて、この透明な部材を介して内部の空間から底板部31の下方の海中11を展望可能に構成されていてもよい。
図1に示すように、本実施形態では、2つの異なる形状の展望ユニット3が設けられている。
第1の展望ユニット3(以下、直線型展望ユニット33とする)は、平面視形状が長方形のその長さ方向の一方側の辺(短辺)が外側に突出するように湾曲した形状に形成されている。直線型展望ユニット33は、平面視形状で長さ方向の他方側の端部(湾曲していない側の端部)が連結ユニット5と連結されるように構成されている。
第2の展望ユニット3(以下、U字形展望ユニット34とする)は、平面視形状がU字形状に形成されている。U字形展望ユニット34は、両端部がそれぞれ異なる連結ユニット5と連結されるように構成されている。
図2および図3に示すように、連結ユニット5は、基礎部55と、基礎部55の上部に設けられ管ユニット4および展望ユニット3が連結される連結部56と、を有している。
基礎部55は、コンクリート製で平板状に構築されている。本実施形態では、基礎部55は、海底(水底)15に打設された杭57の上に設けられ、杭57を介して海底15に支持されている。
展望ユニット3が連結される連結ユニット5には、基礎部55の上側において連結部56から突出し、上部に展望ユニット3が載置される載置板部58が設けられている。
図3に示すように、連結部56は、プレキャストコンクリートなどで上下方向に延びる柱状に構築され、内部を貫通する貫通部59が形成されている。本実施形態では、連結部56は、四角柱状に形成され、その断面形状が、底辺が上辺よりも長く2つの斜辺が底辺および上辺が延びる方向に対称に傾斜する台形となっている。
連結部56の側面のうち、連結部56の断面形状の台形の底辺に対応する側面を第1側面561、上辺に対応する側面を第2側面562、一方の斜辺に対応する側面を第3側面563、他方の斜辺に対応する側面を第4側面564とする。
連結部56は、展望ユニット3および管ユニット4が連結可能に構成されている。連結部56には、第1〜4側面561〜564の2つ以上の面にそれぞれ展望ユニット3または管ユニット4が連結される。
貫通部59は、連結部56における展望ユニット3または管ユニット4が連結される側面を貫通するように形成されている。同じ連結部56に連結された展望ユニット3や管ユニット4は、貫通部59を介して往来可能に構成されている。貫通部59は、連結部56を水平方向や斜め方向に貫通している。貫通部59は、連結部56を直線状に貫通していてもよいし、連結部56の内部で屈曲や湾曲した状態で連結部56を貫通していてもよい。
連結部56における貫通部59の高さは、連結される展望ユニット3や管ユニット4の高さに合わせて設定されている。例えば、展望ユニット3からその下方の海中11を展望できるようにする場合には、貫通部59の展望ユニット3が連結される部分が連結部56における上部側となるように連結部56に貫通部59を設け、展望ユニット3と海底15までの距離を大きく確保するようにしてもよい。このような場合に、貫通部59が連結部56の内部で上下方向に延びる場合などは、貫通部59に階段などの昇降手段が設けられていてもよい。
本実施形態では、連結部56の下部側で貫通部59よりも下側に湧水ピット566が設けられている。
図1に示すように、本実施形態による水中構造物1Aは、海中11に描かれた平面視における第1円弧16に沿って複数の連結ユニット5および管ユニット4が交互に配列され、この円弧と同心でこの円弧よりも径の大きい第2円弧17に沿って複数の連結ユニット5および管ユニット4が交互に配列されている。
複数の連結ユニット5は、いずれも配列された第1円弧16または第2円弧17の径方向の外側に第1側面561が位置し、径方向の内側に第2側面562が位置し、第3側面563および第4側面564が径方向に並んで配列されるように設置されている。
第1円弧16は、2つの第1連結ユニット51を結ぶ円弧となっている。2つの第1連結ユニット51の間には、連結ユニット5と管ユニット4とが交互に配列され、隣り合う連結ユニット5と管ユニット4とが互いに連結されている。第1円弧16に沿って設けられた連結ユニット5を、それぞれ第2連結ユニット52とし、第1円弧16に沿って設けられた管ユニット4を第2管ユニット42とする。
第2連結ユニット52それぞれの連結部56の第1側面561には、第1円弧16の径方向の外側に突出するように展望ユニット3が連結されている。
第2管ユニット42は、軸線が第1円弧に沿って湾曲していてもよいし、直線状に延びていてもよい。
第2連結ユニット52には、第3側面563および第4側面564それぞれに第2管ユニット42が連結されている。1つの第2連結ユニット52に連結された2つの第2管ユニット42どうしは、第2連結ユニット52の内部で直接連結されていてもよいし、第2連結ユニット52の内部では直接連結されずに第2連結ユニット52を介して連結されていてもよい。
他の連結ユニット5とこの連結ユニット5に連結された2以上の管ユニット4についても、連結ユニット5の内部で直接連結されていてもよいし、連結ユニット5の内部では直接連結されずに連結ユニット5を介して連結されていてもよい。
また、連結ユニット5に連結された管ユニット4と展望ユニット3についても、連結ユニット5の内部で直接連結されていてもよいし、連結ユニット5の内部では直接連結されずに連結ユニット5を介して連結されていてもよい。
2つの第1連結ユニット51それぞれの連結部56の第1側面561には、第1円弧16の径方向の外側に突出するよう管ユニット4が連結されている。第1連結ユニット51それぞれの連結部56の第1側面561に連結された管ユニット4を第3管ユニット43とする。
2つの第3管ユニット43の第1連結ユニット51と連結された側と反対側の端部には、連結ユニット5が連結されている。2つの第3管ユニット43の第1連結ユニット51と連結された側と反対側に連結された連結ユニット5を第3連結ユニット53とする。第3管ユニット43は、第3連結ユニット53の第2側面562に連結されている。
第3連結ユニット53それぞれの連結部56の第1側面561には、第2円弧17の径方向の外側に突出するように展望ユニット3が連結されている。
第2円弧17は、2つの第3連結ユニット53を結ぶ円弧となっている。2つの第3連結ユニット53の間には、連結ユニット5と管ユニット4とが交互に配列され、隣り合う連結ユニット5と管ユニット4とが互いに連結されている。第2円弧17に沿って設けられた連結ユニット5を、それぞれ第4連結ユニット54とする。第2円弧17に沿って設けられた管ユニット4を、それぞれ第4管ユニット44とする。
第4連結ユニット54それぞれの連結部56の第1側面561には、第2円弧17の径方向の外側に突出するように展望ユニット3が連結されている。配列の中央部で隣接する2つの第4連結ユニット54には、U字形展望ユニット34が連結され、その他の第4連結ユニット54には、直線型展望ユニット33が連結されている。
第4管ユニット44は、軸線が第1円弧に沿って湾曲していてもよいし、直線状に延びていてもよい。
本実施形態では、第3管ユニット43は、第1円弧16の径方向の外側に向かって漸次下側に向かうように傾斜した状態に設けられている。このため、第1円弧16に沿って設けられた第4連結ユニット54、第4管ユニット44および展望ユニット3は、第1円弧16に沿って設けられた第2連結ユニット52、第2管ユニット42および展望ユニット3よりも低い位置に配置されている。
図2に示すように、展望ユニット3と海底15との間には、砂利19が充填され、展望ユニット3と海底15との間が閉塞している。また、管ユニット4と海底15との間にも砂利19が充填され、管ユニット4と海底15との間が閉塞している。
このような水中構造物1Aは、エントランスドーム2から第1管ユニット41および第1連結ユニット51を通り、第1円弧16に沿って配列された第2連結ユニット52および第2管ユニット42を通って第2連結ユニット52に連結された展望ユニット3へアクセス可能となっている。
また、第1連結ユニット51から第3管ユニット43および第3連結ユニット53を通り、第2円弧17に沿って配列された展望ユニット3および第4管ユニット44を通って第4連結ユニット54に連結された展望ユニット3へアクセス可能となっている。
次に、上述した第1実施形態による水中構造物1Aの作用・効果について図面を用いて説明する。
上述した第1実施形態による水中構造物1Aでは、展望ユニット3と管ユニット4とを連結ユニット5で連結する構成であるため、展望ユニット3の配置に合わせて管ユニット4および連結ユニット5の配置や形状を調整することで、水中構造物1Aのプランニングを自由に行うことができる。
例えば、本実施形態による水中構造物1Aでは、連結ユニット5は計画や海底15の形状などに合わせて作製するとしても、展望ユニット3および管ユニット4は、それぞれ1〜数種類のユニットとすることができる。これにより、水中構造物1Aの自由度の高いプランニングが可能で、かつ短工期化、低コスト化を図ることができる。
例えば、図5に示す水中構造物1A1のように、第1円弧16に沿って展望ユニット3管ユニット4および連結ユニット5が設けられ、上記の実施形態のような第2円弧17(図1参照)に沿っては、展望ユニット3管ユニット4および連結ユニット5を設けない形態としてもよい。
このような場合も、上記の水中構造物1Aと同様の、展望ユニット3、管ユニット4および連結ユニット5を採用することができる。また、既存の水中構造物に対して、展望ユニット3、管ユニット4および連結ユニット5を追加したり撤去したりすることで、既存の水中構造物の形状を変えることができる。
また、水中構造物1Aのプランニングを自由に行うことができることにより、より展望ユニット3における景観のよい水中構造物1Aを構築することができる。
また、連結ユニット5の基礎部55は、海底15に打ち込まれた杭57に支持されていることにより、連結ユニット5の位置を固定することができる。
また、展望ユニット3と海底15との間に砂利19が充填されていることにより、展望ユニット3が砂利19を介して支持されるため、展望ユニット3の位置を固定することができる。
また、管ユニット4と海底15との間に砂利19が充填されていることにより、管ユニット4が砂利19を介して支持されるため、管ユニット4の位置を固定することができる。
(第2実施形態)
次に、他の実施形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1実施形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、上記の実施形態と異なる構成について説明する。
図6に示すように、第2実施形態による水中構造物1Bは、1つのエントランスドーム2Bと、エントランスドーム2Bから海側に延びる2つの管ユニット4(第1管ユニット41Bとする)と、2つの第1管ユニット41Bの海側の端部連結された2つの連結ユニット5(第1連結ユニット51Bとする)と、2つの第1連結ユニット51Bの海側に連結された2つの管ユニット4(第2管ユニット42Bとする)と、2つの第2管ユニット42Bの海側の端部に連結された2つの連結ユニット5(第2連結ユニット52Bとする)と、2つの第2連結ユニット52Bを連結する管ユニット4(第3管ユニット43B)と、2つの第2連結ユニット52Bの海側に連結された2つの展望ユニット3と、を有している。
本実施形態では、第1連結ユニット51Bは、2つの管ユニット4のみを連結している。本実施形態による水中構造物1Bは、第1実施形態による水中構造物1Aよりも小規模な構造物となっている。
第1連結ユニット51Bは、平面視形状が長方形となる四角柱状に形成されている。第2連結ユニット52Bは、五角柱状に形成されている。
第2実施形態による水中構造物1Bは、第1実施形態による水中構造物1Aよりも小規模な構造物であるが、第1実施形態による水中構造物1Aと同様の効果を奏する。
(第3実施形態)
図7および図8に示すように、第3実施形態による水中構造物1Cは、海面14よりも上側に設けられ陸地から廊下18(図7参照)を介してアクセス可能なエントランスドーム2Cと、エントランスドーム2Cの下側に連続して設けられ海中11に位置する水中構造部8と、海中11において水中構造部8に連結された複数の展望ユニット3を、を有している。
水中構造部8は、コンクリートなどで構築され、内部に空間が形成されている。本実施形態では、水中構造部8は、底を有する円筒状に形成され、底板81と、底板81の上部に設けられた円筒部82と、を有している。
水中構造部8の内部の空間とエントランスドーム2の内部とは、階段やエレベータなどの昇降設備83を利用して往来可能に構成されている。
展望ユニット3は、水中構造部8の円筒部82に接合されていて、水中構造部8の内部からアクセスできるように構成されている。複数の展望ユニット3は、水中構造部8の周面に沿って間隔をあけて配列されている。
第3実施形態による水中構造物1Cは、水中構造部8の周面に展望ユニット3が連結された構成であるため、展望ユニット3を適宜配置することにより、水中構造物1Cのプランニングを自由に行うことができる。
以上、本発明による水中構造物の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、連結ユニット5の基礎部55は、海底15に打ち込まれた杭57に支持されているが、基礎部55が直接海底15に支持されていてもよい。また、連結ユニット5の基礎部55は、海底15に代わって、陸地や海底15と連続する海中11の壁部や構造体などに支持されていてもよい。
また、上記の実施形態では、展望ユニット3と海底15との間に砂利19が充填されているが、展望ユニット3と海底15との間に砂利19が充填されていなくてもよいし、砂利19に代わる砂やブロックなどが充填されていてもよい。
また、上記の実施形態では、連結ユニット5の連結部56に湧水ピット566が設けられているが、連結ユニット5の基礎部55に湧水ピット566が設けられていてもよい。また、連結ユニット5には、湧水ピット566が設けられていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、ドームユニット32は、アクリルやガラス、ポリカーボネートなどの透明の部材で形成されている。これに対し、ドームユニット32は、主にスチールやコンクリートでドーム状に形成され、少なくとも一部に展望用の開口部が形成され、この展望用の開口部に透明の部材がはめ込まれ、内部の空間から展望用の開口部を介して海中11を展望できるように構成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、展望ユニット3は屋根がドーム状に形成されているが、屋根が平坦面となるなどドーム以外の形状であってもよい。
また、上記の実施形態では、管ユニット4の外殻は、鋼材で形成され、通路部45の外殻には鋼管が使用され、設備部46の外殻には、形鋼や鋼板が使用されている。これに対し、管ユニット4は、通路部45を有する形態であれば、形状や材料は適宜設定されてよい。例えば、管ユニット4の外殻全体が円筒状などの管状に形成され、その内部が床部によって上下に分けられていて、床部の上側が通路部となり、床部の下側が設備部となっていてもよい。
また、上記の実施形態では、連結ユニット5の連結部56は柱状に形成されているが、球状やブロック状など柱状以外の形状であってもよい。
1A,1B,1C,1A1 水中構造物
3 展望ユニット
4 管ユニット
5 連結ユニット
15 海底(水底)
11 海中(水中)
19 砂利
45 通路部(通路)

Claims (4)

  1. 水中に設置され水中を展望可能な内部空間を有する展望ユニットと、
    内部に通路を有する管状の管ユニットと、
    前記展望ユニットと前記管ユニットとを連結、または前記管ユニットどうしを連結、または前記展望ユニットどうしを連結し、前記展望ユニットの内部空間と前記通路とを連通させる連結ユニットと、を有することを特徴とする水中構造物。
  2. 前記連結ユニットは、水底に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の水中構造物。
  3. 前記展望ユニットと水底との間に砂利が充填されていることを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載の水中構造物。
  4. 前記管ユニットと水底との間に砂利が充填されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の水中構造物。
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